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トラベルドンキー 現地情報
月別: 2020年12月
ケアンズと言えば南国。
南国と言えば色とりどりのフルーツ。
そんなイメージありませんか?
ケアンズは個人宅の庭でも公園の植え込みでもフルーツができるほどのフルーツ天国。
今回はケアンズで食べることのできるおススメフルーツをご紹介していきましょう。
目次:ケアンズでのお勧め果物・フルーツ26選!(クリックで開閉)
- Rusty’s marketsラスティーズ・マーケット
- Mango マンゴー
- Papaya/ Paw Pawパパイヤ
- Bananaバナナ
- Pineappleパイナップル
- Passion Fruitsパッションフルーツ
- Water Melonスイカ
- Lyceeライチ
- Stone fruits桃の仲間
- Appleリンゴ
- Citrus 柑橘類
- Berry ベリー類
- Finger Limeフィンガー・ライム
- Coconutココナッツ
- Toadskin Melonトードスキン・メロン
- Jack Fruitsジャック・フルーツ
- Pomeloポメロ
- Custard Appleカスタード・アップル
- Black Sapoteブラック・サポテ
- Soursopサワーソップ
- Dragon Fruitsドラゴン・フルーツ
- Guavaグアバ
- Star Appleスター・アップル
- Star Fruitsスター・フルーツ
- Longanロンガン
- Burmese Grapesビルマ・グレープ
- Datesデイツ
- フルーツの値段表記について
Rusty’s marketsラスティーズ・マーケット
まずはフルーツを買うならココ!というおススメマーケットからご紹介します。
それがこのラスティーズ・マーケット
市内中心地のグラフトンストリートにあります。
毎週金曜から日曜の3日間だけ開催されています。
青果市場の色合いが濃いのでケアンズ近辺で収穫された新鮮な果物や野菜が主に売られています。
ちなみにほとんどのお店で支払いは豪ドルの現金のみとなっていますのでご注意ください。
場所名 |
ラスティーズ・マーケットRusty’s Market |
---|---|
場所 | 57-89 Grafton Street, Cairns QLD 4870 (地図) |
電話 | +61-7-4040-2705 |
営業時間 |
金曜 05:00am – 18:00pm |
Webサイト | https://www.rustysmarkets.com.au/ |
Mango マンゴー
言わずと知れたトロピカルフルーツの王様。
ケアンズでは町はずれの公園にマンゴーの木が植えられているのをしばしば見かけます。
11月ともなれば甘い香りで人々を惹きつけ、地元オージーたちのマンゴー狩りが始まります。
もちろん市内スーパーマーケットやラスティーズ・マーケットでもお買い求めいただけます。
マンゴーにもいくつか品種があり、高級とされるものにはKensington Prideケンジントン・プライドやR2E2アール2イー2といった品種があります。
ラスティーズ・マーケットなどでお手軽に買えるのはBowenボーエン・マンゴーという品種です。
ボーエン・マンゴーは高級品種よりやや小ぶりですが、甘みが強く濃厚な香りを発します。
12月初旬現在、1キロあたり$3.99で売られていました。
マンゴーは生食の他にドライフルーツにしたDried mangoドライ・マンゴーが人気です。
こちらはぐっとお値段が上がりますが、マンゴーの甘みがぎゅっと濃縮されていて大人気の商品です。
マンゴーの原産地はインドおよびインドシナ半島周辺とされています。
Papaya/ Paw Pawパパイヤ
こちらもトロピカルフルーツの代表選手ですね。
クイーンズランド州ではPaw pawポウポウと呼ばれることが多いです。
ケアンズではお家の庭にパパイヤを実らせているお宅をよく見かけます。
品種としてはレッド・パパイヤが多く、外見は黄色ですが果肉は濃いオレンジ色をしています。
クセのある香りが特徴で、甘みも強いのが特徴です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$3.50で売られていました。
熟す前の緑色のパパイヤはグリーン・ポウポウと呼ばれ、タイ料理では香辛料、魚醤(ナンプラー)とともにサラダに使われます。
パパイヤの原産地はメキシコおよび西インド諸島とされています。
Bananaバナナ
オーストラリアのバナナは1800年代に華僑の人々によって西オーストラリアへ持ち込まれました。
1880年代にはクックタウン、ケアンズ、ポートダグラス、タリー、イニスフェイルなどで大規模栽培が始まりました。
タリーやイニスフェイルは現在でもバナナ農家が多く、ケアンズではバナナは比較的安く購入することができます。
またモンキー・バナナと呼ばれる短い品種のバナナを庭に実らせているお宅を見かけることがあります。
普通のバナナに比べねっとりとクリーミーで、甘さも強いのが特徴です。
12月初旬現在、モンキー・バナナはラスティーズ・マーケットで1キロあたり$4.99で売られていました。
普通のバナナはラスティーズ・マーケットで1キロあたり$2.99で売られていました。
バナナの原産地は東南アジアとされています。
Pineappleパイナップル
オーストラリアのパイナップルのほとんどはクイーンズランド州内で生産されています。
日本のパイナップルと違い酸味が少なく、甘みが強いのが特徴です。
なかでもおススメしたいのがMareeba Goldマリーバ・ゴールドという品種。
ケアンズより内陸へ入ったマリーバという地区で生産されているものですが、正規のマリーバ・ゴールドにはひとつひとつブランドのステッカーが貼られています。
マリーバ・ゴールドは酸味がほぼなく、甘みがとても強くジューシーなのが特徴です。
果肉の黄色も濃く、芯に近い部分には蜜が多く含まれ半透明のような状態になっています。
温暖なケアンズでは食べ終えたパイナップルの房の部分を土に植えると、2年ほどでまたパイナップルを実らせることができます。
パイナップルの原産地はブラジルとされています。
Passion Fruitsパッションフルーツ
ケアンズでパッションフルーツほど地元オージーたちに身近なフルーツはないかもしれません。
それほど多くの家で生垣にこのパッションフルーツの蔦が這っているのを見かけます。
ケアンズ近辺のパッションフルーツは外見が濃い紫色のもので、ミスティ・ジェム、スイートハートなどの品種です。
パッションフルーツ特有の香りが強く、酸味もあるのが特徴です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは3つで$2.50で売られていました。
パッションフルーツの原産地はブラジルとされています。
Water Melonスイカ
ケアンズで見かけるスイカは黒の縞模様ではなく、白の縞模様のもの、あるいは縞模様がなく全体に緑色単色というものが多いです。
日本の西瓜との違いはとにかくデカい!
まん丸の球体のものから楕円のカプセル形のものまでいろいろあります。
また種あり、種なしも両方あり、一般には種なしのほうが若干、お値段が高いようです。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$1.99で売られていました。
郊外の八百屋ではなんと!1キロあたり$1.80で売られていました。
スイカの原産地はアフリカ大陸だとされています。
Lyceeライチ
ケアンズ近辺ではアサートン高原やマリーバ地区など内陸で生産されています。
みずみずしく甘みが強いのが特徴です。
皮をむいた後に変色するのが早いため、バイキングのレストランのフルーツコーナーに並ぶことはないですが、フルーツポンチなどに入ることが多いフルーツです。
12月に入ると市場などに並び始め、クリスマス頃にピークを迎えます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$13.99で売られていました。
ライチの原産地は中国とされています。
Stone fruits 桃の仲間
ケアンズでは11月から2月頃まで、peach桃、nectarineネクタリン、plumプラム(スモモ)、apricotアプリコット(杏子)など様々な桃の仲間=stone fruitsストーン・フルーツを市場で見かけます。
ストーン・フルーツとは真ん中に核果と言われる固い核、厳密には硬化した内果皮がある果物の総称です。
実は同じように見えるこれらのフルーツですが、桃とネクタリンはバラ科モモ属。
プラムとアプリコットはバラ科サクラ属、と異なる属種の果物です。
これらは共に中国が原産地だとされています。
Appleリンゴ
オーストラリアでもリンゴは身近なフルーツの代表です。
小学生のランチボックスにサンドイッチとともにリンゴがごろり、なんていう光景を目にしたことがある方も多いはず。
ケアンズに流通しているリンゴにはいくつかの品種があります。
スーパーマーケットで買えるのは主にシャキシャキした食感で甘みも強いRoyal Galaロイヤル・ギャラ、甘さ控えめで食感も少し柔らかいRed Deliciousレッド・デリシャス、一番甘さがありジューシー、日本でもお馴染みのFujiフジ、酸味のある青りんごGranny Smithグラニー・スミスなどとなります。
リンゴは世界に7500ほども品種がありますが、元々の原産地はアジア西部など考えられています。
12月初旬現在、スーパーマーケットではロイヤル・ギャラが1キロあたり$8.50で売られていました。
Citrus 柑橘類
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムはケアンズでは家の庭になるフルーツと言ったイメージがあります。
特にレモンとライムはケアンズに限らず、南はメルボルンやシドニーまで個人宅の庭に植えられることが多いフルーツです。
オレンジは夏場は主にバレンシア種、冬場は主にネーブル・オレンジ種が流通しています。
グレープフルーツはピンク・グレープフルーツ、通常の黄色いグレープフルーツともに流通しています。
Berry ベリー類
ケアンズでは苺(ストロベリー)はもちろん、その他にBlueberryブルーベリー、Raspberryラズベリー、Blackberryブラックベリーをスーパーマーケットで購入できます。
ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーはともにケアンズより涼しい地域、ヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、タスマニア州などで生産されています。
ブルーベリーはマイルドな甘さがあり、ラズベリーはほのかな酸味、ブラックベリーは強めの酸味があるのが特徴です。
スーパーマーケットで見かけるのは125gの小さなパックに入ったものが多いようです。
ストロベリーはオーストラリアのほぼ全土で生産されており、ケアンズ近郊でもアサートン高原のシャイリー農場で例年8月頃から収穫期のイチゴ狩りを楽しむことができます。
日本のイチゴと比べると大ぶりなものが多く、甘さも控えめとなっています。
農場名 |
シャイリー・ストロベリーズShaylee Strawberries |
---|---|
場所 | 255 Marks Lane, Gilles Highway, Atherton QLD 4883 (地図) |
電話 | +61-7-4091-2962 |
営業時間 | 毎日 09:00am – 16:00pm(クリスマス除く) |
webサイト | https://www.shayleestrawberries.com.au/ |
ここまでは日本でも目にするメジャーなフルーツをご紹介してきましたが、ここからはケアンズまたはオーストラリアならではの変わりモノたちをご紹介していきましょう。
Finger Limeフィンガー・ライム
今までご紹介したフルーツの中にオーストラリア原産のものがありませんでしたよね?
このフィンガー・ライムこそが数少ないオーストラリア原産のフルーツのひとつなんです。
クイーンズランド州の南東部、ニューサウルウェールズ州の北部が原産地と考えられています。
古くからブッシュフードとして先住民族アボリジニたちはこのフィンガー・ライムをジャムのようにして食していたようです。
皮ごと果実を指で押し挟むと、中からつぶつぶの果肉がこぼれ出てきます。
品種によって中の果肉はピンクであったりイエローであったりと様々。
口に入れるとプチプチとした食感が楽しめます。
いわゆる普通のライムと比べ香りが少なく味も酸味が抑えられています。
宝石のような透明感とコロコロした見ためのかわいさからキャビア・ライムとも呼ばれています。
フランスでは3つ星レストランなどでフランス料理、特に魚料理やデザートのトッピングなどに用いられるようになりました。
しかし絶対的な流通量の少なさからフランスや日本では1キロあたり1万円から1万5千円ほどと高級食材となっています。
12月初旬現在、ケアンズ郊外の八百屋さんでも1キロあたり$41.00、親指ほどの大きさ1本で$1ドル以上と、かなりの高値で売られていました。
Coconutココナッツ
厳密にはフルーツではありませんが、ラスティーズ・マーケットの入り口にどっしり構えているのが、このココナッツジュース屋さんです。
ココナッツを割ってそこにストローを差してくれるだけなのですが、南国ケアンズのイメージと相まって旅行者には大人気です。
冷えているわけでも特別に甘い味がするわけでもないので、濃厚なココナッツの香りのする生暖かくほのかに甘い水、といった感じでしょうか。
近年、世界のトップアスリートやミュージシャンなどが健康に良いとココナッツウォーターを愛飲しているソーシャルネットワークの投稿を見かけます。
ココナッツウォーターにはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどが多く含まれており、運動時の栄養補給、筋肉のけいれん防止に効果があります。
またカリウムの働きにより高血圧にも効果があり、心臓の心血管の疾患を防ぐ効果もあります。
ココナッツウォーターに含まれるいくつかの酵素には腸の消化機能を高める作用もあります。
抗酸化成分も含まれており、細胞の老化を抑制する効果があることも確認されています。
ラスティーズのこのジュース屋さんでは飲み終わったココナッツをさらに半分に割ってくれ、内果皮のなかのココナッツジェリーまで食べさせてくれます。
Toadskin Melonトードスキン・メロン
オーストラリアにはウォーターメロン(スイカ)を含め、外皮に網が掛かり果肉はオレンジ色のRockmelonロックメロン、ツルっとした薄緑の外皮で果肉は白色のHoneydew Melonハニーデュウ・メロンとメロンの仲間がいくつか売られています。
しかし日本で見かけないのがこのトードスキン・メロンだと思います。
トードスキンとは「ヒキガエルの皮膚のような」という意味で、そのボツボツとした外皮のことを指しています。
そんな不名誉な名称とは裏腹に、トードスキン・メロンの果肉はとてもジューシーで甘みも他のメロンたちより抜きんでています。
果実の大きさは他のメロンよりひと回り小ぶりで、ハンドボール大ほどの大きさです。
サンタクロース・メロン、クリスマス・メロンと呼ばれることもあり、アメリカではカリフォルニアやアリゾナで多く栽培されています。
12月初旬現在、ケアンズ郊外の八百屋さんではひとつ$3.60で売られていました。
トードスキン・メロンの原産地はスペインとされています。
Jack Fruitsジャック・フルーツ
ケアンズではケアンズ植物園のセンテニアルレイクやシュガーワールドのプール脇の公園などに植えられているのを目にすることができます。
その実はバレーボールほどの大きさになることもあり、ごつごつトゲトゲした外見は不気味ささえ感じますね。
ねっとりと絡みつくようにクリーミーな果実はみずみずしさはないですが甘みが濃厚でクセのある香りが特徴的です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$12.99で売られていました。
ジャックフルーツの原産地はインド、バングラディッシュ辺りとされています。
Pomeloポメロ
ケアンズでは郊外の公園やシュガーワールドのプール脇の公園などに植えられているのを目にすることができます。
メロンほどもの大きさ、そして1kgほどもの重さになるミカン科ミカン属の柑橘類です。
緑色または黄色の分厚い外皮のなかにグレープフルーツのような果実が入っています。
みずみずしさには乏しく、味には甘みと酸味、そしてグレープフルーツのような少しの苦みがあります。
このポメロをジューシーに改良したものが日本でザボンやブンタンと呼ばれる果物です。
ポメロはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
ポメロの原産地は東南アジアとされています。
Custard Appleカスタード・アップル
ごつごつした外見からは想像もできないようなクリーミーで優しい甘さを持つフルーツがこのカスタード・アップルです。
その独特の形状が牛の心臓のようだとして日本ではギュウシンリ(牛心梨)とも呼ばれています。
リンゴのシャキシャキ感とはかけ離れたクリーミーで真っ白な果肉の中には大粒の黒い種子があります。
クリーミーな食感とは反対に味は控えめで、洋ナシのような爽やかな甘さが特徴です。
果実を持ち上げた時に柔らかみを感じるくらいの時が食べごろで、果実を半分に割りスプーンですくって食べます。
カスタード・アップルはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地はアメリカ大陸とされています。
Black Sapoteブラック・サポテ
緑色の熟していない柿のような外見のこのフルーツがブラック・サポテです。
その焦げ茶色の果肉の色からチョコレートプリン・フルーツとも呼ばれています。
チョコレートの味がすると言われていますが日本人の私たちには干し柿の味のほうが近く感じられます。
こちらも果実を持ち上げた時に柔らかみを感じるくらいの時が食べごろで、果実を半分に割りスプーンですくって食べます。
干し柿のペーストのような果肉の中に大ぶりの種子がごろっと入っています。
ブラック・サポテはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地は中央アメリカとされています。
Soursopサワーソップ
小さめのジャックフルーツ、または大き目のカスタード・アップル、といった外見なのがこのサワーソップです。
パイナップルやバナナを混ぜ合わせたような甘い香りが特徴です。
非常にジューシーで強い甘みと爽やかな酸味があります。
緑色の外皮の中には白い果肉が詰まっています。
サワーソップはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$5.99で売られていました。
原産地は中央アメリカとされています。
Dragon Fruitsドラゴン・フルーツ
近年、日本でもお馴染みになってきたドラゴンフルーツですが、オーストラリアでもほぼ全土で生産されています。
ドラゴン・フルーツはサボテン科に属するので育てるのも手間が掛からず園芸用としての人気もあります。
ケアンズで見ることのできるドラゴン・フルーツは外皮が濃いピンクまたは赤色のもので、黄色いものは流通していません。
果肉も赤いレッドピタヤ、果肉が白いホワイトピタヤの2品種が出回っています。
日本のドラゴン・フルーツより甘みがあるようです。
ドラゴン・フルーツはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$8.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカとされています。
Guavaグアバ
こちらのグアバも日本ではジュースなどですでにお馴染みのフルーツですよね。
オーストラリアで栽培、流通しているのは主にタイ・ホワイト、コモン、チェリーなどの品種です。
ケアンズで見かけるグアバは外見が緑色で、半分に割ると果肉は薄桃色のものです。
特有の香りと強い甘さが特徴です。
グアバはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$13.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカ、南アメリカとされています。
Star Appleスター・アップル
まん丸の果実で星型とは無縁のように見えるこのフルーツ。
実は半分に割ると種子の周りだけ果肉の色が淡くなっていて星形に見えるというフルーツです。
ケアンズで流通しているものは紫色の果実のもので、茶色のものは出回っていません。
スター・アップルは冷やして食べるのが一般的で、爽やかな甘みが特徴です。
スターアップルはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$6.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカとされています。
Star Fruitsスター・フルーツ
ケアンズではスター・フルーツも家の庭になるフルーツ、といったイメージがあります。
果実を切ると星形になるところからこの名前が付いています。
香りは薄 いですが梨のような香りがします。
ビタミンCが多く含まれ、その味は酸味がありほのかに甘いといった程度ですがジューシーで美味しいフルーツです。
クイーンズランド州で広く生産されています。
ケアンズでは主に1月中旬くらいからスーパーマーケットなどにも流通します。
ジューシーさがポイントなので外皮にハリのあるものを選ぶと良いでしょう。
過去の1月の平均でひとつ$2.99で売られていました。
原産地はインドとなっています。
Longanロンガン
ロンガンはリュウガン(竜眼)とも呼ばれるフルーツです。
まん丸のその実を半分に割ると白い果肉の真ん中に黒い種子がある様子が目玉のように見えます。
ライチやランブータンの仲間で、香りや味、食感も非常に似たものがあります。
その実はライチよりひと回り小さく、枝に房のように実を付けます。
ケアンズのある北部クイーンズランド州には中国からその種子が持ち込まれたとされています。
その香りは中国ではムスク(じゃこう)に例えられ、ストレスを和らげ、免疫効果を高め、造血の作用があるとされてきました。
実がしっかりした弾力のあるものが美味しいと言われています。
指で押し挟むだけで皮が裂け、果実を食べることができます。
ロンガンはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地はインドとされています。
Burmese Grapesビルマ・グレープ
最近、ラスティーズ・マーケットで見かけるようになったのがこのビルマ・グレープです。
先述のロンガンに似ていますが、果実はそれよりひと回り小さく、外皮が白っぽいのが特徴です。
こちらも同じくライチやランブータンの仲間でブドウの仲間ではありません。
味もロンガンに似ていますが、もう少し酸味があります。
ビルマ・グレープはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$6.99で売られていました。
名前の通りビルマが原産地とされています。
Datesデイツ
オーストラリアのスーパーマーケットに行くと必ず見かけるこのプルーンのようなもの。
これはナツメヤシの実をドライフルーツにしたものです。
オーストラリアでは南オーストラリア州やノーザンテリトリーで生産されています。
スーパーマーケットに並んでいるものの中にはアメリカから輸入されたものを多く見受けられます。
ケアンズでは生食用のナツメヤシの実は見かけません。
デイツはスイーツに用いられることも多く、代表的なスイーツはデイツ・パイです。
プルーン、あるいは干し柿のような濃厚な甘さがあるので、デイツ・パイには生クリームが添えられていることが多いようです。
原産地は定かに特定されていませんが、北アフリカであるとする説が有力なようです。
フルーツの値段表記について
オーストラリアではお肉や魚介類だけでなく、果物や野菜の量り売りも多く見かけられます。
特に青果市場などでこの傾向が強く、単位はグラム単位ではなくキログラム単位になります。
ここでいくつか値段表記の代表例をご紹介しましょう。
$1.00/kg
これは1キロあたり$1ドル、という意味です。
日本のような100gいくらという表記は一般的ではありません。
しかし近年、商品比較あるいは他店との価格競争のため、スーパーマーケットの値段表記には100gあたりの値段が併記されることが多くなりました。
$1.00 ea
これはひとつ$1ドル、という意味です。
eaはeachと表記されることもあります。
スイカやメロンなど大きな果物やカボチャ、大根などの野菜にこの表記が使われることが多いです。
$1.00/bag
これは一袋$1ドル、という意味です。
袋詰めのリンゴ、ネットに入ったオレンジなどにこの表記が使われます。
一般に量り売りより袋詰めのほうが若干、100gあたりのお値段が高いことが多いようです。
$1.00 bunch
これは一束で$1ドル、という意味です。
Bunchは「束」という意味の英語です。
ネギ、ニラ、レモングラスなどにこの表記が使われます。
$1.00/pack
これはパックひとつで$1ドルの意味です。
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーは運搬時の品質保持のためパックに入れて売られています。
ケアンズの旅行手配
トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ケアンズを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ケアンズ旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いケアンズ旅行になりますよ。
ケアンズのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
2020年12月9日(水曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、262日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
「パールス・コリアン・バーベキュー」
カヘカの「ドン・キホーテ」の入口横にあります。
店内でも、使えるテーブルに間隔を置いて、食べれるようになっていました。
ここのおかずは、何を選んでも美味しいです!!
ミートジャン&フィッシュジャン・コンボ $15.99-
量もたっぷり、美味しいです!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月8日(火曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、261日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
「We Heart Cake Company」
カイムキのワイアラエ通り沿いにあります。
店内、白とピンクで可愛いです。
ピンクのクリスマスツリーが可愛いです。
ピンクのポインセチアも可愛いです。
可愛いカップケーキが色々
詳しくは、こちらでどうぞ!!
世界遺産は、1972年に成立した世界遺産条約に基づき、ユネスコの世界遺産委員会の審議により決定される「世界文化遺産」と「世界自然遺産」、そして「世界複合遺産」があります。広大で美しい自然や、過去の歴史が詰まった遺跡など、みなさんもこれまでにいくつか国内・国外の世界遺産を目にしたことがあるのではないでしょうか。
2024年3月現在、世界遺産の総数は1199件、オーストラリアには、文化遺産が4件、自然遺産が12件、複合遺産が4件の合計20件の世界遺産が登録されています。
オーストラリアの世界遺産と言えば、自然遺産のグレート・バリア・リーフや、複合遺産のウルル・カタ・ジュタ国立公園などが真っ先に頭に浮かんで来ると思いますが、実はシドニー市内やその近郊にも世界遺産があるので、街歩きのついでにふらっと立ち寄ることもできるんですよ。
それでは、今回はシドニー在住のスタッフが、シドニー市内、及びシドニー近郊にある世界遺産を、シドニー観光の現地在住者ならではのアドバイスも交えながらご紹介させていただきますね♪
目次:シドニーの世界遺産(クリックで開閉)
シドニー・オペラハウス
人類の創造的才能を表現する傑作として、2007年に世界文化遺産登録をされたシドニー・オペラハウス (Sydney Opera House)は、シドニーのみならず、オーストラリアを代表するアイコンとして世界中の人々に知られている建築物です。シドニーに来たことがない人も、今までに一度はテレビや写真などでオペラハウスを見たことがあると思います。
デンマークの建築家ヨーン・ウツソンによって設計された画期的なデザインのオペラハウスは、1959年に工事を着工し、当初の完成予定の1963年という計画から大幅に遅れて1973年に完成しました。
ヨットの帆を思わせる外観は、360度どの角度から見ても美しいですが、特にシドニー湾内からシティを背景に見るオペラハウスはお勧めです。
オペラハウス、という名前が付けられていますが、実際には2679席のコンサート・ホール、1507席のジョーン・サザーランド劇場と呼ばれるオペラ劇場、544席のドラマシアター、そして398席のプレイハウスから成っています。
タイミングと時間、ご予算が許されるのであれば、事前にコンサートやオペラを予約して中のホールに入ることができますが、もっと気軽に、オペラハウスの外観や館内をガイドが説明してくれる日本語30分のツアーや、英語1時間のツアーもあり、今画期的なデザインの建築に関する話を実際実物を目の前にして聞いたり、大ホールの世界最大級のパイプオルガンを見たりすることができます(コンサートやオペラが開催中などの理由で大ホールに入れない場合もあります)。
また、毎年シドニーの冬の風物詩として開催される光の祭典「ビビッド・シドニー」では、いつもは夜、白くライトアップされているオペラハウスが、まるで絵を描くキャンパスのように光で映像や様々な模様が映し出されます。
新型コロナウィルスに起因する行動規制が実施されていた期間は、オペラハウスの館内見学ツアーも休止されていましたが、現在は英語、日本語のツアーどちらも再開されています。
英語によるツアーは、「ザ・シドニー・オペラハウス・ツアー」の他、毎週土曜日に催行される、特にオペラハウスの建築に関して焦点を当てる「オペラハウス・アーキテクチュアル・ツアー」、金曜日から日曜日の早朝出発、オペラハウスのバックステージを見ることのできる「バックステージ・ツアー」が、オペラハウス専属ガイドによって催行されています。
名称 | シドニー・オペラハウス (Sydney Opera House) |
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住所 | Bennelong Point, Sydney NSW 2000(Google Map) |
アクセス | タウン・ホールから徒歩25分、車で9分 |
世界遺産登録名 | シドニー・オペラハウス |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2007年 |
料金 | オペラ、コンサートや内部見学のツアーにより料金が異なる |
Web | https://www.sydneyoperahouse.com/ |
ハイドパーク・バラックス
2010年に世界文化遺産登録された「オーストラリアの囚人遺跡群」は、オーストラリア国内のニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、タスマニア州、そしてノーフォーク島の11か所に点在します。
1788年にオーストラリアへのイギリス人による入植が開始され、イギリスから囚人が強制労働者として移送され、またオーストラリアにもともと居住していたアボリジニの人々もまた、強制的に追いやられた、当時のヨーロッパ帝国主義による植民地拡大の証拠として、負の遺産を後世に伝えています。
その11か所の囚人遺跡群のひとつ、ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks)は、1818年から1819年にかけてラックラン・マッコーリー総督の命により、囚人であり建築家でもあったフランシス・グリーンウェイによって建てられました。
もともとは、男性囚人の収容施設でしたが、その後女性の保護施設として使用され、1981年以降は歴史遺産として管理されるようになりました。現在は、博物館として公開されていて、当時の囚人の生活として、ハンモックの寝室や、囚人の管理方法などを学ぶことができます。
ハイド・パーク・バラックスの館内に入るのには以前は12ドルほどの入館料がかかっていましたが、現在は無料となっています。
シドニーシティのど真ん中、ハイド・パークのすぐ隣に位置し、ロイヤル・ボタニック・ガーデンやサーキュラー・キーにほど近いので、市内散策の際にぜひ足を運んでみてください。
名称 | ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks) |
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住所 | Queens Square, Macquarie St, Sydney NSW 2000(Google Map) |
アクセス | タウン・ホールから徒歩8分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | https://hydeparkbarracks.sydneylivingmuseums.com.au/ |
コッカトゥー・アイランド
ハイド・パーク・バラックスと同じく「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつ、コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island)は、シドニー湾に浮かぶ最大の島で、現在ではオーストラリア国内・国外からの観光客にとって人気の観光スポットです。
1839年、ジョージ・ギプス総督の命により、コッカトゥー・アイランドに刑務所が設置され、その後刑務所としての役割が1869年にタスマニアのダーリンハースト刑務所に移されるまでの30年間、イギリスからの囚人を受け入れてきました。
その後、コッカトゥー・アイランドは拡張工事が行われ、オーストラリア海軍も使用する造船所として1992年まで操業していました。特に第二次世界大戦時には実に20隻もの船舶が、このコッカトゥー・アイランドで製造され、戦場に送り出されていました。
コッカトゥー・アイランドが再び一般公開されることになったのは2005年とつい最近のことです。現在では、カフェ、バー、レストラン、無料バーベキュー施設、散策路、公園などがあり、サーキュラー・キーからフェリーで30分、入島は無料なので、観光客のみならず、地元シドニーにとっても人気観光スポットとなっています。
また、キャンプ施設もあるので、キャンプ道具を持ち込んで場所だけ借りたり、快適な常設テントも用意されているので身軽にキャンプを体験することができます。BBQの食材も事前予約で現地調達できます。
コッカトゥー・アイランドの歴史に興味がある方には、ガイド付きツアーや、オーディオでのセルフ・ガイド・ツアー、金曜日と土曜日の夜のみ開催される18歳以上限定のゴースト・ツアーなど様々な志向のツアーも用意されています。
キャンプやツアーはスクールホリデー中や週末はかなり込みあうので、余裕をもって事前予約をした方がいいでしょう。
日本からの旅行者はあまりコッカトゥー・アイランドを訪れることはありませんが、シドニーで時間のある方には是非訪れていただきたい、シドニーの世界遺産の1つです。
名称 | コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island) |
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住所 | Cockatoo Island campground, Sydney Harbour NSW 2000(Google Map) |
アクセス | サーキュラー・キーからフェリーで15分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | http://www.cockatooisland.gov.au/ |
旧総督邸
旧総督邸 (Old Government House)は、シドニーの郊外パラマッタのパラマッタ・パーク内に位置する、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地初期のイギリス建築様式で建てられたオーストラリア最古の公共建築物です。
2899年から始まったイギリスからオーストラリアへの入植の歴史や当時のイギリス帝国の発展を象徴する建築物として、2010年にオーストラリアの囚人遺跡群の1つとして世界文化遺産に登録されました。
1800年から1848年まで、歴代のニュー・サウス・ウェールズ州総督が代々居住用に使用した邸宅ですが、現在残っている建物は、第6代のマッコーリー総督とその夫人が改装・増築を行ったもので、その1820年代に建てられた建築様式が、現在は一般公開されていて、当時の生活の様子をうかがい知ることができます。
この旧総督邸があるパラマッタ・パークは、旧パラマッタ政府の敷地を1858年に公共のものとし、85ヘクタールもの敷地にはピクニック・エリア、プレイグラウンド、サイクル・ロード、ウォーキング・ロード、レクリエーション・エリア、カフェ、レストランなどが揃っています。
旧総督邸の観光がてらパラマッタ・パークを散策したり、芝生でピクニック、カフェでゆっくり、などするのもいいですね♪
名称 | 旧総督邸 (Old Government House) |
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住所 | Parramatta Park, Cnr Pitt and Macquarie Streets, Parramatta NSW 2150(Google Map) |
アクセス |
タウン・ホールから車で40分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 入場料:大人$15、コンセッション$12、子ども(6-16歳)$12 |
Web | https://www.nationaltrust.org.au/places/old-government-house/ |
ブルーマウンテンズ
シドニーを訪れる観光客の人気ナンバー観光スポットと言えば、何といってもブルーマウンテンズ (Blue Mountains)。
シドニー市内から西へ81km、車で約1時間ちょっと、電車で約2時間の場所に位置する国立公園です。 シドニーオリンピックが開催された2000年にユネスコの世界自然遺産として登録され、ブルーマウンテンズの名前は世界に知れ渡りました。
ブルーマウンテンズの名前の由来は、ユーカリの木から揮発されるユーカリ・オイルが太陽光に反射して青く霞んで見えることがあるからだそうです。
ブルーマウンテンズ国立公園の面積は約27万ヘクタールと広大ですが、日帰りで訪れる観光客に最もポピュラーな場所は、シーニック・ワールド、エコーポイント展望台、そしてスリー・シスターズです。
ふもとも町ルーラや、ブルーマウンテンズの最寄りカトゥーンバ駅があるカトゥーンバも、かわいらしいアンティーク・ショップやお土産屋、マーケットなどがあり、大切な友人や家族へのお土産探しにぴったりです。
時間に余裕があれば、ぜひ1泊2日して、国立公園内に設けられたトレッキング・コースを散策したり、国立公園内のところどころに設けられた展望台から様々な角度のブルーマウンテンズを観察してみるなど、都会の喧騒を離れて大自然にどっぷり漬かってみることもお勧めです。
名称 | ブルーマウンテンズ (Blue Mountains) |
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住所 | New South Wales(Google Map) |
アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩4分 |
世界遺産登録名 | グレーター・ブルー・マウンテンズ地域 |
タイプ | 世界自然遺産 |
登録年 | 2000年 |
料金 | 基本的に無料。シーニック・ワールドの乗り物などは有料 |
Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/visit-a-park/parks/blue-mountains-national-park |
オールド・グレート・ノース・ロード
オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road)は、1826年から1836年にかけて、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地時代に建設された道路です。
農地開発のため、シドニー郊外のファイブ・ドックからワイズマンズ・フェリーを経由し、北西のハンター地域まで、実にその長さ260kmを、男性囚人の労働力によって建設されました。
その歴史的な重要性から、現在では2010年に登録されたオーストラリアの囚人遺跡群のひとつになっています。
流刑植民地であったオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州において、内陸開拓はその当時重要課題であり、オールド・グレート・ノース・ロードは1830年代にはシドニーからホークスベリー、そしてハンター地域へのライフライン的な役割を果たしていました。
しかし、1832年にホークスベリーに蒸気船のサービスが開始され、その50年後には鉄道がその辺りを走り始めると、オールド・グレート・ノース・ロードの必要性は急激になくなり、補修工事もされないまま放置され風化していきました。
また、車やバイクなどの通行により更にダメージは進み、現在では車やバイクの通行は禁止、一部がトレッキング用として公開されています。
特に、ワイズマンズ・フェリー近くのディバインズ・ヒル・ルートは9km、3時間半から4時間半のループ・トレッキングコースになっています。
石に刻まれた囚人の落書きがあったり、機械ではなく囚人の手で削られた岩壁や、ひとつひとつ敷き詰められた石畳などを見ることができます。
名称 | オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road) |
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住所 | Old Great North Road, NSW(Google Map) |
アクセス | シドニー市内から車で2時間25分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/things-to-do/walking-tracks/old-great-north-road-world-heritage-walk |
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シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。
その大きさは総面積約197万5500ヘクタール、日本の四国と同じくらいと言われています。熱帯気候に位置するため、マングローブが生い茂る湿原が広がり、様々な野鳥やワニ、バッファローなどが生息する野生の動植物の楽園となっています。
カカドゥ国立公園は、国内外からダーウィンを訪れる観光客の人気ナンバー1観光地です。
ダーウィンの気温は年間を通して30度前後ですが、雨季と乾季に分かれるため、カカドゥ国立公園の雨季(11月から3月頃)には未舗装の道が封鎖され、アクセスができなくなる場所も出てきます。
しかし、雨季のカカドゥ国立公園は、滝や湖などは雨量が乾季よりも増し、迫力のあるカカドゥを体験できます。
逆に乾季(2月から10月頃)は、からっとした過ごしやすい気候となり、アクセスできる場所もぐっと増えるので、滝壺での水遊びやハイキングなどを思う存分多能でき、1年を通して違ったカカドゥ国立公園を体験することができます。
それでは、カカドゥ国立公園観光には外せない必見ポイント、見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、カカドゥ国立公園へ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
目次:カカドゥ観光の完全ガイド(クリックで開閉)
カカドゥとは?
