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  • オーストラリア旅行中の洗濯方法|コインランドリーの使い方・洗剤・乾燥機を解説

    オーストラリア旅行中の洗濯方法|コインランドリーの使い方・洗剤・乾燥機を解説

    オーストラリア旅行が1週間を超えてくると、避けて通れないのが洗濯です。夏場のシドニーやケアンズなら汗をかいた服が増えますし、冬のメルボルンでは厚手の服を何日も持ち歩きたくありません。

    そんな時に便利なのが、街中にあるコインランドリー(Laundromat/Self-service Laundry)です。日本のコインランドリーと基本的な使い方は似ていますが、店舗によってはコインではなくクレジットカードやアプリで支払うところもあり、「コインランドリー」という名前でも現金不要の店が増えています。

    また、ホテルやサービスアパートメント、ホリデーパークなどに宿泊している場合は、館内のGuest Laundryを利用できることもあります。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、コインランドリーの探し方、洗濯機・乾燥機の使い方、洗剤の選び方、支払い方法、ホテルでの洗濯、長期旅行中のコツまで、実際に使う場面をイメージしやすい形で紹介します。




    旅行中の洗濯はどうする?

    1週間のオーストラリア旅行ですが、洗濯できる場所はありますか?
    都市部ならコインランドリーは簡単に見つかります。ホテルにGuest Laundryがある場合もあるので、まず宿泊施設を確認してみましょう。

    旅行中の洗濯方法は、大きく分けて次の4つです。

    • 街中のコインランドリーを利用する
    • ホテルやホステルのGuest Laundryを利用する
    • サービスアパートメントの洗濯機を利用する
    • 少量だけホテルの洗面台などで手洗いする

    短期旅行なら下着やTシャツだけ手洗いでも済みますが、5~7日以上の旅行なら、一度コインランドリーを使う前提にすると荷物をかなり減らせます。

    コインランドリーの探し方

    Google Mapsで「Laundromat」または「Self-service Laundry」と検索すれば、近くの店舗が見つかります。

    シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、パース、アデレードなど主要都市では、住宅街やホテル街の近くに複数あります。

    検索するときは、場所だけでなく、営業時間、支払い方法、Googleの口コミ、乾燥機の台数なども見ておくと使いやすい店を選べます。

    ホテルのフロントで「Is there a laundromat nearby?」と聞いても、近くの店を教えてもらえます。

    Laundromat・Laundryの意味

    オーストラリアでは、日本の「コインランドリー」に当たる言葉としてLaundromatがよく使われます。

    店によっては「Coin Laundry」「Self-service Laundry」「24/7 Laundry」などの看板もあります。

    一方、「Laundry Service」は洗濯物を店員へ預け、洗濯・乾燥・たたみまでしてもらうサービスを指すことがあります。

    支払い方法は店によって違う

    昔ながらの店舗ではコイン式が今もありますが、現在はクレジットカード、デビットカード、専用アプリなどに対応した店も増えています。

    業務用ランドリー機器でも、コイン、カード、アプリに対応する機種が一般的に販売されています。

    そのため、「コインランドリーだから必ず現金が必要」とは限りません。

    逆に、古い店舗ではカードが使えず、A$1やA$2コインだけという場合もあります。行く前に店舗情報を確認しておくと安心です。

    コインは必要?

    コイン式の店を利用する場合は、A$1やA$2硬貨を使うことがあります。

    店内に両替機がある場合もありますが、すべての店舗にあるわけではありません。

    現金式の店へ行くなら、スーパーやコンビニなどで買い物をした際に少し小銭を残しておくと便利です。

    カード式の店なら、通常は機械や店内の支払端末で洗濯機番号を選び、タッチ決済などで支払います。



    洗濯機の基本的な使い方

    店舗によって多少違いますが、基本的な流れは日本のコインランドリーとほぼ同じです。

    手順 内容
    1 洗濯物を洗濯機へ入れる
    2 洗剤を入れる
    3 Cold、Warmなどのコースを選ぶ
    4 コイン・カード・アプリなどで支払う
    5 Startを押す
    6 終了後すぐに取り出す

    洗濯機によっては支払いをすると自動で始まる場合もあるので、先に画面の表示を確認してください。

    大型洗濯機は料金が高くなりますが、家族分を一度に洗えるため、複数台へ分けるより便利なこともあります。

    Cold・Warm・Hotの違い

    洗濯機では、次のような表示をよく見ます。

    表示 意味
    Cold 冷水
    Warm 温水
    Hot 高温の温水
    Normal 通常洗い
    Delicate デリケート衣類向け
    Heavy Duty 汚れの強い物向け

    旅行中のTシャツ、下着、靴下など普通の衣類なら、ColdまたはWarmで十分なことが多いでしょう。

    色落ちや縮みが心配ならColdを選ぶと無難です。

    洗剤はどうする?

    店舗によって、洗剤を自分で入れる店と、洗剤が自動投入される店があります。

    自動投入の場合は「Detergent included」「Auto dosing」などと表示されます。

    自分で入れる場合は、店内の自動販売機で1回分の洗剤を買えることもあります。

    数回洗濯する予定なら、スーパーで小容量の洗剤を買った方が割安なこともあります。

    粉末・液体・カプセル、どれがいい?

    スーパーでは、Powder(粉末)、Liquid(液体)、Capsules/Pods(カプセル)が売られています。

    旅行者には、計量の必要がないカプセルタイプが便利ですが、洗濯機によって使い方が違うため説明を確認してください。

    液体洗剤なら少量ボトルを買いやすく、手洗いにも使えます。

    粉末洗剤は大容量商品が多いため、短期旅行では余らせやすいのが難点です。

    Front LoaderとTop Loader

    オーストラリアの洗濯機には、前から入れるFront Loaderと、上から入れるTop Loaderがあります。

    コインランドリーでは大型のFront Loaderをよく見かけます。

    Front Loaderでは洗剤投入口が機械上部や前面にあることが多く、Top Loaderでは機械の中へ直接入れるタイプもあります。

    自己流で入れず、機械に書かれている「Detergent」「Softener」などの表示を確認しましょう。




    乾燥機の使い方

    洗濯が終わったら、必要に応じて乾燥機(Dryer/Tumble Dryer)へ移します。

    基本的な使い方は、

    1. 洗濯物を乾燥機へ入れる
    2. 温度を選ぶ
    3. 料金を支払う
    4. Startを押す

    という流れです。

    乾燥機は洗濯機より大容量の機種も多く、家族分をまとめて入れられることがあります。

    業務用乾燥機には14kg、20kg以上の大型機種もあります。

    乾燥時間はどれくらい?

    乾燥時間は、衣類の量、生地、脱水状態、乾燥機の容量、設定温度によってかなり変わります。

    薄手のTシャツや下着中心なら短時間で乾きますが、ジーンズ、パーカー、厚手のタオルが多いと時間がかかります。

    店舗によっては「○分ごとにA$○」という追加式になっており、乾き具合を見ながら時間を足せます。

    最初から長時間設定するより、途中で確認できる店なら様子を見ながら追加する方が衣類を傷めにくいでしょう。

    乾燥機に入れない方がよい物

    日本と同じく、すべての衣類を乾燥機へ入れてよいわけではありません。

    特に次のような物は洗濯表示を確認してください。

    • ウール
    • シルク
    • 一部のスポーツウェア
    • プリントが大きいTシャツ
    • 縮みやすい衣類
    • 防水加工の衣類
    • ブラジャーなど型崩れしやすい物

    旅行中は「早く乾かしたい」と全部まとめて乾燥機へ入れがちですが、高温で縮む衣類もあります。

    ホテルのGuest Laundry

    中級ホテル、モーテル、ホステル、ホリデーパークなどでは、宿泊者向けのGuest Laundryが用意されていることがあります。

    洗濯機と乾燥機が数台置かれ、コイン式またはカード式で利用します。

    街中のコインランドリーまで洗濯物を持って行かなくてよいので、宿泊ホテルにあるなら一番便利です。

    チェックイン後にフロントで「Do you have a guest laundry?」と確認してみましょう。

    ホテルのランドリーサービス

    4~5つ星ホテルでは、洗濯物をスタッフへ預けるLaundry Serviceが利用できることがあります。

    シャツ、ズボン、下着などを専用袋に入れ、部屋にある伝票へ数量を記入して依頼します。

    便利ですが、セルフサービスの洗濯よりかなり高くなります。

    出張中でシャツ数枚だけ洗いたい、翌日の会食に着る服をクリーニングしたい、という場合には便利ですが、家族旅行の大量の洗濯にはコインランドリーの方が現実的です。

    サービスアパートメント・Airbnb

    サービスアパートメントでは、室内に洗濯機と乾燥機が付いている物件が多くあります。

    長期滞在なら、ホテルの星の数より「洗濯機付き」を優先して宿泊先を選ぶと便利です。

    Airbnbなど民泊の場合も洗濯機がある物件は多いですが、乾燥機がなく物干しだけというケースもあります。

    予約前に「Washer」「Dryer」の設備欄を確認してください。



    ホテルの部屋で手洗いする場合

    下着や靴下だけなら、ホテルの洗面台で手洗いする方法もあります。

    旅行用の小袋洗剤や少量の液体洗剤があると便利です。

    洗った後は強く絞りすぎず、タオルで挟んで水分を取ると乾きやすくなります。

    ただし、ホテルの備品タオルを大量の色物と一緒に使ったり、室内を水浸しにしたりしないよう注意しましょう。

    部屋干しの注意点

    ホテルの部屋で洗濯物を干す時は、消防設備やホテル設備を妨げない場所を選びます。

    スプリンクラー、照明器具、非常設備などに衣類を掛けないでください。

    バスルームに物干しロープが備え付けられているホテルもあります。

    オーストラリアは地域によって空気が乾燥しており、薄手の衣類なら一晩で乾くこともありますが、メルボルンの冬や湿度の高いケアンズでは乾きにくい日もあります。

    洗剤はどこで買える?

    洗剤はウールワース(Woolworths)、コールズ(Coles)、アルディ(ALDI)などのスーパーで買えます。

    商品棚では「Laundry Detergent」「Laundry Liquid」「Laundry Powder」などを探してください。

    短期旅行なら、大容量ボトルより小さなサイズやカプセルタイプの方が持ち運びやすく、余りにくいでしょう。

    コインランドリー店内で1回分を買える場合は、わざわざスーパーで買わなくても済みます。

    洗濯表示は日本と違う?

    衣類の洗濯表示は国際的に共通する記号が多く、日本で見慣れたマークと似ています。

    ただし、オーストラリアの衣類では英語で、

    • Machine wash cold
    • Hand wash only
    • Do not tumble dry
    • Line dry
    • Dry clean only

    などと文章で書かれていることもあります。

    特にDo not tumble dryは「乾燥機に入れない」という意味なので、見落とさないようにしましょう。

    洗濯物を放置しない

    洗濯中にカフェへ行く人もいますが、貴重品はもちろん、洗濯物そのものも長時間放置しない方が安心です。

    洗濯が終わっても取りに来ない場合、次の利用者が洗濯物を機械の上などへ出すことがあります。

    スマートフォンのタイマーをセットし、終了数分前には戻るようにしましょう。

    24時間営業の無人ランドリーを深夜に使う場合は、周辺の雰囲気も確認し、治安面で不安を感じる場所なら日中に利用する方がよいでしょう。




    ロードトリップ・長期滞在の場合

    レンタカーで長距離旅行をする場合は、都市のコインランドリーだけでなく、ホリデーパークやキャラバンパークのランドリーも便利です。

    共有ランドリーに洗濯機と乾燥機があり、宿泊者が利用できます。

    1~2週間のロードトリップなら、3~4日分程度の衣類を持ち、途中で2回ほど洗濯する前提にすると荷物をかなり減らせます。

    特に国内線を何度も利用する旅では、スーツケースを軽くできるメリットが大きくなります。

    荷物を減らす洗濯前提のパッキング

    洗濯できると分かっていれば、旅行日数分すべての服を持って行く必要はありません。

    例えば10日間の旅行でも、

    • Tシャツ 4~5枚
    • 下着 4~5日分
    • 靴下 4~5日分
    • パンツ 2~3本

    程度にして、途中で洗濯する方法があります。

    乾きやすい化繊の衣類を混ぜるとさらに便利です。

    洗濯前提なら、衣類を減らした分だけお土産のスペースも作れます。

    コインランドリーで見る英語

    英語 意味
    Laundromat コインランドリー
    Washer 洗濯機
    Dryer / Tumble Dryer 乾燥機
    Detergent 洗剤
    Fabric Softener 柔軟剤
    Cold 冷水
    Warm 温水
    Hot 高温の温水
    Delicate デリケート洗い
    Heavy Duty 強力洗い
    High Heat 高温乾燥
    Low Heat 低温乾燥
    Out of Order 故障中
    Card Only カードのみ
    Coins Only コインのみ

    旅行者向けのコツ

    • 宿泊予約前にGuest Laundryの有無を確認する
    • Google MapsでLaundromatを検索する
    • 支払い方法を事前に確認する
    • 洗剤が自動投入かどうか確認する
    • 色落ちが心配ならColdを選ぶ
    • 乾燥機に入れる前に洗濯表示を見る
    • 洗濯終了時間に合わせて戻る
    • 旅行後半に洗濯日を1回入れておく

    旅行中の洗濯は面倒に感じますが、1回洗濯するだけで持って行く服の量を大きく減らせます。

    特にオーストラリア国内を何都市も移動する旅行では、「必要な服を全部持つ」より「途中で洗う」方が身軽です。



    オーストラリア旅行中の洗濯に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアにコインランドリーはありますか?

    はい。主要都市ではLaundromatやSelf-service Laundryとして多数あります。Google Mapsで簡単に探せます。

    コインランドリーでは現金が必要ですか?

    店舗によります。コイン式のほか、カードや専用アプリに対応する店舗もあります。利用前に支払い方法を確認してください。

    洗剤は持参する必要がありますか?

    店舗によります。洗剤が自動投入される店、店内で1回分を販売している店、自分で用意する店があります。

    ホテルに洗濯機はありますか?

    ホテルによります。Guest Laundryを設けるホテル、モーテル、ホステル、ホリデーパークもあります。予約前に設備欄を確認してください。

    乾燥機は使えますか?

    多くのコインランドリーに乾燥機があります。衣類によっては縮みや型崩れがあるため、洗濯表示を確認してください。

    洗濯はColdとWarmのどちらがいいですか?

    一般的な旅行用衣類ならColdでも十分です。色落ちや縮みが心配な場合もColdが無難です。衣類の洗濯表示を優先してください。

    ホテルの洗面台で手洗いしてもいいですか?

    少量の下着や靴下なら可能です。ただしホテル設備を濡らしたり、消防設備などに洗濯物を掛けたりしないようにしてください。

    LaundromatとLaundry Serviceは同じですか?

    必ずしも同じではありません。Laundromatは自分で洗濯・乾燥するセルフサービス、Laundry Serviceは店員に預けて洗濯してもらうサービスを指すことがあります。



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  • オーストラリアから日本へ郵便・荷物を送る方法|Australia Postの料金・税関・送り方

    オーストラリアから日本へ郵便・荷物を送る方法|Australia Postの料金・税関・送り方

    オーストラリア滞在中に増えた荷物を日本へ送りたい、お土産を先に自宅へ送りたい、帰国前に衣類や本をまとめて発送したい――。そんな時に利用しやすいのがオーストラリア・ポスト(Australia Post)の国際郵便です。

    日本宛ての荷物は、急ぐならインターナショナル・エクスプレス(International Express)、料金とスピードのバランスならインターナショナル・スタンダード(International Standard)、2kg以下の急がない荷物ならインターナショナル・エコノミー・エア(International Economy Air)が主な選択肢です。

    一方、国際郵便では「箱に入れて郵便局へ持って行けば終わり」というわけではありません。内容品が入る小包には税関申告が必要で、日本宛てはEAD(Electronic Advance Data/電子事前データ)の対象です。品名、数量、価格などをできるだけ具体的に申告します。

    また、香水、スプレー、ライター、予備のリチウム電池など、普段の旅行用品の中にも国際郵便で送れない物があります。

    この記事では、オーストラリアから日本へ手紙・小包を送る方法、サービスの違い、税関申告、梱包、宛名、追跡、送れない物、帰国時の荷物発送まで、実際の利用手順に沿って紹介します。




    まず知っておきたい日本向け国際郵便

    帰国前にスーツケースへ入りきらない荷物を、日本へ送れますか?
    はい。Australia Postから日本へ小包を送れます。急ぎ具合と重さに合わせてExpress、Standard、Economy Airなどから選びます。

    Australia Postでは、日本は国際郵便料金のZone 2(Asia Pacific)に分類されています。

    旅行者や在豪者が日本へ荷物を送る場合、主に次の3種類を使います。

    サービス 目安 追跡 向いている荷物
    International Express 3~6営業日程度 あり 急ぎ・重要な荷物
    International Standard 5~10営業日程度 あり 一般的な小包
    International Economy Air 15営業日以上 なし 2kg以下・急がない荷物

    上記の日数は主要都市間を基準とした一般的な目安で、税関での処理時間は含まれない場合があります。クリスマス前後などの繁忙期、航空便の混雑、自然災害などで遅れることもあります。

    日本へ送れる主なサービス

    「一番安い方法」を選ぶ前に、まず荷物の重さと、追跡が必要かどうかを決めると選びやすくなります。

    帰国前の衣類や本を送るならStandard、パスポート以外の重要書類や急ぎの物ならExpress、軽くて急がない物ならEconomy Airという選び方が分かりやすいでしょう。

    サービス内容や料金は変更されることがあるため、発送時にはAustralia Postのオンライン計算機で確認してください。

    International Express

    インターナショナル・エクスプレスは、急いで日本へ送りたい時に使いやすいサービスです。

    • 配達目安:3~6営業日程度
    • 最大重量:20kg
    • 追跡:あり
    • 受取時の署名:あり
    • 追加補償:条件を満たせば追加可能

    Post Officeの窓口から送れるほか、MyPostでラベルと税関申告を作成した場合は、条件を満たす荷物を黄色の郵便ポストへ投函できる場合もあります。

    ただし急送サービスでも、税関検査や輸送事情によって到着が遅れることがあります。

    International Standard

    旅行者が一般的な小包を日本へ送るなら、最も使いやすいのがインターナショナル・スタンダードです。

    • 配達目安:5~10営業日程度
    • 最大重量:20kg
    • 追跡:あり
    • 署名:追加可能
    • 追加補償:条件を満たせば追加可能

    速さと料金のバランスを取りやすく、衣類、本、お土産、日用品などを送る時に向いています。

    International Standardは、Australia Postの国際配送サービスの中でも「急ぎではないが、追跡は欲しい」という場合に使いやすい位置付けです。

    International Economy Air

    急がない軽い荷物ならインターナショナル・エコノミー・エアも選択肢になります。

    • 配達目安:15営業日以上
    • 小包:2kgまで
    • 追跡:なし
    • Post Office窓口から発送

    料金を抑えやすい反面、追跡がないため、紛失すると困る物や到着日が重要な物には向きません。

    「しばらく使わない衣類を少量送りたい」「軽いお土産を先に日本へ送りたい」といった用途に向いています。

    日本宛てにSea Mailは使える?

