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  • オーストラリアの概要

    オーストラリアの概要

    国名 Commonwealth of Australia(コモンウェルス・オブ・オーストラリア)
    政治形態 国家元首は英国のチャールズ3世国王。国王を代表する連邦総督(Governor-General)は、2024年7月1日に就任したサム・モスティン氏(Sam Mostyn)。形式上は総督が国王の代理として一定の権限を持つが、実際には下院・上院の二院制による議院内閣制の連邦国家である。
    主要政党としては、労働党、自由党・国民党連合、緑の党などがあり、連邦選挙では小選挙区制に近い下院と比例代表に近い上院を組み合わせた制度が採用されている。オーストラリアでは投票が義務化されており、正当な理由なく投票しない場合は罰金の対象となる。
    ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州、タスマニア州の6州と、ノーザンテリトリー準州、オーストラリア首都特別地域(ACT)などの準州からなり、それぞれ州・準州政府が高い自治権を持つ。
    首相 アンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)
    面積・地勢 面積は7,688,287平方キロメートルで、ロシア、カナダ、中国、アメリカ、ブラジルに次ぐ世界第6位の広さを持つ。日本の国土の約20倍にあたる広大な国土で、周囲をインド洋、太平洋、南大洋に囲まれている。
    オーストラリア北東部には、全長約2,000キロに及ぶ世界最大級の珊瑚礁群、グレート・バリア・リーフが広がる。東部・南東部の沿岸部に人口が集中する一方、内陸部には「アウトバック」と呼ばれる乾燥地帯、砂漠、灌木地帯が広がる。
    国旗・国歌・国花 国旗は、左上に英国のユニオンジャック、右側に南十字星、ユニオンジャックの下に連邦を表す七稜星を配したデザイン。1953年の国旗法により、現在の国旗が正式に定められた。
    国歌は「アドバンス・オーストラリア・フェア」(Advance Australia Fair)。国際試合などでよく耳にする「ワルチング・マチルダ」(Waltzing Matilda)は国歌ではないが、国民に広く親しまれる代表的な愛唱歌である。
    国花 国花は、アカシア科の「ゴールデン・ワトル」(Golden Wattle)。毎年9月1日はナショナル・ワトル・デーとして知られる。国の紋章には、オーストラリアを象徴する動物としてカンガルーとエミューが描かれている。
    人口 約2,772万人(2025年9月30日時点、オーストラリア統計局推計)。
    民族 オーストラリアは移民国家であり、英国・アイルランド系をはじめ、欧州系、アジア系、中東系、太平洋諸島系など多様な背景を持つ人々が暮らしている。2021年国勢調査では、アボリジナルおよびトレス海峡諸島民として識別された人口は812,728人で、全人口の3.2%を占めた。推計ベースでは2021年6月30日時点で約98.4万人、全人口の3.8%とされる。
    宗教 2021年国勢調査では、キリスト教が43.9%、無宗教が38.9%。仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教なども増加しており、宗教面でも多様化が進んでいる。
    言語 英語。法律上の「公用語」として明文化されているわけではないが、英語が事実上の共通語・行政言語として使われている。オーストラリア英語は「オージー・イングリッシュ」(Aussie English)とも呼ばれ、独特のアクセント、言い回し、略語がある。
    首都 キャンベラ。長い間、オーストラリアの首都の座をシドニーとメルボルンで争っていたが、その決着がつかず、妥協案として1908年にキャンベラに新しい首都を建設することが決定された。1913年より建設が開始され、1927年にキャンベラへ連邦議会が移転した。キャンベラは連邦議会、政府関連施設、各国大使館などが集まる政治・行政の中心地で、ACTの人口は2025年9月時点で約48.6万人。
    時差 オーストラリアは広大な国土を持つため、東部時間(ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、タスマニア州、ACT)、中部時間(南オーストラリア州、ノーザンテリトリー準州)、西部時間(西オーストラリア州)の3つの標準時間帯に分かれている。
    日本との時差は、標準時間では東部が日本より1時間進み、中部が30分進み、西部が1時間遅れとなる。夏季はニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州、ACTなどでサマータイムを実施するため、時差が変わる。クイーンズランド州、ノーザンテリトリー準州、西オーストラリア州はサマータイムを実施していない。
    詳しくは、「オーストラリアの時差」のページをご覧ください。
    通貨 オーストラリアドル。一般的にA$、または単に$と表示される。補助単位としてセント、$1=100セント。紙幣は、$100、$50、$20、$10、$5の5種類。プラスチック製の紙幣で、色分けされており、旅行者にも見分けやすい。コインは$2、$1、50セント、10セント、20セント、5セントの6種類。
    詳しくは、「オーストラリアの通貨・両替」のページをご覧ください。
    祝日 オーストラリアには国が定めた全国的な祝日のほか、各州・準州、特定地域で定められた祝日がある。近年、多くの商店や施設は主要な祝日でも営業しているが、クリスマス(12月25日)、グッドフライデー、アンザックデー午前中など、一部の祝日には休業や営業時間短縮となる店舗もあるため、事前確認をおすすめする。

    教育 教育制度は州・準州により若干異なるが、一般的には、初等教育(Primary School)、中等教育前半(Junior Secondary)、中等教育後半(Senior Secondary)に分かれる。義務教育年齢や学年区分は州により違いがあるが、多くの州ではおおむね6歳前後から16歳前後までが義務教育期間となる。
    その後、大学(University)、職業教育訓練機関(Vocational Education and Training / TAFEなど)、専門学校などへ進学する。オーストラリアは留学先としても人気が高く、大学、語学学校、専門学校に多くの留学生を受け入れている。
    経済

    オーストラリア経済は、資源、農業、教育、観光、金融、医療・福祉、専門サービスなど幅広い産業に支えられている。1990年代から2019年まで長期にわたり景気拡大が続いたが、2020年の新型コロナウイルスの影響により一時的に景気後退を経験した。
    その後はサービス業、観光、留学需要の回復、人口増加、資源輸出などに支えられ、プラス成長に戻った。世界銀行のデータでは、2024年の実質GDP成長率は1.4%で、名目GDPは約1.76兆米ドル、1人当たりGDPは約64,604米ドルとなっている。近年はインフレ、住宅価格、移民・人口増加、再生可能エネルギー投資、資源輸出の動向が経済の大きなテーマとなっている。



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  • オーストラリアの習慣・マナー

    オーストラリアの習慣・マナー

    服装

    オーストラリアは全体的にカジュアルな国で、都市部の高級レストランであっても「ジャケット&タイ」が必須というところはほとんどありません。多くの場合は「スマートカジュアル」と呼ばれる、襟付きシャツ、きれいめの長ズボン、ワンピース、清潔感のある靴などで十分です。

    ただし、高級レストラン、ホテルのバー、カジノ、ゴルフクラブ、クルーズ船のディナーなどでは、ビーチサンダル、ランニング用の短パン、タンクトップ、作業着、汚れたスニーカーなどが断られる場合があります。安めのレストランやカフェでは、カジュアルな服装でも問題ありません。

    また、オーストラリアは紫外線が非常に強いため、街歩きでも帽子、サングラス、日焼け止めを用意しておくと安心です。ビーチでは水着だけで歩き回れる範囲は限られ、カフェやショップに入る場合は、Tシャツやワンピースなどを羽織るのが一般的です。

    ビジネスアワー

    オーストラリアの一般的なオフィスの営業時間は、月曜日から金曜日の09:00-17:00または09:00-17:30前後です。銀行、郵便局、役所などは平日中心の営業で、土曜・日曜・祝日は休業または短縮営業となることがあります。

    一方、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなどの都市部・観光地では、ショッピングセンター、スーパーマーケット、カフェ、レストランの多くが土曜・日曜も営業しています。ただし、郊外や地方都市では日曜日に閉まる店もあります。

    オーストラリアでは、土日・祝日・早朝・深夜勤務に対して「ペナルティレート」と呼ばれる割増賃金が適用される場合があります。そのため、日曜や祝日に営業するレストランやカフェでは、サンデーサーチャージ、パブリックホリデーサーチャージとして、会計に10-15%前後、祝日には15-20%前後の追加料金が加算されることがあります。サーチャージはメニューや入口付近に表示されていることが多いので、注文前に確認しましょう。

    祝日

    祝日はクリスマスなどオーストラリア全土で同じ日の祝日もありますが、州や準州によって日付が異なる祝日もあります。以前「クイーンズバースデー」と呼ばれていた祝日は、現在は多くの州で「キングズバースデー」となっていますが、州により名称や日付が異なります。また、ブリスベン市内のみのEkka Holidayのように、特定地域だけの祝日もあります。

    祝日は、会社、銀行、役所が休みになるほか、地方都市では商店やレストランが休業する場合があります。シドニーやメルボルンなどの大都市、ケアンズやゴールドコーストなどの観光地では営業する店も多いですが、クリスマス(12月25日)、グッドフライデー、アンザックデー午前中などは休業や短縮営業となる店が多いので注意が必要です。

    レストランやカフェでは、祝日に営業する場合、従業員の祝日割増賃金などを反映して「ホリデーサーチャージ」という割増料金を加算することがあります。オーストラリアの祝日一覧は、オーストラリアの祝日をご確認ください。



    チップ

    オーストラリアでは、米国のようにチップを必ず払う習慣はありません。カフェ、カジュアルレストラン、タクシー、ホテルのハウスキーピングなどでは、チップを渡さなくても失礼にはあたりません。

