キュランダは、ケアンズ北西約20キロ、車で約30~40分の場所の、世界自然に認定された世界最古の熱帯雨林地帯にある、人口約700人の小さな村である。かつては切り出した木材運ぶ拠点として栄えていたが、1960年頃から徐々にヒッピーや芸術家達が集まり、生計を立てるために自分たちの作品を売り始め、徐々に有名になり現在の観光名所キュランダ村にまで成長した。

キュランダの名前の由来は、先住民アボリジニの言葉で『静かな森のある村』という意味。現在でもその名の通り、昼間は観光客でにぎわっているが、夜になると全く別の村かと思うほどに静かな村になる。ケアンズからキュランダへ訪れる観光客は、日帰りでこのキュランダへ訪れるだけだが、日程に余裕があり、静かな森の中で夜を体験したければ、このキュランダに1泊するのも良いアイデアだ。

キュランダへのアクセス

キュランダへの行き方として、早い交通手段はやはりバス等の車だが、キュランダ観光といえば、そこまで行く交通機関自体が、重要なキュランダ観光名所となっている。レンタカーなどでキュランダを訪れても良いが、できることなら後述するスカイレール、キュランダ高原鉄道を片道ずつ利用してキュランダを訪れてもらいたい。

まずは、全長7.5キロメートルのスカイレール。1995年開通以来絶大な人気を誇る。約45分の空の旅では、360度のパノラマでどこまでも広がる熱帯雨林を眺めながらキュランダへ行く事が出来る。途中にある二つの駅(レッドピーク駅、バロンフォールズ駅)にはそれぞれ10分程度の短い散策コースがある。ケアンズから一番近い駅がスミスフィールド駅(ケアンズより車で約20分)になり、そこまでバス等の交通機関を利用する必要がある。

世界遺産の熱帯雨林を眺めながらキュランダへ向かうスカイレール

もうひとつは、110年以上の歴史を持つレトロな雰囲気のキュランダ高原鉄道。1日往復2本のみの観光列車で、車窓から山間に広がる景色を眺めながら、片道約2時間をかけてケアンズ郊外、ストーニー渓谷、バロン渓谷を通り、キュランダまで運行する。運行中は見どころに差し掛かると、車内に英語の音声ガイドが流れる。一般車両のヘリテージクラスとゆったりとしたシートで、飲み物や食べ物がサービスされるゴールドクラスがある。

世界の車窓からにも登場したキュランダ高原鉄道

上記のスカイレール、キュランダ列車を片道ずつ乗って行くのが一般的であるが、特に行き帰りどちらに乗る方が良いという事はなく、それぞれの車窓から異なる風景を楽しむことができる。一番手っ取り早く現在一番多くの方が利用されるのが、上記二つの交通機関を利用した各ツアー会社が主催しているキュランダ1日観光があり、1日でくまなく熱帯雨林を満喫するには大変便利なツアーである。

キュランダの見どころ

キュランダは、端から端まで15分程度、ざっくりとであれば1時間で周れる小さな村ではあるが、村内には見所が沢山ある。まず、キュランダ村内にある「キュランダヘリテージマーケット」「オリジナルヴィレッジマーケット」二つのマーケットには足を運んでいただきたい。特に全てのお店が開いている水、木、金、日はお勧め。=オリジナルの手作りのものやケアンズでは手に入らないものが見つかったり、見て回るだけでも楽しめる。また、村の至る所にあるオブジェにも注目していただきたい。ベンチや標識やゴミ箱などもかわいらしい凝った作りになっており一見の価値あり。それとともに道路脇にはいくつかの巨大な樹が立ち並んでおり、幻想的な雰囲気をかもし出している。オリジナルマーケット手前にある、名物おじさんが経営する赤い屋根の手作りアイスクリーム屋さんの、その季節ごとに変わるメニューは地元のガイドにも人気。中でもラムレーズン、マンゴーは人気が高い。一味違ったアイスの味が楽しめる。

気さくに記念撮影に応じてくれるアイスクリーム屋の名物おじさん

キュランダのテーマパーク

バタフライサンクチュアリーは、キュランダ村の中心にある南半球最大の蝶園で、2000匹を超える蝶が飼育されている。園内にはレインフォレストのガーデンが広がり、様々な種類の蝶が飛び交う。1日に3回見ると幸せになれると言われているキュランダに生息する青い蝶「ユリシス」を見ることが出来る。

