投稿者: シドニー 支店

  • オーストラリアでレンタカー事故を起こしたら?警察・保険・レンタカー会社への連絡と対処法

    オーストラリアでレンタカー事故を起こしたら?警察・保険・レンタカー会社への連絡と対処法

    オーストラリアをレンタカーで旅行しているとき、万が一交通事故を起こしてしまったら、どうすればよいのでしょうか。

    日本であれば警察へ電話し、加入している自動車保険会社に連絡するという流れが一般的ですが、オーストラリアでは事情が少し異なります。

    例えば、けが人がおらず、車も自走できる軽微な事故では、警察を現場に呼ぶ必要がない場合があります。一方で、警察への届出が不要であっても、レンタカー会社には事故を報告しなければならないことがあります。

    さらに気になるのが、事故による修理代や保険の免責額です。レンタカーの保険に加入していても、事故の内容によっては数千ドルの自己負担が発生することがあります。

    もちろん、事故は起こさないのが一番ですが、慣れない海外での運転だからこそ、万が一の対応方法を知っておくことが大切です。

    この記事では、オーストラリアでレンタカー事故を起こした場合の対応手順、警察へ連絡する基準、レンタカー会社への報告、保険と免責額の仕組み、事故現場で使える英語表現まで詳しく解説します。

    レンタカーで駐車場の柱に車をぶつけてしまいました。けが人もいませんし、車は走れます。この場合も警察に連絡しなければならないのでしょうか?
    警察への届出が必要かどうかは、州の交通規則や損害の状況によって異なります。ただし、軽い接触事故でも、レンタカー会社には速やかに連絡してください。柱など他人の所有物を壊した場合には、その所有者への連絡も必要です。




    レンタカー事故が起きたら最初にすること

    オーストラリアで交通事故に遭った場合、何よりも優先するべきなのは安全の確保です。

    車の損傷が気になって、すぐに外へ出て確認したくなるかもしれませんが、交通量の多い道路では二次事故の危険があります。

    まずは落ち着いて、次のように対応してください。

    1.車を停止し、ハザードランプを点灯する

    事故が起きたら、直ちに車を停止します。

    走行を続けたり、事故がなかったことにして立ち去ったりしてはいけません。

    ハザードランプを点灯し、周囲の車に異常が発生していることを知らせます。

    エンジンを切ることが安全上適切な状況であれば、エンジンも停止してください。

    2.けが人がいないか確認する

    自分や同乗者だけでなく、相手の車の運転者や同乗者にもけが人がいないか確認します。

    意識を失っている人や重傷者がいる場合は、直ちに救急サービスへ連絡してください。

    オーストラリアの緊急電話番号は000(トリプルゼロ)です。

    交通事故で救急車や警察、消防の緊急出動が必要な場合に利用します。

    携帯電話からは112も利用できますが、000が基本の緊急番号です。

    3.周囲の安全を確認する

    高速道路や幹線道路で事故が起きた場合、車道に立つことは非常に危険です。

    安全に移動できる場合は、周囲の交通を妨げない場所へ移動します。

    ただし、車両の損傷が大きい場合や、燃料漏れ、火災、倒れた電線などの危険がある場合には、無理に車を動かさず、緊急サービスの指示に従ってください。

    負傷者についても、差し迫った危険がある場合を除き、無理に移動させないようにします。

    4.事故の状況を記録する

    安全を確認できたら、相手の車両情報や事故現場の状況を記録します。

    写真を撮影するときも、車道に立ったり、通行する車の前に出たりしないよう注意してください。

    5.レンタカー会社へ連絡する

    緊急対応が済んだら、レンタカー会社の事故・ロードサイドアシスタンスの連絡先へ電話します。

    警察への届出が必要な場合は、州の規則に従って対応してください。

    事故が発生した場合の対応は、事故の大きさやけが人の有無によって変わります。

    小さな傷であっても、自分の判断だけで処理を終わらせないことが大切です。

    警察へ連絡する必要がある事故とは?

    オーストラリアでは、交通事故が発生したからといって、必ず警察が事故現場へ来るわけではありません。

    例えば、けが人がおらず、車両も自走でき、当事者同士で必要な情報を交換できる軽微な事故では、警察の現場出動が不要な場合があります。

    一方で、以下のような場合には警察への連絡が必要、または強く求められることがあります。

    • けが人や死亡者がいる
    • 車内に閉じ込められた人がいる
    • 事故車両が道路を塞ぎ、交通上の危険が発生している
    • 燃料漏れ、火災などの危険がある
    • 相手の運転者が飲酒・薬物の影響下にある疑いがある
    • 相手が事故現場から逃走したり、必要な情報の交換を拒否したりする
    • 車両が自走できず、レッカー移動が必要になる
    • 他人の所有物や公共設備を損傷し、所有者に連絡できない

    ただし、これらは全国共通の一律の届出基準ではありません。実際の届出義務や警察の出動条件は州によって異なります。

    また、緊急電話000と、緊急性のない警察への連絡は区別する必要があります。

    連絡先 用途
    000 けが人、生命の危険、火災、重大な交通上の危険など、緊急対応が必要な場合
    131 444 緊急性のない警察への相談・届出
    レンタカー会社の緊急連絡先 事故報告、レッカー移動、修理、代車などの相談

    000は警察・救急・消防の緊急サービスに接続されます。電話では、必要なサービスを伝えます。

    緊急性がない場合には、131 444や各州警察のオンライン届出サービスなどを利用します。

    なお、警察への届出が必要かどうか判断できない場合は、緊急性に応じた連絡先へ相談してください。

    事故の状況が落ち着いてから痛みが出てくることもあります。後からけがに気付いた場合も、医療機関を受診し、必要な警察への届出を行いましょう。

    州によって異なる事故の届出ルール

    オーストラリアは州・準州ごとに交通規則が定められているため、交通事故の報告義務も全国一律ではありません。

    レンタカーで州をまたぐドライブをする場合、事故が発生した場所の規則が重要になります。

    代表的な州の違いを見てみましょう。

    州 主な届出基準と注意点
    ニューサウスウェールズ州 けが人、レッカー移動、情報交換不能、他人の所有物の損傷など。警察が現場に来なかった場合、一定の事故は24時間以内に届出
    ビクトリア州 けが人がいるのに警察が現場にいない場合や、損傷した物の所有者・警察が現場にいない場合などは警察へ報告
    クイーンズランド州 医療対応が必要なけが人、相手との情報交換不能、車両が自走できずレッカー移動された事故などが届出対象
    西オーストラリア州 けが人、損害総額がA$3,000を超える事故、損傷した物の所有者が不在の場合などは届出が必要
    南オーストラリア州 けが人がいる場合の90分以内の報告や、一定の物損事故・レッカー移動時の24時間以内の届出規則がある

    ニューサウスウェールズ州の場合

    シドニーを含むニューサウスウェールズ州では、けが人がおらず、車両のレッカー移動も必要ない軽微な事故なら、通常、警察を現場へ呼ぶ必要はありません。

    一方、車両がレッカー移動された場合や、損傷した他人の所有物に関する事故などでは、警察への報告が必要になる場合があります。

    警察が現場に来なかった届出対象の事故は、原則として速やかに、24時間以内に報告する必要があります。

    公式案内:ニューサウスウェールズ州政府:事故発生時の対応

    ビクトリア州の場合

    メルボルンを含むビクトリア州(Victoria)では、事故後すぐに停止し、負傷者を助け、相手に必要な情報を提供する義務があります。

    警察が現場におらず、けが人がいる場合などには、警察への届出が必要です。

    また、ガードレール、フェンス、駐車場の設備など、他人の所有物を損傷した場合にも、所有者や警察への報告が必要になることがあります。

    公式案内:ビクトリア州交通局:事故時の運転者の義務

    クイーンズランド州の場合

    ゴールドコースト(Gold Coast)やブリスベン(Brisbane)があるクイーンズランド州(Queensland)では、医療対応が必要な負傷者がいる場合や、相手が必要な情報を提供しない場合、事故車両が自走できずレッカー移動された場合などは、警察への届出対象となります。

    一方、軽微な物損事故で届出条件を満たさない場合は、必ずしも正式な事故報告を行う必要はありません。

    保険などのために記録を残したい場合には、オンラインで報告できる場合もあります。

    公式案内:クイーンズランド州警察:交通事故の届出と対応

    西オーストラリア州・南オーストラリア州の場合

    パース(Perth)がある西オーストラリア州(Western Australia)では、道路上の事故で損害総額がA$3,000を超える場合などに届出義務があります。

    また、アデレード(Adelaide)がある南オーストラリア州(South Australia)では、負傷者がいる事故の報告に90分という期限が設けられている場合があります。

    こうした規則の違いがあるため、「オーストラリアでは物損事故なら警察へ届けなくてよい」と一括りに考えるのは危険です。

    事故が起きた州の公式情報を確認し、必要な届出を行ってください。



    事故の相手と交換する情報・撮影しておく写真

    他の車と衝突した場合は、相手の運転者と必要な情報を交換します。

    オーストラリアの道路交通規則では、事故の当事者には一定の情報を提供する義務があります。

    一般的に必要となるのは、次のような情報です。

    • 運転者の氏名
    • 運転者の住所
    • 車両の登録番号(ナンバープレート)
    • 運転者と車両所有者が異なる場合は所有者の氏名・住所
    • 車両を特定するために必要なその他の情報

    そのほか、事故の処理に役立つ情報として、電話番号、加入保険会社、車両のメーカーや車種なども確認しておくとよいでしょう。

    自分がレンタカーを運転している場合は、車両所有者がレンタカー会社であるため、その会社の情報が必要になります。

    契約書に記載されている正式な会社名や車両情報を確認してください。

    事故現場の写真も重要

    安全な場所から撮影できる場合には、次のような写真を残しておきます。

    • 事故車両全体の写真
    • それぞれの車の損傷部分
    • ナンバープレート
    • 車両が停止している位置関係
    • 道路標識、信号機、車線の白線など
    • 道路状況や事故発生場所が分かる写真

    事故が起きた日時、場所、天候、進行方向なども記録しておきましょう。

    グーグルマップ(Google Maps)などで現在地を確認し、住所や道路名を記録しておくと便利です。

    目撃者がいる場合は、可能であれば氏名や連絡先を聞いておきます。

    レンタカー会社や保険会社が、後から事故の状況を確認する際に役立ちます。

    事故の責任をその場で認めない

    事故直後には、相手から「あなたが悪い」「修理代を払ってほしい」と言われることもあります。

    しかし、事故の責任がどちらにあるのかは、その場で簡単に判断できるものではありません。

    レンタカー会社の契約でも、利用者が勝手に責任を認めたり、示談や支払いを約束したりすることを禁止している場合があります。

    事故の事実は正確に説明し、警察の質問にも誠実に答える必要がありますが、相手に修理代を支払う約束などをすることは避けましょう。

    レンタカー会社への報告と事故報告書

    オーストラリアでレンタカー事故を起こした場合、警察への届出と同じくらい重要なのが、レンタカー会社への連絡です。

    多くのレンタカー会社では、交通事故や車両の損傷が発生した場合、速やかな報告を義務付けています。

    例えば、エイビス(Avis)やシクスト(SIXT)では、事故や損傷を原則として24時間以内に報告することが求められています。

    ヨーロッパカー(Europcar)でも、事故発生時には相手の情報を記録し、契約書に記載された連絡先へ連絡するよう案内しています。

    なお、報告期限や報告方法は会社や契約によって異なります。24時間以内であれば連絡を後回しにしてよいという意味ではありません。

    事故が起きたら、緊急対応を済ませたうえで、できるだけ早くレンタカー会社へ連絡しましょう。

    連絡する際に用意しておきたい情報

    • レンタカーの予約番号または契約番号
    • 車両の登録番号
    • 事故が起きた日時・場所
    • 事故の内容
    • けが人の有無
    • 車が走行可能かどうか
    • 相手車両と運転者の情報
    • 警察へ届けた場合は、その受付番号

    レンタカー会社からは、事故報告書(Accident Report FormやIncident Report Form)の記入を求められる場合があります。

    事故報告書には、事故の経緯、損傷箇所、相手の情報、目撃者、警察の受付番号などを記載します。

    事故の説明は、分かっている事実を中心に記入し、不明な点は推測で断定しないようにしましょう。

    また、レンタカー会社の指示を受けずに修理を依頼したり、相手と直接示談したりすることは避けてください。

    公式案内:ヨーロッパカー:車両損傷時の対応

    車が動かない場合・レッカー移動が必要な場合

    事故によって車が走行できなくなった場合には、レッカー車で移動させる必要があります。

    例えば、タイヤやホイールが大きく損傷した場合、ハンドル操作に異常がある場合、冷却水や燃料が漏れている場合などです。

    エアバッグが作動した場合や、車の損傷が大きい場合も、無理に運転を続けないようにしてください。

    このような場合、まずレンタカー会社へ連絡し、レッカー移動の手配について指示を受けます。

    レンタカー会社は、契約しているロードサイドアシスタンス会社やレッカー会社を案内することがあります。

    自分の判断でレッカー会社を選んでしまうと、契約上の費用負担や車両の移送先について問題が生じる場合があります。

    ただし、車両が危険な場所にあり、警察や道路管理者が移動を指示している場合は、その指示が優先されます。

    事故現場に突然レッカー車が来た場合

    事故を見つけて、依頼していないレッカー車が現場に来ることもあります。

    その場で急いで書類に署名したり、移動先を確認せずに車を引き渡したりしないよう注意してください。

    多くの場合、利用者にはレッカー会社を選ぶ権利がありますが、事故現場の状況や警察の指示、州の規則によって取り扱いが異なります。

    レンタカーの場合は、可能な限りレンタカー会社と相談してから手配しましょう。

    代車は用意してもらえる?

    事故で車が使えなくなった場合、レンタカー会社が代車を手配することもあります。

    ただし、代車の提供は必ず保証されているわけではありません。

    事故の原因、契約条件、車両の空き状況などによっては、代車の提供を受けられない場合や、追加費用が必要になる場合もあります。

    特に地方や遠隔地では、代車の手配に時間がかかる可能性があります。



    事故の修理代と保険のExcess・免責額

    レンタカーで事故を起こした場合、最も気になるのが修理代の負担ではないでしょうか。

    オーストラリアのレンタカーでは、事故や車両損傷に対する自己負担額をExcess(エクセス)やDamage Liabilityと呼ぶことがあります。

    日本語では、一般的に免責額と説明されます。

    多くのレンタカー契約では、車両損傷に対する補償や責任軽減制度が設けられていますが、事故による負担が完全になくなるわけではありません。

    免責額の水準はレンタカー会社や車種、契約する補償プランによって異なります。

    一般的な契約でも、数千オーストラリアドルという自己負担額が設定されることがあります。

    ExcessがA$5,000の場合

    例えば、免責額がA$5,000に設定されたレンタカーで事故を起こしたとします。

    車の修理代がA$2,000だった場合と、A$12,000だった場合を比較してみましょう。

    修理代 自己負担の例
    A$2,000 A$2,000
    A$5,000 A$5,000
    A$12,000 A$5,000

    これは、補償が有効で、契約上の負担上限がA$5,000であると仮定した単純な計算例です。

    実際には、契約で定められた事故関連費用、第三者への賠償、事故の種類による特別な負担、補償対象外の損害などによって異なる場合があります。

    また、補償プランによっては、免責額をA$1,000程度に減らしたり、一定の損害についてゼロにしたりできるものもあります。

    免責額ゼロなら修理代は一切不要?

    ここは注意が必要です。

    Excessをゼロにするプランに加入していても、すべての事故や損傷が補償されるとは限りません。

    例えば、レンタカー会社やプランによっては、次のような損害が対象外になることがあります。

    • 車両の屋根や車体下部の損傷
    • 水没や浸水による損傷
    • タイヤやホイールの損傷
    • フロントガラスなどのガラス損傷
    • 単独事故による損傷
    • 未舗装道路や走行禁止区域での事故
    • 契約で認められていない運転者による事故
    • 飲酒運転や重大な契約違反による事故

    もちろん、これらがすべてのレンタカー会社で一律に対象外というわけではありません。

    タイヤやガラスの損傷をカバーする追加プランなどもあります。

    大切なのは、免責額がゼロになることと、すべての損害に対する支払い義務がなくなることは同じではないという点です。

    レンタカーを借りる際には、Damage Excess、Damage Waiver、Exclusionsなどの項目を確認してください。

    関連記事:「オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説」

    相手が悪い事故でも自己負担は発生する?

    自分に過失がない事故であっても、レンタカー会社から一時的に修理代や免責額の支払いを求められる場合があります。

    例えば、信号待ちをしているときに後ろから追突された場合です。

    事故の原因が相手にあることは明らかに思えても、レンタカー会社は事故の状況や保険会社の判断を確認する必要があります。

    相手の保険会社から修理代を回収できるまで、レンタカー契約に基づいて一定額が請求される場合があります。

    その後、相手の過失が認められ、費用を回収できた場合には、支払った免責額などが返金されることもあります。

    ただし、返金されるかどうかはレンタカー会社の契約条件や事故の状況によって異なります。

    相手が悪い事故だからといって、自動的に負担がゼロになるわけではありません。

    相手が無保険だった場合

    相手の車が十分な車両保険や対物賠償保険に加入していない場合には、修理代の回収が難しくなることがあります。

    また、オーストラリアのCTP(Compulsory Third Party)保険は、基本的に交通事故による人身損害を対象とする制度であり、車両同士の物損事故を補償するための保険ではありません。

    そのため、相手の車が登録されているからといって、必ず対物賠償保険に加入しているとは限りません。

    事故の相手が悪いと思われる場合も、自分で直接交渉するのではなく、レンタカー会社へ状況を伝え、必要な情報や証拠を提出するようにしましょう。

    単独事故・当て逃げ・動物との衝突の場合

    交通事故というと車同士の衝突を想像しますが、レンタカー旅行では、それ以外の事故も考えられます。

    駐車場の柱やフェンスにぶつけた場合

    ホテルやショッピングセンターの駐車場で、車を柱や壁にこすってしまう事故は珍しくありません。

    このような場合も、車両の損傷をレンタカー会社へ報告する必要があります。

    また、柱やフェンスなど他人の所有物を損傷した場合は、所有者へ連絡し、必要に応じて警察への届出を行います。

    駐車場の壁に小さな傷を付けた程度であっても、何も言わずに立ち去ることは避けてください。

    駐車中に当て逃げされた場合

    レンタカーを駐車している間に、別の車にぶつけられることもあります。

    相手がその場にいなければ、損傷箇所を撮影し、駐車した場所や発見時刻を記録しておきます。

    近くに防犯カメラがある場合は、管理者に映像の保存を相談できることもあります。

    当て逃げの届出が必要かどうかは州の規則によって異なりますが、レンタカー会社への報告は忘れないようにしてください。

    カンガルーなどの動物と衝突した場合

    オーストラリアでは、郊外や地方をドライブしていると、カンガルーなどの野生動物が道路へ飛び出してくることがあります。

    特に早朝や夕方、夜間は注意が必要です。

    動物と衝突した場合は、安全を確保したうえで、車両の損傷や道路上の危険を確認します。

    負傷した動物には、不用意に近づかないようにしてください。

    大型のカンガルーは、負傷していても強い力で動くことがあり、近づくと危険な場合があります。

    動物が生きている場合や道路上で危険な状態になっている場合は、警察、道路管理者、地域の野生動物保護団体などへ相談します。

    事故によって車が走行不能になった場合や、人が負傷した場合には、警察への届出も必要になることがあります。

    また、野生動物との衝突がレンタカーの補償対象となるかどうかは、契約内容を確認する必要があります。

    「カンガルーが飛び出してきたので避けられなかった」という場合でも、すべてのレンタカー会社で自己負担が免除されるわけではありません。



    海外旅行保険・クレジットカード付帯保険は使える?

    レンタカー事故で発生した費用について、日本で加入している海外旅行保険やクレジットカード付帯保険を利用できる場合があります。

    ただし、すべての海外旅行保険がレンタカーの修理代や免責額を補償するわけではありません。

    一般的な海外旅行保険では、レンタカーなど借用した自動車に対する損害や賠償責任が補償対象外となる場合があります。

    そのため、旅行前に次の点を確認しておくと安心です。

    • レンタカーの事故による免責額が補償されるか
    • 免責額の補償上限はいくらか
    • 単独事故や動物との衝突も対象になるか
    • タイヤ、ガラス、車体下部の損傷も対象になるか
    • レンタカー会社への事故報告や警察への届出が必要か
    • 保険金を請求する際に必要な書類は何か

    クレジットカード付帯保険の場合

    一部のクレジットカードには、海外レンタカーの車両損害や免責額に関する補償が付帯している場合があります。

    ただし、対象国、利用条件、カードによる決済の必要性、補償される車種などに制限があることもあります。

    単に海外旅行保険が付いているカードだからといって、レンタカー事故までカバーされているとは限りません。

    いったん自分で支払い、後から保険金を請求する場合も

    海外旅行保険や別途購入したレンタカー免責補償には、事故発生後、レンタカー会社にいったん費用を支払い、その領収書などを提出して保険金を請求する仕組みのものがあります。

    その場合、レンタカー会社の請求書、修理費用の明細、事故報告書、警察の受付番号などが必要になることがあります。

    保険金を請求する予定がある場合は、関係書類を保存しておきましょう。

    事故現場で使える英語表現

    海外で交通事故が起きたとき、英語で状況を説明することに不安を感じる方もいると思います。

    しかし、難しい英語を使う必要はありません。

    まずは事故が起きたこと、けが人がいるかどうか、現在地、車の状況などを簡単に説明できれば十分です。

    英語 意味
    I’ve had a car accident. 交通事故を起こしました。
    Someone is injured. けが人がいます。
    We need an ambulance. 救急車が必要です。
    There are no injuries. けが人はいません。
    The car is not driveable. 車を運転できる状態ではありません。
    I need roadside assistance. ロードサイドアシスタンスが必要です。
    Could I have your name and address? お名前と住所を教えていただけますか?
    Could I have your contact details? 連絡先を教えていただけますか?
    I’ve rented this car. この車はレンタカーです。
    Could I have the police report number? 警察の受付番号を教えていただけますか?

    レンタカー会社へ電話するときの会話例

    例えば、駐車場で車をぶつけてしまった場合、次のように説明できます。

    I’ve had a minor accident with my rental car. I hit a pole in a car park. There are no injuries, but the car has been damaged. What should I do?

    「レンタカーで軽い事故を起こしました。駐車場で柱にぶつけてしまいました。けが人はいませんが、車が損傷しています。どうすればよいでしょうか?」という意味です。

    車が走行できない場合は、次の一文を加えます。

    The car is not driveable, and I need assistance.

    英語での説明が難しい場合は、ゆっくり話してもらうようお願いして構いません。

    Could you please speak slowly? I’m not very confident speaking English.

    緊急電話000では、まず必要なサービスと現在地を伝え、係員の質問に従ってください。

    電話を切るよう指示されるまでは、通話を続けましょう。

    レンタカーを借りる前に確認しておきたいこと

    万が一の事故への備えは、レンタカーを借りる前から始まっています。

    レンタカー会社のカウンターでは、車の受け取り手続きや契約書の説明を受けますが、事故が起きた場合の対応についても確認しておくことをおすすめします。

    特に次の項目は重要です。

    • 事故発生時の緊急連絡先
    • ロードサイドアシスタンスの電話番号
    • 契約に含まれる車両損害補償の内容
    • 事故によるExcess・免責額
    • 免責額軽減プランの補償対象と除外事項
    • タイヤ、ガラス、屋根、車体下部の補償
    • 単独事故や動物との衝突の扱い
    • 事故発生時の報告期限
    • レッカー移動や代車の条件

    レンタカーを受け取る際には、車の外装やタイヤ、ガラスの状態も確認してください。

    すでに傷がある場合は、車両状態確認書に記載されているか確認し、必要に応じて写真を撮影しておきます。

    車を受け取った時点の状態が記録されていれば、返却時に新しい傷が見つかった場合も、事故による損傷なのか以前からあった傷なのかを確認しやすくなります。

    また、レンタカーを予約したときの保険条件と、現地で実際に締結した契約の条件が一致しているかも確認しましょう。

    特に海外予約サイトや旅行会社を通じて手配した場合、免責額を返金する保険と、レンタカー会社自身の免責額軽減プランは別の仕組みであることがあります。

    事故が起きてから補償内容を確認するのではなく、出発前に自己負担の条件を理解しておくことが大切です。

    オーストラリアのレンタカー事故に関するよくある質問

    オーストラリアで交通事故を起こしたら、必ず警察を呼ぶ必要がありますか?

    必ずしも警察が事故現場へ来る必要はありません。軽微な物損事故では警察の現場出動が不要な場合があります。ただし、けが人、レッカー移動、情報交換不能など、事故の状況と州の規則によって届出義務が異なります。
    オーストラリアの緊急電話番号は何番ですか?

    緊急電話番号は000です。警察、救急、消防の緊急サービスにつながります。携帯電話からは112も利用できます。緊急性のない警察への相談には131 444を利用できます。
    レンタカーを少しこすっただけでも報告が必要ですか?

    多くのレンタカー会社では、小さな傷や接触事故でも報告が必要です。報告期限や手続きは会社によって異なりますが、できるだけ早く契約書記載の連絡先へ報告してください。
    レンタカー事故のExcessとは何ですか?

    Excessは、レンタカーの損傷などに対して利用者が負担する免責額です。金額は会社、車種、補償プランによって異なり、数千オーストラリアドルに設定される場合もあります。
    免責額ゼロの保険に入っていれば、事故でも支払いはありませんか?

    必ずしもそうではありません。免責額をゼロにするプランでも、屋根や車体下部の損傷、契約違反による事故などが補償対象外となる場合があります。実際の契約条件を確認してください。
    相手が悪い事故でも、レンタカー会社から修理代を請求されますか?

    相手の過失による事故でも、レンタカー会社の契約に基づいて一時的に免責額などを請求される場合があります。相手から修理代を回収できた場合には返金されることもありますが、契約条件によって異なります。
    レンタカーが事故で動かなくなったらどうすればよいですか?

    安全を確保し、必要な緊急対応を行ったうえで、レンタカー会社のロードサイドアシスタンスへ連絡してください。レッカー移動や代車について、会社の指示を確認します。
    カンガルーと衝突した場合も保険は使えますか?

    動物との衝突が補償対象となるかどうかは、レンタカー会社と補償プランの条件によって異なります。事故後は安全を確保し、レンタカー会社へ報告してください。警察への届出が必要かどうかも州の規則によって異なります。
    海外旅行保険でレンタカーの免責額を補償してもらえますか?

    レンタカーの免責額補償が含まれる海外旅行保険であれば、一定の条件で保険金を請求できる場合があります。ただし、一般的な海外旅行保険ではレンタカー損害が対象外の場合もあるため、契約内容を確認してください。



    まとめ|レンタカー事故では安全確保と早めの連絡が大切

    オーストラリアでレンタカーを運転しているときに交通事故を起こしてしまったら、まずは安全を確保し、けが人がいないか確認することが最優先です。

    緊急対応が必要な場合は000へ連絡します。

    そのうえで、相手の運転者と必要な情報を交換し、事故の状況を記録してください。

    警察への届出が必要かどうかは州や事故の状況によって異なりますが、レンタカー会社には速やかに事故を報告することが重要です。

    また、レンタカーの保険に加入していても、修理代の免責額や補償対象外となる損害があるため、事故による自己負担が必ずゼロになるわけではありません。

    旅行前には、レンタカー会社の緊急連絡先、事故報告の方法、加入している補償プランの内容を確認しておくと安心です。

    事故が起きたときは、その場で責任を決めようとしたり、無理に走行を続けたりせず、警察やレンタカー会社の指示に従って落ち着いて対応しましょう。

    もちろん、最も大切なのは事故を起こさないことです。長距離ドライブでは無理な運転を避け、十分な休憩を取りながら、オーストラリアの旅行を楽しんでください。

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  • オーストラリアのレンタカー料金に追加される費用|空港・乗り捨て・若年運転者料金を解説

    オーストラリアのレンタカー料金に追加される費用|空港・乗り捨て・若年運転者料金を解説

    オーストラリアでレンタカーを検索すると、

    「1日45豪ドル」

    「3日間で180豪ドル」

    といった、意外に安い料金が表示されることがあります。

    ところが予約を進めていくと、最終画面では金額がかなり増えている。

    営業所へ行くと、さらに追加料金の説明を受ける。

    そんな経験をする旅行者は少なくありません。

    レンタカー料金には、車そのものの基本料金とは別に、

    空港営業所の追加料金。

    乗り捨て料金。

    若年運転者料金。

    追加ドライバー料金。

    保険・免責額軽減。

    チャイルドシート。

    燃料。

    有料道路。

    営業時間外対応。

    返却遅延。

    などが加算される場合があります。

    つまり、検索結果に最初に出てくる金額だけでは、本当のレンタカー代は分かりません。

    一番安い会社を選んだのに、予約を進めたら思ったより高くなりました。これは普通ですか?
    珍しくありません。レンタカーは航空券以上に追加料金の種類が多い商品です。最初の基本料金ではなく、必要な補償や追加運転者、空港料金などをすべて加えた最終総額で比較してください。

    特に差が出やすいのが、

    空港で借りるか市内で借りるか。

    借りた場所と違う営業所へ返すか。

    運転者が25歳未満か。

    という3点です。

    この記事では2026年10月時点のオーストラリア大手レンタカー会社の条件をもとに、どんな追加料金があり、どこを確認すればよいのかを日本人旅行者向けに詳しく説明します。




    まず結論|基本料金だけで比較しない

    レンタカー料金を比較するときは、次の式で考えると分かりやすいでしょう。

    車両基本料金

    +

    営業所・空港関連料金

    +

    必要な追加補償

    +

    追加運転者・若年運転者料金

    +

    乗り捨て・オプション料金

    =

    実際に比較するレンタカー総額

    例えば、会社Aが車両代だけなら30豪ドル安くても、空港追加料金や追加ドライバー料金を含めると会社Bのほうが安くなることがあります。

    検索サイトに表示された最初の数字だけで会社を決めないことが大切です。

    主な追加料金一覧

    追加料金 発生する主な条件
    Premium Location Surcharge 空港・一部の都市中心部営業所
    One Way Fee 受取場所と異なる営業所へ返却
    Young Driver Fee 一般に21~24歳など
    Additional Driver Fee 追加運転者を登録
    Excess Reduction 事故時の免責額を下げる
    Child Seat チャイルドシート等を利用
    Fuel Service 燃料不足で返却
    Toll Service Fee 有料道路を利用
    After Hours Fee 営業時間外の受取・返却等
    Late Return 契約時間を超過
    Cleaning Fee 通常以上の清掃が必要
    Roadside Callout 鍵紛失、ガス欠等の利用者原因
    Infringement Processing Fee 交通・駐車違反の処理

    すべてが必ず発生するわけではありません。

    逆に言えば、旅行内容によっては基本料金以外をほとんど払わずに済む場合もあります。

    空港・プレミアムロケーション料金

    オーストラリアでは、空港営業所や一部の都市中心部営業所で追加料金が設定されることがあります。

    会社によって、

    Premium Location Surcharge。

    Airport Concession Fee。

    Location Fee。

    など名称が異なります。

    シクスト(SIXT)は、空港や一部の都市中心部営業所で発生する運営コストを反映したPremium Location Surchargeを設定していると説明しています。

    金額は営業所によって異なります。

    バジェット(Budget)も、空港および一部のプレミアム営業所ではPremium Location Surchargeが発生し、予約時に適用額を提示するとしています。

    つまり「空港営業所だから全国一律○%」ではありません。

    実際に使う営業所・日付で見積もりを見る必要があります。

    なぜ空港営業所は高い?

