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    オーストラリアの食物アレルギー対応|外食・食品表示・英語表現

    オーストラリアの食物アレルギー対応|外食・食品表示・使える英語表現

    オーストラリア旅行の楽しみの一つが、現地のレストランやカフェでの食事です。シーフード、ステーキ、カフェの朝食など、日本とは少し違った食文化を楽しみにしている方も多いでしょう。

    ただ、食物アレルギーがある方にとっては、料理にどのような食材が使われているか分からないことが、大きな不安につながります。

    日本語なら簡単に確認できることでも、英語で食材や調理方法を説明しなければならないとなると、少し緊張するかもしれません。

    オーストラリアには食物アレルギーに関する食品表示の法律があり、レストランやカフェにも、対象となるアレルゲンについて情報を提供する義務があります。

    しかし、メニューにアレルゲンの表示がないからといって、その食材が使われていないとは限りません。

    この記事では、オーストラリアの食品表示制度、レストランでのアレルギーの伝え方、グルテンフリーなどのメニュー表示、実際の注文で使える英語表現を紹介します。

    ナッツのアレルギーがあるんですが、オーストラリアのレストランでは料理に何が入っているか教えてもらえますか?
    はい。オーストラリアでは、対象となるアレルゲンについて飲食店が情報を提供するルールがあります。ただし、すべての料理がアレルギー対応できるわけではないので、注文前に必ず確認してくださいね。




    オーストラリアの食物アレルギー対応制度

    オーストラリアでは、オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(Food Standards Australia New Zealand/FSANZ)が食品に関する基準を策定しています。

    食品に含まれる特定のアレルゲンについては、食品基準法に基づく表示・情報提供のルールが定められています。

    これはスーパーで販売される包装食品だけでなく、レストランやカフェなどの飲食店にも関係する制度です。

    ただし、食品の販売方法によって、アレルゲン情報の提供方法が異なります。

    食品の種類 アレルゲン情報の確認方法
    スーパーなどの包装食品 原材料欄やアレルゲン表示を確認
    レストラン・カフェの料理 メニュー表示、またはスタッフへの問い合わせ
    ベーカリーの陳列商品 商品付近の表示、またはスタッフへの問い合わせ
    テイクアウェイ料理 店頭表示、または注文時にスタッフへ確認

    ここで知っておきたいのは、レストランのメニューに、すべてのアレルゲンを記載する義務はないということです。

    ただし、法律で申告が必要とされるアレルゲンについては、飲食店が食品の近くに情報を表示するか、利用客から求められた際に提供しなければなりません。

    例えば、メニューにピーナッツの表示がないからといって、その料理にピーナッツが使われていないとは判断できません。

    ニューサウスウェールズ州食品局(NSW Food Authority)は、客がアレルギーを伝えた場合、飲食店は適切な料理を提供できるか判断し、安全に対応できない場合はその旨を伝える必要があると説明しています。

    アレルギーがある場合は、メニューの表示だけに頼らず、注文前に必ずスタッフへ確認しましょう。

    オーストラリアで表示が義務付けられているアレルゲン

    オーストラリアでは、アレルギーなどの健康上の問題を引き起こす可能性がある特定の食品や成分について、表示が義務付けられています。

    旅行者が知っておきたい主な食材をまとめました。

    英語表示 日本語
    Peanut ピーナッツ・落花生
    Almond アーモンド
    Cashew カシューナッツ
    Walnut クルミ
    Hazelnut ヘーゼルナッツ
    Macadamia マカダミアナッツ
    Milk 乳
    Egg 卵
    Wheat 小麦
    Soy / Soya / Soybean 大豆
    Sesame ゴマ
    Fish 魚
    Crustacean 甲殻類(エビ、カニなど)
    Mollusc 軟体動物(イカ、タコ、貝類など)
    Lupin ルピン豆

