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  • ヴァージン・オーストラリア航空、東京(羽田)・ケアンズ線の運行中止を発表

    ヴァージン・オーストラリア航空、東京(羽田)・ケアンズ線の運行中止を発表

    2025年2月24日をもって、ヴァージン・オーストラリア航空は東京(羽田)とケアンズを結ぶ直行便の運行を中止すると発表しました。

    この決定は、需要の低迷により、同路線の商業的な継続が困難となったためです。この記事では、この運行中止の背景、需要の低迷と経済的影響、観光業への影響、そして今後の対策と展望について詳しく解説します。




    運行中止の背景

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2023年6月に東京(羽田)とケアンズを結ぶ新たな直行便を開設しました。この新しい路線は、クイーンズランド州政府の200百万ドルの航空投資基金の支援を受けて始まりました​。

    特に、ヴァージン・オーストラリア航空はこの路線を利用して、ケアンズ地域への観光客増加を図り、地域経済の活性化を目指していました。

    同航空会社のCEO、ジェーン・ハードリッカ氏は、東京(羽田)・ケアンズ線の運行開始を発表した際、非常に楽観的な見通しを示していました。「ヴァージン・オーストラリア航空は、持続可能な方法で日本市場への進出を果たすことを目指している」と述べ、特別運賃セールやキャンペーンを通じて多くの顧客を引き付けることに成功しました​​。

    しかし、予期せぬ需要の低迷が続きました。特に、新型コロナウィルスのパンデミック後の、日本からオーストラリアへ訪れる観光客の旅行需要の回復が遅れていることが影響しており、商業的に持続可能な運行が困難となったのです。

    同社は、「日本からオーストラリアへの渡航者数はゆっくりと回復している」としていますが、その数は依然として「コロナ以前のレベルを最大35%下回っている」と述べています。

    ハードリッカ氏は、「日本からの旅行需要が当初の予測を大きく下回っており、路線の商業的な継続が困難であることが明らかになった」と述べています​。

    ヴァージン・オーストラリア航空の発表では触れられていませんが、東京・ケアンズ線、大阪・ケアンズ線を運行する、LCCのジェットスター航空との料金競争による低収益、というのも原因の1つであると考えられます。



    経済的影響

    経済的には、この運行中止はケアンズ地域にとって大きな打撃となります。クイーンズランド州政府は、この路線が地域経済に年間約70百万ドルの経済効果をもたらすと期待していました。また、約680の雇用創出も見込まれていましたが、この運行中止により、これらの経済効果が失われることとなります​。

    ケアンズ地域の観光業界は、この路線がもたらす観光客増加の効果を大いに期待していました。ケアンズ空港のCEOであるリチャード・バーカー氏は、直行便の運行中止が地域の観光業にとって大きな打撃となると述べています。また、この路線は地域の経済回復を促進するための重要な要素であったとしています​。

    さらに、観光業界のリーダーたちは、この運行中止が地域の観光客誘致戦略に与える影響について懸念を示しています。特に、日本市場はケアンズ地域にとって重要な市場であり、多くの日本人観光客が同地域を訪れることを期待していました​ 。



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  • ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

    ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

    ヴァージン・オーストラリア航空は、主にオーストラリア国内線と近距離国際線を運航する、オーストラリア第2位クラスの航空会社です。

    カンタス航空のような伝統的フルサービスキャリアと、ジェットスター航空のようなローコストキャリアの中間に位置する「バリューキャリア」として、運賃の分かりやすさ、国内線ネットワーク、Velocity Frequent Flyerを強みにしています。

    日本路線については、2023年6月に東京(羽田)〜ケアンズ線で日本初就航しましたが、同路線は2025年2月24日をもって運航終了となりました。現在、ヴァージン・オーストラリア航空の自社便による日本直行便は運航されていません。

    ヴァージン・オーストラリア航空の、「ヴァージン」というブランド名を聞いたことがある、あるいはそのロゴを見たことがある人が多いと思います。

    これは、イギリスの大手航空会社、ヴァージン・アトランティック航空が1989年から26年もの間、ロンドン・ガトウィック空港と成田空港間を運航しており、それが多くの日本人の方の記憶には残っていると思います。

