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カテゴリー: アリススプリングス
アリススプリングスの人気のオプショナルツアーをオーストラリア在住のスタッフが、数多い中からオプショナルツアーの選び方、人気のポイントを解説、お勧めのアリススプリングスのオプショナルツアーをご紹介・ご提案します!
アリススプリングスは、ウルルやカカドゥ国立公園観光への拠点都市となっているだけでなく、アデレードからダーウィンまで、正にほぼ直線距離の2979キロを54時間かけて走り抜ける長距離寝台列車ザ・ガンのちょうど中間地点でもあります。
アリススプリングスは、1泊のみしてすぐ他の都市に移動する人もいますが、せっかくオーストラリアのど真ん中の砂漠都市アリススプリングスにはるばる来て何も見ないなんてもったいない!アボリジニーの歴史、開拓時代の歴史、そして砂漠の大自然など、アリススプリングスならではの見どころがたくさんあります。
そんなアリススプリングスのオプショナルツアー選びの参考になるよう、オプショナルツアーの種類ごとに、お勧めのオプショナルツアーをチョイスしてみました!
アリススプリングス旅行をご計画中の方は是非参考にしてくださいね♪
目次:アリススプリングスのオプショナルツアー(クリックで開閉)
アリススプリングス市内観光のオプショナルツアー
アリススプリングスは、人口約2万5千人の小さな町です。 町の中心的な通りトッド・ストリートには、お店やレストランが連なるトッド・モールというショッピング・エリアがあるので、正に砂漠のオアシスという言葉がふさわしく、ショッピングなどを楽しむことができます。そして町の少し外れには、アリススプリングスの町や周辺を囲むマクドネル山脈が見渡せる丘アンザック・ヒル、 広大なオーストラリア大陸において、小型飛行機にて緊急医療サービスや巡回診療などを地方都市や内陸部アウトバック、島嶼地域の住民に無料で提供するロイヤル・フライング・ドクター・サービスについて学べる博物館、 ノーザン・テリトリーに生息するヘビ、トカゲ、ワニなどの爬虫類を飼育・保護している爬虫類専門のアリス・スプリングス爬虫類センターがあるので、徒歩で街歩きを楽しむことができます。
しかし、 オーストラリア大陸の内陸部アウトバックに住む子供たちと、街に住む子供たちとの教育格差をなくすため、1951年に設立された放送学校の様子を紹介するアリス・スプリングス・スクール・オブ・エアーや、 中央オーストラリアの砂漠地帯に生息する動植物の鑑賞できる自然動物公園、アリス・スプリングス・デザート・パークなどは、郊外に位置しているため、レンタル自転車あるいは車での移動が必須となります。また、砂漠気候の、乾燥高温の中を移動し続けることはなかなか容易ではありません。
そこで、時間の節約になり、更には詳しい解説も聞くことができて一石二鳥のアリススプリングス市内観光に参加することをお勧めします。ぜひこの機会に未知の都市アリススプリングスに詳しくなってくださいね!
半日タウン・アリススプリングス
アリススプリングス市内及び近郊の主な見所を午後半日で観光する英語のツアーです。
開拓時代に北のダーウィンから南のアデレードまで約3000kmに及ぶ電信網が開通した際に、最も中央に建設された電信中継所の跡地が博物館になったテレグラフ・ステーション(旧電信中継所)、オーストラリアの20ドル札に描かれている牧師ジョン・フリンが設立した、へき地に住む人々のための医療サービスが学べるローヤル・フライング・ドクター・サービス(航空医療組織)、僻地に住む子どもたちのために、フライング・ドクターの無線機を利用して授業が行われているスクール・オブ・エアー(無線通信学校)、世界で2番目に大きいペレンティや大人気のソーニーデビルと呼ばれるトカゲ、キングブラウンと呼ばれる毒蛇などがご覧いただけるアリススプリングス爬虫類パーク、山脈に囲まれたアリススプリングスの町を一望できる小高い丘アンザックヒルなど見どころいっぱいです!