    空港会社や空港運営者へ支払う営業権料。

    空港内施設の賃料。

    空港内スタッフ。

    長い営業時間。

    車両保管。

    など、市内営業所より高い運営費が発生するからです。

    利用者としては高く感じますが、飛行機を降りた直後に車を受け取れる利便性があります。

    市内営業所のほうが得?

    料金だけなら安くなる場合があります。

    例えばメルボルンに3泊し、4日目からグレート・オーシャン・ロードへ行くなら、空港到着日にレンタカーを借りる必要はありません。

    市内3日間は公共交通。

    4日目の朝に市内営業所から車を借りる。

    という方法があります。

    これなら、

    空港関連料金。

    3日分の車両料金。

    ホテル駐車場。

    を節約できる可能性があります。

    逆に空港到着後、そのまま地方へ向かうなら空港営業所のほうが合理的です。

    乗り捨て料金とは?

    レンタカーを借りた営業所とは別の場所へ返すことを、ワンウェイ・レンタル(One-Way Rental)といいます。

    例えば、

    メルボルンで借りる。

    グレート・オーシャン・ロードを西へ走る。

    アデレードで返す。

    という旅行です。

    この場合、レンタカー会社は車を元の地域へ戻したり、別の予約へ回したりする必要があります。

    そのためOne Way Feeが発生する場合があります。

    乗り捨てはいくら?

    固定料金ではありません。

    距離。

    車種。

    需要。

    受取・返却営業所。

    旅行時期。

    によって大きく変わります。

    現在のバジェットのオーストラリア利用規約では、One Way Feeは予約時にあらかじめ決められた料金、または契約条件によって1kmあたり2.28豪ドルとされています。

    ただし通常、事前にワンウェイとして予約していれば、適用される料金は予約見積もりに表示されます。

    エイビス(Avis)も、別営業所返却ではOne Way Feeが発生し、金額は予約時に確認する方式です。

    乗り捨ては事前予約する

    「予定を変えたので、違う都市へそのまま返そう」

    という方法は避けてください。

    返却営業所の変更はレンタカー会社の承認が必要です。

    事前承認なしで返すと、通常の予約時One Way Feeより高い料金や、追加の回収費用が発生する可能性があります。

    行程変更が決まったら、返却前にレンタカー会社へ連絡しましょう。

    乗り捨てが安くなる場合も

    面白いのは、乗り捨てが必ず高いとは限らないことです。

    レンタカー会社側が車両を別都市へ移動させたい時期には、ワンウェイ料金を割引したり、特別料金を出したりすることがあります。

    エイビスも現在、車両移動需要に合わせた特別なワンウェイ料金を随時提供しています。

    旅行ルートを柔軟に決められるなら、こうした料金が見つかることもあります。

    若年運転者料金

    オーストラリアの大手レンタカー会社では、一般的な乗用車を21歳から借りられる会社が多くあります。

    ただし21~24歳程度の運転者にはYoung Driver Fee、Young Renter Surchargeなどの追加料金が発生します。

    理由は、若年ドライバーの事故リスクをレンタカー会社が高いと評価しているためです。

    そして重要なのが、主運転者だけでなく追加運転者にも若年料金がかかる場合があることです。

    ハーツの若年料金例

    ハーツ(Hertz)・オーストラリアでは、現在21~24歳の運転者について、一般乗用車などで、

    1日16.50豪ドル

    のYoung Renter Surchargeを設定しています。

    30日間のレンタルにつき最大7日分までの課金です。

    したがって一般乗用車なら、最大、

    16.50豪ドル × 7日=115.50豪ドル

    程度。

    1週間以上借りても、対象期間内なら若年料金が無制限に増え続けるわけではありません。

    ただし車種によって条件が異なります。

    25歳未満は車種にも制限

    若年料金だけではありません。

    25歳未満では、

    大型車。

    高級車。

    特殊車両。

    などを借りられない会社があります。

    そのため24歳の旅行者が、比較サイトで安い大型SUVを見つけても、実際にはその車種を選択できない場合があります。

    年齢条件は必ず予約画面に正しく入力してください。



    追加ドライバー料金

    夫婦や友人で運転を交代するなら、運転する全員を追加ドライバーとして登録します。

    登録されていない人が運転すると、事故時の補償が適用されない可能性があります。

    この追加登録にも料金が発生する会社があります。

    シクストの追加運転者料金

    シクストでは現在、追加運転者1人につき、

    1日5.50豪ドル

    です。

    ただし30日間のレンタルについて、最大27.50豪ドルまで。

    つまり5日以上借りても基本の追加ドライバー料金は27.50豪ドルで頭打ちとなります。

    一部の法人料金や自動車クラブ会員等では免除される場合があります。

    バジェットの追加運転者料金

    バジェットの2026年7月施行の現行利用規約では、通常のAdditional Driver Feeは、

    1日5.69豪ドル

    で、追加運転者1名につき1レンタル最大39.85豪ドルとなっています。

    追加ドライバーを2人、3人と増やす場合は、それぞれ料金が発生する可能性があります。

    配偶者が無料になる場合

    会社や会員プログラムによっては、配偶者やパートナーなどの追加運転者が無料になる条件があります。

    前の記事で紹介したように、バジェットでは同住所の配偶者・パートナーが一定条件で無料となる場合があります。

    エイビス・プリファードなど、会員特典で追加ドライバー料金が免除される場合もあります。

    夫婦で運転するなら、車両基本料金だけでなくこの条件まで比較すると差が出ます。

    免責額を下げる追加補償

    料金差が最も大きくなりやすいのが、レンタカーの補償です。

    基本料金には一定のLoss Damage WaiverやStandard Coverが含まれていても、事故時のExcessが数千豪ドル設定されていることがあります。

    そこで、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    Premium Protection。

    などを追加すると、その分だけ1日料金が増えます。

    1日だけなら数十豪ドルの違いでも、10日間借りれば数百豪ドルの差になります。

    この部分については、前の記事「オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?」で詳しく紹介しました。

    デポジットは料金ではない

    前の記事で紹介したデポジットやカード仮押さえは、追加料金とは区別してください。

    例えば200豪ドルのデポジットがカードへ設定されても、何も問題なく車を返却すれば、通常その200豪ドルを料金として支払うわけではありません。

    一時的にカード利用可能額が減るだけです。

    つまり、

    追加料金=最終的に支払う費用

    デポジット=支払い保証として一時的に確保される金額

    です。

    燃料関連料金

    多くのレンタカーでは、受取時と同程度の燃料量で返す契約になっています。

    最も一般的なのが、

    満タンで借りる → 満タンで返す

    方式です。

    満タンにせず返却すると、レンタカー会社が給油し、燃料代とFuel Service Fee等を請求する場合があります。

    通常は返却前に自分でガソリンスタンドへ寄ったほうが安く済みます。

    満タン返しと事前燃料購入

    営業所で、

    「燃料を事前購入しますか?」

    と聞かれることがあります。

    この場合、返却前の給油が不要になりますが、タンクに燃料を残して返しても未使用分が返金されないプランがあります。

    ほぼ空まで使い切る予定なら便利ですが、市内を少し走るだけなら満タン返しのほうが安いことがあります。

    有料道路料金

    シドニー、メルボルン、ブリスベンなどには電子式の有料道路があります。

    料金所で現金を払う方式ではないため、レンタカー会社または提携会社が車のナンバープレートから通行を確認し、登録カードへ後日請求します。

    その際、実際の通行料だけではなくサービス料金が加算される会社があります。

    有料道路のサービス料金

    例えばシクストはLinktと提携しています。

    有料道路を利用すると、実際の通行料に加えてレンタカー利用者向けのサービス料金が発生する仕組みです。

    短距離だからと有料道路を何度も利用すると、通行料金以外の費用も増える可能性があります。

    ただし旅行時間の短い観光客なら、多少料金を払っても有料道路を利用したほうが大幅に時間を短縮できる場合があります。

    チャイルドシート

    子供連れ旅行ではチャイルドシート、ブースターシートなどが必要になります。

    レンタカー会社から借りる場合、1日ごと、または1レンタルごとの料金が追加されます。

    オーストラリアのチャイルドシート規則は年齢によって決まっているため、日本で普段使用していない年齢でも必要になる場合があります。

    子供連れなら車両予約時に一緒に予約してください。

    GPS・その他オプション

    カーナビ。

    チャイルドシート。

    追加ロードサービス。

    燃料プラン。

    スノー関連装備。

    なども追加料金になる場合があります。

    最近はスマートフォンのGoogleマップ等を利用できるので、都市・一般道路中心なら専用GPSを借りる必要性は以前より低くなりました。

    ただし携帯電話圏外になる遠隔地では、事前にオフライン地図を用意しておくと安心です。

    営業時間外対応

    市内営業所では夕方や週末に閉まる店舗があります。

    営業時間外に車を受け取る場合、事前手配や追加料金が必要になる会社があります。

    ユーロップカーも、通常営業時間外の受取についてOut of Hours Collection Chargeが発生する場合があると案内しています。

    深夜便・早朝便の場合は、空港営業所の営業時間も確認しましょう。

    返却が遅れた場合

    レンタカーの1日は通常24時間単位です。

    例えば、

    月曜日10:00受取。

    火曜日10:00返却。

    なら1日。

    会社によって多少の猶予時間がありますが、大きく遅れると追加の1日料金が発生することがあります。

    シクストは現在29分までの猶予時間を設けていますが、30分以上遅れると原則として追加の1日料金が適用されます。

    バジェットの現行規約には、契約した返却日より遅れた場合、通常の追加レンタル料金に加えLate Return Feeが発生する仕組みがあります。

    早く返せば安くなる?

    必ずしも安くなりません。

    例えば5日間で予約した車を4日で返しても、1日分が単純に返金されないことがあります。

    レンタカー料金はレンタル期間に応じた料金体系になっているため、早期返却によって元の割引料金が適用されなくなる場合もあります。

    事前払い予約では、未使用日数を返金しない会社もあります。

    特別清掃料金

    通常使用による多少の汚れなら問題ありません。

    しかし、

    大量の砂。

    泥。

    ペットの毛。

    飲食物の大きな汚れ。

    喫煙。

    などで特別な清掃が必要になると料金が発生することがあります。

    バジェットの現行規約では、Professional Cleaning Chargeとして28.50豪ドルの管理費に加えて、実際の専門清掃費が請求される場合があります。

    ロードサービス料金

    車そのものの機械的故障なら通常のロードサービス対象になることがあります。

    一方、

    ガス欠。

    鍵の閉じ込み。

    鍵紛失。

    バッテリー上がり。

    パンク。

    など、利用者側の原因によるトラブルでは有料になる場合があります。

    バジェットの現行規約では、通常補償外のRoadside Callout Feeは内容によって異なり、最低255.62豪ドルとされています。

    こうしたトラブルを追加料金でカバーするロードサービス商品もあります。



    交通違反の事務手数料

    スピード違反や駐車違反をすると、罰金だけで済まない場合があります。

    警察や行政機関からレンタカー会社へ照会が入り、レンタカー会社が運転者情報を提供するための事務手数料を請求します。

    バジェットの現行規約では、交通・駐車違反の処理について、違反通知1件につき35.75豪ドルのInfringement Processing Feeが設定されています。

    これは罰金本体とは別です。

    EVの充電不足

    電気自動車を借りる場合は、返却時のバッテリー残量条件にも注意してください。

    バジェットの現行規約では、EVを返却した際に充電残量が77%未満の場合、追加充電料金が設定されています。

    10~77%なら34.16豪ドル。

    10%未満なら68.31豪ドル。

    という現行料金です。

    EVを借りる場合は、返却直前に充電できる場所も調べておきましょう。

    走行距離料金

    一般的な乗用車ではUnlimited Kilometres、つまり走行距離無制限のプランが多くあります。

    しかし、

    商用車。

    特殊車両。

    地方営業所。

    長期契約。

    特別料金。

    では1日あたりの無料走行距離が決められている場合があります。

    例えば1日200kmまで無料で、それ以上は1kmごとに追加料金、という契約です。

    西オーストラリア州などで長距離ドライブする場合は重要な確認項目です。

    実際の料金計算例

    例えば、メルボルン空港から3日間レンタカーを借りるとします。

    項目 例
    車両基本料金 210豪ドル
    空港関連料金 予約条件による
    Excess Reduction 90豪ドル
    追加ドライバー 約15~20豪ドル
    チャイルドシート 別途
    有料道路 利用分+サービス料

    最初に見た「3日210豪ドル」が、最終的には300豪ドルを大きく超えることもあります。

    逆に追加補償が不要で、追加運転者もなく、市内営業所利用なら基本料金に近い金額で済む場合があります。

    空港と市内の比較

    空港で4日間借りる案と、2日間だけ市内で借りる案を比べてみます。

    空港から4日間

    到着直後から便利。

    しかし4日分の車両料金、ホテル駐車場、空港関連料金が必要。

    市内から2日間

    最初の2日は公共交通。

    郊外観光をする日だけレンタカー。

    車両代と駐車場を節約できる可能性。

    シドニーやメルボルンのように公共交通が充実した都市では、この違いが大きくなることがあります。

    乗り捨て旅行の考え方

    例えば、

    メルボルン → グレート・オーシャン・ロード → アデレード。

    という旅行なら、乗り捨て料金がかかっても、メルボルンまで車で戻る必要がありません。

    戻る場合には、

    追加の1~2日。

    燃料。

    ホテル。

    運転時間。

    が必要です。

    したがってOne Way Feeがある=損とは限りません。

    旅行全体の時間と費用で比較してください。

    見積もりで確認する場所

    予約画面では、単に「Total」を見るだけではなく内訳も確認します。

    特に、

    Base Rate。

    Location Surcharge。

    Vehicle Registration Recovery Fee。

    Young Driver Fee。

    Additional Driver。

    One Way Fee。

    Protection。

    Optional Extras。

    を確認してください。

    シクストでは、Young Driver Fee、Premium Location Surcharge、Vehicle Registration Recovery Feeなど予約時に適用される費用は見積もりへ含まれると案内しています。

    営業所で追加されやすいもの

    営業所で追加提案される代表的なものは、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    ロードサービス追加補償。

    追加ドライバー。

    燃料事前購入。

    チャイルドシート。

    車種アップグレード。

    などです。

    必要かどうか分からないまま全部付けると、予約時よりかなり高くなります。

    出発前に、自分がどこまで補償を付けるのか決めておくとよいでしょう。

    比較サイト利用時の注意

    比較サイトは各社料金を一度に見られるので便利です。

    しかし、

    会社Aは免責額低減込み。

    会社Bは標準補償だけ。

    会社Cは空港料金込み。

    のように条件が揃っていない場合があります。

    「総額250豪ドル」と「総額290豪ドル」の40豪ドル差だけを見ず、何が含まれているか確認してください。

    総額で比較する

    おすすめは候補を2~3社まで絞った後、各社公式サイトで同じ条件を入力する方法です。

    例えば、

    同じ受取・返却日時。

    同じ営業所。

    同程度の車種。

    同じ追加運転者数。

    同程度の免責額。

    で比較します。

    そうすると、本当にどの会社が安いか分かります。

    追加料金を抑える方法

    市内観光中は車を借りない

    シドニー、メルボルンなどでは公共交通を活用。

    同じ営業所へ返却

    行程上無理がなければOne Way Feeを回避。

    追加運転者無料特典を確認

    配偶者・会員特典など。

    25歳以上の人を主運転者にする

    ただし実際に運転する全員の登録は必要。

    自分で満タンにする

    燃料サービス料金を回避。

    返却時間を守る

    余計な1日料金を防止。

    旅行保険のレンタカー免責補償を確認

    レンタカー会社の追加補償と比較。

    予約前チェックリスト

    チェック 内容
    □ 基本料金ではなく最終総額を確認
    □ 空港・Premium Location Surchargeを確認
    □ One Way Feeを確認
    □ 25歳未満ならYoung Driver Feeを確認
    □ 追加運転者料金を確認
    □ 配偶者・会員の無料特典を確認
    □ Excess・追加補償料金を確認
    □ デポジット額を確認
    □ 走行距離制限を確認
    □ 燃料返却条件を確認
    □ 営業時間と返却時間を確認
    □ 有料道路の精算方式を確認

    最初の料金ではなく最終金額を見る

    オーストラリアのレンタカー料金は、検索画面に最初に表示された金額だけでは判断できません。

    特に差が出やすいのが、

    空港・プレミアムロケーション料金。

    乗り捨て料金。

    若年運転者料金。

    追加運転者料金。

    免責額を下げる追加補償。

    です。

    さらに、

    燃料。

    有料道路。

    チャイルドシート。

    営業時間外対応。

    ロードサービス。

    返却遅延。

    などで追加料金が発生する場合があります。

    一方、すべての追加料金を避けることが正解でもありません。

    例えばOne Way Feeを払ってアデレードへ乗り捨てれば、メルボルンへ戻るための1日と燃料代を節約できます。

    空港営業所も市内より高くても、到着後すぐ車を借りて地方へ出発できるなら時間を節約できます。

    つまり重要なのは、

    追加料金そのものを嫌うのではなく、その料金を払うことで何が得られるのかを見ること。

    です。

    予約するときは、

    車両基本料金。

    必要な追加料金。

    補償。

    駐車場。

    燃料。

    乗り捨て。

    まで含めて、旅行全体の費用を考えましょう。

    例えば基本料金が20豪ドル安い会社でも、追加ドライバーや補償で50豪ドル高くなれば意味がありません。

    逆に、少し高いレンタカーでも必要なものが最初から含まれていれば、そのほうが最終的には安くなることがあります。

    「1日いくら?」ではなく、「返却まで全部含めていくら?」

    これがオーストラリアのレンタカー料金を比較するときの一番大切なポイントです。

    よくある質問

    オーストラリアのレンタカーは表示料金以外に追加料金がありますか?

    あります。空港・プレミアム営業所料金、乗り捨て、若年運転者、追加ドライバー、免責額軽減、チャイルドシート、燃料、有料道路などが追加される場合があります。

    空港でレンタカーを借りると高いですか?

    空港営業所にはPremium Location Surchargeなどが加算される会社があります。ただし空港から市内までの交通費や時間も考える必要があるため、空港営業所が必ず損とは限りません。

    レンタカーの乗り捨て料金はいくらですか?

    距離、車種、営業所、旅行時期などによって変わります。通常は予約時に料金が表示されます。別営業所へ返却する予定なら最初からワンウェイとして予約してください。

    25歳未満だとレンタカーは高くなりますか?

    多くの大手会社では21~24歳程度の運転者に若年運転者追加料金がかかります。また借りられる車種が制限される場合があります。

    ハーツの21~24歳の追加料金はいくらですか?

    2026年10月現在、ハーツ・オーストラリアでは一般乗用車等について1日16.50豪ドルで、30日間のレンタルにつき最大7日分までと案内しています。車種により条件が異なります。

    夫婦で交代運転すると追加料金がかかりますか?

    会社・会員制度によります。通常はAdditional Driver Feeが必要ですが、配偶者・パートナーや会員特典によって無料になる場合があります。運転する人は必ず正式に登録してください。

    レンタカーを早く返せば残りの日数は返金されますか?

    必ずしも返金されません。事前払いでは未使用日数を返金しないプランもあり、現地払いでもレンタル期間変更によって料金が再計算される場合があります。

    レンタカーのデポジットも追加料金ですか?

    通常は追加料金ではありません。レンタル中の料金支払いを保証するためカード利用枠を一時的に確保するもので、問題なく返却し追加請求がなければ不要分は解除されます。

    一番安いレンタカー会社はどう探せばよいですか?

    比較サイトで候補を絞った後、各社公式サイトで同じ日時・営業所・車種・補償条件を入力し、空港料金、追加運転者、若年料金、乗り捨てなどを含めた最終総額を比較するのがおすすめです。



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  • オーストラリアのレンタカーで必要なデポジット・保証金はいくら?

    オーストラリアのレンタカーで必要なデポジット・保証金はいくら?

    オーストラリアでレンタカーを予約すると、車両料金とは別に「デポジット」「ボンド」「プレオーソリゼーション」といった言葉が出てきます。

    例えば、レンタカー料金は300豪ドルなのに、車を受け取った直後、カードの利用可能額がさらに200豪ドル、500豪ドル、場合によってはそれ以上減っている。

    初めて海外でレンタカーを利用する人なら、

    「追加料金を取られた?」

    「事故も起こしていないのに、なぜ500豪ドル必要なの?」

    と不安になるかもしれません。

    多くの場合、これは追加料金として確定した請求ではありません。

    レンタカー会社が、燃料代、延長料金、追加走行料金、車両の損傷など、返却時に発生する可能性のある費用に備えて、クレジットカードやデビットカードの利用可能額を一時的に確保する「保証金」です。

    英語では、

    Security Deposit。

    Bond。

    Pre-authorisation。

    などと呼ばれます。

    前の記事でExcessという免責額が出てきましたが、デポジットと同じものですか?
    まったく別です。デポジットはレンタル中の支払いを保証するためカードに一時的に確保する金額。Excessは事故などが起きた場合の自己負担上限です。この2つを混同しないことが大切です。

    そしてオーストラリアでは、レンタカー会社によって必要なデポジットがかなり違います。

    2026年10月現在、大手会社の一般乗用車を見ると、

    エイビス(Avis)では予約・カードの種類によって追加仮押さえ0~200豪ドル程度。

    バジェット(Budget)も0~200豪ドル程度。

    ユーロップカー(Europcar)は通常乗用車で200豪ドル。

    シクスト(SIXT)は車種、営業所、支払方法によって300~1,000豪ドル。

    というように条件が異なります。

    しかも多くの場合、この金額とは別にレンタカー料金そのものもカードへ仮押さえされます。

    この記事では、オーストラリアでレンタカーを利用する日本人旅行者向けに、デポジットはいくら必要なのか、カードには実際いくらの利用枠が必要なのか、返却後いつ戻るのか、クレジットカードとデビットカードでは何が違うのかを詳しく説明します。

    目次:オーストラリアのレンタカー・デポジット(クリックで開閉)
    1. まず結論|いくらカード枠を用意する?
    2. レンタカーのデポジットとは?
    3. プレオーソリゼーションとは?
    4. 実際の請求ではない
    5. デポジットとExcessはまったく別
    6. 何のために保証金を取る?
    7. 大手レンタカー会社のデポジット比較
    8. エイビスはいくら?
    9. バジェットはいくら?
    10. シクストはいくら?
    11. ユーロップカーはいくら?
    12. ハーツはいくら?
    13. レンタル料金も一緒に仮押さえされる
    14. 事前払いなら安くなる?
    15. 現地払いの場合
    16. クレジットカードの場合
    17. デビットカードの場合
    18. 保証金にはクレジットカードがおすすめ
    19. 現物カードが必要
    20. カード名義にも注意
    21. 利用可能枠はいくら必要?
    22. 300豪ドルのレンタカーなら
    23. 1週間レンタルなら
    24. ホテルの仮押さえと重なる
    25. 複数のレンタカーを利用する場合
    26. 返却するとデポジットはどうなる?
    27. エイビス・バジェットは最大10営業日程度
    28. ユーロップカーは支払方法で大きく変わる
    29. シクストは銀行側の処理待ち
    30. 「返金」と表示されないことがある
    31. 日本のカードではどう見える?
    32. 為替レートの影響
    33. 1,000豪ドルの保証金という情報もあるけど?
    34. 現金でデポジットを払える?
    35. Zero Excessを付けると保証金も減る?
    36. 燃料代とデポジット
    37. 有料道路料金
    38. 傷が見つかった場合
    39. 交通違反・駐車違反
    40. 仮押さえが戻らない場合
    41. 出発前にしておくこと
    42. 車を受け取るときに確認すること
    43. 返却時にしておくこと
    44. 営業所で使える英語
    45. チェックリスト
    46. デポジットを考えてカード枠に余裕を持つ
    47. よくある質問




    まず結論|いくらカード枠を用意する?

    日本人旅行者がオーストラリアで一般的な乗用車を借りる場合、

    レンタル代金

    +

    0~1,000豪ドル程度のデポジット

    が一時的にカード利用可能額へ影響する可能性がある、と考えておくと安全です。

    大手各社の一般的な例では、200豪ドル程度の追加仮押さえが多く見られます。

    ただしシクストでは車種・営業所・カードなどによって300~1,000豪ドルのデポジットがあります。

    会社 一般乗用車の代表的な追加保証額
    エイビス 0~200豪ドル程度 ※予約・支払方法による
    バジェット 0~200豪ドル程度 ※予約・支払方法による
    シクスト 300~1,000豪ドル ※車種・営業所・支払方法による
    ユーロップカー 200豪ドル
    ハーツ 予約・車種・営業所等の条件で確認

    重要なのは、これは「レンタカー代とは別に必ず支払う料金」ではないことです。

    原則として問題なく車を返却し、追加料金がなければ、不要となった保証分は解除されます。

    レンタカーのデポジットとは?

    レンタカー会社が車を貸す際に、返却時に発生する可能性がある料金の支払いを保証するために確保する金額です。

    ホテルのチェックイン時に行われるカード仮押さえと考え方はほぼ同じです。

    例えば、

    燃料不足。

    予定より遅い返却。

    追加走行距離。

    乗り捨て。

    追加オプション。

    有料道路。

    車両の損傷。

    などの精算に備えます。

    プレオーソリゼーションとは?

    英語ではPre-authorisationと呼ばれます。

    レンタカー会社がカード会社へ、

    「このカードから一定額を利用できるように確保してください」

    と依頼する処理です。

    カードアプリでは、

    Pending。

    保留中。

    未確定。

    処理中。

    などと表示される場合があります。

    実際の請求ではない

    プレオーソリゼーションは通常、その時点でお金がレンタカー会社へ移ったという意味ではありません。

    仮押さえ 実際の請求
    レンタカー会社へ入金 原則まだされない される
    カード利用可能額 減る 減る
    カード明細 保留中など 確定取引
    問題なく返却 不要分を解除 返金処理が必要

    カード利用可能額が減るので、「請求された」と感じやすいのですが、まず取引状態を確認してください。

    デポジットとExcessはまったく別

    前の記事で紹介したエクセス(Excess)とデポジットは別です。

    デポジット Excess
    目的 レンタル中の料金支払い保証 事故・損害時の自己負担上限
    いつ必要? 通常は車両受取時 対象事故・損害発生時
    事故がなければ 不要分は解除 支払いなし
    金額例 200~1,000豪ドル等 数千豪ドルになる場合あり

    例えば、

    デポジット:200豪ドル。

    Excess:5,000豪ドル。

    という契約も普通にあり得ます。

    「200豪ドルを預けたから事故時も200豪ドルまで」とはなりません。

    何のために保証金を取る?

    ユーロップカーは、デポジットを、

    燃料不足。

    追加日数。

    追加走行距離。

    乗り捨て料金。

    その他追加料金。

    などの精算に利用すると説明しています。

    レンタカー会社にとって、返却後に追加料金が発生した場合の支払い保証になるわけです。

    大手レンタカー会社のデポジット比較

    2026年10月時点の公式案内を比較してみます。

    会社 一般乗用車 商用・特殊車等 返却後の解除
    エイビス 追加0~200豪ドル 200~400豪ドル等 通常5~10営業日程度
    バジェット 追加0~200豪ドル 最大400豪ドル等 通常最大10営業日程度
    シクスト 300~1,000豪ドル 車種等で変動 返却後、銀行側で解除
    ユーロップカー 200豪ドル 500豪ドル 条件により5営業日~最大30日程度
    ハーツ 予約条件で確認 車種等で異なる カード会社等の処理による

    予約方法や法人・旅行会社料金などで条件が変わる場合があります。

    実際に借りる予約のTerms & Conditionsを最終確認してください。

    エイビスはいくら?

    エイビスでは、レンタカー料金の支払方法によって仮押さえの計算が違います。

    一般乗用車の代表例では、

    予約 カード 追加プレオーソリゼーション
    Pay Now・事前払い クレジット/デビット 200豪ドル+現地追加オプション等
    Pay Later クレジットカード 追加0豪ドル+レンタル契約額
    Pay Later デビットカード 200豪ドル+レンタル契約額

    つまり「エイビスのデポジットは必ず200豪ドル」という単純な仕組みではありません。

    事前払いか現地払いか、クレジットカードかデビットカードかによって変わります。

    バジェットはいくら?

    バジェットもエイビスとよく似た仕組みです。

    予約 カード 追加プレオーソリゼーション
    Pay Now クレジット/デビット 200豪ドル
    Pay Later クレジット 追加0豪ドル+レンタル予定額
    Pay Later デビット 200豪ドル+レンタル予定額

    商用車・トラックでは最大400豪ドルになる場合があります。

    法人、ツアー、パートナー料金などでは別条件になることがあります。

    シクストはいくら?

    シクストは少し幅があります。

    公式案内では、車両受取時のデポジットは、

    300~1,000豪ドル

    です。

    金額は、

    車種。

    受取営業所。

    支払方法。

    などによって変わります。

    そのため、シクストで高級車や大型車を借りる場合は、レンタル代とは別に1,000豪ドル近いカード利用可能枠が必要になる可能性も考えておきましょう。

    ユーロップカーはいくら?

    ユーロップカーは2026年現在、オーストラリア国内レンタルについて具体的な金額を公表しています。

    車種 デポジット
    通常乗用車・通常EV 200豪ドル
    商用車・ピープルムーバー・12人乗り等 500豪ドル
    特殊・高級車 500豪ドル・クレジットカードのみ

    さらにレンタカー料金もカードへ承認されるため、通常乗用車の場合は、

    レンタカー料金+200豪ドル

    がカード利用可能額へ影響する可能性があります。

    ハーツはいくら?

