エクスマウスでジンベイザメと泳ぐ完全ガイド|シーズン・料金・参加条件・ツアー選び

西オーストラリア州北西部のエクスマウスは、世界遺産ニンガルー・コーストの玄関口です。毎年、沖合へ回遊してくるジンベイザメ(Whale Shark)と同じ海で泳げる場所として、世界中から旅行者が訪れます。

ジンベイザメは名前に「サメ」と付きますが、プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで食べる、おとなしい濾過摂食性の魚です。人を襲うために近づく動物ではありません。

ただし、相手は水族館の飼育動物ではなく野生動物です。ツアーに参加しても必ず現れるとは限らず、海況、風、個体の行動によっては遊泳時間が短くなったり、船上からの観察だけになったりします。

エクスマウス周辺の主なシーズンは3~8月です。運航会社によっては3~7月、3~10月など催行期間が異なります。4~7月は選択肢が多く、初めて訪れる旅行者が予定を組みやすい時期です。

ツアーは早朝から夕方までのほぼ1日行程が中心です。ホテル送迎、ウェットスーツ、マスク、シュノーケル、フィン、昼食、飲み物、海洋公園関連費用、スポッター機、写真データなどが含まれる商品が多くあります。

料金は安くありません。2026年の掲載例では一般的な1日ツアーが大人AU$600前後、小人数制のプレミアムツアーはAU$800~900前後です。価格だけでなく、定員、船の大きさ、船酔いしにくさ、遭遇できなかった場合の条件、写真の有無を比べてください。

この記事では、日本から参加する旅行者向けに、シーズン、予約時期、参加条件、泳力、当日の流れ、ジンベイザメとの距離、船酔い対策、持ち物、料金、エクスマウスへの行き方、必要な滞在日数まで詳しく解説します。




エクスマウスのジンベイザメ遊泳とは?

エクスマウスのジンベイザメツアーは、ニンガルー・リーフ沖へ船で出て、野生のジンベイザメを探し、条件が整った時にシュノーケリングで一緒に泳ぐ1日ツアーです。

ジンベイザメは世界最大の魚で、成長すると10メートルを超える個体もいます。ニンガルーでは若い雄が多く観察され、ツアーで出会う個体はおおむね3~8メートル程度と案内されることが一般的です。

ダイビングではなく、水面付近を泳ぐジンベイザメに合わせてシュノーケリングします。

船はジンベイザメへ餌を与えません。自然に回遊している個体をスポッター機と船上スタッフが探します。

参加者は一度に最大10人までのグループで海へ入り、ガイドの横に並んで泳ぎます。

主な出発地 エクスマウス、Tantabiddi Boat Ramp周辺
主なシーズン 3~8月。運航会社によって前後する
ツアー時間 早朝~15時30分、または16時30分頃
遊泳方法 シュノーケリング
水中人数 同時に最大10人
必要な資格 ダイビング資格は不要
遭遇 野生動物のため保証されない
一般的な料金 大人AU$550~900前後

「見るツアー」ではなく、海へ飛び込むアクティビティ

船上から見学するだけの商品もありますが、通常のWhale Shark Swimは、合図と同時に海へ入り、ジンベイザメと並んで泳ぐ体験です。泳力と体力に不安がある人は、予約前に必ず相談してください。

世界遺産ニンガルー・コースト

ニンガルー・コーストは、西オーストラリア州北西部に広がる世界遺産です。

海側のNingaloo Marine Parkと、陸側のCape Range National Parkを中心に、サンゴ礁、外洋、砂丘、石灰岩の峡谷、乾燥地の生態系が隣り合っています。

ニンガルー・リーフは岸に近い裾礁で、Turquoise Bay、Lakeside、Oyster Stacksなどではビーチから泳いでサンゴ礁へ行けます。

ジンベイザメは、サンゴの産卵後に増えるプランクトンなどを求めて沖合へ集まります。

この地域はBaiyungu、Thalanyji、Yinigurdiraの人々が長くつながりを持つCountryです。公園と海洋公園はTraditional Ownersとの共同管理が進められています。

Ningaloo Marine Parkへの入域自体は無料ですが、陸上のCape Range National Parkへ車で入る場合は通常の国立公園入園料が必要です。

