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  • 【2026年版】ジェットスター航空 大阪からシドニーへ

    【2026年版】ジェットスター航空 大阪からシドニーへ

    格安航空会社(LCC)のジェットスター航空は、2024年4月に就航した大阪ーシドニー線は、現在、週3便体制で安定して運航されています。

    コロナ前までカンタス航空が、大阪・シドニー間の直行便を運行していましたが、コロナ禍後再開されていませんでした。

    ジェットスター航空にとって、初めての日本・シドニー直行便の運航となります。この新しいルートは、日本とオーストラリア間の旅行をさらに便利かつアクセシブルにすることを目的としています。

    機内サービスだけでなく、欠航や遅延などの運行上のトラブルは、正直フルサービスの航空会社と比べると多いと言えますが、そのデメリットを十分に補える「価格」というメリットが、ジェットスター航空にはあると思います。

    また、現在高止まりする、シドニー線を運行する、カンタス航空、日本航空、全日空の運賃の引き下げ効果も期待できます。

    この新しいサービスは、両都市間の交流を促進し、異文化理解の橋渡し役を果たすことが期待されています。大阪からシドニーへ、またはその逆の旅を計画している旅行者にとって、ジェットスター航空の直行便は最適な選択肢となるでしょう。




    ジェットスター航空の大阪・シドニー線

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    ジェットスター航空の大阪(関西空港)・シドニー直行便は、2024年4月1日から開始されました。

    大阪発、シドニー発共に週3便の運航となり、運行機材はボーイング社の787型機、ビジネスクラス21席、エコノミークラス314席が予定されています。

    ジェットスター航空は格安航空会社(LCC)です。ジェットスター航空の航空会社コードは「JQ」になります。

    日本ではジェットスタージャパン航空が有名ですが、同じグループ会社となります。

    格安航空会社(LCC)なので、機内サービスは有料、運行も不安定なのは否めませんが、日本・シドニー線は大変混雑しており、カンタス航空、日本航空、全日空の運賃は高止まりしているので、やはりジェットスター航空の運賃は大変魅力的なものになるでしょう。

    大阪・関西空港・シドニー間のジェットスター航空の運行スケジュールは下記の通りとなります。

    ジェットスター航空の大阪・関西空港とシドニー間のフライトは、日本発シドニー行きは夜行便、シドニー発日本行きは昼便となります。

    夏時間期間(10月初旬~4月上旬)
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    JQ014 関西空港 22:10 シドニー 09:45+1 〇 ✕ 〇 ✕ ✕ ✕ ✕
    JQ014

    関西空港

    21:10 シドニー 08:45+1 ✕ ✕ ✕ ✕ 〇 ✕ ✕
    JQ013 シドニー 12:10 関西空港 19:45 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕
    冬時間期間(4月上旬~10月上旬)
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    JQ014 関西空港 21:25 シドニー 08:10+1 〇 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ ✕
    JQ013 シドニー 11:10 関西空港 19:50 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕

     

    ジェットスター航空のウェブサイトにて日本語で予約が可能です。

    →ジェットスター航空ウェブサイト

    航空券の発券予約エージェントサイトを使っても購入は可能ですが、欠航時には、振替便予約や返金対応に著しく手間が掛かりますので、ジェットスター航空のウェブサイトでダイレクト予約されることを強くオススメします。

    料金体系は、基本的に座席以外のすべてのサービスは有料となり、予約の段階でオプションとして何を付加するか、という方式になっています。

    たとえばエコノミークラスでは、

    • 機内食とドリンク
    • 預け荷物の追加(デフォルト:0kg)
    • 機内持ち込み荷物の重量追加(デフォルト:7kg)
    • ブランケット
    • 座席指定
    • カンタス航空のマイレージプログラム対象化
    • 機内エンターテインメントシステムの利用

    などは、全て有料オプションとなります。

    エコノミークラスで無料で利用できるものは、

    • エチケット袋(シートポケットにセットされている)
    • トイレ(トイレットペーパーあり、便座シートなし、ハンドソープあり)
    • フライトマップ(飛行中の現在位置を示すマップ)の閲覧

    のみです。

    必要に応じて、予約の際にオプションを追加しておきましょう。

    ビジネスクラスでは、上記は全てチケット代金に含まれます(機内持ち込み荷物:デフォルト:14kg / 預け荷物:デフォルト:30kg)。

    なお、後からオプションを追加・変更することも可能ですが、料金はチケット予約時に比べて格段に上がりますのでご注意ください。

    特に、荷物の重量制限については、当日チェックインの時に超過料金を課せられると、最高額を請求されますので、くれぐれも余裕を持たせて予約してください。

    →詳しい荷物の規定についてはこちらをご覧ください




    ジェットスター航空のチェックインと関西国際空港第1ターミナル(T1)について

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    ジェットスター航空(JQ)でシドニーへお越しの際、関空では第1ターミナル(T1)を使用しています。

    主なLCCでは第2ターミナル(T2)を使用する航空会社が多いのでご注意ください。

    チェックインは出発の3時間前からとなり、通常、Eチェックインカウンターを使用します。

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    フルサービスキャリアと違い、委託会社のスタッフは最小限の人数で対応していますので、チェックインには膨大な時間が掛かります。

    また、日本を訪れていたオーストラリア人の方達もたくさん搭乗しますが、彼らは、国民性なのか、恐ろしいほど早くチェックインカウンターに並びますので、出発の3時間前にはチェックインカウンターに並ぶようにしましょう。

    特に、欠航時には、早く並んでいた方から優位な振替便や日付変更の対応を受けることができます。

    参考までに、下記写真はチェックイン開始時のカウンターの様子です。この日は満席のため、3時間30分前にカウンターはオープンしましたが、それでもこの有様です。

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    とにかくご注意いただきたいのが、荷物の重量制限です。予約した荷物の重量制限を超えていると例外無く超過料金が科されます。