    昔の海外引っ越しでは「船便で送る」というイメージがありますが、Australia PostのInternational Economy Sea Mailは、日本向けには利用できません。

    Sea Mailは現在、Zone 3・4・5の対象地域向けサービスです。日本はZone 2(Asia Pacific)なので対象外です。

    大量の荷物を船便で日本へ送りたい場合は、Australia Postではなく、国際引越し業者や国際宅配・貨物業者を比較することになります。



    手紙・書類・ポストカード

    商品価値のない印刷物だけを入れた通常の手紙、ポストカード、グリーティングカードなどは、国際レターとして送ることができます。

    急がない手紙ならInternational Economy Air、重要な書類なら追跡や署名のあるInternational Expressなどを検討します。

    注意したいのは、封筒の形をしていても中に商品や物品を入れると、単なる「Letter」ではなく税関申告が必要になる場合があることです。

    アクセサリー、USBメモリー、衣類などを封筒へ入れて「書類」として送るのは避け、内容物に合ったサービスを使いましょう。

    重さ・サイズの上限

    Australia Postの一般的な国際小包は、最大20kgです。

    自分の箱を使う場合、一般的な国際小包の最大長は105cm、最大胴回り(girth)は140cmとされています。

    ただし、サービスや使用するサッチェルによって制限が異なります。

    サービス 最大重量の目安
    International Express 20kg
    International Standard 20kg
    International Economy Air 2kg

    20kgを超える荷物は1個では送れないため、箱を分けるか、別の国際輸送サービスを検討します。

    送料はいくら?

    国際送料は、サービス、重量、梱包サイズ、追加サービスによって変わります。

    日本はZone 2に分類され、Standard、Express、Economy Airではそれぞれ料金体系が異なります。

    料金は改定されるため、この記事では固定金額を一覧にせず、発送時点のAustralia Post公式計算機で確認することをおすすめします。

    Australia Post – Postage calculator

    郵便局へ行く前に箱の重さとサイズを測っておけば、おおよその料金を比較できます。

    日本の住所の書き方

    日本宛ての住所は、Australia Postのラベルや税関申告ではローマ字で入力しておくと確実です。

    例えば、

    Makoto Tanaka
    1-2-3 Shibakoen, Minato-ku
    Tokyo 105-0011
    JAPAN

    のように記載できます。

    日本国内での配達を考えると、都道府県、郵便番号、番地、建物名、部屋番号まで省略せず入れます。

    国名は最後にJAPANと大文字で書くと分かりやすくなります。

    日本の郵便番号・電話番号

    日本の郵便番号は7桁です。

    オンラインフォームによってはハイフンなしで入力する場合もあるため、画面の指示に従います。

    受取人の電話番号やメールアドレスも、可能な限り入力しておきましょう。Australia Postの電子税関情報では、受取人の連絡先が必要になる項目があります。

    日本の携帯電話を国際形式で書くなら、

    090-1234-5678 → +81 90 1234 5678

    のように先頭の0を取って+81を付けます。




    税関申告が必要

    商品や私物などの内容品が入った国際小包を送る場合は、税関申告(Customs Declaration)が必要です。

    Australia Postでは、International ExpressやStandardなど多くの国際小包でCN23、条件を満たす一部の小型荷物でCN22が使われます。

    2026年7~8月にはAustralia Postのオンライン税関申告フォームが新しい国際規則に合わせて更新されており、古い申告書を保存して再利用するのではなく、発送時点のフォームを使う必要があります。

    税関申告はオンラインで事前に作成することも、郵便局で手続きすることもできます。

    日本向けはEAD対象

    日本はEAD(Electronic Advance Data/電子事前データ)が必要な国です。

    EADとは、荷物が日本へ到着する前に、差出人・受取人・内容品などの税関情報を電子的に送信する仕組みです。

    必要な情報には、次のようなものがあります。

    • 差出人の氏名・住所・連絡先
    • 受取人の氏名・住所・連絡先
    • 内容品の説明
    • 数量
    • 価格
    • 重量
    • 必要な場合はHSコード
    • 商用品の場合は原産国など

    情報が不十分だと、日本の税関で保留されたり、配達が遅れたり、差出人へ返送されたりする可能性があります。

    内容品は具体的に書く

    税関申告でよくある間違いが、内容品を「Gift」「Clothes」「Stuff」など、曖昧に書いてしまうことです。

    例えば衣類なら、

    • Used cotton T-shirts
    • Used trousers
    • Children’s clothes

    食品なら、

    • Chocolate biscuits
    • Packaged tea
    • Commercially packaged candy

    というように、何が入っているか分かる具体的な英語で記載します。

    箱の中に複数種類の商品がある場合は、まとめて「Souvenirs」とせず、それぞれ分けて申告する方が税関で内容を判断しやすくなります。

    価格はいくらで申告する?

    税関申告には内容品の価格を記載します。

    新品なら購入価格が分かりやすいですが、帰国時に使い古した衣類や本を送る場合は、「新品で買った時の価格」をそのまま書くのではなく、現在の合理的な中古価値を考えて申告します。

    一方、関税を避ける目的で、明らかに高価な物をA$1など不自然に低く申告するのは避けましょう。

    税関申告は「送料を決めるためだけの書類」ではなく、輸入国の税関が内容品を判断するための情報です。

    Gift・Personal Effectsの考え方

    税関申告では発送理由(Reason for Export)を選びます。

    友人や家族へプレゼントとして送るならGift、自分が使っていた衣類や生活用品を帰国に伴って送るならPersonal Effectsなど、実際の目的に合った区分を選びます。

    「Giftを選べば必ず無税になる」という意味ではありません。日本側で税金が発生するかどうかは、内容品、価格、用途、日本の関税制度などによって判断されます。

    送れない・注意が必要な物

    国際郵便で最も注意したいのが、危険物と禁止・制限品です。

    旅行者の荷物の中にも、航空輸送できない物が意外とあります。

    品目 注意点
    香水 可燃性液体を含むため国際郵便で問題になる
    マニキュア 可燃性液体
    スプレー缶 エアゾール・ガス製品
    ライター 可燃性ガスを含む
    マッチ 危険物
    花火・弾薬 禁止
    一部の電池 種類・状態・機器への装着状況により規制
    生鮮食品 輸送・輸入規則の確認が必要

    「飛行機の預け荷物に入れられたから郵便でも送れる」とは限りません。郵便には別の危険物規則があります。

    発送前にAustralia PostのProhibited and Restricted Itemsと、日本側の輸入規制の両方を確認してください。



    スマートフォン・リチウム電池

    スマートフォン、タブレット、カメラ、ノートパソコンなどにはリチウム電池が使われています。

    リチウム電池は航空輸送上の危険物として扱われるため、送付条件があります。

    予備のリチウム電池やモバイルバッテリーを何となく箱へ入れるのは避けてください。

    機器に装着された電池であれば一定条件で送れる場合がありますが、電池の種類、容量、個数、発送サービス、行き先によって条件が異なります。

    スマートフォンやノートパソコンを日本へ郵送する場合は、梱包前にAustralia Postの最新のLithium Batteriesガイドを確認するか、Post Officeで相談してください。

    食品を送る場合

    お菓子や紅茶などを日本の家族へ送りたい人も多いでしょう。

    食品については、Australia Postが運べるかだけでなく、日本側が輸入を認めているかも確認する必要があります。

    特に肉製品、植物、種子、生鮮食品などは、検疫や輸入規制の対象になることがあります。

    市販のチョコレートやビスケットのような加工食品でも、原材料や数量によって判断が必要になる場合があります。

    「お土産だから大丈夫」と自己判断せず、植物防疫所、動物検疫所、税関など日本側の最新情報も確認してください。

    荷物の梱包方法

    国際小包は国内郵便より長い距離を移動し、何度も仕分けされます。

    箱の中に空間が多いと、輸送中に中身が動いて破損しやすくなります。

    • 丈夫な段ボール箱を使う
    • 古い配送ラベルやバーコードを剥がす
    • 箱の隙間を緩衝材で埋める
    • 壊れ物は一つずつ包む
    • 液体は漏れないよう二重に保護する
    • 箱を強い梱包テープで閉じる
    • 宛先ラベルが平らな面に見えるよう貼る

    Australia Postも、箱の中の空間を埋め、輸送中に中身が動かないようにすることを勧めています。

    旅行先で箱を用意できない場合は、Post Officeで国際用サッチェルや梱包資材を購入できます。

    MyPostを使うと便利

    Australia Postの無料アカウントMyPostを利用すると、International ExpressやInternational Standardの発送準備をオンラインで進められます。

    自宅やホテルなどで、

    • 発送先を入力
    • 税関申告を作成
    • 送料を支払う
    • ラベルを作成

    といった作業ができます。

    プリンターが使える環境なら、ラベルを印刷して荷物へ貼り、条件に合えば郵便ポストへ投函することもできます。

    旅行者でプリンターがない場合は、オンライン税関申告を作成してQRコードを表示し、Post Officeで手続きを進める方法が便利です。

    郵便局から送る手順

    初めてなら、最寄りのPost Officeへ直接持って行くのが一番分かりやすいでしょう。

    手順 内容
    1 送れる品物か確認する
    2 段ボールやサッチェルへ梱包する
    3 日本の住所と受取人連絡先を準備する
    4 内容品、数量、価格を整理する
    5 オンラインまたは店頭で税関申告
    6 Express、Standard、Economy Airなどを選ぶ
    7 料金を支払う
    8 追跡番号・レシートを保管する

    窓口では「I’d like to send this parcel to Japan.」で十分通じます。

    料金とサービスを比べたいなら、「What is the cheapest tracked option?」「How much is Express?」などと聞けば案内してもらえます。




    追跡方法

    International ExpressとInternational Standardには追跡があります。

    発送後にもらうTracking NumberをAustralia Post公式サイトまたはAusPostアプリへ入力すると、荷物の動きを確認できます。

    日本へ到着後は、日本側の郵便ネットワークで配達され、同じ番号を日本郵便の追跡システムで確認できるケースもあります。

    International Economy Airには追跡がないため、到着確認が必要な荷物ならStandard以上を選んだ方が安心です。

    署名・補償を付ける場合

    International ExpressはSignature on Deliveryが含まれます。

    International Standardでは、対象となる場合にSignature on Deliveryを追加できます。

    また、Australia PostではA$100を超える価値のある対象品について、Extra Coverの購入を勧めています。

    ただし、すべての品物が補償対象になるわけではありません。禁止品、現金などの貴重品、梱包不足による破損などは補償されない場合があります。

    高価な物は「郵便で送れるか」だけでなく、「紛失・破損時に補償されるか」まで確認してから発送しましょう。

    日本到着後の税関・関税

    国際郵便が日本へ到着すると、必要に応じて日本の税関で確認されます。

    内容品や価格によっては、関税、消費税、通関に関連する料金などが受取人側に発生する場合があります。

    税金が発生するかどうかはAustralia Postが決めるものではなく、日本側の税関制度に基づいて判断されます。

    中古の私物を帰国に伴って送る場合も、発送理由や状況によって取扱いが異なることがあります。高額品、大量の商品、商用貨物などは事前に日本税関の情報を確認してください。

    帰国前に荷物を送る場合

    長期滞在やワーキングホリデーの帰国時には、「飛行機の追加手荷物」と「Australia Postで別送」のどちらが安いか比較してみる価値があります。

    衣類、本、靴など軽くない物は、郵便料金が思った以上に高くなることがあります。

    例えば15~20kgの箱を何個も送るなら、航空会社の追加手荷物、国際宅配業者、引越し会社なども比較した方がよいでしょう。

    逆に、スーツケースの重量制限を少し超える程度の荷物や、帰国後すぐ使わない物を先に送るならAustralia Postは便利です。

    帰国直前に発送する場合は、日本で確実に受け取れる住所を使ってください。自宅にまだ戻っていない場合は、家族が受け取れる住所にしておくと安心です。

    失敗しないためのポイント

    • 箱へ入れる前に、送れない物がないか確認する
    • 香水、スプレー、ライター、電池類は特に注意
    • 日本の住所は郵便番号・部屋番号まで正確に書く
    • 受取人の電話番号も用意する
    • 内容品を「Gift」「Stuff」だけで済ませない
    • 一品ごとの数量と価格を整理しておく
    • 重要な荷物は追跡のあるStandard以上を選ぶ
    • 発送レシートと追跡番号を配達完了まで保管する
    • 料金は発送直前に公式計算機で確認する

    特に帰国前は時間がなくなりがちです。出発前日に初めて箱を作るより、数日前に「送る物」「飛行機で持って帰る物」「処分する物」を分けておくと、かなり楽になります。



    オーストラリアから日本への郵便に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアから日本へ荷物を送れますか?

    はい。Australia PostのInternational Express、International Standard、International Economy Airなどを利用できます。

    日本まで何日くらいかかりますか?

    一般的な目安はExpressが3~6営業日、Standardが5~10営業日、Economy Airが15営業日以上です。税関や輸送事情によって遅れる場合があります。

    日本へ船便で送れますか?

    Australia PostのInternational Economy Sea Mailは日本向けには利用できません。日本はZone 2で、Sea MailはZone 3~5向けです。

    最大何kgまで送れますか?

    International ExpressとInternational Standardは一般に最大20kgです。Economy Air小包は2kgまでです。

    税関申告は必要ですか?

    商品や私物が入った国際小包では必要です。日本向けはEADの対象なので、税関情報が電子的に送信されます。

    日本の住所は日本語で書いてもいいですか?

    Australia Postの発送ラベルや電子申告ではローマ字で入力しておくのが確実です。郵便番号、都道府県、市区町村、番地、建物名、部屋番号を省略しないようにします。

    モバイルバッテリーを日本へ送れますか?

    リチウム電池には国際輸送上の規制があり、予備電池やモバイルバッテリーは特に注意が必要です。自己判断で箱へ入れず、Australia Postの最新のリチウム電池規則を確認してください。

    香水を日本へ送れますか?

    香水は可燃性液体を含むため、通常の国際郵便では危険物として問題になります。発送前にAustralia Postの禁止・制限品規則を確認してください。

    Standardには追跡がありますか?

    はい。International Standardには追跡が含まれます。Economy Airには追跡がありません。



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  • オーストラリアの電話番号完全ガイド|国番号+61・市外局番・日本へのかけ方

    オーストラリアの電話番号完全ガイド|国番号+61・市外局番・日本へのかけ方

    オーストラリア旅行中、ホテルやレストランへ電話をしたり、現地ツアーの集合場所を確認したりする場面があります。その時に少し分かりにくいのが、「+61」から始まる番号と、「02」「03」「04」などから始まる番号の違いです。

    例えば、オーストラリア国内では「02 1234 5678」と書かれている電話番号が、日本からかける場合には「+61 2 1234 5678」になります。携帯電話の「0412 345 678」なら「+61 412 345 678」です。

    ポイントは簡単で、オーストラリアの国番号は「61」。+61を付ける時は、国内番号の先頭にある「0」を取ると覚えておけば大丈夫です。

    この記事では、日本からオーストラリアへ電話する方法、オーストラリア国内でのかけ方、携帯電話・固定電話の番号、日本への国際電話、13・1300・1800番号、緊急電話000など、旅行中に役立つ電話番号の基本をまとめます。




    まず覚えたい「+61」と先頭0のルール

    ホテルの電話番号に「+61 2」と書かれています。「02」とは違う番号ですか?
    同じ番号です。オーストラリア国内では02、日本など海外からは+61 2とします。+61を付ける時は先頭の0を外します。

    オーストラリアの国番号(Country Code)は+61です。

    海外からオーストラリアへ電話するときは、国内番号の先頭にある「0」を外し、その前に+61を付けます。

    オーストラリア国内表記 海外からかける時
    02 1234 5678 +61 2 1234 5678
    03 1234 5678 +61 3 1234 5678
    07 1234 5678 +61 7 1234 5678
    08 1234 5678 +61 8 1234 5678
    0412 345 678 +61 412 345 678

    「+61 02」とはしません。+61の後に0を残さないのが、一番よく間違えるポイントです。

    日本からオーストラリアへ電話する方法

    スマートフォンからなら、国際電話のアクセス番号を細かく覚えるより、「+61」形式を使うのが簡単です。

    例えばシドニーの電話番号が、

    (02) 1234 5678

    なら、日本からは、

    +61 2 1234 5678

    と入力します。

    オーストラリアの携帯電話が、

    0412 345 678

    なら、

    +61 412 345 678

    です。

    国際電話の料金は日本で契約している携帯電話会社や料金プランによって大きく違います。短い確認電話のつもりでも料金が高くなることがあるため、事前に自分の契約内容を確認しておきましょう。

    オーストラリアの携帯電話番号

    オーストラリアの一般的な携帯電話番号は10桁で「04」から始まります。

    例:

    0412 345 678

    海外向けの表記では、先頭の0がなくなります。

    +61 412 345 678

    ホテルやツアー会社から「Mobile」として04から始まる番号を案内されたら、オーストラリアの携帯番号と考えてよいでしょう。

    SMSを送る場合も、海外からなら+61形式で登録しておくと分かりやすくなります。

    固定電話と市外局番

    固定電話などの地理的番号(Geographic Number)は10桁で、02、03、07、08のいずれかから始まります。

    番号を見ると、おおよその地域を判断できます。

    ただし、現在は電話番号を他社へ移行したり、一部のサービスで地域外の番号を利用したりするケースもあるため、「02だから相手が必ずシドニーにいる」とまでは言い切れません。

    02・03・07・08はどの地域?

