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  • オーストラリアのガソリンスタンドの使い方|給油・支払い方法を解説

    オーストラリアのガソリンスタンドの使い方|給油・支払い方法を解説

    オーストラリアで初めてレンタカーを借りると、意外に緊張するのがガソリンスタンドでの給油です。

    日本のセルフ式ガソリンスタンドと似ていますが、細かい部分が違います。

    「最初にお金を払うの?」

    「給油してから店内へ行けばいい?」

    「91、95、98、E10って何?」

    「レギュラーはどれ?」

    「満タンにしたいとき、どうすればいい?」

    と迷う人も多いでしょう。

    オーストラリアではガソリンスタンドを一般に、サービス・ステーション(Service Station)、略してServoと呼ぶことがあります。

    給油そのものは基本的にセルフサービスです。

    多くの有人店舗では、

    自分で給油

    ↓

    ポンプ番号を確認

    ↓

    店内カウンターで支払い

    という流れです。

    ただし最近は、アプリで支払う方式、ポンプでカード決済する方式、給油前に金額を仮押さえする無人スタンドなどもあります。

    日本のように、最初に店内へ行って「満タン」とお願いするのでしょうか?
    通常の有人スタンドなら、自分で給油してから店内へ入り、「Pump 4, please」のようにポンプ番号を伝えて支払う方式が一般的です。ただし店舗によって支払い方法が違うので、ポンプに表示された案内を確認してください。

    そしてレンタカー利用者が最も注意したいのが、燃料の種類を間違えないことです。

    オーストラリアでは、

    91。

    95。

    98。

    E10。

    Diesel。

    などが同じポンプに並んでいることがあります。

    特にガソリン車へディーゼル、ディーゼル車へガソリンを入れる誤給油は、単なる小さなミスでは済まない場合があります。

    この記事では2026年10月時点の最新情報をもとに、オーストラリアでの給油方法、支払い、燃料の選び方、レンタカー返却前の給油、地方ドライブでの注意点まで、日本人旅行者向けに分かりやすく説明します。

    目次:オーストラリアのガソリンスタンドの使い方(クリックで開閉)




    まず結論|給油はこの順番

    一般的な有人ガソリンスタンドなら、次の順番で考えると分かりやすいでしょう。

    順番 すること
    1 給油口がポンプ側になるよう車を止める
    2 エンジンを停止する
    3 レンタカー指定の燃料を確認
    4 正しいノズルを選ぶ
    5 自分で給油する
    6 ノズルを元へ戻す
    7 ポンプ番号を確認する
    8 店内カウンターへ行く
    9 「Pump 4, please」などと伝える
    10 カードまたは現金等で支払う

    日本のセルフスタンドと一番違って感じるのは、給油後に店内で支払う店舗が多いことでしょう。

    給油が終わったら、そのまま車で出発してはいけません。

    必ず支払いが完了したことを確認してから出発してください。

    ガソリンスタンドは「Servo」

    日本ではガソリンスタンドと呼びますが、オーストラリアでは、

    Service Station。

    Petrol Station。

    という表現が一般的です。

    会話ではService Stationを縮めて、

    Servo

    と呼ぶこともあります。

    「近くにガソリンスタンドはありますか?」なら、

    Is there a servo nearby?

    でも通じます。

    基本はセルフサービス

    オーストラリアでは、スタッフが車まで来て給油してくれるスタンドは一般的ではありません。

    ドライバー自身が、

    車を止める。

    給油口を開ける。

    燃料を選ぶ。

    ノズルを差す。

    給油する。

    という作業をします。

    日本でセルフ式ガソリンスタンドを利用した経験があれば、それほど難しくありません。

    給油前に燃料種類を確認

    レンタカーでは、給油機へ車を入れる前に燃料の種類を確認してください。

    オーストラリアの一般的なガソリンスタンドでは、

    Unleaded 91。

    Premium 95。

    Premium 98。

    E10。

    Diesel。

    など複数の燃料が販売されています。

    値段が安いからといって、どれを入れてもよいわけではありません。

    レンタカーならどこを確認する?

    最初に確認したいのは、

    給油口のふた。

    車の取扱表示。

    レンタル契約書。

    キーに付いたタグ。

    などです。

    例えば、

    UNLEADED PETROL ONLY

    DIESEL ONLY

    MINIMUM RON 95

    などと表示されていることがあります。

    分からなければ車を借りるときに、

    What fuel does this car take?

    と確認してください。

    スマートフォンで表示を写真に撮っておくと、給油時に迷いません。

    PetrolとGasolineの違い

    日本人が覚えておきたい英語です。

    オーストラリアでは、アメリカ英語のGasolineやGasより、

    Petrol

    という言葉を使うのが一般的です。

    「ガソリン車」はPetrol Car。

    「ガソリンスタンド」はPetrol Station。

    となります。

    Gasと言うと、LPGなど別のガス燃料を連想させることもあるので、オーストラリアではPetrolを使うほうが分かりやすいでしょう。

    91・95・98・E10とは?

    細かい違いは次の記事で詳しく紹介しますが、最低限知っておきたいのは次の点です。

    表示 一般的な意味
    91 レギュラー無鉛ガソリン
    95 プレミアム無鉛ガソリン
    98 高オクタンのプレミアム無鉛ガソリン
    E10 エタノールを最大約10%含むガソリン
    Diesel ディーゼル車専用

    ニュー・サウス・ウェールズ州政府によると、オーストラリアの一般的なRegular UnleadedはRON 91です。

    Premium 95、Premium 98は、それぞれオクタン価95、98のガソリンです。

    E10はエタノールを約10%含みます。

    重要なのは、レンタカー会社・自動車メーカーが指定した最低オクタン価以上の燃料を入れることです。

    Dieselは別の燃料

    ディーゼル車には必ずDieselを入れます。

    日本の軽油に相当します。

    オーストラリアではSUV、4WD、商用車などにディーゼル車が多くあります。

    外観だけではガソリン車かディーゼル車か分からないので、レンタカーでは毎回確認してください。

    間違った燃料を入れたら?

    もし誤給油に気付いたら、エンジンを始動しないことが非常に重要です。

    ガソリン車へディーゼル。

    ディーゼル車へガソリン。

    などを入れてしまった場合は、車を動かそうとせず、レンタカー会社またはロードサービスへ連絡してください。

    エンジンを始動すると燃料がエンジン内部へ回り、修理費が大きくなる可能性があります。

    誤給油は通常の事故補償とは別扱いになるレンタカー会社もあります。



    1.給油機の横へ車を止める

    ガソリンスタンドへ入ったら、空いている給油機へ車を寄せます。

    英語では給油機を、

    Fuel Pump

    または単にPumpと呼びます。

    給油口がホース側に来るよう車を止めます。

    給油口は左右どちら?

    借りたばかりのレンタカーでは意外に分かりません。

    多くの車では、燃料計にあるガソリンスタンドのマーク横に小さな三角形が表示されています。

    三角が左なら左側。

    右なら右側。

    という車が多くあります。

    ただし車種によって表示方法が違うため、出発前に一度確認しておくのが確実です。

    2.エンジンを止める

    車を所定の位置へ止めたら、

    ギアをP。

    パーキングブレーキ。

    エンジン停止。

    という状態にします。

    給油中は火気厳禁です。

    喫煙もできません。

    現地の安全表示に従ってください。

    3.正しいノズルを選ぶ

    給油機には複数のノズルがあります。

    ノズルの色だけで判断しないことをおすすめします。

    ブランドによって色分けが違う可能性があるためです。

    91

    95

    98

    E10

    Diesel

    という文字そのものを確認してください。

    レンタカー指定の燃料と一致していることを確認してからノズルを取ります。

    4.ノズルを差して給油する

    給油口のキャップを外し、ノズルを奥まで差し込みます。

    レバーを握ると給油が始まります。

    給油機の画面には通常、

    Litres。

    Dollar Amount。

    などが表示されます。

    例えば、

    32.4 L

    $64.77

    のように、給油量と金額が増えていきます。

    満タンはどうする?

    日本のように「満タンボタン」を押す必要がない給油機が一般的です。

    ノズルを差してレバーを握り続けると、満タンになったところで自動的に給油が止まります。

    そこで終了します。

    自動停止したあと、さらに無理に燃料を追加し続ける必要はありません。

    給油が終わったらノズルを元の場所へ戻し、給油口のキャップを閉めます。

    5.ポンプ番号を確認

    ここは日本人旅行者が忘れやすいポイントです。

    店内で支払う場合、レジのスタッフへ自分が利用したポンプ番号を伝えます。

    給油機に、

    1。

    2。

    3。

    4。

    など大きな番号があります。

    例えば4番なら、

    Pump four, please.

    と伝えます。

    金額を覚える必要はありません。

    スタッフ側の画面にPump 4の給油金額が表示されています。

    6.店内で支払う

    有人スタンドでは、給油を終えたら店内へ入り、レジで支払います。

    ポンプ番号を伝え、カードまたは現金などで精算します。

    スタッフが、

    Anything else?