    高級レストランでサービスが良かった場合や、特別な対応をしてもらった場合に、会計の5-10%程度を任意で上乗せする人はいます。会計端末でチップの入力画面が表示されることもありますが、不要であれば「No tip」または「Skip」を選んで問題ありません。

    ホテルのポーターに荷物を運んでもらった場合は、渡すとすれば荷物1個につき$1-2程度が目安ですが、必須ではありません。タクシーやライドシェアでは、端数を丸める程度で十分です。

    支払い・カード利用

    オーストラリアでは、クレジットカード、デビットカード、スマートフォンのタッチ決済が非常に普及しています。カフェ、レストラン、スーパーマーケット、公共交通、観光施設など、多くの場所でカード払いが可能です。

    一方で、カード決済には1-2%前後のカードサーチャージが加算される場合があります。店舗によっては現金を受け付けない「カードオンリー」の店もありますが、地方やマーケット、小規模店舗では現金があると安心です。

    ビルの階数

    オーストラリアは英国式の階数表示になっていて、地上階、日本でいう1階は「Ground Floor(グランドフロア)」と呼ばれ、エレベーターでは「G」と表示されることが多いです。そして日本でいう2階が「First Floor(1階)」、以降「Second Floor」「Third Floor」と続きます。

    ホテルやオフィスビルで待ち合わせをする場合、日本式の階数感覚とずれることがあるため、英語表記の階数を確認しましょう。

    交通ルール

    オーストラリアでは日本と同じく、車は左側通行です。レンタカーを運転する場合は、ラウンドアバウト、速度制限、スクールゾーン、駐車標識に注意が必要です。州によって細かな交通ルールや罰金額が異なるため、運転前に訪問州の道路交通ルールを確認しましょう。

    信号機のない横断歩道では、歩行者が横断しようとしている場合、車は停止して歩行者を優先します。歩行者用信号は、日本と同じようにボタンを押して待つタイプが多くあります。

    ただし、オーストラリアでは歩行者の信号無視や道路の斜め横断にも罰金が科される場合があります。市内中心部ではトラム、バス、自転車、電動スクーターなども多いため、道路を渡る際は左右をよく確認してください。




    公共交通機関でのマナー

    電車、バス、ライトレール、フェリーでは、乗車前に降りる人を先に通すのが基本です。車内では大声での通話、音楽や動画をスピーカーで流すこと、座席に足を乗せることはマナー違反です。

    高齢者、妊婦、障がいのある方、小さな子供連れの方には席を譲るのが一般的です。シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの大都市では、通勤時間帯の公共交通機関が非常に混み合うため、大きな荷物を持っている場合は周囲への配慮が必要です。

    行列・順番

    オーストラリアでは、バス停、カフェ、スーパー、観光施設などで順番を守る意識が強く、割り込みは非常に嫌がられます。列がはっきり見えない場合でも、周囲の人に「Are you in the queue?(並んでいますか?)」と確認するとよいでしょう。

    飲酒

    オーストラリアでは、飲酒は18歳以上です。酒類を購入する際や、バー、パブ、クラブに入る際には、パスポートや写真付き身分証明書の提示を求められることがあります。

    公共の場所での飲酒は、州・自治体・場所により制限されています。公園、ビーチ、路上、公共交通機関内などでは、アルコール禁止エリアが設けられていることがあります。屋外で飲む場合は、現地の標識を確認してください。

    レストランには「BYO」と表示されている店があります。これは「Bring Your Own」の略で、ワインなどを持ち込める制度です。ただし、持ち込み料(corkage)がかかることが多いため、事前に確認しましょう。

    喫煙

    オーストラリアでは、喫煙および電子タバコ(vaping)に関する規制が年々厳しくなっています。ホテルの多くは全館禁煙で、客室、ロビー、レストラン、パブ・バーの屋内、列車、バス、駅、公共施設、職場などは禁煙です。

    屋外であっても、商業施設の屋外ダイニングエリア、建物の出入口付近、公共交通機関の乗り場、子供の遊具周辺、学校・病院周辺などでは喫煙が禁止されている場合があります。州によって距離や範囲が異なりますが、ニューサウスウェールズ州では、レストランやカフェの屋外飲食エリアおよびその周辺での喫煙・電子タバコ使用が禁止されています。

    たばこの吸い殻のポイ捨てにも罰金が科されます。喫煙する場合は、必ず喫煙可能エリアを確認し、灰皿を利用してください。オーストラリアでは、たばこ・電子タバコ関連商品は18歳以上が対象です。

    エスカレーター

    シドニーなどでは、エスカレーターでは左側に立ち、右側を急いでいる人のために空ける習慣があります。ただし、混雑時や駅によっては安全上、歩かずに立ち止まるよう案内される場合もあります。大きな荷物を持っている場合は、周囲の通行を妨げないようにしましょう。

    エレベーター

    エレベーターでは、降りる人を先に通すのが基本です。混んでいるエレベーターで降りる場合は、「Excuse me(エクスキューズミー)」と一声かけて出口を空けてもらいましょう。無理やり降りようとするのはマナー違反です。逆に自分が出口付近に立っている場合は、降りる人のために一度外に出るなど、出口を空けるとスマートです。

    オーストラリアでは、エレベーターを英国式に「Lift(リフト)」と呼ぶことが一般的です。

    くしゃみ・咳

    くしゃみや咳をする場合は、手ではなく、ティッシュや肘の内側で口と鼻を覆うのが一般的なマナーです。周りに人がいる場合は、くしゃみの後に「Excuse me(エクスキューズミー)」と一言添えるとよいでしょう。

    誰かがくしゃみをした時に「Bless you(ブレス・ユー)」と言ってくれることがあります。その場合は「Thank you(サンキュー)」と返せば自然です。

    写真撮影

    観光地での写真撮影は基本的に自由ですが、人物を大きく撮る場合、特に子供、先住民の方、パフォーマー、マーケットの出店者などを撮影する場合は、事前に一声かけるのがマナーです。

    美術館、博物館、劇場、教会、先住民文化に関わる場所では、撮影禁止またはフラッシュ禁止の場所があります。ウルルなどアナング族にとって文化的に重要な場所では、撮影禁止エリアが設定されていることもあるため、標識やガイドの案内に従ってください。

    先住民文化への配慮

    オーストラリアには、アボリジナルおよびトレス海峡諸島民の長い歴史と文化があります。ウルル、カカドゥ、ブルーマウンテンズなど、先住民文化に深く関わる観光地を訪れる際は、立入禁止区域、撮影禁止区域、文化的に重要な場所への配慮が必要です。

    先住民文化に関する説明では、「アボリジニ」という言葉よりも、文脈に応じて「アボリジナルの人々」「先住民の人々」「アナング族」など、より具体的で敬意ある表現が使われることが増えています。

    あいさつ・会話

    オーストラリアでは、店員やドライバー、ホテルスタッフに対して、気軽に「Hi」「Hello」「How are you?」と声をかけるのが一般的です。レジでの短いやり取りでも、「Please」「Thank you」「Cheers」などを添えると印象がよくなります。

    政治、宗教、収入、人種、体型などの話題は、初対面では避けるのが無難です。一方で、天気、旅行、スポーツ、食べ物、出身地などは会話のきっかけにしやすい話題です。



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  • オーストラリアの通貨・両替【2026年更新】

    オーストラリアの通貨・両替【2026年更新】

    オーストラリア旅行に出発する前に知っておくべき、オーストラリアの通貨・お金の話、オーストラリアドルのお札・コインの基礎知識、オーストラリアドルのため替動向、日本円からオーストラリアドルへの両替方法などを解説いたします。




    オーストラリアの通貨

    オーストラリアの通貨は「オーストラリアドル」です。

    英語では「Australian Dollar」(オーストラリアン・ダラー)、通貨コードは「AUD」、日本では「オーストラリアドル」または「豪ドル」とも呼ばれています。

    オーストラリアドルは、オーストラリアの公式通貨であり、オーストラリア連邦、その外領、および一部の太平洋地域でも使用されています。1966年にオーストラリア・ポンドから切り替えられ、10進法の通貨制度が採用されました。

    オーストラリア国外では、オーストラリアドルはUSドルなどと混同しないように、「A$」「AUD」などと一般的に表記されていますが、オーストラリア国内では単に「$」で表示されています。

    補助通貨単位は「セント」で、1ドル=100セント、記号は「c」または「¢」で表されます。

    スーパーなどでは「$1.98」というように1セント単位で表示されていますが、1セント・2セント硬貨は現在流通していないため、現金払いの場合は合計金額が5セント単位で端数処理されます。カード払いの場合は、表示金額どおり1セント単位で決済されるのが一般的です。

    オーストラリアドルは、国際的に広く取引される通貨の一つであり、特に商品市場と密接に関連しています。オーストラリアが鉱物資源や農産物の主要な輸出国であるため、これらの市場の変動はオーストラリアドルの価値に大きな影響を及ぼすことがあります。

    オーストラリアドルは、世界の外国ため替市場で活発に取引され、多くの通貨ペアでその価値が測定されます。その結果、オーストラリアドルは、世界的な金融市場で重要な役割を担っています。



    オーストラリアの紙幣

    紙幣は$100、$50、$20、$10、$5の5種類あります。オーストラリアは1988年に世界で初めてポリマー素材(プラスチック)紙幣を導入した国で、高いセキュリティ、耐久性、水に強いことが特徴です。

    下の写真のように色別になっていて、間違いづらいので旅行者には分かりやすい紙幣になっています。すべての紙幣には透明な窓があり、その中には複雑なデザインやセキュリティ機能が組み込まれています。

