ツチボタル(GLOW WORM)

ツチボタルはオーストラリアやニュージーランドに生息する、ヒカリキノコバエというハエの仲間の幼虫。

無数に広がるツチボタルの群生。湿気が多いほど光るといわれる。

このヒカリキノコバエの幼虫は洞窟や、洞穴などの湿気のある岩場や天井に生息しており、体長は数ミリと非常に小さく、暗闇では肉眼で確認できないほどの大きさ、尾から2-5cmほどの粘液を垂らし、暗闇でルシフェリンという微生物特有の生物発光の青白い光を発し、その光で小さな虫を誘き寄せて粘液で絡め捕食する。尾から発光することから、日本では土ボタルとして知られているが、実際はホタルではなく、英語ではGLOW WORM(グローワーム)と呼ばれている。

ツチボタルは青白い光を無数に発光し群生することから、その様子がアニメ「天空の城ラピュタ」の飛行石に似ていると噂され、人気がある観光スポットにもなっている。

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