オーストラリア旅行のお土産を選んでいると、緑と金色の三角形の中にカンガルーが描かれ、その下に「AUSTRALIAN MADE」と書かれたマークを見かけることがあります。
これはオーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウン(Australian Made, Australian Grown/AMAG)ロゴと呼ばれる、オーストラリアの原産国を示す代表的な認証マークです。
「オーストラリア製のお土産を買いたい」という旅行者には、とても分かりやすい目印です。ただし、マークの下に書かれている「Australian Made」「Australian Grown」「Product of Australia」などは、それぞれ意味が違います。
特に注意したいのが、「Australian Made=原材料や部品も100%オーストラリア産」ではないという点です。「Australian Made」は主に、どこで製造・加工され、最終的に原材料や部品とは本質的に異なる製品へ変化したかを示す表示です。
一方、「Product of Australia」や「Australian Grown」は、原材料や主要な構成要素の原産地について、「Australian Made」より厳しい条件があります。
また食品では、「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」のように、カンガルーマークと一緒にオーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフが付いた原産国表示を見ることがあります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、Australian Madeマークの意味、各表示の違い、食品ラベルの読み方、オーストラリア資本の会社との違い、本当にオーストラリアらしいお土産を選ぶポイントまで詳しく紹介します。
- Australian Madeマークとは?
- 緑と金色のカンガルーロゴ
- 1986年誕生・2026年で40周年
- 誰でも自由に使えるマークではない
- ロゴ下の言葉が重要
- Australian Madeとは?
- 「実質的な変化」とは?
- 輸入原料・部品でもAustralian Madeになる?
- 豪州産原料50%以上というルールは現在ない
- オーストラリアで組み立てただけなら?
- オーストラリアで包装しただけなら?
- Product of Australiaとは?
- Australian Grownとは?
- Australian Seafoodとは?
- 「Australian」だけの表示は?
- 4つの表示を比較
- オーストラリア資本の会社とは別
- Australian Made & Ownedとは?
- Designed in Australiaは豪州製とは限らない
- オーストラリアブランド=豪州製ではない
- 食品のカンガルーマークは少し違う
- 棒グラフは豪州産原料の割合
- オーストラリアで製造された食品
- オーストラリアで育てられた・生産された食品
- オーストラリアで包装しただけの商品にカンガルーがない理由
- 食品によって表示方法が違う
- お土産選びではどこを見る?
- 旅行者がチェックしたい商品
- 公式サイトで認証商品を検索できる
- マークがない=輸入品とは限らない
- 紛らわしい表示に注意
- 原産国表示で使われる英語
- 旅行者向けの選び方
- よくある質問(FAQ)
Australian Madeマークとは?


オーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウンのロゴは、商品がオーストラリアで製造・生産・栽培されたことを示すための認証商標です。
非営利組織のオーストラリアン・メイド・キャンペーン(Australian Made Campaign Ltd/AMCL)が管理しています。
ロゴそのものだけを見るのではなく、その下に書かれた「Australian Made」「Australian Grown」などの表示区分を読むことが大切です。
緑と金色のカンガルーロゴ
最もよく知られているデザインは、緑色の三角形の中に金色のカンガルーが描かれたものです。
オーストラリアを象徴するカンガルーが使われているため、英語に慣れていない旅行者でも見つけやすいマークです。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、2025年の調査ではオーストラリア人の99%がこのロゴを認識しています。
お土産店、スーパー、薬局、百貨店などで商品を選ぶ時に、その商品がオーストラリアとどのような関係にあるのかを確認する目印として広く使われています。
1986年誕生・2026年で40周年
Australian Madeロゴは、当時のオーストラリア首相ボブ・ホーク(Bob Hawke)の要請を受け、1986年に誕生しました。
デザインを手がけたのは、オーストラリアの著名なデザイナー、ケン・ケイトー博士(Dr Ken Cato)です。
2007年にはデザインが少し変更され、カンガルーや三角形の形が現在のものへ近づきました。
2026年は、現在広く知られるAustralian Madeロゴの40周年に当たります。
誰でも自由に使えるマークではない
食品以外の商品でAustralian Madeロゴを使用するには、オーストラリアン・メイド・キャンペーンへ申請し、対象商品が基準を満たしているか審査を受ける必要があります。
認証された商品だけが、使用許可を受けてロゴを付けることができます。
つまり、製造会社が単に「オーストラリアらしいからカンガルーのマークを付けよう」と自由に使用できるものではありません。
ロゴの使用基準は、オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)とAMAGロゴ使用規定に基づいています。
ロゴ下の言葉が重要
ロゴには、商品の条件に応じて次のような言葉が付きます。
- Australian Made:オーストラリア製
- Australian Grown:オーストラリアで栽培・生産
- Product of Australia:オーストラリア産品
- Australian Seafood:オーストラリア産水産物
海外向けの商品では「Australian」という表示が使われる場合もあります。
見た目は同じカンガルーロゴでも、下に書かれている言葉によって意味が違うので、旅行者はここまで確認しましょう。
Australian Madeとは?
