ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園 (George Brown Darwin Botanic Gardens) は、ダーウィン中心街から北へ2km、ミンディル・ビーチもあるエリア、ザ・ガーデンズに位置するオーストラリア北部および世界中の熱帯雨林地域の植物を集めた植物園です。

現在の場所に植物園が作られたのは1886年で、当時はヨーロッパからの植民者が、経済的に重要な植物がこのダーウィンの熱帯雨林の気候でも育つことができるかという実験のために使用した場所というのが始まりと言われています。

その後1974年のサイクロン・トレーシーにより89%の植物が被害に遭いましたが、1969年からこの植物園で働き、その後植物園の館長、後のダーウィン市長となったジョージ・ブラウン氏の努力により、植物園は修復されました。2002年には、その彼の功績を称えて、「ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園」と名付けられました。

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園では、オーストラリア北部のモンスーン気候で育つマングローブや雑木林、ティウィ諸島に生息する熱帯雨林の森やアーネムランドで見られる植物をはじめ、アフリカーマダガスカル・ガーデンでは、世界中のバオバブの木の珍しいコレクションなど鑑賞することができます。

園内には、ダーウィンで一番大きい噴水、小さな子供が遊ぶことができるプレイグラウンド、ダーウィンで一番古い教会に併設されたカフェなどもあるので、散歩がてら気軽に遊びに来ることができます。

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