ロイヤルアーケード

ロイヤルアーケード(Royal Arcade)は、メルボルンの中心街にある、150年近い歴史をもつメルボルンで最初に開かれたショッピング・アーケード。このビクトリア時代の建築物は、ビクトリア州の歴史的建造物として登録・保護されており、ブロックアーケード(Block Arcade)とともに、観光スポットにもなっている。
ロイヤルアーケードは、大規模なコンペを勝ち残った英国人のチャールズ・ウェッブによって設計され、1870年にオープン。アーケードで最も印象的なのは、ゴグ(Gog)とマゴグ(Magog)の巨大な像によって挟まれた壮大なガンツ・クロック(Gaunt's Clock)と呼ばれる時計。1892年以来、これらの巨大な像は1時間ごとに時を知らせている。
2002年から2年間をかけて、老朽化したロイヤルアーケードはオリジナルの部分を多く残しなら改装され、その美しさは150年の時を感じさせない。
写真提供:メルボルン州観光局