タグ: レイクイーチャム

  • 【2025年版】ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑥ – 滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラ・フォールズの旅

    【2025年版】ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑥ – 滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラ・フォールズの旅

    ケアンズ近郊にはまだまだ日本の旅行者の皆さんには知られていな素敵な見どころがたくさんあります。

    そんな見どころ、観光地を数回に分けてご紹介していきたいと思います。

    6回目となる今回は「滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラフォールズの旅」です。

    ケアンズを含む北部クイーンズランド州(Far North Queensland)には30を超える滝と、大小無数の湖があります。

    その多くは澄んだ水を讃えているので年中通して泳ぐことができます。

    そんな滝と湖の中から今回は2か所をご紹介します。

    目次:滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラフォールズの旅(クリックで開閉)



    レイク・イーチャム(イーチャム湖)

    ケアンズから南へ約70km。

    ギリス・レンジと呼ばれる険しい山道を越え内陸のテーブルランド方面へ進むと、1時間少々でレイク・イーチャム(イーチャム湖)に到着します。

    世界遺産の熱帯雨林のジャングルに囲まれた、レイク・イーチャムはこの地域に数多くある火口湖のひとつです。

    9100年以上も昔、地中のマグマの活動により沸騰した地下水脈から蒸気が発生し、その水蒸気爆発により地表にクレーター状の穴ができ、水が溜まって湖となったと考えられています。

    水深65mを誇る碧く澄んだこの湖は人気の遊泳スポットとなっており、湖面への階段状のステップや、カヌーを降ろすボートランプが整備されています。

    ライフセーバーなどは居ませんが、逆に危険な大型野生動物なども生息していません。

    湖岸にはバーベキュー施設も設置されており、週末にはピクニックを楽しむ家族連れで賑わいます。

    湖の周囲には一周2.9kmほどのレイク・イーチャム・サーキット・トラックが整備されており、ウォーキングやジョギング、バードウォッチングなどが楽しめます。

    バードウォッチングでは、湖の周辺に暮らす180種もの野鳥を観察することができます。

    個人で観光する場合には特に入場料や国立公園入園料を支払う必要はありません。

    観光地名

    レイク・イーチャム(Lake Eacham)

    場所

    レイクス・ドライブ、レイク・イーチャム QLD 4884 地図

    webサイト https://parks.des.qld.gov.au/parks/lake-eacham/about

    ミラミラ・フォールズ(ミラミラ滝)

    レイク・イーチャムからさらに南へ約35km、ケアンズからは約100kmほどの場所にミラミラ・フォールズはあります。

    ミラミラ・フォールズを含むミラミラ・ウォーターフォール・サーキット(別名:テリーザ・クリーク・ロード/ Theresa Creek Road)はこの地域の滝を巡る観光道路となっており、他にジリー・フォールズ(Zillie Falls)、エリンジャ・フォールズ(Ellinjaa Falls)を巡ることができます。

    18.3mの落差を誇るこの直瀑は、熱帯雨林のジャングルに囲まれたその美しさから、「オーストラリアで一番多く写真に収められた滝」と言われています。

    清流が流れ落ちるこの滝つぼの水温は低く、夏場には涼を求めて泳ぐ人たちで賑わいます。

    滝つぼへ落ちる水の奥へ周ることもでき、普段、なかなか見ることができない “滝の裏側” を見ることができます。

    ミラミラ・フォールズの「ミラミラ」という言葉は、この地域に住む先住民族アボリジニのマムー族の言語の「マレーマレー」が訛ってできたと言われています。

    語源となったこの単語は、現在では「ミラミラ・バイン/ Millaa Millaa Vine」と呼ばれるようになった赤い実をつけるツル植物を指しています。

    こちらもライフセーバーなどは居ませんが、危険な大型野生動物なども生息していません。

    駐車場やトイレも設置されており、気軽に観光を楽しむことができるようになっています。

    個人で観光する場合には特に入場料や国立公園入園料を支払う必要はありません。

    観光地名

    ミラミラ・フォールズ(Millaa Millaa Falls)

    場所

    ミラミラ・フォールズ・ロード、ミラミラ QLD 4886 地図

    webサイト https://www.athertontablelands.com.au/travel-directory/millaa-millaa-falls-2/

    おまけ:ネラダ・ティー・ハウス

    湖や滝で一日泳いだ後は、ケアンズへの帰り道にネラダ・ティー・ハウス(Nerada Tea House)の温かい紅茶でティータイムなんてどうでしょうか?

