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  • オーストラリアとイギリス連邦(コモンウェルス)|国王・総督・独立・現在の関係を解説

    オーストラリアとイギリス連邦(コモンウェルス)|国王・総督・独立・現在の関係を解説

    オーストラリアを旅行したり暮らしたりしていると、「コモンウェルス(Commonwealth)」という言葉を意外によく目にします。正式な国名はコモンウェルス・オブ・オーストラリア(Commonwealth of Australia)で、現在もイギリス国王を国家元首とし、国王の誕生日を祝う祝日があり、硬貨には国王の肖像が使われています。

    そのため、日本人には「オーストラリアは今もイギリスの一部なのか」「イギリス連邦に入っているということは、イギリス政府の影響下にあるのか」と分かりにくく感じられることがあります。

    結論からいうと、オーストラリアは完全に独立した主権国家です。現在の英連邦、つまりコモンウェルス・オブ・ネーションズ(Commonwealth of Nations)は、イギリスが加盟国を統治する仕組みではなく、56の独立国が自主的に参加する国際的な連合です。

    一方、オーストラリアはその56か国の中でも、チャールズ3世を自国の国王とする15のコモンウェルス・レルム(Commonwealth Realm)の一つです。ここが、共和国として英連邦に加盟するインドやシンガポールなどとは異なる点です。

    この記事では、日本からの旅行者と在豪邦人向けに、オーストラリアとイギリスの歴史的関係、英連邦とは何か、国王と総督の役割、オーストラリアがいつ独立したのか、「Commonwealth of Australia」と英連邦の違い、共和制問題、キングス・バースデー、硬貨、外交、ビザへの影響まで分かりやすく解説します。




    イギリス連邦(コモンウェルス)とは?

    英連邦に入っているということは、オーストラリアは今もイギリスに支配されているのですか?
    いいえ。現在のコモンウェルスは56の独立国が自主的に参加する連合です。イギリス政府がオーストラリアの法律や政治を決めることはできません。

    現在一般に「英連邦」と呼ばれているのは、コモンウェルス・オブ・ネーションズ(Commonwealth of Nations)です。

    2026年現在、加盟国は56か国。アフリカ、アジア、ヨーロッパ、カリブ海、北米、太平洋地域に広がり、人口は合計約27億人にのぼります。

    加盟国は「独立し、対等」で、規模の大小にかかわらず同じ立場で参加します。民主主義、人権、法の支配、平和、持続可能な開発などを共通の価値として掲げています。

    もともとは大英帝国の旧植民地・自治領を中心に発展しましたが、現在は旧大英帝国と直接の歴史的関係を持たないモザンビーク、ルワンダ、ガボン、トーゴなども加盟しています。

    コモンウェルス公式サイト

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    「イギリス連邦」という呼び方は現在も正しい?

    日本語では「イギリス連邦」「英連邦」という名称が今も広く使われています。

    ただし、英語では現在、単にThe CommonwealthまたはCommonwealth of Nationsと呼ぶのが一般的です。

    「British Commonwealth」という名称は歴史的には使われましたが、現在の組織はイギリスを頂点とする連邦国家ではありません。

    この記事では分かりやすさのため「英連邦」という表現も使いますが、現在の実態は「独立国による自主的なコモンウェルス」と考える方が正確です。

    オーストラリアは英連邦の創設メンバー

    オーストラリアは、現在のコモンウェルスを形作った中心国の一つです。

    1931年のウェストミンスター憲章(Statute of Westminster)で自治領の法的な対等性が明確になり、1949年のロンドン宣言(London Declaration)では、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、パキスタン、南アフリカ、セイロン(現在のスリランカ)、イギリスの8か国が現代のコモンウェルスの基礎を作りました。