カカドゥっていう言葉、初めて聞きました!国立公園なんですよね。一体カカドゥってどんなところですか?
カカドゥ国立公園は、総面積約197万5500ヘクタールのユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。ダーウィン周辺のこのエリアは「トップエンド」と呼ばれていますが、この「トップエンド」のエリアでは、カカドゥ国立公園は間違いなくナンバーワン観光スポットです!
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。
その広さは、日本の四国ほどあり、オーストラリアでは一番大きな国立公園です。
広大なカカドゥ国立公園には、約6万年以上も前からオーストラリア大陸の先住民、アボリジニーの人々が住んでいた形跡があります。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりを、公園内の2か所に残る壁画を見て知ることができます。
まず、ウビルーでは、全長約1kmに渡って3か所の壁画を見ることができます。有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができるのがウビルーの壁画です。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
もう1か所壁画をご覧いただけるのが、ノーランジーロック。ここでは、約1.5kmに渡って、同じく3か所の壁画を見ることができます。自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画は特に必見です。
ワラジャン・アボリジナルカルチュラルセンターでは、この地に古代から住むアボリジニーの文化や生活様式などを学ぶことができます。
カカドゥ国立公園では、季節により全く違う顔を見せる滝や川もまた、魅力の一つです。ガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができたり、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともできます7。雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができるので、カカドゥ国立公園は何度訪れても新しい発見があります。
また、国立公園内には約1万頭のワニが生息しており、イエローウォータークルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができます。
カカドゥへの行き方・アクセス
カカドゥって、そんなに広大な敷地に大自然と歴史がぎっしり詰まってるんですね!ところで、カカドゥへはどのように行ったらいいですか?
カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンになります。ダーウィンからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。
カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリーの州都であるダーウィン(Darwin)になります。
ダーウィンはオーストラリアで16番目に大きな都市、周辺を含めたダーウィン都市圏の人口は約15万人となっています。ダーウィンには国内から350万人、オーストラリア国外からは150万人の観光客が訪れており、観光もダーウィンの重要な産業の一つとなっています。
ダーウィン市内にも見所は沢山ありますが、ダーウィン郊外のここでご紹介している「カカドゥ国立公園」が、ノーザンテリトリー州において、エアーズロックに次ぐ人気観光地となります。
日本からダーウィンへは、残念ながら直行便は就航していません。
日本からの直行便が乗り入れており、そこからダーウィン行きの便が多く発着する、シドニー、パース、ケアンズ等から国内線に乗換でアデレードを訪れるのが一般的となっています。
日本の地方都市からご出発される方は、シンガポール航空、ガルーダ航空等のアジア経由便でダーウィンへ入る方が時間的に便利、また費用も安く済むことも多いようです。
カカドゥ国立公園へのアクセス方法は、ダーウィンから東に250kmですので、通常車で3時間かけて向かいます。
カカドゥ国立公園の観光は、ダーウィンからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでカカドゥ国立公園を訪れるのが一般的です。
ツアーに参加してカカドゥ国立公園へ
ダーウィンよりカカドゥ国立公園を訪れるのには、ダーウィン発のカカドゥ国立公園ダーウィン・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園のベーシックなツアーは、大きく分けて日帰りと宿泊付きツアーがあり、宿泊付きツアーはキャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
日帰りツアーは気軽にカカドゥ国立公園のピンポイントを押さえて観光できるので、時間に余裕がない方にはぴったりですが、できれば宿泊付きツアーに参加して、広大なカカドゥ国立公園をじっくり見ていただきたいと思います。キャンプツアーは苦手、という方も大丈夫!
キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
- ダーウィン発カカドゥ国立公園・日帰りツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発ホテル宿泊パック(宿泊込み)ツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ周遊ツアー(宿泊別)の詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ・キャンプツアーの詳細と予約・申し込み
レンタカーでカカドゥへの行き方
ダーウィンからカカドゥ国立公園の入り口までは、アーネム・ハイウェイを通って約150m、2時間弱のドライブとなります。
そこから、更に100mほど国立公園内を走ると、ジャビルーという町にたどり着きます。この町を中心に、おもな見どころであるウビルー、ヌーランジーロック、イエロー・ウォーター・ビラボン、そしてホテルやキャラバンパークなどへは、全て舗装された道路を通っていくことができるので、年間を通してアクセスが可能です。
しかし、絶景を見ることができるガンロム・フォール、ジムジム・フォールそしてツイン・フォールへのアクセスは未舗装道を通っていくため、4WD車のみが通過可能となります。また、雨季の時期はこの未舗装道路が封鎖されるため、4WD車であっても訪れることができません。
また、その他の見どころも、場合によっては修繕やワニ出没などの理由で閉鎖されている場合もあるので、訪れたい場所とアクセルに関しては、カカドゥ国立公園を訪れる前にホームページで確認をしたほうがいいでしょう。
カカドゥの気候
カカドゥに行くのを決めました!カカドゥの気候について少し教えてもらえますか?
カカドゥは雨季と乾季に分かれますが、年間を通して気温は約30度前後と暖かい気候になるので、オーストラリアの冬に訪れる際にも、厚手のジャンパーやフリースは必要ありません。
ダーウィン及びその周辺は、ケアンズと同じ熱帯性気候(Tropical climate)に属しています。
熱帯性気候の特徴は、年間を通して温暖な気温で、はっきりとした雨季と乾季があります。
4-10月の乾季は、温暖な気温ながらも湿度が60%前後と比較的からっとしているので、快適に過ごすことができます。
逆に11-3月の雨季は、気温30℃前後、湿度80%以上のため、かなりジメジメした湿気を感じます。
月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | 33.7 | 27.7 | 358.4 |
2月 | 33.3 | 24.5 | 353.9 |
3月 | 33.8 | 24.5 | 305.8 |
4月 | 34.6 | 23.6 | 90.5 |
5月 | 33.5 | 22.0 | 16.8 |
6月 | 31.8 | 19.5 | 1.0 |
7月 | 32.1 | 18.7 | 3.0 |
8月 | 33.8 | 19.2 | 2.5 |
9月 | 36.3 | 21.6 | 11.7 |
10月 | 37.7 | 23.9 | 40.1 |
11月 | 37.7 | 23.9 | 40.1 |
12月 | 37.0 | 25.0 | 137.0 |
年平均 | 35.2 | 25.0 | 221.1 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
カカドゥ国立公園の入園料
カカドゥ国立公園に入るのには、国立公園入園料がかかります。
ツアーに参加してカカドゥ国立公園を訪れる場合は、ツアー代金に込となっている場合は多いので、申し込みを検討するツアーの料金に含まれるものを確認してください。
個人でレンタカー等でカカドゥ国立公園を訪れる場合、またはツアーにカカドゥ国立公園の入園料が含まれない場合は、この国立公園を管理する。「Parks Australia」のサイトより、国立公園入園券(パークパス)の購入可能です。
国立公園入園料の有効期限は7日間です。
このカカドゥ国立公園の入園料による収入は、公園施設の維持、世界遺産の保護、伝統的な所有者とそのコミュニティのサポートに役立ちます。
パークパス種別 | 乾季(5月15日~10月31日) | 雨季(11月1日~5月14日) |
---|---|---|
大人(16歳以上) | $40 | $25 |
子供(5~15歳) | $20 | $12.50 |
家族(大人2+子供2) | $100 | $65 |
オンラインで入園券(パス)購入するのが一番簡単な方法ですが、事情によりオンラインで購入できない場合は、以下の場所で購入することができます。
- ボワリ ビジター センター、カカドゥ国立公園、カカドゥ ハイウェイ、ジャビル
- クーインダ ロッジ、カカドゥ ハイウェイ、クーインダ
- Corroboree Park Tavern、3095 Arnhem Highway、マラカイ
- ハンプティ ドゥ郵便局、340 Arnhem Hwy、ハンプティ ドゥ
- キャサリン ビジター センター、スチュアート ハイウェイとリンゼイ ストリート、キャサリン
- メアリー リバー ウィルダネス リトリート、アーネム ハイウェイ、ハンプティ ドゥー
- Two Rivers Newsagency、ジャビル ショッピング プラザ、ジャビル
- ワイルドマン ウィルダネス ロッジ、ポイント スチュアート ロード、メアリー リバー
- ユースシャック ホステル、69 Mitchell St、ダーウィン
このカカドゥ国立公園の入園券(パークパス)は、カカドゥ国立公園のみ有効です。ウルル・カタジュタ国立公園、またはその他のノーザンテリトリー準州の国立公園に入るのには、別途入園券を購入する必要があります。
カカドゥで開催されるイベント
カカドゥ国立公園で開催されているイベントをご紹介します。
テイスト・オブ・カカドゥ
毎年5月の下旬に約10日間開催される、アボリジニーの文化と伝統的な食事を体験できるイベントです。
6万5千年というアボリジニーの歴史の中で、このイベントは「食」にスポットライトを当て、通常は入ることができないアボリジニーの居住区にて、食料探し、その調理方法、そして食べ方を学び、実際体験します。
ブッシュ・タッカーと呼ばれる、自生している植物や野生の動物は、お尻に蜜をたっぷりためたアリであったり、土の中から掘り起こす芋虫であったり、湿地帯で捕れる魚であったり、平原を走るカンガルーの尻尾であったりと、新しい発見の連続です。
また、夕暮れ時のイエロー・ウォーター・クルーズでは、自生する食料を使ったカナッペとスパークリングワイン片手に野鳥やワニを観察したり、アボリジニーの文化について耳を傾けます。
また、イベント中はアボリジニーに関するショート・フィルムが野外で鑑賞できたり、ガイド付きの壁画ウォーク、星空の下でのディナーなど、様々なプログラムが開催されていて、そのほとんどが要予約です。
イベント名 | テイスト・オブ・カカドゥ |
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日にち | 2024年5月24日~2024年5月26日 |
Webサイト | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/taste/ |
世界湿原の日
世界湿原の日(World Wetlands Day)は、毎年2月2日に世界中で祝われます。この日は、1971年2月2日にイランのラムサールで開催された湿地に関する国際条約、「ラムサール条約」の採択を記念しています。世界湿原の日の目的は、湿地の保護と合理的な利用の重要性を高め、湿地の生物多様性とその生態系が提供するサービスに対する認識を深めることにあります。
カカドゥ国立公園においても、世界湿原の日は特別な意味を持ちます。カカドゥ国立公園はオーストラリアのノーザンテリトリーに位置し、世界遺産にも登録されている自然の宝庫です。公園内には広大な湿地が広がっており、多様な野生動物や植物が生息しています。この湿地は、水鳥や魚類、爬虫類など多くの生物の生息地であり、生態系の健康と生物多様性の維持に欠かせない役割を果たしています。
世界湿原の日には、カカドゥ国立公園を含む世界中の湿地で、教育プログラム、ワークショップ、展示会、自然観察ツアーなど、湿地の価値と保護の重要性を伝えるさまざまなイベントが開催されます。これらの活動を通じて、地元のコミュニティや訪問者に、湿地が直面する脅威と保護のための取り組みについての意識を高めることが目指されます。
カカドゥ国立公園での世界湿原の日の祝賀は、この地域の自然環境を守り、将来世代に引き継ぐための取り組みの一環として重要な意味を持っています。湿地の保全は、地球規模での生物多様性の保護と気候変動への対応に不可欠です。
イベント名 | 世界湿原の日 |
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日にち | 毎年2月2日 |
Webサイト | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/events/world-wetlands-day/ |
マービリル・フェスティバル
冬の乾季が終わりに毎年カカドゥ国立公園のジャビルーという町で開催されるアボリジニーの文化を学び・祝うイベントです。
マービリル(Mahbilil)とは、アボリジニーの言葉で「涼しい午後のそよ風」を意味し、この8月から9月にかけてのKurrungと呼ばれる、昼間はまだ暑いですが、夜になるとぐっと涼しくなるこの時期によく起きると言われています。1年の中で最も過ごしやすいこの時期に、カカドゥの文化をライブ・ミュージック、ダンス、アート、ワークショップ、そして伝統の食べ物などで伝統的に、そして近代的に祝います。
全てのイベントは参加、鑑賞無料ですので、毎年このイベントを観光客だけでなくローカルの人々も楽しみにしています。
イベント名 | マービリル・フェスティバル |
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日にち | 2020年より新型コロナウィルスの影響により中止。2024年の開催は未定。 |
Webサイト | http://mahbililfestival.com/ |
カカドゥの観光スポット
カカドゥにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?
