オーストラリア旅行におけるクレジットカード・キャッシュレス決済事情:現金ゼロでも楽しめるオーストラリア!
オーストラリアは壮大な自然景観と活気ある都市文化が融合した魅力的な旅行先です。美しいビーチや多様な動植物、歴史的な建築物など、見どころがたくさんあります。そんなオーストラリアを訪れる日本人旅行者にとって、現地での支払い方法は気になるポイントの一つです。特にクレジットカードの利用に関する情報は、旅行の快適さを大きく左右します。
この記事では、オーストラリア旅行を計画中の日本人旅行者向けに、現地でのクレジットカードの使い方や注意点について詳しく解説します。どのクレジットカードブランドが利用しやすいのか、手数料に関する情報、現金をほとんど使わない旅行の実現方法など、役立つ情報をお届けします。また、トラベルドンキーが提供するツアーへの誘導も行いますので、最後までお読みいただき、素敵なオーストラリア旅行の参考にしてください。
オーストラリアでのクレジットカードの利用状況
オーストラリアでは、ほとんどの商店、飲食店、観光施設でクレジットカードが利用可能です。
むしろ現金お断りの所もあるくらいです。
クレジットカードの利用が一般的で、都市部や観光地ではほぼ全ての場所で対応しています。また、タッチ決済が広く普及しているため、スムーズに支払いができます。
筆者はシドニー在住ですが、財布の中に100ドル前後の現金が入っていはいますが、最後に現金を使って支払を行ったのはいつだったか、記憶にありません。同様に、ATMで現金をおろしたのはいつだったのか、記憶にありません。
先日日本の知人がシドニーへ5泊6日の旅行に来ましたが、一応現金を50ドル(日本円約6000円)ほど両替してきましたが、結果1ドルも現金は使わなかったそうです。
オーストラリアで利用できるクレジットカードブランド
主流のブランド:VISAとMASTER
オーストラリアでは、VISAとMASTERが最も広く受け入れられています。ほぼすべての店舗、レストラン、観光施設でこれらのカードが利用可能です。
このため、旅行者はこれらのクレジットカードを持っていれば、現地での支払いに困ることはほとんどありません。
利用に注意が必要なJCBカードとAMEXカード
日本では馴染みのあるJCBカードですが、オーストラリアでは対応している店舗が限られています。特に日本人にとってメジャーな観光地でない所、地方や小規模な店舗では利用できないことが多いです。
AMEX(アメリカン・エキスプレス)は、JCBよりも使える所は多いですが、AMEX不可という所は割とあります。特に小規模なビジネスやレストランでは、手数料と契約続きの関係でAMEXを受け付けていない場合が多いです。
また、AMEX/JCBは、後述するクレジットカード手数料が、VISA/MASTERより高く設定されていることが、多くあります。
オーストラリア旅行における推奨事項
旅行中の不便を避けるためには、VISAまたはMASTERを必ず持っていくことをお勧めします。
これらのカードは最も普及しており、どのようなシーンでも安心して使用できます。加えて、複数のカードを持つことで、紛失や盗難のリスクにも備えることができます。
クレジットカード手数料について
オーストラリアでは、クレジットカードを使って支払う際に、クレジットカード手数料(Credit Card Surcharge)がかかることが一般的です。
この手数料は、クレジットカード会社に支払う手数料を顧客に転嫁するためのものです。手数料は通常、支払額の1%から3%程度ですが、店舗やサービス、使用するカードのブランドによって異なることがあります。
オーストラリアに在住している人は、カード決済の利便性、その料率もVISA/MASTERであれば1-1.5%程度と低いこともあってこのクレジットカード手数料を受け入れており、この手数料がかかることを理由に、現金払いにする人はあまりいないと思います。
日本からの旅行者の場合、日本円からオーストラリアドルに現金両替する際に、10%近い両替手数料が換算レートに含まれていることもあり、クレジットカード手数料がかかってもクレジットカード払いにする方が、結局はお得、ということにもなります。
クレジットカード手数料が導入された経緯
クレジットカード手数料が導入された背景には、店舗側のコスト負担があります。クレジットカード決済を受け付けるためには、店舗はクレジットカード会社に手数料を支払わなければなりません。
この手数料は売上の数パーセントに相当し、特に小規模なビジネスにとっては負担が大きいです。この負担を軽減するために、オーストラリアでは2003年にクレジットカード市場における競争を促進し、手数料の透明性を向上させるため、手数料を顧客に転嫁することが可能になりました。
これにより、、クレジットカード決済にかかる手数料の負担が重いため、クレジットカードの導入を見送っていた小規模な店舗、利幅の少ない業種などでも、クレジットカード決済の積極的な導入が進みました。
実際の手数料より多く徴収することを禁ずる規則
オーストラリアでは、2016年に導入された法律により、店舗がクレジットカード手数料として実際のコストより多くを顧客から徴収することが禁止されています。
これは、消費者が不当に高い手数料を支払わされることを防ぐための規制です。
