去る2021年6月27日の日曜にケアンズのエスプラネード通りにて「エスプラネード・ダイニングエリア(Dining Precinct)」のオープニングセレモニーが行われました。

エスプラネード通りの再開発はケアンズ中心部の再開発計画の目玉と位置付けられていたプロジェクトで、ケアンズ市がA$2800万ドルの予算を投じた一大プロジェクトでした。

生まれ変わったエスプラネード通りの完成と共に、世界的なコロナ渦にありながら規制のない大規模イベントが開催されたことをケアンズ市民が一様に祝いましたので、今回はその様子をレポートします。

目次:ケアンズ・エスプラネードのダイニングエリア再開発完了(クリックで開閉)




再開発計画

2018年にケアンズ市は5800人にも及ぶ市民に聞き取りを行い、エスプラネード通りの問題点と改善希望を洗い出し、再開発計画を創り上げました。

観光都市ケアンズとしては、魅力的なレストラン街の整備は街の死活問題です。

コロナ渦後、観光都市として再生を果たすには必ず成功させなければいけない再開発とも言えます。

指摘が多かった問題点は、車の騒音、排気ガス、狭い歩道にテラス席のためのスペースが限られていたことでした。

改善希望として声が上がったのは、緑の多い公園、ウォーターフロントの景色、リラックスして楽しめるカジュアルダイニング体験、そして賑やかで活気に満ちた雰囲気、でした。

開放的な空間へ様変わり

予定された工期は2020年6月1日から2021年6月30日の13か月間。

場所はエスプラネード通りの、シールズ通りアプリン通りの区間です。

従来、車通りも多かったこの区間の路上駐車エリアを廃止し、海に面したレストランのテラス席用のスペースを大幅に拡張しました。

この区間には人気観光スポットであるナイトマーケットのフードコートもあります。

また昨年オープンしたばかりのリゾートホテル、クリスタルブルック・フリンのオープンダイニングもあり、おしゃれなレストラン通りへと変貌を遂げています。

クリスタルブルック・フリンの前の様子

エスプラネード・ダイニングエリア(Dining Precinct)プロジェクト

オープニングセレモニー

6月27日、朝10時から夜20時まで10時間に渡って行われたオープニングセレモニーはいろいろな意味で異例のイベントだったと思います。

こちらの投稿の写真。すべてコロナ前の写真ではありません。正真正銘、2021年6月27日のケアンズ、エスプラネード通りの様子です。

従来、すべての屋内・屋外施設で必要とされていた人数制限および入退場のためのチェックインアプリの規制、QRコードの掲示がありませんでした。

加えてサニタイザー(消毒液)・ステーションの設置もありませんでした。

同6月27日にはクイーンズランド州の南東部で2名の市中感染が報告され、一度緩和されていた規制が再強化されることになったにも関わらずです。

このセレモニーの来場者のなかでマスク着用者は皆無。

遊歩道を歩く人々の中にもマスク姿は見受けられません

未だ新型コロナウイルスの市中感染が確認されたことのないケアンズがいかに平和な生活を享受できているか、写真からも見受けられると思います。

エスプラネード沿いの1区画の中に特設ステージが3か所。

歌も踊りもあれば、特設コーナーでは子供向けのジャンピング・キャッスルや水鉄砲バトルなどのアトラクションも。

イベント中終始、歓声や笑い声、人々の笑顔が絶えることはありませんでした。

メインステージ前の賑わい

このイベントを機にケアンズの規制がさらに緩和され、みんなが一日も早く以前の生活を取り戻し、海外からの旅行者の皆さんをお迎えできる日が来るのを待ち望んでいます。

ラグーンプールも活気を取り戻しました

緑の植え込みが増えたエスプラネード

エスプラネード通りは喧騒からくつろぎの空間への変貌

オープニングセレモニーの会場案内図

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日本では5月24日から大規模接種会場における高齢者の接種開始、6月21日から職域接種開始など急速に新型コロナワクチンの接種スピードがここへ来て加速してきた感があります。




日本のワクチン接種状況

6月22日現在、日本国内の累計接種人数は2243万7512回を数え、そのうち2回の接種が完了した方は915万4518人に上ると言います。

都道府県別では東京都が一位で210万回以上、次いで愛知県の139万回、神奈川県の138万回、大阪府の137万回となっています。

一日あたりの日別接種回数は国内全体で45万回を越え、政府も10月から11月にかけて希望者すべてへの接種完了を目標とする旨を公言しました。

では日本のこの接種回数、接種スピードは世界の他の国々と比べてどうなのでしょうか。

人口の違いもありますが、上位3国は突出しています。

累計接種人数

6月22日現在

中国

6億2200万回

インド 2億2454万回
アメリカ 1億7708万回
・・・・     
日本

2243万7512回

データ: NHK 特設サイト 新型コロナウイルス

オーストラリアのワクチン接種状況

それでは対するオーストラリアはどうなのでしょうか。

6月22日現在、オーストラリアの累計接種人数は671万9384回となっており、日本よりさらに遅れをとっていることが分かります。

州別にみても、メルボルンがあるビクトリア州で92万6876回、シドニーがあるニューサウルウェールズ州で69万4125回、ケアンズ、ゴールドコーストがあるクイーンズランド州で44万8225回と日本の都道府県別の接種人数とも大きな開きがあることが分かります。

オーストラリア政府 保健省のサイト

これはオーストラリアの徹底した水際対策、市中感染に対する追跡調査および感染多発地域指定の迅速さ、州境閉鎖など州単位での対策による対応の柔軟さにより、他国に比べ新型コロナウイルスの感染者が極めて少なくワクチン接種の必要性が身近に感じられないことが原因かと思われます。

新型コロナウイルスの累計感染者数を比べると、78万5287人で日本は世界34位。
オーストラリアは3万366人世界125位となっています。

統計サイト ワールドメーターズ

コロナ渦以前とほぼ変わらない生活をしているオーストラリアの人々の中に新型コロナウイルスに対する危機感は薄く、特に市中感染を未だ出していないケアンズではワクチン接種が遅々として進んでいない状況です。

クイーンズランド州の累計感染者数は1673人、うちケアンズ・ヒンターランド地域の累計感染者数はわずか36人に留まっています。

クイーンズランド州累計感染者数

ワクチンの累計接種人数もクイーンズランド州44万8225回のうち、ケアンズ・ヒンターランド地域は3万4591回となっています。

クイーンズランド州累計ワクチン接種人数

ワクチン接種の予約

そんな状況を踏まえた上で、筆者が先日、ケアンズで行ったワクチン接種の模様をお伝えいたします。

まずは予約。

日本と違い接種券のようなものは届かないので、自分でその時点で接種資格があるか否かを確認する必要があります。

オーストラリアは接種の段階を5つのフェーズに分けています。

フェーズ1a (140万回分の接種予定)

医療従事者、高齢者・障害者施設労働者、高齢者施設・障害者施設入居者、検疫・国境任務従事者など

フェーズ1b (148万回の接種予定)

70歳以上の方、ワクチン接種を優先されるべき健康状態にある方、警察官、消防官、救命救急従事者、55歳以上のアボリジニおよびトーレス諸島住民など

フェーズ2a (158万回の接種予定)

50歳以上の方、18歳から54歳までのアボリジニおよびトーレス諸島住民、その他の感染リスクが高い業種の従事者など

フェーズ2b (160万回の接種予定)

その他、18歳以上の大人

フェーズ3 (136万回の接種予定)

18歳未満でワクチン接種が推奨される子供

オーストラリア政府のワクチン戦略

自分に接種資格があるのか定かでない場合には、豪州政府の下記のサイトに年齢、お住いの州、何回目のワクチン接種か、などを回答すると資格の有無が確認できます。

現状ではオーストラリア居住者以外の国外からの旅行者などに接種資格は認められていません

ワクチン接種条件チェックサイト

次に実際の予約作業ですが、下記のクイーンズランド州政府のサイトには動画による説明とクイーンズランド州保健省の接種会場のリストが掲載されています。

また、ワクチン接種希望を登録すると最寄りの接種可能な開業医のリストが表示され、そちらから空き状況および予約方法(オンライン予約の可否または電話予約)が確認できるようになります。

ワクチン予約サイト

ワクチン接種当日

ワクチン接種当日に特に事前準備するものはありません。

予約時間の15分ほど前に接種会場に到着し、アプリによる施設チェックイン、過去の病歴や新型コロナウイルスのものと疑われる症状がないかどうか等の問診票の記入など行います。

接種会場に混雑はなく、待ち時間なしで待ち合いロビーから個室の診察室へ通されました。

診察室には医師がおり、副反応のリスク、2回目のワクチン接種までの期間等について説明がありました。

筆者はアストラゼネカ社製のワクチン接種でしたので、副反応については丁寧な説明がありました。

ワクチン接種

一般によく言われるように注射自体の痛みはほとんどありません。

時間も瞬く間に終わります。

ワクチン接種後

接種後は、万が一の急な体調の変化が無いよう待ち合いロビーで15分ほど待機するよう指示がありました。

この間に受付で2回目のワクチン接種の予約を取りました。

また、ワクチンについての小冊子をもらうことができ、詳細を確認することができます。

アストラゼネカ社製のワクチンは2回目の接種までの間隔が12週間必要とのことでした。

(ファイザー社製のワクチンの間隔は3週間)

接種後の副反応

ワクチン接種後、数時間は何の体調の変化もありませんでした。

しかし数時間後に、ワクチン接種をした上腕に打撲に似た鈍い痛みをわすかに感じ始めました。

また半日後から翌日にかけて、風邪の引きはじめに似た倦怠感のようなものを感じました。

それも翌々日には収まり、普段通りの体調に戻ることが出来ました。

発熱や嘔吐といった副反応は一切出ず、生活に支障をきたすような強い反応はでませんでした。

ワクチン接種証明やワクチンパスポートなど、ワクチン接種が海外渡航の必要条件になる動きが世界中で高まっています。

少しでも早く多くの方がワクチン接種を終え、世界の国々が集団免疫を獲得し、またコロナ渦以前のように自由に往来ができる世の中が一日でも早く訪れるよう願ってやみません。