    また、機内持ち込み手荷物についても、検知したことを確認するステッカーが添付されますのでご注意ください。

    同じフロアにスケールのサービスがあるので、チェックインカウンターに行く前に、荷物の重さを測っておきましょう。

    搭乗券とバゲージクレームタグを受け取ったら、チェックイン完了です。



    シドニー到着後の流れ

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    シドニー国際空港にはターミナルが3つありますが、日本からのフライトなど国際線の飛行機全ては、国際線ターミナル(T1)に到着します。

    ボーディングブリッジを使って飛行機を降り、流れに沿って歩くと、入国審査場となります。

    オーストラリアへの入国の際は、入国カードの記入が必要です。

    入国カードは機内で配布されますので、ペンを用意しておきましょう。

    もしペンをお持ちでない場合は、機内でジェットスター航空のペンを$1で購入していただけます。

    成田からシドニー 

    機内に入国カードの在庫がないときは、シドニー到着後に入国審査場のエリアに用意されていますので、こちらで日本語版をお取りください。

    関空からシドニー 関西空港からシドニー 関西国際空港からシドニー

    入国カードに虚偽の記載をするとオーストラリアの法律で罰せられることがありますので、くれぐれも正直に記入ください。

    この先は、写真撮影が禁止されています。特に、預け荷物受け取りのターンテーブル付近で撮影をしているとカメラを没収される恐れもありますのでご注意ください!!

    入国審査では、オーストラリアは日本と同様、スマートゲートが設けられており、10歳以上でICパスポートをお持ちであれば、スマートゲートをご利用いただけます(※10歳〜15歳はお大人の同伴が必要な場合があります)。

    成田からシドニー 

    パスポートを端末に差し込んで、顔写真の照合をします。日本のパスポートを挿入すると、案内表示は全て日本語となりますのでご安心ください。

    トラブルがあると、有人カウンターに案内されますので、係員の指示に従ってください。

    →スマートゲートについて

    16歳未満のお子様連れの方は、直接有人カウンターに並んでください。

    入国審査を終えると、預け荷物の受け取りターンテーブルがあります。

    荷物に破損や紛失があった場合は、速やかに係員にクレームしてください。出口を出てしまうと、一切のクレームをすることができなくなりますのでご注意ください。

    最後に、税関・検疫があります。

    入国カードの裏面が税関・検疫のチェックリストになっているので、係員に提示して指示を仰ぎます。

    オーストラリアに持ち込みが禁止されているモノをお持ちの場合は、ここで没収となり、虚偽の記載がある場合は、罰せられますのでご注意ください。特に、タバコ、アルコールについてご注意ください!!

    タバコ 18歳以上の方が25本/人まで持ち込み可能
    アルコール 18歳以上の方が2,250ミリリットル/人まで持ち込み可能

    →オーストラリア検疫についての詳細はこちらをご覧ください

    持ち込みの可否が不明の場合は、「OOOを持っていますか?」の項目で「はい」にチェックを入れておきましょう。当該のモノを提示して、係員の判断で問題がなければ持ち込みは可能となります。

    以上を終えると、出口となります。

    さあ、到着です。

    Welcome to Sydney!! のサインが皆様をお待ちしています。

    お疲れ様でした!



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    本稿の他に、下記記事もご参照ください;



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  • ジェットスター航空、日本・オーストラリア線の運航を再開 ~ 成田 / 関西・ケアンズ、成田・ゴールドコースト線

    ジェットスター航空、日本・オーストラリア線の運航を再開 ~ 成田 / 関西・ケアンズ、成田・ゴールドコースト線

    オーストラリアは2020年3月より厳しい入国規制により厳しい出入国制限を開始、オーストラリア市民と永住者を除き、特別な理由がない限りオーストラリアに入国することができなくなっていました。

    これによりオーストラリア国外からの新型コロナウィルスの侵入をほぼ防ぐことができ、ニュージーランドと同様、世界的に新型コロナウィルスの感染拡大に成功した国の1つとなっています。

    事実上の「新型コロナウィルスゼロ戦略」をとっていたオーストラリアですが、2021年8月によりオーストラリア国内におけるワクチン接種の進行とともに入国制限を含む規制緩和を進めるロードマップを発表、「コロナとの共存」へ大きく方針を転換しました。

    2021年12月15日より、日本、韓国などからのワクチン接種完了者した旅行者は、オーストラリア入国の一部の州に可能となり、オーストラリア入国後の隔離も免除され、短期の観光を目的する旅行者もオーストラリアを旅行することができるようになりました。

    2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されました。

    以降段階的に実施されていた、新型コロナウィルスに関する行動規制も緩和され、オーストラリア国内では新型コロナウィルスは既に一般のインフルエンザと同等の扱いとなっています。

    オーストラリアへの旅行も、新型コロナウィルス侵入防止のために実施されていた出入国制限は既に撤廃され、コロナ前とほぼ同じようにオーストラリアを訪問することができます。

    日本とオーストラリアを結ぶ格安航空会社(LCC)である、ジェットスター航空も2022年7月より、東京・ケアンズ線の運航を再開、続いて大阪・ケアンズ線、東京・ゴールドコースト線も運行を再開しています。

    ジェットスター航空の予約の前に

    ジェットスター航空はLCC(ローコストキャリア、格安航空会社)となります。

    低運賃がLCCの最大の魅力ですが、その低運賃の実現のため、運航の効率化を追求し低コストに抑える必要があります。

    その一環として、便毎の収支を管理し、座席の販売状況が思わしくなく、その便を運航すると大きな赤字が発生する可能性が高い場合、フライトをキャンセルして、赤字の発生を防ぐことがあります。

    JAL、ANA、カンタス航空など、フルサービス航空会社(レガシー航空会社。伝統的なフルサービスを提供する航空会社)では、運航の正確性を重視し、航空貨物の販売もありますので、便単位の収支で赤字であっても、本当の機材故障でない限りは運航します。

    一方ジェットスター航空に限らずその他のLCCも含めて、「運航上の理由」という曖昧な理由で、その運航をキャンセルすることがありますので、その可能性を頭に入れておく必要があります。

