タグ: オーストラリア生活

  • オーストラリアから日本へ郵便・荷物を送る方法|Australia Postの料金・税関・送り方

    オーストラリアから日本へ郵便・荷物を送る方法|Australia Postの料金・税関・送り方

    オーストラリア滞在中に増えた荷物を日本へ送りたい、お土産を先に自宅へ送りたい、帰国前に衣類や本をまとめて発送したい――。そんな時に利用しやすいのがオーストラリア・ポスト(Australia Post)の国際郵便です。

    日本宛ての荷物は、急ぐならインターナショナル・エクスプレス(International Express)、料金とスピードのバランスならインターナショナル・スタンダード(International Standard)、2kg以下の急がない荷物ならインターナショナル・エコノミー・エア(International Economy Air)が主な選択肢です。

    一方、国際郵便では「箱に入れて郵便局へ持って行けば終わり」というわけではありません。内容品が入る小包には税関申告が必要で、日本宛てはEAD(Electronic Advance Data/電子事前データ)の対象です。品名、数量、価格などをできるだけ具体的に申告します。

    また、香水、スプレー、ライター、予備のリチウム電池など、普段の旅行用品の中にも国際郵便で送れない物があります。

    この記事では、オーストラリアから日本へ手紙・小包を送る方法、サービスの違い、税関申告、梱包、宛名、追跡、送れない物、帰国時の荷物発送まで、実際の利用手順に沿って紹介します。




    まず知っておきたい日本向け国際郵便

    帰国前にスーツケースへ入りきらない荷物を、日本へ送れますか?
    はい。Australia Postから日本へ小包を送れます。急ぎ具合と重さに合わせてExpress、Standard、Economy Airなどから選びます。

    Australia Postでは、日本は国際郵便料金のZone 2(Asia Pacific)に分類されています。

    旅行者や在豪者が日本へ荷物を送る場合、主に次の3種類を使います。

    サービス 目安 追跡 向いている荷物
    International Express 3~6営業日程度 あり 急ぎ・重要な荷物
    International Standard 5~10営業日程度 あり 一般的な小包
    International Economy Air 15営業日以上 なし 2kg以下・急がない荷物

    上記の日数は主要都市間を基準とした一般的な目安で、税関での処理時間は含まれない場合があります。クリスマス前後などの繁忙期、航空便の混雑、自然災害などで遅れることもあります。

    日本へ送れる主なサービス

    「一番安い方法」を選ぶ前に、まず荷物の重さと、追跡が必要かどうかを決めると選びやすくなります。

    帰国前の衣類や本を送るならStandard、パスポート以外の重要書類や急ぎの物ならExpress、軽くて急がない物ならEconomy Airという選び方が分かりやすいでしょう。

    サービス内容や料金は変更されることがあるため、発送時にはAustralia Postのオンライン計算機で確認してください。

    International Express

    インターナショナル・エクスプレスは、急いで日本へ送りたい時に使いやすいサービスです。

    • 配達目安:3~6営業日程度
    • 最大重量:20kg
    • 追跡:あり
    • 受取時の署名:あり
    • 追加補償:条件を満たせば追加可能

    Post Officeの窓口から送れるほか、MyPostでラベルと税関申告を作成した場合は、条件を満たす荷物を黄色の郵便ポストへ投函できる場合もあります。

    ただし急送サービスでも、税関検査や輸送事情によって到着が遅れることがあります。

    International Standard

    旅行者が一般的な小包を日本へ送るなら、最も使いやすいのがインターナショナル・スタンダードです。

    • 配達目安:5~10営業日程度
    • 最大重量:20kg
    • 追跡:あり
    • 署名:追加可能
    • 追加補償:条件を満たせば追加可能

    速さと料金のバランスを取りやすく、衣類、本、お土産、日用品などを送る時に向いています。

    International Standardは、Australia Postの国際配送サービスの中でも「急ぎではないが、追跡は欲しい」という場合に使いやすい位置付けです。

    International Economy Air

    急がない軽い荷物ならインターナショナル・エコノミー・エアも選択肢になります。

    • 配達目安:15営業日以上
    • 小包:2kgまで
    • 追跡:なし
    • Post Office窓口から発送

    料金を抑えやすい反面、追跡がないため、紛失すると困る物や到着日が重要な物には向きません。

    「しばらく使わない衣類を少量送りたい」「軽いお土産を先に日本へ送りたい」といった用途に向いています。

    日本宛てにSea Mailは使える?

    昔の海外引っ越しでは「船便で送る」というイメージがありますが、Australia PostのInternational Economy Sea Mailは、日本向けには利用できません。

    Sea Mailは現在、Zone 3・4・5の対象地域向けサービスです。日本はZone 2(Asia Pacific)なので対象外です。

    大量の荷物を船便で日本へ送りたい場合は、Australia Postではなく、国際引越し業者や国際宅配・貨物業者を比較することになります。



    手紙・書類・ポストカード

    商品価値のない印刷物だけを入れた通常の手紙、ポストカード、グリーティングカードなどは、国際レターとして送ることができます。

    急がない手紙ならInternational Economy Air、重要な書類なら追跡や署名のあるInternational Expressなどを検討します。

    注意したいのは、封筒の形をしていても中に商品や物品を入れると、単なる「Letter」ではなく税関申告が必要になる場合があることです。

    アクセサリー、USBメモリー、衣類などを封筒へ入れて「書類」として送るのは避け、内容物に合ったサービスを使いましょう。

    重さ・サイズの上限

    Australia Postの一般的な国際小包は、最大20kgです。

    自分の箱を使う場合、一般的な国際小包の最大長は105cm、最大胴回り(girth)は140cmとされています。

    ただし、サービスや使用するサッチェルによって制限が異なります。

    サービス 最大重量の目安
    International Express 20kg
    International Standard 20kg
    International Economy Air 2kg

    20kgを超える荷物は1個では送れないため、箱を分けるか、別の国際輸送サービスを検討します。

    送料はいくら?

