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  • マカダミアナッツはオーストラリア原産?産地・歴史・お土産を解説

    マカダミアナッツはオーストラリア原産?産地・歴史・お土産を解説

    オーストラリアのスーパーやファーマーズマーケットへ行くと、驚くほど多くのはちみつが並んでいます。

    日本では「アカシア」「レンゲ」などのはちみつがよく知られていますが、オーストラリアではユーカリをはじめとするオーストラリア固有の植物から採れるはちみつが大きな特徴です。

    イエロー・ボックス(Yellow Box)、ブルー・ガム(Blue Gum)、ストリンギー・バーク(Stringybark)、レッド・ガム(Red Gum)、グレー・ボックス(Grey Box)、西オーストラリア州のジャラ(Jarrah)、タスマニア州のレザーウッド(Leatherwood)など、蜜源となる植物が違えば、色、香り、甘さ、口当たりも大きく変わります。

    さらに近年では、オーストラリアにも数多く自生するレプトスペルマム属(Leptospermum)の花から採れるオーストラリア産マヌカハニーも注目されています。

    オーストラリア連邦農業省によると、国内で生産されるはちみつの約70%はオーストラリア固有の植物を蜜源としており、年間生産量は約37,000トン。ニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)が国内最大の商業的なはちみつ生産州とされています。

    旅行者にとっても、はちみつはスーパーで簡単に購入でき、プラスチック容器やチューブ式の容器を選べば、日本への食品土産として比較的持ち運びやすい商品です。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリア産はちみつの特徴、代表的な種類、産地、マヌカハニーのMGO表示、生はちみつやクリーム状はちみつとの違い、スーパーでの選び方、お土産として購入する際のポイントまで詳しく紹介します。




    オーストラリアのはちみつの特徴

    オーストラリアのはちみつは、日本のはちみつと何が違いますか?
    オーストラリアではユーカリをはじめとする固有植物から採れるはちみつが豊富です。地域や蜜源植物によって驚くほど香りや味が違います。

    オーストラリアのはちみつを特徴付けているのは、何といっても広大な国土と多様な自然環境です。

    熱帯雨林、ユーカリの森、乾燥した森林、温帯林など、地域によって植生が大きく異なります。

    そのため、同じ「オーストラリア産はちみつ」でも、淡い色で軽い甘さのものから、濃い琥珀色で香りの強いもの、カラメルのような深みを感じるものまでさまざまです。

    約70%が固有植物由来

    オーストラリア連邦農業省によると、国内で生産されるはちみつの約70%はオーストラリア固有の植物から採蜜されています。

    その中でも特に重要なのがユーカリと、その近縁の樹木です。

    同じユーカリでも種類によって開花時期や蜜の性質が異なるため、できあがるはちみつの味や香りにも大きな差が生まれます。

    ユーカリ系はちみつが豊富

    オーストラリアには数百種類のユーカリが生育しています。

    代表的なユーカリ系はちみつには、イエロー・ボックス、ブルー・ガム、レッド・ガム、グレー・ボックス、ストリンギー・バーク、アイアンバークなどがあります。

    ワインをブドウ品種や産地で選ぶように、はちみつも蜜源となる植物の名前で選ぶと楽しみが広がります。

    色が違うと味も違う?

    はちみつの色は、蜜源となる植物によって大きく異なります。

    淡い麦わら色から黄金色、琥珀色、濃い褐色までさまざまです。

    一般的には、淡い色のはちみつは軽く穏やかな味、濃い色のものは香りやコクが強い傾向がありますが、必ずしも色だけで味を判断できるわけではありません。

    イエロー・ボックス(Yellow Box)

    イエロー・ボックスは、オーストラリアを代表するユーカリ系はちみつの一つです。

    蜜源となる木はEucalyptus melliodora。ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州などに分布します。

    比較的淡い色で甘さが穏やかなため、初めてオーストラリア産はちみつを試す人にもおすすめです。

    トースト、ヨーグルト、紅茶など幅広く使えます。

    ブルー・ガム(Blue Gum)

    ブルー・ガムも、オーストラリアを代表するユーカリ系はちみつです。

    産地や樹種によって違いがありますが、やや琥珀色で、ユーカリらしい爽やかな香りを感じるものもあります。

    ストリンギー・バーク(Stringybark)

    ストリンギー・バークは、樹皮が長い繊維状にはがれるユーカリの仲間の総称です。

    はちみつは比較的しっかりとした風味を持つものが多く、イエロー・ボックスより力強い味を好む人に向いています。

    レッド・ガム(Red Gum)

    レッド・ガムと呼ばれるユーカリには複数の種類があり、産地によってはちみつの味も異なります。

    商品を見つけたら、蜜源となった樹木だけでなく、採蜜された地域も確認してみるとよいでしょう。

    グレー・ボックス(Grey Box)

    グレー・ボックスもオーストラリアの森林地帯で採れる代表的なはちみつです。

    比較的しっかりした味のものがあり、淡いはちみつと食べ比べると違いがよく分かります。

    カリ(Karri)

    西オーストラリア州南西部を代表する巨大なユーカリの一種がカリです。

    カリの森から採れるはちみつは、西オーストラリア州らしい地域色のある商品として販売されています。

    ジャラ(Jarrah)

    西オーストラリア州で特に有名なのがジャラはちみつです。

    ジャラの森から採れる濃厚なはちみつで、高級品として販売されることもあります。

    商品によっては抗菌活性の目安として「TA」などの数値が表示されています。

    ただし、一般食品として販売されるはちみつを医療目的で使用することとは別の話です。

    マリ(Marri)

    マリも西オーストラリア州を代表する固有樹木の一つです。

    ジャラ、カリと並び、パース周辺や西オーストラリア州のお土産店で地域性のあるはちみつとして見かけることがあります。



    レザーウッド(Leatherwood)

    タスマニア州を代表するはちみつがレザーウッドはちみつです。

    蜜源となるレザーウッドの学名はEucryphia lucida。タスマニア島の湿潤な森林や原生林に生育する固有植物です。

    はちみつは非常に香りが強く、花のような華やかさに加え、香辛料やハーブを思わせる複雑な風味を感じる人もいます。

    クセの少ないはちみつとはかなり性格が違うため、個性的なはちみつを探している人におすすめです。

    タスマニアのはちみつ

    タスマニア州ではレザーウッドが特に有名ですが、そのほかクローバー、マヌカ、ブッシュハニーなども生産されています。

    タスマニア旅行では、ワインやチーズだけでなく、地域のはちみつもぜひ探してみてください。

    オーストラリアにもマヌカハニーがある

    マヌカハニーというとニュージーランドを思い浮かべる人が多いでしょう。

    しかしオーストラリアにもマヌカハニーがあります。

    マヌカハニーは、レプトスペルマム属の植物の花からミツバチが集めた蜜を原料とします。

    オーストラリアには80種類以上のレプトスペルマム属の植物が自生しており、その多様性は非常に豊富です。

    MGOとは?

    マヌカハニーの容器で、

    • MGO 100+
    • MGO 250+
    • MGO 550+

    などの表示を見かけることがあります。

    MGOはメチルグリオキサール(Methylglyoxal)の含有量を示す指標です。

    数字が大きいほどMGOの濃度が高いことを意味します。

    ただし、普段トーストやヨーグルトに使う目的であれば、必ずしも高い数値の商品を選ぶ必要はありません。

    カンガルー島のはちみつ

    南オーストラリア州のカンガルー島(Kangaroo Island)も、はちみつで有名です。

    島では固有植物から採れるはちみつに加え、リグリアン種のミツバチの歴史が大きな特徴となっています。

    養蜂場の直売所では、はちみつの試食や、はちみつを使った食品、蜜ろう製品などを購入できるところもあります。

    リグリアン種のミツバチ

    カンガルー島は、リグリアン種と呼ばれるミツバチを保護する重要な地域です。

    島のミツバチを病気や害虫から守るため、南オーストラリア州本土などからはちみつや養蜂関連品をカンガルー島へ持ち込むことは禁止されています。

    カンガルー島を旅行する場合は、本土で購入したはちみつを島へ持ち込まないよう注意してください。

    オーストラリアの養蜂産業

    オーストラリアには数多くの養蜂家がおり、年間約37,000トンのはちみつが生産されています。

    ただし生産量は、雨量、干ばつ、山火事、樹木の開花状況など自然条件に大きく左右されます。

    養蜂家が巣箱を移動する理由

    オーストラリアでは、養蜂家が一年中同じ場所に巣箱を置くとは限りません。

    花の開花時期に合わせて、トラックで巣箱を移動させることがあります。

    例えば、ある時期にはイエロー・ボックス、次はアイアンバーク、その後は農作物の受粉、といったように、蜜や花粉が豊富な場所を追って移動します。

    広大な国土を生かした移動養蜂は、オーストラリアの養蜂業の大きな特徴です。

    農業を支えるミツバチ

    ミツバチの役割は、はちみつを作ることだけではありません。

    アーモンド、リンゴ、アボカド、ブルーベリー、サクランボ、マカダミアナッツなど、多くの農作物で受粉を助けています。

    オーストラリア農業にとって、ミツバチは欠かせない存在です。

    単花蜜とは?

    単花蜜とは、主に一種類の植物の花から蜜を集めて作られたはちみつです。

    イエロー・ボックス、レザーウッド、ジャラ、マヌカなどが代表例です。

    産地や蜜源植物それぞれの個性を楽しみたい人に向いています。

    百花蜜・ブッシュハニー

    複数の植物から集められた蜜で作られるものは百花蜜と呼ばれます。

    オーストラリアでは「Bush Honey」「Wildflower Honey」などの名称で販売されることもあります。

    単花蜜より品質が低いという意味ではなく、その地域、その季節に咲くさまざまな花の特徴を映したはちみつです。

    生はちみつとは?

    ファーマーズマーケットや自然食品店ではRaw Honey(生はちみつ)という表示を見かけることがあります。

    一般には、加熱や細かなろ過などの加工をできるだけ抑えたはちみつという意味で使われます。

    ただし「Raw」の具体的な加工条件は生産者によって異なるため、表示だけで品質を判断せず、生産者の説明を確認するとよいでしょう。

    クリーム状はちみつとは?

    Creamed Honeyは、生クリームを混ぜたはちみつではありません。

    はちみつの結晶を細かく調整し、なめらかで塗りやすい状態にしたものです。

    液体状のはちみつより垂れにくく、トーストに塗るのに便利です。

    巣蜜

    巣蜜は、ミツバチの巣に入ったままの状態ではちみつを切り分けたものです。

    巣の部分である蜜ろうもそのまま食べることができ、チーズ、ヨーグルト、デザートなどと合わせて楽しめます。

    結晶したはちみつは大丈夫?

    はちみつを保存していると、白っぽくなったり、砂糖の粒のような結晶ができたりすることがあります。

    これは自然な結晶化で、腐ったという意味ではありません。

    液体に戻したい場合は、容器をぬるま湯につけてゆっくり温めます。

    ラベルで確認したいポイント

    はちみつを選ぶ際には、容器の裏面も確認してみましょう。

    • 原産国
    • 蜜源植物
    • 採蜜地域
    • 原材料
    • 生産者
    • 内容量
    • 賞味期限
    • マヌカハニーならMGO表示

    などを確認すると商品選びがしやすくなります。

    オーストラリア土産として購入するなら、「Product of Australia」「100% Australian Honey」などの原産国表示を確認することをおすすめします。

    スーパーで買う

    はちみつはウールワース、コールズ、IGA、アルディなどのスーパーで簡単に購入できます。

    一般的なはちみつから、単花蜜、生はちみつ、マヌカハニー、高級品まで価格帯も幅広くあります。

    複数の商品を比較したい旅行者には、大型スーパーが便利です。

    ファーマーズマーケットで買う

    ファーマーズマーケットでは、地域の養蜂家が直接販売していることがあります。

    スーパーでは見つからない小規模生産のはちみつや、特定地域だけのもの、季節限定品、巣蜜などに出会えることもあります。

    試食ができる場合は、淡い味のものから濃い味のものへ順番に試すと、違いを感じやすくなります。

    おすすめの食べ方

    はちみつはトーストだけでなく、ヨーグルト、オートミール、パンケーキ、サラダのドレッシング、肉料理のたれなどにも使えます。

    ギリシャヨーグルトに果物とオーストラリア産はちみつをかければ、ホテルやサービスアパートメントでも簡単に楽しめます。

    チーズとの組み合わせ

    はちみつはチーズともよく合います。

    ブリーチーズ、カマンベール、ブルーチーズ、ヤギのチーズなどへ少量かけると、塩気と甘味の組み合わせを楽しめます。

    レザーウッドやジャラのような個性的なはちみつを、チーズと食べ比べるのもおすすめです。

    お土産におすすめの種類

    種類 特徴
    イエロー・ボックス クセが少なく、幅広い人におすすめ
    レザーウッド タスマニアらしい強い香り
    ジャラ 西オーストラリア州らしい高級はちみつ
    オーストラリア産マヌカ 高級感のあるお土産向け
    カンガルー島産 旅行先の物語を感じられる
    巣蜜 見た目にも珍しい

    持ち運びを考えるなら、ガラス瓶よりもプラスチック容器がおすすめです。

    航空機では、はちみつは液体・ジェルに近い扱いになるため、大きな容器は基本的に受託手荷物へ入れる方が安心です。

    1歳未満の乳児には与えない

    12か月未満の乳児には、はちみつを与えてはいけません。

    乳児ボツリヌス症の原因となる菌の芽胞が含まれている可能性があるためです。

    これはオーストラリア産に限らず、すべてのはちみつに共通する注意事項です。

    はちみつ売場で使える英語

    英語 意味
    Honey はちみつ
    Raw Honey 生はちみつ
    Creamed Honey クリーム状はちみつ
    Honeycomb / Comb Honey 巣蜜
    Floral Source 蜜源植物
    Country of Origin 原産国
    Is this 100% Australian honey? これは100%オーストラリア産のはちみつですか?
    What flowers is this honey from? これは何の花から採れたはちみつですか?
    Which one has a mild flavour? どれが一番まろやかな味ですか?
    Can I taste this honey? このはちみつを試食できますか?