    一部の紙幣には、角度によって色や画像が変わるホログラフィック要素が含まれています。また、非常に小さい文字が紙幣に印刷されており、裸眼では読むことが難しいレベルです。これにより、偽造が困難になっています。

    オーストラリアの紙幣には、歴史的な人物や文化的なアイコンが描かれています。現行の$10紙幣には詩人のバンジョー・パターソンと作家のデイム・メアリー・ギルモア、$20紙幣にはメアリー・ライビーとジョン・フリン、$50紙幣にはデイビッド・ユナイポンとイーディス・コーワン、$100紙幣にはデイム・ネリー・メルバとジョン・モナシュが描かれています。

    $5紙幣は、エリザベス2世女王の肖像が描かれた現行紙幣が引き続き法定通貨として流通していますが、今後は先住民文化と歴史を称える新デザインへ変更される予定です。新しい$5紙幣の片面には引き続きオーストラリア国会議事堂が描かれる予定です。

    オーストラリアの紙幣

    オーストラリアの紙幣




    オーストラリアのコイン

    コインは$2、$1、50¢、20¢、10¢、5¢の6種類あります。

    $2と$1は金色、50c、20c、10c、5cは銀色です。$2硬貨は$1硬貨より価値が高いですが、サイズは$2の方が小さいので注意しましょう。50c硬貨は12角形で、他の硬貨と比べて大きいのが特徴です。

    写真のコインは普段良く目にする一番多い絵柄のもので、このほかに特別に絵柄が作られたコインがたくさんあります。

    オーストラリアのコイン

    オーストラリアのコイン

    オーストラリアドルのため替相場

    オーストラリアドルは通貨別の取引量で第5位の通貨となりますが、その割合は全体の約3%となるため、米ドル、ユーロと比較して値動きが激しくなります。

    オーストラリアドルは石炭、鉄鉱石など資源の輸出が大きいので、それらの資源価格の影響を大きく受ける資源国通貨です。

    新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年初頭、世界的にリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円が買われたことで、一時的に豪ドル安・円高が進みました。その後、経済活動の再開や原材料価格の上昇によりオーストラリア経済は回復し、豪ドルも持ち直しました。

    一方、日本は長期にわたり低金利政策を維持していたため、オーストラリアとの金利差が拡大し、円安が進む要因となりました。2023年から2024年にかけては、豪ドルが108円台を付けるなど、歴史的な円安が注目されました。

    2025年4月現在は、米国の貿易政策や経済不安などの影響でやや円高方向に動いており、1豪ドルは約88円台で推移しています。今後の相場は、日豪の金融政策や世界経済の動向によって大きく左右されると考えられます。旅行やビジネスで豪ドルに関わる場合は、ため替の動きに注意することが大切です。



    オーストラリアドルの両替

    オーストラリアドルの両替は、銀行・両替所の手数料(スプレッド)が米ドルと比較して高く設定されています。

    その理由は日本国内におけるオーストラリアドルの現金流通量、需要が低いことにあります。

    「仲値」は、ほぼニュース、インターネット等で配信される「ため替レート」と同じですが、下記の例では日本円からオーストラリアドルへ現金両替する場合、10.51%、1ドルあたり9.71円の手数料がかかる、ということになります。

    これが、米ドルの場合は1.92%、1ドルあたり2円の手数料なので、いかにオーストラリアドルの両替手数料が高いか、わかっていただけると思います。

    もしオーストラリア旅行で両替したオーストラリアドルの現金を余らせ、そのオーストラリアドルを日本国内で日本円へ両替しなおす場合は、さらに9.58%の手数料がかかることになります。

    現金両替はレート差に注意

    現金両替では、ニュースや為替チャートで見る「中値」や「市場レート」そのものではなく、両替所・銀行が設定する販売レートまたは買取レートが適用されます。特にオーストラリアドルの現金両替は、日本円や米ドルと比べてスプレッドが大きくなりやすい傾向があります。

    たとえば、為替チャート上で1豪ドル=113円前後であっても、実際に日本円からオーストラリアドル現金へ両替する際は、両替手数料やスプレッドが上乗せされます。旅行後に余った豪ドル現金を日本円に戻す場合も、再度スプレッドがかかるため、現金の両替は必要最小限に抑えるのがおすすめです。

    両替レートは日々変動するため、実際に両替する際は、銀行・両替所・空港両替カウンター・オンライン両替サービスの最新レートを比較してください。

    一般的に日本円からオーストラリアドルへの現金両替は、日本国内で行うよりオーストラリア到着後、市中の両替所で行う方が良いとされています。

    それでも現金への両替はおすすめできませんので、オーストラリア旅行では現金への両替は必要最低限にとどめ、クレジットカードによる決済を行う方が良いと思います。

    日本で発行されたクレジットカードで外貨建て決済を行う場合でも、カード会社のため替手数料がかかりますが、ため替レートにプラス1.7-3.0%ほどと、現金と比較して有利なレートになります。




    オーストラリアのキャッシュレス決済

    オーストラリアでは、キャッシュレス決済が広く普及しており、日常生活の中で非常に重要な役割を果たしています。

    オーストラリア準備銀行の2025年調査では、支払い件数の約85%がカードや電子決済などの非現金決済、約15%が現金となっており、キャッシュレス決済が非常に一般的です。

    オーストラリアにおけるキャッシュレス決済の中心は、クレジットカードと、クレジットカード会社と提携するデビットカードになります。オーストラリアではVisa、MasterCardはほとんどの店舗で使用することができます。American Express、Dinersは一部の店舗では使えない所もあり、日本のJCBは使える店舗は一部に限られます。

    コンタクトレス支払い(Tap & Go)はオーストラリアで非常に普及しており、カードやスマートフォンを読み取り機にかざすだけで支払いが完了します。スーパー、カフェ、レストラン、観光施設、公共交通機関などで広く利用できます。

    クレジットカード、デビットカードに続いて、Apple Pay、Google Payなどのモバイル決済サービスもオーストラリアで人気を博しています。これらのサービスを利用することで、スマートフォンやスマートウォッチを使用して、タッチ決済で支払いを行うことができます。

    日本のPayPayなどのQRコード決済、Suica・PASMOなどの日本の交通系ICカード決済は、オーストラリアではほとんど利用できません。一方、シドニーなど一部都市の公共交通機関では、対応するVisa、Mastercard、American Expressのタッチ決済やスマートフォン決済で乗車できる場合があります。

    オーストラリアでは加盟店(店舗)が、カード決済手数料(クレジットカード・サーチャージ、Credit Card Surcharge)を、カード利用者に負担してもらうことが認められており、その負担をカード利用者に求める店舗が多数派になっています。

    ただその料率は法律により実際のカード決済手数料を超えてはならなく、0.7-1.5%程度に抑えられているため、その分をカード会社のため替レートにプラスしても、現金両替するよりは有利となります。

    オーストラリアでは、ほぼすべてのホテル、商店、レストラン、タクシーなどでクレジットカードの利用が可能になっており、たとえ1ドルに満たないような少額の決済でも嫌がられずにカード決済することが可能です。

    筆者はシドニーに住んでいますが、よく考えたら現金をこの数か月触っていなく、最後に触ったのがいつだったか記憶がない程です。

    特に2020年以降はキャッシュレス化がさらに進み、「現金お断り」の店も珍しくありません。ただし、地方部、小規模マーケット、屋台、停電時などに備え、少額の現金を持っておくと安心です。

    旅行者はいくら現金を持って行くべき?

    シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなどの都市部・観光地を旅行する場合、日常の支払いはほとんどカードで対応できます。そのため、現金はチップ、マーケット、小規模店舗、カード端末の不具合時などに備えて、1人あたりA$100-200程度を目安に用意しておけば十分な場合が多いです。

    地方部、長距離ドライブ、国立公園周辺、現金のみの小規模店を利用する予定がある場合は、もう少し多めに現金を用意しておくと安心です。ただし、多額の現金を持ち歩く必要はありません。

    日本円はそのまま使える?

    オーストラリア国内の一般店舗、レストラン、ホテル、交通機関では、日本円は基本的に使用できません。日本円からオーストラリアドルへの両替は、空港、市中両替所、銀行などで可能ですが、レートと手数料に差があります。旅行中の支払いは、カード決済を中心にし、必要最低限の豪ドル現金を用意する方法が現実的です。



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    オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

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  • オーストラリアの時差

    オーストラリアの時差

    オーストラリアの時間帯

    オーストラリアは日本の約20倍の広大な国土を持つため、国内で複数の時間帯に分かれています。旅行者がまず覚えておきたいのは、東部標準時、中部標準時、西部標準時の3つの主要時間帯です。

    • 東部標準時(AEST)・・・ニューサウスウェールズ州、オーストラリア首都特別地域、クイーンズランド州、ビクトリア州、タスマニア州
    • 中部標準時(ACST)・・・ノーザンテリトリー準州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州西部のブロークンヒル周辺
    • 西部標準時(AWST)・・・西オーストラリア州

    このほか、旅行者が訪れる機会は限られますが、ロードハウ島ではロードハウ標準時(UTC+10:30)、西オーストラリア州南東部のエウクラ周辺では中西部標準時(UTC+8:45)が使われています。

    • ロードハウ標準時・・・ロードハウ島(冬はUTC+10:30、夏時間中はUTC+11:00)
    • 中西部標準時・・・西オーストラリア州エウクラ周辺(UTC+8:45)

    日本との時差は、標準時間では東部が日本より1時間進み、中部が日本より30分進み、西部が日本より1時間遅れです。ただし、夏時間を採用する州では、夏の間はさらに1時間進みます。

