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  • パブロバはオーストラリア料理?ニュージーランドとの発祥論争も解説

    パブロバはオーストラリア料理?ニュージーランドとの発祥論争も解説

    真っ白なメレンゲの上にたっぷりの生クリーム、イチゴやベリー、パッションフルーツなどの新鮮なフルーツ。

    オーストラリアの家庭やレストランで、夏やクリスマスの時期によく登場する代表的なデザートがパブロバ(Pavlova)です。

    外側はサクッとしたメレンゲですが、中はマシュマロのように柔らかく、生クリームとフルーツの酸味を合わせて食べるのが特徴です。

    オーストラリアでは一般に「Pav(パブ)」という愛称で呼ばれることもあります。

    ところが、「パブロバはどこの国の料理?」と聞くと話は少し複雑になります。

    オーストラリアとニュージーランドは、どちらも長年パブロバを自国を代表するデザートとして親しんできました。そして両国に「自分たちの国で誕生した」という説があります。

    現在確認されている歴史資料では、現在のパブロバにつながる名前付きの大型メレンゲケーキの古いレシピは1929年のニュージーランドで確認されています。

    一方、1935年には西オーストラリア州パースで、現在一般的にイメージされる厚みのあるパブロバに非常に近いレシピが登場しました。

    さらに近年の食文化史の研究では、生クリームやフルーツを使ったメレンゲ菓子そのものは、それ以前からヨーロッパやアメリカなどにも存在していたことが分かっています。

    つまり、「オーストラリアかニュージーランドのどちらか一国が、何もないところからパブロバを発明した」と単純に考えるより、それ以前から存在したメレンゲ菓子がオーストラリアとニュージーランドで発展し、アンナ・パブロワの名前と結び付いて現在の形へ定着したと考える方が実態に近いでしょう。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、パブロバとはどんなデザートなのか、味や食感、食べ方、クリスマスとの関係、アンナ・パブロワ、そしてオーストラリアとニュージーランドの発祥論争まで詳しく紹介します。




    パブロバとは?

    パブロバはメレンゲを焼いただけのお菓子ですか?
    似ていますが、普通の乾いたメレンゲとは食感が違います。外側はサクサク、中はマシュマロのように柔らかく仕上げ、その上に生クリームとフルーツをのせるのが典型的なパブロバです。

    パブロバは、卵白と砂糖を泡立てて作ったメレンゲを土台にし、生クリームと新鮮なフルーツをのせたデザートです。

    見た目はケーキですが、小麦粉を主体とする普通のスポンジケーキとは全く異なります。

    最大の特徴は、

    • 外側は薄くサクサク
    • 内部は柔らかくマシュマロのよう
    • 上には軽い生クリーム
    • 新鮮なフルーツの酸味を合わせる

    という食感と味の対比です。

    基本の作り

    典型的なパブロバは、大きく3つの部分に分けると分かりやすいでしょう。

    部分 内容
    土台 外側はサクサク、中は柔らかなメレンゲ
    上部 泡立てた生クリーム
    飾り ベリー、パッションフルーツ、キウイ、マンゴーなど

    レストランでは、ソース、レモンカード、ナッツ、チョコレートなどを加えることもありますが、基本は非常にシンプルです。

    どんな味?

    メレンゲ部分には砂糖を多く使うため、かなり甘いデザートです。

    そこで重要になるのが、砂糖をあまり加えない生クリームと、酸味のある新鮮なフルーツです。

    口に入れると、

    甘いメレンゲ + 軽い生クリーム + フルーツの酸味

    が一緒になり、メレンゲだけを食べるよりバランスの取れた味になります。

    最大の特徴は食感

    パブロバらしさを決めるのは、味以上に食感です。

    理想的なパブロバのメレンゲは、外側を指で触ると乾いていて、軽く押すとパリッと割れます。

    ところが内部は完全には乾燥させず、白く柔らかなマシュマロのような状態に残します。

    そのため、ナイフで切ると外側がパリッと割れ、中から柔らかなメレンゲが現れます。

    普通のメレンゲとの違い

    一般的な小型のメレンゲ菓子は、中まで乾燥させてサクサクに仕上げることがあります。

    一方、パブロバは中央部分をマシュマロのように柔らかく残すのが特徴です。

    さらにコーンフラワーや酢などを使い、内部に独特の柔らかさを出すレシピが一般的です。

    つまり、単に「大きなメレンゲ」というだけではありません。

    基本の材料

    家庭で作る基本的なパブロバには、

    • 卵白
    • グラニュー糖または細目の砂糖
    • コーンフラワー
    • 酢またはレモン汁
    • バニラ

    などを使います。

    焼き上がって完全に冷めてから、生クリームとフルーツをのせます。

    コーンフラワーを入れる理由

    オーストラリアでCornflourと表示される製菓材料は、日本でいうコーンスターチに近いものです。

    パブロバへ少量加えることで、内部の柔らかな食感を作りやすくします。

    大量に入れるものではなく、メレンゲを安定させるための補助的な材料です。

    酢・レモン汁を入れる理由

    少量の酢やレモン汁などの酸味も、メレンゲを安定させ、内部を柔らかく仕上げるために使われます。

    完成したパブロバが酢の味になるほど入れるわけではありません。

    レシピによって、白酢、レモン汁、クリーム・オブ・ターターなどを使います。

    生クリーム

    焼き上げたパブロバが完全に冷めたら、上に泡立てた生クリームを広げます。

    メレンゲそのものがかなり甘いため、生クリームには大量の砂糖を加えないレシピも多くあります。

    生クリームのコクが、メレンゲの強い甘さを和らげます。

    定番のフルーツ

    パブロバには季節の新鮮なフルーツを飾ります。

    オーストラリアでよく使われるのは、

    • イチゴ
    • ブルーベリー
    • ラズベリー
    • パッションフルーツ
    • キウイフルーツ
    • マンゴー
    • 桃
    • サクランボ