    ハーツ(Hertz)もレンタカー利用時に保証用カードを求めます。

    ハーツのオーストラリア旅行者向け公式案内でも、主運転者名義のクレジットカードをセキュリティー・デポジット用に持参するよう案内しています。

    一方、具体的な仮押さえ額は車種、料金プラン、営業所、支払条件によって確認が必要です。

    そのためハーツについては、予約確認書または予約時のRental Qualificationsで金額を確認するのが確実です。



    レンタル料金も一緒に仮押さえされる

    「デポジット200豪ドル」と聞くと、カード利用可能額が200豪ドルあれば足りるように感じます。

    実際にはそうとは限りません。

    レンタカー料金を現地払いする場合、多くの会社では、

    予想レンタル料金

    +

    デポジット

    をカードへ仮押さえします。

    例えば、

    レンタカー料金:600豪ドル。

    デポジット:200豪ドル。

    なら、

    800豪ドル程度

    の利用枠が一時的に必要になる可能性があります。

    事前払いなら安くなる?

    事前払いなら、レンタカー料金自体はすでに支払っているため、現地でのカード仮押さえを小さくできる場合があります。

    ただしデポジットがなくなるとは限りません。

    例えばエイビスやバジェットの一般乗用車のPay Nowでは、現在200豪ドルの追加プレオーソリゼーションがあります。

    さらに現地で追加したオプションがあれば、その料金も対象になります。

    現地払いの場合

    現地払いでは、レンタカー料金そのものも仮押さえの対象になることがあります。

    特にデビットカードでは、口座から利用できる残高が大きく減る可能性があります。

    「レンタカー代は帰国後にカード請求されるから、現地の資金には影響しない」と考えないほうがよいでしょう。

    クレジットカードの場合

    クレジットカードでは、仮押さえされた金額分だけ利用可能枠が減ります。

    例えば利用可能額が50万円あるカードに、1,000豪ドル相当の仮押さえが入れば、その分だけ旅行中にカードを利用できる余裕が少なくなります。

    口座から実際に1,000豪ドル相当が引き落とされたわけではありません。

    デビットカードの場合

    デビットカードはさらに注意が必要です。

    仮押さえ金額が銀行口座の利用可能残高から一時的に使えなくなります。

    例えば、

    銀行残高:2,000豪ドル相当。

    レンタル代+デポジット:900豪ドル。

    なら、旅行中に自由に使える口座残高が実質1,100豪ドル相当になる可能性があります。

    そして返却翌日に必ず900豪ドル相当が自由になるとは限りません。

    保証金にはクレジットカードがおすすめ

    オーストラリア旅行では、ホテルでもレンタカーでもカード仮押さえが発生することがあります。

    そのため、レンタカー保証用には十分な利用可能枠のあるクレジットカードを利用するほうが管理しやすいでしょう。

    デビットカードだけに頼ると、旅行中に使える現金相当額が一時的に大きく減る可能性があります。

    現物カードが必要

    スマートフォンだけで旅行する人は注意してください。

    大手レンタカー会社では、車を受け取る際に物理的なカードを求める会社があります。

    シクストは、有料道路決済等の都合からデジタルウォレットに対応せず、物理的なクレジットカードが必要と案内しています。

    エイビスもPay Nowを含め、受取時に物理カードを提示することを条件としています。

    Apple Payだけでオーストラリア旅行をする予定でも、レンタカーを借りるなら現物カードを持参しましょう。

    カード名義にも注意

    保証に使用するカードは、原則としてレンタカー契約者・主運転者本人名義が必要です。

    夫名義で予約して、妻名義のカードだけを持っていく。

    会社名義カードだけを持っていく。

    家族から借りたカードを持っていく。

    こうした場合は受取を断られる可能性があります。

    カード名義、予約者名、主運転者名を揃えておくと安心です。

    利用可能枠はいくら必要?

    「デポジットが200豪ドルだから200豪ドル余っていればよい」と考えないでください。

    次の金額を合計して考えます。

    レンタカー料金。

    デポジット。

    追加オプション。

    ホテルの仮押さえ。

    旅行中の食事・買い物。

    ツアー。

    予備費。

    これらを同じカードへ集中させると、利用限度額に近づく可能性があります。

    300豪ドルのレンタカーなら

    例えば、現地払いのレンタカー料金が300豪ドル。

    デポジットが200豪ドル。

    なら、カード上では最大500豪ドル程度の利用可能枠が一時的に必要になるケースがあります。

    さらにカーナビ、チャイルドシート、追加ドライバーなどを加えれば増える可能性があります。

    1週間レンタルなら

    レンタル料金が1,000豪ドル。

    デポジットが500豪ドル。

    なら、1,500豪ドル程度の枠が一時的に必要になる可能性があります。

    さらにホテルで300豪ドルを仮押さえされていれば、合計1,800豪ドル。

    実際にはそれほどお金を使っていなくても、カードの利用可能額は大きく減ることがあります。

    ホテルの仮押さえと重なる

    前の記事で紹介したように、オーストラリアのホテルでもカードのプレオーソリゼーションがあります。

    例えば、

    ホテル:300豪ドル。

    レンタカー:700豪ドル。

    なら、

    合計1,000豪ドル分のカード枠が一時的に使えない可能性があります。

    オーストラリアを周遊して複数ホテルへ泊まると、前のホテルの仮押さえが解除される前に次のホテル、レンタカーの仮押さえが重なることもあります。

    複数のレンタカーを利用する場合

    シドニーではレンタカーを2日。

    飛行機でメルボルンへ。

    メルボルンでもレンタカーを3日。

    という旅行もあります。

    シドニーのレンタカー会社が仮押さえを解除していても、カード会社への反映が終わる前にメルボルンで新たなデポジットが入れば、2つが同時に表示される可能性があります。

    周遊旅行では特にカード限度額に余裕を持たせてください。

    返却するとデポジットはどうなる?

    問題なく車を返却すると、レンタカー会社は最終料金を確定します。

    例えば、

    レンタル料金。

    追加ドライバー。

    有料道路。

    燃料。

    延長。

    などです。

    最終料金が確定した後、必要のなくなった仮押さえ部分が解除されます。

    ただし、レンタカー会社が解除した日=カード利用可能額へ戻る日ではありません。

    エイビス・バジェットは最大10営業日程度

    エイビスは、最終レンタル料金の決済後、残った仮押さえの解除について、通常5~10営業日程度かかる場合があると案内しています。

    バジェットも、通常は最大10営業日程度。

    実際の期間は利用している銀行によって異なります。

    日本発行カードでも、返却翌日に必ず利用枠が戻るとは考えないほうがよいでしょう。

    ユーロップカーは支払方法で大きく変わる

    ユーロップカーはさらに具体的な目安を公開しています。

    返却時にデポジットと同じカードで最終支払いを行った場合は5営業日程度。

    一方、別のカードで支払った場合や、事前払い済みでデポジットに使ったカードへ最終決済が発生しない場合などは、最大30日程度かかる場合があります。

    この違いは旅行者にとって重要です。

    シクストは銀行側の処理待ち

    シクストでは返却時に最終料金を決済し、仮押さえを解除します。

    その後いつ利用可能額へ戻るかは、カードを発行した銀行側の処理になります。

    旅行終了後もしばらくPending表示が残る可能性があります。

    「返金」と表示されないことがある

    デポジットは通常の買い物をキャンセルして返金する仕組みとは違います。

    そのため、

    「+200豪ドル」

    という返金取引がカード明細へ表示されないことがあります。

    最初に表示されていた200豪ドルのPending取引が消え、カードの利用可能額だけが元へ戻る場合があります。

    エイビスも、仮押さえは一時的なholdなので、解除時に返金取引として明細へ表示されないと説明しています。



    日本のカードではどう見える?

    オーストラリアのレンタカー会社は豪ドルで仮押さえを行います。

    日本発行のカードでは、アプリ上で、

    豪ドル表示。

    日本円換算表示。

    両方。

    のいずれかになる場合があります。

    カード会社ごとに表示方法が違います。

    為替レートの影響

    仮押さえ時に表示された日本円換算額と、最終的なレンタカー料金の日本円請求額が同じになるとは限りません。

    最終決済日までに為替が動く可能性があるからです。

    仮押さえ表示だけを見て、最終的な日本円料金と判断しないでください。

    1,000豪ドルの保証金という情報もあるけど?

    レンタカー会社のFAQを検索すると、1,000豪ドルなど高額な保証金が表示されることがあります。

    条件をよく確認してください。

    例えばエイビスには、営業所から100km以内に居住する「Local Renter」を対象とする追加の本人確認制度があります。

    この場合、通常1,000豪ドル、Zero Excess選択時500豪ドルの保証金が設定されることがあります。

    これは主に現地居住者向けの特別条件です。

    日本から訪れる一般的な観光客の通常レンタルと混同しないようにしましょう。

    現金でデポジットを払える?

    基本的には期待しないほうがよいでしょう。

    シクストは現金でのデポジットを受け付けていません。

    エイビスも多くの通常レンタルで承認されたクレジットカード・デビットカードを利用します。

    レンタカーを利用するなら、契約者本人名義の利用可能なカードを持参するのが基本です。

    Zero Excessを付けると保証金も減る?

    必ずしもそうではありません。

    Excess ReductionやZero Excessは、事故時の自己負担を減らす商品。

    デポジットは追加料金の支払いを保証するもの。

    目的が違います。

    そのためZero Excessを購入しても、通常のデポジットは必要になる会社があります。

    一方、特定の料金や契約条件ではデポジット条件が変わる場合もあるため、予約時に確認してください。

    燃料代とデポジット

    満タン返しの契約なのに燃料を補給せず返却すると、レンタカー会社が給油料金を請求します。

    こうした追加料金の精算にも、登録されたカード情報やデポジットが使われます。

    返却直前に給油し、レシートをしばらく保管しておくと安心です。

    有料道路料金

    シドニー、メルボルン、ブリスベンなどには電子式有料道路があります。

    レンタカー会社によっては、返却後に通行料金が確定し、登録カードへ別途請求されます。

    したがってデポジットが解除された後でも、有料道路の利用料金が後日カードへ請求されることがあります。

    傷が見つかった場合

    返却時に新しい損傷が確認された場合、デポジットとは別に損害調査やExcessに基づく請求が発生する可能性があります。

    車を受け取るときに、

    車体全体。

    ホイール。

    フロントガラス。

    バンパー。

    内装。

    をスマートフォンで撮影しておきましょう。

    既存の傷が契約書に記載されているかも確認します。

    交通違反・駐車違反

    スピード違反や駐車違反などがレンタル終了後に判明する場合があります。

    レンタカー会社から行政機関へ運転者情報が提供され、違反金とは別にレンタカー会社の事務手数料が発生することもあります。

    そのため「デポジットが解除されたから、もうカード請求は一切ない」とは限りません。

    仮押さえが戻らない場合

    返却後すぐに仮押さえが消えなくても、まず各社が案内している処理期間を確認してください。

    その期間を過ぎても残っている場合は、

    1.レンタカー会社へ連絡

    プレオーソリゼーションが解除済みか確認。

    2.カード会社へ連絡

    レンタカー会社が解除済みなら、カード会社側でいつ利用可能額へ戻るか確認。

    という順番が分かりやすいでしょう。

    予約番号、Rental Agreement番号、返却日、金額を手元に用意しておきます。

    出発前にしておくこと

    日本を出る前に、

    カード利用限度額。

    現在の利用可能額。

    海外利用制限。

    カード有効期限。

    を確認します。

    レンタカーを1週間以上借りる場合や、高級車・大型車を借りる場合は特に重要です。

    可能ならカードを2枚以上持っていくと、1枚の枠が仮押さえで少なくなっても対応しやすくなります。

    車を受け取るときに確認すること

    営業所で、

    How much is the security deposit?

    と聞けば、今回いくら保証金が必要なのか確認できます。

    さらに、

    Is this a charge or a pre-authorisation?

    実際の請求ですか、それとも仮押さえですか?

    と聞けば安心です。

    返却時にしておくこと

    できれば返却時に最終明細を確認しましょう。

    そして、

    Has the security deposit been released?

    保証金の仮押さえは解除されましたか?

    と確認します。

    車体、燃料計、走行距離、返却場所も写真に残しておくと安心です。

    営業所で使える英語

    How much is the security deposit?

    保証金はいくらですか?

    How much will you pre-authorise on my card?

    カードにはいくら仮押さえされますか?

    Does that include the rental charge?

    その金額にはレンタカー料金も含まれていますか?

    When will the hold be released?

    仮押さえはいつ解除されますか?

    Has the pre-authorisation been released?

    仮押さえは解除されましたか?

    この程度を覚えておけば十分です。

    チェックリスト

    チェック 確認内容
    □ レンタカー会社のデポジット額を確認
    □ レンタル料金も仮押さえ対象か確認
    □ 本人名義の物理カードを持参
    □ カード利用可能額に十分な余裕がある
    □ ホテルのカード仮押さえも考慮
    □ デポジットとExcessの違いを理解
    □ デビットカード利用時は口座残高に余裕
    □ 返却時に最終料金を確認
    □ 返却時の車両・燃料計を撮影
    □ 最終Rental Agreementを保管

    デポジットを考えてカード枠に余裕を持つ

    オーストラリアでレンタカーを借りると、多くの会社でデポジットまたはプレオーソリゼーションが行われます。

    一般乗用車なら200豪ドル前後の会社もありますが、シクストのように車種や営業所などによって300~1,000豪ドルになる会社もあります。

    そして重要なのは、

    このデポジットとは別にレンタカー料金そのものもカードへ仮押さえされる場合がある

    という点です。

    例えば、

    レンタル料金600豪ドル。

    デポジット200豪ドル。

    なら800豪ドル。

    さらにホテルで300豪ドル。

    なら合計1,100豪ドル相当が、一時的にカード利用可能額へ影響する可能性があります。

    また、デポジットとExcessは別です。

    デポジット200豪ドルでも、事故時のExcessが5,000豪ドルという契約はあり得ます。

    デポジット=保証金。

    Excess=事故時の自己負担上限。

    この違いは覚えておきましょう。

    そして返却後、仮押さえがすぐに消えなくても慌てる必要はありません。

    エイビスやバジェットでは通常5~10営業日程度。

    ユーロップカーでは条件によって5営業日から最大30日程度になることがあります。

    レンタカー会社が解除しても、最終的に利用可能額へ戻すのはカード会社や銀行だからです。

    日本人旅行者がオーストラリアでレンタカーを利用するなら、

    十分な利用枠のある本人名義のクレジットカード。

    できれば予備のカード。

    を持っていくのがおすすめです。

    特にホテル滞在とレンタカー利用が重なる旅行では、実際に使った金額以上にカード利用可能枠が減ることがあります。

    レンタカー料金だけではなく、「カードにいくら仮押さえされるか」まで確認してから予約する。

    これがオーストラリアでレンタカーを利用するときの大切なポイントです。

    よくある質問

    オーストラリアのレンタカーのデポジットはいくらですか?

    会社、車種、予約方法、カードの種類によって異なります。一般乗用車では200豪ドル程度の大手もありますが、シクストでは300~1,000豪ドルなど幅があります。さらにレンタル料金自体も仮押さえされる場合があります。

    デポジットは実際に引き落とされるのですか?

    プレオーソリゼーションの場合は、通常は実際の確定請求ではなくカードの利用可能額を一時的に確保します。ただしカードアプリでは保留中の取引として表示されることがあります。

    デポジットとExcessは同じですか?

    違います。デポジットはレンタル中に発生する追加費用の支払い保証、Excessは事故や車両損害が発生した場合の自己負担上限です。

    デポジット200豪ドルならカード枠も200豪ドルあれば足りますか?

    足りない場合があります。現地払いではレンタカー料金+デポジットが仮押さえされることがあります。ホテルの仮押さえや旅行中の支払いも考えて、カード利用可能額には十分な余裕を持たせてください。

    デビットカードでもデポジットを払えますか?

    対応する会社・車種があります。ただし仮押さえ分だけ銀行口座の利用可能残高が一時的に減ります。返却後も解除反映まで時間がかかることがあるため、旅行資金に余裕が必要です。

    レンタカー返却後、デポジットは何日で戻りますか?

    会社と銀行によります。エイビスやバジェットでは通常5~10営業日程度、ユーロップカーでは支払方法などによって5営業日程度から最大30日程度かかる場合があります。

    デポジットが戻ったのに返金表示がありません。

    プレオーソリゼーションは実際に支払ったお金の返金ではないため、「返金」という取引が表示されない場合があります。保留中だった取引が消え、利用可能額だけが増えることがあります。

    Zero Excessを付ければデポジットは不要ですか?

    必ずしも不要にはなりません。Zero Excessは事故時の免責額を減らす商品で、デポジットは燃料や延長料金などの支払い保証なので目的が異なります。

    日本発行のクレジットカードでもデポジットに使えますか?

    通常は国際ブランド付きの対応カードで利用できます。ただし主運転者本人名義、物理カード、十分な利用可能額などの条件があります。カード種類や車種による制限も予約時に確認してください。



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  • オーストラリアのレンタカー会社比較|ハーツ・エイビス・バジェット・シクストなど

    オーストラリアのレンタカー会社比較|ハーツ・エイビス・バジェット・シクストなど

    オーストラリアでレンタカーを借りようとすると、いくつもの会社が検索結果に出てきます。

    ハーツ(Hertz)。

    エイビス(Avis)。

    バジェット(Budget)。

    シクスト(SIXT)。

    ユーロップカー(Europcar)。

    さらに地域によっては、スリフティ、エイペックスなどもあります。

    そこで迷うのが、

    「どの会社を選べばいいの?」

    「一番安い会社で大丈夫?」

    という点ではないでしょうか。

    レンタカーは、航空券のように単純に表示価格だけで比較するのが難しい商品です。

    1日料金が安く見えても、

    免責額。

    若年ドライバー料金。

    追加運転者料金。

    デポジット。

    空港追加料金。

    乗り捨て料金。

    有料道路の処理手数料。

    などを加えると、別の会社のほうが安くなることがあります。

    また、旅行中に事故や故障が起きた場合、営業所の多さやロードサービスの体制も重要です。

    検索サイトで一番安いレンタカー会社を選べばいいのではないですか?
    短期間で市内近郊だけを走るなら価格重視でもよいですが、保険・免責額、追加ドライバー、カードの仮押さえ、走行条件まで含めて比較したほうが安心です。特に地方を長距離運転する場合は、料金以外も重要になります。

    結論から言うと、「この会社が常に一番おすすめ」という答えはありません。

    旅行者ごとに重視するポイントが違うからです。

    初めての海外レンタカーなら大手会社。

    料金を重視するならバジェット系。

    追加ドライバーを利用するなら無料条件のある会社。

    有料道路を多く使うなら料金処理方法。

    長距離周遊なら営業所ネットワーク。

    このように選ぶと分かりやすくなります。

    この記事では2026年10月時点の各レンタカー会社の公式情報をもとに、日本人旅行者がオーストラリアで利用しやすい大手レンタカー会社を比較します。




    まず結論|会社より総額と条件で比較

    大手5社を大まかに整理すると、次のように考えると分かりやすいでしょう。

    会社 向いている人 特徴
    ハーツ 初めての海外レンタカー、長距離旅行 大手で営業所が多く、車種・補償選択肢も豊富
    エイビス 大手の安心感を重視 主要空港・都市に営業所が多く、会員制度あり
    バジェット 料金と大手ブランドの両方を重視 全国に多数の営業所。追加運転者の無料条件もあり
    シクスト 新しい車種、分かりやすいオンライン手続き重視 料金・仮押さえ・有料道路などオンライン情報が比較的明確
    ユーロップカー 大手比較を幅広くしたい人 空港・都市部に展開し、車種選択肢も多い

    ただし、この表だけで会社を決める必要はありません。

    同じ会社でも、

    シドニー空港。

    メルボルン市内。

    ケアンズ空港。

    パース市内。

    では価格も車種も違います。

    旅行日・営業所・車種ごとに5社程度を同じ条件で検索するのが一番確実です。

    主要5社を一覧比較

    会社 最低年齢の基本 免許保有 デビット 有料道路
    ハーツ 21歳 原則12か月以上 多くの営業所で条件付き利用可 独自処理システム
    エイビス 21歳 12か月以上 条件付き利用可 Linkt
    バジェット 21歳 12か月以上 Visa・Mastercardのデビット等 Linkt
    シクスト 21歳 フルライセンス等が必要 営業所・車種等の条件による Linkt
    ユーロップカー 21歳 1年以上 車種等の条件あり 会社の決済方式

    25歳未満では利用できる車種が限定されたり、若年ドライバー追加料金が必要になる場合があります。

    高級車・大型車では25歳以上など、別の条件が設定されることもあります。

    何を比較すればよい?

    レンタカーを比較するときは、最低でも次の項目を見ます。

    基本料金。

    免責額。

    免責額を下げる追加補償。

    追加ドライバー料金。

    若年ドライバー料金。

    デポジット。

    空港追加料金。

    乗り捨て料金。

    走行距離制限。

    有料道路料金。

    燃料条件。

    キャンセル条件。

    これらを全部含めた金額が、本当の比較対象です。

    ハーツ

    ハーツは世界的にも知名度の高いレンタカー会社で、オーストラリアでも主要空港や都市部に多数の営業所があります。

    初めて海外でレンタカーを借りる人にとって、大手会社を利用する安心感は大きいでしょう。

    オーストラリアでの基本条件では、運転者は原則21歳以上。

    免許は有効なフルライセンスで、原則12か月以上保持している必要があります。

    21~24歳には若年ドライバー追加料金がかかります。

    また一部の特別車種では25歳以上が条件です。

    日本語の運転免許証の場合は、認められた英語翻訳等が必要です。

    前の記事で説明したとおり、日本人旅行者なら日本の免許証と国外運転免許証を一緒に用意しておくのが分かりやすいでしょう。

    ハーツでは、

    免責額を下げる補償。

    免責額を0にする補償。

    ガラス・タイヤ。

    プレミアム・ロードサービス。

    など、補償オプションも複数あります。

    「多少料金が高くても、補償内容をレンタカー会社側でまとめたい」という人には比較しやすい会社です。

    エイビス

    エイビスもオーストラリアの主要空港・都市でよく見かける大手レンタカー会社です。

    最低年齢は通常21歳。

    運転者はフルライセンスを12か月以上保持している必要があります。

    一部の高級車カテゴリー「シグネチャー・シリーズ」は25歳以上です。

    車を受け取るときには、本人名義の物理的なカードが必要になります。

    スマートフォンのタッチ決済だけでは車を借りられないため注意してください。

    また、エイビス・プリファード(Avis Preferred)という無料会員制度があります。

    会員は予約・貸出手続きを簡略化できるほか、現在は1人の追加ドライバーを無料で登録できる特典もあります。

    夫婦・友人で交代運転する旅行では確認しておく価値があります。

    バジェット

    バジェットは名前の印象どおり、料金を重視する旅行者が比較候補に入れやすい大手レンタカー会社です。

    ただし「格安の小規模会社」ではなく、オーストラリア全土に200か所以上の営業所があります。

    最低年齢は21歳。

    有効なフルライセンスを12か月以上保持している必要があります。

    25歳未満では借りられる車種が限定されるので注意してください。

    日本語の免許証の場合は、国外運転免許証等が必要です。

    バジェットの便利な点のひとつが追加ドライバーです。

    同居する配偶者・パートナーについては、条件を満たせば追加ドライバー料金なしで登録できます。

    また無料会員制度のファストブレイク(Fastbreak)にも追加ドライバーに関する特典があります。

    夫婦で長距離を交代運転する場合は比較してみる価値があります。

    シクスト

    シクストはドイツ発祥の世界的レンタカー会社で、オーストラリアでも主要都市・空港に営業所があります。

    最低年齢は21歳。

    21~24歳には若年ドライバー追加料金が発生します。

    日本の免許証のように英語以外で記載された免許の場合、認証された英語翻訳または国際運転免許証を提示できます。

    シクストの特徴のひとつは、支払い・カード仮押さえ・有料道路などの案内が公式サイトで比較的詳しく説明されていることです。

    車両受取時にはカードにレンタル料金とデポジット分の仮押さえが行われます。

    デポジット額は車両クラスによって変わります。

    また有料道路についてはLinktと連携し、利用した通行料と利用日ごとのサービス料金を登録カードへ自動請求する方式です。

    ユーロップカー

    ユーロップカーもオーストラリア各地で利用できる世界的な大手レンタカー会社です。

    最低年齢は基本21歳。

    免許を1年以上保持している必要があります。

    25~26歳未満の運転者には、予約条件や車種によって若年ドライバー追加料金が設定されます。

    日本語の免許証の場合、国際運転免許証、または条件を満たす認定英語翻訳が必要です。

    海外居住者はパスポート提示も求められます。

    デポジットについては、通常の乗用車ならレンタル料金とは別に200豪ドルをカードで仮押さえするのが現在の基本です。

    商用車・ピープルムーバーでは500豪ドル、特殊・高級車でも500豪ドルなど、車種によって変わります。

    最低年齢を比較

    今回紹介する主要5社は、一般的な乗用車なら基本的に21歳から借りられます。

    しかし、

    21歳なら全車種を借りられる

    という意味ではありません。

    25歳未満は、

    高級車。

    大型SUV。

    一部のスポーツモデル。

    などを借りられない会社があります。

    若い旅行者ほど、予約時の車種条件を確認してください。

    25歳未満は特に注意

    オーストラリアのレンタカーでは、21~24歳の運転者にYoung Driver Surchargeが付く会社が多くあります。

    1日ごとの追加料金なので、7日、10日借りると差が大きくなります。

    メインドライバーが26歳でも、追加運転者が23歳なら、その追加運転者について若年料金が必要になる場合もあります。

    免許保有期間

    大手会社では「免許を取得したばかり」の旅行者へ車を貸さないことがあります。

    ハーツ。

    エイビス。

    バジェット。

    ユーロップカー。

    などでは、通常免許保有1年以上が基本条件です。

    日本で免許を取って数か月しかたっていない場合は予約前に確認してください。

    日本人は国際運転免許証を用意

    前の記事でも詳しく紹介しましたが、日本の運転免許証は日本語表記です。

    そのため、

    日本の運転免許証。

    国外運転免許証。

    パスポート。

    を持って行くのがおすすめです。

    国外運転免許証だけでは運転できないので、日本の免許証も必ず携帯してください。



    カード条件を比較

    レンタカーではカードが非常に重要です。

    単なる支払手段ではなく、

    レンタル料金。

    デポジット。

    事故時の負担。

    燃料。

    有料道路。

    交通違反。

    などの精算にも使用されます。

    基本的には運転者本人名義のクレジットカードを持って行くのが一番分かりやすいでしょう。

    現物カードを持っていく

    オーストラリアではApple Payなどのスマートフォン決済が非常に普及しています。

    しかしレンタカー営業所では事情が違います。

    エイビスやバジェットでは、車両受取時に物理的なカードの提示を求めています。

    スマートフォンのタッチ決済だけでは不可です。

    レンタカーを利用する旅行なら、現物のカードを必ず持参してください。

    デビットカードは使える?

