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  • オーストラリアのおすすめ植物園10選|シドニー・メルボルン・パースなど都市別に紹介

    オーストラリアのおすすめ植物園10選|シドニー・メルボルン・パースなど都市別に紹介

    オーストラリアの都市を歩いていると、中心街のすぐそばに驚くほど大きな植物園があることに気付きます。シドニーではオペラハウスの隣、メルボルンでは市内中心部から徒歩圏、アデレードではノース・テラス沿いと、観光の合間に立ち寄りやすい場所にある植物園も少なくありません。

    日本の植物園と少し違うのは、市民の散歩やピクニックの場所として日常的に使われながら、希少植物の保全、研究、教育を担う本格的な施設でもあることです。しかも、主要な植物園の多くは通常の入園が無料です。

    見どころも都市によって大きく変わります。シドニーではハーバーの景色、メルボルンでは世界各地の植物、キャンベラではオーストラリア固有植物、パースではワイルドフラワー、ダーウィンとケアンズでは熱帯植物と、その土地の気候が植物園の個性になっています。

    旅行者にとって植物園は、観光を詰め込みすぎた日の休憩場所としても便利です。30分だけ歩いてもよく、時間があれば2~3時間かけてじっくり回ることもできます。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、代表的な植物園10か所を紹介します。2026年8月時点の入園料、通常の開園時間、見どころ、アクセス、季節ごとの楽しみ方までまとめました。




    オーストラリアの植物園の魅力

    オーストラリアの植物園は、単に花壇を眺める場所ではありません。国土が熱帯から冷温帯、乾燥地まで広がるため、都市ごとにまったく違う植物景観を楽しめます。

    都市の中心にある「緑の観光地」

    シドニー、メルボルン、アデレードでは、主要観光エリアから徒歩で行ける場所に大規模な植物園があります。観光の途中に組み込みやすいのが大きな魅力です。

    オーストラリア固有植物を知る入口

    ユーカリ、バンクシア、グレビレア、カンガルーポー、ボトルブラシなど、街路樹や国立公園で見かける植物を名前付きで観察できます。

    野鳥観察にも向いている

    ロリキート、コッカトゥー、クッカバラなどの野鳥や、ウォータードラゴンなどを見かける植物園もあります。

    主要植物園の基本情報

    都市 植物園 通常の入園料・特徴
    シドニー ロイヤル・ボタニック・ガーデン 無料。シドニー湾とオペラハウスの景観
    メルボルン ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ 無料。38ha、8,500種以上の植物
    キャンベラ オーストラリア国立植物園 無料。4,300種以上のオーストラリア植物
    ブリスベン マウント・クーサ植物園 無料。56haの亜熱帯植物園
    アデレード アデレード・ボタニック・ガーデン 無料。市中心部の50ha
    パース キングス・パーク&西オーストラリア植物園 無料。州内植物約3,000種
    ダーウィン ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園 無料。42haの熱帯植物園
    ホバート ロイヤル・タスマニアン植物園 無料・寄付歓迎。冷温帯植物
    ケアンズ ケアンズ・ボタニック・ガーデンズ 無料。熱帯植物コレクション
    メルボルン郊外 クランボーン植物園 無料。オーストラリア植物に特化

    1.ロイヤル・ボタニック・ガーデン・シドニー

    ロイヤル・ボタニック・ガーデン・シドニー(Royal Botanic Garden Sydney)は、植物だけでなく立地そのものが観光名所です。

    オペラハウスのすぐ隣

    サーキュラー・キーからオペラハウスを通り、そのまま植物園へ入れます。園内からシドニー湾、オペラハウス、ハーバーブリッジを望める場所も多くあります。

    入園無料、7:00から日没まで

    毎日7:00から日没まで開園し、通常の入園は無料です。閉園は季節で変わり、6~7月は17:00、11~2月は20:00です。

    1時間だけでも楽しめる

    植物園からミセス・マッコーリーズ・ポイントへ抜けるルートなら、シドニー観光の散歩コースとして自然に組み込めます。

    2.ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ・メルボルン

    ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ・メルボルン(Royal Botanic Gardens Melbourne)は、市中心部南側に広がる38ヘクタールの植物園です。

    8,500種以上の植物

    カメリア、熱帯雨林植物、サボテン・多肉植物、バラ、中国南部の植物、希少植物など、世界各地のコレクションを楽しめます。

    CBDから約2km

    ビクトリア国立美術館や戦争慰霊館と組み合わせやすく、市街地観光から少し離れて緑の中を歩きたいときに便利です。

    入園無料

    通常の入園は無料です。通常は7:30~17:30、10~3月は19:30までとなる時期があります。イベント開催時は早期閉園することがあるため当日の公式情報を確認してください。



    3.オーストラリア国立植物園

    オーストラリアの植物を体系的に見たいなら、オーストラリア国立植物園(Australian National Botanic Gardens)がおすすめです。

    4,300種以上のオーストラリア植物

    沿岸の熱帯雨林から内陸の乾燥地まで、オーストラリア各地の植物を一か所で見られます。

    レッド・センター・ガーデン

    赤い土と乾燥地植物を組み合わせた展示は、中央オーストラリアの景観を植物園で体験できる人気エリアです。

    8:30~17:00、入園無料

    クリスマスを除き毎日8:30~17:00。入園は無料ですが園内駐車場は有料です。主要な1.4kmループは車椅子やベビーカーにも対応しています。

    4.ブリスベン・ボタニック・ガーデンズ・マウント・クーサ

    ブリスベンで植物をじっくり見るなら、ブリスベン・ボタニック・ガーデンズ・マウント・クーサ(Brisbane Botanic Gardens Mt Coot-tha)がおすすめです。

