トラベルドンキー 現地情報
カテゴリー: オーストラリア
シドニー(Sydney)は、世界的な大都市でありながら、本格的なブッシュウォーキングを日帰りで楽しめる珍しい街です。市中心部からフェリーで行けるシドニー・ハーバー国立公園、電車でアクセスできるロイヤル国立公園、北部のクーリンガイ・チェイス国立公園、そして日帰り観光の定番ブルー・マウンテンズまで、歩く場所の選択肢は非常に豊富です。
オーストラリアでいうブッシュウォーキング(Bushwalking)は、日本語のハイキングや山歩きに近い言葉です。山頂を目指すだけでなく、ユーカリ林、渓谷、海岸の断崖、入り江、滝、砂岩地帯など、自然の中を歩くこと全般に使われます。
シドニーの魅力は、短い散策から一日がかりのコースまで選べること。タロンガ動物園近くから歩ける海沿いのコースもあれば、ブルー・マウンテンズの深い谷へ下る本格的なトラックもあります。距離だけでなく、グレード、階段、高低差、路面、携帯電話の電波、当日の天候まで確認することが大切です。
特に注意したいのが、大雨後の渓谷、海岸沿いの崖、夏の高温、山火事、通信圏外です。2026年8月現在、ロイヤル国立公園ではシカ管理作業のため一部エリアが月~木曜の日没から日の出まで閉鎖される期間があり、マンリー・シーニック・ウォークウェイでも工事による迂回が設定されています。
この記事では、日本からシドニーを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめブッシュウォーキング10コース、難易度、所要時間、公共交通でのアクセス、安全対策、服装、持ち物、ヘビや山火事への備えまでまとめて紹介します。
- シドニーのブッシュウォーキングとは?
- グレード1~5の難易度
- おすすめの季節
- グランド・キャニオン・トラック
- プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク
- ウェントワース・フォールズ・トラック
- ロイヤル国立公園・コースト・トラック
- カルー・ウォーキング・トラック
- ブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ
- マンリー・シーニック・ウォークウェイ
- アボリジナル・ヘリテージ・ウォーク
- マウント・クーリンガイ~ベロウラ
- ブーディ・コースタル・ウォーク
- おすすめコース比較
- 公共交通で行きやすいコース
- 基本装備・持ち物
- 地図・通信・PLBなどの安全対策
- 大雨・暑さ・山火事への備え
- ヘビ・野生動物・自然保護の注意
- シドニーのブッシュウォーキングFAQ
シドニーのブッシュウォーキングとは?
シドニーでは「街の近くで歩くコース」と「都市圏の外側にある本格的な国立公園」の両方を楽しめます。
港の景色を見ながら歩ける
シドニー・ハーバー国立公園(Sydney Harbour National Park)では、オペラハウスやハーバー・ブリッジを眺めながら、海岸林や砂岩の岬を歩けます。
電車で本格的な森へ行ける
ヒースコート(Heathcote)、マウント・クーリンガイ(Mount Ku-ring-gai)、ベロウラ(Berowra)などは駅からブッシュウォーキングを始められます。
ブルー・マウンテンズは別格
シドニー中心部から電車で約2時間かかりますが、深い渓谷、滝、断崖を楽しめるため、旅行者にとって最も人気の高い日帰りエリアです。
海岸と渓谷では注意点が違う
海岸では崖と強風、渓谷では大雨と増水、内陸の森では暑さと山火事など、歩く場所に応じた準備が必要です。
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グレード1~5の難易度
ニューサウスウェールズ州の国立公園では、オーストラリア共通のウォーキング・トラック・グレーディング・システムを採用しています。
| グレード | 目安 | 旅行者向けの考え方 |
|---|---|---|
| 1 | 平坦で整備された道 | 短い散策、初心者向け |
| 2 | 歩きやすい路面、緩い坂 | 一般的な観光客向け |
| 3 | 急坂、階段、荒れた部分あり | ある程度の体力が必要 |
| 4 | 長い、急、荒れた路面 | 経験者向け |
| 5 | 非常に険しい、未整備部分あり | 高度な経験・技術が必要 |
最終グレードは平均ではなく、勾配、路面、標識などの中で最も難しい項目を基準に決まります。短いコースでも急な崖や荒れた岩場があればグレード4になることがあります。
おすすめの季節
春と秋が最も歩きやすい
9~11月と3~5月は気温が比較的穏やかで、長時間歩きやすい時期です。春はワイルドフラワーも楽しめます。
冬は晴れれば快適
6~8月は空気が乾燥し、日中は歩きやすい日が多くあります。海岸沿いでは5~10月頃にクジラを見られることもあります。
夏は早朝スタート
12~2月は気温が30℃を超えることがあり、日陰の少ない海岸や尾根では特に暑くなります。早朝に歩き始めるのがおすすめです。
大雨後の渓谷は避ける
ブルー・マウンテンズの渓谷は、上流の雨で急に水位が上がることがあります。大雨の前後は谷底のコースへ入らないでください。
グランド・キャニオン・トラック
ブルー・マウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)のブラックヒース(Blackheath)近くにあるグランド・キャニオン・トラック(Grand Canyon Track)は、シドニーからの日帰りブッシュウォーキングで最もおすすめしたいコースのひとつです。
6.3km・3~4時間・グレード3
深い砂岩の渓谷へ下り、滝、沢、シダの森を通って戻る周回コースです。標識は明確ですが階段が多く、最後の登りはしっかり体力を使います。
大雨前後は入らない
ニューサウスウェールズ州国立公園局は、豪雨の前・最中・直後は歩かないよう注意しています。
ブラックヒース駅からタクシー等を利用
最寄りはブラックヒース駅ですが、トラック入口のグランド・キャニオン駐車場までは距離があります。車がない場合はタクシーや配車サービスを利用します。
オフライン地図を保存
谷底では電波が不安定になるため、NSW National Parksアプリの地図を事前に保存しておくと安心です。
プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク
プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク(Prince Henry Cliff Walk)は、カトゥーンバ(Katoomba)からルーラ(Leura)まで崖の上をつなぐ景観のよいコースです。
7km片道・3~4時間・グレード3
エコー・ポイントやスリー・シスターズ周辺を通り、20か所以上の展望地点からジャミソン・バレーを眺められます。
駅と駅をつなげやすい
カトゥーンバとルーラを結ぶため、歩き終わったあと電車で戻りやすいのが旅行者には便利です。
崖沿いなので柵を越えない
整備された区間が多い一方、崖の近くを通ります。写真撮影のために柵や標識の外へ出ないでください。
ウェントワース・フォールズ・トラック
ウェントワース・フォールズ・トラック(Wentworth Falls Track)は、短時間でもブルー・マウンテンズらしい滝と渓谷の景色を楽しめるコースです。
1.4km往復・45分~1時間・グレード3
約200段の階段を下り、フレッチャーズ・ルックアウトなどからウェントワース滝を眺めます。
短いが急な階段が多い
距離だけを見ると簡単に思えますが、急な階段があります。サンダルより滑りにくい靴がおすすめです。
周辺トラックの閉鎖情報に注意
2026年はブルー・マウンテンズの一部トラックで、豪雨被害や工事による閉鎖が続いています。ウェントワース・フォールズ・トラック自体だけでなく、接続予定の道も当日に確認してください。
ロイヤル国立公園・コースト・トラック
ロイヤル国立公園(Royal National Park)のコースト・トラック(The Coast Track)は、ブンディーナ(Bundeena)からオトフォード(Otford)まで海岸線を縦断する本格的なルートです。
27km片道・通常2日・グレード4
断崖、海岸、ヒース、森をつないで歩きます。全線を歩くなら宿泊を伴う計画が一般的です。
日帰りなら一部区間を選ぶ
ブンディーナからワタモラまで約10kmなど、一部区間だけを歩く方法もあります。
5~10月はクジラの季節
海沿いの展望地点からザトウクジラを見られる可能性があります。
2026年は夜間閉鎖日に注意
2026年7月6日~12月18日の月~木曜、学校休暇を除き、シカ管理作業のため一部エリアが日没から日の出まで閉鎖されます。コースト・トラックも対象区間があります。
カルー・ウォーキング・トラック
カルー・ウォーキング・トラック(Karloo Walking Track)は、ヒースコート駅から直接歩き始められる、公共交通派に便利なロイヤル国立公園のコースです。
10km往復・3~5時間・グレード3
ヒースランドを抜け、カルー・プールを経由してウルーラ滝方面へ歩きます。
駅からスタートできる
シドニー中心部から電車でヒースコート駅まで行き、そのまま歩き始められます。
雨の後はぬかるむ
公式案内でも、雨天後はトラックが泥状になることがあると注意されています。
夜間閉鎖期間あり
2026年のシカ管理作業期間中は、指定日の夕方以降にカルー・ウォーキング・トラックも閉鎖対象になります。日中の行程にしてください。
ブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ
シドニー・ハーバー国立公園のブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ・ウォーク(Bradleys Head to Chowder Bay Walk)は、旅行者が最も気軽に楽しめる「都会のブッシュウォーク」のひとつです。
4km片道・1時間30分~2時間30分・グレード3
タロンガ動物園のフェリー乗り場付近から海岸林を歩き、ブラッドリーズ・ヘッド、テイラーズ・ベイを経てチャウダー・ベイへ向かいます。
オペラハウスとハーバー・ブリッジが見える
自然の中を歩きながらシドニーを代表する景色を眺められるのが魅力です。
フェリー+バスで完結
サーキュラー・キーからタロンガ動物園ワーフへフェリーで行き、終点のチャウダー・ベイからはバスで市内方面へ戻れます。
マンリー・シーニック・ウォークウェイ
マンリー・シーニック・ウォークウェイ(Manly Scenic Walkway)は、スピット・ブリッジ(Spit Bridge)とマンリーを結ぶシドニー北部の定番ウォークです。
約10km・約4時間前後
入り江、ビーチ、海岸林、先住民文化に関わる場所、住宅地をつなぎながら歩きます。
公共交通で非常に行きやすい
スピット側はバス、マンリー側はフェリーが利用できるので、レンタカーがなくても楽しめます。
2026年はキャッスル・ロック付近で迂回あり
2026年8月現在、キャッスル・ロック(Castle Rock)付近のアップグレード工事により一部迂回路が設定されています。現地標識に従ってください。
短い区間だけでも楽しめる
ノース・ハーバーやクロンターフなど複数の出入口があり、全線を歩かず一部だけ選ぶこともできます。
アボリジナル・ヘリテージ・ウォーク
クーリンガイ・チェイス国立公園(Ku-ring-gai Chase National Park)のアボリジナル・ヘリテージ・ウォーク(Aboriginal Heritage Walk)は、自然景観と先住民文化の両方に触れられるコースです。
4.4km周回・2時間30分~3時間30分・グレード4
レッド・ハンズ・ケーブ、岩刻画、レゾリュート・ビーチなどを巡ります。
短いが急坂がある
距離は短めですが、非常に急な場所と多くの階段があり、路面も荒れています。
文化遺産に触れない
岩絵や岩刻画は非常に繊細で重要な文化遺産です。触ったり、上に乗ったりしないでください。
車でのアクセスが便利
スタート地点のレゾリュート・ピクニック・エリアまでは、ウェスト・ヘッド・ロードを利用するため車が便利です。
マウント・クーリンガイ~ベロウラ
マウント・クーリンガイ・トラック~ベロウラ駅(Mount Ku-ring-gai Track to Berowra Station)は、電車だけで行きやすい本格的な日帰りコースです。
10km片道・3時間30分~4時間30分・グレード3
森、入り江、先住民文化や歴史に関わる場所を通り、マウント・クーリンガイ駅とベロウラ駅を結びます。
駅から駅なので車不要
両端が鉄道駅に近く、シドニー中心部から電車だけで行きやすいのが大きなメリットです。
一部は急坂と階段
路面には障害物があり、階段も多いため、普段あまり歩かない人は時間に余裕を持ってください。
2026年8月現在、コース自体に主要警報なし
訪問前には当日の国立公園アラートを再確認してください。
ブーディ・コースタル・ウォーク
セントラル・コーストのブーディ国立公園(Bouddi National Park)にあるブーディ・コースタル・ウォーク(Bouddi Coastal Walk)は、シドニーから少し足を延ばして歩きたい人におすすめです。
8.5km片道・3時間30分~4時間30分・グレード3
プッティ・ビーチ(Putty Beach)からマクマスターズ・ビーチ(MacMasters Beach)まで、海岸、ボードウォーク、森をつないで歩きます。
メイトランド・ベイが見どころ
途中には静かな砂浜や、低潮時に一部が見える難破船の痕跡があります。
5~11月はクジラ観察にも向く
海岸の展望地点から移動中のクジラを見られる可能性があります。
片道なので帰り方を決めておく
車2台、送迎、短い区間だけ歩くなど、事前に終了地点からの移動方法を決めてください。
おすすめコース比較
| コース | 距離・時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| グランド・キャニオン | 6.3km・3~4時間 | 渓谷・滝、本格派 |
| プリンス・ヘンリー | 7km・3~4時間 | 展望台が多い |
| ウェントワース・フォールズ | 1.4km・約1時間 | 短時間で滝 |
| コースト・トラック | 27km・2日 | 海岸ロングトレイル |
| カルー | 10km・3~5時間 | 電車で行ける |
| ブラッドリーズ・ヘッド | 4km・約2時間 | 港の絶景、初心者向け |
| マンリー・シーニック | 約10km・約4時間 | フェリー利用可 |
| アボリジナル・ヘリテージ | 4.4km・約3時間 | 文化遺産と自然 |
| マウント・クーリンガイ~ベロウラ | 10km・約4時間 | 駅から駅 |
| ブーディ・コースタル | 8.5km・約4時間 | 海岸・ビーチ |
公共交通で行きやすいコース
最も簡単:ブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ
市内からフェリーとバスで完結し、レンタカー不要です。
マンリー・シーニック・ウォークウェイ
市内からバスまたはフェリーを組み合わせやすく、片道ウォークに向いています。
カルー・ウォーキング・トラック
ヒースコート駅から直接歩き始められます。
マウント・クーリンガイ~ベロウラ
両端が鉄道駅なので、公共交通だけで本格的なブッシュウォーキングを楽しめます。
ブルー・マウンテンズ
カトゥーンバ、ルーラ、ウェントワース・フォールズまでは電車で行けますが、コースによって駅からバス、タクシー、徒歩を組み合わせます。
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基本装備・持ち物
最低2リットルの水
ニューサウスウェールズ州国立公園局は、基本的な日帰りブッシュウォーキングでも1人最低2リットルの水を持つよう案内しています。暑い日はさらに必要です。
滑りにくい靴
グレード3以上なら、トレッキングシューズまたはグリップの良いスニーカーがおすすめです。
帽子・日焼け止め・長袖
海岸や尾根は日陰が少なく、冬でも紫外線対策が必要です。
雨具・防寒着
ブルー・マウンテンズはシドニー市内より気温が低く、天候も変わりやすいので薄手の防水ジャケットがあると安心です。
行動食・救急用品・モバイルバッテリー
予定より時間がかかることを想定し、少し余分に持ってください。
地図・通信・PLBなどの安全対策
誰かに行程を伝える
コース名、出発地点、同行者、帰着予定時刻を家族や友人へ知らせておきます。
NSW National Parksアプリを保存
国立公園では携帯電話が圏外になることがあります。出発前に地図を端末へダウンロードしてください。
Emergency Plusアプリも便利
緊急時に現在地を伝えるのに役立ちます。ただし、通信圏外では通話できないため、携帯電話だけに頼らないようにしてください。
遠隔地ではPLB
PLB(Personal Locator Beacon)は、生命に危険がある緊急時に救助信号を送る装置です。長時間・遠隔地のコースでは携行を検討してください。
大雨・暑さ・山火事への備え
大雨後の渓谷へ入らない
グランド・キャニオンのような谷底コースでは、上流の雨でも増水する可能性があります。
夏は早朝出発
30℃を超える日は、日陰の少ない海岸・尾根コースを昼間に歩かない方が安全です。
火災危険度と公園アラートを確認
真夏は山火事や計画燃焼で公園や道路が急に閉鎖されることがあります。
崖は濡れた日・強風時に特に危険
濡れた砂岩は滑りやすく、崖際では突風もあります。柵や標識の外へ出ないでください。
ヘビ・野生動物・自然保護の注意
ヘビを見ても近づかない
暖かい季節にはトラック上でヘビを見ることがあります。追い払わず、十分に距離を取って通り過ぎるのを待ちます。
野生動物へ餌を与えない
ワラビー、鳥、オオトカゲなどへ食べ物を与えないでください。
先住民文化遺産に触れない
クーリンガイ・チェイスの岩絵・岩刻画は見るだけにし、触れたり水をかけたりしないでください。
ごみはすべて持ち帰る
果物の皮やティッシュも含め、自分が持ち込んだものはすべて持ち帰ります。
犬を連れて入れない国立公園が多い
シドニー周辺の国立公園ではペット禁止の場所が多くあります。マンリー・シーニック・ウォークウェイでも国立公園区間には犬を連れて入れず、別ルートが案内されています。
シドニーのブッシュウォーキングに関するよくある質問(FAQ)
市内からの行きやすさを考えると、ブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイがおすすめです。4km片道、グレード3で、フェリーとバスを利用できます。
本格的な自然を楽しみたいならグランド・キャニオン・トラックがおすすめです。6.3km、3~4時間、グレード3です。
できます。ブラッドリーズ・ヘッド、マンリー・シーニック・ウォークウェイ、カルー・トラック、マウント・クーリンガイ~ベロウラは公共交通で行きやすいコースです。
春と秋が最も歩きやすい時期です。冬も晴れた日は快適ですが、ブルー・マウンテンズでは朝晩がかなり冷えます。
歩けますが、30℃を超える日は早朝出発がおすすめです。水を多めに持ち、山火事情報も確認してください。
ニューサウスウェールズ州国立公園局は日帰り歩行でも最低2リットルを案内しています。暑い日や長いコースではさらに必要です。
暖かい季節には見かける可能性がありますが、近づかず刺激しなければ通常は避けられます。足元を確認し、丈夫な靴で歩いてください。
国立公園では圏外になる場所があります。オフライン地図を用意し、遠隔地・長時間コースではPLBなども検討してください。
2026年7月6日~12月18日の月~木曜、学校休暇を除き、シカ管理作業のため一部エリアが日没から日の出まで閉鎖されます。訪問前に最新の公園アラートを確認してください。
天気、最高気温、雨量、火災危険度、国立公園の閉鎖情報、海岸コースでは強風や潮位も確認してください。
シドニーのブッシュウォーキングに関する参考情報
- ブッシュウォーキングの安全:ニューサウスウェールズ州国立公園
- グランド・キャニオン・トラック
- プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク
- ウェントワース・フォールズ・トラック
- ロイヤル国立公園・コースト・トラック
- カルー・ウォーキング・トラック
- ブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ
- マンリー・シーニック・ウォークウェイ:ノーザン・ビーチズ・カウンシル
- アボリジナル・ヘリテージ・ウォーク
- マウント・クーリンガイ~ベロウラ
- ブーディ・コースタル・ウォーク
まとめ:シドニーは車なしでも本格的なブッシュウォーキングを楽しめる
シドニー周辺には、港の景色を楽しめる短いコースから、ブルー・マウンテンズの渓谷、ロイヤル国立公園の海岸線を歩く本格的なトレイルまで、幅広い選択肢があります。
初めてならブラッドリーズ・ヘッド~チャウダー・ベイ、短時間ならウェントワース・フォールズ、本格的な渓谷歩きならグランド・キャニオン、公共交通だけで一日歩きたいならマウント・クーリンガイ~ベロウラがおすすめです。
2026年はロイヤル国立公園の夜間閉鎖やマンリーの工事迂回など、通常と異なる運用もあります。訪問当日は必ず最新の国立公園アラートと現地標識を確認してください。
十分な水、歩きやすい靴、オフライン地図、天候確認を準備すれば、シドニーは日本からの短期旅行でも気軽にオーストラリアらしいブッシュを体験できる都市です。
シドニーの旅行手配
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シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

オーストラリアで自然を楽しむなら、ぜひ体験してみたいのがブッシュウォーキングです。ブルー・マウンテンズ(Blue Mountains)の深い渓谷、グランピアンズ(Grampians)の岩山、タスマニア(Tasmania)の高原、レッド・センター(Red Centre)の赤い大地まで、歩く場所によって景色が驚くほど変わります。
オーストラリアでいうブッシュウォーキング(Bushwalking)は、日本語の「ハイキング」や「山歩き」に近い言葉ですが、必ずしも山へ登ることを意味しません。ユーカリ林、海岸、砂岩の渓谷、熱帯雨林、砂漠、アルプス地帯など、自然の中を歩くこと全般に使われます。
都市の近くには2~4時間程度で歩けるコースがある一方、グレート・オーシャン・ウォークやララピンタ・トレイルのように数日から1週間以上かけるルートもあります。初めてなら、距離だけでなく「グレード」「高低差」「路面」「水の有無」「携帯電話の電波」「当日の気温」まで確認することが大切です。
オーストラリアのブッシュウォーキングでは、暑さ、山火事、急な天候変化、通信圏外、崖、ヘビなど、日本とは違う注意点があります。特に内陸部では真夏の日中を避け、タスマニアの山岳地帯では夏でも低温・強風・雨に備える必要があります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、全国の代表的なブッシュウォーキングコース、難易度の見方、歩くのに適した季節、装備、安全対策、PLB、山火事への備え、野生動物との接し方までまとめて紹介します。
- オーストラリアのブッシュウォーキングとは?
- グレード1~5の難易度を知っておこう
- ブッシュウォーキングにおすすめの季節
- グランド・キャニオン・トラック
- ロイヤル国立公園・コースト・トラック
- グランピアンズ・ピナクル・ウォーク
- グレート・オーシャン・ウォーク
- マウント・ングンガン・サミット・ウォーク
- ワンガラ・ルックアウト・ハイク
- ケープ・トゥ・ケープ・トラック
- ララピンタ・トレイル
- キングス・キャニオン&ウルル
- オーバーランド・トラック
- おすすめコース比較
- 基本装備・持ち物
- 地図・通信・PLBなどの安全対策
- 暑さ・山火事・天候への備え
- ヘビ・野生動物への注意
- 自然と文化を守る歩き方
- オーストラリアのブッシュウォーキングFAQ
オーストラリアのブッシュウォーキングとは?