    会社・営業所・車種によって違います。

    ハーツでは、多くの営業所でVisaまたはMastercardブランドのデビットカードを利用できる場合があります。

    バジェットもVisa・Mastercardのデビットカードを受け付けています。

    シクストは営業所によってデビットカード利用条件が違うため、事前確認を推奨しています。

    ユーロップカーも一般車両ではデビットカードでのデポジットに対応していますが、特殊・高級車ではクレジットカードのみになる場合があります。

    ただしデビットカードでは仮押さえ分だけ銀行口座の利用可能残高が減るので、旅行中はクレジットカードのほうが使いやすいでしょう。

    デポジット・カード仮押さえ

    レンタカーを受け取るとき、ほとんどの大手会社ではカードにプレオーソリゼーション、つまり仮押さえを行います。

    これは事故時のExcessとは別です。

    例えば、

    レンタル料金500豪ドル。

    デポジット200豪ドル。

    なら、合計700豪ドル程度がカードの利用可能額から一時的に確保される場合があります。

    車を問題なく返却すれば、最終精算後に不要な仮押さえが解除されます。

    エイビスの仮押さえ例

    エイビスでは予約・支払方法によって仮押さえ額が変わります。

    現在の公式案内では一般乗用車について、Pay Now予約などでは追加オプション代等に加えて200豪ドルが仮押さえされる場合があります。

    商用車では400豪ドルなど、車種によって異なります。

    デビットカードを利用する場合は、支払方法によってレンタル料金相当額も仮押さえ対象になります。

    ユーロップカーの仮押さえ例

    ユーロップカーの2026年現在のオーストラリア向けデポジット方針では、

    車種 レンタル料金以外の仮押さえ目安
    通常乗用車 200豪ドル
    商用車・ピープルムーバー 500豪ドル
    特殊・高級車 500豪ドル・クレジットカードのみ

    実際の予約時には最新条件を確認してください。

    保険・免責額は会社ごとに比較

    前の記事で詳しく説明したとおり、レンタカーの価格比較ではExcess、つまり事故時の免責額が非常に重要です。

    1日料金が5豪ドル安くても、

    会社A:Excess 5,000豪ドル。

    会社B:Excess 3,000豪ドル。

    なら、事故時のリスクは大きく違います。

    さらに追加補償を付けた場合の1日料金も比較してください。

    Zero Excessの内容も違う

    各社には免責額を小さく、または0にする追加商品があります。

    しかし会社によって、

    タイヤ。

    フロントガラス。

    車体下部。

    屋根。

    単独事故。

    ロードサービス。

    などの扱いが違います。

    「Zero Excess」という商品名だけで比較せず、補償範囲を確認してください。

    追加ドライバー

    夫婦や友人で長距離ドライブするなら、追加ドライバーを正式に登録してください。

    契約書に登録されていない人が運転して事故を起こすと、保険や免責軽減が無効になる可能性があります。

    営業所で免許証を提示し、追加運転者として登録します。

    バジェットは配偶者等が無料の場合も

    バジェットでは、メイン運転者と同じ住所に住む配偶者・パートナーを追加運転者にする場合、現在は追加運転者料金がかかりません。

    業務利用の場合の一定の同僚等にも無料条件があります。

    その他の追加運転者には通常追加料金がかかります。

    2人で交代運転する旅行では、この違いが最終料金に影響します。

    エイビス・プリファード

    エイビスでは無料のエイビス・プリファード会員になると、現在1名の追加運転者を無料で登録できます。

    長距離旅行なら、レンタカー予約前に各社の無料会員制度も確認してみるとよいでしょう。

    有料道路の支払い

    シドニー、メルボルン、ブリスベンなどには有料道路があります。

    日本の高速道路のように料金所で現金を払う方式ではなく、ほとんどが電子式です。

    レンタカーではナンバープレートを読み取り、後から登録カードへ請求する仕組みが使われます。

    会社によって料金処理方法が違うため、受取時に確認してください。

    Linkt利用会社

    エイビス、バジェット、シクストなどでは、Linktを利用したレンタカー用有料道路決済があります。

    エイビスとシクストの現在の案内では、有料道路を利用した日は、実際の通行料金とは別に3.30豪ドル/日のレンタルサービス料金が加算されます。

    例えば1日に有料道路を3回走ってもサービス料金はその日1日分。

    翌日も有料道路を使えば、もう1日分が加算されます。

    ハーツの有料道路

    ハーツも有料道路料金をレンタカー利用者へ後日精算する仕組みを用意しています。

    レンタル終了後には、My Journey Portalから有料道路利用の請求書等を確認できます。

    ハーツでは料金プランや利用方法によって有料道路関連のオプションがありますので、契約時の説明を確認してください。

    乗り捨て

    オーストラリア旅行では、

    メルボルンで借りてアデレードで返却。

    パースで借りて西オーストラリア州内の別都市で返却。

    という乗り捨てを利用することがあります。

    大手各社は多くの区間でワンウェイ・レンタルに対応しています。

    ただしすべての営業所・車種で可能とは限らず、乗り捨て料金が発生する場合があります。

    長距離区間ではかなり高くなることもあるので、

    同一営業所返却

    と、

    別都市返却

    の両方を検索して総額を比較しましょう。

    空港営業所と市内営業所

    大手会社は主要空港内または空港周辺に営業所があります。

    空港到着後すぐ借りられるのは非常に便利です。

    一方、市内観光中はレンタカーが不要な都市もあります。

    例えばメルボルンに3泊して、最後の1日だけグレート・オーシャン・ロードへ行くなら、旅行初日から空港で借りる必要はありません。

    市内営業所から1日だけ借りる方法もあります。

    空港営業所は高くなることも

    空港営業所では、空港施設関連のサーチャージが料金へ加算される場合があります。

    そのため、

    空港営業所5日間。

    市内営業所5日間。

    を検索すると、同じ会社・同じ車種でも料金が違うことがあります。

    ただし空港から市内までの交通費・時間も必要です。

    数十豪ドル安くするために、大きなスーツケースを持って市内営業所まで移動する価値があるかも考えましょう。

    営業時間にも注意

    空港営業所は営業時間が長い傾向があります。

    一方、市内営業所では夕方早めや週末に閉まる店舗もあります。

    返却時間が営業時間を過ぎる場合は、営業時間外返却に対応しているか確認してください。

    営業時間外返却

    一部の営業所にはキー・ドロップがあり、営業終了後でも返却できます。

    ただし車両が正式に確認されるまでレンタル責任が継続する契約の場合もあります。

    車を置いて鍵を返却ボックスへ入れる前に、

    車体。

    燃料計。

    走行距離。

    駐車場所。

    を写真に残しておくと安心です。

    走行距離制限

    一般的な乗用車ではUnlimited Kilometres、つまり走行距離無制限の料金が多くあります。

    バジェットも、多くの予約では走行距離無制限と案内しています。

    しかし、

    特殊車両。

    地方営業所。

    長期レンタル。

    特別料金。

    などでは走行距離制限が設定されることがあります。

    長距離ドライブなら必ず確認してください。

    走行禁止道路

    レンタカー会社を比較するとき、アウトバック旅行では特に重要です。

    同じ4WDでも、会社ごとに走行できる道路が違います。

    未舗装道路。

    ビーチ。

    冠水道路。

    離島。

    特定の遠隔地。

    などは契約で禁止されている場合があります。

    禁止地域へ入って事故を起こすと、追加保険やZero Excessが無効になる可能性があります。

    燃料条件

    一般的なのは、

    満タンで借りる → 満タンで返す

    方式です。

    返却前に自分で給油しなかった場合は、レンタカー会社の燃料料金+サービス料金が加算されることがあります。

    レンタカー会社の給油料金は近隣のガソリンスタンドより高くなることがあるので、通常は返却前に満タンにするのがおすすめです。

    EVを借りる場合

    電気自動車を扱う会社も増えています。

    ただし旅行者の場合は、

    充電場所。

    ホテルの充電設備。

    走行距離。

    返却時に必要な充電残量。

    を確認してください。

    バジェットでは返却時の充電残量が一定水準を下回ると、追加のEV充電料金が発生する仕組みがあります。

    都市観光ならEVでも使いやすいですが、西オーストラリア州やアウトバックの長距離周遊では充電計画が重要です。



    市内+近郊だけなら

    例えばシドニーで、

    空港。

    ブルーマウンテンズ。

    ポート・スティーブンス。

    などへ数日だけ出かけるなら、大手5社の価格と免責額を比較すればよいでしょう。

    市内だけの日は公共交通を使い、郊外観光の日だけレンタカーを借りる方法もあります。

    長距離周遊なら

    1週間以上のロードトリップでは、料金だけでなく、

    営業所ネットワーク。

    ロードサービス。

    走行可能地域。

    乗り捨て。

    追加ドライバー。

    を重視します。

    何千キロも走る旅行では、途中でトラブルが起きた場合に大手の全国ネットワークが役立つことがあります。

    グレート・オーシャン・ロードなら

    メルボルンからグレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)へ1~2日だけ行くなら、会社間の大きな違いより、

    便利な市内営業所。

    免責額。

    追加補償。

    営業時間。

    を比較するのがおすすめです。

    夫婦で交代運転するなら追加ドライバー無料条件も確認しましょう。

    ケアンズ周辺なら

    ケアンズからポート・ダグラスやデインツリー方面を旅行するなら、空港またはケアンズ市内で借りることができます。

    短期なら価格重視でもよいですが、デインツリーなどへ行く場合は走行可能道路の条件を確認してください。

    すべてのレンタカーがすべての未舗装道路を走れるわけではありません。

    西オーストラリアなら

    西オーストラリア州は特に走行距離が長くなります。

    パースからマーガレット・リバー。

    ピナクルズ。

    さらに北部。

    などへ行く場合、

    Unlimited Kilometres。

    ロードサービス。

    走行禁止区域。

    乗り捨て料金。

    を重視してください。

    単純な1日料金だけで選ぶ旅行先ではありません。

    比較サイトを使う場合

    レンタカー比較サイトは、複数会社の料金を一度に見られるので便利です。

    ただし表示される「最安料金」だけでは判断しないでください。

    比較サイト経由の予約では、

    レンタカー会社本体の補償。

    比較サイト独自の保険。

    第三者保険会社の免責補償。

    などが混在することがあります。

    事故時に誰へ請求するのかも確認しておきましょう。

    公式サイトでも再確認

    比較サイトで候補を決めたら、同じ日時・車種を各社公式サイトでも検索してみましょう。

    公式予約では、

    会員価格。

    無料キャンセル条件。

    追加ドライバー特典。

    補償プラン。

    などが分かりやすい場合があります。

    価格差が小さければ、予約変更やトラブル対応を考えて公式サイトから予約する方法もあります。

    「一番安い」だけで選ばない

    例えば、

    会社A 会社B
    基本料金 250豪ドル 290豪ドル
    追加ドライバー 30豪ドル 無料
    必要な追加補償 90豪ドル 50豪ドル
    実質合計 370豪ドル 340豪ドル

    ということがあります。

    最初の検索結果では会社Aが40豪ドル安いのに、最終的には会社Bのほうが安くなります。

    予約最終画面まで進めて総額を比較することが重要です。

    旅行タイプ別おすすめの選び方

    旅行タイプ 選び方
    初めての海外運転 大手5社から補償条件が分かりやすい会社
    価格重視 バジェットを含め5社の最終総額比較
    夫婦で交代運転 追加ドライバー無料条件を確認
    21~24歳 若年料金+借りられる車種を比較
    1~2日だけ利用 ホテルに近い市内営業所を優先
    1週間以上の周遊 営業所数・ロードサービス・走行条件重視
    都市間乗り捨て One Way Fee込み総額を比較
    有料道路を多用 各社のToll料金処理を確認

    会社名だけで選ぶのではなく、旅行内容に合わせて比較するのがおすすめです。

    受取時チェックリスト

    チェック 内容
    □ 日本の運転免許証
    □ 国外運転免許証
    □ パスポート
    □ 本人名義の現物カード
    □ Excessの金額
    □ 追加補償の内容
    □ デポジット金額
    □ 追加運転者が登録されている
    □ 有料道路の精算方法
    □ 燃料返却条件
    □ 走行禁止道路
    □ 車体の傷を写真撮影
    □ ロードサービス電話番号

    総額・免責額・使いやすさで決める

    オーストラリアには多くのレンタカー会社があります。

    日本人旅行者が比較しやすい大手なら、

    ハーツ。

    エイビス。

    バジェット。

    シクスト。

    ユーロップカー。

    あたりから探すとよいでしょう。

    しかし「どの会社が一番いいか」は旅行ごとに変わります。

    レンタカー料金は、

    営業所。

    旅行日。

    車種。

    予約時期。

    需要。

    によって大きく変わるからです。

    さらに重要なのが、表示された車両料金以外の部分です。

    特に確認したいのは、

    Standard Excessはいくらか。

    追加補償はいくらか。

    追加ドライバーはいくらか。

    若年運転者追加料金はあるか。

    デポジットはいくらか。

    乗り捨て料金はいくらか。

    です。

    この条件を含めて比較すると、検索結果で一番安く表示された会社が最終的にも一番安いとは限りません。

    また大手会社には、営業所ネットワーク、車両交換、事故・故障対応などの安心感があります。

    1日だけ借りて近郊を走る旅行なら価格を重視してもよいでしょう。

    一方、1週間以上の長距離周遊なら数十豪ドルの違いより、営業所ネットワークや補償条件を優先する価値があります。

    そして日本人旅行者なら、

    日本の運転免許証。

    国外運転免許証。

    パスポート。

    本人名義の現物クレジットカード。

    を準備しておくと、主要レンタカー会社での手続きがスムーズです。

    「一番安いレンタカー会社」ではなく、「自分の旅行条件で最終的に一番使いやすい会社」を選ぶ。

    これがオーストラリアのレンタカー選びで一番大切なポイントです。

    よくある質問

    オーストラリアでおすすめのレンタカー会社はどこですか?

    ハーツ、エイビス、バジェット、シクスト、ユーロップカーなどの大手は日本人旅行者でも比較しやすい会社です。ただし料金は旅行日・営業所・車種によって変わるので、同条件で複数社を比較するのがおすすめです。

    オーストラリアのレンタカーは何歳から借りられますか?

    今回紹介した主要大手では、一般乗用車は基本的に21歳以上です。ただし21~24歳には若年ドライバー追加料金がかかったり、借りられる車種が制限されたりする場合があります。

    一番安いレンタカー会社を選べばよいですか?

    基本料金だけでは判断しないほうがよいでしょう。追加補償、Excess、追加運転者、デポジット、空港料金、乗り捨て料金などを含めた最終総額で比較してください。

    デビットカードでもレンタカーを借りられますか?

    利用できる会社・営業所もありますが、車種や支払方法によって制限があります。デビットカードでは仮押さえ分だけ口座の利用可能残高が減るので、十分な利用枠のあるクレジットカードのほうが使いやすいでしょう。

    スマートフォンのクレジットカードだけでレンタカーを借りられますか?

    できない会社があります。エイビスやバジェットなどは、車両受取時に物理的なカードを提示するよう案内しています。現物のクレジットカードを持参してください。

    夫婦で交代運転すると追加料金がかかりますか?

    会社によります。バジェットでは同住所の配偶者・パートナーを一定条件で無料追加でき、エイビス・プリファード会員にも1名無料の追加ドライバー特典があります。必ず正式に追加運転者として登録してください。

    有料道路はレンタカーでどう払いますか?

    会社ごとに電子決済の仕組みがあります。エイビス、バジェット、シクストなどはLinktを利用しています。実際の通行料に加えてサービス料金がかかる場合があります。

    レンタカーは空港で借りるほうがいいですか?

    到着後すぐ地方へ向かうなら便利です。数日間シドニーやメルボルン市内を観光するなら、公共交通を利用して、必要になった日だけ市内営業所から借りるほうが安くなる場合があります。

    レンタカー会社によって保険内容は違いますか?

    違います。標準Excess、Excess Reduction、Zero Excess、タイヤ・ガラス、単独事故などの扱いが会社や商品によって異なります。料金だけではなく補償条件を確認してください。



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  • オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説

    オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説

    オーストラリアでレンタカーを検索すると、料金の安さに驚くことがあります。

    ところが予約を進めていくと、

    「Excess」

    「Loss Damage Waiver」

    「Excess Reduction」

    「Zero Excess」

    など、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

    さらに営業所で、

    「事故の場合の免責額は数千豪ドルです」

    と言われて、初めて驚く人も少なくありません。

    オーストラリアのレンタカーで非常に重要なのが、エクセス(Excess=免責額・自己負担上限)です。

    レンタカー料金に基本的な補償が含まれていても、事故を起こしたときの自己負担が0豪ドルとは限りません。

    例えば、事故による車両損害について「最大5,000豪ドルまで利用者負担」という契約なら、その5,000豪ドルがエクセスです。

    そしてレンタカー会社では、追加料金を払って、このエクセスを小さくしたり0豪ドルにしたりする商品を販売しています。

    「保険付き」と書かれていれば、事故を起こしても支払いはないと思っていました。
    そこが一番分かりにくいところです。基本料金に補償が含まれていても、多くの場合は免責額があります。また、タイヤやガラス、車体下部などが別扱いになる商品もあるので、単に「保険付き」だけで判断しないことが大切です。

    さらに、日本の海外旅行保険やクレジットカード付帯保険に「レンタカー免責補償」が付いている場合もあります。

    この場合は、レンタカー会社の高額な追加補償を購入せず、事故時にはいったんレンタカー会社へ免責額を払い、後から保険会社へ請求するという方法も考えられます。

    ただし、旅行保険なら何でもレンタカー事故を補償するわけではありません。

    補償上限。

    対象となる車種。

    運転者登録。

    タイヤ・ガラス。

    単独事故。

    契約違反。

    など、条件を確認する必要があります。

    この記事では2026年10月時点のオーストラリアの大手レンタカー会社や旅行保険の案内をもとに、レンタカーの「保険」「免責額」「追加補償」の仕組みを日本人旅行者向けに整理します。




    まず結論|一番重要なのはExcess

    オーストラリアでレンタカーを予約するとき、一番確認したい数字は、車両の1日料金だけではありません。

    事故を起こした場合、自分はいくらまで負担する可能性があるのか。

    つまり、

    Excess(エクセス)

    です。

    項目 意味
    Rental Rate レンタカー基本料金
    LDW・CDW等 車両損害に対する基本的な責任軽減制度
    Excess 事故時などに利用者が負担する上限額
    Excess Reduction 追加料金で免責額を小さくする商品
    Zero Excess 対象となる損害の免責額を0にする商品

    レンタカー会社によって名称は異なります。

    また同じ会社でも、車種、営業所、予約プランによって金額が変わります。

    そのため「オーストラリアのレンタカー免責額は一律○豪ドル」と考えないでください。

    Excessとは?

    エクセスとは、日本の自動車保険でいう「免責額」に近い考え方です。

    レンタカーの損害について利用者の責任を一定額までに制限する制度があっても、その一定額までは利用者自身が負担する可能性があります。

    ユーロップカー(Europcar)は、契約条件を守っていることを前提に、事故・盗難などで利用者が負担する最大額をExcessとして説明しています。

    つまり、

    補償がある=自己負担0

    ではありません。

    免責額5,000豪ドルならどうなる?

    分かりやすく架空の例で考えてみましょう。

    レンタカー契約のExcessが、

    5,000豪ドル

    だったとします。

    事故を起こし、対象となる修理費が2,000豪ドルなら、最大5,000豪ドルという枠内なので、2,000豪ドルを負担する可能性があります。

    修理費が8,000豪ドルなら、契約条件を満たしている限り、利用者負担は最大5,000豪ドルまでに制限される、という考え方です。

    修理費 Excess 利用者負担の考え方
    1,000豪ドル 5,000豪ドル 最大1,000豪ドル
    3,000豪ドル 5,000豪ドル 最大3,000豪ドル
    8,000豪ドル 5,000豪ドル 原則最大5,000豪ドル

    ただし、これには重要な条件があります。

    レンタル契約の補償対象となる事故であることです。

    契約違反や補償除外項目に該当すると、この免責額による上限そのものが適用されない場合があります。

    基本料金には何が含まれる?

    大手レンタカー会社では、通常の料金に一定の車両損害に対する責任軽減制度が含まれていることがあります。

    例えばバジェット(Budget)では、すべてのオーストラリア国内レンタルにロス・ダメージ・ウェーバー(Loss Damage Waiver/LDW)が含まれ、車両の損失・損害に対する利用者の責任をStandard Excessまでに制限すると案内しています。

    シクスト(SIXT)でも、すべての予約にStandard Coverが含まれています。

    ただし、ここで注意したいのが、

    「基本補償あり」

    と、

    「免責0」

    はまったく違うということです。

    厳密には「保険」ではないことも

    日本では分かりやすく「レンタカー保険」と呼ぶことが多いのですが、レンタカー会社が販売する商品は、厳密には保険会社の保険そのものではなく、

    Waiver。

    Protection。

    Damage Reduction。

    など、レンタカー会社に対する損害賠償責任を軽減する契約の場合があります。

    そのため、

    「保険に入ったから何でも補償される」

    という考え方は避けてください。

    名称ではなく、契約条件と除外項目を見ることが重要です。

    CTPとレンタカー車両補償は別

    オーストラリアには、自動車登録に関連する強制的な対人補償制度があります。

    一般にCTP(Compulsory Third Party)と呼ばれます。

    しかしこれは、自分が借りているレンタカーの傷やへこみを無料で直してくれる制度ではありません。

    レンタカー会社の車両損害に対する責任と、第三者の人身損害への補償は分けて考える必要があります。

    LDW・CDWとは?

    予約画面でよく見るのが、

    LDW(Loss Damage Waiver)。

    CDW(Collision Damage Waiver)。

    です。

    会社によって名称や内容は違いますが、一般的にはレンタカーの損害について利用者の責任を一定額に制限する仕組みです。

    ユーロップカーではCDW等が料金に含まれる場合、事故・盗難時の最大責任額としてExcessが設定されると説明しています。

    バジェットでもLDWによって責任がStandard Excessまでに制限されます。

    Excess Reductionとは?

    標準免責額を小さくする追加商品です。

    例えば標準Excessが5,000豪ドルだった場合、追加料金を払って、

    5,000豪ドル

    ↓

    1,000豪ドル

    のように下げるイメージです。

    実際の金額は会社、車種、営業所、商品によって異なります。

    バジェットはExcess Reductionを、Standard Excessをさらに小さくする任意の追加商品として案内しています。

    Zero Excessなら完全に0円?

    ここも非常に重要です。

    「Zero Excess」という名称だけを見て、どんな事故でも絶対0豪ドルと思わないでください。

    対象となる損害について免責額を0にする商品であっても、

    タイヤ。

    ガラス。

    車内。

    車体下部。

    屋根。

    水没。

    誤給油。

    鍵。

    契約違反。

    などが別扱いになる場合があります。

    会社ごとの補償内容を見る必要があります。

    シクストの例

    シクストではStandard Coverが基本料金に含まれます。

    追加料金で、

    Reduced Excess。

    $0 Excess。

    などを選択できます。

    ただし2025年5月から商品構成が変更され、$0 Excessはタイヤ・ガラス損害を含まない商品となっています。

    タイヤ・フロントガラスなどを補償したい場合は、別途Tyre & Glass Protectionがあります。

    また、事故内容や営業所によってはSingle Vehicle Accident Feeが追加される場合があります。

    「$0 Excess」という言葉だけでは判断できない好例です。

    バジェットの例

    バジェットではLDWがすべてのオーストラリア国内レンタルに含まれます。

    そのうえで、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    などを追加できます。

    現在のバジェットの案内では、Zero Excessの商品では対象となる損害について免責額が0になり、タイヤ・窓ガラスも対象に含まれます。

    一方で、

    車体上部。

    車体下部。

    水による損害。

    など、契約上の除外が残ります。

    そのため「Zero」という名前でも、契約書の除外項目は必ず確認してください。

    エイビスの例

    エイビス(Avis)でも、参加営業所で、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    といった追加補償を利用できます。

    またシドニー空港営業所では、レンタル開始時に予想レンタル料金に加えて、一般乗用車等について最大200豪ドルの追加プレオーソリゼーションをカードに設定すると案内しています。

    ここで注意したいのは、この200豪ドルの仮押さえと事故時のExcessは別物ということです。



    補償対象外になるもの

    レンタカー保険で最も注意したい部分です。

    追加補償を買ったからといって、すべての損害について責任がなくなるとは限りません。

    会社によって違いますが、代表的な注意項目は、

    タイヤ・ガラス。

    屋根。

    車体下部。

    水没。

    誤給油。

    鍵紛失。

    無断運転者。

    酒気帯び。

    禁止道路走行。

    故意・重大な過失。

    などです。

    タイヤ・ガラス

    飛び石によるフロントガラスの損傷や、タイヤのパンクは旅行中にも起こり得ます。

    しかし基本補償や一部のExcess Reductionでは別扱いになることがあります。

    シクストでは現在、Reduced Excessや$0 Excessとは別にTyre & Glass Protectionを用意しています。

    一方、バジェットの商品構成ではZero Excess等にタイヤ・窓ガラスが含まれる場合があります。

    会社によってまったく違う部分です。

    車体下部・屋根

    縁石。

    未舗装道路。

    低い障害物。

    駐車場の高さ制限。

    などで発生する可能性があります。

    標準補償や追加補償の対象外になる会社もあります。

    キャンピングカーや大型SUVでは特に屋根の損傷にも注意してください。

    冠水・水没

    オーストラリアでは大雨の際、地方道路が冠水することがあります。

    冠水道路へ進入して車が故障・水没した場合、通常の免責軽減が適用されないことがあります。

    道路が冠水していたら、無理に進まないことが大切です。

    誤給油・鍵紛失

    ガソリン車にディーゼルを入れる。

    ディーゼル車にガソリンを入れる。

    レンタカーの鍵を紛失する。

    車内へ鍵を閉じ込める。

    こうしたトラブルは事故とは扱いが違う場合があります。

    ユーロップカーでも、誤給油、鍵の紛失、タイヤトラブル、バッテリー上がりなどは通常の無料ロードサービス範囲外となり得るため、別のAssistance Plus商品を提供しています。

    走行禁止道路・契約違反

    契約条件で走行を禁止されている未舗装道路へ入った。

    ビーチを走行した。

    洪水区域へ進入した。

    登録されていない人が運転した。

    飲酒運転をした。

    こうした場合はExcessの上限が適用されず、損害額全体を請求される可能性があります。

    免責額は「契約を守って運転していること」が前提と考えてください。

    単独事故は別料金の場合も

    他の車との衝突ではなく、

    電柱。

    ガードレール。

    壁。

    駐車場の柱。

    などへぶつける事故を単独事故と呼びます。

    レンタカー会社によっては通常のDamage Excessとは別に、Single Vehicle Accident Feeが設定されることがあります。

    シクストは、契約内容や営業所によってSingle Vehicle Accident FeeがDamage Recovery Feeへ追加される場合があると明記しています。

    相手が悪くても免責額を払う?

    「自分に過失がなければ何も払わない」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

    事故直後には相手の責任が確定していないからです。

    例えばバジェットでは、第三者が事故原因だった場合でも、いったん契約上のExcessを利用者が負担し、その後責任が確定して相手方から損害を回収できれば返金すると案内しています。

    シクストでも、責任ある第三者またはその保険会社から損害を回収できた場合、Damage Recovery Feeを全額または回収割合に応じて返金するとしています。

    したがって事故時には、相手の、

    氏名。

    住所。

    電話番号。

    免許証情報。

    車両登録番号。

    保険情報。

    などを可能な範囲で確認することが重要です。

    海外旅行保険でExcessを補償できる?

    商品によってはできます。

    海外旅行保険には、

    Rental Vehicle Excess

    などの名称で、レンタカー会社へ支払った免責額を一定額まで補償するものがあります。

    例えばオーストラリアのアリアンツ(Allianz)の包括的な旅行保険では、契約条件を満たしたレンタカーの事故・盗難について、利用者が負担したExcess等を保険の上限まで補償する仕組みがあります。

    日本で加入する海外旅行保険やクレジットカード付帯保険にも似た補償がある場合があります。

    ただし商品ごとに条件は異なります。

    旅行保険は後払い精算が基本

    レンタカー会社のZero Excessと旅行保険のRental Vehicle Excess Coverには、大きな違いがあります。

    旅行保険を使う場合、多くは事故時に、

    レンタカー会社へまず自分で支払う

    ↓

    帰国後などに旅行保険会社へ請求

    という流れになります。

    つまり、レンタカー会社で追加補償を購入しなければ、事故時には数千豪ドルを一時的にカードで支払える利用枠が必要になる可能性があります。

    保険会社へ請求すれば、その場でレンタカー会社への支払いがなくなるわけではありません。

    補償上限に注意

    旅行保険のRental Vehicle Excessには上限があります。

    例えば、

    レンタカー会社のExcess:6,000豪ドル

    旅行保険の補償上限:5,000豪ドル

    なら、条件次第では差額部分が自己負担として残る可能性があります。

    オーストラリアのレンタカーでは標準免責額が数千豪ドルになることがあるため、旅行保険を利用するなら、レンタカー契約のExcess以上の補償上限があるかを確認してください。

    クレジットカード付帯保険

    一部のクレジットカードには海外旅行中のレンタカー免責補償があります。

    ただし、

    カードでレンタカー代を支払う必要がある。

    本会員だけが対象。

    家族カードは条件が違う。

    対象車種が限定される。

    補償上限がある。

    旅行前にカードで一定の旅行代金を支払う必要がある。

    など、条件はカードごとに異なります。

    「ゴールドカードだから大丈夫」と思わず、旅行前に保険規約を確認してください。

    レンタカー会社補償と旅行保険を比較

    レンタカー会社の追加補償 旅行保険のExcess補償
    追加費用 1日ごとに高くなることがある 旅行保険料に含まれる場合あり
    事故時 対象損害なら免責額をその場で軽減 まず自分で支払い、後日請求が一般的
    手続き 比較的簡単 保険金請求が必要
    利用可能枠 高額Excessの一時負担を避けやすい 数千豪ドルの一時支払いが必要になる場合
    補償内容 商品ごとに除外あり 保険約款ごとに除外・限度額あり

    どの方法がおすすめ?

    絶対的な正解はありません。

    旅行者の、

    レンタル日数。

    カード利用可能額。

    旅行保険の内容。

    事故時に英語で手続きできるか。

    安心をどこまで優先するか。

    によって変わります。

    分かりやすさと安心を重視するなら、レンタカー会社のExcess ReductionやZero Excess。

    費用を抑え、十分な旅行保険にすでに加入しているなら、そのレンタカー免責補償を利用する方法があります。

    1~2日だけ借りる場合

    短期間なら、レンタカー会社の追加補償を付けても総額との差がそれほど大きくならないことがあります。

    例えばグレート・オーシャン・ロードへ1日だけ行く。

    ケアンズ周辺を2日だけ走る。

    というケースです。

    事故時の高額な一時負担や保険金請求の手間を避けたい人には、レンタカー会社の追加補償は分かりやすい選択です。

    1週間以上借りる場合

    1日ごとのExcess Reduction料金を7日、10日と支払うと、追加料金がかなり大きくなることがあります。

    この場合、海外旅行保険やレンタカー免責専用商品との比較価値が高くなります。

    ただし「安いから外部保険」という判断だけではなく、補償上限と対象外損害を必ず確認してください。

    デポジットとExcessは別

    前の記事でホテルのカード仮押さえについて説明しましたが、レンタカーでもデポジットやプレオーソリゼーションがあります。

    ここで、

    デポジット

    と、

    Excess

    を混同しないでください。

    デポジット・仮押さえ Excess
    目的 料金等の支払保証 事故時の自己負担上限
    事故なし 未使用分は解除 通常支払わない
    金額 会社・車種・支払方法で異なる レンタル契約に記載

    エイビス・シドニー空港では、現在一般乗用車等についてレンタル予想額に加え最大200豪ドルのプレオーソリゼーションを設定すると案内しています。

    しかし事故時のExcessは、それとは別の金額です。



    事故を起こしたら何をする?

    事故時はレンタカー会社の指示に従ってください。

    基本的には、

    安全確保。

    負傷者確認。

    必要に応じ救急・警察へ連絡。

    相手車両の情報確認。

    写真撮影。

    レンタカー会社へ連絡。

    事故報告書提出。

    という流れです。

    自己判断でその場で修理代を相手へ払ったり、責任を全面的に認めたりしないよう、契約条件を確認してください。

    写真を必ず撮る

    安全が確保できる場合は、

    車両全体。

    損傷箇所。

    相手車両。

    ナンバープレート。

    道路。

    信号。

    標識。

    周囲の状況。

    などを撮影します。

    旅行保険へ請求するときにも役立つ可能性があります。

    警察への届け出

    事故の内容によっては警察への届け出が必要です。

    負傷者がいる。

    相手が情報交換を拒否。

    車が走行不能。

    重大な物損。

    盗難。

    などの場合は特に重要です。

    レンタカー会社や旅行保険から、警察のレポート番号や事故報告書を求められることもあります。

    旅行保険請求に必要な書類

    保険会社によりますが、一般的には、

    レンタカー契約書。

    事故報告書。

    レンタカー会社の最終損害明細。

    Excessを支払った証明。

    修理・損害報告。

    警察レポート。

    写真。

    などを求められる可能性があります。

    例えばカバー・モア(Cover-More)は、レンタカー免責補償の請求について最終損害・修理報告書を提出する必要があると案内しています。

    事故後にもらった書類はすべて保管しておきましょう。

    予約前に確認する項目

    確認 内容
    □ Standard Excessはいくらか
    □ Excess Reduction後はいくらか
    □ Zero Excessの料金
    □ タイヤ・ガラスは対象か
    □ 車体下部・屋根は対象か
    □ 単独事故追加料金があるか
    □ 未舗装道路の条件
    □ デポジット・仮押さえ額
    □ 旅行保険のRental Vehicle Excess上限

    営業所で確認する項目

    レンタカーを受け取る際は、契約書に表示されたExcessをもう一度確認してください。

    英語なら、

    What is my damage excess?

    事故時の免責額はいくらですか?

    Does this cover tyres and windscreen?

    タイヤとフロントガラスも対象ですか?

    Is there a separate single vehicle accident fee?

    単独事故の追加負担はありますか?

    Are there any roads I’m not allowed to drive on?

    走行禁止道路はありますか?