午前中にアリススプリングス・デザート・パークを訪れる追加プランもございます。
催行曜日 | 5月~12月:月曜、火曜、金曜、土曜、日曜 1月~4月:火曜、金曜、土曜 |
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料金 | アリススプリングス・デザート・パーク無し : |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/5597/ |
西マクドネル山脈に行くオプショナルツアー
東西マクドネル山脈は、オーストラリア中央部に位置するアリススプリングスをまたいで伸びる山脈で、その規模は西マクドネル山脈の方が大きいと言われています。
アリススプリングスの伝統的所有者とされるアランタ族は、断崖の裂け目からこの世に現れたイェペレンイェと呼ばれる巨大な芋虫が、マクドネル山脈およびアリススプリングスに姿を変えたと信じてきました。
西マクドネル山脈には、いくつもの美しい渓谷や峡谷があります。
まず、シンプソンズ渓谷には、水が枯れることのない池があり、険しい岩山にはロックワラビーが多く生息し、早朝や夕暮れ時に多く見ることができます。スタンドレー峡谷は、高さ80メートル、幅9メートルほどの壁面の間を歩くことができます。その岩肌は、真昼の太陽の光を受け、燃えるような赤色に染まります。そして、エルリー・クリークのビッグ・ホールと呼ばれる自然のプールで水遊びをしたり、 オーミストン渓谷やグレンへレン、オーカピットでブッシュウォーキングを楽しむこともできます。
特に観光で人気の西マクドネル山脈は、数社1日ツアーを催行していて、効率よく見所を回ってくれます。自然とアボリジニー文化が共存する西マクドネル山脈の素晴らしさを、ぜひご自身の目と肌で感じてください。
西マクドネル山脈半日観光
ウェストマクドネル山脈のパノラマ風景は、その広大さと日焼けしたオレンジ、栗色、紫の色彩が並外れたものです。
アウトバック・カントリーを旅しながら、壮大なアウトバックの景色を眺め、写真を撮り、多くの歴史的な場所に立ち寄りましょう。
アリススプリングスの町を出発する際には、歴史あるジョン・フリンの墓歴史保護区に立ち寄ります。シンプソンズギャップとスタンドレー峡谷 (アンケルル アトワティ)の両方で美しい散歩をお楽しみください。
催行曜日 | 5月~12月:月曜、火曜、金曜、土曜、日曜 1月~4月:火曜、金曜 |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/17646/ |
エアーズロックに行くオプショナルツアー
ウルル(エアーズロック)観光の経由都市となっているアリススプリングスは、他の都市からアリススプリングスへ飛行機で来て前泊し、翌日にウルルへ移動するパターンの方もいらっしゃいます。あるいは、オーストラリア人でもウルルはアリススプリングスにある!と思っている人もいるくらいですが、実はアリススプリングスとウルルの距離は約450km、車移動で途中の小休憩を含めて約5時間の旅となります。
レンタカーで赤土の中にまっすぐ伸びた道をひたすら進むのも、いかにもアウトバック!という感じで爽快なドライブが楽しめますが、5時間ぶっ通しの運転の後、ウルル観光、サンセットやサンライズ鑑賞となると、スケジュール的に、何よりも体力的にかなりハードになります。
そこで便利なツアーが、「アリススプリングスからエアーズロック・リゾートへ片道バス」です。早朝、アリススプリングスを出発し、お昼過ぎにはエアーズロック・リゾートに到着するので、午後からのウルル観光ツアーに十分間に合います。ウルルでの全ての観光が終了したら、そのままウルルより他都市へ飛行機移動ができますし、スケジュール上アリススプリングスから他都市へ飛行機移動の場合は、同じく「エアーズロック・リゾートからアリススプリングスへ片道バス」を利用することができます。
また、アリススプリングスを起点にして効率よく短時間でウルルを観光したい方には、「アリススプリングス初!1日・ウルルとカタジュタ観光」がピッタリです。アリススプリングスとウルルの往復を1日で行うので、かなり長時間の1日ツアーとなりますが、ウルルとカタジュタ観光、そしてウルルのサンセットもしっかり押さえています。
アリススプリングスからエアーズロック・リゾートへ片道バス
アリススプリングスの町からエアーズロック麓のエアーズロックリゾートまでバスで片道送迎をします。
送迎といっても、約460kmも走るかなりの距離!移動中はドライバーさんがアウトバックの環境についての解説をしてくれるので、ちょっとした観光気分が味わえます。
催行曜日 | 日曜、水曜、金曜 |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/4043/ |
アリススプリングス発!1日・ウルルとカタジュタ観光 (アリススプリングス発)
お時間に余裕が無い方にオススメです!アリススプリングス発のエアーズロック(ウルル)とオルガ岩群(カタジュタ)への日帰り1日ツアー。
36個のドームからなるマウント・オルガ(カタジュタ)での散策、エアーズロック(ウルル)の麓に残るアボリジニーの壁画や水がたまった泉などをガイドの説明と共に巡ります。真っ赤に変わりゆくエアーズロックの色が幻想的なサンセット鑑賞時には、スパークリング・ワインで乾杯☆
ツアーの終了は、エアーズロック・リゾートとアリススプリングスの選択が出来ます。
催行曜日 | 4月~10月:火曜、水曜・土曜 11月~3月:水曜、土曜 |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/4049/ |
アリススプリングス出発のキャンプツアー
アリススプリングスやウルルがある「レッド・センター」と呼ばれる中央オーストラリアは、アウトバックと呼ばれる、見渡す限り赤土が広がる大地です。そんなアウトバックを、中型バスあるいは4WDバスで駆け抜け、ツアー仲間と共に食事を作り、夜はキャンプファイヤーを囲んで満点の夜空を見上げながらスワッグにくるまって眠る、という、正に体験型のキャンプツアーは、学生さんやワーキングホリデーの方に大人気です。
キャンプツアーには興味があるけれど、外で寝るのにはちょっと抵抗がある…という方は、 サファリ・アコモデーション付きのキャンプツアーがお勧めです。サファリ・アコモデーションとは、寝袋やスワッグで寝るのではなく、扇風機や照明、ベッドやリネンを備えた常設テントに泊まります。 もちろん、共同ではありますが、通常のキャンプツアー同様、きれいに清掃されているトイレとシャワーの施設が別にあるので、キャンプ場では快適に過ごすことができます。
キャンプツアーは、短いものは1泊2日から、長いものはダーウィンやアデレードに移動する6-7日間、カカドゥ国立公園やリッチフィールド国立公園の観光も含まれた10日間のものまで、異なるツアー催行会社から異なる日数のツアーが催行されています。
キャンプツアーの定番は、ウルル、カタジュタ、そしてキングスキャニオンを訪れる2泊3日ですが、それほど時間がない、または、ちょっとキャンプツアーを体験してみたい、という方は1泊2日で、また、定番の訪問地に加えてパームバレーや西マクドネル山脈など、アウトバックの醍醐味を味わいたい方は5日間のツアーがぴったりです。
最低限の明かりの元、夜空に広がる無限の星空は、きっと一生の思い出になることでしょう。
3日間 レッドセンター・ロックサファリ(アリススプリングス出発)
3日間の王道サファリスタイルのキャンプツアーはこれで決まり!
