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  • オーストラリアの牛乳は種類が多い?Full Cream・Lite・A2などを解説

    オーストラリアの牛乳は種類が多い?Full Cream・Lite・A2などを解説

    オーストラリアのスーパーで牛乳売場へ行くと、冷蔵ケースいっぱいに白いボトルが並び、初めて見ると「どれを買えばいいの?」と迷うかもしれません。

    日本では「普通の牛乳」「低脂肪乳」くらいの感覚で選ぶことが多いですが、オーストラリアではフルクリーム、ライト、スキム、ラクトースフリー、A2タイプ、ロングライフなど、目的に応じてさまざまな商品が販売されています。

    さらに、脂肪分だけでなく、乳糖を分解した牛乳、特定のたんぱく質を持つ牛から搾った牛乳、均質化していない牛乳などもあり、見た目が似ていても中身は少しずつ違います。

    ただし、難しく考える必要はありません。日本で一般的な牛乳に近いものが欲しいなら、まず「Full Cream Milk」と書かれた商品を選べば分かりやすいでしょう。

    オーストラリア・ニュージーランド食品基準では、一般的な牛乳として販売する商品には一定以上の乳脂肪分とたんぱく質が必要とされており、フルクリーム牛乳は通常3%台の脂肪分があります。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、スーパーで見かける牛乳の種類、フルクリーム・ライト・スキムの違い、A2タイプ、ラクトースフリー、ロングライフ牛乳、カフェでの注文方法まで詳しく紹介します。




    オーストラリアの牛乳はなぜ種類が多い?

    スーパーへ行ったら牛乳が何種類もありました。日本の普通の牛乳に近いものはどれですか?
    迷ったら「Full Cream Milk」を選ぶと分かりやすいですよ。日本の一般的な牛乳に近い、乳脂肪分をしっかり残した牛乳です。

    オーストラリアは酪農が盛んな国で、2024/25年度には約83億リットルの生乳が生産されました。

    国内では飲用牛乳だけでなく、チーズ、バター、粉乳などさまざまな乳製品が造られています。

    牛乳も、脂肪分、乳糖、たんぱく質の種類、保存方法などによって商品が分かれています。

    スーパーでは大きく、

    • フルクリーム
    • 低脂肪
    • スキム
    • ラクトースフリー
    • A2タイプ
    • ロングライフ
    • オーガニック
    • カルシウム・たんぱく質などを強化した商品

    などを見ることができます。

    フルクリームミルクとは?

    フルクリームミルク(Full Cream Milk)は、乳脂肪をしっかり残した一般的な牛乳です。

    オーストラリア・ニュージーランド食品基準では、牛乳として販売する商品は、原則として乳脂肪分3.2%以上、たんぱく質3.0%以上である必要があります。

    実際の商品は、乳脂肪分が3.4~3.6%前後のものが多く見られます。

    味にコクがあり、そのまま飲む、シリアルへかける、紅茶やコーヒーへ入れる、料理に使うなど、最も幅広く利用できます。

    「日本でいつも飲んでいる普通の牛乳に近いものを買いたい」という場合は、まずフルクリームを選ぶとよいでしょう。

    ライト・低脂肪乳とは?

    ライト(Lite / Light)や低脂肪(Low Fat / Reduced Fat)と書かれた牛乳は、フルクリームより乳脂肪を減らした商品です。

    商品によって違いますが、脂肪分はおおむね1~2%程度です。

    例えば、ポールズ(Pauls)の「スマーター・ホワイト(Smarter White)」は脂肪分2%、a2ミルクのライトは1.3%です。

    フルクリームよりさっぱりしていますが、スキムほど軽くなく、味と脂肪分のバランスを取りたい人に選ばれています。

    スキムミルクとは?

    スキムミルク(Skim Milk)は、牛乳から乳脂肪をほとんど取り除いた牛乳です。

    オーストラリア・ニュージーランド食品基準では、スキムミルクとして販売する商品は、乳脂肪分が0.15%以下である必要があります。

    フルクリームと比べると口当たりが軽く、さっぱりしています。

    カフェで「スキム・ラテ」と注文すると、通常のフルクリームではなくスキムミルクを使ったラテになります。

    脂肪分を比較すると?

    種類 乳脂肪分の目安 特徴
    フルクリーム 約3.2~3.6%以上 コクがあり、日本の一般的な牛乳に近い
    ライト・低脂肪 約1~2% ほどよく軽く、味も残る
    スキム 0.15%以下 脂肪分がほとんどなく、さっぱり

    同じブランドでも複数種類が並んでいるため、容器の色だけではなく商品名を確認してください。

    低脂肪乳は水で薄めている?

    低脂肪乳やスキムミルクは、フルクリーム牛乳へ水を加えて薄くしたものではありません。

    牛乳に含まれるクリーム分を一部またはほとんど取り除いて、脂肪分を調整しています。

    商品によっては、風味や栄養成分を整えるため乳成分を加えているものもあります。

    「味が薄い=水で薄めている」という意味ではありません。

    A2ミルクとは?

    オーストラリアの牛乳売場で目立つ商品の一つがa2ミルク(a2 Milk)です。

    これは脂肪分の違いではなく、牛乳に含まれるベータカゼインというたんぱく質の種類に注目した牛乳です。

    一般的な牛乳には、A1タイプとA2タイプのベータカゼインが含まれています。

    a2ミルクは、遺伝的にA2タイプのベータカゼインだけを作る牛を選び、その牛乳から商品を製造しています。

    遺伝子組み換えによって牛乳を変えているのではなく、もともとA2タイプだけを作る牛を選んで飼育している仕組みです。

    A2とラクトースフリーは別物

    ここは間違えやすいところです。

    A2ミルク=乳糖を含まない牛乳ではありません。

    A2はたんぱく質の種類を表し、ラクトースは牛乳に含まれる糖分です。

    通常のa2ミルクにはラクトースが含まれています。

    一方、a2ミルクにも「ラクトースフリー」の商品があり、この場合はA2タイプのたんぱく質だけを含む牛乳に、さらに乳糖を分解する処理をしています。



    ラクトースフリーとは?

    ラクトースフリー(Lactose Free)は、乳糖を消化しにくい人向けの牛乳です。

    乳糖は牛乳に自然に含まれる糖分で、通常は小腸でラクターゼという酵素によって分解されます。

    ラクトースフリー牛乳では、製造時にラクターゼという酵素を加えて乳糖を分解しています。

    例えばポールズのジミル(Zymil)は、通常の牛乳にラクターゼを加えた商品です。

    牛乳そのものを使っているため、牛乳アレルギーの人向けの商品ではありません。

    乳糖不耐症と牛乳アレルギーは別のものなので、アレルギーがある場合は自己判断でラクトースフリー牛乳へ切り替えないようにしてください。

    ロングライフミルクとは?

    ロングライフミルク(Long Life Milk)は、超高温で短時間加熱するUHT処理を行った牛乳です。

    殺菌後に無菌状態で密封するため、未開封なら常温で長期間保存できます。

    保存料を加えることで長持ちさせているわけではありません。

    スーパーでは冷蔵ケースではなく、飲料や保存食品の棚に置かれていることがあります。

    冷蔵庫の小さいホテルやサービスアパートメントで、予備の牛乳を買っておきたい時にも便利です。

    冷蔵牛乳との違い

    一般的な冷蔵牛乳も加熱殺菌されていますが、ロングライフ牛乳はさらに高い温度で短時間処理されます。

    そのため、ロングライフ牛乳には独特の少し加熱されたような風味を感じる人もいます。

    栄養面では、どちらもたんぱく質やカルシウムを含む牛乳です。

    開封後はロングライフ牛乳も冷蔵し、パッケージに記載された期間内に飲み切ってください。

    均質化された牛乳とは?

    スーパーの牛乳にはHomogenisedと書かれていることがあります。

    これは、牛乳に含まれる脂肪の粒を細かくし、牛乳全体へ均一に分散させる処理を行ったという意味です。

    通常の状態では、時間がたつと脂肪分が表面へ浮いてクリームの層ができます。

    均質化することで、どこを注いでもほぼ同じ濃さになります。

    現在オーストラリアのスーパーで販売されている一般的な牛乳の多くは均質化されています。

    上にクリームが浮く牛乳もある

    一方、小規模な乳業会社や一部の高級商品では、均質化していない牛乳も販売されています。

    「Unhomogenised」「Cream on Top」などと書かれた商品です。

    牛乳の上に自然にクリームの層ができるため、飲む前に軽く振る商品もあります。

    濃厚な口当たりが好きな人には面白い選択肢です。

    オーガニック牛乳

    スーパーや自然食品店ではオーガニック牛乳も販売されています。

    通常の牛乳より価格は高めですが、有機農法の基準に沿って生産された牛乳を選びたい人向けです。

    「Organic」と書かれていることと、フルクリーム・低脂肪・均質化の有無は別の話なので、商品表示を確認してください。

    オーガニックのフルクリーム牛乳や、均質化していないオーガニック牛乳など、複数の組み合わせがあります。

    カルシウムを強化した牛乳

    オーストラリアでは、通常の牛乳よりカルシウム量を増やした商品も販売されています。

    乳由来のカルシウムなどを加え、1杯あたりのカルシウム量を増やした商品です。

    パッケージには「High Calcium」などと表示されます。

    旅行者が短期間飲むために特別に選ぶ必要はありませんが、スーパーで普通の牛乳より値段が高い商品を見つけた時には、こうした栄養強化タイプの場合があります。

    高たんぱくタイプ

    近年は、運動やたんぱく質摂取を意識する人向けに高たんぱくタイプの牛乳も増えています。

    通常の牛乳よりたんぱく質量を高めた商品で、「High Protein」などと表示されます。

    一般的な牛乳とは栄養成分が異なるため、購入する場合はパッケージの成分表示を確認しましょう。




    スーパーで見かけるブランド

    牛乳は州や地域によって流通しているブランドが異なります。

    全国規模で販売されるブランドのほか、地域の乳業会社の商品、スーパーの自社ブランドなどがあります。

    旅行者がブランドにこだわる必要はありません。まず種類と脂肪分を確認し、その上で価格や容量を比較すると選びやすくなります。

    ポールズ

    ポールズ(Pauls)は、オーストラリア各地で販売されている牛乳ブランドです。

    フルクリーム、低脂肪、スキムのほか、ラクトースフリーのジミル、高カルシウム、高たんぱくタイプなど幅広い商品があります。

    州によって取り扱う商品や容器の大きさが異なります。

    a2ミルク

    a2ミルク(a2 Milk)も、オーストラリアのスーパーでよく見かけます。

    フルクリーム、ライト、無脂肪、ラクトースフリー、ロングライフなど複数の商品があります。

    「A2だから低脂肪」というわけではなく、A2はたんぱく質の種類、フルクリームやライトは脂肪分の違いです。

    そのため「A2フルクリーム」「A2ライト」のように組み合わせた商品があります。

    スーパーの自社ブランド

    ウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)では、自社ブランドの牛乳も販売しています。

    一般的なフルクリーム、低脂肪、スキムなどは、大手乳業ブランドより安いことがあります。

    短期旅行中にシリアルやコーヒー用として使うだけなら、こうした商品でも十分です。

    「高い牛乳の方が必ず品質がよい」と単純に考える必要はありません。

    1L・2L・3L、どの大きさを買う?

    オーストラリアの牛乳は、1L、2L、3Lなど大きな容器で売られています。

    家庭向けには2Lや3Lが一般的ですが、旅行者には大きすぎることがあります。

    ホテル滞在で朝のコーヒーやシリアルに少し使うだけなら、1L程度が扱いやすいでしょう。

    サービスアパートメントで数日間料理をする場合は、2Lでも使い切れることがあります。

    大容量の方が1Lあたりの価格が安くても、余らせてしまえば意味がありません。

    カフェではどの牛乳を使う?

    オーストラリアのカフェでラテ、フラットホワイト、カプチーノなどを注文すると、特に指定しなければ一般的なフルクリーム牛乳を使う店が多くあります。

    ただし、店によって標準の牛乳は異なります。

    現在は、

    • フルクリーム
    • スキム
    • ラクトースフリー
    • オーツ
    • アーモンド
    • 豆乳

    などから選べるカフェが多くあります。

    植物由来の飲料への変更は、追加料金がかかる場合があります。

    スキムミルクで注文する方法

    脂肪分の少ない牛乳でラテを飲みたい場合は、

    Can I have a skim latte, please?

    「スキムミルクのラテをお願いします」

    と言えば通じます。

    ラクトースフリーなら、

    Can I have a latte with lactose-free milk, please?

    と注文できます。

    オーツ・アーモンド・豆乳との違い

    スーパーの冷蔵ケースでは、牛乳の隣にオーツ飲料、アーモンド飲料、豆乳などが並んでいます。

    日常会話では「オーツミルク」「アーモンドミルク」と呼ばれますが、牛から搾った牛乳ではありません。

    原料、たんぱく質、脂肪、カルシウムなどの量も商品によって違います。

    乳製品を避けたい人には選択肢になりますが、牛乳と同じ栄養成分とは限らないため、長期的に置き換える場合は商品表示を確認しましょう。

    子供向けに選ぶ時の注意

    脂肪分の低い牛乳は、すべての年齢の子供に同じように適しているわけではありません。

    商品によっては、2歳未満の子供の完全な牛乳食品としては適さない旨が表示されています。

    また、牛乳を乳児の主な飲み物として与える時期についても年齢上の注意があります。

    乳幼児向けの牛乳選びは、旅行中であっても自己判断せず、普段の食事方針や医療専門家の助言を優先してください。

    ホテルでの保存方法

    冷蔵売場で購入した牛乳は、購入後できるだけ早く冷蔵庫へ入れます。

    ホテル客室の小型冷蔵庫は、家庭用冷蔵庫より冷え方が弱い場合があります。

    特に夏は、牛乳を室温に長時間置かないようにしましょう。

    冷蔵庫がない部屋なら、未開封を常温保存できるロングライフ牛乳の方が使いやすい場合があります。

    賞味期限・消費期限の見方

    冷蔵牛乳には、パッケージ上部や側面に「Use By」の日付が印字されています。

    「Use By」は安全に食べたり飲んだりできる期限を示す表示なので、期限を過ぎた商品は飲まないようにします。

    ロングライフ牛乳には「Best Before」が使われることがあります。

    購入時には、旅行中に飲み切れる日付か確認してください。



    牛乳売場で見る英語

    英語 意味
    Full Cream Milk 乳脂肪をしっかり残した一般的な牛乳
    Lite / Light Milk 脂肪分を減らした牛乳
    Low Fat Milk 低脂肪乳
    Reduced Fat Milk 脂肪分を減らした牛乳
    Skim Milk 乳脂肪をほとんど取り除いた牛乳
    No Fat / Fat Free 無脂肪タイプ
    Lactose Free 乳糖を分解した牛乳
    A2 Protein A2タイプのベータカゼイン
    Long Life Milk 常温で長期保存できる牛乳
    UHT 超高温短時間処理
    Homogenised 脂肪分を均一に分散させた牛乳
    Unhomogenised 均質化していない牛乳
    Cream on Top 表面にクリーム層ができるタイプ
    Organic 有機基準に沿って生産された商品
    High Calcium カルシウムを強化した商品
    High Protein たんぱく質を増やした商品

    旅行者向けの選び方

    • 日本の一般的な牛乳に近いものならフルクリームを選ぶ
    • 脂肪分を控えたいならライト・低脂肪を選ぶ
    • さらに脂肪分を減らしたいならスキムを選ぶ
    • 乳糖が気になる場合はラクトースフリーを確認する
    • A2とラクトースフリーは別物だと理解する
    • 冷蔵庫がない場合はロングライフ牛乳が便利
    • ホテル滞在なら大容量を買いすぎない
    • カフェではスキム、ラクトースフリーなどを指定できる
    • 植物由来の飲料は牛乳とは栄養成分が異なる
    • 購入時に「Use By」の日付を確認する

    オーストラリアの牛乳売場は種類が多く、最初は少し複雑に見えます。

    しかし、基本はそれほど難しくありません。

    普通の牛乳ならフルクリーム、脂肪分を減らしたいならライト、ほとんど脂肪を含まないものならスキムと覚えておけば、ほとんどの買い物には困らないでしょう。

    そこへ、乳糖を分解したラクトースフリー、たんぱく質の種類に注目したA2タイプ、常温保存できるロングライフなど、必要に応じて選択肢を増やしていけば十分です。

    スーパーで牛乳の棚を見比べてみると、オーストラリアの酪農の豊かさだけでなく、食生活の多様さも感じられるでしょう。

    オーストラリアの牛乳に関するよくある質問(FAQ)

    日本の普通の牛乳に近いのはどれですか?

    「Full Cream Milk」と書かれた商品が分かりやすいでしょう。乳脂肪分が3%台のものが多く、コクのある一般的な牛乳です。

    Lite Milkとは何ですか?

    フルクリームより脂肪分を減らした牛乳です。商品によって異なりますが、1~2%程度の乳脂肪分の商品が多く見られます。

    Skim Milkとは何ですか?

    乳脂肪をほとんど取り除いた牛乳です。食品基準では、スキムミルクは乳脂肪分0.15%以下と定められています。

    A2ミルクとは低脂肪乳ですか?

    いいえ。A2は牛乳に含まれるベータカゼインというたんぱく質の種類を表しています。A2タイプにもフルクリーム、ライト、無脂肪などの商品があります。

    A2ミルクはラクトースフリーですか?

    通常のA2ミルクには乳糖が含まれています。A2とラクトースフリーは別の特徴です。A2タイプで、なおかつラクトースフリーの商品も販売されています。

    ラクトースフリー牛乳は普通の牛乳ではないのですか?

    牛乳を原料とし、ラクターゼという酵素を加えて乳糖を分解した商品が一般的です。牛乳アレルギー向けの商品ではありません。

    ロングライフミルクは保存料入りですか?

    一般的なロングライフ牛乳は、超高温で短時間殺菌し、無菌状態で密封することで長期保存できるようにしています。長期保存のために保存料を加える必要はありません。

    低脂肪乳は水で薄めていますか?

    いいえ。乳脂肪の一部を取り除いて脂肪分を下げています。水を加えて薄めた牛乳という意味ではありません。

    カフェで低脂肪乳を指定できますか?

    はい。スキムミルクを使いたい場合は「skim latte」「skim flat white」などと注文できます。ラクトースフリーや植物由来の飲料を選べるカフェも多くあります。



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  • オーストラリアの紅茶文化|人気ブランド・飲み方・お土産を紹介

    オーストラリアの紅茶文化|人気ブランド・飲み方・お土産を紹介

    オーストラリアと飲み物といえば、現在はコーヒーの印象が強いかもしれません。特にメルボルンのカフェ文化は有名で、旅行中もフラットホワイトやロングブラックを飲む機会が多いでしょう。

    しかし、家庭に目を向けると紅茶も昔からオーストラリアの暮らしに深く根付いている飲み物です。

    イギリスから伝わった紅茶文化を背景に、朝食や仕事の休憩、家族や友人との会話など、日常のさまざまな場面で飲まれてきました。現在でもスーパーには紅茶のティーバッグが広い売場を占め、家庭では気軽に一杯のお茶を楽しむ習慣が残っています。

    一方、オーストラリアには輸入した茶葉を使うブランドだけでなく、国内で実際に茶の木を栽培している生産者もあります。

    クイーンズランド州北部のデインツリーやアサートン高原、ニュー・サウス・ウェールズ州北部などでは茶が栽培され、オーストラリア産の紅茶も造られています。

    また、1996年にメルボルンで誕生したティーツー(T2)のように、紅茶を現代的なお土産や贈り物として楽しむ文化も広がりました。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリアの紅茶文化、家庭での飲み方、代表的なブランド、オーストラリア産の紅茶、スーパーでの選び方、お土産におすすめの商品まで詳しく紹介します。




    オーストラリアは紅茶をよく飲む国?

    オーストラリアはコーヒー文化の国というイメージですが、紅茶もよく飲まれるのですか?
    はい。カフェではコーヒーが目立ちますが、家庭では紅茶も身近です。スーパーへ行くと、ティーバッグや茶葉がたくさん並んでいますよ。

    現在のオーストラリアでは、外出先のカフェで飲む飲み物としてはコーヒーの存在感が非常に大きくなっています。

    その一方で、紅茶は家庭や職場で気軽に飲む日常の飲み物として長く親しまれてきました。

    朝食と一緒に飲んだり、仕事の休憩時間に飲んだり、家へ遊びに来た人へ「お茶でもどう?」と出したりするような存在です。

    昔ながらの黒い紅茶だけでなく、現在は緑茶、チャイ、ハーブティー、果物を使った香りのあるお茶など、選択肢もかなり増えています。

    イギリスから受け継いだ紅茶文化

    オーストラリアの伝統的な紅茶文化には、イギリスの影響が色濃く残っています。

    濃いめに入れた紅茶へ牛乳を加え、好みで砂糖を入れる飲み方は現在でも一般的です。

    家庭だけでなく、ホテルやレストランではアフタヌーンティーを楽しめるほか、地方のカフェでは紅茶とスコーンを組み合わせたメニューを見かけることもあります。

    ただし、現在のオーストラリアは多文化社会です。

    イギリス式だけでなく、インド系のチャイ、中国茶、日本茶、中東や北アフリカ由来のお茶など、さまざまな文化の飲み方が日常の中に入っています。

    「Cuppa」という言葉

    オーストラリアの日常会話では、「cuppa」という言葉を聞くことがあります。

    「a cup of tea」などを短くした口語表現で、一杯のお茶、あるいはコーヒーを意味します。

    例えば、

    Would you like a cuppa?

    と聞かれたら、「何か温かい飲み物でもいかがですか?」といった気軽な誘いです。

    紅茶を飲みながら話をする時間そのものを表すような使われ方もあり、オーストラリアの日常的な人付き合いを感じさせる表現です。

    家庭ではティーバッグが一般的

    伝統的な紅茶というと、ティーポットに茶葉を入れて丁寧に抽出する姿を想像するかもしれません。

    もちろん茶葉から紅茶を入れる家庭もありますが、現在の日常生活ではティーバッグが非常に一般的です。

    スーパーには50袋、100袋、200袋といった大容量の商品もあり、家庭や職場で毎日飲むことを前提にした商品が多く並びます。

    マグカップへティーバッグを1つ入れ、お湯を注ぎ、好みの濃さになったら牛乳を少し加える。これが一番気軽な飲み方です。

    ミルクを入れて飲む

    オーストラリアで昔から親しまれている紅茶は、黒い紅茶に牛乳を少量加える飲み方です。

    日本でいう「ミルクティー」のように大量の牛乳を入れるというより、抽出した紅茶へ色が少し変わる程度に加える人も多くいます。

    牛乳は普通の牛乳だけでなく、低脂肪乳、オーツミルク、アーモンドミルクなどを選ぶ人もいます。

    ただし、アールグレイや香りの強い紅茶、緑茶などは牛乳を入れずに飲むことも一般的です。

    砂糖を入れる人も多い

    紅茶へ砂糖を入れるかどうかは完全に好みです。

    家庭で紅茶を出す時には、

    Milk and sugar?

    「牛乳と砂糖は入れますか?」

    と聞かれることがあります。

    砂糖を1杯なら、

    Milk and one sugar, please.