    と聞いてくることがあります。

    これは、

    「ほかに買うものはありますか?」

    という意味です。

    なければ、

    No, thanks.

    で問題ありません。

    カウンターで何と言う?

    例えば6番ポンプなら、

    Pump six, please.

    これだけで十分です。

    レシートが欲しければ、

    Could I have a receipt, please?

    と言います。

    レンタカー返却前の最後の給油では、レシートをもらっておくのがおすすめです。

    クレジットカードは使える?

    主要なガソリンスタンドでは、ビザ(Visa)、マスターカード(Mastercard)などのカード決済が広く利用されています。

    タッチ決済にも対応している店舗が多くあります。

    ただし日本発行カードではカード会社側の海外利用設定、利用可能額、不正利用検知などで承認されない可能性があります。

    レンタカー旅行なら、カードを複数枚持っておくと安心です。

    現金でも払える?

    スタッフのいる一般的な店舗なら現金を受け付けるところも多くあります。

    ただし店舗によってはキャッシュレス、無人、事前カード承認式などの場合があります。

    地方や深夜のセルフサービス施設ではカードが必要になることもあるため、現金だけでレンタカー旅行をするのはおすすめしません。

    Pay at Pump

    スタンドによっては、店内へ入らず給油機またはアプリで決済できます。

    英語では、

    Pay at Pump

    などと表示されます。

    ただし日本のクレジットカードがすべての機械で必ず使えるとは限りません。

    うまくいかなければ、有人店舗なら店内カウンターで支払えばよいでしょう。

    アプリで支払う方法

    オーストラリアでは大手ガソリンスタンド各社が、スマートフォンで燃料を支払えるサービスを提供しています。

    旅行者が必ず利用する必要はありません。

    数回しか給油しない旅行なら、通常どおり給油後に店内で払う方法が一番簡単です。

    アンポルのFuelPay

    アンポル(Ampol)の対応店舗では、アンポル・アプリのFuelPayを利用できます。

    現在の仕組みでは、アプリを開いて、

    店舗。

    ポンプ番号。

    支払方法。

    を確認してから給油します。

    給油後、ノズルを戻すと支払いが処理されます。

    現在のアンポルの案内では、このFuelPayについて事前の金額仮押さえは行わず、最終的な給油額が決済されます。

    セブン-イレブンのPay & Go

    セブン-イレブン(7-Eleven)では、対応店舗でMy 7-ElevenアプリのPay & Go Fuel Upを利用できます。

    こちらは給油前に、

    店舗。

    ポンプ番号。

    給油上限額。

    を選択します。

    指定した給油上限額がカードへ一時的に仮押さえされ、その後、実際に給油した金額だけが精算されます。

    例えば上限100豪ドルを選び、実際の給油が72豪ドルなら、最終的な購入額は72豪ドルです。

    カードの仮押さえとは?

    無人スタンドやアプリ決済では、給油前にカードへ一定額を仮押さえする方式があります。

    ホテルやレンタカーのデポジットと似た考え方です。

    100豪ドルを仮押さえされたからといって、100豪ドル分すべて給油したことにはなりません。

    実際の給油額が確定した後、不要な仮押さえが解除されます。

    銀行・カード会社によっては利用可能枠へ戻るまで少し時間がかかる場合があります。

    無人スタンドでは支払い方が違う

    地方には24時間利用できる無人式の給油所があります。

    こうした施設では、

    カードを読み込む。

    暗証番号を入力。

    給油金額を選択。

    カード承認。

    給油。

    という順番になることがあります。

    ユナイテッド・ペトロリアム(United Petroleum)が運営する一部のセルフサービス施設でも、給油前に金額を選択し、カードを事前承認してから給油する方式が導入されています。

    画面表示を確認して操作してください。

    価格表示の見方

    道路沿いの大きな看板には、

    91 199.9

    E10 195.9

    95 211.9

    98 219.9

    Diesel 205.9

    などと表示されます。

    この数字は、基本的に1リットルあたりのセント表示です。

    199.9とはいくら?

    例えば、

    199.9 cents per litre

    なら、

    1リットル=1.999豪ドル

    です。

    日本人には「199.9豪ドル」に見えるかもしれませんが、そうではありません。

    50リットル給油すれば、単純計算で約99.95豪ドルです。

    スタンドによって価格差が大きい

    オーストラリアの燃料価格は全国一律ではありません。

    同じ地域でもスタンドごとに価格が違います。

    またシドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パースでは、ガソリン価格が徐々に下がったあと短期間で大きく上昇する「価格サイクル」があります。

    数日前に見た価格と大きく違うことも珍しくありません。

    レンタカーを返す直前だからと空港のすぐ隣だけで探さず、少し手前のスタンドも比較すると安い場合があります。

    FuelCheckなどを利用

    オーストラリアでは州政府等がリアルタイムの燃料価格データを提供している地域があります。

    長距離ドライブでは、こうしたサービスを利用すると便利です。

    ニュー・サウス・ウェールズ州・ACT

    ニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)とオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory/ACT)では、FuelCheckを利用できます。

    現在地。

    町名。

    郵便番号。

    燃料種類。

    などから、各ガソリンスタンドの価格をリアルタイムで比較できます。

    長距離ルート上の安いスタンドを調べる機能もあります。

    西オーストラリア州

    西オーストラリア州(Western Australia)ではFuelWatchが便利です。

    州内すべての対象燃料小売店が翌日の価格を毎日報告し、その価格は翌朝6時から24時間固定されます。

    パースだけでなく地方の料金比較にも利用できます。

    クイーンズランド州

    クイーンズランド州(Queensland)では、ガソリンスタンドが燃料価格を政府の制度へ報告しています。

    政府はそのデータを利用する複数の燃料価格比較アプリ・ウェブサイトを案内しています。

    ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト周辺でレンタカーを利用するときにも便利です。

    南オーストラリア州

    南オーストラリア州(South Australia)でもリアルタイムの燃料価格情報を利用できます。

    州政府は複数の対応アプリ・ウェブサイトを案内しており、91、95、98、ディーゼル、E10など燃料種類別に比較できます。

    地方ドライブでは早めに給油

    オーストラリアの地方を走るときは、都市部の感覚で、

    「残り少なくなったら次のスタンドで入れればいい」

    と考えないほうが安全です。

    次の町まで100km以上。

    営業時間外。

    特定燃料が売り切れ。

    ということもあります。

    特に、

    アウトバック。

    西オーストラリア州北部。

    ノーザン・テリトリー。

    タスマニア地方部。

    長距離の国立公園周辺。

    などでは、燃料計が半分程度になった段階から次の給油場所を考えるくらいでもよいでしょう。

    夜間・24時間スタンド

    都市部には24時間営業のガソリンスタンドが多数あります。

    一方、地方では夜になると店舗が閉まることがあります。

    24 Hoursと表示されていても、夜間は店内が閉まり、カード式の無人給油だけという施設もあります。

    夕方以降に地方へ向かうなら、日中のうちに給油しておくと安心です。



    給油中の安全

    給油時には、

    エンジンを止める。

    パーキングブレーキをかける。

    喫煙しない。

    火気を近づけない。

    燃料を入れすぎない。

    現地の安全表示に従う。

    という基本を守ってください。

    ガソリンは可燃性の高い液体です。

    給油中に車へ何度も乗り降りすることも、静電気の観点から避けるよう案内されています。

    給油中のスマートフォン

    給油エリアでは、店舗の表示やアプリ側の安全指示に従ってください。

    例えばセブン-イレブンのPay & Goでは、ポンプ番号等をアプリで設定した後、給油中はスマートフォンを使用せず、車内へ戻ってから支払い完了通知を確認するよう案内しています。

    スマートフォンを使う必要がある場合も、給油ノズルを操作しながら使用しないようにしましょう。

    レンタカー返却前の給油

    一般的なレンタカー契約では、車を受け取ったときと同じ燃料量で返す必要があります。

    多くの場合は、

    満タンで受取

    ↓

    満タンで返却

    です。

    例えばハーツは、通常車両を満タンで貸し出し、事前燃料購入を選択していない場合は満タンで返却するよう案内しています。

    エイビスも通常は満タンで貸し出し、満タンで返却しない場合は給油料金がかかります。

    レシートを保管する

    レンタカー返却直前の給油レシートは捨てないでください。

    レンタカー会社から、

    「満タンではなかった」

    として給油料金を請求された場合、返却直前に給油した証明になります。

    エイビスも、満タンで返却したのに給油料金を請求された場合の異議申立てについて、返却日の給油レシートやカード明細を証拠として用意するよう案内しています。

    レシートと一緒に、返却時の燃料計もスマートフォンで撮影しておくとさらに安心です。

    レンタカーの事前燃料購入

    レンタカー会社によっては、車を借りるときに燃料1タンク分を事前購入するプランがあります。

    これを選ぶと、返却直前にガソリンスタンドを探す必要がありません。

    ハーツではFuel Purchase Optionを用意しています。

    便利ですが、使い残した燃料について通常返金されません。

    つまりタンクを半分残して返却すると、残った燃料分を得したことにはなりません。

    満タンで返さなかったら?