店舗は、クレジットカード手数料として請求する額を、実際に支払うクレジットカード手数料と一致させる必要があります。
店舗ごとの手数料の違いと注意点
クレジットカード手数料は、クレジットカード中間決済会社、業種、売り上げ規模などにより異なります。
支払い時に手数料がかかるかどうかは、事前に確認することが重要です。
ほとんどのの店舗では、手数料がかかる場合にはレジ周りやメニューに表示しています。もし表示がない場合でも、店員に尋ねることで確認することができます。
カードブランドによって、その料率が異なる店舗も多くみられます。
手数料を節約する方法
手数料を節約するための方法はいくつかあります。
手数料がかからない店舗を選ぶ: 大手のチェーン店やスーパーマーケットなど、手数料がかからない店舗を選ぶことで、余計なコストを削減できます。
現金払いを併用する: クレジットカード手数料がかかる場合には、一定額以上の支払いを現金で行うことも検討できます。手数料がかかる場合は、必要最低限の金額のみクレジットカードで支払い、それ以外は現金で支払うと良いでしょう。
手数料の低いカードを利用する: クレジットカードによっては、特定の店舗やサービスで手数料が低く設定されている場合があります。利用するカードの特典や手数料を事前に確認しておくと良いでしょう。
クレジットカード以外のキャッシュレス決済
オーストラリアでは、キャッシュレス決済といえば、クレジットカード決済(VISA/MASTERブランド経由のデビットカード決済含む)が、またはAapple Pay/Google Payなどのスマートフォン決済となっています。
2020年のデータでは、クレジットカードとデビットカードによる決済が約63%、スマートフォン決済が約10%となっています。
スマートフォン決済は、クレジットカード決済やデビットカード決済に比べるとまだ小さいですが、特に若年層や都市部での利用が顕著に増えています。
日本のペイペイのようなQRコード決済は、ほとんど利用されていません。
シドニーのOPAL CARDのような、交通系のICカードは、その交通機関に乗車専用となっています。
オーストラリアのクレジットカード決済のまとめ
オーストラリアドルへの両替
オーストラリア旅行において、クレジットカード決済が広く普及しているので、クレジットカードをもっていれば、オーストラリアドルへの両替は、極少額で構わないと言えます。
若干不安はありますが、まったくの両替をせずに、オーストラリアドルで旅行も不可能ではありません。
クレジットカードブランド
オーストラリア旅行にもっていくべきクレジットカードブランドは、VISA、またはMATERです。
JCBは近年改善されてきているといえ、使えない所が多くあります。AMEXもJCBほどではありませんが、使えない所があって、それほど珍しいことではありません。
クレジットカード手数料
オーストラリアにおいて、クレジットカードで支払う際に、クレジットカード手数料(Credit Card Surcharge)がかかる場合が多いです。
その料率は、概ね1-3%程度、店舗ごとに異なり、またカードブランドにより異なる場合もあります。
日本からの旅行者の場合、日本円からオーストラリアドルに現金両替する際に、10%近い両替手数料が換算レートに含まれていることもあり、クレジットカード手数料がかかってもクレジットカード払いにする方が、結局はお得、ということにもなります。
オーストラリア旅行におけるクレジットカード・キャッシュレス決済事情:現金ゼロでも楽しめるオーストラリア!(FAQ)
オーストラリアは世界でも最もキャッシュレス決済の進んでいる国の1つと言えます。
今では現金のみでクレジットカード払い不可、という店舗はほぼ無いのではないでしょうか。
オーストラリアでは、VISA/MASTERは、クレジットカード払いが可能な店舗では、ほぼ全て受け入れられています。
日本のクレジットカードブランである、JCBカードは使えない店舗が多くあります。
AMEXもJCBほどではありませんが、使えないところもありますので、必ずVISAまたはMASTERのクレジットカードも持参するようにしてください。
オーストラリアでは、クレジットカードで支払う場合、その決済手数料を顧客側に負担してもらう方が一般的です。
販売金額に対して何パーセントという形になり、その料率は店舗ごと、使用するクレジットカードブランドによって異なります。
一般的にVISA/MASTERは1-2%、JCB/AMEXは2-3.5%となっています。
少数派ではありますが、大規模な店舗などでは、その販売戦略により、クレジットカード手数料をとらない所もあります。
オーストラリアドルを既にお持ちであれば、クレジットカード手数料の分、現金で支払った方がお得です。
オーストラリアドルもっていなく、これから日本円からオーストラリアドルに現金両替する場合、その両替の際に10%近い両替手数料が換算レートに含まれてます。
日本のクレジットカードをオーストラリアで使用した場合、クレジットカード会社が円転してカード所持者に請求しますが、その為替レートは1.5-3%程度となります。
クレジットカード手数料をあわせても、クレジットカード払いにする方が現金払いよりもお得、ということにもなります。
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