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タグ: エアーズロック
ケアンズ乗継で旅人の憧れの地エアーズロックへの行き方についてご案内します。
映画「世界の中心で愛を叫ぶ」で改めて圧倒的な存在感を顕した聖地エアーズロックへは、日本から一番近いオーストラリアの玄関口であるケアンズ空港での乗継が最短です。
本稿では、ケアンズ空港でのエアーズロックへの乗継方法についてご案内します。
目次:ケアンズ空港の国際線からエアーズロック便への乗継方法(クリックで開閉)
ケアンズ発エアーズロック行きカンタス航空QF1851便について
ケアンズ空港からエアーズロックへのフライトは、カンタス航空QF1915便が1日1便飛んでいます。
出発予定時間は7:10AM、エアーズロック空港到着予定時刻は09:30AMとなっています。
日本からのケアンズへの直行便は、成田空港からのジェットスター航空JQ26便はケアンズ4:25AM着、関西空港からのジェットスター航空JQ16便はケアンズ5:10AM着とどちらも早朝到着なので、同日乗継は原則可能です。
使用機材はBoeing717で、座席配列は2席-3席(AC-DEF)です。
この機材Boeing717は、エンジンが最後部の座席の真横についた造りになっているので、後部座席にお座りになるとエンジン音がものすごく五月蝿く大変不快です。
後述しますが、カンタス航空のチェックインでは座席を無料で選んでいただくことができますので、なるべく前方の席を選んでいただくと快適なフライトになるかと思います。
機内サービスは頻繁に変わりますが、簡単な軽食とアルコール以外のドリンクが無料でサーブされます。
カンタス航空のアライアンスはJALと同じワンワールドです。
ケアンズ空港国際線ターミナルと国内線ターミナルについて
ケアンズ国際空港には、ターミナルが2つあります。
日本からのフライトは国際線ターミナル(T1)に到着し、エアーズロック行きの国内線は国内線ターミナル(T2)から出発しますので、ケアンズ空港での乗継の際、ターミナルの移動が必要となります。
- 第1ターミナル(T1):国際線ターミナル
- 第2ターミナル(T2):国内線ターミナル
それぞれのターミナルは450メートルほど離れていて、ターミナル間の移動は徒歩の一択です。
屋根付きの通路が整備されており、徒歩10分ほどの距離です。
ターミナル移動シャトルや電車などはありません。
ケアンズ空港国際線ターミナル到着
ケアンズ空港の国際線からエアーズロック便への乗継は簡単です。
日本からの国際線でケアンズに到着すると、国際線ターミナル(T1)内の入国審査、預け荷物受け取り、検疫を経て、全てのお客様が上記の出口から出てくることになります。
オーストラリアでは海外から到着した場合は到着した都市で必ず入国が必要となり、預け荷物も検疫の必要のため必ず到着した都市で受け取りが必要です(エアーズロックなど最終目的地までのスルーにはなりません)。
ケアンズ乗継の間にスーツケースの荷物の出し入れをしたいのですが、国際線到着時に国際線到着ロビーでするのと、エアーズロック便出発時に国内線ターミナルでするのと、どちらでやったほうがいいですか?
乗継の時間に余裕があれば、国際線到着時に国際線ターミナル到着ロビーでやっていただく方がいいと思います。雨が降っていた場合、濡れてから荷物の出し入れをするのは大変です。また、国際線到着ロビーのほうがスペースが広くなっていますので、荷物も広げやすいと思います。
到着ロビーの出口から外に出ると、右手に管制塔が見えます。この管制塔の後ろ側に国内線ターミナル(T2)があります。
Domestic Termnal 国内線ターミナル(T2)へは、地面に引かれたグリーンのラインに沿って進みます。
ブルーのラインは国内線ターミナル(到着側)から国際線ターミナル(出発側)へのラインなのでご注意ください。
途中から屋根が造られていますが、全部を覆うものではないので、雨の日は濡れてしまいます。
一部の区間には屋根そのものもありませんので、雨天時は傘があると役に立つと思います(オーストラリアのフライトでは、傘は機内に持ち込むことが可能です)。
5分ほど歩くと、管制塔の横を通過し、国内線ターミナルが見えて来ます。
国内線に乗る前にタバコを吸いたいのですが、喫煙所はありますか?
国内線ターミナル到着側の外側に下記の喫煙所がありますので、こちらをご利用ください。ケアンズ空港の各ターミナル内は完全禁煙で、喫煙所もありませんのでご注意ください。
ケアンズ空港国内線ターミナル出発
ケアンズ空港でのエアーズロック便への乗継は簡単です。上記の通り、至る所に日本語の案内板があります!
