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トラベルドンキー 現地情報
カテゴリー: シドニー
フェザーデール動物園(Featherdale Wild Life Park)は、シドニー市内から西方向へ約1時間、ブルーマウンテンへ行く道の中間地点あたりに位置する動物園。その為、ブルーマウンテンの日帰り1日ツアーに、フェザーデール動物園が組み込まれているツアーもある。
それほど大きな動物園ではないが飼育・展示される動物は、コアラ、カンガルー、ワラビー、タスマニアン・デビル、ウォンバット、エキドナ、エミュー等のオーストラリアの動物に限られているため、コンパクトに効率よく見学することができる。足早に見学すると、1時間程度でも見学可能。
カンガルー、ワラビーのエサを販売しているので、それを購入して餌付け体験をすることができる。コアラ抱っこは、シドニーのあるニューサウスウェールズ州全体で禁止されているためできないが、別途有料の写真パッケージを購入することにより、コアラのすぐ横にたって写真をとり、その際に軽くタッチすることはできる。
写真提供:フェザーデール動物園
※この地域で発生したブッシュファイヤー、大洪水の影響により、ジェノランケーブ鍾乳洞周辺の道路、及びジェノランケーブ鍾乳洞内部、建造物に多大な被害が発生しました。ジェノランケーブ鍾乳洞を管理するニューサウスウェールズ州は、2024年1月をもってジェノランケーブ鍾乳洞の洞内ツアーを休止することを決定しました。工事期間は、約2年間をかかる予定です。ジェノランケーブ鍾乳洞を訪問をお考えの方はご注意ください。
シドニーより西へ約175キロ、時間にして約3時間、ブルーマウンテンを通り過ぎて更に西方向を奥深く入っていったところに、このジェノランケーブはある。ブルーマウンテンの中心地、カトゥーンバより車で約1時間15分。途中オーストラリアらしい、羊が牛が草を食む牧草地帯を抜け、最後の15分は車のすれ違いも大変な道の狭いワインディングロードを抜け、ジェノランケーブに到着する。
ジェノランケーブは、世界で最も古い開放型鍾乳洞としても知られ、鍾乳洞が形成されたのは約3400万年前の太古と推定されている。ジェノランケーブには、全部で11の洞窟があり、それぞれのツアーが設定されて、そのツアーに参加して鍾乳洞内を見学することになる。
鍾乳洞の見学ツアーは、スタンダード・ケーブツアーと、アドベンチャー・ケーブツアーに大きく分かれ、スタンダードは普通のツアーだが、アドベンチャーに分類されるツアーは、より難易度が高い、体力を要するコースとなっている。
チケットオフィスの前に、その日の各ツアーが出発する時間が記載されたボードがあるので、まずそれで希望のツアー、時間を決める。その後チケットオフィスにて、ツアー名・時間を告げ、チケットを購入する。各ケーブツアーの出発地点をあわせて確認し、その集合時間に集合、ガイドが先導して洞窟へ入る。
一番人気が高いのは、スタンダード・ケーブツアーの「ルーカス・ケーブ」。一部屈んで通る部分もあるが、ほとんど背を伸ばして通れる洞窟となっており、高低差もそれほどなく、全行程1時間半ほどのツアーだ。
ジェノランケーブには、「ケーブハウス」という宿泊施設もあり、1泊100ドル程度より宿泊可能。他の人と部屋をシェアするバックパッカーもあり、1人1泊30ドル程度。カフェも併設され、宿泊者以外もコーヒーブレーク、ランチを取ることができる。
なおケーブ内では、タバコは勿論、チューイングガムも禁止となっている。また、鍾乳石に触ることも厳禁。カメラのフラッシュはOK。
コガルー(KOGAROO)は、シドニータワーの近く、シドニー市内のほぼ中心地にある土産店。日本人スタッフが多く働いているので、言葉の心配がまったくいらない。
会社の同僚、友達に配るチョコレート、自分へのご褒美UGGブーツ、プロポリスやプラセンタ等の健康食品等、確かな品質のものをお手軽なお値段で販売している。
- 小分けクッキーチョコレート
- 限定チョコレート
- ワイン(酒屋では販売されていないワイナリー直)
- 女性に人気のコスメ
- プロポリス歯磨きやその他、美容と健康のためのサプリメント
- ホホバオイル(オーストラリアのお土産で人気No.1!)