    州名 主な都市 時間帯 夏時間 UTCとの時差 日本との時差
    ニューサウスウェールズ州 シドニー、ブロークンヒル以外の主要地域 東部標準時 適用 +10 +1
    クイーンズランド州 ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、ハミルトン島 東部標準時 不適用 +10 +1
    ビクトリア州 メルボルン 東部標準時 適用 +10 +1
    タスマニア州 ホバート、ロンセストン 東部標準時 適用 +10 +1
    オーストラリア首都特別地域 キャンベラ 東部標準時 適用 +10 +1
    ノーザンテリトリー準州 ダーウィン、アリススプリングス、エアーズロック(ウルル) 中部標準時 不適用 +9:30 +0:30
    南オーストラリア州 アデレード 中部標準時 適用 +9:30 +0:30
    西オーストラリア州 パース 西部標準時 不適用 +8 -1

    ※上記は標準時間の時差です。夏時間期間中は、夏時間を採用する州で日本との時差が1時間増えます。




    オーストラリアのデイライトセービングタイム

    クイーンズランド州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー準州を除く、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州、オーストラリア首都特別地域では、デイライト・セービングタイム(Daylight Saving Time / DST)と呼ばれる夏時間を採用しています。この期間は時計を1時間進めます。

    デイライト・セービングタイムは、例年、10月の第1日曜日に始まり、翌年4月の第1日曜日に終了します。2026/27年シーズンは、2026年10月4日(日)午前2時に開始し、2027年4月4日(日)午前3時に終了します。

    ややこしいのは、同じ東部標準時の州でも、夏時間を採用している州と採用していない州があることです。例えば、シドニーとケアンズは、冬の間は同じ時間で日本との時差は+1時間ですが、夏時間期間中はシドニーが1時間早くなり、シドニーとケアンズの間に1時間の時差が発生します。

    つまり、夏時間中のシドニーは日本より+2時間、ケアンズは日本より+1時間のままです。国内線の乗り継ぎ、現地ツアーの集合時間、レストラン予約、オンライン会議などでは、州ごとの時差に注意しましょう。

    州名 主な都市 時間帯 夏時間 UTCとの時差 日本との時差
    ニューサウスウェールズ州 シドニー 東部夏時間 適用 +11 +2
    クイーンズランド州 ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ 東部標準時 不適用 +10 +1
    ビクトリア州 メルボルン 東部夏時間 適用 +11 +2
    タスマニア州 ホバート 東部夏時間 適用 +11 +2
    オーストラリア首都特別地域 キャンベラ 東部夏時間 適用 +11 +2
    ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、ダーウィン 中部標準時 不適用 +9:30 +0:30
    南オーストラリア州 アデレード 中部夏時間 適用 +10:30 +1:30
    西オーストラリア州 パース 西部標準時 不適用 +8 -1

    旅行者が注意したい時差のポイント

    オーストラリア国内を周遊する旅行では、同じ国の中でも都市によって時差があるため、航空券、列車、長距離バス、現地ツアーの時間を確認する際に注意が必要です。

    • 航空券やツアーバウチャーに記載されている時刻は、基本的にその都市・空港の現地時間です。
    • スマートフォンは通常、自動的に現地時間へ切り替わりますが、手動設定にしている場合は注意が必要です。
    • 夏時間開始日・終了日の前後は、集合時間や空港到着時間を普段より慎重に確認しましょう。
    • クイーンズランド州は夏時間を採用していないため、夏のシドニー、メルボルンからゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズへ移動する場合は1時間の時差が発生します。
    • 南オーストラリア州、ノーザンテリトリー準州は30分単位の時差があるため、アデレード、ダーウィン、エアーズロック方面の旅程では特に注意しましょう。

     

    オーストラリアの時差

    短縮表示の州名 州名 主な都市
    NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー、ブロークンヒル
    QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
    VIC ビクトリア州 メルボルン
    NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
    SA 南オーストラリア州 アデレード
    WA 西オーストラリア州 パース、エウクラ
    TAS タスマニア州 ホバート、ロンセストン
    ACT オーストラリア首都特別地域 キャンベラ



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  • オーストラリアの電圧、電源プラグ・コンセント

    オーストラリアの電圧、電源プラグ・コンセント

    オーストラリアの電源プラグ・コンセント形状は、日本ではOタイプ、国際的にはType Iと呼ばれる形状です。オーストラリアの電圧は230V、周波数は50Hzで、日本の100Vより高くなっています。

    旅行に携行するような電子機器であれば、よほど古いものを除いて240Vまで対応していますので、変圧器は不要、オーストラリアのコンセント形状に変換する為の、変換プラグのみ用意すればよいことになります。

    オーストラリア旅行で電子機器の充電・使用に必要になる、電圧、周波数、電源プラグ、コンセント形状、変換プラグ、変圧器の要否について分かりやすく解説します。




    オーストラリアの電圧

    オーストラリアの標準電圧は230V、周波数は50Hzです。日本は100V、50Hzまたは60Hzのため、日本専用の電化製品をそのまま使用することはできません。

    スマートフォン、デジタルカメラ、ノートパソコン、タブレット、モバイルバッテリーなどは、一般的に充電器(ACアダプター)が100-240Vに対応しているものが多く、オーストラリアでも変換プラグだけで使える場合がほとんどです。

    使用前に、取扱説明書や充電器本体に記載されている「INPUT」欄を確認しましょう。「INPUT: 100-240V 50/60Hz」のように書かれていれば、オーストラリアでも変圧器なしで使用できます。

    その機器が100-240Vに対応している場合は、「変換プラグ」のみ用意すれば大丈夫です。変換プラグは電圧を変えるものではなく、あくまでプラグの形状を変えるためのものです。

    ホテルのバスルームに日本と同じタイプのソケット、100V電源のあるホテルもありますが、シェーバー用の低電流用のものなので、ドライヤーなどを使用すると故障や過熱の原因になるので注意が必要です。

    ACアダプターにはこのように表示がある

    ACアダプターにはこのように表示がある



    オーストラリアのコンセント・プラグ形状

    オーストラリアのコンセント形状は、日本ではOタイプ、国際的にはType Iと呼ばれます。ハの字型の2本と、中央の縦1本の合計3ピンの形状が基本です。

    このタイプの電源プラグは、オーストラリアのほか、ニュージーランド、フィジー、トンガ、パプアニューギニアなどの太平洋諸国の一部、中国、アルゼンチンなどでも使われています。ただし、同じType Iでも国により電圧や細かな仕様が異なるため、渡航先ごとに確認してください。

    中央の縦の1本はアース用のピンです。スマートフォンの充電器など消費電力の小さい機器では、アース用ピンがなく、ハの字型の2本だけのプラグもあります。このような2ピンタイプも、対応機器であれば通常のコンセントに差し込んで使用できます。

    オーストラリアのType I電源プラグ形状

    オーストラリアの電源プラグ形状はOタイプ(Type I)

    オーストラリアのコンセントで特徴的なのは、電流を供給・遮断するためのオン・オフのスイッチがコンセントについていることが多いことです。

    ここがオフになっている場合は、オンに切り替えて使用をしましょう。

    オーストラリアのコンセント

    オーストラリアのコンセント。右がスイッチオン、左がスイッチオフの状態




    オーストラリアの変換プラグ

    オーストラリアの変換プラグの形状は、日本ではOタイプ(オー・タイプ)と呼ばれている形状になります。

    海外の案内では、一般的にType I(タイプI)と呼ばれます。日本の旅行用品店ではOタイプとして販売されていることが多いため、「オーストラリア用」「Oタイプ」「Type I」のいずれかを目印に選ぶと分かりやすいです。

    変換プラグや変圧器は、ホテルで貸し出しがある場合もありますが、数が限られており、借りられないことは珍しくありません。

    そのため、変換プラグは持参していくことをお勧めします。

    日本のAタイププラグをオーストラリアのOタイプ/Type Iへ変換するプラグは、現地でも空港、家電量販店、旅行用品店などで購入できる場合がありますが、価格が高かったり、すぐ見つからないこともあります。

    オーストラリアで販売されている旅行用アダプターには、オーストラリア人が海外旅行で使う「オーストラリア→海外」用も多くあります。日本の電化製品をオーストラリアで使うには、差し込み方向が逆の「日本→オーストラリア」用が必要です。

    そのため、変換プラグは日本で購入し、忘れずに持参した方がよいです。

    変換プラグには下の写真のようにハの字型の2本ピンのものと、縦にアース用の1本が追加された3本ピンのものがあります。スマートフォンやノートパソコンなど、旅行で携行する一般的な電子機器であれば、2本ピンタイプでも使用できることが多いですが、アース付きの機器や高出力機器では適切な3ピン対応品を選んでください。

    Oタイプへの変換プラグ

    Oタイプへの変換プラグ



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  • オーストラリアの祝日(2021年)

    オーストラリアの祝日(2021年)

    オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。例えばクイーンズバースデー。

    シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月14日だが、パースのある西オーストラリア州は9月27日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月4日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

    祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

    祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

    以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

    オーストラリアの祝日一覧(2021年)

