シドニー・オペラハウスは、オーストラリアを代表するランドマークの一つで、その独特の建築デザインと豊富な文化イベントで世界中の観光客を魅了しています。
シドニー市内を観光する際に、ほぼ全ての方は、シドニーのみならず、オーストラリアのアイコンとも言える有名建造物である、シドニー・オペラハウスを訪れます。
シドニー・オペラハウスは、一般客はボックスオフィスのある所までは入ることはできますが、当然ながら館内にある大ホール、中小のシアターなどは見ることができません。
しかしながら、シドニー・オペラハウスが主催する公式館内ツアーに参加すれば、専属ガイドの案内で館内のホールを含む、一般観光客は見ることのできない館内を見学することができます!
この記事では、シドニー・オペラハウスを訪れる際にぜひ参加したいおすすめのツアーと、その予約方法について詳しく解説します。
これからシドニーを訪れる予定の日本人旅行者に向けて、オペラハウスの魅力を最大限に楽しむための情報をお届けします。
目次:シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法(クリックで開閉)
シドニー・オペラハウスとは
オーストラリアを代表する建造物シドニー・オペラハウス
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアのシドニーに位置する象徴的な建築物です。1957年にデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンのデザインが採用され、1973年に完成しました。そのユニークな帆の形をした屋根は、シドニー港に浮かぶヨットの帆を思わせ、建築の世界では革新的なデザインとして評価されています。
オペラハウスは、演劇、バレエ、オペラ、クラシック音楽など、多彩なパフォーマンスが行われる主要な文化施設であり、年間800万以上の観光客が訪れます。内部には約2,679席のコンサートホールや1,507席のオペラ劇場をはじめ、複数のパフォーマンススペースが設けられています。
建築過程では、多くの技術的課題がありましたが、ウッツォンの革新性と技術者の努力により、困難を乗り越えました。2007年にはユネスコの世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値が国際的に認められました。
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアの文化的象徴であり、その美しいデザインと壮大なスケールは、訪れる人々に深い印象を与え続けています。音楽と芸術の殿堂としてだけでなく、建築の偉業としても、その存在は未来にわたり語り継がれることでしょう。
シドニー・オペラハウスには、「コンサートホール」と「ジョーン・サザーランド劇場」の2つの大きなホールの他、中・小規模の複数のパフォーマンススペースがあり、それぞれが独自の特長を持っています。以下は主要なホールの解説です。
コンサートホール
コンサートホールは、シドニー・オペラハウスの中で最も大きなホールで、約2,679席の客席があります。壮大なパイプオルガンを備え、クラシック音楽のコンサートやオーケストラの演奏に最適です。その音響設計は、音楽を豊かに響かせるために精緻に計算されています。
ジョーン・サザーランド劇場
以前はオペラ劇場として知られていたジョーン・サザーランド劇場は、約1,507席を有し、主にオペラやバレエの公演が行われます。舞台設備は高度で、複雑な舞台転換や特別な照明効果が可能です。
ドラマシアター
ドラマシアターは約544席の中規模の劇場で、主に演劇や小規模な音楽公演、現代舞台芸術の作品が上演されます。観客と演者の距離が近く、親密な雰囲気が特徴です。
プレイハウス
プレイハウスは約398席を持つ劇場で、実験的な演劇や小規模なパフォーマンス、子供向けの公演などに利用されます。フレキシブルな舞台設計が可能で、多様な演出に対応できます。
スタジオ
スタジオは約280席の多目的ホールで、現代音楽やダンス、カンファレンス、ワークショップなど、多様なイベントが開催されます。コンパクトながらも設備が充実しており、クリエイティブな表現の場として利用されています。
ユタ・ボードルーム
ユタ・ボードルームは、約210席の小規模なホールで、主に講演会や小規模なコンサート、特別イベントに使用されます。親密な雰囲気で、観客との距離が近いことが特徴です。
シドニー・オペラハウスの各ホールは、それぞれの特性を活かして、多様なパフォーマンスやイベントを支える重要な役割を果たしています。
シドニー・オペラハウス館内ツアーの情報と予約方法
シドニー・オペラハウス館内ツアー
シドニー・オペラハウスでは、シドニー・オペラハウスが主催する館内見学ツアーが行われています。
この公式ツアーに参加することにより、シドニー・オペラハウス専属ガイドの案内でコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場などのホールを見学することができます。
シドニー・オペラハウスの公式ツアーは、日本語による30分のツアーの他、英語による1時間のツアー、早朝から開始のバックステージを見学するツアーなどがあります。
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー
シドニー・オペラハウスでは英語の他、多言語によるツアーが催行されていますが、シドニー・オペラハウス専属ガイドによる日本語ガイドによる日本語館内ツアーも毎日行われています。