    国際送料は、サービス、重量、梱包サイズ、追加サービスによって変わります。

    日本はZone 2に分類され、Standard、Express、Economy Airではそれぞれ料金体系が異なります。

    料金は改定されるため、この記事では固定金額を一覧にせず、発送時点のAustralia Post公式計算機で確認することをおすすめします。

    Australia Post – Postage calculator

    郵便局へ行く前に箱の重さとサイズを測っておけば、おおよその料金を比較できます。

    日本の住所の書き方

    日本宛ての住所は、Australia Postのラベルや税関申告ではローマ字で入力しておくと確実です。

    例えば、

    Makoto Tanaka
    1-2-3 Shibakoen, Minato-ku
    Tokyo 105-0011
    JAPAN

    のように記載できます。

    日本国内での配達を考えると、都道府県、郵便番号、番地、建物名、部屋番号まで省略せず入れます。

    国名は最後にJAPANと大文字で書くと分かりやすくなります。

    日本の郵便番号・電話番号

    日本の郵便番号は7桁です。

    オンラインフォームによってはハイフンなしで入力する場合もあるため、画面の指示に従います。

    受取人の電話番号やメールアドレスも、可能な限り入力しておきましょう。Australia Postの電子税関情報では、受取人の連絡先が必要になる項目があります。

    日本の携帯電話を国際形式で書くなら、

    090-1234-5678 → +81 90 1234 5678

    のように先頭の0を取って+81を付けます。




    税関申告が必要

    商品や私物などの内容品が入った国際小包を送る場合は、税関申告(Customs Declaration)が必要です。

    Australia Postでは、International ExpressやStandardなど多くの国際小包でCN23、条件を満たす一部の小型荷物でCN22が使われます。

    2026年7~8月にはAustralia Postのオンライン税関申告フォームが新しい国際規則に合わせて更新されており、古い申告書を保存して再利用するのではなく、発送時点のフォームを使う必要があります。

    税関申告はオンラインで事前に作成することも、郵便局で手続きすることもできます。

    日本向けはEAD対象

    日本はEAD(Electronic Advance Data/電子事前データ)が必要な国です。

    EADとは、荷物が日本へ到着する前に、差出人・受取人・内容品などの税関情報を電子的に送信する仕組みです。

    必要な情報には、次のようなものがあります。

    • 差出人の氏名・住所・連絡先
    • 受取人の氏名・住所・連絡先
    • 内容品の説明
    • 数量
    • 価格
    • 重量
    • 必要な場合はHSコード
    • 商用品の場合は原産国など

    情報が不十分だと、日本の税関で保留されたり、配達が遅れたり、差出人へ返送されたりする可能性があります。

    内容品は具体的に書く

    税関申告でよくある間違いが、内容品を「Gift」「Clothes」「Stuff」など、曖昧に書いてしまうことです。

    例えば衣類なら、

    • Used cotton T-shirts
    • Used trousers
    • Children’s clothes

    食品なら、

    • Chocolate biscuits
    • Packaged tea
    • Commercially packaged candy

    というように、何が入っているか分かる具体的な英語で記載します。

    箱の中に複数種類の商品がある場合は、まとめて「Souvenirs」とせず、それぞれ分けて申告する方が税関で内容を判断しやすくなります。

    価格はいくらで申告する?

    税関申告には内容品の価格を記載します。

    新品なら購入価格が分かりやすいですが、帰国時に使い古した衣類や本を送る場合は、「新品で買った時の価格」をそのまま書くのではなく、現在の合理的な中古価値を考えて申告します。

    一方、関税を避ける目的で、明らかに高価な物をA$1など不自然に低く申告するのは避けましょう。

    税関申告は「送料を決めるためだけの書類」ではなく、輸入国の税関が内容品を判断するための情報です。

    Gift・Personal Effectsの考え方

    税関申告では発送理由(Reason for Export)を選びます。

    友人や家族へプレゼントとして送るならGift、自分が使っていた衣類や生活用品を帰国に伴って送るならPersonal Effectsなど、実際の目的に合った区分を選びます。

    「Giftを選べば必ず無税になる」という意味ではありません。日本側で税金が発生するかどうかは、内容品、価格、用途、日本の関税制度などによって判断されます。

    送れない・注意が必要な物

    国際郵便で最も注意したいのが、危険物と禁止・制限品です。

    旅行者の荷物の中にも、航空輸送できない物が意外とあります。

    品目 注意点
    香水 可燃性液体を含むため国際郵便で問題になる
    マニキュア 可燃性液体
    スプレー缶 エアゾール・ガス製品
    ライター 可燃性ガスを含む
    マッチ 危険物
    花火・弾薬 禁止
    一部の電池 種類・状態・機器への装着状況により規制
    生鮮食品 輸送・輸入規則の確認が必要

    「飛行機の預け荷物に入れられたから郵便でも送れる」とは限りません。郵便には別の危険物規則があります。

    発送前にAustralia PostのProhibited and Restricted Itemsと、日本側の輸入規制の両方を確認してください。



    スマートフォン・リチウム電池

    スマートフォン、タブレット、カメラ、ノートパソコンなどにはリチウム電池が使われています。

    リチウム電池は航空輸送上の危険物として扱われるため、送付条件があります。

    予備のリチウム電池やモバイルバッテリーを何となく箱へ入れるのは避けてください。

    機器に装着された電池であれば一定条件で送れる場合がありますが、電池の種類、容量、個数、発送サービス、行き先によって条件が異なります。

    スマートフォンやノートパソコンを日本へ郵送する場合は、梱包前にAustralia Postの最新のLithium Batteriesガイドを確認するか、Post Officeで相談してください。

    食品を送る場合

    お菓子や紅茶などを日本の家族へ送りたい人も多いでしょう。

    食品については、Australia Postが運べるかだけでなく、日本側が輸入を認めているかも確認する必要があります。

    特に肉製品、植物、種子、生鮮食品などは、検疫や輸入規制の対象になることがあります。

    市販のチョコレートやビスケットのような加工食品でも、原材料や数量によって判断が必要になる場合があります。

    「お土産だから大丈夫」と自己判断せず、植物防疫所、動物検疫所、税関など日本側の最新情報も確認してください。

    荷物の梱包方法

    国際小包は国内郵便より長い距離を移動し、何度も仕分けされます。

    箱の中に空間が多いと、輸送中に中身が動いて破損しやすくなります。

    • 丈夫な段ボール箱を使う
    • 古い配送ラベルやバーコードを剥がす
    • 箱の隙間を緩衝材で埋める
    • 壊れ物は一つずつ包む
    • 液体は漏れないよう二重に保護する
    • 箱を強い梱包テープで閉じる
    • 宛先ラベルが平らな面に見えるよう貼る

    Australia Postも、箱の中の空間を埋め、輸送中に中身が動かないようにすることを勧めています。

    旅行先で箱を用意できない場合は、Post Officeで国際用サッチェルや梱包資材を購入できます。

    MyPostを使うと便利

    Australia Postの無料アカウントMyPostを利用すると、International ExpressやInternational Standardの発送準備をオンラインで進められます。