    不幸にもこの欠航にあたってしまった場合、LCCの場合は他社便に振り替えは原則行わず、自社の便で振替となります。その為、その路線がデイリーでない場合、あるいは満席が続いている場合は、振替が1週間後とかいうことも発生することがあります。

    ジェットスター航空のオーストラリア線の場合、2020年3月までの運航停止までは、成田・ケアンズ線は比較的安定して運航されていましたが、成田・ゴールドコースト線、特に関西・ケアンズ線で多く発生していたようです。

    成田・ゴールドコースト線の場合は、デイリー運航していた成田・ケアンズ線に振替となる場合が多く、直行便から乗換便になる程度なのであまり実害は多くはありませんでしたが、関西・ケアンズ線の場合は、成田・ケアンズ線に振替になるか、数日後の次に空きのある関西・ケアンズ線の便に振替というようになっていました。

    LCCにはこのような運航の安定性に欠けるデメリットがありますが、圧倒的な低運賃は一般の観光客には代えがたい大きなメリットでもあります。これらのデメリット・メリットを理解して、お得にLCCを利用してオーストラリア旅行を楽しんでください。

    目次:ジェットスター航空、日本・オーストラリア線の航空券の販売を開始 ~ 成田 / 関西・ケアンズ、成田・ゴールドコースト線を再開へ(クリックで開閉)




    ジェットスター航空 東京(成田)・ケアンズ線

    ジェットスター航空の東京(成田)・ケアンズ線は、2022年7月より運航が再開されています。

    ジェットスター航空の成田空港発ケアンズ行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は39,980円+税金類13,330円、合計53,310円からとなっています。

    スケジュール

    ジェットスター航空の東京(成田)・ケアンズ線は、週7便(1日1便)での運航されています。

    東京発ケアンズ行きは夜行便、ケアンズ発東京行きは昼行便となります。

    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    JQ026 成田 20:05 ケアンズ 04:25+1 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
    JQ025 ケアンズ 11:10 成田 17:40 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇

    機材

    ジェットスター航空の東京・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。



    ジェットスター航空 大阪(関西)・ケアンズ線

    ジェットスター航空の大阪(関西)・ケアンズ線は、2022年7月26日より運航が再開されます。

    ジェットスター航空の関西空港発ケアンズ行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は39,980円+税金類14,860円、合計53,990円からとなっています。

    スケジュール

    ジェットスター航空の大阪(関西)・ケアンズ線は、週5便で運行されています。

    大阪発ケアンズ行きは夜行便、ケアンズ発大阪行きは昼行便となります。直行便がない曜日は、ジェットスターの国内線を使って、東京(成田空港)経由を利用することが可能です。

    ただし、大阪・ケアンズ便は、東京発着便より販売状況が思わしくないようで、座席の販売状況が良くないと、大阪発着便をキャンセル、東京・成田発着便に振り替える、というオペレーションを行うことがあります。

    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    JQ016 関西 21:05 ケアンズ 05:15+1 〇 × 〇 〇 〇 〇 ×
    JQ015 ケアンズ 12:25 関西 18:55 〇 × 〇 〇 〇 〇 ×

     

    機材

    ジェットスター航空の大阪・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。




    ジェットスター航空 東京(成田)・ゴールドコースト線

    ジェットスター航空の東京(成田)・ゴールドコースト線は、2022年8月より運航が再開されました。

    ジェットスター航空の成田空港発ゴールドコース行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は57,980円+税金類11,150円、合計69,130円からとなっています。

    スケジュール

    ジェットスター航空の東京(成田)・ゴールドコースト線は、現時点では週4便の運行が予定されています。

    東京発ゴールドコースト行きは夜行便、ゴールドコースト発東京行きは昼行便となります。

    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    JQ012 成田 20:55 ゴールドコースト 06:30+1 ✕ 〇 ✕ 〇 〇 〇 ×
    JQ011 ゴールドコースト 10:20 成田 18:30 ✕ 〇 ✕ 〇 〇 〇 ×

    機材

    ジェットスター航空の東京・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

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  • カンタス航空、オーストラリア・日本線の航空券の販売を開始 ~ シドニー線、メルボルン線、ブリスベン線を再開へ

    カンタス航空、オーストラリア・日本線の航空券の販売を開始 ~ シドニー線、メルボルン線、ブリスベン線を再開へ

    オーストラリアは2020年3月より厳しい入国規制により厳しい出入国制限を開始、オーストラリア市民と永住者を除き、特別な理由がない限りオーストラリアに入国することができなくなっていました。

    これによりオーストラリア国外からの新型コロナウィルスの侵入をほぼ防ぐことができ、ニュージーランドと同様、世界的に新型コロナウィルスの感染拡大に成功した国の1つとなっています。

    事実上の「新型コロナウィルスゼロ戦略」をとっていたオーストラリアですが、2021年8月によりオーストラリア国内におけるワクチン接種の進行とともに入国制限を含む規制緩和を進めるロードマップを発表、「コロナとの共存」へ大きく方針を転換しました。

    2021年12月15日より、日本、韓国などからのワクチン接種完了者した旅行者は、オーストラリア入国の一部の州に可能となり、オーストラリア入国後の隔離も免除され、短期の観光を目的する旅行者もオーストラリアを旅行することができるようになりました。

    2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されました。

    カンタス航空は各地への国際線の航空券販売を再開し、日本線ではシドニー、メルボルン、ブリスベンから東京(羽田空港)の運航が再開される予定です。




    カンタス航空 東京(羽田)・シドニー線

    カンタス航空の東京(羽田)・シドニー線は、2022年1月25日からの再開が予定されていましたが、シドニー出発は2022年9月12日から、東京出発は2022年9月13日からの再開に延期されました。