日本語ツアーは約30分、シドニー・オペラハウスのメインのホールである、「コンサートホール」または「ジョーン・サザーランド劇場」のどちらかの見学、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤーの見学が、ツアーのハイライトとなります。
日本語ツアーは、毎日、1日数本催行されていますが、曜日により出発時間が異なります。
事前の予約が推奨されていますが、新型コロナのパンデミック後、シドニーを訪れる日本人観光客が復調していないこともあり、比較的予約の枠は空いています。
ツアー名 |
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$33 → 大人:$31 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー
シドニー・オペラハウスのメインのツアーは、この専属英語ガイドによる1時間のツアーになります。
1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。
30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れませんので、より深くシドニー・オペラハウスについて学ぶことができます。
英語のシドニー・オペラハウス・ツアーは人気が高く、比較的早く予約が埋まってしまう日が多いので、希望される方は早めに予約をすることをお勧めします。
ツアー名 |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$45 → 大人:$43 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
バックステージ・ツアー
シドニー・オペラハウスのバックステージ・ツアーは、舞台裏を探検する特別な体験です。
ツアーは朝7時に開始し、2.5時間かけて行われます。参加者はステージドアから入り、リハーサルルーム、衣装部屋、オーケストラピットなど普段は立ち入れないエリアを見学します。
ツアーには朝食料金が含まれています。ツアーの後は、シドニー ハーバーのそばにある最新のレストラン、ハウス・キャンティーンでゆっくりと朝食をお楽しみください。
大変人気の高いツアーになりますので、早めのご予約をお勧めします。
ツアー名 |
バックステージ・ツアー |
催行日 |
火曜、水曜を除く毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$190 → 大人:$184 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
バックステージ・ツアー |
アーキテチュアル・ツアー
シドニー・オペラハウスのアーキテクチャル・ツアーは、20世紀の象徴的な建物の設計と建設の舞台裏を探索するためのツアーです。
専門ガイドが、建築家、エンジニア、建設業者、芸術家たちがどのように協力して、ユネスコ世界文化遺産を創り上げたかを詳しく説明します。ツアーは毎週土曜日の午前8時15分と10時から行われ、所要時間は約1時間です、
ツアー名 |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
土曜日 |
料金 |
大人:$45 → 大人:$43 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
アーキテチュアル・ツアー |
シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法 よくある質問(FAQ)
シドニー・オペラハウスの中を見学することができますか?
一般の見学者は、玄関から入った直ぐの所にあるボックス・・オフィス(チケット売り場)までとなります。シドニー・オペラハウス館内のホールは見ることができません。
シドニー・オペラハウスが主催するシドニー・オペラハウスのツアーに参加した場合のみ、館内に入りコンサートホール、ジョーン・サザーランド劇場などの大ホール、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤー等を見学することができます。
シドニー・オペラハウスの館内ツアーに参加すれば、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか、大ホールを見学することができますか?
ほぼ見ることはできますが、シドニー・オペラハウスは、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか見学することを確約していません。
これらのホールは年間を通じて、ほぼイベント開催者が借り切っています。イベントが行われていない時間帯にツアーで見学するような形になりますが、急なリハーサル、セット替えなどで、予期せずにツアー客の立ち入りが制限される場合もあります。
その為、これらのホールが見れない日を事前にご案内したりすることはできません。見ることができない時は、館内の代替のシアターなどを案内します。
日本語のシドニー・オペラハウス・ツアーが30分であるのに対し、英語のツアーは1時間です。これらにはどのような違いがありますか?
1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。
30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れません。
※どちらのツアーも、コンサートホール、ジョーン・サザーランド・シアターの大型ホールを見学できない場合があります。この場合代替の中、小ホールを見学します。
シドニー・オペラハウスで行われるコンサート、オペラを見学したいと思います。チケットの購入は可能ですか?