- オパール(オーストラリア宝飾品協会会員)
- Tシャツ、バッグ、帽子などファッション関連
- コアラやカンガルーオペラハウスなどをテーマにした雑貨
- UGGブーツや、羊毛製品
多くの日本の大手旅行会社のツアーの立ち寄り先としても指定され、修学旅行、大型団体のツアーデスクが店内に設置されることもある。
ゴードンフォールズ展望台は、ルーラの街の外れにある、ブルーマウンテンの展望スポットの一つ。ここからは、スリーシスターズを裏側(エコーポイントから見るスリーシスターズの反対側)を展望できる。
ブルーマウンテンは、シドニーの西、約100キロ、車で1時間半-2時間のところにある、シドニー郊外の代表的な観光地。正しくは、「BLUE MOUNTAINS」と複数形、「ブルーマウンテンズ」となる。
そのマウンテンズの複数形が表す通り、ブルーマウンテンという山がある訳でなく、この地帯一帯の山々を総称して、「ブルーマウンテンズ」と呼ばれる。一般的に日本人、日本語のガイドブックでは「ブルーマウンテン」と呼ばれているので、ここでは「ブルーマウンテン」と表記する。
ブルーマウンテンは2000年、シドニーオリンピックが行われた年に、ユネスコによって世界自然遺産に指定され、その名を世界に知られるようになった。オーストラリアのグランドキャニオンという別名もあるが、茶色の岩肌がむき出しのグランドキャニオンと比べ、ブルーマウンテンは緑豊かな森が山々、及び谷に広がり、景色はまったく異なるが、地形的には似ているといえる。
ブルーマウンテンへは、シドニーより西へ、「グレートサザンハイウェイ」という高速道路を約1時間弱走り、ペンリスという街を過ぎたところで終わり、一般道に変わる。ネピア川を渡った所で平坦な道が山道に変わり、ぐんぐんと高度を上げ、最終的にはブルーマウンテン観光の拠点となる、カトゥーンバの街では、標高1000メートルになる。
ブルーマウンテンの山々、谷は、主にユーカリの木に覆われている。このユーカリの木は、気温が上がると、葉から油分を蒸発させ、その蒸発した油分がブルーマウンテン一帯を青くみせるため、その名前がついた。
ちなみに名前の由来はまったく違うが、ブルーマウンテンと呼ばれる山・地区は、ニュージーランド、アメリカ合衆国、カナダなど世界に8箇所ほどある。その中でも、コーヒーで有名なジャマイカのブルーマウンテンはもっとも有名だ。
ブルーマウンテンは標高約1000メートルのところにあるため、海抜ほぼ0メートルのシドニーと比較すると、高地の分、ブルーマウンテンの気温は低くなる。シドニーと比較した場合、ブルーマウンテンの気温は、4-8度くらい低いと考えれば大丈夫だ。
シドニーの冬は、日本の冬と比較すると温暖であり、一番寒い真冬の7月の気温も、月間平均で最高16℃、最低で8℃だ。ブルーマウンテンはそれより低くなるが、同じ7月で最高9℃、最低で2℃と、氷点下を割ることは、めったにない。
年に一度くらいは、一瞬雪が舞うこともあるが、積雪したり、氷が張ったりすることもない。
シーニックワールドは、ブルーマウンテンを訪れた観光客の多くが訪れる、人気の高いアトラクション施設だ。
シーニックワールドには、シーニック・レイルウェイ(トロッコ列車)と、シーニック・スカイウェイ、シーニック・ケーブルウェイの2つのロープウェイ、合計3種類の乗り物がある。
下のシーニックワールド見取り図のシーニックワールド・トップステーションに、チケット売り場、カフェ、土産店、駐車場があり、ここからこれらの3つの乗り物が発着する。
シーニックワールドには以前は片道だけのチケット等複数種類あったが、現在は年間パスを除くと「Discovery Pass」と呼ばれる、3つの乗り物乗り放題のチケットの1種類のみとなっている。
時間があれば、シーニックワールドのトップステーションから3つの乗り物をれぞれを往復することも可能だが、それぞれの乗り物に乗車するには並んで順番待ちをしなければならない事が多く、思った以上にシーニックワールドでの滞在には時間がかかる。