「ブッシュ」という言葉から、道のない荒野を歩くイメージを持つかもしれませんが、実際には整備された遊歩道から本格的な長距離トレイルまで幅広く含まれます。
短時間の散策もブッシュウォーキング
国立公園の展望台まで30分歩くだけでも、自然の中を歩くアクティビティとしてブッシュウォーキングと呼ばれます。
日本の登山より幅広い
頂上を目指すことが目的とは限りません。海岸線を歩くコース、渓谷へ下りるコース、森林を抜けるコース、砂漠の尾根を歩くコースなどがあります。
国立公園ごとに条件が大きく違う
同じ5kmでも、舗装された道と岩場の急斜面では難易度がまったく違います。距離だけで判断しないようにしてください。
旅行者は日帰りコースからがおすすめ
初めての人は、グレード2~3で、所要2~4時間程度、標識が明確なコースから始めるとオーストラリアの歩き方に慣れやすいでしょう。
グレード1~5の難易度を知っておこう
オーストラリアの多くの国立公園では、ウォーキングコースをグレード1~5で表示しています。州によって細かな説明は異なりますが、数字が大きくなるほど難しくなります。
| グレード | 目安 | 旅行者向けの考え方 |
|---|---|---|
| 1 | 平坦で整備された道 | 短い散策、初心者向け |
| 2 | 歩きやすい道、多少の坂や段差 | 一般的な観光客でも歩きやすい |
| 3 | 急坂、階段、岩や凹凸がある場合あり | 体力と歩きやすい靴が必要 |
| 4 | 長い、急、荒れた路面、標識が少ない場合あり | ブッシュウォーキング経験者向け |
| 5 | 非常に険しい、未整備・不明瞭なルートもある | 高度な経験・ナビゲーション能力が必要 |
公式グレードは「最も難しい区間」を基準に付けられるのが一般的です。旅行サイトの「簡単」「中級」という説明より、国立公園管理当局のグレードを優先してください。
ブッシュウォーキングにおすすめの季節
| 地域 | おすすめ時期 | 注意点 |
|---|---|---|
| シドニー・ブルー・マウンテンズ | 春・秋を中心に通年 | 大雨後の渓谷、夏の高温 |
| ビクトリア州 | 春・秋 | 冬の低温、夏の山火事 |
| クイーンズランド州南東部 | 秋~春 | 夏の暑さ・湿度 |
| フリンダース・レンジズ | 秋~春 | 夏の極端な高温 |
| 西オーストラリア州南西部 | 春・秋 | 冬の河川増水、夏の高温 |
| レッド・センター | 5月~9月頃 | 夏の危険な暑さ |
| タスマニア | 夏~初秋 | 夏でも低温・雨・強風あり |
「ベストシーズン」でも、山火事、洪水、強風、積雪などで閉鎖されることがあります。必ず当日の公園アラートと天気予報を確認してください。
グランド・キャニオン・トラック
ブルー・マウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)のブラックヒース(Blackheath)近くにあるグランド・キャニオン・トラック(Grand Canyon Track)は、シドニーから日帰りできる代表的なブッシュウォーキングです。
6.3km・3~4時間・グレード3
深い砂岩の渓谷へ下り、滝、沢、シダが茂る湿った森を抜けて戻る周回コースです。標識は比較的分かりやすいものの、階段が多く、帰りはしっかり登ります。
真夏でも比較的涼しい
谷底は日陰が多く、ブルー・マウンテンズらしい涼しい渓谷の雰囲気を味わえます。
大雨の前後は歩かない
公式案内では、大雨の前・最中・直後は渓谷に入らないよう強く注意しています。沢の水位が急に上がる可能性があります。
オフライン地図を用意
携帯電話の電波が安定しない場所があるため、ニューサウスウェールズ国立公園アプリなどで事前に地図を保存しておくと安心です。
ロイヤル国立公園・コースト・トラック
シドニー南部のロイヤル国立公園(Royal National Park)を海岸沿いに歩くコースト・トラック(The Coast Track)は、ブンディーナ(Bundeena)からオトフォード(Otford)まで続く本格的な海岸トレイルです。
27km片道・通常2日・グレード4
断崖、海岸、ヒース、森をつないで歩きます。全線を歩くならキャンプ装備が必要ですが、ワタモラなどから一部だけ日帰りで歩くこともできます。
飲料水は基本的に持参
公式案内ではトラック上に飲用水はなく、1人1日あたり少なくとも2リットルを持参するよう案内しています。途中の未処理水を使う場合は浄水・煮沸が必要です。
5~10月はクジラも期待
海沿いの展望地点から、北上・南下するザトウクジラを見られることがあります。
公共交通も利用可能
ブンディーナ側はクロヌラ(Cronulla)からフェリー、オトフォード側は鉄道駅を利用できるため、車を2台用意しなくても計画しやすいコースです。
グランピアンズ・ピナクル・ウォーク
グランピアンズ国立公園(Grampians National Park/Gariwerd)のピナクル・ウォーク(The Pinnacle Walk)は、岩山と広大な景色を楽しめるビクトリア州の定番コースです。
初心者ならサンダイアル駐車場から
サンダイアル駐車場(Sundial Carpark)からは4.2km往復、1時間30分~2時間が目安。子ども連れや自信のない人にはこのルートが推奨されています。
ワンダーランド側はより険しい
ワンダーランド駐車場(Wonderland Carpark)からはグランド・キャニオンやサイレント・ストリートと呼ばれる岩場を通る、より冒険的なルートです。
岩が濡れている日は滑りやすい
急斜面、不安定な崖、凹凸、滑りやすい岩があるため、グリップのよい靴で歩いてください。
メルボルンから約3時間
日帰りも不可能ではありませんが、ホールズ・ギャップ(Halls Gap)に宿泊して朝から歩く方が余裕があります。
グレート・オーシャン・ウォーク
グレート・オーシャン・ウォーク(Great Ocean Walk)は、アポロ・ベイ(Apollo Bay)からトゥエルブ・アポストルズ(Twelve Apostles)まで続くビクトリア州を代表する長距離コースです。
110km超・全線は8日
海岸の断崖、森、砂浜、河口をつなぎながら東から西へ歩きます。全線を一度に歩かず、数時間の日帰り区間だけを選ぶこともできます。
基本は東から西へ
公式案内ではアポロ・ベイ側からトゥエルブ・アポストルズ方向へ歩くよう設計されています。
潮位を必ず確認
砂浜を歩く区間では満潮、大波、潮流の影響を受けます。海岸区間へ入る前に潮汐と代替ルートを確認してください。
2026年7月から一部管理体制が変更
グレート・オーシャン・ロード沿いでは一部の公園・キャンプ場の管理が移行しています。宿泊を伴う場合は、予約先を最新の公式案内で確認してください。
マウント・ングンガン・サミット・ウォーク
クイーンズランド州のグラス・ハウス・マウンテンズ国立公園(Glass House Mountains National Park)にあるマウント・ングンガン・サミット・ウォーク(Mount Ngungun Summit Walk)は、ブリスベンやサンシャイン・コーストから行きやすい日帰りコースです。
2.8km往復・約2時間
森から岩場へ登り、標高253mの山頂から周囲のグラス・ハウス・マウンテンズを360度見渡せます。
距離は短いが崖に注意
山頂付近は切り立った崖の近くを通るため、コースを外れず、子どもは必ず近くで見守ってください。
雨天後は岩が非常に滑りやすい
濡れた岩場は危険です。雨の日や雨上がりは無理をしない方が安全です。
暑い時間帯を避ける
クイーンズランド州公園当局も、暑い時間帯のウォーキングを避けるよう案内しています。
ワンガラ・ルックアウト・ハイク
南オーストラリア州のイクラ=フリンダース・レンジズ国立公園(Ikara-Flinders Ranges National Park)にあるワンガラ・ルックアウト・ハイク(Wangara Lookout Hike)は、ウィルピナ・パウンド(Wilpena Pound)の内部を歩いて展望台へ登る人気コースです。
上部展望台まで7.8km往復・約3時間30分
ビジターセンターからヒルズ・ホームステッドを経由し、最後に急坂を登ってウィルピナ・パウンド内部を見渡します。
下部展望台で折り返すことも可能
下部展望台までなら7.2km往復、約3時間。体力や気温に合わせて短くできます。
秋~春がおすすめ
フリンダース・レンジズの夏は非常に暑くなります。暖かい季節は早朝出発を基本にし、水を十分に持参してください。
アドニャマタンハの文化を尊重
イクラはアドニャマタンハ(Adnyamathanha)の人々にとって重要な文化的景観です。標識や立入制限に従って歩いてください。
ケープ・トゥ・ケープ・トラック
西オーストラリア州南西部、マーガレット・リバー(Margaret River)地域を縦断するケープ・トゥ・ケープ・トラック(Cape to Cape Track)は、ケープ・ナチュラリスト(Cape Naturaliste)からケープ・ルーウィン(Cape Leeuwin)を結ぶ海岸トレイルです。
約130km・通常5~7日
灯台、海岸林、断崖、砂浜をつなぐ本格的な長距離ルートですが、車でアクセスできる地点が多く、短い区間だけの日帰りウォークもできます。
冬はマーガレット川の横断に注意
河口が増水して安全に渡れない時期には、内陸側の橋を使う迂回ルートが必要になります。
野焼きによる迂回もある
計画的な燃焼作業が行われると、トラックが一時閉鎖・迂回になる場合があります。出発前にパーク・アラートを確認してください。
春はワイルドフラワーも魅力
西オーストラリア南西部らしい野生花とインド洋の景色を同時に楽しめる季節です。
ララピンタ・トレイル
ノーザンテリトリーのアリス・スプリングス(Alice Springs)から西へ伸びるララピンタ・トレイル(Larapinta Trail)は、チョリチャ/ウェスト・マクドネル国立公園(Tjoritja / West MacDonnell National Park)を歩くオーストラリア屈指の長距離トレイルです。
230km超・12セクション
アリス・スプリングス・テレグラフ・ステーションからマウント・ソンダー(Mount Sonder)方面まで、12区間に分かれています。
全線を歩かなくても楽しめる
多くの区間に道路アクセスがあり、オーミストン・ゴージなど一部だけを日帰りで歩くこともできます。
宿泊ウォークは料金あり
ララピンタを泊まりながら歩く場合はトレイル料金が必要で、指定キャンプ場では別途キャンプ料金がかかります。
携帯電話を頼りにしない
携帯電話の電波は非常に限られます。長距離区間では衛星電話、PLBなどの緊急通信手段が強く推奨されています。
キングス・キャニオン&ウルル
レッド・センターでは、ワタルカ国立公園(Watarrka National Park)のキングス・キャニオン・リム・ウォーク(Kings Canyon Rim Walk)と、ウルル=カタ・ジュタ国立公園(Uluṟu-Kata Tjuṯa National Park)のウルル・ベース・ウォークが代表的です。
キングス・キャニオンは6km・3~4時間・グレード4
最初に急な階段を登り、その後は峡谷の縁を時計回りに一周します。体力が必要ですが、岩の景観は圧巻です。
36℃以上予報の日は9時までに出発
ワタルカでは、予想最高気温が36℃以上の日はリム・ウォークを午前9時より後に開始できません。暑い季節は早朝出発が必須です。
ウルル・ベース・ウォークは10.6km・約3時間30分
グレード3の周回コースで、暑い日は午前11時までに歩き終えることが推奨されています。アナング(Aṉangu)の文化や聖地に配慮し、撮影禁止区域では写真を撮らないでください。
2026年はアクセス変更に注意
大雨による被害のため、リル・ウォーク(Liṟu Walk)は2026年4月から「追って通知があるまで」閉鎖され、代替アクセスが案内されています。ベース・ウォーク自体の補修も2026年6月に行われたため、訪問前に最新の公園アラートを確認してください。
オーバーランド・トラック
クレイドル・マウンテン=レイク・セント・クレア国立公園(Cradle Mountain-Lake St Clair National Park)を縦断するオーバーランド・トラック(Overland Track)は、タスマニアを代表する本格ブッシュウォーキングです。
通常6日・グレード4
氷河地形、高山草原、古い森を抜ける遠隔地のトレイルで、一般的には6日ほどかけて歩きます。
夏でも悪天候に備える
標高1,000mを超える露出した高原が多く、夏でも雪、強風、冷たい雨が起きることがあります。死亡事故もあり、十分な装備と経験が必要です。
2026/27年は予約制・料金あり
10月1日~5月31日の予約シーズンはオーバーランド・トラック料金が必要で、2026/27年は大人312豪ドル、17歳以下とコンセッションは272豪ドルです。
テントは必携
山小屋は満員になる場合があるため、山小屋を利用する予定でも3~4シーズン対応のテントを持つよう案内されています。
おすすめコース比較
| コース | 距離・時間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| グランド・キャニオン | 6.3km・3~4時間 | 初~中級、シドニー旅行 |
| コースト・トラック | 27km・2日 | 海岸の本格ウォーク |
| ピナクル | 4.2km~ | 絶景を楽しみたい人 |
| グレート・オーシャン・ウォーク | 110km超・8日 | 海岸のロングトレイル |
| マウント・ングンガン | 2.8km・約2時間 | 短時間の山歩き |
| ワンガラ・ルックアウト | 7.8km・約3.5時間 | アウトバック初心者 |
| ケープ・トゥ・ケープ | 約130km・5~7日 | 海岸の長距離歩行 |
| ララピンタ | 230km超 | 経験者・砂漠の長距離歩行 |
| キングス・キャニオン | 6km・3~4時間 | レッド・センター観光 |
| オーバーランド | 通常6日 | 経験者・高山長距離歩行 |
基本装備・持ち物
歩きやすい靴
グレード3以上では、滑りにくいトレッキングシューズや丈夫なスニーカーを選びます。
水
日帰りでも十分な飲料水を持参します。ビクトリア州では1日のハイクに1人3~4リットルを目安としており、内陸の高温地域ではコースごとの公式案内に従ってさらに多く必要になる場合があります。
帽子・日焼け止め・長袖
オーストラリアは紫外線が強いため、曇りでも日焼け対策をしてください。
雨具と防寒着
山やタスマニアでは急に冷えます。軽量の防水ジャケットと重ね着できる服があると安心です。
食料・救急用品・モバイルバッテリー
予定より時間がかかった場合に備え、余分な行動食、救急用品、充電用バッテリーを持ちます。
地図・通信・PLBなどの安全対策
出発前に誰かへ計画を伝える
コース名、出発地点、同行者、帰着予定時刻を家族や友人に伝えてください。帰着後に連絡することも忘れないようにします。
オフライン地図を保存
国立公園では携帯電話の電波がない場所が珍しくありません。公式アプリや地図を事前に端末へ保存し、長距離では紙地図も用意します。
遠隔地ではPLB
PLB(Personal Locator Beacon)は、生命に危険がある緊急時に救助要請の信号を送る装置です。タスマニアの遠隔地やララピンタなどでは携行が強く推奨されています。
緊急時は000
救急、警察、消防が必要な場合は000へ連絡します。ただし、完全な通信圏外では携帯電話だけに頼れません。
暑さ・山火事・天候への備え
夏は早朝に歩く
レッド・センター、フリンダース・レンジズ、クイーンズランドなどでは、真夏の日中を避けて早朝に歩きます。
山火事情報を確認
暖かい季節は火災危険度、トータル・ファイア・バン、国立公園の閉鎖情報を確認してください。高い火災危険が予想される日は予定を変更する方が安全です。
煙が見えたら引き返す
歩行中に進行方向で煙や火災の兆候を見つけたら、近づかず引き返し、安全な場所へ移動します。
タスマニアでは夏でも低体温症
高地では夏でも強風、冷たい雨、雹、雪の可能性があります。気温だけでなく風と降水も確認してください。
渓谷は大雨後を避ける
ブルー・マウンテンズのような狭い谷では、上流の雨でも水位が上がります。大雨の前後は渓谷へ入らないでください。
ヘビ・野生動物への注意
ヘビは近づかなければ通常逃げる
暖かい季節は道の上で日光浴をしていることがあります。距離を取り、追い払おうとせず、通り過ぎるまで待ちます。
足元が見えない場所へ手を入れない
倒木、岩の隙間、長い草むらなどへ不用意に手足を入れないようにします。
野生動物へ餌を与えない
カンガルー、ワラビー、鳥などに食べ物を与えると、人に近づく習慣がつき、動物にも人にも危険です。
ヒルやダニにも注意
湿った森ではヒル、草地ではダニが付くことがあります。長ズボンや靴下で肌の露出を減らすと安心です。
自然と文化を守る歩き方
指定されたトラックを歩く
植生保護だけでなく、崖からの転落や迷子を防ぐためにも、標識のあるルートから外れないようにしてください。
ごみはすべて持ち帰る
果物の皮など「自然に戻るもの」も置いていかず、自分が持ち込んだものは持ち帰ります。
靴の泥を落とす
植物病原菌や雑草の種を別の地域へ運ばないため、国立公園を移動する際は靴や道具の泥を落としておくとよいでしょう。
先住民文化のルールを尊重
ウルルの撮影禁止区域、イクラの文化的に重要な場所などでは、現地の標識と伝統的所有者からのお願いに従ってください。
ドローン・犬・火の使用は公園ごとに確認
国立公園では犬を連れて入れない場所や、ドローン・焚き火が禁止されている場所が多くあります。
オーストラリアのブッシュウォーキングに関するよくある質問(FAQ)
オーストラリアでは、自然の中を歩くこと全般をブッシュウォーキングと呼ぶことが多く、短い散策から数日間の長距離歩行まで含みます。日常会話では「hiking」とほぼ同じ意味で使われることもあります。
初めてならグレード1~2、普段から歩いていて多少の坂や階段に慣れているならグレード3が目安です。グレード4以上は経験者向けと考えてください。
ブルー・マウンテンズのグランド・キャニオン・トラックが代表的です。6.3km、3~4時間、グレード3です。
グランピアンズのピナクル・ウォークが人気です。市内から約3時間かかるため、早朝出発かホールズ・ギャップ宿泊がおすすめです。
地域によります。本土南部は春・秋、レッド・センターは5~9月頃、タスマニアの高地は夏~初秋が比較的歩きやすい時期です。
整備された短いコースなら経験者が単独で歩くこともありますが、遠隔地では複数人が推奨されます。単独の場合は特に行程を家族や友人へ伝え、通信圏外ではPLBを携行してください。
コースと気温で大きく変わります。一般的な1日歩行では1人3~4リットルを目安にする案内がありますが、内陸の高温地域ではさらに多く必要になることがあります。必ず各コースの公式情報を優先してください。
いいえ。国立公園や遠隔地では圏外が多くあります。オフライン地図を用意し、遠隔地・長距離ではPLBや衛星通信機器を検討してください。
ヘビを見る可能性はありますが、距離を取り、触ったり追い払ったりしなければ通常は避けられます。足元を確認し、丈夫な靴を履いてください。
天気予報、気温、火災危険度、国立公園の閉鎖・警報、道路状況、潮位が関係するコースでは潮汐も確認してください。
オーストラリアのブッシュウォーキングに関する参考情報
- ブッシュウォーキングの安全:ニューサウスウェールズ国立公園
- グランド・キャニオン・トラック:ニューサウスウェールズ国立公園
- コースト・トラック:ニューサウスウェールズ国立公園
- ピナクル・ウォーク:パークス・ビクトリア
- グレート・オーシャン・ウォーク:パークス・ビクトリア
- クイーンズランド州のウォーキング安全情報
- イクラ=フリンダース・レンジズ国立公園:南オーストラリア州
- ケープ・トゥ・ケープ・トラック:西オーストラリア州
- ララピンタ・トレイル:ノーザンテリトリー政府
- キングス・キャニオン・リム・ウォーク:ノーザンテリトリー政府
- ウルルのウォーキング:パークス・オーストラリア
- オーバーランド・トラック:タスマニア州公園・野生生物局
まとめ:オーストラリアのブッシュウォーキングは「距離より準備」が大切
オーストラリアには、都市から数時間で歩ける渓谷や山頂コースから、1週間近くかけて大自然を縦断するロングトレイルまで、さまざまなブッシュウォーキングがあります。
初めてならグランド・キャニオン、ピナクル、マウント・ングンガン、ワンガラ・ルックアウトなど、日帰りで標識が分かりやすいコースから始めるのがおすすめです。
一方、グレート・オーシャン・ウォーク、ケープ・トゥ・ケープ、ララピンタ、オーバーランド・トラックは、装備、宿泊、食料、水、交通、通信手段まで含めた計画が必要です。
どのコースでも、出発前に天気、公園アラート、火災危険度を確認し、十分な水、オフライン地図、適切な服装を準備してください。オーストラリアのブッシュウォーキングは、きちんと準備すれば都市観光とはまったく違う景色に出会える旅の楽しみ方です。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

タスマニア島(Tasmania)は、オーストラリアでも果物のおいしさで知られる地域です。夏になると、さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーなどが一斉に旬を迎え、ホバート(Hobart)近郊からローンセストン(Launceston)、北西部まで、ピック・ユア・オウンを楽しめる農園が点在しています。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼びます。入場料を払って自分で収穫する農園、採った分を重量で購入する農園、宿泊やカフェと組み合わせて楽しめる農園など、施設ごとにスタイルはさまざまです。
タスマニアの特徴は、涼しい気候を生かしたベリー類とさくらんぼの種類が非常に豊富なこと。12月~2月は特に果物狩りの選択肢が多く、夏のドライブ旅行と相性のよい体験です。秋に入ると、りんごや梨、遅い時期のブルーベリーなども楽しめます。
2026年8月現在は冬で、多くの果物狩り農園がオフシーズンです。タスマニア州政府の収穫カレンダーでは、いちごは10月~5月、さくらんぼは12月~2月、ブルーベリーやラズベリーは12月~5月、りんごは2月~5月が主な収穫期とされています。
この記事では、日本からタスマニアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめの果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約・料金、ホバートやローンセストンからの行き方、タスマニアへ生の果物を持ち込む際の州内検疫、日本へ持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
タスマニアの果物狩りはどんな感じ?