シドニー・オーケストラ、オペラ・オーストラリアのサイトから、購入可能です。
オペラのチケットは、トラベルドンキーのサイトからも購入可能です。
トラベルドンキーのサイトでは、日本語で購入できる他、チケットをディスカウント価格で購入することができます。
シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
ハンター・バレーはシドニーから車で約2時間、オーストラリア最古のワイン産地と言われていて、シドニーを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。
セミヨンやシラーといった品種のワイン生産で有名なハンター・バレーですが、赤、白、ロゼそしてスパークリングの美味しいワインも多く生産されいて、ハンター・バレーには大手から小さな家族経営まで、約150軒もの多様なワイナリーが存在します。
そこで今回は、シドニー観光には外せない必見ポイントであるハンター・バレーの見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、ハンター・バレーへ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
目次:ハンター・バレー観光の完全ガイド(クリックで開閉)
ハンター・バレーとは?
ハンター・バレーって名前は聞いたことがあるんだけど、実際どんな所ですか?
ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。
ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。
ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。
ハンターバレーの特徴的な風土は、石灰岩と粘土質の土壌、そして海からの影響を受ける温暖な気候です。これらの要因が複合して、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、セミヨンなどのブドウ品種を栽培するのに適した条件を提供しています。
ハンターバレーのワインは、フルーティで芳醇な味わいが特徴的です。特にセミヨンは、ハンターバレーで栽培される白ブドウ品種の中でも有名で、辛口でフルーティな味わいが特徴です
1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。
ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。
ハンター・バレーは、オーストラリアの他地域から国内旅行者、オーストラリア国外からの旅行者だけでなく、地元シドニー在住者にも人気の観光地となっており、シドニーから週末の1泊2日小旅行に最適です。
ハンター・バレーへの行き方・アクセス
ハンター・バレーでワイン・テイスティング、素敵ですね!ところで、ハンター・バレーへはどのように行ったらいいんですか?
ハンター・バレーはシドニーから約160km離れていて、便利な公共交通機関もないので、シドニーからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。
ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。
シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。
シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。
日本からシドニーへは、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、カンタス航空(QANTAS)が東京(羽田空港)から、2024年4月よりジェットスター航空(JETSTAR)が大阪(関西空港0から直行便が運航されています。またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。
シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加する、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。
ツアーに参加してハンター・バレーへ
シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
ハンター・バレーでのメイン・アトラクションはワイナリー巡り、ワイン・テイスティングですので、ワインの飲む量を気にせずテイスティングを楽しみ、ほろ酔い気分の帰りはぐっすり車中で寝ることができるのは、やはりツアー参加に限ります。
ハンター・バレーのオプショナルツアーは、日帰りツアーだけでなく、ハンター・バレーで宿泊して2,3日間かけてハンター・バレーをじっくり観光できる、またはポートスティーブンスへも足を延ばす、ホテル宿泊代金込みのツアーも催行されています。
レンタカーでハンター・バレーへの行き方
シドニーからハンター・バレーへは、ハイウェイM1を1時間ほど北上し、途中B82の出口を出てローワー・ハンターの中心の町ポコルビン(Pokolbin)を目指します。シドニーの中心部からは、約2時間のドライブとなります。
ハンター・バレーには120軒以上のワイナリーがあるので、ポコルビンに到着後はハンター・バレー・ビジター・インフォメーション・センターへ行って、ワイナリーのリストが載った地図をもらうと重宝します。訪れるワイナリーに迷っている場合は、インフォメーション・センターのスタッフにお勧めのワイナリーを聞いてみましょう。
ただし、日帰りでハンター・バレーへの観光を計画している場合は、運転手はワインを楽しむことができないので、レンタカー利用の場合は1泊や2泊のスケジュールがいいでしょう。
ハンター・バレーの気候
ハンター・バレーに行くのを決めました!そこで、ハンター・バレーの気候について少し教えてもらえますか?