    祝日名 日にち 祝日になる州
    New Year's Day 1月1日 オーストラリア全土
    Australia Day 1月26日 オーストラリア全土
    Labour Day 3月1日 WA
    Eight Hours Day 3月8日 TAS
    March Public Holiday 3月8日 SA
    Canberra Day 3月8日 ACT
    Good Friday 4月2日 オーストラリア全土
    Easter Monday 4月5日 オーストラリア全土
    Easter Tuesday 4月6日 TAS
    Anzac Day 4月26日 オーストラリア全土
    May Day 5月3日 NT
    Labour Day 5月3日 QLD
    Reconciliation Day 5月31日 ACT
    Western Australia Day 6月7日 WA
    Queen's Birthday 6月14日 QLD/WA州を除く
    Picnic Day 8月2日 NT
    Queen's Birthday 9月27日 WA
    Queen's Birthday 10月4日 QLD
    Labour Day 10月4日 NSW/ACT/SA
    Melbourne Cup Day 11月2日 メルボルン市中心部のみ
    Christmas Day 12月25日 オーストラリア全土
    Boxing Day 12月26日 SA州を除く
    Proclamation Day 12月26日 SA

     

    短縮表示の州名と主な都市

    短縮表示の州名 州名 主な都市
    NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
    QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
    VIC ビクトリア州 メルボルン
    NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
    SA 南オーストラリア州 アデレード
    WA 西オーストラリア州 パース
    ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ



    オーストラリアの祝日の詳細

    New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

    新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

    Australia Day(オーストラリア・デイ)

    オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

    Labour Day(レイバー・デイ)

    レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

    Good Friday(グッド・フライデー)

    グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

    Easter Monday(イースター・マンデー)

    イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

    Anzac Day(アンザック・デー)

    アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

    Queen's Birthday(クイーンズ・バースデー)

    クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

    Christmas Day(クリスマス・デー)

    毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

    Boxing Day(ボクシング・デー)

    ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。



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  • ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

    ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

    ヴァージン・オーストラリア航空は、主にオーストラリア国内線と近距離国際線を運航する、オーストラリア第2位クラスの航空会社です。

    カンタス航空のような伝統的フルサービスキャリアと、ジェットスター航空のようなローコストキャリアの中間に位置する「バリューキャリア」として、運賃の分かりやすさ、国内線ネットワーク、Velocity Frequent Flyerを強みにしています。

    日本路線については、2023年6月に東京(羽田)〜ケアンズ線で日本初就航しましたが、同路線は2025年2月24日をもって運航終了となりました。現在、ヴァージン・オーストラリア航空の自社便による日本直行便は運航されていません。

    ヴァージン・オーストラリア航空の、「ヴァージン」というブランド名を聞いたことがある、あるいはそのロゴを見たことがある人が多いと思います。

    これは、イギリスの大手航空会社、ヴァージン・アトランティック航空が1989年から26年もの間、ロンドン・ガトウィック空港と成田空港間を運航しており、それが多くの日本人の方の記憶には残っていると思います。

    ヴァージン・アトランティック航空は、2015年2月をもって日本路線の運航を終了し、現在は日本発着の自社運航便はありません。

    また、ヴァージン・グループの始まりであるヴァージン・レコード、グループの創業者であり伝説的な起業家でありながら、冒険家としても知られるリチャード・ブロンソンからその名を聞いた方も多いと思います。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、このヴァージン・グループの子会社として、2000年にヴァージン・ブルー航空として、オーストラリア国内線の運航を開始したのが始まりとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空の持株会社であるヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの影響を大きく受け、2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請を行いました。その後、ベインキャピタル(Bain Capital)の傘下で再建され、2025年6月にはオーストラリア証券取引所(ASX)へ再上場しました。

    現在は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、パース、アデレード、ホバートなど、オーストラリア国内主要都市を結ぶ国内線を中心に運航しています。日本路線は終了しましたが、日本在住の旅行者にとっては、オーストラリア到着後の国内移動で利用する機会が多い航空会社です。

    ここでは、日本在住の旅行者向けに、ヴァージン・オーストラリア航空の歴史、現在の国内線での使い方、チケット購入方法、手荷物、マイレージプログラム、ラウンジなどを、最新情報に合わせて紹介します。




    ヴァージン・オーストラリア航空の歴史

     ヴァージン・ブルー航空

    ヴァージン・オーストラリア航空は、「ヴァージン・ブルー航空」として、2000年8月に2機の航空機でLCC(ローコストキャリア)として運航を開始しました。

    この当時は赤色の機体に「virginblue.com.au」と当時のドメイン名と電話番号が大きく書かれた、いかにもLCCらしい機体塗装となっていました。この時のIATA(国際航空運送協会)の航空会社コードはDJでした。

    運航開始からおよそ1年後、ヴァージン・ブルー航空にとっては大きな追い風が吹きました。カンタス航空に続くオーストラリア第2位の大手航空会社であった、アンセット・オーストラリア航空が、2001年9月に経営破綻します。

    それにより空白、あるいは便数が減った路線への進出、空港のターミナルビルにできたスペースに大規模なチェックインカウンターの確保などを大胆に進めることができ、一気にそのオーストラリア国内線のシェアを拡大、オーストラリア第2位の足場を固めることができました。

    ヴァージン・ブルー航空

    アデレード空港に到着するヴァージン・ブルー航空のボーイング737 / Jimmy Harris from Melbourne, Australia.This file is licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 Generic license.

    国際線への進出

    ヴァージン・ブルー航空はオーストラリア国内線の専業航空会社として運航していましたが、後にヴァージン・パシフィック航空、Vオーストラリア航空などの子会社を設立してオーストラリアと海外を結ぶ国際線の運航を開始しています。

    ヴァージン・パシフィック航空は、オーストラリアとニュージーランド間の国際線、およびニュージーランド国内線の運航を目的にニュージーランドにヴァージン・ブルー航空の子会社として2004年に運航が開始されました。

    その後、ヴァージン・パシフィック航空は、ニュージーランド国内線から撤退し、オーストラリア・ニュージーランド間のフライトは、ヴァージン・オーストラリアへ移管されています。

    パシフィック・ブルー航空

    パシフィック・ブルー航空 / Author    Li Pang /  Creative Commons

    Vオーストラリア航空は、オーストラリアとアメリカ合衆国間の国際線の運航を目的に、オーストラリア国内に設立され、2009年よりシドニー・ロサンゼルス間のフライトの運航を開始しています。

    Vオーストラリアのオーストラリア・アメリカ合衆国間のフライトも、同様にヴァージン・オーストラリア航空へ移管、吸収されています。

    Vオーストラリア航空

    Vオーストラリア航空のボーイング777-300ER / Author    Duan Zhu, This file is licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 Generic license.

    ヴァージン・オーストラリア航空へ

    ヴァージン・ブルー航空は、カンタス航空傘下のジェットスター航空との激しい料金競争に悩むこととなります。

    2010年5月、カンタス航空より新しい最高経営責任者をヘッドハントし、LCC(ローコストキャリア)から、フルサービスの航空会社への転換を目指していきます。

    2011年2月にヴァージン・ブルー航空からヴァージン・オーストラリア航空への名前の変更、新しいユニフォームとビジネスクラスの座席が発表されました。

    2011年5月にヴァージン・オーストラリア航空への変更が行われ、現在の白い機体に赤い文字で「Virgin Australia」と書かれたデザインへの変更が順次実施されました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前身のヴァージン・ブルー航空時代の記憶から、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)のイメージが残っている人が多くいますが、現在はフルサービスとLCCの中間に位置するバリューキャリアとして運営されています。

    国内線では、Lite、Choice、Flex、Businessなどの運賃タイプにより、預け荷物、座席指定、変更条件、ラウンジ利用可否などが異なります。Choice、Flex、Businessには預け荷物が含まれますが、Lite運賃は預け荷物が含まれないため、予約時に条件確認が必要です。

    ヴァージン・オーストラリア航空

    ヴァージン・オーストラリア航空のボーイング737 / YSSYguy / CC BY-SA 3.0

    任意管理の申請、投資会社へ売却へ

    2020年3月よりオーストラリアでも新型コロナウイルスのパンデミックに襲われ、オーストラリア国内各都市でもロックダウンが実施、オーストラリア国境はもとよりオーストラリアの各州間の州境も閉鎖され、国際線だけではなく国内線までもがごく一部の路線・便数を除き運休するという、航空業界にとっては未曽有の危機に陥りました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2020年3月下旬には全ての国際線の運航を停止、2020年4月初旬には国内線もシドニー・メルボルン間の数便を残して運航を停止しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、元々新型コロナウイルスのパンデミック前から、LCC(ローコストキャリア、格安航空)のジェットスター航空と、フルサービスのカンタス航空との間に挟まれてその存在感を示せず、その業績は低迷を続けていました。

    そこに新型コロナウイルスの影響ヴァージン・オーストラリア航空にとどめを刺し、ヴァージン・オーストラリア・グループの持株会社のヴァージン・オーストラリア・ホールディングスは2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請を行いデロイトを管財人に指名、その管財人の下で事業の継続の道を模索しました。

    2020年6月にアメリカ合衆国の投資会社であるベインキャピタルへ、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの売却を決定、2020年11月に売却手続きと所有権の移転が完了し、現在もベインキャピタルがヴァージン・オーストラリア・ホールディングスのオーナーとなっています。

    経営破綻後もシドニー・メルボルン線など需要の多い極限られた路線と便数で、国内線の運航を継続、2021年10月頃よりオーストラリアのコロナ制限措置の緩和とあわせて、国内線の路線網、運航便数を拡大していきました。

    現在のヴァージン・オーストラリア航空

    現在のヴァージン・オーストラリア航空は、オーストラリア国内線を中心に、短距離国際線、Velocity Frequent Flyer、企業・レジャー需要を組み合わせて運営する航空会社です。機材は主にボーイング737系列で、国内線・短距離国際線を効率的に運航しています。