    オーストラリアのはちみつの魅力は、単に「自然豊かな国のはちみつ」というだけではありません。

    イエロー・ボックス、ストリンギー・バーク、ジャラ、レザーウッド、マヌカなど、どの植物から蜜を集めたかによって、味も香りも大きく変わります。

    ワインを産地やブドウ品種で選ぶように、はちみつも産地や蜜源植物で選んでみると、オーストラリア旅行の楽しみが一つ増えるでしょう。

    オーストラリアのはちみつに関するよくある質問

    オーストラリアのはちみつにはどんな特徴がありますか?

    ユーカリなどオーストラリア固有の植物から採れるはちみつが多いことが特徴です。植物や地域によって色、香り、味が大きく異なります。

    初めて買うならどれがおすすめですか?

    クセの少ないものならイエロー・ボックスがおすすめです。個性的なものならタスマニア州のレザーウッド、西オーストラリア州のジャラなどを試してみてください。

    オーストラリアにもマヌカハニーがありますか?

    はい。オーストラリアには多数のレプトスペルマム属の植物が自生しており、オーストラリア産マヌカハニーが生産されています。

    結晶したはちみつは腐っていますか?

    いいえ。結晶化は自然な現象です。容器をぬるま湯でゆっくり温めると液体に戻すことができます。

    1歳未満の赤ちゃんも食べられますか?

    いいえ。乳児ボツリヌス症の危険があるため、12か月未満の乳児にははちみつを与えないでください。



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    マカダミアナッツというと、ハワイのお土産を思い浮かべる人も多いかもしれません。

    しかし、マカダミアの原産地はハワイではなくオーストラリアです。

    野生のマカダミアは、現在のクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部を中心とする亜熱帯雨林で進化し、オーストラリア先住民はヨーロッパ人が入植するはるか以前から、その実を食用として利用してきました。

    19世紀になると植物学者や農業関係者がマカダミアに注目し、オーストラリアで栽培が始まります。その後1880年代には種がハワイへ持ち込まれました。

    20世紀にハワイで大規模栽培、品種改良、加工、販売が大きく発展したため、世界では「マカダミア=ハワイ」というイメージが広がりました。

    現在のオーストラリアでは、クイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州を中心に大規模なマカダミア農園が広がり、世界各国へ輸出される重要な農産物となっています。

    旅行者にとっても、ローストしたマカダミア、塩味のマカダミア、チョコレートがけ、マカダミアオイルなどは、オーストラリアらしい食品土産としておすすめです。

    この記事では、マカダミアナッツの原産地、歴史、ハワイとの関係、主な産地、収穫方法、食べ方、スーパーでの選び方、日本へのお土産にする際の注意点まで詳しく紹介します。




    マカダミアナッツとは?

    マカダミアナッツはハワイのお土産だと思っていました。
    実はマカダミアはオーストラリア原産です。19世紀にオーストラリアからハワイへ持ち込まれ、そこで大規模な商業栽培が発展しました。

    マカダミアは、ヤマモガシ科に属する常緑樹です。

    食用となる白っぽい実は、非常に硬い茶色の殻の中に入っています。

    味はまろやかでクリーミー。脂肪分が多いため、バターのようなコクを感じるのが特徴です。

    そのまま食べるだけでなく、チョコレート、ビスケット、ケーキ、アイスクリーム、サラダ、ソース、オイルなど幅広い食品に使われています。

    原産地はオーストラリア

    マカダミアはオーストラリア固有の植物です。

    主にクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部にかけての亜熱帯雨林を原産地とします。

    現在では世界各地で栽培されていますが、自然状態の野生マカダミアが育ってきた故郷はオーストラリアです。

    なぜハワイのイメージが強い?

    世界的に「マカダミア=ハワイ」という印象が強いのは、20世紀にハワイで大規模栽培と品種改良、加工、販売が大きく発展したためです。

    特にチョコレートで包んだマカダミアナッツがハワイ土産として世界的に有名になったことで、その印象が定着しました。

    しかし、植物としての原産地はオーストラリアです。

    先住民とマカダミア

    オーストラリア先住民は、ヨーロッパ人が入植するはるか以前からマカダミアを食用として利用してきました。

    地面へ落ちた実を集め、非常に硬い殻を石で割り、中の実を生のまま、または火であぶって食べていたとされています。

    地域によっては貴重な食材として扱われ、交易や贈り物にも利用されました。

    マカダミアには地域によって異なる先住民言語の呼び名があり、カビ・カビ族などでは「Kindal Kindal」、バンジャラング族の地域では「Gumbar」などの名称が伝えられています。

    マカダミアという名前の由来

    19世紀、植物学者フェルディナント・フォン・ミュラー(Ferdinand von Mueller)らがマカダミアを植物学的に研究しました。

    「Macadamia」という属名は、ミュラーの友人だった化学者・医師ジョン・マカダム(John Macadam)にちなんで付けられたとされています。

    マカダミアには4種類ある

    学名 特徴
    Macadamia integrifolia なめらかな殻を持ち、商業栽培の中心となる種類
    Macadamia tetraphylla やや粗い殻を持つ食用種
    Macadamia ternifolia 野生種の一つ
    Macadamia jansenii 非常に希少な野生種

    現在、食用として商業栽培されている中心はMacadamia integrifoliaとMacadamia tetraphylla、およびその交雑種です。



    19世紀の栽培の始まり

    ヨーロッパ系入植者がマカダミアの食用価値に注目するようになったのは19世紀です。

    1860年代頃から農場や家庭の庭へ植えられるようになり、1880年代にはニュー・サウス・ウェールズ州リズモア周辺などで初期の農園が作られました。

    1880年代にハワイへ

    1880年代、オーストラリアからマカダミアの種がハワイへ持ち込まれました。

    当初は食用作物としてではなく、サトウキビ農園の防風林や観賞用として植えられたものもありました。

    ハワイで商業化が進む

    20世紀に入ると、ハワイでは優良な木の選抜、接ぎ木、品種改良、栽培管理、加工技術などの研究が進みました。

    その結果、ハワイは世界に先駆けてマカダミアの大規模な商業生産を発展させました。

    つまり、原産地はオーストラリア、商業化の歴史ではハワイも非常に重要という関係です。

    オーストラリアで産業化

    オーストラリアでも接ぎ木技術や機械化が進み、1960年代頃から本格的な商業栽培が拡大しました。

    現在では世界有数のマカダミア生産国です。

    現在の主な産地

    オーストラリアのマカダミア栽培は、主にクイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州で行われています。

    代表的な産地には、

    • アサートン・テーブルランズ
    • マッカイ
    • ロックハンプトン
    • バンダバーグ
    • メアリーバラ
    • ギンピー
    • グラス・ハウス・マウンテンズ
    • ニュー・サウス・ウェールズ州ノーザン・リバーズ
    • クラレンス・バレー
    • ミッド・ノース・コースト

    などがあります。

    バンダバーグ

    クイーンズランド州のバンダバーグ(Bundaberg)は、現在オーストラリア最大級のマカダミア産地です。

    温暖な気候と広い農地を背景に、大規模なマカダミア農園が広がっています。

    バンダバーグというとラム酒やジンジャービールが有名ですが、実はマカダミアの一大産地でもあります。

    ノーザン・リバーズ

    ニュー・サウス・ウェールズ州のノーザン・リバーズ(Northern Rivers)は、マカダミアの歴史を考えるうえで特に重要な地域です。

    リズモア、バリナ、バイロン・ベイ周辺は野生マカダミアの本来の分布地域に近く、オーストラリア初期のマカダミア農園もこの地域で作られました。




    マカダミアの木

    マカダミアは一年中葉を付ける常緑樹で、自然状態ではかなり大きな木になります。

    農園では収穫や管理をしやすくするため、枝を剪定して高さや樹形を整えます。

    植えてすぐに大量の実が採れるわけではなく、実が付き始めるまで数年、本格的な生産までにはさらに時間がかかります。

    どうやって収穫する?

    マカダミアは、成熟した実が木から自然に地面へ落ちてから収穫するのが一般的です。

    大規模農園では専用の収穫機を使い、地面に落ちた実を集めます。

    その後、外側の緑色の果皮を取り除き、乾燥、選別、殻割りなどの工程へ進みます。

    非常に硬い殻

    マカダミアの殻は非常に硬いことで知られています。

    一般的なくるみ割り器では簡単に割れないこともあります。

    オーストラリア先住民がマカダミアを割るために専用の石を使っていたのも、この硬い殻が理由です。

    現在の加工工場では専用機械を使い、中の実をなるべく壊さずに殻を割ります。

    商品になるまで

    1. 成熟した実が木から落ちる
    2. 地面から収穫する
    3. 外側の果皮を取り除く
    4. 殻付きの状態で乾燥させる
    5. 硬い殻を割る
    6. 中の実を選別する
    7. 生、ロースト、味付きなどに加工する
    8. 包装して出荷する

    丸ごとの実は商品価値が高く、割れたものもお菓子、マカダミアバター、料理など幅広く利用されます。

    どんな味?

    マカダミアの魅力は、ほかのナッツにはないまろやかでバターのような味わいです。

    生でも食べられますが、ローストすると香ばしさと甘味が増します。

    カシューナッツよりコクが強く、アーモンドほど硬くないのも特徴です。

    栄養の特徴

    マカダミアは脂質を多く含むナッツですが、その多くは一価不飽和脂肪酸です。

    ビタミンB1、マンガン、マグネシウムなどの栄養素も含まれています。

    一方、エネルギー量は高いため、健康によいからと大量に食べるのではなく、適量を楽しむのがおすすめです。

    ローストしたマカダミア

    最もシンプルでおすすめなのがローストしたマカダミアです。

    香ばしさが増し、マカダミアそのものの味を楽しめます。

    オーストラリア土産として初めて買うなら、まずは味付けのないローストタイプがおすすめです。

    塩味のマカダミア

    ローストして塩味を付けたものも定番です。

    マカダミアのまろやかな甘味に塩気が加わり、ビールやワインのおつまみにもよく合います。

    海塩、チリ、はちみつ、わさび、燻製風味など、さまざまな味付けの商品があります。

    チョコレートがけ

    お土産として特に人気なのがチョコレートで包んだマカダミアナッツです。

    ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートなどがあります。

    万人受けしやすい一方、夏場は溶けやすいため、車内など高温になる場所へ長時間置かないようにしてください。

    料理にも使える

    マカダミアはお菓子だけでなく、料理にも使えます。

    • サラダ
    • パスタソース
    • 魚料理の衣
    • 鶏肉料理
    • グラノーラ
    • ビスケット
    • ケーキ
    • アイスクリーム

    など、使い方はさまざまです。

    マカダミアオイル

    マカダミアの実から搾ったマカダミアオイルも販売されています。

    サラダのドレッシング、焼き料理、お菓子作りなどに使えます。

    料理用だけでなく、化粧品やスキンケア用品に使われることもあります。

    マカダミアバター

    マカダミアを細かくすりつぶしてペースト状にしたマカダミアバターもあります。

    ピーナッツバターのようにトーストへ塗ったり、スムージーやソース、お菓子作りに使ったりできます。

    マカダミアミルク

    マカダミアを使った植物性飲料も販売されています。

    コーヒー、シリアル、スムージーなどに使用できます。

    オーストラリアのすべてのカフェで用意されているわけではありませんが、スーパーの植物性ミルク売場で見つけることがあります。



    どこで買える?

    オーストラリアでは、マカダミアを簡単に購入できます。

    ウールワース、コールズ、IGA、アルディなどのスーパーのほか、自然食品店、ファーマーズマーケット、農園直売所、お土産店などでも販売されています。

    普通のスーパーでも十分品ぞろえがあるため、お土産店だけでなくスーパーも確認してみましょう。

    オーストラリア産の見分け方

    「オーストラリアで買ったマカダミア=オーストラリア産」とは限りません。

    マカダミアは現在、南アフリカ、ケニア、中国、ハワイなどでも生産されています。

    オーストラリア産を選びたい場合は、容器の原産国表示を確認してください。

    • Product of Australia
    • Australian Grown
    • Country of Origin表示

    などが目安です。

    「Packed in Australia」はオーストラリア国内で包装したという意味であり、マカダミア自体の原産地がオーストラリアとは限りません。

    お土産におすすめ

    種類 特徴
    無塩ロースト マカダミア本来の味を楽しめる
    塩味 お酒のおつまみに向く
    はちみつ味 甘く食べやすい
    チョコレートがけ 幅広い人へのお土産に向く
    チリ・わさびなど味付き 少し変わったお土産
    マカダミアオイル 料理好きの人へのお土産
    マカダミアバター 少し珍しい食品土産

    職場などへ配るなら小分け包装、家族向けならチャック付きの大袋が便利です。

    日本へ持ち帰る時の植物検疫

    マカダミアナッツを日本へ持ち帰る場合は、商品の加工状態によって植物検疫の扱いが変わるので注意が必要です。

    日本の植物防疫所では、オーストラリアから持ち込む乾燥マカダミアナッツについて、入国時の植物検疫が必要となるものがあります。

    一方、十分に加熱・加工され、病害虫が生存する可能性がない商品は植物検疫の対象外になる場合があります。

    生、乾燥、殻付き、ロースト、チョコレートがけなど加工状態によって異なるため、判断に迷う場合は日本到着時に植物検疫カウンターで確認してください。

    商品の包装は捨てず、原材料や加工状態が分かる状態で持ち帰るのがおすすめです。

    ナッツアレルギーに注意

    マカダミアは木の実の一種です。

    ナッツアレルギーがある人は、マカダミアそのものだけでなく、チョコレート、ビスケット、アイスクリーム、ソースなどにも注意してください。

    売場で使える英語

    英語 意味
    Macadamia Nut マカダミアナッツ
    Raw 生・未ロースト
    Roasted ローストした
    Roasted & Salted ローストして塩味を付けたもの
    Unsalted 無塩
    Australian Grown オーストラリア産
    Macadamia Oil マカダミアオイル
    Are these Australian macadamias? これはオーストラリア産のマカダミアですか?
    Are these roasted or raw? これはローストですか、生ですか?
    Do these contain added salt? 塩は加えられていますか?