    レンタカー会社が給油し、

    燃料代。

    +

    給油サービス料金。

    を請求する場合があります。

    自分で近くのガソリンスタンドへ行って給油するより高くなることがあります。

    特に空港返却では時間がなくなりやすいので、返却営業所の10~20km手前でガソリンスタンドを探しておくと安心です。

    日本人旅行者がやりやすい失敗

    燃料種類を値段だけで選ぶ

    最安のE10がレンタカーに適合するとは限りません。

    Dieselを「高級ガソリン」と勘違いする

    まったく別の燃料です。

    ノズルの色だけで判断する

    文字・数字を確認しましょう。

    給油後、そのまま走り去る

    店内払いのスタンドでは未払いになります。

    ポンプ番号を忘れる

    店内へ行く前に確認。

    199.9を199.9豪ドルと考える

    1リットル199.9セント、つまり1.999豪ドルです。

    地方でギリギリまで給油しない

    次のスタンドが遠いことがあります。

    レンタカー返却時のレシートを捨てる

    少なくとも最終精算が確認できるまで保管しましょう。

    給油チェックリスト

    チェック 確認内容
    □ レンタカーの燃料種類を確認した
    □ 給油口が左右どちらか確認した
    □ エンジンを停止した
    □ ノズルの色ではなく91・95・98・E10・Dieselの文字を確認
    □ 満タンになったら自動停止で終了
    □ 給油後にポンプ番号を確認
    □ 店内払いなら支払い完了前に出発しない
    □ アプリ決済なら支払い完了を確認
    □ 地方では早めに給油
    □ レンタカー返却前のレシートを保管
    □ 返却時の燃料計を写真に残す

    初めてでも一度やれば簡単

    オーストラリアのガソリンスタンドは、日本と少し手順が違います。

    しかし難しくありません。

    一般的な有人スタンドなら、

    正しい燃料を確認。

    ↓

    自分で給油。

    ↓

    ポンプ番号を確認。

    ↓

    店内で支払い。

    これだけです。

    覚えておきたい英語も、

    Pump four, please.

    程度で十分です。

    一方で、最も気を付けたいのは燃料の種類です。

    オーストラリアには91、95、98、E10、Dieselなどがあります。

    レンタカーを受け取ったときに、指定燃料を確認してください。

    分からなければ、

    What fuel does this car take?

    と聞き、答えを写真に残しておけば安心です。

    また地方をレンタカーで旅行するときは、早めの給油を心掛けましょう。

    オーストラリアは日本より町と町の間隔が長く、夜には閉まるガソリンスタンドもあります。

    そしてレンタカー返却前の最後の給油では、

    満タン。

    レシート保存。

    燃料計の写真。

    の3つを行っておくと、後日の給油料金トラブルを防ぎやすくなります。

    「燃料種類」と「ポンプ番号」だけ忘れなければ、オーストラリアでの給油はそれほど難しくありません。

    一度経験すれば、2回目からはほぼ迷わず利用できるでしょう。

    よくある質問

    オーストラリアのガソリンスタンドはセルフですか?

    基本的には自分で給油するセルフサービスです。一般的な有人店舗では、自分で給油した後、店内カウンターでポンプ番号を伝えて支払う方式がよく使われます。

    給油前と給油後、どちらで支払いますか?

    一般的な有人スタンドでは給油後に店内で支払う店舗があります。一方、無人スタンド、アプリ決済、Pay at Pumpでは給油前のカード承認が必要な場合があります。給油機の表示に従ってください。

    オーストラリアでレギュラーガソリンは何番ですか?

    一般的なRegular Unleaded PetrolはRON 91です。ただしレンタカーによって95以上などの指定があるため、必ず車両の指定燃料を確認してください。

    E10は普通のレンタカーに入れても大丈夫ですか?

    E10対応車なら利用できますが、すべての車に適しているとは限りません。レンタカー会社または車両メーカーが指定した燃料を使用してください。

    199.9と表示されていたら、ガソリンはいくらですか?

    1リットル199.9セント、つまり1.999豪ドルです。50リットル給油すると単純計算で約99.95豪ドルになります。

    ガソリンスタンドで何と言えば支払えますか?

    使用した給油機が4番なら「Pump four, please.」だけで通じます。スタッフ側で給油額を確認して精算してくれます。

    間違ってディーゼルを入れてしまったらどうしますか?

    エンジンを始動せず、車を動かさないでください。レンタカー会社またはロードサービスへ連絡し、指示を受けてください。

    レンタカーは満タンで返却する必要がありますか?

    一般的には受取時と同じ燃料量で返却します。満タン貸出なら満タン返却が基本です。事前燃料購入プランを利用している場合などは条件が異なるため、レンタル契約を確認してください。

    返却前のガソリンのレシートは必要ですか?

    必須とは限りませんが、保管することをおすすめします。満タン返却後に給油料金を請求された場合、返却直前に給油した証明として利用できます。

    地方ではガソリンスタンドが少ないですか?

    地域によっては町と町の距離が長く、営業時間も限られます。アウトバックなどの長距離ドライブでは、燃料がかなり少なくなる前に早めに給油してください。



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  • オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説

    オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説

    オーストラリアでレンタカーを検索すると、料金の安さに驚くことがあります。

    ところが予約を進めていくと、

    「Excess」

    「Loss Damage Waiver」

    「Excess Reduction」

    「Zero Excess」

    など、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

    さらに営業所で、

    「事故の場合の免責額は数千豪ドルです」

    と言われて、初めて驚く人も少なくありません。

    オーストラリアのレンタカーで非常に重要なのが、エクセス(Excess=免責額・自己負担上限)です。

    レンタカー料金に基本的な補償が含まれていても、事故を起こしたときの自己負担が0豪ドルとは限りません。

    例えば、事故による車両損害について「最大5,000豪ドルまで利用者負担」という契約なら、その5,000豪ドルがエクセスです。

    そしてレンタカー会社では、追加料金を払って、このエクセスを小さくしたり0豪ドルにしたりする商品を販売しています。

    「保険付き」と書かれていれば、事故を起こしても支払いはないと思っていました。
    そこが一番分かりにくいところです。基本料金に補償が含まれていても、多くの場合は免責額があります。また、タイヤやガラス、車体下部などが別扱いになる商品もあるので、単に「保険付き」だけで判断しないことが大切です。

    さらに、日本の海外旅行保険やクレジットカード付帯保険に「レンタカー免責補償」が付いている場合もあります。

    この場合は、レンタカー会社の高額な追加補償を購入せず、事故時にはいったんレンタカー会社へ免責額を払い、後から保険会社へ請求するという方法も考えられます。

    ただし、旅行保険なら何でもレンタカー事故を補償するわけではありません。

    補償上限。

    対象となる車種。

    運転者登録。

    タイヤ・ガラス。

    単独事故。

    契約違反。

    など、条件を確認する必要があります。

    この記事では2026年10月時点のオーストラリアの大手レンタカー会社や旅行保険の案内をもとに、レンタカーの「保険」「免責額」「追加補償」の仕組みを日本人旅行者向けに整理します。




    まず結論|一番重要なのはExcess

    オーストラリアでレンタカーを予約するとき、一番確認したい数字は、車両の1日料金だけではありません。

    事故を起こした場合、自分はいくらまで負担する可能性があるのか。

    つまり、

    Excess(エクセス)

    です。

    項目 意味
    Rental Rate レンタカー基本料金
    LDW・CDW等 車両損害に対する基本的な責任軽減制度
    Excess 事故時などに利用者が負担する上限額
    Excess Reduction 追加料金で免責額を小さくする商品
    Zero Excess 対象となる損害の免責額を0にする商品

    レンタカー会社によって名称は異なります。

    また同じ会社でも、車種、営業所、予約プランによって金額が変わります。

    そのため「オーストラリアのレンタカー免責額は一律○豪ドル」と考えないでください。

    Excessとは?

    エクセスとは、日本の自動車保険でいう「免責額」に近い考え方です。

    レンタカーの損害について利用者の責任を一定額までに制限する制度があっても、その一定額までは利用者自身が負担する可能性があります。

    ユーロップカー(Europcar)は、契約条件を守っていることを前提に、事故・盗難などで利用者が負担する最大額をExcessとして説明しています。

    つまり、

    補償がある=自己負担0

    ではありません。

    免責額5,000豪ドルならどうなる?

    分かりやすく架空の例で考えてみましょう。

    レンタカー契約のExcessが、

    5,000豪ドル

    だったとします。

    事故を起こし、対象となる修理費が2,000豪ドルなら、最大5,000豪ドルという枠内なので、2,000豪ドルを負担する可能性があります。

    修理費が8,000豪ドルなら、契約条件を満たしている限り、利用者負担は最大5,000豪ドルまでに制限される、という考え方です。

    修理費 Excess 利用者負担の考え方
    1,000豪ドル 5,000豪ドル 最大1,000豪ドル
    3,000豪ドル 5,000豪ドル 最大3,000豪ドル
    8,000豪ドル 5,000豪ドル 原則最大5,000豪ドル

    ただし、これには重要な条件があります。

    レンタル契約の補償対象となる事故であることです。

    契約違反や補償除外項目に該当すると、この免責額による上限そのものが適用されない場合があります。

    基本料金には何が含まれる?