国内線ターミナル(T2)に到着すると、チェックインの場所、バゲージクレームの場所を示す掲示があちらこちらにあります。目指すはもちろんチェックイン&出発ホールです。
グリーンのラインはチェックインカウンターへの入り口の扉の前まで続いています。国際線ターミナル到着側から徒歩10分(450メートル)で到着です。
国内線ターミナル(T2)チェックインカウンター&出発ホール側外観はこんな感じです。
チェックインカウンターは、#1から#33まであり、#1番側からカンタス航空、ジェットスター航空、スカイトランス航空、エアーノース、アライアンス航空、ヴァージオーストラリア航空の順に並んでいます。
もちろん、エアーズロック行きのフライトはカンタス航空による運行なので、チェックインカウンターの一番左側の群、カンタス航空のカウンターにお越しください。
カンタス航空のチェックインはキオスクチェックインまたはオンラインチェックインのみとなります。
チェックインの画面で、座席を選択していただくことができます。
カンタス航空のBoeing717型機は後部座席はエンジン音が五月蝿く非常に不快ですので、前方の席を選びましょう。また、23列目の座席には窓がないか、あってもエンジンが邪魔で外が見えませんので、景色を楽しみたいという方は、23列目も避けましょう。
端末で搭乗券とバゲージタグを発券したら、バゲージタグを預け荷物に貼り付け、Bag Dropのカウンターに荷物を運び、預け入れします。
※バゲージタグはご自身で貼り付けていただく必要があります。そのままカウンターにお持ちいただくとスタッフより注意を受けますのでお気をつけください。
なお、カンタス航空の機内持ち込み荷物の重量個数制限は、使用機材によって異なります。
エアーズロック便で使用されるBoeing717の場合、1人2個まで合計の重さが 14kgまで(1つの最大重量は10kgまで)となります。
詳しくは、下記カンタス航空のウェブサイトをご確認ください。
もう一点、エアーズロック行きの荷造りで気をつけなければならないのが、エアーズロックのあるノーザンテリトリー準州の検疫規定についてです。
ノーザンテリトリー準州では、原則、果物や野菜類を他州から持ち込むことが禁じられており、エアーズロック空港の到着ロビーに入る手前に上写真のゴミ箱が設えられています。
エアーズロック到着時に当該の品をお持ちの場合は、降機後、エアーズロック空港の建物に入る前に設置されているこのゴミ箱に処分してください。
建物に入ったところで検疫を行っていることがあり、ここで違反が発覚すると、罰金または懲役刑が科されますのでくれぐれもご注意ください。
→ノーザンテリトリー準州検疫規定の詳細についてはこちらのリンクをご参照ください
チェックインや荷物の預け入れが終わりましたら、セキュリティ検査に進みます。
チェックインカウンター#33の隣がセキュリティ検査場です。
このセキュリティ検査ですが、長蛇の列になることがあります。酷い時には30分以上時間を要することがありますので、早めにチェックインを済ませましょう。
ビジネスクラスの方やマイレージ上級会員の方も優先レーンや優先対応サービスはありませんので、くれぐれもご注意ください。
ポケットの中身は全てトレーに出してください。
オーストラリアの国内線では、液体物の持ち込み制限、粉物類の持ち込み制限はありません(ペットボトルの水などはそのまま機内に持ち込むことが可能です)。
危険物の類は機内に持ち込めません。
金属探知機を抜けた後で、火薬検知チェックに選ばれることがあります。布をベルトのバックルや靴紐などに当てがい硝煙反応のチェックをしています。選ばれた場合はご協力ください。
セキュリティ検査を抜けると、出発ロビーとなります。
QF1851便の搭乗時刻とゲートに変更が生じていないかモニターや電光掲示で確認ください。
カンタス航空またはワンワールドの上級マイレージ会員の方は、カンタス航空のラウンジをご利用いただけます。
ラウンジは出発ロビー内2階にあります。
プライオリティ パス保持者の方が利用できるラウンジおよびショップは残念ながらありません。
国内線出発ロビー内にはカフェ、バー、ファストフード、土産屋などが並んでいます。
ケアンズ乗継で時間に余裕があるのですが、カフェなどで時間を潰すなら、国際線ターミナルか国内線ターミナルか、どちらで過ごすのがオススメですか?
国内線出発ロビーで過ごすことをオススメします。スーツケースなどの大型の荷物を預けてから身軽になって過ごされる方がラクですし、国内線旅出発ロビー内にはカフェ、バー、ファストフード、土産屋などが並んでいますので、チョイスの幅も広がります。チェックインまで時間がある場合でも、国内線ターミナルのチェックインエリアにあるカフェ・バーのほうが国際線ターミナルの店よりも充実しています。国際線ターミナルにはカフェが1軒あるだけなので、あまりオススメではありません。
搭乗開始のアナウンスが入りましたら、速やかにゲートにお越しいただき、搭乗券をご用意ください。
それでは、行ってらっしゃい!!