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徹底的な水際対策により、世界的に見ると新型コロナウイルスの封じ込めに成功し、事実上の新型コロナウイルス・ゼロ戦略を取るオーストラリア、そのオーストラリアにおける現在の新型コロナウイルスの感染状況とワクチン接種の現在地をオーストラリアはゴールドコーストから現地在住者がレポートします。

オーストラリアの現在の感染状況

  市中感染者(過去7日間) 帰国者感染者(過去7日間) 現在感染者 累計感染者
オーストラリア全体 22 63 149 30,366
オーストラリア首都特別区 0 0 0 124
ニューサウスウェールズ州 15 16 55 5,654
ノーザンテリトリー準州 0 1 2 176
クイーンズランド州 0 16 32 1,673
南オーストラリア州 0 10 7 788
タスマニア州 0 0 0 234
ビクトリア州 7 19 51 20,697
西オーストラリア州 0 1 2 1,020

2021年6月22日現在: Department Health, States & Territories Report

2021年6月上旬の段階では、ここオーストラリアでは市中感染の発生は限定的となっており、感染者の殆どは海外からの帰国者となっておりましたが、5月下旬にビクトリア州で発生した市中感染、6月中旬にニューサウスウェールズ州で発生した市中感染、これらの市中感染により、6月23日現在市中感染の広がりに予断を許さない状況となっております。

ビクトリア州で発生した市中感染に関しては、市中感染発生・発覚からロックダウン実施までのスピード感もあり、6月22日発表の感染者レポートではビクトリア州内での過去24時間市中感染者は0名となっており、大きな広がりには至らず、ビクトリア州との州境を閉鎖していた他州も州境の再オープンを順次決定して来ています。

但し、6月中旬に発生したニューサウスウェールズ州の市中感染に関しては、シドニー大都市圏内東部の人気エリアで人が多く集まるボンダイ・ジャンクションが起点となっている事もあり、6月23日現在この市中感染に端を発する感染者数が21名に上り、今後の動向に予断を許さない状況となっております。

ビクトリア州で発生した市中感染は、海外からの帰国者が滞在している隔離ホテルからのウイルス漏洩と判定、ニューサウスウェールズ州で発生した市中感染に関しては、国際線勤務の乗務員を送迎している運転手が感染元とされており、実質的鎖国政策による厳しい水際対策を取るオーストラリアで今までに発生している市中感染の殆どが帰国者隔離ホテルからの漏洩及び海外帰国者に付随する事案からの発生となっている事から、ニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州では、海外帰国者専用の隔離施設の新規建設議論が連邦政府との間で盛んに行われています。



オーストラリアのワクチン接種進行状況

所管地 過去24時間ワクチン接種回数 ワクチン合計接種回数
連邦政府 59,553 3,988,286
オーストラリア首都特別区 1,180 73,745
ニューサウスウェールズ州 18,045 694,125
ノーザンテリトリー準州 1,361 52,240
クイーンズランド州 13,944 448,225
南オーストラリア州 8,115 189,565
タスマニア州 1,771 98,552
ビクトリア州 20,031 926,876
西オーストラリア州 4,643 247,770
総合計 128,643 6,719,384

2021年6月21日現在: Australian Government Department of Health (Australian Immunisation Register and self reported data)

ワクチン接種回数は全豪で約670万回弱、全人口約2,500万人の約27%に留まっております。

当初の連邦政府発表の予測と比較するとその接種回数に遅延が発生しており、その要因として欧州からのワクチン到着の遅延アストラゼネカ製ワクチンの血栓問題等の諸要因が上げられますが、特にアストラゼネカ製ワクチンの血栓問題はオーストラリアでは大きな問題となっております。

このアストラゼネカ製ワクチン接種に起因するとされる血栓問題により、オーストラリア連邦政府は2021年4月8日「50歳未満の国民はファイザー製ワクチンの接種を推奨する」との発表を行い、アストラゼネカ製ワクチンは50歳以上に限られておりましたが、その後アストラゼネカ製ワクチン接種による血栓症の発症が50代でも発生し、40代及び50代の女性各1人の死亡事案が発生した事により、2021年6月17日ワクチン接種に関するオーストラリア技術諮問グループであるAustralian Technical Advisory Group on Immunisation(ATAGI)は、アストラゼネカ製ワクチンの接種適用年齢を50歳以上から60歳以上に変更する事を推奨する旨の発表を行っております。

オーストラリア連邦政府はこのATAGIからの勧告を受け入れ、50歳から59歳までの年齢層に該当する人はファイザー製ワクチンの接種が推奨及び適用され、アストラゼネカ製ワクチン接種は60歳以上の方に限定されるに至っております。

但し、50歳から59歳の方で既にアストラゼネカ製ワクチンの1回目接種を受け、血栓症の発症が無い場合は、2回目のワクチンもアストラゼネカ製ワクチンを受けるよう推奨されます。

今回の発表に伴い、オーストラリア連邦政府のグレッグ・ハント保健相からは、「2021年末までにワクチン接種を希望する全員に接種を済ませる予定に変更は無い」旨の発表が行われております。

このようなワクチン接種から発生する要因と共に、ワクチン接種の遅延の一つの要因として、オーストラリア国内での感染者を抑え込んでいる事により、「ワクチン接種をしなくても大丈夫では?」と考えられ、ワクチン接種希望者の減少が発生しているのでは無いかとの危惧もあります。

このような事態を鑑み、オーストラリアのナショナル・フラッグ・キャリアであるカンタス航空では、ワクチン接種者に対し、抽選で1年間無制限の乗り放題チケット1,000ポイントのフライトバウチャー及びクレジットを提供するなどのワクチン接種を奨励するインセンティブを実施するとの発表をしています。

本情報の注意事項

掲載されている情報は執筆時のものです。特に新型コロナウィルスの感染状況や水際対策に関しては、日々その感染人数、手続き、対策は変化していますので、現在の状況と異なっている場合もあります。

提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社および執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

日本同様に四方を海に囲まれているオーストラリアでは新型コロナウイルスの感染蔓延に対し、徹底的な水際対策が行われ、2020年3月のパンデミック以降オーストラリアの出入国に関して、非常に厳しい措置が取られて来ました。

オーストラリア出入国を厳しく管理する徹底的な新型コロナウイルス水際対策で、世界的に見ると新型コロナウイルスの封じ込みに成功し、事実上の新型コロナウイルス・ゼロ戦略を実施して来たオーストラリアですが、2021年7月ニューサウスウェールズ州シドニーで発生したデルタ株の市中感染により、その舵取りは「新型コロナウイルスとの共生」へと大きく方向転換、新型コロナウイルスのワクチン接種率を高め、新型コロナウイルス感染陽性者数ではなく、重症化率、死亡率を重視する戦略へと変わりました。

このような状況下のオーストラリアですが、果たしてオーストラリアの国境オープンはいつオーストラリアへの入国・旅行はいつ可能になるのでしょうか、オーストラリア連邦政府、各州政府の発表やオーストラリアのナショナル・フラッグ・キャリアであるカンタス航空の発表から、その見通しをオーストラリア在住者が考察して行きたいと思います。

オーストラリアへの入国・旅行規制(2021年9月時点)

2020年3月20日21時以降、オーストラリアへの渡航者の全ての入国・旅行が禁止となり(オーストラリア市民及び永住者を除く)、帰国するオーストラリア市民及び永住者に対しては、オーストラリア到着日から14日間の各州政府指定の隔離施設での強制隔離が今もなお義務付けられております(トランス・タスマン・バブル制度締結のニュージーランド除く)。

当初この14日間の強制隔離費用は、各州・地域の負担となっておりましたが、その後この強制隔離費用は自己負担となり、現時点で各州・地域毎に負担額は多少異なっておりますが、例えばシドニーのあるニューサウスウェールズ州に到着、入国した場合、大人2人、子供2人の場合、家族4人でA$5,000.00の自己費用負担となっており、決して小さな額ではありません。

  大人1人目 追加の大人1人目以降 18歳以下の子供 3歳以下の幼児
オーストラリア首都特別区 A$3,000.00 A$1,000.00 A$500.00 無料
ニューサウスウェールズ州 A$3,000.00 A$1,000.00 A$500.00 無料
ノーザンテリトリー準州 A$2,500.00 2人以上の場合、一律A$5,000.00(お部屋共有)
クイーンズランド州 1部屋1泊 A$135.00 / 食費大人1日あたり A$65.00 / 食費子供1日あたり A$32.50 – 以上記載額を基に14日分にて算出(3歳以下の幼児無料)
ビクトリア州 A$3,000.00 A$1,000.00 A$500.00 無料
南オーストラリア州 A$3,000.00 A$1,000.00 A$500.00 無料
タスマニア州 A$2,800.00 A$1,000.00 A$500.00 無料

西オーストラリア州

大人1人1泊あたり A$180.00 / 追加1名(6歳以上)1泊あたり A$60.00 – 以上記載額を基に14日分にて算出(6歳以下は無料)

2021年6月現在: 各州・準州の定める強制隔離費用(データ引用元: 各州・準州のホームページ)

また、オーストラリアへの入国に際し、以下提出が求められております。

オーストラリア市民及び永住者以外の入国・旅行を禁止し、また帰国を希望するオーストラリア市民及び永住者には14日間の強制隔離措置を取ることで徹底的な水際対策を実施しているのが、現状のオーストラリアです。

オーストラリアからの出国規制(2021年9月時点)

新型コロナウイルス発生当初より短期滞在者(旅行者、ワーキングホリデー、学生など)には早期の出国、帰国を促していたオーストラリアですが、オーストラリア市民及び永住者に対しては、2020年3月25日より基本的にオーストラリア出国を禁じております