    大手レンタカー会社では、通常の料金に一定の車両損害に対する責任軽減制度が含まれていることがあります。

    例えばバジェット(Budget)では、すべてのオーストラリア国内レンタルにロス・ダメージ・ウェーバー(Loss Damage Waiver/LDW)が含まれ、車両の損失・損害に対する利用者の責任をStandard Excessまでに制限すると案内しています。

    シクスト(SIXT)でも、すべての予約にStandard Coverが含まれています。

    ただし、ここで注意したいのが、

    「基本補償あり」

    と、

    「免責0」

    はまったく違うということです。

    厳密には「保険」ではないことも

    日本では分かりやすく「レンタカー保険」と呼ぶことが多いのですが、レンタカー会社が販売する商品は、厳密には保険会社の保険そのものではなく、

    Waiver。

    Protection。

    Damage Reduction。

    など、レンタカー会社に対する損害賠償責任を軽減する契約の場合があります。

    そのため、

    「保険に入ったから何でも補償される」

    という考え方は避けてください。

    名称ではなく、契約条件と除外項目を見ることが重要です。

    CTPとレンタカー車両補償は別

    オーストラリアには、自動車登録に関連する強制的な対人補償制度があります。

    一般にCTP(Compulsory Third Party)と呼ばれます。

    しかしこれは、自分が借りているレンタカーの傷やへこみを無料で直してくれる制度ではありません。

    レンタカー会社の車両損害に対する責任と、第三者の人身損害への補償は分けて考える必要があります。

    LDW・CDWとは?

    予約画面でよく見るのが、

    LDW(Loss Damage Waiver)。

    CDW(Collision Damage Waiver)。

    です。

    会社によって名称や内容は違いますが、一般的にはレンタカーの損害について利用者の責任を一定額に制限する仕組みです。

    ユーロップカーではCDW等が料金に含まれる場合、事故・盗難時の最大責任額としてExcessが設定されると説明しています。

    バジェットでもLDWによって責任がStandard Excessまでに制限されます。

    Excess Reductionとは?

    標準免責額を小さくする追加商品です。

    例えば標準Excessが5,000豪ドルだった場合、追加料金を払って、

    5,000豪ドル

    ↓

    1,000豪ドル

    のように下げるイメージです。

    実際の金額は会社、車種、営業所、商品によって異なります。

    バジェットはExcess Reductionを、Standard Excessをさらに小さくする任意の追加商品として案内しています。

    Zero Excessなら完全に0円?

    ここも非常に重要です。

    「Zero Excess」という名称だけを見て、どんな事故でも絶対0豪ドルと思わないでください。

    対象となる損害について免責額を0にする商品であっても、

    タイヤ。

    ガラス。

    車内。

    車体下部。

    屋根。

    水没。

    誤給油。

    鍵。

    契約違反。

    などが別扱いになる場合があります。

    会社ごとの補償内容を見る必要があります。

    シクストの例

    シクストではStandard Coverが基本料金に含まれます。

    追加料金で、

    Reduced Excess。

    $0 Excess。

    などを選択できます。

    ただし2025年5月から商品構成が変更され、$0 Excessはタイヤ・ガラス損害を含まない商品となっています。

    タイヤ・フロントガラスなどを補償したい場合は、別途Tyre & Glass Protectionがあります。

    また、事故内容や営業所によってはSingle Vehicle Accident Feeが追加される場合があります。

    「$0 Excess」という言葉だけでは判断できない好例です。

    バジェットの例

    バジェットではLDWがすべてのオーストラリア国内レンタルに含まれます。

    そのうえで、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    などを追加できます。

    現在のバジェットの案内では、Zero Excessの商品では対象となる損害について免責額が0になり、タイヤ・窓ガラスも対象に含まれます。

    一方で、

    車体上部。

    車体下部。

    水による損害。

    など、契約上の除外が残ります。

    そのため「Zero」という名前でも、契約書の除外項目は必ず確認してください。

    エイビスの例

    エイビス(Avis)でも、参加営業所で、

    Excess Reduction。

    Zero Excess。

    といった追加補償を利用できます。

    またシドニー空港営業所では、レンタル開始時に予想レンタル料金に加えて、一般乗用車等について最大200豪ドルの追加プレオーソリゼーションをカードに設定すると案内しています。

    ここで注意したいのは、この200豪ドルの仮押さえと事故時のExcessは別物ということです。



    補償対象外になるもの

    レンタカー保険で最も注意したい部分です。

    追加補償を買ったからといって、すべての損害について責任がなくなるとは限りません。

    会社によって違いますが、代表的な注意項目は、

    タイヤ・ガラス。

    屋根。

    車体下部。

    水没。

    誤給油。

    鍵紛失。

    無断運転者。

    酒気帯び。

    禁止道路走行。

    故意・重大な過失。

    などです。

    タイヤ・ガラス

    飛び石によるフロントガラスの損傷や、タイヤのパンクは旅行中にも起こり得ます。

    しかし基本補償や一部のExcess Reductionでは別扱いになることがあります。

    シクストでは現在、Reduced Excessや$0 Excessとは別にTyre & Glass Protectionを用意しています。

    一方、バジェットの商品構成ではZero Excess等にタイヤ・窓ガラスが含まれる場合があります。

    会社によってまったく違う部分です。

    車体下部・屋根

    縁石。

    未舗装道路。

    低い障害物。

    駐車場の高さ制限。

    などで発生する可能性があります。

    標準補償や追加補償の対象外になる会社もあります。

    キャンピングカーや大型SUVでは特に屋根の損傷にも注意してください。

    冠水・水没

    オーストラリアでは大雨の際、地方道路が冠水することがあります。

    冠水道路へ進入して車が故障・水没した場合、通常の免責軽減が適用されないことがあります。

    道路が冠水していたら、無理に進まないことが大切です。

    誤給油・鍵紛失

    ガソリン車にディーゼルを入れる。

    ディーゼル車にガソリンを入れる。

    レンタカーの鍵を紛失する。

    車内へ鍵を閉じ込める。

    こうしたトラブルは事故とは扱いが違う場合があります。

    ユーロップカーでも、誤給油、鍵の紛失、タイヤトラブル、バッテリー上がりなどは通常の無料ロードサービス範囲外となり得るため、別のAssistance Plus商品を提供しています。

    走行禁止道路・契約違反

    契約条件で走行を禁止されている未舗装道路へ入った。

    ビーチを走行した。

    洪水区域へ進入した。

    登録されていない人が運転した。

    飲酒運転をした。

    こうした場合はExcessの上限が適用されず、損害額全体を請求される可能性があります。

    免責額は「契約を守って運転していること」が前提と考えてください。

    単独事故は別料金の場合も

    他の車との衝突ではなく、

    電柱。

    ガードレール。

    壁。

    駐車場の柱。

    などへぶつける事故を単独事故と呼びます。

    レンタカー会社によっては通常のDamage Excessとは別に、Single Vehicle Accident Feeが設定されることがあります。

    シクストは、契約内容や営業所によってSingle Vehicle Accident FeeがDamage Recovery Feeへ追加される場合があると明記しています。

    相手が悪くても免責額を払う?

    「自分に過失がなければ何も払わない」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

    事故直後には相手の責任が確定していないからです。

    例えばバジェットでは、第三者が事故原因だった場合でも、いったん契約上のExcessを利用者が負担し、その後責任が確定して相手方から損害を回収できれば返金すると案内しています。

    シクストでも、責任ある第三者またはその保険会社から損害を回収できた場合、Damage Recovery Feeを全額または回収割合に応じて返金するとしています。

    したがって事故時には、相手の、

    氏名。

    住所。

    電話番号。

    免許証情報。

    車両登録番号。

    保険情報。

    などを可能な範囲で確認することが重要です。

    海外旅行保険でExcessを補償できる?