    2022年9月の再開後は、運航停止前と同様に往復とも夜行便となります。

    羽田出発シドニー行き往復運賃は、エコノミークラスのスーパーカンガルー運賃の場合、往復96,000円+税金類17,410円、合計113,410円からと、2020年3月の運航停止前とほぼ変わらない水準の運賃となっています。

    羽田出発シドニー行きの往復運賃は、セール料金121,000円からとなっていますが、このセール料金で予約が取れる日はほぼ無く、空席があるのはエコノミーで往復30万円前後からとなっています。

    スケジュール

    カンタス航空の東京・シドニー線は週7便のデイリー運航で再開される予定されていましたが、日本側の水際対策の緩和が進まず、想定より需要が低い為、週3便に減らして運行が再開されます。

    シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、2022年10月2日(日曜日)で夏時間が終了し、時間が1時間繰り下がるため、羽田は発着時間ともに変わりませんが、シドニー到着時間は1時間早くなります。

    羽田発:2022年9月13日、シドニー発:2022年9月12日より
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    QF026 羽田 22:00 シドニー 09:50+1 × 〇 × × 〇 × 〇
    QF025 シドニー 20:55 羽田 06:00+1 〇 × × 〇 × 〇 ×
    羽田発:2022年10月1日、シドニー発:2022年10月2日より
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    QF026 羽田 22:00 シドニー 08:50+1 × 〇 × × 〇 × 〇
    QF025 シドニー 21:50 羽田 06:00+1 〇 × × 〇 × 〇 ×
    羽田発:2022年11月1日、シドニー発:2022年11月1日より
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    QF026 羽田 22:00 シドニー 08:50+1 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
    QF025 シドニー 21:35 羽田 05:25+1 × × 〇 〇 〇 〇 ×
    QF025 シドニー 22:10 羽田 06:00+1 〇 〇 × × × × 〇

    機材

    カンタス航空の東京・シドニー線は、2020年3月の運航停止まではボーイング747、ジャンボジェット機が使用されていましたが、カンタス航空はコロナ禍の中全てのボーイング747の機材を退役させました。

    2022年9月の東京・シドニー線の再開後は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。

    東京・シドニー線で使用されるカンタス航空のエアバスA330-300

    2020年3月まで使われていたボーイング747。2020年にカンタス航空では全機退役。




    カンタス航空 メルボルン・東京(羽田)線

    カンタス航空の東京(羽田)・メルボルン線は、2022年2月15日より再開が予定されていましたが、2022年10月30日からの再開に延期されていましたが、再度延期されて現在再開時期に関してアナウンスされていません。

    羽田発メルボルン行きは夜行便、メルボルン出発羽田行きは昼行便となります。

    羽田出発メルボルン行きのエコノミークラス往復運賃は、シドニー経由、またはブリスベン経由で121,000円からとなっています。

    スケジュール

    カンタス航空の東京・メルボルン線は週4便で再開され、東京の発着空港は羽田空港になります。

    羽田発:未定、メルボルン発:未定
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    QF080 羽田 21:30 メルボルン 10:00+1 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕
    QF079 メルボルン 11:30 羽田 20:00 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ 〇 ✕

    機材

    再開された後の東京・メルボルン線は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。



    カンタス航空 東京(羽田)・ブリスベン線

    カンタス航空のブリスベン・東京(羽田)線は、2022年3月27日の再開が予定されていましたが、2022年10月31日に延期、再度2022年11月29日再開に延期されました。

    羽田発ブリスベン行きは夜行便、ブリスベン出発羽田行きは昼行便、となります。

    羽田出発ブリスベン行きのエコノミークラス往復運賃は、セール料金121,000円からとなっています。

    スケジュール

    カンタス航空の東京・ブリスベン線は週3便で再開され、東京の発着空港は羽田空港になります。

    運航停止までのブリスベン線は成田空港発着でしたが、再開後は羽田空港発着に変わります。

    カンタス航空は以前はデイリー運航であったメルボルン線を3便、4月以降は4便に減らし、残った羽田空港の発着枠をブリスベン線へ振り分け、ブリスベン線の羽田空港発着を実現しました。

    これによりカンタス航空の全便は、羽田空港発着になります。

    羽田発2022年12月1日、ブリスベン発:2022年11月29日より
    便名 出発 時間 到着 時間 月 火 水 木 金 土 日
    QF062 羽田 21:30 ブリスベン 07:35+1 ✕ ✕ 〇 ✕ 〇 ✕ 〇
    QF061 ブリスベン 11:50 羽田 20:00 〇 ✕ ✕ 〇 ✕ 〇 ✕

    機材

    再開される東京・ブリスベン線は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。

    ジェットスター航空も運航再開へ

    カンタス航空のグループ会社であり、LCC(格安航空会社)のジェットスター航空も、日本・オーストラリア線を2022年7月より再開する予定、既に航空券の販売も開始しました。



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  • カンタス航空、12月中旬より国際線の運行再開を計画 ~ 日本線も運行再開の計画対象に

    カンタス航空、12月中旬より国際線の運行再開を計画 ~ 日本線も運行再開の計画対象に

    2020年3月下旬に国際線の運航を停止しているオーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)は、8月の年次決算におい2021年12月18日に国際線の運航を再開すると発表しました。

    カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べています。

    国際線運航再開の可能性

    オーストラリア政府は2021年8月にNational Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)を発表、ワクチン接種率を目安に4段階に別け、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていく方針を示しました。

    この中で完全ワクチン接種率が80%を超えた段階(フェーズC)で、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との国境再開が計画されています。

    現在オーストラリアのワクチン接種率は州によって差がでてきていますが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州や、メルボルンのあるビクトリア州では、11月中にもその完全ワクチン接種率が80%を超えると予想されています。

    スコットモリソン首相は、オーストラリア全国でワクチン接種率が80%に達するのを待たずに、80%に達した州と準州から、国境の開放を認める方針を示しています。

    今までもカンタス航空は「国際線の再開」を具体的な日にちとともに発表、その延期を繰り返してきましたが、今回のカンタス航空の今回の発表は、こうしたオーストラリア政府の新型コロナウィルス規制緩和の計画に連動したものであり、カンタス航空の国際線運航再開の実現する可能性は今までより高いと考えられます。



    カンタス航空の国際線の乗客はワクチン接種を必須に

    カンタス航空のCEO、アラン・ジョイス氏は2020年7月の段階で、カンタス航空の国際線乗客には、ワクチン接種を義務付ける方針、「no jab, no fly」を示していました。

    カンタス航空運行再開にむけて、パイロット、キャビンクルー、空港のグランドスタッフの最前線スタッフに対して、11月15日までの完全ワクチン接種を求めています。

    ジョイス氏は運行再開の発表の後に開催された講演において、カンタス航空の国際線乗客に対して新型コロナウィルスのワクチン接種を義務付ける方針に変わりがないことを確認しています。



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  • カンタス航空って、どういう会社?!