    市外局番 主な地域 主な都市
    02 ニュー・サウス・ウェールズ州、ACT シドニー、キャンベラなど
    03 ビクトリア州、タスマニア州 メルボルン、ホバートなど
    07 クイーンズランド州 ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなど
    08 南オーストラリア州、西オーストラリア州、ノーザン・テリトリー アデレード、パース、ダーウィンなど

    旅行者が利用する主要都市で考えるなら、シドニーは02、メルボルンは03、ケアンズやゴールドコーストは07、アデレードやパースは08、と覚えておけば十分です。



    オーストラリア国内からかける場合

    オーストラリア国内の携帯電話や固定電話から国内番号へかける場合は、通常、表示されている国内形式をそのまま使います。

    例えば、

    02 1234 5678

    0412 345 678

    といった番号です。

    旅行中はホテル、レストラン、ツアー会社などのウェブサイトに「+61 2 …」と国際形式で掲載されていることがあります。その場合、スマートフォンなら+61形式のままでも利用しやすいため、わざわざ02へ書き換えず連絡先へ保存しておく方法もあります。

    スマートフォンには+61形式で登録すると便利

    旅行中に使うオーストラリアの電話番号は、+61形式でスマートフォンへ保存しておくと便利です。

    例えば、

    0412 345 678 → +61 412 345 678

    として登録します。

    日本にいる時もオーストラリアにいる時も同じ連絡先を使いやすく、WhatsAppなど電話番号を使うアプリで連絡先を識別する際にも分かりやすくなります。

    オーストラリアから日本へ電話する方法

    日本の国番号は+81です。

    オーストラリアから日本へ電話する場合も、考え方は同じです。日本国内で使う電話番号の先頭の0を取り、+81を付けます。

    例えば東京の、

    03-1234-5678

    へ電話する場合は、

    +81 3 1234 5678

    となります。

    大阪の06なら、

    +81 6 xxxx xxxx

    です。

    ホテルの電話から国際電話をかける場合は、ホテル独自の外線番号や国際電話料金が設定されていることがあります。客室電話を利用する前に案内を確認しましょう。

    日本の携帯電話へかける場合

    日本の携帯電話も、最初の0を外します。

    日本国内の番号 オーストラリアから
    090-1234-5678 +81 90 1234 5678
    080-1234-5678 +81 80 1234 5678
    070-1234-5678 +81 70 1234 5678

    「+81 090」としないよう注意してください。

    「+」はどうやって入力する?

    多くのスマートフォンでは、電話アプリの数字キーで「0」を長押しすると「+」を入力できます。

    つまり日本からオーストラリアへかけるなら、

    + → 61 → 先頭0を取った電話番号

    という順番です。

    「0011」などの国際電話番号を覚える方法もありますが、スマートフォンでは+を使った国際形式の方が国をまたいで連絡先を使いやすくなります。




    13・1300番号とは?

    オーストラリアの企業や公共サービスの連絡先でよく見かけるのが、13または1300から始まる番号です。

    13番号は6桁、1300番号は10桁で、ACMAではLocal Rate Numberとして分類しています。

    例:

    13 xx xx

    1300 xxx xxx

    航空会社、銀行、保険会社、政府機関、予約センターなどでよく利用されています。

    通話料金は利用している電話会社とプランによって異なります。携帯プランによっては13・1300番号への通話が含まれず、別料金になる場合があります。

    1800番号とは?

    1800から始まる番号はFreephone Numberです。

    固定電話からは通常無料で、携帯電話では契約プランによって扱いが異なる場合があります。

    日本のフリーダイヤル「0120」に少し近いイメージですが、料金条件は利用する電話会社・プランによって異なるため、特に海外ローミング中は「1800だから必ず無料」と考えない方が安全です。

    13・1300・1800へ日本からかけたい場合

    企業のウェブサイトに13、1300、1800番号しか見つからないことがあります。

    こうした国内向けサービス番号は、海外の電話網や契約している通信会社によってはそのまま利用できない場合があります。

    日本から連絡するなら、その会社のウェブサイトで「International」「Calling from overseas」「Outside Australia」などと書かれた別の電話番号を探すのが確実です。

    ホテルやツアー会社であれば、通常の02・03・07・08番号や携帯番号、メール、問い合わせフォームが用意されていることもあります。

    緊急時は000

    オーストラリアで警察、消防、救急車を緊急に必要とする場合は、000(Triple Zero/トリプル・ゼロ)へ電話します。

    例えば、次のような場合です。

    • 重傷者がいて緊急の医療処置が必要
    • 生命や財産が直ちに危険にさらされている
    • 重大な交通事故や犯罪を目撃した
    • 火災が発生している

    000への通話は無料です。

    電話がつながると、まず「Police, Fire or Ambulance?」と聞かれます。警察、消防、救急のどれが必要か伝え、その後、現在地などを説明します。

    旅行者の場合は、自分がいる州、都市名、通り名、ホテル名などを落ち着いて伝えられるようにしましょう。

    112・106は何の番号?

    オーストラリアには000以外にも緊急通報用の番号があります。

    番号 用途
    000 警察・消防・救急。オーストラリアの基本的な緊急番号
    112 携帯電話から利用できる緊急番号
    106 TTY等を利用する聴覚・発話に障害のある人向けテキスト緊急サービス

    旅行者は、まず000を覚えておけば十分です。

    112は携帯電話から利用できますが、000の代わりとして何でも112にすればよいというより、オーストラリアでは000が基本です。

    また、000や112へSMSを送って緊急通報することはできません。

    911ではなく000

    アメリカ映画やドラマの影響で、緊急時の番号として「911」を覚えている人も多いでしょう。

    しかし、オーストラリアの緊急電話は911ではありません。

    ACMAも、911ではオーストラリアの緊急サービスへ電話できないと案内しています。

    オーストラリア旅行では、ホテルへ到着したら「緊急時は000」と家族全員で覚えておくと安心です。

    緊急ではない災害時の132 500

    大雨や嵐などで州緊急サービス(State Emergency Service:SES)の支援が必要でも、生命に直ちに危険がない場合には、132 500が使われます。

    例えば暴風雨による建物への被害など、SESの支援が必要だが、警察・消防・救急を直ちに呼ぶ状況ではない場合です。

    生命に危険がある場合や重大な緊急事態では、迷わず000へ電話します。



    日本のスマートフォンをローミングで使う場合

    日本で使っているスマートフォンを国際ローミングでそのままオーストラリアへ持って行く場合、電話番号自体は日本の+81番号のままです。

    現地のホテルやツアー会社へ電話する場合は、+61形式で入力しておくと分かりやすくなります。

    ただし、海外ローミングの音声通話は契約によって料金が高くなる場合があります。日本を出発する前に、利用している通信会社のオーストラリアでの通話料金、着信料金、データ料金を確認しておきましょう。

    国際ローミングでは、発信だけでなく着信や留守番電話にも料金が発生するプランがあります。

    データ専用eSIMを使う場合

    オーストラリア旅行では、データ通信用のeSIMを利用する人も増えています。

    注意したいのは、データ専用eSIMには通常の電話番号や音声通話機能が付いていない商品も多いことです。

    インターネット、Google Maps、LINEなどは使えても、ホテルへ通常の電話をかけられないことがあります。

    ツアー会社から「現地で連絡の取れる電話番号」を求められる場合もあるため、購入するeSIMに音声通話・SMSが含まれるのか、データ専用なのかを確認しましょう。

    データ専用の場合でも、WhatsApp、LINE、FaceTime Audioなど、相手側が対応しているインターネット通話を利用できます。

    通話料金に注意

    オーストラリア国内の携帯プランには国内通話が無制限で含まれているものもありますが、すべての通話が無料とは限りません。

    次のような電話は別料金になることがあります。

    • 国際電話
    • 13・1300番号
    • 1800など一部サービス番号
    • 国際ローミング中の発着信
    • 特殊な有料サービス番号

    特に旅行者は、ホテルの客室電話と日本のスマートフォンの国際ローミング料金に注意しましょう。

    予約変更などで長時間電話する必要があるなら、メール、チャット、アプリなど別の連絡手段が用意されていないか確認するのも一つの方法です。

    09から始まる番号は?

    2026年に入ってから、オーストラリアの電話番号に新しい動きがありました。

    ACMAは携帯電話用の04番号を長く確保するため、IoT(Internet of Things)サービス向けに09番号を導入しています。

    2026年3月25日以降、新しく接続されるIoTサービスは09番号を使うことになりました。それ以前から04番号を使っているIoT機器は、その番号を継続利用できます。

    旅行者が普通に電話をかける場面で09番号を使うことはほとんどありませんが、「オーストラリアの携帯は04だけなのに、09から始まる番号を見た」という場合には、こうした用途があります。

    知らない番号・詐欺電話への注意

    オーストラリアでも電話やSMSを使った詐欺は問題になっています。

    画面にオーストラリアの電話番号が表示されていても、表示された番号だけで相手が本物とは判断できません。発信者番号を偽装して、銀行や企業などからの電話に見せかける手口があります。

    旅行中に知らない番号から電話があり、クレジットカード番号、パスワード、ワンタイムコードなどを求められた場合は、その場で伝えないようにしましょう。

    銀行、航空会社、ホテルなどを名乗る連絡が不審なら、一度電話を切り、自分で公式サイトに掲載された番号を調べてかけ直す方が安全です。




    旅行中によくある電話番号の変換例

    場面 元の番号 国際形式
    シドニーの固定電話 02 1234 5678 +61 2 1234 5678
    メルボルンの固定電話 03 1234 5678 +61 3 1234 5678
    ケアンズの固定電話 07 1234 5678 +61 7 1234 5678
    パースの固定電話 08 1234 5678 +61 8 1234 5678
    オーストラリアの携帯 0412 345 678 +61 412 345 678
    東京の固定電話 03-1234-5678 +81 3 1234 5678
    日本の携帯 090-1234-5678 +81 90 1234 5678

    どちらの国でも、国番号を付けた時には国内番号の先頭0を取る、というルールを覚えておくと簡単です。

    電話で使える簡単な英語

    旅行中の電話は、長い英文を覚える必要はありません。

    英語 意味
    Hello, I have a booking. 予約があります。
    I’d like to confirm my booking. 予約を確認したいです。
    I’m running about 10 minutes late. 10分ほど遅れています。
    Where is the meeting point? 集合場所はどこですか?
    Could you speak slowly, please? ゆっくり話していただけますか?
    Could you repeat that, please? もう一度お願いします。
    Can I send you a text message? SMSを送ってもいいですか?
    Can you email me the details? 詳細をメールで送ってもらえますか?

    聞き取りに自信がなければ、予約番号や名前を先に伝え、必要な内容をメールやSMSでも送ってもらうと間違いが少なくなります。

    旅行前にしておくと便利なこと

    • ホテルの電話番号を+61形式で保存しておく
    • 予約済みツアー会社の緊急連絡先を保存する
    • 航空会社のオーストラリア国内連絡先を確認する
    • 日本の家族の番号を+81形式でも登録しておく
    • 自分の国際ローミング通話料金を確認する
    • eSIMがデータ専用か、音声通話付きか確認する
    • 緊急電話は000と覚える

    実際の旅行では電話を使う回数は以前より減りました。それでも、ツアーに遅れそうな時、空港送迎のドライバーと会えない時、ホテルへ急ぎで確認したい時など、電話が一番早い場面は残っています。

    「+61では最初の0を取る」だけ覚えておけば、ほとんどの場面で迷わず対応できるでしょう。



    オーストラリアの電話番号に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの国番号は何番ですか?

    61です。スマートフォンでは「+61」と入力します。

    +61の後に0は必要ですか?

    必要ありません。例えば02 1234 5678は+61 2 1234 5678、0412 345 678は+61 412 345 678となります。

    04から始まる番号は携帯電話ですか?

    一般的なオーストラリアの携帯電話番号は10桁で04から始まります。

    02・03・07・08は何ですか?

    固定電話などの地理的番号に使われる地域番号です。02は主にNSW・ACT、03はVIC・TAS、07はQLD、08はSA・WA・NTです。

    オーストラリアから日本へ電話するには?

    日本の国番号+81を使い、日本国内番号の先頭0を取ります。03-1234-5678なら+81 3 1234 5678です。

    オーストラリアの緊急電話番号は?

    000(Triple Zero)です。警察、消防、救急へつながります。緊急通報は無料です。

    911はオーストラリアでも使えますか?

    いいえ。オーストラリアの基本的な緊急番号は000です。携帯電話では112も利用できます。

    1800番号は無料ですか?

    1800はFreephone番号で、固定電話からは通常無料です。携帯電話や国際ローミングでは契約プランによって扱いが異なるため確認してください。

    データ専用eSIMでも電話できますか?

    通常の音声電話が付いていないデータ専用eSIMも多くあります。購入前に音声通話・SMSの有無を確認してください。データ通信があればLINEやWhatsAppなどのインターネット通話を利用できる場合があります。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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  • オーストラリアの住所の書き方|州略称・郵便番号・日本から郵送する方法

    オーストラリアの住所の書き方|州略称・郵便番号・日本から郵送する方法

    オーストラリアのホテル予約やオンラインショッピング、知人への郵便などで、現地の住所を書く機会があります。日本とは住所の並び順が違うため、最初は「どこに州名を書けばいい?」「郵便番号は何桁?」と迷うかもしれません。

    オーストラリアの住所は、基本的に小さい単位から大きい単位へ書きます。つまり「部屋番号・番地 → 通り名 → サバーブ(郊外名) → 州 → 郵便番号」という順番です。

    日本から手紙や荷物を送る場合も、このオーストラリア式の住所をそのままローマ字で書けば大丈夫です。Australia Postでは、受取人名、番地・通り名、サバーブ・州略称・4桁の郵便番号の順に記載し、海外から送る場合は最後の行にAUSTRALIAと大文字で書く形式を案内しています。

    この記事では、日本からオーストラリアへ郵便を送る場合を含め、住所の書き方、州・準州の略称、郵便番号、UnitやLevelの意味、PO Box、Parcel Locker、オンラインフォームへの入力方法まで、実際に使う場面に沿って紹介します。




    まず覚えたい住所の基本形

    オーストラリアの住所は、日本と逆に書けばいいのですか?
    大まかにはそのイメージで大丈夫です。ただし「市」よりSuburbが重要なので、住所に書かれているSuburb、州略称、郵便番号を省略しないのがポイントです。

    Australia Postが案内する基本的な住所は、次のような形です。

    行 記載内容
    1行目 受取人の氏名
    2行目 番地+通り名、またはPO Boxなど
    3行目 SUBURB 州略称 郵便番号
    4行目 AUSTRALIA(海外から送る場合)

    例えば、架空の住所を使うと次のようになります。

    Makoto Tanaka
    120 Example Street
    SYDNEY NSW 2000
    AUSTRALIA

    Australia Postでは、最後から2行目にあたる「SUBURB 州略称 郵便番号」の行を特に重要視しています。機械で読み取りやすいよう、サバーブ名と州略称は大文字で書き、不要なコンマや句読点を入れない形式が推奨されています。

    住所の書き方を例で確認

    一戸建て・一般住所

    Yuki Sato
    25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    「25」が番地、「Example Road」が通り名、「Carlton」がSuburb、「VIC」がビクトリア州、「3053」が郵便番号です。

    アパート・マンション

    Yuki Sato
    Unit 8 25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    実際の住所では「8/25 Example Road」のように、部屋番号/番地で表記されることもよくあります。

    8/25 Example Road
    CARLTON VIC 3053

    どちらの形式が使われているかは、その人や施設から教えてもらった住所をそのまま使うのが確実です。

    日本の住所との並び順の違い

    日本では一般に「都道府県 → 市区町村 → 町名 → 番地 → 建物・部屋番号」と、大きな地域から細かい場所へ書きます。

    オーストラリアはほぼ逆で、細かい場所から始まります。

    日本 オーストラリア
    都道府県 部屋番号
    市区町村 番地
    町名 通り名
    番地 Suburb
    建物・部屋番号 州・準州
    郵便番号 郵便番号

    日本の住所を一語ずつ英訳して並べ替えるというより、相手から指定された住所を、そのままオーストラリア式で書くと考えた方が間違いがありません。



    州・準州の略称一覧

    オーストラリアの住所では、州・準州名をフルスペルで書くより、2~3文字の略称を使うのが一般的です。

    州・準州 英語名 略称
    ニュー・サウス・ウェールズ州 New South Wales NSW
    ビクトリア州 Victoria VIC
    クイーンズランド州 Queensland QLD
    南オーストラリア州 South Australia SA
    西オーストラリア州 Western Australia WA
    タスマニア州 Tasmania TAS
    オーストラリア首都特別地域 Australian Capital Territory ACT
    ノーザン・テリトリー Northern Territory NT

    例えばシドニーならNSW、メルボルンならVIC、ブリスベン・ゴールドコースト・ケアンズならQLD、パースならWAです。

    オンラインフォームでも州の欄はこの略称から選択する方式が多いため、旅行中にもよく目にします。

    郵便番号は4桁

    オーストラリアの郵便番号(Postcode)は4桁です。

    日本の「〒123-4567」のようなハイフンは入りません。

    SYDNEY NSW 2000

    MELBOURNE VIC 3000

    BRISBANE QLD 4000

    ADELAIDE SA 5000

    PERTH WA 6000

    郵便番号は州だけでなく、Suburbと組み合わせて配達先を特定する大切な情報です。同じ都市圏でもSuburbが変われば郵便番号も変わるため、「シドニーだから2000」と決めつけず、必ず住所に記載されている番号を使ってください。

    Cityより大切なSuburb

    日本人がオーストラリアの住所で最も戸惑いやすいのがSuburb(サバーブ)です。

    Suburbは日本語にそのまま訳すと「郊外」ですが、オーストラリアの住所では必ずしも郊外という意味ではありません。シドニーやメルボルンの中心部にもSuburbがあります。

    住所を書く場合は、「Sydney」や「Melbourne」という大都市名をとりあえず入れるのではなく、正式なSuburb名を書く必要があります。

    例えばシドニー都市圏でも、The Rocks、Haymarket、Pyrmont、Bondi、Chatswoodなどはそれぞれ異なるSuburbです。

    オンラインフォームに「City / Suburb」と書かれている場合は、住所に記載されたSuburbを入力します。

    Street、Road、Avenueなどの意味

    オーストラリアの通り名には、Street、Road、Avenue、Laneなどが付いています。

    表記 よく使われる略称
    Street St
    Road Rd
    Avenue Ave
    Drive Dr
    Lane Lane
    Crescent Cres
    Highway Hwy
    Parade Pde
    Place Pl
    Court Ct

    同じ名前でも「Example Street」と「Example Road」が別の道路ということがあり得ます。Street、Roadなどの部分を勝手に省いたり変更したりしないようにしましょう。