    2025年6月には、Virgin Australia Holdings LimitedとしてASXに再上場し、ティッカーコードはVGNとなりました。IPO規模はA$685 million、公開価格はA$2.90、上場時の時価総額は約A$2.3 billionと発表されています。



    ヴァージン・オーストラリア航空が日本初就航、羽田・ブリスベン開設(延期に)

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2020年3月29日に、日本初就航となる羽田・ブリスベン線を開始します。

    この羽田・ブリスベン線には、エアバスのA330-200が投入され、エコノミー255席、ビジネス20席となっています。

    週7便、毎日1便が運航され、羽田発ブリスベン行は夜行便となっており、朝にブリスベンに到着するため、そのままオーストラリア各地への乗継も可能になっています。

    ブリスベン発羽田行は日中便となっています。11:40発と比較的遅い時間の出発になっているので、シドニーやメルボルンからの乗り継ぎでも、利用できる時間となっています。

    ヴァージン・オーストラリア航空は本社をブリスベンに置くことからもわかるように、ブリスベン空港がハブ空港となっており、数多くの便がブリスベンとオーストラリア国内各都市を結んでいます。

    そのため、この羽田・ブリスベン線を利用して、オーストラリア各都市への乗り継ぎ、あるいは、オーストラリア各都市からブリスベンを経由してブリスベン・羽田線の利用など、オーストラリアの多くの都市でこの便の利用が可能になっています。

    便名 出発地 出発時間 到着地 到着時間
    VA 076 羽田 21:45 ブリスベン 07:45 +1
    VA 077 ブリスベン 11:40 羽田 20:00

    羽田・ブリスベン線の就航延期

    新型コロナウイルスに起因するオーストラリア政府の入国規制などの影響により、ヴァージン・オーストラリア航空は2020年6月14日まで、全ての国際線の運航を停止しました。

    そのため、この新規開設される羽田・ブリスベン線も、就航は2020年6月15日に延期されています。

    新型コロナウイルスの世界的な感染拡大をうけ、一度延期されて2020年6月15日に運航開始とされていた、羽田・ブリスベン線は再度再開時期を定めずに再延期して現在に至っています。

    ヴァージン・オーストラリア航空として、正式に運航を取りやめるという発表はされていませんが、現在もヴァージン・オーストラリア航空自体が厳しい経営状況であることから、オーストラリアと日本との行き来が可能となった後もその運航開始は疑問視されています。

    2022年12月、ヴァージン・オーストラリア航空は、羽田・ブリスベン線の代わりに、羽田・ケアンズ線を2023年6月より開始することを発表しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空が日本初就航、羽田・ケアンズ開設

    ヴァージン・オーストラリア航空は、2023年6月28日から東京(羽田空港)・ケアンズ線の運航を開始しました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、現在中・長距離の国際線で使われている、B787、A330などのワイドボディーの機材をもっていませんが、この羽田・ケアンズ線は主に国内線、近距離の路線で使用されているB737を使用します。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前述の通り2020年3月に羽田・ブリスベン線の開始を予定し、チケットの販売も行っていましたが、新型コロナウイルスの影響でオーストラリア、日本の双方で事実上の国境閉鎖、ヴァージン・オーストラリア航空の経営破綻もあり、無期限に延期となっていました。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、その間も獲得していた羽田空港の発着枠を保持していましたが、経営破綻時に中・長距離の国際線で使用される全てのワイドボディー機を売却、羽田・ブリスベン線がどうなるか注目されていました。

    それを羽田・ケアンズ線に変更、使用機材はナローボディのB737で運航するという、関係者を驚かす内容でのヴァージン・オーストラリア航空の日本線就航開始となりました。

    羽田・ブリスベン線だと使用するB737では航続距離が足りないこと、また、4月より強力なライバルとなるカンタス航空が、同じ羽田・ブリスベン線に就航することもあり、ブリスベン線に代えてケアンズ線の運航を開始することになったようです。

    運航は1日1便、デイリーでの運航となり、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

    エコノミークラス、エコノミーXクラス、そしてビジネスクラスの3クラスが設定されています。

    2023年6月28日の運航開始時よりB737-700が使用されていましたが、ヴァージン・オーストラリア航空で新規に導入されるボーイング737 MAX 8が、2023年7月30日より東京(羽田)・ケアンズ線に導入されました。

    この新しく投入されたボーイング737 MAX 8では、8席のビジネスクラス、168席のエコノミークラスが設置され、そのうち30席は足元の広いエコノミーXとなります。

    便名 出発地 出発時間 到着地 到着時間
    VA 078 羽田 21:55 ケアンズ 06:25 +1
    VA 077 ケアンズ 13:15 羽田 20:00

    日本・ケアンズ線はジェットスター航空が、航空機の選択肢が増える事は大変喜ばしいことです。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、ローコストキャリアではないこと、小さい機材の使用で運航コストから安売りできないこと等により、ジェットスター航空より若干高い金額で販売されている日が多いようです。

    東京・ケアンズ線、2025年2月に運航中止に

    念願の日本路線に参入したヴァージン・オーストラリア航空ですが、2025年2月24日をもって東京/羽田空港・ケアンズ線を、運航中止とすることを発表しました。

    開始からわずか1年半で同路線の運航中止とする理由として、日本からオーストラリアへの旅行客の需要回復が大幅に遅れており、継続的に採算がとれる程になっておらず、持続的な運航の継続が困難であることをあげています。

    ヴァージン・オーストラリア航空のチケット購入方法

    ヴァージン・オーストラリア航空のWebサイトにて、オーストラリア国内線や一部近距離国際線の予約・購入が可能です。

    日本発着の自社運航便は現在ありませんが、日本からでも同社Webサイトでオーストラリア国内線を予約できます。表示言語は英語が中心で、予約操作も基本的に英語で行います。

    オーストラリア国内線は、基本的にオーストラリアドル建てで表示・決済されます。旅行会社や航空券比較サイト経由で購入する場合は、表示通貨、手数料、預け荷物条件を確認してください。

    運賃タイプにより、預け荷物、座席指定、変更・取消条件、ラウンジ利用可否が異なります。特にLite運賃は預け荷物が含まれないため、予約前に必ず運賃条件を確認してください。

    ヴァージン・オーストラリア航空の日本からの問い合わせ

    ヴァージン・オーストラリア航空では、国・地域別の問い合わせ番号を案内しています。2026年時点で、日本からの問い合わせ先として公式サイトに掲載されている番号は以下です。

    日本から:+61 7 3119 7089

    最新の問い合わせ方法、営業時間、オンラインフォーム、旅行代理店経由予約の対応方法は、公式サイトのContact usページで確認してください。




    ヴァージン・オーストラリア航空の持株会社と関連航空会社

    ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス・リミテッド

    ヴァージン・オーストラリア航空の親会社は、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス・リミテッド(Virgin Australia Holdings Limited)です。

    同社は2020年に任意管理入りし、ベインキャピタルの傘下で再建されました。その後、2025年6月にオーストラリア証券取引所(ASX)へ再上場し、ティッカーコードはVGNとなっています。

    上場後も、ベインキャピタル、Virgin Group、Queensland Investment Corporationなどが主要株主として残っています。再上場により、ヴァージン・オーストラリア航空は再び公開企業グループとして運営されています。

    グループには、ヴァージン・オーストラリア航空、ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空、Velocity Frequent Flyerなどがあります。タイガーエア・オーストラリア航空はすでに運航を終了しています。

    タイガーエア・オーストラリア航空

    タイガーエア・オーストラリア航空は、2007年に運航を開始したオーストラリア国内線のLCCでした。2013年にヴァージン・オーストラリア・ホールディングスが株式の過半数を取得し、その後完全子会社となりました。

    しかし、新型コロナウイルスの影響とヴァージン・オーストラリア・グループの再建に伴い、タイガーエア・オーストラリア航空は運航を終了しました。現在、ヴァージン・オーストラリア・グループ内にタイガーエアとして運航する航空会社はありません。

    タイガーエア・オーストラリア航空

    タイガーエア・オーストラリア航空のボーイング737 / Bidgee / CC BY-SA 3.0 au

    タイガーエア・オーストラリア航空のボーイング737 / Bidgee / CC BY-SA 3.0 au

    ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空

    ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空はパースを拠点とする地域航空会社です。

    1963年に創業されたスカイウエスト航空を前身とし、2013年にヴァージン・オーストラリア・ホールディングスが100%の株式を取得し、完全子会社となりました。

    パースと同州内、西オーストラリア州の各都市、およびパースとアデレード、ダーウィン、アリススプリングス等を小型の機材で運航しています。



    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラム

    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラムは、「Velocity Frequent Flyer」(ヴェロシティ・フリークエントフライヤー)です。

    ヴェロシティでは、ヴァージン・オーストラリア航空便のほか、提携航空会社、ホテル、レンタカー、クレジットカード、ショッピングなどでポイントを貯めることができます。ポイントは特典航空券、アップグレード、提携サービスなどに利用できます。

    ステータスは、Red、Silver、Gold、Platinum、Platinum Plusなどに分かれ、ステータスクレジットの獲得により上位ステータスを目指します。上位会員は、ラウンジ利用、優先チェックイン、優先搭乗、追加手荷物などの特典を受けられます。

    国内線・近距離国際線でのポイント

    ヴァージン・オーストラリア運航の国内線や近距離国際線では、運賃タイプや会員ステータスにより、Velocity PointsとStatus Creditsの積算条件が異なります。2026年現在は運賃タイプが細かく分かれているため、予約時に公式サイトで最新の積算条件を確認してください。