カカドゥ国立公園は、自然遺産と文化遺産の両方の価値を持ち合わせた世界複合遺産です。湿原、渓谷、滝つぼなどの大自然に加えて、この地に住むアボリジニーの足跡としての壁画なども見ることができます。それでは、カカドゥの観光スポットを紹介しますね!
ユネスコの世界複合遺産に登録されているカカドゥ国立公園は、大自然の中に数多くの野生動物が生息し、また古代よりこの地で生活をしている、オーストラリアの先住民アボリジニーの歴史も多く残る魅力的な観光スポットが多数存在します。
カカドゥの日帰りツアーで訪れる定番の代表的な観光スポットから、穴場的なスポットまで、カカドゥの訪れるべき観光スポットをご紹介させていただきます。
ウビルー
ウビルー(Ubirr)では、全長約1kmに渡って3か所でアボリジニーの壁画を見ることができます。
有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
ここでは、比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができます。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
ウビルーは岩が多い地域に位置しており、特に夕日の時間帯には、オレンジ色に輝く岩と周囲の草木が絶景を作り出します。高い岩の上からは、カカドゥ国立公園の広大な湿地や平野を一望できる絶好の展望ポイントがあります。
ウビルーは、先住民族にとって重要な文化的、精神的な場所です。この地域は、先住民の伝統的な所有者であるビニンジとマングイによって管理されており、訪れる人々に対してその文化的価値を伝えるためのガイドツアーも提供されています。
ウビルへの訪問には、季節によってアクセスできる時間が限られていることがあります。特に雨季には、道路が洪水で通行不能になることがあるため、訪問前に最新の情報を確認することが重要です。また、先住民の文化に敬意を表し、岩絵を触れたり、撮影禁止区域での写真撮影を行わないように注意が必要です。
名称 | ウビルー(Ubirr) |
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住所 | Ubirr, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/rock-art/ubirr/ |
ノーランジーロック
ノーランジーロック(Nourlangie Rock)は、カカドゥ国立公園内のもう一つの重要な観光地の1つであり、約1.5kmに渡って3か所のアボリジニーの壁画を見ることができます。
ここの目玉は、何といっても自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画です。ウビルーの壁画と同じく、X線画法という、彼ら独特の技法で描かれています。
アボリジニーの伝説ドリームタイムに出てくる精霊ナマルゴンについて、ガイドの説明やパネルによる解説で詳しく知ることができます。
ノーランジーロック周辺には、岩絵を間近で見ることができるハイキングトレイルが整備されています。自然の中を歩きながら、この地域の豊かな生態系と古代の文化遺産を体験することができます。
展望台からは、180度見渡す限りカカドゥの湿原のダイナミックさを実感できるでしょう。
名称 | ノーランジーロック(Nourlangie Rock) |
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住所 |
Anbangbang Rock Shelter, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/discover/regions/burrungkuy/ |
イエロー・ウォーター・ビラボン
ビラボンとは、アボリジニーの言葉で、川の流れが変わるところにできた水溜まりを意味します。
カカドゥ国立公園の北側のサウス・アリゲーター川の支流に位置するイエロー・ウォーター・ビラボン(Yellow Water Billabong)では、約2時間のイエロー・ウォーター・クルーズがあり、この湿地帯に生息する野鳥やクロコダイル、バッファローなど、様々な野生の動植物を観察することができます。
また、雨季にはアクセスが不可になる場所が多いカカドゥ国立公園内において、雨季や乾季に関係なく1年中クルーズを楽しめるのもポイントです。
名称 | イエロー・ウォーター・ビラボン(Yellow Water Billabong) |
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住所 | Kakadu Hwy, Kakadu NT 0886(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間15分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/discover/regions/yellow-water/ |
ジムジム・フォールズ
高さ200mのジムジム・フォールズ(Jim Jim Falls)は、ノーザンテリトリー州のリッチフィールド国立公園やニトミルク(キャサリン渓谷)国立公園などを合わせても一番高いだと言われています。
雨季には、勢いよく流れ出る迫力のある滝の姿を見ることができますが、アクセスできる道路は未舗装のみのため、この時期のジムジム・フォールズを見る手段はヘリコプターのみとなります。
乾季になると、未舗装道路がオープンし、4WD車のみ通過できるようになり、モンスーンの森をハイキングしてジムジム・フォールズの滝つぼに行くウォーキング・コースが人気です。
名称 | ジムジム・フォールズ(Jim Jim Falls) |
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住所 | 7797 S Coast Rd, Karatta SA 5223(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約4時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/jim-jim-falls/ |
ツイン・フォールズ
高さ150mの2本の滝が流れ落ちるツイン・フォールズ(Twin Falls)もまた、ジムジム・フォールズと同様、雨季の時期は未舗装道路が閉鎖されるため、陸路でのアクセスは乾季に4WD車のみで可能となります。
乾季にアクセス可能になると、滝つぼまではボート・シャトル・サービス(有料:16歳以上の大人一人A$12.50)とごつごつした岩場や砂のウォーキング、そしてボードウォークを利用します。
雨季のアクセス不可の期間、または乾季においても陸路での挑戦が難しい場合は、ヘリコプター・ツアーでの上空よりその姿を見ることができます。
名称 | ツイン・フォールズ(Twin Falls) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約4時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/twin-falls-gorge/ |
ガンロムの滝
ガンロムの滝(Gunlom Falls)は、大ヒット映画「クロコダイル・ダンディー」の撮影にも使われたこの滝の頂上は、カカドゥ国立公園を紹介するガイドブックや絵葉書には必ず登場すると言っても過言ではない、とても人気かつ有名な場所です。
ガンロムの滝が位置するウォーターフォール・クリークにはシャワーやトイレ、バーベキュー施設が整ったキャンプ場もあり、季節によっては滝のふもとに滞在するキャンプツアーもあるので、ツアー参加前に確認してみるのもいいですね。
名称 |
ガンロムの滝(Gunlom Falls) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間40分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/gunlom-falls/ |
マグックの滝
別名「バラマンディー渓谷」としても知られているマグックの滝(Maguk Fall)は、カカドゥ国立公園の南方に位置します。
簡単なモンスーンの森を通るウォーキングで透き通った水が滝のふもとに溜まり、あたりは緑が生い茂るマグックの滝つぼにたどり着きます。
上を見上げるとレインボー・ピッタと呼ばれる鮮やかな赤と青が目を引く野鳥が、水の中に目を凝らすと淡水魚が悠々と泳ぐ姿を見ることができるかもしれません。
名称 | マグックの滝(Maguk Fall) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間30分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/maguk/ |
ボワリ・ビジター・センター
カカドゥ国立公園内のジャビルーという町に位置するボワリ・ビジター・センター(Bowali Visitor Centre)では、この地に生息している動植物についてパネル解説で学ぶことができます。
常時国立公園のレンジャーが在住しているので、カカドゥ国立公園のウォーキング・スポットやアクティビティーについて聞くことができます。
また、カフェやギャラリー、図書館も併設しているので、休憩やリラックスをしにふらっと立ち寄ることもできます。
カカドゥ国立公園の周り方について、レンジャーに相談できるので、国立公園到着後まずここに来てみるといいでしょう。
名称 | ボワリ・ビジター・センター(Bowali Visitor Centre) |
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住所 | Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で2時間40分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | http://www.kakadunationalparkaustralia.com/bowali_visitors_center.htm |
ワラジャン・アボリジナル・カルチャー・センター
ワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センター(Warradjan Aboriginal Culture Centre)は、この地に古代より住むアボリジニーの人々の伝統や文化について、パネルや実物を見ながら学ぶことができます。
このワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センターの展示内容はかなり充実しており、その展示も多岐にわたるため、館内を丁寧に見て回るには最低でも2時間は必要です。
曜日や時間帯によっては、アボリジニー・ガイドによるワークショップが開催されるので、興味がある場合はホームページで事前に確認してから訪れるといいでしょう。
名称 | ワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センター(Warradjan Aboriginal Culture Centre) |
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住所 | Kakadu Highway, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間15分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | http://www.kakadutourism.com/tours-activities/warradjan-cultural-centre/ |
マムカラ湿原
オーストラリアの野鳥の種類の約3分の1が、ここカカドゥ国立公園に生息していて、その多くは世界中で唯一この地でのみ観測することができると言われています。
そんな野鳥の宝庫カカドゥにて、バードウォッチングに最も適しているのが、マムカラ湿原(Mamukala Wetlands)です。ここでは、ペーパーバークの木々の間にひっそりと建てられた観測プラットフォームから、季節ごとに異なる野鳥を観察することができます。
野鳥観察では、ついつい視線が上にばかり行きがちですが、ふと地上に目をやると、遠方でジャンプしているワラビーや、溜め池からぎょろっとした目をのぞかせるクロコダイルにお目にかかれるかもしれません。
名称 | マムカラ湿原(Mamukala Wetlands) |
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住所 | Unnamed Road, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で2時間30分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/walks/mamukala-wetlands-walk/ |
イースト・アリゲーター・リバー
ノーザンテリトリー州のアイコン的存在の淡水魚、バラマンディ。オーストラリアのレストランでは、このバラマンディを豪快に一匹姿焼きにした料理がメニューに載っていることがよくあります。
バラマンディは養殖もされていますが、やはり天然物が一番!
このバラマンディの釣りのメッカともなっているのが、ここイースト・アリゲーター・リバー(East Alligator River)です。川の上流は1年を通してアクセス可能ですが、バラマンディが最も釣れる場所は、2月から4月の時期の下流と言われています。
いずれもボートを使っての釣りになりますが、所々見にくい場所に存在する切り株や砂州、そしてクロコダイルの出現には注意が必要です。
名称 | イースト・アリゲーター・リバー(East Alligator River) |
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住所 | West Arnhem NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/fishing/east-alligator-river/ |
グルヤンビ・カルチャー・クルーズ
グルヤンビ・カルチャー・クルーズ(Guluyambi Cultural Cruise)は、イースト・アリゲーター・リバーの上流をクルーズする、アボリジニーガイドがご案内する1ツアー25名限定、1時間45分のクルーズツアーを行っています。
彼らの文化、言い伝え、このイースト・アリゲーター・リバーに生息する動植物、そしてそれらを利用した料理や武器の作り方などを聞いたり、アーネムランド上陸後は、伝統的にどのように狩猟をしたり、食べ物を集めたりするかなどの実演を見ることができます。
クルーズの運営は、通常5月から11月まで、1日数回開催なので、参加希望の場合は事前に確認と予約が必要です。
名称 | グルヤンビ・カルチャー・クルーズ(Guluyambi Cultural Cruise) |
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住所 | West Arnhem NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で4時間 |
料金 | 大人 $79、子ども(4-14歳) $52 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/tours/guluyambi-cultural-cruise/ |
ケーヒルズ・クロッシング
ケーヒルズ・クロッシングは、オーストラリアのダーウィンに近い重要な場所で、ノーザンテリトリーに位置しています。そこは、イースト・アリゲーター川が干潮の海水と出会う潮汐の川渡しポイントとして知られています。この渡し場は、1940年代に近くのアルナムランド断崖道路の建設を監督したエンジニアのジョン・フランシス・ケーヒルにちなんで名付けられました。
ケーヒルズ・クロッシングは、特に塩水クロコダイルが豊富に生息していることで有名です。これらの頼もしい生物は、川の周辺やその近くでよく見ることができ、クロコダイル鑑賞のためのスリリングで人気のある目的地となっています。また、シーグリフやサギなどの水鳥を含む多様な鳥の種も集まり、鳥見の素晴らしい機会を提供しています。
ケーヒルズ・クロッシングはカカドゥ国立公園やアルナムランドに近いことから、これらの美しい自然地域への入り口としての役割も果たしています。多くの訪問者が、この渡し場を訪れながら周辺の名所を探索し、川の生態系と周囲の風景との交流を目撃することができるユニークな機会を提供しています。
ケーヒルズ・クロッシングは潮の流れが強いことで知られており、危険な場合があります。現地の権限者から提供される安全対策や警告に従うことが重要です。訪問者は注意を払い、自然環境を尊重し、指定された観覧エリア内にとどまり、野生生物に接近したり餌を与えたりしないようにしましょう。
名称 | ケーヒルズ・クロッシング(Cahill's Crossing) |
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住所 | Arnhem Highway/Oenpelli Rd(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/crocs/cahills-crossing/ |
カカドゥへ行くオプショナルツアー
カカドゥを訪れるオプショナルツアーは、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンより催行されています。
時間に余裕がない場合は日帰りツアーへの参加となりますが、はるばるダーウィンまで来たので、できれば2日以上のツアーで日本の四国よりも面積が大きいカカドゥ国立公園をじっくり回ることをお勧めします。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園の2泊以上の宿泊付きツアーでは、キャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
ホテルタイプのツアーでは、基本3つ星以上のホテルに宿泊し、ツアーによってはランクをアップグレードできます。キャンプツアーの場合、キャンプは苦手、という方もいらっしゃると思いますが、大丈夫!キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
それでは数多くあるアデレード出発のカンガルー島のオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます
- ダーウィン発カカドゥ国立公園・日帰りツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発ホテル宿泊パック(宿泊込み)ツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ周遊ツアー(宿泊別)の詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ・キャンプツアーの詳細と予約・申し込み
日帰り・カカドゥ国立公園
広大な手付かずの大自然が広がる、カカドゥ国立公園の主な見所をコンパクトに日帰りで観光します。
ワラジャン・アボリジニー文化センターでは、この地に住むアボリジニーの人々の習慣や文化を学ぶことが出来ます。イエローウォーター・ビラボン・クルーズはクルーズ専門ガイドが、ソルトウォーター・クロコダイルやカラフルな野鳥探しに皆さんをご案内します。ノーランジーロックでは、先住民の壁画をご覧いただけます。
リクエストで日本語音声ガイドを付けることも可能です!
催行曜日 | 日曜、火曜、金曜 |
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料金 | 4月~5月: 6月~9月: 10月~3月: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/2972/ |
1泊2日ホテル付・カカドゥとイースト・アリゲーター・リバー
カカドゥ国立公園とイーストアリゲーターリバーを訪れる1泊2日ツアーです。
世界遺産でもあるカカドゥ国立公園は、2万平方キロもの広大な土地に、様々な野生動物や、何千年も昔に遡るアボリジニーの壁画などをご覧いただくことが出来ます。イーストアリゲーターリバーでは、乾季の時期はアボリジニのガイドと一緒にグルヤンビンクルーズに参加し、アーネムランドへ上陸します。ローカルの人々との沢山のふれあいが待っています。雨季の時期はジャンピング・クロコダイル・クルーズを体験していただきます。
宿泊はホテルベースなので毎日ゆったりとお過ごしいただけます。
催行曜日 | 2024年4月~2025年3月は催行中止 |
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料金 | 催行中止 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/3169/ |
3日間 カカドゥとリッチフィールド・ツアー
3日間の王道サファリスタイルのキャンプツアーはこれで決まり!