    Unit・Apartment・部屋番号の書き方

    集合住宅では、Unit、Apartment、Flatなどが使われます。

    例えば、

    Unit 12, 80 Example Street

    という住所なら、「80 Example Streetにある建物の12号室」という意味です。

    12/80 Example Street

    と短く書かれることもよくあります。

    「12-80」のように日本式のハイフン表記へ変換する必要はありません。オンラインショップなどで「Unit number」と「Street address」が別々に分かれている場合は、それぞれの欄へ入力します。




    Level・Suite・Shopがある住所

    オフィスビルや商業施設では、Level、Suite、Shopなどが住所の一部に入ることがあります。

    表記 意味
    Level 5 5階
    Suite 3 3号室・区画
    Shop 12 店舗区画12
    Unit 8 8号室・8号区画

    例えば、

    Suite 3 Level 5
    100 Example Street
    SYDNEY NSW 2000

    のように書きます。

    ビル名が住所に含まれている場合もありますが、Australia Postの配達では番地・通り名、Suburb、州、郵便番号が重要です。相手から示された住所を省略せず使うのが基本です。

    会社・ホテル宛てに送る場合

    会社やホテルへ郵便を送る場合、会社名または施設名を先に書き、その次に担当者名を入れることができます。

    Example Travel Pty Ltd
    Attn: Yuki Sato
    100 Example Street
    SYDNEY NSW 2000
    AUSTRALIA

    Australia Postでは、会社名と個人名の両方が必要な場合、会社名を1行目、受取人名をその次の行へ置く形を案内しています。

    ホテルに宿泊中の旅行者へ荷物を送る場合は、ホテルが宿泊客宛ての郵便物を受け取ってくれるかを先に確認してください。宿泊日、予約名、チェックイン日などをホテルから指定される場合があります。

    PO Box宛ての書き方

    PO Boxは、郵便局に設置された私書箱です。

    PO Box宛ての場合は、通りの住所ではなくPO Box番号を記載します。

    Yuki Sato
    PO Box 123
    MOUNT WAVERLEY VIC 3149
    AUSTRALIA

    PO Boxと通常のStreet Addressを勝手に混ぜるのではなく、受取人から指定された宛先を使います。

    宅配業者によってはPO Boxへ配達できない場合があるため、民間クーリエを利用する場合にはStreet Addressが必要か確認してください。

    Parcel Locker・Parcel Collect

    オーストラリアでは、Australia PostのParcel LockerやParcel Collectを使って荷物を受け取る方法があります。

    Parcel Lockerは対応ロッカー、Parcel Collectは郵便局などの指定拠点で荷物を受け取るサービスです。

    2026年9月から住所形式が変更され、現在はMyPostに表示される新しい形式を使います。Parcel Lockerの場合は、概ね次のような形です。

    Yuki Sato
    Parcel Locker 10
    SYDNEY NSW 2000

    Parcel Collectも同様に「Parcel Collect」と指定されたIDを使います。

    以前使われていた10桁のAPCN(Customer Number)やロッカー所在地のStreet Addressを使う形式から変更されているため、古いブログや保存済み住所をそのまま使わず、MyPostに現在表示される住所をコピーするのが確実です。

    Traditional Place Nameを住所に入れる場合

    Australia Postでは、先住民の伝統的な土地名(Traditional Place Name)を住所に含めることができます。

    入れる場合は、受取人名や会社名の下、Street Addressの上に記載します。

    Rachel Example
    Wiradjuri Country
    70 Example Street
    COOLAMON NSW 2701

    必須ではありませんが、オーストラリアでは企業や大学、公共機関などの住所表記でTraditional Place Nameを見る機会が増えています。

    住所として使う場合は、推測で土地名を入れず、受取人や公式サイトで案内されている表記を利用してください。



    日本からオーストラリアへ郵送する場合

    日本から手紙や荷物を送る場合も、オーストラリア側の住所をそのまま英字で書きます。

    日本郵便では、国際郵便の宛名は原則としてローマ文字またはアラビア数字で記載するよう案内しています。

    宛先の例:

    To: Yuki Sato
    Unit 8 25 Example Road
    CARLTON VIC 3053
    AUSTRALIA

    最後の国名は「Australia」ではなく、見やすくAUSTRALIAと大文字で書きます。

    「オーストラリア」「豪州」と日本語で書くだけではなく、必ず配送先の国で読める表記を入れてください。

    封筒のどこに書く?

    日本郵便では、国際郵便の封筒は差出人と受取人がはっきり区別できるよう、差出人を左上、受取人を中央から右下側に書く形式を案内しています。

    位置 内容
    左上 From:差出人の氏名・日本の住所
    中央~右下 To:受取人の氏名・オーストラリアの住所
    右上 切手・郵便料金表示

    差出人と受取人を上下逆に書いたり、同じ大きさで並べたりすると、機械処理で誤認される可能性があります。日本郵便も「From」「To」を付けることを推奨しています。

    日本の差出人住所の書き方

    差出人の日本住所も、国際郵便ではローマ字で書いておくと分かりやすくなります。

    例えば、

    From: Makoto Tanaka
    Room 301 ABC Mansion
    1-2-3 Shibakoen, Minato-ku
    Tokyo 105-0011
    JAPAN

    日本郵便の案内では、建物名・部屋番号、番地・町村、市区・都道府県、郵便番号・国名という順序で記載します。

    日本へ返送される場合に必要な情報なので、省略せず書いておきましょう。

    荷物・EMSを送る場合

    手紙ではなく商品、プレゼント、衣類などを送る場合は、住所だけでなく税関手続きも必要になります。

    2026年9月現在、日本郵便からオーストラリア宛ては航空扱いの通常郵便、小包、EMSなどが利用可能です。一方、国際郵便の取扱状況は輸送事情で変更されるため、発送前には日本郵便の最新情報を確認してください。

    内容品を含む国際郵便では電子事前データ(EAD)の送信が必要で、品名、個数、重量、価格などを正しく入力します。

    オーストラリア宛ての税関告知書は英語で記載するのが分かりやすく、日本郵便も英語またはフランス語を案内しています。

    また、税関検査などで受取人へ連絡する場合があるため、日本郵便では可能な限り受取人の電話番号も入力するよう案内しています。

    食品、動植物製品、医薬品などはオーストラリア側の輸入規制対象になる場合があります。住所が正しくても、内容品の条件を満たさなければ配送できないことがあるので注意してください。




    オンラインフォームへの入力方法

    ホテル予約、航空会社、通販サイトなどでは、住所が項目ごとに分かれています。

    例えば、住所が

    Unit 8, 25 Example Road, Carlton VIC 3053

    なら、一般的には次のように入力します。

    入力欄 例
    Address Line 1 Unit 8 25 Example Road
    Suburb / City Carlton
    State VIC
    Postcode / ZIP 3053
    Country Australia

    Address Line 2がある場合、Unit、Level、Building名などを分けて入力することもできます。

    フォームによって構成が違うため、「City」欄に必ず大都市名を入れるのではなく、その住所のSuburbを入れることが大切です。

    ホテル住所を入力する時の注意

    旅行者がオーストラリアの住所を入力する機会として多いのが、入国関連のフォーム、荷物配送、現地サービスの予約などです。

    ホテル住所を入力する場合は、Google検索の要約や予約サイトの一部表記ではなく、できればホテル公式サイトに掲載されている住所を使いましょう。

    大型ホテルでは玄関の所在地と郵便物の配送先が異なるケースもあります。荷物をホテルへ送る場合は、事前に受け取り可能か、どの住所を使うかをホテルへ確認するのが確実です。

    また、ホテル名だけでは配達できません。番地、Street名、Suburb、州、郵便番号まで入力してください。

    よくある間違い

    州をフルスペルで書き、郵便番号を省略する

    フルスペルでも意味は通じますが、Australia PostではNSW、VIC、QLDなどの正式な州略称と郵便番号を使う形式が基本です。

    Suburbを省いて大都市名だけを書く

    シドニー都市圏の住所だからといって、すべて「Sydney NSW」と書くわけではありません。住所に記載されたSuburbをそのまま使います。

    郵便番号にハイフンを入れる

    オーストラリアのPostcodeは4桁で、ハイフンはありません。

    最後の行にJAPANと書いてしまう

    宛先の最後は配送先の国なので「AUSTRALIA」です。JAPANは差出人住所の最後に書きます。

    住所の最後の行にコンマをたくさん入れる

    Australia Postは、機械で読み取りやすくするため、Suburb、州、Postcodeの行に句読点を入れず、スペースで区切る形式を推奨しています。

    StreetとRoadを省略してしまう

    通り名の一部なので、勝手に削除しないようにしましょう。

    古いParcel Locker住所を使う

    2026年9月から住所形式が変更されています。MyPostに表示される最新の住所を使ってください。

    住所が正しいか調べる方法

    Suburb名や郵便番号に自信がない場合は、Australia Post公式サイトのFind a postcodeで確認できます。

    Suburb、州、Postcodeの組み合わせが正しいかを発送前に確認しておくと、誤配や遅延を防ぎやすくなります。

    特に手書きで教えてもらった住所、古い名刺、何年も前に保存した連絡先へ送る場合は、郵便番号や住所が変わっていないか確認すると安心です。

    Australia Post – Find a postcode



    オーストラリアの住所に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの郵便番号は何桁ですか?

    4桁です。日本の郵便番号のようなハイフンは入りません。

    オーストラリアの住所は日本と逆に書きますか?

    大まかには逆です。部屋番号・番地・通り名から始まり、Suburb、州、郵便番号の順に書きます。海外から送る場合は最後にAUSTRALIAと記載します。

    NSWやVICは何ですか?

    州・準州の略称です。NSWはニュー・サウス・ウェールズ州、VICはビクトリア州を表します。

    City欄にはSydneyやMelbourneと入れればいいですか?

    必ずしもそうではありません。オンラインフォームでCity / Suburbとなっている場合は、その住所に記載されたSuburb名を入力します。

    日本から送る場合、住所は日本語でも大丈夫ですか?

    宛先はローマ字で記載します。日本郵便は国際郵便の宛名を原則としてローマ文字またはアラビア数字で記入するよう案内しています。

    国名はAustraliaと書けばいいですか?

    意味は通じますが、国際郵便では最後の行に「AUSTRALIA」と大文字で書くのが推奨されています。

    5/100 Example Streetという住所はどういう意味ですか?

    一般に100番地にある建物のUnit 5という意味です。住所によって「5/100 Example Street」のように表記されます。

    郵便番号が分からない場合はどうすればいいですか?

    Australia Post公式サイトの「Find a postcode」でSuburbや住所から確認できます。



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  • オーストラリアのトイレ事情|公衆トイレの探し方・ウォシュレット・利用時の注意点

    オーストラリアのトイレ事情|公衆トイレの探し方・ウォシュレット・利用時の注意点

    オーストラリア旅行中、意外と困るのがトイレです。観光中に急に行きたくなったのに見つからない、駅にあると思ったら改札の中だった、ショッピングセンターが閉まっていた……。オーストラリアでも、場所によってはこんなことがあります。

    とはいえ、オーストラリアの都市部は公衆トイレが比較的見つけやすく、公園、ショッピングセンター、図書館、駅、観光施設、ビーチ周辺などに設置されています。多くは無料で利用できます。

    日本と違うのは、駅なら必ずトイレがあるとは限らないこと、夜になると施錠される公衆トイレがあること、そして日本では当たり前になった温水洗浄便座がほとんど普及していないことです。

    一方、旅行者にとって心強いのが、オーストラリア政府が支援するナショナル・パブリック・トイレット・マップ(National Public Toilet Map)。全国2万3,000か所以上のトイレを検索でき、現在地の近くにある施設だけでなく、営業時間や車椅子対応、ベビーケア設備なども調べられます。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、公衆トイレの探し方、利用料金、ウォシュレット事情、トイレットペーパー、英語表現、アクセシブルトイレなど、現地で知っておくと役立つポイントをまとめます。




    オーストラリアのトイレは日本とどう違う?

    オーストラリアでは、外出中にトイレを探すのは大変ですか?
    都市部ならそれほど困りません。ただ、日本のように「駅へ行けば必ずある」とは限らないので、ショッピングセンターや公園も候補に入れて探すのがコツです。

    シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、アデレード、パースなど、主要都市の観光エリアには公衆トイレが多数あります。

    設備そのものは日本と大きく変わりません。洋式便器が一般的で、トイレットペーパーは便器へ流します。手洗い用の水道、石けん、ハンドドライヤーまたはペーパータオルが備えられている施設が多くあります。

    日本との違いをあえて挙げるなら、次のような点です。

    • 駅に必ずトイレがあるとは限らない
    • 公園などのトイレは夜間に閉まることがある
    • 温水洗浄便座は一般的ではない
    • 男女別のほか、UnisexやAll genderのトイレもある
    • アクセシブルトイレが独立して設置されていることが多い
    • ショッピングセンターの営業時間外は利用できない

    「日本より不便」というより、トイレがある場所の考え方が少し違うと思っておくとよいでしょう。

    旅行中、トイレはどこで探す?

    観光中に探しやすいのは、次のような場所です。

    場所 見つけやすさ 注意点
    ショッピングセンター ◎ 営業時間内のみ
    大きな公園 ◎ 夜間施錠の場合あり
    観光施設・博物館 ◎ 施設入場者向けの場合あり
    図書館 ◎ 開館時間内
    鉄道駅 ○ すべての駅にあるわけではない
    ビーチ ○ 海岸によって設備差あり
    公衆トイレ ○ 営業時間を確認
    カフェ・レストラン ○ 基本的に利用客向け
    コンビニ △ 日本のように一般開放されていない店が多い

    日本人旅行者が一番戸惑いやすいのはコンビニです。日本ではコンビニのトイレを借りられることがありますが、オーストラリアの都市部では、コンビニへ入ればトイレが使えるとは考えない方がよいでしょう。

    National Public Toilet Mapが便利

    オーストラリア旅行で覚えておきたいのが、ナショナル・パブリック・トイレット・マップ(National Public Toilet Map)です。

    オーストラリア政府のナショナル・コンティネンス・プログラムの一環として運営されているサービスで、全国の公衆トイレや一般利用可能なトイレが2万3,000か所以上登録されています。

    現在地や地名を入力すると近くのトイレが表示され、施設ごとに次のような情報を確認できます。

    • 場所
    • 営業時間
    • 24時間利用できるか
    • 車椅子対応
    • 男女別・ユニセックス
    • ベビーケア設備
    • 大人用の更衣・介助設備
    • シャワー
    • MLAKキーが必要か

    「Open now(現在営業中)」や「24 hours」で絞り込めるので、夜や早朝にも便利です。

    National Public Toilet Map

    旅行前にアプリを入れておく方法もありますが、スマートフォンのブラウザからそのまま利用できます。



    公衆トイレは無料?

    オーストラリアの公衆トイレは、ほとんどが無料です。

    ヨーロッパの一部で見られるように、入口のゲートでコインを入れなければ入れないタイプは一般的ではありません。公園や街中にある自治体のトイレ、ショッピングセンター、図書館などは、多くの場合そのまま利用できます。

    ただし、すべてが無料というわけではなく、一部の施設では利用料が設定されることがあります。また、駅や民間施設ではその施設の利用者だけが使えるケースもあります。

    「トイレに行くための小銭を常に準備しておかなければならない」という国ではない、と覚えておけば十分でしょう。

    24時間使えるとは限らない

    日本の駅やコンビニの感覚でいると、こちらは少し注意が必要です。

    公園内のトイレは日没後に施錠されたり、ショッピングセンターや図書館のトイレは施設の閉館と同時に使えなくなったりします。

    一方で、大都市には24時間利用できる公衆トイレもあります。例えばシドニー市内では、ハイド・パーク、ウィンヤード・パークなどに24時間利用できる自動式公衆トイレがあります。

    夕食後や早朝に移動する場合には、National Public Toilet Mapで「Open now」または「24 hours」を確認しておくと安心です。

    ショッピングセンターのトイレ

    都市部で一番見つけやすく、旅行者にも使いやすいのがショッピングセンターです。

    ウェストフィールド(Westfield)などの大型ショッピングセンターでは、各フロアまたはフードコート周辺などにトイレがあります。清掃も定期的に入るため、公園の公衆トイレより使いやすいと感じる人も多いでしょう。

    親子向けのParents Roomが用意されている施設も多く、オムツ交換台、授乳スペース、子供用トイレなどが設置されていることがあります。

    難点は営業時間です。夜遅くにショッピングセンターが閉まると、当然ながらトイレも使えなくなります。

    駅・公共交通機関のトイレ

    オーストラリアでは、すべての鉄道駅に公衆トイレがあるわけではありません。

    主要駅には設置されていることが多いものの、小さな駅にはなかったり、駅員がいる時間だけ利用できたり、改札内に設置されていたりします。

    シドニー市も、公衆トイレがある場所として駅を挙げていますが、すべての駅にあるとはしていません。

    長距離移動の前なら、「駅へ着いてから行けばいい」と決めつけず、ホテルやショッピングセンターで済ませておく方が安心です。

    公園・ビーチ・観光地のトイレ

    オーストラリアでは、公園やビーチ周辺に公衆トイレがよくあります。

    大きな都市公園、海水浴場、ピクニックエリア、遊び場の近くには、トイレに加えてシャワーや更衣設備が設けられていることもあります。

    例えばシドニーではハイド・パーク周辺に複数の公衆トイレがあり、ビーチエリアでも自治体がトイレやシャワーを設置している場所があります。

    ただし、オーストラリアのビーチは数が非常に多く、すべてに設備があるわけではありません。人の少ない海岸や自然公園へ行く場合は、出発前に確認しておきましょう。




    カフェ・レストランで借りられる?

    カフェやレストランにはトイレがある店も多いですが、基本的には利用客向けです。

    日本のように「ちょっと借りてもよいですか」とお願いすれば必ず使わせてもらえるわけではありません。特に都心部の小さなカフェでは、そもそも客用トイレがないこともあります。

    食事中に場所が分からなければ、

    Where is the toilet?

    または

    Do you have a bathroom?

    で十分通じます。

    オーストラリアでは「toilet」という言葉を普通に使うので、日本人が気にして「restroom」と言い換える必要はありません。

    ウォシュレット・温水洗浄便座はある?

    日本から来ると、ここが一番大きな違いかもしれません。

    オーストラリアでは、日本で一般的なウォシュレットなどの温水洗浄便座は、まだ標準的な設備ではありません。

    高級ホテル、日本人利用の多い施設、個人宅などに設置されている例はありますが、空港、ショッピングセンター、駅、公園などの一般的な公衆トイレでは期待しない方がよいでしょう。

    便座に暖房機能が付いていることもほとんどありません。

    普段ウォシュレットを使っている人は、旅行用の携帯洗浄器を持って行く方法があります。ウェットティッシュを使う場合は、使用後に便器へ流さず、備え付けのゴミ箱へ捨てるようにします。

    トイレットペーパーは流して大丈夫?

