カテゴリー: タスマニア島

  • MONA

    MONA

    幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)である。

    今まで私たちが訪れたことのある美術館のコンセプトとは全く違い、ジャンルにこだわることも無く、作品の説明書きも一切ない。また、正しい鑑賞ルートもなく、作品もジャンルや時系列に並べられていない。ただ、奇抜でユニークな作品が、何の法則もなく展示されている。

    各作品に説明書きはないが、入り口で渡させるGPS付きのipod「The O」を持った来館者が自由に館内を歩き回り、作品の前に立つと「The O」がその作品の説明を表示してくれ、作品によってはその作者のインタビューも聞くことができる。

    また、この美術館の建物自体、地上には建てられておらず、地下3階でできており、随時展示品は変更されているが、約1900以上もの膨大な作品が展示されているため、できれば時間に余裕をもって訪れていただきたい。

     

  • リッチモンド

    リッチモンド

    ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置する町リッチモンドは、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の地として古くから栄えていた。

    1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残している。

    また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つ。ポートアーサー刑務所が建てられる以前は、リッチモンドが囚人を一時的に収容する地として活躍していたという事実を垣間見ることができる。

  • ウェリントン山

    ウェリントン山

    ウェリントン山は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰である。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれている。

    頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れる。

    山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントである。

    また、ウェリントン山には、オルガン・パイプと呼ばれる奇岩がある。玄武岩の柱が並ぶ崖で、上級クライマーにとって人気スポットとなっている。

  • セント・クレア湖

    セント・クレア湖

    セント・クレア湖は、 クレイドル山=セント・クレア湖国立公園に位置する中心の湖であり、 オーストラリアで最も水深の深い(167m)自然湖である。

    セント・クレア湖の周りには初心者から上級者まで楽しめるトレッキング・コース、また、森林散策、釣り、ボートなど、様々なアクティビティがある。

    世界遺産の「タスマニア原生地域」にあるクレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園の最深部を北から南へと縦断する、約65kmに及ぶオーバーランド・トラックは、クレイドルマウンテン北部からスタートした場合、このセント・クレア湖の南側に位置するシンシア・ベイが最終地点となっている。

  • ワイングラス・ベイ

    ワイングラス・ベイ

    タスマニアの南東部に位置するフレシネ国立公園。この国立のハイライト、ワイングラスベイはワイングラスのように美しい曲線を描いた湾であり、純白の砂浜とターコイズカラーの海、そして真っ青な空の色が息を飲むほど素晴らしいコントラスを織りなしている。

    ワイングラス・ベイには、初級コースから上級コースまで様々なハイキングコースが用意されているので、ご自身の体力に合わせて楽しむことができる。ハイキングの途中やビーチは、とても人懐っこいワラビーにも出会える。

  • クレイドル・マウンテン

    クレイドル・マウンテン

    ユネスコの世界複合遺産に登録されているタスマニア原生地域の一部である、クレイドル・マウンテン=セント・クレア湖国立公園のハイライトともいえるクレイドル・マウンテンは、タスマニア島を訪れる観光客にとって最も人気の目的地である。

    タスマニア島の北西に位置するクレイドル・マウンテンは、デボンポートからは車で約1時間半、ロンセストンからは約2時間のアクセスとなる。

    国立公園内には、1545メートルのクレイドル・マウンテン、1614メートルのタスマニア最高峰のマウント・オッサや湖の自然をはじめ、ユーカリの森や、色鮮やかな低木の花々などの色彩豊かな植物、ワラビー、ポッサム、カモノハシ、ハリモグラ、ウォンバットなどの野生動物など、大自然の宝庫である。

    ウォーキングコースは、所要時間20分程度で、お子様も参加できる初級コースのものから、80㎞もの距離があり、約6日ほどかけて歩くオーバーランド・トラックという難関コースまで、様々なコースが用意されおり、ファミリーから本格的なトレッキングを求める方まで、みながこのクレイドル・マウンテンの大自然を満喫することができる。

    天候の変化が激しいクレイドル・マウンテンだが、晴れた日には青空を背景に、ダブ湖に映るクレイドル・マウンテンが息を飲むほど美しいので、ぜひシャッター・チャンスを狙ってみよう。

  • ベイ・オブ・ファイヤー

    ベイ・オブ・ファイヤー

    ベイ・ オブ・ ファイヤーは、タスマニアの北東端、ウィリアム国立公園の先端にあり、 その名は、かつてアボリジニがこの地で焚き火をしていたことから付けられたという。