    56ヘクタールの亜熱帯植物園

    熱帯・亜熱帯植物、乾燥地植物、竹、シダなどコレクションが豊富で、クイーンズランドらしい植物景観を楽しめます。

    日本庭園もある

    園内には日本庭園もあり、近くのマウント・クーサ展望台と合わせれば半日観光にできます。

    無料、季節で時間が変わる

    入園無料。9~3月は8:00~18:00、4~8月は8:00~17:00です。

    5.アデレード・ボタニック・ガーデン

    アデレード・ボタニック・ガーデン(Adelaide Botanic Garden)は、ノース・テラス東端にある50ヘクタールの植物園です。

    市内観光と組み合わせやすい

    南オーストラリア博物館、美術館、大学などから歩いて行けます。トラムの「ボタニック・ガーデンズ」停留所からも近く、市中心部の無料トラム区間を利用できます。

    温室建築も見どころ

    ビセンテニアル・コンサーバトリーや歴史的なパーム・ハウスなど、植物だけでなく建築も楽しめます。

    入園無料

    4~9月は平日7:15~17:30、週末・祝日9:00~17:30。10~3月は平日7:15~18:30、週末・祝日9:00~18:30です。

    6.キングス・パーク&西オーストラリア植物園

    パースで一か所だけ選ぶなら、キングス・パーク&ボタニック・ガーデン(Kings Park and Botanic Garden)です。

    西オーストラリア州植物約3,000種

    州内約12,000種の在来植物のうち約3,000種を展示。ウィートベルト、ゴールドフィールズ、キンバリーなど地域別の植栽もあります。

    春のワイルドフラワー

    特に9月前後は花が多く、カンガルーポー、バンクシア、グレビレアなど西オーストラリアらしい植物を一度に見られます。

    24時間開園・無料

    キングス・パークは基本的に24時間開園、入園無料。スワン川とパース市街の眺望も大きな魅力です。

    7.ジョージ・ブラウン・ダーウィン・ボタニック・ガーデンズ

    ジョージ・ブラウン・ダーウィン・ボタニック・ガーデンズ(George Brown Darwin Botanic Gardens)は、トップ・エンドの植物を体感できる42ヘクタールの熱帯植物園です。

    南部都市とはまったく違う景観

    オーストラリア北部と世界各地の熱帯植物が集まり、大きな葉やヤシ、濃い緑に包まれます。

    朝の訪問がおすすめ

    ダーウィンは年間を通して暑いため、乾季でも午前中の散策が快適です。

    7:00~19:00、無料

    通常は毎日7:00~19:00で入園無料。工事や天候により一部区域が閉鎖される場合があります。

    8.ロイヤル・タスマニアン・ボタニカル・ガーデンズ

    ロイヤル・タスマニアン・ボタニカル・ガーデンズ(Royal Tasmanian Botanical Gardens)では、本土とは違う冷涼な気候の植物を楽しめます。

    タスマニアらしい植物

    フオン・パインなどの在来植物、冷温帯植物、ハーブ・ガーデン、日本庭園など見どころが多彩です。

    亜南極植物の展示

    サブアンタークティック・プラント・ハウスでは、マッコーリー島など亜南極地域の植物環境を紹介しています。

    無料・寄付歓迎

    通常の入園は無料で寄付歓迎。開園は4~9月8:00~17:00、10~3月8:00~18:30が目安です。

    9.ケアンズ・ボタニック・ガーデンズ

    ケアンズ・ボタニック・ガーデンズ(Cairns Botanic Gardens)は、熱帯植物を楽しむなら外せない植物園です。

    オーストラリア有数の熱帯植物展示

    フレッカー・ガーデンズを中心に、巨大な葉を持つ熱帯植物、ショウガ科、ヤシ、ランなどを見ることができます。

    野鳥観察も楽しめる

    センテナリー・レイクスまで歩くと水鳥や熱帯の野鳥も多く、無料ガイドツアーやバードウォークが設定される時期があります。

    7:30~17:30、無料

    フレッカー・ガーデンズは毎日7:30~17:30で入園無料。暑さを避けるなら午前中がおすすめです。




    10.ロイヤル・ボタニック・ガーデンズ・クランボーン

    オーストラリア植物に絞って見たい人には、メルボルン郊外のロイヤル・ボタニック・ガーデンズ・クランボーン(Royal Botanic Gardens Cranbourne)がおすすめです。

    10万株以上、約1,900品種

    オーストラリアン・ガーデンでは、赤い砂、乾燥地、川、岩場など国内の自然景観を現代的な庭園デザインで表現しています。

    周囲は大規模なブッシュランド

    周囲には約300ヘクタールの在来ブッシュランドが残り、カンガルーやワラビーを見かけることもあります。

    9:00~17:00、無料

    毎日9:00~17:00、最終入園16:30。クリスマスのみ休園で、入園は無料です。

    オーストラリア固有植物を見るならどこ?

    オーストラリア固有植物を見る目的なら、植物園によって得意分野が違います。

    全国の植物ならキャンベラ

    熱帯雨林から乾燥地まで、国全体の植物を体系的に見るならオーストラリア国立植物園が最適です。

    西オーストラリア州ならキングス・パーク

    固有性の高い西オーストラリア州の植物をまとめて見られ、ワイルドフラワー旅行の予習にもなります。

    庭園デザインならクランボーン

    オーストラリア植物を現代的な庭づくりにどう使うかまで見られるのが特徴です。

    植物園巡りにおすすめの季節

    国土が広いため、全国共通の「植物園ベストシーズン」はありません。

    南部都市は春

    シドニー、メルボルン、アデレード、キャンベラ、ホバートでは9~11月に花が増え、散歩にも向いた気候になります。

    パースは冬の終わり~春

    8~10月頃にワイルドフラワーが増え、特に9月のキングス・パークは人気があります。

    北部は乾季

    ダーウィンとケアンズは5~10月頃の乾季が散策しやすい時期です。

    春はワイルドフラワーと花の季節

    9~11月に南部を旅行するなら、植物園は特におすすめです。

    パースの春は別格

    キングス・パークでは西オーストラリア州各地のワイルドフラワーを一か所で見られます。

    キャンベラも歩きやすい

    春は日中の気温が上がり、オーストラリア固有植物をじっくり観察しやすくなります。

    花粉症には注意

    花粉症が強い人は、普段使っている薬やマスクを準備しておくと安心です。

    夏に訪れる場合のポイント

    12~2月は南部でも30℃を超える日があり、植物園では日陰のない区間もあります。

    朝の訪問を

    シドニーは7:00、メルボルンは通常7:30から開園するため、暑い日は早めに歩くのがおすすめです。

    水と日焼け対策

    帽子、日焼け止め、飲料水を準備しましょう。

    ダーウィン・ケアンズは雨季

    北部の夏は高温多湿でスコールや雷もあります。植物は生き生きしていますが、天候を確認して訪れてください。

    秋・冬に楽しめる植物園

    植物園は春だけの観光地ではありません。南半球の秋は3~5月、冬は6~8月です。

    メルボルンとホバートの秋

    落葉樹のある園内では紅葉が見られ、南半球らしい季節感を楽しめます。

    冬のシドニーも歩きやすい

    真夏より長時間散策しやすい日があります。ただし季節により閉園時間が早くなります。

    北部は冬が快適

    ダーウィンとケアンズでは6~8月が乾季で、植物園散策にはむしろ好条件です。

    入園料は無料?