    提携航空会社

    Velocityは、ANA、Singapore Airlines、United Airlines、Air Canada、Virgin Atlanticなど、多くの航空会社と提携しています。日本在住の旅行者にとっては、ANAとの提携により、条件を満たす場合にポイント積算や特典利用の選択肢がある点が分かりやすいメリットです。提携内容は航空会社ごとに異なり、ポイント積算、特典航空券、ラウンジ利用、ステータス特典の対象条件が異なります。




    ヴァージン・オーストラリア航空の空港ラウンジ

    ヴァージン・オーストラリア航空では、オーストラリア国内の主要空港に、「ヴァージン・オーストラリア・ラウンジ」を設けています。

    軽食、ドリンク、Wi-Fi、ワークスペースなどが提供され、出発前に落ち着いて過ごすことができます。提供内容は空港や時間帯により異なります。

    この「ヴァージン・オーストラリア・ラウンジ」を利用するには、下記の4つの方法があります。

    ビジネスクラスの利用

    ヴァージン・オーストラリア航空のビジネスクラスを利用する場合、ラウンジを利用できます。

    ヴェロシティのプラチナ、ゴールド会員

    ヴァージン・オーストラリア航空のマイレージプログラム、ヴェロシティ(Velocity)のプラチナ、またはゴールドの会員の方でヴァージン・オーストラリア運航便を利用する場合は、ラウンジを利用できます。

    ラウンジ会員

    年間会費を支払って、ヴァージン・オーストラリア・ラウンジの会員になることもできます。料金や入会条件は改定されるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

    ラウンジパスを購入

    空港や混雑状況により、1回限りのラウンジ利用パスを購入できる場合があります。料金や購入可否は変わるため、出発前または当日ラウンジで確認してください。近年の目安では、大人$65、子供$45程度で案内されることがあります。

    ヴァージン・オーストラリアのパース空港国内線のラウンジ / Author    Kgbo / Creative Commons



    ヴァージン・オーストラリア航空に関するよくある質問(FAQ)

    ヴァージン・オーストラリア航空は日本線を運航していますか?

    ヴァージン・オーストラリア航空は、東京(羽田空港)・ケアンズ線を、2023年6月28日から運航を開始しました。

    運航は1日1便、デイリーでの運航となり、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

    チケットの予約、購入は、ヴァージン・オーストラリア航空のWEBサイトより可能ですが、日本語のサイトはなく、英語のみのサイトとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、ケアンズからオーストラリア国内各都市に多くの便を就航しているため、ケアンズ経由でブリスベン、シドニー、メルボルンなどに乗り継ぐことも可能です。

    ヴァージン・オーストラリア航空は、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)ですか?

    ヴァージン・オーストラリア航空は、前身のヴァージン・ブルー航空時代の記憶から、LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)のイメージが残っている人が多くいますが、現在はフルサービスの航空会社へ転換されています。

    基本料金には、国際線、国内線とも預け荷物料金が含まれています。

    日本からチケットを購入することは可能ですか?

    ヴァージン・オーストラリア航空のWEBサイトにて、日本線、オーストラリア国内線の予約・購入が可能です。居住国は関係ありませんので、日本からも購入可能です。

    2024年5月現在、「Japan (English)」という選択肢がありますが、英語のページに飛びます。

    情報紹介のみの日本語のページはありますが、予約に進むと英語のページになり、日本語で予約まで完結するサイトはありません。

    オーストラリア国内線、および最初の出発がオーストラリア国内の都市出発の国際線はオーストラリアドル建てとなります。

    最初の出発都市がオーストラリア国外の国際線は、その国の通貨建てとなります。

    例えば羽田発ケアンズの往復を購入した場合、「JPY」日本円建てとなります。

    一方ケアンズ発羽田往復で購入した場合は、復路の羽田発・ケアンズ行きも含めて「AUD」オーストラリアドル建てとなります。

    ヴァージン・オーストラリア航空には、マイレージプログラムはありますか?

    ヴァージン・オーストラリア航空では、ほかのフルサービスの航空会社と同様に、「Velocity」(ヴェロシティ)という自社のマイレージプログラムがあります。

    一般的なマイレージプログラムと同様、自社、提携航空会社便に乗るごとにポイントが積算されていく仕組みですが、オーストラリア国内線、および近距離国際線と長距離国際線と積算方法が異なります。

    オーストラリア国内線と近距離国際線は、「チケット購入金額」に対してポイントが与えられ、長距離国際線は「飛行距離」に対してポイントが与えられます。

    ヴェロシティは、全日空(ANA)、ユナイテッド航空、シンガポール航空、ヴァージン・アトランティック航空、エディハド航空、ハワイアン航空などと提携、これらの航空会社の運航する便に搭乗することにより、ヴェロシティにポイントを加算することが可能です。



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  • オーストラリアの祝日(2020年)

    オーストラリアの祝日(2020年)

    オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。

    例えばクイーンズバースデー。シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月8日だが、パースのある西オーストラリア州は9月28日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月5日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

    祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

    祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

    以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

    オーストラリアの祝日一覧(2020年)

    祝日名 日にち 祝日になる州
    New Year's Day 1月1日 オーストラリア全土
    Australia Day 1月27日 オーストラリア全土
    Labour Day 3月2日 WA
    Eight Hours Day 3月9日 TAS
    March Public Holiday 3月9日 SA
    Canberra Day 3月9日 ACT
    Good Friday 4月10日 オーストラリア全土
    Easter Monday 4月13日 オーストラリア全土
    Easter Tuesday 4月14日 TAS
    Anzac Day 4月25日 オーストラリア全土
    May Day 5月4日 NT
    Labour Day 5月4日 QLD
    Reconciliation Day 6月1日 ACT
    Western Australia Day 6月1日 WA
    Queen's Birthday 6月8日 QLD/WA州を除く
    Picnic Day 8月3日 NT
    Queen's Birthday 9月28日 WA
    Queen's Birthday 10月5日 QLD
    Labour Day 10月5日 NSW/ACT/SA
    Melbourne Cup Day 11月3日 メルボルン市中心部のみ
    Christmas Day 12月25日 オーストラリア全土
    Boxing Day 12月26日 SA州を除く
    Proclamation Day 12月26日 SA

     

    短縮表示の州名と主な都市

    短縮表示の州名 州名 主な都市
    NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
    QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
    VIC ビクトリア州 メルボルン
    NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
    SA 南オーストラリア州 アデレード
    WA 西オーストラリア州 パース
    ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ

     

    New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

    新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

    Australia Day(オーストラリア・デイ)

    オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

    Labour Day(レイバー・デイ)

    レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

    Good Friday(グッド・フライデー)

    グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

    Easter Monday(イースター・マンデー)

    イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

    Anzac Day(アンザック・デー)

    アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

    Queen's Birthday(クイーンズ・バースデー)

    クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

    Christmas Day(クリスマス・デー)

    毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

    Boxing Day(ボクシング・デー)

    ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。

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    シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

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  • オーストラリアの祝日(2022年)

    オーストラリアの祝日(2022年)

    オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。

    例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

    祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

    祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

    以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。




    オーストラリアの祝日一覧(2022年)

    祝日名 日にち 祝日になる州
    New Year's Day 1月1日 オーストラリア全土
    New Year Holiday 1月3日 オーストラリア全土
    Devonport Cup 1月5日 TAS
    Australia Day 1月26日 オーストラリア全土
    Royal Hobart Regatta 2月14日 TAS
    Launceston Cup 2月23日 TAS
    King Island Show 3月1日 TAS
    Labour Day 3月7日 WA
    Eight Hours Day 3月14日 TAS
    March Public Holiday 3月14日 SA
    Canberra Day 3月14日 ACT
    Labour Day 3月14日 VIC
    Good Friday 4月15日 オーストラリア全土
    Easter Monday 4月18日 オーストラリア全土
    Easter Tuesday 4月19日 TAS
    Anzac Day 4月25日 オーストラリア全土
    May Day 5月2日 NT
    Labour Day 5月2日 QLD
    AGFEST 5月6日 TAS
    Reconciliation Day 5月30日 ACT
    Western Australia Day 6月6日 WA
    Queen's Birthday 6月13日 QLD/WA州を除く
    Picnic Day 8月1日 NT
    Queen's Birthday 9月26日 WA
    Queen's Birthday 10月3日 QLD
    Labour Day 10月3日 NSW/ACT/SA
    Melbourne Cup Day 11月1日 メルボルン市中心部のみ
    Christmas Day 12月25日 オーストラリア全土
    Boxing Day 12月26日 SA州を除く
    Proclamation Day 12月26日 SA
    Christmas Holiday 12月27日 NT/SA/WA州を除く

    短縮表示の州名と主な都市

    短縮表示の州名 州名 主な都市
    NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
    QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
    VIC ビクトリア州 メルボルン
    NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
    SA 南オーストラリア州 アデレード
    WA 西オーストラリア州 パース
    ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ



    オーストラリアの祝日の説明

    New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

    新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

    Australia Day(オーストラリア・デイ)

    オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

    Labour Day(レイバー・デイ)

    レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

    Good Friday(グッド・フライデー)

    グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

    Easter Monday(イースター・マンデー)

    イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

    Anzac Day(アンザック・デー)

    アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

    Queen's Birthday(クイーンズ・バースデー)

    クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

    Christmas Day(クリスマス・デー)

    毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

    Boxing Day(ボクシング・デー)

    ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。



    オーストラリアの旅行手配

    トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

    シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

    オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

    オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

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  • オーストラリアの動物

    オーストラリアの動物

    オーストラリアの動物はユニーク!