    などです。

    クリスマスの時期はオーストラリアでは夏なので、ベリー類、サクランボ、マンゴー、パッションフルーツなど、色鮮やかな夏の果物がよく使われます。

    パッションフルーツは定番

    特にオーストラリアらしい組み合わせとしてよく使われるのがパッションフルーツです。

    半分に切り、中の種と果汁をそのまま生クリームの上へかけます。

    強い酸味と香りが、甘いメレンゲによく合います。

    ベリー類とパッションフルーツを一緒に使うと、見た目も非常に華やかです。



    オーストラリアのクリスマスとパブロバ

    パブロバが特に存在感を増すのがクリスマスです。

    日本やヨーロッパとは反対に、オーストラリアのクリスマスは真夏です。

    そのため、重たいクリスマスプディングだけでなく、新鮮なフルーツをたっぷり使ったパブロバも、夏のクリスマスを代表するデザートとして人気があります。

    オーストラリア政府観光局が海外でオーストラリア式のクリスマス料理を紹介した際にも、パブロバとラミントンが代表的なデザートとして取り上げられています。

    家庭のクリスマスでは、大きなパブロバを食卓の中央に置き、家族や友人で切り分けて食べることもあります。

    夏に合うデザート

    パブロバは一年中食べられますが、新鮮なフルーツを使うため、特に夏との相性がよいデザートです。

    冷たい生クリームと果物を使えば、暑い日の昼食や夕食の後でも比較的さっぱりと食べられます。

    ただし、メレンゲ部分には砂糖を多く使うため、「軽い見た目だから低カロリー」というわけではありません。

    名前の由来はアンナ・パブロワ

    パブロバという名前は、ロシアの世界的なバレリーナ、アンナ・パブロワ(Anna Pavlova)に由来します。

    アンナ・パブロワは20世紀前半を代表するバレリーナで、「瀕死の白鳥(The Dying Swan)」などの舞台で知られました。

    彼女の軽やかで優雅な踊りをイメージした料理や菓子に「Pavlova」という名前が使われるようになったと考えられています。

    1926年のオーストラリア・ニュージーランド公演

    アンナ・パブロワは1926年にオーストラリアとニュージーランドを巡回公演しました。

    ニュージーランド政府のオンライン百科事典「Te Ara」も、この1926年の公演とデザートの名称との関係を紹介しています。

    当時、有名な芸術家や著名人の名前を料理やデザートへ付けること自体は珍しいことではありませんでした。

    実際、アンナ・パブロワの名前を付けた料理は、メレンゲケーキ以外にも存在しました。

    オーストラリアとニュージーランドの発祥論争

    パブロバについて最も有名なのが、オーストラリアとニュージーランドの発祥論争です。

    両国とも長年パブロバを自国の伝統的なデザートとして食べており、国を代表する食文化の一つとして扱っています。

    しかし「どちらが最初に発明したのか」を判断するには、

    • 「Pavlova」という名前が最初に使われた料理
    • 現在の形に近い大型メレンゲケーキ
    • 生クリームやフルーツをのせた現在型のパブロバ

    のどれを「最初」とするかによって答えが変わります。

    ニュージーランドの1929年レシピ

    ニュージーランドの食文化研究家ヘレン・リーチ(Helen Leach)による調査では、1929年の「New Zealand Dairy Exporter」に掲載された「Pavlova Cake」が、現在確認されている「Pavlovaという名前の大型メレンゲケーキ」の最初期のレシピとされています。

    ニュージーランド政府の「Te Ara」も、この1929年のレシピを現在知られているパブロバにつながる重要な初期例として紹介しています。

    この点では、ニュージーランド側に非常に古い記録があります。

    オーストラリアの1935年レシピ

    一方、オーストラリアで現在のパブロバに非常に近いものとしてよく紹介されるのが、1935年の西オーストラリア州パースです。

    パースのエスプラネード・ホテル(Esplanade Hotel)で料理人を務めていたハーバート・ザクセが作ったデザートが、現在の厚みのあるパブロバにつながったとする説があります。

    外側が乾き、内部は柔らかく仕上げられ、今日のオーストラリア式パブロバにかなり近いものでした。

    ハーバート・ザクセ説

    ハーバート・ザクセ(Herbert Sachse)は、オーストラリアのパブロバ発祥説で最も有名な人物です。

    1935年、パースのエスプラネード・ホテルでデザートを作った際、その軽さから「アンナ・パブロワのように軽い」という趣旨の言葉が出て、パブロバと名付けられたという話が広く知られています。

    ただし、ニュージーランドには1929年のPavlova Cakeの記録があるため、ザクセを「世界で最初のパブロバ発明者」と断定することはできません。

    もっと古いメレンゲ菓子も存在した

    さらに近年の研究では、話はオーストラリア対ニュージーランドだけでは終わらないことも分かっています。

    メレンゲに生クリームやフルーツを組み合わせる菓子は、「Pavlova」という名称が使われる前からヨーロッパやアメリカなどに存在していました。

    つまり、

    メレンゲ + 生クリーム + フルーツ

    という菓子の考え方そのものを、オーストラリアまたはニュージーランドがゼロから生み出したとは言い切れません。

    現在のパブロバは、19世紀から20世紀初頭に存在したさまざまなメレンゲ菓子が、オーストラリアとニュージーランドで独自に発展したものと考えることもできます。

    結局どちらの国が発祥?

