【2024年版】ハンター・バレー観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介

ハンター・バレーはシドニーから車で約2時間、オーストラリア最古のワイン産地と言われていて、シドニーを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。

セミヨンやシラーといった品種のワイン生産で有名なハンター・バレーですが、赤、白、ロゼそしてスパークリングの美味しいワインも多く生産されいて、ハンター・バレーには大手から小さな家族経営まで、約150軒もの多様なワイナリーが存在します。

そこで今回は、シドニー観光には外せない必見ポイントであるハンター・バレーの見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、ハンター・バレーへ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!




ハンター・バレーとは?

ハンター・バレーって名前は聞いたことがあるんだけど、実際どんな所ですか?
ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。

ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。

ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。

ハンターバレーの特徴的な風土は、石灰岩と粘土質の土壌、そして海からの影響を受ける温暖な気候です。これらの要因が複合して、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、セミヨンなどのブドウ品種を栽培するのに適した条件を提供しています。

ハンターバレーのワインは、フルーティで芳醇な味わいが特徴的です。特にセミヨンは、ハンターバレーで栽培される白ブドウ品種の中でも有名で、辛口でフルーティな味わいが特徴です

1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。

ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。

ハンター・バレーは、オーストラリアの他地域から国内旅行者、オーストラリア国外からの旅行者だけでなく、地元シドニー在住者にも人気の観光地となっており、シドニーから週末の1泊2日小旅行に最適です。



ハンター・バレーへの行き方・アクセス

ハンター・バレーでワイン・テイスティング、素敵ですね!ところで、ハンター・バレーへはどのように行ったらいいんですか?
ハンター・バレーはシドニーから約160km離れていて、便利な公共交通機関もないので、シドニーからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。

ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。

シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。

シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。

日本からシドニーへは、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、カンタス航空(QANTAS)が東京(羽田空港)から、2024年4月よりジェットスター航空(JETSTAR)が大阪(関西空港0から直行便が運航されています。またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。

シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加する、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。

オーストラリア地図

ツアーに参加してハンター・バレーへ

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

ハンター・バレーでのメイン・アトラクションはワイナリー巡り、ワイン・テイスティングですので、ワインの飲む量を気にせずテイスティングを楽しみ、ほろ酔い気分の帰りはぐっすり車中で寝ることができるのは、やはりツアー参加に限ります。

ハンター・バレーのオプショナルツアーは、日帰りツアーだけでなく、ハンター・バレーで宿泊して2,3日間かけてハンター・バレーをじっくり観光できる、またはポートスティーブンスへも足を延ばす、ホテル宿泊代金込みのツアーも催行されています。

レンタカーでハンター・バレーへの行き方

シドニーからハンター・バレーへは、ハイウェイM1を1時間ほど北上し、途中B82の出口を出てローワー・ハンターの中心の町ポコルビン(Pokolbin)を目指します。シドニーの中心部からは、約2時間のドライブとなります。

ハンター・バレーには120軒以上のワイナリーがあるので、ポコルビンに到着後はハンター・バレー・ビジター・インフォメーション・センターへ行って、ワイナリーのリストが載った地図をもらうと重宝します。訪れるワイナリーに迷っている場合は、インフォメーション・センターのスタッフにお勧めのワイナリーを聞いてみましょう。

ただし、日帰りでハンター・バレーへの観光を計画している場合は、運転手はワインを楽しむことができないので、レンタカー利用の場合は1泊や2泊のスケジュールがいいでしょう。




ハンター・バレーの気候

ハンター・バレーに行くのを決めました!そこで、ハンター・バレーの気候について少し教えてもらえますか?
ハンター・バレーは、気候区分的にはシドニーと同じ温帯性気候ですが、夏は暑く乾燥し、冬は比較的降雨量が多い地中海性気候に似た気候ですので、1年を通して温暖と言えます。

ハンター・バレーは、シドニーなどがあるオーストラリア南東端の地域同様、温帯性気候ですが、シドニーがその中でも温暖湿潤気候なのに対し、シドニーよりも内陸に位置するハンター・バレーは地中海性気候に近く、 夏平均気温が21.1°C、冬の最低気温が4.4°C、年間降水量は750㎜と地中海性気候に似た穏やかな気候が特徴です。