    で通じます。

    現在は砂糖を入れずに飲む人も多いので、最初から甘くして提供されることは通常ありません。

    イングリッシュ・ブレックファスト

    スーパー、ホテル、カフェなどで特によく見かけるのがイングリッシュ・ブレックファスト(English Breakfast)です。

    一般に、しっかりした味わいの黒い紅茶を組み合わせたもので、朝食だけでなく一日を通して飲まれています。

    牛乳との相性もよく、初めてオーストラリアの家庭的な紅茶を試すなら選びやすい種類です。

    アールグレイ

    アールグレイ(Earl Grey)も定番です。

    ベルガモットの香りを付けた紅茶で、イングリッシュ・ブレックファストより華やかな香りがあります。

    そのまま飲む人もいれば、少量の牛乳を加える人もいます。

    ティーツーなどの専門店では、アールグレイを基に花や果物の香りを加えた独自の組み合わせも販売されています。

    緑茶・ハーブティーも身近

    現在のオーストラリアでは、紅茶だけでなく緑茶やハーブティーもスーパーで普通に買えます。

    緑茶、ペパーミント、カモミール、レモンとショウガなどは特に見つけやすいでしょう。

    「Herbal Tea」と書かれていても、実際には茶の木の葉を使わず、ハーブや花、果物などをお湯に浸して作る商品も多くあります。

    夜にカフェインを控えたい人向けの商品も充実しています。

    アフタヌーンティーも楽しめる

    オーストラリアの高級ホテルやティールームでは、アフタヌーンティーを楽しむことができます。

    紅茶と一緒に、サンドイッチ、スコーン、ケーキ、焼き菓子などが段になったスタンドで提供されるスタイルです。

    シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市では、歴史あるホテルや高級ホテルが独自のアフタヌーンティーを用意しています。

    料金や内容はホテルによって大きく異なるため、旅行中に利用したい場合は事前予約がおすすめです。

    デボンシャー・ティーとは?

    地方のカフェや観光地で見かけることがあるのがデボンシャー・ティー(Devonshire Tea)です。

    一般には、紅茶とスコーンを組み合わせた軽食で、スコーンにはジャムとクリームを添えます。

    本格的なアフタヌーンティーより気軽で、歴史ある町、庭園、田舎のカフェなどで楽しめます。

    「Tea」と名前が付いていますが、紅茶だけを指すのではなく、紅茶とスコーンを一緒に楽しむ一式と考えると分かりやすいでしょう。

    オーストラリアらしい「ビリー・ティー」

    オーストラリアの紅茶文化を語るうえで面白い存在がビリー・ティー(Billy Tea)です。

    「ビリー」とは、焚き火などで水を沸かしたり料理をしたりするための、取っ手が付いた金属製の容器です。

    19世紀末までには、ビリーでお湯を沸かして紅茶を入れることが、オーストラリアのブッシュ生活を象徴する光景の一つになっていました。

    旅人や牧場で働く人たちが火を囲み、ビリーで入れた紅茶を飲みながら休憩する姿は、文学や絵、広告などにも数多く登場します。

    現在の都市生活で日常的にビリー・ティーを作る人は多くありませんが、アウトバック体験やキャンプなどでは今もオーストラリアらしい文化として紹介されることがあります。

    「ワルチング・マチルダ(Waltzing Matilda)」にもビリーが登場するため、オーストラリア文化に興味がある人なら知っておくと面白い言葉です。



    オーストラリアでも茶を栽培している

    スーパーで販売されている紅茶の多くは、インド、スリランカ、ケニアなど海外の産地から輸入した茶葉を使用しています。

    しかし、オーストラリア国内にも実際に茶の木を栽培している農園があります。

    代表的なのが、クイーンズランド州北部とニュー・サウス・ウェールズ州北部です。

    そのため、お土産として「本当にオーストラリアで育てられた紅茶」を探すこともできます。

    デインツリー・ティー

    デインツリー・ティー(Daintree Tea)は、クイーンズランド州北部のデインツリー地域で栽培される紅茶です。

    農園は1978年にニコラス一家によって始められ、現在も家族で運営されています。

    販売されている黒い紅茶は100%オーストラリア産で、農園で栽培・加工されています。

    デインツリー熱帯雨林を旅行する人なら、ケープ・トリビュレーション・ロード沿いの農園直売所で商品を購入することもできます。

    茶葉タイプとティーバッグがあり、ケアンズやデインツリー方面のお土産としても面白い商品です。

    ネラダ・ティー

    ネラダ・ティー(Nerada Tea)は、クイーンズランド州と長い関係を持つオーストラリアの紅茶ブランドです。

    かつてはアサートン高原(Atherton Tablelands)にある大規模な茶園で、オーストラリア産の紅茶を生産することで広く知られていました。

    現在、同社によるとアサートン高原の茶園は新しい商品づくりへ移行するための転換期間に入っています。

    現在販売されているイングリッシュ・ブレックファストには、アサートン高原で育てられたオーストラリア産茶葉に加え、海外から選んだ茶葉も使用されています。

    そのため、ネラダの商品を買う場合も、「ブランドがオーストラリアだから、すべての茶葉がオーストラリア産」とは限らない点を覚えておきましょう。

    マドゥラ・ティー

    マドゥラ・ティー(Madura Tea)は、ニュー・サウス・ウェールズ州北部のツイード・バレー(Tweed Valley)にあるオーストラリア資本の家族経営ブランドです。

    1978年に茶園づくりが始まり、現在は約25万本の茶の木が育てられています。

    同社では自社農園の茶葉に加え、商品によって世界各地から選んだ茶葉も使用しています。

    黒い紅茶だけでなく、緑茶、チャイ、ハーブティーなど種類が豊富です。

    茶園には直営店もあり、平日に商品を購入できます。

    ティーツー

    旅行者のお土産として特に選びやすいのが、ティーツー(T2)です。

    ティーツーは1996年、メルボルンのフィッツロイ(Fitzroy)で最初の店舗を開きました。

    色鮮やかなパッケージ、茶器、独自に組み合わせた紅茶などで知られ、日常の紅茶を現代的な贈り物として楽しむスタイルを広げたブランドです。

    イングリッシュ・ブレックファストやアールグレイといった定番だけでなく、果物、花、香辛料などを組み合わせた商品も豊富です。

    箱入りのティーバッグや小さな缶入り商品など、お土産にしやすいサイズが多いのも旅行者には便利です。

    ただし、ティーツーはメルボルン発祥のブランドであり、販売する茶葉がすべてオーストラリアで栽培されているという意味ではありません。

    バシェルズ

    バシェルズ(Bushells)は、1883年からオーストラリアで販売されてきた歴史ある紅茶ブランドです。

    現在もスーパーでティーバッグや茶葉を見かけることがあります。

    華やかなお土産用ブランドというより、オーストラリアの家庭で長く親しまれてきた日常の紅茶という位置付けです。

    豪華なパッケージよりも「現地の人が普段飲むような紅茶を買って帰りたい」という人には面白い選択肢でしょう。

    「オーストラリアのブランド」と「オーストラリア産」は違う

    お土産選びで特に注意したいのが、この違いです。

    オーストラリアで誕生したブランドや、オーストラリア企業の商品であっても、茶葉そのものは海外で栽培されている場合があります。

    ブランド 特徴
    デインツリー・ティー デインツリー地域で栽培・加工する100%オーストラリア産黒茶
    ネラダ・ティー クイーンズランドを代表するブランド。現在の商品にはオーストラリア産と輸入茶葉を組み合わせたものもある
    マドゥラ・ティー ニュー・サウス・ウェールズ州北部に自社茶園を持ち、自社産と海外産茶葉を商品に応じて使用
    ティーツー メルボルン発祥。世界各地の茶葉を使った多彩な商品を展開
    バシェルズ オーストラリアで長く親しまれる歴史ある紅茶ブランド

    「オーストラリアで育てられた茶葉」を重視するなら、Australian Grown、100% Australian Teaなど、原産地を示す表示を確認してください。

    スーパーで紅茶を買う

    ウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)などの大型スーパーには、紅茶とハーブティーの売場があります。

    一般的には、

    • イングリッシュ・ブレックファスト
    • アールグレイ
    • 濃い味の黒い紅茶
    • 緑茶
    • チャイ
    • ペパーミント
    • カモミール
    • レモンとショウガ

    などが見つかります。

    ティーバッグは50~100袋以上入った大容量の商品も多く、現地の家庭で日常的に飲むなら割安です。

    一方、日本へのお土産なら、小さな箱や個包装の商品を選ぶ方が配りやすいでしょう。

    ティーバッグと茶葉、どちらを選ぶ?

    手軽さならティーバッグです。

    ホテルでもカップとお湯だけあれば飲め、日本へ持ち帰った後も簡単に楽しめます。

    香りや茶葉の広がりを楽しみたいなら、茶葉のまま販売されている商品もおすすめです。

    ティーツーのような専門店では、店員に好みを伝えながら茶葉を選べます。

    お土産なら、相手がティーポットや茶こしを持っているか分からないため、迷った場合はティーバッグの方が無難です。

    紅茶のおいしい入れ方

    一般的な黒い紅茶なら、難しく考える必要はありません。

    1. 新しい水を沸騰させる
    2. カップにティーバッグを1つ入れる
    3. 熱湯を注ぐ
    4. 2~4分ほど好みの濃さまで待つ
    5. ティーバッグを取り出す
    6. 好みで牛乳や砂糖を加える

    商品によって適した抽出時間が違うため、パッケージの説明を優先してください。

    緑茶の場合は、黒い紅茶と同じように沸騰直後のお湯を使うと苦味が強くなる商品もあります。80℃前後のお湯を勧める商品もあるので、表示を確認しましょう。

    ホテルで楽しむなら

    オーストラリアのホテル客室には、電気ケトル、ティーバッグ、インスタントコーヒーなどが用意されていることがよくあります。

    スーパーや専門店で気になる紅茶を買い、ホテルで試してみるのも簡単です。

    牛乳を入れたい場合は、スーパーやコンビニで小さい牛乳を購入して冷蔵庫へ入れておきます。

    チョコレート、ビスケット、ラミントンなど、オーストラリアのお菓子と一緒に飲み比べてみるのもおすすめです。

    お土産におすすめ

    紅茶は、オーストラリア旅行のお土産として非常に扱いやすい食品です。

    軽く、割れにくく、常温で持ち運べるため、スーツケースの重量をあまり気にせず購入できます。

    目的別なら、

    目的 選び方
    オーストラリア産にこだわる デインツリー・ティーなど、原産地が明確な商品
    おしゃれな贈り物 ティーツーの箱入り・缶入り商品
    現地の日常を感じる バシェルズなどスーパーの定番商品
    茶園のあるブランド マドゥラ・ティー、デインツリー・ティーなど
    ばらまき用 個包装されたティーバッグ

    箱入りでも軽いため、チョコレートや瓶入り食品より持ち帰りやすいのも大きな利点です。

    日本へ持ち帰れる?

    通常のお土産として販売されている密封された乾燥茶葉やティーバッグは、日本へ持ち帰ることができます。

    日本の植物防疫所では、製茶された緑茶、紅茶、中国茶などについて、通常の携帯品なら植物検疫を受けずに持ち込める品目として案内しています。

    そのため、スーパーや専門店で購入した一般的な紅茶について、空港の植物検疫カウンターで一つずつ検査を受ける必要はありません。

    ただし、茶葉に生の植物、種、未加工の果実などを組み合わせた特殊な商品は、通常の製茶とは扱いが異なる可能性があります。

    珍しい植物素材がそのまま入っている商品を大量に購入する場合は、出発前に最新の検疫情報を確認すると安心です。

    紅茶売場で見る英語

    英語 意味
    Black Tea 紅茶
    English Breakfast しっかりした味わいの定番ブレンド
    Earl Grey ベルガモットの香りを付けた紅茶
    Loose Leaf Tea ティーバッグに入っていない茶葉
    Tea Bags ティーバッグ
    Australian Grown オーストラリア産
    100% Australian Tea 茶葉が100%オーストラリア産
    Green Tea 緑茶
    Herbal Tea ハーブティー
    Chai 香辛料を使ったお茶
    Decaffeinated / Decaf カフェインを減らしたもの
    Steep お湯に浸して抽出する

    旅行者向けの選び方

    • 現地らしい普段使いならスーパーの紅茶売場を見る
    • おしゃれなお土産ならティーツーを探す
    • 本当にオーストラリア産の茶葉が欲しいなら原産地を確認する
    • デインツリー方面を旅行するならデインツリー・ティーも候補にする
    • ニュー・サウス・ウェールズ州北部ならマドゥラ・ティーにも注目する
    • ホテルですぐ飲むならティーバッグが便利
    • ばらまき用には個包装の商品を選ぶ
    • 茶葉の商品は保存しやすい密封包装を選ぶ
    • 日本への持ち帰りは一般的な乾燥茶葉・ティーバッグなら植物検疫不要

    オーストラリアの紅茶は、派手な観光名物ではありません。

    それでも、家庭で飲む一杯の紅茶、職場での休憩、地方のカフェで食べるスコーン、ブッシュで沸かすビリー・ティーなどを見ていくと、紅茶がオーストラリアの日常や歴史に長く寄り添ってきた飲み物であることが分かります。

    旅行中なら、スーパーの定番商品と、オーストラリア産茶葉を使った紅茶をそれぞれ一つ買って飲み比べてみるのも面白いでしょう。

    コーヒーだけでなく紅茶にも目を向けると、オーストラリアの食文化が少し違った角度から見えてきます。

    オーストラリアの紅茶に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアでは紅茶をよく飲みますか?

    はい。カフェではコーヒーが非常に人気ですが、紅茶も家庭や職場で日常的に飲まれています。特にティーバッグを使った黒い紅茶は身近な飲み物です。

    オーストラリアでは紅茶に牛乳を入れますか?

    黒い紅茶には牛乳を加えて飲む人が多くいます。砂糖を加えるかどうかは好みです。アールグレイや緑茶などは牛乳を入れずに飲む人もいます。

    オーストラリアで茶葉を栽培していますか?

    はい。クイーンズランド州北部のデインツリー地域やアサートン高原、ニュー・サウス・ウェールズ州北部などに茶園があります。

    100%オーストラリア産の紅茶はありますか?

    あります。例えばデインツリー・ティーは、クイーンズランド州北部の自社農園で栽培・加工した100%オーストラリア産の黒い紅茶を販売しています。

    ティーツーはオーストラリアのブランドですか?

    ティーツーは1996年にメルボルンのフィッツロイで誕生したブランドです。ただし、販売している茶葉がすべてオーストラリア産という意味ではありません。

    ビリー・ティーとは何ですか?

    ビリーと呼ばれる金属製の容器で水を沸かして入れる紅茶です。19世紀にはアウトバックやブッシュの生活を象徴するものとなり、現在もオーストラリア文化の一つとして知られています。

    オーストラリアの紅茶でおすすめのお土産は?

    おしゃれな贈り物ならティーツー、オーストラリア産茶葉を重視するならデインツリー・ティー、茶園を持つブランドならマドゥラ・ティーなどが選択肢になります。スーパーの定番商品も現地の日常を感じられるお土産です。

    紅茶を日本へ持ち帰れますか?

    一般的な密封された乾燥茶葉やティーバッグは日本へ持ち帰ることができ、通常は植物検疫の検査も必要ありません。特殊な未加工植物を含む商品などは扱いが異なる場合があります。



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  • オーストラリアのオリーブオイル|産地・特徴・スーパーでの選び方

    オーストラリアのオリーブオイル|産地・特徴・スーパーでの選び方

    オーストラリアのスーパーへ行くと、オリーブオイル売場にはヨーロッパからの輸入品と並んで、オーストラリア産の商品が数多く並んでいます。

    ワインや牛肉ほど日本では知られていませんが、オーストラリアは本格的なオリーブオイルの生産国です。オーストラリア・オリーブ協会(Australian Olive Association/AOA)によると、国内には約1,000万本のオリーブの木があり、約450の商業農園で栽培されています。

    2025年は豊作となり、約11万トンのオリーブから約2,000万リットルのオリーブオイルが生産されました。

    オーストラリア産の特徴は、収穫から搾油までを短時間で行う近代的な生産者が多く、国内で収穫された比較的新しいオイルをスーパーで買いやすいことです。

    なかでも旅行者におすすめしたいのが、エキストラバージンオリーブオイルです。パンにつける、サラダにかけるといった使い方だけでなく、炒め物、ロースト料理、バーベキューなど普段の料理にも使えます。

    ただし、売場には「オリーブオイル」「ライト」「エキストラバージン」など、似たような商品が並んでいます。また、「オーストラリアの会社の商品」と「オーストラリア産オリーブから造られた商品」は同じ意味ではありません。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリア産オリーブオイルの特徴、主な産地、種類の違い、スーパーで失敗しにくい選び方、代表的な商品、お土産として持ち帰る場合の注意点まで分かりやすく紹介します。




    オーストラリアでもオリーブオイルを造っている?

    オリーブオイルといえばイタリアやスペインのイメージです。オーストラリア産もあるのですか?
    はい。ビクトリア州や西オーストラリア州を中心に大規模なオリーブ農園があります。スーパーでもオーストラリア産のエキストラバージンオリーブオイルを手軽に買えます。

    オーストラリアのオリーブ栽培は、地中海沿岸諸国に比べれば歴史も生産量も小規模ですが、現在では国内各地に商業農園があります。

    オーストラリア・オリーブ協会によると、国内には約1,000万本のオリーブの木があり、約450の商業農園、栽培面積は約3万3,000ヘクタールです。

    世界全体から見ればオーストラリアの生産量は1%未満ですが、国内では質の高いエキストラバージンオリーブオイルの生産に力を入れています。

    大規模な農園だけでなく、ワイン産地などには家族経営の小さなオリーブ農園もあり、直売所やファーマーズマーケットで地元産オイルを見つけることもできます。

    2025年は約2,000万リットルを生産

    オリーブは農作物なので、生産量は天候や前年の収穫状況によって大きく変わります。

    2024年のオーストラリアでは約8万5,000トンのオリーブが収穫され、約1,450万リットルのオリーブオイルが生産されました。

    翌2025年は豊作となり、約11万トンのオリーブから約2,000万リットルのオリーブオイルが生産されています。

    国内需要をすべてオーストラリア産だけでまかなっているわけではなく、スペインなどから輸入された商品もスーパーに数多く並んでいます。

    そのため、「オーストラリアのスーパーで買った=オーストラリア産」とは限りません。

    オリーブの収穫時期は3~7月ごろ

    南半球にあるオーストラリアでは、オリーブの収穫は一般に3月から7月ごろに行われます。

    実際の収穫時期は地域、気候、品種、その年の天候によって変わります。

    比較的早い段階で収穫した実から造るオイルは、青草やハーブを思わせる香り、はっきりした苦味や辛味が出やすくなります。

    一方、実が熟してから収穫すると、味わいは穏やかになり、ナッツや熟した果実を思わせる風味が出ることがあります。

    同じ産地でも収穫時期によって味が変わるのが、オリーブオイルの面白いところです。

    主なオリーブ産地

    オーストラリア・オリーブ協会によると、現在の生産は特にビクトリア州中北部と、西オーストラリア州パース北部に集中しています。

    ただし、オリーブ農園そのものはニュー・サウス・ウェールズ州、南オーストラリア州、タスマニア州などにもあります。

    ビクトリア州

    オーストラリア最大級のオリーブ農園が集まるのがビクトリア州です。

    特に州北部から中北部にかけて大規模な農園があり、マレー川流域の乾燥した気候を利用したオリーブ栽培が行われています。

    オーストラリアを代表するオリーブオイル生産者の一つ、コブラム・エステート(Cobram Estate)もビクトリア州に大規模な農園と搾油施設を持っています。

    同社のオーストラリア国内の農園には260万本を超えるオリーブの木が植えられています。

    西オーストラリア州

    西オーストラリア州も重要なオリーブ産地です。

    パース北部のギンギン(Gingin)、ダンダラガン(Dandaragan)、ヨーク(York)周辺などに農園があり、さらにスワン・バレー(Swan Valley)やマーガレット・リバー(Margaret River)を含む南西部にも生産者があります。

    ワイン産地とオリーブの栽培地域が重なる場所も多く、ワイナリー巡りの途中にオリーブオイルの直売所へ立ち寄れることがあります。

    南オーストラリア州

    南オーストラリア州は、オーストラリアでも比較的早い時期からオリーブ栽培が行われてきた地域です。

    アデレード周辺には19世紀からオリーブの木が植えられており、現在もアデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)、フルリオ半島(Fleurieu Peninsula)、リバーランド(Riverland)などに生産者があります。

    ワインと同じように、小規模生産者の商品を探す楽しみがある地域です。

    ニュー・サウス・ウェールズ州

    ニュー・サウス・ウェールズ州でも、内陸部を中心にオリーブ栽培が行われています。

    ハンター・バレー(Hunter Valley)、マジー(Mudgee)、リベリナ(Riverina)など、ワイン産地や農業地域でオリーブオイルを造る生産者があります。

    地方をレンタカーで旅行する場合は、道路沿いの農場直売所やファーマーズマーケットをのぞいてみるのも面白いでしょう。

    タスマニア州

    タスマニア州の生産量は大陸側の主要産地ほど多くありませんが、小規模な農園があります。

    冷涼な気候を生かした少量生産の商品が多く、地元の食料品店やマーケットで見かけることがあります。

    タスマニア産のチーズ、はちみつ、ワインなどと一緒に探してみるのもおすすめです。



    エキストラバージンオリーブオイルとは?

    オーストラリアでオリーブオイルを買うなら、まず知っておきたいのがエキストラバージンオリーブオイル(Extra Virgin Olive Oil/EVOO)です。

    オリーブの実を機械的・物理的な方法で搾り、精製せずに仕上げたオイルのうち、化学的な基準と官能検査の基準を満たした最上位の等級です。

    オーストラリア規格では、遊離酸度が0.8%以下で、味や香りに欠陥がなく、オリーブ由来の果実らしい風味があることなどが基準になっています。

    オリーブそのものの香りや味を楽しみたいなら、まずエキストラバージンを選ぶと分かりやすいでしょう。

    バージンオリーブオイルとの違い

    バージンオリーブオイルも、精製せず機械的な方法で造られたオイルです。

    ただし、エキストラバージンより品質基準が一段低く、オーストラリア規格では遊離酸度2%以下で、わずかな風味上の欠点が認められる場合があります。

    スーパーではエキストラバージンの方が圧倒的に見つけやすく、旅行者があえてバージンを探す必要はほとんどありません。

    「Olive Oil」とだけ書かれた商品は?

    「Extra Virgin」と書かれておらず、単に「Olive Oil」として売られている商品は、エキストラバージンと同じものではありません。

    一般には、精製したオリーブオイルへバージンまたはエキストラバージンオリーブオイルを加えた商品です。

    味や香りは比較的穏やかですが、オリーブ本来の風味を楽しみたいなら、エキストラバージンを選ぶ方が分かりやすいでしょう。

    「Light」は低カロリーではない

    輸入品などでは「Light」「Extra Light」と書かれたオリーブオイルを見かけることがあります。

    ここでいう「Light」は、カロリーや脂肪分が少ないという意味ではありません。

    通常は、精製によって香りや味を穏やかにしたオイルを指します。ほかの食用油と同じように、オイルそのもののエネルギー量が大幅に低いわけではありません。

    一方、「軽い味わいのエキストラバージン」という商品もあるので、表面の「Light」という言葉だけで判断せず、正式な商品名がExtra Virgin Olive Oilになっているか確認しましょう。

    低温抽出とは?