    カンタス航空って、どういう会社?!

    カンタス航空をご存知でしょうか。

    カンタス航空はオーストラリアを代表する航空会社で、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアです。

    尾翼にカンガルーのマークが描かれており、一目でオーストラリアの航空会社であることが判るようになっています。

    日本へは東京の羽田空港からシドニーとブリスベン、成田空港よりメルボルンへ就航しています。

    本稿では、オーストラリアのカンタス航空について、オーストラリア在住現地スタッフがご案内いたします!




    カンタス航空ってどういう会社?!

    カンタス航空

    シドニーにあるカンタス航空本社.

    カンタス航空の正式英語表記はQANTAS AIRWAYSで、エアラインコードはQFです。

    QANTASとは、Queensland And Northern Territory Aerial Servicesの略で、日本語では/kɒntɒs/(カンタス)と発音してしまいますが、正確にはQから始まる英単語なので、QueenのQのように/kwɒntəs/(クァワンタスのような感じ)と発音します。

    オーストラリアのシドニーキングスフォード国際空港を拠点とするオーストラリアのナショナルフラッグキャリアで、アライアンスはワンワールドに属しています。

    名称 Qantas Airways (カンタス航空)
    CEO Alan Joyce
    創設 1920年11月16日
    本社 10 Bourke Rd, Mascot NSW 2020 Australia (Google Map)
    ウェブサイト https://www.qantas.com/

    世界第2位の安全な航空会社

    順位 航空会社名 拠点
    1 ニュージーランド航空 ニュージーランド
    2 カンタス航空 オーストラリア
    3 ヴァージン・オーストラリア航空 オーストラリア
    4 エディハド航空 UAE(アブダビ)
    5 カタール航空 カタール
    6 エミレーツ航空 UAE(ドバイ)
    7 全日空 日本
    8 フィンエアー フィンランド
    9 キャセイパシフィック航空 中国(香港)
    10 アラスカ航空 アメリカ合衆国

    安全航空会社ランキング(2024年) *航空会社格付けサイトAirline Ratings.comより

    カンタス航空は、航空会社の格付けサイトAirline Ratings.comの統計で、毎年ニュージーランド航空とトップの座を争っています。

    同ランキングでは、世界の主要航空会社405社について、政府機関や航空安全当局による監査情報や、墜落などの重大事故に関する記録をもとに安全度を比較しています。

    2023年はカンタス航空が第1位でしたが、2024年はその座をニュージーランド航空に譲ることとになりました。ただその差はわずか1.5ポイント差となっています。

    その大きな要因の一つとして、ニュージーランド航空に対して機材の刷新に若干の遅れをとっていることです。しかしながら、現在カンタス航空は積極的に機材の更新を図っており、来年度の再度の1位返り咲きが期待されています。

    カンタス航空は創業100年を迎えた歴史ある航空会社(*後述します)ですが、設立以来、一度もジェット機の墜落事故を起こしていない航空会社で、安全性については世界で大きな評価を得ています。

    因みに、カンタス航空の子会社である、格安航空会社(LCC)のジェットスター航空は、2024年の格安航空会社部門の安全な航空会社の1位にランクされています。

    世界の全ての大陸に自社便を飛ばしている航空会社

    カンタス航空

    カンタス航空は、南極大陸を除く全ての大陸に自社の直行便を飛ばしている貴重な航空会社です。もちろん、コードシェア便ではなく自社便でという意味でです。

    アフリカ大陸にはシドニー及びパースから南アフリカ共和国のヨハネスブルグへ、ヨーロッパへはパースからイギリスのロンドンヒースローへ、アジアへはシンガポール、香港、東京など主要各都市へ、北米大陸にはサンフランシスコ、ロスアンゼルス、ダラスフォートワースなどへ、南米大陸にはシドニーからチリのサンチアゴへそれぞれダイレクト便を運行しています。

    特に、現在計画されているのがシドニー発ニューヨークJFK行きの直行便で、就航すれば世界最長路線となります。現在、ニューヨークJFKへはシドニーからロサンゼルス経由で乗り入れをしています。

    ちなみに、南極大陸へも地面(氷面?)には着陸しませんが、シドニーから南極上空まで飛んで行って、窓の外に南極大陸を見て、シドニーに戻ってくる遊覧飛行が毎年行われていますので、南極大陸にも飛んでいると言えば、飛んでいますw これをカウントしていただければ、世界の全ての大陸に自社便をダイレクト便で運行している世界唯一の航空会社ということになります。

    ちなみに、大陸と島の違いですが、明確な定義があるわけではありませんが、一般的に、

    オーストラリアより小さい→島

    グリーンランドよりも大きい→大陸

    と整理すると、合理的に判別することができます。

    オーストラリア大陸の面積は約860万km²、グリーンランドの面積は約216.6万km²で3倍ほどの差があります。

    とにかく長距離路線が多い航空会社

    カンタス航空は、人が住んでいる世界の全ての大陸に自社の直行便を運行していますが、オーストラリアは大海の孤島(孤大陸)なので、どこに飛ぶにも目的地までの距離が遠いというのが特徴です。

    カンタス航空が運行している最長路線は、パースからロンドンの距離14,500km(所要時間約17時間半)で、次に長いのがシドニーからアメリカ合衆国のダラスフォートワースの距離13,800km(所要時間約16時間)です。

    世界の長距離路線ランキングと比較してみると、以下のようになります。

    カンタス航空

    長距離国際線ランキング(2020年).

