シンガポールの祝日(2026年)

1966年の祝日法案に端を発し、1967年に施行、現行は1998年再制定の法に基づき、シンガポールの公定祝日は年間11日である(旧正月は2日間)。固定日は元日(1/1)・労働者の日(5/1)・建国記念日(8/9)・クリスマス(12/25)で、その他の旧正月、ベサク・デー、ディーパバリ、ハリ・ラヤ・プアサ、ハリ・ラヤ・ハジ、グッド・フライデーは移動祝日。

翌年分の日付は前年第3四半期までにMOMが告示する。祝日が日曜に当たる場合は翌月曜が公定の振替となるが、土曜の場合は一律の振替日にはならず、就業実務上は代休や代替日の取り扱いとなる。

シンガポールの祝日一覧 (2026年)

祝日名 日にち
New Year's Day 1月1日(木曜日)
Chinese New Year 2月17日(火曜日)、18日(水曜日)
Hari Raya Puasa 3月21日(土曜日)
Good Friday 4月3日(金曜日)
Labour Day 5月1日(金曜日)
Hari Raya Haji 5月27日(水曜日)
Vesak Day 6月1日(月曜日)※5月31日の振替休日
National Day 8月10日(月曜日)※8月9日の振替休日
Deepavali 11月8日(月曜日)※11月8日の振替休日
Christmas Day 12月25日(金曜日)



 

New Year's Day (ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

Chinese New Year (チャイニーズ・ニューイヤー)

旧正月。伝統的な中国の暦または旧暦で新年の始まりを祝う。チャイナタウンのランタンの飾りつけや獅子舞のパフォーマンスや、旧正月を祝うためのストリートパレードとして1973年に始まった チンゲイパレード が見どころ。チンゲイパレード は近年、F1ピットビル周辺での開催が多い(年により形式や会場が変わることあり)。また旧正月に合わせて旧正月前の2-3週間で、チャイニーズ・ニュー・イヤー・セールが開催され、オーチャードやチャイナタウンのお店などが賑わう。主に新年を迎えるための商品が対象。旧正月に入ると1週間ほど休業する店、飲食店などがある。買い物などは旧正月前がおすすめ。

Good Friday (グッド・フライデイ)

グッド・フライデーは、キリスト教の祭日。復活際前の金曜日。公定祝日は金曜の1日。多くの人にとっては週末と合わせ3連休になりやすい(振替は日曜・休業日に祝日が当たった場合に適用)。家族向けのイースターイベントが各所で開催される。

Labour Day (レイバー・デイ)

シンガポールでは、毎年5月1日に労働者間の連帯のしるしとしてメーデー(または労働者の日)が祝われる。休業のお店もあるので要注意。

Vesak Day (ベサク・デイ)

仏教の祭日。ベサク・デイは仏教徒がシッダールタゴータマブッダの誕生、悟り、そして死を祝う日。同時に喜び、平和、善行、反省の時でもある。シンガポールでは、1955年にヴェサックデーが祝日となった。仏教徒がシンガポール周辺の寺院に夜明けから集い、花やろうそくを供え、世界の平和、個人的な祝福、悔い改めを祈る姿が見られる。各寺院で行われる「三歩一拝」や、仏像への水かけなど、様々な儀式がみどころ。見学の際は、礼儀正しい距離を保ち、服装や靴の脱着に関する特別な要件を守ることを心がけたい。

Hari Raya Puasa (ハリ・ラヤ・プアサ)

イスラム教の祭日。イスラム暦10番目の月(シャウワール)の初日で、ラマダンとして知られている1カ月の断食の後に続く祝賀行事。イスラム教徒のコミュニティの中で許しの時であり、親戚や友人の間の絆を強化する時。新しい服に身を包み、ハリラヤプアサの朝、1か月にわたる断食の終わりを祝うために、イスラム教徒はモスクを訪れ、特別な祈りを唱える。その後、長老に許しを求め、親戚や友人を訪問する。通常、訪問は両親の家から始まる。多くのイスラム教徒の間では、過去1年間に犯した過ちについて両親に許しを求める習慣がある。牛肉のレンダン(ドライカレーのような牛肉のスパイシーな料理)、ケトゥパット(ココナッツの葉で包んだ餅)、ロントン(ココナッツの肉汁に漬けた餅)などの特別な料理を用意する。これらに加えて、クッキー、ケーキ、パイナップルのタルトがある。この独特な料理はゲイラン・セライ・バザールでも販売されるので観光客でも食することができる。イスラム教徒がこの日に身に着ける新調された華やかな伝統衣装と、屋台で販売される独特な料理や商品が見どころ。

Hari Raya Haji (ハリ・ラヤ・ハジ)

イスラム教の祭日。ハリ・ラヤ・ハジは、毎年イスラム教徒がサウジアラビアのメッカを巡礼する「ハジ」の終わりを告げる行事。 別名「犠牲祭」とも呼ばれるハリ・ラヤ・ハジの期間中、シンガポールのイスラム教徒の人々は、祈りを捧げ行に励む。精神的な祝祭のため、モスクでの祈りや“コルバン(犠牲)”の儀礼が中心で、祭礼は厳かに行われる。

National Day (ナショナル・デイ)

シンガポールの建国記念日は、1965年にシンガポールがマレーシアから独立したのを記念して、毎年8月9日に祝われる。この祝日は、建国記念日パレードと花火の祭典が行われる。ナショナル・デイが近づくとシンガポールの町中に白と赤の国旗が装飾され、賑わいを見せる。

Deepavali (ディパバリ)

ヒンズー教の祭日。ヒンズー教の光の祭典で、通常5日間続き、ヒンドゥーのルニソラ月であるカルティカ(10月中旬から11月中旬まで)の間に祝われる。ヒンドゥー教の最も人気のあるお祭りの1つであるディパバリは、精神的な「闇よりも光、悪よりも善、無知よりも知識の勝利」を象徴している。教徒たちは自宅や職場を掃除、改修、装飾することで準備をし、祭では、最高の服を着て、家の内外を石油ランプやキャンドルで照らし、繁栄と富の女神であるラクシュミにプジャ(崇拝)を捧げる。お祭り期間後も約1カ月間、リトル・インディア全体がライトアップされ活気に満ち溢れる。ディパバリ・フェスティバル・ビレッジでは、数多くのインドの衣装、宝石類、食品、工芸品を販売する露店が軒を連ねる。

Christmas Day (クリスマス・デイ)

クリスマスはキリスト教の祭日。シンガポール各地の教会では、特別な礼拝が行われる。オーチャード・ロードのクリスマスデコレーションは見どころの一つ。この時期はクリスマス特別メニューが設定され、少々割高となるレストランもある。クリスマスの期間だけでなく、11月下旬から1月初旬にかけてクリスマス・セールが開催され、ショッピングエリアが賑やかとなる。



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