全てのオーストラリア市民及び永住者は、免除が認められない限りはオーストラリアからの出国が禁止され、止むを得ない事情により出国を希望する場合は、事前にオンラインにて国境警備隊へ出国希望の申請を行い、許可を得る必要があり、許可が下りるまでの間、オーストラリアを出国することは出来ません。

この出国申請許可は、厳格に定められた免除基準を満たす必要があり、例えば日本の親族の死去などの報に接した場合においても、英文での死亡診断書などの提出が求められ、オーストラリアからの出国は容易ではありません

カンタス航空・ジェットスター航空「ワクチン・パスポート」の導入を決定(2021年7月30日最新情報)

2021年7月30日のオーストラリア現地メディアの報道によると、カンタス・グループ(カンタス航空及びジェットスター航空)は、国際線の運行が再開された際に、搭乗客が新型コロナウイルスに感染していないことを確認するためのワクチン・パスポートとして、国際航空運送協会(International Air Transport Association – IATA)のデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベル・パス)」を導入することを発表しました。

カンタス航空グループによると、この国際航空運送協会(IATA)の「Travel Pass(トラベルパス)」はワクチン・パスポートとして、カンタス航空及びジェットスター航空の国際線で導入されることになり、搭乗客はこのデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を利用することで、新型コロナウイルスのワクチン接種状況や新型コロナウイルスの検査結果を、入国審査官、健康管理スタッフや航空会社のスタッフに証明することが可能となります。

また、このアプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を導入しワクチン・パスポートとして運用することで、カンタス航空グループは、搭乗者の健康状況・ワクチン接種状況を確認し、渡航先の入国条件を事前に確認することで、搭乗許可を出すことが出来、また搭乗者も事前に搭乗許可を得られるかどうかの確認も可能となり、双方にとって大きなメリットになり得ます。

カンタス航空グループのステファニー・タリー顧客サービス責任者は、ワクチン・パスポートとなるこのデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」の導入が国際線運行再開の鍵を握り、既に世界中の多くの国々で入国の際にワクチン接種証明や新型コロナウイルスのテスト陰性結果を要求しており、このデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」がワクチン・パスポートとして旅行者、新型コロナウイルス・検査施設、各国保険当局、そして航空会社を結びつけ、多くの国との往来再開に繋がるとの認識を表明しております。

カンタス航空グループでは、このデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を利用しない乗客に関しては、搭乗当日に空港でワクチン接種の証明書や陰性検査結果を書面で提出することは可能としていますが、デジタル・ヘルス・アプリの大きなメリットの一つである事前に搭乗が可能か否かの確認をすることは出来ないとしています。

この国際航空運送協会(IATA)のデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」ですが、現時点でエミレーツ航空、エティハド航空、シンガポール航空やカタール航空など多くの航空会社がワクチン・パスポートとして試験的に導入しています。

各州における国境オープンの状況・予定(2021年11月7日現在)

オーストラリアでは、オーストラリア連邦政府が国境に関する規制やオーストラリア国内における大枠の規制・制限を定め、更に各州政府が各州毎にその詳細を定め、決定、施行していく事となります。

よって、オーストラリア連邦政府の定めた「規制緩和ロードマップ」では、ワクチン接種率80%到達で順次国境をオープンして行く旨が定められていますが、実際はその舵取りは各州政府毎に異なり、国境のオープン時期も各州毎に異なっています。

ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)の国境オープン状況・予定

2021年10月15日、オーストラリア連邦政府並びにニューサウスウェールズ州政府は、2021年11月1日よりワクチン接種を完了したオーストラリア人(永住者及びその家族含む)に対し、帰国後の隔離を一切求めない旨の発表を行い、これによりニューサウスウェールズ州の州民は、他州に先駆けて約1年半振りにオーストラリアからの出国、及び入国が隔離無しで可能となります。

隔離無しでの入国が可能となる条件

  • オーストラリア市民、永住者、その家族
  • オーストラリア医薬品行政局「Therapeutic Goods Administration(TGA)」で承認されたワクチン接種の2回接種が完了していること
  • オーストラリアに向けた航空機の搭乗前にPCR検査を受け、陰性証明を提示すること

現在も課されている海外からオーストラリアへの1日あたりの入国者上限人数に関しても、ワクチン接種完了者に関しては適用されず、ワクチン接種完了者に関しては人数制限無しでオーストラリア入国が可能となります。

但し、ワクチン接種が2回完了していない場合は、入国は可能ですが、1日あたりの入国上限人数に加算され、入国後は引き続き自己負担での強制隔離が必要となります。

現時点で、オーストラリア市民、永住者、その家族以外の渡航者の受け入れ開始時期、隔離条件の緩和など、具体的なロードマップは発表されておりませんが、今後ビジネスビザ保有者、学生ビザ保有者に対する入国緩和、その後ワクチン接種率の高い国、感染が比較的抑え込まれている国の短期旅行者の受け入れへと少しずつ前進していく予定となっています。

クイーンズランド州や西オーストラリア州を始め、ほとんどの州がニューサウスウェールズ州との州境を閉鎖しており、ニューサウスウェールズ州民は海外には行けるが、国内移動は出来ないという非常に奇妙な状況下におかれます。

クイーンズランド州(ケアンズ、ゴールドコーストなど)の国境オープン状況・予定

2021年10月18日クイーンズランド州政府は、クイーンズランド州における州境並びに国境オープンへのロードマップを発表致しました。

ワクチン2回接種完了者が州人口比70%到達(2021年11月19日予定)

【オーストラリア国内ホットスポット(感染多発地帯)からクイーンズランド州への入州が許可される要件】

  • 2回のワクチン接種が完了していること
  • 空路で入州すること(陸路は認められない)
  • 到着72時間以内の新型コロナウイルス検査での陰性証明の提示
  • 到着後14日間は自宅隔離を行うこと

【海外からクイーンズランド州への入州が許可される要件】

  • 海外からクイーンズランド州へ直接入州する場合、州政府指定の隔離施設にて14日間の強制隔離が必要(費用自己負担)
  • 海外から他州を経由の上、クイーンズランドへ入州する場合、オーストラリア入国後14日間が経過していない場合は、州政府指定の隔離施設にて強制隔離が必要(費用自己負担)
ワクチン2回接種完了者が州人口比80%到達(2021年12月17日予定)

【オーストラリア国内ホットスポット(感染多発地帯)からクイーンズランド州への入州が許可される要件】

  • 2回のワクチン接種が完了していること
  • 空路及び陸路いずれの手段でも入州が可能
  • 到着72時間以内の新型コロナウイルス検査での陰性証明の提示
  • 隔離は不要

【海外からクイーンズランド州への入州が許可される要件】

  • 海外からクイーンズランド州へ直接入州する場合、2回のワクチン接種を完了していて、且つ到着72時間以内の新型コロナウイルス検査で陰性の場合、自宅での隔離が可能
  • 上記条件を満たさない場合は、州政府指定の隔離施設において強制隔離が必要(費用自己負担)
ワクチン2回接種完了者が州人口比90%到達
  • 2回のワクチン接種が完了している場合、入州規制並びに隔離の必要は無し
  • 2回のワクチン接種が完了していない到着者・入州希望者は、クイーンズランド州への入州許可証の取得、14日間の隔離が必要となり、1日あたりの入州制限者数の規制が課される

ゴールドコーストのコロナウイルス

資料引用元: クイーンズランド州 アナスタシア・パラシェ州知事

西オーストラリア州(パースなど)の国境のオープン状況・予定

2021年11月5日西オーストラリア州のマーク・マクガワン州首相は記者会見において、西オーストラリア州は12歳以上の州民のワクチン接種率が90%に到達した時点で、州境及び国境をオープンする旨の発表を行いました。

西オーストラリア州のワクチン接種率90%到達は、2022年1月後半から2月頭が予測され、州境・国境の閉鎖解除に向けた具体的な日程・内容に関しては、2021年12月に到達が予想されるワクチン接種率80%の段階で決定していく旨が併せて発表されております。

今回の西オーストラリア州政府の発表の中において、州境・国境が開かれる際には、現在は緩和されつつある社会規制を再度施行し、公共交通機関でのマスク着用義務、スタジアムやコンサート会場への入場はワクチン接種証明の提示が義務付けられる予定となっており、西オーストラリア州は州境・国境が開かれた後も引き続き厳格な新型コロナウイルス対策が取られることとなります。

また、ワクチン接種率80%到達を州境オープンに向けた一つの目安とする州・準州がほとんどの中、西オーストラリア州はワクチン接種率90%と定めたことにより、西オーストラリア州の州境並びに国境オープンは他州と比べると、大幅に遅れることとなる見通しとなっております。

本情報の注意事項

掲載されている情報は執筆時のものです。特に新型コロナウィルスの水際対策に関して、日々手続き、対策は変化していますので、現在の状況と異なっている場合もあります。

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シドニーの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。 例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

シドニーの祝日一覧(2023年)

祝日名 日にち
New Year's Day 1月1日
New Year Holiday 1月3日
Australia Day 1月26日
Good Friday 4月7日
Easter Monday 4月10日
Anzac Day 4月25日
King's Birthday 6月13日
Labour Day 10月2日
Christmas Day 12月25日
Christmas Holiday 12月25日
Boxing Day 12月26日




New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

Australia Day(オーストラリア・デイ)

オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

Labour Day(レイバー・デイ)

レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

Good Friday(グッド・フライデー)

グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

Easter Monday(イースター・マンデー)

イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

Anzac Day(アンザック・デー)

アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

King's Birthday(キングス・バースデー)

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更されました。

Christmas Day(クリスマス・デー)

毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

Boxing Day(ボクシング・デー)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。

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オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。

例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

オーストラリアの祝日一覧(2023年)