    マカダミアナッツは現在では世界各地で生産されていますが、その物語の始まりはオーストラリア東海岸の亜熱帯雨林です。

    先住民が長く利用してきたオーストラリア固有の食材が、19世紀にハワイへ渡り、そこで世界的な商品として発展しました。

    現在は再びオーストラリアでも大規模な産業が形成され、バンダバーグやノーザン・リバーズなどの広大な農園から、日本を含む世界各地へ輸出されています。

    旅行中にスーパーでマカダミアを見つけたら、「ハワイでも有名なナッツ」ではなく、「実はオーストラリア原産の食材」という背景も思い出してみてください。

    マカダミアナッツに関するよくある質問

    マカダミアナッツはオーストラリア原産ですか?

    はい。マカダミアはオーストラリア固有の植物で、主にクイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部の亜熱帯雨林を原産地とします。

    なぜハワイのナッツとして有名なのですか?

    19世紀にオーストラリアからハワイへ持ち込まれ、20世紀にハワイで品種改良、大規模栽培、加工、販売が大きく発展したためです。

    オーストラリアの主な産地はどこですか?

    クイーンズランド州とニュー・サウス・ウェールズ州が中心です。特にバンダバーグ、ノーザン・リバーズ、ギンピー、メアリーバラ、グラス・ハウス・マウンテンズなどが主要産地です。

    オーストラリア産マカダミアはどう見分けますか?

    容器の原産国表示を確認してください。「Product of Australia」「Australian Grown」などが目安です。「Packed in Australia」だけでは原料のマカダミアまでオーストラリア産とは限りません。

    日本へのお土産にはどれがおすすめですか?

    マカダミア本来の味を楽しむなら無塩ロースト、食べやすさなら塩味、お菓子として渡すならチョコレートがけがおすすめです。オーストラリア産にこだわる場合は原産国表示も確認しましょう。



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  • ベジマイト完全ガイド|味・食べ方・オーストラリア人に愛される理由

    ベジマイト完全ガイド|味・食べ方・オーストラリア人に愛される理由

    オーストラリアを代表する食品として、必ずと言っていいほど名前が挙がるのがベジマイト(Vegemite)です。

    黒に近い濃い茶色のペーストで、パンに塗って食べるのが一般的。一見するとチョコレートクリームのようにも見えますが、実際は甘くありません。

    初めて食べた日本人からは「しょっぱい」「独特の味」「何とも言えない香り」と驚かれることが多い一方、オーストラリアでは子供の頃から食べている人も多く、家庭の味、朝食の味として深く定着しています。

    そして、ベジマイトを初めて食べる時に一番大切なのが「塗り過ぎないこと」です。

    日本のジャムやチョコレートクリームの感覚でパン一面へ厚く塗ってしまうと、非常に塩辛く感じます。

    ベジマイトは、バターを塗ったトーストへほんの少量を薄く伸ばして食べるのが基本です。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、ベジマイトとは何なのか、どんな味なのか、おいしい食べ方、歴史、原材料、栄養、マーマイトとの違い、スーパーでの買い方、お土産として持ち帰る時のポイントまで詳しく紹介します。




    ベジマイトとは?

    ベジマイトって野菜から作られているんですか?
    名前から野菜を想像しますが、主原料はビール製造などで生じる酵母を利用した酵母エキスです。非常に濃い味なので、少量を薄く塗って食べます。

    ベジマイトは、酵母エキスを主原料とする濃い茶色のペースト状食品です。

    オーストラリアでは主に、

    • トースト
    • クラッカー
    • サンドイッチ
    • チーズとの組み合わせ

    などで食べられています。

    日本のジャムのように「甘いものをパンへ塗る」という食品ではなく、塩味とうま味を加える調味料に近い感覚で考えると分かりやすいでしょう。

    どんな味?

    ベジマイトの味を一言で説明するのは簡単ではありません。

    特徴を挙げると、

    • かなり強い塩味
    • 酵母由来の独特な香り
    • 濃厚なうま味
    • わずかな苦味
    • 発酵食品を思わせる深い風味

    があります。

    甘味はほとんどありません。

    日本人には、味そのものよりも最初に感じる強い塩味と香りに驚く人が多いでしょう。

    実は「うま味」の強い食品

    ベジマイトを単純に「しょっぱい食品」と考えると、その魅力が分かりにくくなります。

    酵母エキスには強いうま味があるため、少量を使うと料理の味に深みが加わります。

    日本の味噌や醤油とは全く違う食品ですが、少量で塩味とうま味を加えるという使い方には共通する部分があります。

    初めて食べて苦手になる最大の理由

    初めてベジマイトを食べる人が最もやりがちな失敗が、塗り過ぎです。

    見た目だけを見るとチョコレートクリームやピーナッツバターのようなので、パン一面へ厚く塗りたくなります。

    しかし、ベジマイトは非常に味が濃いため、同じ感覚で塗ると塩辛さが一気に強くなります。

    初めてなら「これでは少な過ぎるのでは?」と思う程度から始めるくらいでちょうどよいでしょう。

    基本の食べ方

    初めてなら、まずはバターを塗ったトーストへ、ごく少量のベジマイトを薄く伸ばす方法がおすすめです。

    手順は簡単です。

    1. 食パンをこんがり焼く
    2. 熱いうちにバターを塗る
    3. ベジマイトを少量取る
    4. パン全体へ薄く伸ばす

    バターのまろやかさがベジマイトの強い塩味を和らげるため、単独で食べるより格段に食べやすくなります。

    ベジマイト・トースト

    ベジマイト・トーストは、オーストラリアで最も分かりやすい食べ方の一つです。

    特別な料理ではなく、忙しい朝に手早く作れる家庭の朝食です。

    食パンだけでなく、サワードウやイングリッシュマフィンなどに塗って食べることもあります。

    どのくらい塗ればいい?

    初めて食べる場合は、パン一枚につきごく少量から始めてください。

    パンが真っ黒になるほど塗る必要はありません。

    バターを塗ったパンの表面に、ところどころ薄茶色から茶色にベジマイトが見える程度でも十分味を感じます。

    慣れてくれば、好みに合わせて量を増やせます。

    バターと一緒に食べるのが基本

    ベジマイトと最も相性がよいものの一つがバターです。

    焼きたてのパンへバターを少し多めに塗り、その上からベジマイトを薄く伸ばします。

    バターの脂肪分とまろやかさによって、ベジマイトの強い塩気が和らぎます。

    初めて挑戦するなら、ベジマイト単独よりもこの食べ方がおすすめです。

    チーズとの組み合わせ

    オーストラリアではベジマイトとチーズも定番の組み合わせです。

    チェダーチーズなどをパンにのせて食べたり、ベジマイトを薄く塗ったパンへチーズをのせて焼いたりします。

    チーズのコクが塩味を和らげるため、ベジマイト初心者にも比較的食べやすい組み合わせです。

    アボカドと合わせる

    現代的な食べ方としては、アボカド・トーストとベジマイトの組み合わせもあります。

    バターの代わりにアボカドのまろやかな脂肪分がベジマイトの塩味を和らげます。

    ベジマイトを薄く塗ったパンにアボカドをのせるだけなので、朝食にも簡単です。

    卵料理と合わせる

    卵との相性もよく、

    • 目玉焼き
    • スクランブルエッグ
    • ゆで卵
    • ポーチドエッグ

    などと合わせられます。

    ベジマイトを調味料のように少量使うことで、卵料理へ塩味とうま味を加えられます。

    サンドイッチ

    ベジマイトはサンドイッチにも使われます。

    非常にシンプルなものなら、バターとベジマイトだけ。

    チーズを加えたり、子供の昼食としてパンに薄く塗ったりする家庭もあります。

    オーストラリア人にとっては、子供の頃から親しんできた味の一つです。

    料理の隠し味にも使える

    ベジマイトはパンに塗るだけではありません。

    少量を料理へ加え、うま味を補う調味料として使うこともできます。

    例えば、

    • 煮込み料理
    • グレービーソース
    • 肉料理のソース
    • スープ

    などです。

    味が非常に濃いため、大さじ単位ではなく少量ずつ加えて味を確認するのがポイントです。



    ベジマイトの歴史

    現在ではオーストラリアを象徴する食品となったベジマイトですが、その歴史は20世紀初頭に始まりました。

    背景には、ビール製造後に残る酵母を食品として有効利用するという考えがありました。

    1923年に誕生

    ベジマイトが世に登場したのは1923年です。

    メルボルンを拠点としていた食品会社フレッド・ウォーカー社が、オーストラリア国内で作ることのできる酵母エキス製品の開発を進めました。

    当時オーストラリアでは、イギリスから輸入されるマーマイトが知られていました。

    そこで国内で生産できる新しい酵母エキス食品が求められたのです。

    シリル・P・カリスター博士

    開発を担当したのが、食品科学者のシリル・P・カリスター博士(Dr Cyril P. Callister)です。

    ビール製造で残る酵母から濃縮したエキスを作り、塩や植物由来の成分などを組み合わせ、現在のベジマイトにつながる食品を開発しました。

    カリスター博士は、ベジマイトの誕生を語るうえで欠かせない人物です。

    「Vegemite」という名前の由来

    「Vegemite」という名前は、一般公募によって選ばれたとされています。

    1923年、新商品の名称を決めるための募集が行われ、その中からVegemiteが選ばれました。

    現在ではオーストラリアを代表する商品名ですが、発売当初からすぐに大成功したわけではありませんでした。

    一時期は「Parwill」という名前だった

    ベジマイトの歴史には、少し変わった時期があります。

    競合商品だったマーマイト(Marmite)を意識し、一時期「Parwill」という名前へ変更されました。

    「Marmite」から連想した言葉遊びを含む名称でしたが、消費者には十分定着せず、後に再びVegemiteへ戻されました。

    第二次世界大戦とベジマイト

    ベジマイトの知名度を大きく高めた時期の一つが第二次世界大戦です。

    オーストラリア軍の食事にもベジマイトが利用され、戦時中に広く知られるようになりました。

    国内では品薄になることもあり、「兵士のために必要な食品」という印象も強まりました。

    この時代を通じて、ベジマイトは単なる新商品からオーストラリアらしさを象徴する食品へ成長していきます。

    Happy Little Vegemites

    ベジマイトの広告史で特に有名なのが、「Happy Little Vegemites」です。

    1950年代に使われた広告の歌で、元気な子供たちとベジマイトを結び付けた内容でした。

    この広告によって、「子供の頃からベジマイトを食べる」というイメージがさらに定着しました。

    現在でも世代によっては非常によく知られたフレーズです。




    現在はベガ・グループが所有

    ベジマイトは長い歴史の中で所有企業が変わってきました。

    2017年には、オーストラリア企業のベガがベジマイト事業を取得しました。

    これにより、長く海外企業の傘下にあったベジマイトが、再びオーストラリア企業の所有となったことは国内でも大きく報じられました。

    現在もメルボルンで製造

    ベジマイトは現在もメルボルンのポート・メルボルンで製造されています。

    誕生から100年以上が経った現在も、オーストラリア国内で作られている代表的な食品です。

    ベジマイトの原材料

    ベジマイトの中心となる原材料は酵母エキスです。

    そのほか、塩、麦芽由来の成分、植物由来の風味などが使われています。

    非常に濃い色をしていますが、チョコレートやコーヒーが入っているわけではありません。

    酵母エキスとは?

    酵母エキスは、酵母の成分を取り出して濃縮した食品素材です。

    うま味が非常に強く、スープ、調味料、加工食品などにも利用されます。

    ベジマイト特有の味と香りの中心になっているのが、この酵母エキスです。

    ビタミンB群

    ベジマイトはビタミンB群を含む食品としても知られています。

    商品には、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、葉酸などが含まれています。

    オーストラリアでは長年、こうした栄養面も商品の特徴として宣伝されてきました。

    塩分は高め

    ベジマイトを食べた時に最も分かりやすく感じるのが強い塩味です。

    通常商品では、5g当たりのナトリウム量は約165mgです。

    ただし、一度に大量に食べる食品ではなく、通常は少量を薄く塗って食べます。

    塩分摂取量を気にしている人は、使用量に注意してください。

    グルテンを含む?

    一般的なベジマイトには小麦・大麦由来の成分が含まれるため、通常の製品はグルテンフリーではありません。

    セリアック病や小麦・大麦に関するアレルギーがある場合は、必ず商品の原材料表示を確認してください。

    ベジタリアンでも食べられる?