こちらの3日間のツアーでは、知識豊富なドライバーガイドと共に、レッドセンターと呼ばれるこの地域の3大観光スポットである、ウルル(エアーズロック)、カタジュタ(マウント・オルガ)、そしてキングス・キャニオンを思う存分満喫できます。
大型バスのツアーでは体験できない、少人数グループのツアーに参加して、短い時間ながらも、この地の地理や歴史、アボリジニーの文化などを十分に吸収して、砂漠地帯のレッドセンターを体感してください。
催行曜日 | 月曜、水曜、木曜、土曜 |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/17638/ |
4日間 レッドセンター TO ウェストマクドネル(アリススプリングス出発)
3日間のアリススプリングス出発、エアーズロックとキングスキャニオンのキャンプツアーに、ウエストマクドネル観光をプラス!
この4日間のツアーでは、知識豊富なドライバーガイドと共に、レッドセンターと呼ばれるこの地域の3大観光スポットである、ウルル(エアーズロック)、カタジュタ(マウント・オルガ)、そしてアリススプリングス近郊の見所であるウエストマクドネル山脈をめぐります。
大型バスのツアーでは体験できない、少人数グループのツアーに参加して、短い時間ながらも、この地の地理や歴史、アボリジニーの文化などを十分に吸収して、砂漠地帯のレッドセンターを体感してください。
催行曜日 | 月曜、水曜、木曜、土曜 |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/17642/ |
アリススプリングスから列車の旅
アリススプリングス発の長距離列車は、ダーウィンからアデレードという、オーストラリア大陸を縦断しながら約3000kmの行程を走るザ・ガンです。
1878年にアデレードから着工したこの鉄道の計画は、1929年にアリススプリングスまで完成したものの、その後長い間計画の座礁や遅延があり、2004年になってようやくダーウィンまで貫通しました。
サービス・レベルは、ゴールド・サービスとプラチナ・サービスの2種類あり、どちらも寝台車ですが、プラチナ・サービスはよりスペースが広く、シャワー・トイレ付きの部屋となります。どちらのサービスも乗車中の食事やお飲み物、道中ストップする先のショート・ツアーなどが含まれていますので、道中快適な時間を過ごすことができます。
車窓から外を覗くと、延々と続くアウトバックの草原にカンガルーがジャンプして走る姿、ラクダが列をなしてゆっくり歩く姿、大きな羽を伸ばした鷹が獲物を探して空中を旋回している姿などを見ることができるかもしれません。
列車の旅 ザ・ガン(アリススプリングス TO アデレード)
オーストラリア大陸の真ん中を縦断する列車ザ・ガン。アリススプリングスからアデレードまで約1550km、24時間ほどの旅ザ・ガン。
アウトバックの壮観な景色、スピニフィックス平原、広大な内陸地に広がる塩田や岩が突き出たマックドネル山脈等、オーストラリア中心地へのこの雄壮なアドベンチャーは、世界で最も魅惑的な偉大な列車の旅を経験できると言えるでしょう。
催行曜日 | 木曜(大人1名以上) |
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料金 | ゴールドサービス・ツイン: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/4090/ |
列車の旅 ザ・ガン(アリススプリングス TO ダーウィン)
オーストラリア大陸の真ん中を縦断する列車ザ・ガン。アリススプリングスからダーウィンまで約1420km、24時間ほどの旅ザ・ガン。
アウトバックの壮観な景色、スピニフィックス平原、広大な内陸地に広がる塩田や岩が突き出たマックドネル山脈等、オーストラリア中心地へのこの雄壮なアドベンチャーは、世界で最も魅惑的な偉大な列車の旅を経験できると言えるでしょう。
催行曜日 | 月曜(大人1名以上) |
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料金 | ゴールドサービス・ツイン: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/alice_springs/4068/ |
アリススプリングスのオプショナルツアー よくある質問(FAQ)
アリススプリングス市内の外せない観光スポットはどこですか?
アリススプリングス市内の観光スポットの中で、特にお勧めの必見観光スポットは下記の通りです。
アリススプリングス近郊のお勧め観光スポットはどこですか?