祝日名 日にち 祝日になる州
New Year's Day 1月1日 オーストラリア全土
New Year Holiday 1月2日 オーストラリア全土
Devonport Cup 1月11日 TAS
Australia Day 1月26日 オーストラリア全土
Royal Hobart Regatta 2月13日 TAS
Launceston Cup 2月22日 TAS
Labour Day 3月6日 WA
King Island Show 3月7日 TAS
Eight Hours Day 3月13日 TAS
March Public Holiday 3月13日 SA
Canberra Day 3月13日 ACT
Labour Day 3月13日 VIC
Good Friday 4月7日 オーストラリア全土
Easter Monday 4月10日 オーストラリア全土
Easter Tuesday 4月11日 TAS
Anzac Day 4月25日 オーストラリア全土
May Day 5月1日 NT
Labour Day 5月1日 QLD
AGFEST 5月5日 TAS
Reconciliation Day 5月29日 ACT
Western Australia Day 6月5日 WA
King's Birthday 6月12日 QLD/WA州を除く
Picnic Day 8月7日 NT
King's Birthday 9月25日 WA
King's Birthday 10月2日 QLD
Labour Day 10月2日 NSW/ACT/SA
Melbourne Cup Day 11月7日 メルボルン市中心部のみ
Christmas Day 12月24日 オーストラリア全土
Boxing Day 12月26日 SA州を除く
Proclamation Day 12月26日 SA
New Year's Eve 12月31日 NT/SA




短縮表示の州名と主な都市

短縮表示の州名 州名 主な都市
NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
VIC ビクトリア州 メルボルン
NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
SA 南オーストラリア州 アデレード
WA 西オーストラリア州 パース
ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ



New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

Australia Day(オーストラリア・デイ)

オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

Labour Day(レイバー・デイ)

レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

Good Friday(グッド・フライデー)

グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

Easter Monday(イースター・マンデー)

イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

Anzac Day(アンザック・デー)

アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

King's Birthday(キングス・バースデー)

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更された。

Christmas Day(クリスマス・デー)

毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

Boxing Day(ボクシング・デー)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

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ケアンズ近郊にはまだまだ日本の旅行者の皆さんには知られていな素敵な見どころがたくさんあります。

そんな見どころ、観光地を数回に分けてご紹介していきたいと思います。

7回目となる今回は「リゾートタウン・ポートダグラスとアボリジニ文化に触れるモスマンゴージセンター」です。

高級リゾートとして発展を続けるポートダグラスと、先住民族アボリジニの素朴な暮らしを今に伝えるモスマンゴージセンター。

相反するふたつの観光地が作り出すコントラストを一日でお楽しみいただくことができます。

目次:リゾートタウン・ポートダグラスとアボリジニ文化に触れるモスマンゴージセンター(クリックで開閉)




ポートダグラス

ケアンズから北へ約70km。

海沿いのキャプテンクック・ハイウェイを車で1時間ほど走るとポートダグラスの玄関口であるパームツリーの並木道があなたを出迎えてくれます。

3500人ほどが住むこの小さな町には大小様々なリゾートホテルやブティックホテルが立ち並び、世界中から訪れた旅行者にくつろぎを与えています。

5月から9月の繁忙期には旅行者で人口が倍になることも。

海沿いには「4マイルビーチ」が遥かかなたまで続いており、海水浴や日光浴、ウォーキングを楽しむ人々で年中、賑わっています。

メインストリートであるマクロッサン・ストリート(Macrossan St.)にはおしゃれなレストランやカフェ、ブティックなどが並んでいます。

マクロッサン・ストリートを北西へ進むとぶつかるのがワーフ・ストリート(Wharf St.)で、ここにはポートダグラス戦争記念碑が建っています。

戦争記念碑はアンザック・パーク内に建っており、この公園内には「St. Mary’s by the Sea(セントメアリー・バイ・ザ・シー)」というウェディングチャペルも建っています。

海辺での結婚式なんて素敵ですね。

アンザック・パークはマーケット・パークという公園に隣接しており、このマーケット・パークでは毎週日曜にポートダグラス・マーケットが開催されています。

35年も前にできたこのマーケットでは50ほどの露店が軒を連ね、それぞれの店主により作られた民芸品やフルーツ、フレッシュジュースや軽食などが楽しめます。

観光地名

ポートダグラス・マーケット

場所

Wharf St. Port Douglas QLD 4877 地図

webサイト https://douglas.qld.gov.au/markets/communitymarkets/
開催日時

毎週日曜 08:30am – 13:30pm

 

セントメアリー・バイ・ザ・シーの奥には海に突き出したPort Douglas Sugar Wharf(ポートダグラス・シュガー・ワーフ)を見ることができます。

ディクソン湾へ突き出したこの歴史遺産はもともと1904年に建設された船積み桟橋で、建設当初は内陸のテーブルランドから鉱山資源を貨物列車で運んできてそのままこの桟橋へ乗り入れ、船積みを行っていました。

その後、砂糖ブームが訪れ、船積みするものは鉱物から砂糖へ変わりました。

現在では船積み桟橋としては利用されておらず、パーティーや会食用のおしゃれな貸し切りスペースとして利用されています。

観光地名

ポートダグラス・シュガーワーフ

場所

Dixie Street, Port Douglas QLD 4877地図

webサイト https://douglas.qld.gov.au/community/venuehireinformation/port-douglas-sugar-wharf/

 

ワーフ・ストリートをさらに南へ行ったところにあるヨットハーバー、Crystalbrook Superyacht Marina(クリスタルブルック・スーパーヨット・マリーナ)からはグレートバリアリーフへ行くクルーズやダイビングトリップがいくつか催行されています。

また、マリーナには上品なレストランが数件入っており、マリーナに浮かぶヨットやクルーザーを眺めながらお食事を楽しむこともできます。

ポートダグラス・カーニバル

ポートダグラスでは毎年5月または6月の週末に「ポートダグラス・カーニバル」と呼ばれるお祭りが開催されます。

通常、金曜の夜には市内を練り歩くパレードが開催され、煌びやかなネオンに照らし出された移動遊園地が開園します。

4マイルビーチでは土曜にファミリー・ビーチ・デーが行われ、砂浜には巨大なサンドアートが並び、空には色とりどりなカイト(凧)が上がったりします。

その他、音楽ライブ、サーカスショー、ランチパーティーなど様々なイベントが週末を通し市内各所で行われます。

イベント名

ポートダグラス・カーニバル

場所

Wharf St. Port Douglas QLD 4877 地図

webサイト https://www.carnivale.com.au/
開催日時

2021年5月21日-23日(2022年の日程は未定)

モスマンゴージ・センター

ポートダグラスからさらに北へ20km。

ケアンズから80kmのところにあるのがモスマンゴージ・センターです。

モスマンゴージとは「モスマン渓谷」のことであり、世界自然遺産に登録されているデインツリー国立公園内にある5万6千ヘクタールのエリアを指しています。

このモスマン川の清流の流れる秘境には5万年もの昔からクク・ヤランジ族という先住民族アボリジニの部族が暮らしてきたと言われています。

モスマンゴージ・センターはクク・ヤランジ族の暮らしや文化を今に伝えるのみならず、デインツリー国立公園の自然を保護するための啓蒙活動を行ったり、クク・ヤランジ族の人々が現代社会に適応できるよう教育や職業訓練を行ったりもしています。

観光地名

モスマンゴージ・センター

場所

212 Mossman Gorge Road, Mossman Gorge QLD 4873地図

webサイト https://www.mossmangorge.com.au/

 

また、モスマン渓谷へ入るにはモスマンゴージ・センターからシャトルバスを利用する必要があります。

バスは08:00amから17:30pmの間、15分おきに発車しています。

シャトルバス料金

一日券(乗り放題)

大人料金

おひとり様A$12.65ドル

子供料金(5-15歳)

おひとり様A$6.40ドル

幼児 無料
ファミリー料金(大人2名+子供2名) A$30.90ドル

ドリームタイム・ウォーク

モスマンゴージ・センターでのおススメのアクティビティはクク・ヤランジ族のガイドさんと原始の森に分け入る「ドリームタイム・ウォーク」です。

ドリームタイム・ウォークはまず「スモーキング・セレモニー」から始まります。

これは火をおこし、炊いた煙で参加者の体から悪霊を払い、森へ入る準備をする儀式です。

儀式が済んだらいよいよ森へ。

森では狩りの途中で使った伝統的な“仮設小屋”を見学したり、ブッシュフードと呼ばれる様々な食用の木の実や虫たちの説明を受けたりします。

木の葉を揉み解して手を洗う「ブッシュ・ソープ」や、粘土や石を擦って作るフェイスペインティング用の顔料を体験することもあります。

ドリームタイム・ウォークの最後は、ディジュリドゥの音色に耳を傾けながら、ブッシュ・ティーとダンパーブレッドでティータイムをお楽しみいただけます。

ドリームタイム・ウォークは所要時間が約90分で、毎日10:00am、11:00am、12:00pm、13:00pm、15:00pmの5回出発しています。

ツアー名

ドリームタイム・ウォーク(シャトルバス含む)

大人料金

おひとり様A$82.40ドル

子供料金(5-15歳)

おひとり様A$41.20ドル

幼児 無料
ファミリー料金(大人2名+子供2名) A$206ドル

 

ケアンズから行ける近郊の観光地シリーズのその他の記事は下記よりご覧いただけます。

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その① – チラゴー・マンガナ洞窟群国立公園:チラゴー洞窟群とチラゴー精錬所跡

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その② – ティナルー湖とダンバラ国立自然公園

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その③ – ハーバートン・ヒストリック・ビレッジと花の村・ヤンガバラ

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その④ – インノット温泉とウインディ・ヒル・ウインドファーム

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑤ – 客車ホテルに泊まるアンダラ溶岩洞観光とサバンナランダー号の旅