    商品によってはできます。

    海外旅行保険には、

    Rental Vehicle Excess

    などの名称で、レンタカー会社へ支払った免責額を一定額まで補償するものがあります。

    例えばオーストラリアのアリアンツ(Allianz)の包括的な旅行保険では、契約条件を満たしたレンタカーの事故・盗難について、利用者が負担したExcess等を保険の上限まで補償する仕組みがあります。

    日本で加入する海外旅行保険やクレジットカード付帯保険にも似た補償がある場合があります。

    ただし商品ごとに条件は異なります。

    旅行保険は後払い精算が基本

    レンタカー会社のZero Excessと旅行保険のRental Vehicle Excess Coverには、大きな違いがあります。

    旅行保険を使う場合、多くは事故時に、

    レンタカー会社へまず自分で支払う

    ↓

    帰国後などに旅行保険会社へ請求

    という流れになります。

    つまり、レンタカー会社で追加補償を購入しなければ、事故時には数千豪ドルを一時的にカードで支払える利用枠が必要になる可能性があります。

    保険会社へ請求すれば、その場でレンタカー会社への支払いがなくなるわけではありません。

    補償上限に注意

    旅行保険のRental Vehicle Excessには上限があります。

    例えば、

    レンタカー会社のExcess:6,000豪ドル

    旅行保険の補償上限:5,000豪ドル

    なら、条件次第では差額部分が自己負担として残る可能性があります。

    オーストラリアのレンタカーでは標準免責額が数千豪ドルになることがあるため、旅行保険を利用するなら、レンタカー契約のExcess以上の補償上限があるかを確認してください。

    クレジットカード付帯保険

    一部のクレジットカードには海外旅行中のレンタカー免責補償があります。

    ただし、

    カードでレンタカー代を支払う必要がある。

    本会員だけが対象。

    家族カードは条件が違う。

    対象車種が限定される。

    補償上限がある。

    旅行前にカードで一定の旅行代金を支払う必要がある。

    など、条件はカードごとに異なります。

    「ゴールドカードだから大丈夫」と思わず、旅行前に保険規約を確認してください。

    レンタカー会社補償と旅行保険を比較

    レンタカー会社の追加補償 旅行保険のExcess補償
    追加費用 1日ごとに高くなることがある 旅行保険料に含まれる場合あり
    事故時 対象損害なら免責額をその場で軽減 まず自分で支払い、後日請求が一般的
    手続き 比較的簡単 保険金請求が必要
    利用可能枠 高額Excessの一時負担を避けやすい 数千豪ドルの一時支払いが必要になる場合
    補償内容 商品ごとに除外あり 保険約款ごとに除外・限度額あり

    どの方法がおすすめ?

    絶対的な正解はありません。

    旅行者の、

    レンタル日数。

    カード利用可能額。

    旅行保険の内容。

    事故時に英語で手続きできるか。

    安心をどこまで優先するか。

    によって変わります。

    分かりやすさと安心を重視するなら、レンタカー会社のExcess ReductionやZero Excess。

    費用を抑え、十分な旅行保険にすでに加入しているなら、そのレンタカー免責補償を利用する方法があります。

    1~2日だけ借りる場合

    短期間なら、レンタカー会社の追加補償を付けても総額との差がそれほど大きくならないことがあります。

    例えばグレート・オーシャン・ロードへ1日だけ行く。

    ケアンズ周辺を2日だけ走る。

    というケースです。

    事故時の高額な一時負担や保険金請求の手間を避けたい人には、レンタカー会社の追加補償は分かりやすい選択です。

    1週間以上借りる場合

    1日ごとのExcess Reduction料金を7日、10日と支払うと、追加料金がかなり大きくなることがあります。

    この場合、海外旅行保険やレンタカー免責専用商品との比較価値が高くなります。

    ただし「安いから外部保険」という判断だけではなく、補償上限と対象外損害を必ず確認してください。

    デポジットとExcessは別

    前の記事でホテルのカード仮押さえについて説明しましたが、レンタカーでもデポジットやプレオーソリゼーションがあります。

    ここで、

    デポジット

    と、

    Excess

    を混同しないでください。

    デポジット・仮押さえ Excess
    目的 料金等の支払保証 事故時の自己負担上限
    事故なし 未使用分は解除 通常支払わない
    金額 会社・車種・支払方法で異なる レンタル契約に記載

    エイビス・シドニー空港では、現在一般乗用車等についてレンタル予想額に加え最大200豪ドルのプレオーソリゼーションを設定すると案内しています。

    しかし事故時のExcessは、それとは別の金額です。



    事故を起こしたら何をする?

    事故時はレンタカー会社の指示に従ってください。

    基本的には、

    安全確保。

    負傷者確認。

    必要に応じ救急・警察へ連絡。

    相手車両の情報確認。

    写真撮影。

    レンタカー会社へ連絡。

    事故報告書提出。

    という流れです。

    自己判断でその場で修理代を相手へ払ったり、責任を全面的に認めたりしないよう、契約条件を確認してください。

    写真を必ず撮る

    安全が確保できる場合は、

    車両全体。

    損傷箇所。

    相手車両。

    ナンバープレート。

    道路。

    信号。

    標識。

    周囲の状況。

    などを撮影します。

    旅行保険へ請求するときにも役立つ可能性があります。

    警察への届け出

    事故の内容によっては警察への届け出が必要です。

    負傷者がいる。

    相手が情報交換を拒否。

    車が走行不能。

    重大な物損。

    盗難。

    などの場合は特に重要です。

    レンタカー会社や旅行保険から、警察のレポート番号や事故報告書を求められることもあります。

    旅行保険請求に必要な書類

    保険会社によりますが、一般的には、

    レンタカー契約書。

    事故報告書。

    レンタカー会社の最終損害明細。

    Excessを支払った証明。

    修理・損害報告。

    警察レポート。

    写真。

    などを求められる可能性があります。

    例えばカバー・モア(Cover-More)は、レンタカー免責補償の請求について最終損害・修理報告書を提出する必要があると案内しています。

    事故後にもらった書類はすべて保管しておきましょう。

    予約前に確認する項目

    確認 内容
    □ Standard Excessはいくらか
    □ Excess Reduction後はいくらか
    □ Zero Excessの料金
    □ タイヤ・ガラスは対象か
    □ 車体下部・屋根は対象か
    □ 単独事故追加料金があるか
    □ 未舗装道路の条件
    □ デポジット・仮押さえ額
    □ 旅行保険のRental Vehicle Excess上限

    営業所で確認する項目

    レンタカーを受け取る際は、契約書に表示されたExcessをもう一度確認してください。

    英語なら、

    What is my damage excess?

    事故時の免責額はいくらですか?

    Does this cover tyres and windscreen?

    タイヤとフロントガラスも対象ですか?

    Is there a separate single vehicle accident fee?

    単独事故の追加負担はありますか?

    Are there any roads I’m not allowed to drive on?

    走行禁止道路はありますか?

    この4点だけでも確認すると安心です。

    格安レンタカーで特に注意すること

    検索サイトで最も安いレンタカーを選んでも、最終的に最安とは限りません。

    例えば、

    基本料金は安い。

    しかし標準Excessが高い。

    Excess Reductionが高額。

    空港送迎が必要。

    走行距離制限がある。

    追加ドライバーが有料。

    という場合があります。

    「1日料金+必要な追加補償+手数料」の総額で比較してください。

    旅行で実際に起こり得る例

    例えばメルボルンで3日間レンタカーを借り、グレート・オーシャン・ロードへ行くとします。

    プランA

    基本料金は安い。

    Standard Excessは高額。

    追加補償なし。

    その代わり、海外旅行保険に十分なRental Vehicle Excess補償がある。

    事故時には、いったんレンタカー会社へExcessを支払い、その後保険会社へ請求します。

    プランB

    レンタカー会社でZero Excessを追加。

    1日料金は高くなる。

    しかし対象事故なら高額なExcessの一時負担を避けやすい。

    どちらが良いかは、追加補償料金と旅行保険の内容次第です。

    特に旅行保険を使うなら、

    「レンタカー免責額6,000豪ドル」

    に対して、

    「旅行保険上限5,000豪ドル」

    のような不足がないか確認してください。

    「1日料金」ではなく事故時の最大負担まで見る

    オーストラリアでレンタカーを予約するときは、料金比較サイトに表示される1日料金だけで決めないことが大切です。

    まず確認するのは、

    Standard Excessはいくらか。

    次に、

    追加料金でいくらまで下げられるか。

    そして、

    何が補償対象外なのか。

    を確認します。

    基本料金にLDWやStandard Coverが含まれていても、自己負担が0とは限りません。

    またZero Excessを購入しても、タイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、契約違反などが別扱いになる場合があります。

    さらに旅行保険にRental Vehicle Excess補償があれば、レンタカー会社の追加補償を購入しない方法もあります。

    ただしその場合は、事故時にいったん自分で数千豪ドルを支払い、後から保険会社へ請求する可能性があります。

    したがって、予約前には、

    レンタカー会社のStandard Excess。

    Excess Reduction・Zero Excessの価格。

    補償除外項目。

    旅行保険のレンタカー免責補償上限。

    自分のクレジットカードの利用可能枠。

    この5点を比較してください。

    特に覚えておきたいのは、

    「Excessが0」=「どんな事故でも自己負担0」ではない

    ということです。

    契約条件を守っていなければ、免責軽減そのものが適用されないことがあります。

    オーストラリアは日本と同じ左側通行で、レンタカードライブを楽しみやすい国です。

    保険と免責額の仕組みを出発前に理解しておけば、営業所で高額な追加補償を勧められても、その場で慌てず自分に必要なものを判断できるでしょう。

    よくある質問

    レンタカーのExcessとは何ですか?

    事故や盗難など対象となる損害が発生した場合に、レンタカー利用者が負担する可能性のある上限額です。日本の自動車保険でいう免責額に近い考え方です。

    レンタカー料金に保険は含まれていますか?

    大手ではLDWやStandard Coverなど一定の損害責任軽減制度が含まれる場合があります。ただし免責額が設定されているのが一般的で、事故時の自己負担が0とは限りません。

    Zero Excessなら事故を起こしても絶対0円ですか?