    この4点だけでも確認すると安心です。

    格安レンタカーで特に注意すること

    検索サイトで最も安いレンタカーを選んでも、最終的に最安とは限りません。

    例えば、

    基本料金は安い。

    しかし標準Excessが高い。

    Excess Reductionが高額。

    空港送迎が必要。

    走行距離制限がある。

    追加ドライバーが有料。

    という場合があります。

    「1日料金+必要な追加補償+手数料」の総額で比較してください。

    旅行で実際に起こり得る例

    例えばメルボルンで3日間レンタカーを借り、グレート・オーシャン・ロードへ行くとします。

    プランA

    基本料金は安い。

    Standard Excessは高額。

    追加補償なし。

    その代わり、海外旅行保険に十分なRental Vehicle Excess補償がある。

    事故時には、いったんレンタカー会社へExcessを支払い、その後保険会社へ請求します。

    プランB

    レンタカー会社でZero Excessを追加。

    1日料金は高くなる。

    しかし対象事故なら高額なExcessの一時負担を避けやすい。

    どちらが良いかは、追加補償料金と旅行保険の内容次第です。

    特に旅行保険を使うなら、

    「レンタカー免責額6,000豪ドル」

    に対して、

    「旅行保険上限5,000豪ドル」

    のような不足がないか確認してください。

    「1日料金」ではなく事故時の最大負担まで見る

    オーストラリアでレンタカーを予約するときは、料金比較サイトに表示される1日料金だけで決めないことが大切です。

    まず確認するのは、

    Standard Excessはいくらか。

    次に、

    追加料金でいくらまで下げられるか。

    そして、

    何が補償対象外なのか。

    を確認します。

    基本料金にLDWやStandard Coverが含まれていても、自己負担が0とは限りません。

    またZero Excessを購入しても、タイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、契約違反などが別扱いになる場合があります。

    さらに旅行保険にRental Vehicle Excess補償があれば、レンタカー会社の追加補償を購入しない方法もあります。

    ただしその場合は、事故時にいったん自分で数千豪ドルを支払い、後から保険会社へ請求する可能性があります。

    したがって、予約前には、

    レンタカー会社のStandard Excess。

    Excess Reduction・Zero Excessの価格。

    補償除外項目。

    旅行保険のレンタカー免責補償上限。

    自分のクレジットカードの利用可能枠。

    この5点を比較してください。

    特に覚えておきたいのは、

    「Excessが0」=「どんな事故でも自己負担0」ではない

    ということです。

    契約条件を守っていなければ、免責軽減そのものが適用されないことがあります。

    オーストラリアは日本と同じ左側通行で、レンタカードライブを楽しみやすい国です。

    保険と免責額の仕組みを出発前に理解しておけば、営業所で高額な追加補償を勧められても、その場で慌てず自分に必要なものを判断できるでしょう。

    よくある質問

    レンタカーのExcessとは何ですか?

    事故や盗難など対象となる損害が発生した場合に、レンタカー利用者が負担する可能性のある上限額です。日本の自動車保険でいう免責額に近い考え方です。

    レンタカー料金に保険は含まれていますか?

    大手ではLDWやStandard Coverなど一定の損害責任軽減制度が含まれる場合があります。ただし免責額が設定されているのが一般的で、事故時の自己負担が0とは限りません。

    Zero Excessなら事故を起こしても絶対0円ですか?

    必ずしもそうではありません。商品によってタイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、鍵、契約違反などが対象外になる場合があります。契約条件を確認してください。

    相手の過失100%でもExcessを払うことがありますか?

    あります。事故直後に責任が確定していない場合など、いったんExcessを負担し、その後レンタカー会社が相手方から損害を回収できれば返金される方式の会社があります。

    海外旅行保険でレンタカーの免責額を補償できますか?

    Rental Vehicle Excessなどの補償が付いている保険なら対象になる場合があります。ただし補償上限、対象車種、運転者、除外事項などの条件があるため、保険約款を確認してください。

    旅行保険があればレンタカー会社の追加保険は不要ですか?

    十分な免責補償がある場合は追加補償を購入しない選択もあります。ただし事故時にはいったんレンタカー会社へExcessを支払い、後日旅行保険へ請求する形が一般的です。

    デポジットとExcessは同じですか?

    違います。デポジットやプレオーソリゼーションは支払い保証のためカード利用枠を確保するものです。Excessは事故時の自己負担上限です。

    タイヤやフロントガラスはレンタカー保険で補償されますか?

    会社と商品によります。基本補償では対象外だったり、Zero Excessとは別にTyre & Glass Protectionが必要だったりする会社があります。予約時に個別確認してください。

    レンタカー保険で一番確認すべきことは何ですか?

    Standard Excessの金額です。そのうえで追加補償を付けた場合の免責額、タイヤ・ガラスなどの除外、単独事故、旅行保険の補償上限を確認すると比較しやすくなります。



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  • オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要?日本の免許で運転する条件

    オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要?日本の免許で運転する条件

    オーストラリア旅行でレンタカーを借りたい。

    そんなとき、最初に気になるのが、

    「日本の運転免許証だけで運転できるの?」

    「国際運転免許証は必ず必要?」

    という点ではないでしょうか。

    結論から言うと、日本の運転免許証は日本語で記載されているため、オーストラリアで運転する日本人旅行者は、日本の運転免許証に加えて、国外運転免許証、または認められた英語翻訳を用意する必要があると考えてください。

    ただし、オーストラリアは州ごとに運転免許制度があり、英語翻訳の扱いや海外免許で運転できる期間が少しずつ違います。

    さらに、法律上運転できる条件と、レンタカー会社が車を貸し出す条件も同じとは限りません。

    例えば州の法律上は正式な英語翻訳でも認められていても、レンタカー会社の貸出条件では国際運転免許証の提示を求められる場合があります。

    そのため、日本から短期旅行でレンタカーを利用するなら、最も分かりやすく確実なのは、

    日本の運転免許証

    +

    国外運転免許証(国際運転免許証)

    +

    パスポート

    を持参する方法です。

    国際運転免許証だけ持っていけば、日本の免許証はホテルに置いておいても大丈夫ですか?
    いいえ。国際運転免許証は日本の免許証の代わりになる独立した免許ではありません。運転するときは、有効な日本の運転免許証と国際運転免許証を一緒に携帯してください。

    この記事では2026年10月現在の州政府、警察庁、レンタカー会社の案内をもとに、日本からオーストラリアを訪れる短期旅行者がレンタカーを借りる場合に必要な免許、書類、年齢条件、保険、交通ルールなどを詳しく解説します。

    目次:オーストラリアのレンタカーと国際運転免許証(クリックで開閉)
    1. まず結論|日本人旅行者は何を持っていく?
    2. 国際運転免許証とは?
    3. 国際運転免許証だけでは運転できない
    4. 有効期間は1年間
    5. 日本でどこで取得する?
    6. 英語翻訳でも運転できる?
    7. 法律とレンタカー会社の条件は別
    8. レンタカー会社の実例
    9. レンタカー受取時に必要な書類
    10. 州によって条件が違う
    11. ニュー・サウス・ウェールズ州
    12. ビクトリア州
    13. クイーンズランド州
    14. 南オーストラリア州
    15. 西オーストラリア州
    16. ノーザン・テリトリー
    17. ACT
    18. タスマニア州
    19. 何歳からレンタカーを借りられる?
    20. 25歳未満は追加料金に注意
    21. 免許取得後すぐでも借りられる?
    22. クレジットカードは必要?
    23. レンタカーのデポジット
    24. レンタカー保険の基本
    25. 免責額とは?
    26. ロードサービスも確認
    27. オーストラリアは左側通行
    28. ラウンドアバウト
    29. 速度制限・スピードカメラ
    30. スマートフォン使用に注意
    31. 野生動物に注意
    32. 長距離運転は2時間ごとに休憩
    33. 有料道路はどう払う?
    34. 未舗装道路を走れる?
    35. 乗り捨てはできる?
    36. 大都市ではレンタカー不要なことも
    37. レンタカーが便利な旅行先
    38. グレート・オーシャン・ロード
    39. ケアンズ周辺
    40. パース・西オーストラリア
    41. ウルル周辺
    42. 車を受け取るときのチェック
    43. 返却時の注意
    44. 出発前チェックリスト
    45. 日本人旅行者なら国際運転免許証を取っておくのが安心
    46. よくある質問




    まず結論|日本人旅行者は何を持っていく?

    日本から短期旅行でオーストラリアへ行き、普通乗用車のレンタカーを利用するなら、次のものを用意するのがおすすめです。

    書類 必要性
    有効な日本の運転免許証 必須
    国外運転免許証 日本人旅行者は取得推奨
    パスポート 本人確認で必要になるのが一般的
    運転者本人名義のカード レンタカー会社により必要
    予約確認書 持参推奨

    特に覚えておきたいのは、国外運転免許証と日本の運転免許証は必ずセットという点です。

    国外運転免許証だけを提示しても、有効な日本の免許証がなければ運転資格を証明できません。

    国際運転免許証とは?

    一般に「国際運転免許証」と呼ばれていますが、日本の正式名称は国外運転免許証です。

    英語ではインターナショナル・ドライビング・パーミット(International Driving Permit)、略してIDPと呼ばれます。

    日本は1949年のジュネーブ条約加盟国で、日本の公安委員会が発給する国外運転免許証は、同条約に基づく様式です。

    日本の運転免許証に記載された運転資格を外国で分かる形にした書類と考えると分かりやすいでしょう。

    国際運転免許証だけでは運転できない

    国外運転免許証は、それ自体が独立した運転免許証ではありません。

    必ず、

    有効な日本の運転免許証

    と一緒に使用します。

    これはレンタカー会社の条件でも同様です。

    オーストラリアのエイビス(Avis)も、国際運転免許証は単独では有効な書類ではなく、元となる有効な国内免許証と一緒に携帯する必要があると案内しています。

    有効期間は1年間

    日本で発給される国外運転免許証の有効期間は、発給日から1年間です。

    ただし元になっている日本の運転免許証が、その前に失効・取消しになれば、国外運転免許証も効力を失います。

    日本の免許証の有効期限が旅行中に切れないかも確認しておきましょう。

    日本でどこで取得する?

    国外運転免許証は、日本の各都道府県の運転免許センターなどで申請します。

    必要書類や受付場所は都道府県によって異なるため、住所地の都道府県警察で確認してください。

    一般的には、

    日本の運転免許証。

    写真。

    パスポートなど海外渡航を確認できる書類。

    手数料。

    などが必要です。

    例えば千葉県警察では、運転免許センターで申請でき、パスポートと写真などの持参が必要と案内しています。

    旅行当日や出発直前ではなく、余裕を持って取得しておきましょう。

    英語翻訳でも運転できる?

    州によっては、国外運転免許証ではなく、正式な英語翻訳を利用できる場合があります。

    例えばニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)では、免許証が英語で書かれていない場合、英語翻訳または国際運転免許証を一緒に携帯するよう定めています。

    ビクトリア州(Victoria)も同様で、英語以外の海外免許の場合、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    つまり法律上は「国際運転免許証以外の方法」が認められている州があります。

    ただし旅行者がわざわざオーストラリアで認定翻訳を用意するより、日本出発前に国外運転免許証を取得するほうが簡単です。

    法律とレンタカー会社の条件は別

    非常に重要なポイントです。

    州政府が、

    「日本の免許証+認められた英語翻訳で運転可能」

    としていても、それだけで必ずレンタカーを借りられるとは限りません。

    レンタカー会社は独自の貸出条件を設定できます。

    年齢。

    免許取得からの期間。

    国際運転免許証。

    クレジットカード。

    保証金。

    車種。

    などについて、会社ごとに条件があります。

    レンタカー会社の実例

    エイビス・オーストラリアでは、運転免許証が英語以外で記載されている場合、国連の道路交通条約に基づく国際運転免許証など、認められた英語翻訳を一緒に提示するよう案内しています。

    シクスト(SIXT)でも、海外免許が英語ではない場合、英語の認証翻訳または国際運転免許証を受け付けるとしています。

    つまり日本語の免許証だけを持ってレンタカー営業所へ行くのは避けたほうがよいでしょう。

    レンタカー受取時に必要な書類

    一般的な日本人旅行者なら、

    持参するもの ポイント
    日本の運転免許証 原本・有効期限内
    国外運転免許証 日本の免許証とセット
    パスポート 本人確認
    クレジットカード等 契約者本人名義が基本
    予約確認書 料金・車種・保険条件確認用

    追加ドライバーがいる場合、その人も自分の運転免許証と必要な翻訳・国外運転免許証を提示する必要があります。



    州によって条件が違う

    オーストラリアでは運転免許制度を州・準州ごとに管理しています。

    短期の日本人旅行者について大まかに整理すると次のようになります。

    州・準州 短期旅行者の海外免許 日本語免許の場合
    ニュー・サウス・ウェールズ州 原則最大6か月 英語翻訳またはIDP
    ビクトリア州 原則6か月未満 英語翻訳またはIDP
    クイーンズランド州 有効な海外免許で旅行者は運転可 認められた英語翻訳を携帯
    南オーストラリア州 短期訪問者は有効な海外免許を利用可 英語翻訳またはIDP
    西オーストラリア州 旅行者は有効な海外免許を利用可 翻訳条件も事前確認推奨
    ノーザン・テリトリー 旅行者は原則最大3か月 IDPまたは認められた英語翻訳
    ACT 旅行者は海外免許を利用可 IDPまたは正式な英語翻訳
    タスマニア州 旅行者・一時ビザ保持者は海外免許を利用可 必要に応じIDPまたは英語翻訳

    長期滞在者や永住者は条件が変わるため、この表は短期観光客を前提としています。

    ニュー・サウス・ウェールズ州

    シドニーを含むニュー・サウス・ウェールズ州では、海外からの一時的な旅行者は、条件を満たせば海外免許で最大6か月運転できます。

    免許証が英語でない場合は、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    運転中は海外免許証も携帯します。

    ビクトリア州

    メルボルンを含むビクトリア州では、6か月未満の短期滞在なら、有効な海外免許を使用できます。

    日本語の免許証の場合は、英語翻訳または国際運転免許証を一緒に携帯します。

    グレート・オーシャン・ロードをレンタカーで走る日本人旅行者にも、この条件が関係します。

    クイーンズランド州

    ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズを含むクイーンズランド州では、旅行者は有効な海外免許で運転できます。

    州政府は、免許が英語ではない場合、認められた英語翻訳を携帯するよう案内しています。

    レンタカー会社の条件も考えると、日本人旅行者は国外運転免許証を用意しておくのが分かりやすいでしょう。

    南オーストラリア州

    アデレードなどを含む南オーストラリア州では、短期旅行者は有効な海外免許で、その免許が認めている種類の車を運転できます。

    日本語の免許証の場合、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    州政府は、国際運転免許証だけではなく、自国の運転免許証も一緒に携帯するよう明記しています。

    西オーストラリア州

    パースなどを含む西オーストラリア州でも、海外からの旅行者は有効な海外免許で運転できます。

    西オーストラリアは都市を離れると移動距離が非常に長くなるため、免許条件だけでなくレンタカー会社の走行地域制限も確認してください。

    ノーザン・テリトリー

    ウルル周辺とは行政区域が異なる部分もありますが、ダーウィンなどを含むノーザン・テリトリーでは、旅行者が海外免許で運転できる期間は原則3か月です。

    免許が英語以外の場合は、旅行前に国際運転免許証を取得するか、認められた英語翻訳を携帯します。

    ACT

    キャンベラ(Canberra)のあるオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory/ACT)では、短期旅行者は有効な海外免許を利用できます。

    日本語の免許証なら、国際運転免許証または正式な英語翻訳を一緒に携帯します。

    タスマニア州

    タスマニア州(Tasmania)では、海外からの旅行者や一時滞在ビザ保持者は、有効な海外免許を利用できます。

    英語でない免許証については、必要に応じ国際運転免許証または認定された翻訳を用意します。

    タスマニアはレンタカー旅行との相性が非常に良い場所なので、日本出発前に免許関係を準備しておくと安心です。

    何歳からレンタカーを借りられる?

    法律上運転できる年齢と、レンタカー会社が車を貸す最低年齢は別です。

    大手レンタカー会社では、一般的な車種について21歳以上を最低年齢としている会社が多くあります。

    例えばシクスト・オーストラリアでは最低21歳。

    ハーツ(Hertz)も原則21歳以上としています。

    ただし高級車、大型車、特定のSUVなどは25歳以上など、より高い最低年齢が設定されることがあります。

    25歳未満は追加料金に注意

    21~24歳のドライバーには、ヤング・ドライバー・サーチャージと呼ばれる追加料金がかかる会社があります。

    追加運転者も対象になる場合があります。

    24歳以下なら、表示されたレンタカー料金だけではなく、年齢追加料金まで含めて比較してください。

    免許取得後すぐでも借りられる?

    レンタカー会社によっては、「免許を一定期間以上保有していること」という条件があります。

    例えばハーツ・オーストラリアは、運転者が現在の有効な免許を原則として12か月以上保有していることを条件としています。

    シクストでも車種などによって、免許を1年以上保持していることが必要になる場合があります。

    免許取得直後の旅行者は特に確認してください。

    クレジットカードは必要?

    レンタカーでは車両代とは別に、保証金を確保するためカードが必要になることがあります。

    クレジットカードまたはデビットカードを受け付ける会社もありますが、

    車種。

    営業所。

    予約方法。

    によって条件が違います。

    海外旅行では十分な利用可能枠のあるクレジットカードを持って行くと使いやすいでしょう。

    レンタカーのデポジット

    ホテルと同じように、レンタカーでもカードの利用可能枠を一時的に確保する場合があります。

    車両料金とは別の保証金です。

    レンタカー会社や車種によって金額は異なります。

    ホテルの仮押さえとレンタカーの保証金が同時に重なる可能性もあるので、カードの利用可能額には余裕を持たせておきましょう。

    レンタカー保険の基本

    レンタカー料金には、一定の車両損害に対する免責制度などが含まれていることがあります。

    ただし「事故を起こしても無料」という意味ではありません。

    契約内容によっては高額な免責額が設定されています。

    予約するときは、

    車両損害。

    盗難。

    第三者損害。

    タイヤ。

    ガラス。

    屋根。

    車体下部。

    単独事故。

    など、どこまで補償されるか確認してください。

    免責額とは?

    エクセス(Excess)と呼ばれる金額です。

    例えば免責額が5,000豪ドルなら、事故内容によっては最大5,000豪ドル程度まで利用者負担になる可能性があります。

    追加料金を払って免責額を下げる商品もあります。

    安いレンタカーを見つけたときは、基本料金だけでなく免責額も確認してください。

    ロードサービスも確認

    通常の車両故障と、利用者側のミスでは扱いが違う場合があります。

    例えば、

    鍵の閉じ込み。

    バッテリー上がり。

    ガス欠。

    タイヤのパンク。

    紛失した鍵。

    などは通常の故障サポートとは別料金になることがあります。

    地方を長距離ドライブするなら、ロードサービスの内容も確認しておきましょう。



    オーストラリアは左側通行

    日本人にとって運転しやすい点のひとつです。

    オーストラリアも日本と同じ左側通行。

    レンタカーも右ハンドルが一般的です。

    アメリカやヨーロッパ大陸で運転するより違和感は少ないでしょう。

    ただしウインカーとワイパーの位置が日本車と逆の車もあります。

    出発前に操作を確認してください。

    ラウンドアバウト

    日本より圧倒的に多いのがラウンドアバウトです。

    基本的には、すでにラウンドアバウト内を走行している車へ道を譲ります。

    進行方向や車線によってウインカーの使い方も決められています。

    慣れない場所では、交差点へ入る直前にナビを見るのではなく、早めに進行方向を確認しておきましょう。

    速度制限・スピードカメラ

    オーストラリアでは速度違反の取締りが厳しく、固定式・移動式のスピードカメラが多数あります。

    制限速度は道路標識に従ってください。

    同じ道路でも市街地へ入ると速度制限が変わることがあります。

    レンタカー利用中の違反では、罰金に加えてレンタカー会社から事務手数料を請求されることもあります。

    スマートフォン使用に注意

    運転中の携帯電話使用についても厳しい規制があります。

    日本で普段使っている感覚でスマートフォンを手に持ってナビを確認しないようにしましょう。

    出発前にスマートフォンホルダー、ナビ、音声案内をセットし、走行中に操作する必要がない状態にしておくのがおすすめです。

    野生動物に注意

    都市部を離れると、カンガルー、ワラビーなどの野生動物が道路へ飛び出すことがあります。

    特に夜明けと夕暮れ前後は注意が必要です。

    ビクトリア州政府も海外旅行者向けに、夜明け・夕暮れ時は野生動物に注意するよう案内しています。

    慣れない地方道路を夜間に長距離運転する旅程は、できるだけ避けたほうが安全です。

    長距離運転は2時間ごとに休憩

    オーストラリアでは、地図で見る以上に距離があります。

    「次の町まで100km」ということも珍しくありません。

    ビクトリア州政府は旅行者へ、2時間ごとに休憩することを勧めています。

    眠気を感じてから休むのではなく、最初から休憩場所を旅程に入れてください。

    有料道路はどう払う?

    シドニー、メルボルン、ブリスベン周辺には有料道路があります。

    料金所で現金を払う方式ではなく、電子的にナンバープレートやタグを読み取る道路が一般的です。

    レンタカー会社ごとに精算方法があります。

    例えばシクストでは車両に電子的な有料道路決済システムを用意し、利用料金を登録したカードへ請求する仕組みを案内しています。

    営業所で車を受け取るときに、有料道路料金がどう処理されるか確認しておきましょう。

    未舗装道路を走れる?

    レンタカーだからどこへでも走れるわけではありません。

    一般的な乗用車では、未舗装道路、ビーチ、冠水道路、一部の遠隔地などへの走行が禁止されている場合があります。

    4WDを借りても、すべての未舗装道路が自動的に許可されるとは限りません。

    アウトバック、国立公園、遠隔地へ行く場合はレンタカー契約条件を確認してください。

    禁止区域で事故を起こすと、補償対象外になる可能性があります。

    乗り捨てはできる?

    多くの大手レンタカー会社では、別の営業所へ返却するワンウェイ・レンタルが可能です。

    例えば、

    メルボルンで借りる。

    グレート・オーシャン・ロードを走る。

    アデレードで返却。

    という旅行も可能な場合があります。

    ただし乗り捨て料金がかかることがあります。

    遠距離では料金が高額になるケースもあるので予約時に確認してください。

    大都市ではレンタカー不要なことも

    レンタカーが便利だからといって、旅行期間中ずっと借りる必要はありません。

    シドニー中心部。

    メルボルン中心部。

    ブリスベン中心部。

    では公共交通が充実しています。

    ホテル駐車場も有料のことが多く、市内運転や駐車場所探しが負担になる場合があります。

    例えばシドニー3泊なら、最初の2日は公共交通。

    ブルーマウンテンズへ行く日だけレンタカー。

    という使い方もできます。

    レンタカーが便利な旅行先

    一方、レンタカーの自由度が高い場所もあります。

    代表的なのは、

    グレート・オーシャン・ロード。

    ヤラ・バレー。

    マーガレット・リバー。

    タスマニア。

    ケアンズ~ポート・ダグラス。

    郊外の国立公園。

    などです。

    グレート・オーシャン・ロード

    オーストラリアでレンタカードライブを楽しみたい人に人気のルートです。

    オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、メルボルンから東側のトーキーを経由して西へ走れば、自分の走行車線が海側になります。

    ただし道路はカーブが多く、ポート・キャンベルまで海岸線を走り続けると長時間運転になります。

    運転に自信がなければツアーも検討してください。

    ケアンズ周辺

    ケアンズからポート・ダグラス(Port Douglas)へ向かうキャプテン・クック・ハイウェイは、美しい海岸線を走るドライブとして人気です。

    パーム・コーブ。

    ポート・ダグラス。

    デインツリー。

    などを自由に回りたい場合、レンタカーが便利です。

    パース・西オーストラリア

    パース(Perth)から郊外へ出る旅行でもレンタカーが活躍します。

    ピナクルズ。

    マーガレット・リバー。

    海岸沿いの町。

    など、公共交通だけでは回りにくい場所があります。

    ただし西オーストラリアは距離が長いため、1日の走行距離を欲張らないことが大切です。

    ウルル周辺

    ウルル(Uluru)周辺もレンタカーを利用できます。

    ただし日の出前、日没後に移動することが多く、暗い道路や野生動物には注意が必要です。

    また国立公園内には文化的に重要な場所や立入・撮影上の注意点があります。

    初めてなら現地ツアーを利用する方法も便利です。

    車を受け取るときのチェック

    営業所を出る前に確認してください。

    確認 内容
    □ 車体の傷を写真・動画で記録
    □ 燃料の種類
    □ 返却時の燃料条件
    □ 免責額
    □ 有料道路料金の処理方法
    □ 緊急連絡先
    □ 走行禁止地域
    □ スペアタイヤ・パンク対応
    □ 追加ドライバーが登録済みか

    車体の傷は、営業所を出る前にスマートフォンで一周撮影しておくと安心です。

    返却時の注意

    特に確認したいのが燃料条件です。

    「満タン返し」なら、返却直前に給油します。

    営業所側で給油すると、市場価格より高い料金になることがあります。

    返却後のトラブルに備え、

    車体。

    燃料計。

    走行距離。

    返却場所。

    を写真に残しておくのもよいでしょう。

    出発前チェックリスト

    チェック 内容
    □ 日本の運転免許証が旅行期間中有効
    □ 国外運転免許証を取得
    □ パスポートを持参
    □ レンタカー会社の免許条件を確認
    □ 最低年齢・若年運転者追加料金を確認
    □ 免許保有年数条件を確認
    □ 運転者名義のカードを用意
    □ 免責額を確認
    □ 走行禁止道路を確認
    □ 有料道路の支払方法を確認
    □ 追加ドライバーを登録
    □ 左側通行・ラウンドアバウトを事前確認

    日本人旅行者なら国際運転免許証を取っておくのが安心

    オーストラリアで日本人旅行者がレンタカーを運転する場合、州によっては正式な英語翻訳を利用できるため、法律上「必ず国際運転免許証だけが唯一の方法」というわけではありません。

    しかし日本の運転免許証は日本語で記載されています。

    さらにレンタカー会社独自の条件があります。

    そのため短期旅行者なら、

    日本の運転免許証

    +

    国外運転免許証

    +

    パスポート

    という組み合わせが最も分かりやすいでしょう。

    そして、国外運転免許証だけを持っていけばよいわけではありません。

    日本の運転免許証の原本も必ず一緒に携帯してください。

    レンタカー予約時には免許だけでなく、

    年齢。

    免許保有年数。

    受け付けるカード。

    保証金。

    免責額。

    走行禁止道路。

    乗り捨て料金。

    まで確認しておくと安心です。

    日本と同じ左側通行・右ハンドルなので、日本人にとってオーストラリアは海外の中では比較的運転しやすい国です。

    一方、広大な国土、長い走行距離、ラウンドアバウト、スピードカメラ、野生動物など、日本とは違う注意点もあります。

    特に地方では、地図上では近く見えても数百キロ離れていることがあります。

    無理な日程を組まず、2時間程度走ったら一度休憩。

    夕暮れ以降の長距離運転を避ける。

    レンタカー会社の契約条件から外れた道路へ入らない。

    この3点だけでも、ドライブ旅行の安全性は大きく変わります。

    免許の準備は日本で済ませ、安全に余裕のある旅程を組む。

    これがオーストラリアでレンタカー旅行を楽しむための基本です。

    よくある質問

    オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要ですか?

    日本の免許証は英語ではないため、国外運転免許証または認められた英語翻訳が必要になるのが基本です。州やレンタカー会社によって条件が違うため、日本からの短期旅行なら国外運転免許証を取得しておくのがおすすめです。

    国際運転免許証だけでオーストラリアを運転できますか?

    できません。国外運転免許証は有効な日本の運転免許証と一緒に使用する書類です。運転中は日本の運転免許証の原本も携帯してください。

    日本の免許証だけではオーストラリアで運転できませんか?

    日本の免許証は日本語なので、一般的には認められた英語翻訳または国外運転免許証を一緒に携帯する必要があります。州やレンタカー会社の条件を確認してください。

    国際運転免許証の有効期間は何年ですか?

    日本で発給される国外運転免許証は発給日から1年間有効です。ただし元になる日本の運転免許証が失効・取消しになれば、国外運転免許証も効力を失います。

    オーストラリアでは何歳からレンタカーを借りられますか?

    レンタカー会社や車種によりますが、大手では一般的な車種について21歳以上を最低年齢とする会社があります。21~24歳には追加料金がかかることがあり、高級車などでは25歳以上が条件になる場合があります。

    オーストラリアのレンタカーは日本と同じ左側通行ですか?

    はい。オーストラリアは日本と同じ左側通行で、一般的な乗用車も右ハンドルです。ただしラウンドアバウト、道路標識、速度規制など日本とは異なるルールがあります。

    レンタカーを借りるときパスポートは必要ですか?

    海外旅行者の場合、レンタカー会社が本人確認のためパスポートを求めるのが一般的です。日本の運転免許証、国外運転免許証、パスポート、契約者本人名義の支払カードを持参するとよいでしょう。

    グレート・オーシャン・ロードはレンタカーで行けますか?

    行けます。日本と同じ左側通行なので日本人にも比較的運転しやすいルートですが、カーブが多く長時間運転になります。休憩を十分に取り、運転に不安があれば日帰りツアーを利用してください。

    オーストラリアのレンタカーで未舗装道路を走れますか?