バードワールドは、キュランダ村のヘリテージマーケット内にある、オーストラリア国内外から集められた65種類、約500羽の鳥達が自由に飛びまわる鳥園で、園内はミニ熱帯雨林さながらに緑の植物が生い茂り、入園者は園内に設置されたボードウォークを自由に散策できる。レセプションでは餌を販売しており、フレンドリーにあちこちから飛んでくるカラフルな鳥達にふれあい、餌付けもできる。

コアラガーデンは、キュランダ村のヘリテージマーケット内にある動物園で、コアラ、カンガルー、ワラビー、クォッカワラビー、ビルビー、アリゲーター、ウォンバット、エリマキトカゲ、などオーストラリアの動物たちを観察できる。コアラ抱っこ写真を撮ることができ、その他カンガルーやワラビーには餌付けもできる。園内には爬虫類館や、夜行性動物館などもある。

レインフォレステーションはキュランダ村から車で5分ほど離れた場所にある、自然体験ができるネイチャーパークである。40ヘクタールに及ぶ広大な敷地内では、様々なアトラクションを楽しむことができる。アーミーダックは、第二次世界大戦で活躍した水陸両用車で森林から湖までを探検するユニークなツアー。同乗する気さくなリーダー「ダックキャプテン」が珍しい動植物を紹介しながら運行される。「コアラ&ワイルドライフパーク」には、コアラやカンガルーはもちろん、ウォンバット、ディンゴ、イリエワニ、などオーストラリアに住む動物を見る事ができる。無料のガイドサービスが利用できる他、観客によるバラマンディ(ケアンズ周辺に生息する古代魚)の餌付けも人気がある。全長5メートルの巨大なイリエワニが餌をむさぼるシーンは迫力満点。「コアラ体験」コーナーでは、コアラを間近で見ることができ、コアラの飼育法が紹介され、コアラを抱っこ写真も撮ることができる。「パマギリ・アボリジナル・エクスペリエンス」は先住民族アボリジニの一種族パマギリ族が奏でるディジリドゥとクラップスティックの演奏が楽しめる。パマギリ族の文化や慣習を独特のダンスで表現したり、伝統的なフェイスペインティング、動物の足跡を描くアニマルトラック、アボリジニによる槍投げの実演やブーメランの投げ体験など、アボリジニ文化を体験する事もできる。

レインフォレステーション名物の水陸両車アーミーダック

メルボルンの南西にあるトーキーからウォーナンブールに至る全長約250KMにおよぶ海一帯がグレートオーシャンロードと呼ばれている。

トーキーはサーフィンのメッカで若者に人気の町。また、途中で世界サーフィンカップが開催されるベルズビーチという有名ビーチも通る。グレートオーシャンロード最終地点のアデレードの手前まで行くにはさらに数時間車を走らせる必要がある。

グレートオーシャンロードのハイライトは、ポートキャンベル近郊にある12人の使途の寄岩。海中から岩が突き出ていて、その景観の迫力には圧倒される。

さらに東に進むと、ロックアード渓谷がある。ここは、オーストラリア最後の移民船ロックアード号が難破した場所。ロンドンアーチは波の浸食でできたアーチ状の岩。以前はロンドンブリッジと呼ばれて陸続きになっていたが、海水の浸食により一部が崩落し、陸続きではなくなった。それに伴い、名称がロンドンブリッジからロンドンアーチに変更された。

今なお激しい波に浸食され続けており、12使徒の岩、ロンドンアーチ等で、岩の崩落が近年でも発生しており、徐々にその景観の変えている。

グレートオーシャンロード地図

グレートオーシャンロード地図

グリーン島は約6000年かかってグレートバリアリーフ海洋公園に誕生した、ケアンズ沖合27kmに位置する島世界自然遺産に登録される島で、大きさは約12ヘクタール(東京ドーム約2.5個分)あり、島はサンゴ礁と熱帯雨林があるとても特徴的な環境にある。 グリーン島の周りのサンゴ礁の大きさは約120ヘクタールに及び、島の面積の約80倍のサンゴ礁が広がっている。グレートバリアリーフに浮かぶ300以上のサンゴが堆積されて出来た島の中で、グリーン島だけが唯一熱帯雨林が生い茂る特別な島となる。