    歴史資料を整理すると、単純に「オーストラリア発祥」「ニュージーランド発祥」と一言で決められる話ではありません。

    ポイント 確認されている内容
    名前の由来 ロシアのバレリーナ、アンナ・パブロワ
    アンナ・パブロワの両国公演 1926年
    「Pavlova」という料理名 1920年代から複数の料理で使用
    名前付きの大型メレンゲケーキ 1929年、ニュージーランド
    現在の形に近いオーストラリアのレシピ 1935年、パース
    メレンゲ・生クリーム・果物を合わせた菓子 両国でパブロバが定着する以前にも海外に類似例が存在

    現在確認されているレシピの記録では、ニュージーランドにより古い例があることが分かっています。

    一方、現在広く知られている厚みのあるパブロバの発展には、オーストラリア側の料理人や食文化も大きく関わりました。

    そのため、「パブロバはどちらの国の料理?」という質問には、現在ではオーストラリアとニュージーランド双方を代表するデザートとして定着していると説明するのが分かりやすいでしょう。

    両国の食文化になったパブロバ

    発祥論争が続く一方、パブロバがオーストラリアとニュージーランド双方の食卓へ深く定着していることは間違いありません。

    クリスマス、家族の集まり、誕生日、バーベキュー、食事会など、さまざまな場面で作られます。

    「どちらが発明したか」だけではなく、両国でどのように愛され続けているのかを見るのも、パブロバの面白さです。




    丸型・長方形・ミニサイズ

    家庭で作るパブロバは大きな丸型が一般的ですが、形に決まりがあるわけではありません。

    大人数で食べる場合には、大きな長方形に焼くこともあります。

    レストランでは、一人分の小さなパブロバとして提供されることもあります。

    ミニ・パブロバ

    ミニ・パブロバは、一人一個ずつ食べられる小型タイプです。

    一個ずつ生クリームとフルーツを飾れるため、パーティーやケータリングにも向いています。

    大きなパブロバのように切り分ける必要がないため、見た目をきれいに保ちやすいのも特徴です。

    パブロバ・ロール

    パブロバ・ロールと呼ばれるアレンジもあります。

    薄く焼いたメレンゲに生クリームとフルーツを広げ、ロールケーキのように巻いたものです。

    一般的な丸いパブロバとは食感が少し異なりますが、オーストラリアのベーカリーやカフェでも見かけることがあります。

    現代風パブロバ

    現在のオーストラリア料理店では、伝統的なフルーツのパブロバを大胆にアレンジしたデザートもあります。

    例えば、

    • レモンカード
    • パッションフルーツカード
    • 塩キャラメル
    • チョコレート
    • ピスタチオ
    • ルバーブ
    • オーストラリア固有の食材

    などを組み合わせます。

    一枚の大きなメレンゲではなく、小さなメレンゲを皿の上で組み合わせて、一人分のデザートとして仕上げるレストランもあります。

    オーストラリア固有食材との組み合わせ

    現代のオーストラリア料理では、オーストラリア固有の食材をパブロバへ取り入れることもあります。

    例えば、

    • ワトルシード
    • レモンマートル
    • フィンガーライム

    などです。

    ヨーロッパ由来のメレンゲ菓子の技法と、オーストラリア固有の食材を組み合わせることで、現代的なオーストラリア料理らしいデザートになります。

    どこで食べられる?

    旅行者がパブロバを試せる場所としては、

    • レストラン
    • カフェ
    • ベーカリー
    • 洋菓子店
    • ホテル
    • スーパーマーケット

    などがあります。

    ただし、ティムタムやラミントンのように一年中どの店にも必ず置いてある商品ではありません。

    特にレストランでは、季節によってデザートメニューが変わります。

    レストラン

    現代的なオーストラリア料理を提供するレストランでは、パブロバがデザートメニューに登場することがあります。

    レストランでは家庭で作る大きなパブロバとは違い、一人分を美しく皿へ盛り付けることが多くあります。

    ベリー、パッションフルーツ、フルーツソース、シャーベットなどが添えられることもあります。

    ベーカリー・洋菓子店

    ベーカリーや洋菓子店では、ミニ・パブロバ、メレンゲの土台、パブロバ・ロールなどを販売することがあります。

    クリスマス前には、大型パブロバを予約販売する店もあります。

    年末に旅行する場合は、地元のベーカリーや洋菓子店のクリスマス商品を確認してみてください。

    スーパー

    ウールワースやコールズなどのスーパーでは、時期によってパブロバのメレンゲ土台を購入できます。

    これは生クリームやフルーツが付いていない、メレンゲ部分だけの商品です。

    自分で生クリームとフルーツを買って飾れば、簡単にパブロバを完成させることができます。

    サービスアパートメントや友人宅でクリスマスを過ごす旅行者にも便利です。

    家庭で作るデザート

    パブロバはレストランのデザートである以上に、家庭で作るお菓子として大きな存在です。

    家庭ごとに作り方へのこだわりがあり、

    • 卵白を何分泡立てるか
    • 酢を入れるか
    • コーンフラワーをどの程度使うか
    • オーブンの温度をいつ下げるか
    • どんなフルーツを飾るか