こちらの3日間のツアーでは、知識豊富なドライバーガイドと共に、レッドセンターと呼ばれるこの地域の3大観光スポットである、ウルル(エアーズロック)、カタジュタ(マウント・オルガ)、そしてキングス・キャニオンを思う存分満喫できます。
大型バスのツアーでは体験できない、少人数グループのツアーに参加して、短い時間ながらも、この地の地理や歴史、アボリジニーの文化などを十分に吸収して、砂漠地帯のレッドセンターを体感してください。
催行曜日 | 10月までの毎週火曜日、金曜 |
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料金 | スワッグ宿泊: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/17659/ |
4日間 ダーウィン発カカドゥツアー
ダーウィン発の4日間のダーウィン発カカドゥツアーは、オーストラリアのノーザンテリトリーでのエキサイティングな冒険を提供します。
このツアーでは、カカドゥ国立公園の壮大な自然美を堪能しながら、アウトバックの魅力も体験できます。専門ガイドと共に、先住民の文化と歴史に触れることができるアボリジナルロックアートサイトであるウビールロックを訪れます。
また、ジムジムフォールズやツインフォールズなどの美しい滝で泳ぎ、ノーランジーロックでのアボリジナルの岩絵を鑑賞します。さらに、マリーリバーウェットランズでのクロコダイルクルーズや、滝と水穴での泳ぎなど、数多くのアウトドアアクティビティも楽しめます。
カカドゥ国立公園の観光の後は、もう1つのダーウィン郊外の観光スポットである、キャサリン渓谷を訪れます。キャサリン渓谷では、渓谷クルーズ(別途料金)、またはハイキングをお楽しみいただきます。
快適な宿泊施設と美味しい食事が提供され、専門ガイドがエリアの知識や興味深い情報を提供してくれます。このツアーは、自然愛好家や文化探求者にとって理想的な選択肢であり、オーストラリアの野生生物や壮大な景観に魅了されることでしょう。
催行曜日 | 10月までの毎週月曜日、木曜日 |
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料金 | テント宿泊コース: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/12249 |
カカドゥのホテル
ダーウィン市内に宿泊しカカドゥ国立公園へは日帰りで訪れる人が多いですが、のんびりと景色を楽しみながらドライブを楽しみ、カカドゥ国立公園内で宿泊するのも良いアイデアです。
カカドゥ国立公園内のホテルの多くは、クーインダ(Cooinda)、そしてジャビルー(Jabiru)にあります。
軒数も多くなく小規模な宿泊施設が多いので、カカドゥでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。
メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル
上空から見下ろすと、カカドゥと言えば!のクロコダイルの外観をしたメルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル(Mercure Kakadu Crocodile Hotel)の写真は、様々なパンフレットやウェブサイトに掲載されているので、このホテルに泊まってみたい!という人も多いはず。
地元アボリジニーの人々によって運営されているこのホテルは、カカドゥ国立公園内の中心の町ジャビルーに位置しているので、最も人気のあるアトラクションであるウビルー、ノーランジーロック、マムカラの湿原などへのアクセスが良く、ここを基点にスムーズに観光をすることができます。
また、ホテルに併設のエスカープメント・レストランでは、アボリジニーが伝統的に食していた食材を使った料理を提供しています。
スイミング・プール、レストラン、バー、ランドリー・サービス、無料wifiサービスなどを提供しています。
ホテル名 | メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル(Mercure Kakadu Crocodile Hotel) |
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住所 | Flinders St, Jabiru NT 0886(Google Map) |
ランク | |
webサイト | https://all.accor.com/hotel/9616/index.ja.shtml |
クーインダ・ロッジ・カカドゥ
イエロー・ウォーター・ビラボンのそばに位置する、ビレッジ・タイプのクーインダ・ロッジ・カカドゥ(Cooinda Lodge Kakadu)は、地元のアボリジニー・コミュニティーにより運営されています。
イエロー・ウォーター・クルーズ、ワラジャン・カルチャー・センター、ジムジム・フォールズ、ツイン・フォールズ、その他ブッシュウォーキングへとアクセス良好です・
スイミング・プール、ビストロ式のダイニング・バー、ガソリン・スタンド、そしてローカルで作られたクラフトなどを販売するショップが併設されています。
ホテル名 | クーインダ・ロッジ・カカドゥ(Cooinda Lodge Kakadu) |
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住所 | Kakadu Hwy, Kakadu NT 0822(Google Map) |
ランク | |
webサイト | http://www.kakadutourism.com/accommodation/cooinda-lodge/ |
オーロラ・カカドゥ・ロッジ
オーロラ・カカドゥ・ロッジ(Aurora Kakadu Lodge)は、カカドゥ国立公園内の中心の町ジャビルーに位置するキャビンとロッジタイプの宿泊施設です。
キャビン・タイプは、5名まで宿泊可能なスタジオから、7名まで収容できる2ベッドルームまで、そしてロッジ・タイプは、一部屋に2段ベッドとダブルベッドがあり4名まで収容可、バスルームはシェアとなります。1-2家族または友人同士での宿泊がお勧めです。
スイミング・プール、ビストロ、BBQ設備、コインランドリー、ツアーデスクなどのサービスを提供しています。
また、同じ敷地内にキャラバンパークも併設されているので、キャンプ用具を車に積んでいれば、有料で施設内の電気やシャワー・トイレなどを利用できます。
ホテル名 | オーロラ・カカドゥ・ロッジ(Aurora Kakadu Lodge) |
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住所 | Jabiru Drive, Kakadu NT 0822(Google Map) |
ランク | |
webサイト | https://aurorakakadulodge.com.au/ |
カカドゥに関するよくある質問(FAQ)
カカドゥとはどんなところですか?
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。その広さは、日本の四国ほどあり、オーストラリアでは一番大きな国立公園です。
広大なカカドゥ国立公園には、約6万年以上も前からアボリジニーの人々が住んでいた形跡があります。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりを、公園内の2か所に残る壁画を見て知ることができます。
まず、ウビルーでは、全長約1kmに渡って3か所の壁画を見ることができます。有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができるのがウビルーの壁画です。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
もう1か所壁画をご覧いただけるのが、ノーランジーロック。ここでは、約1.5kmに渡って、同じく3か所の壁画を見ることができます。自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画は特に必見です。
ワラジャン・アボリジナルカルチュラルセンターでは、この地に古代から住むアボリジニーの文化や生活様式などを学ぶことができます。
カカドゥ国立公園では、季節により全く違う顔を見せる滝や川もまた、魅力の一つです。ガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができたり、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともできます7。雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができるので、カカドゥ国立公園は何度訪れても新しい発見があります。
また、国立公園内には約1万頭のワニが生息しており、イエローウォータークルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができます。
カカドゥ国立公園の観光スポットを教えてください。
カカドゥ国立公園には観光スポットが数多くありますが、その中で代表的な観光スポットは以下の通りです。
- ウビルー
- ノーランジーロック
- イエロー・ウォーター・ビラボン
- ジムジム・フォールズ
- ツイン・フォールズ
- ガンロムの滝
- マグックの滝
- ボワリ・ビジター・センター
- ワラジャン・アボリジナル・カルチャー・センター
- マムカラの湿原
- イースト・アリゲーター・リバー
- グルヤンビ・カルチャー・クルーズ
カカドゥ国立公園への行き方、アクセスを教えてください。
カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリーの州都であるダーウィン(Darwin)になります。
ダーウィンはオーストラリアで16番目に大きな都市、周辺を含めたダーウィン都市圏の人口は約15万人となっています。ダーウィンには国内から350万人、オーストラリア国外からは150万人の観光客が訪れており、観光もダーウィンの重要な産業の一つとなっています。
ダーウィン市内にも見所は沢山ありますが、ダーウィン郊外のここでご紹介している「カカドゥ国立公園」が、ノーザンテリトリー州において、エアーズロックに次ぐ人気観光地となります。
日本からダーウィンへは、残念ながら直行便は就航していません。
日本からの直行便が乗り入れており、そこからダーウィン行きの便が多く発着する、シドニー、パース、ケアンズ等から国内線に乗換でアデレードを訪れるのが一般的となっています。
日本の地方都市からご出発される方は、シンガポール航空、ガルーダ航空等のアジア経由便でダーウィンへ入る方が時間的に便利、また費用も安く済むことも多いようです。
カカドゥ国立公園へのアクセス方法は、ダーウィンから東に250kmですので、通常車で3時間かけて向かいます。
カカドゥ国立公園の観光は、ダーウィンからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでカカドゥ国立公園を訪れるのが一般的です。
ダーウィンからカカドゥ国立公園へ行くオプショナルツアーはありますか?
カカドゥを訪れるオプショナルツアーは、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンより催行されています。
時間に余裕がない場合は日帰りツアーへの参加となりますが、はるばるダーウィンまで来たので、できれば2日以上のツアーで日本の四国よりも面積が大きいカカドゥ国立公園をじっくり回ることをお勧めします。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園の2泊以上の宿泊付きツアーでは、キャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
ホテルタイプのツアーでは、基本3つ星以上のホテルに宿泊し、ツアーによってはランクをアップグレードできます。キャンプツアーの場合、キャンプは苦手、という方もいらっしゃると思いますが、大丈夫!キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
それでは数多くあるアデレード出発のカンガルー島のオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます
ダーウィンの旅行手配
トラベルドンキーでは、ダーウィンのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ダーウィンを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ダーウィン旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いダーウィン旅行になりますよ。
ダーウィンのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
2020年12月7日(月曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、260日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
12月1日にピンクパレス「ロイヤルハワイアンホテル」が営業再開したというので見に行って来ました。
いつもなら、もうこの時期になるとここにクリスマスツリーが飾られているのですが、今年は、まだクリスマスツリーは、飾られていませんでした。
ホテル内のお店は、営業していました。
マイタイバーも営業していました。
ホテルの前の砂浜の一部は、「ロイヤルハワイアンホテル」の宿泊者専用になっていました。
ワイキキもホテルの営業再開が始まって、賑やかになりつつあります。
詳しくは、こちらでどうぞ!!
海外旅行へ出かけ現地の美味いもので一杯、なんて最高ですよね。
オーストラリアと言えばワインが有名ですが、実はひとり当たりのビール消費量が日本の約2倍もあるビール大国でもあります。
街中にも至るところにパブがあり昼夜を問わずビール好きの笑い声に溢れています。
今回はそんなオーストラリアのビールについて徹底解剖してみましょう。
目次:オーストラリアのお勧めビール 15選!(クリックで開閉)
- オーストラリアのビール消費量
- 酒屋でのビールの買い方
- サイズ別ビールグラスの呼び方
- 各州を代表する大手メーカーの有名ブランドたち
- クイーンズランド州代表 XXXX Gold(フォーエックス・ゴールド)
- ヴィクトリア州代表 Victoria Bitter(ヴィクトリア・ビター)
- ニューサウスウェールズ州代表 Tooheys New(トゥーイーズ・ニュー)
- タスマニア州代表 Cascade Premium Light(カスケード・プレミアム・ライト)
- サウスオーストラリア州代表 Coopers Original Pale Ale(クーパーズ・オリジナル・ペール・エール)
- Crown Lager(クラウン・ラガー)
- Little Creatures Pale Ale(リトル・クリーチャーズ・ペール・エール)
- James Squire 150 Lashes Pale Ale(ジェームス・スクワイア・150・ラッシーズ・ペール・エール)
- Carlton Draught(カールトン・ドラフト)
- Great Northern Original(グレート・ノーザン・オリジナル)
- James Boag’s Premium Lager(ジェームス・ボーグス・プレミアム・ラガー)
- Pure Blonde Ultra Low Carb Lager(ピュア・ブロンド・ウルトラ・ロウ・カーブ・ラガー)
- Hahn Super Dry (ハーン・スーパー・ドライ)
- 番外編 Foster’s Lager(フォスターズ・ラガー)
- Hemingway’s Brewery Pitchfork Betty’s Pale Ale(ヘミングウェイ・ブリュワリー・ピッチフォーク・ベティーズ・ペール・エール)
- Sauce Brewing Co.(ソース・ブリューイング・カンパニー)
- ビールの種別(スタイル)
オーストラリアのビール消費量
キリンホールディングスが世界各国のビール協会などに実施したアンケート調査の結果、2018年のビール総消費量で日本は7位でした。
対するオーストラリアは23位。
2018年当時の日本の人口は1億2421万8千人。
対するオーストラリアは2489万8千人。実に五分の一にしか及びません。
しかし一人当たりのビール消費量に換算すると日本は40.2ℓ(大瓶63.4本分)で世界第52位。
対するオーストラリアはなんと76.3ℓ(大瓶120.5本分)で世界18位。
ヨーロッパ諸国には及びませんが、それでもオージーたちがいかにビール好きか分かりますね。
データ:キリンホールディングス
酒屋でのビールの買い方
オーストラリアでは酒屋はbottle shop(ボトルショップ)と呼ばれます。
酒屋ではビールは、缶ビール、瓶ビールとして売られています。
通常、cans=缶ビールの容量は375mlとなっています。
日本のような750mlの缶ビールはあまり見かけません。
瓶ビールはbottles(ボトル)と呼ばれますが、特に小瓶のビールのことをstubby(スタビ―)という愛称で呼びます。
スタビ―は直訳すると短いとかチビっ子という意味になります。
スタビ―の内容量には銘柄で差があり、330mlから375mlほどとなります。
大瓶を出している銘柄もありますが、こちらは種類が少なくあまり一般的ではありません。
ちなみに大瓶の内容量は750mlとなっています。
オーストラリアの瓶ビールのほとんどが栓抜き不要のスクリューキャップとなっています。
サイズ別ビールグラスの呼び方
ビールサーバーから注がれるキンキンに冷えた生ビール。格別ですよね。
日本では「ナマ中」のように大、中、小でジョッキのサイズを指定しますが、オーストラリアではグラスごとに呼び名が違います。
そしてこの呼び方は州や都市によって違いがあります。
今回はシドニー、キャンベラ、メルボルン、ブリスベン、パース、ホバート、ダーウィンなど都市部で共通している呼び名をご紹介します。
(アデレードを含む南オーストラリア州では呼び名が変わりますのでご注意ください)
まず普通サイズのグラス。
日本では小さめ中ジョッキに当たるサイズがschooner(スクーナー)です。
容量は約425mlとなります。
次に大きいのが日本の大きめの中ジョッキに当たるpint(パイント)です。
こちらは約570mlとなります。
これより大きなサイズとなるとjug(ジャグ)と呼ばれるピッチャー型のものとなります。
こちらは何人かでシェアする前提となりますので、「グラスはいくつ必要?」と聞かれます。
ちなみにジャグの容量は1140mlとなり、日本の大ジョッキより大きくなります。
ここまでが一般的なサイズです。
しかしブリュワリーやクラフトビール工場へ行くとスクーナーより小さなサイズも目にします。
スクーナーよりひとつ小さいサイズのグラスはmiddy(ミディ)と呼ばれます。
容量は285mlとなりますので日本の小ジョッキくらいですね。
またクラフトビール工場へ行くといわゆる「飲み比べセット」としていくつかのビールを一度に楽しめるセットがあります。
これに使われる一口サイズのグラスはpony size(ボニーサイズ)と呼ばれることが多いようです。
こちらは140mlとなっています。
注文する際、英語では「Can I have a pint of XXXX Gold(銘柄), please?」などという言い回しになります。
各州を代表する大手メーカーの有名ブランドたち