ブドウ栽培には最も適した気候ですが、真夏にハンター・バレーを訪れる際は30度を超える日もあるので、熱射病・熱中症対策は忘れずにしてくださいね。冬はめったに雪は降らず、0度を下回ることも稀ですが、厚目のジャンパーやフリースなど冬物の服装の装備は必要です。

ハンターバレーの気候グラフハンター・バレーの年間気候グラフ

最高気温(℃) 最低気温(℃) 降水量(mm)
1月 30.4 17.7 87.9
2月 29.6 17.7 105.1
3月 27.5 15.5 86.1
4月 24.6 11.7 58.2
5月 21.1 8.4 53.2
6月 18.2 6.0 60.9
7月 17.8 4.6 32.6
8月 19.8 4.9 36.5
9月 22.7 7.8 43.8
10月 25.3 11.0 59.3
11月 27.4 13.9 72.7
12月 29.3 16.1 70.7
年平均 24.5 11.3 63.6

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値



ハンター・バレーで開催されるイベント

ハンター・バレーで開催されているイベントをご紹介します。

ハンター・バレー・ワイン & ビール・フェスティバル

毎年6月にハンター・バレーにあるホテル、クラウンプラザ・ハンターバレーで開催されるフェスティバル。

その名前の通り、ハンター・バレーで生産されるワイン、ビールを中心に、地元のグルメ料理が楽しめるイベントとなっています。

入場券はオンラインでのみ購入可能となっていますが、当日でも購入可能です。

イベント名 ハンター・バレー・ワイン & ビール・フェスティバル
日にち 2024年7月13日
Webサイト https://www.huntervalleywinefestival.com/

スカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤード

オーストラリア国内の地方のイベントとしては最も長く、今年で18年目となるスカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤードは、ハンター・バレー地域のウォロンバイおよびローワー・ハンターのヴィンヤードやワイナリーが、オーストラリア国内はもとより国外からのアーティストの彫刻作品か鑑賞できるギャラリーに変わります。

毎年100個以上の作品が並び、ウォロンバイ・ビレッジでは屋内ギャラリーが3軒オープンします。

各作品を鑑賞するのは無料なので、この期間はワイナリー巡りと共に有名無名アーティストの作品を鑑賞してみてはいかが?

各作品を巡るガイド付きツアー(1人A$10)も催行されます。

2023年は開催がありませんでしたが、2024年は9月に開催されます。

イベント名 スカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤード (Sculpture by the Vineyard)
日にち 2024年9月14日~2024年9月29日
Webサイト https://sculptureinthevineyards.com.au/




ハンター・バレーの観光スポット

ハンター・バレーにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?
ハンター・バレーでの一番のアトラクションは、何といってもワイナリー巡りですが、その他にも楽しめるスポットがたくさんあるので紹介していきますね!

ハンター・バレーには、有名大手のワイン・メーカーから、家族経営の小規模ブティック・ワイナリーまで、ワイナリーの数はおよそ150軒あるので、ワイナリー巡りは何度ハンター・バレーを訪れても新たな発見がありますが、実はワイナリー巡り以外にも、ハンター・バレーでは訪れるべき場所がたくさん存在します。

今回は、そんなワイナリー以外の訪れるべき場所の中でも、ここは外せない!という要チェックの場所をご紹介します!

ハンター・バレー・ガーデンズ

ハンター・バレー・ガーデンズ写真提供:Destination NSW

ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置するハンター・バレー・ガーデンズは、14ヘクタールの敷地に10種類のテーマ別ガーデンが設けられ、約8kmに及ぶ遊歩道が設置された庭園です。

テーマ別のガーデンでは、6000本以上のバラが植えられているローズ・ガーデンや、おとぎ話をモチーフにしたストーリーブック・ガーデン、インド、イタリア、中国そして東洋のガーデン、ヨーロッパの宮殿をイメージしたようなガーデンなど、見どころがいっぱいです。