    通常のベジマイトには肉そのものを原料として使用しておらず、ベジタリアン向けの食品として販売されています。

    ただし、食事上の制限が厳密な場合は、購入時に最新の商品表示を確認してください。

    マーマイトとの違い

    ベジマイトとよく比較されるのがマーマイト(Marmite)です。

    どちらも酵母エキスを使った濃い色のペーストですが、味は同じではありません。

    商品 特徴
    ベジマイト オーストラリアを代表する商品。塩味とうま味が強く、濃厚な味
    マーマイト イギリスなどで親しまれる酵母エキス食品。ベジマイトとは甘味・香り・食感に違いがある

    どちらがおいしいかは完全に好みです。

    オーストラリア旅行で試すなら、まずはオーストラリアを代表するベジマイトから食べてみるのがよいでしょう。

    プロマイトとの違い

    オーストラリアのスーパーでは、ベジマイトの近くにプロマイト(Promite)が置かれていることがあります。

    こちらも濃い色をしたパン用のペーストですが、ベジマイトとは原材料や味が異なります。

    一般的にはベジマイトより甘味を感じやすく、違った味わいです。

    興味があれば、小さい商品を購入して食べ比べてみても面白いでしょう。

    商品の種類

    スーパーでは、定番の瓶入りベジマイトを中心に、容量の異なる商品などが販売されています。

    家庭で日常的に食べる人向けの大容量商品から、旅行者でも買いやすい小型の商品まであります。

    初めて購入するなら、大きな容器を買う必要はありません。

    チューブ式も便利

    お土産や旅行中の使用には、押し出して使うチューブ式のベジマイトも便利です。

    ガラス瓶と比べ、

    • 割れる心配が少ない
    • 比較的軽い
    • スプーンを使わず出せる
    • 旅行中でも使いやすい

    という利点があります。

    お土産として持ち帰る場合にも扱いやすいでしょう。



    スーパーで買う

    ベジマイトはオーストラリアの一般的なスーパーで簡単に購入できます。

    例えば、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    などです。

    通常はジャム、ピーナッツバターなど、パンに塗る食品の売場に並んでいます。

    観光客向けのお土産店で探すより、普通のスーパーで購入する方が簡単です。

    ホテルの朝食で見かけることも

    オーストラリアのホテルでは、朝食会場のトースト用食品としてベジマイトが置かれていることがあります。

    一回分の小さな容器になっていることもあるため、購入する前に少量だけ試してみたい旅行者にはよい機会です。

    初めてなら、バターを塗ったトーストへ少量だけ伸ばしてみてください。

    オーストラリア土産におすすめ?

    ベジマイトは「オーストラリアらしさ」という点では非常に分かりやすいお土産です。

    ただし、誰にでも好まれる味ではありません。

    チョコレートやビスケットのような無難なお土産というより、

    • オーストラリア好きの人
    • 珍しい食品が好きな人
    • 話題性のあるお土産を探している人
    • 家族や親しい友人

    などへのお土産に向いています。

    渡す時には、「たっぷり塗らないで、バターと一緒に薄く塗って」と伝えておくとよいでしょう。

    日本へ持ち帰る時のポイント

    旅行者にとっては、ガラス瓶より小型容器やチューブ式の方が持ち帰りやすいでしょう。

    スーツケースへ入れる場合は、ふたが開いて中身が漏れないよう袋へ入れておくと安心です。

    ベジマイトは非常に濃い色なので、万一衣類へ付くと汚れが目立ちます。

    また、航空機の機内持ち込みではペースト状食品が液体物に準じて扱われる場合があるため、大きな容器は受託手荷物へ入れる方が分かりやすいでしょう。

    ベジマイトで使う英語

    英語 意味
    Vegemite ベジマイト
    Yeast Extract 酵母エキス
    Spread パンなどに塗るペースト状食品
    Toast トースト
    Butter バター
    Savoury 甘くない、塩味・うま味系の
    Salty 塩辛い
    Yeasty 酵母のような香りの
    Do you have Vegemite? ベジマイトはありますか?
    How do you eat Vegemite? ベジマイトはどうやって食べますか?
    Just a little Vegemite, please. ベジマイトは少しだけお願いします。
    Is this the original Vegemite? これは通常のベジマイトですか?

    初めて食べる人へのおすすめ

    • 最初から厚く塗らない
    • 必ずバターと一緒に試す
    • こんがり焼いたトーストを使う
    • 最初はごく少量から始める
    • チーズを加えると食べやすい
    • アボカドや卵と合わせてみる
    • そのままスプーンですくって食べない
    • 苦手でも量を減らしてもう一度試してみる
    • お土産には小型容器やチューブ式が便利

    ベジマイトは、初めて食べれば誰もがすぐ好きになる食品ではありません。

    むしろ、最初の一口で「これは無理」と思う人もいるでしょう。

    しかし、その多くは塗る量が多過ぎることが原因です。

    バターをたっぷり塗ったトーストへ、ごく少量だけベジマイトを伸ばして食べると印象が大きく変わることがあります。

    オーストラリア人にとってベジマイトは、単なる珍しい黒いペーストではありません。

    子供の頃の朝食やランチ、家庭の食卓、広告の歌、戦時中の記憶など、100年以上にわたってオーストラリア社会と結び付いてきた食品です。

    オーストラリア旅行中にスーパーやホテルの朝食会場で見つけたら、ぜひ「薄く、バターと一緒に」を忘れずに試してみてください。




    ベジマイトに関するよくある質問(FAQ)

    ベジマイトとは何ですか?

    酵母エキスを主原料とした、オーストラリアを代表する濃い茶色のペースト状食品です。一般的にはバターを塗ったトーストへ少量を薄く伸ばして食べます。

    ベジマイトはどんな味ですか?

    強い塩味、酵母由来の独特の香り、濃厚なうま味が特徴です。甘い食品ではありません。

    ベジマイトのおいしい食べ方は?

    こんがり焼いたトーストへバターを塗り、その上にベジマイトをほんの少量だけ薄く伸ばすのが基本です。チーズ、アボカド、卵ともよく合います。

    なぜベジマイトは塗り過ぎてはいけないのですか?

    塩味とうま味が非常に濃いためです。ジャムやチョコレートクリームのように厚く塗ると、かなり塩辛く感じます。初めてならごく少量から試してください。

    ベジマイトは何から作られていますか?

    主原料は酵母エキスです。そのほか塩、麦芽由来の成分などが使われています。

    ベジマイトはグルテンフリーですか?

    通常のベジマイトはグルテンフリーではありません。小麦・大麦由来の成分が含まれるため、セリアック病やアレルギーがある場合は商品の原材料表示を確認してください。

    ベジマイトとマーマイトは同じですか?

    同じではありません。どちらも酵母エキスを使った濃い色の食品ですが、味、香り、甘味、食感などに違いがあります。

    オーストラリアではどこで買えますか?

    ウールワース、コールズ、IGAなど、一般的なスーパーで簡単に購入できます。通常はジャムやピーナッツバターなど、パンに塗る食品の売場にあります。

    日本へのお土産に向いていますか?

    オーストラリアらしさという点では非常に分かりやすいお土産です。ただし好みの分かれる味なので、珍しい食品が好きな人や親しい友人へのお土産に向いています。旅行では小型容器やチューブ式が持ち運びやすいでしょう。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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  • アーノッツのお菓子完全ガイド|ティムタム以外にも食べたい人気商品

    アーノッツのお菓子完全ガイド|ティムタム以外にも食べたい人気商品

    オーストラリアのお菓子と聞いて、真っ先にティムタム(Tim Tam)を思い浮かべる人は多いでしょう。

    しかし、ティムタムを作っているアーノッツ(Arnott’s)には、ほかにもオーストラリアで長年親しまれているビスケットやクラッカーが数多くあります。

    スコッチ・フィンガー(Scotch Finger)、モンテ・カルロ(Monte Carlo)、アイスド・ボーボー(Iced VoVo)、ミント・スライス(Mint Slice)、キングストン(Kingston)などは、オーストラリア人にとって昔から身近なお菓子です。

    さらに、子供向けのタイニー・テディ(Tiny Teddy)、塩味系のシェイプス(Shapes)、チーズやディップと合わせやすいジャッツ(Jatz)やサラダ(Salada)など、甘いもの以外の商品も充実しています。

    日本ではティムタムだけが特に有名ですが、オーストラリアのスーパーへ行くと、アーノッツの商品だけで売場のかなりの部分を占めていることがあります。

    旅行中のおやつはもちろん、スーパーで買えるオーストラリア土産としてもおすすめです。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、アーノッツの歴史、ティムタムの種類、ティムタム以外の定番ビスケット、塩味系クラッカー、子供向け商品、スーパーでの選び方、お土産として持ち帰る時のポイントまで詳しく紹介します。




    アーノッツとは?

    アーノッツって、ティムタムを作っている会社の名前ですか?
    はい。ただしティムタムはアーノッツ商品の一つにすぎません。オーストラリアでは昔ながらのビスケットから塩味のクラッカーまで、非常に多くの商品が親しまれています。

    アーノッツ(Arnott’s)は、オーストラリアを代表するビスケット・クラッカーメーカーです。

    日本ではティムタムの会社という印象が強いですが、オーストラリアの家庭では、

    • お茶の時間のビスケット
    • 子供のおやつ
    • 学校へ持って行く軽食
    • チーズと合わせるクラッカー
    • パーティー用の軽食

    など、さまざまな場面でアーノッツの商品が登場します。

    スーパーへ行けば、ビスケット売場だけでなくクラッカー売場でも赤いアーノッツのマークを何度も目にするでしょう。

    アーノッツの歴史

    アーノッツの歴史は19世紀にさかのぼります。

    創業者ウィリアム・アーノット(William Arnott)は、スコットランドからオーストラリアへ渡り、ニュー・サウス・ウェールズ州でパンや菓子を作る事業を始めました。

    その後ビスケット製造が大きく成長し、アーノッツはオーストラリアを代表する食品会社の一つとなりました。

    現在ではティムタムだけでなく、何世代にもわたって食べられてきた商品を数多く抱えています。

    赤いオウムのロゴ

    アーノッツの商品で目印になるのが、赤を基調としたパッケージとオウムのマークです。

    スーパーで商品名が分からなくても、このマークを覚えておけばアーノッツの商品を見つけやすくなります。

    ティムタムは独自のデザインが目立ちますが、昔ながらのビスケットでは赤いアーノッツの印象が特に強くなっています。

    やっぱり一番有名なティムタム

    アーノッツの商品で海外旅行者に最も知られているのは、やはりティムタム(Tim Tam)です。

    2枚のチョコレートビスケットの間にクリームを挟み、全体をチョコレートで包んだお菓子です。

    サクサクしたビスケット、なめらかなクリーム、表面のチョコレートを一緒に味わえるのが特徴です。

    オーストラリア土産の定番ですが、現地では種類が多いため、日本では見かけにくい味を探す楽しみもあります。

    ティムタム・オリジナル

    初めて食べるなら、まずはオリジナル(Original)がおすすめです。

    ティムタムの基本となる味で、ミルクチョコレートの甘さとビスケットのバランスを楽しめます。

    複数の味をお土産に買う場合も、オリジナルを一袋入れておくとよいでしょう。

    ティムタム・ダーク

    ダーク(Dark)は、オリジナルよりチョコレートの甘さを抑えた印象の商品です。

    甘過ぎるチョコレートが苦手な人には、こちらの方が食べやすい場合があります。

    ブラックコーヒーと合わせるのもおすすめです。

    ダブルコート

    チョコレート好きに人気なのがダブルコート(Double Coat)です。

    通常よりたっぷりとチョコレートで覆われており、ティムタムの中でも濃厚な味わいです。

    「せっかくオーストラリアで買うなら、いかにもティムタムらしい濃厚なものがいい」という人に向いています。

    チョコ・ミント

    ミント味が好きならチョコ・ミント(Choc Mint)も候補です。

    チョコレートの甘さに爽やかなミントの香りが加わります。

    ミントチョコレートが好きな人には人気がありますが、好みが分かれやすいため、大人数への無難なお土産ならオリジナルの方が選びやすいでしょう。

    ティムタム・デラックス

    ティムタム・デラックス(Tim Tam Deluxe)は、通常商品より豪華な味わいを意識したシリーズです。

    中身や味の組み合わせに工夫があり、通常のティムタムとは少し違ったものを試したい時に向いています。

    販売される種類は時期によって変わることがあるため、スーパーで見つけた味から選ぶのも楽しみの一つです。

    グルテンフリーのティムタム

    ティムタムにはグルテンフリーの商品もあります。

    食事制限がある人にとって選択肢になりますが、通常商品とは原材料が異なります。

    セリアック病や重いアレルギーがある場合は、「グルテンフリー」という商品名だけで判断せず、パッケージの原材料やアレルギー表示を確認してください。

    ティムタム・スラムとは?