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑥ – 滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラ・フォールズの旅

ケアンズの旅行手配

トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ケアンズを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ケアンズ旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いケアンズ旅行になりますよ。

ケアンズのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

ケアンズ近郊にはまだまだ日本の旅行者の皆さんには知られていな素敵な見どころがたくさんあります。

そんな見どころ、観光地を数回に分けてご紹介していきたいと思います。

6回目となる今回は「滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラフォールズの旅」です。

ケアンズを含む北部クイーンズランド州(Far North Queensland)には30を超える滝と、大小無数の湖があります。

その多くは澄んだ水を讃えているので年中通して泳ぐことができます。

そんな滝と湖の中から今回は2か所をご紹介します。

目次:滝と湖を肌で感じる レイク・イーチャムとミラミラフォールズの旅(クリックで開閉)




レイク・イーチャム(イーチャム湖)

ケアンズから南へ約70km。

ギリス・レンジと呼ばれる険しい山道を越え内陸のテーブルランド方面へ進むと、1時間少々でレイク・イーチャム(イーチャム湖)に到着します。

世界遺産の熱帯雨林のジャングルに囲まれた、レイク・イーチャムはこの地域に数多くある火口湖のひとつです。

9100年以上も昔、地中のマグマの活動により沸騰した地下水脈から蒸気が発生し、その水蒸気爆発により地表にクレーター状の穴ができ、水が溜まって湖となったと考えられています。

水深65mを誇る碧く澄んだこの湖は人気の遊泳スポットとなっており、湖面への階段状のステップや、カヌーを降ろすボートランプが整備されています。

ライフセーバーなどは居ませんが、逆に危険な大型野生動物なども生息していません。

湖岸にはバーベキュー施設も設置されており、週末にはピクニックを楽しむ家族連れで賑わいます。

湖の周囲には一周2.9kmほどのレイク・イーチャム・サーキット・トラックが整備されており、ウォーキングやジョギング、バードウォッチングなどが楽しめます。

バードウォッチングでは、湖の周辺に暮らす180種もの野鳥を観察することができます。

個人で観光する場合には特に入場料や国立公園入園料を支払う必要はありません。

観光地名

レイク・イーチャム(Lake Eacham)

場所

レイクス・ドライブ、レイク・イーチャム QLD 4884 地図

webサイト https://parks.des.qld.gov.au/parks/lake-eacham/about

ミラミラ・フォールズ(ミラミラ滝)

レイク・イーチャムからさらに南へ約35km、ケアンズからは約100kmほどの場所にミラミラ・フォールズはあります。

ミラミラ・フォールズを含むミラミラ・ウォーターフォール・サーキット(別名:テリーザ・クリーク・ロード/ Theresa Creek Road)はこの地域の滝を巡る観光道路となっており、他にジリー・フォールズ(Zillie Falls)、エリンジャ・フォールズ(Ellinjaa Falls)を巡ることができます。

18.3mの落差を誇るこの直瀑は、熱帯雨林のジャングルに囲まれたその美しさから、「オーストラリアで一番多く写真に収められた滝」と言われています。

清流が流れ落ちるこの滝つぼの水温は低く、夏場には涼を求めて泳ぐ人たちで賑わいます。

滝つぼへ落ちる水の奥へ周ることもでき、普段、なかなか見ることができない “滝の裏側” を見ることができます。

ミラミラ・フォールズの「ミラミラ」という言葉は、この地域に住む先住民族アボリジニのマムー族の言語の「マレーマレー」が訛ってできたと言われています。

語源となったこの単語は、現在では「ミラミラ・バイン/ Millaa Millaa Vine」と呼ばれるようになった赤い実をつけるツル植物を指しています。

こちらもライフセーバーなどは居ませんが、危険な大型野生動物なども生息していません。

駐車場やトイレも設置されており、気軽に観光を楽しむことができるようになっています。

個人で観光する場合には特に入場料や国立公園入園料を支払う必要はありません。

観光地名

ミラミラ・フォールズ(Millaa Millaa Falls)

場所

ミラミラ・フォールズ・ロード、ミラミラ QLD 4886 地図

webサイト https://www.athertontablelands.com.au/travel-directory/millaa-millaa-falls-2/

おまけ:ネラダ・ティー・ハウス

湖や滝で一日泳いだ後は、ケアンズへの帰り道にネラダ・ティー・ハウス(Nerada Tea House)の温かい紅茶でティータイムなんてどうでしょうか?

ミラミラ・フォールズからは北へ34km、ケアンズからなら80kmほどの場所にネラダ・ティーの広大な茶畑があります。

ネラダ・ティーの茶葉プランテーションは360ヘクタールもの面積を誇り、これはオーストラリア最大の茶畑となっています。

ネラダ・ティーの歴史

ネラダ・ティーの歴史は1882年にカッテン兄弟が北部クイーンズランド州にビンジル湾を発見したことから始まります。

カッテン兄弟はこの地の火山性の土壌に農地としての可能性の高さを見出します。

その4年後、カッテン兄弟はビンジル湾にオーストラリア初となる商業用茶畑を作りました。

当時は茶葉だけでなく、コーヒーやスパイス、トロピカルフルーツなども栽培されていました。

ところが1918年、巨大なサイクロンがこの地を襲い、茶畑はこの地より一掃されてしまいました。

時は過ぎ1950年代、インドからアラン・マヌーフ博士がケアンズ近郊のイニスフェイルという小さな町に移住してきました。

この地の熱帯気候がインドの茶葉の生産地の気候を思い起こさせ、マヌーフ博士はオーストラリアで紅茶産業を興すことにしました。

マヌーフ博士はサイクロンで消えてしまったカッテン兄弟の茶葉プランテーションのことを聞きつけ、跡地を見つけようと探検に出かけます。

彼は熱帯雨林の奥深くに野生化したお茶の木々を見つけ、そこから数百に及ぶ種を採取しました。

マヌーフ博士はアサートン高原の麓にあるネラダ峡谷に130ヘクタールの土地を買い、採取してきたお茶の種を植え、茶畑を始めました。

マヌーフ博士はお茶の木を栽培することに成功したのですが、効率的な茶葉の収穫方法の知識は持ち合わせてはいませんでした。

そこで1960年代にその地域のメカニックと共同で機会による収穫方法を開発しました。

これはオーストラリアの紅茶業界を生き抜くうえで非常に重要な方法となりました。

マヌーフ博士はこの5トンもある茶葉収穫機械での収穫に成功しています。

その後、貿易会社に出資してもらうことに成功し、オーストラリア初の茶葉精製工場を設立しました。

一方、地域のビジネスマンたちがティー・エステート・オーストラリアという会社を立ち上げ、ネラダ・ティーからそれほど遠くないところで80ヘクタールの茶畑を始めます。

1970年代に入るとマヌーフ博士はビジネスを継続させるだけの利益を上げられなくなり、ネラダ・ティーは閉鎖の憂き目にあいます。

こうしてオーストラリアの紅茶産業のパイオニアであるマヌーフ博士は、紅茶業界から去ることになりました。

皮肉にもネラダ・ティーの成功から生まれたティー・エステート・オーストラリアが今度はネラダ・ティーの資産を取得し、2つのプランテーションが合併することになります。

新たに生まれたプランテーションはネラダ・ティーのブランドで紅茶を販売することになりました。

新生ネラダ・ティーの誕生です。

1980年代には国際的に有名な茶葉農家たちとジョイント・ベンチャーを立ち上げ、マランダの地に効率をさらに高めた茶葉精製工場を建設することを決定。

クイーンズランド州も紅茶業界の発展をサポートし、1991年に新たな精製工場がオープンし、さらにその後、ブリスベンに商品のパッキング工場もオープンさせました。

5品目だった商品は今日では85品目まで増え、紅茶のみならず緑茶や白茶(中国茶の一種)、そしてフルーツなどの香り付けをしたものまで幅広くスーパーマーケット等で販売されています。

茶葉のプランテーションは360ヘクタール以上にまで大きくなり、毎年660万キロの新鮮な茶葉を精製工場へ出荷しています。

これが150万キロの紅茶となって商品化されています。

ビジターセンター

ネラダ・ティーの茶畑に隣接し、ビジターセンターが建っています。

こちらではネラダ・ティー・ブランドの様々な茶葉やティーバッグを購入できるティー・ショップ、様々なお茶と一緒にランチやデザートを楽しむことができるティーハウス、そして工場見学や体験学習ができるツアーが用意されています。

ティー・ショップでは、スーパーマーケットでは売られていない限定パッケージの商品の他、お土産用の商品まで豊富な品揃えからショッピングすることができます。

ティーハウスではお好みのお茶が楽しめます。

おススメは「ネラダ・ティー・テイスティング・メニュー」で、紅茶、緑茶、白茶を含む5種類のお茶がカップルで$15ドルという破格でお楽しみいただけます。

しかもそれぞれのお茶にひとつひとつのティーポットで出てきますので、飲みきれないほどのお茶が楽しめます。

ツアーでは様々な体験や見学を楽しむことができます。

ツアー名

メイド・バイ・ユー :ご自身でお好きな紅茶のブレンドが作れます

大人料金

おひとり様A$55ドル

学生料金(15-18歳)

おひとり様A$32.50ドル

子供料金(10-15歳) おひとり様A$27.50ドル

 

ツアー名

ウーロン・エクスペリエンス:ウーロン茶の精製過程を見学できます

大人料金

おひとり様A$40ドル

子供料金(12-16歳) おひとり様A$27.50ドル

 

ツアー名

インフォメーション・ツアー:お茶の葉がどのように精製されるかを学び、実際の工場を見学します

大人料金

おひとり様A$15ドル

学生料金(15-18歳)

おひとり様A$12.50ドル

子供料金(10-15歳) おひとり様A$8.50ドル

 

ツアー名

ファーム・ツアー :茶畑の見学をします

大人料金

おひとり様A$30ドル

学生料金(15-18歳)