ジンベイザメ遊泳料金の一部は保全と調査へ

認可ツアーの料金には政府関連費用が含まれ、その一部がジンベイザメの管理、個体識別、調査、海洋公園の保全に使われます。



ジンベイザメと泳げるベストシーズン

3~4月

シーズンの始まりです。サンゴの産卵後にプランクトンが増え、ジンベイザメが現れ始めます。

3月前半は運航会社が限定され、個体数と遭遇状況が安定しない年があります。

気温は高く、3月の平均最高気温は36℃を超えます。熱帯低気圧とサイクロンの影響を受ける可能性もある時期です。

4月になると運航会社と出航日が増え、予約しやすくなります。

5~6月

ジンベイザメ遊泳の中心シーズンです。

気温が落ち着き、陸上観光と海上ツアーの両方を組み合わせやすくなります。

学校休暇、連休、海外市場の休暇が重なる日は満席が早いため、航空券と同時にツアーを予約してください。

朝晩と船上は涼しく感じるため、濡れた後に着る防風ジャケットが役立ちます。

7~8月

7月はジンベイザメシーズン後半とザトウクジラの回遊が重なり、船上から多様な海洋生物を見られる可能性があります。

運航会社によっては7月でジンベイザメ専用ツアーを終了し、ザトウクジラ遊泳や海洋生物ツアーへ切り替えます。

8月までジンベイザメツアーを続ける会社もありますが、選択肢は春より少なくなります。

8月に参加する場合は、「Whale Shark Swim」と「Humpback Whale Swim」を間違えないよう商品名を確認してください。

9月以降

ジンベイザメがまったくいなくなるわけではありませんが、専用ツアーは少なくなります。

9~10月はザトウクジラ、マンタ、イルカ、ジュゴンなどを探す海洋ツアーが中心です。

「大型海洋生物ツアー」に参加して偶然ジンベイザメを見る可能性はありますが、ジンベイザメ遊泳を主目的にするなら春~冬前半を選んでください。

ザトウクジラ遊泳との違い

項目 ジンベイザメ ザトウクジラ
分類 魚類 哺乳類
主な時期 3~8月 7~10月頃
泳ぎ方 個体と並んで泳ぐ クジラの接近を待つ
移動 比較的継続して泳ぐ ガイドの指示で水面待機が多い
予約時の確認 Whale Shark Swim Humpback Whale Swim

英語の「Whale Shark」はジンベイザメ、「Whale」はクジラです。予約画面では名称を必ず確認してください。

予約時期

4~7月の人気日は、数か月前から満席になります。

特に少人数船、土曜日、オーストラリアの学校休暇、日本のゴールデンウィーク前後は早めの予約が必要です。

飛行機と宿泊を確保したら、最も重要なジンベイザメツアーを先に予約してください。

旅程の初日ではなく、滞在2日目に入れると、欠航時に別日へ変更できる可能性が残ります。

エクスマウスへの行き方

パースから日帰りで参加できますか?
できません。パースから飛行機で移動し、エクスマウスに最低3泊する日程がおすすめです。ツアーは早朝出発のため、前日までに到着してください。

パースから飛行機

エクスマウスの玄関口はLearmonth Airportです。

パースからLearmonth Airportへ定期便が運航され、飛行時間は約2時間です。

リアマンス空港はエクスマウス中心部から南へ約36キロ離れています。

到着当日にジンベイザメツアーへ参加することはできません。前日までにエクスマウスへ入り、早く休んでください。

リアマンス空港から町へ

空港からエクスマウスまでは、事前予約制の空港シャトル、タクシー、チャーター車、レンタカーを利用します。

全便にタクシーとバスが待機しているとは限りません。シャトルとレンタカーは必ず予約してください。

空港シャトルはホテルや指定住所までのドア・ツー・ドア方式が一般的です。

荷物の数、サーフボード、ダイビング器材、幼児用シートがある場合は予約時に伝えます。

パースからレンタカー

パースからエクスマウスまでは道路で約1,250キロです。

休憩なしでも13時間前後かかるため、通常はGeraldton、Kalbarri、Carnarvonなどを経由する2~4日のロードトリップにします。

長距離区間には店とガソリンスタンドが少なく、夜間はカンガルー、エミュー、家畜が道路へ出ます。

ジンベイザメツアー前日に長距離運転を入れず、十分に休める日程を組んでください。

現地で車は必要?