    はい。オーストラリアでは使用したトイレットペーパーは便器へ流します。

    一部の国のように、使用済みトイレットペーパーを横のゴミ箱へ入れる必要はありません。

    オーストラリアの水道事業者も、下水へ流してよい基本的なものとして「Pee、Poo、Toilet paper」の3つを案内しています。

    公衆トイレには通常トイレットペーパーが備え付けられていますが、郊外や利用者の多い観光地では切れていることもあります。心配ならポケットティッシュを持ち歩いておくと安心です。

    ウェットティッシュは流さない

    注意したいのは、普通のウェットティッシュ、ティッシュペーパー、ペーパータオル、生理用品などです。

    トイレットペーパーと違って水中で簡単に崩れないため、下水管の詰まりの原因になります。

    西オーストラリア州のウォーター・コーポレーションも、下水管は基本的に尿、便、トイレットペーパーを流すために設計されていると案内しています。

    商品に「flushable」と書かれていても、オーストラリアの規格に適合する表示があるかを確認し、不明なものはゴミ箱へ捨てる方が無難です。

    トイレでよく見る英語

    表示 意味
    Toilet / Toilets トイレ
    Male / Men / Gents 男性用
    Female / Women / Ladies 女性用
    Unisex 男女共用
    All gender 性別を問わず利用できるトイレ
    Accessible Toilet 車椅子利用者などに対応したトイレ
    Ambulant Toilet 歩行可能だが手すりなどの補助を必要とする人向け
    Parents Room 乳幼児連れ向けの設備
    Baby Change オムツ交換設備
    Changing Places 高い介助ニーズに対応した大型アクセシブル設備
    Out of order 故障・使用不可
    Closed 閉鎖中

    日常会話では「loo」という言葉も使われます。「Where’s the loo?」でも通じますが、旅行者なら「Where is the toilet?」で十分です。



    車椅子対応・アクセシブルトイレ

    オーストラリアでは、大型公共施設やショッピングセンター、観光施設などでAccessible Toiletをよく見かけます。

    男女別トイレとは別に、車椅子で入りやすい広い個室として設けられていることが多く、介助者が異性の場合でも利用しやすいユニセックスタイプが一般的です。

    National Public Toilet Mapでは、アクセシビリティを条件に施設を検索できます。車椅子で旅行する場合には、観光ルートを決める時点でトイレも一緒に確認しておくと移動が楽になります。

    Changing Placesとは?

    チェンジング・プレイシズ(Changing Places)は、一般的なアクセシブルトイレでは十分に対応できない、高い介助ニーズがある人向けの設備です。

    通常のアクセシブルトイレより広く、施設によって成人用の高さ調整式チェンジングベンチ、天井走行式のホイスト、介助者が動けるスペースなどを備えています。

    オーストラリアではこうした施設の整備が進められており、国内には300か所以上のChanging Placesがあります。

    場所はNational Public Toilet MapやChanging Placesの案内から確認できます。

    MLAKと書かれたトイレ

    アクセシブルトイレを探していると、MLAKという表示を見ることがあります。

    これはマスター・ロックスミス・アクセス・キー(Master Locksmiths Access Key)の略で、対象となる障害のある人が、MLAK対応の公衆トイレなどを利用するための共通キーです。

    施設によってはMLAKが必要なトイレを24時間利用できる仕組みになっています。

    National Public Toilet Mapでは、MLAK対応施設を条件に検索できます。日本からアクセシブル設備を必要とする旅行者は、利用予定の施設が通常開放なのか、MLAKが必要なのかを事前に確認しておくとよいでしょう。

    赤ちゃん連れ・子供連れの場合

    大型ショッピングセンター、空港、博物館、観光施設などでは、オムツ交換台を備えたトイレやParents Roomがよく設置されています。

    Parents Roomには、オムツ交換台、授乳スペース、電子レンジ、子供用便器などが備えられていることがあります。設備内容は施設ごとに異なります。

    National Public Toilet MapでもBaby Changeの設備がある場所を絞り込めるので、乳幼児連れの旅行では便利です。

    自動式の公衆トイレを小さな子供と利用する場合は、子供だけで入らせない方が安全です。シドニー市の自動式公衆トイレでは、センサーの作動条件があるため、小さな子供には保護者が一緒に入るよう案内しています。

    自動式公衆トイレを使う時の注意

    シドニーなどの都市部では、街中に箱型の自動式公衆トイレがあります。

    ドアの開閉、洗浄などが自動化され、利用後に便器や床を自動洗浄するタイプもあります。

    初めて見ると少し戸惑いますが、入口や内部に使い方が書かれています。シドニー市の自動式トイレには音声案内や点字案内もあり、緊急ボタンも設置されています。

    また、長時間占有されないよう利用時間に上限が設定されているタイプがあります。荷物整理や着替えなどで必要以上に長居せず、通常のトイレとして利用しましょう。




    ドライブ旅行・地方でのトイレ

    レンタカーで郊外へ出ると、都市部とは事情が変わります。

    高速道路や幹線道路沿いでは、サービスステーション、ロードハウス、レストエリア(Rest Area)、観光案内所などにトイレがあります。

    ただし、日本の高速道路のサービスエリアほど短い間隔で施設が続くとは限りません。特にアウトバックでは、次の町まで100km以上という区間も珍しくありません。

    休憩場所を見つけたら、まだ大丈夫と思ってもトイレを済ませておくのがオーストラリアの長距離ドライブでは基本です。

    National Public Toilet Mapは主要な旅行ルート上のトイレ探しにも使えます。

    旅行中に困らないためのコツ

    オーストラリア旅行でトイレに困らないために、特別な準備は必要ありません。次の点だけ覚えておけば十分です。

    • ホテルを出る前に済ませる
    • 大型ショッピングセンターを見つけたら場所を確認しておく
    • 駅に必ずあると思わない
    • 夜は24時間利用できる施設を探す
    • National Public Toilet Mapをブックマークする
    • 郊外へ行く日は休憩所で早めに利用する
    • ポケットティッシュを1つ持っておく
    • 普通のウェットティッシュは便器へ流さない

    都市観光なら、公衆トイレだけを探し回るより、ショッピングセンター、図書館、大きな公園を覚えておくと実用的です。

    シドニーやメルボルンのCBDを歩いている時も、「次の観光地まで我慢する」より、近くのショッピングセンターに入る方が早いことがあります。

    オーストラリアのトイレに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの公衆トイレは無料ですか?

    多くの公衆トイレは無料です。ただし、一部の施設では料金が必要な場合があります。

    オーストラリアにウォシュレットはありますか?

    一部のホテルや個人宅などにはありますが、日本のように一般的ではありません。通常の公衆トイレでは設置されていないと考えた方がよいでしょう。

    トイレットペーパーは便器へ流してよいですか?

    はい。通常のトイレットペーパーは便器へ流します。普通のウェットティッシュ、ティッシュ、生理用品などは流さず、ゴミ箱へ捨ててください。

    駅にはトイレがありますか?

    主要駅にはあることが多いですが、すべての駅に設置されているわけではありません。National Public Toilet Mapなどで確認すると安心です。

    コンビニでトイレを借りられますか?

    日本のコンビニのように一般客向けトイレが用意されているとは限りません。ショッピングセンター、公園、図書館などを探す方が確実です。

    トイレは英語でRestroomと言わないと失礼ですか?

    いいえ。オーストラリアでは「toilet」という言葉を普通に使います。「Where is the toilet?」で問題ありません。

    夜でも公衆トイレは使えますか?

    施設によります。24時間利用できるトイレもありますが、公園や公共施設では夜間に閉鎖される場合があります。National Public Toilet Mapで営業時間を確認できます。

    赤ちゃんのオムツ交換ができる場所はありますか?

    大型ショッピングセンター、空港、観光施設などにはBaby ChangeやParents Roomが設けられていることがあります。National Public Toilet Mapでも設備を条件に検索できます。



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  • オーストラリアの水道水は飲める?主要都市の水事情と日本との違い

    オーストラリアの水道水は飲める?主要都市の水事情と日本との違い

    オーストラリア旅行で「水道水はそのまま飲んで大丈夫?」と気になる人は多いでしょう。海外では水道水を飲めない国もありますが、オーストラリアでは事情が異なります。

    結論から言えば、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、アデレード、パース、ホバート、キャンベラ、ダーウィンなど、主要都市の公共水道は通常そのまま飲むことができます。

    オーストラリアでは、全国的な指針となるオーストラリア飲料水ガイドライン(Australian Drinking Water Guidelines)をもとに、州・準州の行政機関や水道事業者が水質を管理しています。ホテルの客室や一般家庭の蛇口から出る冷たい水も、通常は飲料用の公共水道につながっています。

    ただし、広大な国だけに地域差もあります。都市によって水の硬度や味が違い、地方部では地下水や雨水タンクを利用する場所もあります。また、大雨、洪水、設備故障などが発生した際には、一時的に煮沸勧告(Boil Water Alert)が出ることがあります。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、水道水の安全性、主要都市ごとの特徴、硬水・軟水、日本との違い、ホテルやレストランでの水、煮沸勧告が出た場合の対応まで詳しく紹介します。




    結論:オーストラリアの水道水は飲める

    ホテルの洗面所の蛇口から出る水を、そのまま飲んでも大丈夫ですか?
    主要都市の公共水道であれば、基本的にそのまま飲めます。「Do not drink」「Non-potable」などの表示がある水だけは飲まないでください。

    オーストラリアの都市部では、家庭、ホテル、レストラン、オフィスなどへ供給される公共水道は飲料水として管理されています。

    そのため、日本から旅行する際に「毎日ペットボトルの水を買わなければならない」と考える必要はありません。マイボトルを持参してホテルで水を補給するだけでも、十分に旅行できます。

    ただし、「オーストラリア国内のあらゆる蛇口の水が飲める」という意味ではありません。公園、キャンプ場、地方施設などには飲料用ではない水があり、その場合は「Non-potable water」「Do not drink」などと表示されています。

    オーストラリアの飲料水はどう管理されている?

    オーストラリアの飲料水管理の基本となっているのが、国立保健医療研究評議会(National Health and Medical Research Council:NHMRC)のオーストラリア飲料水ガイドライン(Australian Drinking Water Guidelines)です。

    このガイドラインは、飲料水の微生物、化学物質、外観、味、においなどを管理するための全国的な基準となる考え方を示しています。

    実際の水道事業は州・準州ごとの制度で管理され、それぞれの水道事業者が水源、浄水場、配水網などで検査を行います。

    ガイドラインでは、安全な飲料水とは短期間だけでなく、長期間飲み続けても健康に重大なリスクを生じない水であることを基本としています。

    日本の水道水との違い

    日本とオーストラリアは、どちらも都市部では水道水をそのまま飲める国です。

    旅行者が最も感じやすい違いは、安全性そのものよりも味、におい、硬度でしょう。

    日本の水道水は一般に軟水が多く、全国の水道水の硬度は地域によって異なります。オーストラリアも「全国すべて硬水」というわけではなく、メルボルンやキャンベラのように日本人にもなじみやすい軟水の都市があります。

    一方、地下水の割合が多い地域などではカルシウムやマグネシウムが多く、水垢が付きやすいことがあります。



    主要都市の水道水一覧

    都市 通常の公共水道 特徴
    シドニー そのまま飲める 比較的軟らかい水
    メルボルン そのまま飲める 非常に軟らかい水
    ブリスベン そのまま飲める 水源や季節で味・においが変わることがある
    ゴールドコースト そのまま飲める 公共水道は飲料用として管理
    ケアンズ そのまま飲める 熱帯の大雨時などは現地情報を確認
    アデレード そのまま飲める 地域・水源により硬度や味が異なる
    パース そのまま飲める ダム、地下水、海水淡水化など複数水源
    キャンベラ そのまま飲める 軟水
    ホバート そのまま飲める 公共水道は飲料用として管理
    ダーウィン そのまま飲める 雨季に色・味の変化を感じる場合がある

    上表は通常時の公共水道についてです。災害や設備トラブルなどで一時的な飲用制限が出た場合は、現地当局の案内が優先されます。

    シドニー

    シドニーの水道水はそのまま飲むことができます。

    シドニー・ウォーター(Sydney Water)によると、グレーター・シドニーの水道水の硬度は炭酸カルシウム換算で約57mg/Lです。同社では60mg/L未満を軟水、60mg/Lを超える水を硬水として説明しており、シドニーはその境界に近い比較的軟らかい水です。

    日本の軟水に慣れている旅行者でも、大きな違和感を感じにくい都市と言えるでしょう。

    メルボルン

    メルボルンは、水道水の評価が高いことで知られる都市です。

    主な水源の多くは立ち入りが制限された森林の集水域にあり、自然環境で守られた水を貯水池へ集め、必要な処理・消毒を行って供給しています。

    メルボルンの平均的な硬度は約31mg/Lで、非常に軟らかい水に分類されています。

    そのため「オーストラリアの水は硬水だから日本人には飲みにくい」と考えている人には、少し意外かもしれません。

    ブリスベン・ゴールドコースト

    ブリスベンやゴールドコーストでも、通常の公共水道はそのまま飲むことができます。

    南東クイーンズランドでは複数のダムや浄水場を結んだ広域水道網が利用されており、水源の状況によって供給される水が変わることがあります。

    暑い時期や雨の多い時期には、自然由来の成分によって一時的に土や草のような味・においを感じることがあります。味やにおいが変わっても、それだけで直ちに飲用不適という意味ではありません。

    ケアンズ

    ケアンズの主要な水源は、コッパーロード・フォールズ・ダム(Copperlode Falls Dam)やベハナ・クリーク(Behana Creek)です。原水は浄水場で処理された後、市内へ供給されています。

    通常時は水道水をそのまま飲むことができます。

    ただしケアンズは熱帯地域で、サイクロンや集中豪雨の影響を受けることがあります。大雨で原水の濁度が急上昇した場合などには、水道事業者が一時的な使用制限や煮沸勧告(Boil Water Notification)を出すことがあります。

    雨季に旅行する場合でも普段から水道水を避ける必要はありませんが、極端な悪天候の直後はホテルやケアンズ・リージョナル・カウンシルの案内を確認しましょう。




    アデレード

    アデレードでも公共水道はそのまま飲むことができます。

    南オーストラリア州の水道事業者SAウォーター(SA Water)は、地区ごとに過去12か月の水質データを公開しており、硬度、pH、消毒に使用する成分などを住所・地域別に確認できます。

    アデレード周辺は供給地域や水源によって水質が異なるため、「アデレードは一律に硬水」と決めつけない方が正確です。

    日本から来ると味の違いを感じる人もいますが、味の好みと飲料水としての安全性は別の話です。

    パース

    パースの水道水も、通常はそのまま飲むことができます。

    西オーストラリア州のウォーター・コーポレーション(Water Corporation)は、ダムなどの表流水、地下水、海水淡水化水など複数の水源から飲料水を供給しています。

    パース都市圏の水道は飲料水の健康基準を満たすよう管理されていますが、西オーストラリア州では地下水を多く使う地域ほど硬度が高くなる傾向があります。

    そのため、旅行先によってはグラスやシャワースクリーンに白いミネラル跡が付きやすいと感じることがあります。これは必ずしも水が安全ではないという意味ではありません。

    キャンベラ

    キャンベラの水道水は軟水です。

    アイコン・ウォーター(Icon Water)では、キャンベラの水道水の平均硬度を炭酸カルシウム換算で約43mg/Lと案内しています。

    メルボルンほどではありませんが、比較的軟らかく、日本人にも飲みやすいと感じられることが多い水質です。

    ホバート

    タスマニア州ホバートでも、通常の公共水道は飲料水として供給されています。

    タスマニアは雨が比較的多く、水源や供給地域によって水質は異なります。ホテルや市街地で普通に供給されている水道水であれば、通常はペットボトルの水を買う必要はありません。

    郊外の宿泊施設や農場などで雨水タンクを利用している場合は、宿泊施設の案内を確認してください。

    ダーウィン

    ダーウィンの公共水道も飲料用として処理・管理されています。

    ダーウィンでは主にダーウィン・リバー貯水池(Darwin River Reservoir)の表流水と地下水が使われています。

    特徴的なのは雨季です。大雨などで貯水池の水が混ざると、鉄やマンガン、自然由来の有機物などの影響で、水が黄色や茶色っぽく見えたり、味やにおいが変わったりすることがあります。

    パワー・アンド・ウォーター(Power and Water)では、こうした変色の多くは見た目の問題であり、重大なケースを除けば病気になるリスクは低いと説明しています。ただし、明らかな変化がある場合は現地の最新案内を確認するのが安心です。

    オーストラリアの水は硬水?軟水?

    「オーストラリアの水道水は硬水」と紹介されることがありますが、これは正確ではありません。

    水の硬度は都市・地域・水源によって大きく違います。

    地域 硬度の目安 特徴
    メルボルン 約31mg/L 非常に軟らかい
    キャンベラ 約43mg/L 軟水
    シドニー 約57mg/L 比較的軟らかい
    パース 地域により異なる 地下水の影響を受ける地域は硬めの場合がある
    アデレード 地域により異なる 住所・供給水源により変化

    硬度は主にカルシウムやマグネシウムの量を表すもので、硬度が高いから危険というものではありません。

    硬水では石けんが泡立ちにくかったり、ケトルやシャワースクリーンに白いスケールが付きやすかったりします。



    塩素のにおい・味が気になる場合

    オーストラリアの水道水も、安全な状態で家庭まで届けるために塩素などを利用して消毒しています。

    地域、水温、水源、配水距離などによっては、日本より塩素のにおいを強く感じる人もいます。

    気になる場合は、冷蔵庫で冷やしてから飲むだけでも味を感じにくくなります。清潔な容器に入れて冷やしたり、レモンを少量加えたりする方法もあります。

    市販の浄水器を使う旅行者もいますが、都市部の水道水を安全にするために浄水器が必須というわけではありません。

    フッ素は入っている?

    オーストラリアでは、虫歯予防を目的として多くの地域の公共水道にフッ化物(fluoride)が添加されています。

    ただし、すべての地域で一律ではありません。州・地域や水道システムによって異なります。

    通常の旅行者が水道水を飲む際に特別な対応をする必要はありませんが、詳しい水質を確認したい場合は各地域の水道事業者が公開している水質データを確認できます。

    ホテルの洗面所の水は飲める?