    必ずしもそうではありません。商品によってタイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、鍵、契約違反などが対象外になる場合があります。契約条件を確認してください。

    相手の過失100%でもExcessを払うことがありますか?

    あります。事故直後に責任が確定していない場合など、いったんExcessを負担し、その後レンタカー会社が相手方から損害を回収できれば返金される方式の会社があります。

    海外旅行保険でレンタカーの免責額を補償できますか?

    Rental Vehicle Excessなどの補償が付いている保険なら対象になる場合があります。ただし補償上限、対象車種、運転者、除外事項などの条件があるため、保険約款を確認してください。

    旅行保険があればレンタカー会社の追加保険は不要ですか?

    十分な免責補償がある場合は追加補償を購入しない選択もあります。ただし事故時にはいったんレンタカー会社へExcessを支払い、後日旅行保険へ請求する形が一般的です。

    デポジットとExcessは同じですか?

    違います。デポジットやプレオーソリゼーションは支払い保証のためカード利用枠を確保するものです。Excessは事故時の自己負担上限です。

    タイヤやフロントガラスはレンタカー保険で補償されますか?

    会社と商品によります。基本補償では対象外だったり、Zero Excessとは別にTyre & Glass Protectionが必要だったりする会社があります。予約時に個別確認してください。

    レンタカー保険で一番確認すべきことは何ですか?

    Standard Excessの金額です。そのうえで追加補償を付けた場合の免責額、タイヤ・ガラスなどの除外、単独事故、旅行保険の補償上限を確認すると比較しやすくなります。



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  • オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要?日本の免許で運転する条件

    オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要?日本の免許で運転する条件

    オーストラリア旅行でレンタカーを借りたい。

    そんなとき、最初に気になるのが、

    「日本の運転免許証だけで運転できるの?」

    「国際運転免許証は必ず必要?」

    という点ではないでしょうか。

    結論から言うと、日本の運転免許証は日本語で記載されているため、オーストラリアで運転する日本人旅行者は、日本の運転免許証に加えて、国外運転免許証、または認められた英語翻訳を用意する必要があると考えてください。

    ただし、オーストラリアは州ごとに運転免許制度があり、英語翻訳の扱いや海外免許で運転できる期間が少しずつ違います。

    さらに、法律上運転できる条件と、レンタカー会社が車を貸し出す条件も同じとは限りません。

    例えば州の法律上は正式な英語翻訳でも認められていても、レンタカー会社の貸出条件では国際運転免許証の提示を求められる場合があります。

    そのため、日本から短期旅行でレンタカーを利用するなら、最も分かりやすく確実なのは、

    日本の運転免許証

    +

    国外運転免許証(国際運転免許証)

    +

    パスポート

    を持参する方法です。

    国際運転免許証だけ持っていけば、日本の免許証はホテルに置いておいても大丈夫ですか?
    いいえ。国際運転免許証は日本の免許証の代わりになる独立した免許ではありません。運転するときは、有効な日本の運転免許証と国際運転免許証を一緒に携帯してください。

    この記事では2026年10月現在の州政府、警察庁、レンタカー会社の案内をもとに、日本からオーストラリアを訪れる短期旅行者がレンタカーを借りる場合に必要な免許、書類、年齢条件、保険、交通ルールなどを詳しく解説します。

    目次:オーストラリアのレンタカーと国際運転免許証(クリックで開閉)
    1. まず結論|日本人旅行者は何を持っていく?
    2. 国際運転免許証とは?
    3. 国際運転免許証だけでは運転できない
    4. 有効期間は1年間
    5. 日本でどこで取得する?
    6. 英語翻訳でも運転できる?
    7. 法律とレンタカー会社の条件は別
    8. レンタカー会社の実例
    9. レンタカー受取時に必要な書類
    10. 州によって条件が違う
    11. ニュー・サウス・ウェールズ州
    12. ビクトリア州
    13. クイーンズランド州
    14. 南オーストラリア州
    15. 西オーストラリア州
    16. ノーザン・テリトリー
    17. ACT
    18. タスマニア州
    19. 何歳からレンタカーを借りられる?
    20. 25歳未満は追加料金に注意
    21. 免許取得後すぐでも借りられる?
    22. クレジットカードは必要?
    23. レンタカーのデポジット
    24. レンタカー保険の基本
    25. 免責額とは?
    26. ロードサービスも確認
    27. オーストラリアは左側通行
    28. ラウンドアバウト
    29. 速度制限・スピードカメラ
    30. スマートフォン使用に注意
    31. 野生動物に注意
    32. 長距離運転は2時間ごとに休憩
    33. 有料道路はどう払う?
    34. 未舗装道路を走れる?
    35. 乗り捨てはできる?
    36. 大都市ではレンタカー不要なことも
    37. レンタカーが便利な旅行先
    38. グレート・オーシャン・ロード
    39. ケアンズ周辺
    40. パース・西オーストラリア
    41. ウルル周辺
    42. 車を受け取るときのチェック
    43. 返却時の注意
    44. 出発前チェックリスト
    45. 日本人旅行者なら国際運転免許証を取っておくのが安心
    46. よくある質問




    まず結論|日本人旅行者は何を持っていく?

    日本から短期旅行でオーストラリアへ行き、普通乗用車のレンタカーを利用するなら、次のものを用意するのがおすすめです。

    書類 必要性
    有効な日本の運転免許証 必須
    国外運転免許証 日本人旅行者は取得推奨
    パスポート 本人確認で必要になるのが一般的
    運転者本人名義のカード レンタカー会社により必要
    予約確認書 持参推奨

    特に覚えておきたいのは、国外運転免許証と日本の運転免許証は必ずセットという点です。

    国外運転免許証だけを提示しても、有効な日本の免許証がなければ運転資格を証明できません。

    国際運転免許証とは?

    一般に「国際運転免許証」と呼ばれていますが、日本の正式名称は国外運転免許証です。

    英語ではインターナショナル・ドライビング・パーミット(International Driving Permit)、略してIDPと呼ばれます。

    日本は1949年のジュネーブ条約加盟国で、日本の公安委員会が発給する国外運転免許証は、同条約に基づく様式です。

    日本の運転免許証に記載された運転資格を外国で分かる形にした書類と考えると分かりやすいでしょう。

    国際運転免許証だけでは運転できない

    国外運転免許証は、それ自体が独立した運転免許証ではありません。

    必ず、

    有効な日本の運転免許証

    と一緒に使用します。

    これはレンタカー会社の条件でも同様です。

    オーストラリアのエイビス(Avis)も、国際運転免許証は単独では有効な書類ではなく、元となる有効な国内免許証と一緒に携帯する必要があると案内しています。

    有効期間は1年間

    日本で発給される国外運転免許証の有効期間は、発給日から1年間です。

    ただし元になっている日本の運転免許証が、その前に失効・取消しになれば、国外運転免許証も効力を失います。

    日本の免許証の有効期限が旅行中に切れないかも確認しておきましょう。

    日本でどこで取得する?

    国外運転免許証は、日本の各都道府県の運転免許センターなどで申請します。

    必要書類や受付場所は都道府県によって異なるため、住所地の都道府県警察で確認してください。

    一般的には、

    日本の運転免許証。

    写真。

    パスポートなど海外渡航を確認できる書類。

    手数料。

    などが必要です。

    例えば千葉県警察では、運転免許センターで申請でき、パスポートと写真などの持参が必要と案内しています。

    旅行当日や出発直前ではなく、余裕を持って取得しておきましょう。

    英語翻訳でも運転できる?

    州によっては、国外運転免許証ではなく、正式な英語翻訳を利用できる場合があります。

    例えばニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)では、免許証が英語で書かれていない場合、英語翻訳または国際運転免許証を一緒に携帯するよう定めています。

    ビクトリア州(Victoria)も同様で、英語以外の海外免許の場合、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    つまり法律上は「国際運転免許証以外の方法」が認められている州があります。

    ただし旅行者がわざわざオーストラリアで認定翻訳を用意するより、日本出発前に国外運転免許証を取得するほうが簡単です。

    法律とレンタカー会社の条件は別

    非常に重要なポイントです。

    州政府が、

    「日本の免許証+認められた英語翻訳で運転可能」

    としていても、それだけで必ずレンタカーを借りられるとは限りません。

    レンタカー会社は独自の貸出条件を設定できます。

    年齢。

    免許取得からの期間。

    国際運転免許証。

    クレジットカード。

    保証金。

    車種。

    などについて、会社ごとに条件があります。

    レンタカー会社の実例

    エイビス・オーストラリアでは、運転免許証が英語以外で記載されている場合、国連の道路交通条約に基づく国際運転免許証など、認められた英語翻訳を一緒に提示するよう案内しています。

    シクスト(SIXT)でも、海外免許が英語ではない場合、英語の認証翻訳または国際運転免許証を受け付けるとしています。

    つまり日本語の免許証だけを持ってレンタカー営業所へ行くのは避けたほうがよいでしょう。

    レンタカー受取時に必要な書類

    一般的な日本人旅行者なら、

    持参するもの ポイント
    日本の運転免許証 原本・有効期限内
    国外運転免許証 日本の免許証とセット
    パスポート 本人確認
    クレジットカード等 契約者本人名義が基本
    予約確認書 料金・車種・保険条件確認用