ハンター・バレー・ガーデンズの隣にはショッピング・ビレッジ、ホテル、レストランが並んでいるので、ワイナリー巡りの合間の休憩に、またはハンター・バレー観光の締めくくりにぴったりの場所です。

名称 ハンター・バレー・ガーデンズ(Hunter Valley Gardens)
住所 2090 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 入場料:大人A$38、子ども(4-15歳)A$30 家族割引あり
Web https://www.huntervalleygardens.com.au/

ハンター・バレー・チョコレート・カンパニー

チョコレートハンター・バレー・チョコレート・カンパニーは、ハンター・バレーにおいて1999年以来創業し、現在ではハンター・バレーを訪れる観光客にとって必ず訪れるべきスポットのひとつになっている、チョコレート・ショップです。

ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに3軒ショップがありますが、Twenty-3-Twentyと呼ばれるショップでは、ショコラティエがチョコレートを作っている様子を見学できます。

チョコレートやファッジの試食ができるので、自分用のお土産はもちろん、大切な家族や友達へのお土産探しにもぴったりです。

施設内にはカフェも併設されているので、ワイナリー巡りの合間に、このカフェのテラス席で、一面に広がるブドウ畑を眺めながらおいしいコーヒーとチョコレート休憩もできます。

名称 ハンター・バレー・チョコレート・カンパニー(Hunter Valley Chocolate Company)
住所 2320 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料
Web http://www.hvchocolate.com.au/

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ写真提供:Destination NSW

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップは、ローカル産、オーストラリアの国内産、そして国外からのチーズを集めた、正にチーズの専門店です。ショーウィンドーに所狭しと並べられたチーズは、定員さんにお願いをすると試食できるものが多いので、気になるチーズがあったら迷わず聞いてみましょう。

ショップには、チーズ以外にもクラッカー、オリーブ、ナッツなど、ワインのおつまみになりそうなものがたくさん売られています。

ショップ・セレクトのチーズ、クラッカー、フルーツやナッツを組み合わせたオリジナル・プラッターもあるので、ワイナリーで買ったワインのお供にプラッターの購入もお勧めです。

店内にはカフェも併設されているので、美味しいジェラート、ハンバーガーやピザなど、ランチや休憩で訪れるのもいいですね。

名称 ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ(Hunter Valley Smelly Cheese Shop)
住所 2144 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料
Web https://www.smellycheese.net.au/

ハンター・バレー動物園

コアラハンター・バレー動物園は、ワイナリーが多く集まるローワー・ハンター地域のヌルカバという町に位置します。

カンガルー、コアラ、ディンゴ、ウォンバット、タスマニアン・デビルといったオーストラリア固有の動物から、ライオン、ミーアキャット、アメリカン・アリゲーター、チーター、キツネザルなど、エキゾチックな動物も飼育されています。また、鳥類や爬虫類も見逃せません。

動物のエサを購入して、カンガルーやファームの動物たちに餌付けをしたり、決まった時間に開催されるキーパー・トークで、飼育員さんから各動物の生態について詳しく説明を聞くことができます。

アニマル・エンカウンターでは別料金でキツネザルやミーアキャットなどかわいらしい動物たちに大接近してエサをあげたり抱っこをしたり、動物と触れ合う機会がたくさんあるので、入場時にはぜひその日のプログラムをチェックしてくださいね!

名称 ハンター・バレー動物園(Hunter Valley Zoo)
住所 138 Lomas Ln, Nulkaba NSW 2325(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 入場料:大人A$42、子ども(3-15歳)A$28
Web https://www.huntervalleyzoo.com.au/



ハンター・バレーのワイナリー

ハンター・バレーに行ってワイン・テイスティングぜひやってみたいです!お勧めのワイナリーはありますか?
ハンター・バレーには約150軒のワイナリーが存在しますが、その多くはポコルビンやセスノックといった町があるローワー・ハンターにあります。その中でワイナリー巡り初心者の方でも安心してワイン・テイスティングできるワイナリーをを紹介しますね!