    自宅やホテルなどで、

    • 発送先を入力
    • 税関申告を作成
    • 送料を支払う
    • ラベルを作成

    といった作業ができます。

    プリンターが使える環境なら、ラベルを印刷して荷物へ貼り、条件に合えば郵便ポストへ投函することもできます。

    旅行者でプリンターがない場合は、オンライン税関申告を作成してQRコードを表示し、Post Officeで手続きを進める方法が便利です。

    郵便局から送る手順

    初めてなら、最寄りのPost Officeへ直接持って行くのが一番分かりやすいでしょう。

    手順 内容
    1 送れる品物か確認する
    2 段ボールやサッチェルへ梱包する
    3 日本の住所と受取人連絡先を準備する
    4 内容品、数量、価格を整理する
    5 オンラインまたは店頭で税関申告
    6 Express、Standard、Economy Airなどを選ぶ
    7 料金を支払う
    8 追跡番号・レシートを保管する

    窓口では「I’d like to send this parcel to Japan.」で十分通じます。

    料金とサービスを比べたいなら、「What is the cheapest tracked option?」「How much is Express?」などと聞けば案内してもらえます。




    追跡方法

    International ExpressとInternational Standardには追跡があります。

    発送後にもらうTracking NumberをAustralia Post公式サイトまたはAusPostアプリへ入力すると、荷物の動きを確認できます。

    日本へ到着後は、日本側の郵便ネットワークで配達され、同じ番号を日本郵便の追跡システムで確認できるケースもあります。

    International Economy Airには追跡がないため、到着確認が必要な荷物ならStandard以上を選んだ方が安心です。

    署名・補償を付ける場合

    International ExpressはSignature on Deliveryが含まれます。

    International Standardでは、対象となる場合にSignature on Deliveryを追加できます。

    また、Australia PostではA$100を超える価値のある対象品について、Extra Coverの購入を勧めています。

    ただし、すべての品物が補償対象になるわけではありません。禁止品、現金などの貴重品、梱包不足による破損などは補償されない場合があります。

    高価な物は「郵便で送れるか」だけでなく、「紛失・破損時に補償されるか」まで確認してから発送しましょう。

    日本到着後の税関・関税

    国際郵便が日本へ到着すると、必要に応じて日本の税関で確認されます。

    内容品や価格によっては、関税、消費税、通関に関連する料金などが受取人側に発生する場合があります。

    税金が発生するかどうかはAustralia Postが決めるものではなく、日本側の税関制度に基づいて判断されます。

    中古の私物を帰国に伴って送る場合も、発送理由や状況によって取扱いが異なることがあります。高額品、大量の商品、商用貨物などは事前に日本税関の情報を確認してください。

    帰国前に荷物を送る場合

    長期滞在やワーキングホリデーの帰国時には、「飛行機の追加手荷物」と「Australia Postで別送」のどちらが安いか比較してみる価値があります。

    衣類、本、靴など軽くない物は、郵便料金が思った以上に高くなることがあります。

    例えば15~20kgの箱を何個も送るなら、航空会社の追加手荷物、国際宅配業者、引越し会社なども比較した方がよいでしょう。

    逆に、スーツケースの重量制限を少し超える程度の荷物や、帰国後すぐ使わない物を先に送るならAustralia Postは便利です。

    帰国直前に発送する場合は、日本で確実に受け取れる住所を使ってください。自宅にまだ戻っていない場合は、家族が受け取れる住所にしておくと安心です。

    失敗しないためのポイント

    • 箱へ入れる前に、送れない物がないか確認する
    • 香水、スプレー、ライター、電池類は特に注意
    • 日本の住所は郵便番号・部屋番号まで正確に書く
    • 受取人の電話番号も用意する
    • 内容品を「Gift」「Stuff」だけで済ませない
    • 一品ごとの数量と価格を整理しておく
    • 重要な荷物は追跡のあるStandard以上を選ぶ
    • 発送レシートと追跡番号を配達完了まで保管する
    • 料金は発送直前に公式計算機で確認する

    特に帰国前は時間がなくなりがちです。出発前日に初めて箱を作るより、数日前に「送る物」「飛行機で持って帰る物」「処分する物」を分けておくと、かなり楽になります。



    オーストラリアから日本への郵便に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアから日本へ荷物を送れますか?

    はい。Australia PostのInternational Express、International Standard、International Economy Airなどを利用できます。

    日本まで何日くらいかかりますか?

    一般的な目安はExpressが3~6営業日、Standardが5~10営業日、Economy Airが15営業日以上です。税関や輸送事情によって遅れる場合があります。

    日本へ船便で送れますか?

    Australia PostのInternational Economy Sea Mailは日本向けには利用できません。日本はZone 2で、Sea MailはZone 3~5向けです。

    最大何kgまで送れますか?

    International ExpressとInternational Standardは一般に最大20kgです。Economy Air小包は2kgまでです。

    税関申告は必要ですか?

    商品や私物が入った国際小包では必要です。日本向けはEADの対象なので、税関情報が電子的に送信されます。

    日本の住所は日本語で書いてもいいですか?

    Australia Postの発送ラベルや電子申告ではローマ字で入力しておくのが確実です。郵便番号、都道府県、市区町村、番地、建物名、部屋番号を省略しないようにします。

    モバイルバッテリーを日本へ送れますか?

    リチウム電池には国際輸送上の規制があり、予備電池やモバイルバッテリーは特に注意が必要です。自己判断で箱へ入れず、Australia Postの最新のリチウム電池規則を確認してください。

    香水を日本へ送れますか?

    香水は可燃性液体を含むため、通常の国際郵便では危険物として問題になります。発送前にAustralia Postの禁止・制限品規則を確認してください。

    Standardには追跡がありますか?

    はい。International Standardには追跡が含まれます。Economy Airには追跡がありません。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

    オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

    トラベルドンキーにお任せください!