    今回紹介した主要植物園は、通常の昼間入園が無料の施設がほとんどです。

    有料イベントは別

    夜間ライトアップ、特別展示、ワークショップなどは有料になる場合があります。

    駐車場は有料の場合あり

    キャンベラの国立植物園は入園無料ですが園内駐車場は有料です。

    寄付も歓迎

    無料施設でも寄付箱を置く植物園があり、保全・研究・教育活動を支える資金になります。

    無料ガイドツアーを利用する

    植物に詳しくない人ほど、ガイド付きウォークを利用すると植物園が面白くなります。

    キングス・パーク

    ボランティアガイドによる無料ウォークが充実し、2026年も季節の花やブッシュランドを紹介する複数のツアーが行われています。

    ケアンズ

    平日の無料ガイドツアーが設定される時期があります。熱帯植物は解説を聞くと見方が大きく変わります。

    当日の開催確認を

    季節、祝日、天候で休止することがあるため、公式サイトで最新スケジュールを確認してください。

    観光に必要な所要時間

    植物園は旅行日程に合わせて滞在時間を調整しやすい観光地です。

    30~60分

    シドニーやアデレードなら主要ルートだけを歩き、次の観光地へ抜ける使い方ができます。

    1~2時間

    主要コレクションを見て、写真を撮り、カフェで休憩するならこの程度が目安です。

    半日

    キャンベラ、マウント・クーサ、キングス・パーク、クランボーンをじっくり見るなら半日あると余裕があります。

    植物園でのマナーと注意点

    植物園は公園のように見えても、植物の保全を目的とした施設です。

    植物を採らない

    花、種、葉、枝などを勝手に持ち帰らないようにします。

    園路を外れない

    希少植物や自然ブッシュランドでは踏み込みが植生を傷めます。

    野生動物に餌を与えない

    野鳥やトカゲを見かけても人間の食べ物を与えないでください。

    ペット・自転車・ドローンの規則を確認

    施設ごとにルールが異なります。シドニーでは一般来園者のドローンは禁止、キャンベラでは自転車や一般のペットが禁止されています。



    日本人旅行者が知っておきたい実用ポイント

    オーストラリアの植物園は、植物好きだけでなく、都市観光の休憩、景色、写真、野鳥観察にも使えます。

    シドニーは観光動線に入れる

    サーキュラー・キー→オペラハウス→植物園→ミセス・マッコーリーズ・ポイントと歩けば、追加の移動時間がほとんど必要ありません。

    春のパースでは優先順位を上げる

    8~10月頃なら、キングス・パークはワイルドフラワー観光地として考える価値があります。

    熱帯都市では午前中

    ダーウィンとケアンズでは、暑さを避けて朝に訪れるのがおすすめです。

    開園時間は旅行直前に確認

    日没、イベント、強風、火災危険度、工事などで開園時間や立入区域が変わることがあります。

    オーストラリアの植物園選び:初めてのシドニーならロイヤル・ボタニック・ガーデン、固有植物ならキャンベラ、春のワイルドフラワーならパース、熱帯植物ならダーウィンまたはケアンズがおすすめです。都市観光の途中に1時間だけ立ち寄る使い方でも十分楽しめます。



    オーストラリアの植物園に関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアで一番おすすめの植物園はどこですか?

    初めての旅行なら、アクセスと景観を含めてロイヤル・ボタニック・ガーデン・シドニーがおすすめです。オーストラリア植物に重点を置くならキャンベラ、春ならパースのキングス・パークも魅力があります。

    オーストラリアの植物園は無料ですか?

    今回紹介した主要植物園は通常入園が無料の施設がほとんどです。ただし夜間イベント、特別展示、ツアー、駐車場などに料金がかかる場合があります。

    シドニー植物園はオペラハウスから歩けますか?

    はい。オペラハウスのすぐ隣にあり、サーキュラー・キー、オペラハウス、植物園を続けて歩くルートがおすすめです。

    オーストラリア固有植物を見るならどこですか?

    全国の植物を体系的に見るならキャンベラのオーストラリア国立植物園がおすすめです。4,300種以上のオーストラリア植物が栽培されています。

    パースのキングス・パークは植物園ですか?

    はい。園内に西オーストラリア植物園があり、州内約12,000種の在来植物のうち約3,000種を展示しています。

    ワイルドフラワーを見るなら何月がいいですか?

    パース周辺なら冬の終わりから春に花が増え、特に9月前後が人気です。

    ダーウィンとケアンズの植物園はどちらがおすすめですか?

    どちらも熱帯植物が魅力です。ダーウィンではトップ・エンドの植物景観、ケアンズでは熱帯雨林や湿地に近い植物と野鳥を楽しめます。

    植物園には何時間くらい必要ですか?

    主要部分だけなら30~60分、普通に散策するなら1~2時間が目安です。広い施設をじっくり見るなら半日あると余裕があります。

    植物園でカンガルーや野鳥を見られますか?

    野鳥は多くの植物園で見られます。クランボーンのブッシュランドなどではカンガルーやワラビーを見かけることもあります。

    植物園に犬を連れて行けますか?

    施設によって異なります。キングス・パークではリード付きの犬を連れられる区域がありますが、一般のペットを禁止する植物園もあります。

    雨の日でも植物園へ行けますか?