おひとり様A$12.50ドル

子供料金(10-15歳) おひとり様A$8.50ドル

施設名

ネラダ・ティー・ハウス(Nerada Tea House)

場所

933 Glen Allyn Road, QLD 4885 地図

webサイト https://www.neradatea.com.au/

ケアンズから行ける近郊の観光地シリーズのその他の記事は下記よりご覧いただけます。

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その① – チラゴー・マンガナ洞窟群国立公園:チラゴー洞窟群とチラゴー精錬所跡

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その② – ティナルー湖とダンバラ国立自然公園

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その③ – ハーバートン・ヒストリック・ビレッジと花の村・ヤンガバラ

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その④ – インノット温泉とウインディ・ヒル・ウインドファーム

【2022年版】 ケアンズから行ける近郊の観光地 その⑤ – 客車ホテルに泊まるアンダラ溶岩洞観光とサバンナランダー号の旅

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オーストラリアは南半球に位置し、日本とは季節が逆になり、日本の冬休みシーズン(12月下旬&1月上旬)は、ゴールドコーストは真夏にあたります。

年末年始を含むこの冬休みの時期、Tシャツ&短パンで過ごすゴールドコーストの年越しは、日本の大晦日とお正月の雰囲気とは一風異なります。

昨今芸能人にも人気のゴールドコーストでの年越しですが、2週間ほどしかない貴重な冬休み、冬休みの海外旅行の目的地として、ゴールドコーストは適しているのでしょうか!?

日本の冬休みにあたる12月下旬から1月上旬にゴールドコースト旅行をするメリット、デメリットを天気、気候、イベントなどを通じ様々な角度から見てみましょう。




冬休み(12月-1月)のゴールドコーストの街の様子

冬休みのこの時期、季節が日本と逆のゴールドコーストは真夏になります。

オーストラリアでは12月の下旬から翌年の1月下旬まで、約1か月間に及ぶホリデーシーズン(夏休み)になるため、シドニーやメルボルンなど都会で暮らす人々にとっての人気国内リゾート地であるゴールドコーストは、日本の冬休み時期となる12月下旬から1月上旬は、年間を通して最も人が多く賑やかな時期と言えます。

日本の冬休み時期となるゴールドコーストの年末・年始を含む12月下旬から1月上旬は、ビーチ、観光施設、ホテル、レストランなど、多くの人で賑わい、活気が溢れています。

12月20日を過ぎ、クリスマス前の時期になると、ゴールドコースト各地でクリスマス・キャロルのイベントが催され、また元旦前の12月最後の数日から元旦までは大晦日の花火を含むニュー・イヤーズ・カーニバルという大型イベントもあり、普段はゴールドコースト・サーファーズパラダイスの街中には中々出て来ないローカルもサーファーズパラダイス中心部に集まって来ます

日本の冬休み時期となる12月下旬から1月上旬のゴールドコーストは、平均最高気温が28℃前後、平均最低気温21.℃前後ということで、年末・年始を含む日本の冬休み時期のゴールドコーストは、半袖・ショートパンツで心も体も開放的、ワイワイガヤガヤと楽しい雰囲気で、多くの笑顔で溢れかえってます。

但し、心も体も開放的になる真夏の時期、人が集まるところに犯罪あり、特に夜半はバー、パブやクラブなどで騒ぎ足らず、街中で騒ぐ多くの若者が出て来ますので、夜半の街歩きは注意が必要です。




冬休み(12月-1月)のゴールドコーストの気候と服装

オーストラリアは南半球にあるため日本とは季節が逆になり、日本の冬休み時期にあたる12月・1月のゴールドコーストは真夏となります。

平均最高気温は28℃、晴れた日の日中は夏の日差しの強さを感じますが、東京の夏ほどは気温は上昇せず湿度もあがりませんので、日陰に入れば涼しく感じるほどで、過ごしやすいと言えます。

平均最低気温も21℃前後となり、朝晩の肌寒さを感じることもほとんど無いと言って良いでしょう。

よって、日本の冬休み時期にあたる12月・1月のゴールドコーストの服装としては、半袖シャツ、Tシャツ1枚で大丈夫ですが、乗り物、観光施設、レストランなどの屋内は冷房が日本人にとっては効きすぎと感じることが多く肌寒さを感じることもあるので、薄手の羽織るものは持参した方がベターです。

陽なたに出ると半袖1枚でも暑さを感じるが、日陰に入ると涼しく感じる、少し風が出て来ると人によっては肌寒く感じる場合もあるので、薄手の羽織るものはあったほうがベターです。

ゴールドコースト近郊、市内より南西方向、内陸部へ40-50kmほど入った世界自然遺産ゴンドワナ多雨林群の観光地、スプリングブルック国立公園やラミントン国立公園では、標高が1,000mほどあるため、気温もゴールドコースト市内より3-7℃ほど低くなり、この時期の最低気温の平均は13℃、最高気温は25.0℃となります。

その為、スプリングブルック国立公園やラミントン国立公園を訪れる予定の方は、特に木陰は肌寒く感じる場合もあるので、薄手の羽織るものを持参された方がベターです。土ボタル鑑賞ツアーなどで夜間に山を訪れる方やラミントン国立公園内の宿泊施設「オライリーズ・レインフォレスト・リトリート」に宿泊する予定の方は、薄手のトレーナーを用意しておいても間違いではありません。

日本の冬休み時期にあたるこの時期のゴールドコーストは、12月の平均降雨量が138.5mm(1mm以上の降雨平均日数9.0日)、1月の平均降雨量が135.8mm(1mm以上の降雨平均日数9.2日)となり、年間を通して比較的降雨量の多い時期となるため、レインコートや折りたたみ傘などをご持参されることをお勧めします。

レインコートや折りたたみ傘など、オーストラリアで売っているものは品質があまり良くなく、日本で購入するより高額となりますので、日本からご持参されることをお勧めします。

日本の冬休み時期にあたるこの時期、日中の最高気温が10℃前後、朝晩は更に冷え込みの激しい日本から最高気温28℃前後のゴールドコーストに来ると、その気温差から体調を壊す方(特にお子様は要注意!)も出て来ますので、少し疲れたなと思ったら、しっかり休息を取り、楽しいゴールドコースト滞在にしてください。




12月のゴールドコーストと東京の気候比較

12月 ゴールドコースト 東京
最高気温 (℃) 28.0 12.0
最低気温 (℃) 20.5 3.8
降水量 (mm) 138.5 57.9
湿度 (%) 65.5 56

データ:オーストラリア政府気象庁 / 日本国・国土交通省・気象庁

1月のゴールドコーストと東京の気候比較

1月 ゴールドコースト 東京
最高気温 (℃) 28.8 9.8
最低気温 (℃) 21.9 1.2
降水量 (mm) 135.8 59.7
湿度 (%) 70 51

データ:オーストラリア政府気象庁 / 日本国・国土交通省・気象庁

冬休み(12月-1月)のゴールドコーストのイベント

日本の冬休み時期となる12月下旬から1月上旬のゴールドコーストでは、下記のイベントが予定されています。

どれも真夏のゴールドコーストらしいクリスマス、年末・年始ならではのイベント、日本では体感できない素敵な思い出を!

例年この時期は年間を通して最もイベントが多く開催され、賑やかな時期となりますが、2020年度及び2021年度は新型コロナウイルス禍の影響により、各種イベント開催が中止となって来ましたが、2022年度並びに2023年度に関しては多くのイベントが再開され、今年2024年度は、新型コロナウイルス禍以前のように各種イベントが通常通り開催されるのでは無いかと予想されます。各種イベントの開催状況に関しては、下記サイトにて各種イベントの開催予定が確認可能となっております。




クリスマス・イン・サーファーズパラダイス(Christmas in Surfers Paradise)

サンタクロースがクリスマス前に「ミニバケーションをしにサーファーズパラダイスへやって来る!」というコンセプトの真夏のゴールドコーストならではのイベント。

サンタクロースの格好をしたサーファーが披露するサーフィンを見学したり、サーファーズパラダイス・ビーチの目の間にあるカビル・モール(Cavill Mall)でサンタクロースと家族写真を撮ったり、短パンにビーチサンダルのサンタクロースと無料でセルフィーを撮ったりと、ゴールドコーストの真夏のクリスマスの雰囲気を思いっきり味わえます。

さらに、サーファーズ・パラダイス(Surfers Paradise)の通りでは、サルベーション・アーミー(Salvation Army)のキャロラーたちのクリスマス・ソングがその歌声で町行く人をクリスマスの世界へ誘います。

イベント名

クリスマス・イン・サーファーズパラダイス(Christmas in Surfers Paradise)

日にち 2024年度 日程未発表(2024年3月現在)
場所 サーファーズパラダイス(Surfers Paradise)地図
Webサイト https://www.destinationgoldcoast.com/events




キャロル・オン・ザ・ビーチ(Carol on the Beach)

12月に入ると、ゴールドコーストの各地区でクリスマス・キャロルのイベントが開かれます。

ゴールドコーストで最も有名な動物園カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーのあるカランビン地区で開かれる「カランビン・コミュニティ・クリスマスキャロル(Currumbin Community Christmas Carols)」、サーファーズパラダイスのお隣り、スター・カジノやパシフィック・フェア・ショッピングセンターがあるブロードビーチ地区で開かれる「ブロードビーチ・クリスマスキャロル(Broadbeach Christmas Carols)」、サーファーズパラダイスからトラムで約15分、オーストラリアン・フェア・ショッピングセンターがあるサウスポート地区で開かれる「メイヤーズ・クリスマスキャロル(Mayor's Christmas Carols)」などなど。

その中でもサーファーズパラダイス中心部、サーファーズパラダイス・ビーチで開かれるのが「キャロル・オン・ザ・ビーチ(Carol on the Beach)」。

例年クリスマス・デー(12月25日)前の日曜日に開かれ、各クリスマスキャロル・イベントの大トリを飾るイベントです。

エネルギッシュなダンスグループのパフォーマンス、ソウルフルな合唱団による合唱、地元の小中学生によるクリスマス・ソングのお披露目など、ゴールドコースト地元の才能あふれる豪華なラインナップが披露されます。

イベントではクリスマス・キャンドルが販売され、その収益金はすべて恵まれない人々のために寄付されます。会場で配られる無料のソング・ブックを手に取って、お気に入りのクリスマス・ソングに合わせて歌って、楽しいお祝いの夜を過ごしてみてはいかがでしょうか!?