タスマニアの果物狩りは、観光専用施設というより、実際に果物を生産している農園が収穫期だけ一般客を受け入れるスタイルが中心です。
夏はベリーとさくらんぼが主役
12月から2月は、さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなどが一気に旬を迎えます。旅行者が果物狩りを楽しむなら最も選択肢が多い時期です。
秋はりんご・梨・遅いベリー
タスマニア州政府の収穫カレンダーでは、りんごは2月~5月、梨は2月~3月、ブルーベリーやラズベリーは5月頃まで収穫が続きます。
ホバート周辺にも農園が多い
ソレル、ウェスタウェイ、ヒューオン・バレー(Huon Valley)など、ホバートから1時間以内で行ける農園がいくつもあります。
北部・北西部はベリー類が充実
ローンセストン近郊のヒルウッドやディルストン、北西部のターナーズ・ビーチなどにもピック・ユア・オウン農園があります。
果物別・タスマニアの収穫シーズン
| 果物 | おおよその時期 | 主なエリア |
|---|---|---|
| いちご | 10月~5月 | ソレル、ヒルウッド、北西部 |
| さくらんぼ | 12月~2月 | ソレル、タマール・バレー、ロス |
| ラズベリー | 12月~5月 | ウェスタウェイ、ヒルウッド、北西部 |
| ブルーベリー | 12月~5月 | ヒューオン・バレー、ヒルウッド |
| ブラックベリーなど | 夏~秋 | ウェスタウェイ、ターナーズ・ビーチ |
| 桃・アプリコット | 1月~2月頃 | ソレル周辺 |
| りんご | 2月~5月 | 南部・北部・北西部 |
| 梨 | 2月~3月 | 南部・北部 |
収穫時期は、その年の気温や雨量で前後します。タスマニアは夏でも比較的涼しく、果実の成熟が本土より遅れることがあります。
主な果物狩りエリア
ソレル・タスマン半島入口
ホバートから北東へ約25~30分。ソレル・フルーツ・ファームとアイアン・クリーク・ベイ・エステートがあり、さくらんぼ、いちご、核果類を楽しめます。
ダーウェント・バレー
ウェスタウェイ(Westerway)はマウント・フィールド国立公園へ向かう途中にあり、夏のベリー狩りとラッセル滝観光を組み合わせやすい地域です。
ヒューオン・バレー
グローブ(Grove)周辺はりんごの産地として知られ、ブルーベリー狩りや果樹園直売所も点在しています。
タマール・バレー・北西部
ヒルウッド、ディルストン、マウント・ディレクション(Mount Direction)、ターナーズ・ビーチ(Turners Beach)などに、ベリーやさくらんぼの農園が集まっています。
ソレル・フルーツ・ファーム
ソレル・フルーツ・ファーム(Sorell Fruit Farm)は、ホバート近郊を代表するピック・ユア・オウン農園です。
果物の種類が非常に多い
いちご、さくらんぼ、アプリコット、ブラックベリー、ブルーベリー、ネクタリン、桃、プラム、りんご、ナシ、梨などを季節ごとに収穫できます。
主な営業期間は11月~4月頃
12月と1月は果物が多く、通常は10:00~16:00頃まで営業します。それ以外の月は収穫量に応じて営業日が変わります。
ホバートから約25分
タスマン半島やポート・アーサー方面へ向かう途中にあるため、ドライブ旅行に組み込みやすい農園です。
当日の営業確認が必須
果物の熟し具合で営業日が変わるため、最新の公式SNSを確認してから出発してください。
アイアン・クリーク・ベイ・エステート
アイアン・クリーク・ベイ・エステート(Iron Creek Bay Estate)は、ソレルのアーサー・ハイウェイ沿いにある果樹園、レストラン、宿泊施設の複合施設です。
さくらんぼ・アプリコット・りんご・梨・プラム
公式案内では複数の果樹を栽培し、来園者が自分で収穫できるピック・ユア・オウンを行っています。
ホバート空港から約15分
ホバート中心部から約30分、空港から約15分とアクセスしやすいのが特徴です。
家族向け設備が充実
レストラン、遊具、農場動物、散策路などがあり、小さな子ども連れでも半日過ごしやすい施設です。
収穫カレンダーは事前確認
果物の種類ごとの収穫時期は年によって変わるため、最新の公式案内を確認してください。
ウェスタウェイ・ベリー・ファーム
ウェスタウェイ・ベリー・ファーム(Westerway Berry Farm)は、ホバートから北西へ約1時間、マウント・フィールド国立公園近くにあるベリー農園です。
ラズベリーなど種類が豊富
ラズベリー、ブラックカラント、ブラックベリー、シルバンベリーなど、タスマニアらしいベリー類を楽しめます。
夏が最盛期
温暖な時期になると一般客向けのピック・ユア・オウンを行います。
マウント・フィールド観光と相性抜群
ラッセル滝へ向かう途中にあるため、午前に果物狩り、午後に国立公園散策という組み合わせもできます。
農園直売もあり
自分で摘むだけでなく、パック入りのベリー、ジャム、アイスクリームなども購入できます。
サムシング・フロム・ザ・グラウンド
サムシング・フロム・ザ・グラウンド(Something from the Ground)は、ヒューオン・バレーのグローブにあるオーガニック・ブルーベリー農園です。
ブルーベリー狩りは1月~3月
例年1月から3月にピック・ユア・オウンを行い、土曜を中心に一般開放します。
持続可能な栽培
農薬や化学的な負荷を抑えた生物的農法を取り入れ、オーガニック・ブルーベリーを生産しています。
ウィリー・スミスのすぐ近く
ヒューオン・ハイウェイ沿いで、ウィリー・スミス・アップル・シェッドの隣に近い立地です。ヒューオン・バレーの食べ歩きと組み合わせやすいでしょう。
ヒルウッド・ベリーズ
ヒルウッド・ベリーズ(Hillwood Berries)は、タマール・バレーのヒルウッドにある家族経営のベリー農園です。
ローンセストンから約20分
北部を旅行する人にとって、最も立ち寄りやすいピック・ユア・オウン農園のひとつです。
いちご・ラズベリー・ブラックベリー
季節によって複数のベリーを自分で摘めます。公式サイトではいちごとラズベリー、ブラックベリーのPYO料金も掲載されています。
主なシーズンは10月~5月頃
タスマニア公式観光サイトでは、季節のピック・ユア・オウンをおおむね10月から5月と案内しています。
カフェも人気
ベリーを使ったパンケーキ、スコーン、アイスクリームなどがあり、果物狩りの後に休憩できます。
ザ・ベリー・パッチ
ザ・ベリー・パッチ(The Berry Patch)は、北西部のターナーズ・ビーチにあるベリー農園、カフェ、ファームショップの複合施設です。
夏のピック・ユア・オウン
夏になると、畑を歩きながら自分でベリーを摘んでパネットをいっぱいにすることができます。
主なシーズンは11月~5月
タスマニア観光情報では、季節のベリー狩りを11月から5月頃まで楽しめると案内しています。
カフェ目的でも楽しめる
薪窯ピザや自家製ベリーアイスクリームが人気で、果物狩りができない日でも立ち寄る価値があります。
北西部ロードトリップに便利
デボンポート(Devonport)やウルバーストン(Ulverstone)から近く、クレイドル・マウンテン方面への旅にも組み込みやすい農園です。
イースト・テイマー・チェリーズ
イースト・テイマー・チェリーズ(East Tamar Cherries/Aunita Cherries)は、マウント・ディレクションにあるさくらんぼ農園です。
さくらんぼのピック・ユア・オウン
チェリーシーズンには、自分でさくらんぼを摘むピック・ユア・オウンを行います。
主な時期は12月~1月
開園期間は短く、収穫量によって前後します。
ローンセストンから日帰り圏
イースト・テイマー・ハイウェイ沿いにあり、タマール・バレー観光と組み合わせやすい立地です。
リーズ・オーチャード
リーズ・オーチャード(Lees Orchard)は、ディルストン(Dilston)にある1916年創業の家族経営果樹園です。
ローンセストン中心部から約10分
市内から非常に近く、短時間の果物狩りにも向いています。
さくらんぼ狩りはクリスマス後
公式の季節案内では、さくらんぼは12月中旬から1月末頃まで販売され、ピック・ユア・オウンはクリスマス後に行われます。
2026年は1月末までPYO
2026年シーズンは1月30日がピック・ユア・オウン最終日となり、その後もしばらく店頭販売が続きました。
りんご・梨の直売も
3月~11月頃はりんごや梨の農園直売も行っています。
サマコーツ・チェリーズ
サマコーツ・チェリーズ(Somercotes Cherries)は、ロス(Ross)にある歴史あるさくらんぼ農園です。
タスマニア中央部の立ち寄りスポット
ホバートとローンセストンの中間に近く、ミッドランド・ハイウェイを使うロードトリップで立ち寄りやすい場所です。
さくらんぼは12月~2月
公式サイトでは、早い品種から遅い品種まで12月初旬から2月中旬~後半にかけて収穫されます。
農園直売と季節体験
収穫期には農園ショップが開き、タスマニア産の新鮮なさくらんぼを購入できます。ピック・ユア・オウンの有無や開催日はシーズン前に確認してください。
マウント・ノーモン・ファーム
マウント・ノーモン・ファーム(Mount Gnomon Farm)は、北西部のペンギン(Penguin)近郊にある農場・宿泊施設です。
りんご園を歩ける農場
農園には果樹園があり、季節にはりんごを自分で摘む体験が紹介されています。
ファームステイと相性が良い
宿泊用ドーム、農場動物、サイダー、季節イベントなどがあり、果物狩りだけでなく農場体験そのものを楽しめます。
利用条件は事前確認
一般のピック・ユア・オウン農園とは営業形態が違うため、宿泊者向けかイベント参加者向けかを予約前に確認してください。
おすすめ農園比較
| 農園 | 代表的な果物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ソレル・フルーツ・ファーム | いちご、さくらんぼ、桃、りんご | 種類が多く、ホバートから近い |
| アイアン・クリーク・ベイ | さくらんぼ、アプリコット、りんご | レストラン・宿泊・動物あり |
| ウェスタウェイ・ベリー・ファーム | ラズベリー、ブラックベリー | マウント・フィールド観光と好相性 |
| サムシング・フロム・ザ・グラウンド | ブルーベリー | ヒューオン・バレー、オーガニック |
| ヒルウッド・ベリーズ | いちご、ラズベリー | ローンセストンから約20分 |
| ザ・ベリー・パッチ | ベリー類 | 北西部、カフェが充実 |
| イースト・テイマー・チェリーズ | さくらんぼ | タマール・バレー |
| リーズ・オーチャード | さくらんぼ | ローンセストンから約10分 |
| サマコーツ・チェリーズ | さくらんぼ | ロス、ホバート~ローンセストン間 |
| マウント・ノーモン・ファーム | りんご | 農場・宿泊体験型 |
予約・料金・営業日の注意
予約不要の農園も多い
一般客が予約なしで利用できる農園もありますが、収穫量によって当日早く受付を終えることがあります。
小規模農園は事前連絡がおすすめ
ブルーベリーやさくらんぼの小規模農園では、営業日が週末だけだったり、電話やSNSで開園日を案内したりするケースがあります。
料金は重量制が中心
採った果物を1kg単位やパネット単位で購入する方式が一般的です。入場料が別にかかる農園もあります。
過去の料金より最新情報を優先
果物の収量や人件費で料金は毎年変わるため、訪問年の公式案内を確認してください。
ホバート・ローンセストンからの行き方
基本はレンタカーが便利
農園の多くは郊外にあり、公共交通だけでは行きにくいため、旅行者にはレンタカーが実用的です。
ホバート周辺は30~60分
ソレルは約25~30分、ウェスタウェイは約1時間、グローブは約30分程度が目安です。
ローンセストン周辺は近距離農園が多い
リーズ・オーチャードは市内から約10分、ヒルウッドは約20分なので半日でも訪れやすいでしょう。
北西部はロードトリップ向き
ザ・ベリー・パッチやマウント・ノーモンは、デボンポート、ウルバーストン、ペンギンを巡る旅と組み合わせるのがおすすめです。
服装・子ども連れのポイント
閉じた靴で行く
農園内は土や草地が多いため、スニーカーなど汚れてもよい靴がおすすめです。
夏でも上着があると安心
タスマニアは夏でも朝晩や風の強い日は涼しくなります。薄手の上着を車に入れておくと便利です。
日差し対策は必要
晴天時は紫外線が強いため、帽子、日焼け止め、水を用意してください。
子どもは農機具に注意
一般の観光施設ではなく現役の農場なので、収穫区画から勝手に離れないようにしましょう。
タスマニアへ果物を持ち込む時の検疫
タスマニアは島内の農業と自然環境を守るため、他州からの生の果物・野菜の持ち込みを厳しく制限しています。
本土から生果物を持ち込まない
2026年8月現在、タスマニア州の旅行者向け規則では、生の果物や野菜は原則として持ち込み不可です。
フェリー利用時も同じ
スピリット・オブ・タスマニアで持ち込んだ食べ物は、船内で食べ切るか、到着前に指定の廃棄場所へ捨てる必要があります。
迷ったら申告
到着時に判断が難しいものがある場合は、バイオセキュリティ・タスマニアの係員へ申告し、確認を受けてください。
タスマニアから他州へ出る時も注意
オーストラリア各州で持ち込み規則が違います。果物狩りで採った果物を州外へ運ぶ場合は、到着先州の規則を確認してください。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った生の果物は、基本的にタスマニア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
日本への生果実持ち込みは植物検疫の対象
海外から日本へ持ち込む果物は植物検疫の対象で、種類によっては輸入禁止です。
検査証明書が必要な果物もある
持ち込み可能な植物でも、原則として輸出国政府機関が発行する植物検査証明書が必要です。
りんご・さくらんぼなどは特に注意
日本への生果実の持ち込み条件は原産地と果物の種類で変わります。オーストラリア本土とタスマニアでも条件が異なる場合があるため、植物防疫所の最新データベースで確認してください。
農園のレシートでは代用できない
自分で採った果物や農園直売品であっても、購入レシートだけでは植物検査証明書の代わりになりません。
タスマニアの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
最も選択肢が多いのは12月~2月です。さくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリーなどが旬を迎えます。
ソレル・フルーツ・ファームとアイアン・クリーク・ベイ・エステートが車で約25~30分と便利です。
リーズ・オーチャードが約10分、ヒルウッド・ベリーズが約20分で行けます。
タスマニアではおおむね12月~2月です。農園によって収穫開始日と終了日が違います。
いちごは10月~5月、ラズベリーやブルーベリーは12月~5月頃が主な収穫期です。
冬は多くの農園がオフシーズンです。主な果物狩りシーズンは10月頃から始まり、12月以降に本格化します。
農園によります。予約不要の施設もありますが、小規模農園や収穫量が少ない日は事前確認がおすすめです。
2026年8月現在、生の果物や野菜は原則としてタスマニアへ持ち込めません。到着時のバイオセキュリティ規則に従ってください。
到着先の州によって条件が違います。州境を越える前に、各州のバイオセキュリティ規則を確認してください。
果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能な場合でも植物検査証明書が必要です。旅行者はタスマニア滞在中に食べ切るのが簡単です。
タスマニアの果物狩りに関する参考情報
- ソレルの果物狩り:ディスカバー・タスマニア
- アイアン・クリーク・ベイ・エステート公式サイト
- ウェスタウェイ:ディスカバー・タスマニア
- サムシング・フロム・ザ・グラウンド公式サイト
- ヒルウッド・ベリーズ公式サイト
- ザ・ベリー・パッチ公式サイト
- リーズ・オーチャード:タスマニア季節産品ガイド
- サマコーツ・チェリーズ公式サイト
- タスマニアの収穫時期:タスマニア州政府
- タスマニアへの持ち込み検疫:バイオセキュリティ・タスマニア
- 海外から果物を日本へ持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:タスマニアの果物狩りは12月~2月が特におすすめ
タスマニアでは、夏にさくらんぼ、いちご、ラズベリー、ブルーベリーなどが旬を迎え、ホバート周辺、タマール・バレー、北西部まで多くの農園で果物狩りを楽しめます。
ホバートからならソレルやウェスタウェイ、ローンセストンからならヒルウッドやディルストンが訪れやすく、北西部を周遊するならザ・ベリー・パッチもおすすめです。
2026年8月現在は冬のオフシーズンで、果物狩りが本格化するのは10月以降です。12月~2月は最も選択肢が多くなるため、夏休み旅行との相性も良いでしょう。
タスマニアは本土からの生果物・野菜の持ち込みにも厳しい検疫があります。また、日本へ持ち帰る場合も植物検疫の対象です。採った果物は現地で新鮮なうちに味わうのがおすすめです。
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パース(Perth)近郊では、いちご、さくらんぼ、桃、ネクタリン、プラム、ぶどう、マンゴー、りんごなど、季節ごとにさまざまな果物狩りを楽しめます。特にパース・ヒルズ(Perth Hills)、ワネルー(Wanneroo)、グナンガラ(Gnangara)、スワン・バレー(Swan Valley)、ノワーガップ(Nowergup)は、ピック・ユア・オウン農園が集まる代表的なエリアです。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼ぶのが一般的です。入場料を払って畑や果樹園へ入り、収穫した分を重量や箱単位で購入する農園もあれば、ガイド付きで果樹園を歩きながら収穫する施設もあります。
パースは地中海性気候のため、同じ都市圏でも果物の旬が大きく変わります。春はいちご、夏はさくらんぼや核果類、夏から秋はぶどう、2~4月頃はマンゴー、秋はりんごや梨、冬は柑橘類が中心です。旅行時期から「今採れる果物」を先に選ぶと、農園探しがしやすくなります。
2026年8月現在は冬の終わりで、夏の果物狩りはシーズン外です。一方、ワネルー周辺のいちご農園は次の収穫期へ向けて動き始めています。果物狩りは天候や収穫量で営業日が頻繁に変わるため、当日の公式サイトやSNS確認が欠かせません。
この記事では、日本からパースを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめ果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約・料金、車なしで行けるか、子ども連れの注意点、日本へ果物を持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
パース近郊の果物狩りはどんな感じ?
パース近郊の果物狩りは、実際に作物を生産している農園が収穫期だけ一般客を受け入れるスタイルが中心です。
春はいちご農園が一気に増える
ワネルーやグナンガラ周辺では、春から初夏にかけて複数のいちご農園がピック・ユア・オウンを行います。営業日は収穫量次第で変わるため、SNSで数日前に告知される農園も少なくありません。
夏はパース・ヒルズが楽しい
ウォリストン(Walliston)やピッカリング・ブルック(Pickering Brook)では、さくらんぼ、桃、ネクタリン、プラム、梨などが旬になります。
スワン・バレーではぶどう狩り
ワイン産地として知られるスワン・バレーでは、食用の種なしぶどうを自分で摘める農園があります。ワイナリー巡りとは少し違う楽しみ方です。
マンゴー狩りもパースならでは
パース北部では、一般的なマンゴー産地より涼しい気候を生かしたマンゴー農園があり、2~4月頃に果物狩りを楽しめます。
果物別・パース近郊の収穫シーズン
| 果物 | おおよその時期 | 主なエリア |
|---|---|---|
| いちご | 8月~12月頃 | ワネルー、グナンガラ、ブルズブルック |
| さくらんぼ | 11月~12月 | カーメル、ピッカリング・ブルック |
| 桃・ネクタリン・プラム | 12月~3月 | ウォリストン、パース・ヒルズ |
| ぶどう | 1月~4月頃 | スワン・バレー |
| マンゴー | 2月~4月頃 | ノワーガップ |
| りんご・梨 | 秋 | ピッカリング・ブルック、パース・ヒルズ |
| 柑橘類 | 冬 | パース・ヒルズ、チッタリング周辺 |
実際の開始・終了時期は、その年の気温、雨量、猛暑、収穫量によって変わります。2026年は猛暑の影響でマンゴーの収量が落ちた例もありました。
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主な果物狩りエリア
パース・ヒルズ
市中心部から車で約30~45分。ウォリストン、カーメル、ピッカリング・ブルック周辺に果樹園が集まり、さくらんぼ、核果類、りんご、梨などを楽しめます。
ワネルー・グナンガラ
パース北部の代表的ないちご産地。春になると複数の農園がピック・ユア・オウンを始めます。
スワン・バレー
ヘンリー・ブルック(Henley Brook)やハーン・ヒル周辺で、夏から秋に食用ぶどうの収穫体験ができます。
ノワーガップ
市中心部から北へ約40~50分。パース・マンゴー・ファームのマンゴー狩りで知られています。
S&Rオーチャード
S&Rオーチャード(S&R Orchard)は、ウォリストンにあるパース・ヒルズの人気果樹園です。
果物狩りは12月~3月
夏のフルーツ・ピッキング・フェスティバルでは、桃、ネクタリン、プラム、アプリコットなどを自分で収穫できます。
2026年8月現在は果物狩りシーズン外
果物狩りは12月~3月の季節イベントで、正確な開催日はシーズンごとに発表されます。
家族向けイベントが充実
トラクター乗車、動物とのふれあい、ピクニックエリアなどがあり、小さな子ども連れでも一日楽しみやすい農園です。
予約不要の年もある
現在の公式案内では果物狩りイベントは入口で入場料を支払う方式で、事前予約不要とされています。ただし次シーズンの条件は再確認してください。
パース・マンゴー・ファーム
パース・マンゴー・ファーム(Perth Mango Farm)は、ノワーガップにあるマンゴー農園です。
2026年シーズンは終了
2026年は3月から果物狩りを行い、4月5日にシーズン終了。公式案内では次回は2027年2~3月頃に再開予定です。
ボーエン・ケンジントン系マンゴー
温暖な北部産地とは違うパースの気候で育てたマンゴーを、自分で木から収穫できます。
園内で試食できる
2026年の案内では、果物狩り中にマンゴーを味見でき、収穫用のバケツや高い実を採るための道具も用意されていました。
収穫量で営業日が変わる
シーズン終盤は実が少なくなるため、訪問前に最新投稿を確認する必要があります。
ザ・フルーツ・コーナー
ザ・フルーツ・コーナー(The Fruit Corner)は、ピッカリング・ブルックにある昔ながらの果樹園・直売所です。
りんごの種類が豊富
グラニー・スミス、ピンク・レディー、サンダウナーなどのりんごを中心に、梨、プラム、さくらんぼ、柑橘類、柿などを育てています。
季節によってピック・ユア・オウン
目安として、さくらんぼは11月末~12月、プラムは2~3月、りんごは4~7月頃に果物狩りを行います。
週末中心
果物狩りは土・日曜を中心に行われます。収穫できる品種はその時期によって変わります。
直売品も充実
ジャム、ソース、チャツネなどの加工品もあり、果物狩りができない日でも農園らしい買い物を楽しめます。
コア・サイダー
コア・サイダー(CORE Cider)は、ピッカリング・ブルックにあるりんご園、サイダー醸造所、レストランの複合施設です。
季節限定の収穫ツアー
年間を通じて自由に果物を採る農園ではなく、旬の時期にガイド付きの果物狩りツアーを開催します。
秋はナシ狩り
過去の季節プログラムでは、ゴールデン・ナシを袋に収穫するウォーキング・ツアーが行われています。
イベント開催日を確認
果物狩りは常設ではないため、訪問前に公式サイトの「What’s On」を確認してください。
食事と組み合わせやすい
オーチャード・ビストロやサイダー・ガーデンがあり、果樹園体験の前後にランチを楽しめます。
キエンズ・ストロベリー・ファーム
キエンズ・ストロベリー・ファーム(Kien’s Strawberry Farm)は、グナンガラにある長年人気のいちご農園です。
主な時期は8月~10月頃
例年、冬の終わりから春にかけてピック・ユア・オウンを行います。
開園日は収穫量次第
毎週決まった曜日に必ず営業するのではなく、十分ないちごがある週末だけ一般開放することがあります。
SNS確認が必須
2026年も営業日はシーズン中の作柄に左右されるため、出発前に最新の投稿を確認してください。
砂地なので靴に注意
畑まで柔らかい砂の上を歩くことがあり、ベビーカーより抱っこひもや大型タイヤのワゴンが使いやすい場合があります。
ホアン・レズ・ストロベリーズ
ホアン・レズ・ストロベリーズ(Hoang Le’s Strawberries)は、ワネルーで30年以上続くいちご農園です。
2026年は8月頃から収穫期へ
2026年7月の農園更新では、いちごが開花し、8月頃から赤く熟した実が増える見込みと案内されていました。
PYOはシーズン後半に行うことが多い
2025年は11月末にピック・ユア・オウンを実施し、11月30日が最終日でした。2026年もPYOの実施日は作柄を見て発表されるため、直前確認が必要です。
農園直売もある
ピック・ユア・オウンが始まる前でも、収穫したいちごを農園で販売する時期があります。
カーメル・チェリー・ファーム
カーメル・チェリー・ファーム(Carmel Cherry Farm)は、カーメルにある小規模な家族経営のさくらんぼ農園です。
さくらんぼは11月~12月
一般向けのさくらんぼ狩りは短期間で、例年11月から12月に行われます。
予約必須
私有地の農園で、飛び込み来園ではなく予約・招待制で入場する方式です。受付開始後すぐに枠が埋まることもあります。
季節によって別の果物も
年によって、ライチやビワなどを収穫できる時期もあります。
パース・ヒルズ観光と組み合わせやすい
市中心部から約30~40分で、ピッカリング・ブルックやビックリー・バレー方面のドライブと組み合わせられます。
グレープス・オン・スワン
グレープス・オン・スワン(Grapes on Swan)は、スワン・バレーのヘンリー・ブルックにある家族経営のぶどう園です。
種なしぶどうを自分で収穫
赤・緑の食用種なしぶどうを、房ごと自分で切って持ち帰れます。
2026年シーズンは終了
2026年は3月14日でぶどう狩りが終了し、公式観光サイトでも年内は季節休業と案内されています。通常は1月初旬~4月初旬頃です。
ハサミと袋を持参
ぶどうを切るためのハサミと持ち帰り用の袋・箱を持参するスタイルです。
現金のみの場合あり
公式案内では現金のみとなっているため、次シーズンも支払い方法を事前に確認してください。
パドベリー・ピッキングス
パドベリー・ピッキングス(Padbury Pickings)は、スワン・バレーのハーン・ヒル(Herne Hill)にあるぶどう園です。
赤・白の種なしぶどう
ぶどうの房を自分で選び、ハサミで切って収穫します。
1月頃からシーズン開始
例年1月頃からピック・ユア・オウンを行い、土・日曜を中心に一般開放します。
シンプルで気軽
大規模な観光施設というより、ぶどう狩りそのものを楽しむ農園です。スワン・バレーのワイナリーやカフェ巡りと組み合わせやすいでしょう。
その年の営業終了日に注意
実がなくなれば早くシーズンを終えるため、公式SNSで営業状況を確認してください。
マイ・ストロベリー・ファーム
マイ・ストロベリー・ファーム(My Strawberry Farm)は、グナンガラにあるいちご農園です。
春~初夏のいちご狩り
パースのいちごシーズンに合わせて、ピック・ユア・オウンを行います。
農園直売所もある
いちごだけでなく、季節の果物や野菜などを購入できる直売所があります。
開園日は変動
果物狩りができる日と直売のみの日があるため、訪問当日に最新情報を確認してください。
ワネルー周辺のいちご農園と比較しやすい
グナンガラとワネルーには複数のいちご農園があるので、当日営業している農園を見て選ぶのがおすすめです。
おすすめ農園比較
| 農園 | 代表的な果物 | 特徴 |
|---|---|---|
| S&Rオーチャード | 桃、ネクタリン、プラム | 12~3月の季節イベント |
| パース・マンゴー・ファーム | マンゴー | 2~4月、パースならではの体験 |
| ザ・フルーツ・コーナー | りんご、プラム、さくらんぼ | 年間で果物が入れ替わる |
| コア・サイダー | ナシなど | 季節限定のガイド付き収穫体験 |
| キエンズ | いちご | 8~10月頃、週末中心 |
| ホアン・レズ | いちご | ワネルーの老舗農園 |
| カーメル・チェリー・ファーム | さくらんぼ | 11~12月、予約必須 |
| グレープス・オン・スワン | ぶどう | スワン・バレー、1~3月頃 |
| パドベリー・ピッキングス | ぶどう | シンプルなPYOぶどう園 |
| マイ・ストロベリー・ファーム | いちご | グナンガラ、農園直売あり |
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予約・料金・営業日の注意
予約不要でも事前確認は必要
S&Rオーチャードのように予約不要のイベントもありますが、果物が採り尽くされると早く終了することがあります。
カーメルは予約必須
カーメル・チェリー・ファームのように、予約がないと入場できない農園もあります。
現金のみの農園もある
ワネルーのいちご農園やスワン・バレーの小規模農園では現金のみの場合があります。
過去の料金を信用しすぎない
収量、天候、人件費で料金は毎年変わります。最新の公式投稿で確認してください。
パースからの行き方・車は必要?