アリススプリングス近郊のお勧め観光スポットは下記の通りです。
アリススプリングスのお勧めの日帰りオプショナルツアーを教えてください。
アリススプリングスのお勧めの日帰りオプショナルツアーは下記の通りです。
アリススプリングス出発のお勧めのキャンプツアーを教えてください。
アリススプリングス出発のお勧めのキャンプツアーは下記の通りです。
アリススプリングスの旅行手配
トラベルドンキーでは、アリススプリングスのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
アリススプリングスを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
アリススプリングス旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いアリススプリングス旅行になりますよ。
アリススプリングスのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリア在住のスタッフが、アリススプリングスを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、アリススプリングスのお勧め観光スポットをご紹介します!
オーストラリア大陸のまさに中心部に位置するアリススプリングスは、人口約2万5千人の小さな町です。
かつては広大なアウトバックの南北をつなぐ重要な交通拠点として、そして現在においてもアデレードからダーウィンまで約3000kmの距離を走るオーストラリア大陸縦断鉄道ザ・ガンの中間経由地点、またユネスコ世界遺産のウルル・カタジュタ国立公園やカカドゥ国立公園へ向かう拠点都市として重要な役割を担っています。
それでは、アリススプリングスの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪
写真提供:Tourism NT/Hannah Millerick
目次:アリススプリングス観光スポット(クリックで開閉)
アリススプリングス市内・近郊の観光スポット
- アンザック・ヒル
- ロイヤル・フライイング・ドクター
- アリススプリングス・スクール・オブ・エアー
- アリススプリングス・デザート・パーク
- アリススプリングス爬虫類センター
- アリススプリングス電信所歴史保護区
アリススプリングス郊外の観光スポット
アンザック・ヒル
アンザック・ヒル (Anzac Hill) は、もともとは第一次世界大戦時に戦場で犠牲となったアンザック軍と呼ばれるオーストラリアおよびニュージーランド合同の軍事組織 (Australian and New Zealand Army Corps) のメモリアル記念碑が、1934年のアンザック・デーである4月25日にアリススプリングスの北側の小高い丘に建てられ、その後、全ての戦争においてその尊い命を落としたオーストラリア人をも記念する場所となりました。
アンザック・ヒルは、608mの高さなので、市内からも20分程度で歩いて登ってくることができます。
頂上からは、アリススプリングスの町と、アリススプリングスを囲むように聳え立つ一連のマクドネル山脈の展望を見ることができます。
現在でも、毎年4月25日のアンザック・デーには、日の出の時間にこのアンザック・デーで戦争犠牲者の追悼式が行われています。
名称 | アンザック・ヒル (Anzac Hill) |
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住所 | Anzac Hill Rd, Alice Springs NT 0870(Google Map) |
アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩20分 |
料金 | 無料 |
Web | https://northernterritory.com/jp/ja/alice-springs-and-surrounds/see-and-do/anzac-hill |
ロイヤル・フライング・ドクター・サービス
ロイヤル・フライング・ドクター・サービス (Royal Flying Doctor Service) は、広大なオーストラリア大陸において、小型飛行機にて緊急医療サービスや巡回診療などを地方都市や内陸部アウトバック、島嶼地域の住民に無料で提供するサービスです。
1900年代初頭、オーストラリアのへき地では、付近に充実した医療施設がないことから、病気や事故などで命を失うことが多々ありました。その後、飛行機の発明、モールス無線通信機の開発などにより、1928年に航空機を利用した最初の医療サービスが試験的に開始され、1939年にアリススプリングスにもロイヤル・フライング・ドクター・サービスの基地が設置されました。電話やインターネットが普及している今日においても、ロイヤル・フライング・ドクター・サービスは、へき地において必要不可欠な存在です。
このロイヤル・フライング・ドクター・サービスの博物館では、宣教師でありロイヤル・フライング・ドクター・サービスの創設者ジョン・フリンが、どのようにオーストラリアのへき地の医療システムを改善していったのか、また実際に使用されている小型飛行機内部のレプリカでは、患者がどのように運搬されるのか、創設当時から現在までのロイヤル・フライング・ドクター・サービスの歴史などを学ぶことができます。
博物館への入場料、併設されているカフェやお土産屋の売り上げのすべては、ロイヤル・フライング・ドクター・サービスの基金へ寄付されます。
また、入場料を支払うと、30分置きにガイド付きツアーがスタートするので、訪れた際にはぜひ参加してみてください。
名称 | ロイヤル・フライング・ドクター・サービス (Royal Flying Doctor Service) |
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住所 | 8/10 Sturt Terrace, Alice Springs NT 0870(Google Map) |
アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩11分 |
料金 | 入場料(ガイドツアー付き):大人$21、コンセッション$16、子ども(6-16歳)$14 |
Web | https://www.rfdsalicesprings.com.au/ |