    ティムタム独特の食べ方として知られているのがティムタム・スラム(Tim Tam Slam)です。

    ティムタムの対角線上にある角を少しずつかじり、その両端をストローのように使って、温かい飲み物を吸い上げます。

    コーヒー、紅茶、温かい牛乳などが使われます。

    中へ飲み物が染み込むとビスケットとチョコレートが一気に柔らかくなるため、崩れる直前に食べます。

    かなり甘くなる食べ方ですが、オーストラリア旅行中に一度試してみるのも面白いでしょう。



    スコッチ・フィンガー

    ティムタム以外で、まず知っておきたい定番がスコッチ・フィンガー(Scotch Finger)です。

    厚みのある長方形のビスケットで、バターを思わせる素朴で香ばしい味が特徴です。

    中央に切れ目があり、半分に割りやすい形になっています。

    派手さはありませんが、紅茶やコーヒーと一緒に食べる昔ながらのビスケットとして長く親しまれています。

    ティムタムより甘さが控えめなものを探している人にもおすすめです。

    モンテ・カルロ

    モンテ・カルロ(Monte Carlo)は、2枚のビスケットでクリームとジャムを挟んだ昔ながらのお菓子です。

    ビスケットにはココナッツの風味があり、中には甘いクリームとラズベリー系のジャムが入っています。

    ティムタムとは全く違うタイプですが、「オーストラリア人が昔から食べているアーノッツのお菓子」を試したいなら、ぜひ候補に入れたい商品です。

    アイスド・ボーボー

    見た目が特徴的なのがアイスド・ボーボー(Iced VoVo)です。

    長方形のビスケットの上にピンク色の甘いアイシングとジャムがのり、表面にココナッツがまぶされています。

    色鮮やかで、昔ながらのオーストラリアのお菓子らしい雰囲気があります。

    ティムタムとは違う、少し珍しいオーストラリア土産を探している人にも面白い商品です。

    ミント・スライス

    ミントチョコレート好きなら、ティムタムだけでなくミント・スライス(Mint Slice)も試してみてください。

    ビスケットの上にミント風味の層を重ね、全体をチョコレートで覆った丸いお菓子です。

    チョコレートの甘さとミントの爽やかさがはっきりしており、冷蔵庫で少し冷やして食べても楽しめます。

    キングストン

    キングストン(Kingston)は、オーツ麦とココナッツを使った2枚のビスケットで、チョコレートクリームを挟んだ商品です。

    外側のビスケットが香ばしく、チョコレートだけが前面に出過ぎないのが特徴です。

    紅茶やコーヒーと一緒に食べると相性がよく、昔ながらのアーノッツらしさを楽しめます。

    ショートブレッド・クリーム

    ショートブレッド・クリーム(Shortbread Cream)は、2枚のビスケットで甘いクリームを挟んだ商品です。

    ティムタムのようなチョコレート系ではなく、素朴でクリーミーな味わいです。

    温かい紅茶と一緒に食べる昔ながらのお茶菓子として向いています。

    ミルク・アロールート

    ミルク・アロールート(Milk Arrowroot)は、非常にシンプルなビスケットです。

    チョコレートもクリームもなく、軽い甘さの素朴な味です。

    そのまま食べるほか、牛乳や紅茶と合わせたり、子供のおやつにしたりと、長く家庭で親しまれてきました。

    華やかなオーストラリア土産というより、現地の家庭で食べられてきた日常的なビスケットを試したい人向けです。

    ナイス

    ナイス(Nice)も、昔ながらのシンプルなビスケットです。

    長方形の表面に砂糖が付き、ココナッツの風味があります。

    ティムタムのような濃厚な味ではなく、紅茶と一緒に気軽に食べられるタイプです。

    デルタ・クリーム

    デルタ・クリーム(Delta Cream)は、ココア風味のビスケットでクリームを挟んだ商品です。

    見た目は海外でよく見られる黒っぽいサンドビスケットに近く、子供から大人まで食べやすい味です。

    ティムタムとは異なるチョコレート系ビスケットを試したい時に向いています。

    タイニー・テディ

    子供向けの商品として有名なのがタイニー・テディ(Tiny Teddy)です。

    小さなクマの形をした一口サイズのビスケットで、子供のおやつや学校へ持って行く軽食として親しまれています。

    小袋入りの商品もあり、子供へのお土産にも選びやすいでしょう。

    クマの形が一つずつ違うため、小さな子供でも楽しみながら食べられます。

    ティービー・スナックス

    ティービー・スナックス(TeeVee Snacks)は、一口サイズで気軽に食べられる甘いお菓子です。

    テレビを見ながらつまむような、家族向けのお菓子として親しまれてきました。

    大きなビスケットより食べやすく、ホテルの部屋で少しずつ食べるおやつにも向いています。

    詰め合わせビスケット

    アーノッツには、複数の定番ビスケットを一箱で楽しめる詰め合わせ商品もあります。

    一種類を一袋ずつ買うより、いろいろな味を少しずつ食べたい時に便利です。

    家族や友人と一緒に食べる場合や、「どれが自分の好みか分からない」という旅行者にも向いています。




    シェイプス

    甘いものが苦手な人におすすめなのがシェイプス(Shapes)です。

    一口サイズの焼いたクラッカーに、さまざまな味付けをした商品で、オーストラリアでは非常に定番の塩味系のお菓子です。

    旅行中の軽食、ホテルでのお酒のおつまみ、車での移動中のおやつなどにも便利です。

    味の種類が多く、スーパーの棚には色違いの箱が並んでいます。

    バーベキュー味

    バーベキュー(Barbecue)は、シェイプスを代表する味の一つです。

    甘辛さと香辛料の風味があり、「まず一箱買うならこれ」という定番です。

    オーストラリアらしいスナック菓子を探している旅行者にもおすすめです。

    ピザ味

    ピザ(Pizza)も人気の定番です。

    トマトやチーズ、香草を思わせる味付けで、子供にも比較的食べやすい商品です。

    バーベキュー味と一緒に買って食べ比べてもよいでしょう。

    チキン・クリンピー

    チキン・クリンピー(Chicken Crimpy)は、鶏肉を思わせるうま味のある味付けが特徴です。

    クラッカー自体にも独特の形があり、シェイプスの中でも昔から親しまれている味の一つです。

    チーズ&ベーコン

    チーズ&ベーコン(Cheese & Bacon)は、濃いめの味が好きな人向けです。

    チーズのコクとベーコンを思わせる風味があり、ビールなどのおつまみにも合わせやすいでしょう。

    シェイプスは期間によって味の種類が変わることがあるので、旅行中は売場に並んでいる商品を見比べてみてください。

    ジャッツ

    ジャッツ(Jatz)は、丸い形をした塩味のクラッカーです。

    そのまま食べるだけでなく、

    • チーズ
    • サラミ
    • ディップ
    • スモークサーモン
    • パテ

    などをのせて食べられます。

    オーストラリアの家庭で、友人を招いた時の軽食やチーズの盛り合わせに使いやすいクラッカーです。

    サラダ

    サラダ(Salada)は、大きな四角いクラッカーです。

    そのまま食べるというより、割ってチーズやスプレッドをのせたり、簡単な軽食として使ったりします。

    ベジマイトとチーズをのせて食べるのも、オーストラリアらしい組み合わせです。

    ビタウィート

    ビタウィート(Vita-Weat)は、全粒穀物を使ったクラッカーとして知られています。

    甘いビスケットではなく、軽食用として、

    • チーズ
    • アボカド
    • トマト
    • ベジマイト
    • ツナ

    などをのせて食べられます。

    ホテルやサービスアパートメントで軽い朝食や昼食を作りたい旅行者にも使いやすい商品です。

    クラスキッツ

    クラスキッツ(Cruskits)は、非常に軽く、サクサクした食感のクラッカーです。

    厚みのある一般的なクラッカーより軽いので、チーズやアボカドなどをのせて食べるのに向いています。

    旅行中に甘いお菓子ばかり食べて飽きた時にも便利です。

    甘いビスケットと塩味系の違い

    アーノッツの魅力は、ティムタムのような甘いお菓子だけでなく、食事やおつまみにも使える塩味系の商品が多いことです。

    タイプ 代表商品 おすすめの食べ方
    チョコレート系 ティムタム、ミント・スライス コーヒー、紅茶と一緒に
    昔ながらの甘いビスケット スコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、キングストン お茶の時間に
    子供向け タイニー・テディ 小腹が空いた時のおやつに
    味付きクラッカー シェイプス そのまま、お酒のおつまみに
    プレーン系クラッカー ジャッツ、サラダ、ビタウィート、クラスキッツ チーズやディップと一緒に

    紅茶・コーヒーと楽しむ

    昔ながらのアーノッツのビスケットは、紅茶やコーヒーと非常によく合います。

    特に、

    • スコッチ・フィンガー
    • モンテ・カルロ
    • キングストン
    • ショートブレッド・クリーム
    • ナイス

    などは、オーストラリア家庭のお茶の時間を感じられる商品です。

    ティムタムだけでなく、こうした昔ながらの一袋を買ってホテルで食べてみるのもおすすめです。

    チーズやディップと楽しむ

    ジャッツ、サラダ、ビタウィート、クラスキッツなどのクラッカーは、スーパーで買ったオーストラリア産チーズと合わせるのもおすすめです。

    例えば、

    • チェダーチーズ
    • ブリーチーズ
    • カマンベール
    • クリームチーズ
    • フムス
    • アボカド

    などを用意すれば、ホテルやサービスアパートメントでも簡単な軽食を作れます。



    スーパーで買う

    アーノッツの商品は、オーストラリアの一般的なスーパーで簡単に購入できます。

    代表的なのは、

    • ウールワース
    • コールズ
    • IGA

    などです。

    ティムタムだけなら観光地のお土産店でも見つけることがありますが、アーノッツの商品を幅広く見たいなら大型スーパーがおすすめです。

    甘いビスケットと塩味系クラッカーは売場が分かれている場合があるので、一方だけで見つからなくても別の棚を探してみましょう。

    お土産にはどれがおすすめ?

    目的 おすすめ
    初めてのオーストラリア土産 ティムタム・オリジナル
    チョコレート好き ティムタム・ダブルコート、ミント・スライス
    昔ながらの豪州菓子を渡したい モンテ・カルロ、スコッチ・フィンガー
    見た目の珍しさ アイスド・ボーボー
    子供向け タイニー・テディ
    甘い物が苦手な人 シェイプス
    ワイン・チーズ好き ジャッツ、ビタウィート

    「ティムタムは日本でも買えるから、違うものにしたい」という場合は、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストン、シェイプスなどを選ぶと、より現地らしいお土産になります。

    チョコレート商品は暑さに注意

    ティムタムやミント・スライスなど、チョコレートで覆われた商品は暑さに弱いので注意してください。

    オーストラリアの夏は気温が高く、車内では短時間でもかなり高温になることがあります。

    購入後は、

    • 直射日光を避ける
    • 高温になる車内へ置かない
    • ホテルへ戻るまで長時間持ち歩かない
    • 必要なら保冷バッグを利用する

    などの対策をおすすめします。

    お土産用なら、旅行の最初に大量購入するより帰国日の少し前に買う方が安心です。

    スーツケースへの入れ方

    ビスケットやクラッカーは軽い一方、割れやすいのが難点です。

    特にティムタムの袋やシェイプスの箱をスーツケースの外側へ入れると、荷物の重みでつぶれることがあります。

    持ち帰る際は、

    • スーツケースの中央へ入れる
    • 衣類で周囲を囲む
    • 箱入り商品は角をつぶさないようにする
    • チョコレートは高温を避ける

    とよいでしょう。

    売場で使える英語

    英語 意味
    Biscuit ビスケット。オーストラリアでは一般的な呼び方
    Cracker 塩味系のクラッカー
    Chocolate-coated チョコレートで覆った
    Cream-filled クリームを挟んだ・詰めた
    Gluten Free グルテンフリー
    Original 基本・定番の商品
    Dark Chocolate ダークチョコレート
    Assorted 詰め合わせ
    Which Tim Tam flavour is the most popular? どのティムタムが一番人気ですか?
    Do you have any flavours that are only sold in Australia? オーストラリアだけで販売している味はありますか?
    Where are the Arnott’s biscuits? アーノッツのビスケットはどこですか?
    Do you have gluten-free Tim Tams? グルテンフリーのティムタムはありますか?

    旅行者向けおすすめの選び方

    • 初めてならティムタム・オリジナルを買う
    • ティムタム以外ならモンテ・カルロを試す
    • 甘さ控えめならスコッチ・フィンガー
    • ミント好きならミント・スライス
    • 見た目の珍しさならアイスド・ボーボー
    • 子供向けならタイニー・テディ
    • 甘い物が苦手ならシェイプス
    • お酒と合わせるならジャッツ
    • ホテルの軽食ならビタウィートやクラスキッツ
    • チョコレート商品は帰国直前に買う
    • スーパーで特売になっている商品も確認する
    • 期間限定商品を見つけたら現地で試してみる

    日本では「アーノッツ=ティムタム」という印象が強いですが、オーストラリアのスーパーで売場をじっくり見ると、それだけではないことが分かります。

    スコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどの昔ながらの甘いビスケットから、シェイプスやジャッツなどの塩味系まで、オーストラリアの日常のおやつ文化そのものと言えるほど種類が豊富です。

    ティムタムはもちろん一度は食べたい定番ですが、せっかく現地のスーパーへ行くなら、ぜひその隣に並んでいる商品にも目を向けてみてください。

    日本ではあまり知られていない一袋の方が、「オーストラリアで普段食べられているお菓子」を知る面白いお土産になるかもしれません。




    アーノッツのお菓子に関するよくある質問(FAQ)

    アーノッツとはどんな会社ですか?

    オーストラリアを代表するビスケット・クラッカーのメーカーです。日本ではティムタムが特に有名ですが、オーストラリアでは数多くの定番商品が長く親しまれています。

    初めてティムタムを買うならどれがおすすめですか?

    まずはオリジナルがおすすめです。チョコレートが好きならダブルコート、甘さを少し抑えたい場合はダークなどを食べ比べてもよいでしょう。

    ティムタム以外でおすすめのアーノッツ商品は?

    昔ながらの定番ならスコッチ・フィンガー、モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどがおすすめです。甘い物が苦手ならシェイプスやジャッツがあります。

    シェイプスとはどんなお菓子ですか?

    一口サイズの焼いたクラッカーに味付けをした、オーストラリアで人気の塩味系のお菓子です。バーベキュー、ピザ、チキン・クリンピーなどの定番があります。

    子供へのお土産なら何がおすすめですか?

    小さなクマの形をしたタイニー・テディが選びやすいでしょう。一口サイズで、小袋入りの商品もあります。

    ティムタム・スラムとは何ですか?

    ティムタムの対角線上の角をかじり、ストローのようにして温かいコーヒーや紅茶などを吸う食べ方です。中が柔らかくなったら崩れる前に食べます。

    アーノッツの商品はどこで買えますか?

    ウールワース、コールズ、IGAなど、オーストラリアの一般的なスーパーで購入できます。幅広い種類を見たい場合は大型スーパーがおすすめです。

    日本へのお土産にはティムタム以外の何がおすすめですか?

    モンテ・カルロ、アイスド・ボーボー、キングストンなどは日本でティムタムほど知られていないため、現地らしいお土産になります。甘い物が苦手な人にはシェイプスもおすすめです。

    夏にティムタムを持ち帰っても大丈夫ですか?