  • オーストラリアの住所の書き方|州略称・郵便番号・日本から郵送する方法

    オーストラリアの住所の書き方|州略称・郵便番号・日本から郵送する方法

    オーストラリアのホテル予約やオンラインショッピング、知人への郵便などで、現地の住所を書く機会があります。日本とは住所の並び順が違うため、最初は「どこに州名を書けばいい?」「郵便番号は何桁?」と迷うかもしれません。

    オーストラリアの住所は、基本的に小さい単位から大きい単位へ書きます。つまり「部屋番号・番地 → 通り名 → サバーブ(郊外名) → 州 → 郵便番号」という順番です。

    日本から手紙や荷物を送る場合も、このオーストラリア式の住所をそのままローマ字で書けば大丈夫です。Australia Postでは、受取人名、番地・通り名、サバーブ・州略称・4桁の郵便番号の順に記載し、海外から送る場合は最後の行にAUSTRALIAと大文字で書く形式を案内しています。

    この記事では、日本からオーストラリアへ郵便を送る場合を含め、住所の書き方、州・準州の略称、郵便番号、UnitやLevelの意味、PO Box、Parcel Locker、オンラインフォームへの入力方法まで、実際に使う場面に沿って紹介します。




    まず覚えたい住所の基本形

    オーストラリアの住所は、日本と逆に書けばいいのですか?
    大まかにはそのイメージで大丈夫です。ただし「市」よりSuburbが重要なので、住所に書かれているSuburb、州略称、郵便番号を省略しないのがポイントです。

    Australia Postが案内する基本的な住所は、次のような形です。

    行 記載内容
    1行目 受取人の氏名
    2行目 番地+通り名、またはPO Boxなど
    3行目 SUBURB 州略称 郵便番号
    4行目 AUSTRALIA(海外から送る場合)

    例えば、架空の住所を使うと次のようになります。

    Makoto Tanaka
    120 Example Street
    SYDNEY NSW 2000
    AUSTRALIA

    Australia Postでは、最後から2行目にあたる「SUBURB 州略称 郵便番号」の行を特に重要視しています。機械で読み取りやすいよう、サバーブ名と州略称は大文字で書き、不要なコンマや句読点を入れない形式が推奨されています。

    住所の書き方を例で確認

    一戸建て・一般住所

    Yuki Sato
    25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    「25」が番地、「Example Road」が通り名、「Carlton」がSuburb、「VIC」がビクトリア州、「3053」が郵便番号です。

    アパート・マンション

    Yuki Sato
    Unit 8 25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    実際の住所では「8/25 Example Road」のように、部屋番号/番地で表記されることもよくあります。

    8/25 Example Road
    CARLTON VIC 3053

    どちらの形式が使われているかは、その人や施設から教えてもらった住所をそのまま使うのが確実です。

    日本の住所との並び順の違い

    日本では一般に「都道府県 → 市区町村 → 町名 → 番地 → 建物・部屋番号」と、大きな地域から細かい場所へ書きます。

    オーストラリアはほぼ逆で、細かい場所から始まります。

    日本 オーストラリア
    都道府県 部屋番号
    市区町村 番地
    町名 通り名
    番地 Suburb
    建物・部屋番号 州・準州
    郵便番号 郵便番号

    日本の住所を一語ずつ英訳して並べ替えるというより、相手から指定された住所を、そのままオーストラリア式で書くと考えた方が間違いがありません。



    州・準州の略称一覧

    オーストラリアの住所では、州・準州名をフルスペルで書くより、2~3文字の略称を使うのが一般的です。

    州・準州 英語名 略称
    ニュー・サウス・ウェールズ州 New South Wales NSW
    ビクトリア州 Victoria VIC
    クイーンズランド州 Queensland QLD
    南オーストラリア州 South Australia SA
    西オーストラリア州 Western Australia WA
    タスマニア州 Tasmania TAS
    オーストラリア首都特別地域 Australian Capital Territory ACT
    ノーザン・テリトリー Northern Territory NT

    例えばシドニーならNSW、メルボルンならVIC、ブリスベン・ゴールドコースト・ケアンズならQLD、パースならWAです。

    オンラインフォームでも州の欄はこの略称から選択する方式が多いため、旅行中にもよく目にします。

    郵便番号は4桁

    オーストラリアの郵便番号(Postcode)は4桁です。

    日本の「〒123-4567」のようなハイフンは入りません。

    SYDNEY NSW 2000

    MELBOURNE VIC 3000

    BRISBANE QLD 4000

    ADELAIDE SA 5000

    PERTH WA 6000

    郵便番号は州だけでなく、Suburbと組み合わせて配達先を特定する大切な情報です。同じ都市圏でもSuburbが変われば郵便番号も変わるため、「シドニーだから2000」と決めつけず、必ず住所に記載されている番号を使ってください。

    Cityより大切なSuburb

    日本人がオーストラリアの住所で最も戸惑いやすいのがSuburb(サバーブ)です。

    Suburbは日本語にそのまま訳すと「郊外」ですが、オーストラリアの住所では必ずしも郊外という意味ではありません。シドニーやメルボルンの中心部にもSuburbがあります。

    住所を書く場合は、「Sydney」や「Melbourne」という大都市名をとりあえず入れるのではなく、正式なSuburb名を書く必要があります。

    例えばシドニー都市圏でも、The Rocks、Haymarket、Pyrmont、Bondi、Chatswoodなどはそれぞれ異なるSuburbです。

    オンラインフォームに「City / Suburb」と書かれている場合は、住所に記載されたSuburbを入力します。

    Street、Road、Avenueなどの意味

    オーストラリアの通り名には、Street、Road、Avenue、Laneなどが付いています。

    表記 よく使われる略称
    Street St
    Road Rd
    Avenue Ave
    Drive Dr
    Lane Lane
    Crescent Cres
    Highway Hwy
    Parade Pde
    Place Pl
    Court Ct

    同じ名前でも「Example Street」と「Example Road」が別の道路ということがあり得ます。Street、Roadなどの部分を勝手に省いたり変更したりしないようにしましょう。

    Unit・Apartment・部屋番号の書き方

    集合住宅では、Unit、Apartment、Flatなどが使われます。

    例えば、

    Unit 12, 80 Example Street

    という住所なら、「80 Example Streetにある建物の12号室」という意味です。

    12/80 Example Street

    と短く書かれることもよくあります。

    「12-80」のように日本式のハイフン表記へ変換する必要はありません。オンラインショップなどで「Unit number」と「Street address」が別々に分かれている場合は、それぞれの欄へ入力します。




    Level・Suite・Shopがある住所

    オフィスビルや商業施設では、Level、Suite、Shopなどが住所の一部に入ることがあります。

    表記 意味
    Level 5 5階
    Suite 3 3号室・区画
    Shop 12 店舗区画12
    Unit 8 8号室・8号区画

    例えば、

    Suite 3 Level 5
    100 Example Street
    SYDNEY NSW 2000

    のように書きます。

    ビル名が住所に含まれている場合もありますが、Australia Postの配達では番地・通り名、Suburb、州、郵便番号が重要です。相手から示された住所を省略せず使うのが基本です。