アリス・スプリングス・スクール・オブ・エアー
アリス・スプリングス・スクール・オブ・エアー (Alice Springs School of the Air) は、オーストラリア大陸の内陸部アウトバックに住む子供たちと、街に住む子供たちとの教育格差をなくすため、1951年に設立された放送学校です。
医療システム同様、1900年代初頭のアウトバックでは、充実した教育システムが整っておらず、子どもたちは南オーストラリアの通信学校による通勤教育を受けていました。当時、フライング・ドクター・サービスのメンバーであったアデレード・ミースケルは、看護師がラジオを使ってへき地の患者の診察をしていることにヒントを得て、へき地の子供たちに対して、学校教師によるラジオ教育を開始しました。最初は教師が行う一方的なラジオによる授業でしたが、後に各家庭にトランシーバーが配布され、授業の最後には生徒による質問タイムを設けるなど、教師と生徒がコミュニケーションが取れるツーウェイ方式のラジオのクラスになりました。
2002年には最初のサテライトとブロードバンド技術によるインテラクティブ・ディスタンス・ラーニング (IDL) の試みが行われ、2006年までに完全にサテライトのみによる教育に移行されました。
アリス・スプリングス・スクール・オブ・エアーのビジター・センターでは、実際に使用されていたラジオのスタジオや教材、現在この学校で勉強をしている子供たちの作品などが展示されており、入場料や併設のお土産屋での売り上げのすべては、アリス・スプリングス・スクール・オブ・エアーの運営基金に使用されています。
名称 | アリス・スプリングス・スクール・オブ・エアー (Alice Springs School of the Air) |
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住所 | 80 Head St, Alice Springs NT 0870(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で6分 |
料金 | 入場料:大人$14、子ども(6-16歳)$11、家族料金$40 |
Web | https://www.assoa.nt.edu.au/ |
アリス・スプリングス・デザート・パーク
アリス・スプリングス・デザート・パーク (Alice Springs Desert Park) は、中央オーストラリアの砂漠地帯に生息する動植物の鑑賞できる自然動物公園です。
年間降雨量が少ない砂漠地帯では、生物が生息するには難しい環境に思えるかもしれませんが、実際アリス・スプリンスス周辺のアウトバックでは、多くの植物や動物が生息しています。
アリス・スプリングス・デザート・パーク内では、連続した雨が降らない限り干上がった川底の環境に生息するリバー・レッド・ガムやクーリバー・ツリーなどのユーカリ種、フィンチやコッカトゥーなどの鳥類やカエルや魚、カンガルーやエミュ、また地元アボリジニーがどのように自然の食べ物を獲得し、植物を薬として使用する方法なども説明があります。
砂漠地帯では、日中の暑さを避けて夜に活動する夜行性のマラ、ビルビー、スピニフェックス・ホッピング・マウスなどの動物もたくさん生息します。そんな珍しい夜行性の動物を観察する「夜行性ツアー」も日の入り後に開催されているので要チェック!
アリス・スプリングス・デザート・パークは、アリス・スプリングス中心街から6km離れた郊外に位置するので、歩いていくのはちょっと大変ですが、レンタ・サイクルをしている宿泊施設が多いので、自転車でマクドネル山脈を見渡しながら向かったり、アリス・スプリングス・デザート・パークの入場料込みのシャトルバスも運行されているので、アリス・スプリングスを訪れた際は、中央オーストラリアのみに焦点を絞ったこの珍しい自然動物公園にぜひ足を運んでみてください。
名称 | アリス・スプリングス・デザート・パーク (Alice Springs Desert Park) |
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住所 | 871 Larapinta Dr, Alice Springs NT 0871(Google Map) |
アクセス |
アリス・スプリングス中心街から車で13分 |
料金 | 入場料:大人$39.50、子ども(6-16歳)$20 |
Web | https://alicespringsdesertpark.com.au/ |
アリス・スプリングス爬虫類センター
アリス・スプリングス爬虫類センター (Alice Springs Reptile Centre) は、ノーザン・テリトリーに生息するヘビ、トカゲ、ワニなどの爬虫類を飼育・保護している爬虫類専門のセンターで、2000年に設立されました。センター内では、ペレンティー・オオトカゲ、エリマキ・トカゲ、モロク・トカゲ、ニシキヘビ、ブラウン・スネークなどの毒蛇、イリエ・ワニなどを至近距離で観察することができます。
アリス・スプリングス爬虫類センターで飼育・保護されている爬虫類の多くは、個人の敷地に現れ、同じくアリス・スプリングス爬虫類センターが運営する「スネーク・コール」に電話が掛けられレスキューされたり、計画的な山火事を始める前にその地域で保護された爬虫類です。
とてもフレンドリーなスタッフが1日に数回トーク・ショーを行うので、ぜひこの機会に日本ではなかなかお目にかかれない珍しい爬虫類について根掘り葉掘り聞いてみましょう♪
名称 | アリス・スプリングス爬虫類センター (Alice Springs Reptile Centre) |
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住所 | 9 Stuart Terrace, The Gap NT 0870(Google Map) |
アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩4分 |
料金 | 入場料:大人$22、子ども(6-16歳)$11 |
Web | http://www.reptilecentre.com.au/ |
アリス・スプリングス電信所歴史保護区
アリス・スプリングス電信所歴史保護区 (Alice Springs Telegraph Station Historical Reserve) は、アリス・スプリングス中心街から北に4kmに位置する旧電信中継所です。