グリーン島の生物

グリーン島には55種類以上の様々な鳥類も確認されおり、15種類以上の鳥達が島に巣を作り生活している。また、島には120種類以上の植物が確認されている。グリーン島では海がめの産卵も確認されており、島の周りにはたくさんの海がめが生息している。グリーン島や周りのサンゴ礁は、周辺の様々な海洋生物の生活を支えている。

2つの重要な生息地

①浅場に広がる芝生のような海草は、たくさんの幼魚の隠れ家になっていたり、ウミガメやジュゴンの食料となっている。

②グリーン島周辺は遠浅で約190種類以上のハードコーラル(硬い珊瑚)、100種類以上のソフトコーラル(ゆらゆら揺れる柔らかい珊瑚)が生息している。

グリーン島の施設

グリーン島にはグリーンアイランドリゾートという5つ星の全室スイートルームのホテルが完備されており、スイミングプール、レストラン、バー、インフォメーションデスク、アイスクリームショップ、リゾートウエアショップ、ダイビングショップ、マッサージショップなどの施設がある。島の北側には海水浴場があり、ビーチパラソルやビーチチェアをレンタルする事ができる。それぞれの施設には日本語を話すスタッフもいるので、言葉の問題で困ることはまずないだろう。

マリンランドミラネシアは、グリーン島内にあるオーストラリア人家族が運営しているワニ園で、世界大級の数を誇るミクロネシア/ミラネシア諸島の先住民族美術品が館内あちらこちらに展示されていたり、水族館ではグリーン島周辺に生息する海洋生物たちを見る事ができる。このワニ園の最大の魅力は、カウシスと名付けられた全長5.48メートルもあるイリエワニで、2012年にギネス世界記録に「捕獲された中で最も大きなクロコダイル」として認定された。毎日10:30と13:30にはワニの餌付けショーが開催され、最後には子ワニの抱っこ体験もできる。

島内にはボードウォーク(遊歩道)が設置されており、緑生い茂る島内を安全に散策する事ができる。また約1時間ほどかけて、ビーチをぐるりと一周歩いて周る事もできるので、キレイなビーチと青い海をバックに記念撮影も楽しむ事ができる。

グリーン島の歴史

グリーン島の名前は、「緑の島」から名付けられたわけではなく、ジェームスクック氏が船長を務めるイギリス海軍のエンデバー号がオーストラリアとニュージーランドを探検航海中にグリーン島沖にさしかかった時、ジェームス・クック船長は日誌に「1770年6月10日、日曜日、緑の灌木に覆われた低い島が見えた。」と記し、この「緑の低い島」をエンデバー号乗組員であり天文学者のチャールズ・グリーン氏の名前を取り、グリーン島という名前がつけられた。 グリーン島は原住民アボリジニの言葉で“ウンヤミ”と呼ばれており、“グルーグル・グンガンジー族”の聖地の島でもある。 グリーン島には、「世界初」が2つある。1937年に世界で初めてグラスボトムボートが開発され、ツアーが催行された。そして1954年には、桟橋の先端に世界で初めての水中固定式の水中観測室が設置された。残念ながら、世界初の水中観測室は、老朽化のために現在立ち入りすることができなくなっている。 グリーン島は約900あるグレートバリアリーフの島々でただ一つ、サンゴの砂の積もってできた島の上に熱帯雨林植物の生える島であり、世界初であるグラスボトムボートと水中観測室があるグレートバリアリーフの中でも特別な場所である。

雨季真っ只中のケアンズは連日の豪雨でキュランダ鉄道は2018年3月31日までの運休が決定しております。断続的に降り続く雨により、ケアンズ市内でも一部浸水している地域もあり、一時ケアンズからポートダグラスを結ぶ海岸線道路も土砂災害で通行止めになりました。昨日の午後には回復して現在は開通しています。

キュランダにある観光名所バロン滝は逆にこんな時が見ごたえがあります。水量が増え怒涛の轟音と共に流れ落ちる滝は、普段とはまったく違った姿を見せてくれます。普段キュランダ高原鉄道の途中バロンフォールズ駅で、滝を見学する停車時間を設けていますが、現在高原鉄道は運休、さらにキュランダ村からアクセスできる道は通行止めの為、唯一このバロン滝の姿を見ることができる手段はスカイレールの途中にあるバロンフォールズ駅からのみとなります。