基本はレンタカーが便利
農園の多くは鉄道駅から離れているため、旅行者にはレンタカーが最も実用的です。
パース・ヒルズは約30~45分
ウォリストン、カーメル、ピッカリング・ブルックは市中心部から日帰りしやすい距離です。
ワネルー・グナンガラも約30~40分
いちご狩りだけを目的にするなら半日でも訪れやすいエリアです。
スワン・バレーは観光と組み合わせやすい
ぶどう狩りの前後にワイナリー、チョコレート店、カフェなどを回ると一日楽しめます。
服装・子ども連れのポイント
閉じた靴で行く
農園内は砂地、土、石、草地などがあり、サンダルよりスニーカーがおすすめです。
日差し対策を忘れない
春から夏は帽子、日焼け止め、水を持参してください。
果物の汁で服が汚れる
いちご、マンゴー、ぶどうは果汁が付きやすいので、汚れてもよい服装が安心です。
子どもは常に見守る
農機具や車両が動く現役農園なので、指定された収穫エリアから出ないようにしてください。
農園で守りたいルール
食べ放題かどうかを確認
園内で試食できる農園もありますが、すべての農園で食べ放題というわけではありません。
熟していない果物を採らない
採ったあとに捨てる行為は農園の損失になります。スタッフから見分け方を教えてもらってから収穫しましょう。
持参物の指定を確認
ぶどう園ではハサミ、いちご農園では現金、マンゴー農園では持ち帰り用バッグなど、農園ごとに必要なものが違います。
営業時間より収穫量を優先
表示された閉園時刻より前でも、熟した果物がなくなれば受付終了になることがあります。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った生の果物は、基本的にオーストラリア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
日本への果物持ち込みは植物検疫の対象
海外から日本へ持ち込む果物や野菜は植物検疫の対象で、種類によっては輸入禁止です。
持ち込み可能でも植物検査証明書が原則必要
輸入禁止でない果物でも、原則としてオーストラリア政府機関が発行する植物検査証明書が必要です。
税関より先に植物検疫
証明書付きの植物を日本へ持ち込む場合は、空港の植物検疫カウンターで検査を受けてから税関へ進みます。
農園のレシートでは代用できない
自分で採った果物や農園で購入した果物でも、レシートだけでは植物検査証明書の代わりになりません。
パースの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
初めてならパース・ヒルズかワネルー周辺が選びやすいでしょう。夏の核果類ならS&Rオーチャード、春のいちごならワネルー・グナンガラが代表的です。
おおむね8月から12月頃です。農園ごとにPYO開始日は違い、作柄によって毎年変わります。
パース・マンゴー・ファームでは通常2~4月頃です。2026年シーズンは4月5日に終了し、次回は2027年2~3月頃の予定です。
カーメル周辺では例年11月~12月です。収穫期間が短く、予約が必要な農園もあります。
スワン・バレーのグレープス・オン・スワンやパドベリー・ピッキングスで、夏から秋に食用ぶどうを自分で収穫できます。
夏果実の農園はシーズン外ですが、いちご農園は冬の終わりから春にかけて収穫期へ入ります。営業開始日は農園ごとに確認してください。
農園によります。S&Rオーチャードの果物狩りイベントは現在予約不要ですが、カーメル・チェリー・ファームは予約必須です。
農園の多くは郊外にあるためレンタカーが便利です。公共交通だけで行ける農園もありますが、最後に徒歩や配車サービスが必要になることがあります。
農園によって違います。S&Rオーチャードやパース・マンゴー・ファームのように園内で味見できる場合もありますが、すべての農園が食べ放題ではありません。
果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能なものでも原則として植物検査証明書が必要です。現地で食べ切るのが簡単です。
パースの果物狩りに関する参考情報
- パースの果物狩り:Destination Perth
- パースのいちご狩り:Destination Perth
- S&Rオーチャード公式サイト
- コア・サイダー公式サイト
- グレープス・オン・スワン:スワン・バレー公式サイト
- パース周辺の果物狩り:RAC WA
- 日本へ果物を持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:パースは季節を変えれば一年を通して果物狩りを楽しめる
パース近郊では、春のいちご、夏のさくらんぼや桃・ネクタリン、夏から秋のぶどう、晩夏から秋のマンゴー、秋のりんご・梨、冬の柑橘類と、季節ごとに違う果物を楽しめます。
初めてならパース・ヒルズかワネルー周辺が分かりやすく、スワン・バレーではぶどう狩りとワイナリー観光を一日にまとめることもできます。
2026年8月現在は夏果実のオフシーズンですが、いちごは次の収穫期に入り始める時期です。農園の営業は実の量で変わるため、必ず当日に最新情報を確認してください。
また、生の果物を日本へ持ち帰る場合は植物検疫の対象です。果物狩りで採ったものは現地で新鮮なうちに味わい、お土産にはジャムや加工品を選ぶのもおすすめです。
パースの旅行手配
トラベルドンキーでは、パースのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
パースを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
パース旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いパース旅行になりますよ。

アデレード(Adelaide)から車で30分~1時間ほど走ると、いちご、さくらんぼ、いちじく、りんごなどを自分で収穫できる農園が数多くあります。特にアデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)は果物狩りの中心地で、ハーンドルフ、レンズウッド、バードウッド、バルハンナ、ホートンなどに季節限定のピック・ユア・オウン農園が点在しています。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼ぶのが一般的です。入場料を払い、採った果物を重量で精算する農園もあれば、入場料に園内で食べる分を含むところ、最初から持ち帰り用の容器がセットになっているところもあります。
アデレード近郊では、春から秋にかけて果物狩りの種類が増えていきます。10月頃からいちご、11月後半から1月にさくらんぼ、2月から4月にいちじく、2月末から5月にりんごと続くため、旅行時期に合わせて果物を選びやすいのが魅力です。
2026年8月現在は冬季で、果物狩りを休止している農園が多くあります。ハーベスト・ザ・フルリオは10月初旬、ビーレンバーグは11月、バードウッドは12月、レンズウッドは2027年2月から再開予定です。果物狩りは天候や収穫量で営業日が変わるため、出発当日に公式サイトやSNSで営業状況を確認してください。
この記事では、日本からアデレードを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめ果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約・料金、車なしで行けるか、子ども連れのポイント、日本へ果物を持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
- アデレード近郊の果物狩りはどんな感じ?
- 果物別・アデレード近郊の収穫シーズン
- 主な果物狩りエリア
- ビーレンバーグ・ファーム
- ハーベスト・ザ・フルリオ
- バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ
- ハーベン・ベール・ピック・ユア・オウン・チェリーズ
- チェリーズ・アット・バーダン
- ジャウマ・ファーム
- ATトンプソン・チェリーズ
- グレン・エウィン・エステート
- レンズウッド・ピック・ユア・オウン
- プラマーズ・ピック・ユア・オウン
- おすすめ農園比較
- 予約・料金・営業日の注意
- アデレードからの行き方・車は必要?
- 服装・子ども連れのポイント
- 農園で守りたいルール
- 採った果物を日本へ持ち帰れる?
- アデレードの果物狩りに関するFAQ
アデレード近郊の果物狩りはどんな感じ?
アデレード近郊の果物狩りは、観光農園だけでなく、実際に果物を生産している家族経営の農園が収穫期だけ一般客を受け入れるスタイルが中心です。
アデレード・ヒルズに農園が集中
アデレード中心部から30~45分ほどの丘陵地に、いちご、さくらんぼ、いちじく、りんごの農園が集まっています。ハーンドルフ(Hahndorf)観光やワイナリー巡りと組み合わせやすいのも特徴です。
さくらんぼ狩りは短期集中
さくらんぼの旬はおおむね11月中旬~1月中旬。農園ごとに熟す時期が違うため、毎週のように営業農園が入れ替わります。
秋はりんご・いちじく
2月以降はレンズウッド周辺のりんご、ホートンのいちじくが主役になります。紅葉シーズンと重なるため、秋のアデレード・ヒルズ観光にも向いています。
冬は果物狩りのオフシーズン
6~9月頃は一般向け果物狩りがかなり少なくなります。冬に訪れる場合は、農園直売所やカフェを目的にする方が現実的です。
果物別・アデレード近郊の収穫シーズン
| 果物 | おおよその時期 | 主なエリア |
|---|---|---|
| いちご | 10月~5月頃 | ハーンドルフ、マウント・コンパス |
| さくらんぼ | 11月中旬~1月中旬 | レンズウッド、バードウッド、バルハンナ、バーダン |
| いちじく | 2月~4月初旬 | ホートン |
| りんご | 2月末~5月 | レンズウッド、フォレスト・レンジ |
同じ果物でも、その年の気温や雨量によって開始・終了時期が変わります。特にさくらんぼは収穫期間が短いため、旅行日が決まっている場合は直前の営業情報を必ず確認してください。
主な果物狩りエリア
ハーンドルフ
アデレード中心部から車で約30分。ビーレンバーグのいちご狩りと、歴史あるドイツ系の町並み散策を一日にまとめやすいエリアです。
レンズウッド
りんごとさくらんぼの産地で、レンズウッド・ピック・ユア・オウン、ジャウマ・ファーム、ATトンプソンなどが集まっています。
バードウッド・バルハンナ・バーダン
夏のさくらんぼ狩りで人気の地域です。農園によって予約制・予約不要、園内で食べられるかどうかなどルールが異なります。
ホートン・フルリオ半島
ホートン(Houghton)ではいちじく、フルリオ半島(Fleurieu Peninsula)のマウント・コンパスではいちご狩りを楽しめます。
ビーレンバーグ・ファーム
ビーレンバーグ・ファーム(Beerenberg Farm)は、ハーンドルフにあるアデレード近郊を代表するいちご狩り農園です。
いちご狩りは11月~4月
1975年から毎年ピック・ユア・オウンを続けており、通常11月から4月までがシーズンです。
2026年8月現在は畑休園中
公式サイトではいちご畑は次のシーズンまで休園中と案内されています。ファームショップとカフェは引き続き営業しています。
当日の畑の状況確認が重要
シーズン中でも、熟したいちごが採り尽くされた日や猛暑時には一時休園することがあります。
ハーンドルフ観光と組み合わせやすい
町の中心部から近いため、果物狩りの前後にレストラン、カフェ、土産店を回りやすいのが魅力です。
ハーベスト・ザ・フルリオ
ハーベスト・ザ・フルリオ(Harvest the Fleurieu)は、マウント・コンパス(Mount Compass)にあるいちご農園、マーケット、カフェの複合施設です。
いちご狩りは10月~5月
公式案内では、毎年10月から5月頃までがピック・ユア・オウンのシーズンです。
2026/27シーズンは10月初旬開始予定
2026年8月現在はいちご畑が休園中で、10月初旬から次のシーズンを始める予定と案内されています。
事前予約がおすすめ
通常は1時間程度のセッションで、クリスマス、祝日、学校休暇中は予約を推奨しています。
アデレードから約50分
フルリオ半島観光やマクラーレン・ベール方面へのドライブと組み合わせるのもおすすめです。
バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ
バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ(@Birdwood Pick Your Own Cherries)は、バードウッド(Birdwood)にある家族向けのさくらんぼ農園です。
2026年12月に再開予定
2026年8月現在は休園中で、公式サイトでは12月から2026年のさくらんぼシーズンを開始すると案内しています。
平坦でネットに覆われた果樹園
子どもでも収穫しやすい平坦な地形で、常設ネットの下でさくらんぼを摘めるのが特徴です。
予約不要
一般客は予約なしで利用でき、大型グループやバスも受け入れています。
家族向け設備が充実
ピクニック席、屋外ゲーム、ビンテージトラクター、アイスクリームなどがあり、子ども連れで一日過ごしやすい農園です。
ハーベン・ベール・ピック・ユア・オウン・チェリーズ
ハーベン・ベール・ピック・ユア・オウン・チェリーズ(Harben Vale Pick Your Own Cherries)は、バルハンナ(Balhannah)にあるさくらんぼ農園です。
12月~1月が中心
通常は12月から1月にかけて、平日・週末とも営業日を設けています。
アデレード中心部から約25分
南東フリーウェイを利用すれば市内から比較的近く、ハーンドルフや周辺ワイナリーと組み合わせやすい立地です。
入場料+重量制
入場料を払い、採ったさくらんぼを重量で精算する一般的な方式です。
営業日は必ず直前確認
さくらんぼの量によって営業日が変わるため、公式SNSやフレッシュ・フルーツ・アプリで確認してください。
チェリーズ・アット・バーダン
チェリーズ・アット・バーダン(Cherries at Verdun)は、バルハンナの歴史ある家族経営さくらんぼ農園です。
通常は12月~1月初旬
公式サイトでは、さくらんぼが熟す12月から1月初旬頃にピック・ユア・オウンを行うと案内しています。
アデレードから約20分
市内から非常に近く、ハーンドルフまでも車で約5分なので旅行者にも使いやすい農園です。
夏は暑さ対策を
ネットによる日陰はありますが、12月は気温が高くなります。水、帽子、日焼け止めを用意してください。
開園日は短い
毎年数週間程度しか営業しないため、公式サイトで「Open」表示を確認してから向かうのが確実です。
ジャウマ・ファーム
ジャウマ・ファーム(Jauma Farm)は、レンズウッドにある認定オーガニックの果樹園・ブドウ畑です。
オーガニックさくらんぼ狩り
40エーカー以上の農園で、さくらんぼ、梨、りんご、野菜、ブドウを育てています。
2026年シーズンは終了
2026年8月現在、公式サイトではさくらんぼシーズン終了と案内されています。通常は12月末~1月初旬に果物狩りを行います。
園内でさくらんぼを味わえる
シーズン中は果樹園を歩きながらさくらんぼを味わい、持ち帰り分を収穫できます。
ワインも楽しめる
セルラードアを併設し、自然派ワインやサイダーも扱っています。
ATトンプソン・チェリーズ
ATトンプソン・チェリーズ(AT Thompson Cherries)は、レンズウッドのハリス・ロードにある家族経営のさくらんぼ農園です。
例年11月後半から
さくらんぼが熟す11月後半から夏にかけてピック・ユア・オウンを行います。
自然な栽培方法を重視
土壌の健康を大切にし、持続可能な栽培方法を取り入れている農園です。
家族連れで利用しやすい
駐車場、トイレなどの設備があり、家族向けの果物狩りスポットとして南オーストラリア州公式観光サイトでも紹介されています。
グレン・エウィン・エステート
グレン・エウィン・エステート(Glen Ewin Estate)は、ホートンにある歴史ある農園・イベント施設で、ウィラブランドのいちじく農園として知られています。
いちじく狩りは2月~4月初旬
毎年、夏の終わりから秋にかけて約1万2,000本の果樹園でいちじく狩りを行います。
5種類のいちじく
熟す時期が異なる複数品種を栽培しているため、シーズン中でも時期によって味や色が変わります。
バーやピクニックも楽しめる
敷地内ではワインやジン、軽食、季節のピクニックなども楽しめます。
市内から約30分
アデレード中心部から近く、果物狩りとランチを一日にまとめやすい施設です。
レンズウッド・ピック・ユア・オウン
レンズウッド・ピック・ユア・オウン(@Lenswood Pick Your Own)は、23エーカーのりんご園で、アデレード・ヒルズの秋の定番です。
2026年シーズンは終了
2026年8月現在は一般客向けりんご狩りを終了しており、公式サイトでは2027年2月に再開予定と案内しています。
りんご狩りは2月末~5月
ガラ、フジ、グラニー・スミス、ピンク・レディーなど、時期によって異なる品種を収穫できます。
予約不要
一般の果物狩りは予約不要です。入場後は園内でりんごを味わうことができ、持ち帰り分は重量で精算します。
子ども向け設備が多い
ビンテージトラクター、砂場、屋外ゲーム、学習コースなどがあり、家族連れに人気です。
プラマーズ・ピック・ユア・オウン
プラマーズ・ピック・ユア・オウン(Plummers Pick Your Own)は、フォレスト・レンジ(Forest Range)にある5代続くりんご農園です。
秋のりんご狩り
例年3月頃から5月初旬にかけて、週末や祝日を中心にりんご狩りを行います。
品種が豊富
ガラ、ピンク・レディー、フジ、グラニー・スミス、ジャズなど、時期によって複数品種を収穫できます。
農場らしい雰囲気
果物狩りのほか、動物とのふれあい、屋外ゲーム、地元産品の販売などを楽しめます。
2026年シーズンは終了
2026年8月時点では秋の収穫期を終えています。次の開園情報はシーズン前に公式SNSなどで確認してください。
おすすめ農園比較
| 農園 | 代表的な果物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビーレンバーグ・ファーム | いちご | ハーンドルフ観光と組み合わせやすい |
| ハーベスト・ザ・フルリオ | いちご | カフェ・マーケット併設 |
| バードウッド | さくらんぼ | 平坦・ネット付き・予約不要 |
| ハーベン・ベール | さくらんぼ | 市内から近くピクニック向き |
| チェリーズ・アット・バーダン | さくらんぼ | 歴史ある農園、ハーンドルフ近郊 |
| ジャウマ・ファーム | さくらんぼ | オーガニック、自然派ワイン |
| ATトンプソン・チェリーズ | さくらんぼ | 家族経営、自然な栽培方法 |
| グレン・エウィン・エステート | いちじく | 2~4月、バー・ピクニックあり |
| レンズウッド | りんご | 家族向け設備が充実 |
| プラマーズ | りんご | 昔ながらの秋の果樹園 |
予約・料金・営業日の注意
予約不要の農園も多い
バードウッドやレンズウッドのように一般客は予約不要の農園があります。一方、ハーベスト・ザ・フルリオなどは混雑期に事前予約がおすすめです。
入場料+重量制が一般的
多くの農園では入場料を支払い、持ち帰る果物を1kg単位で精算します。入場料に園内で食べる分が含まれる場合もあります。
料金は毎年変わる
収穫量、品種、人件費などで価格が変わるため、過去の記事ではなく最新の公式案内を確認してください。
営業日は当日変わることがある
猛暑、雨、熟度、採り尽くしなどで急きょ休園する場合があります。
アデレードからの行き方・車は必要?
基本はレンタカーが便利
果物狩り農園の多くは町の中心から離れた農業地域にあり、車が最も実用的です。
アデレード・ヒルズは30~45分
ハーンドルフ、バルハンナ、バーダン、レンズウッドなどは、市内から日帰りしやすい距離です。
マウント・コンパスは約50分
ハーベスト・ザ・フルリオへ行く場合は、マクラーレン・ベールやビクター・ハーバー方面の観光と組み合わせると効率的です。
公共交通だけでは難しい農園が多い
路線バスで近くまで行ける地域もありますが、農園入口まで距離があるため旅行者にはレンタカーがおすすめです。
服装・子ども連れのポイント
閉じた靴で行く
果樹園内は土、芝、石、傾斜があります。スニーカーなど汚れてもよい靴を選んでください。
夏は暑さ対策が必須
さくらんぼ狩りは12月の暑い時期と重なります。帽子、日焼け止め、水を用意してください。
子どもから目を離さない
トラクターや農機具が動く実際の農園です。指定された収穫区画以外へ入らないようにしましょう。
子ども向け設備がある農園も
バードウッドやレンズウッドは屋外ゲームやトラクターなどがあり、小さな子ども連れでも過ごしやすい施設です。
農園で守りたいルール
園内で食べてよいか確認
食べ放題や試食を認める農園もありますが、採った分をすべて計量する農園もあります。
採った果物は責任を持って購入
熟していない果物を採って捨てたり、枝を傷つけたりしないようにしてください。
私有地へ勝手に入らない
アデレード・ヒルズには果樹園が多くありますが、すべてが一般公開されているわけではありません。案内看板のない農園へ立ち入らないでください。
Fresh Fruit Appも便利
さくらんぼシーズンはフレッシュ・フルーツ・アプリやチェリーズSAのチェリーマップで、その日に営業している農園を確認できます。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った生の果物は、基本的にオーストラリア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
日本への果物持ち込みは植物検疫の対象
海外から日本へ持ち込む果物や野菜は植物検疫の対象で、種類によっては輸入禁止です。
持ち込み可能でも植物検査証明書が原則必要
輸入禁止でない果物でも、原則としてオーストラリア政府機関が発行する植物検査証明書が必要です。
日本到着時は植物検疫へ
証明書付きの植物を持ち込む場合は、日本到着時に植物検疫カウンターで検査を受けてから税関へ進みます。
農園のレシートでは代用できない
自分で収穫した果物や農園直売品であっても、購入レシートだけでは日本の植物検疫条件を満たしません。
アデレードの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
初めてならアデレード・ヒルズが選びやすいでしょう。いちごならビーレンバーグ、夏のさくらんぼならバードウッドやバーダン、秋のりんごならレンズウッドがおすすめです。
おおむね11月中旬から1月中旬です。農園ごとに収穫時期が少しずつ違います。
ビーレンバーグは通常11月~4月、ハーベスト・ザ・フルリオは10月~5月頃です。
例年2月末から5月頃です。レンズウッドやフォレスト・レンジが代表的なエリアです。
ホートンのグレン・エウィン・エステートで、通常2月から4月初旬にいちじく狩りを楽しめます。
農園によります。バードウッドやレンズウッドは一般客は予約不要ですが、混雑期に予約推奨の農園もあります。
農園の多くは公共交通だけでは不便です。複数の農園や周辺観光を回るならレンタカーが便利です。
冬は一般向け果物狩りのオフシーズンです。次の主な開始は、いちごが10月~11月、さくらんぼが11月後半~12月頃です。
農園によって違います。園内で味見できる農園もありますが、採った果物をすべて重量で購入するところもあります。
果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能なものでも原則として植物検査証明書が必要です。現地で食べ切るのが簡単です。
アデレードの果物狩りに関する参考情報
- アデレード・ヒルズ果物狩り情報
- ビーレンバーグ・ファーム公式サイト
- ハーベスト・ザ・フルリオ公式サイト
- バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ公式サイト
- ハーベン・ベール:アデレード・ヒルズ公式観光サイト
- チェリーズ・アット・バーダン公式サイト
- ジャウマ・ファーム公式サイト
- ATトンプソン・チェリーズ:南オーストラリア州公式観光サイト
- グレン・エウィン・エステート公式サイト
- レンズウッド・ピック・ユア・オウン公式サイト
- 海外から果物を日本へ持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:アデレードの果物狩りは10月~5月が特に充実
アデレード近郊では、春から秋にかけていちご、さくらんぼ、いちじく、りんごと、季節ごとに違う果物狩りを楽しめます。
初めてならアデレード・ヒルズが選びやすく、ハーンドルフのいちご、レンズウッド周辺のさくらんぼとりんご、ホートンのいちじくが代表的です。少し足を延ばせば、フルリオ半島のいちご狩りもあります。
2026年8月現在は冬のオフシーズンですが、10月からいちご、11月後半からさくらんぼの次シーズンが始まります。果物の熟し具合で営業状況が変わるため、訪問当日の確認を忘れないようにしてください。
また、生の果物を日本へ持ち帰る場合は植物検疫の対象です。果物狩りで採ったものは現地で新鮮なうちに味わい、お土産にはジャムやジュースなどの加工品を選ぶのもおすすめです。
アデレードの旅行手配
トラベルドンキーでは、アデレードのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
アデレードを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
アデレード旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いアデレード旅行になりますよ。

メルボルン(Melbourne)から車で1~2時間ほど走ると、さくらんぼ、いちご、ブルーベリー、桃、ネクタリン、りんごなどを自分で収穫できる農園が数多くあります。特にヤラ・バレー(Yarra Valley)、ダンデノン丘陵(Dandenong Ranges)、モーニントン半島(Mornington Peninsula)、バッカス・マーシュ(Bacchus Marsh)は、果物狩りの定番エリアです。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)や「U-Pick」と呼びます。入場料を払い、採った果物を重量で精算する農園もあれば、入場料に園内で食べる分が含まれる農園、ガイド付きの果樹園ツアーとして楽しむ農園もあります。
メルボルン近郊で特に人気なのは、11月から1月のさくらんぼ狩り。春から秋にかけてはいちごやベリー類、夏から秋は桃・ネクタリン・りんごと、時期によって主役が変わります。「どの農園へ行くか」より先に「その時期に何が採れるか」を確認するのが失敗しにくい選び方です。
2026年8月現在は冬季で、果物狩りを休止している農園が多くあります。チェリーヒルは11月からさくらんぼ狩り、ペインズ・オーチャーズは11月、ザ・オーチャード・アット・モンタギューは12月から再開予定と案内しています。果物狩りは天候と収穫量で営業日が変わるため、訪問当日の公式情報確認が欠かせません。
この記事では、日本からメルボルンを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、おすすめ果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約・料金、車なしで行けるか、子ども連れのポイント、日本へ果物を持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
- メルボルン近郊の果物狩りはどんな感じ?