    レンタカー会社と車種によります。一般の乗用車では未舗装道路や一部の遠隔地への走行を禁止している場合があります。契約条件に反した場所で事故を起こすと補償されない可能性があるため、事前確認が必要です。



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  • オーストラリアのホテルで請求されるデポジットとは?カードの仮押さえを解説

    オーストラリアのホテルで請求されるデポジットとは?カードの仮押さえを解説

    オーストラリアのホテルへチェックインすると、フロントでクレジットカードを求められることがあります。

    宿泊代は日本で支払い済みなのに、さらに100豪ドル。

    あるいは200豪ドル。

    ホテルによっては宿泊料金を含めた数百豪ドルが、カードの利用明細に突然「保留中」と表示されることもあります。

    初めて見ると、

    「ホテル代を二重請求された?」

    「チェックアウトしたのに返金されない」

    「なぜ使っていない100豪ドルがカードに出ているの?」

    と不安になるかもしれません。

    多くの場合、これは実際の請求ではなく、ホテルが行うクレジットカードの仮押さえです。

    英語ではプレオーソリゼーション(Pre-authorisation)などと呼ばれます。

    ホテル滞在中に発生する、

    ミニバー。

    レストラン。

    ルームサービス。

    客室の破損。

    追加清掃。

    レイトチェックアウト。

    などに備え、一定金額のカード利用枠をホテルが一時的に確保します。

    日本のホテルではあまり経験しない人もいますが、オーストラリアでは珍しい仕組みではありません。

    ホテルは旅行会社で前払いしています。それでもチェックイン時にクレジットカードが必要なんですか?
    必要になるホテルは多くあります。宿泊代が前払いでも、飲食代や客室の破損など「宿泊料金以外の追加費用」を保証するため、カードの提示やデポジットを求められることがあります。

    さらに注意したいのが、クレジットカードとデビットカードでは、この「仮押さえ」の影響がかなり違うことです。

    クレジットカードなら利用可能枠が減るだけですが、デビットカードでは銀行口座の利用可能残高が実質的に減ることがあります。

    しかもホテルがチェックアウト後に仮押さえを解除しても、カード会社や銀行側で利用可能額へ戻るまで数日かかる場合があります。

    この記事では2026年10月時点の情報をもとに、オーストラリアのホテルで行われるデポジット、保証金、クレジットカードの仮押さえについて、日本人旅行者向けに分かりやすく説明します。

    目次:オーストラリアのホテルのデポジット・カード仮押さえ(クリックで開閉)
    1. ホテルのデポジットとは?
    2. プレオーソリゼーションとは?
    3. 実際の請求とは違う
    4. なぜホテルが仮押さえする?
    5. 何に使われる保証金?
    6. いくら仮押さえされる?
    7. オーストラリアのホテルの実例
    8. 宿泊代前払いでも必要?
    9. 予約サイト・旅行会社で支払い済みの場合
    10. クレジットカードの場合
    11. デビットカードの場合
    12. クレジットとデビット、どちらがおすすめ?
    13. カード明細の「保留中」とは?
    14. チェックアウト後はどうなる?
    15. 利用可能額へ戻るまで何日?
    16. 「返金」と表示されないこともある
    17. 最終請求との関係
    18. 二重請求に見えるケース
    19. 周遊旅行では仮押さえが重なる
    20. カード利用限度額に注意
    21. 現物のカードが必要なホテルも
    22. スマホ決済だけでは不十分な場合
    23. カード名義と宿泊者名
    24. 家族名義・会社名義カードは?
    25. 現金でデポジットを払える?
    26. 現金不可のホテルもある
    27. 日本発行カードでも大丈夫?
    28. 為替レートは関係する?
    29. カード手数料との違い
    30. チェックイン時に確認すること
    31. チェックアウト時に確認すること
    32. 仮押さえが消えない場合
    33. まずホテルへ確認
    34. 次にカード会社へ確認
    35. すぐに不正利用申告すべき?
    36. 旅行前にしておく対策
    37. 5泊7日の旅行で起きる例
    38. 家族旅行では特に注意
    39. 出張の場合
    40. フロントで使える英語
    41. 一番大切なポイント
    42. よくある質問




    ホテルのデポジットとは?

    ホテルのデポジットとは、宿泊料金以外に発生する可能性がある費用を保証するための保証金です。

    オーストラリア政府の宿泊に関する案内でも、ホテル業界ではチェックイン時にクレジットカードを求め、追加料金や損害などに備えて一定金額を仮押さえすることが一般的と説明されています。

    ホテルによっては、

    セキュリティー・デポジット。

    ボンド。

    インシデンタル・デポジット。

    プレオーソリゼーション。

    など、少し違う呼び方をします。

    旅行者側から見れば、「滞在中に追加費用が発生した場合に備える保証」と理解しておけばよいでしょう。

    プレオーソリゼーションとは?

    ホテルでよく使われるのがプレオーソリゼーションです。

    これはホテルがカード会社へ、

    「このカードについて、100豪ドル分を利用可能な状態として確保してください」

    と依頼する仕組みです。

    例えばカード利用可能額が3,000豪ドル相当あり、ホテルが200豪ドルを仮押さえすると、利用可能額が一時的に2,800豪ドル相当へ減ります。

    ただし、その時点でホテルへ200豪ドルが支払われたとは限りません。

    実際の請求とは違う

    ここが一番重要です。

    仮押さえ 実際の請求
    ホテルへお金が移る 原則まだ移らない 移る
    利用可能枠 一時的に減る 減る
    明細 保留中・Pendingなど 確定した利用として表示
    問題がなければ 解除される 返金処理が必要

    カードのアプリでは、仮押さえも普通の買い物と似た表示になることがあります。

    そのため「100豪ドル請求された」と思いやすいのですが、まず確定済みなのか、保留中なのかを確認してください。

    なぜホテルが仮押さえする?

    ホテルでは、チェックインした時点では宿泊者が最終的にいくら使うか分かりません。

    例えば、

    ホテルのレストランで食事。

    バーで飲酒。

    ルームサービス。

    ミニバー。

    駐車場。

    レイトチェックアウト。

    有料映画やその他のサービス。

    などを部屋付けにすることがあります。

    また、客室設備の破損や特別な清掃費用が発生することもあります。

    こうした費用を支払えるカードであることを確認するため、ホテルが一定金額を保証として確保します。

    何に使われる保証金?

    一般的には、

    飲食代。

    ミニバー。

    駐車場。

    電話・有料サービス。

    破損。

    喫煙禁止客室での喫煙。

    過度な清掃。

    紛失したルームキー。

    レイトチェックアウト。

    などが対象になります。

    何も追加利用せず、客室にも問題がなければ、保証として確保された金額は通常ホテル側の売上にはなりません。

    いくら仮押さえされる?

    これはホテルによってまったく違います。

    オーストラリア全国共通で「必ず100豪ドル」という規則はありません。

    よくある方法として、

    固定額100豪ドル。

    固定額100~200豪ドル。

    1泊ごとに一定額。

    宿泊料金の全額+100豪ドル。

    宿泊料金+想定される追加利用分。

    などがあります。

    高級ホテルや長期滞在では、仮押さえ金額が大きくなることもあります。

    サービスアパートメントや貸別荘では、ホテルより高いボンドを設定している場合もあります。

    オーストラリアのホテルの実例

    2026年10月時点の公式案内を見ると、ホテルによってかなり違いがあります。

    例えばセントラル・スタジオ・ホテル・シドニー(Central Studio Hotel Sydney)では、チェックイン時に宿泊代全額と100豪ドルの保証分についてカードの仮押さえを行うと案内しています。

    一方、別のオーストラリア国内ホテルでは、100~200豪ドルの仮押さえを行う例もあります。

    メトロ・ホテル・マーロー・シドニー・セントラル(Metro Hotel Marlow Sydney Central)は、チェックイン時にプレオーソリゼーションまたは保証金を求める場合があり、具体的な金額はホテルへ確認するよう案内しています。

    つまり、過去にオーストラリアの別ホテルで100豪ドルだったからといって、次のホテルも100豪ドルとは限りません。

    ホテルごとのポリシーを確認することが必要です。



    宿泊代前払いでも必要?

    必要になることがあります。

    ここを誤解する旅行者は少なくありません。

    宿泊料金の前払いと、ホテルのデポジットは別の目的だからです。

    前払いした金額は「部屋代」。

    ホテルがチェックイン時に求めるカードは「滞在中の追加料金や損害の保証」。

    したがって、旅行会社やオンライン予約サイトで全額支払い済みでも、フロントでカードを求められることがあります。

    予約サイト・旅行会社で支払い済みの場合

    例えば日本でホテル代を全額支払っていて、予約確認書に、

    Prepaid

    と表示されていたとしても、

    チェックイン時に、

    Credit card for incidentals, please.

    と言われることがあります。

    これは部屋代を再び請求しようとしているわけではありません。

    「宿泊中に発生する追加料金の保証用カードをお願いします」という意味です。

    不安なら、

    Is this a charge or just a pre-authorisation?

    と確認するとよいでしょう。

    クレジットカードの場合

    クレジットカードの場合、プレオーソリゼーションを行うと、その金額分だけ一時的に利用可能額が減ります。

    例えば利用可能額50万円のカードで、ホテルが300豪ドル相当を仮押さえすると、その分だけ新しい買い物に使える利用枠が少なくなります。

    ホテル側が仮押さえを解除し、カード会社の処理が完了すると、利用可能額が元へ戻ります。

    一般の買い物のように必ず「300豪ドル請求→300豪ドル返金」という2つの取引になるとは限りません。

    デビットカードの場合

    デビットカードではさらに注意が必要です。

    デビットカードは銀行口座の残高と直接連動しています。

    仮押さえが入ると、その金額について口座から自由に使える残高が一時的に減ることがあります。

    例えば口座残高が1,000豪ドル相当で、ホテルが400豪ドルを仮押さえすると、旅行中に利用できる残高が実質600豪ドル程度になる場合があります。

    チェックアウトしても、すぐに400豪ドル分が利用可能へ戻るとは限りません。

    これが旅行中に問題になることがあります。

    クレジットとデビット、どちらがおすすめ?

    ホテルの保証用としては、一般的に十分な利用可能枠のあるクレジットカードのほうが使いやすいでしょう。

    理由は、デビットカードのように銀行口座の現金残高が直接拘束されにくいからです。

    特に複数都市を旅行し、ホテルを何度も移動する場合は重要です。

    前のホテルの仮押さえがまだ解除されていない状態で、次のホテルでも新しい仮押さえが入ることがあります。

    カード明細の「保留中」とは?

    カード会社のアプリでは、プレオーソリゼーションが、

    Pending。

    保留中。

    処理中。

    未確定。

    などと表示されることがあります。

    この段階では、実際の売上として確定していない可能性があります。

    カード会社によって表示方法は違うため、分からない場合はカード会社へ確認してください。

    チェックアウト後はどうなる?

    問題がなければ、ホテルは最終精算後に不要となった仮押さえを解除します。

    例えば、

    200豪ドルを仮押さえ。

    ミニバー等を一切使わなかった。

    追加料金なし。

    という場合。

    チェックアウト後に200豪ドルの仮押さえが解除されます。

    ただし、ホテルが解除した時点と、カードの利用可能枠へ反映される時点は同じとは限りません。

    利用可能額へ戻るまで何日?

    ホテルとカード会社、銀行によって異なります。

    アメリカン・エキスプレス(American Express)のオーストラリア向け案内では、ホテルのプレオーソリゼーションは通常チェックアウト後に解除され、請求として計上された場合でも10営業日以内に自動的に消えるのが一般的と説明しています。

    セントラル・スタジオ・ホテル・シドニーも、仮押さえが口座上で消えるまで最大10営業日程度かかる場合があると案内しています。

    一方、ホテルによっては金融機関の処理次第でさらに長い期間を案内している場合もあります。

    ザ・スター(The Star)の宿泊規約では、仮押さえ残額がチェックアウト後に口座へ戻るまで、金融機関によっては最大31日かかる場合があるとしています。

    そのため「チェックアウト翌日に消えていない=ホテルが返金していない」とは限りません。

    「返金」と表示されないこともある

    仮押さえは、実際にホテルへ支払ったお金の返金とは違います。

    そのためカード明細に、

    +200豪ドル返金

    と表示されず、最初の「200豪ドル保留中」という取引自体が消える場合があります。

    旅行者から見ると、返金履歴がないので不安になります。

    しかしプレオーソリゼーションなら、これが正常な動きの場合があります。

    最終請求との関係

    滞在中に追加料金が発生した場合は、チェックアウト時に最終金額を精算します。

    例えば、

    仮押さえ:200豪ドル

    レストラン利用:70豪ドル

    なら、最終的に70豪ドルが請求され、不要な保証枠が解除される場合があります。

    ただし処理方法はホテルや決済システムによって異なります。

    二重請求に見えるケース

    チェックアウト直後は、

    200豪ドル 保留中

    70豪ドル 確定

    のように、2つの取引が同時に見えることがあります。

    この場合、合計270豪ドルをホテルが最終的に受け取るとは限りません。

    200豪ドルの保留が解除され、70豪ドルだけが残る可能性があります。

    まず取引が「確定」なのか「保留」なのかを確認してください。

    周遊旅行では仮押さえが重なる

    意外に見落としやすいポイントです。

    例えば、

    シドニー ホテルA 200豪ドル仮押さえ。

    メルボルン ホテルB 200豪ドル仮押さえ。

    ケアンズ ホテルC 200豪ドル仮押さえ。

    と旅行したとします。

    ホテルAをチェックアウトしても仮押さえがカードからまだ消えていなければ、ホテルB、ホテルCの仮押さえと一時的に重なる可能性があります。

    結果として、実際には使っていないのに600豪ドル分のカード利用枠が一時的に利用できなくなることがあります。

    カード利用限度額に注意

    ホテルを複数利用する旅行では、カードの利用可能額に十分な余裕を持たせてください。

    特に、

    国際線航空券。

    ホテル代。

    高額ツアー。

    レンタカー。

    ホテルの仮押さえ。

    を同じカードに集中させると、旅行途中でカードの利用可能枠が不足することがあります。

    カードを2枚以上用意しておくと安心です。



    現物のカードが必要なホテルも

    スマートフォンだけで旅行する人は注意してください。

    ホテルによっては、チェックイン時のプレオーソリゼーションに現物のクレジットカードを求めます。

    例えばホリデイ・イン・エクスプレス・アデレード・シティセンター(Holiday Inn Express Adelaide City Centre)は、プレオーソリゼーションのために現物のクレジットカードをチェックイン時に提示する必要があり、スマートフォン上のデジタルカードだけでは不可と案内しています。

    同じ系列のオーストラリア国内ホテルにも同様の案内があります。

    Apple Payなどが街中で使えるからといって、ホテルチェックインまでスマートフォンだけで済むとは限りません。

    スマホ決済だけでは不十分な場合

    オーストラリアはタッチ決済が非常に普及しています。

    カフェ、スーパー、公共交通などはスマートフォンだけで支払える場面が多くあります。

    しかしホテルでは本人確認やカード番号確認、保証のために現物カードが必要になることがあります。

    少なくともホテル滞在がある旅行では、物理的なカードを1~2枚持って行くことをおすすめします。

    カード名義と宿泊者名

    ホテルによっては、提示したカードと写真付き身分証明書の名義が一致していることを求めます。

    セントラル・スタジオ・ホテル・シドニーも、チェックイン時のカード確認について、カード名義と身分証明書の名義が一致することを求めています。

    不正利用防止のためです。

    家族名義・会社名義カードは?

    本人以外のカードで宿泊費を支払う場合は注意してください。

    ホテルによっては事前に第三者支払いの申請書を提出する必要があります。

    また宿泊代を会社や家族が支払っていても、チェックイン時のインシデンタル保証用として、宿泊者本人のカードを別に求められることがあります。

    特に、

    親が予約した子供のホテル。

    会社払いの出張。

    旅行会社による前払い。

    などでは事前に確認しておくと安心です。

    現金でデポジットを払える?

    ホテルによります。

    オーストラリア政府の案内でも、ホテルによってはクレジットカードの仮押さえの代わりに現金のボンドを求める場合があると説明しています。

    ただし、

    「カードを持っていないならどのホテルでも現金で大丈夫」

    という意味ではありません。

    現金不可のホテルもある

    オーストラリアではキャッシュレス化が進んでいます。

    ホテルによっては現金そのものを受け付けません。

    セントラル・スタジオ・ホテル・シドニーは、現在キャッシュレスホテルとして運営され、現金を受け付けないと案内しています。

    また別のホテルでは、現金ボンドは受け付けてもカード提示を基本条件としている場合があります。

    カードを持たずに宿泊予定なら、予約前にホテルへ確認してください。

    日本発行カードでも大丈夫?

    通常、日本で発行されたビザ(Visa)、マスターカード(Mastercard)、アメリカン・エキスプレスなどの国際ブランド付きクレジットカードであれば利用できます。

    ただし、

    海外利用制限。

    カード利用可能額。

    不正利用検知。

    有効期限。

    などの理由で承認されない場合があります。

    旅行前にカード会社のアプリで利用可能額を確認し、海外利用通知を設定できるカードなら設定しておくとよいでしょう。

    為替レートは関係する?

    仮押さえは豪ドルで行われます。

    日本発行カードでは、カード会社のシステム上、日本円換算額が利用可能枠から一時的に差し引かれることがあります。

    ただしプレオーソリゼーションの段階では最終決済ではないため、表示される日本円金額と最終請求時の日本円金額が完全に同じとは限りません。

    為替レートはカード会社の処理日によって変わる場合があります。

    カード手数料との違い

    デポジットやプレオーソリゼーションは、クレジットカードの手数料ではありません。

    カードの利用枠を保証として確保しているだけです。

    したがって、

    ホテルのデポジット

    と、

    カード決済手数料

    は別のものです。

    「100豪ドルを仮押さえされたから、ホテルに100豪ドルの手数料を取られた」という意味ではありません。

    チェックイン時に確認すること

    カードを渡す前に、分からなければ次の3点を確認すると安心です。

    1.金額はいくらか

    2.実際の請求か仮押さえか

    3.チェックアウト後、通常どのくらいで解除されるか

    フロントで確認すれば数十秒で済みます。

    ホテルごとに条件が違うため、「前のホテルでは100豪ドルだった」と比較するより、そのホテルの条件を聞くほうが確実です。

    チェックアウト時に確認すること

    チェックアウトでは最終明細を確認してください。

    特に、

    宿泊費。

    レストラン。

    ミニバー。

    駐車場。

    その他追加料金。

    を確認します。

    問題がなければ、

    Has the pre-authorisation been released?

    と確認しておくと安心です。

    可能なら最終の宿泊明細をメールまたは紙でもらっておきましょう。

    仮押さえが消えない場合

    チェックアウト後数日たってもカードアプリに残っている。

    これは必ずしも異常ではありません。

    ホテルがすでに解除していても、銀行・カード会社側で処理中の場合があります。

    特に海外発行カードでは複数の決済システムを経由することがあり、反映に時間がかかる可能性があります。

    まずホテルへ確認

    ホテルが案内している通常期間を過ぎても仮押さえが残っている場合は、最初にホテルへ連絡します。

    確認したいのは、

    プレオーソリゼーションは解除済みか。

    追加料金が発生していないか。

    最終請求はいくらか。

    です。

    ホテルから解除済みと言われたら、次はカード会社へ確認します。

    次にカード会社へ確認

    ホテル側ではすでに解除済みでも、カード会社側の処理が完了していない場合があります。

    カード会社へ、

    ホテル名。

    利用日。

    金額。

    チェックアウト日。

    を伝えます。

    最終宿泊明細があると説明しやすくなります。

    すぐに不正利用申告すべき?

    ホテルチェックイン直後に見覚えのない100~200豪ドル程度の「保留中」が表示された場合、まずホテルのプレオーソリゼーションではないか確認してください。

    ホテルが行った仮押さえを不正利用として申告すると、カード停止など別の問題につながる可能性があります。

    一方、ホテルがまったく心当たりのない請求だと回答した場合や、金額が明らかに異常な場合はカード会社へ相談してください。

    旅行前にしておく対策

    ホテルのデポジットで困らないために、旅行前に次を確認しておきましょう。

    確認項目 理由
    クレジットカードを持参 ホテル保証用として使いやすい
    カード現物を持参 スマホ決済だけでは不可のホテルがある
    利用可能額を確認 複数ホテルの仮押さえが重なる可能性
    カードを2枚以上用意 利用枠不足・カード障害への備え
    デビットだけに頼らない 銀行口座残高が一時的に拘束される場合
    ホテルの保証金条件を確認 金額・支払方法はホテルごとに異なる
    最終明細を保管 後日問い合わせる際に便利

    5泊7日の旅行で起きる例

    例えば、

    シドニー3泊。

    メルボルン2泊。

    という旅行をするとします。

    シドニーホテル

    チェックイン時200豪ドル仮押さえ。

    3日後チェックアウト。

    しかしカード上ではまだ保留中。

    同日にメルボルンホテル

    新たに200豪ドル仮押さえ。

    この時点で400豪ドル分のカード利用枠が一時的に使えない可能性があります。

    さらにレンタカーの保証金が加われば、利用可能枠はもっと減ります。

    周遊旅行ほど、カード限度額に余裕を持つ必要があります。

    家族旅行では特に注意

    家族旅行で2部屋予約している場合、保証金も2室分になることがあります。

    例えば1室200豪ドルなら、2室で400豪ドル。

    さらに2都市を旅行して前のホテルの仮押さえが残っていれば、800豪ドル相当の利用枠が一時的に拘束される可能性もあります。

    複数部屋を利用する旅行では、チェックイン前に保証金額を確認しておくと安心です。

    出張の場合

    会社がホテル代を事前に支払っている場合でも、個人カードの提示を求められることがあります。

    これは会社が支払う「部屋代」と、本人が利用する可能性のある「個人的な追加料金」を分けるためです。

    会社が飲食代なども含めて支払う場合は、ホテルへ事前に支払条件を通知しているか確認してください。

    オーストラリア政府の出張宿泊に関する案内でも、宿泊代が組織側から支払われる場合でも、ホテルが個人カードによる保証を求めるケースがあると説明されています。

    フロントで使える英語

    難しい英語は必要ありません。

    How much is the pre-authorisation?

    仮押さえはいくらですか?

    Is this a charge or just a pre-authorisation?

    これは実際の請求ですか、それとも仮押さえだけですか?

    When will the hold be released?

    仮押さえはいつ解除されますか?

    My accommodation has already been prepaid.

    宿泊代はすでに前払い済みです。

    Has the pre-authorisation been released?

    仮押さえは解除されましたか?

    このくらい分かれば十分です。

    一番大切なポイント

    オーストラリアのホテルでチェックイン時にクレジットカードを求められても、すぐに「追加料金を請求された」と考える必要はありません。

    多くの場合は、宿泊中の追加料金や客室の損害に備えるためのプレオーソリゼーションです。

    大切なのは、

    仮押さえと実際の請求を区別する。

    金額をチェックイン時に確認する。

    宿泊代前払いでも保証用カードが必要な場合がある。

    デビットカードでは口座の利用可能残高が減る可能性がある。

    チェックアウト後、解除が反映されるまで数日かかることがある。

    周遊旅行では複数ホテルの仮押さえが一時的に重なることがある。

    という点です。

    特に日本人旅行者におすすめしたいのは、十分な利用可能枠のあるクレジットカードを、現物で持って行くことです。

    スマートフォンのタッチ決済だけではチェックインできないホテルもあります。

    また、デビットカードだけで旅行すると、数百豪ドルが一時的に使えなくなり、旅行後半の資金に影響する可能性があります。

    そして仮押さえがチェックアウト翌日に消えなくても、慌てる必要はありません。

    ホテルが解除済みでも、カード会社や銀行のシステムへ反映されるまで時間がかかることがあります。

    ホテルが案内する期間を過ぎても残っていれば、

    ホテル。

    ↓

    カード会社。

    の順で確認します。

    「前払い済みなのにカードを要求された=二重請求」ではない。

    この仕組みを知っているだけで、オーストラリアのホテルチェックインで驚くことはかなり少なくなるでしょう。

    よくある質問

    オーストラリアのホテルのデポジットはいくらですか?

    全国共通の金額はありません。100豪ドル程度の固定額、100~200豪ドル程度、宿泊料金+一定額など、ホテルによって異なります。予約条件やホテル公式サイトで確認してください。

    ホテルの仮押さえは実際の請求ですか?

    通常のプレオーソリゼーションなら、ホテルが保証としてカード利用枠を一時的に確保している状態で、実際の売上請求とは異なります。ただしホテルの処理方法によって異なるため、カード明細の状態を確認してください。

    ホテル代を前払いしていてもデポジットは必要ですか?

    必要になるホテルは多くあります。前払いは宿泊料金、デポジットは飲食やミニバー、破損など追加料金の保証なので目的が違います。

    チェックアウト後、仮押さえはいつ消えますか?

    ホテルとカード会社によって異なります。数日で消える場合もありますが、10営業日程度かかる例もあり、金融機関によってはさらに長くなる場合があります。

    デビットカードでもホテルのデポジットに使えますか?

    利用できるホテルもあります。ただし仮押さえ額の分だけ銀行口座の利用可能残高が一時的に減る場合があります。解除後の反映にも時間がかかることがあるため注意してください。

    Apple Payだけでホテルにチェックインできますか?

    ホテルによります。一部のオーストラリアのホテルでは、プレオーソリゼーションのため現物のクレジットカードをチェックイン時に求め、スマートフォン上のデジタルカードだけでは認めていません。物理カードを持参するのが安全です。

    現金でホテルのデポジットを払えますか?

    現金ボンドを受け付けるホテルもありますが、キャッシュレスで現金を受け付けないホテルもあります。カードを持っていない場合は予約前にホテルへ確認してください。

    仮押さえと最終請求の両方がカードに表示されています。二重請求ですか?

    必ずしも二重請求ではありません。仮押さえが保留中のまま残り、新しい最終請求が先に表示されることがあります。仮押さえが後日消える場合があるため、まず「保留中」か「確定済み」か確認してください。

    複数のホテルへ泊まる場合、デポジットはどうなりますか?

    前のホテルの仮押さえがまだ解除されていない間に、次のホテルが新たな仮押さえを行うことがあります。そのため周遊旅行ではカードの利用可能枠に十分な余裕を持たせることをおすすめします。



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  • オーストラリア旅行2週間のモデルコース|シドニー・ウルル・ケアンズ・メルボルン4地域周遊

    オーストラリア旅行2週間のモデルコース|シドニー・ウルル・ケアンズ・メルボルン4地域周遊

    オーストラリア旅行に2週間取れるなら、旅の組み方は一気に広がります。

    シドニー(Sydney)のハーバー。

    ウルル(Uluru)の赤い大地。

    ケアンズ(Cairns)のグレート・バリア・リーフ。

    メルボルン(Melbourne)の街歩きとカフェ文化。

    オーストラリアを代表するまったく性格の違う4地域を、無理なく1回の旅行に組み込むことができます。

    前回紹介した8泊10日のモデルコースでは、訪問先を3都市程度に絞ることをおすすめしました。

    12泊14日なら、国内線を3回利用しても、それぞれの場所で2~4泊程度の滞在時間を確保できます。

    そこで今回は、

    シドニー3泊

    ウルル2泊

    ケアンズ3泊

    メルボルン4泊

    というモデルコースを組んでみます。

    都市観光、大自然、アウトバック、海、熱帯雨林、カフェ、郊外観光まで、かなり幅広い「オーストラリアらしさ」を楽しめるルートです。

    2週間もあるなら、5都市くらい行ったほうが得ではないですか?
    行くこと自体はできますが、都市を増やすほど空港へ行く回数が増えます。2週間なら3~4地域程度に絞り、ウルルやグレート・バリア・リーフのような「その場所でしかできない体験」に時間を使うほうがおすすめです。

    オーストラリア政府観光局(Tourism Australia)も、2週間以上あれば2~4都市を訪れながら、グレート・バリア・リーフ、ウルル、グレート・オーシャン・ロードなどの自然観光を組み合わせられると案内しています。

    2週間という日数を「都市の数を増やすため」に使うのではなく、都市と自然の両方をゆっくり楽しむために使うのがポイントです。

    目次:オーストラリア2週間モデルコース(クリックで開閉)
    1. 12泊14日の全体スケジュール
    2. なぜこの4地域?
    3. この順番にする理由
    4. オープンジョー航空券を利用
    5. 1日目|日本出発
    6. 2日目|シドニー到着
    7. 3日目|ブルーマウンテンズ
    8. 4日目|シドニー市内・ビーチ
    9. 5日目|シドニーからウルルへ
    10. 到着日はウルルの夕日
    11. 6日目|ウルル・カタジュタを満喫
    12. 日の出・日没は外せない
    13. ウルルは文化を知ってから歩く
    14. ウルルは2泊で足りる?
    15. 7日目|ウルルからケアンズへ
    16. ウルル-ケアンズの直行便
    17. 8日目|グレート・バリア・リーフ
    18. どのグレート・バリア・リーフを選ぶ?
    19. 9日目|キュランダまたはデインツリー
    20. 初めてならキュランダ
    21. 自然重視ならデインツリー
    22. 10日目|ケアンズからメルボルンへ
    23. 午後はメルボルン街歩き
    24. 11日目|メルボルン市内
    25. 12日目|グレート・オーシャン・ロード
    26. 13日目|予備日・自由行動
    27. 14日目|日本へ帰国
    28. 2週間旅行には予備日を作る
    29. 国内線は3区間
    30. 受託手荷物条件に注意
    31. 移動日は午前便を基本に
    32. ウルル便は曜日を先に確認
    33. ホテルは4か所
    34. シドニーのホテル
    35. ウルルのホテル
    36. ケアンズのホテル
    37. メルボルンのホテル
    38. 2週間なら洗濯も考える
    39. 旅行時期はいつがおすすめ?
    40. 6~8月は周遊しやすい
    41. 夏はウルル・ケアンズの暑さに注意
    42. 2週間の旅行費用
    43. 子連れ・高齢者との旅行
    44. 別ルートにするなら
    45. パースを入れる場合
    46. ゴールドコーストを入れる場合
    47. 2週間旅行でやりがちな失敗
    48. 出発前チェックリスト
    49. 2週間なら4地域がちょうどいい
    50. よくある質問




    12泊14日の全体スケジュール

    日 宿泊 主な予定
    1日目 機内 日本出発
    2日目 シドニー 到着、オペラハウス、ロックス
    3日目 シドニー ブルーマウンテンズ
    4日目 シドニー 市内、マンリーまたはボンダイ
    5日目 ウルル 国内線、ウルルの夕日
    6日目 ウルル 日の出、ウルル、カタ・ジュタ
    7日目 ケアンズ 国内線、ケアンズ市内
    8日目 ケアンズ グレート・バリア・リーフ
    9日目 ケアンズ キュランダまたはデインツリー
    10日目 メルボルン 国内線、午後市内観光
    11日目 メルボルン 市内観光
    12日目 メルボルン グレート・オーシャン・ロード
    13日目 メルボルン 自由行動・予備日
    14日目 - 日本へ帰国

    移動は、

    シドニー → ウルル。

    ウルル → ケアンズ。

    ケアンズ → メルボルン。

    の3回です。

    14日間のうち3日が移動日になりますが、午前~昼の便を利用すれば到着日の夕方や午後を使うことができます。

    なぜこの4地域?