Australian Madeは、その商品がオーストラリアで最後の「実質的な変化」を受けたことを示します。
重要なのは、原料や部品の原産国よりも製造工程に重点を置いた表示だということです。
したがって、海外から輸入された原材料や部品が含まれていても、オーストラリア国内で十分な製造工程を経て、本質的に別の製品へ変化すれば、Australian Madeの条件を満たす可能性があります。
「実質的な変化」とは?
オーストラリア消費者法では、オーストラリア国内で行われた一つ以上の工程によって、完成品が使用した原材料や部品とは本質的に異なる性質・特徴を持つ別の製品になった場合、「実質的な変化」が起きたと考えます。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンが紹介する例では、輸入したプラスチックの粒と針金をオーストラリアで加工し、プラスチック製のバケツと取っ手を作った場合、完成したバケツは原材料とは本質的に異なるため、Australian Madeと認められる可能性があります。
輸入原料・部品でもAustralian Madeになる?
はい。
これは旅行者が最も誤解しやすいポイントです。
Australian Madeは「原材料が100%オーストラリア産」という意味ではありません。
原材料の一部、場合によっては多くが輸入品でも、オーストラリア国内で最後の実質的な変化が行われれば、Australian Madeと表示できる可能性があります。
原材料までオーストラリア産であることを重視するなら、Australian Madeという言葉だけで判断しないようにしましょう。
豪州産原料50%以上というルールは現在ない
以前はAustralian Madeの原産国表示について、製造費の50%以上がオーストラリア国内で発生することを求めるルールがありました。
しかし、オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、この製造費50%以上という条件は2017年2月にオーストラリア消費者法から撤廃されています。
現在、Australian Madeの判断で「オーストラリア産原材料が50%以上」という一律の条件はありません。
古いウェブサイトや記事などで「50%以上」という説明を見た場合は、現在の基準と混同しないようにしてください。
オーストラリアで組み立てただけなら?
単純な組み立てだけでは、Australian Madeとは認められない場合があります。
例えば、完成に近い部品を海外から輸入し、オーストラリアで単に取り付けただけなら、完成品が輸入部品と本質的に異なるものへ変化したとは言いにくくなります。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンも、完成したバケツ本体と取っ手を輸入し、オーストラリアで組み立てただけの場合は、「実質的な変化」には当たらない例として説明しています。
オーストラリアで包装しただけなら?
包装や小分けをしただけでは「実質的な変化」にはなりません。
例えば、海外から完成した食品や商品を大量に輸入し、オーストラリア国内で小さな容器や袋へ詰め替えただけなら、「Australian Made」とは別の扱いになります。
「Packed in Australia(オーストラリアで包装)」と「Made in Australia(オーストラリアで製造)」は意味が全く違うので、お土産選びでは注意してください。
Product of Australiaとは?
Product of Australiaは、Australian Madeよりも、原材料や部品についてオーストラリアとの結び付きが強い表示です。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンでは、
- すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来である
- すべて、またはほぼすべての製造・加工がオーストラリアで行われている
ことを条件としています。
「材料も加工も、できるだけオーストラリア由来の商品を選びたい」という旅行者には、Product of Australiaは分かりやすい表示です。
Australian Grownとは?