    小雨なら散策できますが、強風、雷、豪雨、山火事危険度が高い日などは一部区域または園全体が閉鎖されることがあります。

    オーストラリアの植物園に関する参考情報

    まとめ:植物園を一つ入れると、オーストラリア旅行に余白ができる

    オーストラリアの植物園は、植物好きだけが行く専門的な観光地ではありません。中心部に近く入園無料の施設も多いため、「次の予定まで1時間ある」というときにも立ち寄れます。

    シドニーならオペラハウスと一緒に、メルボルンなら美術館や戦争慰霊館と一緒に、アデレードならノース・テラス散策と一緒に回れます。キャンベラでは固有植物、パースではワイルドフラワーというように、都市によって楽しみ方はまったく違います。

    ダーウィンとケアンズでは熱帯の濃い緑、ホバートでは冷温帯の植物、クランボーンではオーストラリア植物を使った現代的な庭園デザインを見ることができます。

    観光名所を詰め込むだけでなく、芝生や木陰で少し休み、野鳥の声を聞きながら歩く時間を入れると、その街の印象が意外と強く残ります。

    旅行先に植物園があれば、単なる空き時間の場所ではなく、その都市の自然と気候を知る観光スポットとして候補に入れてみてください。

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  • パース近郊のワイルドフラワー完全ガイド|見頃・おすすめ観賞スポット・モデルコース

    パース近郊のワイルドフラワー完全ガイド|見頃・おすすめ観賞スポット・モデルコース

    西オーストラリア州は、世界でも有数のワイルドフラワーの宝庫です。なかでもパース近郊のワイルドフラワーは、市内中心部から30分~1時間ほど移動するだけで、バンクシア、カンガルーポー、エバーラスティング、オーキッド、ワトルなど、土地ごとに違う花を楽しめるのが魅力です。

    見頃は例年8~10月。もっとも種類がそろいやすいのは9月ですが、北側の海岸平野では8月から咲き始め、標高のあるパース・ヒルズでは9月後半まで花が残り、ロットネスト島では11~12月に見られる種類もあります。

    ワイルドフラワー観賞というと、広い草原に花が一面に咲く風景を想像しがちです。しかし、パース近郊では低木の間や森の足元に小さな花が点在する場所も多く、オーキッドは足元をよく見ないと気づかないほど小さいことがあります。

    初めての旅行なら、車なしでも行きやすいキングス・パーク(Kings Park)を基本に、時間があればボールド・パーク、ワイヤレス・ヒル、ジョン・フォレスト国立公園、エリス・ブルック・バレー、ヤンチェプ国立公園などを組み合わせると、花の種類と景色の違いを楽しめます。

    2026年のエバーラスティング・キングス・パーク・フェスティバル(Everlasting Kings Park Festival)は、9月18日から10月4日まで開催されます。州内各地のワイルドフラワーを一か所で見られるため、短期旅行者にとって最も確実性の高い時期です。

    この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、見頃の時期、月別の特徴、パース近郊のおすすめ観賞地、車なしで行ける場所、日帰りドライブ、代表的な花、服装、写真撮影、自然保護のルールまで詳しくまとめます。




    パース近郊のワイルドフラワーとは?

    西オーストラリア州南西部は、世界的に知られる生物多様性の高い地域です。

    パース周辺だけでも、海岸沿いの石灰質の土壌、砂地のバンクシア林、ダーリング山地のジャラやマリーの森、花崗岩の露頭、湿地など、狭い範囲に異なる環境があります。

    そのため、同じ9月でも場所を変えると見られる花が変わります。

    主な見頃 8~10月
    最も種類が多い時期 9月
    市内で見やすい場所 キングス・パーク、ボールド・パーク、ワイヤレス・ヒル
    郊外の代表地 ヤンチェプ、ジョン・フォレスト、エリス・ブルック・バレー
    主な花 エバーラスティング、カンガルーポー、オーキッド、バンクシア、ワトル
    おすすめ滞在 3~5泊

    キングス・パークの花壇では、州内各地の植物が計画的に植えられています。一方、郊外の保護区では、その土地に自生する花を探します。

    「確実に色鮮やかな花を見たい」ならキングス・パーク、「自然の中で小さな花を探したい」なら郊外のブッシュランドが向いています。

    一面の花畑だけがワイルドフラワーではない

    パース近郊では、森の中に咲く小さなオーキッドや、低木の枝に一輪ずつ咲く花も見どころです。足元と目の高さの両方をゆっくり探してください。

    見頃の時期

    パース近郊の一般的なワイルドフラワーシーズンは8~10月です。

    ただし、花は気温、冬の雨量、春先の暑さ、風、山火事や計画焼却の影響を受けます。毎年まったく同じ日に同じ場所が満開になるわけではありません。

    7~8月:早咲き

    冬の終わりから、ワトル、ハーデンベルギア、ピンク・フェアリー・オーキッド、ドンキー・オーキッドなどが咲き始めます。

    8月は、パース北部の海岸平野、ワイヤレス・ヒル、エリス・ブルック・バレー、パース・ヒルズの一部で種類が増えてきます。

    この時期は滝や小川にも水が残り、花だけでなく緑の森を楽しめます。

    ただし、雨の日が多く、歩道がぬかるむことがあります。

    9月:最盛期

    初めてワイルドフラワーを目的にパースを訪れるなら、9月が最も計画しやすい時期です。

    エバーラスティング、カンガルーポー、スモークブッシュ、グレビレア、ハケア、バンクシア、オーキッドなど、多くの種類が同時に見られます。

    キングス・パークではフェスティバルが開催され、ボールド・パークではオーキッドや低木の花が見頃になります。

    郊外ではジョン・フォレスト国立公園、ワリャンガ国立公園、エリス・ブルック・バレー、ヤンチェプ国立公園などを組み合わせやすい時期です。

    10月:遅咲きと海岸部

    10月前半までは多くの場所で花を楽しめます。

    気温が上がると内陸の花は終わり始めますが、海岸部、ボールド・パーク、ロットネスト島では遅咲きの花が残ります。

    ヤンチェプ国立公園でも9~10月が見頃の種類があります。

    10月後半は暑い日が増えるため、観賞は午前中がおすすめです。

    11~12月:ロットネスト島など

    パース市内と丘陵地の春の花は減りますが、ロットネスト島では11月以降に咲くファンフラワーや海岸性の植物があります。

    ロットネスト島の公式案内では、ワイルドフラワーシーズンは9~12月が見頃とされています。

    ただし、色鮮やかなエバーラスティングや春のオーキッドを主目的にするなら、9月までに訪れる方が確実です。

    雨量と気温による違い

    冬に適度な雨が降り、春の気温上昇が緩やかな年は、花期が長くなる傾向があります。

    反対に、春先に急に暑くなると、花が早く終わることがあります。

    旅行直前は、キングス・パーク、各自治体、国立公園、現地ツアー会社の開花情報を確認してください。

    時期 特徴 おすすめ場所
    7月後半~8月 早咲き、オーキッド、ワトル ワイヤレス・ヒル、エリス・ブルック、パース・ヒルズ
    9月 種類が最も多い キングス・パーク、ボールド・パーク、国立公園各地
    10月 遅咲き、海岸部 ヤンチェプ、ボールド・パーク、ロットネスト島
    11~12月 海岸性植物が中心 ロットネスト島