    オーストラリアの一般的な都市型ホテルでは、客室の洗面台の冷水側の蛇口も通常は公共水道につながっており、飲むことができます。

    客室に無料のペットボトル水が置かれているからといって、「蛇口の水は飲めない」という意味ではありません。

    ただし、宿泊施設によって設備は異なります。「Non-potable water」「Not for drinking」「Do not drink」などの表示がある蛇口の水は飲まないでください。

    古い建物、郊外のロッジ、キャンプ場、島の宿泊施設などで不安がある場合は、フロントへ「Is the tap water safe to drink?」と確認すると確実です。

    レストラン・カフェの水

    レストランやカフェで「Water, please」と頼むと、水道水(tap water)を提供している店が多くあります。

    注文時に水の種類を確認される場合には、次の表現を覚えておくと便利です。

    英語 意味
    Tap water 水道水
    Still water 炭酸の入っていない水
    Sparkling water 炭酸水
    Bottled water ボトル入りの水

    「Still or sparkling?」と聞かれた場合、ボトル入りの有料水を案内している場合があります。水道水でよければ「Tap water is fine, thank you.」で通じます。

    街中の給水スポット

    オーストラリアの都市部では、公園、海岸沿い、遊歩道、公共施設などに飲料用給水器(drinking fountain/water bubbler)が設置されていることがあります。

    ボトルへ水を補給できるタイプも増えているため、マイボトルを持って歩くと便利です。

    ただし、公園のすべての蛇口が飲料用とは限りません。飲用不可の表示がある水は利用しないでください。

    ミネラルウォーターを買う必要はある?

    主要都市を旅行するだけなら、安全性を理由に毎回ミネラルウォーターを購入する必要はありません。

    スーパーやコンビニではボトル入りの水が販売されていますが、観光中はホテルでマイボトルへ水道水を入れて持参すれば、出費とペットボトルごみを減らせます。

    一方、味の好み、長距離ドライブ、アウトバック旅行、災害時の備えなどではボトル入りの水を用意しておくと便利です。




    煮沸勧告が出た場合

    オーストラリアでも、豪雨、洪水、水道管の事故、浄水設備の不具合などによって、一時的にBoil Water Alert/Boil Water Noticeが出る場合があります。

    これは普段から水道水が危険という意味ではなく、通常の安全性を保証できない状況が発生した際に出される予防措置です。

    煮沸勧告中は、自治体・水道事業者の指示に従ってください。一般には飲用だけでなく、歯磨き、飲み物や食品の調理、氷作りなどにも煮沸済みの水を使うよう案内されることがあります。

    旅行中であれば、ホテルから案内が出ていないか確認するのが最も簡単です。

    雨水タンク・井戸水・地方部では注意

    オーストラリアでは、郊外や農場、エコロッジ、キャンプ場などで雨水タンク(rainwater tank)や地下水(bore water)を使っていることがあります。

    公共水道と違い、こうした個別の水源は施設ごとに管理状況が異なります。

    オーストラリア飲料水ガイドラインでも、個別住宅の雨水・地下水などについては、水源の状態、設備の維持管理、必要に応じた検査が重要とされています。

    「Tank water」「Bore water」という表示がある場合や地方の宿泊施設では、飲用可能か宿泊先へ確認してください。

    水が白い・茶色い・においがする場合

    白く濁って見える

    蛇口から出した水が白っぽく見えても、細かな空気の泡が原因の場合があります。

    透明なコップに入れてしばらく置き、下から透明になっていく場合は空気の可能性が高くなります。

    茶色・黄色に見える

    水道管工事、急激な水流の変化、自然由来の鉄やマンガンなどによって変色することがあります。

    明らかな変色が続く場合には、そのまま大量に飲まず、ホテルまたは地域の水道事業者の案内を確認しましょう。

    塩素や土のようなにおい

    消毒用の塩素や、水源に含まれる自然由来の成分によって味・においが変化することがあります。

    味やにおいだけで安全性を判断することはできないため、不安な場合には最新の水質情報を確認してください。

    ケトルに白い跡が付くのはなぜ?

    ホテルやアパートメントの電気ケトルを使った際、内側に白い粉や膜のようなものが見えることがあります。

    これは硬度の高い水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが、加熱・蒸発した後に残ったスケール(水垢)であることがあります。

    硬水地域では起こりやすい現象で、水道水が汚染されていることを意味するものではありません。



    旅行者向け・水道水の上手な利用方法

    • 都市部ではホテルの水道水をマイボトルへ入れて持ち歩く
    • 「Non-potable」「Do not drink」の表示がある水は飲まない
    • 味が気になる場合は冷やして飲む
    • 地方の雨水タンク・井戸水は飲用可能か確認する
    • 大雨、洪水、サイクロンの直後は現地の水道情報を確認する
    • 長距離ドライブやアウトバック旅行では十分な飲料水を別途準備する
    • 透明度、色、においに急な変化があれば宿泊施設へ確認する

    特に夏のオーストラリアでは、観光中の水分補給が重要です。毎回ペットボトルを買うより、再利用できるボトルを1本持参すると便利です。

    オーストラリアの水道水に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアの水道水はそのまま飲めますか?

    主要都市の公共水道は通常そのまま飲めます。飲用不可の表示や一時的な煮沸勧告がある場合は、その案内に従ってください。

    ホテルの洗面台の水も飲めますか?

    都市部の一般的なホテルで公共水道につながっている冷水なら通常は飲めます。ただし「Do not drink」「Non-potable」などの表示がある場合は飲まないでください。

    オーストラリアの水は硬水ですか?

    地域によります。メルボルンは約31mg/L、キャンベラは約43mg/L、シドニーは約57mg/Lで比較的軟らかい水です。一方、地下水を多く利用する地域などでは硬度が高くなることがあります。

    水道水で歯磨きをしても大丈夫ですか?

    通常の公共水道であれば問題ありません。煮沸勧告が出ている場合は、その指示に従ってください。

    水道水で氷を作っても大丈夫ですか?

    通常の公共水道であれば問題ありません。煮沸勧告中は氷についても現地当局の指示を確認してください。

    ペットボトルの水を毎日買う必要がありますか?

    主要都市では安全性を理由に毎日購入する必要はありません。マイボトルに水道水を入れて持ち歩くこともできます。

    雨水タンクの水も飲めますか?

    適切に管理された雨水タンクは飲用に利用されることもありますが、公共水道とは管理方法が異なります。旅行者は宿泊施設や管理者に飲用可能か確認してください。

    水道水が少し塩素臭いのですが危険ですか?

    消毒に使用される塩素のにおいを感じる場合があります。においだけで危険とは限りません。急な変化や強い異臭が続く場合は、宿泊施設や水道事業者の最新情報を確認してください。



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  • オーストラリアではチップは必要?レストラン・ホテル・タクシー別に徹底解説

    オーストラリアではチップは必要?レストラン・ホテル・タクシー別に徹底解説

    オーストラリア旅行で意外と迷いやすいのが、レストランやホテルでのチップ(tip/gratuity)です。アメリカ旅行の経験があると、「食事代とは別に15~20%くらい必要なのでは?」と心配になるかもしれません。

    結論から言えば、オーストラリアではチップは基本的に必要ありません。レストラン、カフェ、ホテル、タクシー、ツアーなど、通常のサービスを利用するだけなら、表示・請求された料金を支払えば問題ありません。

    一方で、特に満足したサービスに対して、自分の意思でチップを渡すことはあります。高級レストランで良いサービスを受けた場合に10%程度を加えたり、会計をきりの良い金額に丸めたりするケースもありますが、義務ではありません。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、レストラン、カフェ、バー、ホテル、タクシー、ウーバー、ツアー、フードデリバリーなど、場面ごとのチップ事情を紹介します。チップと混同しやすい週末・祝日サーチャージやカード手数料についてもあわせて説明します。




    結論:オーストラリアではチップは基本的に不要

    レストランで食事をしたら、必ずチップを置いた方がいいですか?
    いいえ。オーストラリアではチップは基本的に任意です。普通のサービスであれば、請求された金額だけを支払って問題ありません。

    オーストラリア政府観光局(Tourism Australia)も、ホテルやレストランでのチップは利用者の選択であり、一般的には期待されていないと案内しています。

    日本の感覚に近く、サービスを受けるたびにチップの金額を計算する必要はありません。

    ただし「チップを渡してはいけない」という意味ではありません。非常に丁寧な接客を受けた、特別なお願いに対応してもらったなど、感謝を形にしたいときに任意で渡すことはあります。

    なぜチップを払わなくてもよい?

    オーストラリアでは、従業員には最低賃金や業種別のアワード(Award)などの賃金制度が適用されます。

    2026年7月1日以降、アワードや企業協定の対象でない成人従業員に適用される全国最低賃金は時給A$26.44です。実際のレストランやホテル従業員には、ホスピタリティ業界などのアワードに基づく賃金、時間帯や曜日によるペナルティーレート等が適用される場合があります。

    そのため、少なくともアメリカの一部で見られるような「チップを受け取ることを前提に、通常の最低賃金とは異なる低い現金賃金が設定される」という仕組みとは異なります。

    旅行者としては、チップはサービス料金の不足分を補うものではなく、良いサービスへの任意のお礼と考えると分かりやすいでしょう。

    レストランのチップ

    一般的なレストランでは、チップを支払わなくても問題ありません。

    例えば2人で食事をして会計がA$86だった場合、A$86をそのまま支払えば十分です。アメリカのように、会計後に自動的に15%や20%を計算して追加する必要はありません。

    サービスが特に良かった場合には、A$86をA$90にしたり、数ドルを残したりする人もいます。

    カード払いが中心のオーストラリアでは、現金をテーブルに置くより、会計時にチップを加えるか、カード端末に表示される任意のチップ機能を利用するケースもあります。

    高級レストランでは?

    高級レストランやファインダイニングでは、一般的なカジュアルレストランよりチップを渡す人が多くなります。

    Tourism Australiaでは、上質なレストランで良いサービスを受けた場合、会計の10%程度をチップとして渡すことが一般的と案内しています。

    ただし、ここでも「10%を必ず払わなければならない」というルールではありません。料理やサービスに満足した場合のお礼という位置付けです。

    A$200の会計なら、特に良いサービスだった場合にA$20程度を追加する、といった考え方になります。



    カフェ・バー・パブ

    カフェでコーヒーを買う、バーでビールを注文する、パブで食事をするといった場面でも、通常はチップ不要です。

    カウンターにTip Jarと書かれた容器が置かれていることがあります。小銭を入れたい人が自由に入れるもので、何も入れなくても失礼にはなりません。

    注文のたびにバーテンダーへ1ドルずつ渡すといったアメリカ式の習慣も、オーストラリアでは一般的ではありません。

    ホテル

    ホテルでも、通常のサービスにチップは必要ありません。

    場面 チップ
    チェックイン・フロント 不要
    ポーターに荷物を運んでもらう 通常は不要
    客室清掃 通常は不要
    コンシェルジュ 通常は不要
    ルームサービス 基本的に不要。請求内容を確認

    例えばスーツケースを部屋まで運んでもらっただけで、A$1やA$2を必ず渡す必要はありません。

    一方、コンシェルジュに入手困難なレストランを探してもらった、通常以上の手間をかけてもらった、といった場合に任意でお礼を渡すことはできます。

    タクシー

    タクシーでもチップは基本的に不要です。メーター料金や確定した運賃を支払えば問題ありません。

    以前は現金払いの際に、例えばA$28.60をA$30として「お釣りは結構です」とすることもありました。現在はカード決済が多いため、必ずしも端数を切り上げる必要はありません。

    大きな荷物をたくさん運んでもらった、予定外の対応をしてもらったなど、特に感謝したい場合に数ドルを追加する程度で十分です。

    ウーバーなどの配車サービス

    ウーバー(Uber)では、乗車後にアプリ上でチップを追加できる機能があります。

    しかし、ウーバー自身もチップについて「期待されておらず、必要でもない」と案内しています。

    アプリにチップの選択画面が表示されても、必ず選択する必要はありません。良いサービスだったと感じたときだけ利用すれば十分です。

    運転手が荷物を積み下ろしてくれた、長距離移動で非常に丁寧に対応してくれた、といった場合にお礼として利用することができます。




    ツアーガイド・ドライバー

    オーストラリアの現地ツアーでも、原則としてガイドやドライバーへのチップは必須ではありません。

    日帰り観光、ワイナリーツアー、空港送迎、貸切車などでは、予約時に提示されたツアー代金を支払えば通常はそれで完了です。

    ガイドが非常に丁寧だった、旅行中のトラブルに特別に対応してもらったなど、強く感謝したい場合には任意で渡して構いません。

    海外クルーズや海外資本のツアーなどでは、オーストラリア国内の一般的な慣習とは異なるチップ制度を採用している場合があります。その場合は予約条件や旅行書類に記載された案内を確認してください。

    フードデリバリー

    ウーバー・イーツ(Uber Eats)などのフードデリバリーでも、チップは必須ではありません。

    アプリ上でチップを追加できる場合がありますが、これは任意です。ウーバー・イーツも「チップは必要ではない」と案内しています。

    雨天や悪天候、大量注文、階段しかない建物への配達などで特に感謝したい場合に追加する、と考えればよいでしょう。

    美容院・マッサージ・スパ

    美容院、ネイルサロン、マッサージ、スパなどでも、料金とは別にチップを支払う習慣は基本的にありません。

    表示された料金を支払えば問題なく、施術料金の15~20%を別途計算する必要はありません。

    もちろん、特別に満足したサービスに対して任意でチップを渡すことはできます。

    チップを渡すならいくら?

    オーストラリアでは固定されたチップ率がないため、「このサービスなら必ず○%」という決まりはありません。

    場面 一般的な考え方
    一般的なレストラン 不要。良いサービスなら端数を丸める、数ドルなど任意
    高級レストラン 特に良いサービスなら10%程度を目安にすることがある
    カフェ・バー 不要。Tip Jarへ小銭を入れる程度でも可
    ホテル 通常不要
    タクシー 不要。端数を切り上げる程度でも可
    ウーバー 不要。アプリから任意で追加可能
    ツアー 通常不要。特別に満足した場合のみ任意
    フードデリバリー 不要。アプリから任意で追加可能

    迷ったときは「チップなし」で問題ありません。良いサービスを受けて自分からお礼をしたいと感じたときだけ追加すれば十分です。

    カード端末に「Tip」が表示されたら?

    近年はレストランやカフェのカード端末で、支払い時に「Tip」「Add tip」などが表示されることがあります。

    画面に「5%」「10%」「15%」「Custom」などの選択肢が出ても、チップを選ばなければならないわけではありません。「No tip」「Skip」などを選んで通常料金だけを支払って構いません。

    海外から導入されたPOSシステムが標準でチップ画面を表示している場合もあるため、「画面が出た=オーストラリアでもチップが必須になった」と考える必要はありません。

    チップの渡し方

    チップを渡したい場合には、いくつか方法があります。

    • 会計時に現金を追加する
    • レストランのTip Jarへ現金を入れる
    • カード端末で任意の金額を追加する
    • ウーバーやデリバリーアプリから追加する
    • 現金払いで端数のお釣りを受け取らない

    日本の「心付け」のように封筒へ入れる必要はなく、特別な渡し方の作法もありません。



    サービス料とチップの違い

    旅行中は「Tip」と「Service Charge」を区別して考えましょう。

    チップは利用者が任意で追加するお礼です。一方、予約条件やメニューなどに明記されたサービス料・手数料は、店側が設定した料金の一部です。

    特に大人数のグループ予約や特別なイベントでは、通常とは異なる料金条件が設定されることがあります。予約時に「service charge」「booking fee」「surcharge」などの記載があれば、チップとは別のものとして確認してください。

    週末・祝日・カードのサーチャージはチップではない

    オーストラリアのレストランやカフェで旅行者が戸惑いやすいのがサーチャージ(surcharge)です。

    週末や祝日に「Sunday surcharge 10%」「Public holiday surcharge 15%」などが設定されることがあります。これは店側が設定する追加料金で、スタッフへのチップではありません。

    また、2026年9月時点ではカード決済にカード・サーチャージを加える店もあります。ただしオーストラリアではカード・サーチャージのルールが変更され、Visa、Mastercard、American Express、eftposについては2026年10月1日から各カードネットワークの「no surcharge」ルールが導入されます。

    この変更はカード決済のサーチャージに関するもので、レストランなどの週末・祝日サーチャージには適用されません。

    いずれの場合も、サーチャージを払ったからチップを払った、あるいはサーチャージとは別に必ずチップを払うという関係ではありません。

    チップを渡さなくても失礼ではない?

    チップを渡さなかったことで、「サービスが悪かったという意思表示になるのでは」と心配する必要もありません。

    オーストラリアでは、チップなしが普通の支払いとして受け取られます。

    良いサービスだったことを伝えたい場合は、チップだけでなく、スタッフへ直接「Thank you」「That was great」と伝えたり、Googleなどで良いレビューを残したりする方法もあります。

    アメリカとの違い

    項目 オーストラリア アメリカ
    レストラン 基本的に任意 チップが強く期待される場面が多い
    カフェ 通常不要 店舗・サービス形態によりチップを求められることが多い
    ホテル 通常不要 ポーター、ハウスキーピング等で渡すことが多い
    タクシー 通常不要 チップを加えることが一般的
    カード端末のTip画面 表示されても任意 チップを選択する場面が多い

    日本からオーストラリアへ旅行する場合には、「アメリカ式のチップ文化を持ち込んで考えなくてよい」という点を覚えておけば、会計時に慌てずに済みます。




    旅行中の場面別・支払い例

    カフェでA$6のコーヒー

    A$6をそのまま支払えば問題ありません。Tip Jarがあっても入れる必要はありません。

    カジュアルレストランでA$78

    A$78をそのまま支払えば問題ありません。とても良いサービスだったのでA$80にしたい、という場合にはもちろん構いません。

    高級レストランでA$300

    サービスに特に満足した場合は、10%程度を目安にA$30前後を追加するという選択肢があります。ただし必須ではありません。

    タクシー料金A$47.60

    A$47.60を支払えば問題ありません。現金でA$50を渡し、お釣りを受け取らない方法もありますが、あくまで任意です。

    ウーバー乗車後にTip画面が出た

    チップなしで終了して構いません。特に良かった場合だけ、アプリから希望額を追加します。

    ホテルでスーツケースを部屋まで運んでもらった

    通常はチップ不要です。何も渡さなくてもマナー違反にはなりません。

    オーストラリアのチップに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアではチップは必要ですか?

    基本的に必要ありません。レストラン、ホテル、タクシーなどでも、通常は請求された金額を支払えば問題ありません。

    レストランでは何%払えばいいですか?