- 果物別・メルボルン近郊の収穫シーズン
- 主な果物狩りエリア
- チェリーヒル・オーチャーズ
- レイナーズ・オーチャード
- ブルー・ヒルズ・ベリーズ・アンド・チェリーズ
- ビッグ・フェラ・チェリーズ
- ロッキー・クリーク・ストロベリー・ファーム
- ライプ・ン・レディ・チェリー・ファーム
- ペインズ・オーチャーズ
- ナチュリペ・フルーツ
- ザ・オーチャード・アット・モンタギュー
- タッカーベリー・ヒル・ベリー・ファーム
- おすすめ農園比較
- 予約・料金・営業日の注意
- メルボルンからの行き方・車は必要?
- 服装・子ども連れのポイント
- 農園で守りたいルール
- 採った果物を日本へ持ち帰れる?
- メルボルンの果物狩りに関するFAQ
メルボルン近郊の果物狩りはどんな感じ?
メルボルン近郊では、実際に果物を生産する農園が収穫期に一般客を受け入れるスタイルが中心です。
さくらんぼ狩りが特に人気
11月から1月初旬は、ヤラ・バレーやモーニントン半島でさくらんぼ狩りが本格化します。園内で食べ放題にできる農園もあります。
いちご・ベリーも選択肢が多い
モーニントン半島ではいちご、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、ベラリン半島(Bellarine Peninsula)ではいちごとブルーベリーを楽しめます。
バッカス・マーシュは果物の種類が豊富
いちご、さくらんぼ、桃、ネクタリン、りんご、柿など季節を追って収穫できるため、果物狩り目的の日帰り旅行先として使いやすい地域です。
年間を通して楽しめる農園もある
レイナーズ・オーチャードのように、450種類以上の果樹を育て、ガイド付きトラクターツアーで季節の果物を味わえる農園もあります。
果物別・メルボルン近郊の収穫シーズン
| 果物 | おおよその時期 | 主なエリア |
|---|---|---|
| さくらんぼ | 11月~1月初旬 | ヤラ・バレー、シルバン、モーニントン半島 |
| いちご | 10月~5月頃 | バッカス・マーシュ、モーニントン半島、ベラリン半島 |
| ブルーベリー | 12月中旬~2月頃 | モーニントン半島、ベラリン半島 |
| ラズベリー・ブラックベリー | 夏 | モーニントン半島など |
| 桃・ネクタリン | 12月~2月 | バッカス・マーシュ、ナレ・ウォーレン・ノース |
| りんご | 2月~5月・6月頃 | バッカス・マーシュ、ナレ・ウォーレン・ノース |
| 柿 | 4月~6月頃 | バッカス・マーシュ |
実際の開始・終了時期はその年の気温や雨量で変わります。特にさくらんぼは短期間で一気に熟すため、旅行日程が決まっている場合は早めに予約情報を確認してください。
メルボルンのオプショナルツアーをお得に予約!
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ツアーだけでなく、熱気球等のアクティビティ、スカイデッキの入場チケット、メルボルン発アデレードへ移動するツアーなどもお取り扱いしています!
主な果物狩りエリア
ヤラ・バレー・ダンデノン丘陵
メルボルン中心部から車で約1時間。チェリーヒル、レイナーズ、ブルー・ヒルズ、ビッグ・フェラなど人気農園が集まっています。
モーニントン半島
メイン・リッジ(Main Ridge)やレッド・ヒル(Red Hill)周辺で、いちご、ベリー、さくらんぼを楽しめます。ワイナリーや海辺観光と組み合わせやすいのも魅力です。
バッカス・マーシュ
メルボルンから西へ約45~60分。ペインズ・オーチャーズとナチュリペ・フルーツが代表的で、秋のりんご狩りにも向いています。
ナレ・ウォーレン・ノース
市中心部から約35km。ザ・オーチャード・アット・モンタギューでは、ガイド付きで果樹園を歩きながら季節の果物を収穫できます。
チェリーヒル・オーチャーズ
チェリーヒル・オーチャーズ(CherryHill Orchards)は、メルボルン近郊で最も知名度の高いさくらんぼ狩り農園のひとつです。
2026/27シーズンは11月から
コールドストリーム(Coldstream)農園は2026年11月から、ワンディン・イースト(Wandin East)農園は11月末からさくらんぼ狩り開始予定です。
園内ではさくらんぼ食べ放題
一般向けのピック・ユア・オウンでは、収穫時間中に園内のさくらんぼを味わえるスタイルが特徴です。持ち帰り分は別に用意するプランがあります。
メルボルンCBDから約1時間
両農園とも車で約1時間。特に週末は人気が高く、チケットが売り切れることがあります。
9月は花見も楽しめる
ワンディン・イーストでは2026年9月18日~10月4日にブロッサム・フェスティバルが予定されています。
レイナーズ・オーチャード
レイナーズ・オーチャード(Rayner’s Orchard)は、ウーリ・ヤロック(Woori Yallock)の果樹園で、一年を通して訪れやすいのが大きな特徴です。
450種類以上の果樹
桃、ネクタリン、プラム、柑橘類、アボカドなど、多数の品種を育てています。
トラクターで回るガイド付き体験
通常の自由収穫型ではなく、トラクターツアーで園内を回り、旬の果物を味見しながら収穫します。
年中無休に近い営業
クリスマスを除き週7日営業。3~11月は9:00~16:00、12~2月は9:00~17:00と案内されています。
冬にも候補になる
夏限定の農園が多い中、冬のメルボルン旅行でも果樹園体験をしやすい貴重な施設です。
ブルー・ヒルズ・ベリーズ・アンド・チェリーズ
ブルー・ヒルズ・ベリーズ・アンド・チェリーズ(Blue Hills Berries and Cherries)は、シルバン(Silvan)にある家族経営の農園です。
さくらんぼ狩りが中心
例年11月中旬から1月初旬頃までU-Pickを行い、地元客だけでなく海外旅行者にも人気があります。
メルボルンから約1時間
ダンデノン丘陵観光やパッフィン・ビリー鉄道と組み合わせやすい立地です。
農園直売もあり
収穫期には、さくらんぼやベリー類のほか、地元産のジャムや蜂蜜なども購入できます。
ビッグ・フェラ・チェリーズ
ビッグ・フェラ・チェリーズ(Big Fella Cherries)は、コールドストリームにあるさくらんぼ専門のU-Pick農園です。
11月中旬~1月初旬が基本
ビクトリア州のチェリー・ハーベスト・トレイルでは、通常11月中旬から1月初旬に営業すると案内されています。
シンプルな果樹園体験
大規模な観光施設というより、ネットで覆われた果樹園に入り、自分でさくらんぼを摘む素朴なスタイルです。
ヤラ・バレー観光と相性が良い
ワイナリーが集まるコールドストリームにあるため、果物狩りと食事・ワイナリー訪問を一日にまとめやすい農園です。
ロッキー・クリーク・ストロベリー・ファーム
ロッキー・クリーク・ストロベリー・ファーム(Rocky Creek Strawberry Farm)は、モーニントン半島のメイン・リッジにある人気農園です。
いちごだけではない
収穫期にはいちごのほか、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーもU-Pickできます。
主なシーズンは11月~4月
ピークシーズンは11月1日~4月30日。2026年8月現在はオフシーズンで、公式サイトは次季まで休園と案内しています。
予約不要
シーズン中は事前予約不要で、当日そのまま入場できるのが特徴です。ただし採り尽くしや悪天候で一時休止する場合があります。
カフェも人気
いちごを使ったデザートやアイスクリームを楽しめるため、果物狩りとカフェをセットで楽しめます。
ライプ・ン・レディ・チェリー・ファーム
ライプ・ン・レディ・チェリー・ファーム(Ripe ‘N’ Ready Cherry Farm)は、レッド・ヒルにある家族経営のさくらんぼ農園です。
2026年のU-Pickは終了
2026年8月現在、公式サイトでは2026年シーズンのさくらんぼ狩りは終了と案内されています。例年は11月~1月です。
園内はさくらんぼ食べ放題
入場料には園内で食べるさくらんぼが含まれ、持ち帰り分は重量で別精算します。
現在掲載の料金
公式サイトでは15歳以上25豪ドル、3~15歳10豪ドル、3歳未満無料。持ち帰りのさくらんぼは1kgあたり15~22豪ドルと案内されています。
週末は早めの到着を
収穫期は非常に混雑し、果実の量によって早めに入園受付を終了する場合があります。
ペインズ・オーチャーズ
ペインズ・オーチャーズ(Payne’s Orchards)は、バッカス・マーシュにある昔ながらの家族経営果樹園です。
2026年8月は冬季休園
公式サイトでは2026年5月23日に冬季休園へ入り、次回は11月から再開予定と案内しています。
季節ごとの果物が分かりやすい
さくらんぼは11~12月、アプリコットは12~1月、桃は12~2月、ネクタリンは2~3月、りんごは2~6月が目安です。
予約制
現在は事前予約制で、通常40分の収穫セッションです。
園内での飲食は禁止
採った果物をその場で自由に食べる方式ではありません。果物狩り=食べ放題と考えないようにしてください。
ナチュリペ・フルーツ
ナチュリペ・フルーツ(Naturipe Fruits)は、バッカス・マーシュとバララット(Ballarat)に複数農園を持つ果物狩り農園です。
種類の多さが魅力
いちご、さくらんぼ、桃、ネクタリン、りんご、柿などを季節ごとに収穫できます。
2026年8月現在はシーズン終了
バッカス・マーシュのりんご・いちご・柿、バララットのさくらんぼは現在シーズン終了と案内されています。
旬の目安
いちごは10月~5月、さくらんぼは11~12月、桃・ネクタリンは12~1月、りんごは2~5月が基本です。
当日の収穫情報を必ず確認
公式サイトでも、果物の量は日ごとに変わるため「Picking Update」を確認してから来園するよう案内しています。
ザ・オーチャード・アット・モンタギュー
ザ・オーチャード・アット・モンタギュー(The Orchard at Montague)は、ナレ・ウォーレン・ノース(Narre Warren North)にある果樹園・レストラン・直売所の複合施設です。
メルボルンから約35km
ほかの果樹園より市内に近く、短時間の日帰りでも利用しやすい立地です。
12月~4月に収穫ツアー
りんご、梨、プラム、アプリコット、桃、ネクタリンなどを育て、12月~4月にガイド付きピック・ユア・オウン・ツアーを行います。
2026年8月現在は休止中
現在は収穫ツアーを終了しており、12月の核果類シーズンに再開予定です。
レストランと直売所も便利
ステラズ・キッチンやビルズ・オーチャード・ゲートがあり、果物狩り以外の時間も過ごしやすい施設です。
タッカーベリー・ヒル・ベリー・ファーム
タッカーベリー・ヒル・ベリー・ファーム(Tuckerberry Hill Berry Farm)は、ベラリン半島のドライスデール(Drysdale)にあるベリー農園です。
いちごとブルーベリー
いちご狩りは11月~3月、ブルーベリー狩りは12月中旬~2月初旬が基本です。
予約不要・入場無料
現在の公式案内では予約不要で、入場料もありません。採った果物の重量分を支払います。
ブルーベリーはベラリン半島で希少
地域で自分でブルーベリーを摘める農園として知られています。
メルボルンからはやや遠い
日帰りは可能ですが、ジーロング(Geelong)やベラリン半島観光と組み合わせるのがおすすめです。
おすすめ農園比較
| 農園 | 代表的な果物 | 特徴 |
|---|---|---|
| チェリーヒル・オーチャーズ | さくらんぼ | 規模が大きく、旅行者向け設備も充実 |
| レイナーズ・オーチャード | 季節の多品種 | 年間を通してガイド付き体験 |
| ブルー・ヒルズ | さくらんぼ | シルバンの老舗U-Pick |
| ビッグ・フェラ・チェリーズ | さくらんぼ | 素朴な果樹園体験 |
| ロッキー・クリーク | いちご、ベリー | モーニントン半島、予約不要 |
| ライプ・ン・レディ | さくらんぼ | 園内食べ放題 |
| ペインズ・オーチャーズ | 核果類、りんご | 昔ながらの果樹園 |
| ナチュリペ・フルーツ | いちご、桃、りんごなど | 果物の種類が非常に多い |
| ザ・オーチャード・アット・モンタギュー | 桃、ネクタリン、りんご | 市内から近くガイド付き |
| タッカーベリー・ヒル | いちご、ブルーベリー | ベラリン半島、入場無料 |
予約・料金・営業日の注意
人気農園は予約がおすすめ
チェリーヒルやペインズ、モンタギューなど、事前予約制または予約を強く推奨する農園があります。
予約不要の農園もある
ロッキー・クリークやタッカーベリー・ヒルなどは、シーズン中は予約なしで利用できます。
料金体系は農園ごとに違う
入場料+重量制、入場無料+重量制、食べ放題込みなどさまざまです。
当日の営業確認が必須
天候や採り尽くしで急きょ休園することがあります。予約の有無にかかわらず出発当日に確認してください。
メルボルンからの行き方・車は必要?
基本はレンタカーがおすすめ
多くの農園は駅から離れているため、車でのアクセスが最も便利です。
ヤラ・バレーは約1時間
チェリーヒル、ブルー・ヒルズ、ビッグ・フェラ、レイナーズなどはメルボルン中心部からおおむね1時間前後です。
モーニントン半島は約1~1.5時間
鉄道だけでは農園入口まで行きにくく、フランクストン(Frankston)からタクシーや配車サービスが必要になる場合があります。
バッカス・マーシュは西へ約45~60分
果物狩りを主目的にするなら車が便利です。複数農園を比較することもできます。
服装・子ども連れのポイント
閉じた靴で行く
畑や果樹園は泥や凹凸があるため、スニーカーやブーツがおすすめです。
帽子・日焼け止め・水
11月~2月は強い日差しと暑さに注意してください。
子どもから目を離さない
農機具や車両が動く実際の農園なので、指定された区画から出ないようにします。
ベビーカーは事前確認
芝や土の通路が多く、雨の後はベビーカーが使いにくい場合があります。
メルボルンのオプショナルツアーをお得に予約!
メルボルン発の市内観光、グレート・オーシャン・ロード、フィリップ島のペンギンパレード、ヤラバレー、グランピアンズ等のツアーをお得に予約!
ツアーだけでなく、熱気球等のアクティビティ、スカイデッキの入場チケット、メルボルン発アデレードへ移動するツアーなどもお取り扱いしています!
農園で守りたいルール
食べ放題かどうかを確認
チェリーヒルやライプ・ン・レディは園内で食べられますが、ペインズのように園内で食べることを禁止している農園もあります。
採った果物は購入する
熟していない果物を採って捨てたり、計量前に勝手に持ち出したりしないようにします。
木や枝を傷つけない
木に登ったり枝を折ったりすると翌年の収穫にも影響します。
ペットのルールも農園ごとに違う
屋外カフェのみ犬可、果樹園内は不可など条件が異なるので、ペット同伴時は事前に確認してください。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った生の果物は、基本的にオーストラリア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
日本への果物持ち込みは植物検疫の対象
海外から日本へ持ち込む果物や野菜は植物検疫の対象で、種類によっては輸入禁止です。
持ち込み可能でも植物検査証明書が原則必要
輸入禁止でない果物でも、原則としてオーストラリア政府機関が発行する植物検査証明書が必要です。
日本到着時は税関より先に植物検疫
証明書付きの植物を持ち込む場合は、空港の植物検疫カウンターで検査を受けてから税関へ進みます。
農園のレシートでは代用不可
自分で採った果物や農園直売品であっても、レシートだけでは日本の検疫条件を満たしません。
メルボルンの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
初めてならヤラ・バレーが選びやすいでしょう。さくらんぼならチェリーヒル、通年型ならレイナーズ・オーチャードがおすすめです。
例年11月から1月初旬です。2026/27シーズンのチェリーヒルは11月から開始予定です。
農園によりますが、10月~4月・5月頃が主な時期です。ロッキー・クリークは11月~4月がピークシーズンです。
選択肢は少なくなりますが、レイナーズ・オーチャードは年間を通して果樹園ツアーを行っています。
農園によります。チェリーヒルなどは事前予約がおすすめですが、ロッキー・クリークやタッカーベリー・ヒルはシーズン中は予約不要です。
農園によって違います。園内食べ放題のさくらんぼ農園もありますが、ペインズのように園内で食べることを禁止している農園もあります。
多くの農園は公共交通だけでは不便です。レンタカーが最も実用的ですが、一部地域では最寄り駅からタクシーや配車サービスを利用できます。
いちご、さくらんぼ、桃、ネクタリン、りんご、柿などを季節ごとに楽しめます。
夏季型農園の多くは休園中です。年間型のレイナーズ・オーチャードは営業しています。秋冬の状況は毎年変わるため、訪問前に公式サイトで確認してください。
果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能なものでも原則として植物検査証明書が必要です。現地で食べ切るのが簡単です。
メルボルンの果物狩りに関する参考情報
- チェリーヒル・オーチャーズ公式サイト
- レイナーズ・オーチャード公式サイト
- ブルー・ヒルズ・ベリーズ・アンド・チェリーズ公式サイト
- ビクトリア州チェリー・ハーベスト・トレイル
- ロッキー・クリーク・ストロベリー・ファーム公式サイト
- ライプ・ン・レディ・チェリー・ファーム公式サイト
- ペインズ・オーチャーズ公式サイト
- ナチュリペ・フルーツ公式サイト
- ザ・オーチャード・アット・モンタギュー公式サイト
- タッカーベリー・ヒル・ベリー・ファーム公式サイト
- 海外から果物を日本へ持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:メルボルンの果物狩りは11月~4月が特に充実
メルボルン近郊では、11月から1月のさくらんぼ、春から秋のいちご・ベリー、夏から秋の桃・ネクタリン・りんごなど、季節ごとに違う果物狩りを楽しめます。
初めてならヤラ・バレー、いちごやベリーならモーニントン半島、種類の多さならバッカス・マーシュがおすすめです。
2026年8月現在は冬季休園中の農園が多く、11月~12月に次のシーズンが始まります。年間を通して果樹園体験をしたい場合はレイナーズ・オーチャードが候補になります。
果物狩りは天候や収穫量で営業状況が変わるため、予約時だけでなく訪問当日にも公式情報を確認してください。また、生の果物を日本へ持ち帰る場合は植物検疫の対象です。
メルボルンの旅行手配
トラベルドンキーでは、メルボルンのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
メルボルンを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
メルボルン旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いメルボルン旅行になりますよ。

シドニー(Sydney)から少し郊外へ出ると、りんご、桃、ネクタリン、いちご、柿、プラムなどを自分で収穫できる農園が点在しています。中でも有名なのがビルピン(Bilpin)。ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)の北側に広がる果樹園地帯で、シドニー中心部から車で約1時間半の日帰り先として人気があります。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼ぶのが一般的です。入場料を払い、指定された区画で果物を収穫し、持ち帰る分を重量で精算する農園が多くあります。
シドニー近郊の果物狩りは、一年中いつでも同じ果物が採れるわけではありません。桃やネクタリンは初夏、りんごは夏の終わりから秋、柿は秋、いちごは農園によって長い期間楽しめます。農園ごとに収穫時期が違うため、行きたい農園ではなく「今採れる果物」から選ぶのが失敗しにくい方法です。
また、2026年はビルピン周辺で不作の影響を受けた農園もあり、例年より早くシーズンを終了した施設があります。果物狩りは一般の観光施設より営業状況が変わりやすいため、必ず訪問当日に公式サイトやSNSを確認してください。
この記事では、日本からシドニーを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、代表的な果物狩り農園10か所、果物ごとの旬、予約方法、料金の考え方、車なしで行けるか、子ども連れの注意点、日本へ果物を持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
シドニー近郊の果物狩りはどんな感じ?
シドニー近郊の果物狩りは、観光専用テーマパークというより、実際に果物を生産している家族経営の農園が収穫期だけ一般客を受け入れるスタイルが中心です。
ビルピンは「りんごの町」
ビルピンは涼しい山間部の気候を生かしたりんごの産地として知られています。りんごだけでなく、桃、ネクタリン、プラム、梨、柿、いちごなどを扱う農園もあります。
南西方面にも果物狩り農園がある
サールメア(Thirlmere)やダーケス・フォレスト(Darkes Forest)方面には、いちご、桃、ネクタリン、柿、りんごを収穫できる農園があります。
予約制と当日受付が混在
予約必須の農園もあれば、果物が十分にある日に限って予約なしで受け入れる農園もあります。近年は入場人数を管理するため、オンライン予約制が増えています。
「今日は何が採れるか」が最重要
同じ農園でも、週によって収穫できる品種は変わります。前日に営業していても翌日は実が少なく休園することもあります。
果物別・シドニー近郊の収穫シーズン
| 果物 | おおよその時期 | 主なエリア |
|---|---|---|
| いちご | 農園により長期間 | ビルピン、バクストン周辺 |
| さくらんぼ | 11月末~12月頃 | ビルピンの一部農園 |
| 桃・ネクタリン | 11月~1月 | ビルピン、サールメア、ダーケス・フォレスト |
| プラム | 1月~3月頃 | ビルピン、カヌーランズ |
| りんご | 1月末~5月・6月頃 | ビルピン、ダーケス・フォレスト |
| 梨・ナシ | 1月末~3月頃 | ビルピン |
| 柿 | 4月~5月 | サールメア、カヌーランズ、ビルピン |
| 柑橘類 | 冬~春 | カヌーランズなど |
同じ果物でも気温や雨量で2~3週間ずれることがあります。旅行日が決まっている場合は、その時期に旬を迎える果物から農園を選ぶとよいでしょう。
主な果物狩りエリア
ビルピン
シドニー中心部から車で約90~100分。ベルズ・ライン・オブ・ロード(Bells Line of Road)沿いに果樹園が集中し、複数の農園を比較しやすいエリアです。
カヌーランズ
ホークスベリー(Hawkesbury)北東側の農園地帯。カヌーランズ・オーチャードでは一年を通して季節の果物や野菜を育てています。
サールメア・バクストン周辺
シドニー南西部、ピクトン(Picton)近郊。シダー・クリーク・オーチャードやベリーリシャス・ストロベリーズがあり、いちご、桃、ネクタリン、柿などを楽しめます。
ダーケス・フォレスト
シドニーから南へ約1時間。グレンバーニー・オーチャードでは果物狩りのほか、農園ツアーやサイダーも楽しめます。
ビルピン・フルーツ・ボウル
ビルピン・フルーツ・ボウル(Bilpin Fruit Bowl)は、ビルピンを代表する果物狩り農園のひとつです。
いちごは年間を通して栽培
公式の収穫カレンダーでは、いちごは通年、さくらんぼは11月末~12月中旬、桃は11月末~1月末、りんごは1月末から6月頃まで品種を変えながら収穫できます。
2026年8月現在の入場料
公式予約ページでは、大人20豪ドル、3~12歳10豪ドル、3歳未満無料。予約は必須で、通常2時間枠です。
食べ放題ではない点に注意
現在の公式ルールでは、収穫した果物をその場で自由に食べる「食べ放題」ではありません。持ち帰るものを含め、農園の指示に従って精算します。
カフェと農園直売も便利
アップルパイ、地元の蜂蜜、ジャム、りんごジュース、サイダーなども販売しているので、果物狩りが目的でなくても立ち寄りやすい農園です。
パイン・クレスト・オーチャード
パイン・クレスト・オーチャード(Pine Crest Orchard)は、ビルピンで50年以上続く家族経営の果樹園です。
桃・プラム・りんご・梨など種類が多い
例年、桃は12月~2月、りんごは1月~5月、梨は1月末頃から、ナシは2月頃が目安です。
2025/26シーズンは終了
2026年8月現在、公式サイトでは2025/26シーズン終了と案内されています。不作の影響を受けたシーズンだったため、次回の営業情報は公式サイトやSNSで確認してください。
例年は週末中心
通常は土・日曜を中心に果物狩りを行い、果物が十分にある時だけ追加日を設定することがあります。
シールズ・オーチャード
シールズ・オーチャード(Shields Orchard)は、1955年創業のりんご専門色が強い家族経営農園です。
りんご狩りは2月~5月
ロイヤル・ガラから始まり、フジ、グラニー・スミス、ピンク・レディー、サンダウナーなど、時期によって異なる品種を収穫できます。
入場料なし
公式観光情報では入場料はなく、採ったりんごの重量分だけを支払う方式です。
事前予約がおすすめ
収穫できる品種と在庫を確認するため、訪問前に予約・問い合わせをしてから向かうのが確実です。
シドニーのオプショナルツアーをお得に予約!