    持ち帰れますが、チョコレートが溶けないよう高温の車内や直射日光を避けてください。旅行中のお土産なら帰国日の少し前に購入すると保管期間を短くできます。



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  • Australian Madeマークとは?本当にオーストラリア製のお土産を見分ける方法

    Australian Madeマークとは?本当にオーストラリア製のお土産を見分ける方法

    オーストラリア旅行のお土産を選んでいると、緑と金色の三角形の中にカンガルーが描かれ、その下に「AUSTRALIAN MADE」と書かれたマークを見かけることがあります。

    これはオーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウン(Australian Made, Australian Grown/AMAG)ロゴと呼ばれる、オーストラリアの原産国を示す代表的な認証マークです。

    「オーストラリア製のお土産を買いたい」という旅行者には、とても分かりやすい目印です。ただし、マークの下に書かれている「Australian Made」「Australian Grown」「Product of Australia」などは、それぞれ意味が違います。

    特に注意したいのが、「Australian Made=原材料や部品も100%オーストラリア産」ではないという点です。「Australian Made」は主に、どこで製造・加工され、最終的に原材料や部品とは本質的に異なる製品へ変化したかを示す表示です。

    一方、「Product of Australia」や「Australian Grown」は、原材料や主要な構成要素の原産地について、「Australian Made」より厳しい条件があります。

    また食品では、「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」のように、カンガルーマークと一緒にオーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフが付いた原産国表示を見ることがあります。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、Australian Madeマークの意味、各表示の違い、食品ラベルの読み方、オーストラリア資本の会社との違い、本当にオーストラリアらしいお土産を選ぶポイントまで詳しく紹介します。




    Australian Madeマークとは?

    カンガルーのAustralian Madeマークが付いていれば、原料も全部オーストラリア産ですか?
    必ずしもそうではありません。Australian Madeは主に製造工程についての表示です。原材料の原産地まで重視するなら、Product of AustraliaやAustralian Grown、食品の原料割合表示も確認しましょう。

    オーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウンのロゴは、商品がオーストラリアで製造・生産・栽培されたことを示すための認証商標です。

    非営利組織のオーストラリアン・メイド・キャンペーン(Australian Made Campaign Ltd/AMCL)が管理しています。

    ロゴそのものだけを見るのではなく、その下に書かれた「Australian Made」「Australian Grown」などの表示区分を読むことが大切です。

    緑と金色のカンガルーロゴ

    最もよく知られているデザインは、緑色の三角形の中に金色のカンガルーが描かれたものです。

    オーストラリアを象徴するカンガルーが使われているため、英語に慣れていない旅行者でも見つけやすいマークです。

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、2025年の調査ではオーストラリア人の99%がこのロゴを認識しています。

    お土産店、スーパー、薬局、百貨店などで商品を選ぶ時に、その商品がオーストラリアとどのような関係にあるのかを確認する目印として広く使われています。

    1986年誕生・2026年で40周年

    Australian Madeロゴは、当時のオーストラリア首相ボブ・ホーク(Bob Hawke)の要請を受け、1986年に誕生しました。

    デザインを手がけたのは、オーストラリアの著名なデザイナー、ケン・ケイトー博士(Dr Ken Cato)です。

    2007年にはデザインが少し変更され、カンガルーや三角形の形が現在のものへ近づきました。

    2026年は、現在広く知られるAustralian Madeロゴの40周年に当たります。

    誰でも自由に使えるマークではない

    食品以外の商品でAustralian Madeロゴを使用するには、オーストラリアン・メイド・キャンペーンへ申請し、対象商品が基準を満たしているか審査を受ける必要があります。

    認証された商品だけが、使用許可を受けてロゴを付けることができます。

    つまり、製造会社が単に「オーストラリアらしいからカンガルーのマークを付けよう」と自由に使用できるものではありません。

    ロゴの使用基準は、オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)とAMAGロゴ使用規定に基づいています。

    ロゴ下の言葉が重要

    ロゴには、商品の条件に応じて次のような言葉が付きます。

    • Australian Made:オーストラリア製
    • Australian Grown:オーストラリアで栽培・生産
    • Product of Australia:オーストラリア産品
    • Australian Seafood:オーストラリア産水産物

    海外向けの商品では「Australian」という表示が使われる場合もあります。

    見た目は同じカンガルーロゴでも、下に書かれている言葉によって意味が違うので、旅行者はここまで確認しましょう。

    Australian Madeとは?

    Australian Madeは、その商品がオーストラリアで最後の「実質的な変化」を受けたことを示します。

    重要なのは、原料や部品の原産国よりも製造工程に重点を置いた表示だということです。

    したがって、海外から輸入された原材料や部品が含まれていても、オーストラリア国内で十分な製造工程を経て、本質的に別の製品へ変化すれば、Australian Madeの条件を満たす可能性があります。

    「実質的な変化」とは?

    オーストラリア消費者法では、オーストラリア国内で行われた一つ以上の工程によって、完成品が使用した原材料や部品とは本質的に異なる性質・特徴を持つ別の製品になった場合、「実質的な変化」が起きたと考えます。

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンが紹介する例では、輸入したプラスチックの粒と針金をオーストラリアで加工し、プラスチック製のバケツと取っ手を作った場合、完成したバケツは原材料とは本質的に異なるため、Australian Madeと認められる可能性があります。

    輸入原料・部品でもAustralian Madeになる?

    はい。

    これは旅行者が最も誤解しやすいポイントです。

    Australian Madeは「原材料が100%オーストラリア産」という意味ではありません。

    原材料の一部、場合によっては多くが輸入品でも、オーストラリア国内で最後の実質的な変化が行われれば、Australian Madeと表示できる可能性があります。

    原材料までオーストラリア産であることを重視するなら、Australian Madeという言葉だけで判断しないようにしましょう。

    豪州産原料50%以上というルールは現在ない

    以前はAustralian Madeの原産国表示について、製造費の50%以上がオーストラリア国内で発生することを求めるルールがありました。

    しかし、オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、この製造費50%以上という条件は2017年2月にオーストラリア消費者法から撤廃されています。

    現在、Australian Madeの判断で「オーストラリア産原材料が50%以上」という一律の条件はありません。

    古いウェブサイトや記事などで「50%以上」という説明を見た場合は、現在の基準と混同しないようにしてください。

    オーストラリアで組み立てただけなら?

    単純な組み立てだけでは、Australian Madeとは認められない場合があります。

    例えば、完成に近い部品を海外から輸入し、オーストラリアで単に取り付けただけなら、完成品が輸入部品と本質的に異なるものへ変化したとは言いにくくなります。

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンも、完成したバケツ本体と取っ手を輸入し、オーストラリアで組み立てただけの場合は、「実質的な変化」には当たらない例として説明しています。

    オーストラリアで包装しただけなら?

    包装や小分けをしただけでは「実質的な変化」にはなりません。

    例えば、海外から完成した食品や商品を大量に輸入し、オーストラリア国内で小さな容器や袋へ詰め替えただけなら、「Australian Made」とは別の扱いになります。

    「Packed in Australia(オーストラリアで包装)」と「Made in Australia(オーストラリアで製造)」は意味が全く違うので、お土産選びでは注意してください。



    Product of Australiaとは?

    Product of Australiaは、Australian Madeよりも、原材料や部品についてオーストラリアとの結び付きが強い表示です。

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンでは、

    • すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来である
    • すべて、またはほぼすべての製造・加工がオーストラリアで行われている

    ことを条件としています。

    「材料も加工も、できるだけオーストラリア由来の商品を選びたい」という旅行者には、Product of Australiaは分かりやすい表示です。

    Australian Grownとは?

    Australian Grownは、農産物や自然由来の商品でよく使われる表示です。

    条件は、

    • すべての重要な原材料・構成要素がオーストラリアで育てられている
    • すべて、またはほぼすべての加工がオーストラリアで行われている

    ことです。

    果物、野菜、肉、花などで見ることがあります。

    Australian Seafoodとは?

    Australian Seafoodは、水産物向けの表示です。

    すべての重要な原材料がオーストラリアで育てられた、または漁獲・収穫され、すべてまたはほぼすべての加工がオーストラリア国内で行われていることが基準となります。

    水産加工品を購入する場合は、Australian Seafoodの表示と原材料表示を確認してみましょう。

    「Australian」だけの表示は?

    AMAGロゴでAustralianという言葉だけを表示できるのは、原則として輸出市場向けの商品です。

    Australian Made、Australian Grown、Product of Australia、Australian Seafoodのいずれかの条件を満たし、表示が消費者を誤解させないことなどが条件です。

    オーストラリア国内で旅行者が一般の店を利用する場合は、ほかの表示より目にする機会は少ないでしょう。

    4つの表示を比較

    表示 主な意味
    Australian Made 最後の実質的な製造・変化がオーストラリアで行われた
    Product of Australia 重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた
    Australian Grown 重要な原材料がオーストラリアで育てられ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた
    Australian Seafood 重要な水産原料がオーストラリアで養殖・漁獲などされ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた

    「どれが一番よい」ということではなく、何を重視するかによって見るべき表示が変わります。

    製造場所がオーストラリアであることを重視するならAustralian Made、原材料まで強くオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認すると分かりやすいでしょう。

    オーストラリア資本の会社とは別

    もう一つ大切なのが、商品の製造国と会社の所有関係は別だということです。

    「Australian Owned」という表示は、会社がオーストラリア資本であることを意味しますが、Australian Madeロゴは「その会社がオーストラリア資本かどうか」を自動的に認証するマークではありません。

    海外資本の会社でも、オーストラリア国内で基準を満たす商品を製造していれば、Australian Madeロゴを使用できる場合があります。

    逆に、オーストラリア人が所有する会社でも、商品を海外で製造して輸入しているなら、その商品がAustralian Madeになるわけではありません。

    Australian Made & Ownedとは?

    会社の所有関係も重視する人向けに、一部の商品ではAustralian Made & OwnedまたはAustralian Grown & Ownedという表示を見ることがあります。

    これはAustralian Madeなどの基準に加えて、企業の所有についてもオーストラリアとの関係を示す追加表示です。

    ただし、まず商品自体がAMAGロゴの基準を満たしていなければ、この表示を使用することはできません。

    Designed in Australiaは豪州製とは限らない

    お土産や雑貨を見ていると、

    Designed in Australia

    と書かれていることがあります。

    これは「オーストラリアでデザインされた」という意味で、製造国がオーストラリアという意味ではありません。

    Australian Madeロゴの正式な表示区分として「Australian Designed」というものはありません。

    デザインだけでなく製造国にもこだわりたい場合は、「Made in Australia」や「Australian Made」などの表示を別に確認してください。

    オーストラリアブランド=豪州製ではない

    有名なオーストラリアブランドの商品でも、生産拠点が中国、ベトナム、インドなど海外にあることは珍しくありません。

    「オーストラリアの会社」「オーストラリア発祥のブランド」「オーストラリアで人気」という情報と、商品の原産国は分けて考えましょう。

    お土産として「オーストラリアブランドなら十分」という人もいれば、「製造もオーストラリアでなければ嫌」という人もいます。どちらが正しいということではなく、自分が何を重視するかで選べばよいでしょう。




    食品のカンガルーマークは少し違う

    スーパーで食品を見ると、カンガルーマークに加えて棒グラフと説明文が一緒になった原産国表示をよく見かけます。

    これはオーストラリア政府の食品原産国表示制度によるものです。

    オーストラリアで育てられた・生産された・製造された食品のうち、優先表示の対象となる食品には、原則として、

    • カンガルーの三角ロゴ
    • オーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフ
    • 原産国についての説明文

    を組み合わせた標準的な表示が使われます。

    棒グラフは豪州産原料の割合

    食品ラベルの棒グラフは、その食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を視覚的に示します。

    例えば、

    Made in Australia from at least 60% Australian ingredients

    と書かれていれば、「オーストラリアで製造され、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産」という意味です。

    この「60%」は、Australian Madeという表示全体に共通する条件ではありません。その商品のオーストラリア産原材料の割合を示しています。

    オーストラリアで製造された食品

    食品に表示される「Made in Australia」も、最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示します。

    輸入原料を使用していても、オーストラリアで加工されることによって本質的に別の食品になれば、「Made in Australia」と表示できる場合があります。

    そのため、優先表示の対象となる食品では、「Made in Australia」という文字だけでなく、オーストラリア産原材料が何%使われているかも一緒に確認できるようになっています。

    オーストラリアで育てられた・生産された食品

    食品の「Grown in Australia」や「Produced in Australia」は、原材料の由来と加工場所の両方に強く関係する表示です。

    一般に、主要な原料がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた食品に使われます。

    果物、肉、牛乳、はちみつなどで、オーストラリアそのものの原料を重視する場合は、「Made」よりも「Grown」や「Produced」の表示の方が分かりやすい場合があります。

    オーストラリアで包装しただけの商品にカンガルーがない理由

    輸入食品をオーストラリア国内で小分け・包装しただけの場合、食品そのものがオーストラリアで実質的に製造されたことにはなりません。

    そのため、優先表示の対象となる食品で、

    Packed in Australia from imported ingredients

    「輸入原料をオーストラリアで包装」と表示される商品には、通常、オーストラリア産・オーストラリア製を示すカンガルーロゴは付きません。

    パッケージに「Australia」という文字があっても、「Made=製造」と「Packed=包装」は必ず区別しましょう。

    食品によって表示方法が違う

    すべての食品に、カンガルーマーク・棒グラフ・説明文を組み合わせた同じ表示が付くわけではありません。

    食品原産国表示制度では、肉、魚介類、果物・野菜、パン、牛乳、ジュース、はちみつ、ナッツ、シリアルなど多くの食品が優先表示の対象となる食品に分類されています。

    一方、菓子、ビスケット、スナック、ボトル入りの水、清涼飲料、茶・コーヒー、アルコールなどは対象外の食品として扱われ、原産国について文字だけで表示される場合があります。

    そのため、「食品なら必ず棒グラフが付いている」わけではありません。

    お土産選びではどこを見る?