ツアーでは、スカイウェ・イースタンステーションからスカイウェイを乗車、シーニックワールドのトップステーションからレイルウェイでジャミソン渓谷の谷底へ下り、ウォークウェイを散策して、ケーブルウェイのボトムステーションへ移動、そしてケーブルウェイでシーニックワールド・トップステーションへ戻るという、片道ずつ乗車するのが一般的。それほど混雑していない時でも、約1時間から1時間半くらいの滞在時間は必要だ。ツアーによっては、スカイウェイには乗車せず、レイルウェイの片道とケーブルウェイの片道だけの乗車のものもある。
シーニックワールドは毎日朝9時からオープンするが、9時から10時の間は比較的空いているので、3つの乗り物を乗車したい場合は、なるべく9時台に行くことを勧める。10時からは大型のツアーバスも到着し、各乗り物の順番待ちが発生していく。年末年始、旧正月、イースターの頃は混雑する。
シーニック・ケーブルウェイ
シーニック・ケーブルウェイは、720メートルの距離を、270メートルの高さを移動して、シーニックワールドの対岸に谷を越えて渡るロープウェイ。2017年に大型の新型ゴンドラが導入された。
シーニックワールドの対岸にスカイウェイ・イースタンステーションがあり、ここにはチケット売り場はないが、ここからチケット購入前でも乗車することは可能。この場合は、シーニックワールドのトップステーションに到着後、チケットを購入すればよい。
ゴンドラの下が一部ガラス張りになっており、270メートルの高さからブルーマウンテンの谷底、流れ落ちる滝などを真下に見れることもあり、大変人気が高いアトラクションだ。
シーニック・レイルウェイ
シーニック・レイルウェイは、最大斜度52度の急勾配が人気のトロッコ列車。ブルーマウンテンが古くは石炭の炭鉱があり、その積み出しでこのトロッコ列車が利用されていたのが始まり。すでに炭鉱は閉山されているが、このトロッコ列車が観光用の乗り物として人気を呼んでいる。
ジェットコースターのような乗り物を想像する人も多いが、レイルウェイの運行スピードはゆっくりしたスピードで、スリルを感じるほどではない。約10分おきに発着し、2013年に現在の新しい大型の車両に置き換えられ、1回に84名の乗客を運ぶことができる。
シーニック・ケーブルウェイ
シーニック・ケーブルウェイは、シーニックワールドとジャスミン渓谷の谷底を結ぶ、最大84名乗車可能な大型ロープウェイ。シーニック・ケーブルウェイとレイルウェイのジャスミン渓谷谷底駅は、シーニック・ウォークウェイと呼ばれる遊歩道で繋がれており、徒歩15分程度で移動できる。
シーニックワールドにあるもう1つのロープウェイ、スカイウェイは横方向の移動に対し、ケーブルウェイは高低の移動となる。
シーニック・スカイウェイ
シーニック・レイルウェイ
シーニック・ケーブルウェイ
ブルーマウンテンの中心駅はカトゥーンバ駅だが、そのシドニー寄りの1つ手前の駅が、このルーラ駅。このルーラの街は別名「ガーデンビレッジ」とも呼ばれている。
その駅前に広がる、どこの店にも寄らずに往復したら、10分程度で往復できてしまうような、高原の街の小さな商店街。
カフェ、可愛い雑貨、センスの良い室内装飾品、アンティークショップ等が並び、特にクリスマスの時期は、クリスマス商品を販売する店が多くなる。
特に有名なのがルーラの商店街の外れにある、キャンディストア。小瓶に入れられたキャンディが所狭しと店内に並ぶ様は圧巻。
ツアーに参加の場合は、このルーラに立ち寄るツアーと、立ち寄らないツアーがあるので、ルーラに行ってみたい場合は、注意してツアーを選択すること。
毎年9月下旬から10月初めの春には、ルーラ・ガーデン・フェスティバルが開催される。ルーラ駅前からの商店街からは八重桜の並木が広がり、期間中は満開の八重桜を楽しむことができる。