    会社・ホテル宛てに送る場合

    会社やホテルへ郵便を送る場合、会社名または施設名を先に書き、その次に担当者名を入れることができます。

    Example Travel Pty Ltd
    Attn: Yuki Sato
    100 Example Street
    SYDNEY NSW 2000
    AUSTRALIA

    Australia Postでは、会社名と個人名の両方が必要な場合、会社名を1行目、受取人名をその次の行へ置く形を案内しています。

    ホテルに宿泊中の旅行者へ荷物を送る場合は、ホテルが宿泊客宛ての郵便物を受け取ってくれるかを先に確認してください。宿泊日、予約名、チェックイン日などをホテルから指定される場合があります。

    PO Box宛ての書き方

    PO Boxは、郵便局に設置された私書箱です。

    PO Box宛ての場合は、通りの住所ではなくPO Box番号を記載します。

    Yuki Sato
    PO Box 123
    MOUNT WAVERLEY VIC 3149
    AUSTRALIA

    PO Boxと通常のStreet Addressを勝手に混ぜるのではなく、受取人から指定された宛先を使います。

    宅配業者によってはPO Boxへ配達できない場合があるため、民間クーリエを利用する場合にはStreet Addressが必要か確認してください。

    Parcel Locker・Parcel Collect

    オーストラリアでは、Australia PostのParcel LockerやParcel Collectを使って荷物を受け取る方法があります。

    Parcel Lockerは対応ロッカー、Parcel Collectは郵便局などの指定拠点で荷物を受け取るサービスです。

    2026年9月から住所形式が変更され、現在はMyPostに表示される新しい形式を使います。Parcel Lockerの場合は、概ね次のような形です。

    Yuki Sato
    Parcel Locker 10
    SYDNEY NSW 2000

    Parcel Collectも同様に「Parcel Collect」と指定されたIDを使います。

    以前使われていた10桁のAPCN(Customer Number)やロッカー所在地のStreet Addressを使う形式から変更されているため、古いブログや保存済み住所をそのまま使わず、MyPostに現在表示される住所をコピーするのが確実です。

    Traditional Place Nameを住所に入れる場合

    Australia Postでは、先住民の伝統的な土地名(Traditional Place Name)を住所に含めることができます。

    入れる場合は、受取人名や会社名の下、Street Addressの上に記載します。

    Rachel Example
    Wiradjuri Country
    70 Example Street
    COOLAMON NSW 2701

    必須ではありませんが、オーストラリアでは企業や大学、公共機関などの住所表記でTraditional Place Nameを見る機会が増えています。

    住所として使う場合は、推測で土地名を入れず、受取人や公式サイトで案内されている表記を利用してください。



    日本からオーストラリアへ郵送する場合

    日本から手紙や荷物を送る場合も、オーストラリア側の住所をそのまま英字で書きます。

    日本郵便では、国際郵便の宛名は原則としてローマ文字またはアラビア数字で記載するよう案内しています。

    宛先の例:

    To: Yuki Sato
    Unit 8 25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    最後の国名は「Australia」ではなく、見やすくAUSTRALIAと大文字で書きます。

    「オーストラリア」「豪州」と日本語で書くだけではなく、必ず配送先の国で読める表記を入れてください。

    封筒のどこに書く?

    日本郵便では、国際郵便の封筒は差出人と受取人がはっきり区別できるよう、差出人を左上、受取人を中央から右下側に書く形式を案内しています。

    位置 内容
    左上 From:差出人の氏名・日本の住所
    中央~右下 To:受取人の氏名・オーストラリアの住所
    右上 切手・郵便料金表示

    差出人と受取人を上下逆に書いたり、同じ大きさで並べたりすると、機械処理で誤認される可能性があります。日本郵便も「From」「To」を付けることを推奨しています。

    日本の差出人住所の書き方

    差出人の日本住所も、国際郵便ではローマ字で書いておくと分かりやすくなります。

    例えば、

    From: Makoto Tanaka
    Room 301 ABC Mansion
    1-2-3 Shibakoen, Minato-ku
    Tokyo 105-0011
    JAPAN

    日本郵便の案内では、建物名・部屋番号、番地・町村、市区・都道府県、郵便番号・国名という順序で記載します。

    日本へ返送される場合に必要な情報なので、省略せず書いておきましょう。

    荷物・EMSを送る場合

    手紙ではなく商品、プレゼント、衣類などを送る場合は、住所だけでなく税関手続きも必要になります。

    2026年9月現在、日本郵便からオーストラリア宛ては航空扱いの通常郵便、小包、EMSなどが利用可能です。一方、国際郵便の取扱状況は輸送事情で変更されるため、発送前には日本郵便の最新情報を確認してください。

    内容品を含む国際郵便では電子事前データ(EAD)の送信が必要で、品名、個数、重量、価格などを正しく入力します。

    オーストラリア宛ての税関告知書は英語で記載するのが分かりやすく、日本郵便も英語またはフランス語を案内しています。

    また、税関検査などで受取人へ連絡する場合があるため、日本郵便では可能な限り受取人の電話番号も入力するよう案内しています。

    食品、動植物製品、医薬品などはオーストラリア側の輸入規制対象になる場合があります。住所が正しくても、内容品の条件を満たさなければ配送できないことがあるので注意してください。




    オンラインフォームへの入力方法

    ホテル予約、航空会社、通販サイトなどでは、住所が項目ごとに分かれています。

    例えば、住所が

    Unit 8, 25 Example Road, Carlton VIC 3053

    なら、一般的には次のように入力します。

    入力欄 例
    Address Line 1 Unit 8 25 Example Road
    Suburb / City Carlton
    State VIC
    Postcode / ZIP 3053
    Country Australia

    Address Line 2がある場合、Unit、Level、Building名などを分けて入力することもできます。

    フォームによって構成が違うため、「City」欄に必ず大都市名を入れるのではなく、その住所のSuburbを入れることが大切です。

    ホテル住所を入力する時の注意

    旅行者がオーストラリアの住所を入力する機会として多いのが、入国関連のフォーム、荷物配送、現地サービスの予約などです。

    ホテル住所を入力する場合は、Google検索の要約や予約サイトの一部表記ではなく、できればホテル公式サイトに掲載されている住所を使いましょう。

    大型ホテルでは玄関の所在地と郵便物の配送先が異なるケースもあります。荷物をホテルへ送る場合は、事前に受け取り可能か、どの住所を使うかをホテルへ確認するのが確実です。