シドニー発の市内観光、ブルーマウンテン、ハンターバレーなどへのツアーをお得に予約!
ツアーだけでなくブリッジクライム、ジェットボート等のアクティビティ、人気レストランのミールクーポン、シドニー空港の送迎などもお取り扱いしています!
ビルピン・スプリングス・オーチャード
ビルピン・スプリングス・オーチャード(Bilpin Springs Orchard)は、りんご、梨、桃などを栽培する小規模な果樹園です。
2026年シーズンは終了
2026年6月7日の公式更新で、ほぼ全面的な不作のため2026年シーズンを終了したと案内しています。
例年はりんご・梨・核果類
通常は季節に応じて、りんご、梨、桃などを収穫できます。収穫できる品種は農園入口の表示で確認します。
出発前確認が特に重要
ビルピンは同じ地域でも農園ごとに収穫状況が違います。来季も公式サイトの「次回営業日」を確認してから出かけてください。
ビルピン・ボタニック・オーチャード
ビルピン・ボタニック・オーチャード(Bilpin Botanic Orchard)は、ベルズ・ライン・オブ・ロード沿いにある果樹園です。
りんご狩りが中心
フジ、グラニー・スミス、ピンク・レディーなどを扱い、公式サイトでは果物狩りの営業日を金~日曜10:00~17:00と案内しています。
2026年8月掲載の入場料
公式案内では、3歳未満無料、3~12歳7豪ドル、12歳以上10豪ドル。駐車場は無料です。
最新営業日は必ず再確認
りんごの収穫時期は年によって前後するため、実際に訪れる日は公式サイトでその日の営業状況を確認してください。
TNTプロデュース
TNTプロデュース(TNT Produce)は、ビルピンにある3代続く家族経営の大規模果樹園です。
果物と野菜の種類が豊富
りんご、柿、桃、プラム、ネクタリン、いちご、柑橘類などを栽培し、時期によって野菜も収穫できます。
2026年8月現在はシーズン休業中
公式サイトでは現在シーズン終了と案内しており、次回は10月末~11月初旬頃の再開を見込んでいます。
カフェと動物もある
農園内にはカフェ、売店、羊、山羊、鳥などの動物がおり、子ども連れでも過ごしやすい施設です。
カヌーランズ・オーチャード
カヌーランズ・オーチャード(Canoelands Orchard)は、シドニー北西部のカヌーランズにある果樹園です。
季節ごとの種類が非常に多い
桃、ネクタリン、プラム、ブルーベリー、いちご、柑橘類、りんご、ザクロ、フェイジョア、柿、タマリロ、トマトなどを栽培しています。
大きな収穫期は10月末~クリスマス頃
桃、ネクタリン、プラムなどの核果類とベリー類がまとまって旬を迎えるため、春から初夏は特に選択肢が多くなります。
2026年8月は収穫の端境期
最新の予約案内では、現在は収穫できる作物がなく、ベリーや核果類が始まる10月頃まで果物狩りを休止すると案内しています。ショップとカフェは営業しています。
予約制
果物狩りはオンライン予約制で、農園側は天候と収穫状況を見ながら枠を追加します。
シダー・クリーク・オーチャード
シダー・クリーク・オーチャード(Cedar Creek Orchard)は、サールメアにある4代続く家族経営の果樹園です。
桃・ネクタリン・柿が人気
核果類の果物狩りは例年11月~1月、柿狩りは4月~5月頃に行われます。
2026年の柿狩りは終了
2026年6月の公式案内では柿狩りが終了し、次の果物狩りは11月初旬のネクタリンから始まる予定です。
予約は必須
すべての果物狩りセッションで予約が必要です。農園内へは専用トラクターで移動する形式で、収穫時間にも目安があります。
食べ放題ではない
試食として少量を味わえる場合はありますが、自由な食べ放題ではありません。採った果物は購入します。
グレンバーニー・オーチャード
グレンバーニー・オーチャード(Glenbernie Orchard)は、ダーケス・フォレストにある6代続く果樹園で、ダーケス・サイダーの生産地としても知られています。
11月~4月が果物狩りシーズン
公式案内では、桃とネクタリンは11月中旬頃から、りんごは1月末~4月末頃までが基本の収穫期です。
果物狩り+農園体験
単に果物を採るだけでなく、トラクターに乗って果樹園へ入り、栽培方法などの説明を受ける体験型の内容です。
予約必須
果物狩り体験は予約制です。天候や果実の状態で日程が変わるため、空き枠を公式サイトから確認してください。
ベリーリシャス・ストロベリーズ
ベリーリシャス・ストロベリーズ(Berrylicious Strawberries)は、シドニー南西部のバクストン(Buxton)にあるいちご農園です。
高設栽培なので収穫しやすい
いちごは温室内の高い位置で栽培されているため、地面にかがみ続けずに収穫できるのが特徴です。
2026年8月も果物狩りを実施
2026年8月の最新案内でも果物狩り開催日が設定されており、冬でもいちご狩りを楽しめる貴重な選択肢です。
2026年に移転
現在の農園所在地はバクストン・アベニュー115。以前のサールメアの住所を掲載している古い記事もあるため、ナビへ入力する住所には注意してください。
開催日ごとの予約制
果物狩りは毎日ではなく、週末や学校休暇などに開催日を設定し、事前予約を受け付けています。
おすすめ農園比較
| 農園 | 代表的な果物 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビルピン・フルーツ・ボウル | いちご、桃、りんご | 種類が多く、カフェも充実 |
| パイン・クレスト・オーチャード | 桃、りんご、梨 | 昔ながらの家族経営 |
| シールズ・オーチャード | りんご | りんご専門で入場料なし |
| ビルピン・スプリングス・オーチャード | りんご、梨、桃 | 2026年シーズン終了、次季は要確認 |
| ビルピン・ボタニック・オーチャード | りんご | 比較的小規模で分かりやすい |
| TNTプロデュース | りんご、柿、核果類 | カフェ、動物あり |
| カヌーランズ・オーチャード | 核果類、ベリー、柑橘 | 年間を通して種類が豊富 |
| シダー・クリーク・オーチャード | 桃、ネクタリン、柿 | トラクターで果樹園へ移動 |
| グレンバーニー・オーチャード | 桃、ネクタリン、りんご | 農園ツアーとサイダー |
| ベリーリシャス・ストロベリーズ | いちご | 高設・屋根付きで収穫しやすい |
シドニーのオプショナルツアーをお得に予約!
シドニー発の市内観光、ブルーマウンテン、ハンターバレーなどへのツアーをお得に予約!
ツアーだけでなくブリッジクライム、ジェットボート等のアクティビティ、人気レストランのミールクーポン、シドニー空港の送迎などもお取り扱いしています!
予約・料金・営業日の注意
予約必須の農園が多い
ビルピン・フルーツ・ボウル、カヌーランズ、シダー・クリーク、グレンバーニーなどは予約制です。
入場料と果物代は別の場合が多い
入場料を払ったうえで、採った果物を1kg単位で購入する方式が一般的です。農園によっては入場料なしで収穫分だけ支払います。
料金は毎年変わる
収穫量や果物の種類で価格が変わるため、過去の旅行ブログより公式予約画面を確認してください。
営業日は直前に変わる
果物の熟し具合や天候で当日休園になることがあります。予約済みでも出発前に最新情報を見るのがおすすめです。
シドニーからの行き方・車は必要?
レンタカーが最も便利
果物狩り農園の多くは駅から離れた農村部にあり、車でのアクセスが基本です。
ビルピンは公共交通だけでは不便
シドニー中心部からビルピンまでは公共交通機関だけでの移動が難しく、複数農園を回るならレンタカーが実用的です。
南西部も車が便利
サールメア、バクストン、ダーケス・フォレストも最寄り駅から距離があります。
週末は道路混雑に注意
紅葉期やりんごシーズンのビルピンは週末に交通量が増えます。予約時刻より余裕を持って出発してください。
服装・子ども連れのポイント
閉じた靴が基本
農園は舗装されていないため、スニーカーやブーツがおすすめです。雨の後は泥になることがあります。
夏は帽子・日焼け止め・水
桃やさくらんぼの時期は暑くなるため、日差し対策と水分補給を忘れないようにしてください。
子どもは常に見守る
果樹園には池、農機具、車両、立入禁止区画などがあります。農園の指示された範囲から出ないようにしましょう。
ベビーカーは農園による
芝や土の通路が多いため、雨天後はベビーカーが使いにくい場合があります。
農園で守りたいルール
採ったものは購入する
熟していない果実を採って捨てる、袋に入れて放置するなどの行為は禁止されています。
木に登らない
枝を折ると翌年以降の収穫へ影響するため、届かない果実は無理に採らないようにしてください。
その場で食べてよいか確認
試食を認める農園と禁止する農園があります。「果物狩り=食べ放題」とは限りません。
指定外の区画へ入らない
まだ収穫前の果物や薬剤散布後の区画もあります。スタッフが案内した場所だけで収穫します。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った生の果物は、基本的にオーストラリア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
日本への果物持ち込みは植物検疫の対象
海外から日本へ持ち込む果物や野菜には植物検疫があり、種類によっては輸入禁止です。
持ち込み可能でも植物検査証明書が原則必要
輸入禁止でない果物でも、原則としてオーストラリア政府機関が発行する植物検査証明書が必要で、日本到着時に植物検疫を受けます。
農園のレシートでは代用できない
自分で収穫した果物や農園直売品であっても、レシートだけでは日本の植物検疫条件を満たしません。
お土産には加工品が便利
アップルパイ、ジャム、ジュース、ソースなど、農園で作った加工品を選ぶと持ち帰りやすくなります。ただし商品によって日本への持ち込み条件は異なるため、原材料を確認してください。
シドニーの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
初めてなら複数の果樹園が集まるビルピンが選びやすいでしょう。りんご、桃、いちごなど時期によって違う果物を楽しめます。
おおむね1月末から5月頃です。農園と品種によっては6月頃まで続くことがあります。
例年11月から1月頃です。ビルピン、シダー・クリーク、グレンバーニーなどで楽しめます。
選択肢は少なくなりますが、いちごや柑橘類を収穫できる農園があります。2026年8月にはベリーリシャス・ストロベリーズでいちご狩り開催日が設定されています。
農園によりますが、予約必須の施設が多くなっています。予約不要でも果物がなくなれば営業終了になるため、事前確認をおすすめします。
多くの農園は公共交通機関だけでは行きにくいため、レンタカーが便利です。特にビルピンで複数農園を回る場合は車が実用的です。
農園によって違います。試食を認めるところ、入場料に園内で食べる分を含むところ、収穫前の飲食を禁止するところがあります。
屋根付きのいちご農園などは雨天でも営業する場合がありますが、一般の果樹園は天候で中止になることがあります。必ず当日確認してください。
パイン・クレスト・オーチャードとビルピン・スプリングス・オーチャードは、2026年8月現在そのシーズンを終了しています。閉店とは限らず、次季の営業案内を確認してください。
果物の種類によっては輸入禁止で、持ち込み可能なものでも原則として植物検査証明書が必要です。旅行者はオーストラリア滞在中に食べ切るのが簡単です。
シドニーの果物狩りに関する参考情報
- ビルピン・フルーツ・ボウル公式サイト
- パイン・クレスト・オーチャード公式サイト
- シールズ・オーチャード:シドニー公式観光サイト
- ビルピン・スプリングス・オーチャード公式サイト
- ビルピン・ボタニック・オーチャード公式サイト
- TNTプロデュース公式サイト
- カヌーランズ・オーチャード公式サイト
- シダー・クリーク・オーチャード公式サイト
- グレンバーニー・オーチャード公式サイト
- ニューサウスウェールズ州の果物狩り:Visit NSW
- 海外から果物を日本へ持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:シドニーの果物狩りは「旬」と「当日の営業確認」がポイント
シドニー近郊で果物狩りを楽しむなら、まず候補になるのがビルピンです。りんごを中心に、桃、ネクタリン、梨、柿、いちごなど、季節によってさまざまな果物を収穫できます。
春から初夏は桃・ネクタリン、夏の終わりから秋はりんご、秋は柿というように、旅行時期によっておすすめ農園は変わります。冬でもいちごなどを楽しめる農園があります。
2026年は不作で早くシーズンを終えた農園もあるため、「去年この時期に営業していた」という情報だけでは判断できません。予約時だけでなく、訪問当日の朝にも公式情報を確認してください。
また、生の果物を日本へ持ち帰る場合は植物検疫の対象です。果物狩りで採ったものは現地で新鮮なうちに味わい、お土産にはジャム、ジュース、アップルパイなどの加工品を選ぶのもおすすめです。
シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

オーストラリア旅行のお土産として人気のビーフジャーキー。スーパーや空港の免税店では、カンガルー、クロコダイル、エミューなど、日本では珍しい肉を使ったジャーキーも見かけます。
ただし、日本へ持ち帰れるかどうかは「市販品だから」「真空パックだから」「加熱済みだから」では決まりません。牛、豚、羊、鶏など動物検疫の対象となる肉製品は、輸出国政府が発行する日本向けの検査証明書が付いていなければ、原則として日本へ持ち込めません。
一方、2026年9月現在、カンガルーやクロコダイルは家畜伝染病予防法上の「指定検疫物」に含まれていないため、その肉やジャーキーについては動物検疫上の検査証明書は原則不要です。ただし、クロコダイル製品はワシントン条約の規制対象となるため、基本的には政府発行のCITES輸出許可書が必要です。
さらに、エミューは2026年10月1日から新たに動物検疫の対象になります。9月までと10月以降では扱いが変わるため、エミュージャーキーをお土産に考えている人は特に注意してください。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、ビーフジャーキー、カンガルージャーキー、クロコダイルジャーキー、エミュージャーキーなどの日本への持ち込みルール、検査証明書、税関申告、Visit Japan Web(ビジット・ジャパン・ウェブ)、日本到着後の動物検疫カウンターでの手続きまで詳しく説明します。なお、税関申告書・Visit Japan Webの該当質問は、単に肉製品を持っているかではなく、動物検疫所での確認が必要かどうかを基準に回答します。
本情報の注意事項
提供している情報には、掲載時点から変更が生じている場合や、誤りが含まれている場合があります。これらにより閲覧者に損害等が発生したとしても、当社および執筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
- まず結論:持ち込める肉・持ち込めない肉
- 日本の動物検疫の基本ルール
- 動物検疫の対象になる主な肉製品
- ビーフジャーキーは検査証明書が必要
- カンガルージャーキーはどうなる?
- クロコダイルジャーキーはどうなる?
- エミューは2026年10月1日から規制対象
- 検査証明書とは?
- 日本向けビーフジャーキーの見分け方
- 税関申告・Visit Japan Webは「検疫確認が必要か」で判断
- 日本到着後の手続きの流れ
- 動物検疫カウンターでは何をする?
- 検査前に開封しない
- 検査証明書がない場合は?
- 真空パック・加熱済みでも例外ではない
- 肉入り食品・複数原材料にも注意
- 郵送・宅配便でも同じルール
- 申告しなかった場合の罰則
- オーストラリアで購入する時のチェックポイント
- 肉製品・ジャーキーの日本持ち込みFAQ
まず結論:持ち込める肉・持ち込めない肉
オーストラリアから日本へ肉製品を持ち帰る場合、まず「その動物が日本の動物検疫の対象か」を確認します。
| 主な製品 | 2026年9月現在 | 検査証明書 |
|---|---|---|
| ビーフジャーキー | 動物検疫の対象 | 必要 |
| ポークジャーキー・サラミ | 動物検疫の対象 | 必要 |
| ラム・マトン製品 | 動物検疫の対象 | 必要 |
| チキン・ダック製品 | 動物検疫の対象 | 必要 |
| カンガルージャーキー | 指定検疫物の対象外 | 動物検疫上は原則不要 |
| クロコダイルジャーキー | 指定検疫物の対象外 | 動物検疫上は原則不要。ワシントン条約上は基本的に政府発行のCITES輸出許可書が必要 |
| エミュージャーキー | 2026年9月30日まで対象外 | 9月30日まで動物検疫上は原則不要 |
| エミュージャーキー | 2026年10月1日から対象 | 必要 |
税関申告書・Visit Japan Webの回答例:
・オーストラリア政府機関の日本向け検査証明書付きビーフジャーキー → 「はい」(動物検疫所での確認が必要)
・カンガルー肉と調味料のみで、牛肉・豚肉・羊肉・それらの油脂など偶蹄類由来成分を一切含まないカンガルージャーキー → 「いいえ」(動物検疫所での確認不要)
・偶蹄類由来成分を含むカンガルージャーキー → 持ち込み不可
最終的な持ち込み可否は原材料、動物の種類、原産国、検査証明書、輸入停止措置などによって変わります。特にカンガルージャーキーは、商品名だけでなく原材料表示を確認してください。
日本の動物検疫の基本ルール
お土産でも個人消費でも同じ
「自分で食べるだけ」「1袋だけ」という理由で免除されるわけではありません。動物検疫の対象品であれば、量や用途にかかわらず検査が必要です。
輸出国政府の検査証明書が必要
動物検疫対象の肉製品は、輸出国政府機関が発行した検査証明書がなければ日本へ持ち込めません。
オーストラリアには日本向け商品がある
オーストラリアでは、日本向けの検査証明書を付けたビーフジャーキーなどが販売されている場合があります。購入時に「日本へ持ち込み可能」と書いてあるだけでなく、正式な証明表示があるか確認してください。
動物検疫の対象になる主な肉製品
2026年9月現在、指定検疫物には、牛、豚、山羊、羊、鹿などの偶蹄類、馬、鶏、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥、あひる・がちょうなどのかも目の鳥類、犬、うさぎなどが含まれます。
ジャーキーだけではない
生肉、冷蔵肉、冷凍肉だけでなく、ジャーキー、ハム、ソーセージ、サラミ、ベーコンなどの加工品も対象です。
卵や一部の動物由来製品も対象
家きんの卵、肉を原料とする加工食品なども対象になる場合があります。
ビーフジャーキーは検査証明書が必要
オーストラリア土産として定番のビーフジャーキーは、牛由来の肉製品なので動物検疫の対象です。
証明書付きなら持ち込みできる場合がある
オーストラリアでは、日本向けの検査証明書が付いたビーフジャーキーが販売されていることがあります。輸入停止の対象でなく、証明内容に問題がなければ、日本到着時の動物検疫検査を受けたうえで持ち込むことができます。
証明書なしは持ち込み不可
スーパーや土産店で普通に売られている商品でも、日本向けの政府検査証明書が付いていなければ持ち込めません。
「オーストラリア産」表示だけでは不十分
「Product of Australia」と表示されているだけでは、日本向け検査証明書の代わりにはなりません。
カンガルージャーキーはどうなる?
カンガルーは、2026年9月現在の家畜伝染病予防法上の指定検疫物に含まれていません。
動物検疫の検査証明書は原則不要
一般的なカンガルー肉・カンガルージャーキーについては、牛肉や豚肉のような動物検疫上の検査証明書は原則として必要ありません。
カンガルー肉と調味料だけなら税関申告は「いいえ」でよい
農林水産省の動物検疫所への確認によると、成分表に牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれておらず、原材料がカンガルー肉と調味料のみであれば、カンガルー肉は動物検疫の対象外です。
また、税関申告書・Visit Japan Webの「肉製品、野菜、果物、動植物等の日本への持込みが制限されているものを持っていますか?」という質問は、「検疫確認が必要かどうか」を基準に回答するため、この条件を満たすカンガルージャーキーであれば「いいえ」と回答して差し支えありません。
偶蹄類由来成分が入っていないか必ず確認
「カンガルージャーキー」と表示されていても、牛肉、豚肉、羊肉、牛脂、豚脂などの偶蹄類由来成分が含まれている場合があります。農林水産省の動物検疫所への確認では、偶蹄類由来成分が含まれる場合は日本へ持ち込むことができません。購入時には必ず原材料表示を確認してください。
クロコダイルジャーキーはどうなる?
クロコダイルなどワニ類は、家畜伝染病予防法上の指定検疫物には含まれていません。そのため、動物検疫だけを見れば、クロコダイル肉に日本向けの動物検疫検査証明書は原則不要です。
ワシントン条約のため、基本は政府発行の輸出許可書が必要
オーストラリアに生息するクロコダイルはワシントン条約(CITES)の規制対象です。クロコダイルジャーキーなどの製品をオーストラリアから日本へ持ち出す場合は、基本的にオーストラリア政府が発行するCITES輸出許可書を確認する必要があります。経済産業省も、必要な手続きをせず日本へ持ち込もうとして税関で差し止められた例として「ワニジャーキー」を挙げています。
一方、附属書Ⅱのワニ製品には、個人使用の携帯品で1人4個までなど、一定条件を満たす場合に特例が適用されることがあります。オーストラリア、日本の双方で条件を満たす必要があるため、特例を利用できるか判断できない場合は、政府発行のCITES輸出許可書が付いた商品を選ぶのが確実です。
輸出許可書を添付して販売している店はほとんど見かけない
筆者の知る限りでは、オーストラリアにて政府発行のCITES輸出許可書をきちんと添付してクロコダイルジャーキーを販売しているお店は見覚えがありません。空港、スーパー、土産店などで商品そのものを購入できても、それだけで日本へ持ち帰れるとは限りません。
輸出許可書を確認できなければ購入しない
販売店のレシートや商品ラベル、店員の「日本へ持って帰れる」という説明だけでは、政府発行のCITES輸出許可書の代わりにはなりません。日本へのお土産として購入する場合は、必要な輸出許可書が実際に付いているかを確認し、確認できなければ購入を避けるのが無難です。
エミューは2026年10月1日から規制対象
エミューは2026年にルールが変わるため、特に注意が必要です。
2026年9月30日までは対象外
現在の制度では、エミューとその肉、ジャーキー、卵、羽などは指定検疫物に含まれていません。
2026年10月1日から動物検疫が必要
家畜伝染病予防法施行規則の改正により、2026年10月1日からエミューが新たに動物検疫の対象家畜へ追加されます。エミュージャーキーを含む肉製品も対象です。
10月1日以降は検査証明書が必要
オーストラリアからエミュージャーキーを持ち込む場合も、輸出国政府機関が発行する検査証明書が必要になります。
購入日ではなく日本到着日で判断
9月に購入した商品でも、日本への到着が2026年10月1日以降なら新しい規制が適用されます。
検査証明書とは?
