サーファーズパラダイスの南、ゴールドコースト空港を通り過ぎ、ニューサウスウェールズ州に入って直ぐのところにあるフルーツのテーマパークがこのトロピカルフルーツワールド。

単なる果樹園とは呼べない内容の充実ぶり。
ここで栽培されているフルーツの種類は500種類を越え、一年中フルーツのティスティングができるようになっている。

トラクターツアーではフルーツがたわわに実る園内を愉快なオージーガイドと共に巡る。フルーツがどのようにして実をつけているか観察出来るのも興味深い。

また、ジャングルリバークルーズではカモの餌付けをしながらのんびりクルーズを楽しめる。

フルーツテイスティングではそれぞれの果物に含まれる栄養素からおいしい食べ方までレクチャーしてくれ、10種類近いフルーツをその場でテイスティングさせてくれる。
気に入ったフルーツはショップで購入出来るほか、園内のフルーツから作られたジャム、調味料、そして自然化粧品まで購入可能。
自然化粧品は後日メールオーダー出来るのもうれしいところ。

ありきたりの観光スポットには興味が無い方にはぜひオススメしたい観光スポットだ。

トロピカル・フルーツワールドまでは車ならサーファーズパラダイスから1時間ほど。

写真提供: JPT TOUR

ゴールドコースト=黄金海岸。

全長約57kmにも及ぶ海岸線。

その中でもやっぱり一番有名且つ人気スポットなのは、サーファーズパラダイス・ビーチ。
その名の通りサーファーに愛されて育ったビーチです。

ゴールドコーストに来たらやっぱりここでパチリ、マスト!ですね。

ゴールドコースト、サーファーズパラダイスのど真ん中にあるお洒落スポット「THE 4217」。

お洒落なカフェ、レストランに24時間営業のフィットネスジム。

今やゴールドコースト若者たちの人気スポット。

以前は長距離バスの乗降場所「サーファーズパラダイス・トランジット・センター」として有名でしたが、4年前ぐらいに改装、生まれ変わりました。

もちろん今もグレイハウンドバス、プレミアモーターバスなどの長距離バス乗降場所として活用されていて、バックパッカーたちが朝から晩まで大きなバックパック背負って集まってます。

通称「逆バンジーサイト」と言えば、地元の人で知らない人はいない絶叫体験コーナー。

逆バンジーのスリングショットはなんと6G、時速160kmもの速さで高さ80mまで打ち上げられ、一気に地面すれすれまで落とされる。
 

フライコースターは3人まで一度に乗れる空中ブランコ体験。時速130kmに達するのにわずか1.3秒。

ボマトロンは時速120km、4Gで最大高さ45mまでのところを縦回転する。

その他、お子様向けのミニパットゴルフやバンジートランポリン、絶叫マシンシュミレーターなどスリル満点のアトラクションが勢ぞろい。

ショッピングの合間に立ち寄れるのでトライしてみては?

サーファーズパラダイス市内中心部。マントラ・クラウン・タワーズの目の前。
直ぐ隣りにはトラムの駅。
ご家族連れにはミニゴルフ。
やはり目玉はスリングショット!
見てるだけで震えちゃいます。
う~ん、写真だと高さと怖さがつたえられなーい!

サーファーズパラダイスから北西へ約30km。
サーファーズパラダイスを見下ろす丘陵地帯がタンボリン・マウンテンだ。

タンボリンマウンテンはイーグルハイツ、ノースタンボリン、マウントタンボリンと3つの地区に分かれているが、観光客に人気なのがギャラリーウォークを含むイーグルハイツだ。

イーグルハイツは、画家や写真家など多くのアーティストが住む町として知られているが、その中心が長さ500mほどのギャラリーウォークと呼ばれるメインストリートだ。
写真や絵のギャラリーをはじめ、工芸品、手作り小物などのクラフトショップ、ファッジショップ(キャンディーショップ)やカフェ、レストラン、そして大小さまざまなワイナリーショップがずらりと軒を連ねている。

ゆっくりとショッピングを楽しみながら気の利いたワイナリーショップでお洒落にワインテイスティングを楽しむのもいいだろう。

ノースタンボリンは、ワイナリーのブドウ畑が広がる美しい田園地帯だ。
大きなワイナリーでは、樽出しのワインをテイスティングさせてくれるところもある。
また手作りのチーズ屋さんなども数軒あり、のんびりとワイナリー巡りを楽しめる。

また、亜熱帯雨林の中のジョアラ・トレッキングコースにはカーティスフォールズという美しい滝もあるので、ハイキング気分で自然を満喫出来る。

隠れた絶景スポットとしてお勧めしたいのが、ロータリー・ルックアウト。晴れた日の週末はここからパラグライダーが多数飛んでいる。
マウントタンボリンの丘陵地帯を一望出来る。

白い灯台のある岬として有名なバイロンベイは、オーストラリア大陸最東端の地でもあり、芸術家の集うアーティストの街でもある。

バイロン地区全体の人口は約3万人だが、バイロンベイ市街地の人口は9,000人あまり。

場所はブリスベンより南約200km、ニュー・サウス・ウェールズ州に位置する。

有名な白い灯台はバイロン岬に立つ灯台で1899年に着工された後、数々の改修を繰り返しながら、現在もオーストラリアで最も強力な光を放つ灯台のひとつに数えられている。
灯台の麓には「オーストラリア大陸 最東端の地」と記された記念碑があるので、絶好の写真ポイントにもなるだろう。