弊社ガイドがスカイレール・バロンファールズ駅展望台から撮影したバロン滝

バロン川で催行しているバロン川ラフティングも、川の流れが激流すぎる為、昨日より安全の為に催行を中止しています。

そんな中、先日の豪雨災害で道が滑落して通行止めとなり、催行を中止していたタリー川ラフティングが、道路復旧作業が完了し、2018年4月4日よりツアー再開する予定です。待望のタリー川ラフティングの復活、そして明後日からの週間天気予報でようやく太陽のマークが現れ始めたので、この豪雨が今期最後の雨になる事を願いたいですね。

オーストラリアは移民による、比較的新しい国家。その為、正確に「オーストラリア料理」と呼べる伝統的な料理は残念ながらない。

最近は「モダンオーストラリア」と呼ばれる、料理の種類を名乗るレストランも多く出てきたが、これはイタリアン、フレンチなどの西洋料理に和食などのオリエンタル・テイストを混ぜた、フュージョン料理で、例えば「カリフォルニア料理」など、他の国にあるフュージョン料理とほぼ同じ、「オーストラリア名物料理」とは正しくは言えない。

ここでは、オーストラリア人が好んで食べる料理、オーストラリア名産の素材、オーストラリアでお勧めの料理などを紹介する。

ミートパイ

ミートパイ

ミートパイは、元々はイギリス料理だが、オーストラリア人の間で大変人気のある食べ物だ。お昼などで食べるのは勿論、パブなどでビールとともに売られており、つまみ代わりに、ビールと一緒食べている人も多い。

小麦粉とバターで作られたパイ生地の中に、牛肉のひき肉が入っているものが一般的。牛肉のほか、バッファロー、鹿、豚、カンガルー肉のパイもある。

ミートパイの出荷量から、オーストラリア人は年間平均12個のミートパイを食べている計算になり、2003年には、NSW州首相により「NATIONAL DISH」(国家料理)とも命名された。隣国のニュージランドでもポピュラー。



フィッシュ・アンド・チップス

フィッシュ・アンド・チップス

フィッシュ・アンド・チップスは、名前の通り「魚」と「チップス」。オーストラリア、イギリスでは、フレンチ・フライのことを「チップス」と呼ぶが、魚の揚げ物にチップスを添えただけのシンプルな料理。魚は通常白身魚を揚げたものだが、グリルにしたものもあり。好みによって、タルタルソースを付けて食べる。

ミートパイと同じく、イギリス発祥のものだが、オーストラリアでも広く食べられており、どちらかというと、ファースト・フード的なものだが、カジュアルなレストランなどでもメニューにある。また、多くの魚屋では、このフィッシュアンドチップスを調理して、テイクアウェーメニューとして販売しており、日曜日には海岸沿いの公園で、家族連れが食べているのを見かける。

魚は、バラマンディ、タラ、カレイなどが使われ、魚屋では魚の種類を指定することができる。

バーベキュー(BBQ)

バーベキュー

料理と呼んで良いかどうか疑問だが、オーストラリアで絶大な人気を誇るのが、このバーベキュー(BBQ)。オーストラリア人のパーティーというと、昼間に公園でBBQ、あるいはホームパーティでも、裏庭やベランダにBBQ用グリルがあってBBQ、という場合が多い。

ほとんどの公園では、BBQ用のコンロが設置されており、数ドルのコインを入れるとちゃんとガスで火がつき、手頃で人気のあるレジャーとなっている。予約は不要で、空いていれば誰でも利用できる。 焼くものはそれぞれお好みで、ステーキ、フランクフルト、野菜など。変わったところでは、カンガルー肉も肉屋で販売されているので、カンガルー肉も。

マッドクラブ

マッドクラブ

マッドクラブの日本名は「ノコギリガザミ」、ワタリガ二の仲間になる。マッド(MUD)は泥の意味で、直訳すると泥蟹。背中の部分にノコギリのようなギザギザがあるので、日本ではその名前がついた。

マッドクラブはオーストラリアの名物料理となっており、特にケアンズやゴールドコーストの熱帯、亜熱帯地域では人気。ゴールドコーストでは、このマッドクラブを捕りに行き、そのまま船上で茹で上げるツアーが人気となっており、是非参加してみたいツアーだ。