    オリーブオイルのラベルには「Cold Extracted」などと書かれていることがあります。

    これは、オリーブを機械的に処理する際、品質を損なうような高温を加えずに低温で抽出したことを示す表現です。

    昔ながらの圧搾機で押す方法だけでなく、現在はオリーブを砕いた後、遠心分離機を使って油分を取り出す方法が一般的です。

    そのため、現在の製造方法を説明する場合は「低温圧搾」より「低温抽出」の方が実態に合う商品もあります。

    苦味や辛味は悪いものではない

    質のよいエキストラバージンオリーブオイルをそのまま口にすると、少し苦かったり、喉の奥がピリッと辛く感じたりすることがあります。

    日本人には「油が悪くなっているのでは?」と思えるかもしれませんが、適度な苦味や辛味は新鮮なエキストラバージンオリーブオイルに見られる特徴です。

    青い草、ハーブ、青リンゴ、トマトの葉、ナッツなどを思わせる香りが感じられる商品もあります。

    反対に、古い油のような嫌なにおいや、酸化したナッツのような風味がする場合は品質が落ちている可能性があります。

    色の濃さだけでは品質は分からない

    オリーブオイルは、鮮やかな緑色から黄金色まで商品によって色が大きく異なります。

    しかし、緑色が濃いほど高品質というわけではありません。

    品種、収穫時期、熟し具合などによって色は変わります。

    品質を見るなら、色よりも等級、原産地、収穫年、認証、保存状態などを確認する方が実用的です。




    スーパーでの選び方

    ウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)の大型店へ行くと、オリーブオイルだけで棚が何段もあります。

    旅行者がオーストラリア産の商品を選ぶなら、次のポイントを順番に確認すると簡単です。

    1.オーストラリア産か確認する

    まず裏面や表面の原産国表示を確認します。

    「Grown in Australia」や「100% Australian Extra Virgin Olive Oil」などと表示されていれば、オーストラリア産オリーブを使った商品だと判断しやすくなります。

    オーストラリアの会社の商品でも、海外産のオリーブオイルを扱っている場合があります。

    「オーストラリアブランド」と「オーストラリア産」は分けて確認しましょう。

    2.エキストラバージンを選ぶ

    オリーブの風味を楽しみたいなら、ラベルにExtra Virgin Olive Oilと書かれている商品を選びます。

    サラダやパンだけでなく、炒め物、ロースト、グリルなど普段の料理にも使えます。

    初めてなら、香りの強さが中程度の商品を選ぶと使いやすいでしょう。

    3.収穫年を見る

    オリーブオイルはワインのように「古いほどよい」食品ではありません。

    基本的には新鮮な方が香りや風味を楽しみやすい食品です。

    オーストラリア・オリーブ協会は、消費者が鮮度を判断しやすいよう、生産者に収穫年・収穫時期をラベルへ表示することを勧めています。

    「Harvested 2026」などの記載があれば、商品の鮮度を判断する目安になります。

    収穫年が書かれていない商品では、賞味期限も確認しましょう。

    4.認証マークも目安になる

    オーストラリア産のエキストラバージンオリーブオイルには、商品によって「Certified Australian Extra Virgin Olive Oil」の認証マークが付いています。

    これは、オーストラリア・オリーブ協会の品質管理制度オリーブケア(OliveCare)に参加し、対象商品・収穫年ごとに品質検査を通過したオイルに使用できるマークです。

    すべての優良なオーストラリア産オイルに必ず付いているわけではありませんが、スーパーで商品を比較する時の一つの目安になります。

    5.容器にも注目する

    オリーブオイルは、光・熱・酸素によって徐々に品質が落ちます。

    そのため、濃い色のガラス瓶や缶など、光を通しにくい容器は保存に向いています。

    透明な瓶の商品を買う場合でも、店頭で直射日光に長時間当たっていないものを選び、購入後は暗く涼しい場所に保存しましょう。

    6.使い切れる大きさを選ぶ

    大容量の商品は1リットルあたりの価格が安くなることがありますが、旅行者のお土産なら大きければよいとは限りません。

    開封すると空気に触れるため、少人数の家庭なら500ml前後の方が使い切りやすいこともあります。

    日本まで持ち帰る重さも考えると、250~500ml程度はお土産にも扱いやすい大きさです。

    コブラム・エステート

    スーパーでオーストラリア産を探す時に見つけやすい代表的なブランドが、コブラム・エステート(Cobram Estate)です。

    ビクトリア州に大規模なオリーブ農園を持ち、栽培、収穫、搾油、保存、瓶詰めまでを一貫して管理しています。

    収穫したオリーブは農園内の搾油施設へ運ばれ、同社によると通常収穫後4~6時間以内に搾油されます。

    日常使いの商品では、比較的穏やかなものから、香りや辛味がはっきりしたものまで味わいの違う商品があります。

    初めてオーストラリア産を試す人にも選びやすいブランドです。

    レッド・アイランド

    レッド・アイランド(Red Island)も、スーパーで見つけやすいオーストラリア産エキストラバージンオリーブオイルです。

    コブラム・エステートと同じ会社が展開しているブランドで、オーストラリア産オリーブ100%の商品が販売されています。

    ウールワースやコールズでも扱われており、250ml、500ml、1Lなど複数の大きさが販売されています。

    高級な少量生産品というより、毎日の料理に使いやすいオーストラリア産オイルを探している人に向いています。

    小規模生産者のオイルも面白い

    スーパーの大手ブランドだけでなく、旅行先で小規模生産者の商品を探してみるのもおすすめです。

    ワイン産地では、農場直営店やファーマーズマーケットで、その地域で収穫したオリーブから造ったオイルが販売されることがあります。

    商品によっては、使用したオリーブの品種、収穫時期、農園名まで詳しく表示されています。

    ワインのように、地域や生産者による味の違いを楽しめるのが小規模生産品の魅力です。



    どんな料理に使える?

    エキストラバージンオリーブオイルは、サラダやパンにつけるだけの油ではありません。

    例えば、

    • サラダのドレッシング
    • パンにつける
    • パスタ
    • 野菜のロースト
    • 肉や魚のグリル
    • フライパンでの炒め物
    • バーベキュー
    • オーブン料理

    など幅広く使えます。

    香りの穏やかなものは日常の調理に使いやすく、青草のような香りや辛味が強いものは、完成した料理へ最後に少量かけると特徴が分かりやすくなります。

    オーストラリアの公園バーベキューを利用する時に、野菜やパンへ少量使うのもおすすめです。

    開封後の保存方法

    オリーブオイルは冷蔵庫へ入れる必要は通常ありません。

    大切なのは、直射日光、高温、空気を避けることです。

    コンロのすぐ横や、日差しの入る窓辺は避けましょう。

    使用後はすぐにふたを閉め、暗く涼しい戸棚などに置くのがおすすめです。

    大きな缶を買った場合は、使うたびに長時間ふたを開けたままにしないようにします。

    賞味期限内であっても、開封後は少しずつ香りが落ちていくため、できるだけ新鮮なうちに使い切る方がおいしく楽しめます。

    日本へのお土産にするなら

    オーストラリア産オリーブオイルは、食品系のお土産としてもおすすめです。

    特に、

    • オーストラリア産オリーブ100%
    • エキストラバージン
    • 収穫年が新しい
    • 250~500ml程度
    • 漏れにくい容器

    の商品は持ち帰りやすいでしょう。

    オリーブオイルは液体なので、オーストラリアから国際線に乗る場合、通常の機内持ち込みでは100mlを超える容器は保安検査を通過できません。

    スーパーなどで購入した250ml、500ml、1Lの商品は、基本的には受託手荷物へ入れる方が分かりやすいでしょう。

    瓶入りなら、衣類や緩衝材で包み、さらにビニール袋などへ入れて液漏れ対策をしておくと安心です。

    航空会社による受託手荷物の重量制限にも注意してください。

    売場で見る英語

    英語 意味
    Extra Virgin Olive Oil エキストラバージンオリーブオイル
    Virgin Olive Oil バージンオリーブオイル
    Cold Extracted 低温で抽出
    Harvested 2026 2026年収穫
    Australian Grown オーストラリア産
    100% Australian 100%オーストラリア産
    Mild 穏やかな味わい
    Medium 中程度の風味
    Robust 香り・苦味・辛味がしっかりしたタイプ
    Single Variety 単一品種のオリーブから造った商品
    Blend 複数品種を組み合わせた商品
    Best Before 賞味期限

    旅行者向けの選び方

    • オーストラリア産を買いたいなら原産国表示を確認する
    • 迷ったらエキストラバージンを選ぶ
    • 収穫年が書かれていれば新しいものを選ぶ
    • 認証マークも品質を判断する一つの目安にする
    • 濃色瓶や缶など光を通しにくい容器を選ぶ
    • 色の濃さだけで品質を判断しない
    • 「Light」を低カロリーという意味だと思わない
    • 日常使いならコブラム・エステートやレッド・アイランドも探してみる
    • お土産なら250~500ml程度が持ち帰りやすい
    • 国際線では100mlを超える商品は受託手荷物へ入れる

    オーストラリアのオリーブオイルは、ワインほど日本では知られていませんが、現地のスーパーで気軽に試せるオーストラリア食材の一つです。

    最初の1本なら、難しく考える必要はありません。「オーストラリア産」「エキストラバージン」「できるだけ新しい収穫年」の3点を見るだけでも、かなり選びやすくなります。

    ホテルやサービスアパートメントで、オーストラリア産のパン、チーズ、オリーブ、ワインと一緒に楽しむのもおすすめです。

    スーパーで買える身近な商品から農園の少量生産品まで、旅先によって違う一本を探してみると、オーストラリアの食の楽しみがまた一つ増えるでしょう。




    オーストラリアのオリーブオイルに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアでもオリーブオイルを生産していますか?

    はい。ビクトリア州中北部や西オーストラリア州パース北部を中心にオリーブ栽培が行われています。2025年には約2,000万リットルのオリーブオイルが生産されました。

    オーストラリア産オリーブオイルの収穫時期は?

    一般に3月から7月ごろです。地域、品種、その年の気候によって実際の収穫時期は変わります。

    スーパーでは何を選べばいいですか?

    迷ったら、オーストラリア産オリーブを使ったエキストラバージンオリーブオイルを選び、収穫年、賞味期限、容器、認証表示などを確認すると選びやすくなります。

    「Light Olive Oil」はカロリーが低いですか?

    いいえ。「Light」は一般に味や香りが軽いことを示す表現で、低カロリーという意味ではありません。購入時は正式なオイルの等級を確認してください。

    苦味や喉の辛味があるオリーブオイルは傷んでいますか?

    必ずしもそうではありません。新鮮なエキストラバージンオリーブオイルでは、適度な苦味や喉に感じる辛味は特徴の一つです。

    オーストラリア産の代表的なブランドは?

    スーパーで比較的見つけやすいものには、コブラム・エステートやレッド・アイランドなどがあります。店舗や地域によって取り扱い商品は異なります。

    エキストラバージンオリーブオイルは加熱料理にも使えますか?

    はい。サラダやパンだけでなく、炒め物、ロースト、グリル、オーブン料理、バーベキューなど幅広く使えます。

    オリーブオイルは冷蔵庫で保存しますか?

    通常は冷蔵庫へ入れる必要はありません。直射日光や高温を避け、ふたをしっかり閉めて暗く涼しい場所で保存します。

    オリーブオイルを日本へ持ち帰れますか?

    一般的なお土産用のオリーブオイルは持ち帰れます。ただし液体なので、オーストラリア発の国際線では100mlを超える容器を通常の手荷物として保安検査へ持ち込むことはできません。スーパーで購入した一般的な瓶は受託手荷物へ入れるのが分かりやすいでしょう。



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  • オーストラリアのチーズ完全ガイド|産地・種類・スーパーで買えるおすすめ

    オーストラリアのチーズ完全ガイド|産地・種類・スーパーで買えるおすすめ

    オーストラリアと聞いて、ワインや牛肉は思い浮かんでも、「チーズの国」という印象を持つ人はそれほど多くないかもしれません。

    しかし、オーストラリアは酪農が盛んな国で、スーパーのチーズ売場には日常使いのチェダーから、白カビチーズ、青カビチーズ、山羊乳のチーズ、長期熟成タイプまで、驚くほど多くの商品が並んでいます。

    デイリー・オーストラリア(Dairy Australia)によると、2024/25年度のオーストラリアのチーズ生産量は43万トン以上。国内で生産される生乳の3分の1以上がチーズ製造に使われています。

    昔から主力だったチェダーに加え、現在では白カビ、青カビ、山羊乳・羊乳などさまざまなチーズが造られています。タスマニア、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州などには、旅行中に立ち寄れるチーズ工房や農場直営店もあります。

    そして日本人旅行者にとってうれしいのが、専門店へ行かなくても、ウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)などのスーパーで質の高いオーストラリア産チーズを手軽に買えることです。

    この記事では、オーストラリアのチーズの特徴、代表的な種類と産地、スーパーでよく見る表示、おすすめの商品、ワインとの合わせ方、日本への持ち帰りまで分かりやすく紹介します。




    オーストラリアはチーズの国?

    オーストラリアのチーズは有名なのですか?ヨーロッパの輸入品が中心というイメージがあります。
    オーストラリア国内で非常に多くのチーズが造られています。普段使いのチェダーから、小規模な工房が造る白カビ・青カビ・山羊乳のチーズまで種類も豊富ですよ。

    オーストラリアは世界有数の酪農国の一つです。

    2024/25年度には43万トンを超えるチーズが国内で生産され、オーストラリアで生産される生乳の3分の1以上がチーズ製造に使われています。

    以前はチェダー系のチーズが圧倒的な中心でしたが、現在ではチェダー以外の生産も増えています。

    デイリー・オーストラリアによると、30年前にはチーズ生産量の約30%だったチェダー以外のチーズが、2024/25年度には55%を占めるまでになっています。

    スーパーの売場を見るだけでも、オーストラリアのチーズ文化がかなり多様になっていることが分かります。

    酪農が盛んな理由

    オーストラリアの酪農地帯は、ビクトリア州、タスマニア州、ニュー・サウス・ウェールズ州、南オーストラリア州、西オーストラリア州などに広がっています。

    特に南部には比較的涼しい気候と牧草地に恵まれた地域が多く、乳牛を放牧する酪農が発達してきました。

    オーストラリアのチーズを選ぶ面白さは、同じチェダーやブリーでも、地域や生産者によってかなり味が違うことです。

    日常用の大規模生産品と、農場や小規模な工房で造られるチーズの両方があり、予算や目的に合わせて選べます。

    オーストラリアで食べたいチーズの種類

    スーパーや専門店でよく見かけるのは、次のようなチーズです。

    • チェダー
    • ブリー
    • カマンベール
    • 青カビチーズ
    • 山羊乳チーズ
    • 羊乳チーズ
    • フェタ
    • ハルーミ
    • モッツァレラ
    • コルビー

    旅行者なら、最初から高価な専門店へ行かなくても、スーパーで数種類買って食べ比べてみるだけで十分楽しめます。

    チェダー

    オーストラリアの日常生活で最も身近なチーズの一つがチェダーです。

    サンドイッチ、トースト、ハンバーガー、グラタン、パスタなど幅広く使われています。

    ブロック状、薄切り、細切りなどさまざまな形で売られており、スーパーでは非常に大きな売場を占めています。

    味の強さによって、穏やかなものから長期熟成の濃厚なタイプまで選べます。

    「Tasty Cheese」とは?

    オーストラリアのスーパーで日本人が最初に戸惑いやすいのが、「Tasty Cheese」という表示です。

    直訳すると「おいしいチーズ」ですが、単なる宣伝文句ではありません。

    オーストラリアでは、ある程度熟成させて風味を強くしたチェダー系のチーズを「Tasty」と呼ぶことが一般的です。

    売場での表示 味の目安
    Mild 穏やかで食べやすい
    Tasty ほどよく熟成し、チェダーらしい風味がある
    Extra Tasty より濃厚で風味が強い
    Vintage 長期熟成で香り・塩味・うま味が強め

    迷ったら「Tasty」を選ぶと、オーストラリアで一般的なチェダーの味を楽しめます。

    ブリー・カマンベール

    表面が白いカビで覆われた、やわらかなチーズです。

    冷蔵庫から出した直後は中心がやや硬くても、常温へ少し置くとやわらかくなり、香りとコクが感じやすくなります。

    クラッカー、バゲット、ぶどう、洋梨、ドライフルーツなどとの相性がよく、ホテルでワインを飲む時にも簡単に楽しめます。

    オーストラリア産のブリーやカマンベールはスーパーでも比較的見つけやすく、初めて現地のチーズを試す人にもおすすめです。

    青カビチーズ

    青カビチーズは、内部に青緑色のカビが入ったチーズです。

    塩味と香りが強いものが多く、少量でも存在感があります。

    赤ワインだけでなく、甘口ワイン、ポート、はちみつ、イチジクなどと合わせても楽しめます。

    オーストラリアには比較的穏やかな青カビチーズから、しっかり熟成させた濃厚なものまであります。

    初めてなら、小さなサイズを買って少しずつ試すとよいでしょう。

    山羊乳・羊乳のチーズ

    オーストラリアには牛乳だけでなく、山羊乳や羊乳を使ったチーズを造る生産者もいます。

    山羊乳のフレッシュチーズは、白くやわらかく、爽やかな酸味が特徴です。

    サラダ、ロースト野菜、パンなどと相性がよく、オリーブオイルやハーブに漬けた商品も人気があります。

    ビクトリア州のメレディス・デアリー(Meredith Dairy)は、その代表的な生産者の一つです。

    フェタ・ハルーミ

    オーストラリアは移民が多い国なので、ギリシャや地中海地域の食文化も日常の食卓に定着しています。

    そのため、フェタやハルーミもスーパーでよく見かけます。

    フェタは塩気のある白いチーズで、サラダやロースト野菜に向いています。

    ハルーミは加熱しても形が崩れにくく、フライパンやバーベキューで焼いて食べるのがおすすめです。

    公共のバーベキューを利用するなら、肉やソーセージと一緒にハルーミを焼いてみるのも簡単です。



    代表的なチーズ産地

    オーストラリアには全国各地にチーズ工房がありますが、旅行者が訪れやすい代表的な地域を紹介します。

    タスマニア

    タスマニアは、オーストラリアのチーズ旅行で特に注目したい地域です。

    涼しい気候と酪農地帯に恵まれ、チェダー、白カビ、青カビなど、個性のあるチーズが造られています。

    北東部のパインガナ・デアリー(Pyengana Dairy)は、布で包んで熟成させるチェダーで知られています。

    ロンセストンとデボンポートの間にあるアッシュグローブ(Ashgrove)には農場直営の施設があり、チーズや乳製品を購入できます。

    ホバートから日帰り旅行でも人気のブルーニー島には、ブルーニー・アイランド・チーズ(Bruny Island Cheese Co.)があります。

    キング・アイランド

    タスマニア本島とオーストラリア大陸の間、バス海峡に浮かぶキング・アイランド(King Island)は、オーストラリアを代表するチーズ産地の一つです。

    キング・アイランド・デアリー(King Island Dairy)では、島内の牛乳を使い、白カビ、青カビ、セミハードタイプなどのチーズを製造しています。

    2024年には旧所有会社から閉鎖方針が発表されましたが、その後事業の売却が決まり、2025年に新しいオーストラリア資本の所有者へ引き継がれました。

    現在も島内でチーズの製造が続けられ、商品はオーストラリア各地のスーパーや食料品店などで販売されています。

    ビクトリア州

    オーストラリア最大級の酪農地帯を抱えるビクトリア州には、数多くのチーズ生産者があります。

    メルボルンから日帰りで訪れやすいヤラ・バレー(Yarra Valley)には、ヤラ・バレー・デアリー(Yarra Valley Dairy)があり、農場内の直営店でチーズを楽しめます。

    北東部のミラワ(Milawa)にはミラワ・チーズ(Milawa Cheese)があり、ワイン産地と組み合わせたドライブにも向いています。

    さらにメルボルンから西へ約120kmのメリディスには、山羊乳・羊乳の製品で知られるメレディス・デアリーがあります。

    アデレード・ヒルズ

    アデレードから車で約30分のアデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)は、冷涼な気候のワインと地元食材で知られる地域です。

    チーズも地域の特産品の一つで、ファーマーズマーケットや直売店などで地元の手作りチーズを購入できます。

    ウッドサイド・チーズ・ライツ(Woodside Cheese Wrights)は1994年からアデレード・ヒルズでチーズを造っている生産者です。

    ワイナリー巡りと合わせて楽しみやすい地域でしょう。

    マーガレット・リバー

    西オーストラリア州のマーガレット・リバー(Margaret River)も、ワインだけでなく地元のチーズを楽しめる地域です。

    マーガレット・リバー・デアリー・カンパニー(Margaret River Dairy Company)では、地元産の牛乳を使ったブリー、カマンベール、セミソフトタイプのチーズなどを製造しています。

    ワイナリーで買ったワインと地元のチーズを組み合わせ、海辺や宿泊施設で楽しむのもマーガレット・リバーらしい過ごし方です。




    スーパーでチーズを買う

    旅行者がオーストラリア産チーズを一番簡単に試せる場所はスーパーです。

    大型のウールワースやコールズでは、

    • 普段使いのブロックチーズ
    • 薄切りチーズ
    • 細切りチーズ
    • ブリー・カマンベール
    • 青カビチーズ
    • 山羊乳チーズ
    • フェタ・ハルーミ
    • チーズ盛り合わせ

    などが並んでいます。

    店舗によっては、冷蔵棚とは別に対面販売のデリ売場があり、少し高級なチーズを扱っています。

    売場で見るチーズの表示

    表示 意味
    Mild 穏やかな味
    Tasty ほどよく熟成したチェダー系
    Extra Tasty さらに風味の強いチェダー系
    Vintage 長期熟成タイプ
    Brie 白カビのやわらかいチーズ
    Camembert 白カビのやわらかいチーズ
    Blue 青カビチーズ
    Goat Cheese 山羊乳チーズ
    Sheep Milk Cheese 羊乳チーズ
    Marinated Cheese オイルやハーブなどに漬けたチーズ
    Raw Milk Cheese 殺菌していない生乳から造ったチーズ

    英語の商品名をすべて覚える必要はありません。

    チェダーなら「Tasty」「Vintage」、白カビなら「Brie」「Camembert」、青カビなら「Blue」という3つを覚えておくだけでも、かなり選びやすくなります。

    普段使いならベガ

    スーパーで手頃なオーストラリア産チェダーを試したいなら、ベガ(Bega)は分かりやすい選択肢です。

    「ファーマーズ・テイスティ(Farmers’ Tasty)」は、しっかりとしたチェダーらしい風味があり、ブロック、薄切りなど複数の形で販売されています。

    パンやクラッカーと食べるだけでなく、サンドイッチ、トーストなどにも使いやすいチーズです。

    大容量の商品もあるため、短期旅行なら250g程度の小さめサイズを選ぶと食べ切りやすいでしょう。

    少しぜいたくならキング・アイランド・デアリー

    ホテルでワインと一緒に少し上質なチーズを楽しみたいなら、キング・アイランド・デアリーも候補になります。

    白カビ、青カビ、セミハードタイプなどがあり、「オーストラリアの産地が分かるチーズを食べてみたい」という旅行者にも向いています。

    商品によって味の強さがかなり違うため、青カビが苦手ならブリーなどの白カビタイプから試すとよいでしょう。

    メレディス・デアリー

    少し変わったオーストラリア産チーズを試したいなら、ビクトリア州のメレディス・デアリーもおすすめです。

    特によく知られているのが、やわらかな山羊乳チーズをオリーブオイル、にんにく、ハーブなどと一緒に瓶詰めした商品です。

    パンへ塗ったり、サラダへ加えたりするだけで食べられます。

    同社では、山羊乳のフレッシュチーズや、羊乳と山羊乳を使った乳製品なども製造しています。

    オーストラリア国内各地で販売されているため、スーパーや高級食料品店で探してみるとよいでしょう。

    量り売りのデリ売場もおすすめ

    大型スーパーには、ハム、サラミ、オリーブ、チーズなどを対面販売するデリ売場があります。

    パック入りの商品より少量だけ購入できる場合があり、旅行者には便利です。

    例えば、

    Could I have 200 grams of this cheese, please?