    一般的なレストランではチップ不要です。高級レストランで特に良いサービスを受けた場合は、10%程度を目安に任意で渡すことがあります。

    ホテルの清掃スタッフに枕元へ現金を置く必要がありますか?

    必要ありません。オーストラリアではホテルの客室清掃に毎日チップを置く習慣は一般的ではありません。

    タクシーやウーバーにチップは必要ですか?

    必要ありません。ウーバーではアプリにチップ機能がありますが任意です。

    ツアーガイドにはチップを渡しますか?

    通常は必要ありません。特別に良いサービスを受けた場合に、お礼として任意で渡すことはできます。

    カード端末に10%や15%のTipが表示されたら払う必要がありますか?

    必要ありません。「No tip」「Skip」などを選択して、通常の会計金額だけを支払って問題ありません。

    週末サーチャージはチップですか?

    いいえ。週末や祝日のサーチャージは店が設定する追加料金で、スタッフへのチップとは別のものです。

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    失礼ではありません。オーストラリアではチップなしが一般的な支払いです。



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  • オーストラリア政府が新型コロナウィルス規制緩和に向けてのロードマップを発表 ~ ワクチン接種率によって国境の再開も視野に

    オーストラリア政府が新型コロナウィルス規制緩和に向けてのロードマップを発表 ~ ワクチン接種率によって国境の再開も視野に

    このページは2021年9月8日現在の情報になります。

    2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。

    最新の情報は以下のページを参照ください。

    オーストラリア連邦政府は2021年8月6日、現在閉鎖されているオーストラリア国境の再開を含む、ロードマップ(行程表)を発表しました。

    今回発表された行程表(ロードマップ)は、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)と呼ばれ、ワクチン接種率を目安に4段階に別れ、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていくものです。

    この行程表には、各段階ごとの目指すワクチン接種率が明示され、オーストラリアへの観光旅行の受入れも含まれています。

    オーストラリアへの観光旅行の再開を待ち望む関係者、オーストラリアを訪れたいと考えている旅行者にとって、ようやく見えてきた一筋の光と言えます。

    この記事は2021年11月時点の記事になります。

    オーストラリア政府は2022年2月21日より、全世界からの短期観光客を含む旅行者の受け入れを開始しました。

    最新のオーストラリア入国に関する情報は、以下のページを参照ください。

    オーストラリアの新型コロナウィルス政策

    オーストラリアでは、市中感染者が発見され次第実施される機動的なロックダウン(都市封鎖)と、入国者に対して課せられる14日間の強制隔離と人数制限、自国民の出国も制限する等、厳しい出入国制限が行われていました。

    オーストラリア連邦政府は元々ゼロコロナを目指していた訳ではなかったのですが、国内の州境閉鎖、ロックダウンなど強い権限を持つ州政府、特にクイーンズランド州(ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ等)、ビクトリア州(メルボルンなど)、西オーストラリア州(パース等)などの労働党が政権を握っている州、それを支持する世論に押し切られる形で、結果として国全体としてゼロコロナ事実上のコロナ政策となっていました。

    しかしながら、厳しい出入国制限を実施していたのに関わらず、6月にはシドニーよりデルタ変異種のオーストラリア国内に侵入して全国に広がりをみせ、それまでほぼオーストラリア国内では新規感染者がゼロに抑え込まれていた状況が一変しました。

    シドニーでは6月26日より厳しい行動制限を伴うロックダウンが実施されましたが、9月9日現在も1日の感染者数は1400人と減少傾向が見られず、4回の延長を重ねて現在もロックダウンが実施されています。

    オーストラリアのワクチン接種は他の先進国に比べて出遅れていましたが、7月より急速にワクチン接種が進み、接種を希望する人全員へ行き渡る目途もたってきました。

    進む国内でのワクチン接種と、今回のデルタ変異種のような感染力が強い変異種では、完全な新型コロナウィルスの封じ込めは不可能と考えられることから、オーストラリア政府は「方針を転換」し、新型コロナウィルスとの共生を目指していくことを明らかにしました。

    2021年8月6日には、ワクチン接種率に応じて4段階に分けて行動制限を緩和し、この制限緩和にはオーストラリアの国境再開も含まれています。




    新型コロナウィルス規制緩和のロードマップ

    オーストラリア連邦政府によって発表された、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)の内容は以下の通りです。

    ワクチン接種率によって4段階のステップを踏んで、全面的な規制緩和、オーストラリアと他国との往来の再開を目指していきます。

    フェーズA
    現在のフェーズ
    オーストラリアは、コミュニティの感染を最小限に抑える目的で、ウイルスを引き続き強力に抑制します。対策には、ワクチン接種率の加速、COVID-19を防ぐための国境の閉鎖、発生が発生した場合の早期の厳格な短期間の封鎖が含まれます。
     

     

     

     

    このフェーズで取られる主な対策:

    • ワクチン接種率の加速
    • 国際的な国境を閉じる
    • アウトブレイクが発生した場合、早期に、厳しく、短期間でロックダウンを行う。
    • オーストラリア人全員に必要な量のワクチンを接種する機会を提供する
    • 帰国者のための自宅検疫を含む、代替検疫の導入を試験的に実施する。
    • ワクチンを接種した旅行者の帰国時の自宅検疫など、代替検疫方法の導入を試行する。
    • 学生ビザ、ビジネスビザ保持者の入国制限に関する試験の拡大
    • 国境でのデジタル・ワクチン接種証明書の認証の確立
    • ワクチンブースタープログラムの準備
    • 検疫ネットワークの見直し
     
    フェーズB
    完全ワクチン接種率が成人人口の70%

    このフェーズでは、深刻な病気、入院、および死亡者を最小限に抑えるよう努めます。対策には、高いワクチン接種率の維持、インセンティブやその他の対策による摂取の促進、継続的な低レベルの制限と効果的な追跡による地域社会での症例の最小化等です。ロックダウンの可能性は低いですが、極対象を絞ったものが含まれる場合があります。

    このフェーズで取られる対策:

    • ワクチン接種を受けた住民に対する制限を緩和する(予定)
    • ワクチン接種を受けた帰国者数の上限を拡大
    • 入国者数の上限を設けて学生ビザおよびビジネスビザ保持者の入国上限を認める。
    • ワクチン接種を受けた居住者のために、新たに検疫の軽減措置を導入。
    • ワクチンブースタープログラムの準備・実施
     
    フェーズC
    完全ワクチン接種率が成人人口の80%

    フェーズCでは、オーストラリアは、深刻な病気、入院、死亡を最小限に抑えるよう努めます。対策には高度にターゲットを絞ったロックダウンのみが含まれる場合があります。

    • ワクチン接種率の最大化
    • 高度にターゲットを絞ったロックダウンのみ
    • ワクチンブースタープログラムの継続ワクチン接種を受けた住民は、国内のすべての規制を免除
    • ワクチンを接種したオーストラリア人の帰国人数の上限を撤廃
    • 学生ビザ、ビジネスビザ、人道ビザ保持者の入国制限を緩和
    • ワクチン接種を受けたオーストラリア人の渡航制限をすべて解除
    • 新たな候補国(シンガポール、太平洋)への無制限の渡航バブルの拡大
     
    フェーズD
    完全ワクチン接種率の最終段階

    フェーズDでは新型コロナウィルスを他の感染症と同様に扱います。

    • 国際的な国境の開放
    • ワクチン接種者の人数制限、隔離措置無しで入国受入れ
    • ワクチンを接種していない旅行者に対しては、飛行前および到着時の検査をテストを実施して受入れ
     



    今後のワクチン接種率の達成予想

    現時点では、オーストラリアのワクチン接種率が70%に達するのは11月下旬、80%に達するのが12月下旬と予想されていましたが、ニューサウスウェールズ州等では急加速でワクチン接種が進み、大幅な前倒しで目標を達成する見込みです。

    一方元々厳格な州境制限、ロックダウンを含む行動制限を実施しており、デルタ変異種による大規模な感染拡大に至らなかった、クイーンズランド州や西オーストラリア州では、ニューサウスウェールズ州等と比較してワクチン接種が進んでいなく、州によってワクチン接種率の達成状況に大きく差が出る懸念が生じています。

    また、今回発表されたロードマップは、オーストラリアの全ての州政府が合意した上で発表されましたが、ここにきてクイーンズランド州、西オーストラリア州は国境の再開に対して慎重な姿勢を見せてきており、州による足並みの乱れが出てきました。

    スコット・モリソン首相は、「ニューサウスウェールズ州のように、80%(ワクチン接種率)を超え、開業を望まない州を待たずに開国することを想像できますか」の質問に対し、「はい、できます。国家計画はそれを明確に示しています」と回答しています。

    つまりシドニー空港のみ早期に国境が、帰国するオーストラリア人、学生ビザ、ビジネスビザを保持する限られた人に対して開かれ、一方でニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州、西オーストラリア州との州境は閉鎖されたままで、州間の移動ができない、あるいは隔離期間が必要となる、という事態が発生する可能性があります。

    オーストラリア連邦政府と同じ自由党が政権を持つ、シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、他の労働党政権の州と比較して、当初より行動規制の緩和、国境の再開に積極的に取り組んでいます。

    州ごとのワクチン接種率の到達予想(2021年9月10日現在)

      60 % 70 % 80 %
    ニューサウスウェールズ州 1回目接種 8月26日 9月6日 9月18日
    完全接種 10月11日 10月28日 11月14日
    ビクトリア州 1回目接種 9月11日 10月2日 10月23日
    完全接種 10月20日 11月8日 11月27日
    クイーンズランド州 1回目接種 9月21日 10月12日 11月2日
    完全接種 11月2日 11月23日 12月15日
    南オーストラリア州 1回目接種 9月22日 10月19日 11月15日
    完全接種 10月22日 11月11日 11月30日
    西オーストラリア州 1回目接種 9月29日 10月23日 11月17日
    完全接種 10月24日 11月12日 12月1日
    タスマニア州 1回目接種 9月4日 10月3日  
    完全接種 9月29日 10月15日 10月31日
    ノーザンテリトリー準州 1回目接種 9月10日 10月1日 10月22日
    完全接種 10月26日 11月8日 12月12日
    オーストラリア首都特別地域 1回目接種 8月26日 9月13日 10月2日
    完全接種 9月29日 10月14日 10月29日

    Table: ABC News  Source: covid19data.com.au



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  • 【2026年版】オーストラリアの航空会社

    【2026年版】オーストラリアの航空会社

    日本のおよそ5倍の広大な国土を持つオーストラリア、その国内の大都市間の移動手段は、やはり飛行機による移動が中心となります。

    オーストラリアの航空会社をご存知でしょうか。

    尾翼のカンガルーマークでお馴染みのカンタス航空や、日本でも活躍するLCCの牽引役ジェットスター航空、ヴァージングループで世界に名を馳せるヴァージンオーストラリア航空、この辺りが有名どころでしょうか。しかしながら、オーストラリアの航空会社はこれだけではありません。

    本稿では、定期就航路線を有しているオーストラリアの航空会社について、オーストラリア在住の現地スタッフがご案内いたします!




    オーストラリアの航空輸送の特徴

    順位 出発地 到着地 距離(km) 人数
    1 チェジュ ソウル(金浦) 449 16,068,983
    2 札幌 東京(羽田) 835 10,216,765
    3 福岡 東京(羽田) 889 9,894,296
    4 ハノイ ホーチミン 1171 8,562,009
    5 ジェッダ リヤド 857 7,371,119
    6 シドニー メルボルン 705 6,996,156
    7 ムンバイ デリー 1150 6,941,947
    8 東京(羽田) 那覇 1573 6,910,809
    9 ジャカルタ デンパサール 991 6,741,923
    10 北京 上海 1081 6,321,194

    出典:2022年 OAG

    オーストラリアの航空会社をご紹介する前に、オーストラリアの航空輸送の特徴について触れておきたいと思います。

    上の表は、2022年の世界の旅客便路線ごとの旅客数ランキングの統計です。

    東京(羽田・成田)発着の路線が上位を占めるのは当然として、注目したいのが6位にオーストラリアのシドニー/メルボルン間の路線がランクインしている点です。

    オーストラリアの人口は2,500万人程度で、シドニーとメルボルンの人口は併せても1,000万人に届くか届かないかと言ったところです。にも関わらず、人口の多い国や都市が占めるこのランキングの上位にオーストラリアの路線が入る事実は特筆すべきことです。

    オーストラリアは圧倒的に人口が少ないものの、広大な国土面積を有するために都市間の距離が非常に離れているため、航空機での移動が頻繁に行われるという特徴があります。

    経済学で輸送の比較に使われる単位に「人キロ」があります。例えば、羽田発福岡行きの全日空271便に180人が搭乗して880kmの距離を移動したとき、180人 x 880km = 158,400人キロ の輸送があったと定義付けします。

    これによると、コロナ禍前の2019年の日本国内の航空機輸送は、7,780,131千人キロであったのに対し、オーストラリア国内の航空機輸送は、76,850千人キロでした(The World Bank統計より)。

    オーストラリアは人口は少なくても、移動距離が長いことにより、輸送が大きく行われていることが示唆されています。

    また、オーストラリアの航空会社の航空サービスの特徴として、シドニーとメルボルンを結ぶような都市間路線の他に、各都市を拠点にして地方空港にサービスを展開する小規模な地方航空会社が散在している点が挙げられます。しかも、その中には交通インフラとしては必要なのに、民間では収支が釣り合わないような地方路線もあり、そのために公営の航空会社も存在しています。

    以下では、このような日本とは異なる背景下のオーストラリアで展開する大手主要航空会社と、地方航空会社をご紹介していきたいと思います。



    カンタス航空

    オーストラリア 航空会社

    カンタス航空(Qantas Airways)は、オーストラリアのシドニーを拠点とする大手航空会社で、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアです。

    国際線、国内線ともに緻密な旅客便ネットワークを構築し、同時に国内外の貨物の運搬にも注力しています。

    尾翼にはカンガルーのマークが描かれており、一目でオーストラリアの航空会社であることが判ります。

    世界で3番目に古い歴史ある航空会社で、2020年に創業100周年を迎えました。

    オーストラリアから、世界各地に広範なネットワークを持つ航空会社で、年に一度、南極大陸への遊覧飛行も実施しています。

    必然的に長距離路線が多くなるカンタス航空ですが、現在のカンタス航空の最長路線はパース/ロンドン間の直行便で、飛行時間は17時間30分となっています。これは、世界で3番目の長距離路線となっていますが、カンタス航空は間も無くシドニー/ニューヨーク間の直行便を就航させる計画で、実現すれば20時間近いフライトとなり、間違いなく世界最長路線となる見込みです。

    新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年9月より東京(羽田)・シドニー線を再開、その後東京(羽田)・ブリスベン線、東京(成田)・メルボルン線も再開されました。

    新型コロナウィルスのパンデミック前までは、大阪(関西)・シドニー線が運行されていましたが、現時点ではまだ再開の予定は発表されていません。代わりにジェットスター航空が2024年4月から運航を開始したので、このまま大阪・シドニーはジェットスター航空に運行を移管されるものと思われます。

    東京・シドニー線では、コロナ前まではボーイング747、ジャンボジェット機が使用されていましたが、コロナ後の運航再開からは、エアバスA330-300に機材が変更され、カンタス航空の全てのボーイング747は退役となりました。

    傘下にはLCCのジェットスターオーストラリア航空(後述)を携え、また、カンタスリンク航空の名を冠したグループ会社を率いています。

    オーストラリア 航空会社

    国際線のエコノミークラスの機内食は、量が多くないことが有名です。

    基本的に、選択式のワンプレートミールにパンとドリンクが提供されるのが一般的です。

    オーストラリア 航空会社

    国内線でも軽食とドリンクのサービスがありますが、エコノミークラスのアルコールサービスに関してはパース発着の中距離路線を除いて有料となっています。

    軽食中心のカジュアルなサービスが特徴ですので、ご利用の際にはご注意くださいね。

    オーストラリア 航空会社

    国内外の主要空港にはカンタスラウンジがあり、カンタスフリークエントフライヤープログラム上級会員の方や、ワンワールドの提携航空会社のマイレージプログラム上級会員の方は、ラウンジサービスをご利用いただけます。

    オーストラリア 航空会社

    カンタス航空の特徴として、キャビンアテンダントに男性スタッフが多い、パイロットに女性スタッフが多い点が挙げられます。

    この社風は、男女参画社会を早くから築いて来たオーストラリアならではと言えます。

    カンタス航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;

    →カンタス航空って、どういう会社?!