ハンター・バレーにはオーストラリア国内外に多くワインを出荷する大手のワイナリーから、家族経営でそこのワイナリーでしか生産したワインを販売しない小規模のブティック・ワイナリーまで、約150軒のワイナリーがワイン製造そしてテイスティングを提供しています。

ほとんどのワイナリーではカウンターに試飲できるワインのリストがあるので、それを見て興味があるワインをスタッフに伝えてテイスティングをさえてもらいます。ほとんどのワイン・ボトルは市内の酒屋と同額またはそれ以下、中にはワイナリー限定ボトルもあるので、テイスティングをして、これは!という自分好みのワインに出会ったら、迷わず買っちゃいましょう。

マックギガン・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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1992年の創業以来、4代にわたってワインを作り続けているワイナリーです。家族経営ながらも、ワイン業界ではマックギガンズの指名度は高く、オーストラリア国内でもシェア2位を誇ります。

ワイナリーの施設はかなり広く、カウンターでテイスティングをする観光客もスタッフも常に大勢いるので、ワイン・テイスティング初心者でも気兼ねなく入ることができます。

また、同じ施設内にハンター・バレー・チーズ・カンパニーが入っているので、ここで気に入ったワインとチーズを買って、ワイン畑が見渡せる場所でピクニック、なんてこともできますよ。

名称 マックギガン・ワインズ(McGuigan Wines)
住所 447 McDonalds Road Corner of, Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料のバーカウンター・ワインテイスティングの他有料コースもあり
Web https://www.mcguiganwines.com.au/

ティレルズ・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ティレルズ・ワインズは、1858年創立の、ハンター・バレーでは老舗のワイナリーです。ティレルズ家で代々ワイン作りを続けていて、現在は4代目と5代目がその製造と経営に携わっています。

ティレルズ・ワインズの最も代表的なワインは、オーストラリア国内で最も多くの賞を受賞している白ワインの「ヴァット1 セミヨン」です。また、1971年以来5000以上もの賞やトロフィーを受賞している、家族経営ながらもオーストラリアで有数のワイン・メーカーであり、国外にも多く輸出されています。

ワイン・テイスティングは1人A$15、予約必須ですが、時間が選択できるので、ツアー感覚で参加することができます、

カンタス航空をはじめ多くの航空会社、有名レストランで採用されている上質のティレルズのワインをこの機会に試してみてはいかがですか?

名称 ティレルズ・ワインズ(Tyrrell's Wines)
住所 1838 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.tyrrells.com.au/




ブロークンウッド・ワインズ

ブロークンウッド・ワインズは、1970年創立の比較的若いワイナリーですが、常に5つ星ワイナリーに選出されているオーストラリアで最も名高いワイン・メーカーです。

ブロークンウッド・ワインズの代表的なワインは、赤ワインのグレーブヤード・ヴィンヤード・シラーズ、白ワインのILR リザーブ・セミヨン、そして赤白展開しているクリケット・ピッチ・シリーズです。

近年、セラー・ドアーを大改装し、現在ではハンター・バレーで一番大きく1400平方メートル、プライベートのテイスティング・ルームやダイニング・ルーム、そしてブロークンウッド・ワインズの歴史を学べるワイン・ミュージアムを備えています。ワイン・ミュージアムからは、現在でも使用されているワイン樽が並ぶホールが見下ろせます。

このワイナリーもハンターバレーを代表する人気ワイナリーなので、訪問前にwebサイトより、テイスティングの予約をした方が良いでしょう。

名称 ブロークンウッド・ワインズ(Brokenwood Wines)
住所 401-427 McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$25より
Web https://www.brokenwood.com.au/

ペッパー・ツリー・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ペッパー・ツリー・ワインズは、1991年創立の新鋭のブティック・ワイナリーです。

ハンター・バレーをはじめ、同じニュー・サウス・ウェールズ州の町オレンジ、そしてより上質の土壌と天候を求めてたどり着いた南オーストラリア州の町クナワラとラットンブリーにブドウ畑を所有し、「ベスト・オブ 4 ワールド」なワインを作り出しています。