    「このチーズを200グラムください」

    と伝えれば量ってもらえます。

    2~3種類を少量ずつ買い、食べ比べるのもおすすめです。



    生乳チーズはある?

    あります。

    オーストラリアでは、一定の安全基準を満たした殺菌していない生乳を使ったチーズの製造・販売が認められています。

    ただし、自由に生乳からチーズを作って販売できるという意味ではありません。

    食品基準では、生乳の管理、温度、微生物検査、製造工程などについて厳しい条件が設けられています。

    一方、殺菌していない牛乳をそのまま飲料として一般販売することについては別の扱いで、食品安全上の理由から厳しい規制があります。

    旅行者が生乳チーズを購入する場合は、専門店や生産者が適切に販売している商品を選び、保存方法を守ればよいでしょう。

    オーストラリアワインと合わせる

    せっかくなら、オーストラリア産チーズとオーストラリアワインを一緒に楽しんでみましょう。

    チーズ 合わせやすい飲み物の例
    チェダー シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン
    ブリー・カマンベール シャルドネ、スパークリングワイン
    青カビチーズ 甘口ワイン、ポートタイプ
    山羊乳チーズ ソーヴィニヨン・ブラン、辛口白ワイン
    ハルーミ 辛口白ワイン、ロゼ

    もちろん、絶対的な決まりではありません。

    好きなチーズと好きなワインを合わせるのが一番です。

    ホテルで楽しむなら

    レストランへ行かず、ホテルで簡単な夕食を取りたい日にもチーズは便利です。

    スーパーで、

    • チーズ2~3種類
    • クラッカー
    • ぶどう・リンゴ・洋梨
    • ナッツ
    • 生ハムやサラミ
    • オリーブ

    を買えば、簡単なチーズ盛り合わせができます。

    オーストラリア産のはちみつを少量加えるのもおすすめです。

    キッチンのないホテルでも準備でき、外食が続いた旅行中の軽い夕食にも向いています。

    日本へのお土産にできる?

    はい。

    日本の動物検疫所によると、チーズなどの乳製品を旅行者が手荷物・預け荷物などの携帯品として日本へ持ち込む場合、通常は動物検疫の対象外です。

    肉製品のように、通常のお土産用チーズについて動物検疫所で検査を受ける必要はありません。

    ただし、販売目的・営業目的、大量の持ち込みなどでは扱いが異なる場合があります。

    また、法律上持ち込めるかどうかとは別に、チーズは温度管理が必要な食品です。

    日本まで長時間移動する場合は、商品ごとの保存方法を必ず確認してください。

    持ち運びの注意点

    チーズを日本へ持ち帰るなら、旅行最終日に購入するのが簡単です。

    特にブリー、カマンベール、フレッシュな山羊乳チーズなどは冷蔵保存が必要です。

    長時間常温に置くのは避け、可能なら保冷バッグを利用しましょう。

    一方、硬めのチェダーや長期熟成タイプは比較的扱いやすいですが、やはりパッケージに記載された保存方法を優先してください。

    保冷剤を機内持ち込みにする場合は、航空保安上の液体物規制が関係する場合があります。

    出発空港・航空会社の最新ルールも確認しておくと安心です。

    チーズ売場で見る英語

    英語 意味
    Tasty Cheese ほどよく熟成したチェダー系チーズ
    Vintage Cheddar 長期熟成チェダー
    Soft Cheese やわらかいタイプのチーズ
    Blue Cheese 青カビチーズ
    Goat Cheese 山羊乳チーズ
    Sheep Milk Cheese 羊乳チーズ
    Marinated Cheese オイルやハーブなどに漬けたチーズ
    Raw Milk Cheese 生乳から造ったチーズ
    Pasteurised Milk 殺菌された牛乳・乳
    Australian Made オーストラリア製
    Australian Milk オーストラリア産の乳

    旅行者向けの選び方

    • 初めてならスーパーの「Tasty」チェダーから試す
    • ワインと一緒ならブリーや青カビチーズも選ぶ
    • オーストラリアらしさを重視するなら産地と生産者を確認する
    • タスマニア、ビクトリア州など地域名にも注目する
    • 少量ずつ食べたいならデリ売場を利用する
    • ホテルで食べるならクラッカーや果物も一緒に買う
    • お土産なら最終日に購入する
    • 日本まで持ち帰る商品は保存温度を確認する

    オーストラリアのチーズは、ワインやビールほど日本人旅行者に知られていませんが、実際にスーパーへ行くとその種類の多さに驚きます。

    普段使いのチェダーから、キング・アイランドの白カビ・青カビチーズ、ビクトリア州の山羊乳チーズ、タスマニアの農場で造られる熟成チーズまで、選択肢は非常に豊富です。

    旅行中なら、まずはスーパーで小さなチーズを2~3種類買い、オーストラリア産ワインと一緒にホテルで食べ比べてみるのもおすすめです。

    ワインだけでなくチーズにも産地があることを意識すると、オーストラリアの食の楽しみがもう一つ増えるでしょう。




    オーストラリアのチーズに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアではチーズをたくさん生産していますか?

    はい。2024/25年度には43万トンを超えるチーズが生産され、国内の生乳の3分の1以上がチーズ製造に使われています。

    Tasty Cheeseとは何ですか?

    オーストラリアのスーパーでよく使われる表現で、ほどよく熟成して風味が強くなったチェダー系チーズを指します。単に「おいしいチーズ」という意味の広告表現ではありません。

    おすすめのオーストラリア産チーズは?

    普段使いならベガのチェダー、少し上質な白カビ・青カビチーズならキング・アイランド・デアリー、山羊乳チーズならメレディス・デアリーなどが分かりやすい選択肢です。店舗によって品揃えは異なります。

    オーストラリアで有名なチーズ産地は?

    タスマニア、キング・アイランド、ビクトリア州のヤラ・バレーやミラワ、南オーストラリア州のアデレード・ヒルズ、西オーストラリア州のマーガレット・リバーなどがあります。

    キング・アイランド・デアリーは現在も営業していますか?

    はい。2024年に一度閉鎖方針が発表されましたが、その後事業の売却が決まり、新しいオーストラリア資本の所有者へ引き継がれました。現在もキング・アイランドでチーズを製造しています。

    オーストラリアには生乳チーズがありますか?

    あります。一定の食品安全基準を満たした生乳チーズの製造・販売が認められています。生乳そのものを飲料として販売する場合とは規制が異なります。

    オーストラリアのチーズを日本へ持ち帰れますか?

    通常のお土産として手荷物・預け荷物などの携帯品で持ち帰るチーズは、日本の動物検疫の対象外です。ただし、大量の持ち込みや販売目的などでは扱いが異なります。また、冷蔵が必要な商品は温度管理にも注意してください。

    スーパーで少量だけチーズを買えますか?

    パック入りの小さい商品を選べるほか、大型スーパーのデリ売場では量り売りで購入できる場合があります。旅行者なら複数種類を少量ずつ買う方法もおすすめです。



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  • オーストラリアのはちみつ完全ガイド|種類・産地・おすすめの選び方

    オーストラリアのはちみつ完全ガイド|種類・産地・おすすめの選び方

    オーストラリアのスーパーやファーマーズマーケットへ行くと、驚くほど多くのはちみつが並んでいます。

    日本では「アカシア」「レンゲ」などのはちみつがよく知られていますが、オーストラリアではユーカリを中心としたオーストラリア固有の植物から採れるはちみつが大きな特徴です。

    イエロー・ボックス(Yellow Box)、ブルー・ガム(Blue Gum)、ストリンギー・バーク(Stringybark)、レッド・ガム(Red Gum)、グレー・ボックス(Grey Box)、西オーストラリア州のジャラ(Jarrah)、タスマニア州のレザーウッド(Leatherwood)など、蜜源となる植物が変われば、色、香り、甘さ、口当たりも大きく変わります。

    さらに近年は、オーストラリアにも多数自生するレプトスペルマム(Leptospermum)属の花から採れるオーストラリア産マヌカハニーも注目されています。

    オーストラリア連邦政府によると、国内で生産されるはちみつのおよそ70%は固有植物を蜜源としており、商業養蜂家による年間生産量は約37,000トン。ニュー・サウス・ウェールズ州が国内最大の商業はちみつ生産州です。

    旅行者にとっても、はちみつはスーパーで簡単に購入でき、オーストラリアらしい食品土産の一つです。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリア産はちみつの特徴、代表的な種類、主な産地、マヌカハニーのMGO表示、生はちみつやクリーム状はちみつとの違い、スーパーでの選び方、お土産として購入する際のポイントまで詳しく紹介します。

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    日本では「アカシア」「レンゲ」などのはちみつがよく知られていますが、オーストラリアではユーカリをはじめとするオーストラリア固有の植物から採れるはちみつが大きな特徴です。

    イエロー・ボックス(Yellow Box)、ブルー・ガム(Blue Gum)、ストリンギー・バーク(Stringybark)、レッド・ガム(Red Gum)、グレー・ボックス(Grey Box)、西オーストラリア州のジャラ(Jarrah)、タスマニア州のレザーウッド(Leatherwood)など、蜜源となる植物が違えば、色、香り、甘さ、口当たりも大きく変わります。

    さらに近年では、オーストラリアにも数多く自生するレプトスペルマム属(Leptospermum)の花から採れるオーストラリア産マヌカハニーも注目されています。

    オーストラリア連邦農業省によると、国内で生産されるはちみつの約70%はオーストラリア固有の植物を蜜源としており、年間生産量は約37,000トン。ニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)が国内最大の商業的なはちみつ生産州とされています。

    旅行者にとっても、はちみつはスーパーで簡単に購入でき、プラスチック容器やチューブ式の容器を選べば、日本への食品土産として比較的持ち運びやすい商品です。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリア産はちみつの特徴、代表的な種類、産地、マヌカハニーのMGO表示、生はちみつやクリーム状はちみつとの違い、スーパーでの選び方、お土産として購入する際のポイントまで詳しく紹介します。




    オーストラリアのはちみつの特徴

    オーストラリアのはちみつは、日本のはちみつと何が違いますか?
    オーストラリアではユーカリをはじめとする固有植物から採れるはちみつが豊富です。地域や蜜源植物によって驚くほど香りや味が違います。

    オーストラリアのはちみつを特徴付けているのは、何といっても広大な国土と多様な自然環境です。

    熱帯雨林、ユーカリの森、乾燥した森林、温帯林など、地域によって植生が大きく異なります。

    そのため、同じ「オーストラリア産はちみつ」でも、淡い色で軽い甘さのものから、濃い琥珀色で香りの強いもの、カラメルのような深みを感じるものまでさまざまです。

    約70%が固有植物由来

    オーストラリア連邦農業省によると、国内で生産されるはちみつの約70%はオーストラリア固有の植物から採蜜されています。

    その中でも特に重要なのがユーカリと、その近縁の樹木です。

    同じユーカリでも種類によって開花時期や蜜の性質が異なるため、できあがるはちみつの味や香りにも大きな差が生まれます。

    ユーカリ系はちみつが豊富

    オーストラリアには数百種類のユーカリが生育しています。

    代表的なユーカリ系はちみつには、イエロー・ボックス、ブルー・ガム、レッド・ガム、グレー・ボックス、ストリンギー・バーク、アイアンバークなどがあります。

    ワインをブドウ品種や産地で選ぶように、はちみつも蜜源となる植物の名前で選ぶと楽しみが広がります。

    色が違うと味も違う?

    はちみつの色は、蜜源となる植物によって大きく異なります。

    淡い麦わら色から黄金色、琥珀色、濃い褐色までさまざまです。

    一般的には、淡い色のはちみつは軽く穏やかな味、濃い色のものは香りやコクが強い傾向がありますが、必ずしも色だけで味を判断できるわけではありません。

    イエロー・ボックス(Yellow Box)

    イエロー・ボックスは、オーストラリアを代表するユーカリ系はちみつの一つです。

    蜜源となる木はEucalyptus melliodora。ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州などに分布します。

    比較的淡い色で甘さが穏やかなため、初めてオーストラリア産はちみつを試す人にもおすすめです。

    トースト、ヨーグルト、紅茶など幅広く使えます。

    ブルー・ガム(Blue Gum)

    ブルー・ガムも、オーストラリアを代表するユーカリ系はちみつです。

    産地や樹種によって違いがありますが、やや琥珀色で、ユーカリらしい爽やかな香りを感じるものもあります。

    ストリンギー・バーク(Stringybark)

    ストリンギー・バークは、樹皮が長い繊維状にはがれるユーカリの仲間の総称です。

    はちみつは比較的しっかりとした風味を持つものが多く、イエロー・ボックスより力強い味を好む人に向いています。

    レッド・ガム(Red Gum)

    レッド・ガムと呼ばれるユーカリには複数の種類があり、産地によってはちみつの味も異なります。

    商品を見つけたら、蜜源となった樹木だけでなく、採蜜された地域も確認してみるとよいでしょう。

    グレー・ボックス(Grey Box)

    グレー・ボックスもオーストラリアの森林地帯で採れる代表的なはちみつです。

    比較的しっかりした味のものがあり、淡いはちみつと食べ比べると違いがよく分かります。

    カリ(Karri)

    西オーストラリア州南西部を代表する巨大なユーカリの一種がカリです。

    カリの森から採れるはちみつは、西オーストラリア州らしい地域色のある商品として販売されています。

    ジャラ(Jarrah)

    西オーストラリア州で特に有名なのがジャラはちみつです。

    ジャラの森から採れる濃厚なはちみつで、高級品として販売されることもあります。

    商品によっては抗菌活性の目安として「TA」などの数値が表示されています。

    ただし、一般食品として販売されるはちみつを医療目的で使用することとは別の話です。

    マリ(Marri)

    マリも西オーストラリア州を代表する固有樹木の一つです。

    ジャラ、カリと並び、パース周辺や西オーストラリア州のお土産店で地域性のあるはちみつとして見かけることがあります。



    レザーウッド(Leatherwood)

    タスマニア州を代表するはちみつがレザーウッドはちみつです。

    蜜源となるレザーウッドの学名はEucryphia lucida。タスマニア島の湿潤な森林や原生林に生育する固有植物です。

    はちみつは非常に香りが強く、花のような華やかさに加え、香辛料やハーブを思わせる複雑な風味を感じる人もいます。

    クセの少ないはちみつとはかなり性格が違うため、個性的なはちみつを探している人におすすめです。

    タスマニアのはちみつ

    タスマニア州ではレザーウッドが特に有名ですが、そのほかクローバー、マヌカ、ブッシュハニーなども生産されています。

    タスマニア旅行では、ワインやチーズだけでなく、地域のはちみつもぜひ探してみてください。

    オーストラリアにもマヌカハニーがある

    マヌカハニーというとニュージーランドを思い浮かべる人が多いでしょう。

    しかしオーストラリアにもマヌカハニーがあります。

    マヌカハニーは、レプトスペルマム属の植物の花からミツバチが集めた蜜を原料とします。

    オーストラリアには80種類以上のレプトスペルマム属の植物が自生しており、その多様性は非常に豊富です。

    MGOとは?

    マヌカハニーの容器で、

    • MGO 100+
    • MGO 250+
    • MGO 550+

    などの表示を見かけることがあります。

    MGOはメチルグリオキサール(Methylglyoxal)の含有量を示す指標です。

    数字が大きいほどMGOの濃度が高いことを意味します。

    ただし、普段トーストやヨーグルトに使う目的であれば、必ずしも高い数値の商品を選ぶ必要はありません。

    カンガルー島のはちみつ

    南オーストラリア州のカンガルー島(Kangaroo Island)も、はちみつで有名です。

    島では固有植物から採れるはちみつに加え、リグリアン種のミツバチの歴史が大きな特徴となっています。

    養蜂場の直売所では、はちみつの試食や、はちみつを使った食品、蜜ろう製品などを購入できるところもあります。

    リグリアン種のミツバチ

    カンガルー島は、リグリアン種と呼ばれるミツバチを保護する重要な地域です。

    島のミツバチを病気や害虫から守るため、南オーストラリア州本土などからはちみつや養蜂関連品をカンガルー島へ持ち込むことは禁止されています。

    カンガルー島を旅行する場合は、本土で購入したはちみつを島へ持ち込まないよう注意してください。

    オーストラリアの養蜂産業

    オーストラリアには数多くの養蜂家がおり、年間約37,000トンのはちみつが生産されています。

    ただし生産量は、雨量、干ばつ、山火事、樹木の開花状況など自然条件に大きく左右されます。

    養蜂家が巣箱を移動する理由

    オーストラリアでは、養蜂家が一年中同じ場所に巣箱を置くとは限りません。

    花の開花時期に合わせて、トラックで巣箱を移動させることがあります。

    例えば、ある時期にはイエロー・ボックス、次はアイアンバーク、その後は農作物の受粉、といったように、蜜や花粉が豊富な場所を追って移動します。

    広大な国土を生かした移動養蜂は、オーストラリアの養蜂業の大きな特徴です。

    農業を支えるミツバチ

    ミツバチの役割は、はちみつを作ることだけではありません。

    アーモンド、リンゴ、アボカド、ブルーベリー、サクランボ、マカダミアナッツなど、多くの農作物で受粉を助けています。

    オーストラリア農業にとって、ミツバチは欠かせない存在です。

    単花蜜とは?

    単花蜜とは、主に一種類の植物の花から蜜を集めて作られたはちみつです。

    イエロー・ボックス、レザーウッド、ジャラ、マヌカなどが代表例です。

    産地や蜜源植物それぞれの個性を楽しみたい人に向いています。

    百花蜜・ブッシュハニー

    複数の植物から集められた蜜で作られるものは百花蜜と呼ばれます。

    オーストラリアでは「Bush Honey」「Wildflower Honey」などの名称で販売されることもあります。

    単花蜜より品質が低いという意味ではなく、その地域、その季節に咲くさまざまな花の特徴を映したはちみつです。

    生はちみつとは?

    ファーマーズマーケットや自然食品店ではRaw Honey(生はちみつ)という表示を見かけることがあります。

    一般には、加熱や細かなろ過などの加工をできるだけ抑えたはちみつという意味で使われます。

    ただし「Raw」の具体的な加工条件は生産者によって異なるため、表示だけで品質を判断せず、生産者の説明を確認するとよいでしょう。

    クリーム状はちみつとは?

    Creamed Honeyは、生クリームを混ぜたはちみつではありません。

    はちみつの結晶を細かく調整し、なめらかで塗りやすい状態にしたものです。

    液体状のはちみつより垂れにくく、トーストに塗るのに便利です。

    巣蜜

    巣蜜は、ミツバチの巣に入ったままの状態ではちみつを切り分けたものです。

    巣の部分である蜜ろうもそのまま食べることができ、チーズ、ヨーグルト、デザートなどと合わせて楽しめます。

    結晶したはちみつは大丈夫?

    はちみつを保存していると、白っぽくなったり、砂糖の粒のような結晶ができたりすることがあります。

    これは自然な結晶化で、腐ったという意味ではありません。

    液体に戻したい場合は、容器をぬるま湯につけてゆっくり温めます。

    ラベルで確認したいポイント

    はちみつを選ぶ際には、容器の裏面も確認してみましょう。

    • 原産国
    • 蜜源植物
    • 採蜜地域
    • 原材料
    • 生産者
    • 内容量
    • 賞味期限
    • マヌカハニーならMGO表示

    などを確認すると商品選びがしやすくなります。

    オーストラリア土産として購入するなら、「Product of Australia」「100% Australian Honey」などの原産国表示を確認することをおすすめします。

    スーパーで買う

    はちみつはウールワース、コールズ、IGA、アルディなどのスーパーで簡単に購入できます。

    一般的なはちみつから、単花蜜、生はちみつ、マヌカハニー、高級品まで価格帯も幅広くあります。

    複数の商品を比較したい旅行者には、大型スーパーが便利です。

    ファーマーズマーケットで買う

    ファーマーズマーケットでは、地域の養蜂家が直接販売していることがあります。

    スーパーでは見つからない小規模生産のはちみつや、特定地域だけのもの、季節限定品、巣蜜などに出会えることもあります。

    試食ができる場合は、淡い味のものから濃い味のものへ順番に試すと、違いを感じやすくなります。

    おすすめの食べ方

    はちみつはトーストだけでなく、ヨーグルト、オートミール、パンケーキ、サラダのドレッシング、肉料理のたれなどにも使えます。

    ギリシャヨーグルトに果物とオーストラリア産はちみつをかければ、ホテルやサービスアパートメントでも簡単に楽しめます。

    チーズとの組み合わせ

    はちみつはチーズともよく合います。

    ブリーチーズ、カマンベール、ブルーチーズ、ヤギのチーズなどへ少量かけると、塩気と甘味の組み合わせを楽しめます。

    レザーウッドやジャラのような個性的なはちみつを、チーズと食べ比べるのもおすすめです。

    お土産におすすめの種類

    種類 特徴
    イエロー・ボックス クセが少なく、幅広い人におすすめ
    レザーウッド タスマニアらしい強い香り
    ジャラ 西オーストラリア州らしい高級はちみつ
    オーストラリア産マヌカ 高級感のあるお土産向け
    カンガルー島産 旅行先の物語を感じられる
    巣蜜 見た目にも珍しい

    持ち運びを考えるなら、ガラス瓶よりもプラスチック容器がおすすめです。

    航空機では、はちみつは液体・ジェルに近い扱いになるため、大きな容器は基本的に受託手荷物へ入れる方が安心です。

    1歳未満の乳児には与えない

    12か月未満の乳児には、はちみつを与えてはいけません。

    乳児ボツリヌス症の原因となる菌の芽胞が含まれている可能性があるためです。

    これはオーストラリア産に限らず、すべてのはちみつに共通する注意事項です。

    はちみつ売場で使える英語

    英語 意味
    Honey はちみつ
    Raw Honey 生はちみつ
    Creamed Honey クリーム状はちみつ
    Honeycomb / Comb Honey 巣蜜
    Floral Source 蜜源植物
    Country of Origin 原産国
    Is this 100% Australian honey? これは100%オーストラリア産のはちみつですか?
    What flowers is this honey from? これは何の花から採れたはちみつですか?
    Which one has a mild flavour? どれが一番まろやかな味ですか?
    Can I taste this honey? このはちみつを試食できますか?

    オーストラリアのはちみつの魅力は、単に「自然豊かな国のはちみつ」というだけではありません。

    イエロー・ボックス、ストリンギー・バーク、ジャラ、レザーウッド、マヌカなど、どの植物から蜜を集めたかによって、味も香りも大きく変わります。

    ワインを産地やブドウ品種で選ぶように、はちみつも産地や蜜源植物で選んでみると、オーストラリア旅行の楽しみが一つ増えるでしょう。

    オーストラリアのはちみつに関するよくある質問

    オーストラリアのはちみつにはどんな特徴がありますか?

