デイビスクリーク国立公園キャンプ

日本ではグラマラスキャンピング(通称グラキャン)という、少し高額だけどテントやベッド、お食事を含め全てが準備されていて手ぶらでいけるキャンプ!というのも流行っているらしいが、ここケアンズにはそんなものはない!今回キャンプに行った場所はデイビスクリーク国立公園。そこはトイレ以外何の設備もない!携帯電話の電波も届かないネイチャーのど真ん中といった場所。

ケアンズ市内から53km、キュランダ村を超えてさらに内陸へ車で約20分ほどの場所にある、小さな渓流沿いにある国立公園。
マリーバへ向かうケネディハイウェイを走っていると左側にDAVIES CREEK NATIONAL PARKという看板が見える。
そこからさらに10分ほどダートな土と砂利の道をガタガタいわせながら進んでいくと、渓流沿いにあるキャンプ場に到着する。

トイレ以外の設備以外、シャワーも何もないこのキャンプ場は、渓流の流れる音と、鳥のさえずり以外、余計な音はいっさいない、リアルなケアンズのネイチャーに触れられる場所。当然夜になっても明かりは一切ないので、晴れていれば見渡す限りの星空を見る事ができる。
ここはOPEN FIRE(焚き火)は禁止。ただし、地面ではなくバーベキュー用のグリルで火を焚く分には問題ない。
利用する際は必ずクリーンズランド州国立公園課に電話するか、ウェブサイトでのオンライン予約が必要になる。
キャンプ宿泊費は1人たったの$6.55(2018年7月現在)
不定期だが国立公園のレンジャーが見回りにくるので、必ず予約をしてから出かけよう。


こういった観光地化されていない、大自然の中で過ごせる場所はケアンズ周辺にまだまだある。
もし長期滞在ができるのであれば、レンタカーなどでこういった場所に足を伸ばしてみるのも、尽きないケアンズの大自然の魅力を楽しめるかもしれない。