セラー・ドアは、絵本の中から飛び出してきたようなかわいらしい木造の三角屋根の建物が目印です。数々の受賞歴のあるワインの中でも、赤ワインのシラーズと白ワインのセミヨンがペッパー・ツリー・ワインズの代表作なので、ぜひ試してみてくださいね。

このワイナリーも、テイスティングはwebサイトより事前予約が必要になります。

名称 ペッパー・ツリー・ワインズ(Pepper Tree Wines)
住所 86 Halls Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.peppertreewines.com.au/



デ・ボルトリ・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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デ・ボルトリ・ワインズは、1928年に北イタリアから移住してきたヴィットリオ・デ・ボルトリによって設立されました。

ハンター・バレーから始まったワイン作りは、後にヤラ・バレーにまで広がり、現在ではニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州合わせて4軒のセラー・ドアで、イタリア風のホスピタリティを受けながらワイン・テイスティングをすることができます。

デ・ボルトリ・ワインズの最も代表される作品は、セミヨン種で作られた、デザート・ワインにぴったりの貴腐ワイン「ノーブル・ワン」です。

小さめのボトルのノーブル・ワンは、高級感あるプレミアム・ワインながらも、1本A$30ちょっととお手頃価格なので、親しい家族や友人などへのお土産におすすめです。

名称 デ・ボルトリ・ワインズ(De Bortoli Wines)
住所 532 Wine Country Dr, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$5
Web https://www.debortoli.com.au/




ハンター・バレーへ行くオプショナルツアー

ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。

ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。

それでは数多くあるシドニー出発のハンター・バレーのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます

ジャックさんのハンター・バレー・ワインテイスティング

ハンター・バレーでのワイナリーを、日本語ガイドが日帰りツアーにてご案内いたします。

訪れるワイナリーは、基本的にその日のお勧めの場所をガイドが選択しますが、行きたいワイナリーがある場合は、ガイドに相談してみてくださいね。

日本ではなかなか珍しい赤ワイン、シラーズのスパークリングのテイスティングもできます。

催行曜日 毎日
料金 大人 $230 / 子供 $180 → 大人 $224 / 子供 $175
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/7282/

ハンターバレー・シーニック・ワイン&ダイン1日ツアー

オーストラリアワインの代表的な産地として政界的にも有名なハンターバレーを訪れ、ブティックワイナリーを中心にワイナリーでワインテイスティングを楽しむことができる、シドニー発着の日帰りツアー。

このツアーでは、ハンターバレーの魅力を余すところなくお伝えするために、ツアーガイドがお勧めのワイナリーを厳選して訪問。それぞれのワイナリーで生産される個性的なワインをお楽しみください。気に入ったワインが見つかれば、ワインを購入し、お土産、または旅の思い出としてお持ち帰りください。

ワインのみならず、ワインのお伴として外せないチーズの工房も訪れ、チーズのテイスティングの機会もあります。同じ志を持つワイン愛好家と出会い、素晴らしい体験をした後は、シドニーへの帰路に着きます。

催行曜日 日曜を除く毎日
料金

大人 $225 / 子供 不可 → 大人 $214 / 子供 不可

詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/17616/

ハンター・バレーのホテル



シドニー市内に宿泊しハンター・バレーへは日帰りで訪れる人が多いですが、のんびりと道中やブドウ畑の景色を楽しみながらドライブをし、ハンター・バレーで宿泊するのも良いアイデアです。

ハンター・バレーのホテルの多くは、ローワー・ハンター地域のポコルビン(Pokolbin)にあります。

有名チェーンのホテルから、小規模経営のブティック・ホテル、B&Bなどが宿泊施設としてありますが、スクール・ホリデーや週末と休日がつながるロング・ウィークエンド中は大変込み合うので、ハンター・バレーでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。

メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズ

メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズメルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズは、ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置し、ハンター・バレー・ガーデンズやショッピング・ビレッジ、5軒のセラー・ドアが徒歩圏内にある、非常に便利な立地のホテルです。

全室72室、全ての部屋にプライベートのバルコニーまたはテラスが付いていて、ホテル内にはスパ、プール、ジム、レストラン、そして会議室が併設されています。共有エリアにて無料のwifiがご利用いただけます。