現在アリス・スプリングス電信所歴史保護区がある場所は、ヨーロッパ人が中央オーストラリアに最初に移住した場所であり、アリス・スプリングス電信中継所はアデレードとダーウィン間の電信メッセージを送る中継地点として、1871年には電信中継所の建設が始まり、以後約60年間大切な役割を果たしていました。
その後、1932年に新しい郵便局が設立され、アリス・スプリングス電信所は閉鎖となり、1942年の第二次世界大戦時まで、アボリジニーの地を引く子ども教育兼居住施設として使用されました。戦時中はオーストラリア軍隊によって軍事施設として利用され、1963年まではアボリジニー保護区となりました。
今日では、アリス・スプリングス電信所歴史保護区として、建物は修復され、当時の電信中継所や、この地に移住した移民の生活の様子を展示・解説しています。
名称 | アリス・スプリングス電信所歴史保護区 (Alice Springs Telegraph Station Historical Reserve) |
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住所 | Herbert Heritage Dr, Stuart NT 0870(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で8分 |
料金 | 入場料(ガイドツアー付き):大人$16.10、子ども(16-13歳)$9.90、子供(7-12歳以下)$6.75 |
Web | https://www.alicespringstelegraphstation.com.au/ |
シンプソンズ・ギャップ
シンプソンズ・ギャップ (Simpsons Gap) は、アリス・スプリングス中心街から18km、西マクドネル山脈国立公園の入り口に位置する峡谷です。 この峡谷が作られるまでに約6000年の年月がかかったと言われています。
日の出前にこのシンプソンズ・ギャップを訪れると、日の出によって照らされる岩の色が刻々と変化する様子を鑑賞することができます。また、日中でも褐色の岩と青空のコントラストは息をのむほど美しい風景です。
また、日の出や日暮れ時には、このあたりに生息するロック・ワラビーが姿を現す確率が高いので、野生のワラビーを見たい場合はこの時間帯にシンプソンズ・ギャップを訪れることをお勧めします。
シンプソンズ・ギャップには、峡谷の間を歩いたり、ゴースト・ガムの木々の間を通り抜けるショート・ウォークの他、231km続くララピンタ・トレイルというロング・ウォークも用意されているので、体力に合わせてチャレンジできます。
名称 | シンプソンズ・ギャップ (Simpsons Gap) |
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住所 | Burt Plain NT 0872(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で20分 |
料金 | パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass |
Web | https://nt.gov.au/leisure/parks-reserves/find-a-park/find-a-park-to-visit/simpsons-gap |
パーム・バレー
パーム・バレー (Palm Valley) は、アリススプリングスから西へ約140km、車で2時間のフィンク・ゴージ国立公園内にある、名前の通りヤシの木(パーム/Palm)が生えている渓谷です。パーム・バレー手前の16kmは未舗装道路で、かなりの凹凸があり、雨の後はぬかるみも生じるので、4WDでしかアクセスすることができません。
このフィンク・ゴージ国立公園内には、約3000本のヤシの木が生えていますが、その種は「レッド・キャベツ・パーム(Red Cabbage Palm)」といって、地球上でこの地にのみ生息していると言われています。その高さは25mものものもあります。
通常のヤシの木は、比較的気候が日中・1年を通して温暖な場所にのみ生息しますが、このレッド・キャベツ・パームは、耐寒性を備えていて、砂漠気候において、朝晩にはマイナスになることもある冬季の気候にも十分耐え、繁殖することができる木です。
一面赤土の世界のアウトバックの中で、突如として現れるヤシの木の集まりは、まさに砂漠の中のオアシスであり、キャンプ地としても地元オージーにも人気があります。
名称 | パーム・バレー (Palm Valley) |
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住所 | Finke Gorge National Park, Palm Valley, Namatjira NT 0872(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で約2時間 |
料金 | パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass |
Web | https://nt.gov.au/leisure/parks-reserves/find-a-park-to-visit/finke-gorge-national-park |
スタンドレー峡谷
スタンドレー峡谷 (Standley Chasm) は、アリス・スプリングスからkm、シンプソンズ・ギャップと同じ西マクドネル山脈国立公園内に位置する峡谷です。
スタンドレー峡谷は地元アボリジニーであるアレンティ族の所有であり、昔から女性の聖地とされてきた場所です。
峡谷の高さは約80m、 幅9メートルほどで、その壁面の間を歩くことができるので、時々上を見上げながら歩くと、アウトバックの真っ青な空が細長く褐色の岩と岩の間から覗いているのを見ることができます。また、スタンドレー峡谷の岩肌は、真昼の太陽の光を受け、燃えるような赤色に染まる姿も見逃せません。
名称 | スタンドレー峡谷 (Standley Chasm) |
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住所 | Hugh NT 0872(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で35分 |