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    ヌーンガーの季節とワイルドフラワー

    パースは、ワジュック・ヌーンガー(Whadjuk Noongar)の人々の土地です。

    ヌーンガーの季節は、ヨーロッパ式の四季ではなく、植物、動物、雨、風、気温の変化を基に六つに分けられます。

    ワイルドフラワーの咲き始めは、一般にジルバ(Djilba)とカンバラン(Kambarang)の時期に重なります。

    季節 おおよその時期 特徴
    ジルバ(Djilba) 8~9月頃 寒い日と暖かい日が混じり、黄色やクリーム色の花が増える。
    カンバラン(Kambarang) 10~11月頃 気温が上がり、多彩な花と爬虫類の活動が目立つ。

    六季は日付で厳密に切り替わるものではありません。自然の変化を読み取る考え方として理解してください。

    花を探す際も、単に「9月だから満開」と決めつけず、雨、気温、土地の違いを見ると、パースの自然がより分かりやすくなります。



    キングス・パーク

    パースで最も手軽にワイルドフラワーを見られるのが、キングス・パーク・アンド・ボタニック・ガーデン(Kings Park and Botanic Garden)です。

    市内中心部のすぐ西側にあり、車がなくても行けます。

    西オーストラリア植物園には、州内各地の植物が集められており、春には遠方までドライブしなくても多様な花を一度に見られます。

    初めて西オーストラリア州の花を見る人、滞在日数が短い人、歩行距離を抑えたい人に最もおすすめです。

    2026年のエバーラスティング・キングス・パーク・フェスティバル

    2026年のフェスティバルは、9月18日(金)~10月4日(日)に開催されます。

    西オーストラリア州のワイルドフラワーをテーマに、花壇展示、ガイドウォーク、トーク、ワークショップ、家族向けイベントなどが行われます。

    多くの展示とイベントは無料ですが、予約制・有料のプログラムもあります。

    会期中の週末は混雑するため、花をゆっくり撮影したい場合は平日の朝が向いています。

    西オーストラリア植物園

    西オーストラリア植物園では、3,000種を超える西オーストラリア州の植物が展示されます。

    地域別に植栽されているため、南西部、ゴールデン・アウトバック、北西部など、広い州内の植物の違いを比較できます。

    エバーラスティングの花壇、カンガルーポー、バンクシア、グレビレア、フェザーフラワーなど、写真映えする花も豊富です。

    ロッタリーウエスト・フェデレーション・ウォークウェイ(Lotterywest Federation Walkway)を歩けば、花とパース市街地の景色を同時に楽しめます。

    無料ガイドウォーク

    キングス・パークでは、ボランティアガイドによる無料ウォークが行われます。

    花の名前だけでなく、植物の生態、ヌーンガー文化、保全活動を知ることができます。

    英語での案内が中心ですが、植物名は表示板と照らし合わせながら確認できます。

    開催時刻と集合場所は季節によって変わるため、当日の案内を確認してください。

    アクセス

    パース中心部から 無料CATバス、路線バス、徒歩、タクシー
    入園料 無料
    おすすめ時間 平日の朝、または夕方
    トイレ・飲食 あり
    車椅子・ベビーカー 主要園路は利用しやすい

    園内は非常に広いため、花だけを見るなら西オーストラリア植物園を中心に2~3時間確保してください。

    市街地の景色、昼食、ブッシュランドまで含めるなら半日必要です。

    車なし・市内近郊で行きやすい場所

    ボールド・パーク

    ボールド・パーク(Bold Park)は、シティ・ビーチ近くに残る約437ヘクタールの自然ブッシュランドです。

    キングス・パークの植物園と違い、自然の植生の中で花を探します。

    15キロを超える歩道があり、春にはワトル、スモークブッシュ、ハーデンベルギア、サンドドロセラ、ピンク・フェアリー・オーキッド、スパイダー・オーキッドなどが見られます。

    歩きやすいのはキャメル・レイク・ヘリテージ・トレイル(Camel Lake Heritage Trail)で、1.7キロ、約30分です。

    種類を多く見たいなら、5.1キロのザミア・トレイル(Zamia Trail)が向いています。

    公衆トイレは園内になく、近くのペリー・レイクスの設備を利用します。

    ワイヤレス・ヒル

    ワイヤレス・ヒル・パーク(Wireless Hill Park)は、パース南西部のブーラグーンにある自然保護区です。

    春のワイルドフラワー・ウォークは、地元住民だけでなく海外旅行者にも人気があります。

    オーキッド、カンガルーポー、ワトル、バンクシアなどが見られ、短い散策で花を探せます。

    博物館、展望地点、トイレ、バーベキュー設備があり、郊外の自然保護区としては利用しやすい場所です。

    中心部から公共交通で行く場合は乗換えと徒歩が必要なため、短時間ならタクシーや配車アプリが便利です。

    パイニー・レイクス

    パイニー・レイクス保護区(Piney Lakes Reserve)は、ウィンスロップにある湿地とブッシュランドです。

    8月頃からジルバの花が増え、地元のワイルドフラワー協会によるガイドウォークが行われることがあります。

    2026年8月23日には、約2キロ、1時間の無料ワイルドフラワー・ウォークが予定されています。

    比較的平坦な場所ですが、一部の道はベビーカーや歩行器に向かない場合があります。

    スター・スワンプ

    スター・スワンプ・ブッシュランド保護区(Star Swamp Bushland Reserve)は、パース北部に残る約96ヘクタールの自然保護区です。

    200種を超える在来植物が記録され、春はバンクシア林、低木、オーキッドなどを観察できます。

    観光施設として整備された植物園ではないため、花の表示板は限られます。

    静かなブッシュウォークを楽しみたい人、北部の海岸平野の植生を見たい人に向いています。




    パース北部のおすすめ

    ヤンチェプ国立公園

    ヤンチェプ国立公園(Yanchep National Park)は、パース中心部から車で約50~60分の場所にあります。

    森林、湿地、石灰岩地形があり、ワイルドフラワーのほか、カンガルー、鳥、コアラ・ボードウォーク、洞窟も楽しめます。

    ワイルドフラワーの見頃は主に9~10月です。

    ツアートレイル(Ghost House Walk Trail)や長いコースでは、石灰岩の露頭、バンクシア、グラスツリー、低木の花を観察できます。

    短時間なら、マクネス・ハウス・ビジターセンター(McNess House Visitor Centre)で当日の花の場所を聞き、湖周辺と短い歩道を歩くとよいでしょう。