    オーストラリアは地理的にも他の大陸から孤立した存在であったため、他の大陸ではみられない、オーストラリア固有の動物が生息しています。おなじみのコアラ、カンガルー、ワラビー、ウォンバットなど、見ただけで微笑んでしまうような、愛くるしい動物が沢山!

    特に日本からの旅行者に人気なのは、コアラを抱っこしての記念撮影。ただし、この記念撮影は、現在クイーンズランド州、南オーストラリア州と西オーストラリア州でのみ行うことができ、他の州、例えばニューサウスウェールズ州のシドニー、ビクトリア州のメルボルンでは禁止されているので注意。

    コアラ

    コアラ

    コアラ

    まずは何をおいてもコアラ。オーストラリアを代表する動物と言える。主に木の上で生活し、天敵がいないため、何時間も動かず、動きもナマケモノのようにゆったりしている。

    主食はユーカリの葉だが、ほとんど栄養素がないため、1日のうち約20時間を寝て過ごす。そのため「コアラ」は、アボリジニの言葉で「水を飲まない」という意味。

    正確にはコアラ生息地によって若干違い、北部の暑い地域に住むクイーンズランド・コアラがもっとも小さく、南部に行くに従って、ニューサウスウェールズ・コアラ、ビクトリア・コアラと大型になっていく。
    1930年代は毛皮のために乱獲され、一時絶滅の危機に瀕したが、現在はカンガルー島などでは増えすぎて、逆に他の生態系に悪影響が懸念されている。

    多摩動物公園など、日本の7カ所の動物園でも、コアラを飼育されているが、餌となるユーカリの確保に多大な手間と費用がかかることから、日本国内のコアラの飼育は減少傾向である。

    オーストラリアにある動物園のほとんどでコアラを見ることができるが、コアラを抱っこして記念撮影ができるのは、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の一部の州に限られ、シドニーのあるニューサウスウェールズ州、メルボルンのビクトリア州では許可されていない。

    加えて、許可されている州のどこの動物園でもコアラ抱っこ写真が行われているというわけではなく、その州内でもコアラ抱っこ写真が行われているのは一部の動物園に限られている。



    カンガルー

    カンガルー

    カンガルー

    カンガルーはフクロネズミの仲間の有袋動物である。比較的大きな種をカンガルーと呼び、小型のものをワラビーと呼ぶ。カンガルーの語源は、この変わった動物を見た西洋人が、「あれは何だ」と現地アボリジニの人々に聞いたところ、「わからない」という意味の現地語で「カンガルー」と答えたところ、それを聞いた西洋人が勘違いし「あれはカンガルーというのか」と思い違いをした、というように伝えられているが、真偽のほどはわからない。

    カンガルーは後退をすることができない動物。そのため、「前進あるのみ」という意味あいから、オーストラリア海軍のシンボルマークにも使われている。

    カンガルーはコアラと並んで、オーストラリアを代表する、人気の動物だ。オーストラリア各地の動物園ではもちろん、ちょっと郊外に出ると、野性のカンガルーを多くみることができる。

    ワラビー

    ワラビー

    ワラビー

    カンガルーの小型の種類のものをワラビーと呼ぶが、明確なカンガルーとワラビーを別ける基準はない。ワラビーもカンガルー同様、オーストラリアの動物園では、まず飼育されており、餌を購入して餌付けもできるところが多い。動物園だけでなく、山間に入ったところでも、野生のワラビーを見ることもできる。

    オーストラリアで人気のスポーツ、ラグビーユニオンのナショナルチーム、「ワラビーズ」の名前にも使われており、いかにオーストラリア人がこのワラビーという動物を愛しているかがわかる。

    カンガルーと同じく、子供はお腹の袋で育ているので、ラッキーだと袋の中から顔を出す子供を見ることができる。

    クォッカ

    クォッカに会いにパースからロットネスト島へ行こう!

    クォッカ

    クォッカはカンガルーやワラビーの仲間の小型のオーストラリア固有の動物であり、その時折見せる笑っているかのような表情から「世界で一番幸せな動物」などとも言われている。

    クォッカは、オーストラリアでも西オーストラリア州のパース沖合のロットネスト島など、現在は限られた地域でしか生息していない。

    真偽のほどは定かではないが「ピカチュウ」のモデルとも言われているが、確かに顔や体形はこのクォッカに似ているとも言える。

    人間に対する警戒心があまりなく、野生のクォッカでも怖がらずに近づいてくることが多く、このクォッカと自撮り写真を撮るのが人気となっている。

    ウォンバット

    ウォンバット

    ウォンバット

    ウォンバットは、カンガルーと同様のフクロネズミの仲間の有袋動物。ずんぐりとした体系で、夜行性の動物。オーストラリアの中でも南部に住み、特にタスマニアに多く生息する。

    ずんぐりした体型とのそのそと歩く姿が愛らしく、オーストラリアではコアラと並んで、人気のある動物だ。パースのカバシャム動物園では、このウォンバットを抱っこして写真を撮ることもできる。

    オーストラリアの動物園では、だいたいどこの動物園でも飼育しているが、夜行性のため、あまり動いている姿を見ることができない。

    エミュー

    エミュー

    エミュー

    エミューはダチョウに似た鳥で飛ぶことはできない。ダチョウより少々小型で、見た目は少々怖いが、大変おとなしい性格で、オーストラリアの動物園では、カンガルーと一緒に放し飼いにされているところが多い。オーストラリア全土に生息し、雑食性でなんでも食べる。

    このエミューから取れる「エミューオイル」は、アボリジニの人々の秘薬と言われ、人間の皮脂に近い成分、アトピーやアレルギー肌に効果があると言われている。このエミューオイルをオーストラリア土産として買い求める人も多い。

    また、エミューはオーストラリアの紋章に、カンガルーとともに描かれ、オーストラリアを代表する動物でもある。



    タスマニアン・デビル

    タスマニアン・デビル

    タスマニアン・デビル

    タスマニアン・デビルは、タスマニアに生息する、有袋動物。一見小型で小さな犬のようで可愛くも見えるが、実は肉食で気勢が荒く、口には鋭い牙が2本あり、その牙をむき出した姿は「デビル」の名前の通りだ。

    夜行性で主に死んだ動物の肉を食べるが、小さい動物は、捕食して食べることもある。ただし、自分より大きな動物に対しては臆病であり、タスマニアの山間部で、タスマニアンデビルに出会った場合は、特に何もしなくとも、むこうから逃げていく。

    オーストラリアの動物園では、たいていどこでも飼育されているが、夜行性のため、ウォンバットと同様、動いている活動的な姿を見れる機会は多くない。

    ディンゴ

    ディンゴ

    ディンゴ

    オーストラリア全土に生息する野犬。イエイヌよと交雑が進み、今はほとんど純血種はいないと言われている。

    気をつけなくてはいけないのは、見た目が普通の犬と変わらないため、油断をしてはいけないことだ。あくまで「野犬」であることを忘れてはいけなく、決して近づいたり、手を伸ばしたりしてはいけない。

    クイーンズランド州の観光客も多く訪れる、フレーザー島にも多く生息しているが、毎年観光客がこのディンゴに噛まれる事件がおきている。

    クロコダイル

    クロコダイル

    クロコダイル

    オーストラリアに野生で生息すのは、ワニの中でも、クロコダイルと呼ばれる大型の種類だ。オーストラリア大陸の北部に生息し、川、湖、および海水も混じる汽水域にも生息する。

    普段は川岸でまったく動かないでじっとしていることが多いが、獲物を捕食する際には、近い距離だと驚くべきスピードで移動するので、近づかないように注意が必要だ。

    カモノハシ

    カモノハシ

    カモノハシ

    カモノハシは、オーストラリア大陸東海岸から、タスマニアまでの川に生息する、体調30センチほどの小型の哺乳類。平べったく前につき出た口と、水かきが特徴。

    ケアンズやゴールドコーストでは、この野生のカモノハシを見に行くツアーが人気を呼んでいる。

    可愛らしい外見から想像できないが、オスの後ろの足から毒を分泌することができる。



    ハリモグラ

    ハリモグラ

    ハリモグラ

    ハリモグラの英語名は「エキドナ」(Echidna)、2000年のシドニーオリンピックの際には、マスコットキャラクターの1つに選ばれる、オーストラリアでは代表的な動物で、広くオーストラリア人にも愛されている。
    モグラ科に属し、背中には硬く鋭いトゲで覆われ、外的から襲われた際には、身を守るのに役立つ。細長い鼻と口を持ち、長い舌を使って、アリなどの小動物を舐めるように捕らえる。
    オーストラリアでは、タスマニアに多く生息し、オーストラリアの動物園であれば、たいていのところでこのハリモグラ(エキドナ)を見ることができる。

    ワライカワセミ

    ワライカワセミ

    ワライカワセミ

    ワライカワセミは、オーストラリアでは一般的に「クッカバラ」と呼ばれ、主にオーストラリア東部に生息する。泣き声が人間の笑い声の「わははは」と聞こえるので、その「ワライカワセミ」の名前がついた。

    体調は40センチほどで、鳥としては比較的大型であるが、クチバシが太く長く、若干頭でっかちの印象を受ける。昆虫はもちろん、ネズミなど小動物も捕食する。

    写真提供:オーストラリア政府観光局



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