料金 | パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass |
Web | https://www.standleychasm.com.au/ |
グレン・ヘレン峡谷
グレン・ヘレン峡谷 (Glen Helen Gorge) は、アリススプリングスから132km、西マクドネル山脈国立公園の西側に位置する渓谷です。
昔からこの地に住んでいた地元アボリジニーのアレンティ族にとって、グレン・ヘレン峡谷はとても強力なレインボーのニシキヘビが住んでいる場所と信じられていました。
赤い砂岩の絶壁の峡谷に挟まれたフィンク・リバーの泉は、乾燥したこの砂漠地帯において真夏でも枯れることがないため、フィンク・リバーで確認されている9種類の魚をはじめ、この地域に住む全ての動物にとって安息の地となってきました。
このフィンク・リバーの泉は、シンプソン砂漠に続きますが、グレン・へレン峡谷の泉以外は、まとまった雨が降らない限りは枯渇した状態ですので、フィンク・リバーの泉がいかにアボリジニーにとっても動物にとってもこの地で生きるために大切な存在であったかがうかがえます。
名称 | グレン・ヘレン峡谷 (Glen Helen Gorge) |
---|---|
住所 | Finke River, Mount Zeil NT 0872(Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で90分 |
料金 | パークパスが必要:1日券$10、2週間券$30 https://nt.gov.au/parks/park-pass |
Web | https://www.macdonnellranges.com/Glen-Helen-Gorge-visitors-information-guide.htm |
エアーズロック
エアーズロック (Ayers Rock) は、ノーザン・テリトリー(北部準州)のウルル・カタジュタ国立公園(旧名:エアーズロック・マウントオルガ国立公園)、オーストラリア大陸ほぼ中心にあります。その形と位置から、エアーズロックは「オーストラリアのへそ」、あるいは「地球のへそ」などとも呼ばれています。
エアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の一枚岩です。
アリス・スプリングスからエアーズロックまでは陸路で約450km、5時間のドライブですが、アリススプリングス発着でエアーズロックを訪れるキャンプツアーは、学生やバックパッカーに人気があり、日の出と日の入り時の岩の色の変化を鑑賞したり、エアーズロックのふもとの泉やアボリジニーの壁画を訪れたり、ラクダやハーレーに乗ってその巨大な一枚岩を眺めたりなど、楽しみ方は
エアーズロックは、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録され、1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。
名称 | エアーズロック (Ayers Rock) |
---|---|
住所 | Petermann NT 0872 (Google Map) |
アクセス | アリス・スプリングス中心街から車で約5時間。 |
料金 |
大人(18歳以上):$38 / 子供(17歳以下):無料 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/ |
アリススプリングスの旅行手配
トラベルドンキーでは、アリス・スプリングスのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
アリススプリングスを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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アリススプリングスのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアは南半球にありますので、日本とは季節が逆になり、12-2月が夏、6-8月が冬となります。
アリススプリングスは、「レッド・センター」と呼ばれるオーストラリア大陸のほぼ中心に位置し、エアーズロックを訪れる際の拠点となる都市ですが、気候は、夏の最高気温は40℃を超える日もあるほど極端に暑く、冬の最低気温はマイナスになるほど極端に寒くなる日もあります。
年間を通して晴天の日が多く空気は常に乾燥しているため、アリススプリングスを訪れる際は日焼け止めやサングラス、帽子などの日差し対策と、リップクリームや保湿クリームなどの乾燥対策が必須です。
アリススプリングスの年間気候データ
月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | 36.5 | 21.6 | 40.6 |
2月 | 35.2 | 20.8 | 41.2 |
3月 | 32.8 | 17.6 | 31.0 |
4月 | 28.4 | 12.7 | 16.4 |
5月 | 23.1 | 8.2 | 18.2 |
6月 | 19.9 | 4.9 | 12.8 |
7月 | 19.9 | 4.0 | 14.9 |
8月 | 22.7 | 5.9 | 8.6 |
9月 | 27.4 | 10.3 | 8.7 |
10月 | 31.2 | 14.8 | 20.0 |
11月 | 33.8 | 17.9 | 28.2 |
12月 | 35.5 | 20.3 | 38.1 |
年平均 | 28.9 | 13.3 | 23.3 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
アリススプリングスの気候区分
アリススプリングス及びその周辺のオーストラリア中央部は、乾燥帯のステップ気候(Step Climate)に属しています。
インドのデリーやモンゴルのウランバートル、ギリシャのアテネなどの都市が同じ気候区分です。
日本のようにはっきりした四季はなく、長い夏と短い冬があります。
ステップ気候の特徴は、基本的には降雨量が少ないものの、夏に短い雨季があるので、丈の短い草原が広がっています。
また、日中と朝晩の寒暖差が激しく、年間を通して1日の気温差は常に20℃以上あります。
アリススプリングスの季節ごとの気候と服装
アリススプリングスの春夏秋冬、季節ごとの気候とアリススプリングス旅行に最適な服装をご案内します!