    現在もオーストラリアはコモンウェルスの主要拠出国の一つで、首脳会議や民主主義・人権・ガバナンスなどのプログラムへ参加しています。

    オーストラリア外務貿易省:The Commonwealth of Nations



    「Commonwealth of Australia」と英連邦は別

    日本人が最も混乱しやすいのがここです。

    オーストラリアの正式国名はCommonwealth of Australiaですが、このCommonwealthは「英連邦加盟国」という意味ではありません。

    1901年にニューサウスウェールズ、ビクトリア、クイーンズランド、南オーストラリア、西オーストラリア、タスマニアの6植民地が一つの連邦国家を形成した際、その国名としてCommonwealth of Australiaが採用されました。

    つまり、次の2つは別物です。

    名称 意味
    Commonwealth of Australia オーストラリアの正式国名。1901年に成立した連邦国家
    Commonwealth of Nations オーストラリアを含む56の独立国による国際的な連合

    オーストラリアとイギリスの歴史

    オーストラリアとイギリスの関係を理解するには、「一度の独立宣言で完全に独立した国」ではないことを知っておく必要があります。

    年 主な出来事
    1788年 イギリスによるニューサウスウェールズ植民地の建設が始まる
    1901年 6植民地が連邦を結成し、コモンウェルス・オブ・オーストラリア成立
    1931年 イギリス議会がウェストミンスター憲章を制定
    1942年 オーストラリアがウェストミンスター憲章を採択。効力は1939年9月3日に遡及
    1949年 ロンドン宣言で現代のコモンウェルス成立
    1986年 オーストラリア法施行。イギリスとの残る憲法・司法上の結びつきを解消

    オーストラリアはいつ独立した?

    「オーストラリアの独立記念日はいつ?」と聞かれると、答えは少し複雑です。

    アメリカの1776年のように、一日で植民地から完全独立したわけではありません。

    1901年1月1日に連邦国家として成立した後も、憲法・外交・法律の一部にはイギリスとの関係が残っていました。その後、段階的に法的な独立性を強めていきます。

    1942年にウェストミンスター憲章採択法(Statute of Westminster Adoption Act)が成立すると、オーストラリア連邦議会とイギリス議会は法的に対等な立場となりました。効力は第二次世界大戦開戦時の1939年9月3日まで遡りました。

    したがって、「1901年の連邦成立」「1942年の立法上の独立」「1986年の残存関係解消」という複数の節目で理解するのが適切です。

    1986年オーストラリア法で残る法的関係を解消

    オーストラリア法(Australia Act 1986)は、現在のオーストラリアとイギリスの関係を理解するうえで重要な法律です。

    この法律により、イギリス議会がオーストラリアの州について法律を制定できる仕組みが終了し、オーストラリアの裁判所からロンドンの枢密院(Privy Council)へ上訴するために残っていた制度も廃止されました。

    国立公文書館は、この1986年の手続きを「オーストラリアが主権を持つ独立した連邦国家になる長い過程の最終段階」と説明しています。

    つまり現在、イギリス議会やイギリス政府がオーストラリアの国内法を決める権限はありません。




    なぜ今もイギリス国王がいる?

    オーストラリアは独立国ですが、政治制度としては立憲君主制(Constitutional Monarchy)を採用しています。

    国民が選挙で選ぶ連邦議会と、その議会の信任を得る首相・内閣が日常の政治を行う一方、憲法上の国家元首は国王です。

    2026年現在の国家元首はチャールズ3世です。

    オーストラリア連邦議会も、憲法上は「国王、上院、下院」の3要素から構成されます。法案が法律になるには、上下両院で可決された後、総督によるRoyal Assentが必要です。

    チャールズ3世は「イギリス国王」ではなく「オーストラリア国王」

    ここも誤解されやすい部分です。

    チャールズ3世はイギリス国王であると同時に、オーストラリアではキング・オブ・オーストラリア(King of Australia)という別の法的立場で国家元首を務めます。

    オーストラリア政府が定める正式称号にも「King of Australia」と明記されています。

    したがって、「イギリス国王が外国からオーストラリアを統治している」というより、同じ人物が、オーストラリアの憲法に基づくオーストラリア国王でもあると理解すると分かりやすいでしょう。