2020年版】12月のゴールドコースト:気候、服装、イベント、混雑状況写真: サウスポート地区で開かれる「メイヤーズ・クリスマスキャロル(Mayor's Christmas Carols)」の様子

イベント名

キャロル・オン・ザ・ビーチ(Carol on the Beach)

日にち 2024年度 日程未発表(2024年3月現在)
場所 サーファーズパラダイス・ビーチ(Surfers Paradise Beach)地図
Webサイト https://www.destinationgoldcoast.com/events




ニュー・イヤーズ・カーニバル(New Year’s Carnival)

元旦前の12月最後の数日から元旦まで開かれる、ゴールドコーストの大晦日・元旦イベント

この数日間のサーファーズパラダイス(Surfers Paradise)は、新しい年を迎える大騒ぎ、そしてお祭りの場となり、ご家族連れも若い人もみんなが楽しめるアミューズメント・ライド、アクティビティやアトラクションが海岸沿いを駆け巡ります。

最大の見どころは大晦日12月31日開かれる花火大会で、午後8時のファミリー向け花火と深夜0時年越しを祝う花火の2回、サーファーズパラダイス・ビーチで行われます

ファミリー向け花火が終わった後、新年を迎える午前0時まではDJが音楽をガンガンにかけて来る新年を盛り上げます。(なので、12月31日のサーファーズパラダイス・ビーチ近辺のホテル宿泊の場合、騒音は覚悟が必要です)

除夜の鐘では無く、花火大会!真夏のゴールドコーストならではの年越しイベントです!

イベント名

ニュー・イヤーズ・カーニバル(New Year’s Carnival)

日にち 2024年度 日程未発表(2024年3月現在)
場所 サーファーズパラダイス(Surfers Paradise)地図
Webサイト https://www.destinationgoldcoast.com/events

【番外編】ボクシング・デイ・セール(大バーゲン)

「イベント」では無いですが、最早「イベント」と言えるのが、クリスマス・デイ(12月25日)の翌日ボクシング・デイ(12月26日)の大バーゲンセール

ボクシング・デイの由来は諸説ありますが、英国の雇用主が従業員にギフト・プレゼントを箱・ボックス(Box)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祝日(Boxing Day)と呼ばれていると言われており、そのプレゼントに因んで「プレゼント」のような大バーゲンセールが各小売店で開かれます

デパート、ショッピング・モール、アウトレット・ショッピング・センターなどの各小売店(洋服、化粧品、電化製品、玩具などなど)を競うようにバーゲンを行います。

マイヤー(Myer)、デイビット・ジョーンズ(David Jones)などの有名デパートの前には開店前から長蛇の列ができ、その様子はまさしく「イベント」です。

ゴールドコーストの主なショッピング・モール、アウトレット・ショッピング・センター
ショッピング・センター名

パシフィック・フェア・ショッピング・センター(Pacific Fair Shopping Centre)

住所 Hooker Blvd, Broadbeach QLD 4218 地図
Webサイト https://www.pacificfair.com.au/
特徴

ゴールドコースト1の店舗数を誇る大型ショッピングセンター。サーファーズパラダイス中心部からトラム(路面電車)で約15分弱とアクセスも抜群。エルメス、ルイ・ヴィトンなどのハイブランドからマイヤー、デイビット・ジョーンズなどの大型デパート、ナイキ、アディダスなどの専門小売店まで、ありとあらゆるブランドが揃います。




ショッピング・センター名

オーストラリアン・フェア・ショッピング・センター(Australian Fair)

住所 42 Marine Parade, Southport QLD 4215 地図
Webサイト

https://www.australiafair.com.au/

特徴 ゴールドコーストのアジア人街とも言われるサウスポート地区にあるショッピングセンター。サーファーズパラダイス中心部からトラム(路面電車)で約15分。パシフィック・フェア・ショッピング・センターと比べると、より地元民に近い、ローカル色の強いショッピングセンター。場所柄韓国系食材の揃うスーパーマーケットなどもあり、多種多様なお店が並びます。
アウトレット名

ハーバータウン・プレミアム・アウトレット(Harbour Town Premium Outlet)

住所 147-189 Brisbane Rd, Biggera Waters QLD 4216 地図
Webサイト

https://harbourtowngoldcoast.com.au/

特徴 ゴールドコーストだけでは無く、クイーンズランド州でも随一の規模を誇るアウトレット・ショッピング・センター。ショッピングだけでは無く、映画館もあり、最早そこは一大テーマパークのよう。ポロ・ラルフ・ローレン、UGG、ナイキ、アディダス、アンダー・アーマー、コーチなどなど、飲食店等を含め全部で240軒以上の店舗数を誇ります。




冬休み(12月-1月)のゴールドコーストの祝日

日本の冬休み時期となる12月、1月のゴールドコーストにおける祝日は下の通りです。

12月25日のクリスマスは、ほとんどの観光施設、ショッピングセンター、スーパーマーケット、レストランやカフェなどはクローズとなりますので、ご注意下さい。

12月31日の大晦日、1月1日の元旦は、通常営業のところがほとんどですが、お店によっては時間を早めて閉店するところもあります。

12月24日:Christmas Eve(クリスマス・イブ)

2019年よりゴールドコーストのあるクイーンズランド州(QLD州)にて制定された一部祝日。12月24日18時から25日0時までの時間限定での祝日となります。

新設された祝日のため、今後の動向は不明ですが、2023年の際には18時以降にクローズするレストラン等は殆ど無かったため、旅行者にとって特に注意は必要の無い一部祝日と言えます。

12月25日:Christmas Day(クリスマス・デイ)

毎年12月25日が祝日となり、ゴールドコーストに限らずオーストラリア全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祝日です。

通常の祭日・祝日でも休業しない観光施設や動物園なども休業となり、オプショナルツアーなども催行されませんので注意してください。




12月26日:Boxing Day(ボクシング・デイ)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祝日です。

英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祝日と言われており、12月25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いですが、このボクシング・デイは営業を行う店が多く、ブロードビーチにある「パシフィックフェア・ショッピングセンター」やサウスポートにある「オーストラリアン・フェア・ショッピングセンター」などでは多くの店舗でセールが行われ、多くの買い物客で賑わいます。

1月1日:New Year's Day(ニューイヤーズ・デー)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。特にサーファーズパラダイス中心部はほぼ全ての商店、レストランが通常通り営業を行っている。

1月26日:Australia Day(オーストラリア・デー)

オーストラリア・デーは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。2023年現在、先住民族アボリジニの方々の心象を鑑み、オーストラリア・デーと言う呼称の変更が多く議論されている。




冬休み(12月-1月)のゴールドコーストの混雑状況

オーストラリアでは、12月中旬頃から1月下旬にかけて、スクールホリデーと言われる学校休み(夏休み)に入ることもあり、約1か月間の長期のホリデーシーズンになります。

日本の冬休み時期にあたる12月下旬から1月上旬は、この長期ホリデーシーズンと重なるため、オーストラリア国内の宿泊・観光施設、飛行機など交通機関は年間を通して、最も混み合うシーズンであると言えます。

特にゴールドコーストは、シドニーやメルボルンなど都会で暮らす人々にとっての人気国内リゾート地であり、日本の冬休み時期にあたる12月下旬から1月上旬に掛けてが年間を通して1番人が多い時期と言えます。

これに加えて、海外からの観光客が多数滞在することもあり、ホテル等の宿泊施設は1年間で一番混雑し、それに比例して料金も上がり、また最低3泊以上の宿泊が条件となるホテルが大多数となります。

キッチンなどが付随したアパートメントタイプの宿泊施設の場合、最低7泊以上の宿泊が条件となるなど、注意が必要です。

人気のレストランなども19時前後等は大変混み合いますので、事前にご予約をすることをお勧めします。

また、日本の冬休み時期となりますので、日本人観光客の方が増え、各種日本語オプショナルツアーは混み合って来ます。必ず参加したい!とお考えのオプショナルツアーは日本で事前予約されることをお勧めします。

結論!冬休み(12月-1月)のゴールドコースト旅行は最適?

さて、2週間ほどしかない貴重な冬休み、旅行代金・航空券代金も閑散期と比べ高くなり、前述通りホテル代金もあがる年末・年始、決して安くない旅行代金を払ってでもゴールドコーストは旅行する価値があるのでしょうか?

冬休み(12月-1月)のゴールドコースト旅行のメリット

  1. クリスマスや年末・年始のイベントが盛りだくさん
  2. 寒い日本を抜け出して、真夏の過ごしやすいゴールドコーストへ
  3. 日本では決して味わえない半袖・ショートパンツで年越し体験
  4. ボグシング・デイ・セール(大バーゲン)でお買い物を楽しめる

冬休み(12月-1月)のゴールドコースト旅行のデメリット

  1. 旅行代金・航空券代金が閑散期に比べると高い
  2. ホテル・観光施設の混雑
  3. クリスマス当日(12月25日)はほとんどの観光施設・商業施設がクローズ

貴重な冬休みの2週間です。上記を踏まえて、みなさまのお考えはどうでしょうか?