    また、ホテル名だけでは配達できません。番地、Street名、Suburb、州、郵便番号まで入力してください。

    よくある間違い

    州をフルスペルで書き、郵便番号を省略する

    フルスペルでも意味は通じますが、Australia PostではNSW、VIC、QLDなどの正式な州略称と郵便番号を使う形式が基本です。

    Suburbを省いて大都市名だけを書く

    シドニー都市圏の住所だからといって、すべて「Sydney NSW」と書くわけではありません。住所に記載されたSuburbをそのまま使います。

    郵便番号にハイフンを入れる

    オーストラリアのPostcodeは4桁で、ハイフンはありません。

    最後の行にJAPANと書いてしまう

    宛先の最後は配送先の国なので「AUSTRALIA」です。JAPANは差出人住所の最後に書きます。

    住所の最後の行にコンマをたくさん入れる

    Australia Postは、機械で読み取りやすくするため、Suburb、州、Postcodeの行に句読点を入れず、スペースで区切る形式を推奨しています。

    StreetとRoadを省略してしまう

    通り名の一部なので、勝手に削除しないようにしましょう。

    古いParcel Locker住所を使う

    2026年9月から住所形式が変更されています。MyPostに表示される最新の住所を使ってください。

    住所が正しいか調べる方法

    Suburb名や郵便番号に自信がない場合は、Australia Post公式サイトのFind a postcodeで確認できます。

    Suburb、州、Postcodeの組み合わせが正しいかを発送前に確認しておくと、誤配や遅延を防ぎやすくなります。

    特に手書きで教えてもらった住所、古い名刺、何年も前に保存した連絡先へ送る場合は、郵便番号や住所が変わっていないか確認すると安心です。

    Australia Post – Find a postcode



    オーストラリアの住所に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの郵便番号は何桁ですか?

    4桁です。日本の郵便番号のようなハイフンは入りません。

    オーストラリアの住所は日本と逆に書きますか?

    大まかには逆です。部屋番号・番地・通り名から始まり、Suburb、州、郵便番号の順に書きます。海外から送る場合は最後にAUSTRALIAと記載します。

    NSWやVICは何ですか?

    州・準州の略称です。NSWはニュー・サウス・ウェールズ州、VICはビクトリア州を表します。

    City欄にはSydneyやMelbourneと入れればいいですか?

    必ずしもそうではありません。オンラインフォームでCity / Suburbとなっている場合は、その住所に記載されたSuburb名を入力します。

    日本から送る場合、住所は日本語でも大丈夫ですか?

    宛先はローマ字で記載します。日本郵便は国際郵便の宛名を原則としてローマ文字またはアラビア数字で記入するよう案内しています。

    国名はAustraliaと書けばいいですか?

    意味は通じますが、国際郵便では最後の行に「AUSTRALIA」と大文字で書くのが推奨されています。

    5/100 Example Streetという住所はどういう意味ですか?

    一般に100番地にある建物のUnit 5という意味です。住所によって「5/100 Example Street」のように表記されます。

    郵便番号が分からない場合はどうすればいいですか?

    Australia Post公式サイトの「Find a postcode」でSuburbや住所から確認できます。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

    オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

    トラベルドンキーにお任せください!

  • オーストラリアのトイレ事情|公衆トイレの探し方・ウォシュレット・利用時の注意点

    オーストラリアのトイレ事情|公衆トイレの探し方・ウォシュレット・利用時の注意点

    オーストラリア旅行中、意外と困るのがトイレです。観光中に急に行きたくなったのに見つからない、駅にあると思ったら改札の中だった、ショッピングセンターが閉まっていた……。オーストラリアでも、場所によってはこんなことがあります。

    とはいえ、オーストラリアの都市部は公衆トイレが比較的見つけやすく、公園、ショッピングセンター、図書館、駅、観光施設、ビーチ周辺などに設置されています。多くは無料で利用できます。

    日本と違うのは、駅なら必ずトイレがあるとは限らないこと、夜になると施錠される公衆トイレがあること、そして日本では当たり前になった温水洗浄便座がほとんど普及していないことです。

    一方、旅行者にとって心強いのが、オーストラリア政府が支援するナショナル・パブリック・トイレット・マップ(National Public Toilet Map)。全国2万3,000か所以上のトイレを検索でき、現在地の近くにある施設だけでなく、営業時間や車椅子対応、ベビーケア設備なども調べられます。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、公衆トイレの探し方、利用料金、ウォシュレット事情、トイレットペーパー、英語表現、アクセシブルトイレなど、現地で知っておくと役立つポイントをまとめます。




    オーストラリアのトイレは日本とどう違う?

    オーストラリアでは、外出中にトイレを探すのは大変ですか?
    都市部ならそれほど困りません。ただ、日本のように「駅へ行けば必ずある」とは限らないので、ショッピングセンターや公園も候補に入れて探すのがコツです。

    シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、アデレード、パースなど、主要都市の観光エリアには公衆トイレが多数あります。

    設備そのものは日本と大きく変わりません。洋式便器が一般的で、トイレットペーパーは便器へ流します。手洗い用の水道、石けん、ハンドドライヤーまたはペーパータオルが備えられている施設が多くあります。

    日本との違いをあえて挙げるなら、次のような点です。

    • 駅に必ずトイレがあるとは限らない
    • 公園などのトイレは夜間に閉まることがある
    • 温水洗浄便座は一般的ではない
    • 男女別のほか、UnisexやAll genderのトイレもある
    • アクセシブルトイレが独立して設置されていることが多い
    • ショッピングセンターの営業時間外は利用できない

    「日本より不便」というより、トイレがある場所の考え方が少し違うと思っておくとよいでしょう。

    旅行中、トイレはどこで探す?

    観光中に探しやすいのは、次のような場所です。

    場所 見つけやすさ 注意点
    ショッピングセンター ◎ 営業時間内のみ
    大きな公園 ◎ 夜間施錠の場合あり
    観光施設・博物館 ◎ 施設入場者向けの場合あり
    図書館 ◎ 開館時間内
    鉄道駅 ○ すべての駅にあるわけではない
    ビーチ ○ 海岸によって設備差あり
    公衆トイレ ○ 営業時間を確認
    カフェ・レストラン ○ 基本的に利用客向け
    コンビニ △ 日本のように一般開放されていない店が多い

    日本人旅行者が一番戸惑いやすいのはコンビニです。日本ではコンビニのトイレを借りられることがありますが、オーストラリアの都市部では、コンビニへ入ればトイレが使えるとは考えない方がよいでしょう。

    National Public Toilet Mapが便利

    オーストラリア旅行で覚えておきたいのが、ナショナル・パブリック・トイレット・マップ(National Public Toilet Map)です。

    オーストラリア政府のナショナル・コンティネンス・プログラムの一環として運営されているサービスで、全国の公衆トイレや一般利用可能なトイレが2万3,000か所以上登録されています。

    現在地や地名を入力すると近くのトイレが表示され、施設ごとに次のような情報を確認できます。

    • 場所
    • 営業時間
    • 24時間利用できるか
    • 車椅子対応
    • 男女別・ユニセックス
    • ベビーケア設備
    • 大人用の更衣・介助設備
    • シャワー
    • MLAKキーが必要か

    「Open now(現在営業中)」や「24 hours」で絞り込めるので、夜や早朝にも便利です。

    National Public Toilet Map

    旅行前にアプリを入れておく方法もありますが、スマートフォンのブラウザからそのまま利用できます。



    公衆トイレは無料?