    ちなみに、シンガポール航空のシンガポール/ニューヨーク(EWR)路線が就航した当初は、エコノミークラスの設定のない全席プレミアムエコノミークラスとビジネスクラスだけのシートピッチの広い特別仕様の機材で運行されていましたが、現在では上表の全ての路線にエコノミークラスの設定があります。18時間弱エコノミークラスで移動するのはなかなか大変ですね。。。

    創立100周年、世界で3番目に古い歴史ある航空会社

    カンタス航空

    現存する航空会社設立年数ランキング(2020年現在).

    カンタス航空は2020年で創立100周年を迎えました。

    現存する航空会社としては、世界で3番目の古さを誇る非常に歴史ある航空会社です。

    前述の通り、これだけ長い歴史を誇っていながら一度もジェット機を墜落させたことがない点を鑑みると、正に世界一安全な航空会社であると言えるのではないでしょうか。

    100周年を記念して、特別記念塗装機も運行されています。

    是非、カンタス航空に搭乗する機会がありましたら、機体のペイントにもご注目ください!

    オススメの路線

    カンタス航空

    カンタス航空は世界の全ての大陸に飛んでいることから、日本人の方にはなかなか普段ご覧いただけないレアな景色をお楽しみいただいたり、興味深い体験をしていただくことが出来るチャンスがあります。

    以下にて筆者のオススメするカンタス航空の路線をご紹介いたします。

    ケアンズ発エアーズロック行き

    カンタス航空

    エアーズロック空港着陸前に右側の窓よりエアーズロックを臨む.

    カンタス航空のケアンズ発エアーズロック行きにご搭乗いただくと、エアーズロック空港到着前に上空からエアーズロックを俯瞰していただくことが出来ます。

    どこまでも果てしなく続く砂漠地帯に、突如として現れる巨大な一枚岩。見え始めた瞬間、機内では前方から歓声が上がります。

    オーストラリアの大自然の雄大さを実感する、正にカンタス航空ならではの体験だと思います。

    シドニー発サンチアゴ行き

    カンタス航空

    サンチアゴ国際空港着陸前に右側の窓よりアンデス山脈を臨む.

    カンタス航空のシドニー発サンチアゴ行きにご搭乗いただくと、サンチアゴ到着前に、右側の窓の外にアンデス山脈の峻厳な山並みをご覧いただくことが出来ます。

    4,000m級の山々が連なる迫力は、南米大陸に来たことを実感させてくれます。

    日本から南米を訪れる際は、アメリカ乗り換えか中東乗り換えが一般的ですが、実は、シドニー乗り換えという選択肢もありますので、是非、ご検討ください。

    ロスアンゼルス/サンフランシスコ発シドニー/メルボルン行き

    カンタス航空

    ロスアンゼルス国際空港LAXでシドニーからの乗客を降ろすカンタス航空のA380型機.

    カンタス航空のロスアンゼルス/サンフランシスコ発シドニー/メルボルン行きにご搭乗いただくと、ダイヤによって、貴重な体験をお楽しみいただくことが出来ます。

    時期によるのですが、これらの長距離路線にご搭乗いただくとき、そのダイヤが夜遅い時刻での出発の場合、1日ワープする経験をしていただくことが出来ます。

    航空ダイヤは時差があっても、原則的には現地時刻で表示されます。

    例えば、成田空港を7月15日の20:20に出発するケアンズ行きの飛行機が、翌朝7月16日04:50AMにケアンズに到着する場合、「20:40/04:50+1」と表示されます。この、+1は翌日という意味です。ちなみに、日本とケアンズ(クイーンズランド州)の時差は1時間で、1時間ケアンズの方が進んでいます。したがってフライト時間は7時間30分ということになります。

    ロスアンゼルス発シドニー行きなどに搭乗いただくと、時期によって、この+1が+2になることがあります。つまり、15日に出発して17日に到着する、フライト時間は16時間ほどなのに、機内で2日過ぎてしまって、16日を体験することなく17日になってしまっているという、正にタイムマシンに乗ったような錯覚に陥るのです。

    これは、日付変更線を跨ぐことによるわけですが、この路線ならではの体験ではないでしょうか。



    カンタス航空の沿革

    カンタス航空

    カンタス航空は、1920年11月16日にクイーンズランド州のロングリーチで設立されました。

    現存する航空会社としては、KLMオランダ航空、アビアンカ航空に次いで世界で3番目の古さを誇ります。また、ワンワールドの創立メンバーの一社でもあります。

    カンタス航空は、カンタスリンク航空の称号を持つ多くのグループ会社と格安航空会社(LCC)のジェットスター航空を子会社として携えています。

    また、世界で初めてビジネスクラスを採用した航空会社としても有名です。

    1934年になると、イギリスのインペリアル・エアウェイズとともに合弁会社カンタス・エンパイア・エアウェイズ(Qantas Empire Airways)を設立し、ブリスベン/シンガポールの運航を開始しました。

    第二次世界大戦後の1947年には、オーストラリア連邦政府が同社株式の100%を保有して非上場の国営企業としました。この頃にシドニー/ロンドンの運行を開始しました。その後、カンタス航空は、1993年から1997年にかけて連邦政府が保有する株の売却により、民営化が逐次行われました。

    日本への就航は1952年で、週2便でシドニー/羽田の運行が始まりました。

    近年では、2004年にカンタス航空の100%出資により完全子会社ジェットスターオーストラリア航空が誕生しています。




    カンタス航空のサービス

    カンタス航空

    カンタス航空の保有機材

    カンタス航空の保有機材には特徴があります。ズバリ、先進国のナショナルフラッグキャリアなのに、カンタス航空はBoeing777を持っていないのです!