ご滞在中の観光、オプショナルツアー参加などは、日本ご出発前に予めご予定を立て、事前にオンライン予約の上、ゴールドコーストへお越しになることをお勧め致します。

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ゴールドコーストの旅行手配

トラベルドンキーでは、ゴールドコーストのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

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オーストラリアでは、2021年2月21日オーストラリア国内初となる新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、3月22日からは新型コロナウイルス・ワクチン接種プログラムの第2段階(全部で5段階)の接種が始まりました。

オーストラリアの新型コロナウイルスのワクチン接種情報

今後オーストラリアのみならず、各国において新型コロナウイルス・ワクチン接種が進み、国境が開き、国を越えての往来が始まる段階で、新型コロナウイルス・ワクチン接種の有無が各国より問われ、その必要性が増すことが十分に考えられます。

オーストラリアにおいても、ナショナルフラッグ・キャリアのカンタス航空より「カンタス航空で国際線を利用する場合はコロナワクチン接種が必要となる」との発表がされており、「ワクチン・パスポート」の導入に向けて議論が進んでおり、「ワクチン・パスポート」導入の機運は非常に高まって来ています。

今後世界中において、観光やビジネスなど以前のような国際往来を目指す上で、「ワクチン・パスポート」は一番の近道、その果たす役割は非常に大きなものとなり、必要不可欠と言っても過言では無いと思われます。

【2021年7月30日最新情報】カンタス航空・ジェットスター航空「ワクチン・パスポート」の導入を決定

2021年7月30日のオーストラリア現地メディアの報道によると、カンタス・グループ(カンタス航空及びジェットスター航空)は、国際線の運行が再開された際に、搭乗客が新型コロナウイルスに感染していないことを確認するためのワクチン・パスポートとして、国際航空運送協会(International Air Transport Association – IATA)のデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベル・パス)」を導入することを発表しました。

カンタス航空グループによると、この国際航空運送協会(IATA)の「Travel Pass(トラベルパス)」はワクチン・パスポートとして、カンタス航空及びジェットスター航空の国際線で導入されることになり、搭乗客はこのデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を利用することで、新型コロナウイルスのワクチン接種状況や新型コロナウイルスの検査結果を、入国審査官、健康管理スタッフや航空会社のスタッフに証明することが可能となります。

また、このアプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を導入しワクチン・パスポートとして運用することで、カンタス航空グループは、搭乗者の健康状況・ワクチン接種状況を確認し、渡航先の入国条件を事前に確認することで、搭乗許可を出すことが出来、また搭乗者も事前に搭乗許可を得られるかどうかの確認も可能となり、双方にとって大きなメリットになり得ます。

カンタス航空グループのステファニー・タリー顧客サービス責任者は、ワクチン・パスポートとなるこのデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」の導入が国際線運行再開の鍵を握り、既に世界中の多くの国々で入国の際にワクチン接種証明や新型コロナウイルスのテスト陰性結果を要求しており、このデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」がワクチン・パスポートとして旅行者、新型コロナウイルス・検査施設、各国保険当局、そして航空会社を結びつけ、多くの国との往来再開に繋がるとの認識を表明しております。

カンタス航空グループでは、このデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」を利用しない乗客に関しては、搭乗当日に空港でワクチン接種の証明書や陰性検査結果を書面で提出することは可能としていますが、デジタル・ヘルス・アプリの大きなメリットの一つである事前に搭乗が可能か否かの確認をすることは出来ないとしています。

この国際航空運送協会(IATA)のデジタル・ヘルス・アプリ「Travel Pass(トラベルパス)」ですが、現時点でエミレーツ航空、エティハド航空、シンガポール航空やカタール航空など多くの航空会社がワクチン・パスポートとして試験的に導入しています。

オーストラリアにおけるワクチン・パスポートの導入の可能性

オーストラリアにおいて、新型コロナウイルスのワクチン接種は任意であり、強制及び義務ではありませんが、新型コロナウイルス・ワクチン接種に関し、ワクチン接種を行う医療機関は、新型コロナウイルス・ワクチンを含むすべてのワクチン接種の記録を登録する義務があります。

ワクチン接種者は必要に応じて、「The Express Plus Medicare」アプリ、およびオーストラリア国民・永住者が保有するMyGovアカウントにはワクチン接種のデジタル証明書が保存できるようになり、ワクチン接種の証明書のハードコピーが必要な場合には、ワクチン接種の医療機関やServices Australiaにて印刷が可能となります。

このような事から、今後高齢者介護施設や病院など高リスクの職場で働く場合、オーストラリア国内他州への移動する場合、そして国境オープン後の出入国時において、ワクチン接種証明が果たす役割が大きいことに疑問の余地は無いように思われます。

ワクチン・パスポートとは?

ワクチン接種の始まった各国では、新型コロナウイルス・ワクチン・パスポートの導入案が上がっています。

オーストラリアでも同様で、このワクチン・パスポートは「新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた証明書」となり、この証明書(ワクチン・パスポート)を所持する事で、海外からオーストラリア入国時に現在入国者全員に課されている、「政府指定の隔離施設(ホテル)での自己費用負担による二週間の隔離」が免除されたり、短縮される可能性があります。

海外からの入国以外にもオーストラリア国内で州間移動の制限が出た際に、ワクチン・パスポート保有者は隔離免除、隔離短縮が受けられたり、高齢者介護施設や病院などの高リスクの職場で働く際にはワクチン・パスポートの提示が義務付けられていく可能性があります。

ワクチン・パスポート導入の弊害

前述通り、オーストラリアでは新型コロナウイルスのワクチン接種は任意であり、強制及び義務ではありません。

この事から、オーストラリアではワクチン・パスポートの導入は、ワクチン接種の強制力を生むことになる、新型コロナウイルス・ワクチンの接種が難しい発展途上国の人々の国間移動を制限することになる、また雇用に際しワクチン・パスポートの提示を求めることは労働者差別になるなど、多数の意見が出ているのも実情です。

ただし、実際既に黄熱病に関しては、入国時に黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の提示を求め、提示が無い場合は入国を許可しない国もあり、新型コロナウイルスに関しても同様の措置と解釈されてもおかしくはありません。


カンタス航空・国際線利用客にワクチン接種を求める方針

オーストラリアのナショナルフラッグ・キャリアであるカンタス航空は、2020年11月に「カンタス航空で国際線を利用する場合はコロナワクチン接種が必要となる」と表明しております。

それに伴い、先行してカンタス航空では、国境オープン後の海外旅行において必要となる「ワクチン・パスポート」システムの政府チャーター便での乗客トライアルを開始、スイスの企業が開発したデジタルヘルス・アプリ「CommonPass」を使用しております。

「CommonPass」は、各国の政府及び航空会社が搭乗者が搭乗前に必要な新型コロナウイルス検査やワクチン接種を受けたことを証明するデジタルアプリで、今後の試験期間中において政府チャーター便を利用する乗客に対し、新型コロナウイルス検査の陰性結果を証明するため、この「CommonPass」アプリを利用するよう呼びかけています。

医療機関は、新型コロナウイルス検査の検査結果及びワクチン接種の記録を「CommonPass」アプリに直接登録することができ、「CommonPass」アプリはそれらの記録を各国の入国要件と照合することが可能で、このアプリを利用する事により、各航空会社及び入国審査官は、該当の旅行者が飛行機に搭乗可能か、入国可能かを即座に確認することが可能となり、入国審査の簡素化を図ります。

カンタス航空では、政府チャーター便の利用乗客と共に乗務員に対しても「CommonPass」アプリの運用を既に開始しており、今後は国際航空運送協会(IATA)のデジタルアプリ「Travel Pass」も試用する予定となっております。

隣国ニュージーランドのニュージーランド航空は、2021年4月の3週間の期間、オークランド・シドニー間のフライトにおいてIATAアプリ「Travel Pass」の試験運用を実施すると発表しております。

オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール、3ヶ国間でのトラベル・バブル開始の動き

3月14日シンガポール外務省は、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、これら三ヶ国の間で渡航自由化再開の向けて協議中であることを発表しました。

世界的に見てもこの三ヶ国は新型コロナウイルスの抑制に成功しており、7月の双方向の渡航自由化に向けて動き出しているようです。

シンガポールは、現在オーストラリアとニュージーランドを新型コロナウイルス感染の低リスク国に認定し、オーストラリア人はシンガポールへの入国に際し、新型コロナウイルス検査を受け、陰性結果が出た場合は、隔離から解放され、入国する事が可能となっています。ただし、オーストラリア及びニュージーランド両国は現時点では全ての海外(シンガポール含む)からの入国者に対し、14日間の政府指定強制隔離施設での自己費用負担による隔離を義務付けております。

そして、この三ヶ国間のトラベル・バブル(渡航自由化)を実現するためには、それぞれの国で実施されているワクチン接種情報を共有するために、「ワクチン・パスポート」の導入が鍵となるのでは、と言われています。

ニューヨーク・ワクチンツアーが始まりました!

一足早く、ニューヨークで新型コロナウィルスのワクチン接種を受けてみてはいかがでしょうか。

日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されましたが、「高齢の親に感染させる可能性を極小化した上で会いたい」、「対面での商談・出張を無くせないため、自分及び取引先、家族の罹患リスクを減らしたい」等々、日本でのワクチン接種を待てない事情がある方に向けて、ワクチン接種機会を得る支援をするため、当ツアーの販売開始をすることといたしました。

ワクチン接種のリスク等を十分にご説明し、ご同意頂ける成人の方を対象に一日4組に限定し、現地ニューヨークでは日本語係員が安心のサポート

ニューヨークでは日本語係員による空港・ホテルの専用車による空港送迎、ワクチン接種会場へのご案内とサポート、日本帰国の為のPCR検査サポートが含まれ、急な体調の変化、事故などの緊急時には、現地にて24時間つながる日本語サポートダイヤルにご相談いただくことも可能です。

ツアーの料金、接種するワクチンの情報など、詳細は下記サイトにてご確認が可能です。

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