    ユーカリなどオーストラリア固有の植物から採れるはちみつが多いことが特徴です。植物や地域によって色、香り、味が大きく異なります。

    初めて買うならどれがおすすめですか?

    クセの少ないものならイエロー・ボックスがおすすめです。個性的なものならタスマニア州のレザーウッド、西オーストラリア州のジャラなどを試してみてください。

    オーストラリアにもマヌカハニーがありますか?

    はい。オーストラリアには多数のレプトスペルマム属の植物が自生しており、オーストラリア産マヌカハニーが生産されています。

    結晶したはちみつは腐っていますか?

    いいえ。結晶化は自然な現象です。容器をぬるま湯でゆっくり温めると液体に戻すことができます。

    1歳未満の赤ちゃんも食べられますか?

    いいえ。乳児ボツリヌス症の危険があるため、12か月未満の乳児にははちみつを与えないでください。



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    マカダミアナッツというと、ハワイのお土産を思い浮かべる人も多いかもしれません。

    しかし、マカダミアの原産地はハワイではなくオーストラリアです。

    野生のマカダミアは、現在のクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部を中心とする亜熱帯雨林で進化し、オーストラリア先住民はヨーロッパ人が入植するはるか以前から、その実を食用として利用してきました。

    19世紀になると植物学者や農業関係者がマカダミアに注目し、オーストラリアで栽培が始まります。その後1880年代には種がハワイへ持ち込まれました。

    20世紀にハワイで大規模栽培、品種改良、加工、販売が大きく発展したため、世界では「マカダミア=ハワイ」というイメージが広がりました。

    現在のオーストラリアでは、クイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州を中心に大規模なマカダミア農園が広がり、世界各国へ輸出される重要な農産物となっています。

    旅行者にとっても、ローストしたマカダミア、塩味のマカダミア、チョコレートがけ、マカダミアオイルなどは、オーストラリアらしい食品土産としておすすめです。

    この記事では、マカダミアナッツの原産地、歴史、ハワイとの関係、主な産地、収穫方法、食べ方、スーパーでの選び方、日本へのお土産にする際の注意点まで詳しく紹介します。




    マカダミアナッツとは?

    マカダミアナッツはハワイのお土産だと思っていました。
    実はマカダミアはオーストラリア原産です。19世紀にオーストラリアからハワイへ持ち込まれ、そこで大規模な商業栽培が発展しました。

    マカダミアは、ヤマモガシ科に属する常緑樹です。

    食用となる白っぽい実は、非常に硬い茶色の殻の中に入っています。

    味はまろやかでクリーミー。脂肪分が多いため、バターのようなコクを感じるのが特徴です。

    そのまま食べるだけでなく、チョコレート、ビスケット、ケーキ、アイスクリーム、サラダ、ソース、オイルなど幅広い食品に使われています。

    原産地はオーストラリア

    マカダミアはオーストラリア固有の植物です。

    主にクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部にかけての亜熱帯雨林を原産地とします。

    現在では世界各地で栽培されていますが、自然状態の野生マカダミアが育ってきた故郷はオーストラリアです。

    なぜハワイのイメージが強い?

    世界的に「マカダミア=ハワイ」という印象が強いのは、20世紀にハワイで大規模栽培と品種改良、加工、販売が大きく発展したためです。

    特にチョコレートで包んだマカダミアナッツがハワイ土産として世界的に有名になったことで、その印象が定着しました。

    しかし、植物としての原産地はオーストラリアです。

    先住民とマカダミア

    オーストラリア先住民は、ヨーロッパ人が入植するはるか以前からマカダミアを食用として利用してきました。

    地面へ落ちた実を集め、非常に硬い殻を石で割り、中の実を生のまま、または火であぶって食べていたとされています。

    地域によっては貴重な食材として扱われ、交易や贈り物にも利用されました。

    マカダミアには地域によって異なる先住民言語の呼び名があり、カビ・カビ族などでは「Kindal Kindal」、バンジャラング族の地域では「Gumbar」などの名称が伝えられています。

    マカダミアという名前の由来

    19世紀、植物学者フェルディナント・フォン・ミュラー(Ferdinand von Mueller)らがマカダミアを植物学的に研究しました。

    「Macadamia」という属名は、ミュラーの友人だった化学者・医師ジョン・マカダム(John Macadam)にちなんで付けられたとされています。

    マカダミアには4種類ある

    学名 特徴
    Macadamia integrifolia なめらかな殻を持ち、商業栽培の中心となる種類
    Macadamia tetraphylla やや粗い殻を持つ食用種
    Macadamia ternifolia 野生種の一つ
    Macadamia jansenii 非常に希少な野生種

    現在、食用として商業栽培されている中心はMacadamia integrifoliaとMacadamia tetraphylla、およびその交雑種です。



    19世紀の栽培の始まり

    ヨーロッパ系入植者がマカダミアの食用価値に注目するようになったのは19世紀です。

    1860年代頃から農場や家庭の庭へ植えられるようになり、1880年代にはニュー・サウス・ウェールズ州リズモア周辺などで初期の農園が作られました。

    1880年代にハワイへ

    1880年代、オーストラリアからマカダミアの種がハワイへ持ち込まれました。

    当初は食用作物としてではなく、サトウキビ農園の防風林や観賞用として植えられたものもありました。

    ハワイで商業化が進む

    20世紀に入ると、ハワイでは優良な木の選抜、接ぎ木、品種改良、栽培管理、加工技術などの研究が進みました。

    その結果、ハワイは世界に先駆けてマカダミアの大規模な商業生産を発展させました。

    つまり、原産地はオーストラリア、商業化の歴史ではハワイも非常に重要という関係です。

    オーストラリアで産業化

    オーストラリアでも接ぎ木技術や機械化が進み、1960年代頃から本格的な商業栽培が拡大しました。

    現在では世界有数のマカダミア生産国です。

    現在の主な産地

    オーストラリアのマカダミア栽培は、主にクイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州で行われています。

    代表的な産地には、

    • アサートン・テーブルランズ
    • マッカイ
    • ロックハンプトン
    • バンダバーグ
    • メアリーバラ
    • ギンピー
    • グラス・ハウス・マウンテンズ
    • ニュー・サウス・ウェールズ州ノーザン・リバーズ
    • クラレンス・バレー
    • ミッド・ノース・コースト

    などがあります。

    バンダバーグ

    クイーンズランド州のバンダバーグ(Bundaberg)は、現在オーストラリア最大級のマカダミア産地です。

    温暖な気候と広い農地を背景に、大規模なマカダミア農園が広がっています。

    バンダバーグというとラム酒やジンジャービールが有名ですが、実はマカダミアの一大産地でもあります。

    ノーザン・リバーズ

    ニュー・サウス・ウェールズ州のノーザン・リバーズ(Northern Rivers)は、マカダミアの歴史を考えるうえで特に重要な地域です。

    リズモア、バリナ、バイロン・ベイ周辺は野生マカダミアの本来の分布地域に近く、オーストラリア初期のマカダミア農園もこの地域で作られました。




    マカダミアの木

    マカダミアは一年中葉を付ける常緑樹で、自然状態ではかなり大きな木になります。

    農園では収穫や管理をしやすくするため、枝を剪定して高さや樹形を整えます。

    植えてすぐに大量の実が採れるわけではなく、実が付き始めるまで数年、本格的な生産までにはさらに時間がかかります。

    どうやって収穫する?

    マカダミアは、成熟した実が木から自然に地面へ落ちてから収穫するのが一般的です。

    大規模農園では専用の収穫機を使い、地面に落ちた実を集めます。

    その後、外側の緑色の果皮を取り除き、乾燥、選別、殻割りなどの工程へ進みます。

    非常に硬い殻

    マカダミアの殻は非常に硬いことで知られています。

    一般的なくるみ割り器では簡単に割れないこともあります。

    オーストラリア先住民がマカダミアを割るために専用の石を使っていたのも、この硬い殻が理由です。

    現在の加工工場では専用機械を使い、中の実をなるべく壊さずに殻を割ります。

    商品になるまで

    1. 成熟した実が木から落ちる
    2. 地面から収穫する
    3. 外側の果皮を取り除く
    4. 殻付きの状態で乾燥させる
    5. 硬い殻を割る
    6. 中の実を選別する
    7. 生、ロースト、味付きなどに加工する
    8. 包装して出荷する

    丸ごとの実は商品価値が高く、割れたものもお菓子、マカダミアバター、料理など幅広く利用されます。

    どんな味?

    マカダミアの魅力は、ほかのナッツにはないまろやかでバターのような味わいです。

    生でも食べられますが、ローストすると香ばしさと甘味が増します。

    カシューナッツよりコクが強く、アーモンドほど硬くないのも特徴です。

    栄養の特徴

    マカダミアは脂質を多く含むナッツですが、その多くは一価不飽和脂肪酸です。

    ビタミンB1、マンガン、マグネシウムなどの栄養素も含まれています。

    一方、エネルギー量は高いため、健康によいからと大量に食べるのではなく、適量を楽しむのがおすすめです。

    ローストしたマカダミア

    最もシンプルでおすすめなのがローストしたマカダミアです。

    香ばしさが増し、マカダミアそのものの味を楽しめます。

    オーストラリア土産として初めて買うなら、まずは味付けのないローストタイプがおすすめです。

    塩味のマカダミア

    ローストして塩味を付けたものも定番です。

    マカダミアのまろやかな甘味に塩気が加わり、ビールやワインのおつまみにもよく合います。

    海塩、チリ、はちみつ、わさび、燻製風味など、さまざまな味付けの商品があります。

    チョコレートがけ

    お土産として特に人気なのがチョコレートで包んだマカダミアナッツです。

    ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートなどがあります。

    万人受けしやすい一方、夏場は溶けやすいため、車内など高温になる場所へ長時間置かないようにしてください。

    料理にも使える

    マカダミアはお菓子だけでなく、料理にも使えます。

    • サラダ
    • パスタソース
    • 魚料理の衣
    • 鶏肉料理
    • グラノーラ
    • ビスケット
    • ケーキ
    • アイスクリーム

    など、使い方はさまざまです。

    マカダミアオイル

    マカダミアの実から搾ったマカダミアオイルも販売されています。

    サラダのドレッシング、焼き料理、お菓子作りなどに使えます。

    料理用だけでなく、化粧品やスキンケア用品に使われることもあります。

    マカダミアバター

    マカダミアを細かくすりつぶしてペースト状にしたマカダミアバターもあります。

    ピーナッツバターのようにトーストへ塗ったり、スムージーやソース、お菓子作りに使ったりできます。

    マカダミアミルク

    マカダミアを使った植物性飲料も販売されています。

    コーヒー、シリアル、スムージーなどに使用できます。

    オーストラリアのすべてのカフェで用意されているわけではありませんが、スーパーの植物性ミルク売場で見つけることがあります。



    どこで買える?

    オーストラリアでは、マカダミアを簡単に購入できます。

    ウールワース、コールズ、IGA、アルディなどのスーパーのほか、自然食品店、ファーマーズマーケット、農園直売所、お土産店などでも販売されています。

    普通のスーパーでも十分品ぞろえがあるため、お土産店だけでなくスーパーも確認してみましょう。

    オーストラリア産の見分け方

    「オーストラリアで買ったマカダミア=オーストラリア産」とは限りません。

    マカダミアは現在、南アフリカ、ケニア、中国、ハワイなどでも生産されています。

    オーストラリア産を選びたい場合は、容器の原産国表示を確認してください。

    • Product of Australia
    • Australian Grown
    • Country of Origin表示

    などが目安です。

    「Packed in Australia」はオーストラリア国内で包装したという意味であり、マカダミア自体の原産地がオーストラリアとは限りません。

    お土産におすすめ

    種類 特徴
    無塩ロースト マカダミア本来の味を楽しめる
    塩味 お酒のおつまみに向く
    はちみつ味 甘く食べやすい
    チョコレートがけ 幅広い人へのお土産に向く
    チリ・わさびなど味付き 少し変わったお土産
    マカダミアオイル 料理好きの人へのお土産
    マカダミアバター 少し珍しい食品土産

    職場などへ配るなら小分け包装、家族向けならチャック付きの大袋が便利です。

    日本へ持ち帰る時の植物検疫

    マカダミアナッツを日本へ持ち帰る場合は、商品の加工状態によって植物検疫の扱いが変わるので注意が必要です。

    日本の植物防疫所では、オーストラリアから持ち込む乾燥マカダミアナッツについて、入国時の植物検疫が必要となるものがあります。

    一方、十分に加熱・加工され、病害虫が生存する可能性がない商品は植物検疫の対象外になる場合があります。

    生、乾燥、殻付き、ロースト、チョコレートがけなど加工状態によって異なるため、判断に迷う場合は日本到着時に植物検疫カウンターで確認してください。

    商品の包装は捨てず、原材料や加工状態が分かる状態で持ち帰るのがおすすめです。

    ナッツアレルギーに注意

    マカダミアは木の実の一種です。

    ナッツアレルギーがある人は、マカダミアそのものだけでなく、チョコレート、ビスケット、アイスクリーム、ソースなどにも注意してください。

    売場で使える英語

    英語 意味
    Macadamia Nut マカダミアナッツ
    Raw 生・未ロースト
    Roasted ローストした
    Roasted & Salted ローストして塩味を付けたもの
    Unsalted 無塩
    Australian Grown オーストラリア産
    Macadamia Oil マカダミアオイル
    Are these Australian macadamias? これはオーストラリア産のマカダミアですか?
    Are these roasted or raw? これはローストですか、生ですか?
    Do these contain added salt? 塩は加えられていますか?

    マカダミアナッツは現在では世界各地で生産されていますが、その物語の始まりはオーストラリア東海岸の亜熱帯雨林です。

    先住民が長く利用してきたオーストラリア固有の食材が、19世紀にハワイへ渡り、そこで世界的な商品として発展しました。

    現在は再びオーストラリアでも大規模な産業が形成され、バンダバーグやノーザン・リバーズなどの広大な農園から、日本を含む世界各地へ輸出されています。

    旅行中にスーパーでマカダミアを見つけたら、「ハワイでも有名なナッツ」ではなく、「実はオーストラリア原産の食材」という背景も思い出してみてください。

    マカダミアナッツに関するよくある質問

    マカダミアナッツはオーストラリア原産ですか?

    はい。マカダミアはオーストラリア固有の植物で、主にクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部の亜熱帯雨林を原産地とします。

    なぜハワイのナッツとして有名なのですか?

    19世紀にオーストラリアからハワイへ持ち込まれ、20世紀にハワイで品種改良、大規模栽培、加工、販売が大きく発展したためです。

    オーストラリアの主な産地はどこですか?

    クイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州が中心です。特にバンダバーグ、ノーザン・リバーズ、ギンピー、メアリーバラ、グラス・ハウス・マウンテンズなどが主要産地です。

    オーストラリア産マカダミアはどう見分けますか?

    容器の原産国表示を確認してください。「Product of Australia」「Australian Grown」などが目安です。「Packed in Australia」だけでは原料のマカダミアまでオーストラリア産とは限りません。

    日本へのお土産にはどれがおすすめですか?

    マカダミア本来の味を楽しむなら無塩ロースト、食べやすさなら塩味、お菓子として渡すならチョコレートがけがおすすめです。オーストラリア産にこだわる場合は原産国表示も確認しましょう。



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    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

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  • ベジマイト完全ガイド|味・食べ方・オーストラリア人に愛される理由

    ベジマイト完全ガイド|味・食べ方・オーストラリア人に愛される理由

    オーストラリアを代表する食品として、必ずと言っていいほど名前が挙がるのがベジマイト(Vegemite)です。

    黒に近い濃い茶色のペーストで、パンに塗って食べるのが一般的。一見するとチョコレートクリームのようにも見えますが、実際は甘くありません。

    初めて食べた日本人からは「しょっぱい」「独特の味」「何とも言えない香り」と驚かれることが多い一方、オーストラリアでは子供の頃から食べている人も多く、家庭の味、朝食の味として深く定着しています。

    そして、ベジマイトを初めて食べる時に一番大切なのが「塗り過ぎないこと」です。

    日本のジャムやチョコレートクリームの感覚でパン一面へ厚く塗ってしまうと、非常に塩辛く感じます。

    ベジマイトは、バターを塗ったトーストへほんの少量を薄く伸ばして食べるのが基本です。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、ベジマイトとは何なのか、どんな味なのか、おいしい食べ方、歴史、原材料、栄養、マーマイトとの違い、スーパーでの買い方、お土産として持ち帰る時のポイントまで詳しく紹介します。




    ベジマイトとは?

    ベジマイトって野菜から作られているんですか?
    名前から野菜を想像しますが、主原料はビール製造などで生じる酵母を利用した酵母エキスです。非常に濃い味なので、少量を薄く塗って食べます。

    ベジマイトは、酵母エキスを主原料とする濃い茶色のペースト状食品です。

    オーストラリアでは主に、

    • トースト
    • クラッカー
    • サンドイッチ
    • チーズとの組み合わせ

    などで食べられています。

    日本のジャムのように「甘いものをパンへ塗る」という食品ではなく、塩味とうま味を加える調味料に近い感覚で考えると分かりやすいでしょう。

    どんな味?

    ベジマイトの味を一言で説明するのは簡単ではありません。

    特徴を挙げると、

    • かなり強い塩味
    • 酵母由来の独特な香り
    • 濃厚なうま味
    • わずかな苦味
    • 発酵食品を思わせる深い風味

    があります。

    甘味はほとんどありません。

    日本人には、味そのものよりも最初に感じる強い塩味と香りに驚く人が多いでしょう。

    実は「うま味」の強い食品

    ベジマイトを単純に「しょっぱい食品」と考えると、その魅力が分かりにくくなります。

    酵母エキスには強いうま味があるため、少量を使うと料理の味に深みが加わります。

    日本の味噌や醤油とは全く違う食品ですが、少量で塩味とうま味を加えるという使い方には共通する部分があります。

    初めて食べて苦手になる最大の理由

    初めてベジマイトを食べる人が最もやりがちな失敗が、塗り過ぎです。

    見た目だけを見るとチョコレートクリームやピーナッツバターのようなので、パン一面へ厚く塗りたくなります。

    しかし、ベジマイトは非常に味が濃いため、同じ感覚で塗ると塩辛さが一気に強くなります。

    初めてなら「これでは少な過ぎるのでは?」と思う程度から始めるくらいでちょうどよいでしょう。

    基本の食べ方

    初めてなら、まずはバターを塗ったトーストへ、ごく少量のベジマイトを薄く伸ばす方法がおすすめです。

    手順は簡単です。

    1. 食パンをこんがり焼く
    2. 熱いうちにバターを塗る
    3. ベジマイトを少量取る
    4. パン全体へ薄く伸ばす

    バターのまろやかさがベジマイトの強い塩味を和らげるため、単独で食べるより格段に食べやすくなります。

    ベジマイト・トースト

    ベジマイト・トーストは、オーストラリアで最も分かりやすい食べ方の一つです。

    特別な料理ではなく、忙しい朝に手早く作れる家庭の朝食です。

    食パンだけでなく、サワードウやイングリッシュマフィンなどに塗って食べることもあります。

    どのくらい塗ればいい?

    初めて食べる場合は、パン一枚につきごく少量から始めてください。

    パンが真っ黒になるほど塗る必要はありません。

    バターを塗ったパンの表面に、ところどころ薄茶色から茶色にベジマイトが見える程度でも十分味を感じます。

    慣れてくれば、好みに合わせて量を増やせます。

    バターと一緒に食べるのが基本

    ベジマイトと最も相性がよいものの一つがバターです。

    焼きたてのパンへバターを少し多めに塗り、その上からベジマイトを薄く伸ばします。

    バターの脂肪分とまろやかさによって、ベジマイトの強い塩気が和らぎます。

    初めて挑戦するなら、ベジマイト単独よりもこの食べ方がおすすめです。

    チーズとの組み合わせ

    オーストラリアではベジマイトとチーズも定番の組み合わせです。

    チェダーチーズなどをパンにのせて食べたり、ベジマイトを薄く塗ったパンへチーズをのせて焼いたりします。

    チーズのコクが塩味を和らげるため、ベジマイト初心者にも比較的食べやすい組み合わせです。

    アボカドと合わせる

    現代的な食べ方としては、アボカド・トーストとベジマイトの組み合わせもあります。

    バターの代わりにアボカドのまろやかな脂肪分がベジマイトの塩味を和らげます。

    ベジマイトを薄く塗ったパンにアボカドをのせるだけなので、朝食にも簡単です。

    卵料理と合わせる

    卵との相性もよく、

    • 目玉焼き
    • スクランブルエッグ
    • ゆで卵
    • ポーチドエッグ

    などと合わせられます。

    ベジマイトを調味料のように少量使うことで、卵料理へ塩味とうま味を加えられます。

    サンドイッチ

    ベジマイトはサンドイッチにも使われます。

    非常にシンプルなものなら、バターとベジマイトだけ。

    チーズを加えたり、子供の昼食としてパンに薄く塗ったりする家庭もあります。

    オーストラリア人にとっては、子供の頃から親しんできた味の一つです。

    料理の隠し味にも使える

    ベジマイトはパンに塗るだけではありません。

    少量を料理へ加え、うま味を補う調味料として使うこともできます。

    例えば、

    • 煮込み料理
    • グレービーソース
    • 肉料理のソース
    • スープ

    などです。

    味が非常に濃いため、大さじ単位ではなく少量ずつ加えて味を確認するのがポイントです。



    ベジマイトの歴史

    現在ではオーストラリアを象徴する食品となったベジマイトですが、その歴史は20世紀初頭に始まりました。

    背景には、ビール製造後に残る酵母を食品として有効利用するという考えがありました。

    1923年に誕生

    ベジマイトが世に登場したのは1923年です。

    メルボルンを拠点としていた食品会社フレッド・ウォーカー社が、オーストラリア国内で作ることのできる酵母エキス製品の開発を進めました。

    当時オーストラリアでは、イギリスから輸入されるマーマイトが知られていました。

    そこで国内で生産できる新しい酵母エキス食品が求められたのです。

    シリル・P・カリスター博士

    開発を担当したのが、食品科学者のシリル・P・カリスター博士(Dr Cyril P. Callister)です。

    ビール製造で残る酵母から濃縮したエキスを作り、塩や植物由来の成分などを組み合わせ、現在のベジマイトにつながる食品を開発しました。

    カリスター博士は、ベジマイトの誕生を語るうえで欠かせない人物です。

    「Vegemite」という名前の由来

    「Vegemite」という名前は、一般公募によって選ばれたとされています。

    1923年、新商品の名称を決めるための募集が行われ、その中からVegemiteが選ばれました。

    現在ではオーストラリアを代表する商品名ですが、発売当初からすぐに大成功したわけではありませんでした。

    一時期は「Parwill」という名前だった

    ベジマイトの歴史には、少し変わった時期があります。

    競合商品だったマーマイト(Marmite)を意識し、一時期「Parwill」という名前へ変更されました。

    「Marmite」から連想した言葉遊びを含む名称でしたが、消費者には十分定着せず、後に再びVegemiteへ戻されました。

    第二次世界大戦とベジマイト

    ベジマイトの知名度を大きく高めた時期の一つが第二次世界大戦です。

    オーストラリア軍の食事にもベジマイトが利用され、戦時中に広く知られるようになりました。

    国内では品薄になることもあり、「兵士のために必要な食品」という印象も強まりました。

    この時代を通じて、ベジマイトは単なる新商品からオーストラリアらしさを象徴する食品へ成長していきます。

    Happy Little Vegemites

    ベジマイトの広告史で特に有名なのが、「Happy Little Vegemites」です。

    1950年代に使われた広告の歌で、元気な子供たちとベジマイトを結び付けた内容でした。

    この広告によって、「子供の頃からベジマイトを食べる」というイメージがさらに定着しました。

    現在でも世代によっては非常によく知られたフレーズです。




    現在はベガ・グループが所有

    ベジマイトは長い歴史の中で所有企業が変わってきました。

    2017年には、オーストラリア企業のベガがベジマイト事業を取得しました。

    これにより、長く海外企業の傘下にあったベジマイトが、再びオーストラリア企業の所有となったことは国内でも大きく報じられました。

    現在もメルボルンで製造

    ベジマイトは現在もメルボルンのポート・メルボルンで製造されています。

    誕生から100年以上が経った現在も、オーストラリア国内で作られている代表的な食品です。

    ベジマイトの原材料

    ベジマイトの中心となる原材料は酵母エキスです。

    そのほか、塩、麦芽由来の成分、植物由来の風味などが使われています。

    非常に濃い色をしていますが、チョコレートやコーヒーが入っているわけではありません。

    酵母エキスとは?