    パース中心部から 車で約50~60分
    見頃 9~10月
    入園料 車1台AU$17
    トイレ・売店 あり
    おすすめ ワイルドフラワー、カンガルー、洞窟を一日で楽しみたい人

    公園は広く、花だけを見る場合でも2~3時間必要です。

    国立公園内は犬などのペットを連れて入れません。

    北部海岸平野の花

    パース北部の海岸平野は、白い砂質土壌と石灰岩の上にバンクシア林、ヒース、グラスツリーが広がります。

    春にはワトル、パロットブッシュ、ワンサイデッド・ボトルブラッシュ、ハーデンベルギア、オーキッドなどが見られます。

    花は林の奥に点在するため、速く歩くより、同じ場所で数分立ち止まり、足元と低木を観察する方が多く見つかります。

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    ジョン・フォレスト国立公園

    ジョン・フォレスト国立公園(John Forrest National Park)は、パース中心部から車で約30~40分です。

    西オーストラリア州で最も古い国立公園で、ジャラ、マリー、ワンドゥーの森、花崗岩、季節の滝、旧鉄道跡があります。

    冬から春にかけて滝に水が流れ、同時にワイルドフラワーが見頃となります。

    短いナショナル・パーク・フォールズ・ウォーク(National Park Falls Walk Trail)は約2.5キロ、グレン・ブルック・トレイル(Glen Brook Trail)は約4.5キロです。

    花を探しながら景色も楽しみたい人には、イーグル・ビュー・ウォーク・トレイル(Eagle View Walk Trail)が有名ですが、約16キロの長いコースで、経験と体力が必要です。

    パース中心部から 車で約30~40分
    見頃 8月後半~10月
    入園料 車1台AU$17
    主な花 ワトル、ハケア、グレビレア、オーキッド、低木の花
    注意 岩と滝周辺は滑りやすい

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    レズマーディー滝

    レズマーディー滝(Lesmurdie Falls)は、マンディー地域公園(Mundy Regional Park)内にあります。

    パース中心部から車で約30~40分。滝上部の駐車場から展望台までは短く、歩行距離を抑えながら花と市街地の景色を楽しめます。

    見頃は冬の終わりから春で、滝の水量とワイルドフラワーを同時に見られます。

    長く歩ける人は、フット・オブ・ザ・フォールズ・トレイル(Foot of the Falls Trail)やレズマーディー・ブルック・ループ(Lesmurdie Brook Loop)を組み合わせられます。

    国立公園の入園料はありません。

    ワリャンガ国立公園

    ワリャンガ国立公園(Walyunga National Park)は、パース北東部のエイボン川とスワン川がつながる谷にあります。

    冬から春にかけて川の水量が増え、花崗岩、ワンドゥー林、ヒースにワイルドフラワーが咲きます。

    ハケア、グレビレア、アイソポゴン、ペトロフィレ、バーティコーディアなどを探せます。

    短いアボリジナル・ヘリテージ・トレイル(Aboriginal Heritage Trail)から、4~6キロのカンガルー・トレイル、キングフィッシャー・トレイルまで複数のコースがあります。

    園内は8時~17時が基本で、入園料がかかります。

    大雨の後は川の流れと岩場が危険になるため、歩道と警告表示を守ってください。

    ノーブル滝とF・R・ベリー保護区

    スワン・バレーの北東にあるノーブル滝(Noble Falls)とF・R・ベリー保護区(F.R. Berry Reserve)は、ワイルドフラワーとピクニックを組み合わせやすい場所です。

    ノーブル滝は冬の雨の後に水量が増え、周囲の歩道ではバンクシア、ハケア、グレビレアなどを探せます。

    F・R・ベリー保護区は自然のブッシュランドが残り、春の散策に向いています。

    キングス・パークのような花壇ではないため、花の量は年ごとの雨量と場所で変わります。

    スワン・バレーのワイナリーやカフェと組み合わせると、一日のドライブコースにしやすくなります。

    パース南部のおすすめ

    エリス・ブルック・バレー

    エリス・ブルック・バレー(Ellis Brook Valley)は、バニョウラ地域公園の一部で、パース中心部から車で約35~45分です。

    550種を超える花の咲く植物が記録され、パース都市圏で特に植物の種類が多い場所として知られています。

    見頃は8~10月。ワトル、ハケア、グレビレア、オーキッド、カンガルーポーなどを探せます。

    ブルー・レン・ランブル・トレイル(Blue Wren Ramble Trail)は比較的歩きやすく、往復約2.8キロです。

    シックスティー・フット・フォールズ・トレイル(Sixty Foot Falls Trail)は約2キロですが、急な登りと岩場を含みます。

    見頃 8~10月
    入場料 無料
    開園時間 通常8:00~17:00
    トイレ ハニーイーター・ホローにあり
    飲料水 なし

    非常に高い、または極端な火災危険日には閉鎖されます。

    園内に飲料水の供給はないため、十分な水を持参してください。

    バニョウラ地域公園

    バニョウラ地域公園(Banyowla Regional Park)は、ダーリング山地の斜面と谷を保護する広い地域公園です。

    エリス・ブルック・バレーのほか、ブライドル・トレイル、ヒース、ワンドゥー林、季節の水路があります。

    ジルバからカンバランにかけて花が増え、展望地からスワン海岸平野を見渡せます。

    短時間ならエリス・ブルック・バレーを選び、長く歩ける場合は周辺のトレイルへ広げるとよいでしょう。

    ロットネスト島のワイルドフラワー

    ワジュマップ/ロットネスト島(Wadjemup / Rottnest Island)は、クオッカとビーチだけでなく、海岸性のワイルドフラワーも見どころです。

    公式案内では、見頃は9~12月。種類によっては7月から咲き始めます。

    海風と塩分に強い低木、デイジー、ピッグフェイス、コッキーズ・タング、ファンフラワーなどが島内の歩道沿いに咲きます。

    おすすめエリア

    • ザ・ベイスン周辺:短時間で歩きやすい
    • ジオーディー・ベイ西側:7~9月のコッキーズ・タング
    • ヴラミン展望台周辺:島の低木と景色
    • ウェスト・エンド:海岸のヒースと遅咲きの花
    • ワジュマップ・ビディ(Wadjemup Bidi):島を区間ごとに歩ける