ここでいう検査証明書は、販売店が独自に発行する「品質保証書」ではありません。
輸出国政府機関が発行する証明
オーストラリア政府機関が、日本の家畜衛生条件を満たしていることを証明したものです。
証明文と承認マークを確認
お土産用食肉製品では、パッケージに日本向けの証明文と承認マークが表示されている商品があります。
店員の口頭説明だけでは不足
「日本へ持って帰れる」と店員に言われても、正式な検査証明書が確認できなければ購入しない方が安全です。
日本向けビーフジャーキーの見分け方
オーストラリアの日本向けビーフジャーキーには、日本到着後に動物検疫を受けるよう案内する表示や、政府検査証明に該当する英文が付いている商品があります。
「日本到着後、動物検疫カウンターへ」の表示
日本向け商品の例では、「税関検査の前に動物検疫カウンターで検査を受ける」「シールをはがしたり包装を開封しない」といった日本語案内が記載されています。
証明文が重要
単なる日本語ラベルではなく、オーストラリア政府の検査を受けた肉であることを示す所定の英文が必要です。
分からなければ購入前に写真で確認
パッケージ裏面の証明部分を確認し、不明な場合は動物検疫所の公式リーフレットと見比べると安心です。
税関申告・Visit Japan Webは「検疫確認が必要か」で判断
税関申告書およびVisit Japan Webには、「肉製品、野菜、果物、動植物等の日本への持込みが制限されているものを持っていますか?」という質問があります。
農林水産省の動物検疫所への確認によると、この質問は単に「肉製品を持っているか」ではなく、動物検疫所での確認が必要かどうかを基準に回答します。
検査証明書付きビーフジャーキーは「はい」
オーストラリア政府機関が発行した日本向け検査証明書がパッケージに添付されているビーフジャーキーは、持ち込み可能な商品であっても日本到着後に動物検疫所での確認が必要です。そのため、紙の税関申告書・Visit Japan Webともに「はい」と回答します。
純粋なカンガルージャーキーは「いいえ」でよい
成分表に牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれず、原材料がカンガルー肉と調味料のみであれば、カンガルー肉は動物検疫の対象外です。この場合、動物検疫所での確認は不要なため、この質問には「いいえ」と回答して差し支えありません。
偶蹄類由来成分が含まれるカンガルージャーキーは持ち込み不可
牛肉、豚肉、羊肉、牛脂、豚脂などの偶蹄類由来成分が含まれている場合は、日本へ持ち込むことはできません。商品名だけではなく、必ず原材料表示を確認してください。
迷う場合は自己判断しない
原材料が分からない、検疫対象成分が含まれているか判断できない場合は、出発前に動物検疫所へ確認するか、日本到着後に税関検査へ進む前に動物検疫カウンターで確認してください。
日本到着後の手続きの流れ
日本到着後に動物検疫カウンターへ立ち寄る必要があるのは、動物検疫所での確認が必要な製品を持っている場合です。
- 入国審査を終える
- 預け荷物を受け取る
- 検疫確認が必要な肉製品を持っている場合は、税関検査の前に動物検疫カウンターへ行く
- 現物、パッケージ、検査証明書を提示する
- 家畜防疫官の確認・検査を受ける
- 確認後、税関へ進む
検査証明書付きビーフジャーキーは税関より先に動物検疫
オーストラリア政府機関の日本向け検査証明書が添付されたビーフジャーキーは、動物検疫所での確認が必要です。動物検疫所での確認を受けずに税関検査へ進むと、動物検疫所へ戻されるため、必ず税関検査の前に動物検疫カウンターへ立ち寄ってください。
純粋なカンガルージャーキーは動物検疫カウンターへの立ち寄り不要
牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれず、原材料がカンガルー肉と調味料のみであれば動物検疫の対象外です。この条件を満たす場合は、動物検疫所での確認は不要です。
動物検疫カウンターでは何をする?
現物とパッケージを見せる
何の動物の肉か、原産国、原材料、検査証明書の有無などを確認してもらいます。
ビーフジャーキーは証明書を確認
日本向け検査証明書付きの商品であれば、証明表示や包装状態を家畜防疫官が確認します。
カンガルージャーキーは原材料表示を事前確認
原材料がカンガルー肉と調味料のみで、牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれていないことが確認できれば、動物検疫所での確認は不要です。原材料が不明な場合は、税関検査へ進む前に動物検疫所へ確認してください。
検査前に開封しない
日本向けの検査証明書が付いたビーフジャーキーでも、動物検疫の確認を受ける前に開封すると持ち込めなくなる場合があります。
シールをはがさない
日本向け検査証明の表示や封印は、そのままの状態で検疫カウンターへ持参してください。
機内で食べ残したものにも注意
開封済みの肉製品をそのまま日本へ持ち込もうとせず、不明な場合は到着時に動物検疫所へ申告してください。
検査証明書がない場合は?
牛、豚、羊、鶏など動物検疫対象の肉製品で、必要な検査証明書がない場合は日本へ持ち込めません。
自分で捨てずに申告する
到着してから証明書がないことに気付いた場合も、隠さず動物検疫カウンターへ申告してください。
検疫で処分となる場合がある
持ち込み条件を満たさない商品は、動物検疫所の指示に従って処分されます。
申告していることが重要
「持ち込めないから申告しない」のが最も危険です。肉製品を所持している事実を正しく申告してください。
真空パック・加熱済みでも例外ではない
真空パックでも規制対象
密封されている、市販されている、長期保存できるという理由だけで動物検疫が免除されるわけではありません。
加熱済みでも同じ
ジャーキー、ソーセージ、ベーコンなど、加熱・乾燥・燻製した製品も対象動物由来であれば動物検疫の対象です。
免税店で購入しても同じ
空港の免税店やお土産店で購入した商品でも、日本の輸入条件を満たしていなければ持ち込めません。
肉入り食品・複数原材料にも注意
肉が少量でも確認
肉入りスナック、肉味のお菓子、即席食品などでも、実際に肉や動物由来原料が含まれていれば検疫対象になる場合があります。
カンガルーは偶蹄類由来成分がないか確認
カンガルージャーキーに牛肉、豚肉、羊肉、牛脂、豚脂などの偶蹄類由来成分が含まれている場合は、日本へ持ち込むことができません。カンガルー肉と調味料のみであることを原材料表示で確認してください。
原材料表示を残す
外箱やラベルを捨てず、どの動物由来なのか分かる状態で持って帰ると検疫での確認がスムーズです。
郵送・宅配便でも同じルール
「スーツケースで持ち帰れないなら、日本へ郵送すればいい」というわけではありません。
国際郵便も動物検疫の対象
動物検疫対象の肉製品を国際郵便で送る場合も、輸出国政府の検査証明書が必要です。
外装への表示も必要
検疫対象品を郵送する場合は、外装に動物検疫の対象物が入っていることを明示し、検査証明書を同封する必要があります。
証明書なしで送っても持ち込めない
旅行者の手荷物と同じく、証明書が必要な肉製品を郵送で規制回避することはできません。
申告しなかった場合の罰則
海外から肉製品などの畜産物を違法に持ち込む行為には、厳しい罰則があります。
最高3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金
個人が肉製品などを違法に持ち込んだ場合、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の対象となる可能性があります。
悪質なケースは警察への通報も
動物検疫所は違法な肉製品の持ち込みへの取り締まりを強化しており、悪質な事例では警察へ通報しています。
分からなければ動物検疫所へ確認
税関申告の「はい/いいえ」は、動物検疫所での確認が必要かどうかが基準です。原材料や対象の判断に自信がない場合は、自己判断せず、出発前または日本到着後の税関検査前に動物検疫所へ確認してください。
オーストラリアで購入する時のチェックポイント
何の肉かを確認
ビーフ、ポーク、ラム、チキン、カンガルー、クロコダイル、エミューなど、動物の種類を最初に確認します。
ビーフなどは日本向け検査証明を確認
「Japan」「Animal Quarantine」などの表示だけでなく、正式な証明文・承認マークがあるか確認してください。
クロコダイルは政府発行のCITES輸出許可書を確認
クロコダイルジャーキーはワシントン条約の規制対象となるため、基本的にはオーストラリア政府発行のCITES輸出許可書が付いているかを確認してください。筆者の知る限りでは、輸出許可書をきちんと添付して販売しているお店は見覚えがありません。許可書を確認できない場合は、日本向けのお土産として購入しない方が無難です。
エミューは帰国日を確認
日本到着が2026年10月1日以降なら、新しい動物検疫ルールが適用されます。
レシートと外箱を残す
購入店、商品名、原材料、原産国が分かる資料は、日本到着時の確認に役立ちます。
税関申告の考え方:「肉製品を持っているか」ではなく「動物検疫所での確認が必要か」で判断します。日本向け検査証明書付きビーフジャーキーは「はい」と申告し、税関検査前に動物検疫所へ立ち寄ります。一方、偶蹄類由来成分を一切含まず、カンガルー肉と調味料のみのカンガルージャーキーは動物検疫対象外のため「いいえ」で差し支えありません。
肉製品・ジャーキーの日本持ち込みに関するよくある質問(FAQ)
日本向けの輸出国政府検査証明書が付いており、輸入条件を満たしている商品であれば、到着時に動物検疫所の検査を受けたうえで持ち込める場合があります。証明書のない商品は持ち込めません。
2026年9月現在、カンガルーは動物検疫の対象外です。成分表に牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれず、原材料がカンガルー肉と調味料のみであれば、動物検疫上の検査証明書は不要です。また、税関申告書・Visit Japan Webの該当質問は「いいえ」と回答して差し支えありません。偶蹄類由来成分が含まれる場合は持ち込めません。
動物検疫上は指定検疫物ではありませんが、ワシントン条約の規制対象となるため、基本的には政府発行のCITES輸出許可書が必要です。附属書Ⅱのワニ製品には個人携帯品の特例が適用される場合もあります。筆者の知る限りでは、オーストラリアで輸出許可書をきちんと添付してクロコダイルジャーキーを販売しているお店は見覚えがありません。許可書を確認できない場合は、日本向けのお土産として購入しない方が無難です。
2026年9月30日までは動物検疫の指定対象外ですが、2026年10月1日からエミュー由来の肉やジャーキーも動物検疫の対象となり、輸出国政府の検査証明書が必要です。
日本への輸入日が2026年10月1日以降なら新ルールの対象です。購入日が9月でも検査証明書が必要になります。
真空パックであるだけでは持ち込めません。動物検疫対象の肉製品は、必要な検査証明書がなければ持ち込み不可です。
免税店で購入したかどうかは関係ありません。日本の動物検疫条件を満たし、必要な検査証明書が付いているか確認する必要があります。
いいえ。Visit Japan Webは税関申告です。検査証明書付きビーフジャーキーなど、動物検疫所での確認が必要な製品を持っている場合は「はい」と回答したうえで、日本到着後、税関検査の前に動物検疫カウンターへ現物を持参して確認を受けてください。
隠さずに税関申告を行い、動物検疫カウンターで申し出てください。条件を満たさない場合は動物検疫所の指示に従って処分します。
必ずしも「はい」ではありません。農林水産省の動物検疫所への確認では、税関申告は「検疫確認が必要か」を基準にします。牛肉、豚肉、羊肉、それらの油脂などの偶蹄類由来成分が一切含まれず、カンガルー肉と調味料のみであれば動物検疫対象外なので「いいえ」で差し支えありません。
オーストラリアの肉製品・ジャーキー持ち込みに関する参考情報
- 肉製品などのおみやげについて:動物検疫所
- 検査が必要な物(指定検疫物等):動物検疫所
- 入国時の質問について:動物検疫所
- 2026年10月1日からエミューが動物検疫対象:動物検疫所
- 食肉製品に添付されている検査証明書:農林水産省
- ワシントン条約規制対象種と輸出許可書:経済産業省
- オーストラリアから野生動植物製品を持ち出す際のCITES手続き:オーストラリア政府
- 携帯品・別送品申告書とVisit Japan Web:税関
まとめ:税関申告は「検疫確認が必要か」で判断
オーストラリアからビーフジャーキーなどを日本へ持ち帰る場合、牛、豚、羊、鶏などの肉製品は動物検疫の対象で、輸出国政府が発行する日本向け検査証明書が必要です。
カンガルーとクロコダイルは2026年9月現在、家畜伝染病予防法上の指定検疫物には含まれていません。ただしクロコダイルはワシントン条約の規制対象となるため、基本的にはオーストラリア政府発行のCITES輸出許可書が必要です。個人携帯品の特例が適用される場合もありますが、条件確認が必要です。筆者の知る限りでは、その輸出許可書をきちんと添付してクロコダイルジャーキーを販売しているお店は見覚えがありません。
エミューは2026年10月1日から新たに動物検疫対象となります。オーストラリアのエミュージャーキーも、10月1日以降に日本へ持ち込む場合は政府検査証明書が必要です。
税関申告書・Visit Japan Webの該当質問は、単に肉製品を持っているかではなく、動物検疫所での確認が必要かどうかを基準に回答します。日本向け検査証明書付きビーフジャーキーは「はい」と回答し、税関検査前に動物検疫所へ立ち寄ります。一方、偶蹄類由来成分が一切含まれず、カンガルー肉と調味料のみのカンガルージャーキーは動物検疫対象外のため「いいえ」で差し支えありません。原材料や対象の判断に迷う場合は、自己判断せず動物検疫所へ確認してください。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアでは、いちご、さくらんぼ、りんご、桃、ネクタリン、柑橘類など、季節ごとにさまざまな果物狩りを楽しめます。シドニー近郊の山間部、メルボルン郊外のヤラ・バレー、アデレード・ヒルズ、パース・ヒルズ、タスマニアなど、旅行先から日帰りで行ける農園も少なくありません。
現地では果物狩りをピック・ユア・オウン(Pick Your Own/PYO)と呼ぶのが一般的です。農園に入場し、自分で収穫した果物を重さに応じて購入するスタイルが多く、農園によっては入場料、予約制、食べ放題、持ち帰り用容器など独自のルールがあります。
日本からの旅行者にとって魅力なのは、観光地だけでは見えにくいオーストラリアの農業や季節感を体験できること。特に、メルボルン(Melbourne)近郊のさくらんぼ狩り、アデレード(Adelaide)近郊のいちご狩り、シドニー(Sydney)近郊のりんご狩りは、週末の小旅行としても人気があります。
ただし、果物狩りは天候と収穫量に大きく左右されます。公式サイトに「営業中」と表示されていても、その日の熟した果実が採り尽くされて早く終了することがあります。出発当日の朝に農園の公式サイトやSNSを確認するのが基本です。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、果物ごとの旬、シドニー・メルボルン・ブリスベン・アデレード・パース・タスマニアの代表的な果物狩り、予約方法、服装、子連れでの注意点、州境を越えて果物を運ぶ際の検疫、日本へ持ち帰る際の植物検疫までまとめて紹介します。
- オーストラリアの果物狩りとは?
- 果物別・おおよその収穫シーズン
- 果物狩りの基本的な流れ
- シドニー近郊:ビルピン・フルーツ・ボウル
- メルボルン近郊:チェリーヒル・オーチャーズ
- ブリスベン・クイーンズランドの果物狩り
- アデレード近郊:ビーレンバーグ・ファーム
- アデレード・ヒルズのさくらんぼ・りんご狩り
- パース近郊:四季で楽しめる果物狩り
- タスマニア:ベリー・さくらんぼ・りんご狩り
- 主要エリアの果物狩り比較
- 予約は必要?
- 料金はどう決まる?
- 服装・持ち物
- 子ども連れで行く場合
- 農園で守りたいルール
- 天候・収穫量による休園に注意
- 採った果物を州境越えで運ぶ時の注意
- 採った果物を日本へ持ち帰れる?
- オーストラリアの果物狩りに関するFAQ
オーストラリアの果物狩りとは?
オーストラリアの果物狩りは、観光専用施設というより、実際に果物を生産している農園が収穫期だけ一般客へ畑や果樹園を開放するスタイルが主流です。
「ピック・ユア・オウン」で探す
英語では「Pick Your Own」「PYO」「U-Pick」などと表示されます。旅行先で探す時は、「Cherry Picking」「Strawberry Picking」「Apple Picking」など果物名と都市名を組み合わせると見つけやすくなります。
毎日営業とは限らない
週末だけ、特定の月だけ、果実が十分に熟した日だけ営業する農園もあります。一般の観光施設より営業日が変わりやすいと考えておきましょう。
収穫した分を購入するのが基本
入場料とは別に、採った果物を重量で計算して購入する農園が多くあります。農園内で自由に食べられるかどうかは施設ごとに違います。
果物別・おおよその収穫シーズン
オーストラリアは広いため、同じ果物でも州や標高によって時期がずれます。次の表は旅行計画の目安として考えてください。
| 果物 | 主な時期の目安 | 代表的な地域 |
|---|---|---|
| いちご | 地域によりほぼ通年/春~秋 | クイーンズランド、南オーストラリア、ニューサウスウェールズ |
| さくらんぼ | 11月~1月 | ビクトリア、南オーストラリア、タスマニア、西オーストラリア |
| 桃・ネクタリン | 11月~2月 | ニューサウスウェールズ、タスマニア、西オーストラリア |
| りんご | 1月~5月頃 | ニューサウスウェールズ、南オーストラリア、西オーストラリア、タスマニア |
| ベリー類 | 11月~5月頃 | タスマニア、ビクトリア、クイーンズランド |
| 柑橘類 | 冬 | 西オーストラリアなど |
| マンゴー | 夏 | 西オーストラリア、クイーンズランドなど |
たとえばパース周辺では、冬に柑橘類、春にいちご、夏にさくらんぼやマンゴー、秋にりんごというように、一年を通して旬が移っていきます。
果物狩りの基本的な流れ
- 公式サイトで営業日と収穫可能な果物を確認
- 必要な場合は事前予約
- 農園受付で入場料を支払う
- 容器や袋を受け取り、指定された区画で収穫
- 採った果物を計量
- 重量に応じた料金を支払って持ち帰る
農園によって仕組みは違う
入場料に試食分が含まれる農園、持ち帰り分だけを計量する農園、最初から容器単位で料金を払う農園などがあります。
「食べ放題」と決めつけない
採りながら食べることを認めている農園もありますが、禁止している農園もあります。受付で説明を聞いてから始めましょう。
シドニー近郊:ビルピン・フルーツ・ボウル
ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)の北側、ビルピン(Bilpin)にあるビルピン・フルーツ・ボウル(Bilpin Fruit Bowl)は、シドニー近郊の代表的な果物狩り農園です。
いちごからりんごまで種類が多い
公式の収穫カレンダーでは、いちごは年間を通じて、さくらんぼは11月末~12月中旬、桃は11月末~1月、りんごは1月末から品種ごとに6月頃までが目安です。
果物の種類は週ごとに変わる
農園側も収穫時期は天候で前後すると案内しており、訪問前に最新の収穫状況を確認するよう勧めています。
果物狩りは予約制
現在の公式案内では果物狩りは予約が必要です。週末・祝日を中心に営業するため、シドニーからの日帰り旅行では先に予約枠を確保しておくと安心です。
メルボルン近郊:チェリーヒル・オーチャーズ
ヤラ・バレー(Yarra Valley)にあるチェリーヒル・オーチャーズ(CherryHill Orchards)は、メルボルン近郊のさくらんぼ狩りで特に人気の高い農園です。
シーズンは11月~1月初旬
毎年11月から1月初旬にかけて一般客向けのさくらんぼ狩りを行っています。2026/27シーズンも11月から開始予定です。
コールドストリームとワンディン・イースト
コールドストリーム(Coldstream)農園は2026年11月から、ワンディン・イースト(Wandin East)農園は11月末から収穫開始予定と案内されています。
メルボルンCBDから約1時間
どちらの農園もメルボルン中心部から車で約1時間。カフェやピクニックエリアもあり、ヤラ・バレー観光と組み合わせやすい立地です。
ブリスベン・クイーンズランドの果物狩り
クイーンズランド(Queensland)は南部州とは季節感が違い、冬から春にいちご狩りを楽しめるのが特徴です。
いちごは5月~10月頃が狙い目
クイーンズランド州観光の案内では、クールーラ・ベリーズ(Cooloola Berries)は5月~10月を中心に営業し、いちごのほか年末頃にはブルーベリーの収穫も楽しめます。
ブリスベン近郊にもいちご農園
ローリン・ファームズ(Rolin Farms)やチェンバーズ・フラット・ストロベリー・ファーム(Chambers Flat Strawberry Farm)など、ブリスベン(Brisbane)から日帰り圏内のいちご農園もあります。
ロンガン狩りもクイーンズランドらしい
亜熱帯地域らしく、2月~4月頃にはロンガン狩りを行う農園もあります。南部州とは違う果物を体験したい人に向いています。
アデレード近郊:ビーレンバーグ・ファーム
ハーンドルフ(Hahndorf)のビーレンバーグ・ファーム(Beerenberg Farm)は、アデレード近郊で最も有名ないちご狩りのひとつです。
いちご狩りは11月~4月
毎年11月から4月までが基本シーズン。1975年から果物狩りを続けている、アデレード・ヒルズの定番体験です。
アデレード中心部から約30分
歴史あるドイツ系の町ハーンドルフにあり、市内観光とは違う一日を楽しめます。
当日の営業確認が必須
熟したいちごが採り尽くされた日や、猛暑・悪天候時には一時的に畑を閉めることがあります。農園側も訪問当日に営業状況を確認するよう案内しています。
アデレード・ヒルズのさくらんぼ・りんご狩り
アデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)は、いちごだけでなく、さくらんぼ、りんご、いちじくなど果物狩りの選択肢が豊富です。
さくらんぼは11月中旬~1月中旬頃
地域観光局は、さくらんぼのシーズンをおおむね11月中旬~1月中旬と案内しています。農園によって収穫開始時期が異なります。
バードウッドは2026年12月再開予定
バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ(@Birdwood Pick Your Own Cherries)は2025年シーズンを終了しており、公式サイトでは2026年12月に再開予定と案内されています。
りんごは2月末~5月頃
レンズウッド・ピック・ユア・オウン(@Lenswood Pick Your Own)は、例年2月末から5月頃にりんご狩りを行います。秋のアデレード旅行にも向いています。
パース近郊:四季で楽しめる果物狩り
パース(Perth)周辺は地中海性気候のため、一年を通して違う果物の収穫期があります。
秋はりんご・梨
パース・ヒルズ(Perth Hills)では秋にりんごや梨のシーズンを迎えます。コア・サイダー(CORE Cider)などで季節の果樹園体験が行われます。
冬は柑橘類
チッタリング(Chittering)やパース・ヒルズでは、冬にオレンジ、みかん、レモン、グレープフルーツなどが旬になります。
春はいちご、夏はさくらんぼ・マンゴー
春はワネルー(Wanneroo)やグナンガラ(Gnangara)周辺のいちご、夏はピッカリング・ブルック(Pickering Brook)のさくらんぼや、パース北部のマンゴーなどが狙い目です。
農園は営業形態が変わりやすい
パース周辺は農園ごとに果物狩り、農園直売、ガイド付きツアーの形が違います。目的の果物を選んでから、そのシーズンに一般向け収穫を行っている農園を確認しましょう。
タスマニア:ベリー・さくらんぼ・りんご狩り
涼しい気候のタスマニア(Tasmania)は、ベリー類とさくらんぼの名産地。夏のドライブ旅行と果物狩りの相性が良い地域です。
ソレル・フルーツ・ファーム
ホバート(Hobart)から北東へ約25kmのソレル・フルーツ・ファーム(Sorell Fruit Farm)では、いちご、ラズベリー、ボイセンベリー、ブラックカラントなど多くのベリー類に加え、さくらんぼ、桃、りんご、梨などを季節ごとに収穫できます。
ベリー類は11月~5月、さくらんぼは12月~1月
ソレル地域の案内では、11月から5月にかけて複数のベリーが順番に旬を迎え、12月・1月はさくらんぼの最盛期です。
アイアン・クリーク・ベイ・エステート
アイアン・クリーク・ベイ・エステート(Iron Creek Bay Estate)でも、例年12月中旬~2月末に果物狩りを行っています。さくらんぼ、あんず、りんごなどの果樹園が広がります。
主要エリアの果物狩り比較
| エリア | 代表的な果物 | おすすめ時期 |
|---|---|---|
| シドニー近郊 | いちご、桃、りんご | 11月~5月頃 |
| メルボルン近郊 | さくらんぼ | 11月~1月初旬 |
| ブリスベン周辺 | いちご、ブルーベリー、ロンガン | 冬~春、果物により夏~秋 |
| アデレード・ヒルズ | いちご、さくらんぼ、りんご | 11月~5月 |
| パース周辺 | りんご、柑橘、いちご、さくらんぼ、マンゴー | ほぼ通年 |
| タスマニア | ベリー類、さくらんぼ、りんご、桃 | 11月~5月 |
「果物狩りを旅の主目的にする」なら、12月~1月は選択肢が特に多くなります。一方、冬の旅行ならクイーンズランドのいちごやパースの柑橘類など、北部・西部を探すと見つけやすくなります。
予約は必要?