    オーストラリア政府:Australia’s Head of State

    総督の役割

    国王は通常オーストラリアに居住していないため、連邦レベルではオーストラリア総督(Governor-General)が国王を代表します。

    2026年現在の総督はサム・モスティン(Sam Mostyn)で、2024年7月1日に就任しました。

    主な職務には次のようなものがあります。

    • 連邦議会を召集・解散する
    • 議会で可決された法案へRoyal Assentを与える
    • 首相や大臣を任命する
    • 選挙のための令状を発行する
    • オーストラリア国防軍のCommander-in-Chiefを務める
    • 勲章授与、式典、地域訪問などの公的・儀礼的活動を行う

    実際には、多くの憲法上の職務は首相や大臣の助言に基づいて行われます。

    連邦政府と州政府

    オーストラリアは6州と2つの主要自治地域からなる連邦国家です。

    キャンベラの連邦政府だけでなく、各州にも州議会、州政府、州独自の法律があります。

    6州にはそれぞれGovernorがおり、州レベルで国王を代表します。一方、ノーザンテリトリーなどの準州は州とは異なる法的仕組みを持ちます。

    旅行中に州ごとに祝日、酒類規制、交通ルール、営業時間などが違うことがあるのは、この連邦制度とも関係しています。



    国王を共有する15か国

    56のコモンウェルス加盟国すべてがチャールズ3世を自国の国王としているわけではありません。

    2026年現在、チャールズ3世を国家元首とするコモンウェルス・レルムは15か国です。

    • イギリス
    • オーストラリア
    • カナダ
    • ニュージーランド
    • パプアニューギニア
    • ソロモン諸島
    • ツバル
    • アンティグア・バーブーダ
    • バハマ
    • ベリーズ
    • グレナダ
    • ジャマイカ
    • セントクリストファー・ネービス
    • セントルシア
    • セントビンセント・グレナディーン

    その他の英連邦加盟国には、インドやシンガポールのような共和国、マレーシアやトンガのように独自の君主制度を持つ国などがあります。

    「オーストラリア国王」と「英連邦の元首」は別の役割

    チャールズ3世には、もう一つヘッド・オブ・ザ・コモンウェルス(Head of the Commonwealth)という立場があります。

    これは「オーストラリア国王」とは別の、56か国のコモンウェルス全体における象徴的な役割です。

    英連邦の元首には加盟国の法律を作ったり、政府へ命令したりする権限はありません。

    また、この地位は単純な王位継承と同じ仕組みではなく、2018年に英連邦首脳が当時のプリンス・チャールズを次のHead of the Commonwealthとすることに同意した経緯があります。

    オーストラリアは共和制になる?

    オーストラリアでは長年、「国王を国家元首とする現在の立憲君主制を続けるか、オーストラリア人の大統領などを国家元首とする共和国へ移行するか」が議論されています。

    共和制支持者は、完全にオーストラリア独自の国家元首を持つべきだと主張します。

    一方、現行制度支持者は、現在の立憲君主制が安定して機能しており、変更の必要性がない、あるいは大統領の選出方法など新制度の設計に問題があると指摘します。

    これは現在も政治的・社会的に意見が分かれるテーマです。

    1999年の共和制国民投票

    1999年11月6日、オーストラリアでは共和制への移行を問う国民投票が行われました。

    提案されたのは、国王と総督に代えて、連邦議会の3分の2以上の支持で選ばれる大統領を国家元首とする制度でした。

    回答 得票率
    Yes 45.13%
    No 54.87%

    結果は否決され、現在も立憲君主制が続いています。

    オーストラリア憲法を変更するには、全国の有権者の過半数に加え、6州のうち少なくとも4州で過半数の賛成を得る「ダブル・マジョリティ」が必要です。




    共和制になれば英連邦を脱退する?