    旅行者が「できるだけ本当にオーストラリアらしい物」を選びたいなら、次の順番で確認すると分かりやすいでしょう。

    1. Australian Madeの正式なカンガルーロゴがあるか
    2. ロゴの下がAustralian Made、Australian Grown、Product of Australiaのどれか
    3. 食品なら棒グラフでオーストラリア産原材料の割合を確認
    4. 「Made in Australia」なのか「Packed in Australia」なのか
    5. 商品の原産国表示
    6. 会社がオーストラリア資本かどうかも重視するなら企業情報

    「カンガルーの絵がある」だけで判断せず、その下の文字まで読むのがポイントです。

    旅行者がチェックしたい商品

    Australian Madeの表示を確認しやすいお土産の例として、

    • スキンケア用品
    • 石けん
    • 化粧品
    • ウール製品
    • 衣類・帽子
    • 木製品
    • 食器・雑貨
    • 健康・美容用品
    • はちみつ・ジャムなどの食品

    があります。

    ただし、商品の種類だけを見て「オーストラリア製」と判断せず、一つひとつの表示を確認してください。

    特に観光地のお土産店では、カンガルー、コアラ、オーストラリア国旗などをデザインした商品でも、海外で製造されていることがあります。

    公式サイトで認証商品を検索できる

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトでは、Australian Madeの認証を受けた商品や企業を検索できます。

    商品名、会社名、商品の種類などから調べることができます。

    「このブランドの商品は本当にAustralian Madeの認証を受けているのか」と確認したい時に便利です。

    Australian Made Campaign

    マークがない=輸入品とは限らない

    逆に、Australian Madeロゴが付いていない商品が、必ず海外製というわけでもありません。

    食品以外の商品では、このロゴを使用するかどうかは任意で、企業が申請して使用許可を取得します。

    ロゴを使わず、単に「Made in Australia」と文字で原産国を表示している商品もあります。

    したがって、ロゴが見つからない場合は、パッケージの裏面や商品のタグにある原産国表示も確認しましょう。

    紛らわしい表示に注意

    オーストラリアを連想させるカンガルー、コアラ、国旗、地図、緑と金色の配色などがパッケージにあっても、それ自体がAustralian Madeの認証を意味するわけではありません。

    また、

    • Australian Designed:オーストラリアでデザイン
    • Australian Brand:オーストラリアのブランド
    • Australian Owned:オーストラリア資本
    • Packaged in Australia:オーストラリアで包装
    • Distributed by an Australian company:オーストラリア企業が販売・流通

    は、それぞれ「Australian Made」とは意味が違います。

    原産国について誤解を招く表示はオーストラリア消費者法の対象となりますが、旅行者としては正式な原産国表示を確認する習慣を付けるのが一番簡単です。



    原産国表示で使われる英語

    英語 意味
    Australian Made オーストラリアで最後の実質的な製造・変化が行われた
    Made in Australia オーストラリア製
    Product of Australia 主要な原料・部品もオーストラリア由来で、ほぼすべてオーストラリアで加工
    Australian Grown オーストラリアで育てられた
    Australian Seafood オーストラリア産の水産物
    Australian Owned オーストラリア資本の会社
    Designed in Australia オーストラリアでデザイン
    Packed in Australia オーストラリアで包装・小分け
    Australian Ingredients オーストラリア産原材料
    Country of Origin 原産国
    Imported Ingredients 輸入原材料
    Substantially Transformed 実質的に別の製品へ変化した

    旅行者向けの選び方

    • カンガルーマークだけでなく、その下の文字まで読む
    • Australian Madeは原料100%オーストラリア産という意味ではない
    • 原材料を重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認する
    • 食品はオーストラリア産原材料の割合も確認する
    • Made in AustraliaとPacked in Australiaを区別する
    • Designed in Australiaだけでは製造国は分からない
    • Australian OwnedとAustralian Madeは別の意味
    • オーストラリアのブランドでも海外製の商品はある
    • カンガルーやコアラの絵だけで原産国を判断しない
    • 迷ったらAustralian Madeの公式サイトで認証商品を検索する

    「オーストラリア土産」と一口に言っても、オーストラリアで売っている物、オーストラリア企業の商品、オーストラリアでデザインされた物、オーストラリアで製造された物、オーストラリア産原料から作られた物では意味が異なります。

    Australian Madeロゴは、その違いを確認するための非常に便利な目印です。

    ただし大切なのは、ロゴの下に何と書かれているかまで読むことです。

    製造場所を重視するならAustralian Made、原材料までオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grown、食品なら原料割合の棒グラフも確認する。この3点を覚えておけば、お土産選びで迷いにくくなるでしょう。




    Australian Madeマークに関するよくある質問(FAQ)

    Australian Madeマークとは何ですか?

    緑と金色のカンガルーを使った、オーストラリアの代表的な原産国認証ロゴです。食品以外では、オーストラリアン・メイド・キャンペーンの認証を受けた商品が使用許可の下で表示します。

    Australian Madeなら原材料も100%オーストラリア産ですか?

    いいえ。Australian Madeは主に製造工程についての表示です。最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示すため、輸入された原材料や部品が含まれる場合があります。

    Australian Madeには50%以上オーストラリア産という条件がありますか?

    現在はありません。オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、以前存在した製造費50%以上という条件は2017年2月に撤廃されています。現在は、最後の実質的な変化がどこで行われたかが重要な基準です。

    Product of AustraliaとAustralian Madeの違いは?

    Australian Madeは製造工程が中心の表示です。Product of Australiaは、すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、すべてまたはほぼすべての加工もオーストラリアで行われていることを示します。

    Australian OwnedならAustralian Madeですか?

    いいえ。会社の所有関係と商品の製造国は別です。オーストラリア資本の会社でも、海外で製造している商品はあります。

    Designed in Australiaはオーストラリア製ですか?

    必ずしもそうではありません。「Designed in Australia」は、デザインがオーストラリアで行われたことを示すだけです。製造国は別に確認する必要があります。

    食品の棒グラフは何を意味しますか?

    食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を示しています。「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」なら、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産という意味です。

    Packed in AustraliaはAustralian Madeと同じですか?

    同じではありません。オーストラリアで包装・小分けしただけでは、通常「実質的な変化」とは認められません。「Made=製造」と「Packed=包装」は区別して確認してください。

    Australian Madeマークがない商品は輸入品ですか?

    必ずしも輸入品ではありません。食品以外ではAustralian Madeロゴを使用するかどうかは任意なので、ロゴを使わず「Made in Australia」と文字だけで表示している商品もあります。

    認証商品を調べる方法はありますか?

    オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトで、認証を受けた商品や企業を検索できます。



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  • オーストラリアのKマート完全ガイド|旅行用品・安いお土産・おすすめの買い物を紹介

    オーストラリアのKマート完全ガイド|旅行用品・安いお土産・おすすめの買い物を紹介

    オーストラリア旅行中、「ちょっとした日用品を買いたい」「スーツケースに入りきらないので旅行用品を追加したい」「ばらまき用に安い雑貨を探したい」という時に便利なのが、Kマート(Kmart)です。

    Kマートは、衣類、キッチン用品、収納用品、寝具、玩具、文房具、旅行用品、化粧品、電化小物、スポーツ用品などを幅広く扱う低価格の大型小売店です。日本人旅行者の感覚では、「衣料品も家電小物も雑貨もある、低価格の大型生活用品店」と考えると分かりやすいでしょう。

    オーストラリアのKマートは1969年にビクトリア州バーワッド・イースト(Burwood East)で1号店を開業し、現在はウェスファーマーズ(Wesfarmers)傘下のKマート・グループ(Kmart Group)に属しています。オーストラリアとニュージーランドを合わせて300店を超える店舗があり、現地では非常に身近な存在です。

    店内にはKマートの企画商品が多く、特にアンコ(Anko)の名前を付けた生活雑貨や衣類、旅行用品などをよく見かけます。Kマートによると、店舗・オンラインで扱う商品の80%以上を自社の商品企画・調達チームでデザイン・開発しています。

    ただし、Kマートは「オーストラリア製品専門店」ではありません。Kマート自体はオーストラリアで親しまれている小売ブランドですが、商品は世界各国で製造されています。オーストラリア製のお土産を探している場合は、パッケージの原産国表示やAustralian Madeの表示を確認してください。

    この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、Kマートの特徴、店舗の探し方、旅行中に役立つ商品、安く買えるお土産候補、セルフレジ、返品、オンライン在庫、旅行者払戻制度(TRS)まで詳しく紹介します。




    Kマートとは?

    Kマートはスーパーですか?旅行中に行くメリットはありますか?
    食品スーパーというより、衣類、生活雑貨、玩具、旅行用品などを低価格で扱う大型店です。旅行中に足りない物を買うのに便利ですよ。

    Kマートは、オーストラリアで広く利用されている低価格の大型小売店です。

    生鮮食品を中心に扱うウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)とは異なり、主力は衣類や生活用品などの一般商品です。

    服、タオル、食器、キッチン用品、収納用品、家電小物、玩具、文房具、スポーツ用品、旅行用品など、日常生活で必要になる物を幅広くそろえています。

    商品価格が比較的安く、現地の家庭が普段使いの日用品を買う場所として利用されています。

    オーストラリアで1969年にスタート

    オーストラリアのKマートは、1969年にビクトリア州バーワッド・イーストで最初の店舗を開きました。

    現在はウェスファーマーズ(Wesfarmers)が所有するKマート・グループの一員で、同グループにはターゲット・オーストラリア(Target Australia)も含まれています。

    ウェスファーマーズによると、現在Kマートはオーストラリアとニュージーランドで323店舗を運営しています。

    都市部だけでなく地方にも店舗があり、オーストラリアの日常生活にかなり密着したチェーンです。

    日本で例えるとどんな店?

    日本に全く同じ業態はありませんが、イメージとしては、

    • 衣料品店
    • ホームセンターの生活雑貨売場
    • 大型雑貨店
    • 玩具店
    • 低価格インテリア店

    を一つにまとめたような店です。

    食品スーパーへ行っても見つからない「旅行用ポーチ」「子供服」「タオル」「延長コード」「収納袋」「サンダル」といった物を一度に探せるのが便利です。

    よく見かける「アンコ」とは?

    店内で商品を見ていると、アンコ(Anko)という名前を頻繁に見かけます。

    アンコはKマート・グループの商品開発・調達事業にも使われているブランド名で、Kマートでは生活雑貨、旅行用品、衣類、家電小物、玩具など幅広い商品に使われています。

    Kマートは、自社の商品企画・販売計画・調達を担当するチームが、店舗やオンラインで扱う商品の80%以上をデザイン・開発していると説明しています。

    そのため、他店の有名ブランド商品を安く売る店というより、Kマート独自の商品を低価格で幅広く展開する店という印象が強くなっています。

    Kマートで買える主な商品

    売場 主な商品
    衣類 女性、男性、子供、ベビー、下着、パジャマ、運動着
    靴 スニーカー、サンダル、ビーチサンダル、スリッパ
    生活雑貨 食器、キッチン用品、寝具、タオル、収納、インテリア
    旅行用品 スーツケース、バッグ、ネックピロー、荷造り用品、変換プラグ
    美容用品 化粧品、スキンケア用品、ヘア用品、旅行用小物
    玩具 玩具、ぬいぐるみ、ボードゲーム、工作用品
    文房具 ノート、ペン、ファイル、各種文具
    スポーツ・アウトドア スポーツ用品、キャンプ用品、アウトドア用品、運動用品
    電化小物 ケーブル、充電用品、パソコン周辺用品など

    大型店ほど品揃えは豊富ですが、店舗によって扱う商品や在庫は異なります。

    店舗の探し方

    最寄りのKマートは、Googleマップで「Kmart」と検索するか、公式サイトの店舗検索を利用します。

    店舗検索では、地域名または郵便番号を入力し、最寄りの店舗、営業時間、利用できるサービスなどを確認できます。

    Kmart Australia – Store Locator

    ショッピングセンター内に入っている店舗も多いので、旅行中なら宿泊ホテルの近くにある大型ショッピングセンターを調べてみるのもよいでしょう。

    営業時間は店舗ごとに違う

    Kマートは店舗によって営業時間が異なります。

    大型ショッピングセンター内の店舗では、ショッピングセンターの営業時間に近い場合がありますが、郊外店や一部の店舗では、より長い時間営業することもあります。

    祝日は営業時間が変更されることもあるため、公式の店舗検索でその日の営業時間を確認してください。

    「Kマートは夜遅くまで開いている」と決めつけない方が安心です。

    地方ではKハブもある

    オーストラリアの地方では、Kハブ(K hub)という小型店舗を見かけることがあります。

    Kマートによると、Kハブは全国に50店舗以上あり、アウトバックの遠隔地や海岸沿いの町などにも展開しています。

    通常の大型Kマートより品揃えは絞られていますが、衣類、玩具、生活用品などKマートの主要商品を扱っています。

    ロードトリップ中に「Kmart」と検索してKハブが表示されても、別会社ではありません。



    旅行者に便利な旅行用品

    Kマートには旅行用品売場があり、旅行中に急に必要になった物を探すのに便利です。

    主な商品には、

    • スーツケース
    • 旅行用小物
    • ネックピロー
    • 南京錠などの防犯用品
    • 荷造り用品
    • 変換プラグ

    などがあります。

    日本から持って来るのを忘れた物や、現地で必要になった物を安く買い足す用途に向いています。

    スーツケース・バッグ

    お土産を買いすぎてスーツケースに入らなくなった時にもKマートは便利です。

    店舗によって、ハードケースのスーツケース、ソフトケースのスーツケース、ダッフルバッグ、バックパックなどがあります。

    ただし、航空会社の受託手荷物重量を超えると追加料金が発生します。

    「大きなバッグを買えば解決」と考える前に、利用する航空会社の個数・重量・サイズ制限を確認してください。

    荷造り用品

    Kマートで旅行者に使いやすいのが、荷物整理や荷造りに使う小物です。

    • 衣類整理用ケース
    • 収納袋
    • 圧縮袋
    • スーツケース用ベルト
    • 荷物用ネームタグ
    • 旅行用詰め替えボトル
    • 化粧品用ポーチ