ジンベイザメツアーだけなら、多くの商品にエクスマウス市内のホテル送迎が含まれるため、車なしでも参加できます。

Turquoise Bay、Oyster Stacks、Yardie Creek、Cape Range National Parkを自由に回るならレンタカーが便利です。

エクスマウスの町からCape Range西岸のビーチへ行く公共バスはありません。

車を借りない場合は、陸上観光ツアー、タクシー、送迎付きアクティビティを予約してください。

エクスマウスとコーラルベイ

項目 エクスマウス コーラルベイ
町の規模 大きめ。スーパー、飲食店、空港アクセスあり 小さなリゾート集落
ジンベイザメツアー 運航会社と船の選択肢が多い 南部の海域から出航
陸上観光 Cape Range、峡谷、灯台 ビーチと海中心
空港 Learmonth Airportから約36km 空港から約120km
向いている人 ツアー比較、複数日の滞在 小さな町で海中心に過ごす

初めてで船や宿泊の選択肢を重視するなら、エクスマウスが計画しやすいでしょう。

必要な滞在日数

最低でも3泊、できれば4泊がおすすめです。

1日目に到着、2日目にジンベイザメ、3日目にCape Range、4日目に出発とすると、欠航時の振替余地がありません。

4泊なら、ジンベイザメツアーを滞在前半に置き、後半を予備日または陸上観光にできます。

ジンベイザメツアーの選び方

認可事業者を選ぶ

Ningaloo Marine Parkで商業ジンベイザメツアーを行えるのは、西オーストラリア州政府の認可を受けた事業者だけです。

認可事業者は、船の接近距離、水中人数、遊泳時間、ガイド配置などの規則に従います。

極端に安い非公式ツアーや、個人船からの無計画な遊泳は選ばないでください。

2026年の料金目安

タイプ 大人料金の目安
一般的な大型・中型船の1日ツアー AU$550~650前後
少人数制・プレミアム船 AU$800~900前後
泳がないオブザーバー 商品により別料金
貸切船 数千~1万豪ドル前後

料金は参加日、子どもの年齢、船、定員、撮影サービス、遭遇保証で変わります。

「最安値」だけでなく、欠航・不遭遇時の条件と、ホテル送迎の対象地域を確認してください。

料金に含まれるもの

  • エクスマウス市内の指定ホテル送迎
  • 船と乗組員
  • シュノーケリングガイド
  • マスク、シュノーケル、フィン
  • ウェットスーツ
  • 軽食、昼食、飲み物
  • スポッター機による捜索
  • 政府関連費用と海洋公園関連費用
  • 写真・動画データ