Australian Grownは、農産物や自然由来の商品でよく使われる表示です。
条件は、
- すべての重要な原材料・構成要素がオーストラリアで育てられている
- すべて、またはほぼすべての加工がオーストラリアで行われている
ことです。
果物、野菜、肉、花などで見ることがあります。
Australian Seafoodとは?
Australian Seafoodは、水産物向けの表示です。
すべての重要な原材料がオーストラリアで育てられた、または漁獲・収穫され、すべてまたはほぼすべての加工がオーストラリア国内で行われていることが基準となります。
水産加工品を購入する場合は、Australian Seafoodの表示と原材料表示を確認してみましょう。
「Australian」だけの表示は?
AMAGロゴでAustralianという言葉だけを表示できるのは、原則として輸出市場向けの商品です。
Australian Made、Australian Grown、Product of Australia、Australian Seafoodのいずれかの条件を満たし、表示が消費者を誤解させないことなどが条件です。
オーストラリア国内で旅行者が一般の店を利用する場合は、ほかの表示より目にする機会は少ないでしょう。
4つの表示を比較
| 表示 | 主な意味 |
|---|---|
| Australian Made | 最後の実質的な製造・変化がオーストラリアで行われた |
| Product of Australia | 重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
| Australian Grown | 重要な原材料がオーストラリアで育てられ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
| Australian Seafood | 重要な水産原料がオーストラリアで養殖・漁獲などされ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
「どれが一番よい」ということではなく、何を重視するかによって見るべき表示が変わります。
製造場所がオーストラリアであることを重視するならAustralian Made、原材料まで強くオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認すると分かりやすいでしょう。
オーストラリア資本の会社とは別
もう一つ大切なのが、商品の製造国と会社の所有関係は別だということです。
「Australian Owned」という表示は、会社がオーストラリア資本であることを意味しますが、Australian Madeロゴは「その会社がオーストラリア資本かどうか」を自動的に認証するマークではありません。
海外資本の会社でも、オーストラリア国内で基準を満たす商品を製造していれば、Australian Madeロゴを使用できる場合があります。
逆に、オーストラリア人が所有する会社でも、商品を海外で製造して輸入しているなら、その商品がAustralian Madeになるわけではありません。
Australian Made & Ownedとは?
会社の所有関係も重視する人向けに、一部の商品ではAustralian Made & OwnedまたはAustralian Grown & Ownedという表示を見ることがあります。
これはAustralian Madeなどの基準に加えて、企業の所有についてもオーストラリアとの関係を示す追加表示です。
ただし、まず商品自体がAMAGロゴの基準を満たしていなければ、この表示を使用することはできません。
Designed in Australiaは豪州製とは限らない
お土産や雑貨を見ていると、
Designed in Australia
と書かれていることがあります。
これは「オーストラリアでデザインされた」という意味で、製造国がオーストラリアという意味ではありません。
Australian Madeロゴの正式な表示区分として「Australian Designed」というものはありません。
デザインだけでなく製造国にもこだわりたい場合は、「Made in Australia」や「Australian Made」などの表示を別に確認してください。
オーストラリアブランド=豪州製ではない
有名なオーストラリアブランドの商品でも、生産拠点が中国、ベトナム、インドなど海外にあることは珍しくありません。
「オーストラリアの会社」「オーストラリア発祥のブランド」「オーストラリアで人気」という情報と、商品の原産国は分けて考えましょう。
お土産として「オーストラリアブランドなら十分」という人もいれば、「製造もオーストラリアでなければ嫌」という人もいます。どちらが正しいということではなく、自分が何を重視するかで選べばよいでしょう。
食品のカンガルーマークは少し違う
スーパーで食品を見ると、カンガルーマークに加えて棒グラフと説明文が一緒になった原産国表示をよく見かけます。
これはオーストラリア政府の食品原産国表示制度によるものです。
オーストラリアで育てられた・生産された・製造された食品のうち、優先表示の対象となる食品には、原則として、
- カンガルーの三角ロゴ
- オーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフ
- 原産国についての説明文
を組み合わせた標準的な表示が使われます。
棒グラフは豪州産原料の割合
食品ラベルの棒グラフは、その食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を視覚的に示します。
例えば、
Made in Australia from at least 60% Australian ingredients