    日帰りなら、フェリー到着後に自転車またはバスで移動し、短い歩道を組み合わせます。

    ワイルドフラワーをじっくり見るなら、観光バスだけで島を一周するより、1~2区間を歩く方が見つけやすくなります。

    島には毒蛇のダガイトが生息します。茂みへ入らず、歩道を利用してください。

    代表的なワイルドフラワー

    エバーラスティング

    紙のような花びらを持つキク科の花で、ピンク、白、黄色などがあります。

    キングス・パークでは広い花壇で見られますが、パース近郊の自然保護区で必ず大規模な花畑になるわけではありません。

    カンガルーポー

    カンガルーの前足に似た形の花で、西オーストラリア州を代表する植物です。

    赤と緑のレッド・アンド・グリーン・カンガルーポーは州花です。

    キングス・パークでは見つけやすく、郊外では草や低木に紛れて咲きます。

    オーキッド

    ドンキー・オーキッド、スパイダー・オーキッド、ピンク・フェアリー・オーキッド、カウスリップ・オーキッドなどがあります。

    多くは小さく、地面近くに咲きます。

    花を探すために歩道外へ入ると、まだ咲いていない株や地下の塊茎を踏むため、必ず道から観察してください。

    バンクシア

    円筒形や丸い花序を持ち、鳥や昆虫の重要な食料になります。

    海岸平野、ボールド・パーク、ヤンチェプ、スター・スワンプなどで見られます。

    ワトル

    アカシア類の総称で、冬の終わりから春に黄色い花を咲かせます。

    パース周辺では最も目につきやすい早咲きの花の一つです。

    スモークブッシュ

    煙のように見える灰色や紫がかった細かな花で、ボールド・パークなどで観察できます。

    遠くから派手に見える花ではなく、近くで質感を楽しむ植物です。

    グレビレア・ハケア

    赤、ピンク、黄色、白などの個性的な花を咲かせます。

    種類が多く、海岸平野からパース・ヒルズまで幅広い場所で見られます。

    車あり・車なしの選び方

    場所 車なし 車が便利
    キングス・パーク 非常に行きやすい 不要
    ボールド・パーク バス+徒歩で可能 あると便利
    ワイヤレス・ヒル バス+徒歩、配車アプリ 便利
    ロットネスト島 フェリー+自転車・バス 不要
    ヤンチェプ国立公園 時間がかかる 推奨
    ジョン・フォレスト国立公園 路線バスでは不便 推奨
    エリス・ブルック・バレー 公共交通では困難 必要に近い
    ワリャンガ国立公園 公共交通では困難 必要

    車なしのおすすめ

    半日ならキングス・パーク、一日ならキングス・パークとボールド・パーク、またはロットネスト島を選びます。

    植物に詳しいガイド付きツアーへ参加すれば、郊外でも車を運転せずに花を見られます。

    レンタカー利用

    パース・ヒルズと郊外の保護区を巡るならレンタカーが便利です。

    左側通行、郊外の狭い道、カンガルーの飛び出しに注意してください。

    夕方以降は野生動物との衝突リスクが高くなるため、明るいうちに市内へ戻る計画が安心です。

    ガイド付きツアーの選び方

    ワイルドフラワーは、同じ種類でも開花場所が毎年少しずつ変わります。

    限られた日程でオーキッドや特定の花を見たい場合は、現地ガイド付きツアーが効率的です。

    ツアーの利点

    • 直近の開花場所を把握している
    • 小さなオーキッドを見つけてもらえる
    • 植物名と生態を説明してもらえる
    • 郊外の運転と駐車を任せられる
    • 複数の場所を一日で回れる

    予約時の確認

    • 英語ガイドか日本語ガイドか
    • 歩行距離と坂道
    • 訪問地が固定か、開花状況で変更するか
    • 昼食と飲料水
    • ホテル送迎
    • 国立公園入園料
    • 雨天時の催行条件

    花の場所を固定している大型観光ツアーより、開花状況に応じて訪問地を変える少人数ツアーの方が、自然の花を見つけやすい場合があります。

    写真撮影のコツ

    朝の光を利用する

    花の色が柔らかく写り、風も午後より弱いことが多いため、午前中が撮影に向いています。

    キングス・パークでは、混雑を避ける意味でも早朝がおすすめです。

    しゃがむ前に足元を見る

    撮影に夢中になると、別の花や小さな株を踏みやすくなります。

    歩道から撮れる構図を選び、花壇やブッシュランドへ入らないでください。

    望遠を使う

    スマートフォンの望遠機能や中望遠レンズを使えば、歩道から離れた花を踏まずに撮影できます。

    オーキッドは低い位置から撮ると形が分かりやすくなります。

    花畑だけでなく環境も入れる

    バンクシア林、ジャラの森、花崗岩、滝、パース市街地などを一緒に写すと、場所の特徴が伝わります。

    一輪の接写と、景観を含む写真の両方を撮っておくとよいでしょう。

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    詳細・お申込み

     

    服装と持ち物

    • 歩きやすい運動靴またはハイキングシューズ
    • 長ズボン
    • 帽子
    • 日焼け止め
    • サングラス
    • 薄手の防水ジャケット
    • 飲料水
    • 虫よけ
    • スマートフォンの予備バッテリー
    • オフライン地図
    • 双眼鏡
    • 小型のマクロレンズまたは望遠レンズ

    8~9月は、晴れていても雨が降り、朝夕は冷えることがあります。

    ブッシュランドでは蚊、ダニ、アリ、蛇に備え、サンダルよりつま先を覆う靴が安心です。

    国立公園と郊外の保護区には飲料水がない場所もあるため、市内で購入してから出発してください。



    モデルコース

    車なし・半日

    時間 モデルプラン
    8:30 パース中心部からキングス・パークへ。
    9:00 西オーストラリア植物園とエバーラスティングの花壇。
    10:30 無料ガイドウォークまたはフェデレーション・ウォークウェイ。
    12:00 園内で昼食、市内へ戻る。

    車なし・1日

    時間 モデルプラン
    午前 キングス・パークで植物園とガイドウォーク。
    昼 シティ・ビーチ方面へ移動。
    午後 ボールド・パークのキャメル・レイク・トレイルまたはザミア・トレイル。
    夕方 シティ・ビーチで夕日、市内へ。