    日本航空、全日空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス、アリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空、大韓航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、カタール航空、ニュージーランド航空、世界の主要エアラインを見渡してみれば、どの航空会社でもBoeing777は主力機材であり花形機材、時代の寵児的な存在です。

    しかしながらカンタス航空は、Boeing777を保有したことが一度もありません。

    2024年現在の保有機材は、下記の通りです。

    機材 保有機数
    Airbus A330-200 16
    Airbus A330-300 10
    Airbus A380-800 10
    Boeing 737-800 75
    Boeing 787-9 14

    ジャンボジェット機の愛称で知られる大型旅客機Boeing747は、カンタス航空では比較的遅くまで保有、運行していましたが、2020年を持って退役となりました。Boeing747-400は、カンタス航空QF25便としてシドニー/羽田間を長期に渡って結び、その雄姿を最後まで日本で見せてくれました。

    カンタス航空

    *画像出典:Flightrador24より.

    アメリカ合衆国への回送フライトでは、カンタス航空のシンボルであるカンガルーをオーストラリアの東海岸沖上空に作り、多くの航空ファンに惜しまれつつ、長い歴史に終止符を打ちました。

    カンタス航空エコノミークラスの機材別シートピッチ

    カンタス航空

    エコノミークラスのシートピッチは近年の飛行機移動の際の最大のテーマですね。

    カンタス航空のエコノミークラスのシートピッチ(座席の前後の幅、足元の広さ)について、具体的に幾つかの機材を取り上げてご案内いたします。

    以下の写真は、身長173cm、体重65kg、座高89cmの筆者が背もたれに背をつけた状態で撮影したものです。

    B737-800のシートピッチ

    カンタス航空を利用すると、一番搭乗する機会が多いのがB737-800シリーズです。この機材には国際線仕様と国内線仕様の2種類があり、国内線利用の際にも国際線仕様の機材に当たることがあります。

    残念ながら、国際線仕様のシートピッチは非常に狭く、筆者個人的にはあまり乗りたいくない機材です。

    カンタス航空

    B737-800国際線仕様のシートピッチ(クライストチャーチ発ブリスベン行き).

    国内線仕様のB737-800だと以下の写真の通りです。明らかに国際線仕様の座席よりピッチが広いのがお判りいただけますでしょうか。

    カンタス航空

    B737-800国内線仕様のシートピッチ(メルボルン発ケアンズ行き).

    A330-200のシートピッチ

    カンタス航空

    筆者個人としては一番好きなシートがA330シリーズの座席です。

    充分な足元の広さを確保出来るとともに、後述しますが、エンターテインメントシステムも充実しています。

    2020年現在では、東京/シドニー線以外の日本路線にこのシリーズの機材が充当されています。

    B717のシートピッチ

    カンタス航空

    B717のシートピッチは公式発表では79cmとなっており、実際にも非常に広く感じられます。

    ただし、機材としては非常に古いもので、座席も一昔前の年季の入ったクッションなので、A330シリーズのような快適性はあまり期待できません。

    それでも、前後幅が広いだけでなく、横の幅も広いB717の座席は非常にゆったりとしていて人気があります。

    B747-400のシートピッチ

    カンタス航空

    最後に、B747-400ジャンボジェットのエコノミークラスのシートピッチです。

    2020年をもって退役してしまいましたので、もう乗ることは出来ませんが、記念にご紹介させていただきます。

    古い機材なのでシートも古かったのですが、シートピッチは非常にゆったりとしていました。ただ、リクライニングし過ぎる背面にやや問題があり、全ての乗客が席を倒すと居住性が非常に悪くなってしまうのが難点でした。

    この機材が長い間、シドニーと羽田を毎日結んでいたと思うと、感慨深いものがあります。

    カンタス航空の機内サービス

    カンタス航空の機内サービスは頻繁に内容が変わりますが、2020年現在、エコノミークラスでは下記の通りとなっています。

    長距離国際線で提供されるシート周りのサービスは、以下の通りです。

    カンタス航空

    大きめのブランケット、ヘッドフォン、機内食のメニューが置いてあります。搭乗時にはアイマスクや耳栓のサービスはありませんが、離陸後にキャビンアテンダントに尋ねれば無料でいただけます。

    長距離国際線のエコノミークラスで提供される機内食は、2つか3つのメニューから選択することが出来ます。

    カンタス航空

    サンチアゴ発シドニー行きの機内食の一例.

    カンタス航空

    羽田発シドニー行きの機内食の一例.

    ドリンクについても、アルコールを含むドリンクが無制限で提供されます。

    カンタス航空

    長距離国際線のドリンクメニュー.

    特徴的なのは、カンタス航空は世界で初めてワインをペットボトルに入れて提供した航空会社である点です。オーストラリアの新技術で、それまでは難しいとされたワインのペットボトルを実現させ、現在では、カンタス航空オリジナルのオーストラリアワインをサーブしています。

    カンタス航空

    QANTAS WINEのラベル.

    長距離国際線でのエコノミークラスの間食サービスには、お菓子やフルーツが提供されています。

    カンタス航空

    2020年に筆者が搭乗した長距離国際際では、オーストラリア名物のティムタム(キットカットみたいなチョコレート菓子)の他に、リンゴかと思いきやなんと桃がセットされていました。桃を齧り付いて食べる、なんともオーストラリアらしい豪快さですw

    短距離国際線のエコノミークラスでは、軽食サービスです。

    カンタス航空

    短距離国内線の機内食は軽食(クライストチャーチ発ブリスベン行きの機内食の一例).

    ベジタリアンの方のために、フルーツなども用意されています。

    カンタス航空

    国内線ではジャンキーな軽食が多いです。シドニー/パース、ブリスベン/パース、メルボルン/パース線を除いて国内線ではアルコールは有料となります。

    カンタス航空

    エアーズロック発ケアンズ行きのサービス(ワインは有料).