    ヴァージン・アトランティック航空は、2015年2月をもって日本路線の運航を終了し、現在は日本発着の自社運航便はありません。

    また、ヴァージン・グループの始まりであるヴァージン・レコード、グループの創業者であり伝説的な起業家でありながら、冒険家としても知られるリチャード・ブロンソンからその名を聞いた方も多いと思います。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、このヴァージン・グループの子会社として、2000年にヴァージン・ブルー航空として、オーストラリア国内線の運航を開始したのが始まりとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空の持株会社であるヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの影響を大きく受け、2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請を行いました。その後、ベインキャピタル(Bain Capital)の傘下で再建され、2025年6月にはオーストラリア証券取引所(ASX)へ再上場しました。

    現在は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、パース、アデレード、ホバートなど、オーストラリア国内主要都市を結ぶ国内線を中心に運航しています。日本路線は終了しましたが、日本在住の旅行者にとっては、オーストラリア到着後の国内移動で利用する機会が多い航空会社です。

    ここでは、日本在住の旅行者向けに、ヴァージン・オーストラリア航空の歴史、現在の国内線での使い方、チケット購入方法、手荷物、マイレージプログラム、ラウンジなどを、最新情報に合わせて紹介します。




    ヴァージン・オーストラリア航空の歴史

     ヴァージン・ブルー航空

    ヴァージン・オーストラリア航空は、「ヴァージン・ブルー航空」として、2000年8月に2機の航空機でLCC(ローコストキャリア)として運航を開始しました。

    この当時は赤色の機体に「virginblue.com.au」と当時のドメイン名と電話番号が大きく書かれた、いかにもLCCらしい機体塗装となっていました。この時のIATA(国際航空運送協会)の航空会社コードはDJでした。

    運航開始からおよそ1年後、ヴァージン・ブルー航空にとっては大きな追い風が吹きました。カンタス航空に続くオーストラリア第2位の大手航空会社であった、アンセット・オーストラリア航空が、2001年9月に経営破綻します。

    それにより空白、あるいは便数が減った路線への進出、空港のターミナルビルにできたスペースに大規模なチェックインカウンターの確保などを大胆に進めることができ、一気にそのオーストラリア国内線のシェアを拡大、オーストラリア第2位の足場を固めることができました。

    ヴァージン・ブルー航空

    アデレード空港に到着するヴァージン・ブルー航空のボーイング737 / Jimmy Harris from Melbourne, Australia.This file is licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 Generic license.

    国際線への進出

    ヴァージン・ブルー航空はオーストラリア国内線の専業航空会社として運航していましたが、後にヴァージン・パシフィック航空、Vオーストラリア航空などの子会社を設立してオーストラリアと海外を結ぶ国際線の運航を開始しています。

    ヴァージン・パシフィック航空は、オーストラリアとニュージーランド間の国際線、およびニュージーランド国内線の運航を目的にニュージーランドにヴァージン・ブルー航空の子会社として2004年に運航が開始されました。

    その後、ヴァージン・パシフィック航空は、ニュージーランド国内線から撤退し、オーストラリア・ニュージーランド間のフライトは、ヴァージン・オーストラリアへ移管されています。

    パシフィック・ブルー航空

    パシフィック・ブルー航空 / Author    Li Pang /  Creative Commons

    Vオーストラリア航空は、オーストラリアとアメリカ合衆国間の国際線の運航を目的に、オーストラリア国内に設立され、2009年よりシドニー・ロサンゼルス間のフライトの運航を開始しています。

    Vオーストラリアのオーストラリア・アメリカ合衆国間のフライトも、同様にヴァージン・オーストラリア航空へ移管、吸収されています。

    Vオーストラリア航空

    Vオーストラリア航空のボーイング777-300ER / Author    Duan Zhu, This file is licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 Generic license.