アリススプリングスの春の気候と服装(9-11月)
アリススプリングスの春は、日中の平均最高気温が31℃前後、平均最低気温は14℃前後となり、春と言っても暑い日が続きます。
日差しが強く乾燥しているので、日差し・日焼け対策はしっかりとし、熱中症対策のため水もこまめに飲むことが大切です。
服装は、昼夜の寒暖差が激しいので、日中はTシャツに半ズボンでも、朝晩は肌寒くなるので、フリースやジャンパーが必要です。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
9月 |
10.0 |
20.6 | 3.0 |
10月 | 10.1 | 7.8 | 4.3 |
11月 | 10.1 | 13.3 | 5.3 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
アリススプリングスの夏の気候と服装(12月-2月)
アリススプリングスの夏は、平均最高気温が36℃前後、平均最低気温は21℃前後となり、日中の気温は非常に高くなります。
熱波などに見舞われると、最高気温が40℃を超えることも珍しくありません。観測以上最高の気温は、1891年12月24日の47.5℃です。
年間を通して降雨量が少ないアリススプリングスですが、夏は他の時期に比べて若干雨が降る傾向にありますが、日本の梅雨のように1日中雨が降り続くことはありません。
服装は、暑さをしのげるような通気性のいいシャツ、朝晩の肌寒くなる時や、屋内や乗り物の中のエアコンがかなり効いている時用に、薄手のカーディガン等1枚は羽織るものを持参することをお勧めします。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
12月 | 10.0 | 12.9 | 6.9 |
1月 | 10.2 | 13.1 | 6.5 |
2月 | 9.8 | 12.4 | 6.5 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
アリススプリングスの秋の気候と服装(3月-5月)
アリススプリングスの秋は、平均最高気温が28℃前後、平均最低気温は13℃前後となり、春同様、日中はまだまだ暑い日が続きます。
ただし、夏ほど暑すぎることがなく、朝晩も冬ほど冷え込むことがないので、アリススプリングスを訪れるにはベストシーズンと言えます。
日中は上着無しでシャツ1枚で大丈夫ですが、朝晩は寒くなるので、厚手のセーターやジャンパーを用意することをお勧めします。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
3月 | 9.7 | 16.6 | 5.3 |
4月 | 9.5 | 16.7 | 5.0 |
5月 | 8.5 | 15.8 | 7.4 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
アリススプリングスの冬の気候と服装(6月-8月)
アリススプリングスの冬は、日中の平均最高気温が21℃前後と比較的高く、平均最低気温も5℃前後です。
太陽が出てる時間帯は冬といえど暖かいですが、太陽が落ちた後はぐっと気温が下がり、真冬の最低気温は0℃近くになり、霜が降りる場合もあります。観測史上、最も低い最低気温は、1976年7月17日の-7.5℃です。
気温が上がる日中は半袖のTシャツあるいは薄手の長そで1枚で十分ですが、朝晩は日本の真冬と同じく、厚手のジャンパーやセーター、ジャケット、ヒートテック、毛糸の帽子や手袋、マフラーなど、しっかりと防寒対策をする必要があります。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
6月 | 8.4 | 17.0 | 5.6 |
7月 | 9.1 | 21.0 | 4.3 |
8月 | 9.9 | 2.5 | 3.3 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
アリススプリングスの旅行手配
トラベルドンキーでは、アリススプリングスのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
アリススプリングスを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
アリススプリングス旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いアリススプリングス旅行になりますよ。
アリススプリングスのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
東西マクドネル山脈は、オーストラリア中央部に位置するアリススプリングスをまたいで伸びる山脈で、その規模は西マクドネル山脈の方が大きい。山脈の幅は非常に広いが、標高はさほど高くなく、最高峰は ジール山の標高1,531m。山脈というよりも山地に近い。
山脈の先には、先住民族アボリジニが何千年もの間暮らしてきたシンプソン砂漠やタナミ砂漠がある。
アリススプリングスの伝統的所有者とされるアランタ族は、断崖の裂け目からこの世に現れたイェペレンイェと呼ばれる巨大な芋虫が、マクドネル山脈およびアリススプリングスに姿を変えたと信じている。
西マクドネル山脈には、いくつもの美しい渓谷や峡谷があるが、その中でもシンプソンズ渓谷には、水が枯れることのない池があり、険しい岩山にはロックワラビーが多く生息し、早朝や夕暮れ時に多く見ることができる。
スタンドレー峡谷は、高さ80メートル、幅9メートルほどの壁面の間を歩くことができる。その岩肌は、真昼の太陽の光を受け、燃えるような赤色に染まる。
エルリー・クリークのビッグ・ホールと呼ばれる自然のプールで水遊びをしたり、 オーミストン渓谷やグレンへレン、オーカピットでブッシュウォーキングを楽しむこともできる。
パーム・バレーはアリススプリングスから西へ約140km、車で2時間の フィンク・ゴージ国立公園 内にある、名前の通りヤシの木(パーム/Palm)が生えている渓谷である。パーム・バレー手前の16kmは未舗装道路で、かなりの凹凸があり、雨の後はぬかるみも生じるため、4WDでしかアクセスすることができない。
このフィンク・ゴージ国立公園内には、約3000本のヤシの木が生えているが、その種は「レッド・キャベツ・パーム(Red Cabbage Palm)」といい、地球上でこの地にのみ生息している。高さは25mものものもある。
通常のヤシの木は、比較的気候が日中・1年を通して温暖な場所にのみ生息するが、このレッド・キャベツ・パームは、耐寒性を備えており、砂漠気候において、朝晩にはマイナスになることもある冬季の気候にも十分耐え、繁殖することができる木である。
一面赤土の世界のアウトバックの中で、突如として現れるヤシの木の集まりは、まさに砂漠の中のオアシスであり、キャンプ地としても地元オージーにも人気がある。