すべての商品に同じ内容が含まれるわけではありません。特に写真データ、処方度付きマスク、ホテル送迎、アルコール、再乗船保証を確認します。

定員とグループ人数

海へ同時に入れるのは最大10人ですが、船全体の乗客数は商品によって異なります。

大型船は安定性、広いデッキ、トイレ、日陰が利点です。

少人数船は乗客が少なく、入水順が早く回りやすい一方、料金が高くなる傾向があります。

船酔いが心配なら、船体の大きさ、双胴船かどうか、屋内席、後方デッキ、トイレを確認してください。

遭遇保証・再乗船条件

「保証」と書かれていても、返金ではなく無料再乗船、割引再乗船、50%返金など内容が異なります。

再乗船は空席がある日だけ利用でき、旅行中に席がなければ使えない場合があります。

無料再乗船が本人のみか、譲渡できるか、有効期限、写真代や送迎が含まれるかも確認してください。

短い滞在では保証を使えないため、ツアーを滞在前半へ入れることが重要です。

泳がない同伴者

多くの船では、泳がないObserverとして乗船できます。

船上からジンベイザメを見られる可能性はありますが、個体が水面下へ潜ると見えにくくなります。

オブザーバーも一日船に乗るため、船酔い対策が必要です。

参加当日に気が変わって泳ぎたい場合、保険、人数、器材の都合で変更できないことがあります。

ジンベイザメツアー当日の流れ

ホテル送迎

朝7時前後から、エクスマウス市内のホテルや指定集合場所を回ります。

正確な時刻は前日にメールまたはSMSで届く場合があります。

朝食を済ませ、酔い止めを決められた時間に服用し、水着を服の下に着て待ちます。

港から出航

多くのツアーはTantabiddi Boat Ramp周辺から出航します。

送迎車から小型ボートへ乗り換えて沖の本船へ移る場合があります。

船上では安全説明、トイレ、日陰、緊急時の手順、器材の使い方を確認します。

練習シュノーケリング

ジンベイザメが見つかる前に、ニンガルー・リーフ内側で練習シュノーケリングを行う商品が一般的です。

マスクの曇り、フィンのサイズ、呼吸、耳への水、泳ぐ速度を確認します。

この時点で不安があれば、ガイドへ伝えて浮力補助具を使ってください。

スポッター機で捜索

小型のスポッター機が上空からジンベイザメを探し、船へ位置を伝えます。

海面の反射、雲、風、個体の潜水によって発見に時間がかかることがあります。

待っている間にマンタ、イルカ、ウミガメ、クジラなどが見つかる場合もあります。

海へ入る

個体が見つかると、参加者は最大10人のグループに分かれ、マスク、フィン、シュノーケルを装着して船尾へ移動します。

ガイドの合図で素早く海へ入り、指定された方向を向いて待ちます。

ジンベイザメが近づいたら、頭部や進行方向を塞がず、体の横で同じ方向へ泳ぎます。

個体が速い場合、数分で追いつけなくなります。船へ戻り、再び前方へ回り込んで二回目の入水を行うことがあります。

帰港・ホテル帰着

午後はリーフで二回目のシュノーケリングを行うか、海洋生物を探しながら港へ戻ります。

ホテル帰着は15時30分~17時頃が目安です。

当日の海況と捜索時間で遅れるため、帰着直後の飛行機、長距離バス、予約制ディナーは入れないでください。




ジンベイザメと泳ぐルール

ニンガルー海洋公園では、ジンベイザメと人の双方を守るため、州法と運航条件に基づく明確なルールがあります。

ルール 内容
水中人数 同時に最大10人
頭・胴体からの距離 最低3メートル
尾からの距離 最低4メートル
接触 触る、乗る、進路を塞ぐ行為は禁止
撮影 フラッシュと延長ポールは禁止
遊泳方向 体の横を同じ方向へ泳ぐ
行動 ガイドの指示を最優先

ジンベイザメが方向を変えた時は追いかけず、距離を広げます。

尾びれは大きく、意図せず当たっただけでも危険です。尾の後ろへ回り込まないでください。

水中カメラは手で保持し、セルフィースティックや長い延長ポールを使いません。

個体が潜る、速度を上げる、進路を変えるなどの回避行動を示した場合、遊泳が終了することがあります。

参加条件と必要な泳力

必要な泳力

ダイビング資格は不要ですが、足の着かない外洋でシュノーケリングできることが基本です。

船から素早く海へ入り、フィンを使って数十メートル泳ぎ、波の中で船へ戻ります。

プールで泳げても、波、うねり、風、マスク呼吸で不安になる人がいます。

旅行前に一度はマスク、シュノーケル、フィンを使って練習してください。

子どもの参加

最低年齢は運航会社によって異なります。

幼児を船上Observerとして受け入れる会社、一定年齢未満の遊泳を認めない会社、泳力確認を行う会社があります。

子どもが一人でマスク呼吸、フィン泳法、船への乗り降りをできるかを基準に判断してください。

保護者が自分の泳ぎと子どもの介助を同時に行うのは難しいため、ガイドのサポート条件を予約前に確認します。

シニア旅行

年齢だけで参加できないとは限りませんが、外洋での入水、フィン泳法、船の揺れ、はしごの昇降が必要です。

膝、腰、肩、心肺機能、バランスに不安がある場合は、少人数船、サポートボート、浮力補助具の有無を確認してください。

泳がず船上から見学するObserverも選択肢です。

持病・妊娠・薬

心臓病、呼吸器疾患、てんかん、重い喘息、最近の手術、運動制限がある人は、予約前に医師と運航会社へ相談してください。

妊娠中の乗船可否は会社と妊娠週数で異なります。外洋の衝撃、はしご、転倒、緊急搬送までの時間を考慮します。

酔い止めと常用薬の併用は、医師または薬剤師へ確認してください。

アレルギー、糖尿病、エピペン、吸入薬がある場合は、乗船時にスタッフへ伝えます。

ダイビング資格は必要?