    オーストラリアの公衆トイレは、ほとんどが無料です。

    ヨーロッパの一部で見られるように、入口のゲートでコインを入れなければ入れないタイプは一般的ではありません。公園や街中にある自治体のトイレ、ショッピングセンター、図書館などは、多くの場合そのまま利用できます。

    ただし、すべてが無料というわけではなく、一部の施設では利用料が設定されることがあります。また、駅や民間施設ではその施設の利用者だけが使えるケースもあります。

    「トイレに行くための小銭を常に準備しておかなければならない」という国ではない、と覚えておけば十分でしょう。

    24時間使えるとは限らない

    日本の駅やコンビニの感覚でいると、こちらは少し注意が必要です。

    公園内のトイレは日没後に施錠されたり、ショッピングセンターや図書館のトイレは施設の閉館と同時に使えなくなったりします。

    一方で、大都市には24時間利用できる公衆トイレもあります。例えばシドニー市内では、ハイド・パーク、ウィンヤード・パークなどに24時間利用できる自動式公衆トイレがあります。

    夕食後や早朝に移動する場合には、National Public Toilet Mapで「Open now」または「24 hours」を確認しておくと安心です。

    ショッピングセンターのトイレ

    都市部で一番見つけやすく、旅行者にも使いやすいのがショッピングセンターです。

    ウェストフィールド(Westfield)などの大型ショッピングセンターでは、各フロアまたはフードコート周辺などにトイレがあります。清掃も定期的に入るため、公園の公衆トイレより使いやすいと感じる人も多いでしょう。

    親子向けのParents Roomが用意されている施設も多く、オムツ交換台、授乳スペース、子供用トイレなどが設置されていることがあります。

    難点は営業時間です。夜遅くにショッピングセンターが閉まると、当然ながらトイレも使えなくなります。

    駅・公共交通機関のトイレ

    オーストラリアでは、すべての鉄道駅に公衆トイレがあるわけではありません。

    主要駅には設置されていることが多いものの、小さな駅にはなかったり、駅員がいる時間だけ利用できたり、改札内に設置されていたりします。

    シドニー市も、公衆トイレがある場所として駅を挙げていますが、すべての駅にあるとはしていません。

    長距離移動の前なら、「駅へ着いてから行けばいい」と決めつけず、ホテルやショッピングセンターで済ませておく方が安心です。

    公園・ビーチ・観光地のトイレ

    オーストラリアでは、公園やビーチ周辺に公衆トイレがよくあります。

    大きな都市公園、海水浴場、ピクニックエリア、遊び場の近くには、トイレに加えてシャワーや更衣設備が設けられていることもあります。

    例えばシドニーではハイド・パーク周辺に複数の公衆トイレがあり、ビーチエリアでも自治体がトイレやシャワーを設置している場所があります。

    ただし、オーストラリアのビーチは数が非常に多く、すべてに設備があるわけではありません。人の少ない海岸や自然公園へ行く場合は、出発前に確認しておきましょう。




    カフェ・レストランで借りられる?

    カフェやレストランにはトイレがある店も多いですが、基本的には利用客向けです。

    日本のように「ちょっと借りてもよいですか」とお願いすれば必ず使わせてもらえるわけではありません。特に都心部の小さなカフェでは、そもそも客用トイレがないこともあります。

    食事中に場所が分からなければ、

    Where is the toilet?

    または

    Do you have a bathroom?

    で十分通じます。

    オーストラリアでは「toilet」という言葉を普通に使うので、日本人が気にして「restroom」と言い換える必要はありません。

    ウォシュレット・温水洗浄便座はある?

    日本から来ると、ここが一番大きな違いかもしれません。

    オーストラリアでは、日本で一般的なウォシュレットなどの温水洗浄便座は、まだ標準的な設備ではありません。

    高級ホテル、日本人利用の多い施設、個人宅などに設置されている例はありますが、空港、ショッピングセンター、駅、公園などの一般的な公衆トイレでは期待しない方がよいでしょう。

    便座に暖房機能が付いていることもほとんどありません。

    普段ウォシュレットを使っている人は、旅行用の携帯洗浄器を持って行く方法があります。ウェットティッシュを使う場合は、使用後に便器へ流さず、備え付けのゴミ箱へ捨てるようにします。

    トイレットペーパーは流して大丈夫?

    はい。オーストラリアでは使用したトイレットペーパーは便器へ流します。

    一部の国のように、使用済みトイレットペーパーを横のゴミ箱へ入れる必要はありません。

    オーストラリアの水道事業者も、下水へ流してよい基本的なものとして「Pee、Poo、Toilet paper」の3つを案内しています。

    公衆トイレには通常トイレットペーパーが備え付けられていますが、郊外や利用者の多い観光地では切れていることもあります。心配ならポケットティッシュを持ち歩いておくと安心です。

    ウェットティッシュは流さない

    注意したいのは、普通のウェットティッシュ、ティッシュペーパー、ペーパータオル、生理用品などです。

    トイレットペーパーと違って水中で簡単に崩れないため、下水管の詰まりの原因になります。

    西オーストラリア州のウォーター・コーポレーションも、下水管は基本的に尿、便、トイレットペーパーを流すために設計されていると案内しています。

    商品に「flushable」と書かれていても、オーストラリアの規格に適合する表示があるかを確認し、不明なものはゴミ箱へ捨てる方が無難です。

    トイレでよく見る英語

    表示 意味
    Toilet / Toilets トイレ
    Male / Men / Gents 男性用
    Female / Women / Ladies 女性用
    Unisex 男女共用
    All gender 性別を問わず利用できるトイレ
    Accessible Toilet 車椅子利用者などに対応したトイレ
    Ambulant Toilet 歩行可能だが手すりなどの補助を必要とする人向け
    Parents Room 乳幼児連れ向けの設備
    Baby Change オムツ交換設備
    Changing Places 高い介助ニーズに対応した大型アクセシブル設備
    Out of order 故障・使用不可
    Closed 閉鎖中

    日常会話では「loo」という言葉も使われます。「Where’s the loo?」でも通じますが、旅行者なら「Where is the toilet?」で十分です。



    車椅子対応・アクセシブルトイレ

    オーストラリアでは、大型公共施設やショッピングセンター、観光施設などでAccessible Toiletをよく見かけます。

    男女別トイレとは別に、車椅子で入りやすい広い個室として設けられていることが多く、介助者が異性の場合でも利用しやすいユニセックスタイプが一般的です。

    National Public Toilet Mapでは、アクセシビリティを条件に施設を検索できます。車椅子で旅行する場合には、観光ルートを決める時点でトイレも一緒に確認しておくと移動が楽になります。

    Changing Placesとは?