ロブスター

ロブスター

オーストラリアのロブスターは、アメリカのアメリカン・ロブスター、ヨーロッパのオマール海老と違い、日本の伊勢海老と同じく、大きなハサミがない種類になり、日本の伊勢海老の近似の種類となる。そのため、オーストラリア産の伊勢海老の多くが日本へ輸出されている。

オーストラリアには「オーストラリア・イセエビ」と「オーストラリア・ミナミ・イセエビ」が生息し、オーストラリア・イセエビは、主に西海岸、オーストラリア・ミナミ・イセエビはそのほかの海岸部に生息する。

一般的には、イセエビをグリルかボイルをして食べるが、日本食レストランなどでは「伊勢海老の刺し身」として出す店もあるが、国産の伊勢海老に比べて、伊勢海老特有の甘みに欠け、正直いまいちな感じがする。ただし、グリルやボイルで食べる分にはまったく問題なく、オーストラリアでイセエビを食べる際には、これらの調理方法をお勧めする。

オイスター

オイスター

オーストラリアでディナーの前菜として人気が高いのが、このオイスター。「フレッシュオイスター」と呼ばれる生カキで食べるか、又はベーコンなどと一緒にオーブンで焼いて調理する。

オーストラリアでは、「シドニーロックオイスター」が一番有名で、このカキはシドニーを中心に、ビクトリア州からクイーンズランド州までの東海岸で主に養殖される。比較的小型で丸い形をしており、クリーミーな味がその特徴となっている。

もう一つは「パシフィックオイスター」と呼ばれる種類で、シドニーロックオイスターより水温の低い、タスマニアの海で養殖されている。細長い形をした中型のカキで、肉厚な中身と、軽い塩味のフレッシュな味が人気。

オーストラリアのカキは、日本のカキと比較して小ぶり、そしてカキ特有のにおい、味が薄いので、日本でカキは苦手、という人でも、食べやすいと評判だ。オーストラリア訪問の際には、是非食べていただきたい食べ物の一つ。ちなみに、オーストラリアには、日本のような「食べないほうが良い月」というものはなく、1年中食べても問題ない。

カンガルー

カンガルー

えっ?カンガルーと思われる人もいるかもしれないが、カンガルーは割合ポピュラーな肉で、よくBBQパーティーにも牛肉と並んで登場する。また、低カロリー・高たんぱくの肉として、「世界一の肥満大国」になってしまったオーストラリアでも、ダイエット食としても、近年注目を集めている。
とはいっても、レストランのメニューで入っている事は少ないので、BBQでもしない限り、あまり食べる機会はないかも。もしメニューで見かけた場合は、是非挑戦してみよう。
自分でBBQや調理をするのであれば、カンガルーの肉は、普通の肉屋さん、スーパーで、購入することができる。



バラマンディ

バラマンディ

バラマンディはスズキの仲間で、オーストラリアからアジア各国、インドなどにも生息している。オーストラリアではバス釣りのような、スポーツフィッシングのターゲットとしても人気がある。

このバラマンディは、世界各国で養殖もされ、どのような調理方法にも向く、おいしい魚として人気がある。フィッシュアンドチップスのように揚げてもよし、塩コショウだけでグリルをしてもよし、フランス料理のようにソースと絡めてもよし、と万能の白身魚だ。

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ロンドンアーチはグレートオーシャンロードのポートキャンベル付近にある、12使徒の岩とともに人気の景勝地である。

以前は「ロンドンブリッジ」と呼ばれていたが、1990年に浸食により一部が崩落し、陸続きでなくなった現在の形になってから、ロンドンアーチと名称が変更となった。

マラ散策路はエアーズロック(ウルル)の登山口を起点とする、往復約1時間の約2キロの散策路。平坦な散策路なので、車いすでのアクセスも可能。

カンジュ渓谷への散策路の途中、アボリジニの聖地とされる所、壁画の残る洞窟などを、エアーズロックの絶壁の風景とともに楽しむことができる。雨天時には、雨水が滝のようにエアーズロックの表面を流れ落ちる。

マラ散策路では、毎日ウルル・カタジュタ国立公園のレンジャーによる無料のウォーキングツアーが行われている。10月-4月は午前8時、5月-9月は午前10時より、マラ散策路の駐車場より出発。