必要ありません。

ジンベイザメ遊泳は通常シュノーケリングで行い、タンクを背負ったスキューバダイビングではありません。

スキューバ経験者でも、フィンを使って水面を速く泳ぐ練習が役立ちます。

浮力補助具

ウェットスーツ自体に浮力があります。

必要に応じ、ライフジャケット、ヌードル、浮力ベストなどを用意する会社があります。

浮力補助具を使っても、ジンベイザメの速度についていけるとは限りません。

水が怖い人は無理に入らず、船上見学へ変更してください。

船酔い対策

ニンガルー・リーフの外側は外洋です。港とリーフ内側が穏やかでも、ジンベイザメを探す海域では大きく揺れることがあります。

普段は船酔いしない人でも、長時間の捜索、下を向いた器材準備、空腹、寝不足で気分が悪くなります。

酔い止めは乗船前に使う

薬は酔ってからでは効きにくいことがあります。医師・薬剤師の指示に従い、乗船前の適切な時間に服用してください。

眠気が出る薬は、泳ぎと移動に影響します。初めて使う薬を当日いきなり飲まない方が安全です。

朝食を抜かない

脂っこい料理、アルコール、大量のコーヒーを避け、パン、バナナ、シリアルなど軽い朝食を取ります。

空腹も船酔いを悪化させます。

船の中央・後方へ座る

一般に船首は上下動が大きくなります。

スタッフに相談し、揺れの少ない中央付近、風の当たる屋外、水平線が見える場所へ座ります。

早めにスタッフへ伝える

我慢して重症になる前に伝えてください。

水、氷、袋、横になる場所、入水順の調整などを案内してもらえる場合があります。

服装と持ち物

  • 水着
  • タオル
  • 着替え
  • 長袖のラッシュガード
  • 防風・防水ジャケット
  • 帽子
  • サングラス
  • 環境負荷の少ない日焼け止め
  • 酔い止め
  • 常用薬
  • 水中カメラ
  • 予備バッテリー
  • 小さな防水バッグ

マスク、シュノーケル、フィン、ウェットスーツは通常ツアーに含まれます。

自分のマスクを使いたい人は持参できますが、船へ置く場所と紛失リスクがあります。

コンタクトレンズはソフトレンズを使う参加者が多いものの、外れた時の予備を用意してください。

処方度付きマスクの在庫は度数と数が限られます。予約時に依頼します。

ジュエリー、腕時計、貴重品は宿泊施設へ置き、必要な物だけを持参してください。

エクスマウスの気候

エクスマウスは乾燥した亜熱帯気候で、年間を通して日差しが強い地域です。

ジンベイザメシーズンの3月は非常に暑く、5~7月は日中が過ごしやすくなります。

船上では風と濡れたウェットスーツで、陸上の気温より寒く感じます。

平均最高気温 平均最低気温
1月 38.1℃ 23.1℃
2月 37.6℃ 24.1℃
3月 36.6℃ 23.1℃
4月 33.4℃ 20.4℃
5月 28.7℃ 16.0℃
6月 24.9℃ 13.1℃
7月 24.4℃ 11.4℃
8月 26.6℃ 12.2℃
9月 29.7℃ 13.9℃
10月 33.0℃ 16.5℃
11月 34.6℃ 18.5℃
12月 37.1℃ 21.0℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Learmonth Airport長期平均値。