    などに違いがあります。

    パブロバの作り方について、家族の中でも意見が分かれることがあります。

    食べ方

    大きなパブロバは、ナイフやケーキサーバーで切り分け、皿へ取ってフォークやスプーンで食べます。

    重要なのは、メレンゲ、生クリーム、フルーツを一緒に食べることです。

    メレンゲだけではかなり甘く感じるため、フルーツの酸味と生クリームを合わせることで味のバランスが取れます。

    切り分けると崩れるのは普通

    初めてパブロバを切ると、外側のメレンゲが割れて形が崩れることがあります。

    これは失敗ではありません。

    パブロバの外側は薄く、非常に割れやすいため、ナイフを入れればパリパリと崩れるのが普通です。

    きれいなケーキの形にならなくても、中の柔らかなメレンゲ、生クリーム、フルーツを一緒に皿へ盛れば問題ありません。

    甘すぎると感じる場合

    日本人には、パブロバのメレンゲをかなり甘く感じることがあります。

    その場合は、

    • パッションフルーツを多めにする
    • ベリー類を多めにする
    • 生クリームに砂糖を加え過ぎない
    • レモンカードなど酸味のあるものと合わせる

    と食べやすくなります。

    レストランでは、フルーツやソースの酸味まで考えてデザート全体の味を調整していることが多いでしょう。

    アレルギー・食事制限

    基本的なパブロバには卵と乳製品が含まれます。

    メレンゲ部分には通常、小麦粉を主体として使わないため、グルテンを含まないレシピも多くあります。

    ただし、コーンフラワーの原料、飾りに使う材料、調理環境などによって状況は変わります。

    セリアック病や重い食物アレルギーがある場合は、必ず店へ確認してください。

    日本へのお土産には?

    完成したパブロバは日本へのお土産には向きません。

    メレンゲは非常に割れやすく、生クリームと新鮮なフルーツは冷蔵が必要だからです。

    基本的にはオーストラリア滞在中に食べるデザートと考えましょう。

    帰国後に楽しみたい場合は、オーストラリアのレシピを参考に自宅で作ってみるのがおすすめです。



    パブロバで使う英語

    英語 意味
    Pavlova / Pav パブロバ。Pavは略称
    Meringue メレンゲ
    Egg White 卵白
    Caster Sugar 粒の細かい砂糖
    Cornflour オーストラリアでは一般にコーンスターチに近い粉
    Whipped Cream 泡立てた生クリーム
    Crisp サクッとした
    Marshmallowy マシュマロのように柔らかい
    Passionfruit パッションフルーツ
    Pavlova Base 飾り付け前のメレンゲの土台
    Do you have pavlova? パブロバはありますか?
    What fruit is on the pavlova? パブロバには何のフルーツがのっていますか?
    Is this pavlova gluten free? このパブロバはグルテンフリーですか?
    Can we share one? 一つをシェアできますか?

    旅行者向けの楽しみ方

    • レストランのデザートメニューでパブロバを探す
    • パッションフルーツやベリーを使ったものから試す
    • クリスマス時期は特に見つけやすい
    • 大きなパブロバは数人で分けて食べる
    • 一人ならミニ・パブロバが食べやすい
    • メレンゲ、生クリーム、フルーツを一緒に食べる
    • 甘すぎる場合は酸味のあるフルーツと合わせる
    • 切った時にメレンゲが崩れても気にしない
    • オーストラリアとニュージーランドの発祥論争は単純な二択ではないと理解する
    • レストランで見つけた現代風のパブロバも試してみる

    パブロバは、オーストラリアの食文化を紹介する時に必ず名前が挙がるデザートの一つです。

    特に真夏のクリスマスの食卓で、白いメレンゲの上に赤いイチゴ、緑のキウイフルーツ、黄色いパッションフルーツやマンゴーを飾ったパブロバは、非常にオーストラリアらしい光景です。

    一方、その歴史をたどると「オーストラリアが発明した」と一言で片付けられる料理ではありません。

    1929年のニュージーランドのレシピ、1935年のパースとハーバート・ザクセ、さらにそれ以前から世界各地に存在したメレンゲ菓子――さまざまな料理の流れが重なって、現在のパブロバへ発展しました。

    発祥論争そのものも含めて、オーストラリアとニュージーランドが共有する独特の食文化として楽しむのが、このデザートの面白さでしょう。




    パブロバに関するよくある質問(FAQ)

    パブロバとはどんなデザートですか?

    外側をサクサク、中をマシュマロのように柔らかく焼いたメレンゲに、生クリームと新鮮なフルーツをのせたデザートです。

    パブロバはオーストラリア料理ですか?

    現在ではオーストラリアを代表するデザートの一つです。ただしニュージーランドでも国を代表するデザートとして親しまれており、発祥については長年議論が続いています。

    オーストラリアとニュージーランド、どちらが先ですか?

    現在確認されている資料では、「Pavlova」という名前の大型メレンゲケーキのレシピは1929年のニュージーランドに古い例があります。一方、現在の厚みのあるパブロバに近いオーストラリアのレシピは1935年のパースで確認されています。

    パブロバの名前はどこから来ましたか?