    酵母エキスは、酵母の成分を取り出して濃縮した食品素材です。

    うま味が非常に強く、スープ、調味料、加工食品などにも利用されます。

    ベジマイト特有の味と香りの中心になっているのが、この酵母エキスです。

    ビタミンB群

    ベジマイトはビタミンB群を含む食品としても知られています。

    商品には、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸などが含まれています。

    オーストラリアでは長年、こうした栄養面も商品の特徴として宣伝されてきました。

    塩分は高め

    ベジマイトを食べた時に最も分かりやすく感じるのが強い塩味です。

    通常商品では、5g当たりのナトリウム量は約165mgです。

    ただし、一度に大量に食べる食品ではなく、通常は少量を薄く塗って食べます。

    塩分摂取量を気にしている人は、使用量に注意してください。

    グルテンを含む?

    一般的なベジマイトには小麦・大麦由来の成分が含まれるため、通常の製品はグルテンフリーではありません。

    セリアック病や小麦・大麦に関するアレルギーがある場合は、必ず商品の原材料表示を確認してください。

    ベジタリアンでも食べられる?

    通常のベジマイトには肉そのものを原料として使用しておらず、ベジタリアン向けの食品として販売されています。

    ただし、食事上の制限が厳密な場合は、購入時に最新の商品表示を確認してください。

    マーマイトとの違い

    ベジマイトとよく比較されるのがマーマイト(Marmite)です。

    どちらも酵母エキスを使った濃い色のペーストですが、味は同じではありません。

    商品 特徴
    ベジマイト オーストラリアを代表する商品。塩味とうま味が強く、濃厚な味
    マーマイト イギリスなどで親しまれる酵母エキス食品。ベジマイトとは甘味・香り・食感に違いがある

    どちらがおいしいかは完全に好みです。

    オーストラリア旅行で試すなら、まずはオーストラリアを代表するベジマイトから食べてみるのがよいでしょう。

    プロマイトとの違い

    オーストラリアのスーパーでは、ベジマイトの近くにプロマイト(Promite)が置かれていることがあります。

    こちらも濃い色をしたパン用のペーストですが、ベジマイトとは原材料や味が異なります。

    一般的にはベジマイトより甘味を感じやすく、違った味わいです。

    興味があれば、小さい商品を購入して食べ比べてみても面白いでしょう。

    商品の種類

    スーパーでは、定番の瓶入りベジマイトを中心に、容量の異なる商品などが販売されています。

    家庭で日常的に食べる人向けの大容量商品から、旅行者でも買いやすい小型の商品まであります。

    初めて購入するなら、大きな容器を買う必要はありません。

    チューブ式も便利

    お土産や旅行中の使用には、押し出して使うチューブ式のベジマイトも便利です。

    ガラス瓶と比べ、

    • 割れる心配が少ない
    • 比較的軽い
    • スプーンを使わず出せる
    • 旅行中でも使いやすい

    という利点があります。

    お土産として持ち帰る場合にも扱いやすいでしょう。



    スーパーで買う

    ベジマイトはオーストラリアの一般的なスーパーで簡単に購入できます。

    例えば、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    などです。

    通常はジャム、ピーナッツバターなど、パンに塗る食品の売場に並んでいます。

    観光客向けのお土産店で探すより、普通のスーパーで購入する方が簡単です。

    ホテルの朝食で見かけることも

    オーストラリアのホテルでは、朝食会場のトースト用食品としてベジマイトが置かれていることがあります。

    一回分の小さな容器になっていることもあるため、購入する前に少量だけ試してみたい旅行者にはよい機会です。

    初めてなら、バターを塗ったトーストへ少量だけ伸ばしてみてください。

    オーストラリア土産におすすめ?

    ベジマイトは「オーストラリアらしさ」という点では非常に分かりやすいお土産です。

    ただし、誰にでも好まれる味ではありません。

    チョコレートやビスケットのような無難なお土産というより、

    • オーストラリア好きの人
    • 珍しい食品が好きな人
    • 話題性のあるお土産を探している人
    • 家族や親しい友人

    などへのお土産に向いています。

    渡す時には、「たっぷり塗らないで、バターと一緒に薄く塗って」と伝えておくとよいでしょう。

    日本へ持ち帰る時のポイント

    旅行者にとっては、ガラス瓶より小型容器やチューブ式の方が持ち帰りやすいでしょう。

    スーツケースへ入れる場合は、ふたが開いて中身が漏れないよう袋へ入れておくと安心です。

    ベジマイトは非常に濃い色なので、万一衣類へ付くと汚れが目立ちます。

    また、航空機の機内持ち込みではペースト状食品が液体物に準じて扱われる場合があるため、大きな容器は受託手荷物へ入れる方が分かりやすいでしょう。

    ベジマイトで使う英語

    英語 意味
    Vegemite ベジマイト
    Yeast Extract 酵母エキス
    Spread パンなどに塗るペースト状食品
    Toast トースト
    Butter バター
    Savoury 甘くない、塩味・うま味系の
    Salty 塩辛い
    Yeasty 酵母のような香りの
    Do you have Vegemite? ベジマイトはありますか?
    How do you eat Vegemite? ベジマイトはどうやって食べますか?
    Just a little Vegemite, please. ベジマイトは少しだけお願いします。
    Is this the original Vegemite? これは通常のベジマイトですか?

    初めて食べる人へのおすすめ

    • 最初から厚く塗らない
    • 必ずバターと一緒に試す
    • こんがり焼いたトーストを使う
    • 最初はごく少量から始める
    • チーズを加えると食べやすい
    • アボカドや卵と合わせてみる
    • そのままスプーンですくって食べない
    • 苦手でも量を減らしてもう一度試してみる
    • お土産には小型容器やチューブ式が便利

    ベジマイトは、初めて食べれば誰もがすぐ好きになる食品ではありません。

    むしろ、最初の一口で「これは無理」と思う人もいるでしょう。

    しかし、その多くは塗る量が多過ぎることが原因です。

    バターをたっぷり塗ったトーストへ、ごく少量だけベジマイトを伸ばして食べると印象が大きく変わることがあります。

    オーストラリア人にとってベジマイトは、単なる珍しい黒いペーストではありません。

    子供の頃の朝食やランチ、家庭の食卓、広告の歌、戦時中の記憶など、100年以上にわたってオーストラリア社会と結び付いてきた食品です。

    オーストラリア旅行中にスーパーやホテルの朝食会場で見つけたら、ぜひ「薄く、バターと一緒に」を忘れずに試してみてください。




    ベジマイトに関するよくある質問(FAQ)

    ベジマイトとは何ですか?

    酵母エキスを主原料とした、オーストラリアを代表する濃い茶色のペースト状食品です。一般的にはバターを塗ったトーストへ少量を薄く伸ばして食べます。

    ベジマイトはどんな味ですか?

    強い塩味、酵母由来の独特の香り、濃厚なうま味が特徴です。甘い食品ではありません。

    ベジマイトのおいしい食べ方は?

    こんがり焼いたトーストへバターを塗り、その上にベジマイトをほんの少量だけ薄く伸ばすのが基本です。チーズ、アボカド、卵ともよく合います。

    なぜベジマイトは塗り過ぎてはいけないのですか?

    塩味とうま味が非常に濃いためです。ジャムやチョコレートクリームのように厚く塗ると、かなり塩辛く感じます。初めてならごく少量から試してください。

    ベジマイトは何から作られていますか?

    主原料は酵母エキスです。そのほか塩、麦芽由来の成分などが使われています。

    ベジマイトはグルテンフリーですか?

    通常のベジマイトはグルテンフリーではありません。小麦・大麦由来の成分が含まれるため、セリアック病やアレルギーがある場合は商品の原材料表示を確認してください。

    ベジマイトとマーマイトは同じですか?

    同じではありません。どちらも酵母エキスを使った濃い色の食品ですが、味、香り、甘味、食感などに違いがあります。

    オーストラリアではどこで買えますか?

    ウールワース、コールズ、IGAなど、一般的なスーパーで簡単に購入できます。通常はジャムやピーナッツバターなど、パンに塗る食品の売場にあります。

    日本へのお土産に向いていますか?

    オーストラリアらしさという点では非常に分かりやすいお土産です。ただし好みの分かれる味なので、珍しい食品が好きな人や親しい友人へのお土産に向いています。旅行では小型容器やチューブ式が持ち運びやすいでしょう。



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  • アーノッツのお菓子完全ガイド|ティムタム以外にも食べたい人気商品

    アーノッツのお菓子完全ガイド|ティムタム以外にも食べたい人気商品

    オーストラリアのお菓子と聞いて、真っ先にティムタム(Tim Tam)を思い浮かべる人は多いでしょう。

    しかし、ティムタムを作っているアーノッツ(Arnott’s)には、ほかにもオーストラリアで長年親しまれているビスケットやクラッカーが数多くあります。

    スコッチ・フィンガー(Scotch Finger)、モンテ・カルロ(Monte Carlo)、アイスド・ボーボー(Iced VoVo)、ミント・スライス(Mint Slice)、キングストン(Kingston)などは、オーストラリア人にとって昔から身近なお菓子です。

    さらに、子供向けのタイニー・テディ(Tiny Teddy)、塩味系のシェイプス(Shapes)、チーズやディップと合わせやすいジャッツ(Jatz)やサラダ(Salada)など、甘いもの以外の商品も充実しています。

    日本ではティムタムだけが特に有名ですが、オーストラリアのスーパーへ行くと、アーノッツの商品だけで売場のかなりの部分を占めていることがあります。

    旅行中のおやつはもちろん、スーパーで買えるオーストラリア土産としてもおすすめです。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、アーノッツの歴史、ティムタムの種類、ティムタム以外の定番ビスケット、塩味系クラッカー、子供向け商品、スーパーでの選び方、お土産として持ち帰る時のポイントまで詳しく紹介します。




    アーノッツとは?

    アーノッツって、ティムタムを作っている会社の名前ですか?
    はい。ただしティムタムはアーノッツ商品の一つにすぎません。オーストラリアでは昔ながらのビスケットから塩味のクラッカーまで、非常に多くの商品が親しまれています。

    アーノッツ(Arnott’s)は、オーストラリアを代表するビスケット・クラッカーメーカーです。

    日本ではティムタムの会社という印象が強いですが、オーストラリアの家庭では、

    • お茶の時間のビスケット
    • 子供のおやつ
    • 学校へ持って行く軽食
    • チーズと合わせるクラッカー
    • パーティー用の軽食

    など、さまざまな場面でアーノッツの商品が登場します。

    スーパーへ行けば、ビスケット売場だけでなくクラッカー売場でも赤いアーノッツのマークを何度も目にするでしょう。

    アーノッツの歴史

    アーノッツの歴史は19世紀にさかのぼります。

    創業者ウィリアム・アーノット(William Arnott)は、スコットランドからオーストラリアへ渡り、ニュー・サウス・ウェールズ州でパンや菓子を作る事業を始めました。

    その後ビスケット製造が大きく成長し、アーノッツはオーストラリアを代表する食品会社の一つとなりました。

    現在ではティムタムだけでなく、何世代にもわたって食べられてきた商品を数多く抱えています。

    赤いオウムのロゴ

    アーノッツの商品で目印になるのが、赤を基調としたパッケージとオウムのマークです。

    スーパーで商品名が分からなくても、このマークを覚えておけばアーノッツの商品を見つけやすくなります。

    ティムタムは独自のデザインが目立ちますが、昔ながらのビスケットでは赤いアーノッツの印象が特に強くなっています。

    やっぱり一番有名なティムタム

    アーノッツの商品で海外旅行者に最も知られているのは、やはりティムタム(Tim Tam)です。

    2枚のチョコレートビスケットの間にクリームを挟み、全体をチョコレートで包んだお菓子です。

    サクサクしたビスケット、なめらかなクリーム、表面のチョコレートを一緒に味わえるのが特徴です。

    オーストラリア土産の定番ですが、現地では種類が多いため、日本では見かけにくい味を探す楽しみもあります。

    ティムタム・オリジナル

    初めて食べるなら、まずはオリジナル(Original)がおすすめです。

    ティムタムの基本となる味で、ミルクチョコレートの甘さとビスケットのバランスを楽しめます。

    複数の味をお土産に買う場合も、オリジナルを一袋入れておくとよいでしょう。

    ティムタム・ダーク

    ダーク(Dark)は、オリジナルよりチョコレートの甘さを抑えた印象の商品です。

    甘過ぎるチョコレートが苦手な人には、こちらの方が食べやすい場合があります。

    ブラックコーヒーと合わせるのもおすすめです。

    ダブルコート

    チョコレート好きに人気なのがダブルコート(Double Coat)です。

    通常よりたっぷりとチョコレートで覆われており、ティムタムの中でも濃厚な味わいです。

    「せっかくオーストラリアで買うなら、いかにもティムタムらしい濃厚なものがいい」という人に向いています。

    チョコ・ミント

    ミント味が好きならチョコ・ミント(Choc Mint)も候補です。

    チョコレートの甘さに爽やかなミントの香りが加わります。

    ミントチョコレートが好きな人には人気がありますが、好みが分かれやすいため、大人数への無難なお土産ならオリジナルの方が選びやすいでしょう。

    ティムタム・デラックス

    ティムタム・デラックス(Tim Tam Deluxe)は、通常商品より豪華な味わいを意識したシリーズです。

    中身や味の組み合わせに工夫があり、通常のティムタムとは少し違ったものを試したい時に向いています。

    販売される種類は時期によって変わることがあるため、スーパーで見つけた味から選ぶのも楽しみの一つです。

    グルテンフリーのティムタム

    ティムタムにはグルテンフリーの商品もあります。

    食事制限がある人にとって選択肢になりますが、通常商品とは原材料が異なります。

    セリアック病や重いアレルギーがある場合は、「グルテンフリー」という商品名だけで判断せず、パッケージの原材料やアレルギー表示を確認してください。

    ティムタム・スラムとは?

    ティムタム独特の食べ方として知られているのがティムタム・スラム(Tim Tam Slam)です。

    ティムタムの対角線上にある角を少しずつかじり、その両端をストローのように使って、温かい飲み物を吸い上げます。

    コーヒー、紅茶、温かい牛乳などが使われます。

    中へ飲み物が染み込むとビスケットとチョコレートが一気に柔らかくなるため、崩れる直前に食べます。

    かなり甘くなる食べ方ですが、オーストラリア旅行中に一度試してみるのも面白いでしょう。



    スコッチ・フィンガー

    ティムタム以外で、まず知っておきたい定番がスコッチ・フィンガー(Scotch Finger)です。

    厚みのある長方形のビスケットで、バターを思わせる素朴で香ばしい味が特徴です。

    中央に切れ目があり、半分に割りやすい形になっています。

    派手さはありませんが、紅茶やコーヒーと一緒に食べる昔ながらのビスケットとして長く親しまれています。

    ティムタムより甘さが控えめなものを探している人にもおすすめです。

    モンテ・カルロ

    モンテ・カルロ(Monte Carlo)は、2枚のビスケットでクリームとジャムを挟んだ昔ながらのお菓子です。

    ビスケットにはココナッツの風味があり、中には甘いクリームとラズベリー系のジャムが入っています。

    ティムタムとは全く違うタイプですが、「オーストラリア人が昔から食べているアーノッツのお菓子」を試したいなら、ぜひ候補に入れたい商品です。

    アイスド・ボーボー

    見た目が特徴的なのがアイスド・ボーボー(Iced VoVo)です。

    長方形のビスケットの上にピンク色の甘いアイシングとジャムがのり、表面にココナッツがまぶされています。

    色鮮やかで、昔ながらのオーストラリアのお菓子らしい雰囲気があります。

    ティムタムとは違う、少し珍しいオーストラリア土産を探している人にも面白い商品です。

    ミント・スライス

    ミントチョコレート好きなら、ティムタムだけでなくミント・スライス(Mint Slice)も試してみてください。

    ビスケットの上にミント風味の層を重ね、全体をチョコレートで覆った丸いお菓子です。

    チョコレートの甘さとミントの爽やかさがはっきりしており、冷蔵庫で少し冷やして食べても楽しめます。

    キングストン

    キングストン(Kingston)は、オーツ麦とココナッツを使った2枚のビスケットで、チョコレートクリームを挟んだ商品です。

    外側のビスケットが香ばしく、チョコレートだけが前面に出過ぎないのが特徴です。

    紅茶やコーヒーと一緒に食べると相性がよく、昔ながらのアーノッツらしさを楽しめます。

    ショートブレッド・クリーム

    ショートブレッド・クリーム(Shortbread Cream)は、2枚のビスケットで甘いクリームを挟んだ商品です。

    ティムタムのようなチョコレート系ではなく、素朴でクリーミーな味わいです。

    温かい紅茶と一緒に食べる昔ながらのお茶菓子として向いています。

    ミルク・アロールート

    ミルク・アロールート(Milk Arrowroot)は、非常にシンプルなビスケットです。

    チョコレートもクリームもなく、軽い甘さの素朴な味です。

    そのまま食べるほか、牛乳や紅茶と合わせたり、子供のおやつにしたりと、長く家庭で親しまれてきました。

    華やかなオーストラリア土産というより、現地の家庭で食べられてきた日常的なビスケットを試したい人向けです。

    ナイス

    ナイス(Nice)も、昔ながらのシンプルなビスケットです。

    長方形の表面に砂糖が付き、ココナッツの風味があります。

    ティムタムのような濃厚な味ではなく、紅茶と一緒に気軽に食べられるタイプです。

    デルタ・クリーム

    デルタ・クリーム(Delta Cream)は、ココア風味のビスケットでクリームを挟んだ商品です。

    見た目は海外でよく見られる黒っぽいサンドビスケットに近く、子供から大人まで食べやすい味です。

    ティムタムとは異なるチョコレート系ビスケットを試したい時に向いています。

    タイニー・テディ

    子供向けの商品として有名なのがタイニー・テディ(Tiny Teddy)です。

    小さなクマの形をした一口サイズのビスケットで、子供のおやつや学校へ持って行く軽食として親しまれています。

    小袋入りの商品もあり、子供へのお土産にも選びやすいでしょう。

    クマの形が一つずつ違うため、小さな子供でも楽しみながら食べられます。

    ティービー・スナックス

    ティービー・スナックス(TeeVee Snacks)は、一口サイズで気軽に食べられる甘いお菓子です。

    テレビを見ながらつまむような、家族向けのお菓子として親しまれてきました。

    大きなビスケットより食べやすく、ホテルの部屋で少しずつ食べるおやつにも向いています。

    詰め合わせビスケット

    アーノッツには、複数の定番ビスケットを一箱で楽しめる詰め合わせ商品もあります。

    一種類を一袋ずつ買うより、いろいろな味を少しずつ食べたい時に便利です。

    家族や友人と一緒に食べる場合や、「どれが自分の好みか分からない」という旅行者にも向いています。




    シェイプス

    甘いものが苦手な人におすすめなのがシェイプス(Shapes)です。

    一口サイズの焼いたクラッカーに、さまざまな味付けをした商品で、オーストラリアでは非常に定番の塩味系のお菓子です。

    旅行中の軽食、ホテルでのお酒のおつまみ、車での移動中のおやつなどにも便利です。

    味の種類が多く、スーパーの棚には色違いの箱が並んでいます。

    バーベキュー味

    バーベキュー(Barbecue)は、シェイプスを代表する味の一つです。

    甘辛さと香辛料の風味があり、「まず一箱買うならこれ」という定番です。

    オーストラリアらしいスナック菓子を探している旅行者にもおすすめです。

    ピザ味

    ピザ(Pizza)も人気の定番です。

    トマトやチーズ、香草を思わせる味付けで、子供にも比較的食べやすい商品です。

    バーベキュー味と一緒に買って食べ比べてもよいでしょう。

    チキン・クリンピー

    チキン・クリンピー(Chicken Crimpy)は、鶏肉を思わせるうま味のある味付けが特徴です。

    クラッカー自体にも独特の形があり、シェイプスの中でも昔から親しまれている味の一つです。

    チーズ&ベーコン

    チーズ&ベーコン(Cheese & Bacon)は、濃いめの味が好きな人向けです。

    チーズのコクとベーコンを思わせる風味があり、ビールなどのおつまみにも合わせやすいでしょう。

    シェイプスは期間によって味の種類が変わることがあるので、旅行中は売場に並んでいる商品を見比べてみてください。

    ジャッツ

    ジャッツ(Jatz)は、丸い形をした塩味のクラッカーです。

    そのまま食べるだけでなく、

    • チーズ
    • サラミ
    • ディップ
    • スモークサーモン
    • パテ

    などをのせて食べられます。

    オーストラリアの家庭で、友人を招いた時の軽食やチーズの盛り合わせに使いやすいクラッカーです。

    サラダ

    サラダ(Salada)は、大きな四角いクラッカーです。

    そのまま食べるというより、割ってチーズやスプレッドをのせたり、簡単な軽食として使ったりします。

    ベジマイトとチーズをのせて食べるのも、オーストラリアらしい組み合わせです。

    ビタウィート

    ビタウィート(Vita-Weat)は、全粒穀物を使ったクラッカーとして知られています。

    甘いビスケットではなく、軽食用として、

    • チーズ
    • アボカド
    • トマト
    • ベジマイト
    • ツナ

    などをのせて食べられます。

    ホテルやサービスアパートメントで軽い朝食や昼食を作りたい旅行者にも使いやすい商品です。

    クラスキッツ

    クラスキッツ(Cruskits)は、非常に軽く、サクサクした食感のクラッカーです。

    厚みのある一般的なクラッカーより軽いので、チーズやアボカドなどをのせて食べるのに向いています。

    旅行中に甘いお菓子ばかり食べて飽きた時にも便利です。

    甘いビスケットと塩味系の違い

    アーノッツの魅力は、ティムタムのような甘いお菓子だけでなく、食事やおつまみにも使える塩味系の商品が多いことです。

    タイプ 代表商品 おすすめの食べ方
    チョコレート系 ティムタム、ミント・スライス コーヒー、紅茶と一緒に
    昔ながらの甘いビスケット スコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、キングストン お茶の時間に
    子供向け タイニー・テディ 小腹が空いた時のおやつに
    味付きクラッカー シェイプス そのまま、お酒のおつまみに
    プレーン系クラッカー ジャッツ、サラダ、ビタウィート、クラスキッツ チーズやディップと一緒に

    紅茶・コーヒーと楽しむ

    昔ながらのアーノッツのビスケットは、紅茶やコーヒーと非常によく合います。

    特に、

    • スコッチ・フィンガー
    • モンテ・カルロ
    • キングストン
    • ショートブレッド・クリーム
    • ナイス

    などは、オーストラリア家庭のお茶の時間を感じられる商品です。

    ティムタムだけでなく、こうした昔ながらの一袋を買ってホテルで食べてみるのもおすすめです。

    チーズやディップと楽しむ

    ジャッツ、サラダ、ビタウィート、クラスキッツなどのクラッカーは、スーパーで買ったオーストラリア産チーズと合わせるのもおすすめです。

    例えば、

    • チェダーチーズ
    • ブリーチーズ
    • カマンベール
    • クリームチーズ
    • フムス
    • アボカド

    などを用意すれば、ホテルやサービスアパートメントでも簡単な軽食を作れます。



    スーパーで買う

    アーノッツの商品は、オーストラリアの一般的なスーパーで簡単に購入できます。

    代表的なのは、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    などです。

    ティムタムだけなら観光地のお土産店でも見つけることがありますが、アーノッツの商品を幅広く見たいなら大型スーパーがおすすめです。

    甘いビスケットと塩味系クラッカーは売場が分かれている場合があるので、一方だけで見つからなくても別の棚を探してみましょう。

    お土産にはどれがおすすめ?