と書かれていれば、「オーストラリアで製造され、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産」という意味です。
この「60%」は、Australian Madeという表示全体に共通する条件ではありません。その商品のオーストラリア産原材料の割合を示しています。
オーストラリアで製造された食品
食品に表示される「Made in Australia」も、最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示します。
輸入原料を使用していても、オーストラリアで加工されることによって本質的に別の食品になれば、「Made in Australia」と表示できる場合があります。
そのため、優先表示の対象となる食品では、「Made in Australia」という文字だけでなく、オーストラリア産原材料が何%使われているかも一緒に確認できるようになっています。
オーストラリアで育てられた・生産された食品
食品の「Grown in Australia」や「Produced in Australia」は、原材料の由来と加工場所の両方に強く関係する表示です。
一般に、主要な原料がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた食品に使われます。
果物、肉、牛乳、はちみつなどで、オーストラリアそのものの原料を重視する場合は、「Made」よりも「Grown」や「Produced」の表示の方が分かりやすい場合があります。
オーストラリアで包装しただけの商品にカンガルーがない理由
輸入食品をオーストラリア国内で小分け・包装しただけの場合、食品そのものがオーストラリアで実質的に製造されたことにはなりません。
そのため、優先表示の対象となる食品で、
Packed in Australia from imported ingredients
「輸入原料をオーストラリアで包装」と表示される商品には、通常、オーストラリア産・オーストラリア製を示すカンガルーロゴは付きません。
パッケージに「Australia」という文字があっても、「Made=製造」と「Packed=包装」は必ず区別しましょう。
食品によって表示方法が違う
すべての食品に、カンガルーマーク・棒グラフ・説明文を組み合わせた同じ表示が付くわけではありません。
食品原産国表示制度では、肉、魚介類、果物・野菜、パン、牛乳、ジュース、はちみつ、ナッツ、シリアルなど多くの食品が優先表示の対象となる食品に分類されています。
一方、菓子、ビスケット、スナック、ボトル入りの水、清涼飲料、茶・コーヒー、アルコールなどは対象外の食品として扱われ、原産国について文字だけで表示される場合があります。
そのため、「食品なら必ず棒グラフが付いている」わけではありません。
お土産選びではどこを見る?
旅行者が「できるだけ本当にオーストラリアらしい物」を選びたいなら、次の順番で確認すると分かりやすいでしょう。
- Australian Madeの正式なカンガルーロゴがあるか
- ロゴの下がAustralian Made、Australian Grown、Product of Australiaのどれか
- 食品なら棒グラフでオーストラリア産原材料の割合を確認
- 「Made in Australia」なのか「Packed in Australia」なのか
- 商品の原産国表示
- 会社がオーストラリア資本かどうかも重視するなら企業情報
「カンガルーの絵がある」だけで判断せず、その下の文字まで読むのがポイントです。
旅行者がチェックしたい商品
Australian Madeの表示を確認しやすいお土産の例として、
- スキンケア用品
- 石けん
- 化粧品
- ウール製品
- 衣類・帽子
- 木製品
- 食器・雑貨
- 健康・美容用品
- はちみつ・ジャムなどの食品
があります。
ただし、商品の種類だけを見て「オーストラリア製」と判断せず、一つひとつの表示を確認してください。
特に観光地のお土産店では、カンガルー、コアラ、オーストラリア国旗などをデザインした商品でも、海外で製造されていることがあります。
公式サイトで認証商品を検索できる
オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトでは、Australian Madeの認証を受けた商品や企業を検索できます。
商品名、会社名、商品の種類などから調べることができます。
「このブランドの商品は本当にAustralian Madeの認証を受けているのか」と確認したい時に便利です。
マークがない=輸入品とは限らない
逆に、Australian Madeロゴが付いていない商品が、必ず海外製というわけでもありません。
食品以外の商品では、このロゴを使用するかどうかは任意で、企業が申請して使用許可を取得します。
ロゴを使わず、単に「Made in Australia」と文字で原産国を表示している商品もあります。
したがって、ロゴが見つからない場合は、パッケージの裏面や商品のタグにある原産国表示も確認しましょう。
紛らわしい表示に注意
オーストラリアを連想させるカンガルー、コアラ、国旗、地図、緑と金色の配色などがパッケージにあっても、それ自体がAustralian Madeの認証を意味するわけではありません。
また、
- Australian Designed:オーストラリアでデザイン
- Australian Brand:オーストラリアのブランド
- Australian Owned:オーストラリア資本
- Packaged in Australia:オーストラリアで包装
- Distributed by an Australian company:オーストラリア企業が販売・流通