    ロシアのバレリーナ、アンナ・パブロワに由来します。彼女は1926年にオーストラリアとニュージーランドで公演しました。

    ハーバート・ザクセがパブロバを発明したのですか?

    パースのエスプラネード・ホテルで働いていた料理人ハーバート・ザクセが、1935年に現在のオーストラリア式パブロバに近いデザートを作ったという説は有名です。ただしニュージーランドには1929年のPavlova Cakeの記録があるため、世界で最初の発明者と断定することはできません。

    普通のメレンゲとパブロバは何が違いますか?

    パブロバは外側をサクサクにしながら、中をマシュマロのように柔らかく残すのが特徴です。仕上げに生クリームと新鮮なフルーツをのせます。

    オーストラリアではいつパブロバを食べますか?

    一年中食べられますが、特にクリスマスや夏の家族の集まりで人気があります。ベリー、パッションフルーツ、マンゴーなど夏の果物とよく合わせます。

    パブロバはグルテンフリーですか?

    基本的なレシピでは小麦粉を主体に使わないため、グルテンを含まない場合があります。ただし材料や調理環境によって異なるため、セリアック病や重いアレルギーがある場合は店舗へ確認してください。

    日本へのお土産にできますか?

    完成したパブロバは非常に割れやすく、生クリームと新鮮なフルーツも冷蔵が必要なため、日本へのお土産には向きません。オーストラリア滞在中に食べるのがおすすめです。



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  • ラミントンとは?オーストラリアを代表するケーキの歴史と食べ方

    ラミントンとは?オーストラリアを代表するケーキの歴史と食べ方

    オーストラリアを代表するお菓子の一つがラミントン(Lamington)です。

    四角く切ったスポンジケーキをチョコレートアイシングで覆い、その表面に細かく乾燥させたココナッツをたっぷりまぶした、見た目にも分かりやすいケーキです。

    オーストラリア政府観光局もラミントンを代表的なオーストラリア料理の一つとして紹介しており、多くの人から「オーストラリアを代表するケーキ」と考えられています。

    街のベーカリー、カフェ、スーパーマーケットなどで気軽に買うことができ、昔ながらのシンプルなタイプだけでなく、中央にジャムや生クリームを挟んだもの、チョコレート味のスポンジを使ったもの、現代風にアレンジした高級ラミントンまであります。

    一方、ラミントンの「発祥」については、よく知られた物語がいくつも存在します。

    クイーンズランド州知事だったロード・ラミントン(Lord Lamington)の名前に由来することは広く知られていますが、「誰が最初に作ったのか」「ブリスベンだったのか、トゥーンバだったのか」については、現在も確定していません。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、ラミントンとはどんなケーキなのか、味や食べ方、歴史、発祥をめぐる諸説、どこで買えるのかまで詳しく紹介します。




    ラミントンとは?

    ラミントンはチョコレートケーキですか?
    基本はプレーンのスポンジケーキです。その外側をチョコレートアイシングで覆い、細かく乾燥させたココナッツをまぶします。

    ラミントンの基本形は、とてもシンプルです。

    • スポンジケーキ
    • チョコレートアイシング
    • 細かく乾燥させたココナッツ

    この3つが基本です。

    四角い形が一般的で、一人分ずつ手で持って食べられる大きさに切られています。

    オーストラリアでは家庭のお菓子、お茶の時間、学校や地域の募金活動など、さまざまな場面で長く親しまれてきました。

    基本の作り

    まずプレーンのスポンジケーキを焼き、十分に冷ましてから四角く切ります。

    その一つ一つを薄いチョコレートアイシングに浸し、表面全体をチョコレートで覆います。

    最後に、チョコレートが乾く前に細かく乾燥させたココナッツを全面にまぶします。

    チョコレートアイシングがスポンジの表面に少し染み込み、その上のココナッツが独特の食感を作ります。

    どんな味?