クニヤ散策路はエアーズロック(ウルル)の南側にある、往復約1キロ、時間にして約45分の散策路。別名ムティジュル散策路とも呼ばれる。

散策路はエアーズロックのふもとにある、常に水をたたえるムティジュルの水場(ムティジュルの泉)に続いており、雨天の時は雨水が滝のようにエアーズロックの岩場から激しく流れ落ちる様は圧巻。

クニヤ散策路では、岩面に残されたアボリジニの壁画も見ることができる。

平坦な散策路として整備されており、車いすでのアクセスも可能。

アボリジニの壁画
アボリジニの壁画

フィールドオブライトとは、国際的にその名を知られる「インスタレーション芸術家」ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションのディスプレイ。

2016年4月より1年間の限定イベントとして開始されたが、その評判と人気により1年間の延長が繰り返され、現在は2020年12月までの延長が決定されている。

透明な5万以上のガラス球に光ファイバーを、フットボール場7面分に及ぶ広大なアウトバックの大地に設置し、夕闇が迫りエアーズロック(ウルル)が徐々にシルエットになっていくと、徐々にフィールドオブライトは浮かび上がる。

そのさまは、荒涼としたアウトバックの大地に、突然光のお花畑が出現したように見え、エアーズロックの訪問をより思い出深いもにすることは間違いない。

フィールドオブライトの見学は、エアーズロックの宿泊施設を運営するエアーズロック・リゾートのツアーに参加するか、または、AAT Kings社のツアーに参加する必要がある。

エアーズロック・リゾートの主催するツアーは2種類あり、往復のバスと入場料のみ含まれた「フィールドオブライト・パス」、それにフィールドオブライト会場横にある小高い丘へのアクセスとスパークリングワイン等の飲み物が付いた「フィールドオブライト・スターパス」、ディナーの付く「フィールドオブライト・ディナー」の4種がある。

「フィールドオブライト・パス」は毎日、日の入り30分後、1時間15分後、2時間後に出発のバス3便がある。

「フィールドオブライト・スターパス」には、ホテル・会場間を往復バスで移動するものと、行きは約45分間かけてラクダに乗って会場を訪れる「ラクダで行くフィールドオブライト・スターパス」の2種類がある。

空席があれば現地エアーズロックでもホテルにて申込可能だが、何れも人気が高いため、事前の予約を強くお勧めする。特にディナー付きの「フィールドオブライト・ディナー」の予約は困難だ。

AAT Kings社のツアーは早朝にフィールドオブライトを訪れる。朝日が昇る前に会場を訪れフィールドオブライトを見学、徐々にアウトバックの大地より陽が昇り始め、エアーズロックのサンライズもあわせて楽しむことができる。英語ツアーのみのツアー催行となり、フィールドオブライトを含む日本語のツアーはない。

写真提供:Voyages (Mark Pickthall)

エアーズロックとフィールドオブライト
エアーズロックとフィールドオブライト
フィールドオブライト遠景
フィールドオブライト遠景
フィールドオブライト・ディナー
フィールドオブライト・ディナー
幻想的なフィールドオブライト
幻想的なフィールドオブライト

オーストラリアはご存じの通り、日本から赤道を渡った南半球にある。そのため、日本とは季節が逆になり、日本が夏の時は、オーストラリアは冬、日本が冬の時には、オーストラリアは夏になる。

オーストラリアの国土は巨大だ。面積は、日本の約21倍、南北に約3700キロ、東西に4000キロに広がる。そのため、北部の熱帯雨林気候、中央部の砂漠性気候、南部の温帯性気候、その間の亜熱帯性気候などバラエティーに富んでいる。

全国的にみて、一番平均気温が高くなるのは1-2月、最も寒くなるのは6-7月だ。ただし、南北で気温が大きく違うので、事前に下記の都市別の気温をチェックした方が良い。

オーストラリアの気候分布図
 

シドニーの気候

シドニーの年間天候グラフ

シドニーの年間天候グラフ

シドニーは年間を通して過ごし易い気候に恵まれ、真冬であっても10度を切る日は数えるほど。真夏には日差しが強く、気温も30度以上に上がる日もあるが、空気が乾燥していることもあり、日陰では涼しく感じるほど。明確な雨季はないが、比較的2-6月の降雨量が多いが、雨の日がずっと続くこともあまりない。シドニーはこのように、気候的に大変恵まれており、その中でもベストな旅行シーズンは、10-1月となる。