    共和制になることと、コモンウェルスを脱退することは別問題です。

    1949年のロンドン宣言で、共和国となったインドがコモンウェルスに残ることが認められました。

    現在もインド、シンガポール、南アフリカ、フィジーなど多くの共和国が加盟しています。

    そのため、将来オーストラリアが共和制へ移行したとしても、それだけを理由に英連邦から離脱する必要はありません。

    旅行者が目にする英連邦・王室の影響

    政治制度を意識しなくても、旅行中には王室や英連邦とのつながりを感じる場面があります。

    • オーストラリア硬貨に国王の肖像がある
    • キングス・バースデーの祝日がある
    • Royal Botanic Garden、Royal Exhibition Buildingなど「Royal」を冠した施設が多い
    • 州都にはGovernment Houseがある
    • 州総督や連邦総督が公的行事へ出席する
    • イギリス、カナダ、インドなど英連邦国の外交代表部がHigh Commissionと呼ばれる
    • スポーツではコモンウェルス・ゲームズに参加する

    これらは歴史的・制度的なつながりを示していますが、イギリス政府による統治を意味するものではありません。

    キングス・バースデー

    旅行者に最も直接関係する王室由来の制度がキングス・バースデー(King’s Birthday)の祝日です。

    国王本人の実際の誕生日とは別の日に設定され、州・準州によって日付が異なります。

    2026年は、ニューサウスウェールズ、ビクトリア、南オーストラリア、タスマニア、ACT、ノーザンテリトリーでは6月8日、クイーンズランドでは10月5日、西オーストラリアでは9月28日が州全体の基本日です。西オーストラリアでは地域によって異なる場合があります。

    祝日はレストランやツアーでPublic Holiday Surchargeが加算されたり、銀行・一部店舗が休業したりするため、旅行日程と重なる場合は注意してください。

    フェアワーク:2026年の祝日一覧

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    国王が描かれたオーストラリア硬貨

    オーストラリアの流通硬貨の表面には、伝統的に在位中の君主の肖像が入ります。

    エリザベス2世の死去後、チャールズ3世の肖像を使用した硬貨は2023年から流通し始めました。

    新しい肖像は左向きで、前任のエリザベス2世が右向きだったため、歴代君主が交互に向きを変える伝統を引き継いでいます。

    エリザベス2世の肖像が入った既存硬貨も回収されるわけではなく、現在もそのまま法定通貨として使用できます。

    ロイヤル・オーストラリアン・ミント:Change of Sovereign



    「大使館」ではなくハイ・コミッション

    英連邦らしさが残る外交用語の一つがハイ・コミッション(High Commission)です。

    通常、ある国が別の国の首都に置く外交代表部はEmbassy、大使館と呼ばれます。

    ところが、英連邦加盟国同士では、同じ役割の代表部をHigh Commissionと呼び、トップはAmbassadorではなくHigh Commissionerです。

    たとえば、キャンベラにあるイギリスの代表部は「ブリティッシュ・ハイ・コミッション」、ロンドンにあるオーストラリアの代表部は「オーストラリアン・ハイ・コミッション」です。

    インド、カナダ、ニュージーランド、シンガポールなど英連邦国との間でも同じ呼称が使われます。

    オーストラリア外務貿易省:EmbassyとHigh Commission

    英連邦ならビザ・移住が自由になる?

    英連邦をEUのような「人の移動が自由な地域」と考えるのは間違いです。

    コモンウェルス加盟国であること自体によって、共通ビザ、自由移住、居住権、就労権が与えられるわけではありません。

    イギリス人、カナダ人、インド人などがオーストラリアへ入国・就労する場合も、それぞれの国籍とオーストラリア移民法に応じたビザが必要です。

    同様に、オーストラリア国籍だからという理由だけでイギリスやカナダに自由に移住できるわけではありません。

    ワーキングホリデー、ETA、eVisitorなど利用できる制度が似ている国はありますが、それは各国間のビザ政策や個別制度によるものです。

    コモンウェルス・ゲームズ

    英連邦を身近に感じられる代表的なイベントがコモンウェルス・ゲームズ(Commonwealth Games)です。

    英連邦の国・地域が参加する総合スポーツ大会で、陸上、水泳、自転車、体操など多くの競技が行われます。

    オーストラリアは大会の主要参加国の一つで、過去にはシドニー、パース、ブリスベン、メルボルン、ゴールドコーストなどで開催されました。

    オリンピックではイギリスの一部として出場するスコットランドやウェールズなども、コモンウェルス・ゲームズではそれぞれ独自チームとして参加するため、大会ならではの雰囲気があります。