    ヴァージン・オーストラリア航空へ

    ヴァージン・ブルー航空は、カンタス航空傘下のジェットスター航空との激しい料金競争に悩むこととなります。

    2010年5月、カンタス航空より新しい最高経営責任者をヘッドハントし、LCC(ローコストキャリア)から、フルサービスの航空会社への転換を目指していきます。

    2011年2月にヴァージン・ブルー航空からヴァージン・オーストラリア航空への名前の変更、新しいユニフォームとビジネスクラスの座席が発表されました。

    2011年5月にヴァージン・オーストラリア航空への変更が行われ、現在の白い機体に赤い文字で「Virgin Australia」と書かれたデザインへの変更が順次実施されました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前身のヴァージン・ブルー航空時代の記憶から、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)のイメージが残っている人が多くいますが、現在はフルサービスとLCCの中間に位置するバリューキャリアとして運営されています。

    国内線では、Lite、Choice、Flex、Businessなどの運賃タイプにより、預け荷物、座席指定、変更条件、ラウンジ利用可否などが異なります。Choice、Flex、Businessには預け荷物が含まれますが、Lite運賃は預け荷物が含まれないため、予約時に条件確認が必要です。

    ヴァージン・オーストラリア航空

    ヴァージン・オーストラリア航空のボーイング737 / YSSYguy / CC BY-SA 3.0

    任意管理の申請、投資会社へ売却へ

    2020年3月よりオーストラリアでも新型コロナウイルスのパンデミックに襲われ、オーストラリア国内各都市でもロックダウンが実施、オーストラリア国境はもとよりオーストラリアの各州間の州境も閉鎖され、国際線だけではなく国内線までもがごく一部の路線・便数を除き運休するという、航空業界にとっては未曽有の危機に陥りました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2020年3月下旬には全ての国際線の運航を停止、2020年4月初旬には国内線もシドニー・メルボルン間の数便を残して運航を停止しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、元々新型コロナウイルスのパンデミック前から、LCC(ローコストキャリア、格安航空)のジェットスター航空と、フルサービスのカンタス航空との間に挟まれてその存在感を示せず、その業績は低迷を続けていました。

    そこに新型コロナウイルスの影響ヴァージン・オーストラリア航空にとどめを刺し、ヴァージン・オーストラリア・グループの持株会社のヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請を行いデロイトを管財人に指名、その管財人の下で事業の継続の道を模索しました。

    2020年6月にアメリカ合衆国の投資会社であるベインキャピタルへ、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの売却を決定、2020年11月に売却手続きと所有権の移転が完了し、現在もベインキャピタルがヴァージン・オーストラリア・ホールディングスのオーナーとなっています。

    経営破綻後もシドニー・メルボルン線など需要の多い極限られた路線と便数で、国内線の運航を継続、2021年10月頃よりオーストラリアのコロナ制限措置の緩和とあわせて、国内線の路線網、運航便数を拡大していきました。

    現在のヴァージン・オーストラリア航空

    現在のヴァージン・オーストラリア航空は、オーストラリア国内線を中心に、短距離国際線、Velocity Frequent Flyer、企業・レジャー需要を組み合わせて運営する航空会社です。機材は主にボーイング737系列で、国内線・短距離国際線を効率的に運航しています。

    2025年6月には、Virgin Australia Holdings LimitedとしてASXに再上場し、ティッカーコードはVGNとなりました。IPO規模はA$685 million、公開価格はA$2.90、上場時の時価総額は約A$2.3 billionと発表されています。



    ヴァージン・オーストラリア航空が日本初就航、羽田・ブリスベン開設(延期に)

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2020年3月29日に、日本初就航となる羽田・ブリスベン線を開始します。

    この羽田・ブリスベン線には、エアバスのA330-200が投入され、エコノミー255席、ビジネス20席となっています。

    週7便、毎日1便が運航され、羽田発ブリスベン行は夜行便となっており、朝にブリスベンに到着するため、そのままオーストラリア各地への乗継も可能になっています。

    ブリスベン発羽田行は日中便となっています。11:40発と比較的遅い時間の出発になっているので、シドニーやメルボルンからの乗り継ぎでも、利用できる時間となっています。

    ヴァージン・オーストラリア航空は本社をブリスベンに置くことからもわかるように、ブリスベン空港がハブ空港となっており、数多くの便がブリスベンとオーストラリア国内各都市を結んでいます。

    そのため、この羽田・ブリスベン線を利用して、オーストラリア各都市への乗り継ぎ、あるいは、オーストラリア各都市からブリスベンを経由してブリスベン・羽田線の利用など、オーストラリアの多くの都市でこの便の利用が可能になっています。

    便名 出発地 出発時間 到着地 到着時間
    VA 076 羽田 21:45 ブリスベン 07:45 +1
    VA 077 ブリスベン 11:40 羽田 20:00