ケアンズの気候

ケアンズの年間天候グラフ

ケアンズの年間天候グラフ

ケアンズは熱帯性気候と、熱帯雨林気候の間に位置し、1-3月くらいが雨季となる。ケアンズの冬、6-9月は一番雨が少ないが、熱帯性気候なので、海で泳げなくはないが、この時期は海に入ると寒さを感じるはず。そのため、クルーズに参加した場合は、ウェットスーツなどを借りるのが一般的。ベストシーズンは、気温も高くなり、雨量も少ない、10-11月がケアンズのベストシーズンといえる。

エアーズロックの気候

エアーズロックの年間天候グラフ

エアーズロックの年間天候グラフ

エアーズロックは砂漠性気候となり、一日の最高気温と最低気温の差が大きい。月別の雨量は若干ばらつきがあるように見えるが、これはグラフの単位が小さいため、実際には月ごとの大きな雨量の差はあまりない。エアーズロックのベストシーズンは、7-11月になり、この時期はエアーズロックのホテルもハイシーズン料金となる。エアーズロックの夏場、12-2月は、気温が上昇しすぎて、エアーズロックの登山口がクローズになる可能性が高い。

メルボルンの気候

メルボルンの年間天候グラフ

メルボルンの年間天候グラフ

メルボルンは温帯性気候に属し、シドニーと同様、年間を通して雨季もなく、穏やかな気候となっており、大変すごしやすくなっている。真夏でも30度を越えることはあまりなく、真冬であっても、最低気温が氷点下を割ることはない。ただ、メルボルンのメインアトラクション、ペンギンパレード見学は、夜の海岸沿いということもあり、冬だとかなり寒くなるので、この時期、このツアーに参加する場合は、十分な防寒対策が必要だ。

パースの気候

パースの年間天候グラフ

パースの年間天候グラフ

パースは温帯性気候になるが、夏は乾燥し、最高気温も30度を越す日が続き、日によっては40度を越す日もある。暑さだけ我慢すれば、夏の間は、ほとんど雨も降らず、パースの青い空と、真っ青なインド洋の海、白い砂浜を十分に堪能できる。一方、冬場の5-8月は、雨、又は曇り空が広がり、あまりお勧めではない。パース近郊のベストシーズンは、さまざまなワイルドフラワーが咲き誇る、9-11月始め。この期間はホテルもこみあうので早めの手配が必要。



ブリスベンの気候

ブリスベンの年間天候グラフ

ブリスベンの年間天候グラフ

ブリスベンは亜熱帯性気候に属し、温暖な気候に恵まれ、ゴールドコーストと並んで、オーストラリアの中でも、もっともすごし易い都市と言える。年間を通しての雨量は多くないが、比較的夏場の方が雨量が多く、冬場は少ないが、夏であっても、あまり雨が毎日続くようなことはあまりない。



ゴールドコーストの気候

ゴールドコーストの年間天候グラフ

ゴールドコーストの年間天候グラフ

ゴールドコーストは、ブリスベンと同様、亜熱帯性気候に属し、年間を通して温暖な気候に恵まれ、オーストラリアの中でも、もっともすごし易い街と言える。ゴールドコーストというと、1年中泳げるようなイメージを一般的にもたれるが、実際には冬場は海で泳げないので注意。ホテルのプールはたいてい、冬場には温水になっているので、若干寒くはあるが、泳ぐことができる。ただし、やはりゴールドコーストのイメージは、さんさんと降り注ぐ太陽、というイメージなので、ベストシーズンは10-3月の夏場になる。

ハミルトン島の気候

ハミルトン島の年間天候グラフ

ハミルトン島の年間天候グラフ

ハミルトン島は、経緯がハワイ・タヒチと同じことから年間を通して温暖な気候に恵まれ、比較的1年中マリンスポーツが可能。6~8月以外はほぼ半そででもOKな気候で、12~3月は雨季の時期に入る。海を目的でハミルトン島に訪れる場合は一番海が澄む9~11月がベストシーズン。

アデレードの気候

アデレード年間気候グラフアデレードの年間天候グラフ

アデレードも日本と同様四季がありますが、夏はからっと乾燥したした暑さで、冬は日本のような厳しい寒さではないので、年間を通して比較的過ごしやすい気候といえる。ただし、1日の気温差は激しいので、真夏に日中30℃を超えるような暑さの日でも、朝晩は肌寒く感じることが多い。

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