    ラミントンは、見た目ほど重たいチョコレートケーキではありません。

    中は軽いスポンジケーキなので、チョコレートの甘さとココナッツの香りを楽しむケーキです。

    味の印象は、

    • 中は軽いスポンジ
    • 外側は甘いチョコレート
    • ココナッツの香りと食感

    という組み合わせです。

    ジャムや生クリームを挟んだタイプは、さらに甘味とコクが加わります。

    表面のココナッツ

    ラミントンの表面に付いている白いものは、Desiccated Coconutと呼ばれる細かく乾燥させたココナッツです。

    ココナッツの果肉を細かく削り、水分を減らしたもので、お菓子作りによく使われます。

    ラミントンでは、この細かなココナッツがチョコレートアイシングに付着することで、表面が白くふんわりしたように見えます。

    シンプルなラミントン

    最も基本的なのが、中央に何も挟まないシンプルなラミントンです。

    スポンジ、チョコレート、ココナッツだけで作られます。

    初めて食べるなら、このタイプがラミントン本来の味を最も分かりやすく感じられます。

    ジャム入りラミントン

    スポンジを横に切り、中央へジャムを挟んだものも人気があります。

    ラズベリーやイチゴなど、赤い果実のジャムがよく使われます。

    チョコレートとココナッツに果物の酸味が加わるため、シンプルなタイプより味に変化があります。

    生クリーム入りラミントン

    泡立てた生クリームを中央へ挟んだタイプもあります。

    生クリームによってスポンジの乾いた感じが和らぎ、よりデザートらしい味になります。

    ただし、生クリーム入りは要冷蔵なので、ベーカリーやカフェで買った場合は保存方法に注意してください。

    ジャム&生クリーム入り

    さらに豪華なのがジャムと生クリームの両方を挟んだラミントンです。

    スポンジの中央にジャムと泡立てた生クリームを挟みます。

    オーストラリア政府観光局も、ラミントンにはジャムや生クリームを挟んだタイプがあると紹介しています。

    シンプルなタイプよりボリュームがあるため、コーヒーと一緒に一個食べればかなり満足感があります。



    ラミントンの歴史

    ラミントンはオーストラリアを代表するケーキですが、その誕生については意外なほど謎が多く残っています。

    複数の地域、複数の人物に「発明者」とする説があり、現在も決定的な証拠はありません。

    ただし、1900年前後のクイーンズランド州で広まり始めたことを示す史料は残っています。

    ロード・ラミントンとは?

    ケーキの名前と最も強く結び付いているのが、第2代ラミントン男爵チャールズ・コクラン=ベイリー(Charles Cochrane-Baillie, 2nd Baron Lamington)です。

    一般にはロード・ラミントンと呼ばれます。

    1896年から1901年まで、クイーンズランド州の第8代総督を務めました。

    現在のラミントン国立公園(Lamington National Park)も、同じロード・ラミントンにちなんで名付けられています。

    名前はロード・ラミントンに由来?

    ラミントンというケーキの名称は、ロード・ラミントンにちなんだものとする説が広く受け入れられています。

    クイーンズランド州総督公邸でも、ロード・ラミントンはオーストラリアを代表するケーキに名前を残した人物として紹介されています。

    ただし、ロード・ラミントン本人がケーキを考案したわけではありません。

    彼の家で働いていた料理人、使用人、または彼と関係のある人物が作ったとする説があります。

    最古の記録は1900年

    ラミントンの歴史を考えるうえで重要なのが、新聞に残るレシピです。

    クイーンズランド州立図書館(State Library of Queensland)の調査によると、現在確認されている最初期のレシピは、1900年12月17日の新聞「Queensland Country Life」に掲載された「Lamington Cakes」です。

    つまり、少なくとも1900年末までには「Lamington」という名前のケーキがクイーンズランド州で知られていたことになります。

    この記録は、後から語られるようになったさまざまな発祥説を検証するうえで重要な基準になっています。

    アーマンド・ガランド発明説

    最も有名な発祥説の一つが、ロード・ラミントンの料理長だったアーマンド・ガランド(Armand Galland)が作ったという説です。

    ガランドはフランス生まれの料理人で、ロード・ラミントン夫妻のために料理を担当していました。

    総督公邸では大規模な園遊会が開かれ、多くの招待客へ料理を用意する必要がありました。

    そこで、手元にあったスポンジケーキをチョコレートに浸し、ココナッツをまぶして人数分を用意したのではないか、という説があります。

    ココナッツは当時としては少し珍しい材料でしたが、ガランドが海外で得た料理知識を生かした可能性も指摘されています。

    ただし、ガランドが発明者だったことを直接証明する資料は見つかっていません。

    総督公邸のメイド説

    別の有名な物語では、総督公邸で働くメイドが、少し古くなったスポンジケーキを再利用するために、チョコレートへ浸してココナッツをまぶしたとされています。

    また、「スポンジケーキを誤ってチョコレートへ落としてしまい、手で持ちやすくするためにココナッツを付けた」という話もあります。

    非常に分かりやすい誕生物語ですが、こちらも確実な一次資料はありません。

    現在は有名な伝説の一つとして理解するのがよいでしょう。

    トゥーンバ発祥説

    もう一つ有力な舞台として語られるのが、クイーンズランド州のトゥーンバ(Toowoomba)です。

    ロード・ラミントン夫妻は、ブリスベンの暑さを避けるため、1900年末から1901年初めにかけてトゥーンバのハーラクストン・ハウス(Harlaxton House)を利用していました。

    地元に伝わる話では、突然の来客へケーキを用意する必要が生じ、料理人が大きなプレーンケーキを切り、チョコレートアイシングとココナッツで仕上げたとされています。

    このケーキを招待客が気に入り、「ロード・ラミントンのケーキ」と呼んだという話です。

    興味深い説ですが、こちらも確定した史実ではありません。

    イプスウィッチ発祥説

    ブリスベン近郊のイプスウィッチ(Ipswich)にも発祥説があります。

    よく語られる話では、イプスウィッチ技術学校の開校式でラミントンが作られたとされています。

    しかしクイーンズランド州立図書館は、学校の開校が1901年だった一方、すでに1900年12月のラミントンのレシピが確認されているため、この説には年代上の問題があると指摘しています。

    ロード・ラミントンが1900年に同施設の礎石を置いたことは確認されていますが、そこでラミントンが提供された証拠は確認されていません。

    エイミー・シャウアーとの関係

    ラミントンの歴史でもう一人重要な人物がエイミー・シャウアー(Amy Schauer)です。

    彼女はブリスベン技術学校の料理学校で主任教師を務め、後にクイーンズランド州で大きな影響を与える料理本を出版しました。

    クイーンズランド州立図書館によると、1904年の「The Queenslander」に掲載されたラミントンのレシピでは、シャウアーの名前がレシピと結び付いています。

    ロード・ラミントン夫人も同校と関係があり、アーマンド・ガランドも後に同校で試験官を務めました。

    こうした人々の間でレシピが伝わった可能性はありますが、誰が最初に作ったのかは分かっていません。

    結局、誰が発明したの?