人気農園は予約制が増えている
ビルピン・フルーツ・ボウルのように予約必須の農園や、チェリーヒル・オーチャーズのように人気日が早く埋まる農園があります。
予約不要でも営業確認は必要
予約不要の農園でも、「今日採れる果物が残っているか」は別問題です。出発前に必ず最新情報を確認してください。
団体は事前連絡
10人以上のグループ、貸切バス、学校行事などは個人客とは別の条件になることがあります。
料金はどう決まる?
入場料+収穫した果物の料金
最も一般的なのは、農園への入場料を払い、持ち帰る果物を最後に重量で精算する方法です。
容器単位の農園もある
指定された箱やパネットを先に購入し、その容器いっぱいまで収穫する方式もあります。
料金は毎年変わる
果物の収穫量、人件費、天候などで料金が変わるため、前年のブログ記事の価格をそのまま信用しない方がよいでしょう。
服装・持ち物
歩きやすい靴
農園内は土や芝、傾斜地が多いため、スニーカーなど汚れてもよい靴がおすすめです。
帽子・日焼け止め
果樹園は日陰が少ないことがあります。オーストラリアの日差しは強いため、短時間でも日焼け対策をしてください。
水
夏のさくらんぼ狩りやいちご狩りでは、こまめな水分補給が必要です。
容器は農園ルールに従う
持参容器を使える農園もあれば、指定容器のみの農園もあります。勝手に大型バッグへ果物を入れないようにしましょう。
子ども連れで行く場合
低い位置で採れる果物が楽
いちごやベリー類、低い枝のさくらんぼなどは小さな子どもでも収穫しやすい果物です。
子どもから目を離さない
農園には農機具、池、傾斜、薬剤散布後で立入禁止の区画などがあります。指定されたエリア以外へ入らないよう注意してください。
ベビーカーが使いにくい場合も
畑や果樹園は舗装されていないことが多いため、乳幼児連れでは農園のアクセス情報を確認しておくと安心です。
農園で守りたいルール
採った果物は責任を持って購入
熟していない果物を採って捨てる、傷つけた果物を放置する、といった行為は禁止されています。
木に登らない
枝を折ったり木に登ったりすると、翌年以降の収穫にも影響します。
食べてよいか先に確認
チェリーヒルのように収穫中の試食を楽しめる農園もありますが、ビルピンでは収穫ルールが異なります。必ずその農園の説明に従ってください。
ペット不可の農園も多い
食品生産施設のため、介助犬を除きペットを入れない農園があります。
天候・収穫量による休園に注意
果物狩りで最も起こりやすい失敗は、「予定していた日に行ったら閉まっていた」というケースです。
雨だけが理由ではない
猛暑、強風、火災警報、果実の成熟不足、前日の来園者による採り尽くしなどでも休園します。
当日の朝に再確認
前日に営業予定でも当日変更されることがあります。車に乗る前に公式サイトやSNSをもう一度確認しましょう。
代替プランを用意
農園カフェ、ファームショップ、ワイナリー、近隣の町などを組み合わせておくと、果物狩りが中止でも一日を無駄にしにくくなります。
採った果物を州境越えで運ぶ時の注意
オーストラリア国内でも、州境や検疫区域を越えて生の果物を自由に持ち運べるとは限りません。
州ごとに検疫ルールがある
病害虫の拡散を防ぐため、果物、野菜、植物、土などの州間移動には規制があります。禁止品を持ち込むとその場で罰金を科されることがあります。
南オーストラリア州は特に注意
南オーストラリア州(South Australia)では、他州からの生鮮果物に厳しい持込制限があります。また州内でもリバーランド(Riverland)へ果物を持ち込めない場合があります。
「農園で買ったから大丈夫」ではない
正式な処理・証明がない一般の生果物は、旅行ルートによって持ち運べないことがあります。州をまたぐロードトリップでは、オーストラリア州間検疫の最新情報を確認してください。
採った果物を日本へ持ち帰れる?
果物狩りで採った新鮮な果物は、基本的にオーストラリア滞在中に食べ切ると考えるのが一番簡単です。
日本への生果実持ち込みは厳しく制限
日本では海外からの果物・野菜の持ち込みが厳しく規制されており、果物の種類と原産国によっては輸入禁止です。
持ち込み可能な果物でも検査証明書が必要
禁止されていない植物でも、原則として輸出国政府機関が発行する植物検査証明書(Phytosanitary Certificate)が必要で、日本到着時に植物検疫カウンターで検査を受けます。
農園のレシートでは代用できない
「自分で採った」「農園で買った」という事実だけでは、日本の植物検疫条件を満たしません。
お土産は加工品を選ぶのが簡単
生の果物ではなく、農園のジャム、ソース、ジュース、焼き菓子など、持ち込み条件を確認しやすい加工品を選ぶと旅行者には便利です。
オーストラリアの果物狩りに関するよくある質問(FAQ)
できます。現地では「Pick Your Own」「PYO」などと呼ばれ、いちご、さくらんぼ、りんご、桃、ベリー類などを自分で収穫できる農園があります。
全国的に選択肢が多いのは11月~1月です。さくらんぼ、いちご、桃、ベリー類などが重なります。ただしクイーンズランドのいちごやパースの柑橘類など、冬に楽しめる地域もあります。
ビルピン周辺で楽しめます。ビルピン・フルーツ・ボウルでは、品種によって1月末から6月頃までが収穫時期の目安です。
ヤラ・バレーのチェリーヒル・オーチャーズでは、例年11月から1月初旬がシーズンです。2026/27シーズンも11月から順次開始予定です。
ハーンドルフのビーレンバーグ・ファームでは、通常11月から4月がいちご狩りシーズンです。
農園によります。予約必須の農園もあれば当日受付の農園もあります。予約不要でも収穫量不足で休園することがあるため、当日の公式情報を確認してください。
農園によって違います。試食・食べ放題を認める農園もありますが、計量前に食べることを禁止している農園もあるため、受付のルールに従ってください。
州や検疫区域によって制限があります。特に南オーストラリア州やリバーランドなどは生鮮果物の移動規制があるため、州境を越える前に最新の検疫情報を確認してください。
果物の種類によっては輸入禁止で、禁止されていないものでも原則として輸出国政府の植物検査証明書が必要です。旅行者はオーストラリア滞在中に食べ切るのが最も簡単です。
都市によってはバスやツアーを利用できますが、多くの農園は郊外にあるためレンタカーが便利です。パースなどでは季節の果樹園を訪れるガイド付きツアーもあります。
オーストラリアの果物狩りに関する参考情報
- ビルピン・フルーツ・ボウル公式サイト
- ビルピン・フルーツ・ボウル収穫カレンダー
- チェリーヒル・オーチャーズ公式サイト
- ビーレンバーグ・ファーム公式サイト
- アデレード・ヒルズ果物狩り情報
- バードウッド・ピック・ユア・オウン・チェリーズ公式サイト
- クイーンズランドの果物狩り:Queensland
- パースの果物狩り:Destination Perth
- ソレル・フルーツ・ファーム:ソレル・カウンシル
- アイアン・クリーク・ベイ・エステート
- オーストラリア州間検疫
- 海外から果物を日本へ持ち込む際の植物検疫:植物防疫所
まとめ:旬と営業状況を確認して、オーストラリアならではの果物狩りを楽しもう
オーストラリアでは、夏のさくらんぼ、秋のりんご、冬から春のいちご、冬の柑橘類など、地域ごとに違う果物狩りを楽しめます。
シドニー近郊ならビルピン、メルボルン近郊ならヤラ・バレー、アデレードならハーンドルフとアデレード・ヒルズ、パースならパース・ヒルズ、タスマニアならソレル周辺が代表的です。
果物狩りは一般の観光施設と違い、天候や熟した果実の量で営業状況が変わります。予約の有無にかかわらず、訪問当日に公式情報を確認してから出発してください。
また、採った果物を州境を越えて運ぶ場合にはオーストラリア国内の検疫規制があり、日本へ持ち帰る場合にも植物検疫があります。果物は現地で新鮮なうちに楽しみ、お土産には農園のジャムや加工品を選ぶのもおすすめです。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアでは2025年12月10日から、16歳未満の子どもが一部のSNSでアカウントを持つことを制限する制度が始まりました。ニュースでは「16歳未満のSNS禁止」と表現されることがありますが、実際には子ども本人を罰する法律ではありません。
法律上の義務を負うのはSNS事業者です。対象となるSNSは、通常オーストラリアに居住する16歳未満の利用者がアカウントを新しく作ったり、既存アカウントを持ち続けたりできないよう「合理的な措置」を取る必要があります。
対象には、フェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)、スナップチャット(Snapchat)、スレッズ(Threads)、ティックトック(TikTok)、ツイッチ(Twitch)、エックス(X)、ユーチューブ(YouTube)、キック(Kick)、レディット(Reddit)などが含まれます。一方、ワッツアップ(WhatsApp)、メッセンジャー(Messenger)、ディスコード(Discord)、ロブロックス(Roblox)などは、2026年8月時点では同じ規制の対象とはみなされていません。
日本からの旅行者にとって重要なのは、短期旅行でオーストラリアを訪れただけの16歳未満を、一律にSNSから締め出す制度ではないという点です。対象は「通常オーストラリアに居住している」利用者ですが、この「通常居住」に明確な日数基準はありません。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者と在豪邦人向けに、16歳未満のSNS規制の内容、対象サービス、短期旅行者や留学生への影響、年齢確認、個人情報の扱い、2026年現在の運用状況、詐欺への注意点まで整理します。
- オーストラリアのSNS規制とは?
- いつから始まった?
- 誰が規制の対象になる?
- 対象となる主なSNS
- 現在対象外とされる主なサービス
- 日本からの短期旅行者への影響
- 在豪邦人・留学生への影響
- 16歳以上でも年齢確認される?
- 年齢確認はどのように行われる?
- 個人情報・プライバシーは大丈夫?
- フェイスブック・インスタグラム・スレッズ
- ティックトック・スナップチャット
- ユーチューブはどうなる?
- エックス・レディット・ツイッチ・キック
- ブルースカイ・レモン8などの扱い
- 16歳未満でも見るだけなら可能?
- 罰金は誰に科される?
- 2026年現在の運用状況
- 年齢確認を装う詐欺・回避策に注意
- オーストラリアのSNS規制に関するFAQ
オーストラリアのSNS規制とは?
オーストラリアのSNS年齢規制は、2024年に成立した「Online Safety Amendment (Social Media Minimum Age) Act 2024」により導入された制度です。
最低年齢は16歳
対象となるSNS事業者は、通常オーストラリアに居住する16歳未満がアカウントを作成・維持できないよう合理的な措置を取る必要があります。
子ども本人を処罰する法律ではない
規制の中心はSNS事業者に対する義務です。16歳未満本人や保護者に罰金を科す制度ではありません。
SNSそのものが全面禁止になるわけではない
ログインしなくても閲覧できる公開コンテンツまで一律に禁止する仕組みではありません。
いつから始まった?
法律成立は2024年
改正法は2024年12月に成立し、SNS事業者には対応準備の期間が設けられました。
規制開始は2025年12月10日
2025年12月10日から、対象SNS事業者に16歳未満のアカウント作成・維持を防ぐ義務が適用されています。
2026年も制度は運用中
2026年8月現在、制度は施行済みで、eセーフティ(eSafety Commissioner)が各SNSの対応状況を監視しています。
誰が規制の対象になる?
通常オーストラリアに居住する16歳未満
対象は単に「オーストラリア国内にいる16歳未満」ではなく、通常オーストラリアに居住している16歳未満です。
国籍は基準ではない
オーストラリア国籍かどうかではなく、居住実態が重要です。日本国籍でもオーストラリアで生活する15歳の留学生などは対象になり得ます。
「通常居住」の日数基準はない
法律には具体的な滞在日数の基準がありません。SNS側は端末、通信回線、位置情報、国設定など複数の情報から判断することがあります。
対象となる主なSNS
| SNS | 16歳未満のアカウント |
|---|---|
| フェイスブック | 原則不可 |
| インスタグラム | 原則不可 |
| スナップチャット | 原則不可 |
| スレッズ | 原則不可 |
| ティックトック | 原則不可 |
| ツイッチ | 原則不可 |
| エックス | 原則不可 |
| ユーチューブ | 原則不可 |
| キック | 原則不可 |
| レディット | 原則不可 |
この一覧は固定ではありません。サービスの機能や主な目的が変われば、今後判断が変わる可能性があります。
現在対象外とされる主なサービス
| サービス | 2026年8月現在の扱い |
|---|---|
| ディスコード | 対象外と判断 |
| ギットハブ(GitHub) | 対象外と判断 |
| グーグル・クラスルーム(Google Classroom) | 対象外と判断 |
| メッセンジャー | 対象外と判断 |
| ピンタレスト(Pinterest) | 対象外と判断 |
| ロブロックス | 対象外と判断 |
| スチーム(Steam)・スチーム・チャット | 対象外と判断 |
| ワッツアップ | 対象外と判断 |
| ユーチューブ・キッズ(YouTube Kids) | 対象外と判断 |
主な目的がメッセージ機能やオンラインゲームであるサービスなどには除外規定があります。ただし、サービス内容が変われば将来の扱いも変わる可能性があります。
日本からの短期旅行者への影響
短期旅行者を一律に止める制度ではない
制度上の対象は「通常オーストラリアに居住する」16歳未満です。そのため、日本に生活基盤があり観光で短期間滞在する旅行者を主な対象とした制度ではありません。
自動判定で確認が入る可能性はある
SNS事業者はIPアドレス、GPS、端末設定、オーストラリアの電話番号、通信会社、アカウント設定などを居住地判断の材料にすることがあります。
誤判定なら異議申立て
通常居住者ではないのにアカウントが制限された場合などは、SNS側の公式手続きで見直しを求めることができます。
在豪邦人・留学生への影響
日本人でもオーストラリア居住なら対象になり得る
国籍ではなく居住実態で判断されます。オーストラリアで暮らす16歳未満の日本人は、対象SNSのアカウントを停止される可能性があります。
16歳未満の留学生も注意
一定期間オーストラリアで生活する留学生は、端末や通信回線、国設定などからオーストラリア居住と判断され、年齢確認の対象になることがあります。
日本で作った既存アカウントも例外ではない
アカウントを日本で作ったかどうかではなく、現在の通常居住地が重視されます。
16歳以上でも年齢確認される?
全員が身分証明書を出すわけではない
SNSが十分な情報を持ち、利用者が16歳以上と合理的に判断できる場合、全員へ追加の確認を求める必要はないとされています。
年齢が疑われると追加確認
登録情報、写真、動画、音声、閲覧傾向、利用時間帯、交流相手などから16歳未満の可能性があると判断されると、年齢確認を求められる場合があります。
一度通過しても再確認されることがある
最初の年齢確認で16歳以上となっても、その後の情報から疑いが生じれば再確認される可能性があります。
年齢確認はどのように行われる?
生年月日の自己申告だけでは不十分
SNS側は登録時の生年月日だけに頼らず、複数の方法を組み合わせることが求められています。
顔による年齢推定
自撮り動画などからおおよその年齢を推定する方法があります。
公的身分証明書による確認
パスポートや運転免許証などで生年月日を確認する方法もあります。
行動やアカウント情報からの推定
アカウント作成時期、利用時間帯、つながっている利用者、写真や動画などから年齢を推定することもあります。
政府発行IDだけを強制することはできない
政府発行の身分証明書を方法のひとつとして提示できますが、それだけを唯一の手段として強制することは禁止されています。
個人情報・プライバシーは大丈夫?
年齢確認には顔写真、動画、身分証明書、位置情報などが使われる場合があるため、プライバシー保護も制度の重要な部分です。
OAICも監督
オーストラリア情報コミッショナー事務局(Office of the Australian Information Commissioner:OAIC)が、年齢確認に伴う個人情報の扱いを監督しています。
別目的への利用には制限
年齢確認のために収集した情報を広告など別の目的へ使う場合には、一定の条件や利用者の同意が必要です。
公式画面以外へ身分証明書を送らない
メールやDMのリンクから突然パスポート画像を提出するのではなく、SNS公式アプリや公式サイトの手続きかを確認してください。
フェイスブック・インスタグラム・スレッズ
メタ(Meta)が運営するフェイスブック、インスタグラム、スレッズはいずれも対象です。
16歳未満は利用停止の可能性
オーストラリア居住の16歳未満と判断されたアカウントは、利用停止や無効化の対象になります。
誤判定には確認手段あり
フェイスブックとインスタグラムでは、16歳以上なのに誤って制限された利用者向けに、動画による年齢推定や政府発行IDを使う確認方法が案内されています。
ティックトック・スナップチャット
ティックトックとスナップチャットも主要な対象SNSです。
登録年齢だけでは判断しない
16歳以上と登録されていても、利用状況などから16歳未満の可能性があると判断されれば、追加確認の対象になることがあります。
2026年も監視継続
eセーフティは2026年3月、両サービスを含む主要5サービスの対応に強い懸念を表明しました。
ユーチューブはどうなる?
アカウント保有が制限される
通常オーストラリアに居住する16歳未満は、ユーチューブのアカウントを新規作成・維持できないよう対策されます。
動画を見ること自体は禁止されていない
ログイン不要で公開されている動画は16歳未満でも視聴できます。
ユーチューブ・キッズは別扱い
2026年8月時点でユーチューブ・キッズは同じSNS最低年齢規制の対象外とされています。
エックス・レディット・ツイッチ・キック
エックス、レディット、ツイッチ、キックもeセーフティが年齢制限対象と考えているサービスです。
利用者数やリスクを踏まえて監視
eセーフティは、16歳未満の利用者が多いサービスや、子どもへの影響が大きい機能を持つサービスを優先して監視しています。
「SNSという名称」だけで決まるわけではない
オンライン上の社会的交流を主要目的としているかなど、法律上の条件によって判断されます。
ブルースカイ・レモン8などの扱い
ブルースカイ
ブルースカイ(Bluesky)はオーストラリアのアカウント保有者について最低年齢16歳を適用しています。
レモン8・ウィズ
レモン8(Lemon8)とウィズ(Wizz)も最低年齢16歳を適用すると通知しています。
ビゴライブ・ユーボは18歳以上
ビゴライブ(BigoLive)とユーボ(Yubo)は対象条件に該当するとしつつ、自社サービスでは最低年齢18歳を維持しています。
16歳未満でも見るだけなら可能?
ログインなしで公開されているコンテンツを見ることまで禁止されているわけではありません。
ユーチューブは多くの動画をログインなしで視聴可能
年齢制限のない公開動画であれば、アカウントを持たずに視聴できます。
フェイスブックの公開ページも見られる場合がある
企業や店舗の公開ページなど、ログインなしで表示される情報は見ることができます。
投稿・コメント・保存などは別
アカウントが必要な投稿、コメント、フォロー、保存などの機能は利用できなくなる可能性があります。
罰金は誰に科される?
子どもや親ではなくSNS事業者
16歳未満本人や保護者が処罰される制度ではありません。
企業への制裁金は最大5,460万豪ドル
2026年8月現在、対象SNS事業者が必要な措置を取らなかった場合、裁判所が法人へ科す民事制裁金は最大5,460万豪ドルとなる可能性があります。
「16歳未満だから罰金」は詐欺
子ども本人へ「SNSを使った罰金を払え」と要求する制度ではありません。そのような連絡が来ても支払わないでください。
2026年現在の運用状況
2026年3月に主要5サービスへ懸念
eセーフティは、フェイスブック、インスタグラム、スナップチャット、ティックトック、ユーチューブについて、年齢確認やアカウント排除の対応に重大な懸念があると発表しました。
取り締まりを視野に入れた調査へ
2026年3月末には、単なる監視から必要に応じて法的措置を検討する段階へ移行すると表明しています。
2026年5月時点では最終判断前
同年5月時点でも調査は続いており、各社が法律上の「合理的な措置」を十分に取っているか最終判断には至っていませんでした。
16歳未満のアカウントはまだ残っている
2026年7月に公表された初期評価では、16歳未満の一部が引き続き対象SNSのアカウントを保有していることが確認されています。制度は運用改善が続いている段階です。
年齢確認を装う詐欺・回避策に注意
パスポート提出を求める偽メールに注意
「アカウント停止を防ぐため今すぐ身分証明書を送れ」などと偽るフィッシングには注意してください。公式アプリ・公式サイトから手続きを確認します。
偽身分証明書を買わない
偽IDや「年齢確認済みアカウント」の販売は詐欺の可能性があります。個人情報や金銭を渡さないでください。
VPNによる回避も想定されている
SNS事業者には、16歳未満がVPNを使って国外にいるよう装う行為にも対応することが求められています。
誤判定は正規の異議申立てを使う
16歳以上なのに制限された場合や、通常オーストラリアに居住していないのに対象になった場合は、SNSの公式サポートから見直しを申請してください。
オーストラリアのSNS規制に関するよくある質問(FAQ)
いいえ。対象SNSでアカウントを作成・維持することが制限されますが、ログイン不要で公開されているコンテンツを見ることまでは禁止されていません。
2025年12月10日から対象SNS事業者の義務が始まりました。
制度の対象は通常オーストラリアに居住する16歳未満です。短期旅行者を一律に対象とする制度ではありませんが、自動判定で居住地や年齢確認が行われる可能性はあります。
16歳未満でオーストラリアに通常居住していると判断されれば対象になり得ます。国籍ではなく居住実態が判断材料です。
はい。フェイスブック、インスタグラム、ティックトック、スナップチャット、スレッズ、ユーチューブ、エックス、ツイッチ、キック、レディットなどが対象とされています。
2026年8月時点で、eセーフティはワッツアップやディスコードを同じSNS最低年齢制度の対象とはみなしていません。
求められる場合はありますが、全員が政府発行IDを提出する必要はありません。政府発行IDだけを唯一の確認方法として強制することはできません。
いいえ。罰則の対象は義務を守らないSNS事業者で、子ども本人や保護者へ罰金を科す制度ではありません。
ログインしなくても公開されている多くの動画は視聴できます。制限の中心はアカウントの作成・維持です。
変わる可能性があります。SNSの機能や主な利用目的が変化した場合、判断が見直されることがあります。
オーストラリアのSNS規制に関する参考情報
- SNS年齢規制:eセーフティ
- SNS年齢規制FAQ:eセーフティ
- 対象SNS一覧:eセーフティ
- SNS最低年齢とプライバシー:OAIC
- Online Safety Amendment (Social Media Minimum Age) Act 2024
まとめ:オーストラリアのSNS規制は「16歳未満本人への罰則」ではない
オーストラリアでは2025年12月10日から、主要SNSに対し、通常オーストラリアに居住する16歳未満がアカウントを作成・維持できないよう合理的な措置を取る義務が課されています。
ニュースでは「16歳未満SNS禁止」と表現されますが、子ども本人や保護者を処罰する制度ではありません。義務を負うのはSNS事業者です。
日本からの短期旅行者は制度の主な対象ではありません。一方、16歳未満の日本人留学生やオーストラリア在住者は、国籍にかかわらず対象になる可能性があります。
対象SNSや年齢確認方法は今後も変わる可能性があります。家族旅行、留学、長期滞在で16歳未満の利用者がいる場合は、eセーフティと各SNSの公式案内を確認してください。
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