有料になるがチケットを購入することで、庭園自慢の邸宅の庭が見学でき、その収益はブルーマウンテン地区記念病院の設備の拡充に充てられる。
ブルーマウンテンのアイコン的な存在と言えるのがこのスリーシスターズだ。ブルーマウンテンを紹介するガイドブック、パンフレットには必ずこの写真が使われているほど。
エコーポイントでバス、車を降り、そこの展望台から、ブルーマウンテンの雄大な景観とともに、このスリーシスターズを望むことができる。
スリーシスターズには、当地に伝わる悲しい伝説がある。このブルーマウンテン一帯に住んでいた魔王が、ある日美人で評判の高かった3人姉妹を連れてくるように、両親に命令をする。それを不憫に思った魔術師が、3人姉妹をとりあえず岩に変え、魔王の気が変わるまで待とうとする。しかし、それに怒り狂った魔王が、その魔術師を殺してしまい、美しい3人姉妹は岩のまま、人間に戻ることができなくなった。その美しい3人姉妹が、このスリーシスターズだ、と伝わっている。
エコーポイントからスリーシスターズまで、往復約30分のブッシュウォーキング・コースが設定されており、スリーシスターズにタッチすることも可能だ。遊歩道は整備されており特別な装備は不要、歩きやすい靴で問題がないが、階段による高低差はかなりある。
今日は朝にお天気雨、その後虹が出て晴天になりました。
写真はダーリンハーバーにかかった虹、珍しく虹の根本までしっかり見ることができました。
キングス・テーブルランドは、エコーポイントやシーニックワールドのある、カトゥーンバの15分ぐらい手前にあり、展望台として整備されていない、穴場と言えるブルーマウンテンの展望ポイント。
驚くのはその断崖絶壁に柵が設置されていなく、ブルーマウンテンの断崖絶壁まで行くことができること。言うまでもなく大変危険なので、くれぐれも注意して訪れ、特にお子様連れの場合は、ひと時も目を離さないようにする等細心の注意が必要だ。実際ここで崖の下を覗き込もうとした観光客の転落事故も発生している。
駐車場、トイレなどの設備もなく、一部未舗装の道を通る必要があり、大型バスで運行するブルーマウンテンのツアーではキングス・テーブルランドを訪れず、小型バスで少人数制で運行するツアー会社、個人で自家用車、レンタカーで訪れる人しか訪れないため、静かな環境でゆったりとブルーマウンテンの景色を堪能できる。
また、このキングス・テーブルランド周辺は、アボリジニの歴史的な史跡が残るポイントでもある。
自分で車で行く際には、この展望台の場所が分かり辛いので注意が必要だ。グレート・ウエスタン・ハイウェイから、キングス・テーブルランドRDに入るところには、「Kings Tableland」と表示があるので、注意してみていればわかるが、キングス・テーブルランドRDに入ってから、この展望台へのサインは何もない。
キングス・テーブルランドRDに入ってから10分ほど住宅街を進むと、「HORDERN RD」と小さいサインが出ている右にまがる道があるので、それを右折、そのまままっすぐ進むと突き当たりになり左折する。
そこから未舗装の道になるが1分も走ったところに、車2、3台停められるスペースがあり、そこがこのキングス・テーブルランドの展望ポイントになる。未舗装の道は4WDでなくとも、普通の車で走行可能。
この「HORDERN RD」のサインを見過ごしてまっすぐ行ってしまうと、途中未舗装の道となり、こちらは4WD車でないとちょっと無理な道となる。そのまま20キロも進めば、マクマホンズ・ポイントという別な展望台になるが、普通車では立ち入らないこと。
Google Mapで「Kings Tableland」を検索すると、未舗装の道をかなり奥地に入った場所にマーカー立つが、ここで紹介している展望ポイントはそこではない。
Google Mapで検索する場合は、「Lincolns Rock」で検索すると、この展望ポイントの正しい位置が表示される。