    追加ドライバーがいる場合、その人も自分の運転免許証と必要な翻訳・国外運転免許証を提示する必要があります。



    州によって条件が違う

    オーストラリアでは運転免許制度を州・準州ごとに管理しています。

    短期の日本人旅行者について大まかに整理すると次のようになります。

    州・準州 短期旅行者の海外免許 日本語免許の場合
    ニュー・サウス・ウェールズ州 原則最大6か月 英語翻訳またはIDP
    ビクトリア州 原則6か月未満 英語翻訳またはIDP
    クイーンズランド州 有効な海外免許で旅行者は運転可 認められた英語翻訳を携帯
    南オーストラリア州 短期訪問者は有効な海外免許を利用可 英語翻訳またはIDP
    西オーストラリア州 旅行者は有効な海外免許を利用可 翻訳条件も事前確認推奨
    ノーザン・テリトリー 旅行者は原則最大3か月 IDPまたは認められた英語翻訳
    ACT 旅行者は海外免許を利用可 IDPまたは正式な英語翻訳
    タスマニア州 旅行者・一時ビザ保持者は海外免許を利用可 必要に応じIDPまたは英語翻訳

    長期滞在者や永住者は条件が変わるため、この表は短期観光客を前提としています。

    ニュー・サウス・ウェールズ州

    シドニーを含むニュー・サウス・ウェールズ州では、海外からの一時的な旅行者は、条件を満たせば海外免許で最大6か月運転できます。

    免許証が英語でない場合は、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    運転中は海外免許証も携帯します。

    ビクトリア州

    メルボルンを含むビクトリア州では、6か月未満の短期滞在なら、有効な海外免許を使用できます。

    日本語の免許証の場合は、英語翻訳または国際運転免許証を一緒に携帯します。

    グレート・オーシャン・ロードをレンタカーで走る日本人旅行者にも、この条件が関係します。

    クイーンズランド州

    ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズを含むクイーンズランド州では、旅行者は有効な海外免許で運転できます。

    州政府は、免許が英語ではない場合、認められた英語翻訳を携帯するよう案内しています。

    レンタカー会社の条件も考えると、日本人旅行者は国外運転免許証を用意しておくのが分かりやすいでしょう。

    南オーストラリア州

    アデレードなどを含む南オーストラリア州では、短期旅行者は有効な海外免許で、その免許が認めている種類の車を運転できます。

    日本語の免許証の場合、英語翻訳または国際運転免許証が必要です。

    州政府は、国際運転免許証だけではなく、自国の運転免許証も一緒に携帯するよう明記しています。

    西オーストラリア州

    パースなどを含む西オーストラリア州でも、海外からの旅行者は有効な海外免許で運転できます。

    西オーストラリアは都市を離れると移動距離が非常に長くなるため、免許条件だけでなくレンタカー会社の走行地域制限も確認してください。

    ノーザン・テリトリー

    ウルル周辺とは行政区域が異なる部分もありますが、ダーウィンなどを含むノーザン・テリトリーでは、旅行者が海外免許で運転できる期間は原則3か月です。

    免許が英語以外の場合は、旅行前に国際運転免許証を取得するか、認められた英語翻訳を携帯します。

    ACT

    キャンベラ(Canberra)のあるオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory/ACT)では、短期旅行者は有効な海外免許を利用できます。

    日本語の免許証なら、国際運転免許証または正式な英語翻訳を一緒に携帯します。

    タスマニア州

    タスマニア州(Tasmania)では、海外からの旅行者や一時滞在ビザ保持者は、有効な海外免許を利用できます。

    英語でない免許証については、必要に応じ国際運転免許証または認定された翻訳を用意します。

    タスマニアはレンタカー旅行との相性が非常に良い場所なので、日本出発前に免許関係を準備しておくと安心です。

    何歳からレンタカーを借りられる?

    法律上運転できる年齢と、レンタカー会社が車を貸す最低年齢は別です。

    大手レンタカー会社では、一般的な車種について21歳以上を最低年齢としている会社が多くあります。

    例えばシクスト・オーストラリアでは最低21歳。

    ハーツ(Hertz)も原則21歳以上としています。

    ただし高級車、大型車、特定のSUVなどは25歳以上など、より高い最低年齢が設定されることがあります。

    25歳未満は追加料金に注意

    21~24歳のドライバーには、ヤング・ドライバー・サーチャージと呼ばれる追加料金がかかる会社があります。

    追加運転者も対象になる場合があります。

    24歳以下なら、表示されたレンタカー料金だけではなく、年齢追加料金まで含めて比較してください。

    免許取得後すぐでも借りられる?

    レンタカー会社によっては、「免許を一定期間以上保有していること」という条件があります。

    例えばハーツ・オーストラリアは、運転者が現在の有効な免許を原則として12か月以上保有していることを条件としています。

    シクストでも車種などによって、免許を1年以上保持していることが必要になる場合があります。

    免許取得直後の旅行者は特に確認してください。

    クレジットカードは必要?

    レンタカーでは車両代とは別に、保証金を確保するためカードが必要になることがあります。

    クレジットカードまたはデビットカードを受け付ける会社もありますが、

    車種。

    営業所。

    予約方法。

    によって条件が違います。

    海外旅行では十分な利用可能枠のあるクレジットカードを持って行くと使いやすいでしょう。

    レンタカーのデポジット

    ホテルと同じように、レンタカーでもカードの利用可能枠を一時的に確保する場合があります。

    車両料金とは別の保証金です。

    レンタカー会社や車種によって金額は異なります。

    ホテルの仮押さえとレンタカーの保証金が同時に重なる可能性もあるので、カードの利用可能額には余裕を持たせておきましょう。

    レンタカー保険の基本

    レンタカー料金には、一定の車両損害に対する免責制度などが含まれていることがあります。

    ただし「事故を起こしても無料」という意味ではありません。

    契約内容によっては高額な免責額が設定されています。

    予約するときは、

    車両損害。

    盗難。

    第三者損害。

    タイヤ。

    ガラス。

    屋根。

    車体下部。

    単独事故。

    など、どこまで補償されるか確認してください。

    免責額とは?

    エクセス(Excess)と呼ばれる金額です。

    例えば免責額が5,000豪ドルなら、事故内容によっては最大5,000豪ドル程度まで利用者負担になる可能性があります。

    追加料金を払って免責額を下げる商品もあります。

    安いレンタカーを見つけたときは、基本料金だけでなく免責額も確認してください。

    ロードサービスも確認

    通常の車両故障と、利用者側のミスでは扱いが違う場合があります。

    例えば、

    鍵の閉じ込み。

    バッテリー上がり。

    ガス欠。

    タイヤのパンク。

    紛失した鍵。

    などは通常の故障サポートとは別料金になることがあります。

    地方を長距離ドライブするなら、ロードサービスの内容も確認しておきましょう。



    オーストラリアは左側通行

    日本人にとって運転しやすい点のひとつです。

    オーストラリアも日本と同じ左側通行。

    レンタカーも右ハンドルが一般的です。

    アメリカやヨーロッパ大陸で運転するより違和感は少ないでしょう。

    ただしウインカーとワイパーの位置が日本車と逆の車もあります。

    出発前に操作を確認してください。

    ラウンドアバウト

    日本より圧倒的に多いのがラウンドアバウトです。

    基本的には、すでにラウンドアバウト内を走行している車へ道を譲ります。

    進行方向や車線によってウインカーの使い方も決められています。

    慣れない場所では、交差点へ入る直前にナビを見るのではなく、早めに進行方向を確認しておきましょう。

    速度制限・スピードカメラ

    オーストラリアでは速度違反の取締りが厳しく、固定式・移動式のスピードカメラが多数あります。

    制限速度は道路標識に従ってください。

    同じ道路でも市街地へ入ると速度制限が変わることがあります。

    レンタカー利用中の違反では、罰金に加えてレンタカー会社から事務手数料を請求されることもあります。

    スマートフォン使用に注意

    運転中の携帯電話使用についても厳しい規制があります。

    日本で普段使っている感覚でスマートフォンを手に持ってナビを確認しないようにしましょう。

    出発前にスマートフォンホルダー、ナビ、音声案内をセットし、走行中に操作する必要がない状態にしておくのがおすすめです。

    野生動物に注意

    都市部を離れると、カンガルー、ワラビーなどの野生動物が道路へ飛び出すことがあります。

    特に夜明けと夕暮れ前後は注意が必要です。

    ビクトリア州政府も海外旅行者向けに、夜明け・夕暮れ時は野生動物に注意するよう案内しています。

    慣れない地方道路を夜間に長距離運転する旅程は、できるだけ避けたほうが安全です。

    長距離運転は2時間ごとに休憩

    オーストラリアでは、地図で見る以上に距離があります。

    「次の町まで100km」ということも珍しくありません。

    ビクトリア州政府は旅行者へ、2時間ごとに休憩することを勧めています。

    眠気を感じてから休むのではなく、最初から休憩場所を旅程に入れてください。

    有料道路はどう払う?