1~4月は熱帯低気圧とサイクロンの影響を受ける可能性があります。警報が出た場合は、ツアー会社と宿泊施設の指示に従ってください。

一緒に見られる海洋生物

マンタ

ニンガルーではマンタが一年を通じて見られる可能性があります。

ジンベイザメの捜索中に見つかり、条件がよければ泳ぐ機会が追加されることがあります。

ザトウクジラ

7~10月頃にニンガルー沿岸を回遊します。

ジンベイザメシーズン後半には船上から見られる可能性がありますが、ジンベイザメツアーでのクジラ遊泳は保証されません。

ウミガメ

アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイなどが生息します。

リーフシュノーケリングや船上から見られることがあります。

イルカ

ハンドウイルカなどが船の近くを泳ぐ場合があります。

進路を変えて追いかけたり、餌を与えたりしません。

ジュゴン

海草藻場に生息しますが、警戒心が強く、目撃は偶然です。

見られた場合も船上から静かに観察します。

サンゴ礁の魚

練習シュノーケリングでは、ブダイ、チョウチョウウオ、ハタ、フエダイ、エイなどが見られます。

リーフを蹴らず、サンゴへ立たず、フィンの位置を確認してください。

エクスマウス周辺の見どころ

Turquoise Bay

Cape Range National Park内を代表するシュノーケリングスポットです。

Drift Snorkelでは流れに乗って泳ぎます。流れが強い日と時間帯があるため、標識と現地情報を確認してください。

Oyster Stacks

岸に近いサンゴと魚を見られる人気地点です。

サンゴを傷つけないよう、高い潮位の時間だけ利用が推奨されます。

干潮時には入らないでください。

Lakeside

Milyering Discovery Centreに近く、岸からシュノーケリングできます。

初めてニンガルーで泳ぐ人の練習場所として使いやすい日があります。

Yardie Creek

Cape Range南部の峡谷で、短い散策とボートツアーがあります。

エクスマウスから距離があるため、半日以上を確保してください。

Vlamingh Head Lighthouse

North West Capeの海岸と日の入りを見渡せる展望地点です。

7~10月頃は、沖を回遊するザトウクジラを探せます。

Jurabi Turtle Centre

ニンガルー沿岸のウミガメ、産卵、保全について学べます。

産卵期の夜間ツアーは人数制限と予約条件があります。

Charles Knife Canyon

石灰岩の峡谷とExmouth Gulfを見渡す山岳道路です。

急カーブ、崖、未舗装区間があるため、運転に慣れた人向けです。

宿泊エリアの選び方

エクスマウス中心部

スーパー、カフェ、飲食店、ツアー会社、空港シャトルを利用しやすい地域です。

ホテル送迎の対象になりやすく、車を借りない旅行者に向いています。

Exmouth Marina

アパートメント、リゾート、運河沿いの宿泊施設があります。

中心部から少し離れますが、多くのツアー送迎対象に含まれます。

Lighthouse・North West Cape周辺

海岸とCape Rangeに近く、静かな滞在を希望する人に向いています。

町のスーパーと飲食店へ行くには車が必要です。

キャンプ場・ホリデーパーク

テント、キャビン、キャンピングカー向けの施設があります。

4~7月は早く満室になるため、航空券より先に空室を確認することもあります。

Cape Range National Park内

海岸沿いに複数の予約制キャンプ場があります。

電源、飲料水、売店、通信がない場所が多く、国立公園入園料とキャンプ料金が別に必要です。

ジンベイザメツアーの早朝送迎対象外になることがあるため、自分で港へ行く手段を確認してください。

宿泊エリア 向いている人
エクスマウス中心部 車なし、食事、ツアー送迎。
Marina リゾート、アパートメント、家族旅行。
Lighthouse周辺 海岸、静かな滞在、レンタカー利用。
ホリデーパーク 予算重視、キャンピングカー。
Cape Range内 自然中心、自立したキャンプ。



エクスマウス旅行のモデル日程

3泊4日・最短プラン

日程 モデルプラン
1日目 パースからLearmonth Airport、エクスマウス泊。
2日目 ジンベイザメと泳ぐ1日ツアー。
3日目 Turquoise Bay、Lakeside、Vlamingh Head。
4日目 空港へ移動、パースへ。

欠航した場合に振替日がほぼないため、できれば4泊へ延ばしてください。

4泊5日・おすすめプラン

日程 モデルプラン
1日目 エクスマウス到着、町で買い物。
2日目 ジンベイザメツアー。
3日目 予備日。欠航時は振替、催行済みならCape Range。
4日目 Yardie Creek、峡谷、灯台、ビーチ。
5日目 空港へ。

泳ぎに不安がある人の準備プラン

日程 モデルプラン
1日目 到着、ホテルのプールでマスク呼吸を確認。
2日目 Lakesideなどでガイド付きシュノーケリング。
3日目 ジンベイザメツアー。
4日目 休息、陸上観光。

本番前に器材と海水へ慣れると、ジンベイザメを見た時に落ち着いて泳げます。

パースから西海岸ロードトリップ

日程 モデルプラン
1日目 パース~Geraldton。
2日目 Geraldton~Kalbarri。
3日目 Kalbarri観光。
4日目 Kalbarri~Carnarvon。
5日目 Carnarvon~エクスマウス。
6日目 ジンベイザメツアー。
7日目以降 Cape Range、Coral Bay、帰路。

一人で長距離を走り続けず、明るい時間だけ運転してください。

ジンベイザメとザトウクジラを狙う5泊

日程 モデルプラン
1日目 7月に到着。
2日目 ジンベイザメツアー。
3日目 Cape Range。
4日目 ザトウクジラ遊泳または海洋生物ツアー。
5日目 予備日、陸上観光。
6日目 出発。