    目的 おすすめ
    初めてのオーストラリア土産 ティムタム・オリジナル
    チョコレート好き ティムタム・ダブルコート、ミント・スライス
    昔ながらの豪州菓子を渡したい モンテ・カルロ、スコッチ・フィンガー
    見た目の珍しさ アイスド・ボーボー
    子供向け タイニー・テディ
    甘い物が苦手な人 シェイプス
    ワイン・チーズ好き ジャッツ、ビタウィート

    「ティムタムは日本でも買えるから、違うものにしたい」という場合は、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストン、シェイプスなどを選ぶと、より現地らしいお土産になります。

    チョコレート商品は暑さに注意

    ティムタムやミント・スライスなど、チョコレートで覆われた商品は暑さに弱いので注意してください。

    オーストラリアの夏は気温が高く、車内では短時間でもかなり高温になることがあります。

    購入後は、

    • 直射日光を避ける
    • 高温になる車内へ置かない
    • ホテルへ戻るまで長時間持ち歩かない
    • 必要なら保冷バッグを利用する

    などの対策をおすすめします。

    お土産用なら、旅行の最初に大量購入するより帰国日の少し前に買う方が安心です。

    スーツケースへの入れ方

    ビスケットやクラッカーは軽い一方、割れやすいのが難点です。

    特にティムタムの袋やシェイプスの箱をスーツケースの外側へ入れると、荷物の重みでつぶれることがあります。

    持ち帰る際は、

    • スーツケースの中央へ入れる
    • 衣類で周囲を囲む
    • 箱入り商品は角をつぶさないようにする
    • チョコレートは高温を避ける

    とよいでしょう。

    売場で使える英語

    英語 意味
    Biscuit ビスケット。オーストラリアでは一般的な呼び方
    Cracker 塩味系のクラッカー
    Chocolate-coated チョコレートで覆った
    Cream-filled クリームを挟んだ・詰めた
    Gluten Free グルテンフリー
    Original 基本・定番の商品
    Dark Chocolate ダークチョコレート
    Assorted 詰め合わせ
    Which Tim Tam flavour is the most popular? どのティムタムが一番人気ですか?
    Do you have any flavours that are only sold in Australia? オーストラリアだけで販売している味はありますか?
    Where are the Arnott’s biscuits? アーノッツのビスケットはどこですか?
    Do you have gluten-free Tim Tams? グルテンフリーのティムタムはありますか?

    旅行者向けおすすめの選び方

    • 初めてならティムタム・オリジナルを買う
    • ティムタム以外ならモンテ・カルロを試す
    • 甘さ控えめならスコッチ・フィンガー
    • ミント好きならミント・スライス
    • 見た目の珍しさならアイスド・ボーボー
    • 子供向けならタイニー・テディ
    • 甘い物が苦手ならシェイプス
    • お酒と合わせるならジャッツ
    • ホテルの軽食ならビタウィートやクラスキッツ
    • チョコレート商品は帰国直前に買う
    • スーパーで特売になっている商品も確認する
    • 期間限定商品を見つけたら現地で試してみる

    日本では「アーノッツ=ティムタム」という印象が強いですが、オーストラリアのスーパーで売場をじっくり見ると、それだけではないことが分かります。

    スコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどの昔ながらの甘いビスケットから、シェイプスやジャッツなどの塩味系まで、オーストラリアの日常のおやつ文化そのものと言えるほど種類が豊富です。

    ティムタムはもちろん一度は食べたい定番ですが、せっかく現地のスーパーへ行くなら、ぜひその隣に並んでいる商品にも目を向けてみてください。

    日本ではあまり知られていない一袋の方が、「オーストラリアで普段食べられているお菓子」を知る面白いお土産になるかもしれません。




    アーノッツのお菓子に関するよくある質問(FAQ)

    アーノッツとはどんな会社ですか?

    オーストラリアを代表するビスケット・クラッカーのメーカーです。日本ではティムタムが特に有名ですが、オーストラリアでは数多くの定番商品が長く親しまれています。

    初めてティムタムを買うならどれがおすすめですか?

    まずはオリジナルがおすすめです。チョコレートが好きならダブルコート、甘さを少し抑えたい場合はダークなどを食べ比べてもよいでしょう。

    ティムタム以外でおすすめのアーノッツ商品は?

    昔ながらの定番ならスコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどがおすすめです。甘い物が苦手ならシェイプスやジャッツがあります。

    シェイプスとはどんなお菓子ですか?

    一口サイズの焼いたクラッカーに味付けをした、オーストラリアで人気の塩味系のお菓子です。バーベキュー、ピザ、チキン・クリンピーなどの定番があります。

    子供へのお土産なら何がおすすめですか?

    小さなクマの形をしたタイニー・テディが選びやすいでしょう。一口サイズで、小袋入りの商品もあります。

    ティムタム・スラムとは何ですか?

    ティムタムの対角線上の角をかじり、ストローのようにして温かいコーヒーや紅茶などを吸う食べ方です。中が柔らかくなったら崩れる前に食べます。

    アーノッツの商品はどこで買えますか?

    ウールワース、コールズ、IGAなど、オーストラリアの一般的なスーパーで購入できます。幅広い種類を見たい場合は大型スーパーがおすすめです。

    日本へのお土産にはティムタム以外の何がおすすめですか?

    モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどは日本でティムタムほど知られていないため、現地らしいお土産になります。甘い物が苦手な人にはシェイプスもおすすめです。

    夏にティムタムを持ち帰っても大丈夫ですか?

    持ち帰れますが、チョコレートが溶けないよう高温の車内や直射日光を避けてください。旅行中のお土産なら帰国日の少し前に購入すると保管期間を短くできます。



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  • ウィートビックスとは?オーストラリア人の定番朝食を徹底解説

    ウィートビックスとは?オーストラリア人の定番朝食を徹底解説

    オーストラリアのスーパーで朝食用シリアルの売場へ行くと、ほぼ必ず目にするのがウィートビックス(Weet-Bix)です。

    茶色くて長方形。見た目は大きな小麦のビスケットのようですが、そのままかじって食べるお菓子ではありません。

    一般的には器に2~3枚ほど入れ、牛乳をかけて柔らかくして食べる朝食用シリアルです。

    バナナ、イチゴ、ブルーベリーなどの果物を加えたり、はちみつをかけたり、ヨーグルトと一緒に食べたりと、家庭によって食べ方はさまざまです。

    日本ではコーンフレークやグラノーラほど知られていませんが、オーストラリアでは何世代にもわたって食べられてきた定番の朝食です。

    現在のウィートビックス・オリジナルは97%が全粒小麦で、食物繊維、鉄、ビタミンB群などを含みます。

    甘さはかなり控えめなので、日本の甘いシリアルを想像して食べると「思ったより味がない」と感じるかもしれません。

    しかし、この素朴さこそがウィートビックスの特徴。牛乳や果物、はちみつなどを自分の好みに合わせて加えて食べます。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、ウィートビックスとはどんな食品なのか、味、基本的な食べ方、歴史、栄養、人気の理由、スーパーで買える種類、おすすめのアレンジまで詳しく紹介します。




    ウィートビックスとは?

    ウィートビックスはビスケットですか?そのまま食べるのでしょうか?
    形はビスケットのようですが、朝食用シリアルです。器に入れて牛乳をかけ、少し柔らかくして食べるのが基本です。

    ウィートビックスは、全粒小麦を主原料として作られた固形タイプの朝食用シリアルです。

    オーストラリアの食品会社サニタリウム(Sanitarium)が製造しています。

    コーンフレークのように小さな薄片がたくさん入っているのではなく、小麦を長方形に固めたような独特の形をしています。

    器に数枚入れ、牛乳をかけて食べるのが最も一般的です。

    どんな形をしている?

    ウィートビックスは、手のひらに収まる程度の長方形のかたまりになっています。

    表面には細かな小麦の繊維が見え、非常に軽く、乾燥しています。

    見た目は厚めのビスケットに似ていますが、甘い焼き菓子ではありません。

    箱を開けると、長方形のウィートビックスが何枚も並んで包装されています。

    どんな味?

    初めて食べる日本人が驚きやすいのが、非常に素朴な味です。

    そのまま食べると、

    • 小麦の香ばしさ
    • わずかな塩味
    • 控えめな甘さ

    を感じます。

    日本で販売される子供向けシリアルのような強い甘さはありません。

    そのため「ウィートビックスだけを食べて完成」というより、牛乳や果物などと組み合わせて自分好みの朝食にする食品と考えると分かりやすいでしょう。

    牛乳をかけると食感が変わる

    乾いた状態ではかなり硬く、口の中の水分を一気に吸うような食感です。

    ところが牛乳をかけると急速に水分を吸収し、柔らかなシリアル状になります。

    この食感の変化もウィートビックスの特徴です。

    サクッとした状態が好きなら牛乳をかけてすぐ食べ、柔らかい方が好きなら少し待ってから食べます。

    基本の食べ方

    一番簡単な食べ方は、

    1. ウィートビックスを器へ入れる
    2. 冷たい牛乳をかける
    3. 好みで果物やはちみつを加える
    4. スプーンで崩しながら食べる

    という方法です。

    特別な調理は必要ありません。

    忙しい朝でも数分で用意できることが、長く家庭の朝食として親しまれてきた理由の一つです。

    何枚食べる?

    ウィートビックスでは「何枚食べるか」がよく話題になります。

    公式商品の栄養表示では、基本的な1食分は2枚程度を基準としています。

    ただし実際には、年齢、食欲、運動量、ほかに何を食べるかによって枚数は人それぞれです。

    子供なら1~2枚、大人なら2~4枚程度を食べる家庭もあります。

    旅行中に初めて試すなら、まず2枚から始めれば十分でしょう。

    まずは牛乳をかける

    最も一般的なのは冷たい牛乳をかける方法です。

    牛乳がウィートビックスへ染み込み、数十秒ほどで柔らかくなります。

    牛乳を少なめにして少し硬さを残す人もいれば、たっぷりとかけて完全に柔らかくして食べる人もいます。

    ここは完全に好みです。

    バナナを加える

    ウィートビックスとの組み合わせで特に定番なのがバナナです。

    輪切りにしたバナナをのせて牛乳をかけるだけ。

    ウィートビックス自体の甘さが控えめなので、熟したバナナの自然な甘味がよく合います。

    旅行中でもスーパーで材料を簡単にそろえられるため、サービスアパートメントなどでの朝食にもおすすめです。

    ベリー類を加える

    イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーなどもよく合います。

    果物の酸味が加わることで、よりさっぱりした朝食になります。

    バナナとベリーを両方使えば、見た目も華やかになります。

    はちみつを加える

    「そのままでは少し味気ない」と感じる場合は、はちみつを少量かけてみてください。

    砂糖を直接加えるより、はちみつの香りも楽しめます。

    オーストラリア産のイエロー・ボックスやユーカリ系はちみつを使えば、より現地らしい朝食になります。

    ヨーグルトと食べる

    牛乳だけでなくヨーグルトとも相性がよい食品です。

    ウィートビックスを少し砕き、ヨーグルト、果物、はちみつなどを重ねて食べます。

    ギリシャヨーグルトを使うと、牛乳だけの場合より濃厚な朝食になります。

    温かい牛乳でも食べられる

    寒い朝には、温めた牛乳をかけて食べる人もいます。

    ウィートビックスがすぐに柔らかくなり、おかゆに近い温かい朝食になります。

    バナナ、シナモン、はちみつなどを加えてもよく合います。



    ウィートビックスの歴史

    ウィートビックスは、オーストラリアで100年近く親しまれてきた朝食用シリアルです。

    現在ではサニタリウムの代表商品として知られていますが、最初から同社が開発した商品ではありません。

    サニタリウムとは?

    サニタリウム(Sanitarium)は、オーストラリアとニュージーランドで長い歴史を持つ食品会社です。

    朝食用シリアルのほか、植物性飲料など健康を意識した食品を長く手掛けてきました。

    オーストラリアではウィートビックスとの結び付きが特に強く、商品名より「サニタリウムのウィートビックス」と認識している人も多いでしょう。

    1928年にサニタリウムへ

    サニタリウムは1928年10月30日にウィートビックスの商標と製造事業を取得しました。

    その後、ウィートビックスはオーストラリアとニュージーランドを代表する朝食用シリアルの一つへ成長していきます。

    オーストラリアの定番朝食へ

    ウィートビックスは、華やかな朝食ではありません。

    むしろ、

    • 準備が簡単
    • 家族で食べやすい
    • 好みに合わせて果物などを加えられる
    • 大容量の商品もある

    といった実用性の高さから、家庭の日常的な朝食として定着してきました。

    オーストラリア人に「子供の頃の朝食」を聞くと、ウィートビックスを思い浮かべる人も少なくありません。

    「How many do you do?」

    ウィートビックスの広告で長く知られているのが「How many do you do?」という言葉です。

    直訳すると「あなたはいくつ食べる?」という意味です。

    ウィートビックスを何枚食べるかを話題にする広告で、スポーツ選手などが登場する宣伝にも使われてきました。

    単なる朝食の枚数を、ブランドを象徴する言葉にした面白い例です。

    スポーツとの強い結び付き

    ウィートビックスは長年、スポーツや活動的な生活をイメージした宣伝を行ってきました。

    子供向けのスポーツ大会との結び付きもあり、「朝食を食べて元気に活動する」というイメージが強くあります。

    そのためオーストラリアでは、子供の朝食という印象だけでなく、スポーツをする人の朝食という印象を持つ人もいます。

    原材料

    定番のウィートビックス・オリジナルは非常にシンプルな食品です。

    主な原材料は、

    • 全粒小麦
    • 少量の砂糖
    • 塩
    • 大麦麦芽エキス
    • ビタミン類
    • 鉄

    です。

    チョコレート味の子供向けシリアルのように、砂糖や香料を中心とした食品ではありません。

    97%が全粒小麦

    現在のウィートビックス・オリジナルは、原材料の97%が全粒小麦です。

    小麦の外皮や胚芽を含む穀粒を利用するため、精製した穀物だけを使う食品と比べて食物繊維などを取りやすくなっています。

    甘さはかなり控えめ

    ウィートビックスを初めて食べると「甘くない」と感じる人が多いでしょう。

    オリジナルでは、1食分に含まれる糖類は非常に少なく、甘味はかなり控えめです。

    だからこそ、バナナ、はちみつ、ドライフルーツなどで自分の好みに調整できます。

    食物繊維

    ウィートビックス・オリジナルは全粒小麦を主原料としており、食物繊維を多く含む食品として販売されています。

    朝食で果物やヨーグルトなどと組み合わせれば、よりバランスのよい食事にしやすくなります。

    鉄分

    ウィートビックスには鉄も加えられています。

    オーストラリアの商品表示では、鉄を含む朝食用シリアルであることが特徴の一つとして案内されています。

    ビタミンB群

    ウィートビックスには、

    • ビタミンB1
    • ビタミンB2
    • ビタミンB3
    • 葉酸

    などが加えられています。

    ただし、ウィートビックスだけですべての栄養を取るのではなく、牛乳、ヨーグルト、果物などと組み合わせて朝食全体を考えるのがよいでしょう。

    グルテンを含む?

    通常のウィートビックスは小麦を主原料としているため、グルテンを含みます。

    セリアック病や小麦アレルギーがある人は、通常のウィートビックスを食べることはできません。

    商品の原材料表示を必ず確認してください。

    グルテンフリー商品もある

    サニタリウムでは、通常のウィートビックスとは別にウィートビックス・グルテンフリーも販売しています。

    「ウィート」という名前が付いているので不思議に感じますが、グルテンフリー版には小麦を使っていません。

    グルテンフリー版はソルガムを使用

    グルテンフリー版の主原料は全粒ソルガムです。

    ソルガムは日本では「モロコシ」と呼ばれることもある穀物で、もともとグルテンを含みません。

    通常のウィートビックスとは別の専用工場で製造されています。

    食感や風味は通常の商品と少し異なりますが、グルテンを避ける必要がある人の選択肢になります。




    ウィートビックスの種類

    ウィートビックスというと長方形の定番商品を思い浮かべますが、現在は複数の商品があります。

    大きく分けると、

    • 定番のオリジナル
    • 一口サイズの商品
    • 複数の穀物や果物などを加えた商品
    • グルテンフリー商品
    • 栄養面に特徴を持たせた商品

    などがあります。

    販売商品は時期によって変わることがあるため、旅行中はスーパーの棚を確認してみてください。

    オリジナル

    最初に試すなら、やはりウィートビックス・オリジナルがおすすめです。

    最も基本的な商品で、全粒小麦の素朴な味を楽しめます。

    牛乳、バナナ、はちみつなどを加えれば、昔ながらのオーストラリア家庭の朝食に近い食べ方になります。

    一口サイズの商品

    ウィートビックス・バイツ(Weet-Bix Bites)は、定番の長方形より小さく、一口サイズに近い形の商品です。

    チョコレート、ベリー、アプリコット、はちみつなどを使った味の商品があります。

    オリジナルより甘味があり、そのままつまんだり、牛乳をかけたりして食べやすくなっています。

    複数の穀物を使った商品

    小麦だけでなく、オーツ麦、ライ麦、ソルガムなど複数の穀物を組み合わせた商品もあります。

    オリジナルとは食感や風味が違うため、滞在中に何種類か食べ比べてみても面白いでしょう。

    子供にも定番

    ウィートビックスは長年、オーストラリアの子供たちの朝食として親しまれてきました。

    準備が簡単なので、忙しい平日の朝にも食べやすい食品です。

    バナナ、イチゴ、はちみつなどを加えれば、子供でも食べやすくなります。

    大人も普通に食べる

    子供向けという印象を持つかもしれませんが、ウィートビックスは大人も普通に食べます。

    子供の頃から食べ続けている人もいれば、手軽な朝食として大人になってからも常備している家庭があります。

    年齢を限定した食品ではありません。

    ホテルの朝食で見かけることも

    オーストラリアのホテルでは、朝食会場のシリアルコーナーにウィートビックスが置かれていることがあります。

    小分け包装ではなく、大きな容器に入っている場合もあります。

    ホテルで見つけたら、スーパーで箱を買う前に試してみるよい機会です。

    スーパーで買う

    ウィートビックスは、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    など、オーストラリアの一般的なスーパーで簡単に購入できます。

    朝食用シリアルの売場にあり、ほかのシリアルと比べても比較的大きな箱が並んでいることがあります。

    箱の大きさはいろいろ

    オリジナルには複数の容量があります。

    旅行中に少しだけ試したい人と、日常的に食べる家庭とでは必要な量が違うためです。

    短期旅行なら一番小さい箱で十分でしょう。

    大容量商品はかなりかさばるため、日本へのお土産にはあまり向きません。

    そのまま食べるとどうなる?

    もちろん、そのまま食べても問題ありません。

    ただし非常に乾燥しているため、口の中の水分を一気に吸われるような食感があります。

    一般的には牛乳などをかけて食べる方がおいしく感じるでしょう。

    そのまま食べる場合は、飲み物も一緒に用意することをおすすめします。

    朝食以外にも使える

    ウィートビックスは牛乳をかけて食べるだけでなく、砕いてお菓子や軽食の材料にも使われます。

    例えば、

    • 焼かずに作るスライス菓子
    • チョコレートを使ったお菓子
    • スムージー
    • ヨーグルトを使ったデザート風の朝食
    • 温かい朝食

    などへ応用できます。

    オーストラリアでは「余ったウィートビックスを使うお菓子」の作り方も数多くあります。

    一晩冷やして作るアレンジ

    近年よく見かける食べ方の一つが、ウィートビックスを砕いて牛乳などと混ぜ、ヨーグルトや果物を重ねて一晩冷蔵庫で冷やしておく方法です。

    朝にはウィートビックスが柔らかくなり、ケーキのような食感になります。

    バナナ、ベリー、ヨーグルト、ピーナッツバター、ココアなど、好みの材料を組み合わせられます。

    普通に牛乳をかける食べ方とはかなり違うため、ウィートビックスを一箱買った場合は試してみてもよいでしょう。

    日本へのお土産には?

    ウィートビックスは、オーストラリアらしさのある食品という意味では面白いお土産です。

    ただし、箱が大きく、中のウィートビックスも割れやすいため、お土産としての持ち運びやすさはティムタムなどに劣ります。

    おすすめなのは、

    • オーストラリア生活経験のある人
    • 海外の朝食文化に興味がある人
    • 甘くないシリアルが好きな人
    • 自宅でオーストラリア風朝食を試したい人

    などです。

    スーツケースへ入れる場合は、箱がつぶれないよう衣類などで周囲を保護するとよいでしょう。



    ウィートビックスで使う英語

    英語 意味
    Weet-Bix ウィートビックス
    Breakfast Cereal 朝食用シリアル
    Wholegrain Wheat 全粒小麦
    High in Fibre 食物繊維を多く含む
    Low Sugar 糖類が少ない
    Gluten Free グルテンフリー
    Sorghum ソルガム、モロコシ
    Serving Size 1食分の量
    How many do you do? 何枚食べる?
    Do you have Weet-Bix? ウィートビックスはありますか?
    Which aisle is the breakfast cereal in? 朝食用シリアルは何番の通路ですか?
    Do you have gluten-free Weet-Bix? グルテンフリーのウィートビックスはありますか?

    旅行者向けの食べ方

    • 初めてならオリジナルを選ぶ
    • まず2枚程度から試す
    • 牛乳をかけて食べる
    • バナナを加えると甘味が出て食べやすい
    • 甘味が欲しければ、はちみつを少量加える
    • ベリーやヨーグルトを合わせてもよい
    • サクサク感を残したければ、牛乳をかけてすぐ食べる
    • 柔らかい方が好きなら少し待つ
    • そのまま食べるとかなり乾いた食感なので注意する
    • グルテンを避ける必要がある場合は専用商品を選ぶ
    • 短期旅行なら小さい箱を購入する

    ウィートビックスは、見た目も味も華やかな食品ではありません。

    牛乳をかけただけなら非常にシンプルで、初めて食べた日本人には「これがそんなに人気なの?」と思われることもあるでしょう。

    しかし、特別な準備がいらず、果物やはちみつなどを好みに合わせて加えられ、子供から大人まで食べられる――そうした日常の朝食としての使いやすさが、長年支持されてきた理由の一つです。

    オーストラリアの家庭で何世代にもわたって食べられてきた食品という意味では、ベジマイトと並んでこの国の食生活を知るうえで面白い存在です。

    旅行中にホテルの朝食やスーパーで見つけたら、ぜひ牛乳とバナナを用意して、オーストラリアの家庭で親しまれてきた朝食を試してみてください。




    ウィートビックスに関するよくある質問(FAQ)

    ウィートビックスとは何ですか?