    チェンジング・プレイシズ(Changing Places)は、一般的なアクセシブルトイレでは十分に対応できない、高い介助ニーズがある人向けの設備です。

    通常のアクセシブルトイレより広く、施設によって成人用の高さ調整式チェンジングベンチ、天井走行式のホイスト、介助者が動けるスペースなどを備えています。

    オーストラリアではこうした施設の整備が進められており、国内には300か所以上のChanging Placesがあります。

    場所はNational Public Toilet MapやChanging Placesの案内から確認できます。

    MLAKと書かれたトイレ

    アクセシブルトイレを探していると、MLAKという表示を見ることがあります。

    これはマスター・ロックスミス・アクセス・キー(Master Locksmiths Access Key)の略で、対象となる障害のある人が、MLAK対応の公衆トイレなどを利用するための共通キーです。

    施設によってはMLAKが必要なトイレを24時間利用できる仕組みになっています。

    National Public Toilet Mapでは、MLAK対応施設を条件に検索できます。日本からアクセシブル設備を必要とする旅行者は、利用予定の施設が通常開放なのか、MLAKが必要なのかを事前に確認しておくとよいでしょう。

    赤ちゃん連れ・子供連れの場合

    大型ショッピングセンター、空港、博物館、観光施設などでは、オムツ交換台を備えたトイレやParents Roomがよく設置されています。

    Parents Roomには、オムツ交換台、授乳スペース、電子レンジ、子供用便器などが備えられていることがあります。設備内容は施設ごとに異なります。

    National Public Toilet MapでもBaby Changeの設備がある場所を絞り込めるので、乳幼児連れの旅行では便利です。

    自動式の公衆トイレを小さな子供と利用する場合は、子供だけで入らせない方が安全です。シドニー市の自動式公衆トイレでは、センサーの作動条件があるため、小さな子供には保護者が一緒に入るよう案内しています。

    自動式公衆トイレを使う時の注意

    シドニーなどの都市部では、街中に箱型の自動式公衆トイレがあります。

    ドアの開閉、洗浄などが自動化され、利用後に便器や床を自動洗浄するタイプもあります。

    初めて見ると少し戸惑いますが、入口や内部に使い方が書かれています。シドニー市の自動式トイレには音声案内や点字案内もあり、緊急ボタンも設置されています。

    また、長時間占有されないよう利用時間に上限が設定されているタイプがあります。荷物整理や着替えなどで必要以上に長居せず、通常のトイレとして利用しましょう。




    ドライブ旅行・地方でのトイレ

    レンタカーで郊外へ出ると、都市部とは事情が変わります。

    高速道路や幹線道路沿いでは、サービスステーション、ロードハウス、レストエリア(Rest Area)、観光案内所などにトイレがあります。

    ただし、日本の高速道路のサービスエリアほど短い間隔で施設が続くとは限りません。特にアウトバックでは、次の町まで100km以上という区間も珍しくありません。

    休憩場所を見つけたら、まだ大丈夫と思ってもトイレを済ませておくのがオーストラリアの長距離ドライブでは基本です。

    National Public Toilet Mapは主要な旅行ルート上のトイレ探しにも使えます。

    旅行中に困らないためのコツ

    オーストラリア旅行でトイレに困らないために、特別な準備は必要ありません。次の点だけ覚えておけば十分です。

    • ホテルを出る前に済ませる
    • 大型ショッピングセンターを見つけたら場所を確認しておく
    • 駅に必ずあると思わない
    • 夜は24時間利用できる施設を探す
    • National Public Toilet Mapをブックマークする
    • 郊外へ行く日は休憩所で早めに利用する
    • ポケットティッシュを1つ持っておく
    • 普通のウェットティッシュは便器へ流さない

    都市観光なら、公衆トイレだけを探し回るより、ショッピングセンター、図書館、大きな公園を覚えておくと実用的です。

    シドニーやメルボルンのCBDを歩いている時も、「次の観光地まで我慢する」より、近くのショッピングセンターに入る方が早いことがあります。

    オーストラリアのトイレに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの公衆トイレは無料ですか?

    多くの公衆トイレは無料です。ただし、一部の施設では料金が必要な場合があります。

    オーストラリアにウォシュレットはありますか?

    一部のホテルや個人宅などにはありますが、日本のように一般的ではありません。通常の公衆トイレでは設置されていないと考えた方がよいでしょう。

    トイレットペーパーは便器へ流してよいですか?

    はい。通常のトイレットペーパーは便器へ流します。普通のウェットティッシュ、ティッシュ、生理用品などは流さず、ゴミ箱へ捨ててください。

    駅にはトイレがありますか?

    主要駅にはあることが多いですが、すべての駅に設置されているわけではありません。National Public Toilet Mapなどで確認すると安心です。

    コンビニでトイレを借りられますか?

    日本のコンビニのように一般客向けトイレが用意されているとは限りません。ショッピングセンター、公園、図書館などを探す方が確実です。

    トイレは英語でRestroomと言わないと失礼ですか?

    いいえ。オーストラリアでは「toilet」という言葉を普通に使います。「Where is the toilet?」で問題ありません。

    夜でも公衆トイレは使えますか?

    施設によります。24時間利用できるトイレもありますが、公園や公共施設では夜間に閉鎖される場合があります。National Public Toilet Mapで営業時間を確認できます。

    赤ちゃんのオムツ交換ができる場所はありますか?

    大型ショッピングセンター、空港、観光施設などにはBaby ChangeやParents Roomが設けられていることがあります。National Public Toilet Mapでも設備を条件に検索できます。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

    オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

    トラベルドンキーにお任せください!