トラベルドンキーではエアーズロックでの各種アクティビティを割引料金にて販売しておりますので、ぜひご利用ください。
エアーズロックに関する記事は下記リンクをご参照ください!
ケアンズ空港の国際線からエアーズロック便への乗継方法に関するよくある質問(FAQ)
成田/関空からのジェットスターJQ26便/JQ16便でケアンズに到着して同日発のエアーズロック行きカンタス航空QF1915便への乗り継ぎは間に合いますか?
日本からのケアンズへの直行便は、成田空港からのジェットスター航空JQ25便はケアンズ04:50AM着、関西空港からのジェットスター航空JQ15便はケアンズ05:10AM着で、エアーズロック行きのカンタス航空QF1915便は07:10AM発です。
ケアンズ空港の乗継に必要なミニマムタイムは1時間30分の規定になっていますので、航空券の発券は可能です。
しかしながら、ケアンズで入国審査を受ける必要があり、これが混雑していますと間に合わないおそれがあることも否めません。余裕があれば、ケアンズで1泊以上なさってからエアーズロックにご出発されるほうが安心かと思います。
ケアンズ空港での乗り継ぎで、ターミナルの移動はありますか?
ケアンズ空港には2つのターミナルがあります。国際線ターミナルのT1、国内線ターミナルのT2です。日本からのフライトは国際線ターミナルT1に到着し、エアーズロック行きのフライトは国内線ターミナルT2から出発します。
2つのターミナルは450メートルほど離れており、徒歩10分ほどでの移動が可能です。
案内は日本語でも表示されていますので、ご安心ください。屋外の歩道は一部の区間に屋根がないところを歩いていただきますので、雨天時には傘をご用意ください。
ケアンズ空港での乗り継ぎの際にカートを使いたいのですが、カートはありますか?
国際線ターミナルT1の預け荷物を受け取っていただくターンテーブルのエリアに無料でご利用いただけるカートが用意されています。このカートをそのまま国内線ターミナルT2までご利用いただくことが可能です。
ターンテーブルで荷物をお取りいただき、税関・検疫を終えますと到着ロビーに出ますが、到着ロビーに用意されているカートは有料となりますのでご注意ください。
ケアンズの旅行手配
トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)やアクティビティのご紹介やご予約を承っています。
ケアンズを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。
ケアンズ旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なケアンズ旅行のお手伝いをせていただきます。
ウルル(エアーズロック)の登山が、明日2019年10月26日より禁止されます。
オーストラリアでも朝のニュース等で、明日からのウルル登山禁止が多く報道されていました。
それらによると、今日の朝4時から7時からの登山口のオープンを待つ人達が集まり始めたそうです。
この朝7時の時点では、天候上の理由によりウルル・カタジュタ国立公園の管理事務所は、登山口のオープンを許可しませんでしたが、その後3時間遅れの午前10時に登山口がオープンされ、数百人の観光客がウルル登山を開始したそうです。
ウ
348メートルのウルルの岩肌には1964年に鎖が打ち付けられ、その最大傾斜は45度を超える岩肌を這うように、多くのウルルを訪れる観光客が登ってきました。
残念なことに今まで40人の方が、不幸にも岩肌から落下して命を落としています。
ウルルに太古より住み、この地を所有するアナング族は、ウルル及びその周辺のエリアを神聖な場所とみなし、長い事ウルル登山の全面的な禁止を希望していました。
その希望が長い時間をかけて観光業に対する影響等も含めて論議され、2017年にウルル登山の禁止が決まり、約2年間の猶予期間をもって2019年10月26日より禁止がとなり、いよいよ明日その日を迎えます。
ウルルを訪れる日本人観光客にも人気が高かったウルル登山、2年前の登山禁止の正式決定と発表の後、例年を大幅に上回る観光客が日本より訪れました。
観光業においては、特に日本人観光客への影響は大きく、2019年11月以降の日本人観光客の大幅な減少が見込まれています。
しかしながら、このウルルを所有する先住民であるアナング族の文化に敬意を払い、それを尊重することが一番大事な事であり、このウルル登山禁止の決定は仕方のないこと、むしろ、喜ぶべきことなのかもしれません。
ウルルの観光業を担うものとして、ウルル登山に代わる新たなツアーの開発に取り組み、よりこのオーストラリアのランドマークと言うべきウルル訪問を楽しんでいただけるように努力して参ります。
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エアーズロックの旅行手配
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エアーズロック旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いエアーズロック旅行になりますよ。