    このほか、ブラジルナッツ、ピーカンナッツ、ピスタチオ、松の実などの特定の木の実類も、個別に表示する対象です。

    また、グルテンを含む場合の大麦、オーツ麦、ライ麦や、一定量以上添加された亜硫酸塩などについても表示上のルールがあります。

    注意したいのは、日本で表示義務のある食材と、オーストラリアで表示義務のある食材が完全には一致しないことです。

    例えば、日本ではよく知られているソバ(Buckwheat)は、オーストラリアの食品基準で個別のアレルゲン表示が義務付けられている食材には含まれていません。

    ソバアレルギーがある方は、パッケージの義務表示だけに頼らず、原材料欄全体を確認し、必要に応じてメーカーや飲食店へ問い合わせる必要があります。

    ルピン豆にも注意

    日本ではあまりなじみのないルピン豆ですが、オーストラリアでは小麦粉の代替原料として、パンや焼き菓子、グルテンフリー食品などに使われる場合があります。

    ルピン豆はマメ科の植物で、ピーナッツアレルギーがある方の一部では交差反応が起こる可能性があります。

    該当する方は、ルピン豆の摂取について出発前に医師へ確認しておくとよいでしょう。

    スーパーでは「Contains」の表示を確認しよう

    オーストラリアのスーパーで食品を購入する際は、パッケージ裏面の原材料欄を確認しましょう。

    2024年2月25日から、オーストラリアでは特定のアレルゲンを分かりやすい英語で表示する新しいルールが適用されています。

    この制度は「Plain English Allergen Labelling(PEAL)」と呼ばれます。

    2024年2月25日より前に製造・表示された食品については経過措置がありましたが、2026年2月25日で旧形式の表示による販売猶予期間が終了しています。

    新しい表示方式では、原材料欄に含まれる対象アレルゲンを太字で表示し、さらに「Contains」で始まるまとめ表示を設けることが原則です。

    例えば、次のような表示です。

    Contains: Milk, Wheat, Soy

    これは、乳、小麦、大豆が含まれていることを示しています。

    また、特定の木の実類は、単に「Nuts」とまとめるのではなく、アーモンドやカシューナッツなどの種類が分かるように表示されます。

    食品を購入するときは「Contains」だけでなく、原材料欄全体も確認することが大切です。

    表示義務の対象とならない食材や、独自の食物アレルギーの原因となる食材が使われている場合もあるためです。

    「May contain」の意味

    食品のパッケージには、次のような注意書きがあることもあります。

    May contain peanuts.

    これは「ピーナッツが含まれている可能性があります」という意味です。

    原材料として意図的に使用していなくても、製造工程や共用設備などを通じて混入する可能性がある場合に使われます。

    「May contain」は、法律で定められたアレルゲンの義務表示とは異なる、予防的な注意表示です。

    そのため、この表示がないからといって、交差接触のリスクが完全にないとは限りません。

    食物アレルギーがある方は、原材料欄と注意書きの両方を確認するようにしましょう。



    レストランでアレルギーを伝える方法

    オーストラリアのレストランでは、食物アレルギーがあることを注文前にはっきり伝えることが大切です。

    単に「この料理にピーナッツは入っていますか?」と聞くよりも、「私はピーナッツアレルギーがあります」と明確に伝えた方が、スタッフも調理上の注意が必要なことを理解しやすくなります。

    例えば、次のように伝えます。

    I have a peanut allergy. Can you prepare a meal without peanuts?

    「ピーナッツアレルギーがあります。ピーナッツを使わない料理を用意できますか?」という意味です。

    ただし、食材を取り除けば安全になるとは限りません。

    例えば、料理の上に載っているナッツを取り除いても、ソースや調味料にナッツが使われているかもしれません。

    また、同じ調理器具や油を使用することで、別の料理にアレルゲンが混入する可能性もあります。

    このような意図しない混入を、交差接触(Cross-contact)と呼びます。

    そのため、重いアレルギーがある場合は、食材だけでなく、調理器具や調理方法についても確認する必要があります。

    スタッフの回答が曖昧な場合は?

    スタッフが料理の原材料を十分に把握していないこともあります。

    その場合は、次のように伝えましょう。

    Could you please check with the chef?

    「シェフに確認していただけますか?」という意味です。

    それでも十分な説明を得られない場合や、安全に対応できるか分からない場合は、その料理を注文しない方が安心です。

    ニューサウスウェールズ州食品局も、食物アレルギーへの対応が不十分だと感じる場合は、責任者へ相談するか、別の店を選ぶよう勧めています。

    メニューにある「GF」「DF」「V」「VG」の意味

    オーストラリアのカフェやレストランでは、料理名の横に「GF」「DF」「V」「VG」などのアルファベットが表示されていることがあります。

    これらは、料理の特徴や食事制限への対応を示す略語です。

    表示 意味 注意点
    GF Gluten Free(グルテンフリー) 乳・卵・ナッツなどを含む場合がある
    DF Dairy Free(乳製品不使用) 店舗ごとに管理方法が異なる
    V / VEG Vegetarian(ベジタリアン) 乳製品や卵を含む場合がある
    VG / VE Vegan(ヴィーガン) ナッツ、大豆、小麦などを含む場合がある
    GFO Gluten Free Option(グルテンフリーへの変更可) 変更内容や調理方法の確認が必要