    などが販売されることがあります。

    旅行後半に荷物が増えた時、衣類を整理し直すだけでもスーツケースへ収まりやすくなります。

    変換プラグ・充電用品

    旅行用品売場には海外旅行用の変換プラグもあります。

    変換プラグを忘れた場合や、USBケーブル、充電関連の小物を追加したい時に探してみるとよいでしょう。

    ただし、変換プラグは電圧を変える機器ではありません。

    日本の電化製品をオーストラリアで使う場合は、その製品がオーストラリアの電圧に対応しているか別途確認してください。

    急に服が必要になった時

    旅行中は、予想より寒かった、服を汚した、下着が足りないなど、急に衣類が必要になることがあります。

    Kマートなら、

    • Tシャツ
    • 下着・靴下
    • パジャマ
    • ショートパンツ
    • パーカー
    • ジャケット
    • サンダル
    • 帽子

    などを比較的手頃な価格で探せます。

    「旅行中だけ使えればよい」という衣類を買うにも便利です。

    防寒・暑さ対策用品

    オーストラリアは都市による気候差が大きく、同じ旅行でも移動先によって気温が大きく変わることがあります。

    例えば夏のケアンズからメルボルンへ移動すると、想像以上に気温差を感じることがあります。

    Kマートなら季節に応じて、帽子、サングラス、上着、雨具、靴下、ブランケットなどを買い足せます。

    季節商品は時期によって店頭在庫が大きく変わるので、確実に必要な物は日本から持参しましょう。

    洗濯用品

    長期旅行でコインランドリーを利用する場合にも、Kマートで便利な物があります。

    • 洗濯物を入れる袋
    • 洗濯ネット
    • ハンガー
    • 洗濯ばさみ
    • 物干し用品
    • ランドリーバッグ

    などです。

    洗剤そのものはスーパーの方が品揃えが多いことがありますが、洗濯周辺用品をまとめて探すには便利です。

    ピクニック・BBQ用品

    公共のバーベキュー設備を利用する時にも、Kマートは便利です。

    ピクニック用品、クーラーバッグ、皿、カトラリー、トング、レジャーシートなどを扱っています。

    スーパーで食材を購入し、Kマートで足りない道具をそろえて公園へ行くという方法もあります。

    旅行中だけ使うなら、大型のバーベキュー用品を買いすぎないことがポイントです。

    子連れ旅行にも便利

    子供連れの旅行では、Kマートが特に役立つことがあります。

    子供服、ベビー用品、玩具、工作用品、ビーチ用品などが一つの店舗にそろっています。

    現地で急に必要になった、

    • 子供の着替え
    • 水着
    • 帽子
    • ベビー用品
    • 雨の日用の玩具

    などを買いやすい店です。




    安いギフト・お土産候補

    Kマートは典型的な「観光客向けお土産店」ではありません。

    そのため、カンガルーのキーホルダーや「AUSTRALIA」と大きく書かれた定番土産が、常に豊富に並んでいる店ではありません。

    一方、現地の人が普段使っている物を、気軽なギフトとして買いたいなら面白い店です。

    候補になるのは、

    • マグカップ・小皿
    • キッチンタオル
    • 文房具
    • エコバッグ・小型バッグ
    • 子供向け玩具
    • キャラクター商品
    • 季節の雑貨

    などです。

    価格が低めなので、職場や友人向けに高価すぎないプレゼントを探す時にも使えます。

    ブルーイなど豪州らしいキャラクター商品

    玩具売場では、時期によってブルーイ(Bluey)などオーストラリア発のキャラクター商品が並びます。

    ブルーイはオーストラリアの子供向けアニメとして海外でも知られているため、子供向けのお土産候補になります。

    ただし、キャラクター商品の在庫や種類は店舗・時期によって変わります。

    必ずしもKマート限定の商品ではないので、「Kマートでしか買えないお土産」とは考えない方がよいでしょう。

    キッチン・生活雑貨

    Kマートらしさを感じやすいのが生活雑貨売場です。

    食器、マグカップ、キッチン用品、収納用品、小型のインテリア雑貨などが低価格で並びます。

    デザインがシンプルな商品も多く、日本へ持ち帰って普段使いしやすいのが利点です。

    ただし、陶器やガラス製品は重く、割れやすいので、飛行機で持ち帰る場合は梱包と手荷物重量に注意してください。

    文房具・小物

    軽くて持ち帰りやすい物を探すなら、文房具売場も便利です。

    ノート、ペン、ポーチ、ステッカー、子供向け文具などがあり、季節によってデザインが変わります。

    大人数へ配る物なら、重い食器よりこうした小物の方がスーツケースに入れやすいでしょう。

    Kマート商品=オーストラリア製ではない

    ここは、旅行者がお土産を選ぶ時に注意したいところです。

    Kマートはオーストラリアを代表する小売ブランドの一つですが、Kマートで売っている商品がオーストラリア製という意味ではありません。

    Kマートは中国、バングラデシュ、インド、インドネシアなどを含む国際的な調達網を持っています。

    「オーストラリア製」を重視する場合は、商品の原産国表示やAustralian Madeのロゴなどを個別に確認してください。

    一方、「オーストラリアの人が普段使っている店で買った物」という意味では、Kマートらしいギフトにはなります。

    価格は安い?

    Kマートは「Low Prices for Life」という低価格路線を掲げる小売店です。

    特に自社企画の生活雑貨、衣類、収納用品などは、専門店より手頃な価格で見つかることがあります。

    ただし、すべての商品が他店より最安という意味ではありません。

    旅行者なら数ドルの差を比較するために何店舗も回るより、必要な物を一度に手頃な価格でそろえられる便利さを活用するのがおすすめです。



    セルフレジの使い方

    Kマートにはセルフレジと、スタッフが対応する有人レジがあります。

    セルフレジでは、

    1. 商品のバーコードを読み取る
    2. 画面で商品を確認する
    3. 必要に応じて買い物袋を選ぶ
    4. 支払方法を選択する
    5. 支払いを完了する
    6. レシートを受け取る

    という流れです。

    バーコードを読み取れない、値段が違う、スタッフの確認や操作が必要といった場合は、近くのスタッフを呼べば対応してくれます。

    買い物袋を持って行く

    オーストラリアでは使い捨てプラスチック袋の規制が進んでおり、小売店では繰り返し使える買い物袋を利用するのが一般的です。

    Kマートで細かい物を複数買う予定なら、折りたたみ式のエコバッグを持参しておくと便利です。

    旅行用バッグや大きな商品を買った場合は、宿泊先まで、また日本までどう持ち帰るかも考えてから購入しましょう。

    店頭在庫をオンラインで確認

    Kマート公式サイトでは、地域名や郵便番号、利用する店舗を設定すると、商品の在庫状況を確認できる場合があります。

    特定の商品を探しているなら、いきなり店舗へ行くより、先に商品ページで店頭在庫を確認する方が効率的です。

    ただし、在庫は常に変動するため、「在庫あり」と表示されていても、店舗へ着くまでに売り切れる場合があります。

    オンライン限定商品に注意

    Kマートのウェブサイトを見ていると、店頭にありそうな商品でも「Online Only(オンライン限定)」と表示されることがあります。

    また、現在のKmart.com.auにはKマート商品だけでなく、ターゲットの商品や、Kマートのマーケットプレイスに出店している第三者の商品が掲載される場合があります。

    商品ページに、

    • Online Only:オンライン限定
    • Sold and shipped by Target:ターゲットが販売・発送
    • Marketplace:マーケットプレイス出店商品

    などと表示されている商品は、最寄りのKマート店舗へ行っても置いていないことがあります。

    旅行中に店頭で購入したい場合は、商品ページの店頭購入・店舗在庫の表示を確認してください。

    店舗受け取りサービス

    Kマートでは、対象商品について店舗受け取りサービス(Click & Collect)を提供しています。

    オンラインで注文し、指定した店舗で商品を受け取る仕組みです。

    欲しい商品と受け取る店舗が決まっている場合には便利ですが、旅行者の場合は、商品の準備が完了したという通知を待つ必要があります。

    短期滞在なら、店頭在庫を確認して直接店舗で買う方が簡単なことも多いでしょう。

    返品・サイズ交換

    Kマートには、オーストラリア消費者法に基づく不良品などへの返品・返金制度があります。

    さらに、単に「気が変わった」「サイズを変えたい」といった自己都合による返品についても、一定の条件を満たせば受け付けています。

    現在のKマートの案内では、通常のKマート購入品について、

    • 購入から60日以内
    • 十分な購入証明がある
    • 再販売できる状態である
    • 未使用・未着用である
    • 元の包装に入っている
    • 返品対象外の商品ではない

    などが条件として案内されています。

    旅行者の場合、日本へ帰国した後は店舗へ簡単に戻れないため、衣類などは購入前にサイズをよく確認しましょう。

    レシートは捨てない

    旅行中はレシートをすぐ捨ててしまいがちですが、少なくとも帰国までは残しておくのがおすすめです。

    返品、価格確認、旅行者払戻制度の申請などで必要になる場合があります。

    紙のレシートをもらったら、スマートフォンで写真を撮っておくと、紛失した時の確認にも役立ちます。

    TRSでGST還付を受けられる?

    条件を満たせば、Kマートで購入した商品も旅行者払戻制度(Tourist Refund Scheme/TRS)の対象になる可能性があります。

    TRSでは、同一のABNを持つ事業者から購入した対象商品について、合計A$300(税込)以上などの条件を満たす旅行者が、オーストラリア出国時にGSTなどの払い戻しを申請できます。

    主な条件には、

    • 同じABNの事業者からの購入合計がA$300以上
    • 出国前60日以内に購入
    • 税務用請求書(Tax Invoice)を持っている
    • 申請する本人が代金を支払っている
    • 原則として商品をオーストラリアから持ち出す

    などがあります。

    Kmart.com.auのマーケットプレイスで第三者の出店者から購入した商品は、販売者やABNが通常のKマート購入とは異なる可能性があるため、Kマートでの購入額と合算できると決めつけないようにしてください。

    TRSを利用する予定なら、購入時の税務用請求書とABNを確認し、出国前にオーストラリア税務当局やオーストラリア国境警備隊(Australian Border Force)の最新条件を確認してください。

    Kマートで使える英語

    英語 意味
    Where can I find travel accessories? 旅行用品はどこですか?
    Do you have this in another size? 別のサイズはありますか?
    Do you have this in stock? これは在庫がありますか?
    Where are the fitting rooms? 試着室はどこですか?
    Can I return this? これは返品できますか?
    Can I get a receipt, please? レシートをもらえますか?
    Is this available in store? これは店頭で買えますか?
    Is this online only? これはオンライン限定ですか?
    Where is the self-checkout? セルフレジはどこですか?
    Could you help me with the checkout? レジ操作を手伝ってもらえますか?

    旅行者向けのコツ

    • 最寄り店舗は公式の店舗検索で確認する
    • 営業時間は店舗ごとに確認する
    • 欲しい物が決まっているなら店頭在庫をオンラインで確認する
    • オンライン限定商品やマーケットプレイスの商品に注意する
    • 旅行用品・下着・衣類の買い足しに活用する
    • お土産なら軽い文房具や小物を優先する
    • Kマート商品=オーストラリア製ではないことを理解する
    • 衣類は帰国前にサイズを確認する
    • レシートは帰国まで保管する
    • A$300以上買う場合はTRSの条件も確認する

    Kマートは、観光客向けの「必ず行くべき名所」ではありません。

    しかし実際にオーストラリアを旅行してみると、安く日用品を買える店を知っていることが意外と役立ちます。

    服が足りない、変換プラグを忘れた、荷物が増えた、子供のおもちゃが必要、ちょっとしたギフトを買いたい。そんな時に、一つの店で多くの物を探せるのがKマートの便利なところです。

    観光地のお土産店とは違う、「オーストラリアの普段の買い物」を体験してみたい人にも面白い場所でしょう。



    オーストラリアのKマートに関するよくある質問(FAQ)

    オーストラリアのKマートはどんな店ですか?

    衣類、生活雑貨、キッチン用品、玩具、旅行用品、文房具などを幅広く扱う低価格の大型小売店です。食品スーパーとは異なります。

    Kマートはオーストラリアの会社ですか?

    オーストラリアのKマートは1969年にビクトリア州で1号店を開業し、現在はオーストラリア企業ウェスファーマーズ傘下のKマート・グループに属しています。

    アンコとは何ですか?

    Kマート・グループの商品開発・調達事業にも使われているブランド名で、Kマートでは生活雑貨、旅行用品、衣類、玩具など幅広い商品で見かけます。

    Kマートの商品はオーストラリア製ですか?

    すべてがオーストラリア製というわけではありません。海外で製造される商品も多いため、オーストラリア製を希望する場合は個別に原産国表示を確認してください。

    Kマートでお土産を買えますか?

    観光客向けのお土産専門店ではありませんが、マグカップ、文房具、バッグ、子供向けキャラクター商品など、気軽なギフトにできる商品があります。

    旅行用品は売っていますか?

    はい。スーツケース、旅行用バッグ、ネックピロー、荷造り用品、変換プラグなどを扱っています。品揃えは店舗によって異なります。

    Kマートの営業時間は?

    店舗によって異なります。公式サイトの店舗検索で通常の営業時間や祝日の営業時間などを確認できます。

    Kマートの商品は返品できますか?

    不良品などにはオーストラリア消費者法の消費者保証が適用されます。また自己都合による返品についても、通常の商品は購入から60日以内、購入証明がある、未使用で再販売可能な状態であるなど、所定の条件を満たせば返品できます。対象外の商品もあります。

    Kマートで買った商品はTRSの対象になりますか?

    対象商品で、同じABNの事業者からの購入額合計A$300以上、出国前60日以内の購入、税務用請求書を保有するなど、TRSの条件を満たせば申請できる可能性があります。出国前に最新のTRS条件を確認してください。

    オンラインで見た商品は店舗にもありますか?

    必ずしもありません。オンライン限定商品、ターゲットの商品、マーケットプレイスの第三者出店商品など、Kマート店舗では購入できない商品も掲載されています。商品ページで店頭在庫を確認してください。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

    オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

    トラベルドンキーにお任せください!