    機内エンターテインメントシステムを搭載した機材では、日本語チャンネルもお楽しみいただけます。

    国際線仕様の機材が国内線に充当されている時でも、エンタメシステムは解放されています。

    カンタス航空

    A330-200シリーズでは、iPadが用意されていて、お好みのスタイルでエンタメを楽しむことが出来ます。これは数ある航空会社の中でも、カンタス航空ならではのサービスではないでしょうか。

    カンタス航空

    A330-200シリーズのiPadサービス.搭乗時にはシートポケットにiPadが収納されている.

    iPadを固定するホルダーが前の席に埋め込まれています。もちろん自分のタブレット端末をセットすることも可能です。

    カンタス航空

    iPadは前の座席のホルダーに固定できる仕様.もちろんUSB電源も完備.自分のタブレット端末も固定することが出来る.

    カンタス航空のフリークエントフライヤープログラム

    カンタス航空

    カンタス航空のマイレージサービスは、カンタス・フリークエント・フライヤーと言います。

    特徴としては、マイルの有効期限は延長が可能、家族間でのマイルの移行が無料で可能、エミレーツ航空の格安航空券でもマイル加算が可能、ニューギニアエアーとも同条件で提携している点などです。

    カンタス航空はワンワールドに加盟していますので、ワンワールド系のエアラインのマイレージは全て加算の対象になります(予約クラスによっては対象外も有り)。また、他のアライアンスでも加算対象になるものがあります。例えば、南アフリカ航空(スターアライアンス)、アエロペリカン航空、エアリンガス、ニューギニアエアー、エアーノース、エアーパシフィック、バヌアツ航空、アラスカ航空、ブリンダベラ航空、エルアルイスラエル航空、エミレーツ航空、ジェットエアウェイズなどです。

    特典航空券の発券には、全ての提携航空会社が通常の必要マイル数で利用できますが、空席枠が限られている「カンタス&パートナー・クラシックアワード」と、カンタス航空とジェットスター航空のみ限定で、多めの必要マイル数で空席枠が増える「カンタス(ジェットスター)・エニーシートアワード」の2つのタイプがあります。

    カンタス航空のフリークエントフライヤープログラムでは、日本航空の特典航空券をウェブ上で予約出来ることが最大の利点です。

    詳しくは、カンタス航空のウェブサイトをご覧ください。

    ラウンジサービス

    カンタス航空

    ロンドンヒースロー空港T3のカンタスラウンジ.重厚な木目調のデザインに大人の落ち着きを感じる.

    カンタス航空のビジネスクラス/ファーストクラスラウンジはシンプルではありますが、落ち着いた造りになっていて、外国人の方からも支持を集めています。

    特にオーストラリア国外の主要空港のラウンジサービスには定評があり、その中でもロンドンヒースロー空港の第3ターミナルにあるカンタスラウンジは、エアラインラウンジのランキングでも上位の常連となっています。

    日本では、成田空港にカンタスラウンジがあります。羽田空港と関西空港では何と日本航空のさくらラウンジをご利用いただけます! JALカレー食べたいですね!!

    詳細はカンタス航空のウェブサイトをご覧ください;

    →カンタス航空ラウンジサービス 

    興味深いセーフティビデオ

    カンタス航空の機内で放映される安全に関するセーフティビデオは毎エディションともに作り込まれていて、非常に興味深い内容になっています。

    現在はカンタス航空設立100周年を記念した特別版が放映されています。是非、ご覧ください。

    カスタマーサービス

    カンタス航空

    カンタス航空の日本支社は接客サービスは行なっておりませんが、東京にオフィスがあります。

    住所のみ公表されています。

    カンタス航空東京支店 〒105-8483 東京都港区虎ノ門 3-5-1 虎ノ門37森ビル9階

     

    問い合わせが必要な場合は、カンタス航空のウェブサイトからメールを送信するか、電話を掛けるかになりますが、電話は非常に繋がりにくい状態になっています。

    カンタス航空電話番号 東京 03-6833-0700 / 0120-207-020 (09:00-16:30 土曜、日曜、祝日を除く)

     

    また、カンタスフリークエントフライヤープログラムに関する問い合わせについては、ウェブサイトの専用フォームから問い合わせをすることが出来ます(英語のみ)。筆者の実感としては、比較的早く返信されます。

    カンタスフリークエントフライヤー問い合わせフォーム https://www.qantas.com/au/en/support/contact-us/frequent-flyer-membership.html?int_cam=au%3Acontact-us%3Aarticle%3Afrequent-flyer-members%3Aen%3Ann



    カンタスミュージアム

    カンタス航空

    荒野に突然現れるカンタス航空のB747.

    カンタス航空発祥の地ロングリーチには、知る人ぞ知るカンタス博物館(Qantas Founders Museum)があります。

    荒野に突然カンタス航空のBoeing747がドーンと現れる光景は度肝を抜かれるインパクトです。

    Boeing747の他にカンタス航空初期の塗装が施された機材も展示されており、それぞれ内部を見学することが出来ます。飛行機の隣にある博物館では、カンタス航空の歴史やカンタス航空にまつわる貴重な展示の数々をご覧いただけます。

    カンタス航空

    航空ファンだけに留まらず、親子連れにも人気のカンタス博物館を是非訪れてみてください。

    問題はロングリーチへのアクセスですが、超がつくド田舎のロングリーチですが、そこはカンタス航空にとって特別な生誕の地、もちろんカンタス航空の直行便が各都市から、、、、飛んでいません(飛んでないんかーい!)。

    従って、ケアンズから10時間、ブリスベンから12時間のドライブとなります。。。

    名称 Qantas Founders Museum (カンタス博物館)
    営業時間 夏季:08:00-13:00、冬季:08:00-16:00
    入館料 大人:$39 子供(5-15歳):$30
    電話番号 07-4658-3737
    住所 1 Hudson Fysh Drive, Longreach Airport, Longreach QLD 4730 (Google Map)
    ウェブサイト https://qfom.com.au/



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