    これらの略語は広く使われていますが、すべての飲食店で統一されているわけではありません。

    特に「VG」などは店によって異なる意味で使われる場合があるため、メニューに凡例がない場合は確認してください。

    また、ヴィーガン料理だから乳アレルギーでも必ず安全、グルテンフリーだから小麦アレルギーでも必ず安全、というわけではありません。

    食事の種類を示す表示と、医学的な食物アレルギーへの安全性は、分けて考える必要があります。

    グルテンフリーと小麦アレルギーの違い

    オーストラリアでは、カフェやレストランでグルテンフリーのメニューを見かけることがあります。

    パンをグルテンフリーのものに変更できるカフェや、グルテンフリーのケーキを販売しているベーカリーなどもあります。

    ただし、グルテンフリーと小麦アレルギーは、必ずしも同じ意味ではありません。

    グルテンは小麦、大麦、ライ麦などに含まれるタンパク質の一種で、セリアック病の方などは厳密に避ける必要があります。

    一方、小麦アレルギーでは、小麦に含まれるさまざまなタンパク質がアレルギーの原因となります。

    そのため、グルテンフリーと表示された食品でも、小麦由来の成分が使用されている可能性を考慮する必要があります。

    また、料理自体がグルテンフリーでも、通常のパンと同じトースターで焼いていたり、共用の調理器具を使用していたりする場合があります。

    セリアック病など、グルテンの厳密な除去が必要な方は、注文時に調理環境も確認してください。

    アレルギーやセリアック病のために食事制限を行っている場合は、症状や診断内容に応じて、医師から指示された食品を避けることが大切です。




    意外な料理にもアレルゲンが含まれることがある

    オーストラリア旅行では、現地ならではの料理を楽しみたいものです。

    ただし、見た目では分かりにくいアレルゲンが使われている場合もあるため、注意しましょう。

    フィッシュ・アンド・チップス

    オーストラリアの定番料理、フィッシュ・アンド・チップス(Fish and Chips)。

    魚を使った料理なので、魚アレルギーの方はもちろん注意が必要ですが、衣には小麦や卵が使われている場合があります。

    また、魚やエビ、イカなどを揚げる油を、チップスと共用している店もあります。

    小麦、卵、魚、甲殻類などにアレルギーがある場合は、衣だけでなく、揚げ油や調理器具についても確認してください。

    タイ料理・中華料理などのアジア料理

    シドニーやメルボルンには、タイ料理、中華料理、ベトナム料理などのレストランが数多くあります。

    これらの料理では、ピーナッツ、ゴマ、大豆、小麦、甲殻類などがソースや調味料に使われることがあります。

    例えば、料理にエビの姿が見えなくても、エビを使ったペーストが調味料として加えられている場合があります。

    ソースやドレッシングなど、見た目では分かりにくい材料にも注意しましょう。

    カフェのケーキ・焼き菓子

    オーストラリアのカフェでは、ショーケースにケーキ、マフィン、クッキーなどが並んでいます。

    これらには、小麦、乳、卵、アーモンドなどのナッツ類が使われることがあります。

    特にグルテンフリーのケーキでは、小麦粉の代わりにアーモンド粉を使用している場合があります。

    ナッツアレルギーのある方は、グルテンフリーという表示だけで安心しないようにしてください。

    ヴィーガン料理

    植物性の食材だけを使った料理でも、ナッツ、大豆、ゴマ、小麦などのアレルゲンが含まれることがあります。

    例えば、乳製品を使わないチーズの代替品に、カシューナッツなどが使用される場合があります。

    植物性の料理だからといって、すべての食物アレルギーに対応できるわけではありません。

    ビュッフェ形式の食事

    ビュッフェでは、料理を取り分けるトングやスプーンを共用することがあり、別の料理の食材が混入する可能性があります。

    アレルギー・アンド・アナフィラキシー・オーストラリア(Allergy & Anaphylaxis Australia)も、重い食物アレルギーがある方に対し、ビュッフェの交差接触リスクに注意するよう案内しています。