    名称 カンタス航空 (Qantas Airways)
    拠点 シドニー空港
    アライアンス ワンワールド
    ウェブサイト https://www.qantas.com/




    ヴァージン オーストラリア航空

    オーストラリア 航空会社

    ヴァージン オーストラリア航空(Virgin Australia)は、カンタス航空に次ぐオーストラリアのフルサービスキャリアで、エアラインコードはVAです。

    尾翼のロゴからも判るように、イギリスのVirginグループを起源とする航空会社ですが、現在は完全な別会社となっています。

    ヴァージン オーストラリア航空は、特定の航空連合(アライアンス)には加盟しておらず、航空会社各社と個別に提携しています。

    2000年にヴァージンブルー(DJ)航空としてシドニー/ブリスベン間の国内線で就航した航空会社で、開業当初はLCCの位置付けでした。

    2005年にヴァージングループからPatrick Corporation傘下に入り、2011年に現在のヴァージン オーストラリア航空(VA)に社名を変更しました。

    ヴァージン オーストラリア航空の拠点はクイーンズランド州の州都ブリスベンです。

    ブリスベンをハブとして、ソロモン諸島共和国ホニアラや、バヌアツ、トンガなど南太平洋の島国へのネットワークを拡充し、ついに期待されていた日本乗り入れ、東京(羽田)・ブリスベン線を2020年3月29日より開始することが発表されました。

    東京・ブリスベン線のチケットの販売も開始されましたが、運悪く新型コロナウィルスのパンデミックが世界を襲い、オーストラリア政府はオーストラリア人、永住者等を除き、オーストラリアへの入国を禁止、ヴァージン・オーストラリア航空による東京・ブリスベン線運行開始も延期となりました。

    新型コロナウィルスの影響は予想を超えて長期化かつほとんどの航空便の運航を停止しなければならない事態となり、ヴァージン・オーストラリア航空は元々経営的に厳しかったこともあり、2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請及び管財人の選任を行い、その管財人の管理下におかれました。

    管財人管理下の状態でもごく少数の便の運航は継続され、2020年8月にアメリカのヘッジファンドへ売却が完了、その後徐々にオーストラリアの国内線の運航路線・便数を増加させてきています。

    中止されていた日本路線は、経営破綻後も羽田空港の発着枠を維持し続け、就航地をブリスベンからケアンズに変えて、2023年6月28日よりヴァージン・オーストラリア航空は東京・ケアンズ間のフライトを開始しました。

    運航は1日1便、デイリーでの運航されており、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

    エコノミークラス、エコノミーXクラス、そしてビジネスクラスの3クラスが設定されています。

    念願の日本線就航を果たしたヴァージン・オーストラリア航空ですが、就航から1年たった2024年7月、2025年2月24日をもって同路線の運行を中止しました。

    廃止の理由として、予想に反して日本からオーストラリアへ訪れる旅行客の需要が低迷し、継続的な運航が困難な状況であるとしています。

    オーストラリア 航空会社

    ヴァージン オーストラリア航空の国内線のエコノミークラスでは、アルコール以外のドリンクと、スナック類が提供されます。

    最近では、リンゴがそのままサーブされるという、何ともオーストラリアらしいサービスも見られます。

    オーストラリア 航空会社

    国際線の機内食は、ジャンクフードが多い印象です。

    上の写真は、ブリスベン発ロスアンゼルス行きで提供されたオーストラリア名物のチキンシュニッツェルです。この脂っこいメニューを日本人の方が完食するのはなかなか大変だと思います。

    オーストラリア 航空会社

    ヴァージン オーストラリア航空の保有機材は、Boeing737-800を主軸とし、Boeing737-700、Airbus330-200、Boeing777-300ERなどとなっています。

    なお、B737のエコノミークラスのシートは厚い造りになっていて、シートピッチは残念ながら広くありません。

    ただし、新しい機材ではUSBポートやエンタメシステムが内蔵されているシリーズもあります。

    オーストラリア 航空会社

    オーストラリア国内の主要空港にはヴァージン オーストラリア航空のヴェロシティクラブラウンジがあり、マイレージプログラムVelocity Programの上級会員の方と、スカイチームの航空会社のマイレージ上級会員の方がご利用いただけます。

    ただ、JALのサクララウンジなどと比較すると、ラウンジのサービスはかなり簡素な内容となっています。

    ヴァージンオーストラリア航空の裏技

    ヴァージンオーストラリア航空は、スカイチーム加盟の航空会社で、同じくスカイチームに属するハワイアン航空の多くの便とコードシェアしています。ハワイアン航空を利用する際に、ハワイアン航空のウェブサイトでハワイアン航空の便名のチケットを購入するよりも、ヴァージン オーストラリア航空のウェブサイトで同便のコードシェアであるヴァージン オーストラリア航空の便名でチケットを購入する方がお得になることが多々あります。ハワイアン航空をご利用の際には、是非、裏技としてチェックしてみてください!

     

    ヴァージン オーストラリア航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;

    →ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

    名称 ヴァージン オーストラリア航空 (Virgin Australia)
    拠点 ブリスベン空港
    アライアンス スカイチーム
    ウェブサイト https://www.virginaustralia.com/



    ジェットスター航空

    オーストラリア 航空会社

    *かつては大型機ではA330-200も保有していましたが、国際線はB787-8、国内線はA320/321が主力機材となっています。

    ジェットスター オーストラリア航空(Jetstar)は、カンタス航空の100パーセント子会社で、オーストラリアを代表する格安航空会社(LCC)です。

    日本でお馴染みのジェットスター ジャパン(GK)、シンガポールでお馴染みのジェットスター アジア(3K)のグループ会社となり、ジェットスター オーストラリア航空(以下ジェットスター航空)のエアラインコードはJQとなっています。

    メルボルンに拠点を置き、2004年に国内線で就航を始め、現在では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、シンガポール、ニュージーランド、ハワイ、南太平洋の島々などに国際線を飛ばしています。

    新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年7月より東京(成田)・ケアンズ線と大阪(関西)・ケアンズ線を再開、2022年8月より東京(成田)・ゴールドコースト線も再開されました。

    2024年2月に東京・ゴールドコースト線が休止され、代わりに東京(成田)・ブリスベン線が開設され、2024年4月からは、運休されいたカンタス航空代わり、ジェットスター航空が大阪(関西)・シドニー線の運行を開始しました。

    保有機材はAirbus320/321とBoeing787-8です。

    LCCですのでシートピッチは極めて狭く、少々の覚悟が必要です。

    オーストラリア 航空会社

    *ジェットスター航空のA320の普通席の足元はかなり窮屈.

    特に、A320では31列目まで設定のある極狭仕様になっており、一般の方で、シドニー/パース、ケアンズ/デンパサールなどの4時間前後のフライトが限界だと思います。

    英語話者の方は、足元の広い1列目、非常席で足元の広い12列目と13列目がオススメです。

    ただし、これらの席は非常時にスタッフのヘルプを求められるので英語話者でなければならないと規定されており、当該の席にアロケートされている際は、搭乗時に英語のチェックがありますのでご注意ください(英語でのコミュニケーションが不可と判定されると、席の移動となり、座席指定料の差額は返金されません。満席時には搭乗不可となりますので特にご注意ください。)。

    オーストラリア 航空会

    *A320/321の1列目は足元スペースがかなり広めです. ただし,肘掛の中にテーブルが収納されているので,左右の窮屈感は拭えません.

    オーストラリア 航空会社

    *普通席と比較すると圧倒的な足元の広さの13列目.肘掛も普通席と同様のつくりです.

    特にオススメは13列目です。12列目の席はリクライニングしないので、13列目は圧倒的な広さを占有することが出来ます。

    オーストラリア 航空会社

    *画像クリックで拡大

    12・13列目の非常席に座ると、非常時に求められるアクションについて、離陸前にキャビンアテンダントより確認があり、上写真のインストラクションの一読を求められます。

    ジェットスター航空はLCCではありますが、B787にはビジネスクラスを設定しており、フルサービスキャリアで言うところのプレミアムエコノミークラスレベルのサービスを提供しています。JALとのコードシェア便では、JALのウェブサイトで同席はプレミアムエコノミークラスとして販売されています。

    オーストラリア 航空会社

    *2020年12月現在のジェットスター航空国内線のメニュー 画像クリックで左側のみ拡大

    機内食やブランケットなどのコンフォートグッズ、機内エンタメシステムの利用、カンタス航空フリークエントフライヤープログラムのマイレージ加算、ビジネスクラスの方の空港ラウンジサービスの利用などは全てオプション扱いで有料となります。

    機内でもサービスの販売をしていますが、現金精算は出来ず、クレジットカード決済のみとなりますので、ご注意ください。

    ジェットスター航空についての関連情報は、下記の記事を是非ご参照ください。

    名称 ジェットスター オーストラリア航空 (Jet Star Australia)
    拠点 メルボルン空港
    アライアンス なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入)
    ウェブサイト https://www.jetstar.com/

    リージョナル エクスプレス航空(レックス航空) 

    オーストラリア 航空会社

    リージョナル エクスプレス航空(rex. Regional Express)は、ニューサウスウェルズ州のシドニー空港近くのマスコットに本社を置く地方路線専門の航空会社で、地方路線にフォーカスしたエアラインとしてはオーストラリア最大手です。

    エアラインコードはZLで、ニューサウスウェールズ州のシドニー、ビクトリア州のメルボルン、クイーンズランド州のブリスベンとケアンズとタウンズビル、サウスオーストラリア州のアデレード、ウェスタンオーストラリア州のパースに拠点を置き路線を張り巡らしている他、タスマニア州でも運行をしています。

    リージョナル エクスプレス航空(レックス航空)は、2002年に設立された航空会社で、地方路線の拡充に努めて来ましたが、2021年よりシドニー・メルボルン線など、Boeing737-800などジェット機を使った主要都市線の運航を開始したことから暗転します。

    カンタス航空、ジェットスター航空など大手航空会社がしのぎを削るこられの主要路線に参入したことから、急速に経営が悪化、2024年にリージョナル エクスプレス航空(レックス航空)は倒産し、自主管理下に置かれました。

    2024年7月30日の夜に、同社はこれらのジェット機による主要都市間路線の運航をすべて停止しましたが、地方路線はリージョナル エクスプレス航空(レックス航空)のみが運行している都市も多く、運行停止の影響が大きいことから、州政府などの援助を受けながら地方路線の運行を継続しています。

    名称 リージョナル・エクスプレス航空 (レックス航空、Regional Express)
    拠点 シドニー空港、メルボルン空港、アデレード空港、パース空港、タウンズビル空港、ケアンズ空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.rex.com.au/




    エアー ノース

    オーストラリア 航空会社

    エアー ノース(Air North)は、ノーザンテリトリー準州の州都ダーウィンを拠点とする航空会社です。

    国内線は、ウェスタンオーストラリア州のパースや各地方空港に、クイーンズランド州へはケアンズなどに、国際線ではインドネシアや東ティモールの各地など21の国内外の都市に定期就航しています。

    創業は1978年、定期就航便の運行を開始したのは1981年です。

    エアラインコードはTLで、航空連合RegionalLink Airlinesの主要メンバーの一社となっています。

    保有機材はエンブラエルEMB170を主軸としています。

    サービスはフルサービスキャリアとなっており、フリークエントフライヤーの乗客はカンタス航空のカンタスクラブラウンジを利用出来ます。

    名称 エアー ノース (Air North)
    拠点 ダーウィン空港
    アライアンス なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入)
    ウェブサイト https://www.airnorth.com.au/

    アライアンス航空

    オーストラリア 航空会社

    アライアンス航空(Alliance Airlines)は、クイーンズランド州のブリスベンに拠点を置く航空会社で、エアラインコードはQQです。

    フォッカーの総合総社とも揶揄されるアライアンス航空は、保有する約40機の機材全てがFokker(F100、F70、F50)となっています。日本ではなかなか乗ることができないフォッカーに搭乗したいという航空ファンの方にはオススメのエアラインです。

    2002年に運行を開始し、現在ではオーストラリアの44都市と、パプアニューギニアのポートモレスビーに定期運行をしています。

    日本の大手旅行会社のチャーターツアーにも利用された実績があるフルサービスキャリアです。

    名称 アライアンス航空 (Alliance Airlines)
    拠点 ブリスベン空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.allianceairlines.com.au/



    スカイトランス航空

    オーストラリア 航空会社

    スカイトランス航空(Sky Trans)は、クイーンズランド州のケアンズを拠点とするクイーンズランド州営の航空会社で、エアラインコードはQNです。

    1993年に定期就航を開始し、現在は、ケアンズを起点に、ケープヨーク半島の各地、タウンズビル、クックタウンなどに就航しています。また、ブリスベンからも郊外空港に路線を展開しています。

    主軸機材はDash 8-100とCessna 208 Caravanです。

    予約がコンファームされても、当該便の予約者数が少なかった場合は直前になって欠航になることがよくありますので、利用の際には少々注意が必要です。

    名称 スカイトランス航空 (Sky Trans)
    拠点 ケアンズ空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.skytrans.com.au/

    フライ ペリカン

    オーストラリア 航空会社

    フライベリカン(Fly Pelican)は、2015年に定期就航を開始したニューサウスウェールズ州のニューカッスルに拠点を置く地方航空会社で、エアラインコードはFPです。

    保有機材はJet Stream 32で、シドニーやニューカッスルを始めとしたニューサウスウェールズ州の各地方空港と、首都特別区であるキャンベラ空港に路線を展開しています。

    2021年にはクイーンズランド州のサンシャインコースト空港に乗り入れることが決まっており、今後、更なる路線拡張が期待される航空会社のひとつです。

    マイレージプログラムはヴァージンオーストラリア航空のベロシティクラブに対応していますが、スカイチームに加盟する航空会社ではありませんのでご注意ください。

    名称 フライ ペリカン (Fly Pelican)
    拠点 ニューカッスル空港
    アライアンス ヴァージンオーストラリア航空ベロシティクラブに参加
    ウェブサイト https://flypelican.com.au/




    リンク航空

    オーストラリア 航空会社

    *画像出典:リンク航空公式サイトより

    リンク航空(LINK AIRWAYS)は、クイーンズランド州ブリスベンを拠点とする地方航空会社で、エアラインコードはFCです。

    保有機材はSaab 340BとMetro 23で、ニューサウスウェールズ州のシドニー他各地方空港、クイーンズランド州ブリスベン、タスマニア州ホバート、ビクトリア州メルボルン(エッセンドン)、首都キャンベラなどに定期就航しています。

    地方航空会社ではありますが、運賃の安さに定評があり、オーストラリア国内では、ローカルに人気のエアラインのひとつとなっています。

    名称 リンク航空 (Link Airways)
    拠点 ブリスベン空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.linkairways.com/

    シャープ航空

    オーストラリア 航空会社

    *画像出典:シャープ航空公式サイトより

    シャープ航空(Sharp Airlines)は、1990年に定期就航を開始した地方航空会社で、ビクトリア州のハミルトンを拠点としています。

    ビクトリア州メルボルンのエッセンドン空港とタスマニア州のロンセストン空港を起点とし、オーストラリア南部の各地方空港に路線を展開しています。

    また、2019年からはニューサウスウェールズ州の地方空港にもメルボルンから就航を開始しています。

    機材はMetro 23、Cessna 441などを保有しています。

    名称 シャープ航空 (Sharp Airlines)
    拠点 ハミルトン(ビクトリア州)
    アライアンス

    なし

    ウェブサイト https://sharpairlines.com/



    スキッパーズ航空 

    オーストラリア 航空会社

    スキッパーズ航空(Skippers Aviation)は、ウェスタンオーストラリア州パースを拠点とする地方航空会社で、同じくウェスタンオーストラリア州のブルーム空港を第2のハブ空港としています。

    スキッパーズ航空の設立は1990年で、ウェスタンオーストラリア州に点在する鉱山へのアクセス路線として台頭して来ました。

    主力機材はEmbraer EMB-120とDash8-300です。

    また、ブルームからはアクセスが困難なキンバリー地域の観光需要にも応えています。 

    エアラインコードはHKです。

    名称 スキッパーズ航空 (Skippers Aviation)
    拠点 パース空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.skippers.com.au/

    コブハム エアー

    オーストラリア 航空会社

    コブハム航空(Cobham Air)は、2009年に現在のCobham航空として運行を開始した航空会社で、サウスオーストラリア州アデレードに拠点を置いています。

    元々は、カンタスリンク航空の商標を冠し、カンタス航空のグループ会社として運行していましたが、現在は、アデレードに拠点を移し、自社便をサウスオーストラリア州とウェスタンオーストラリア州の地方路線に就航させています。

    主力機材はDash 8-400とEmbraer 190で、エアラインコードはNCです。

    名称 コブハム エアー (Cobham Air)
    拠点 アデレード空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.cobham.com.au/




    ボンザ航空

    ボンザ航空(Bonza Airlines)は、驚くほど短命に終わった格安航空会社です。

    サンシャインコーストに本社をおき、2023年1月31日より運航を開始しましたが、わずかその3か月後の2024年4月30日に、債権者によって航空機が差し押さえられ、すべてのサービスが停止しました。

    その後新しい買い手を探して、運行再開の道を探っていましたが、2024年7月2日に清算手続きを開始となりました。

    なお、「Bonza(ボンザ)」は、オーストラリアの古い方言で、「素晴らしい」「最高な」等の意味があります。

    名称 ボンザ航空 (Bonza Airlines)
    拠点 サンシャインコースト空港
    アライアンス なし
    ウェブサイト https://www.flybonza.com/



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  • オーストラリアの新型コロナウィルスの状況について(ゴールドコースト続報)

    オーストラリアの新型コロナウィルスの状況について(ゴールドコースト続報)

    ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズなどのある、クーンズランド州では明日5月2日(土曜日)より規制の緩和が段階的に始まります。

    下記に、在ブリスベン日本国領事館が日本語に要約したものを転載させて頂きます。

    パラシェ・クイーンズランド(QLD)州首相は、QLD州に於ける新たな感染の発生が極めて減少していると思われる勇気づけられる状況を踏まえ、5月2日(土)の未明(午前零時01分)より、現行の社会的距離の確保等一定の条件の下、QLD州における現在の外出制限(ステイ・アット・ホーム)を一部緩和し、レクリエーション目的の外出が認められると共に、外出可能距離が拡大される旨、発表しました。

    発表概要は次のとおりです。
    1 QLD州住民は,3つの条件(一:社会的距離及び衛生管理を保つ,ニ:自宅から50km以内とする,及び三:外出は,同一世帯居住者同士,または,個人とその友人1名までによるものとする)の下,例えば,以下の目的による外出を楽しむことが可能となる。
    ・ドライブ
    ・レジャーとしてのオートバイ、ジェットスキー、プレジャーボートの利用
    ・ピクニック
    ・国立公園の訪問
    ・不可欠ではない物資の購入

    2 集会及び来客の制限を含む,他の全ての規制はこれまで通り適用される。

    3 本緩和措置は,規制解除が感染抑制にどのような影響を及ぼすかについて試験的に運用するものであり,新たな感染の発生を注意深く観察し,開始から2週間後に,本緩和措置の見直しを行う。感染者が急増する場合には,躊躇なく取りやめる。

    パラシェ首相及びマイルズ保健相連名の26日付メディア・リリースの内容については,以下の原文(英文のみ)をご覧ください。
    http://statements.qld.gov.au/Statement/2020/4/26/covid-restrictions-ease

    また,本件措置の詳細(現在適用されている他の規制措置も詳述)については,ヤング州首席医務監が26日午前11時59分に発出した,以下の「自宅滞在,移動及び集会に関する指令第2号」(英文)をご覧ください。
    https://www.health.qld.gov.au/system-governance/legislation/cho-public-health-directions-under-expanded-public-health-act-powers/home-confinement-movement-gathering-direction

    規制緩和前日、本日(5月1日)のサーファーズパラダイスの様子。


    サークルオンカビルのコンプレックス。


    テイクアウェイの営業は可能ですが、営業しているレストラン・カフェは少数です。


    トラム(路面電車)のカビルアベニュー駅。
    いつもはこの時間(11時頃)、多くの乗客がトラム待ちをしていますが、殆ど人はいません。


    サーファーズパラダイス・インフォメーションデスクもクローズ。


    サーファーズパラダイスの中心部も殆ど人出はありません。


    いつもは観光客の方々の写真待ちが発生するサーファーズパラダイスのアーチ前も人はいません。


    ビーチにはチラホラと人出が見えます。


    ビーチ前の遊歩道。朝早い時間はランニング、ウォーキングの方が多く見られるようです。

    明日の規制緩和以降の様子をまたアップしたいと思います。