    シドニー、メルボルン、ブリスベン周辺には有料道路があります。

    料金所で現金を払う方式ではなく、電子的にナンバープレートやタグを読み取る道路が一般的です。

    レンタカー会社ごとに精算方法があります。

    例えばシクストでは車両に電子的な有料道路決済システムを用意し、利用料金を登録したカードへ請求する仕組みを案内しています。

    営業所で車を受け取るときに、有料道路料金がどう処理されるか確認しておきましょう。

    未舗装道路を走れる?

    レンタカーだからどこへでも走れるわけではありません。

    一般的な乗用車では、未舗装道路、ビーチ、冠水道路、一部の遠隔地などへの走行が禁止されている場合があります。

    4WDを借りても、すべての未舗装道路が自動的に許可されるとは限りません。

    アウトバック、国立公園、遠隔地へ行く場合はレンタカー契約条件を確認してください。

    禁止区域で事故を起こすと、補償対象外になる可能性があります。

    乗り捨てはできる?

    多くの大手レンタカー会社では、別の営業所へ返却するワンウェイ・レンタルが可能です。

    例えば、

    メルボルンで借りる。

    グレート・オーシャン・ロードを走る。

    アデレードで返却。

    という旅行も可能な場合があります。

    ただし乗り捨て料金がかかることがあります。

    遠距離では料金が高額になるケースもあるので予約時に確認してください。

    大都市ではレンタカー不要なことも

    レンタカーが便利だからといって、旅行期間中ずっと借りる必要はありません。

    シドニー中心部。

    メルボルン中心部。

    ブリスベン中心部。

    では公共交通が充実しています。

    ホテル駐車場も有料のことが多く、市内運転や駐車場所探しが負担になる場合があります。

    例えばシドニー3泊なら、最初の2日は公共交通。

    ブルーマウンテンズへ行く日だけレンタカー。

    という使い方もできます。

    レンタカーが便利な旅行先

    一方、レンタカーの自由度が高い場所もあります。

    代表的なのは、

    グレート・オーシャン・ロード。

    ヤラ・バレー。

    マーガレット・リバー。

    タスマニア。

    ケアンズ~ポート・ダグラス。

    郊外の国立公園。

    などです。

    グレート・オーシャン・ロード

    オーストラリアでレンタカードライブを楽しみたい人に人気のルートです。

    オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、メルボルンから東側のトーキーを経由して西へ走れば、自分の走行車線が海側になります。

    ただし道路はカーブが多く、ポート・キャンベルまで海岸線を走り続けると長時間運転になります。

    運転に自信がなければツアーも検討してください。

    ケアンズ周辺

    ケアンズからポート・ダグラス(Port Douglas)へ向かうキャプテン・クック・ハイウェイは、美しい海岸線を走るドライブとして人気です。

    パーム・コーブ。

    ポート・ダグラス。

    デインツリー。

    などを自由に回りたい場合、レンタカーが便利です。

    パース・西オーストラリア

    パース(Perth)から郊外へ出る旅行でもレンタカーが活躍します。

    ピナクルズ。

    マーガレット・リバー。

    海岸沿いの町。

    など、公共交通だけでは回りにくい場所があります。

    ただし西オーストラリアは距離が長いため、1日の走行距離を欲張らないことが大切です。

    ウルル周辺

    ウルル(Uluru)周辺もレンタカーを利用できます。

    ただし日の出前、日没後に移動することが多く、暗い道路や野生動物には注意が必要です。

    また国立公園内には文化的に重要な場所や立入・撮影上の注意点があります。

    初めてなら現地ツアーを利用する方法も便利です。

    車を受け取るときのチェック

    営業所を出る前に確認してください。

    確認 内容
    □ 車体の傷を写真・動画で記録
    □ 燃料の種類
    □ 返却時の燃料条件
    □ 免責額
    □ 有料道路料金の処理方法
    □ 緊急連絡先
    □ 走行禁止地域
    □ スペアタイヤ・パンク対応
    □ 追加ドライバーが登録済みか

    車体の傷は、営業所を出る前にスマートフォンで一周撮影しておくと安心です。

    返却時の注意

    特に確認したいのが燃料条件です。

    「満タン返し」なら、返却直前に給油します。

    営業所側で給油すると、市場価格より高い料金になることがあります。

    返却後のトラブルに備え、

    車体。

    燃料計。

    走行距離。

    返却場所。

    を写真に残しておくのもよいでしょう。

    出発前チェックリスト

    チェック 内容
    □ 日本の運転免許証が旅行期間中有効
    □ 国外運転免許証を取得
    □ パスポートを持参
    □ レンタカー会社の免許条件を確認
    □ 最低年齢・若年運転者追加料金を確認
    □ 免許保有年数条件を確認
    □ 運転者名義のカードを用意
    □ 免責額を確認
    □ 走行禁止道路を確認
    □ 有料道路の支払方法を確認
    □ 追加ドライバーを登録
    □ 左側通行・ラウンドアバウトを事前確認

    日本人旅行者なら国際運転免許証を取っておくのが安心

    オーストラリアで日本人旅行者がレンタカーを運転する場合、州によっては正式な英語翻訳を利用できるため、法律上「必ず国際運転免許証だけが唯一の方法」というわけではありません。

    しかし日本の運転免許証は日本語で記載されています。

    さらにレンタカー会社独自の条件があります。

    そのため短期旅行者なら、

    日本の運転免許証

    +

    国外運転免許証

    +

    パスポート

    という組み合わせが最も分かりやすいでしょう。

    そして、国外運転免許証だけを持っていけばよいわけではありません。

    日本の運転免許証の原本も必ず一緒に携帯してください。

    レンタカー予約時には免許だけでなく、

    年齢。

    免許保有年数。

    受け付けるカード。

    保証金。

    免責額。

    走行禁止道路。

    乗り捨て料金。

    まで確認しておくと安心です。

    日本と同じ左側通行・右ハンドルなので、日本人にとってオーストラリアは海外の中では比較的運転しやすい国です。

    一方、広大な国土、長い走行距離、ラウンドアバウト、スピードカメラ、野生動物など、日本とは違う注意点もあります。

    特に地方では、地図上では近く見えても数百キロ離れていることがあります。

    無理な日程を組まず、2時間程度走ったら一度休憩。

    夕暮れ以降の長距離運転を避ける。

    レンタカー会社の契約条件から外れた道路へ入らない。

    この3点だけでも、ドライブ旅行の安全性は大きく変わります。

    免許の準備は日本で済ませ、安全に余裕のある旅程を組む。

    これがオーストラリアでレンタカー旅行を楽しむための基本です。

    よくある質問

    オーストラリアでレンタカーを借りるには国際運転免許証が必要ですか?

    日本の免許証は英語ではないため、国外運転免許証または認められた英語翻訳が必要になるのが基本です。州やレンタカー会社によって条件が違うため、日本からの短期旅行なら国外運転免許証を取得しておくのがおすすめです。

    国際運転免許証だけでオーストラリアを運転できますか?

    できません。国外運転免許証は有効な日本の運転免許証と一緒に使用する書類です。運転中は日本の運転免許証の原本も携帯してください。

    日本の免許証だけではオーストラリアで運転できませんか?

    日本の免許証は日本語なので、一般的には認められた英語翻訳または国外運転免許証を一緒に携帯する必要があります。州やレンタカー会社の条件を確認してください。

    国際運転免許証の有効期間は何年ですか?

    日本で発給される国外運転免許証は発給日から1年間有効です。ただし元になる日本の運転免許証が失効・取消しになれば、国外運転免許証も効力を失います。

    オーストラリアでは何歳からレンタカーを借りられますか?

    レンタカー会社や車種によりますが、大手では一般的な車種について21歳以上を最低年齢とする会社があります。21~24歳には追加料金がかかることがあり、高級車などでは25歳以上が条件になる場合があります。

    オーストラリアのレンタカーは日本と同じ左側通行ですか?

    はい。オーストラリアは日本と同じ左側通行で、一般的な乗用車も右ハンドルです。ただしラウンドアバウト、道路標識、速度規制など日本とは異なるルールがあります。

    レンタカーを借りるときパスポートは必要ですか?

    海外旅行者の場合、レンタカー会社が本人確認のためパスポートを求めるのが一般的です。日本の運転免許証、国外運転免許証、パスポート、契約者本人名義の支払カードを持参するとよいでしょう。

    グレート・オーシャン・ロードはレンタカーで行けますか?

    行けます。日本と同じ左側通行なので日本人にも比較的運転しやすいルートですが、カーブが多く長時間運転になります。休憩を十分に取り、運転に不安があれば日帰りツアーを利用してください。

    オーストラリアのレンタカーで未舗装道路を走れますか?

    レンタカー会社と車種によります。一般の乗用車では未舗装道路や一部の遠隔地への走行を禁止している場合があります。契約条件に反した場所で事故を起こすと補償されない可能性があるため、事前確認が必要です。



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