    必要に応じて、別に調理した料理を用意できるか確認しましょう。

    QRコード注文やデリバリーでも直接確認を

    最近のオーストラリアでは、テーブルにあるQRコードをスマートフォンで読み取り、料理を注文するレストランやカフェも増えています。

    便利な仕組みですが、食物アレルギーがある場合は、注文画面の備考欄に記載するだけでは不十分な場合があります。

    ニューサウスウェールズ州食品局は、QRコードで注文する場合でも、スタッフへ直接アレルギーを伝えるよう勧めています。

    これは、入力した情報が厨房の担当者へ確実に伝わっているとは限らないためです。

    例えば、注文画面に「No peanuts」と入力しても、スタッフがアレルギーではなく、単なる好みや食材の変更希望として受け取る可能性があります。

    そのため、注文前に「I have a peanut allergy」と明確に伝え、対応可能か確認しましょう。

    ウーバーイーツ(Uber Eats)などのデリバリーサービスでも同様です。

    アプリの備考欄だけに頼らず、必要に応じてレストランへ直接電話し、食材や調理方法について確認することが大切です。

    最近はQRコードで注文する店も多いですが、アレルギーがある場合は直接スタッフに伝えた方がいいんですね。
    そうですね。注文画面に入力するだけでなく、スタッフにアレルギーがあることを伝え、厨房で対応できるか確認してください。分からない場合は無理に注文しないことも大切です。



    レストランで使える食物アレルギーの英語表現

    食物アレルギーがあることを英語で伝える場合は、難しい表現を使う必要はありません。

    自分がアレルギーのある食材を明確に伝え、料理に使用されているか、調理方法に問題がないか確認することが大切です。

    英語表現 日本語の意味
    I have a food allergy. 食物アレルギーがあります。
    I’m allergic to peanuts. ピーナッツアレルギーがあります。
    I’m allergic to milk and eggs. 乳と卵のアレルギーがあります。
    I’m allergic to prawns. エビのアレルギーがあります。
    Does this contain wheat? これには小麦が入っていますか?
    Could you check with the chef? シェフに確認していただけますか?
    Is there a risk of cross-contact? 交差接触の可能性はありますか?
    Is this cooked in the same oil as seafood? 魚介類と同じ油で調理していますか?
    Can you use separate cooking utensils? 別の調理器具を使っていただけますか?
    I have coeliac disease. セリアック病です。
    I’m sorry, but I can’t eat this. 申し訳ありませんが、これは食べられません。

    なお、オーストラリアではエビを「Prawn」と呼ぶことが一般的ですが、「Shrimp」でも通じます。

    また、日本語の「甲殻類アレルギー」を英語で説明する際に「Shellfish allergy」と言う場合がありますが、Shellfishには貝類などを含めて使うこともあります。

    特定の種類にアレルギーがある場合は、Prawns、Crab、Oystersなど、原因となる食材を具体的に伝える方が正確です。

    重い食物アレルギーがある場合は、次のような説明も役立ちます。

    I have a severe peanut allergy. Even a small amount can cause a serious allergic reaction.

    「重いピーナッツアレルギーがあります。少量でも深刻なアレルギー反応を起こす可能性があります」という意味です。

    ただし、こうした表現は実際のアレルギーの程度に合わせて使用してください。

    英語が苦手ならアレルギーカードを準備しよう

    食物アレルギーがある方は、英語でアレルギーの種類を説明したカードを準備しておくと便利です。

    オーストラリアのアレルギー支援団体、アレルギー・アンド・アナフィラキシー・オーストラリアでは、飲食店のスタッフにアレルギー情報を伝えるための「Chef Card」を無料で提供しています。