両方の遊泳は野生動物と海況次第で、体力も使います。連日参加する場合は休息と船酔い対策を重視してください。

安全・環境保護の注意

野生動物との遭遇は約束されない

スポッター機を使っても見つからない日があります。

旅行全体の満足度を一回の遭遇だけに依存させず、リーフ、魚、ウミガメ、海岸、峡谷も楽しむ計画にしてください。

スタッフの合図より先に飛び込まない

船、他のグループ、ジンベイザメの位置を確認してから入水します。

興奮していても、マスク、シュノーケル、フィンの装着を確認してください。

ジンベイザメへ触らない

皮膚、ひれ、尾へ触れず、進路を塞ぎません。

動物が近づいた場合は、自分から距離を広げます。

写真より呼吸と距離を優先する

カメラ画面だけを見ると、ジンベイザメ、他の参加者、船へ接近します。

最初の入水では目で見ることを優先し、撮影は余裕ができてから行ってください。

サンゴへ立たない

練習シュノーケリングでは、水深が浅くてもサンゴへ足とフィンを置きません。

休む必要がある場合は、ガイドの浮力器具を使います。

日焼けと脱水を防ぐ

海上では照り返しが強く、冬でも日焼けします。

ラッシュガード、帽子、日焼け止め、水分補給を使い、アルコールを控えてください。

サイクロンと強風

夏から秋は熱帯低気圧の影響を受ける可能性があります。

運航会社が中止を決めた場合、個人判断で別の小型船を探さず、振替または返金条件を確認します。

飛行機を同日に入れない

捜索時間、海況、帰港の混雑で帰着が遅れます。

ツアー参加日はエクスマウスへ連泊し、飛行機は翌日以降にしてください。

旅行保険

野生動物ツアー、シュノーケリング、欠航、航空便変更を補償する保険を選びます。

持病と年齢による除外、海上アクティビティの条件を確認してください。

ジンベイザメを追い抜こうとしない

見た目はゆっくりでも、尾を大きく動かして進むため、人が全力で泳いでも追いつけないことがあります。疲れ切る前に止まり、ガイドと船の指示に従って次の入水へ備えてください。



エクスマウスのジンベイザメ遊泳に関するFAQ

ジンベイザメのシーズンはいつですか?

主な時期は3~8月です。運航会社によって3~7月、3~10月など催行期間が異なり、選択肢が多いのは4~7月です。

必ずジンベイザメと泳げますか?

野生動物のため保証されません。再乗船、割引、部分返金などの条件は運航会社ごとに異なります。

ダイビング資格は必要ですか?

必要ありません。通常はシュノーケリングで泳ぎます。ただし足の着かない外洋で泳げる体力と基本的なシュノーケリング経験が必要です。

泳げなくても参加できますか?

船上Observerとして参加できる商品があります。遊泳参加には基本的な泳力が必要で、浮力器具だけを頼りにするのはおすすめしません。

ジンベイザメに触れますか?

触れません。頭・胴体から3メートル、尾から4メートル以上離れ、進路を塞がないルールがあります。

料金はいくらですか?

2026年の目安は、一般的な1日ツアーが大人AU$550~650前後、少人数制プレミアムツアーがAU$800~900前後です。

何泊必要ですか?

最低3泊、できれば4泊をおすすめします。ツアーを滞在前半へ入れると、欠航時に振替できる可能性が残ります。

パースから日帰りできますか?

できません。パースからLearmonth Airportへ飛び、前日までにエクスマウスへ宿泊してください。

エクスマウスとジンベイザメに関する参考情報

まとめ:4~7月に4泊、ツアーは滞在前半へ

エクスマウスのジンベイザメ遊泳は、野生の世界最大の魚と同じ海で泳ぐ、ニンガルーならではの体験です。

主なシーズンは3~8月で、運航会社と便の選択肢が多い4~7月が計画しやすい時期です。

ツアーは早朝から夕方までの1日行程で、ホテル送迎、器材、食事、スポッター機、写真などを含む商品が多くあります。

水中では最大10人、頭・胴体から3メートル、尾から4メートル以上離れ、触らず、進路を塞がずに泳ぎます。

最低3泊、できれば4泊し、ツアーを滞在前半へ入れてください。遭遇できなかった場合の再乗船条件、船の定員、泳力条件、写真、送迎、船酔い対策を比較して選びましょう。

ジンベイザメだけでなく、サンゴ礁、ウミガメ、マンタ、Cape Rangeの峡谷と海岸も含めて、ニンガルーの自然を楽しんでください。

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