    羽田・ブリスベン線の就航延期

    新型コロナウイルスに起因するオーストラリア政府の入国規制などの影響により、ヴァージン・オーストラリア航空は2020年6月14日まで、全ての国際線の運航を停止しました。

    そのため、この新規開設される羽田・ブリスベン線も、就航は2020年6月15日に延期されています。

    新型コロナウイルスの世界的な感染拡大をうけ、一度延期されて2020年6月15日に運航開始とされていた、羽田・ブリスベン線は再度再開時期を定めずに再延期して現在に至っています。

    ヴァージン・オーストラリア航空として、正式に運航を取りやめるという発表はされていませんが、現在もヴァージン・オーストラリア航空自体が厳しい経営状況であることから、オーストラリアと日本との行き来が可能となった後もその運航開始は疑問視されています。

    2022年12月、ヴァージン・オーストラリア航空は、羽田・ブリスベン線の代わりに、羽田・ケアンズ線を2023年6月より開始することを発表しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空が日本初就航、羽田・ケアンズ開設

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2023年6月28日から東京(羽田空港)・ケアンズ線の運航を開始しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、現在中・長距離の国際線で使われている、B787、A330などのワイドボディーの機材をもっていませんが、この羽田・ケアンズ線は主に国内線、近距離の路線で使用されているB737を使用します。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前述の通り2020年3月に羽田・ブリスベン線の開始を予定し、チケットの販売も行っていましたが、新型コロナウイルスの影響でオーストラリア、日本の双方で事実上の国境閉鎖、ヴァージン・オーストラリア航空の経営破綻もあり、無期限に延期となっていました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、その間も獲得していた羽田空港の発着枠を保持していましたが、経営破綻時に中・長距離の国際線で使用される全てのワイドボディー機を売却、羽田・ブリスベン線がどうなるか注目されていました。

    それを羽田・ケアンズ線に変更、使用機材はナローボディのB737で運航するという、関係者を驚かす内容でのヴァージン・オーストラリア航空の日本線就航開始となりました。

    羽田・ブリスベン線だと使用するB737では航続距離が足りないこと、また、4月より強力なライバルとなるカンタス航空が、同じ羽田・ブリスベン線に就航することもあり、ブリスベン線に代えてケアンズ線の運航を開始することになったようです。

    運航は1日1便、デイリーでの運航となり、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

    エコノミークラス、エコノミーXクラス、そしてビジネスクラスの3クラスが設定されています。

    2023年6月28日の運航開始時よりB737-700が使用されていましたが、ヴァージン・オーストラリア航空で新規に導入されるボーイング737 MAX 8が、2023年7月30日より東京(羽田)・ケアンズ線に導入されました。

    この新しく投入されたボーイング737 MAX 8では、8席のビジネスクラス、168席のエコノミークラスが設置され、そのうち30席は足元の広いエコノミーXとなります。

    便名 出発地 出発時間 到着地 到着時間
    VA 078 羽田 21:55 ケアンズ 06:25 +1
    VA 077 ケアンズ 13:15 羽田 20:00

    日本・ケアンズ線はジェットスター航空が、航空機の選択肢が増える事は大変喜ばしいことです。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、ローコストキャリアではないこと、小さい機材の使用で運航コストから安売りできないこと等により、ジェットスター航空より若干高い金額で販売されている日が多いようです。

    東京・ケアンズ線、2025年2月に運航中止に

    念願の日本路線に参入したヴァージン・オーストラリア航空ですが、2025年2月24日をもって東京/羽田空港・ケアンズ線を、運航中止とすることを発表しました。

    開始からわずか1年半で同路線の運航中止とする理由として、日本からオーストラリアへの旅行客の需要回復が大幅に遅れており、継続的に採算がとれる程になっておらず、持続的な運航の継続が困難であることをあげています。

    ヴァージン・オーストラリア航空のチケット購入方法

    ヴァージン・オーストラリア航空のWebサイトにて、オーストラリア国内線や一部近距離国際線の予約・購入が可能です。

    日本発着の自社運航便は現在ありませんが、日本からでも同社Webサイトでオーストラリア国内線を予約できます。表示言語は英語が中心で、予約操作も基本的に英語で行います。