は、それぞれ「Australian Made」とは意味が違います。
原産国について誤解を招く表示はオーストラリア消費者法の対象となりますが、旅行者としては正式な原産国表示を確認する習慣を付けるのが一番簡単です。
原産国表示で使われる英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Australian Made | オーストラリアで最後の実質的な製造・変化が行われた |
| Made in Australia | オーストラリア製 |
| Product of Australia | 主要な原料・部品もオーストラリア由来で、ほぼすべてオーストラリアで加工 |
| Australian Grown | オーストラリアで育てられた |
| Australian Seafood | オーストラリア産の水産物 |
| Australian Owned | オーストラリア資本の会社 |
| Designed in Australia | オーストラリアでデザイン |
| Packed in Australia | オーストラリアで包装・小分け |
| Australian Ingredients | オーストラリア産原材料 |
| Country of Origin | 原産国 |
| Imported Ingredients | 輸入原材料 |
| Substantially Transformed | 実質的に別の製品へ変化した |
旅行者向けの選び方
- カンガルーマークだけでなく、その下の文字まで読む
- Australian Madeは原料100%オーストラリア産という意味ではない
- 原材料を重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認する
- 食品はオーストラリア産原材料の割合も確認する
- Made in AustraliaとPacked in Australiaを区別する
- Designed in Australiaだけでは製造国は分からない
- Australian OwnedとAustralian Madeは別の意味
- オーストラリアのブランドでも海外製の商品はある
- カンガルーやコアラの絵だけで原産国を判断しない
- 迷ったらAustralian Madeの公式サイトで認証商品を検索する
「オーストラリア土産」と一口に言っても、オーストラリアで売っている物、オーストラリア企業の商品、オーストラリアでデザインされた物、オーストラリアで製造された物、オーストラリア産原料から作られた物では意味が異なります。
Australian Madeロゴは、その違いを確認するための非常に便利な目印です。
ただし大切なのは、ロゴの下に何と書かれているかまで読むことです。
製造場所を重視するならAustralian Made、原材料までオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grown、食品なら原料割合の棒グラフも確認する。この3点を覚えておけば、お土産選びで迷いにくくなるでしょう。
Australian Madeマークに関するよくある質問(FAQ)
緑と金色のカンガルーを使った、オーストラリアの代表的な原産国認証ロゴです。食品以外では、オーストラリアン・メイド・キャンペーンの認証を受けた商品が使用許可の下で表示します。
いいえ。Australian Madeは主に製造工程についての表示です。最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示すため、輸入された原材料や部品が含まれる場合があります。
現在はありません。オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、以前存在した製造費50%以上という条件は2017年2月に撤廃されています。現在は、最後の実質的な変化がどこで行われたかが重要な基準です。
Australian Madeは製造工程が中心の表示です。Product of Australiaは、すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、すべてまたはほぼすべての加工もオーストラリアで行われていることを示します。
いいえ。会社の所有関係と商品の製造国は別です。オーストラリア資本の会社でも、海外で製造している商品はあります。
必ずしもそうではありません。「Designed in Australia」は、デザインがオーストラリアで行われたことを示すだけです。製造国は別に確認する必要があります。
食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を示しています。「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」なら、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産という意味です。
同じではありません。オーストラリアで包装・小分けしただけでは、通常「実質的な変化」とは認められません。「Made=製造」と「Packed=包装」は区別して確認してください。
必ずしも輸入品ではありません。食品以外ではAustralian Madeロゴを使用するかどうかは任意なので、ロゴを使わず「Made in Australia」と文字だけで表示している商品もあります。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトで、認証を受けた商品や企業を検索できます。
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