    Allergy & Anaphylaxis Australia — Chef Card

    カードには、自分が避けなければならない食材を英語で記入できます。

    注文時にスタッフへ渡し、厨房の担当者にも見てもらうことで、口頭だけの場合よりも正確に情報を伝えやすくなります。

    また、公式サイトでは日本語を含む複数の言語に対応したカードも案内されています。

    ただし、カードを渡すだけで、料理の安全性が保証されるわけではありません。

    スタッフが内容を理解しているか確認し、対応が難しい場合は別の料理やレストランを選ぶことも考えましょう。

    特に複数の食材にアレルギーがある方や、重いアレルギーがある方には、出発前の準備としておすすめです。

    食物アレルギーがある方が旅行前に準備しておきたいこと

    オーストラリア旅行で食物アレルギーがある場合は、食事の確認だけでなく、万一のときの対応も準備しておきましょう。

    ① 医師に旅行中の対応を相談する

    重い食物アレルギーがある方や、過去にアナフィラキシーを経験したことがある方は、出発前に医師と相談し、旅行中の緊急時対応を確認しておくことが大切です。

    処方されているアドレナリン自己注射薬などがある場合は、携行方法や有効期限も確認してください。

    ② 必要な薬を機内持ち込み手荷物に入れる

    緊急時に使用する薬は、預け荷物ではなく、すぐに取り出せる機内持ち込み手荷物に入れることが重要です。

    医薬品の持ち込みについては、航空会社の規則やオーストラリアの入国時の医薬品持ち込み条件も確認してください。

    英文の処方箋や診断書が必要かどうかは、薬の種類や旅行条件に応じて確認しましょう。

    ③ 海外旅行保険の補償内容を確認する

    海外旅行保険に加入する場合は、食物アレルギーによる緊急受診や、既往症に関連する治療がどのような条件で補償されるか確認しておきましょう。

    保険会社や契約プランによって、既往症の取り扱いが異なります。

    ④ ホテルやツアー会社へ事前に相談する

    ホテルの朝食や、食事付きの現地ツアーに参加する場合は、事前に食物アレルギーがあることを伝えましょう。

    ただし、アレルギー対応食を必ず用意できるとは限りません。

    特に食事があらかじめ決められているツアーや、地方の小規模な飲食施設では、対応可能な食材や調理設備に制限がある場合があります。

    予約前に対応の可否を確認しておくことをおすすめします。

    旅行中にアレルギー症状が出た場合の対処法

    食事の後に、呼吸困難、喉や舌の腫れ、急激な体調悪化などが現れた場合、アナフィラキシーという重いアレルギー反応の可能性があります。

    アナフィラキシーは命に関わる緊急事態です。

    オーストラリアの緊急通報番号は000です。

    アナフィラキシーが疑われる場合は、アドレナリン自己注射薬があれば直ちに使用し、000へ電話して救急車を要請してください。医師から指示された緊急時対応計画がある場合は、それに従ってください。

    本人は原則として横になり、立ったり歩いたりしないようにします。呼吸が難しい場合などは、医療機関の救急指示に従って姿勢を調整します。

    症状が一時的に改善した場合でも、救急医療による評価が必要です。

    なお、軽いかゆみや発疹だけに見えても、その後に症状が悪化する場合があります。

    体調の変化がある場合は、自己判断で放置せず、適切な医療機関へ相談しましょう。



    オーストラリアの食物アレルギー対応についてのよくある質問

    オーストラリアのレストランではアレルギー対応をしてもらえますか?

    食材の変更などに対応してくれる店もありますが、すべてのレストランがアレルゲンを除いた料理を提供できるわけではありません。注文前にアレルギーを明確に伝え、対応可能か確認してください。

    メニューにアレルギー表示がなければ安全ですか?

    いいえ。オーストラリアの飲食店では、メニューにすべてのアレルゲンを表示する義務はありません。食物アレルギーがある場合は、注文前にスタッフへ確認してください。

    グルテンフリーなら小麦アレルギーでも大丈夫ですか?

    必ずしもそうではありません。グルテンフリーと小麦アレルギーは異なるため、使用されている原材料や調理中の交差接触について確認する必要があります。

    ヴィーガン料理なら乳・卵アレルギーでも安心ですか?

    ヴィーガン料理は原則として動物性食材を使用しませんが、調理場で乳や卵などを扱っている場合があります。食物アレルギーへの安全性を保証する表示ではありません。

    QRコード注文でもアレルギーを伝える必要がありますか?

    はい。注文画面の備考欄に記載するだけでなく、スタッフへ直接アレルギーを伝え、厨房で対応できるか確認してください。

    英語でアレルギーを説明できない場合はどうすればよいですか?

    アレルギーのある食材を英語で記載したChef Cardを準備すると便利です。ただし、カードを提示するだけでなく、スタッフが内容を理解しているか確認することも大切です。

    まとめ|食物アレルギーは遠慮せず注文前に伝えよう

    オーストラリアでは、食物アレルギーに関する食品表示や情報提供のルールが定められています。

    スーパーの包装食品では、原材料欄や「Contains」で始まるアレルゲン表示を確認できます。

    一方、レストランやカフェでは、メニューにすべてのアレルゲンが記載されているとは限りません。

    食物アレルギーがある場合は、注文前にスタッフへ明確に伝え、料理に使用している食材や調理方法について確認することが大切です。

    また、グルテンフリーやヴィーガンといった表示だけで、安全性を判断しないようにしましょう。

    英語に不安がある方は、アレルギーカードを準備しておくと便利です。

    重いアレルギーがある場合は、必要な医薬品や緊急時の対応についても出発前に確認してください。

    少し準備しておくだけでも、現地での食事に対する不安を減らすことができます。自分のアレルギーに合った安全な食事を選びながら、オーストラリアの食文化を楽しんでください。

    公式サイト・参考情報

    情報確認日:2026年11月3日。この記事は旅行者向けの一般情報です。食物アレルギーの程度や必要な対応は人によって異なります。具体的な食事制限や緊急時の対応については、出発前に医師へご相談ください。



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