現在、バイロンベイは様々は人種、文化、世代、流行を持つ人々の集まる街として知られ、様々なイベントも頻繁に行われている。毎年イースターホリデー期間に行われる「イーストコースト・ブルース&ルーツ・フェスティバル」、8月に行われる「スプレンドール・イン・ザ・グラス」は、ジャンル、年齢層とも幅広いミュージシャンを集め、数日間に渡りニュー・サウス・ウェールズ州及びクイーンズランド州から数万人の観客を集めている。

また、バイロンベイの住人達は健康意識が強いことでも知られ、市内には数々のオーガニックショップが並ぶ他、ヨガやピラテス、太極拳などのレッスンもいたるところで行われている。

ベジタリアン・メニューを用意するカフェや食材表示をするレストランが多いことも健康意識の高さを裏付けているだろう。こうした健康ブームの背景には、バイロンベイがオーストラリアで一番、中高年のベビーブーム世代の人口比率が高い街(約27%)ということもあるかもしれない。

毎月第一日曜日にバトラー・ストリートで行われる「クラフト&プロデュース・マーケット」では、アクセサリー、バッグ、洋服、革製品、インテリア小物をはじめ、オーガニック野菜やコーヒー豆、各種茶葉まで100軒あまりの露店が軒を連ねる。
オーストラリア原住民の民族楽器・ディジュリドゥも購入可能。またステージではバンドのライブ演奏が楽しめるほか、ホットドックやナチョス、ベジタブルカレーやオーガニック・ドーナッツなどの露店もあるので、ブランチを取りながら音楽を楽しみ、のんびり一日過ごすこともできる。

バイロンベイ近郊には、画家や芸術家が集う町・ニンビンや魚影の濃いダイビングポイント ジュリアン・ロックがある。

現在、バイロンベイまでの公共交通機関は無く、長距離バスや数社あるバイロンベイ専用送迎サービスを利用する形になる。

クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の州境。

その昔から多くの船が座礁して来た、と言うのがこのポイントデンジャーの名前の由来。キャプテンクックもここで座礁したとされ、その記念碑が建てられている。

高台の展望スポットからは、遥かサーファーズパラダイスの街も一望出来、さらに6月から10月のシーズンには南極近海から出産のために暖かな海へ北上するザトウクジラを陸地からホエールウォッチングすることも出来る。

また、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の州境に線が引かれたオブジェがあるので、サマータイムの期間は右足と左足で時差が生まれるという不思議体験も出来る。新年年明けのカウントダウンも一歩、州境を越えれば1時間の時差でなんと2回楽しめるというわけだ。

記念碑や展望台の周囲には遊歩道やバーベキューエリアも整備されているので、ちょっとしたピクニック気分で出かけるのがいいかもしれない。

その高さ322.5メートル。

ゴールドコーストのみならず、オープン当時は世界一高い住居ビルとして名を馳せたQ1リゾート&スパ。

その77階と78階に位置するスカイポイント展望台からはサーファーズパラダイスの景色はもちろん、天気が良い日は北はブリスベンから南はバイロンベイまでを一望に見渡すことが出来る。

地上から77階の展望台までは高速エレベーターでわずか43秒。展望台は360度ガラス張りになっており、美しいヒンターランドの山々からサーファーズパラダイスの美しいビーチまで美しい景色を見せてくれる。

冬場の晴れた日には南極から北上するクジラの群れを見かけることあるとか。

展望台にはスカイバーがあり、美しい夕日や夜景を眺めながらゆっくりお酒を楽しむこともできる格好のデートスポットとなっている。

オススメの時間帯は夕暮れ時。最高に綺麗な夕陽を。

サーファーズパラダイスの中心にあり、レストラン、バー、ナイトクラブ、ファーストフード店、サーフショップや土産物屋が連なる歩行者天国一帯がこのカビルアベニューだ。

「カビルストリート・モール」とも評されるようにここはショッピングや飲食の中心地でもある。

飲食の中心はファーストフード。
マクドナルド、ハングリージャックス、オポルト、グリルド、グスマン・イ・ゴメスなどオーストラリアでは有名・人気の店が軒を連ねている。

歩行者天国の入口にはインフォメーションセンターもあり、ビーチ側の突き当りには交番もあるので道に迷うことはないだろう。

また隣接するセントロ・ショッピングセンターにはボーリング場、ゲームセンター、射撃場もある。

サーファーズパラダイスの有名なアイコニック「Surfers Paradise」のアーチは、このカビルアベニューの突き当たり、ビーチの入り口に立っている。

1968年オープン、当時南半球最大級を誇った蝋人形博物館が、このワックス・ミュージアム。

館内は2つのセクションからなり、ワールド・イン・ワックスでは、マイケル・ジャクソンやカイリー・ミノーグなどハリウッドスターやその他アインシュタインら歴史上の有名人が蝋人形で勢ぞろい。

チェンバー・オブ・ホラーは、蝋人形のお化けたちがお出迎えしてくれる。

サーファーズパラダイス市内中心地から徒歩5分くらいなので、ショッピングの空き時間などに立ち寄ってみよう。