ハワイのコロナウィルス最新情報(2020年9月25日更新)
ハワイにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報を、ホノルル在住のスタッフがお届けします。
現在、ハワイの行動制限は「フェース③=ACT WITH CARE(注意して行動)」
ただし、オアフ島は、9月23日まで実施することになってしまった「再ロックダウン」の教訓から、ホノルル市長より「行動」の緩和への基準と許される活動を4段階に分ける、発表されました。
現在は、9月24日から、レベル①の緩和が実施中です。
「何がOKで何がダメなのか?」、行動するホノルル市民、その違反を取り締まるホノルル警察、の双方が容易に理解できるように細かく規定されています。
以下、ハワイの日本語新聞「ハワイ報知」に掲載された、日本語での見やすい一覧表を転載します。
ハワイのコロナ対策の経緯
3月27日より実施され現在も継続中のコロナ対策のこれまでの経緯を記します。
影響レベルを下記の5段階に設定
- STAY AT HOME(不要不急の外出禁止):3月27日に発令されて最初のロックダウン
- SAFER AT HOME(自宅待機):5月7日にこのフェースへ緩和
- ACT WITH CARE(注意して行動):6月7日にこのフェースに再緩和
- RECOVERY(回復期):未定
- NEW NORMAL(新たな通常):未定
5の最終フェース、「効果的な治療と封じ込め、ワクチン接種など驚異ではないコロナウイルスとの共存」を目指して順調に通常の社会生活に戻る方向へ進んでいました。
- 島間移動時の14日間の自己隔離措置は廃止(6月16日より)
- 公立学校の新年度授業開始(8月17日より)
- ハワイ渡航前72時間以内の検査でコロナ陰性だった到着者の14日間の自己隔離措置が免除(9月1日より)
しかしながら、規制緩和によって人間同士の接触機会が増え、新規感染者も増え始め、5日連続で200名以上の新規感染者が発生する事態になりました。8月18日時点で、ハワイ州全体で5042名、そのうち、オアフ島が4591名、マウイ島が224名、ハワイ島が148名、カウアイ島が54名、モロカイ島が2名となっています。
陸続きではない、ハワイ州では感染者数急増によって起こる医療崩壊に細心の注意が図られています。
結果、8月20日に、特に感染者数の多いオアフ島に限り、3.「ACT WITH CARE」より、少し規制が厳しい「ACT NOW HONOLULU: NO SOCIAL GATHERING」の発令となりました。「集会」や人が集まる機会を抑制し、感染拡大を防止することを目的としています。その中には、ハワイ旅行再開のために最も重要な事項であった州外からの旅行者の隔離免除の延期も含まれます。
8月20日~9月16日までの4週間は臨時措置「ACT NOW HONOLULU: NO SOCIAL GATHERING」
- オアフ島の州立&市立公園、ビーチの閉鎖(8月8日より)
- オアフ島出発者に限り、島間移動時の14日間の自己隔離(8月11日より)
- 屋内&屋外ともに集会は禁止(8月20日より)
- レストラン店内での飲食も1テーブル5名までに変更(8月20日より)
- 可能な限りリモートワークを推奨(8月20日より)
- ハワイ渡航前72時間以内の検査でコロナ陰性だった到着者の14日間の自己隔離措置免除(10月1日まで実施延期)
しかしながら、これ以降も新規感染者数が100名台で推移し、200名を超える日があることから、更に踏み込んだ対策を行うことになりました。
8月27日~9月9日までの2週間、オアフ島のみ「1.STAY AT HOME(不要不急の外出禁止)」ロックダウンを再発令
- 不要不急の外出禁止
- エッセンシャル・サービス(医療、スーパー、銀行、工事、ガソリンスタンドなど)のみ営業可能。その他はリモートワーク
- 私立校での対面授業は禁止(公立校と同じくディスタンス・ラーニング)
- ヘアサロン、ジム、自動車販売店は営業不可
- ゴルフ場もテニスコート、プール、ボーリング場と同様に営業中止
- レストランはテイクアウトのみ(店内での飲食サービス禁止)
ホノルル市長は厳しい判断を下しました。が、同時にロックダウン期間中に下記事項を実施し、解除後は1回目のロックダウン解除時以上の状態を目指すと発表しています。
- 5000件のテストを毎日実施
- 500名までの追跡調査要員の増員
- 自己隔離施設としてワイキキのホテルも使用
9月10日~9月23日までの2週間、オアフ島のみ「1.STAY AT HOME(不要不急の外出禁止)」ロックダウンを延長
延長にはなりましたが、下記1点のみ緩和されています。
- 公園やビーチの閉鎖は解除。ただし、1名単位での利用のみ許可(家族でも2名以上での行動不可)
オアフ島内の商店、各施設やショッピングセンターなどの営業体制も変更になっています。随時、アップデートしたいと思います。
本情報の注意事項
ハワイはアメリカ合衆国の1州です。連邦政府が国境に関する規制、州政府が州共通の制限、各島の市郡政府がそれぞれの管轄地域の制限を決めています。
各島の行動制限に関しては、州政府のガイドラインに沿い、市長または郡長が州知事の許可のもと、規制緩和を行います。従って、島によって各経済活動の再開日は異なります。本情報は主にホノルル市に関して扱います。
当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。
観光・旅行関連
ハワイの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
旅行の制限
- ハワイ州外からの到着者(住民・訪問者ともに)は、14日間の隔離を義務付け(10月14日まで)
- 不要不急の外出は控える、自宅待機を推奨中(条件付きで緩和)
観光施設
-
クアロア・ランチ(営業中)
-
ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ(営業中)
-
イオラニ宮殿(営業中)
-
ビショップ・ミュージアム(営業中)
-
戦艦ミズーリ記念館(営業中)
-
その他ほとんどのツアーは催行休止中(再開日未定)
-
大規模イベントは中止(再開日未定)
-
第38回オキナワ・フェスティバル(8月31日)は中止
-
ハワイ島のアイアンマン世界大会(10月)は中止
ホテル