    オーストラリア国内線は、基本的にオーストラリアドル建てで表示・決済されます。旅行会社や航空券比較サイト経由で購入する場合は、表示通貨、手数料、預け荷物条件を確認してください。

    運賃タイプにより、預け荷物、座席指定、変更・取消条件、ラウンジ利用可否が異なります。特にLite運賃は預け荷物が含まれないため、予約前に必ず運賃条件を確認してください。

    ヴァージン・オーストラリア航空の日本からの問い合わせ

    ヴァージン・オーストラリア航空では、国・地域別の問い合わせ番号を案内しています。2026年時点で、日本からの問い合わせ先として公式サイトに掲載されている番号は以下です。

    日本から:+61 7 3119 7089

    最新の問い合わせ方法、営業時間、オンラインフォーム、旅行代理店経由予約の対応方法は、公式サイトのContact usページで確認してください。




    ヴァージン・オーストラリア航空の持株会社と関連航空会社

    ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス・リミテッド

    ヴァージン・オーストラリア航空の親会社は、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス・リミテッド(Virgin Australia Holdings Limited)です。

    同社は2020年に任意管理入りし、ベインキャピタルの傘下で再建されました。その後、2025年6月にオーストラリア証券取引所(ASX)へ再上場し、ティッカーコードはVGNとなっています。

    上場後も、ベインキャピタル、Virgin Group、Queensland Investment Corporationなどが主要株主として残っています。再上場により、ヴァージン・オーストラリア航空は再び公開企業グループとして運営されています。

    グループには、ヴァージン・オーストラリア航空、ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空、Velocity Frequent Flyerなどがあります。タイガーエア・オーストラリア航空はすでに運航を終了しています。

    タイガーエア・オーストラリア航空

    タイガーエア・オーストラリア航空は、2007年に運航を開始したオーストラリア国内線のLCCでした。2013年にヴァージン・オーストラリア・ホールディングスが株式の過半数を取得し、その後完全子会社となりました。

    しかし、新型コロナウイルスの影響とヴァージン・オーストラリア・グループの再建に伴い、タイガーエア・オーストラリア航空は運航を終了しました。現在、ヴァージン・オーストラリア・グループ内にタイガーエアとして運航する航空会社はありません。

    タイガーエア・オーストラリア航空

    タイガーエア・オーストラリア航空のボーイング737 / Bidgee / CC BY-SA 3.0 au

    タイガーエア・オーストラリア航空のボーイング737 / Bidgee / CC BY-SA 3.0 au

    ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空

    ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空はパースを拠点とする地域航空会社です。

    1963年に創業されたスカイウエスト航空を前身とし、2013年にヴァージン・オーストラリア・ホールディングスが100%の株式を取得し、完全子会社となりました。

    パースと同州内、西オーストラリア州の各都市、およびパースとアデレード、ダーウィン、アリススプリングス等を小型の機材で運航しています。



    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラム

    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラムは、「Velocity Frequent Flyer」(ヴェロシティ・フリークエントフライヤー)です。

    ヴェロシティでは、ヴァージン・オーストラリア航空便のほか、提携航空会社、ホテル、レンタカー、クレジットカード、ショッピングなどでポイントを貯めることができます。ポイントは特典航空券、アップグレード、提携サービスなどに利用できます。

    ステータスは、Red、Silver、Gold、Platinum、Platinum Plusなどに分かれ、ステータスクレジットの獲得により上位ステータスを目指します。上位会員は、ラウンジ利用、優先チェックイン、優先搭乗、追加手荷物などの特典を受けられます。

    国内線・近距離国際線でのポイント

    ヴァージン・オーストラリア運航の国内線や近距離国際線では、運賃タイプや会員ステータスにより、Velocity PointsとStatus Creditsの積算条件が異なります。2026年現在は運賃タイプが細かく分かれているため、予約時に公式サイトで最新の積算条件を確認してください。

    提携航空会社

    Velocityは、ANA、Singapore Airlines、United Airlines、Air Canada、Virgin Atlanticなど、多くの航空会社と提携しています。日本在住の旅行者にとっては、ANAとの提携により、条件を満たす場合にポイント積算や特典利用の選択肢がある点が分かりやすいメリットです。提携内容は航空会社ごとに異なり、ポイント積算、特典航空券、ラウンジ利用、ステータス特典の対象条件が異なります。