    レンタカー・パース・ヒルズ1日

    時間 モデルプラン
    8:00 パース出発。
    8:45 ジョン・フォレスト国立公園で短い滝のトレイル。
    11:30 ミッドランドまたはパース・ヒルズで昼食。
    13:30 レズマーディー滝で展望台とワイルドフラワー。
    16:00 パースへ戻る。

    レンタカー・南部1日

    時間 モデルプラン
    8:30 パース出発。
    9:15 エリス・ブルック・バレーでブルー・レン・ランブル。
    11:30 余力があればシックスティー・フット・フォールズ。
    13:30 近郊で昼食。
    15:00 ワイヤレス・ヒルで短いワイルドフラワー・ウォーク。
    17:00 パースまたはフリーマントルへ。

    4日間・パース近郊ワイルドフラワー

    日程 モデルプラン
    1日目 キングス・パークとボールド・パーク。
    2日目 ヤンチェプ国立公園、北部海岸平野。
    3日目 ジョン・フォレスト国立公園、レズマーディー滝。
    4日目 ロットネスト島で海岸性の花とクオッカ。

    開花状況と天気を見て、2日目と3日目を入れ替えられる日程にすると安心です。

    安全・自然保護の注意

    花を摘まない

    国立公園、地域公園、自然保護区、キングス・パークでは、花、種、葉、枝を採取しません。

    落ちている花や種も、動物の食料や次世代の植物につながるため、その場に残してください。

    歩道から外れない

    オーキッドや小さな植物は、花が咲いていない時には見えにくく、歩道外へ一歩入るだけで踏みつける可能性があります。

    写真撮影のためにロープや低い柵を越えないでください。

    蛇に注意する

    気温が上がる春は、ダガイトやタイガースネークなどが活動し始めます。

    蛇を見たら近づかず、逃げ道を残して静かに離れてください。

    噛まれた場合は歩き回らず、圧迫固定法を行い、000へ連絡します。

    山火事と計画焼却

    春でも、高温、乾燥、強風の日は火災危険度が上がります。

    国立公園やエリス・ブルック・バレーは、火災危険、計画焼却、緊急事態で閉鎖される場合があります。

    出発前にパーク・アラートとエマージェンシーWAを確認してください。

    滝と岩場

    ジョン・フォレスト、レズマーディー、エリス・ブルックでは、雨後の岩と斜面が滑りやすくなります。

    滝の縁や濡れた岩へ登らず、展望台と歩道を利用してください。

    飲料水を持参する

    郊外の保護区には、水道がない場所があります。

    短い散策でも1人1リットル程度を目安にし、暑い日は増やしてください。

    植物名を断定しない

    似た花が多く、写真だけで正確な種を判別するのは難しい場合があります。

    希少種の位置をSNSで公開すると、踏みつけや盗掘につながることがあります。

    場所の公開範囲は、管理者と植物観察グループのルールに従ってください。

    ドローン

    国立公園、都市公園、ロットネスト島では、許可や飛行制限があります。

    花畑、人、野生動物の上で無断飛行しないでください。

    緊急時

    オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

    郊外では携帯電話がつながりにくい場所があるため、オフライン地図を保存し、同行者へ行程を伝えてください。

    満開の写真と同じ景色を保証できる場所はない

    自然の花は、雨、気温、火災、開花の進み方で毎年変わります。キングス・パークを基本に、郊外は直前の開花情報を見ながら訪問地を決めるのが失敗しにくい方法です。



    パースのワイルドフラワーに関するよくある質問(FAQ)

    パースのワイルドフラワーはいつが見頃ですか?

    一般的な見頃は8~10月で、最も種類がそろいやすいのは9月です。ロットネスト島では11~12月に見られる種類もあります。

    2026年のキングス・パーク・フェスティバルはいつですか?

    2026年9月18日から10月4日までです。展示、ガイドウォーク、トーク、ワークショップなどが予定されています。

    車がなくても見られますか?

    見られます。キングス・パークは無料CATバスや路線バスで行けます。ボールド・パーク、ワイヤレス・ヒル、ロットネスト島も公共交通と配車サービスを組み合わせて訪問できます。

    最も確実に花を見られる場所はどこですか?

    短期旅行ならキングス・パークです。州内各地の植物が計画的に植えられ、9月のフェスティバル期間は特に種類が豊富です。

    自然のワイルドフラワーを多く見られる場所は?

    エリス・ブルック・バレー、ボールド・パーク、ジョン・フォレスト国立公園、ヤンチェプ国立公園、ワリャンガ国立公園などがおすすめです。開花状況は年により変わります。

    花を摘んでもいいですか?

    摘んではいけません。国立公園、自然保護区、地域公園では、花、種、枝、葉の採取は禁止されています。

    9月後半でも見られますか?

    多くの場所で見られます。2026年のキングス・パークのフェスティバルも10月4日まで開催されます。暑い年は郊外の花が早く終わる場合があります。

    雨の日でも楽しめますか?

    小雨ならキングス・パークの舗装路を歩けます。郊外の岩場と滝は滑りやすくなるため、悪天候時はキングス・パークや市内観光へ変更してください。

    オーキッドは簡単に見つかりますか?

    小さく、草や落ち葉に紛れるため、初めての人には難しいことがあります。ガイドウォークや少人数ツアーを利用すると見つけやすくなります。

    パース近郊のワイルドフラワーに関する参考情報

    まとめ:初めてなら9月のキングス・パークを中心にする

    パース近郊のワイルドフラワーは、例年8~10月が見頃で、最も種類がそろいやすいのは9月です。

    2026年のエバーラスティング・キングス・パーク・フェスティバルは9月18日~10月4日。短期旅行なら、まずキングス・パークを日程に入れてください。

    自然の中で花を探すなら、ボールド・パーク、ワイヤレス・ヒル、ヤンチェプ国立公園、ジョン・フォレスト国立公園、エリス・ブルック・バレーがおすすめです。

    車がない場合は、キングス・パーク、ボールド・パーク、ロットネスト島を組み合わせられます。郊外の国立公園を複数回るなら、レンタカーまたはガイド付きツアーが便利です。

    開花は毎年変わるため、満開の写真だけを基準にせず、直前の情報を確認し、花壇と自然のブッシュランドの両方を楽しむ計画にしてください。

    花を摘まず、歩道から外れず、小さなオーキッドや次の季節の芽を踏まないことが、西オーストラリア州の貴重な植物を守ることにつながります。

    パースの旅行手配

    トラベルドンキーでは、パースのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

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    パース旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いパース旅行になりますよ。

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