    地域 旅行のテーマ
    シドニー 大都市、ハーバー、ビーチ、世界遺産
    ウルル アウトバック、先住民文化、砂漠、星空
    ケアンズ グレート・バリア・リーフ、熱帯雨林
    メルボルン 街歩き、カフェ、アート、郊外観光

    同じ国とは思えないほど風景が変わります。

    2週間旅行だからこそ、単に似たような都市を4つ並べるのではなく、旅行のテーマが違う4地域を組み合わせるのがおすすめです。

    この順番にする理由

    最大の理由は移動のしやすさです。

    現在、シドニーからウルルへは直行便があります。

    さらにウルルからケアンズへも直行便を利用できる日程があります。

    ケアンズからメルボルンへも直行国内線があります。

    つまり、うまく曜日を合わせれば途中でシドニーやブリスベンへ戻る必要がありません。

    ただしウルル発着便は大都市間ほど便数が多くないため、旅行全体の日程を決める前にウルル便の曜日を確認してください。

    オープンジョー航空券を利用

    国際線は、

    日本 → シドニー

    メルボルン → 日本

    で検索します。

    往路と復路の都市を変えるオープンジョーです。

    シドニー往復にしてしまうと、旅行最後にメルボルンからシドニーへ戻る国内線が必要になります。

    航空券の価格だけでなく、移動時間と追加の国内線代まで含めて比較しましょう。

    1日目|日本出発

    日本からシドニーへ向かいます。

    夜行便なら翌朝に到着できるので、旅行日数を有効に使えます。

    2週間の長旅ですが、初日から予定を詰め込みすぎないことが重要です。

    2日目|シドニー到着

    シドニー到着後は、入国審査、荷物受取、税関・検疫。

    ホテルへ荷物を置いたら、

    サーキュラー・キー。

    シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)。

    ロックス。

    ハーバーブリッジ。

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン。

    など、ハーバー周辺を歩きます。

    到着日は市内観光程度にし、翌日から本格的に動きましょう。

    3日目|ブルーマウンテンズ

    3日目はブルーマウンテンズ(Blue Mountains)へ。

    スリー・シスターズ。

    エコーポイント。

    シーニック・ワールド。

    ルーラ。

    などが定番です。

    2週間旅行では、このような郊外観光を削る必要がありません。

    シドニーという都市だけではなく、ニュー・サウス・ウェールズ州の自然も体験できます。

    4日目|シドニー市内・ビーチ

    シドニー最終日は比較的ゆったり過ごします。

    午前中は市内。

    午後はマンリーまたはボンダイ。

    マンリーならサーキュラー・キーからフェリーに乗り、ハーバーの景色も楽しめます。

    翌日は国内線なので、夜は少し早めにホテルへ戻るとよいでしょう。



    5日目|シドニーからウルルへ

    5日目から旅行の雰囲気が一変します。

    シドニーからエアーズロック空港へ国内線で移動します。

    現在、シドニー-ウルルには直行便が運航されています。

    到着後はエアーズロック・リゾート(Ayers Rock Resort)へ。

    リゾート宿泊者は、商業便の発着に合わせた無料の空港送迎バスを利用できます。

    空港からリゾートまでは車で約10分程度です。

    到着日はウルルの夕日

    ウルルへ到着した日におすすめなのが夕日です。

    午後に到着できればホテルへチェックイン後、夕日の時間に合わせたツアーへ参加できます。

    日が傾くにつれ、岩肌の色がオレンジから深い赤へ変化していきます。

    同じウルルでも、日中と夕方ではまったく違って見えます。

    夜には星空観察や、光・ドローンを使った体験を組み合わせることもできます。

    6日目|ウルル・カタジュタを満喫

    ウルル滞在の丸1日です。

    朝は日の出。

    午前中はウルル麓の散策。

    文化センター。

    午後はカタ・ジュタ(Kata Tjuta)。

    夕方は再びウルルまたはカタ・ジュタの夕景。

    という流れが考えられます。

    ウルルとカタ・ジュタはウルル=カタ・ジュタ国立公園内にあり、入園にはパークパスが必要です。

    日の出・日没は外せない

    ウルルでは、観光場所そのものだけでなく時間帯が重要です。

    日の出。

    昼。

    夕日。

    星空。

    で景色が大きく変わります。

    そのため「ウルルを見たら次へ移動」ではなく、最低でも1回ずつ日の出と日没を見る時間を取るのがおすすめです。

    ウルルは文化を知ってから歩く

    ウルルは単なる巨大な岩ではありません。

    この土地の伝統的所有者であるアナング(Aṉangu)にとって、非常に深い文化的・精神的意味を持つ場所です。

    文化センターやガイド付きの散策を利用すると、景色だけを見て帰るより理解が深まります。

    写真撮影が控えられている場所もあるので、現地の案内に従ってください。

    ウルルは2泊で足りる?

    今回の周遊では2泊にしています。

    到着日の夕日。

    丸1日のウルル・カタ・ジュタ。

    翌朝または出発前。

    という時間を確保できます。

    よりゆっくり楽しみたいなら3泊がおすすめですが、4地域を2週間で回るモデルとしては2泊でも成立します。

    エアーズロック・リゾート自身も3泊・4日程度の滞在モデルを多数紹介しているので、日程に余裕があるならメルボルンを1泊減らしてウルル3泊にしてもよいでしょう。

    7日目|ウルルからケアンズへ

    7日目は赤い砂漠から熱帯のケアンズへ。

    オーストラリア政府観光局は、ウルルからグレート・バリア・リーフの玄関口となるケアンズへの直行便を利用できるルートを案内しています。

    エアーズロック・リゾートの最新案内でも、ケアンズからウルルへの直行便が運航されています。

    ただし運航曜日・便数は変更されることがあるため、この区間のフライトを確保してからホテルを最終確定するのがおすすめです。

    ウルル-ケアンズの直行便

    この直行便を利用できるのが、今回のルートの大きなポイントです。

    途中でシドニーやブリスベンへ戻らず、アウトバックから熱帯地域へ直接移動できます。

    一気に景色と気候が変わるのも、オーストラリア周遊ならではです。

    8日目|グレート・バリア・リーフ

    ケアンズ滞在の最初の丸1日は、グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)へ。

    アウターリーフ。

    グリーン島。

    フィッツロイ島。

    など、旅行スタイルによって選択肢があります。

    泳ぐ人だけでなく、泳がない人向けに半潜水艇やグラスボトムボートなどを利用できるツアーもあります。

    天候や海況に左右されやすい観光なので、ケアンズ滞在の最終日ではなく前半に入れるのがおすすめです。

    どのグレート・バリア・リーフを選ぶ?

    アウターリーフ

    サンゴ礁そのものを重視する人。

    グリーン島

    島のビーチも楽しみたい人。

    フィッツロイ島

    島で自由に過ごす時間を取りたい人。

    一口にグレート・バリア・リーフと言っても内容はかなり違います。

    価格だけでなく、船の乗船時間、島滞在、シュノーケリング、食事などを比較してください。

    9日目|キュランダまたはデインツリー

    9日目は熱帯雨林。

    初めてのケアンズなら、キュランダ(Kuranda)が分かりやすいでしょう。

    より自然を深く楽しみたい場合は、デインツリー熱帯雨林(Daintree Rainforest)へ行く方法もあります。

    初めてならキュランダ

    キュランダ高原鉄道(Kuranda Scenic Railway)とスカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ(Skyrail Rainforest Cableway)を組み合わせるのが定番です。

    行きと帰りで異なる景色を楽しめます。

    ケアンズからの日帰り観光として移動時間も比較的分かりやすく、初めての旅行に向いています。

    自然重視ならデインツリー

    世界最古級の熱帯雨林をもっと深く楽しみたいなら、デインツリーへ。

    ケープ・トリビュレーションまで足を延ばすツアーなら丸1日になります。

    ケアンズから距離があるので、2週間旅行のように余裕がある場合に向いています。



    10日目|ケアンズからメルボルンへ

    10日目はメルボルンへ移動。

    なるべく午前便を選びます。

    ケアンズからメルボルンまでは直行便があり、約3時間半が目安です。

    ホテルから空港、搭乗手続き、到着後のホテル移動まで含めれば半日程度は必要です。

    午後はメルボルン街歩き

    ホテルに荷物を置いたら、

    フリンダース・ストリート駅。

    フェデレーション・スクエア。

    ホージア・レーン。

    ブロック・アーケード。

    ロイヤル・アーケード。

    ヤラ川。

    などを歩きます。

    中心部に見どころが集まっているので、移動日の午後でも観光しやすい都市です。

    11日目|メルボルン市内

    11日目は丸1日、市内を楽しみます。

    クイーン・ビクトリア・マーケット。

    ビクトリア国立美術館。

    カールトン。

    サウスバンク。

    セント・キルダ。

    カフェ巡り。

    などを組み合わせます。

    シドニー、ウルル、ケアンズと移動が続いた後なので、この日は少しゆったりした日程がおすすめです。

    12日目|グレート・オーシャン・ロード

    12日目はグレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)へ。

    12使徒の岩。

    ロック・アード・ゴージ。

    アポロ・ベイ。

    オトウェイ地方。

    などを巡ります。

    メルボルンからの日帰り観光としては距離が長いため、朝早く出発し夜に戻るツアーが一般的です。

    これまでの旅行でハーバー、砂漠、サンゴ礁、熱帯雨林を見てきましたが、最後に南オーストラリアらしい海岸線が加わります。

    13日目|予備日・自由行動

    2週間旅行でぜひ作りたいのが、この「何もしなくてもよい日」です。

    旅行前半で天候による予定変更があった。

    少し疲れている。

    もう一度行きたい場所ができた。

    買い物をしたい。

    こうしたときに使えます。

    何も問題がなければ、

    フィリップ島。

    ヤラ・バレー。

    郊外の街。

    などへ出かけてもよいでしょう。

    最初から14日間をすべて予約で埋めないのが、長期旅行を楽しむコツです。

    14日目|日本へ帰国

    国際線の時間に合わせ、メルボルン空港へ。

    国際線はT2を利用します。

    チェックイン、受託手荷物、保安検査、出国手続きがあるため、余裕を持って移動しましょう。

    これで12泊14日の旅行が終了します。

    2週間旅行には予備日を作る

    旅行日数が長くなるほど、毎日を予定で埋めたくなります。

    しかし長い旅行では、

    国内線の遅延。

    天候。

    体調。

    疲労。

    などがどこかで発生する可能性も高くなります。

    そのため、13日目のような完全な自由日を1日残しておくことをおすすめします。

    国内線は3区間

    今回のモデルで必要なのは、

    シドニー → ウルル。

    ウルル → ケアンズ。

    ケアンズ → メルボルン。

    の3区間です。

    オーストラリアは広いので、この距離を列車やレンタカーで移動しようとすると旅行日数の大半を使ってしまいます。

    主要地域間は航空機を使うのが現実的です。

    受託手荷物条件に注意

    4地域を回る旅行では、国内線へ3回乗ります。

    国内線運賃が安くても、受託手荷物が別料金なら総額が大きく変わります。

    カンタス航空(Qantas Airways)の通常の国内線エコノミーは23kg×1個。

    ヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia)はChoice・Flexなら23kg×1個ですが、Liteには受託手荷物が含まれません。

    ジェットスター航空(Jetstar Airways)のStarterも受託手荷物は別料金です。

    2週間旅行では荷物も増えやすいので、航空券本体ではなく荷物込み総額で比較してください。

    移動日は午前便を基本に

    移動日の午後を観光に使えるからです。

    もうひとつ重要なのが、欠航・遅延時に後続便が残っている可能性が高いこと。

    特にウルルのように便数が限られる区間は、できるだけ旅程に余裕を持たせます。

    ウルル便は曜日を先に確認

    シドニー-メルボルンのような幹線路線とは違い、ウルル発着便は曜日によって運航数が変わります。

    2026年現在、エアーズロック・リゾートの案内では、シドニー、メルボルン、ケアンズなどから直行便があります。

    ただし航空会社・曜日によって便数が違います。

    そのため2週間の日程を先に完全固定せず、

    ウルル便を検索

    ↓

    ウルル2泊の位置を決定

    ↓

    前後のシドニー・ケアンズの日数を調整

    という順番で手配すると失敗しにくくなります。

    ホテルは4か所

    12泊でホテルを4回変えます。

    これ以上宿泊地を増やすと、荷造りとチェックイン・チェックアウトの回数が多くなります。

    2週間旅行では「観光地の数」だけでなく、ホテルを何回変えるかも考えて旅程を作りましょう。

    シドニーのホテル

    3泊なら、

    サーキュラー・キー。

    ウィンヤード。

    タウンホール。

    セントラル。

    周辺が便利です。

    ウルルのホテル

    観光拠点はエアーズロック・リゾートになります。

    高級ホテルからアパートメント、比較的手頃な宿泊施設まで選択肢があります。

    リゾート宿泊者向けには無料の空港送迎やリゾート内シャトルが用意されています。

    ケアンズのホテル

    エスプラネード、マリーナ、市中心部周辺がおすすめです。

    グレート・バリア・リーフのクルーズ乗り場へ徒歩で行けるホテルなら、早朝出発の日も楽になります。

    メルボルンのホテル

    4泊あるのでCBDだけでなく周辺も候補にできますが、初めてなら中心部が便利です。

    サザン・クロス駅。

    フリンダース・ストリート駅。

    クイーン・ビクトリア・マーケット。

    周辺などを比較しましょう。

    2週間なら洗濯も考える

    2週間分の服をすべて日本から持って行く必要はありません。

    途中で1~2回洗濯する前提にすれば、荷物を減らせます。

    ホテルのランドリー。

    コインランドリー。

    洗濯機付きサービスアパートメント。

    などを利用できます。

    特にケアンズでは暑い時期に着替えが増えるので、洗濯できる施設を1か所入れておくと便利です。



    旅行時期はいつがおすすめ?

    今回のモデルは、シドニー、ウルル、ケアンズ、メルボルンと気候帯の違う地域を回ります。

    そのため「4都市すべてが完全なベストシーズン」という時期はなかなかありません。

    全体のバランスを考えると、

    4~5月。

    8月後半~9月。

    10月。

    あたりは比較しやすい時期です。

    ウルルとケアンズでは真夏を避けやすく、シドニー・メルボルンでも極端な寒さになりにくいためです。

    6~8月は周遊しやすい

    オーストラリアの冬は、ケアンズでは乾季。

    ウルルも日中の暑さが比較的穏やかです。

    一方、メルボルンは寒くなります。

    1回の旅行でTシャツと冬用の上着の両方が必要になることもあります。

    それもオーストラリアの国土の広さを感じられる経験です。

    夏はウルル・ケアンズの暑さに注意

    12~2月はシドニーやメルボルンでは夏ですが、ケアンズは雨季。

    ウルルは日中に非常に暑くなることがあります。

    オーストラリア政府観光局も、ウルルとグレート・バリア・リーフを組み合わせる旅程では、春・秋や冬のほうが旅行しやすいと案内しています。

    2週間の旅行費用

    4地域を周遊するため、1都市滞在型より費用は高くなります。

    必要になる主な費用は、

    日本-オーストラリア国際線。

    国内線3区間。

    ホテル12泊。

    食費。

    グレート・バリア・リーフ。

    ウルルのツアー。

    ブルーマウンテンズ。

    グレート・オーシャン・ロード。

    などです。

    通常期に2名1室、中級ホテルを利用する一般的な旅行なら、1人55万~70万円前後をひとつの大まかな出発点として考えるとよいでしょう。

    ウルルのホテル・ツアーや航空運賃、グレート・バリア・リーフのクルーズ内容によってかなり変わります。

    高級ホテルや食事を楽しむなら80万円以上になることも十分あります。

    子連れ・高齢者との旅行

    子供や高齢者と一緒なら、4地域は少し忙しく感じることがあります。

    その場合は、

    シドニー4泊。

    ケアンズ4泊。

    メルボルン4泊。

    の3都市へ減らす方法もおすすめです。

    あるいはシドニー、ウルル、ケアンズの3地域にして、それぞれの日数を増やしてもよいでしょう。

    別ルートにするなら

    2週間あるからこそ、今回のルートだけにこだわる必要はありません。

    興味に合わせて1地域を入れ替えられます。

    パースを入れる場合

    西オーストラリアへ行きたいなら、メルボルンを外してパース(Perth)へ。

    パース市内。

    ロットネスト島。

    フリーマントル。

    マーガレット・リバー。

    などを組み合わせられます。

    ただし東西の移動距離が非常に長くなるため、国内線料金と時間を確認してください。

    ゴールドコーストを入れる場合

    家族旅行なら、ウルルを外してゴールドコースト(Gold Coast)を加える方法もあります。

    シドニー。

    ゴールドコースト。

    ケアンズ。

    メルボルン。

    なら東海岸中心の旅程になり、テーマパークも組み込めます。

    2週間旅行でやりがちな失敗

    日数があるからと5~6都市入れる

    毎日のように荷造りする旅行になります。

    ウルル便を確認せず全ホテルを予約

    希望日に直行便がない可能性があります。

    到着・移動日に重要なツアーを入れる

    遅延時に対応できません。

    ケアンズ最終日にグレート・バリア・リーフ

    天候による代替日がなくなります。

    全日程を予約で埋める

    長旅では疲れます。

    14日分の服を持っていく

    国内線の荷物料金が高くなる可能性があります。

    国内線の最安運賃だけを見る

    荷物・座席を追加すると高くなることがあります。

    出発前チェックリスト

    チェック 確認内容
    □ 日本→シドニー、メルボルン→日本のオープンジョーを比較
    □ シドニー→ウルルの運航日を確認
    □ ウルル→ケアンズの運航日を確認
    □ ケアンズ→メルボルンの国内線を予約
    □ 国内線の受託手荷物条件を確認
    □ ウルルのパークパスを手配
    □ ウルルの日の出・夕日ツアーを予約
    □ グレート・バリア・リーフはケアンズ滞在前半
    □ 少なくとも1日自由日を残した
    □ 途中で洗濯できる場所を確認
    □ ETAを取得
    □ 海外旅行保険を確認

    2週間なら4地域がちょうどいい

    12泊14日のオーストラリア旅行なら、

    シドニー3泊。

    ウルル2泊。

    ケアンズ3泊。

    メルボルン4泊。

    という4地域周遊が現実的です。

    シドニーで都会とハーバー。

    ウルルでアウトバックと先住民文化。

    ケアンズでサンゴ礁と熱帯雨林。

    メルボルンで街歩きとグレート・オーシャン・ロード。

    1回の旅行でオーストラリアのさまざまな表情を楽しめます。

    ポイントは、日数が増えたからといって訪問都市を増やしすぎないことです。

    国内線は3回程度。

    ホテルは4か所。

    各地域には最低2泊。

    さらに1日は予備日。

    このくらいにすると、「移動する旅行」ではなく「滞在する旅行」になります。

    そして旅程を作る際には、最初にウルル発着便の曜日を確認してください。

    ウルルを中心に前後の日程を調整し、その後シドニー、ケアンズ、メルボルンの泊数を決めると効率的です。

    2週間あるから全部見るのではなく、2週間あるから4つの違うオーストラリアをゆっくり楽しむ。

    これが初めての長期周遊ではおすすめです。

    よくある質問

    オーストラリアを2週間なら何都市回れますか?

    初めてなら3~4地域がおすすめです。12泊14日なら、各地域に2~4泊しながら、国内線移動を3回程度に抑えられます。

    2週間でシドニー、ウルル、ケアンズ、メルボルンを回れますか?

    十分可能です。シドニー3泊、ウルル2~3泊、ケアンズ3泊、メルボルン3~4泊程度なら、主要観光と国内線移動を無理なく組み合わせられます。

    シドニーからウルルへ直行便はありますか?

    あります。複数の航空会社がウルルのエアーズロック空港へ直行便を運航しています。便数・曜日は変わるため、旅行日が決まったら最新スケジュールを確認してください。

    ウルルからケアンズへ直接行けますか?

    直行便を利用できる日程があります。オーストラリア政府観光局もウルル-ケアンズの直行ルートを案内しています。ただし運航曜日が限られる場合があるため、先に航空便を確認してから宿泊日程を決めるのがおすすめです。

    ウルルは2泊と3泊のどちらがおすすめですか?

    今回の4地域周遊なら2泊でも可能ですが、時間に余裕があれば3泊がおすすめです。日の出、日没、カタ・ジュタ、文化体験などをゆっくり楽しめます。

    2週間のオーストラリア旅行はいくらかかりますか?

    旅行時期やホテルによりますが、4地域を周遊する一般的な2名1室の旅行なら、航空券・国内線・ホテル・観光を含めて1人55万~70万円前後から考えると計画しやすいでしょう。ウルルやグレート・バリア・リーフのツアー内容で大きく変わります。

    2週間旅行で予備日は必要ですか?

    おすすめです。国内線の遅延、天候、疲労などに対応できるため、予定を入れない日を少なくとも1日残しておくと旅行全体に余裕ができます。

    2週間ならレンタカーでオーストラリアを周遊できますか?

    地域を限定すれば可能ですが、シドニー、ウルル、ケアンズ、メルボルンのように離れた地域を回る場合は国内線のほうが現実的です。現地到着後の日帰り・数日間だけレンタカーを利用する方法が使いやすいでしょう。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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  • オーストラリア旅行5泊7日のモデルコース|シドニー+メルボルンを効率よく周遊

    オーストラリア旅行5泊7日のモデルコース|シドニー+メルボルンを効率よく周遊

    初めてのオーストラリア旅行で5泊7日。

    せっかくならシドニー(Sydney)とメルボルン(Melbourne)の両方へ行ってみたい。

    そんな人向けに、実際に無理なく動ける旅程を組んでみました。

    5泊7日なら、シドニー3泊+メルボルン2泊。

    または、シドニー2泊+メルボルン3泊。

    このくらいが現実的です。

    国内線の飛行時間だけを見れば、シドニー-メルボルンは約1時間半。

    しかしホテルから空港への移動、チェックイン、保安検査、荷物受取、次のホテルへの移動まで含めれば、都市間移動には半日程度を考えたほうがよいでしょう。

    そのため、5泊7日で3都市、4都市と詰め込むより、シドニー+メルボルンの2都市に絞るほうが旅行としての満足度は高くなります。

    シドニー3泊、メルボルン2泊だと、少し忙しくないですか?
    ゆっくり旅行したいなら1都市5泊のほうがおすすめです。ただ、初めてのオーストラリアで代表的な2都市を見たいなら、5泊7日でも十分可能です。ポイントは、国内線を朝便にして、都市間移動日に予定を詰め込みすぎないことです。

    この記事では、

    1日目 日本出発

    2~4日目 シドニー

    5日目 シドニーからメルボルンへ移動

    5~6日目 メルボルン

    7日目 日本へ帰国

    という5泊7日の旅程を基本に、観光内容、国内線の選び方、ホテルエリア、荷物、オープンジョー航空券まで詳しく解説します。

    今回はルートが「シドニー→メルボルン」という非常にシンプルな1区間で、日程表のほうが実用的なため、追加の地図・図解画像は使用していません。

    目次:オーストラリア5泊7日モデルコース(クリックで開閉)




    5泊7日の全体スケジュール

    最初に全体を見てみましょう。

    日 宿泊 主な予定
    1日目 機内 日本出発
    2日目 シドニー 到着、オペラハウス、ロックス、ハーバー周辺
    3日目 シドニー ブルーマウンテンズ日帰り
    4日目 シドニー 市内観光、マンリーまたはボンダイ
    5日目 メルボルン 午前国内線、午後メルボルン市内
    6日目 メルボルン 市内観光、または郊外日帰り
    7日目 - メルボルンから日本へ帰国

    ポイントは国内線移動を5日目の午前中に入れることです。

    夕方便にするとシドニーで午前中を過ごせますが、メルボルンへ到着するころには夕方になり、実質1日を移動で失います。

    なぜシドニー+メルボルン?

    初めてのオーストラリアなら、この2都市は性格がまったく違います。

    シドニーはハーバー。

    オペラハウス。

    ビーチ。

    ブルーマウンテンズ。

    など、海と自然を感じやすい都市です。

    一方、メルボルンは、

    カフェ。

    レーンウェイ。

    マーケット。

    アート。

    スポーツ。

    グレート・オーシャン・ロード。

    など、文化・街歩き・郊外観光の魅力が強い都市です。

    1回の旅行で2つの異なるオーストラリアを体験できます。

    シドニー→メルボルンがおすすめ?

    絶対ではありません。

    メルボルン→シドニーでも問題ありません。

    旅行日程と国際線料金によって決めればよいでしょう。

    ただ、初めてならシドニーから始めると、到着直後にオペラハウスやハーバーブリッジなど「オーストラリアへ来た」と実感しやすいというメリットがあります。

    また日本からシドニーへの直行便は選択肢が多く、旅程を組みやすいのも利点です。

    オープンジョー航空券が便利

    おすすめしたいのが、

    日本 → シドニー

    シドニー → メルボルン

    メルボルン → 日本

    という旅程です。

    帰国のためだけにメルボルンからシドニーへ戻る必要がありません。

    このように往路と復路で発着都市を変える航空券は、一般にオープンジョーと呼ばれます。

    往復航空券より少し高かったとしても、国内線1区間、空港アクセス、移動時間を減らせるため、旅行全体では有利になる場合があります。

    2026年10月現在、日本航空(Japan Airlines/JAL)は羽田-シドニー、成田-メルボルンの直行便を運航しており、成田-メルボルン線は2026年10月25日から冬期に毎日運航となる予定です。

    航空会社や旅行日によって運航曜日は変わるため、予約時に最新スケジュールを確認してください。

    1日目|日本出発

    夜行便を利用すると、日本を夕方から夜に出発し、翌朝オーストラリアへ到着できます。

    旅行期間を有効に使いやすいパターンです。

    機内では翌日の観光に備え、できるだけ睡眠を取っておきましょう。

    到着日に予定を入れすぎないことも重要です。

    2日目|シドニー到着・ハーバー観光

    朝にシドニー空港へ到着。

    入国審査、荷物受取、税関・検疫を終え、市内へ移動します。

    ホテルへ荷物を預けたら、初日はシドニーの中心部を歩いてみましょう。

    おすすめの順番は、

    サーキュラー・キー

    ↓

    シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)

    ↓

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン

    ↓

    ロックス

    ↓

    シドニー・ハーバーブリッジ

    です。

    すべて同じハーバー周辺なので、長距離を移動せず観光できます。

    到着日としてはちょうどよいでしょう。

    到着日に予定を入れすぎない

    日本との時差は大きくありませんが、夜行便による睡眠不足があります。

    さらに入国審査やホテルまでの移動で疲れます。

    到着日の午後にブルーマウンテンズ・ツアーや予約時間が厳しいアクティビティを入れるのはおすすめしません。

    雨でも変更しやすい市内観光程度にしておきましょう。

    3日目|ブルーマウンテンズ

    シドニー滞在中に1日郊外へ出るなら、ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)が代表的です。

    シドニー市内とはまったく異なる、ユーカリの森と巨大な渓谷の景観を楽しめます。

    代表的なのは、

    スリー・シスターズ。

    エコーポイント。

    シーニック・ワールド。

    ルーラ。

    などです。

    列車で自分で行くこともできますが、初めてなら日帰りツアーを利用すると効率よく回れます。

    郊外へ行かずシドニー市内でもOK

    「短い旅行なのに丸1日郊外へ行くのはもったいない」と感じる人は、ブルーマウンテンズを外しても構いません。

    その場合は、

    タロンガ動物園。

    ダーリング・ハーバー。

    ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館。

    パディントン。

    ボンダイ。

    などを組み合わせれば、シドニーだけで十分1日楽しめます。

    4日目|シドニー市内+ビーチ・フェリー

    4日目は少しゆったりした日程がおすすめです。

    午前中は市内。

    午後はマンリーまたはボンダイ。

    という組み方なら、シドニーらしい海辺の雰囲気も楽しめます。

    特にマンリーへはサーキュラー・キーからフェリーを利用でき、移動そのものが観光になります。

    ハーバーブリッジとオペラハウスを海上から見られるのも魅力です。

    マンリーかボンダイか

    マンリー

    フェリーでのハーバークルーズ感覚を楽しみたい人向け。

    ボンダイ・ビーチ

    有名なビーチや海沿いの散策を楽しみたい人向け。

    時間があれば両方行けますが、5泊7日の周遊旅行なら、どちらか1か所でも十分です。



    5日目|シドニー→メルボルン

    5日目は都市間移動日です。

    できれば午前8~10時ごろにシドニーを出る便を選ぶと使いやすいでしょう。

    朝食。

    ホテルをチェックアウト。

    シドニー空港へ。

    国内線チェックイン。

    メルボルンへ。

    到着後ホテルへ。

    という流れになります。

    順調なら午後からメルボルン観光ができます。

    飛行時間は約1時間半

    シドニーからメルボルンまでの直行便は非常に多く運航されています。

    2026年現在、カンタス航空(Qantas Airways)は同区間を1日平均37便程度運航し、飛行時間を約1時間35分と案内しています。

    ヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia)も平均約1時間35分です。

    ジェットスター航空(Jetstar Airways)を含め、時間帯の選択肢は豊富です。

    ただし飛行時間だけで「2時間あれば移動できる」とは考えないでください。

    午前便がおすすめ

    朝便をおすすめする理由は3つあります。

    1つ目は、メルボルン到着後に午後を使えること。

    2つ目は、欠航や大幅遅延があっても後続便が残っていること。

    3つ目は、ホテルをチェックアウトした後に大きな荷物を持ってシドニー市内で時間を潰さなくて済むことです。

    前の記事でも紹介したように、重要な移動では夜の最終便より午前便のほうが旅程全体への影響を抑えやすくなります。

    シドニー空港への移動

    シドニー市内中心部から空港へは電車が分かりやすいでしょう。

    国内線利用の場合、

    カンタス航空は主にT3。

    ヴァージン・オーストラリアとジェットスター航空は主にT2。

    です。

    搭乗券でターミナルを確認してから向かいましょう。

    メルボルン空港から市内へ

    メルボルン空港から中心部へは、スカイバス(SkyBus)やタクシー、配車サービスなどを利用できます。

    メルボルン空港には現在、市内中心部へ直接つながる旅客鉄道はありません。

    ホテルの場所によっては、2~3人ならタクシーやUberを比較してもよいでしょう。

    5日目午後|メルボルン街歩き

    ホテルへ荷物を置いたら、メルボルン中心部を歩いてみましょう。

    おすすめは、

    フリンダース・ストリート駅。

    フェデレーション・スクエア。

    ホージア・レーン。

    ブロック・アーケード。

    ロイヤル・アーケード。

    ヤラ川周辺。

    などです。

    多くが中心部にまとまっているため、移動日の午後でも観光しやすいでしょう。

    6日目|メルボルン観光

    6日目は丸1日使えます。

    ここで選択肢が分かれます。

    メルボルン市内をゆっくり観光

    または、

    郊外への日帰りツアー

    です。

    初めてメルボルンへ行くなら、どちらを選んでも満足できるでしょう。

    グレート・オーシャン・ロードを入れる場合

    メルボルン郊外観光の代表格がグレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)です。

    海岸線、12使徒の岩、ロック・アード・ゴージなどを巡ります。

    メルボルンからトーキーまでも車で約1時間30分あり、その先に観光地が続くため、基本的には丸1日必要です。

    5泊7日の旅程で入れるなら、6日目をすべてグレート・オーシャン・ロードに使います。

    市内観光は5日目午後にまとめます。

    フィリップ島を選ぶ場合

    動物が好きなら、フィリップ島(Phillip Island)も候補です。

    夕方から夜にかけてのペンギン・パレードが中心になるため、グレート・オーシャン・ロードとは時間帯が異なります。

    短い滞在では、両方を入れようとするとかなり忙しくなります。

    グレート・オーシャン・ロードかフィリップ島、どちらか1つを選ぶのがおすすめです。

    メルボルン市内だけでも十分楽しめる

    郊外へ行かなくても、メルボルンには見どころがあります。

    クイーン・ビクトリア・マーケット。

    ビクトリア国立美術館。

    カフェ巡り。

    サウスバンク。

    カールトン。

    セント・キルダ。

    などを組み合わせれば1日はすぐに過ぎます。

    5泊7日で2都市を回る場合、むしろ市内をゆっくり見る選択もおすすめです。

    7日目|日本へ帰国

    国際線の出発時間に合わせてメルボルン空港へ移動します。

    国際線はT2です。

    チェックイン、預け荷物、保安検査、出国手続きがあるため、余裕を持って空港へ向かいましょう。

    朝便の場合は最終日の観光時間はほぼありません。

    そのため6日目が実質的な最終観光日と考えてください。

    シドニーのホテルはどこに泊まる?