    現在確認されている史料から、特定の一人を「ラミントンの発明者」と断定することは難しい状況です。

    分かっていることを整理すると、

    • 1900年12月にはラミントンのレシピが新聞に掲載されていた
    • 名称はロード・ラミントンと強く関係している
    • 総督公邸周辺で誕生したとする説が有力
    • アーマンド・ガランドが関わった可能性がある
    • トゥーンバなど別の発祥説もある

    となります。

    「ロード・ラミントンの料理人が偶然作った」と断定している記事もありますが、歴史的には有力な説の一つとして理解するのが正確です。




    ニュージーランド発祥説は?

    ラミントンがニュージーランドで生まれ、「Wellington」と呼ばれていたという話を見たことがあるかもしれません。

    しかし、クイーンズランド州立図書館によると、2014年に広まった有名な「ニュージーランド発祥説」はエイプリルフールの作り話でした。

    1888年の絵に「Wellington Cake」が描かれていたという設定も架空のものです。

    パブロバのようなオーストラリアとニュージーランドの本格的な発祥論争とは事情が異なります。

    オーストラリアを代表するケーキ

    ラミントンを法律などで正式に「国を代表するケーキ」と定めた制度があるわけではありません。

    しかしオーストラリア政府観光局も、ラミントンを多くの人からオーストラリアを代表するケーキと考えられている名物として紹介しています。

    その知名度と歴史を考えれば、「オーストラリアを代表するケーキ」と呼んでも違和感はありません。

    地域行事・募金とラミントン

    ラミントンは家庭のお菓子だけでなく、地域の募金活動とも結び付いてきました。

    大量のラミントンを作って販売し、学校、教会、地域団体などの資金を集める「Lamington Drive」という言葉も使われます。

    オーストラリア戦争記念館の資料にも、20世紀初頭にケーキ作りやラミントン販売が募金活動へ使われた記録があります。

    一個ずつ作りやすく、箱へ並べて販売しやすいことから、地域行事に向いていたのでしょう。

    ベーカリーで買う

    旅行中に一番簡単なのは、街のベーカリーで買う方法です。

    特に地方の昔ながらのベーカリーでは、

    • シンプルなラミントン
    • ジャム入り
    • ジャム&生クリーム入り

    などがショーケースに並ぶことがあります。

    同じ店でも大きさや生クリームの量がかなり違うため、見た目で選んでみるのもよいでしょう。

    カフェで食べる

    ラミントンはカフェでも提供されます。

    昔ながらのシンプルなものだけでなく、現代的なカフェでは、

    • 生クリーム
    • 自家製ジャム
    • 濃厚なチョコレートクリーム
    • フルーツ
    • カスタードやクリームを使った詰め物

    などを使った豪華なラミントンもあります。

    フラットホワイトやロングブラックと合わせれば、オーストラリアらしいお茶の時間になります。

    スーパーでも買える

    ウールワースやコールズなどの大型スーパーでは、ベーカリー売場や袋入りケーキ売場でラミントンを販売することがあります。

    複数個入りの商品は、サービスアパートメントで家族やグループで食べる時にも便利です。

    ただし、商品の種類や在庫は店舗や時期によって異なります。

    おいしいラミントンの選び方

    おいしいラミントンを選ぶポイントは、スポンジが乾燥し過ぎていないことです。

    チョコレートアイシングが適度にスポンジへ染み込み、中が柔らかいものは食べやすくなります。

    ジャム&生クリーム入りなら、生クリームが新鮮であることも重要です。

    地元のベーカリーなら、その日のおすすめを店員へ聞いてみてもよいでしょう。

    食べ方

    特別な食べ方はありません。

    手で持ってそのまま食べても、皿に置いてフォークを使っても構いません。

    ジャム&生クリーム入りの大きなものは、生クリームが飛び出しやすいため、フォークで食べる方が食べやすい場合があります。

    コーヒー・紅茶と相性がよい

    ラミントンは甘いケーキなので、

    • フラットホワイト
    • ロングブラック
    • 紅茶
    • 牛乳

    などとよく合います。

    特にコーヒーの苦味と、チョコレート、ココナッツの甘さは相性のよい組み合わせです。

    ココナッツがこぼれやすい

    ラミントンを食べる時に覚えておきたいのが、細かなココナッツがかなり落ちることです。

    車の中や歩きながら食べると、服や座席に細かなココナッツが付くことがあります。

    ベーカリーで買ったら、紙袋やナプキンの上で食べると安心です。

    現代風ラミントン

    現在では、昔ながらのチョコレートとココナッツだけでなく、さまざまな現代風ラミントンが作られています。

    例えば、

    • ダークチョコレート
    • ホワイトチョコレート
    • 塩キャラメル
    • パッションフルーツ
    • レモンカード
    • ピスタチオ
    • ベリー類

    などを使ったものがあります。

    高級洋菓子店では、見た目はラミントンでも、中身はかなり手の込んだデザートに進化していることがあります。

    ピンク・ラミントン

    チョコレートではなく、ピンク色のアイシングで覆ったピンク・ラミントンもあります。

    イチゴやラズベリー系の風味が使われることがあり、白いココナッツとの組み合わせで非常に華やかです。

    伝統的なチョコレートラミントンとは別のアレンジとして、ベーカリーやイベントで見かけることがあります。

    家庭で作れる?