ホテル名 メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズ(Mecure Hunter Valley Gardens)
住所 Cnr Broke And, McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト https://www.mercurehuntervalley.com.au/

ザ・コンベント・ハンター・バレー

ザ・コンベント・ハンター・バレー写真提供:ザ・コンベント・ハンター・バレー公式サイト

ザ・コンベント・ハンター・バレーは、ハンター・バレー観光に便利なポコルビンに位置します。

1909年に建てられた修道院を改装していて、外観も内装もヨーロピアン調のかわいらしく、全室17室のみのブティック・ホテル。敷地内には、プール、テニスコート、そしてペッパー・ツリー・ワイナリーがあるので、徒歩圏内でホテルの滞在をまわるのもよし、またホテルを起点にハンター・バレーのワイナリー巡りをするにもアクセスが良い立地です。

ホテル内入っている2つのレストランのうちの一つ「サーカ1876」は、ハット獲得経験があるモダン・オーストラリアン料理を提供するレストランです。2コースから7コースまで、シェフのお勧め料理をワインとマッチングで楽しむことができます。 

ホテル名 ザ・コンベント・ハンター・バレー(The Convent Hunter Valley)
住所 88 Halls Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト http://www.convent.com.au/

ハンター・バレー・リゾート

ハンター・バレー・リゾート写真提供:ハンター・バレー・リゾート公式サイト

ハンター・バレー・リゾートは、ハンター・バレー観光のアクセスに良いポコルビンに位置します。

4つのタイプのお部屋は、テニスコートや屋外プールなど施設内のアクティビティにほど近い場所にあるハンター・ルームとヴィンヤード・ルーム、スパとキッチンを備えたスパ・コッテージ、そして家族での滞在にぴったりの6人まで滞在可能な2ベッドルーム・コッテージです。

敷地内のハーミテッジ・ロード・セラー・ドア・ワイナリーでは、ワインのテイスティングはもちろん、シアターにてハンター・バレーでのワイン作りについて学べるほか、ワイン用のブドウつぶし体験やワイン樽転がしなどのアクティビティも別途料金にて参加することができます。また、マチルダ・ベイ・ブリューハウスでは、ハンター・バレー産のローカル・ビール「ブルー・タング」をぜひ試してみてください。

ホテル名 ハンター・バレー・リゾート(Hunter Valley Resort)
住所 Hermitage Rd &, Mistletoe Ln, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト https://www.hunterresort.com.au/

クラウン・プラザ・ハンター・バレー

クラウン・プラザ・ハンター・バレークラウン・プラザ・ハンター・バレーは、ハンター・バレーのワイナリーが集まるローワー・ハンター地域のラブデールに位置します。

敷地内には、ジム、スパ、テニスコート、スイミングプール、そして18ホールのゴルフコースが併設されているので、のどかなブドウ畑の丘陵を眺めながらリラックスした休暇を楽しむことができます。

お部屋タイプはリゾート・ルーム、リゾート・スイート、リゾート・ビラ、そして大人のみが楽しむことができるプールが利用できるヘブン・プール・アクセス・ルームの4種類、全室無料wifi付きです。

ホテル名 クラウン・プラザ・ハンター・バレー(Crowne Plaza Hunter Valley)
住所 430 Wine Country Dr, Lovedale NSW 2325(Google Map
ランク
webサイト https://crowneplazahuntervalley.com.au/




ハンター・バレーに関するよくある質問(FAQ)

ハンター・バレーとはどんなところですか?

ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。

ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。

ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。

1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。

ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。

ハンター・バレーへの行き方、アクセスを教えてください。

ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。

シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。

シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。

日本からシドニーへは、日本航空(JAL)が成田から、全日空(ANA)が羽田から、そしてカンタス航空(QANTAS)が羽田と関空から直行便が、またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。

シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。

ハンター・バレー観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介

シドニーからハンター・バレーへ行くオプショナルツアーはありますか?

ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。

ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。

それでは数多くあるシドニー出発のハンター・バレーのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます。



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