    5泊7日の短い旅行では、少しホテル代が高くても交通の便利な場所がおすすめです。

    シドニーなら、

    サーキュラー・キー。

    ウィンヤード。

    タウンホール。

    セントラル。

    周辺なら動きやすいでしょう。

    郊外の安いホテルへ泊まり、毎日長時間移動すると、短期旅行では時間の損失が大きくなります。

    メルボルンのホテルはどこに泊まる?

    2泊なら中心部のCBDがおすすめです。

    フリンダース・ストリート。

    サザン・クロス。

    バーク・ストリート。

    クイーン・ビクトリア・マーケット周辺。

    などなら、市内観光へ出やすくなります。

    メルボルンでは中心部に無料トラム・ゾーンがあるため、CBDに泊まるメリットは大きいでしょう。

    国内線の手荷物に注意

    日本から国際線で持ってきたスーツケースが、そのまま国内線でも無料とは限りません。

    例えばカンタス国内線エコノミーなら通常23kg×1個。

    ヴァージン・オーストラリアはChoice・Flexなら23kg×1個ですが、Liteには受託手荷物が含まれません。

    ジェットスターのStarterにも受託手荷物は含まれません。

    国内線を別に購入する際は、航空券+荷物料金の総額で比較してください。

    国内線はどの航空会社がいい?

    シドニー-メルボルンは便数が非常に多い路線です。

    カンタス航空

    23kgの預け荷物込み。便数が多く使いやすい。

    ヴァージン・オーストラリア

    Choiceなら23kgの預け荷物込み。時間帯の選択肢も豊富。

    ジェットスター航空

    航空券本体が安いことがありますが、Starterは預け荷物・座席指定等が別料金。

    短期旅行では数十豪ドルの差だけでなく、自分にとって一番便利な出発時間を優先してもよいでしょう。

    国内線を別切りで買う場合

    日本→シドニー。

    シドニー→メルボルン。

    メルボルン→日本。

    をそれぞれ別の航空券として購入することもできます。

    ただし別切りでは、前の便が遅れて次の航空券へ影響しても、自動的に保護されるとは限りません。

    特に最終日の国内線から国際線へ自己乗り継ぎする方法は避け、前日までに帰国便の出発都市へ移動しておくのがおすすめです。

    今回のモデルコースで5日目にメルボルンへ移動する理由のひとつです。



    メルボルン→シドニーでもよい?

    もちろん問題ありません。

    航空券価格や帰国便の時間によっては、

    日本 → メルボルン

    メルボルン3泊

    シドニー2泊

    シドニー → 日本

    のほうが便利な場合があります。

    例えばメルボルン到着翌日にグレート・オーシャン・ロードへ行きたいなら、先にメルボルンを置く方法もあります。

    固定した順番にこだわらず、国際線料金と運航曜日を見て決めましょう。

    雨の日はどうする?

    5泊7日の短い旅行では、天気によって予定を入れ替えられるようにしておくと便利です。

    シドニーなら、

    雨の日:美術館、博物館、ショッピング、オペラハウス館内ツアー。

    晴れの日:ブルーマウンテンズ、マンリー、ボンダイ。

    メルボルンなら、

    雨の日:美術館、マーケット、アーケード、カフェ巡り。

    晴れの日:グレート・オーシャン・ロード、街歩き。

    と柔軟に変更できます。

    食事をどこまで予定に入れる?

    5泊7日なら、すべての食事を事前予約する必要はありません。

    むしろ、

    旅行中1~2回だけ行きたいレストランを予約。

    それ以外は現地で決める。

    くらいが使いやすいでしょう。

    オーストラリアではカフェ、パブ、フードコート、テイクアウトも充実しています。

    観光の進み具合に合わせて食事時間を調整できます。

    5泊7日の費用目安

    前の記事で詳しく試算しましたが、2名1室で5泊7日なら、1人あたり、

    旅行スタイル 1人あたり
    節約旅行 約17万~22万円
    一般的 約28万~35万円
    少しゆったり 約45万~55万円以上

    程度がひとつの目安です。

    今回の2都市周遊では、これにシドニー-メルボルン国内線が加わります。

    その代わりオープンジョー航空券を利用すれば、余分な国内線1区間を減らせます。

    5泊7日を1都市だけにする案

    「2都市だと少し忙しそう」と感じるなら、無理に周遊する必要はありません。

    シドニー5泊なら、

    ハーバー。

    ブルーマウンテンズ。

    タロンガ動物園。

    マンリー。

    ボンダイ。

    などをかなり余裕を持って回れます。

    メルボルン5泊なら、

    市内。

    グレート・オーシャン・ロード。

    フィリップ島。

    ヤラ・バレー。

    なども組み合わせられます。

    初めての旅行でも、1都市だけでは決してもったいなくありません。

    ケアンズを入れるなら?

    都市と大自然の両方を楽しみたいなら、シドニー+ケアンズという組み合わせもあります。

    例えば、

    シドニー2泊。

    ケアンズ3泊。

    という形です。

    ケアンズではグレート・バリア・リーフとキュランダをそれぞれ1日使うため、少なくとも3泊確保するのがおすすめです。

    そのため5泊7日でシドニー+メルボルン+ケアンズの3都市を入れるのはおすすめしません。

    ウルルを入れるなら?

    ウルルまで行きたい場合は、今回の5泊7日モデルをそのまま使うより、8泊10日程度へ延ばすことをおすすめします。

    主要都市からの移動時間があり、ウルル自体も2~3泊したい場所だからです。

    日の出、夕日、星空と、時間帯によって楽しみ方が違います。

    5泊7日でやりがちな失敗

    3都市以上を入れる

    空港移動ばかりになります。

    到着日に遠方ツアー

    国際線遅延や入国審査の混雑に対応できません。

    国内線を夜の最終便にする

    欠航すると翌日に影響します。

    安いホテルを選びすぎる

    中心部から遠いと移動に時間がかかります。

    国内線の荷物料金を忘れる

    LCCでは追加料金が大きくなることがあります。

    帰国日に別切り国内線で接続する

    遅延時のリスクが高くなります。

    出発前チェックリスト

    チェック 内容
    □ 国際線はオープンジョーも比較した
    □ シドニー-メルボルン国内線を予約
    □ 国内線の受託手荷物条件を確認
    □ 国内線はなるべく午前便
    □ シドニー3泊・メルボルン2泊を基本にした
    □ 到着日に遠方ツアーを入れていない
    □ メルボルン郊外観光は1か所に絞った
    □ ホテルは公共交通に便利な場所
    □ ETAを取得
    □ 海外旅行保険を確認
    □ 航空会社アプリを入れた

    初めてなら2都市までがちょうどいい

    5泊7日でオーストラリア旅行をするなら、初めての人におすすめしやすいのが、

    シドニー3泊+メルボルン2泊

    です。

    シドニーでは、

    オペラハウス。

    ハーバー。

    ブルーマウンテンズ。

    ビーチ。

    を楽しむ。

    メルボルンでは、

    街歩き。

    カフェ。

    マーケット。

    郊外観光。

    を楽しむ。

    2つの都市の雰囲気はかなり違うので、短い旅行でも「オーストラリアの多様さ」を感じられます。

    国内線は約1時間半ですが、都市間移動全体では半日程度を考える。

    国内線はできれば午前。

    帰国都市からそのまま日本へ帰れるオープンジョー航空券も比較する。

    これだけでも5泊7日を効率よく使えます。

    一方で、5泊7日にシドニー、メルボルン、ケアンズまで詰め込む必要はありません。

    「たくさん行く」より「2都市をきちんと楽しむ」。

    初めてのオーストラリア旅行なら、このくらいのペースがちょうどよいでしょう。

    よくある質問

    5泊7日でシドニーとメルボルンの両方へ行けますか?

    可能です。シドニー3泊+メルボルン2泊、またはシドニー2泊+メルボルン3泊程度が現実的です。国内線移動を午前にすると、移動日の午後も観光できます。

    シドニーからメルボルンまで飛行機で何時間ですか?

    直行便で約1時間30~35分が目安です。ただしホテルから空港への移動、チェックイン、荷物受取などを含めると、都市間移動全体では半日程度を見ておくとよいでしょう。

    シドニーとメルボルンはどちらを3泊にすべきですか?

    ブルーマウンテンズへ行くならシドニー3泊、グレート・オーシャン・ロードなどメルボルン郊外観光を重視するならメルボルン3泊がおすすめです。

    5泊7日で3都市は可能ですか?

    可能ではありますが、国内線移動が2回入り、それぞれの都市で過ごす時間がかなり短くなります。初めてなら最大2都市をおすすめします。3都市なら8泊10日程度あると組みやすくなります。

    シドニーからメルボルンの国内線はどの航空会社がおすすめですか?

    カンタス、ヴァージン・オーストラリア、ジェットスターなどが運航しています。預け荷物がある場合は航空券本体だけでなく荷物料金を含めて比較してください。短期旅行では運賃差だけでなく便利な出発時間も重要です。

    5泊7日ならグレート・オーシャン・ロードへ行けますか?

    行けます。シドニー3泊+メルボルン2泊の場合、メルボルンの丸1日をグレート・オーシャン・ロードへ使う形になります。メルボルン市内観光は到着日の午後にまとめると効率的です。

    オープンジョー航空券とは何ですか?

    往路と復路で発着都市を変える旅程です。例えば日本からシドニーへ入り、国内線でメルボルンへ移動し、メルボルンから日本へ帰ります。最後にシドニーへ戻る必要がないため周遊旅行に便利です。

    シドニーとメルボルンならどちらを先に行くべきですか?

    どちらでも問題ありません。国際線料金、運航曜日、希望する観光によって決めてください。初めてならオペラハウスなど分かりやすい観光地があるシドニーから始めると、オーストラリア到着の印象を楽しみやすいでしょう。

    5泊7日なら1都市だけのほうがいいですか?

    ゆっくり旅行したい場合は1都市5泊もおすすめです。シドニー、メルボルンとも郊外の日帰り観光が豊富なので、1都市だけでも十分に充実した旅行になります。



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  • オーストラリア旅行は何日必要?5日・7日・10日・2週間のおすすめ日程

    オーストラリア旅行は何日必要?5日・7日・10日・2週間のおすすめ日程

    オーストラリア旅行を計画するとき、「何日あれば十分なの?」と迷う人は多いでしょう。

    3泊5日でも行けるのか。

    5泊7日ならシドニーとメルボルンの両方へ行けるのか。

    ケアンズやウルルまで入れるなら何日必要なのか。

    オーストラリアは日本の約20倍という広大な国です。

    地図では近く見える都市同士でも、実際には国内線で移動しなければならないことが多く、短い旅行に目的地を詰め込みすぎると「空港ばかり行っていた」という旅行になってしまいます。

    オーストラリア政府観光局(Tourism Australia)も、滞在期間が短ければ1~2都市程度に絞り、6~10日なら東海岸または西海岸などエリアを絞ることを勧めています。

    結論から言えば、初めてのオーストラリア旅行なら5泊7日程度が最も組みやすい日程です。

    シドニー(Sydney)だけなら3泊5日でも可能。

    シドニー+メルボルン(Melbourne)なら5泊7日程度。

    さらにケアンズ(Cairns)やウルル(Uluru)まで入れたいなら、8泊10日以上あると旅行らしい余裕が出てきます。

    せっかくオーストラリアまで行くなら、シドニー、メルボルン、ケアンズを全部1週間で回りたいのですが……。
    不可能ではありませんが、5泊程度で3都市はかなり忙しくなります。国内線の日はホテルのチェックアウト、空港移動、搭乗手続き、到着後の移動で半日近く使うこともあります。初めてなら、5泊7日は1~2都市に絞るほうがおすすめです。

    この記事では、日本発着の旅行として、3泊5日、5泊7日、8泊10日、12泊14日程度の日数別に、どこまで楽しめるのかを具体的に紹介します。




    まず結論|初めてなら5泊7日がおすすめ

    日本からのオーストラリア旅行なら、旅行日数と訪問都市数の目安は次のように考えると分かりやすいでしょう。

    日本発着の日数 現地宿泊目安 おすすめ
    5日間 3泊前後 1都市
    7日間 5泊前後 1都市+郊外、または2都市
    10日間 8泊前後 2~3都市
    14日間 12泊前後 3~4都市+自然観光

    特に初めてなら、5泊7日・最大2都市がバランスの良い旅行です。

    1都市だけなら郊外の日帰り観光を入れられます。

    2都市なら、それぞれ2~3泊程度確保できます。

    せっかく遠くまで行くからと都市数を増やしたくなりますが、オーストラリアでは移動距離が大きいため、むしろ行き先を減らしたほうが満足度の高い旅行になりやすいでしょう。

    オーストラリア旅行は移動時間を考える

    日本国内なら、東京から京都へ新幹線で移動し、その日の午後から観光することも簡単です。

    オーストラリアでは主要都市間を国内線で移動することが多くなります。

    例えば国内線で1時間半しか飛ばなくても、実際には、

    ホテルをチェックアウト。

    空港へ移動。

    チェックイン・荷物預け。

    保安検査。

    搭乗待ち。

    フライト。

    荷物受取。

    空港から次のホテルへ移動。

    という一連の時間が必要です。

    そのため国内線1回につき半日程度を移動に使うと考えておくと、旅程を作りやすくなります。

    「5日間」と「5泊」はまったく違う

    旅行日程を見るとき、日数と泊数を混同しないようにしましょう。

    例えば「オーストラリア5日間」と書かれた旅行でも、実際には、

    1日目:日本出発

    2日目:オーストラリア到着

    3日目:滞在

    4日目:滞在

    5日目:帰国

    という形になることがあります。

    現地でゆっくり観光できるのは、実質2~3日程度です。

    旅行を比較するときは「7日間」だけでなく、現地で何泊できるかを見ることが大切です。

    3泊5日|1都市集中なら可能

    休みを長く取れない場合、3泊5日程度でもオーストラリア旅行は可能です。

    ただし1都市に絞りましょう。

    おすすめは、

    シドニー。

    ケアンズ。

    ゴールドコースト(Gold Coast)。

    メルボルン。

    などです。

    この日程でシドニーとメルボルンを両方入れると、せっかくの3泊のうち1日近くを国内線移動に使ってしまいます。

    3泊5日のシドニーモデル

    1日目

    日本を出発。

    2日目

    シドニー到着。オペラハウス、ロックス、サーキュラー・キー周辺。

    3日目

    ブルーマウンテンズ、または市内+ボンダイ・ビーチ。

    4日目

    タロンガ動物園、マンリー、ダーリング・ハーバーなど。

    5日目

    日本へ帰国。

    かなりコンパクトですが、「まずオーストラリアへ行ってみたい」という旅行なら十分成立します。

    オーストラリア政府観光局でも、シドニーの主要観光を楽しむモデルとして4日間の旅程を紹介しています。

    3泊5日のケアンズモデル

    短期旅行と相性が良い都市のひとつがケアンズです。

    市街地が比較的コンパクトで、代表的な観光も分かりやすくなっています。

    例えば、

    2日目 ケアンズ市内

    3日目 グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)

    4日目 キュランダ

    という旅程です。

    オーストラリア政府観光局もケアンズの代表的な体験を4日間で楽しむモデルを紹介しています。

    短い休暇で自然を楽しみたい人には使いやすい目的地です。



    5泊7日|初めてなら最もおすすめ

    初めてのオーストラリア旅行なら、5泊7日前後が最も使いやすい日程です。

    短すぎず、長すぎない。

    会社員でも比較的休暇を作りやすい。

    そして1都市ならかなりゆっくり、2都市なら無理なく周遊できます。

    旅行費用とのバランスも取りやすいでしょう。

    5泊7日で1都市+郊外

    旅行を急ぎたくないなら、1都市に5泊するのがおすすめです。

    例えばシドニー5泊なら、

    シドニー市内。

    ブルーマウンテンズ。

    ボンダイ・ビーチ。

    マンリー。

    タロンガ動物園。

    などを無理なく組み合わせられます。

    天候が悪い日に予定を入れ替えることもできます。

    旅行の余白ができるのが5泊の大きなメリットです。

    5泊7日で2都市周遊

    5泊7日なら2都市も現実的です。

    代表的なのは、

    シドニー3泊+メルボルン2泊。

    シドニー2泊+ケアンズ3泊。

    メルボルン3泊+シドニー2泊。

    などです。

    ただし国内線移動日を1回入れるため、1都市旅行より忙しくなります。

    シドニー+メルボルン

    初めてのオーストラリアで都市観光が好きなら、最も組みやすい組み合わせのひとつです。

    シドニー3泊+メルボルン2泊

    または、

    メルボルン3泊+シドニー2泊

    程度。

    どちらを3泊にするかは、ブルーマウンテンズやグレート・オーシャン・ロードなどの日帰り観光を入れる都市で決めるとよいでしょう。

    シドニー+ケアンズ

    都市と自然の両方を楽しみたいなら、この組み合わせも人気です。

    シドニーでオペラハウスやハーバー。

    ケアンズでグレート・バリア・リーフや熱帯雨林。

    同じ国とは思えないほど雰囲気が変わります。

    5泊なら、シドニー2泊+ケアンズ3泊程度がひとつの考え方です。

    ただし天候によって海のツアーが影響を受けることを考えると、ケアンズに3泊以上あるほうが安心です。

    8泊10日|2~3都市を楽しめる

    10日間取れるなら、オーストラリア旅行の自由度はかなり高くなります。

    オーストラリア政府観光局も、6~10日程度ならひとつの海岸エリアを中心に旅行する方法を勧めています。

    10日あれば、

    シドニー。

    ケアンズ。

    メルボルン。

    のような3都市周遊も現実的になってきます。

    10日間のおすすめモデル

    例えば、

    シドニー3泊

    ↓ 国内線

    ケアンズ3泊

    ↓ 国内線

    メルボルン2泊

    という8泊10日の旅程。

    シドニーではハーバーとブルーマウンテンズ。

    ケアンズではグレート・バリア・リーフとキュランダ。

    メルボルンでは市内観光。

    という組み合わせができます。

    3都市を訪れても、それぞれで「見るだけ」で終わらず観光する時間を確保できます。

    ウルルを入れるなら10日程度ほしい

    初めてのオーストラリア旅行でシドニーとウルル、さらにグレート・バリア・リーフまで見たい。

    そんな場合は、できれば10日程度以上を考えたいところです。

    オーストラリア政府観光局の「究極のオーストラリア旅行」も、シドニー、ウルル、グレート・バリア・リーフなどを組み合わせた10日間のモデルになっています。

    ウルルは主要都市から離れているため、単純に「観光を1日追加」と考えないほうがよいでしょう。

    12泊14日|オーストラリア周遊が可能

    2週間あれば、本格的な周遊旅行ができます。

    オーストラリア政府観光局も、2週間以上なら2~4都市を訪れながら、グレート・バリア・リーフ、ウルル、グレート・オーシャン・ロードなど都市外の自然観光も楽しめるとしています。

    例えば、

    シドニー3泊。

    ウルル2泊。

    ケアンズ3泊。

    メルボルン4泊。

    という旅程も可能です。

    移動日が多少増えても、各都市の滞在時間が確保できます。

    東海岸を周遊するなら

    オーストラリア旅行で周遊しやすいのが東海岸です。

    メルボルン。

    シドニー。

    ブリスベン(Brisbane)。

    ゴールドコースト。

    ケアンズ。

    と主要観光地が続いています。

    ただし国土は広大です。

    すべてを一度に回るなら2週間以上を考えたほうがよいでしょう。

    オーストラリア政府観光局が紹介するシドニーからケアンズまでの東海岸モデルも12日間です。

    3都市周遊は何日必要?

    3都市なら最低でも8泊10日程度をおすすめします。

    5泊7日で3都市を組むと、

    1日目 日本出発。

    2日目 都市A。

    3日目 都市A→都市B。

    4日目 都市B。

    5日目 都市B→都市C。

    6日目 都市C。

    7日目 帰国。

    というようになり、観光できる実質的な日が非常に少なくなります。

    「3都市行った」という記録は残りますが、それぞれの都市を楽しむ時間は少なくなります。

    国内線移動は1日として考える?

    丸1日が潰れるとは限りません。

    朝便を利用すれば、昼前後に次の都市へ入り、午後から観光することもできます。

    ただしホテルのチェックアウトから次のホテルへ荷物を置くまで考えると、半日程度になることは珍しくありません。

    そのため旅程表を作るときは、国内線の日に重要なツアーを入れないほうが安全です。

    国内線が遅延・欠航する可能性もあります。



    到着日は意外に使える

    日本からオーストラリアへの直行便には夜に日本を出発し、朝に到着する便があります。

    この場合、到着日はかなり観光できます。

    ただし、

    入国審査。

    荷物受取。

    ホテルへの移動。

    時差や夜行便による疲労。

    を考え、到着日に遠方ツアーを予約するのはおすすめできません。

    ホテル周辺、市内散策、軽い観光程度にしておくと安心です。

    帰国日は観光できないことも

    帰国便の出発時刻によっては、最終日はほとんど観光できません。

    国際線なら空港へ早めに到着する必要があります。

    ホテルから空港までの移動時間も必要です。

    そのため「5泊7日=現地で丸7日観光できる」わけではありません。

    実際に自由に使える日が何日あるかを旅程表で確認しましょう。

    シドニーは何泊必要?

    シドニーだけなら、最低3泊、できれば4~5泊あると楽しみやすいでしょう。

    3泊なら市内主要観光+日帰り観光1日。

    4~5泊ならブルーマウンテンズに加え、ボンダイ、マンリー、動物園なども余裕を持って楽しめます。

    オーストラリア政府観光局もシドニーの代表的な観光を4日間で楽しむモデルを紹介しています。

    メルボルンは何泊必要?

    市内だけなら2~3泊でも楽しめます。

    ただしグレート・オーシャン・ロードやフィリップ島などの日帰り観光を入れるなら、3~4泊以上がおすすめです。

    メルボルンは市内だけを見るより、郊外観光と組み合わせることで旅行の幅が広がります。

    ケアンズは何泊必要?

    おすすめは3~4泊程度です。

    グレート・バリア・リーフで1日。

    キュランダで1日。

    ケアンズ市内や周辺で1日。

    と考えると、3泊以上あると使いやすくなります。

    海のツアーは天候の影響も受けるため、日程に余裕があるほど安心です。

    ゴールドコーストは何泊必要?

    ビーチ中心なら3泊程度。

    テーマパークや郊外観光まで楽しむなら4~5泊程度が使いやすいでしょう。

    ブリスベンとの組み合わせもしやすいため、1週間のクイーンズランド旅行にも向いています。

    ウルルは何泊必要?

    ウルルは2~3泊を考えるとよいでしょう。

    日の出。

    日中の観光。

    夕日。

    星空。

    など、時間帯によって景色が変わります。

    主要都市から距離があるため、1泊だけでは移動に対して滞在時間が短くなりがちです。

    パースは何泊必要?

    パース(Perth)市内だけなら3泊程度。

    フリーマントル、ロットネスト島、マーガレット・リバーなどを含めるなら4~6泊程度がおすすめです。

    西オーストラリア州は非常に広いため、パースを起点にさらに遠方まで周遊するなら1週間以上必要になります。

    子連れ・高齢者との旅行

    家族旅行では、同じ日数でも訪問都市を減らしたほうが楽です。

    子供連れなら荷物が多くなり、ホテル移動にも時間がかかります。

    高齢者との旅行では空港や駅での歩行距離も考える必要があります。

    大人だけなら5泊で2都市でも、子供や高齢者と一緒なら5泊1都市+日帰り観光のほうが楽しみやすい場合があります。

    初めてなら都市数を減らす

    初めての海外旅行先では、どうしても有名な場所を全部見たくなります。

    しかしオーストラリアでは、それぞれの都市周辺にも見どころがあります。

    シドニーへ行けばブルーマウンテンズ。

    メルボルンへ行けばグレート・オーシャン・ロード。

    ケアンズへ行けばグレート・バリア・リーフ。

    1都市でも十分旅行になります。

    「何都市行けるか」ではなく、何を体験したいかから日程を考えるのがおすすめです。

    2回目ならテーマ別旅行もおすすめ

    一度の旅行ですべてを見る必要はありません。

    1回目はシドニー+メルボルン。

    2回目はケアンズ+ゴールドコースト。

    3回目はパース+西オーストラリア。

    という楽しみ方もできます。

    オーストラリアは地域によって気候、景色、食文化が大きく異なります。

    何度かに分けたほうが、結果的にはそれぞれの地域を深く楽しめます。

    都市を増やすほど旅行費用も上がる

    前の記事で旅行費用を紹介しましたが、訪問都市を増やすと、単純に宿泊日数だけではなく移動費も増えます。

    国内線航空券。

    受託手荷物。

    空港アクセス。

    場合によってはタクシー。

    さらに移動日は観光できる時間も減ります。

    予算を抑えたい場合にも、1~2都市へ絞る方法は効果的です。

    オープンジョー航空券を使う

    2都市以上を旅行するなら、国際線航空券の出発地と帰国地を変える方法もあります。

    例えば、

    日本 → シドニー

    国内線でメルボルンへ

    メルボルン → 日本

    という旅程です。

    これなら最後にメルボルンからシドニーへ戻る国内線が必要ありません。

    往復航空券だけでなく、こうしたオープンジョー航空券も比較してみましょう。

    日数別おすすめプラン一覧

    日数 おすすめ旅行 忙しさ
    3泊5日 シドニーのみ、ケアンズのみ やや忙しい
    4泊6日 1都市+日帰り観光 普通
    5泊7日 1都市ゆったり、または2都市 おすすめ
    6~7泊 2都市+郊外観光 余裕あり
    8泊10日 2~3都市、ウルルを含む周遊 おすすめ
    12泊14日 3~4都市+複数の自然観光 かなり充実

    迷ったら5泊7日・2都市以内

    オーストラリア旅行に何日必要かは、訪れたい場所によって変わります。

    ただ、初めての旅行なら5泊7日程度をひとつの基準にすると計画しやすくなります。

    3泊5日なら1都市。

    5泊7日なら1~2都市。

    8泊10日なら2~3都市。

    2週間なら3~4都市+自然観光。

    このくらいが無理のない目安です。

    オーストラリア政府観光局も、短期なら1~2都市、6~10日ならひとつの海岸エリア、2週間以上なら複数都市と自然観光を組み合わせる方法を紹介しています。

    特に避けたいのは、短い旅行へ都市を詰め込みすぎること。

    国内線の飛行時間だけを見れば短くても、空港への移動やチェックインまで含めれば半日程度使います。

    そのため、

    3泊なら1都市。

    5泊なら最大2都市。

    3都市へ行くなら8泊程度。

    くらいに考えると、旅行をゆっくり楽しめます。

    日本から遠いからこそ「あそこも、ここも」と予定を詰め込みたくなります。

    しかし実際には、朝のカフェでゆっくり過ごしたり、予定になかったビーチへ行ったりする時間も旅行の楽しみです。

    行った場所の数より、その場所で過ごした時間を大切にする。

    オーストラリア旅行では、このくらいの余裕を持った日程がおすすめです。

    よくある質問

    オーストラリア旅行は最低何日必要ですか?

    1都市だけなら3泊5日程度でも可能です。ただし移動や到着日の疲れも考えると、初めてなら5泊7日程度あると余裕を持って観光できます。

    5泊7日でオーストラリアは十分ですか?

    初めての旅行には非常に使いやすい日数です。1都市なら郊外観光を含めてゆっくり過ごせ、シドニー+メルボルンなど2都市周遊も可能です。

    5泊7日でシドニー・メルボルン・ケアンズの3都市へ行けますか?

    物理的には可能ですが、国内線移動が2回入り、それぞれの都市での観光時間がかなり短くなります。3都市なら8泊10日程度以上をおすすめします。

    シドニーだけなら何泊がおすすめですか?

    最低3泊、ブルーマウンテンズやビーチなども含めるなら4~5泊あると余裕があります。オーストラリア政府観光局にもシドニー4日間のモデルコースがあります。

    ケアンズは何泊必要ですか?

    3~4泊がおすすめです。グレート・バリア・リーフ、キュランダ、市内や周辺観光を組み合わせやすく、天候によるツアー変更にも多少対応しやすくなります。

    シドニーとメルボルンは何泊必要ですか?

    最低でも合計5泊程度を考えるとよいでしょう。例えばシドニー3泊+メルボルン2泊です。郊外の日帰り観光を両都市で入れるなら6~7泊あるとさらに余裕があります。

    ウルルへ行くなら旅行全体で何日必要ですか?

    ウルルだけなら2~3泊がひとつの目安です。シドニーやケアンズなどと組み合わせるなら、日本発着で8泊10日程度以上あると旅程を組みやすくなります。

    オーストラリアを2週間あればかなり回れますか?

    はい。2週間あれば3~4都市に加え、グレート・バリア・リーフ、ウルル、グレート・オーシャン・ロードなどの自然観光を組み合わせやすくなります。ただし国土が広いため、全国すべてを回ろうとするのはおすすめしません。

    オーストラリア旅行は1都市だけではもったいないですか?

    そんなことはありません。シドニー、メルボルン、ケアンズなどは周辺に日帰り観光地も多く、1都市だけでも十分に旅行を楽しめます。短い日程なら、むしろ都市を増やさないほうがゆっくり観光できます。



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