    ヴァージン・オーストラリア航空の空港ラウンジ

    ヴァージン・オーストラリア航空では、オーストラリア国内の主要空港に、「ヴァージン・オーストラリア・ラウンジ」を設けています。

    軽食、ドリンク、Wi-Fi、ワークスペースなどが提供され、出発前に落ち着いて過ごすことができます。提供内容は空港や時間帯により異なります。

    この「ヴァージン・オーストラリア・ラウンジ」を利用するには、下記の4つの方法があります。

    ビジネスクラスの利用

    ヴァージン・オーストラリア航空のビジネスクラスを利用する場合、ラウンジを利用できます。

    ヴェロシティのプラチナ、ゴールド会員

    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラム、ヴェロシティ(Velocity)のプラチナ、またはゴールドの会員の方でヴァージン・オーストラリア運航便を利用する場合は、ラウンジを利用できます。

    ラウンジ会員

    年間会費を支払って、ヴァージン・オーストラリア・ラウンジの会員になることもできます。料金や入会条件は改定されるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

    ラウンジパスを購入

    空港や混雑状況により、1回限りのラウンジ利用パスを購入できる場合があります。料金や購入可否は変わるため、出発前または当日ラウンジで確認してください。近年の目安では、大人$65、子供$45程度で案内されることがあります。

    ヴァージン・オーストラリアのパース空港国内線のラウンジ / Author    Kgbo / Creative Commons



    ヴァージン・オーストラリア航空に関するよくある質問(FAQ)

    ヴァージン・オーストラリア航空は日本線を運航していますか?

    ヴァージン・オーストラリア航空は、東京(羽田空港)・ケアンズ線を、2023年6月28日から運航を開始しました。

    運航は1日1便、デイリーでの運航となり、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

    チケットの予約、購入は、ヴァージン・オーストラリア航空のWEBサイトより可能ですが、日本語のサイトはなく、英語のみのサイトとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、ケアンズからオーストラリア国内各都市に多くの便を就航しているため、ケアンズ経由でブリスベン、シドニー、メルボルンなどに乗り継ぐことも可能です。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)ですか?

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前身のヴァージン・ブルー航空時代の記憶から、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)のイメージが残っている人が多くいますが、現在はフルサービスの航空会社へ転換されています。

    基本料金には、国際線、国内線とも預け荷物料金が含まれています。

    日本からチケットを購入することは可能ですか?

    ヴァージン・オーストラリア航空のWEBサイトにて、日本線、オーストラリア国内線の予約・購入が可能です。居住国は関係ありませんので、日本からも購入可能です。

    2024年5月現在、「Japan (English)」という選択肢がありますが、英語のページに飛びます。

    情報紹介のみの日本語のページはありますが、予約に進むと英語のページになり、日本語で予約まで完結するサイトはありません。

    オーストラリア国内線、および最初の出発がオーストラリア国内の都市出発の国際線はオーストラリアドル建てとなります。

    最初の出発都市がオーストラリア国外の国際線は、その国の通貨建てとなります。

    例えば羽田発ケアンズの往復を購入した場合、「JPY」日本円建てとなります。

    一方ケアンズ発羽田往復で購入した場合は、復路の羽田発・ケアンズ行きも含めて「AUD」オーストラリアドル建てとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空には、マイレージプログラムはありますか?

    ヴァージン・オーストラリア航空では、ほかのフルサービスの航空会社と同様に、「Velocity」(ヴェロシティ)という自社のマイレージプログラムがあります。

    一般的なマイレージプログラムと同様、自社、提携航空会社便に乗るごとにポイントが積算されていく仕組みですが、オーストラリア国内線、および近距離国際線と長距離国際線と積算方法が異なります。

    オーストラリア国内線と近距離国際線は、「チケット購入金額」に対してポイントが与えられ、長距離国際線は「飛行距離」に対してポイントが与えられます。

    ヴェロシティは、全日空(ANA)、ユナイテッド航空、シンガポール航空、ヴァージン・アトランティック航空、エディハド航空、ハワイアン航空などと提携、これらの航空会社の運航する便に搭乗することにより、ヴェロシティにポイントを加算することが可能です。



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