    ミラミラ・フォールズからは北へ34km、ケアンズからなら80kmほどの場所にネラダ・ティーの広大な茶畑があります。

    ネラダ・ティーの茶葉プランテーションは360ヘクタールもの面積を誇り、これはオーストラリア最大の茶畑となっています。

    ネラダ・ティーの歴史

    ネラダ・ティーの歴史は1882年にカッテン兄弟が北部クイーンズランド州にビンジル湾を発見したことから始まります。

    カッテン兄弟はこの地の火山性の土壌に農地としての可能性の高さを見出します。

    その4年後、カッテン兄弟はビンジル湾にオーストラリア初となる商業用茶畑を作りました。

    当時は茶葉だけでなく、コーヒーやスパイス、トロピカルフルーツなども栽培されていました。

    ところが1918年、巨大なサイクロンがこの地を襲い、茶畑はこの地より一掃されてしまいました。

    時は過ぎ1950年代、インドからアラン・マヌーフ博士がケアンズ近郊のイニスフェイルという小さな町に移住してきました。

    この地の熱帯気候がインドの茶葉の生産地の気候を思い起こさせ、マヌーフ博士はオーストラリアで紅茶産業を興すことにしました。

    マヌーフ博士はサイクロンで消えてしまったカッテン兄弟の茶葉プランテーションのことを聞きつけ、跡地を見つけようと探検に出かけます。

    彼は熱帯雨林の奥深くに野生化したお茶の木々を見つけ、そこから数百に及ぶ種を採取しました。

    マヌーフ博士はアサートン高原の麓にあるネラダ峡谷に130ヘクタールの土地を買い、採取してきたお茶の種を植え、茶畑を始めました。

    マヌーフ博士はお茶の木を栽培することに成功したのですが、効率的な茶葉の収穫方法の知識は持ち合わせてはいませんでした。

    そこで1960年代にその地域のメカニックと共同で機会による収穫方法を開発しました。

    これはオーストラリアの紅茶業界を生き抜くうえで非常に重要な方法となりました。

    マヌーフ博士はこの5トンもある茶葉収穫機械での収穫に成功しています。

    その後、貿易会社に出資してもらうことに成功し、オーストラリア初の茶葉精製工場を設立しました。

    一方、地域のビジネスマンたちがティー・エステート・オーストラリアという会社を立ち上げ、ネラダ・ティーからそれほど遠くないところで80ヘクタールの茶畑を始めます。

    1970年代に入るとマヌーフ博士はビジネスを継続させるだけの利益を上げられなくなり、ネラダ・ティーは閉鎖の憂き目にあいます。

    こうしてオーストラリアの紅茶産業のパイオニアであるマヌーフ博士は、紅茶業界から去ることになりました。

    皮肉にもネラダ・ティーの成功から生まれたティー・エステート・オーストラリアが今度はネラダ・ティーの資産を取得し、2つのプランテーションが合併することになります。

    新たに生まれたプランテーションはネラダ・ティーのブランドで紅茶を販売することになりました。

    新生ネラダ・ティーの誕生です。

    1980年代には国際的に有名な茶葉農家たちとジョイント・ベンチャーを立ち上げ、マランダの地に効率をさらに高めた茶葉精製工場を建設することを決定。

    クイーンズランド州も紅茶業界の発展をサポートし、1991年に新たな精製工場がオープンし、さらにその後、ブリスベンに商品のパッキング工場もオープンさせました。

    5品目だった商品は今日では85品目まで増え、紅茶のみならず緑茶や白茶(中国茶の一種)、そしてフルーツなどの香り付けをしたものまで幅広くスーパーマーケット等で販売されています。

    茶葉のプランテーションは360ヘクタール以上にまで大きくなり、毎年660万キロの新鮮な茶葉を精製工場へ出荷しています。

    これが150万キロの紅茶となって商品化されています。

    ビジターセンター (2025年2月現在休業中)

    ネラダ・ティーの茶畑に隣接し、ビジターセンターが建っています。

    こちらではネラダ・ティー・ブランドの様々な茶葉やティーバッグを購入できるティー・ショップ、様々なお茶と一緒にランチやデザートを楽しむことができるティーハウス、そして工場見学や体験学習ができるツアーが用意されています。

    ティー・ショップでは、スーパーマーケットでは売られていない限定パッケージの商品の他、お土産用の商品まで豊富な品揃えからショッピングすることができます。

    ティーハウスではお好みのお茶が楽しめます。

    おススメは「ネラダ・ティー・テイスティング・メニュー」で、紅茶、緑茶、白茶を含む5種類のお茶がカップルで$15ドルという破格でお楽しみいただけます。

    しかもそれぞれのお茶にひとつひとつのティーポットで出てきますので、飲みきれないほどのお茶が楽しめます。

    ツアーでは様々な体験や見学を楽しむことができます。

    ツアー名

    メイド・バイ・ユー :ご自身でお好きな紅茶のブレンドが作れます

    大人料金

    おひとり様A$55ドル

    学生料金(15-18歳)

    おひとり様A$32.50ドル

    子供料金(10-15歳) おひとり様A$27.50ドル

     

    ツアー名

    ウーロン・エクスペリエンス:ウーロン茶の精製過程を見学できます

    大人料金

    おひとり様A$40ドル

    子供料金(12-16歳) おひとり様A$27.50ドル

     

    ツアー名

    インフォメーション・ツアー:お茶の葉がどのように精製されるかを学び、実際の工場を見学します

    大人料金

    おひとり様A$15ドル

    学生料金(15-18歳)

    おひとり様A$12.50ドル

    子供料金(10-15歳) おひとり様A$8.50ドル

     

    ツアー名

    ファーム・ツアー :茶畑の見学をします

    大人料金

    おひとり様A$30ドル

    学生料金(15-18歳)

    おひとり様A$12.50ドル

    子供料金(10-15歳) おひとり様A$8.50ドル

    施設名

    ネラダ・ティー・ハウス(Nerada Tea House)

    場所

    933 Glen Allyn Road, QLD 4885 地図

    webサイト https://www.neradatea.com.au/

    ケアンズから行ける近郊の観光地シリーズのその他の記事は下記よりご覧いただけます。

    【2025年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その① – チラゴー・マンガナ洞窟群国立公園:チラゴー洞窟群とチラゴー精錬所跡

    【2025年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その② – ティナルー湖とダンバラ国立自然公園

    【2025年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その③ – ハーバートン・ヒストリック・ビレッジと花の村・ヤンガバラ

    【2025年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その④ – インノット温泉とウインディ・ヒル・ウインドファーム

    【2025年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑤ – 客車ホテルに泊まるアンダラ溶岩洞観光とサバンナランダー号の旅

    ケアンズの旅行手配

    トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    ケアンズを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    ケアンズ旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いケアンズ旅行になりますよ。

    ケアンズのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

    トラベルドンキーにお任せください!