    全粒小麦を主原料とした、オーストラリアで長く親しまれている朝食用シリアルです。長方形に固められており、一般的には牛乳をかけて食べます。

    ウィートビックスはそのまま食べるものですか?

    そのまま食べることもできますが、かなり乾燥しています。通常は器へ入れて牛乳をかけ、少し柔らかくして食べます。

    ウィートビックスは甘いですか?

    オリジナルは甘さがかなり控えめです。バナナ、ベリー、はちみつなどを加えて好みの甘さにする食べ方が一般的です。

    一度に何枚食べますか?

    公式の栄養表示では2枚程度が1食分の目安です。ただし実際に食べる量は年齢や食欲などによって異なります。初めてなら2枚程度から試すとよいでしょう。

    おすすめの食べ方は?

    まずは牛乳とバナナの組み合わせがおすすめです。ベリー、ヨーグルト、はちみつなどを加えてもよく合います。

    ウィートビックスはグルテンフリーですか?

    通常のウィートビックスは小麦を使用しているため、グルテンを含みます。サニタリウムでは小麦の代わりに全粒ソルガムを使用したグルテンフリー商品も販売しています。

    ウィートビックスには何が入っていますか?

    オリジナルは全粒小麦を主原料とし、少量の砂糖、塩、大麦麦芽エキス、ビタミンB群、鉄などが含まれています。

    オーストラリアではどこで買えますか?

    ウールワース、コールズ、IGAなど一般的なスーパーの朝食用シリアル売場で購入できます。

    日本へのお土産に向いていますか?

    オーストラリアらしい食品ですが、箱が大きく中身も割れやすいため、持ち運びやすさではティムタムなどに劣ります。オーストラリアの朝食文化に興味がある人へのお土産には面白いでしょう。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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  • オーストラリアで人気のソフトドリンク|Solo・Bundaberg・Kirksなど定番を紹介

    オーストラリアで人気のソフトドリンク|Solo・Bundaberg・Kirksなど定番を紹介

    オーストラリアのスーパーやコンビニ、パブ、レストランへ行くと、日本ではあまり見かけないソフトドリンクが数多くあります。

    コカ・コーラやスプライトなど世界共通の商品ももちろん人気ですが、せっかくオーストラリアへ旅行するなら、現地で長く親しまれてきたオーストラリアらしい炭酸飲料も試してみたいところです。

    代表的なのが、強いレモンの風味が特徴のソロ(Solo)、クイーンズランド州生まれのバンダバーグ(Bundaberg)、昔ながらの味を数多くそろえるカークス(Kirks)です。

    ほかにも、パッションフルーツ味のパシート、オーストラリアのパブやレストランで定番のレモン・ライム&ビターズ、西オーストラリア州で親しまれてきたコール・ビール、ビクトリア州で知られるポーテロなど、地域性のある飲み物もあります。

    日本では「ソフトドリンク」という言葉に、お茶やジュースまで含めて使うことがありますが、オーストラリアでsoft drinkと言う場合は、一般的に炭酸入りの甘い飲料を指すことが多くなります。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、ソロ、バンダバーグ、カークス、パシート、シュウェップスなど、スーパーや飲食店で見かける定番ソフトドリンクと、その味や特徴を詳しく紹介します。

    目次:オーストラリアの人気ソフトドリンク完全ガイド(クリックで開閉)




    オーストラリアのソフトドリンク事情

    コカ・コーラ以外に、オーストラリアらしいソフトドリンクはありますか?
    たくさんあります。初めてならレモン味のソロ、バンダバーグのジンジャービール、パッションフルーツ味のパシート、レモン・ライム&ビターズなどがおすすめです。

    オーストラリアのソフトドリンク売場は、日本とは少し雰囲気が違います。

    コーラ、レモネード、オレンジなど世界的に定番の味に加えて、

    • 濃いレモン味
    • パッションフルーツ味
    • クリーミングソーダ
    • ジンジャービール
    • サルサパリラ
    • レモン・ライム&ビターズ

    など、オーストラリアで昔から親しまれてきた味が並んでいます。

    スーパーでは大型ペットボトルや缶のまとめ売りが多く、コンビニやガソリンスタンドでは冷えた一本売りの商品を購入できます。

    オーストラリアで「Soft Drink」とは?

    オーストラリア英語でsoft drinkと言えば、一般的には炭酸入りの甘い飲料を指します。

    例えば、

    • コーラ
    • レモネード
    • オレンジ炭酸飲料
    • ジンジャービール
    • レモン・ライム&ビターズ

    などです。

    レストランのメニューに「Soft Drinks」と書かれていれば、このような炭酸飲料が並んでいると考えてよいでしょう。

    ソロ(Solo)

    オーストラリアらしい炭酸飲料を一つだけ試すなら、まずおすすめしたいのがソロ(Solo)です。

    ソロはオーストラリアで長年親しまれているレモン味の炭酸飲料です。

    現在の定番「オリジナル・レモン」にはレモン果汁が5%使われており、一般的な透明レモネードよりも、しっかりした酸味とレモンらしい味を感じます。

    日本のレモン系炭酸飲料と比べても味が濃く、「オーストラリアでしか飲んだことのない味」と感じる旅行者も多いでしょう。

    ソロはどんな味?

    ソロは、甘味だけでなくレモンの酸味と皮を思わせる少し苦みのある風味が特徴です。

    単純なレモン風味の砂糖水というより、果汁感のあるレモンスカッシュに近い印象です。

    よく冷やして飲むと、暑いオーストラリアの夏によく合います。

    バーベキューやスポーツ観戦などとも相性がよく、昔から「喉の渇きを一気に癒やす飲み物」という広告イメージで知られてきました。

    パブ・スカッシュとは?

    ソロのルーツを理解する時に知っておきたいのがパブ・スカッシュという飲み物です。

    オーストラリアでは昔から、パブなどでレモン果汁を使った甘酸っぱい炭酸飲料が親しまれてきました。

    透明なレモネードよりもレモンの味が濃く、少し濁った黄色をしているのが特徴です。

    ソロは、こうしたオーストラリアのパブで親しまれてきたレモンスカッシュの味を商品化した飲料として知られています。

    1973年から親しまれる定番

    現在のソロは1973年から50年以上にわたり、オーストラリアで親しまれています。

    1970~80年代には、男性が激しい運動や作業をした後にソロを豪快に飲む広告が有名になりました。

    現在も「The Original Thirst Crusher」という宣伝文句が使われており、力強いレモン炭酸飲料という昔からのイメージが受け継がれています。

    砂糖不使用の商品も豊富

    現在のソロには、定番のオリジナル・レモンだけでなく、砂糖不使用の商品も数多くあります。

    時期によって、

    • オリジナル・レモン
    • レモン&マンゴー
    • レモン&オレンジ
    • レモン&ラズベリー
    • ライム

    などが販売されています。

    期間によって商品構成が変わるため、スーパーで見つけた味を試してみるのも楽しみです。



    バンダバーグ(Bundaberg)

    オーストラリアらしい飲み物としてソロと並んでおすすめなのが、バンダバーグ(Bundaberg Brewed Drinks)です。

    茶色いガラス瓶と、短く太い独特の形が目印です。

    最も有名なのはジンジャービールですが、そのほかにもレモネード、サルサパリラ、パッションフルーツ、ブラッドオレンジ、マンゴーなど、さまざまな味があります。

    クイーンズランド州バンダバーグ生まれ

    バンダバーグ・ブリュード・ドリンクスは、クイーンズランド州バンダバーグ(Bundaberg)を本拠地とする家族経営の飲料会社です。

    サトウキビやショウガの産地として知られる地域で、現在も時間をかけて飲料を醸造する製法を特徴としています。

    一般的な炭酸飲料と比べ、果汁、香辛料、ハーブなどを使った複雑な風味を楽しめます。

    バンダバーグ・ジンジャービール

    バンダバーグを代表する商品がジンジャービール(Ginger Beer)です。

    ショウガの辛味と香り、砂糖の甘味、炭酸を組み合わせた飲み物で、普通のジンジャーエールより味が濃く、ショウガの存在感があります。

    オーストラリアのスーパーでは非常によく見かける商品です。

    ジンジャービールはどんな味?

    初めて飲むと、普通のジンジャーエールよりショウガの辛味が強いことに驚くかもしれません。

    甘さもありますが、飲んだ後にショウガ特有のピリッとした刺激が残ります。

    氷を入れたグラスへ注ぎ、ライムを添えて飲むのもおすすめです。

    「ビール」でも基本はノンアルコール

    名前に「Beer」と入っているため、「お酒なの?」と思う人もいるでしょう。

    バンダバーグ・ブリュード・ドリンクスのジンジャービールはノンアルコールのソフトドリンクとして販売されています。

    子供やお酒を飲まない人でも楽しめます。

    ただし、オーストラリアにはアルコール入りのジンジャービールもあるため、ほかの商品を買う場合はラベルを確認してください。

    飲む前に瓶を逆さにする理由

    バンダバーグのガラス瓶には、飲む前に瓶を一度ゆっくり逆さにするよう案内があります。

    これは、果実や香辛料などに由来する成分が瓶の底へ沈殿することがあるためです。

    強く振る必要はありません。

    ふたを開ける前にゆっくり逆さにして戻せば、沈んでいた成分が飲料全体へ広がります。

    バンダバーグのその他の味

    バンダバーグはジンジャービール以外にも種類が豊富です。

    現在販売されている代表的なものには、

    • サルサパリラ
    • レモン・ライム&ビターズ
    • 昔ながらのレモネード
    • クリーミングソーダ
    • グアバ
    • ブラッドオレンジ
    • パッションフルーツ
    • ピンクグレープフルーツ
    • マンゴー

    などがあります。

    スーパーによって取り扱う種類が違うため、大型店舗をのぞいてみるとよいでしょう。

    サルサパリラ

    サルサパリラ(Sarsaparilla)は、日本人にはあまりなじみのない味です。

    植物や香辛料を思わせる独特の香りがあり、アメリカのルートビアに近い系統の飲み物です。

    人によっては薬草や湿布のような香りに感じることもあり、好みがかなり分かれます。

    「日本ではあまり飲めないものを試したい」という旅行者には面白い選択です。

    レモン・ライム&ビターズ

    バンダバーグにはレモン・ライム&ビターズもあります。

    レモンとライムの酸味に、ビターズ由来の香りとほろ苦さを加えた飲み物です。

    甘いだけの炭酸飲料とは少し違い、食事と合わせても飲みやすいのが特徴です。




    カークス(Kirks)

    カークス(Kirks)は、昔ながらのオーストラリアのソフトドリンクを数多くそろえるブランドです。

    スーパーでは缶のまとめ売りや大型ペットボトルで見かけることが多く、家族の集まり、バーベキュー、パーティーなどでも親しまれています。

    代表的な商品には、

    • レモネード
    • レモン・スカッシュ
    • オレンジ
    • パシート
    • クリーミングソーダ
    • ジンジャービール

    などがあります。

    パシート(Pasito)

    カークスの中でも、日本人旅行者にぜひ試してほしいのがパシート(Pasito)です。

    パッションフルーツ風味の炭酸飲料で、甘さの中に南国果実らしい香りがあります。

    オーストラリアでは昔から知られている味ですが、日本ではパッションフルーツ味の炭酸飲料自体がそれほど一般的ではありません。

    「いかにも海外らしいソフトドリンク」を試したい人にもおすすめです。

    クリーミングソーダ

    クリーミングソーダ(Creaming Soda)も、オーストラリアの昔ながらの味です。

    名前に「クリーム」とありますが、一般的な商品に生クリームが入っているという意味ではありません。

    バニラやキャンディーを思わせる甘い香りが特徴で、商品によって赤やピンク系の色をしています。

    日本のメロンソーダとは全く違う味なので、飲み比べてみると面白いでしょう。

    レモネード

    オーストラリアでレモネードと言う場合、日本で想像する手作りのレモン果汁飲料とは少し違います。

    一般的なレモネードは、透明またはほぼ透明の甘い炭酸飲料です。

    カークスのレモネードもこのタイプで、そのまま飲むほか、アルコール飲料を割る材料として使われることもあります。

    オレンジ

    カークスにはオレンジ味もあります。

    昔ながらの甘いオレンジ炭酸飲料で、子供のパーティーやバーベキューなどにもよく合います。

    日本でもオレンジ炭酸飲料は珍しくありませんが、現地の定番ブランドを試したい人にはよいでしょう。

    レモン・スカッシュ

    カークスのレモン・スカッシュは、レモネードよりもレモンの酸味をはっきり感じる商品です。

    ソロと飲み比べると、それぞれのレモン炭酸飲料の違いが分かりやすいでしょう。

    地域限定色の強いカークス

    カークスの面白いところは、オーストラリア全国共通の商品だけでなく、特定の州と強く結び付いた味があることです。

    公式サイトでも、ポーテロ、コール・ビール、スノー・ドロップ、ドライ・ジンジャーエールなどを地域色のある商品として紹介しています。

    旅行する州によって売場の商品が少し違うのも、カークスの楽しさです。

    ポーテロ(Portello)

    ポーテロ(Portello)は、特にビクトリア州と結び付きの強い昔ながらのソフトドリンクです。

    濃い赤紫色から茶色に近い色をしており、ベリーやブドウを思わせる甘い香りがあります。

    メルボルンやビクトリア州を旅行中に見つけたら、一度試してみる価値があります。

    コール・ビール(Kole Beer)

    コール・ビール(Kole Beer)は、西オーストラリア州と結び付きの強いカークスの商品です。

    名前に「Beer」とありますが、一般的なビールのようなアルコール飲料ではありません。

    コーラやルートビアに通じる濃い色と独特の甘い風味があり、西オーストラリア州ならではのソフトドリンクを探している人におすすめです。

    スノー・ドロップ(Sno-Drop)

    スノー・ドロップ(Sno-Drop)も、カークスの地域色のある商品です。

    全国どこのスーパーでも必ず見つかるわけではないので、旅行先で見つけたら地元らしい飲み物として試してみるのもよいでしょう。

    シュウェップス(Schweppes)

    シュウェップス(Schweppes)はオーストラリア発祥のブランドではありませんが、オーストラリアのパブ、レストラン、スーパーで非常に身近な存在です。

    トニックウォーター、ジンジャーエール、ソーダウォーターなど、お酒を割るための飲料でよく知られています。

    その中でも旅行者に試してほしいのがレモン・ライム&ビターズです。

    レモン・ライム&ビターズとは?

    レモン・ライム&ビターズ(Lemon Lime & Bitters)は、オーストラリアのパブやレストランで非常に定番の飲み物です。

    基本的には、

    • レモン
    • ライム
    • レモネードなどの炭酸飲料
    • ビターズ

    を組み合わせます。

    甘味、柑橘類の酸味、ビターズのほろ苦さと香辛料の香りが合わさり、大人向けの味になります。

    シュウェップスでは、レモンとライムの果汁にシナモン、クローブなどを含む植物由来の香りを合わせた商品を販売しています。

    ビターズが入っているのにノンアルコール?

    ここは少し注意が必要です。

    ビターズそのものにはアルコールを含む製品がありますが、レモン・ライム&ビターズの完成品は一般にはソフトドリンクとして扱われる商品も多くあります。

    バンダバーグやシュウェップスでは、あらかじめ瓶や缶に入った商品を購入できます。

    一方、パブやレストランで店員がその場で作るものは使用するビターズや量が異なることがあるため、アルコールを完全に避ける必要がある場合は注文時に確認してください。



    サンキスト

    サンキスト(Sunkist)もオーストラリアでよく見かけるオレンジ系ソフトドリンクです。

    ブランド自体はオーストラリア発祥ではありませんが、オーストラリア国内で製造・販売され、長く親しまれています。

    スーパー、コンビニ、飲食店などで比較的見つけやすく、濃いオレンジ色が目印です。

    砂糖不使用の商品が増えている

    近年のオーストラリアでは、定番ソフトドリンクにも砂糖不使用の商品がかなり増えています。

    ソロ、カークス、シュウェップスなどにも砂糖を使わない商品があります。

    甘味料を使っているため、通常商品と全く同じ味ではありませんが、糖類を控えたい人には選択肢が豊富です。

    パッケージに「Zero Sugar」と書かれているものが目印です。

    スーパーで買う

    オーストラリアのソフトドリンクをいろいろ試したいなら、大型スーパーへ行くのが最も簡単です。

    代表的なのは、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    などです。

    大型店舗では、常温のまとめ売り商品と、すぐ飲める冷蔵商品が別の場所に置かれていることがあります。

    ホテルで一本だけ試したい場合は、冷蔵棚を探してみてください。

    コンビニ・ガソリンスタンド

    コンビニやガソリンスタンド併設店では、冷えた缶やペットボトルを一本ずつ購入できます。

    スーパーの特売と比べると割高になりやすいものの、観光途中にすぐ飲みたい時には便利です。

    ソロなどの有名商品は比較的見つけやすいでしょう。

    パブ・レストランで注文する

    パブやレストランでは、コーラやレモネードに加え、

    • ジンジャービール
    • レモン・ライム&ビターズ
    • ジンジャーエール
    • ソーダウォーター
    • トニックウォーター

    などを注文できることがあります。

    お酒を飲まない場合でも、レモン・ライム&ビターズやジンジャービールを注文すると、普通のコーラとは少し違ったオーストラリアらしい選択になります。

    氷とレモンを入れて飲む

    瓶や缶から直接飲んでも構いませんが、グラスへ氷を入れて飲むとさらに楽しめます。

    特に、

    • ジンジャービール + ライム
    • レモン・ライム&ビターズ + ライム
    • ソロ + レモン

    などは、暑い日におすすめです。

    缶・ペットボトル・ガラス瓶

    オーストラリアのソフトドリンクは、

    • 缶
    • 小型ペットボトル
    • 大型ペットボトル
    • ガラス瓶

    など、さまざまな容器で販売されています。

    ソロやカークスは缶やペットボトル、バンダバーグは独特のガラス瓶が代表的です。

    旅行中に飲むなら一本売り、日本へ持ち帰るなら缶の方がガラス瓶より割れにくく扱いやすいでしょう。

    日本へのお土産には?

    ソフトドリンクは重量があるため、大量のお土産には向きません。

    それでも、

    • ソロ
    • パシート
    • バンダバーグ・ジンジャービール
    • 地域限定色の強いカークス

    などは、オーストラリア好きの人へのちょっと変わったお土産になります。

    ただし、炭酸飲料を飛行機で持ち帰る場合は機内持ち込みの液体制限に注意してください。

    通常サイズの商品は受託手荷物へ入れることになります。

    ガラス瓶は割れないよう袋に入れ、衣類などで十分に包んでください。




    ソフトドリンクで使える英語

    英語 意味
    Soft Drink 炭酸系のソフトドリンク
    Lemonade オーストラリアでは透明系の甘いレモン炭酸飲料を指すことが多い
    Lemon Squash レモンの味が濃い炭酸飲料
    Ginger Beer ジンジャービール
    Lemon Lime & Bitters レモン・ライム&ビターズ
    Creaming Soda 甘い香りが特徴のクリーミングソーダ
    Sarsaparilla サルサパリラ
    Zero Sugar 砂糖不使用
    Can 缶
    Bottle ボトル
    Do you have Solo? ソロはありますか?
    Can I have a lemon, lime and bitters? レモン・ライム&ビターズをください。
    Is this non-alcoholic? これはノンアルコールですか?
    Do you have a zero-sugar version? 砂糖不使用の商品はありますか?

    旅行者におすすめの5種類

    商品 特徴 おすすめする人
    ソロ 濃いレモン味と酸味 初めてオーストラリアの炭酸飲料を試す人
    バンダバーグ・ジンジャービール ショウガの辛味がしっかりしている 普通のジンジャーエールでは物足りない人
    パシート パッションフルーツの甘い香り 南国果実系の味が好きな人
    レモン・ライム&ビターズ 柑橘類の酸味とほろ苦さ 甘過ぎる炭酸飲料が苦手な人
    カークスの地域商品 州ごとの個性的な味 旅行先ならではの飲み物を探したい人

    最初の一本なら、オーストラリアらしさと飲みやすさのバランスでソロがおすすめです。

    次にバンダバーグのジンジャービール、パシート、レモン・ライム&ビターズと試していけば、オーストラリアのソフトドリンク文化の違いが分かりやすいでしょう。

    さらにメルボルンならポーテロ、パースなど西オーストラリア州ならコール・ビールのように、旅行先と結び付いた商品を探してみるのも面白い楽しみ方です。

    スーパーの飲料売場は観光名所ではありませんが、現地の人が普段何を飲んでいるのかを知るには絶好の場所です。

    日本でも買えるコーラだけで終わらせず、ぜひオーストラリアならではの一本を探してみてください。

    オーストラリアのソフトドリンクに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアらしいソフトドリンクは何ですか?

    初めてならソロ、バンダバーグ・ジンジャービール、カークスのパシート、レモン・ライム&ビターズがおすすめです。いずれもオーストラリアで長く親しまれています。

    ソロはどんな味ですか?

    レモンの酸味をしっかり感じる炭酸飲料です。定番のオリジナル・レモンにはレモン果汁が5%使われており、透明なレモネードより濃いレモン味が特徴です。

    バンダバーグ・ジンジャービールにはアルコールが入っていますか?

    バンダバーグ・ブリュード・ドリンクスのジンジャービールは、ノンアルコールのソフトドリンクとして販売されています。ただし、ほかのメーカーにはアルコール入りのジンジャービールもあるため、別商品ではラベルを確認してください。

    バンダバーグの瓶を飲む前に逆さにするのはなぜですか?

    果実、香辛料、ハーブなどに由来する成分が瓶の底へ沈むことがあるためです。開栓前にゆっくり逆さにして戻すことで、飲料全体へ広げます。

    パシートとは何ですか?

    カークスが販売するパッションフルーツ風味の炭酸飲料です。甘く南国果実らしい香りがあり、オーストラリアで昔から親しまれています。

    コール・ビールはビールですか?

    カークスのコール・ビールは、一般的なビールのようなアルコール飲料ではなくソフトドリンクです。西オーストラリア州との結び付きが強い商品として知られています。

    ポーテロはどこで有名ですか?

    特にビクトリア州と結び付きの強いソフトドリンクです。カークスも地域色のある商品としてポーテロを販売しています。

    レモン・ライム&ビターズとはどんな飲み物ですか?

    レモンとライムの酸味にビターズのほろ苦さや香辛料の香りを加えた、オーストラリアのパブやレストランで定番の飲み物です。市販の瓶・缶入り商品もあります。

    砂糖不使用の商品もありますか?

    あります。ソロ、カークス、シュウェップスなどには砂糖不使用の商品があり、スーパーでも広く販売されています。

    どこで買うのがおすすめですか?

    種類を比較したいならウールワース、コールズ、IGAなどの大型スーパーがおすすめです。すぐ飲む一本だけならコンビニやガソリンスタンド併設店も便利です。



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