オーストラリアには大手ビールメーカーの有名ブランドから、地ビールとして地域限定あるいは単体のブリュワリーで製造、そして酒店で販売されるクラフトビールまで無数の銘柄が存在します。
日本と比べて気温の高いオーストラリアのビールは全般的に飲み口がさっぱりしていて苦みが少ないのが特徴です。
これは暑い時にグビッと一気に飲み干せるためです。
オーストラリアでは「ライトビール」「フルボディビール」「プレミアムビール」とアルコール度数と製法によってカテゴリー分けがされています。
ライトビールはアルコール度数3.5%前後、フルボディビールはアルコール度数4.2~4.5%前後、プレミアムビールはアルコール度数4.8~5.0%前後です。
まずはどこのレストランのメニューにも登場するような大手ビールメーカーの人気銘柄からご紹介していきましょう。
クイーンズランド州代表 XXXX Gold(フォーエックス・ゴールド)
ランチの御供やアルコールが強くない方、ビールがそれほど得意でない方向けとしてお勧めしたいのがこのフォーエックス・ゴールドです。
フォーエックスゴールドはアルコール度数3.5%のライトビールでラガー(オーストラリア・ラガー)スタイルになります。
喉ごしが爽やかで苦みが少ないのが特徴です。
ビール好きの方にはちょっと物足りなく感じられるかもしれませんが、夏場の観光で歩き疲れた時などにググっと一気に飲み干すにはちょうど良い軽さかと思います。
もう少しパンチが効いているほうが好みという方には、オリジナルのXXXX Bitter(フォーエックス・ビター)の方をお勧めします。
こちらもやはりラガーになりますが、フルボディビールでアルコール度数4.4%となっています。
XXXX(フォーエックス)というブランドはもともとCastlemaine Breweryキャッスルマイン・ブリュワリーとして1878年に誕生しました。
ニコラスとエドワードのフィッツジェラルド兄弟の、最高に美味いエールを作るという夢が原点です。
現在のXXXXという4つのエックスのブランド名の由来は当時の格付け方法にあります。
当ブリュワリーの最初の商品は「XXXスパークリング・エール」というビールでした。
人気商品ではありましたが、完璧な味わいではありませんでした。
完璧になるのに欠けていたもうひとつの要素=Xを見つけた1893年に、最高のエールのレシピは完成しXXXXフォーエックスとなりました。
フォーエックスの看板商品は1924年に生まれたフォーエックス・ビターです。
しかし1991年に生まれたフォーエックス・ゴールドがクイーンズランド州を飛び出しオーストラリア全国で一番売れたビールになるのにそれほど時間は掛かりませんでした。
ちなみに同年よりフォーエックスはラグビーのクイーンズランド選抜チーム、クイーンズランド・マルーンズのスポンサーを続けています。
尚、XXXXフォーエックスは現在、キリンホールディングス傘下のライオン社のブランドとなっています。
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ヴィクトリア州代表 Victoria Bitter(ヴィクトリア・ビター)
フルボディビールでXXXXビターと並ぶ代表格と言えばこのヴィクトリア・ビターです。
アルコール度数は4.9%と高めで、オーストラリアのビールの中では比較的苦みが強いほうです。
日本のビールと比べると苦みが少なく感じてしまいますが、これはオーストラリアのビールに共通するマイルドなフルーティさによるものかと思われます。
オーストラリア国内では略して「VB(ヴィービー)」という愛称で親しまれています。
XXXX フォーエックスと並びオーストラリア全国区のビールです。
ヴィクトリア・ビターの始まりは、1842年にわずか19歳でスコットランドからヴィクトリア州へ移住してきたトーマス・アイトケンというひとりの青年によるものでした。
彼は1851年に最初のブリュワリーを設立。
その後、1854年にイースト・メルボルン地区のヴィクトリア・パレード通りでさらに新しいブリュワリーを始めます。
この年、このブリュワリーで初めてのヴィクトリア・ビターが誕生しました。
ヴィクトリア・パレード・ブリュワリーと名付けられたこのビール工場は成長を続け、1862年にはビールを運ぶために16頭の馬を保有するまでになりました。
その後、1884年にトーマス氏は亡くなり、事業は息子であるアーチボールド氏へ引き継がれます。
当時、このブリュワリーは最も大きく最も恰好言いブリュワリーのひとつと評されていました。
また現在、スタビ―と呼ばれる瓶ビールの中でヴィクトリア・ビターの瓶の形状だけが首の短い「ショートネック型」というこだわりのある形になっています。
これは当時、倒れにくい瓶、混入される空気の量を極力少なくする瓶、を求めて考え出された形状です。
ヴィクトリア・ビターは現在、カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社のブランドとなっています。
ニューサウスウェールズ州代表 Tooheys New(トゥーイーズ・ニュー)
フルボディビールでありながらキレがあって爽やかな飲み口のこのトゥーイーズ・ニューは万人受けするタイプのビールです。
アルコール度数は4.6%とやや高めで、種別はオーストラリア・ラガーとなっています。
ディナーの際の、「まず一杯目はビールで」なんていう時におススメしたいビールです。
前菜のサラダやスープの味を邪魔しない、控えめな苦みが特徴です。
トゥーイーズはジョンとジェームスのトゥーイーズ兄弟が1860年代にシドニー旧市街、ダーリングハーバーでジュース工場を買い取ったところから始まります。
最初に生まれたのは「トゥーイーズ・ブラックエール」というビールで、これは現在も「トゥーイーズ・オールド・ダーク・エール」という名で残っている銘柄です。
事業が大きくなり、1875年にはサリーヒルズ地区のスタンダード・ブリュワリーに拠点を移します。
ここで1931年に新たに製造されたラガービール、「トゥーイーズ・ニュー・スペシャル」が現在のトゥーイーズ・ニューとなります。
このトゥーイーズ・ニューの大ヒットにより1970年代に現在の強大なビール工場を建設するに至りました。
ビールのカロリーが心配な方には、「トゥーイーズ・エクストラ・ドライ」の方をお勧めします。
こちらはアルコール度数4.4%のフルボディビールですが、通常のビールよりカロリーで25%オフ、炭水化物も30%カットとなっています。
トゥーイーズも現在、キリンホールディングス傘下のライオン社のブランドとなっています。
タスマニア州代表 Cascade Premium Light(カスケード・プレミアム・ライト)
ライトビールとして先述のフォーエックス・ゴールドと人気、売り上げ実績を二分するのがこのカスケード・プレミアム・ライトです。
ラガータイプのビールで、アルコール度数は2.4%ととても低く抑えられています。
これだけ軽いと味わいが心配になるところですが、実はカスケード・プレミアム・ライトの人気の秘密はその味にあります。
ホップの特徴であるスパイシーさとフルーティさを残しつつほのかに香るハニーのような甘さがまるでフルボディビールのような深みのある味わいを作り出しています。
またそのお値段がお手頃な価格に設定されているのも人気を後押ししています。
カスケード・ブリュワリーは1824年にタスマニア州サウス・ホバートに作られました。
これは現在まで続くオーストラリア最古のブリュワリーです。
1824年、イングランドから東インド会社を退職したヒュー・マッキントッシュ氏とその義理の兄弟であるピーター・デグレイブ氏が移住してきます。
二人は共同経営者となりホバートにカスケード地所を作り、ビール醸造と製材所を始めます。
しかし1826年、デグレイブ氏はイングランドにあった借金のため収監され、1832年まで塀の中で過ごすことになります。
1832年の釈放後、彼はビール醸造部門をマッキントッシュ氏から引き継ぎます。
1834年にマッキントッシュ氏が亡くなり、1840年にその息子、ウイリアム・マッキントッシュ氏も亡くなると製材所も引き継ぐことになります。
当時、オーストラリア、特にヴィクトリア州はゴールドラッシュに沸いており、ビールと製材をヴィクトリア州へ出荷することで事業は大きな成功を収めました。
その後、カスケード・ブリュワリーはカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社の傘下に入ります。
カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社はその後、ベルギーに本社を置く世界的酒類メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベブ社の100%子会社となります。
さらに2020年6月、日本のアサヒグループ・ホールディングスがカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社をアンハイザー・ブッシュ・インベブ社より買収しました。
よって現在、カスケードはアサヒグループ・ホールディングス傘下のカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社のブランドとなっています。
ちなみにカスケードのラベルに描かれている動物はタスマニア島の固有種、タスマニア・タイガー(日本名フクロオオカミ)です。
もともとはオーストラリア大陸全体に生息していましたが人間やディンゴに追われ、タスマニア島だけに生き残りました。
しかしその後も家畜を襲う害獣として駆除され続けたため1936年に絶滅してしまいました。
タスマニアのシンボルとしてカスケードのラベルには未だにその姿が描かれています。
サウスオーストラリア州代表 Coopers Original Pale Ale(クーパーズ・オリジナル・ペール・エール)
口当たりは良いけどしっかりしたフルボディタイプのビールを飲みたい、という方には緑のラベルのペール・エールタイプ、このクーパーズ・オリジナル・ペール・エールがおススメです。
ペール・エール特有のフルーティな味わいと華やかな香りがありつつ、アルコール度数は4.5%と決して軽くはありません。
苦みが抑えられているので普段はビールが苦手、という方にも飲みやすいかと思います。
もう少しパンチの効いた苦みのあるビールがお好きという方には赤いラベルのクーパーズ・スパークリング・エールがおススメです。
その名を有名たらしめているのが「クラウディ(曇り空)」と評される不透明なビールです。
濁り酒ならぬ沈殿物のある濁りビールで、モルトとホップの豊かな味わいがあり、且つアルコール度数は5.8%と強めになっています。
クーパーズ・オリジナル・ペール・エールの生みの親、トーマス・クーパー氏が初めてビールを醸造したのは1862年のことでした。
彼はアデレードの郊外、ノーウッドの自宅で醸造を開始します。
彼の家に代々伝えられていたこのビールのレシピは好評を得て、ブリュワリーは成功への道を歩き始めます。
1897年、トーマス氏は亡くなりますが、そのレシピは「Thomas Coopers & Sons」というブリュワリー名と共に4人の息子へ引き継がれます。
その後、不況や戦争、買収の危機に瀕しながら現在まで6世代、150年間、ブリュワリーとレシピは守り続けられています。
国際酒類メーカーに組み込まれることなく、現在ではクーパーズ・ブリュワリーはオーストラリア最大のオーストラリア資本ブリュワリーとなりました。
クーパーズ愛飲家の中には「Australian made, Australian owned」のスピリッツを応援したいという熱いオージーたちもたくさんいます。
ここまで各州を代表するおススメビールたちをご紹介してきましたが、ここからはその他の有名ブランド、変わり種などをご紹介していきましょう。
Crown Lager(クラウン・ラガー)
クラウン・ラガーはプレミアムビールを代表する人気銘柄です。
アルコール度数は4.9%とやや高めです。
その歴史はなぞに包まれた部分がありますが、カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社によると1919年より醸造されたフォスターズ・クラウン・ラガーがその元になっています。
当時は一般には販売されておらず、海外からの来賓しか口にすることができなかったとされています。
1954年のエリザベス女王の来豪を機に名称を「クラウン・ラガー」へ改め、一般に販売されるようになりました。
但し、1954年よりも前に一般に流通していたという説もあり、真相は謎に包まれています。
そのスマートなボトルの形状とシャンパンゴールドのラベルがスタイリッシュな雰囲気を創り上げています。
Little Creatures Pale Ale(リトル・クリーチャーズ・ペール・エール)
まだ登場していなかった西オーストラリア州の代表ビール、それがこのリトル・クリーチャーズ・ペール・エールです。
実はリトル・クリーチャーズは元々、クラフトビール、いわゆる地ビールでした。
オーストラリア全土に流通するようになったのはここ一年くらいの話です。
このビールは「クラッシック・アメリカン・ペール・エール」というスタイルで醸造されています。
フルーティな味わいは柑橘類やネクタリンを連想させますが、アルコール度数は5.2%としっかりしたフルボディビールとなっています。
リトル・クリーチャーズはもともとマチルダ・ベイ・ブリューイング・カンパニーで働いていたハワード、ニック、フィルの3人の青年の「最高に美味いペール・エールを」という情熱からスタートします。
アメリカでビール開発に携わった醸造家・フィル・セクストンの経験を活かすべくマーケティング専門家・ハワード・シャーンズ、レストラン専門家・ニック・トリンボリが共同でアメリカンスタイルのペール・エールの開発を始めます。
着想から3年の月日を経て、リトル・クリーチャーズ・ペール・エールが完成したのは2000年のことでした。
リトル・クリーチャーズ・ブリュワリーは今もパース郊外の港町・フリーマントルでブリュワリー兼レストランとして高い人気を集めています。
リトル・クリーチャーズも現在、キリンホールディングス傘下のライオン社のブランドとなっています。
James Squire 150 Lashes Pale Ale(ジェームス・スクワイア・150・ラッシーズ・ペール・エール)
豪州最古のクラフトビール(地ビール)の復刻版ともいえるのがこのジェームス・スクワイア・150・ラッシーズです。
パッションフルーツやグレープフルーツを思わせるフルーティな香りのペール・エールタイプで、アルコール度数は4.2%となっています。
華やかな香りとは裏腹にこのビールの誕生の裏には壮大なストーリーが隠されています。
150 ラッシーズとは実は「150回のムチ打ち刑」のこと。
ジェームス・スクワイア氏は1787年に英国からニューサウスウェールズへ流刑に処せられた最初の囚人団のひとりでした。
ジェームスは1754年に英国の貧しい家庭に生まれました。
彼にとって盗みを働くことは生き抜くことと同義でした。
盗みと逮捕を繰り返しついに30歳の時に未開の地、オーストラリアへの島流しの刑を宣告されます。
こうして豪州ニューサウスウェールズのポート・ジャクソンへ流れ着いてからわずか一年。
流刑に懲りることなく今度はさらに薬局で盗みを働き逮捕されます。
盗んだのはコショウ、そしてホアハウンドと呼ばれるホップの味を真似たハーブでした。
実はオーストラリアへ流れ着いてからすぐにジェームスはビールの醸造を始めていたのです。
ジェームスのビールはすでに英国の警官たちにも人気となっていました。
そこで1789年、死刑を宣告される代わりに5ポンドの罰金と300回のムチ打ち刑を言い渡されます。
しかもビールを作ることができるなら、さらに150回のムチ打ちとエールビール2樽に減刑しても良いという手心も加えられました。
無事にビール2樽を納め1795年に晴れて自由の身になったジェームスは30エーカーから農場を始めます。
1805年にはオーストラリアで初めてのホップの栽培に成功します。
翌1806年にはそれをフィリップ・キング知事に献上し、知事より褒美に牛を一頭を授かりました。
こうしてジェームスがオーストラリアで最初のホップ生産者として公式に認めらることになりました。
この時、すでに農地は1000エーカーにまでなっていました。
1806年、ジェームスはパラマッタ川のキッシング・ポイントにモルティング・ショベル・タバーンという酒場を開きます。
船旅で喉を乾かせた乗客たちにジェームスのビールは大好評でした。
順調に成功を重ねたジェームスはついに盗人から地区巡査まで上り詰めます。
さらに貧しい人たちを助ける慈善家になり、1822年に67歳で他界した際にはこの植民地で最大の葬儀が執り行われるほどになりました。
現在のジェームス・スクワイアのビールはライオン社が1999年に始めたモルト・シャベル・ブリュワリーで醸造されたものです。
ジェームス・スクワイア氏の波乱万丈の人生と、150回のムチ打ちと引き換えに誕生しオーストラリアで最初に販売されたビールの栄誉を讃えて復刻されたものです。
今では「150(ワン・フィフティー)」の愛称で親しまれています。
Carlton Draught(カールトン・ドラフト)
実はヴィクトリア州代表で先述のヴィクトリア・ビターと並ぶ人気銘柄がこのカールトン・ドラフトです。
ペール・ラガーと呼ばれるスタイルでアルコール度数は4.6%となっています。
今やオーストラリアを代表するビール大手となったカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社。
その始まりは醸造経験もないエドワード・レイシャムというひとりの実業家が1864年に醸造場を買い取ったところから始まります。
エドワードは醸造担当にアルフレッド・テリーというひとりの天才を雇い入れます。
アルフレッドは輸入物のヨーロッパの重いビールとは違い、オーストラリアの暑い気候の中ですっと喉へ流れ込んでいくような飲みやすいタイプのビールを作り出します。
この軽さが好評を得て、町中のパブへ出荷されることになります。
これがカールトン・ドラフトの誕生です。
その後、1907年にカールトンはフォスター、ヴィクトリア、シャムロック、キャッスルマイン、マクラッケンらのブリュワリーと共にソサエティ・オブ・メルボルン・ブリュワリーズというカルテルを結成します。
これが後のカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズとなりました。
Great Northern Original(グレート・ノーザン・オリジナル)
飲み口の軽いビールが暑いオーストラリアに多い中で、さらに苦みを抑えてクリーンで弾けるようなキレを求めたのがこのグレート・ノーザン・オリジナルです。
フルーティな香りのラガータイプとなっており、アルコール度数は4.2%となっています。
ケアンズの酷暑の中でも究極のリフレッシュメントとなる飲み口を追及しています。
1930年代、メルボルンでビールを醸造していたカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社は北部クイーンズランド地域にもビールを出荷していました。
しかし乱暴な港湾労働者や鉄道労働者によってビール樽に穴を開けられ、中身のビールを盗まれるという被害に悩んでいました。
そこでケアンズで運営に苦しんでいたグレート・ノーザン・ブリュワリーを買収。
グループの一員へ迎え入れることになりました。
グレート・ノーザンのラインナップにはオーストラリアでは珍しいノンアルコールビールのグレート・ノーザン・ゼロという銘柄もあります。
James Boag’s Premium Lager(ジェームス・ボーグス・プレミアム・ラガー)
タスマニアはランセストンの澄んだ軟水とピルスナー・モルトを使ったヨーロピアンスタイルのラガーがこのジェームス・ボーグス・プレミアム・ラガーです。