    この国立公園南端から南のビナロング・ベイを結ぶ全長約35キロの海岸線がベイ・オブ・ファイヤーと呼ばれており、良く晴れた日には、真っ青な空、純白の砂浜、そしてオレンジ色の岩という、3色の美しいコントラストを見ることができる。その美しさは、オーストラリアのベスト・ビーチにも毎年ベスト10入りしているほどだ。

    ベイ・オブ・ファイヤーで見られる、この随所にあるオレンジ色の岩は花崗岩だが、風化して丸くなった岩塊の表面をオレンジ色の地衣類という、コケよりも原始的な植物が覆っている。ベイ・オブ・ファイヤーと名付けられた本当の理由が、この岩の色から来ているという説もある。

     

     

  • マウントフィールド国立公園

    マウントフィールド国立公園

    ホバートからわずか1時間のドライブで行くことができるマウントフィールド国立公園は、「タスマニア原生地域」という世界遺産の一部だ。3つの滝からなるラッセル・フォールズは簡単な散策コースを通って行ける。

    散策の道中は、2億年以上前のゴンドワナ時代から生き延びていると言われる深い緑のマンファーン(巨大な木性シダ)や、世界でも最も背の高いユーカリの一種の木スワンプ・ガムの森を鑑賞することができ、まるで古代の森レインフォレストにタイムスリップしたかのようだ。また、川の水が濃い茶色なことに驚くかもしれないが、これは決して汚染されているわけではなく、ボタングラスという植物の根から染み出たタンニンの色に染まったためである。

    ラッセル・フォールズの水量はオーストラリアの冬の時期(7-8月)に増えるため、迫力のある滝を、また、秋になる4月から5月の時期は、オーストラリア唯一の落葉樹ファガス(ブナの一種)の赤や黄色、オレンジの美しい紅葉を楽しむことができる。

     

     

  • フレシネ国立公園

    フレシネ国立公園

    フレシネ国立公園は、タスマニア州東部にあり、フレシネ半島の大部分を占める。その国立公園内にあるワイングラス・ベイは、世界の10大ビーチのひとつに数えられ、ピンクとグレーの花崗岩の丘陵地帯を背景に、三日月の形をした純白の砂浜、ターコイズカラーの海が広がり、オーストラリアで最も美しい自然景観の一つとなっている。

    その名の通り、きれいに曲線を描いたビーチがワイングラスの底のように見えることから、この名前がつけられた。 国立公園内には野生動物も多種生息しており、ベネットワラビー、ポッサム、ハリモグラなどにハイキング中に遭遇する確率も高い。

    この自然の景観を楽しむことができるハイキングコースは、初級から上級まで揃っている。初心者にもお勧めのコースは、往復4km、1時間半で行ける「ワイングラスベイ展望台コース」。展望台から見下ろすワイングラスベイは、まさに息をのむほど美しい。そこからさらに余力があれば、ワイングラス・ベイのビーチに降りて純白の砂浜を散策するのもいいだろう。体力に自信がある方は、往復3時間のアモス山の山頂を目指すコースもある。

     

  • ポートアーサー

    ポートアーサー

    タスマン半島に位置するポートアーサーは、 2010年、「オーストラリアの囚人遺跡群」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録された、かつてのオーストラリア国内最大の流刑植民地である。

    1830年から囚人の収容が始まり、1833年から1850年代には犯罪者の中でも最も極悪な囚人たちが収容され、過酷な労働を強いられた。この収容所は、タスマニア本島とは イーグルホーク・ネック と呼ばれる細い回廊のみで繋がっており、周りは多数のサメが生息する海に囲まれているため、 「脱出不可能な監獄」 と呼ばれていた。

    このポートアーサー流刑植民地は、最大1100人の囚人を収容していたが、1870年代になると囚人は激減し、1877年には最後の囚人が移送され、この地はカーナボン(Carnarvon)と改名された。 刑務所が閉鎖されて以降、一帯の施設は少しずつ廃墟と化していき、更に1895年と1897年には壊滅的な火事に襲われ、一帯の古い建物の多くが焼失した。 しかし、1880年には、ポート・アーサーの施設は、観光施設として生まれ変わり、現在ではこの地の歴史に興味を持つ多くの観光客を魅了している。