- 主要ホテルの多くは9月末まで休業
- 営業中でも一般旅行者の予約不可のホテルもある
- ホテル内の施設(レストランなど)のみ営業しているホテルもある
レストラン
- 座席数を制限して店内飲食も可能
ショッピングセンター
ワイキキ、アラモアナ、カハラなど観光客に人気のエリアのショッピングセンターの営業は再開しています。ただ、各センター内には営業を再開していない店舗もあります。詳しくは、下記リンク先の各ショッピングセンター・ウェブサイトを参照してください。
ヘイト事案
ハワイ州における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。
- ハワイ州内ではなし
交通機関
ハワイ州の交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
空港
- 便数が少ないので閑散としている
- 搭乗前に健康状態に関する書類提出と検温が必要なため90分前にはチェックインが必要
市内交通
-
ザ・バスは運行中(平日は祝日スケジュール、土・日は週末スケジュールで運行)
-
自家用車の交通量は増えてきているが、全体的に道路は空いている
生活関連
ホノルル市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。
市中の様子
-
ホノルル市内は全体的にまだ閑散としている
-
オアフ島内では公共の場所でのマスク着用が義務付けられており、商店や建物内に入る時には、マスク着用が義務付けられています。
-
歩行者が少なく、ソーシャルディスタンスを保ちながら歩行は可能なので、ショッピングセンターなどの施設外の路上を歩く場合はマスク非着用の人もみられます。
商店
- ホノルルでは営業再開を始めた商店は増えています。
- ワイキキ内など、観光客をターゲットにしている店舗は引き続き閉店している店が多いです。
- ソーシャルディスタンスを考慮した入店制限が行われている(店前で人数確認をしており、係員の誘導がない限り入店出来ません)
- 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。また、レジカウンターはプラ版などで囲われています。
- 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されている
通信
- 平常通り
物流
- 郵便・宅配などは平常通り
- フェデックスなどの配送は、受取サインなし、で行われている
その他
ホノルルにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報が以下の通りです。
デモ情報
- アフリカン・アメリカン差別に関する平和的なデモ(ブラック・ライブズ・マタ-)集会も終息しています。
その他
-
公共の場所ではマスク着用
-
他人との間は最低6フィート(180cm)の距離を保つこと
-
100名までのチームスポーツの屋外競技は許可(ただし、観客はソーシャルディスタンスに考慮が必要)
写真で見るホノルル市内の様子
ホノルル市内の近況を写真でご紹介します。
新型コロナウィルスに関する外部情報
ハワイの旅行手配
トラベルドンキーでは、ハワイのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ハワイを知り尽くしたハワイ在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ハワイ旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください!
きっと素敵な思い出深いハワイ旅行になりますよ♪
- 不要不急の外出禁止
- ハワイ州外からの到着者(住民・訪問者ともに)は、14日間の隔離を義務付け(9月30日まで)
- 不要不急の外出は控える、自宅待機を推奨中(9月30日まで)
-
クアロア・ランチ(営業中)
-
ウェット・アンド・ワイルド・ハワイ(営業中)
-
イオラニ宮殿(営業中)
-
ビショップ・ミュージアム(営業中)
-
戦艦ミズーリ記念館(営業中)
-
その他ほとんどのツアーは催行休止中(再開日未定)
-
大規模イベントは中止(再開日未定)
-
第38回オキナワ・フェスティバル(8月31日)は中止
-
ハワイ島のアイアンマン世界大会(10月)は中止
- 主要ホテルの多くは8月末まで休業
- 営業中でも一般旅行者の予約不可のホテルもある
- ホテル内の施設(レストランなど)のみ営業しているホテルもある
- 座席数を制限して店内飲食も可能
- ハワイ州内ではなし
- 便数が少ないので閑散としている
- 搭乗前に健康状態に関する書類提出と検温が必要なため90分前にはチェックインが必要
-
ザ・バスは運行中(平日は祝日スケジュール、土・日は週末スケジュールで運行)
-
自家用車の交通量は増えてきているが、全体的に道路は空いている
-
ホノルル市内は全体的にまだ閑散としている
-
オアフ島内では公共の場所でのマスク着用が義務付けられており、商店や建物内に入る時には、マスク着用が義務付けられています。
-
歩行者が少なく、ソーシャルディスタンスを保ちながら歩行は可能なので、ショッピングセンターなどの施設外の路上を歩く場合はマスク非着用の人もみられます。
- ホノルルでは営業再開を始めた商店は増えています。
- ワイキキ内など、観光客をターゲットにしている店舗は引き続き閉店している店が多いです。
- ソーシャルディスタンスを考慮した入店制限が行われている(店前で人数確認をしており、係員の誘導がない限り入店出来ません)
- 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。また、レジカウンターはプラ版などで囲われています。
- 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されている
- 平常通り
- 郵便・宅配などは平常通り
- フェデックスなどの配送は、受取サインなし、で行われている
- アフリカン・アメリカン差別に関する平和的なデモ(ブラック・ライブズ・マタ-)集会も終息しています。
-
公共の場所ではマスク着用
-
他人との間は最低6フィート(180cm)の距離を保つこと
-
100名までのチームスポーツの屋外競技は許可(ただし、観客はソーシャルディスタンスに考慮が必要)