    在豪邦人の生活への影響

    オーストラリアに住んでいても、日常生活で国王を意識する機会はそれほど多くありません。

    連邦・州政府の行政、税金、医療、教育、移民、交通ルールなどはオーストラリアの議会・政府・裁判所によって決められます。

    ただし、次のような場面では立憲君主制や英連邦の存在を感じることがあります。

    • キングス・バースデーの祝日と休日出勤手当
    • 硬貨の国王肖像
    • Governor-General、Governorによる式典
    • Order of Australiaなどの叙勲制度
    • Royalを冠する公的・歴史的施設
    • 英連邦国間のHigh Commission
    • コモンウェルス・ゲームズ

    在豪邦人にとっては、「イギリスとの政治的従属関係」よりも、歴史から続く憲法制度・儀礼・名称として生活の中に残っていると考える方が実態に近いでしょう。

    旅行者が知っておくと分かりやすいポイント

    疑問 答え
    オーストラリアはイギリス領? いいえ。完全な独立主権国家です。
    イギリス政府が豪州法を決める? 決められません。
    国家元首は? チャールズ3世(King of Australia)です。
    通常国王の職務を行う人は? 連邦では総督、州では各州総督です。
    英連邦加盟国は全て国王を共有? いいえ。56加盟国のうち15か国だけです。
    共和国になったら英連邦脱退? その必要はありません。
    英連邦国なら共通ビザで移住できる? できません。各国の入国・移民制度が適用されます。
    旅行への一番身近な影響は? キングス・バースデーの祝日、硬貨、Royalを冠する施設などです。



    オーストラリアとイギリス連邦に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアは現在もイギリスの植民地ですか?

    いいえ。オーストラリアは完全に独立した主権国家です。イギリス議会やイギリス政府がオーストラリアの国内法や政策を決定する権限はありません。

    なぜチャールズ3世がオーストラリアの国家元首なのですか?

    オーストラリアが立憲君主制を採用しているためです。チャールズ3世はイギリス国王であると同時に、オーストラリアではKing of Australiaという別の法的立場で国家元首を務めます。

    オーストラリアの総督は誰ですか?

    2026年現在はサム・モスティンです。2024年7月1日に就任し、国王を代表して憲法上・儀礼上の職務を行います。

    オーストラリアはいつイギリスから独立しましたか?

    一つの独立日があるわけではありません。1901年の連邦成立、1942年のウェストミンスター憲章採択、1986年のオーストラリア法施行という段階を経て現在の完全な法的独立に至りました。

    英連邦加盟国はすべてチャールズ3世を国王にしていますか?

    いいえ。56加盟国のうちチャールズ3世を国家元首とするコモンウェルス・レルムは15か国です。インドやシンガポールなど、多くの加盟国は共和国です。

    オーストラリアが共和国になったら英連邦から脱退しますか?

    必ずしも脱退しません。共和国でもコモンウェルスへ加盟できます。インド、シンガポール、南アフリカなどがその例です。

    英連邦の国民ならオーストラリアへ自由に移住できますか?

    できません。コモンウェルス加盟国間にEUのような一律の自由移動制度はありません。オーストラリアへの入国、就労、居住には国籍や目的に応じたビザ・移民制度が適用されます。

    なぜイギリスの大使館はBritish High Commissionと呼ばれるのですか?

    英連邦加盟国同士では、通常のEmbassyに相当する外交代表部をHigh Commission、代表をHigh Commissionerと呼ぶ伝統があるためです。

    エリザベス2世の硬貨はもう使えませんか?

    使えます。チャールズ3世の硬貨は2023年から流通していますが、エリザベス2世の肖像が入った硬貨も回収されず、引き続き法定通貨として使用できます。



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