通常のオーストラリアのビールより低温で熟成させ、成熟するまでゆっくり時間を掛けているのが特徴です。
口に含んだ時のフルーティな香りと後からやってくるキレのあるドライな後味はシーフードとの相性が格別だと言われています。
アルコール度数は4.6%となっています。
ジェームス・ボーグ一世は奥さんと一緒に1853年にスコットランドからヴィクトリア州へ移住してきました。
3か月後にはタスマニアに移っています。
1883年にジェームス・ボーグ一世と息子の二世で買い取ったエスク・ブリュワリーがボーグス・ブリュワリーの前身です。
この年にジェームス・ボーグス・XXXエールという名作が生まれています。
ジェームス・ボーグス&サンズと名付けられたブリュワリーは二世、三世と代々、引き継がれていきます。
そして1994年にヒット商品、ジェームス・ボーグス・プレミアム・ラガーが生まれます。
2000年にスペインのサン・ミゲル・コーポレーションの傘下に入ったブリュワリーはボーグス・ブリュワリーとなります。
ジェームス・ボーグスも現在、キリンホールディングス傘下のライオン社のブランドとなっています。
Pure Blonde Ultra Low Carb Lager(ピュア・ブロンド・ウルトラ・ロウ・カーブ・ラガー)
ビール好きの皆さんの中には男女を問わず、太ってしまうのではと気になって思い切りビールジョッキを傾けられない、という方も多いのではないでしょうか。
今でこそ日本でもカロリーオフや糖質ゼロのビールは当たり前のように見かけるようになりました。
オーストラリアでも健康志向のビールはたくさん見かけるようになりましたが、そのブームを切り開いたのは、ピュア・ブロンド・プレミアム・ラガーというたったひとつのビールの成功でした。
2004年にこの健康志向というまったく新しいコンセプトを持って生まれたこのビールはオーストラリアのビール業界をひっくり返しました。
2015年にマイナーチェンジが施され生まれたこのピュア・ブロンド・ウルトラ・ロウ・カーブ・ラガーは実に80%もカーブ=炭水化物成分をカットしながらアルコール度数は4.2%とフルボディ。
キレがあり喉ごし爽やかなラガータイプとなっており、女性を中心にオーストラリアでは人気の銘柄となっています。
ピュア・ブロンドはカールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社のブランドです。
Hahn Super Dry (ハーン・スーパー・ドライ)
先述のピュア・ブロンドに負けず劣らず健康志向なのがこのハーン・スーパー・ドライです。
実に99.9%糖質カットとなっており、炭水化物成分はわずか0.7%しか含まれていません。
それでいてアルコール度数4.6%の辛口となっています。
1987年に創業したハーン・ブリュワリーはチャールズ・ハーン博士により買収されたシドニー郊外キャンパーダウンの古びた工場が出発点でした。
ハーン・プレミアム、ハーン・プレミアム・ライトとプレミアムシリーズを世に出しますが、1990年代に人気が低迷します。
ブリュワリーはシドニースタイルと呼ばれる健康を意識したビールの醸造へ方向転換を図り、2006年にこのハーン・スーパー・ドライのヒットが生まれます。
ハーン博士は今も現役で新たなビールの開発を続けています。
番外編 Foster’s Lager(フォスターズ・ラガー)
ここまで登場したビールたちの顔ぶれを見てあれ?と思われた方も多いはず。
日本を含む多くの国でオーストラリアのビールと言えば?と聞いて最初に出てくるのがこのフォスターズ・ラガーだと思います。
フォスターズ・ブリュワリーは1886年にウィリアムとラルフというアメリカ人のフォスター兄弟によってメルボルンに設立されます。
1900年代にはオーストラリア全土に流通するような人気ブランドとなります。
1907年にはヴィクトリア、シャムロック、キャッスルマイン、マクラッケンらのブリュワリーと共にソサエティ・オブ・メルボルン・ブリュワリーズというカルテルを結成。
カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ社となった同社の中でフォスターズ・ラガーはプレミアムビールと位置づけられました。
しかしその後、カールトンブランドの人気と反比例するようにフォスターズの生産量は落ち込んでいきます。
1970年代になり徐々にイギリスやアメリカへ輸出され始めると流れが変わります。
スポーツイベントにも積極的にスポンサーを行うようになり、フォスターズの知名度は高まっていきます。
1980年代にイギリスにフォスターズ・ラガーの醸造所が建てられたのを皮切りに世界中のビールメーカーにライセンスを供与します。
今ではEU圏、アメリカ、カナダ、インドなど多くの国でライセンス生産されている為、オーストラリアを代表するビールと言われることも少なくありません。
しかしオーストラリア国内では輸出用ビールと見られることが多く、人気は決して高くありません。
大手の酒類チェーン店などでもフォスターズを置いていないことのほうが多いのが実情です。
ではおいしくないのかというとそんなことはありません。
炭酸がしっかり効いていて苦みが強めな味わいは日本人の好みに近いので、チャンスがあればぜひお試しください。
オーストラリアは今、空前のクラフトビール(地ビール)ブームで、都市部にはいくつものクラフトビールのビアホールがあります。
さらにそんなブリュワリーやビアホールを飛び出して、ボトルショップチェーン店の店頭に並ぶ銘柄もまた無数にあります。
そんなクラフトビールから今回は、クイーンズランド州ケアンズ郊外のポートダグラス生まれのクラフトビールをひとつご紹介します。
Hemingway’s Brewery Pitchfork Betty’s Pale Ale(ヘミングウェイ・ブリュワリー・ピッチフォーク・ベティーズ・ペール・エール)
ヘミングウェイ・ブリュワリーはポートダグラスの地でスタートしました。
現在はケアンズの客船ターミナルにも大きなブリュワリー兼ビアホールを構えています。
そのビアホールから人気の6銘柄を「フラッグシップ・シリーズ」としてボトルショップで販売しています。
それぞれラガー、ピルスナー、トロピカル・エール、ウェストコーストIPA、ペール・エール、XPAと異なるスタイルのビールが出ており、中でもこのライトブルーの缶のペール・エールタイプが人気となっています。
キャラメルのような甘みとパンチのある苦み、そしてトロピカルフルーツを思わせる香りが特徴で、アルコール度数は5.1%のミディアムボディとなっています。
ここでもうひとつ。
ケアンズ最新のブリュワリーをご紹介しておきましょう。
Sauce Brewing Co.(ソース・ブリューイング・カンパニー)
クイーンズランド州ケアンズの街の中心地レイクストリートにこの10月にオープンしたばかりのブリュワリー、それがこのソース・ブリューイング・カンパニーです。
元はシドニー郊外のマリックビルという場所にバーとブリュワリーを開いており、今回、満を持してケアンズへ進出したというわけです。
ビールとサイダー併せて常時、10種類以上の銘柄をサーバーに備えており、気になる銘柄は無料で試飲もさせてくれます。
またテイスティングセットもあり、あれこれと飲み比べながらいろいろなビールを楽しむこともできます。
ビールの種別(スタイル)
ビールを選ぶ際、飲んだこともないビールはその味を想像することが難しいですよね。
ブリュワリーなどでビールの種類が多ければ多いほど悩んでしまうものです。
そこで簡単にスタイルごとの特徴を見てみましょう。
Lager(ラガー)
麦芽と下面発酵のビール酵母を使い、低温でゆっくり時間を掛けて下面発酵で熟成させたビールです。
ドイツのバイエルン地方が発祥で、冬の間に洞窟に貯蔵し発酵させて作ったことから「貯蔵」を意味するドイツ語、ラガーの名が付いています。
苦みにキレがあり、マイルドな味わいが特徴です。
Ale(エール)
先述のラガーとは逆に、大麦麦芽と上面発酵のビール酵母を常温で短時間で上面発酵させて作られるのがこのエールです。
エールの多くはホップを使い苦みと香りを出しています。
ホップはビールを腐敗から守り良い状態で保存するのにも役立っています。
深いコクとフルーティな味わいが特徴です。
Stout(スタウト)
一番、色の濃いスタイルで黒ビールとも呼ばれるのがこのスタウトです。
ローストした大麦を上面発酵させるため香りに香ばしさがあります。
主にヨーロッパなど寒い地方で人気のビールです。
そのためオーストラリアではあまり多くのスタウトは見かけることはありません。
スタウトはアイルランドのギネスビールの創業者、アーサー・ギネス氏によって1778年に考案されました。
当時は麦芽に税金が課せられていたので、麦芽化されていない大麦をローストして原材料にしたと言われています。
コーヒーやキャラメル、あるいはチョコレートのような香りがあります。
また味にスムーズさ、甘さを出すため、別の原料を混ぜて風味を出すこともあります。
アイリッシュスタウト、ミルクスタウト、オートミールスタウト、オイスタースタウトなどが有名です。
Pilsner(ピルスナー)
ピルスナーは下面発酵のラガーの一種です。
色が淡く、ホップの爽やかな苦みとフローラルな香りが特徴です。
日本のビールの多くはこのピルスナーに分類されます。
世界で最も飲まれているのもこのピルスナーです。
チェコ共和国がその発祥の地です。
Pale Ale(ペール・エール)
オーストラリアで一番人気があるのがこのペール・エールというスタイルです。
pale(=淡い)色合いが特徴ですが、味や香りは千差万別です。
ホップを使うためフルーティな味わいのものが多く、鼻に抜ける香りは柑橘系を連想させるものが多いようです。
またアルコール度数も比較的高めです。
シーフード、中でもフィッシュ&チップスなど揚げ物とよく合うとされています。
IPA(アイ・ピー・エー)
IPAとはIndia Pale Aleの略でその昔、英国がインドへ輸出していたペール・エール・スタイルのビールが元になっています。
輸送の際の腐敗を防ぐためホップの比重が大きくなっています。
ホップが強いためトロピカルフルーツや柑橘系、あるいは桃に似た香りが特徴です。
また苦みも比較的強いため飲み応えのあるビールスタイルになっています。
その出自の通り、スパイスの効いたインド料理に合うとされています。
Double IPA(ダブル・アイ・ピー・エー)
Dopplebockドッペルボックというドイツのアルコール度数の高いラガーの製法をIPAに応用したのがこのダブルIPAです。
強いトロピカルまたは柑橘系のホップの香りと際立つ苦みが特徴で、アルコール度数も7.5%またはそれ以上となっています。
ビール上級者に人気のスタイルで香りの強いチーズやスパイシーなサラミによく合うとされています。
Amber Ale(アンバー・エール)
アンバーモルトという琥珀色の麦芽を使ったエールがこのアンバー・エールです。
アメリカ発祥のスタイルです。
ホップが強すぎず、モルトが重すぎず、というバランスの取れたビールです。
キャラメルのような甘さのある香りがあり、ベリー系やメロンのようなほのかな甘みがあります。
オーストラリアの旅行手配
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
2020年12月6日(日曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、259日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
昨日、12月5日(土曜日)の夕方、ロイヤルハワイアンセンターでは、サンタご夫妻と写真撮影ができるというので、行ってみました。
(12月5日、12日、19日、午後4時から7時まで)
いつもだと、この大きなクリスマスツリーのある真ん中のステージ辺りにサンタさんが居るのですが、今年は、ここには居ませんでした。
チーズケーキファクトリーの方に向かって歩いて行くと行列が見えて来ました。
ガラスの向こうにサンタさんご夫妻が居ます!
ここだと自分のカメラか携帯でサンタさんご夫妻と一緒に写真を撮ることができます。
12月12日、19日、午後4時から7時まで、まだチャンスもあります!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月5日(土曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、258日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
毎週土曜日、朝7時半から11時までKCCでファーマーズマーケットが開催されています。
ちゃんとポリスが交通整理をしてくれているので、安心です。
今日は、いつもより1時間遅い8時半頃に行ったら、かなり混んでいました。
アワビ屋さんで、カリスマドライバーのKAZUさんとテリーさんに遭遇!!
ここで出会えて嬉しかったです。
また早く一緒に仕事ができるようになったら良いですね!
紫のテントは、「アイカネ・コーヒー」
今日は、ホノルルバーガーでテイクアウト
詳しくは、こちらでどうぞ!!
カンタス航空をご存知でしょうか。
カンタス航空はオーストラリアを代表する航空会社で、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアです。
尾翼にカンガルーのマークが描かれており、一目でオーストラリアの航空会社であることが判るようになっています。
日本へは東京の羽田空港からシドニーとブリスベン、成田空港よりメルボルンへ就航しています。
本稿では、オーストラリアのカンタス航空について、オーストラリア在住現地スタッフがご案内いたします!
目次:カンタス航空って、どういう会社?!(クリックで開閉)
カンタス航空ってどういう会社?!
カンタス航空の正式英語表記はQANTAS AIRWAYSで、エアラインコードはQFです。
QANTASとは、Queensland And Northern Territory Aerial Servicesの略で、日本語では/kɒntɒs/(カンタス)と発音してしまいますが、正確にはQから始まる英単語なので、QueenのQのように/kwɒntəs/(クァワンタスのような感じ)と発音します。
オーストラリアのシドニーキングスフォード国際空港を拠点とするオーストラリアのナショナルフラッグキャリアで、アライアンスはワンワールドに属しています。
名称 | Qantas Airways (カンタス航空) |
---|---|
CEO | Alan Joyce |
創設 | 1920年11月16日 |
本社 | 10 Bourke Rd, Mascot NSW 2020 Australia (Google Map) |
ウェブサイト | https://www.qantas.com/ |
世界第2位の安全な航空会社
順位 | 航空会社名 | 拠点 |
---|---|---|
1 | ニュージーランド航空 | ニュージーランド |
2 | カンタス航空 | オーストラリア |
3 | ヴァージン・オーストラリア航空 | オーストラリア |
4 | エディハド航空 | UAE(アブダビ) |
5 | カタール航空 | カタール |
6 | エミレーツ航空 | UAE(ドバイ) |
7 | 全日空 | 日本 |
8 | フィンエアー | フィンランド |
9 | キャセイパシフィック航空 | 中国(香港) |
10 | アラスカ航空 | アメリカ合衆国 |
安全航空会社ランキング(2024年) *航空会社格付けサイトAirline Ratings.comより
カンタス航空は、航空会社の格付けサイトAirline Ratings.comの統計で、毎年ニュージーランド航空とトップの座を争っています。
同ランキングでは、世界の主要航空会社405社について、政府機関や航空安全当局による監査情報や、墜落などの重大事故に関する記録をもとに安全度を比較しています。
2023年はカンタス航空が第1位でしたが、2024年はその座をニュージーランド航空に譲ることとになりました。ただその差はわずか1.5ポイント差となっています。
その大きな要因の一つとして、ニュージーランド航空に対して機材の刷新に若干の遅れをとっていることです。しかしながら、現在カンタス航空は積極的に機材の更新を図っており、来年度の再度の1位返り咲きが期待されています。
カンタス航空は創業100年を迎えた歴史ある航空会社(*後述します)ですが、設立以来、一度もジェット機の墜落事故を起こしていない航空会社で、安全性については世界で大きな評価を得ています。
因みに、カンタス航空の子会社である、格安航空会社(LCC)のジェットスター航空は、2024年の格安航空会社部門の安全な航空会社の1位にランクされています。
世界の全ての大陸に自社便を飛ばしている航空会社
カンタス航空は、南極大陸を除く全ての大陸に自社の直行便を飛ばしている貴重な航空会社です。もちろん、コードシェア便ではなく自社便でという意味でです。
アフリカ大陸にはシドニー及びパースから南アフリカ共和国のヨハネスブルグへ、ヨーロッパへはパースからイギリスのロンドンヒースローへ、アジアへはシンガポール、香港、東京など主要各都市へ、北米大陸にはサンフランシスコ、ロスアンゼルス、ダラスフォートワースなどへ、南米大陸にはシドニーからチリのサンチアゴへそれぞれダイレクト便を運行しています。
特に、現在計画されているのがシドニー発ニューヨークJFK行きの直行便で、就航すれば世界最長路線となります。現在、ニューヨークJFKへはシドニーからロサンゼルス経由で乗り入れをしています。
ちなみに、南極大陸へも地面(氷面?)には着陸しませんが、シドニーから南極上空まで飛んで行って、窓の外に南極大陸を見て、シドニーに戻ってくる遊覧飛行が毎年行われていますので、南極大陸にも飛んでいると言えば、飛んでいますw これをカウントしていただければ、世界の全ての大陸に自社便をダイレクト便で運行している世界唯一の航空会社ということになります。
ちなみに、大陸と島の違いですが、明確な定義があるわけではありませんが、一般的に、
オーストラリアより小さい→島
グリーンランドよりも大きい→大陸
と整理すると、合理的に判別することができます。
オーストラリア大陸の面積は約860万km²、グリーンランドの面積は約216.6万km²で3倍ほどの差があります。
とにかく長距離路線が多い航空会社
カンタス航空は、人が住んでいる世界の全ての大陸に自社の直行便を運行していますが、オーストラリアは大海の孤島(孤大陸)なので、どこに飛ぶにも目的地までの距離が遠いというのが特徴です。
カンタス航空が運行している最長路線は、パースからロンドンの距離14,500km(所要時間約17時間半)で、次に長いのがシドニーからアメリカ合衆国のダラスフォートワースの距離13,800km(所要時間約16時間)です。
世界の長距離路線ランキングと比較してみると、以下のようになります。
ちなみに、シンガポール航空のシンガポール/ニューヨーク(EWR)路線が就航した当初は、エコノミークラスの設定のない全席プレミアムエコノミークラスとビジネスクラスだけのシートピッチの広い特別仕様の機材で運行されていましたが、現在では上表の全ての路線にエコノミークラスの設定があります。18時間弱エコノミークラスで移動するのはなかなか大変ですね。。。
創立100周年、世界で3番目に古い歴史ある航空会社
カンタス航空は2020年で創立100周年を迎えました。
現存する航空会社としては、世界で3番目の古さを誇る非常に歴史ある航空会社です。
前述の通り、これだけ長い歴史を誇っていながら一度もジェット機を墜落させたことがない点を鑑みると、正に世界一安全な航空会社であると言えるのではないでしょうか。
100周年を記念して、特別記念塗装機も運行されています。
是非、カンタス航空に搭乗する機会がありましたら、機体のペイントにもご注目ください!