    材料そのものは非常にシンプルなので、家庭でも作れます。

    基本的な手順は、

    1. スポンジケーキを焼く
    2. 十分に冷ます
    3. 四角く切る
    4. チョコレートアイシングへ浸す
    5. 細かなココナッツをまぶす
    6. 表面を乾かす

    です。

    少し乾いたスポンジの方がチョコレートへ浸した時に崩れにくいため、前日にケーキを焼くレシピもあります。

    作業中はチョコレートとココナッツが飛び散りやすく、台所がかなり散らかりやすいケーキでもあります。

    日本へのお土産には?

    出来立てのラミントンは日本へ持ち帰るお土産にはあまり向きません。

    スポンジが崩れやすく、チョコレートが溶けたり、生クリーム入りなら冷蔵も必要だからです。

    旅行中に現地で食べるのがおすすめです。

    どうしても持ち帰りたい場合は、個包装され、保存条件の分かりやすい市販商品を選ぶ方がよいでしょう。



    ラミントンで使う英語

    英語 意味
    Lamington ラミントン
    Sponge Cake スポンジケーキ
    Chocolate Icing チョコレートアイシング
    Desiccated Coconut 細かく乾燥させたココナッツ
    Plain Lamington ジャムや生クリームを挟まない基本タイプ
    Jam-filled ジャム入り
    Cream-filled 生クリーム入り
    Jam & Cream ジャムと生クリーム入り
    Do you have lamingtons? ラミントンはありますか?
    Does this one have cream? これは生クリーム入りですか?
    Which lamington is the most popular? どのラミントンが一番人気ですか?
    Can I have one plain lamington, please? シンプルなラミントンを一つください。

    旅行者向けの楽しみ方

    • 初めてならシンプルなラミントンを試す
    • 次にジャム&生クリーム入りを食べ比べる
    • 地方のベーカリーで地元のラミントンを探す
    • カフェでは現代風のラミントンもチェックする
    • コーヒーや紅茶と一緒に食べる
    • ココナッツがこぼれやすいので注意する
    • 発祥は「アーマンド・ガランド説」と断定せず、諸説あると理解する
    • クイーンズランド旅行では歴史も意識して食べてみる
    • 出来立てのラミントンは持ち帰るより現地で食べる

    ラミントンは、材料だけを見ると非常にシンプルなケーキです。

    しかし、スポンジ、チョコレート、ココナッツという組み合わせは100年以上にわたりオーストラリアで親しまれ、今ではこの国を象徴するお菓子の一つになっています。

    さらに面白いのは、その発祥が完全には解明されていないことです。

    ロード・ラミントン、アーマンド・ガランド、総督公邸の使用人、トゥーンバ、イプスウィッチ、エイミー・シャウアー――さまざまな人物と場所が一つのケーキをめぐって結び付いています。

    旅行中にベーカリーのショーケースでラミントンを見つけたら、単に「チョコレートとココナッツのケーキ」として食べるだけでなく、100年以上続くオーストラリアの食文化も一緒に味わってみてください。




    ラミントンに関するよくある質問(FAQ)

    ラミントンとはどんなケーキですか?

    四角く切ったスポンジケーキをチョコレートアイシングで覆い、細かく乾燥させたココナッツをまぶしたオーストラリアの定番ケーキです。

    ラミントンには生クリームが入っていますか?

    基本のシンプルなラミントンには入りません。ただし、ジャム、生クリーム、または両方を中央へ挟んだタイプも広く販売されています。

    ラミントンは誰が発明しましたか?

    確定していません。ロード・ラミントンの料理長だったアーマンド・ガランド説が有名ですが、総督公邸の使用人、トゥーンバの料理人など複数の説があります。現在の史料では一人を発明者と断定することは困難です。

    最初のラミントンのレシピはいつですか?

    クイーンズランド州立図書館によると、現在確認されている最初期のレシピは1900年12月17日の「Queensland Country Life」に掲載された「Lamington Cakes」です。

    ラミントンはロード・ラミントンの名前から付いたのですか?

    ロード・ラミントンにちなんだ名称とする説が広く受け入れられています。ロード・ラミントンは1896年から1901年までクイーンズランド州総督を務めました。

    ラミントンはニュージーランド発祥ですか?

    2014年に広まった「ニュージーランドのWellingtonが起源」という有名な話は、エイプリルフールの作り話でした。歴史資料では1900年前後のクイーンズランド州とラミントンの関係が確認されています。

    オーストラリアではどこでラミントンを買えますか?

    街のベーカリー、カフェ、ウールワースやコールズなどのスーパーで見つけることができます。地元のベーカリーでは、店独自のジャム&生クリーム入りなどもあります。

    ラミントンはオーストラリアを代表するケーキですか?

    法律などで正式に「国を代表するケーキ」と指定されているわけではありませんが、オーストラリア政府観光局も、ラミントンを多くの人からオーストラリアを代表するケーキと考えられている名物として紹介しています。

    日本へのお土産にできますか?

    出来立てのラミントンは崩れやすく、生クリーム入りでは冷蔵も必要なため、基本的には現地で食べるのがおすすめです。持ち帰る場合は、保存条件の分かりやすい個包装の商品を選ぶとよいでしょう。



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