オススメの路線
カンタス航空は世界の全ての大陸に飛んでいることから、日本人の方にはなかなか普段ご覧いただけないレアな景色をお楽しみいただいたり、興味深い体験をしていただくことが出来るチャンスがあります。
以下にて筆者のオススメするカンタス航空の路線をご紹介いたします。
ケアンズ発エアーズロック行き
カンタス航空のケアンズ発エアーズロック行きにご搭乗いただくと、エアーズロック空港到着前に上空からエアーズロックを俯瞰していただくことが出来ます。
どこまでも果てしなく続く砂漠地帯に、突如として現れる巨大な一枚岩。見え始めた瞬間、機内では前方から歓声が上がります。
オーストラリアの大自然の雄大さを実感する、正にカンタス航空ならではの体験だと思います。
シドニー発サンチアゴ行き
カンタス航空のシドニー発サンチアゴ行きにご搭乗いただくと、サンチアゴ到着前に、右側の窓の外にアンデス山脈の峻厳な山並みをご覧いただくことが出来ます。
4,000m級の山々が連なる迫力は、南米大陸に来たことを実感させてくれます。
日本から南米を訪れる際は、アメリカ乗り換えか中東乗り換えが一般的ですが、実は、シドニー乗り換えという選択肢もありますので、是非、ご検討ください。
ロスアンゼルス/サンフランシスコ発シドニー/メルボルン行き
カンタス航空のロスアンゼルス/サンフランシスコ発シドニー/メルボルン行きにご搭乗いただくと、ダイヤによって、貴重な体験をお楽しみいただくことが出来ます。
時期によるのですが、これらの長距離路線にご搭乗いただくとき、そのダイヤが夜遅い時刻での出発の場合、1日ワープする経験をしていただくことが出来ます。
航空ダイヤは時差があっても、原則的には現地時刻で表示されます。
例えば、成田空港を7月15日の20:20に出発するケアンズ行きの飛行機が、翌朝7月16日04:50AMにケアンズに到着する場合、「20:40/04:50+1」と表示されます。この、+1は翌日という意味です。ちなみに、日本とケアンズ(クイーンズランド州)の時差は1時間で、1時間ケアンズの方が進んでいます。したがってフライト時間は7時間30分ということになります。
ロスアンゼルス発シドニー行きなどに搭乗いただくと、時期によって、この+1が+2になることがあります。つまり、15日に出発して17日に到着する、フライト時間は16時間ほどなのに、機内で2日過ぎてしまって、16日を体験することなく17日になってしまっているという、正にタイムマシンに乗ったような錯覚に陥るのです。
これは、日付変更線を跨ぐことによるわけですが、この路線ならではの体験ではないでしょうか。
カンタス航空の沿革
カンタス航空は、1920年11月16日にクイーンズランド州のロングリーチで設立されました。
現存する航空会社としては、KLMオランダ航空、アビアンカ航空に次いで世界で3番目の古さを誇ります。また、ワンワールドの創立メンバーの一社でもあります。
カンタス航空は、カンタスリンク航空の称号を持つ多くのグループ会社と格安航空会社(LCC)のジェットスター航空を子会社として携えています。
また、世界で初めてビジネスクラスを採用した航空会社としても有名です。
1934年になると、イギリスのインペリアル・エアウェイズとともに合弁会社カンタス・エンパイア・エアウェイズ(Qantas Empire Airways)を設立し、ブリスベン/シンガポールの運航を開始しました。
第二次世界大戦後の1947年には、オーストラリア連邦政府が同社株式の100%を保有して非上場の国営企業としました。この頃にシドニー/ロンドンの運行を開始しました。その後、カンタス航空は、1993年から1997年にかけて連邦政府が保有する株の売却により、民営化が逐次行われました。
日本への就航は1952年で、週2便でシドニー/羽田の運行が始まりました。
近年では、2004年にカンタス航空の100%出資により完全子会社ジェットスターオーストラリア航空が誕生しています。
カンタス航空のサービス
カンタス航空の保有機材
カンタス航空の保有機材には特徴があります。ズバリ、先進国のナショナルフラッグキャリアなのに、カンタス航空はBoeing777を持っていないのです!
日本航空、全日空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス、アリタリア航空、ルフトハンザドイツ航空、大韓航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、カタール航空、ニュージーランド航空、世界の主要エアラインを見渡してみれば、どの航空会社でもBoeing777は主力機材であり花形機材、時代の寵児的な存在です。
しかしながらカンタス航空は、Boeing777を保有したことが一度もありません。
2024年現在の保有機材は、下記の通りです。
機材 | 保有機数 |
---|---|
Airbus A330-200 | 16 |
Airbus A330-300 | 10 |
Airbus A380-800 | 10 |
Boeing 737-800 | 75 |
Boeing 787-9 | 14 |
ジャンボジェット機の愛称で知られる大型旅客機Boeing747は、カンタス航空では比較的遅くまで保有、運行していましたが、2020年を持って退役となりました。Boeing747-400は、カンタス航空QF25便としてシドニー/羽田間を長期に渡って結び、その雄姿を最後まで日本で見せてくれました。
アメリカ合衆国への回送フライトでは、カンタス航空のシンボルであるカンガルーをオーストラリアの東海岸沖上空に作り、多くの航空ファンに惜しまれつつ、長い歴史に終止符を打ちました。
カンタス航空エコノミークラスの機材別シートピッチ
エコノミークラスのシートピッチは近年の飛行機移動の際の最大のテーマですね。
カンタス航空のエコノミークラスのシートピッチ(座席の前後の幅、足元の広さ)について、具体的に幾つかの機材を取り上げてご案内いたします。
以下の写真は、身長173cm、体重65kg、座高89cmの筆者が背もたれに背をつけた状態で撮影したものです。
B737-800のシートピッチ
カンタス航空を利用すると、一番搭乗する機会が多いのがB737-800シリーズです。この機材には国際線仕様と国内線仕様の2種類があり、国内線利用の際にも国際線仕様の機材に当たることがあります。
残念ながら、国際線仕様のシートピッチは非常に狭く、筆者個人的にはあまり乗りたいくない機材です。
国内線仕様のB737-800だと以下の写真の通りです。明らかに国際線仕様の座席よりピッチが広いのがお判りいただけますでしょうか。
A330-200のシートピッチ
筆者個人としては一番好きなシートがA330シリーズの座席です。
充分な足元の広さを確保出来るとともに、後述しますが、エンターテインメントシステムも充実しています。
2020年現在では、東京/シドニー線以外の日本路線にこのシリーズの機材が充当されています。
B717のシートピッチ
B717のシートピッチは公式発表では79cmとなっており、実際にも非常に広く感じられます。
ただし、機材としては非常に古いもので、座席も一昔前の年季の入ったクッションなので、A330シリーズのような快適性はあまり期待できません。
それでも、前後幅が広いだけでなく、横の幅も広いB717の座席は非常にゆったりとしていて人気があります。
B747-400のシートピッチ
最後に、B747-400ジャンボジェットのエコノミークラスのシートピッチです。
2020年をもって退役してしまいましたので、もう乗ることは出来ませんが、記念にご紹介させていただきます。
古い機材なのでシートも古かったのですが、シートピッチは非常にゆったりとしていました。ただ、リクライニングし過ぎる背面にやや問題があり、全ての乗客が席を倒すと居住性が非常に悪くなってしまうのが難点でした。
この機材が長い間、シドニーと羽田を毎日結んでいたと思うと、感慨深いものがあります。
カンタス航空の機内サービス
カンタス航空の機内サービスは頻繁に内容が変わりますが、2020年現在、エコノミークラスでは下記の通りとなっています。
長距離国際線で提供されるシート周りのサービスは、以下の通りです。
大きめのブランケット、ヘッドフォン、機内食のメニューが置いてあります。搭乗時にはアイマスクや耳栓のサービスはありませんが、離陸後にキャビンアテンダントに尋ねれば無料でいただけます。
長距離国際線のエコノミークラスで提供される機内食は、2つか3つのメニューから選択することが出来ます。
ドリンクについても、アルコールを含むドリンクが無制限で提供されます。
特徴的なのは、カンタス航空は世界で初めてワインをペットボトルに入れて提供した航空会社である点です。オーストラリアの新技術で、それまでは難しいとされたワインのペットボトルを実現させ、現在では、カンタス航空オリジナルのオーストラリアワインをサーブしています。
長距離国際線でのエコノミークラスの間食サービスには、お菓子やフルーツが提供されています。
2020年に筆者が搭乗した長距離国際際では、オーストラリア名物のティムタム(キットカットみたいなチョコレート菓子)の他に、リンゴかと思いきやなんと桃がセットされていました。桃を齧り付いて食べる、なんともオーストラリアらしい豪快さですw
短距離国際線のエコノミークラスでは、軽食サービスです。
ベジタリアンの方のために、フルーツなども用意されています。
国内線ではジャンキーな軽食が多いです。シドニー/パース、ブリスベン/パース、メルボルン/パース線を除いて国内線ではアルコールは有料となります。
機内エンターテインメントシステムを搭載した機材では、日本語チャンネルもお楽しみいただけます。
国際線仕様の機材が国内線に充当されている時でも、エンタメシステムは解放されています。
A330-200シリーズでは、iPadが用意されていて、お好みのスタイルでエンタメを楽しむことが出来ます。これは数ある航空会社の中でも、カンタス航空ならではのサービスではないでしょうか。
iPadを固定するホルダーが前の席に埋め込まれています。もちろん自分のタブレット端末をセットすることも可能です。
カンタス航空のフリークエントフライヤープログラム
カンタス航空のマイレージサービスは、カンタス・フリークエント・フライヤーと言います。
特徴としては、マイルの有効期限は延長が可能、家族間でのマイルの移行が無料で可能、エミレーツ航空の格安航空券でもマイル加算が可能、ニューギニアエアーとも同条件で提携している点などです。
カンタス航空はワンワールドに加盟していますので、ワンワールド系のエアラインのマイレージは全て加算の対象になります(予約クラスによっては対象外も有り)。また、他のアライアンスでも加算対象になるものがあります。例えば、南アフリカ航空(スターアライアンス)、アエロペリカン航空、エアリンガス、ニューギニアエアー、エアーノース、エアーパシフィック、バヌアツ航空、アラスカ航空、ブリンダベラ航空、エルアルイスラエル航空、エミレーツ航空、ジェットエアウェイズなどです。
特典航空券の発券には、全ての提携航空会社が通常の必要マイル数で利用できますが、空席枠が限られている「カンタス&パートナー・クラシックアワード」と、カンタス航空とジェットスター航空のみ限定で、多めの必要マイル数で空席枠が増える「カンタス(ジェットスター)・エニーシートアワード」の2つのタイプがあります。
カンタス航空のフリークエントフライヤープログラムでは、日本航空の特典航空券をウェブ上で予約出来ることが最大の利点です。
詳しくは、カンタス航空のウェブサイトをご覧ください。
ラウンジサービス
カンタス航空のビジネスクラス/ファーストクラスラウンジはシンプルではありますが、落ち着いた造りになっていて、外国人の方からも支持を集めています。
特にオーストラリア国外の主要空港のラウンジサービスには定評があり、その中でもロンドンヒースロー空港の第3ターミナルにあるカンタスラウンジは、エアラインラウンジのランキングでも上位の常連となっています。
日本では、成田空港にカンタスラウンジがあります。羽田空港と関西空港では何と日本航空のさくらラウンジをご利用いただけます! JALカレー食べたいですね!!
詳細はカンタス航空のウェブサイトをご覧ください;
興味深いセーフティビデオ
カンタス航空の機内で放映される安全に関するセーフティビデオは毎エディションともに作り込まれていて、非常に興味深い内容になっています。
現在はカンタス航空設立100周年を記念した特別版が放映されています。是非、ご覧ください。
カスタマーサービス
カンタス航空の日本支社は接客サービスは行なっておりませんが、東京にオフィスがあります。
住所のみ公表されています。
カンタス航空東京支店 | 〒105-8483 東京都港区虎ノ門 3-5-1 虎ノ門37森ビル9階 |
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問い合わせが必要な場合は、カンタス航空のウェブサイトからメールを送信するか、電話を掛けるかになりますが、電話は非常に繋がりにくい状態になっています。
カンタス航空電話番号 | 東京 03-6833-0700 / 0120-207-020 (09:00-16:30 土曜、日曜、祝日を除く) |
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また、カンタスフリークエントフライヤープログラムに関する問い合わせについては、ウェブサイトの専用フォームから問い合わせをすることが出来ます(英語のみ)。筆者の実感としては、比較的早く返信されます。
カンタスフリークエントフライヤー問い合わせフォーム | https://www.qantas.com/au/en/support/contact-us/frequent-flyer-membership.html?int_cam=au%3Acontact-us%3Aarticle%3Afrequent-flyer-members%3Aen%3Ann |
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カンタスミュージアム
カンタス航空発祥の地ロングリーチには、知る人ぞ知るカンタス博物館(Qantas Founders Museum)があります。
荒野に突然カンタス航空のBoeing747がドーンと現れる光景は度肝を抜かれるインパクトです。
Boeing747の他にカンタス航空初期の塗装が施された機材も展示されており、それぞれ内部を見学することが出来ます。飛行機の隣にある博物館では、カンタス航空の歴史やカンタス航空にまつわる貴重な展示の数々をご覧いただけます。
航空ファンだけに留まらず、親子連れにも人気のカンタス博物館を是非訪れてみてください。
問題はロングリーチへのアクセスですが、超がつくド田舎のロングリーチですが、そこはカンタス航空にとって特別な生誕の地、もちろんカンタス航空の直行便が各都市から、、、、飛んでいません(飛んでないんかーい!)。
従って、ケアンズから10時間、ブリスベンから12時間のドライブとなります。。。
名称 | Qantas Founders Museum (カンタス博物館) |
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営業時間 | 夏季:08:00-13:00、冬季:08:00-16:00 |
入館料 | 大人:$39 子供(5-15歳):$30 |
電話番号 | 07-4658-3737 |
住所 | 1 Hudson Fysh Drive, Longreach Airport, Longreach QLD 4730 (Google Map) |
ウェブサイト | https://qfom.com.au/ |
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