ハンター・バレーは、気候区分的にはシドニーと同じ温帯性気候ですが、夏は暑く乾燥し、冬は比較的降雨量が多い地中海性気候に似た気候ですので、1年を通して温暖と言えます。
ハンター・バレーは、シドニーなどがあるオーストラリア南東端の地域同様、温帯性気候ですが、シドニーがその中でも温暖湿潤気候なのに対し、シドニーよりも内陸に位置するハンター・バレーは地中海性気候に近く、 夏平均気温が21.1°C、冬の最低気温が4.4°C、年間降水量は750㎜と地中海性気候に似た穏やかな気候が特徴です。
ブドウ栽培には最も適した気候ですが、真夏にハンター・バレーを訪れる際は30度を超える日もあるので、熱射病・熱中症対策は忘れずにしてくださいね。冬はめったに雪は降らず、0度を下回ることも稀ですが、厚目のジャンパーやフリースなど冬物の服装の装備は必要です。
ハンター・バレーの年間気候グラフ
月 |
最高気温(℃) |
最低気温(℃) |
降水量(mm) |
1月 |
30.4 |
17.7 |
87.9 |
2月 |
29.6 |
17.7 |
105.1 |
3月 |
27.5 |
15.5 |
86.1 |
4月 |
24.6 |
11.7 |
58.2 |
5月 |
21.1 |
8.4 |
53.2 |
6月 |
18.2 |
6.0 |
60.9 |
7月 |
17.8 |
4.6 |
32.6 |
8月 |
19.8 |
4.9 |
36.5 |
9月 |
22.7 |
7.8 |
43.8 |
10月 |
25.3 |
11.0 |
59.3 |
11月 |
27.4 |
13.9 |
72.7 |
12月 |
29.3 |
16.1 |
70.7 |
年平均 |
24.5 |
11.3 |
63.6 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
ハンター・バレーで開催されるイベント
ハンター・バレーで開催されているイベントをご紹介します。
ハンター・バレー・ワイン & ビール・フェスティバル
毎年6月にハンター・バレーにあるホテル、クラウンプラザ・ハンターバレーで開催されるフェスティバル。
その名前の通り、ハンター・バレーで生産されるワイン、ビールを中心に、地元のグルメ料理が楽しめるイベントとなっています。
入場券はオンラインでのみ購入可能となっていますが、当日でも購入可能です。
スカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤード
オーストラリア国内の地方のイベントとしては最も長く、今年で18年目となるスカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤードは、ハンター・バレー地域のウォロンバイおよびローワー・ハンターのヴィンヤードやワイナリーが、オーストラリア国内はもとより国外からのアーティストの彫刻作品か鑑賞できるギャラリーに変わります。
毎年100個以上の作品が並び、ウォロンバイ・ビレッジでは屋内ギャラリーが3軒オープンします。
各作品を鑑賞するのは無料なので、この期間はワイナリー巡りと共に有名無名アーティストの作品を鑑賞してみてはいかが?
各作品を巡るガイド付きツアー(1人A$10)も催行されます。
2023年は開催がありませんでしたが、2024年は9月に開催されます。
ハンター・バレーの観光スポット
ハンター・バレーにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?
ハンター・バレーでの一番のアトラクションは、何といってもワイナリー巡りですが、その他にも楽しめるスポットがたくさんあるので紹介していきますね!
ハンター・バレーには、有名大手のワイン・メーカーから、家族経営の小規模ブティック・ワイナリーまで、ワイナリーの数はおよそ150軒あるので、ワイナリー巡りは何度ハンター・バレーを訪れても新たな発見がありますが、実はワイナリー巡り以外にも、ハンター・バレーでは訪れるべき場所がたくさん存在します。
今回は、そんなワイナリー以外の訪れるべき場所の中でも、ここは外せない!という要チェックの場所をご紹介します!
ハンター・バレー・ガーデンズ
写真提供:Destination NSW
ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置するハンター・バレー・ガーデンズは、14ヘクタールの敷地に10種類のテーマ別ガーデンが設けられ、約8kmに及ぶ遊歩道が設置された庭園です。
テーマ別のガーデンでは、6000本以上のバラが植えられているローズ・ガーデンや、おとぎ話をモチーフにしたストーリーブック・ガーデン、インド、イタリア、中国そして東洋のガーデン、ヨーロッパの宮殿をイメージしたようなガーデンなど、見どころがいっぱいです。
ハンター・バレー・ガーデンズの隣にはショッピング・ビレッジ、ホテル、レストランが並んでいるので、ワイナリー巡りの合間の休憩に、またはハンター・バレー観光の締めくくりにぴったりの場所です。
ハンター・バレー・チョコレート・カンパニー
ハンター・バレー・チョコレート・カンパニーは、ハンター・バレーにおいて1999年以来創業し、現在ではハンター・バレーを訪れる観光客にとって必ず訪れるべきスポットのひとつになっている、チョコレート・ショップです。
ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに3軒ショップがありますが、Twenty-3-Twentyと呼ばれるショップでは、ショコラティエがチョコレートを作っている様子を見学できます。
チョコレートやファッジの試食ができるので、自分用のお土産はもちろん、大切な家族や友達へのお土産探しにもぴったりです。
施設内にはカフェも併設されているので、ワイナリー巡りの合間に、このカフェのテラス席で、一面に広がるブドウ畑を眺めながらおいしいコーヒーとチョコレート休憩もできます。
ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ
写真提供:Destination NSW
ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップは、ローカル産、オーストラリアの国内産、そして国外からのチーズを集めた、正にチーズの専門店です。ショーウィンドーに所狭しと並べられたチーズは、定員さんにお願いをすると試食できるものが多いので、気になるチーズがあったら迷わず聞いてみましょう。
ショップには、チーズ以外にもクラッカー、オリーブ、ナッツなど、ワインのおつまみになりそうなものがたくさん売られています。
ショップ・セレクトのチーズ、クラッカー、フルーツやナッツを組み合わせたオリジナル・プラッターもあるので、ワイナリーで買ったワインのお供にプラッターの購入もお勧めです。
店内にはカフェも併設されているので、美味しいジェラート、ハンバーガーやピザなど、ランチや休憩で訪れるのもいいですね。
ハンター・バレー動物園
ハンター・バレー動物園は、ワイナリーが多く集まるローワー・ハンター地域のヌルカバという町に位置します。
カンガルー、コアラ、ディンゴ、ウォンバット、タスマニアン・デビルといったオーストラリア固有の動物から、ライオン、ミーアキャット、アメリカン・アリゲーター、チーター、キツネザルなど、エキゾチックな動物も飼育されています。また、鳥類や爬虫類も見逃せません。
動物のエサを購入して、カンガルーやファームの動物たちに餌付けをしたり、決まった時間に開催されるキーパー・トークで、飼育員さんから各動物の生態について詳しく説明を聞くことができます。
アニマル・エンカウンターでは別料金でキツネザルやミーアキャットなどかわいらしい動物たちに大接近してエサをあげたり抱っこをしたり、動物と触れ合う機会がたくさんあるので、入場時にはぜひその日のプログラムをチェックしてくださいね!
ハンター・バレーのワイナリー
ハンター・バレーに行ってワイン・テイスティングぜひやってみたいです!お勧めのワイナリーはありますか?
ハンター・バレーには約150軒のワイナリーが存在しますが、その多くはポコルビンやセスノックといった町があるローワー・ハンターにあります。その中でワイナリー巡り初心者の方でも安心してワイン・テイスティングできるワイナリーをを紹介しますね!
ハンター・バレーにはオーストラリア国内外に多くワインを出荷する大手のワイナリーから、家族経営でそこのワイナリーでしか生産したワインを販売しない小規模のブティック・ワイナリーまで、約150軒のワイナリーがワイン製造そしてテイスティングを提供しています。
ほとんどのワイナリーではカウンターに試飲できるワインのリストがあるので、それを見て興味があるワインをスタッフに伝えてテイスティングをさえてもらいます。ほとんどのワイン・ボトルは市内の酒屋と同額またはそれ以下、中にはワイナリー限定ボトルもあるので、テイスティングをして、これは!という自分好みのワインに出会ったら、迷わず買っちゃいましょう。
マックギガン・ワインズ
1992年の創業以来、4代にわたってワインを作り続けているワイナリーです。家族経営ながらも、ワイン業界ではマックギガンズの指名度は高く、オーストラリア国内でもシェア2位を誇ります。
ワイナリーの施設はかなり広く、カウンターでテイスティングをする観光客もスタッフも常に大勢いるので、ワイン・テイスティング初心者でも気兼ねなく入ることができます。
また、同じ施設内にハンター・バレー・チーズ・カンパニーが入っているので、ここで気に入ったワインとチーズを買って、ワイン畑が見渡せる場所でピクニック、なんてこともできますよ。
ティレルズ・ワインズ
ティレルズ・ワインズは、1858年創立の、ハンター・バレーでは老舗のワイナリーです。ティレルズ家で代々ワイン作りを続けていて、現在は4代目と5代目がその製造と経営に携わっています。
ティレルズ・ワインズの最も代表的なワインは、オーストラリア国内で最も多くの賞を受賞している白ワインの「ヴァット1 セミヨン」です。また、1971年以来5000以上もの賞やトロフィーを受賞している、家族経営ながらもオーストラリアで有数のワイン・メーカーであり、国外にも多く輸出されています。
ワイン・テイスティングは1人A$15、予約必須ですが、時間が選択できるので、ツアー感覚で参加することができます、
カンタス航空をはじめ多くの航空会社、有名レストランで採用されている上質のティレルズのワインをこの機会に試してみてはいかがですか?
ブロークンウッド・ワインズ
ブロークンウッド・ワインズは、1970年創立の比較的若いワイナリーですが、常に5つ星ワイナリーに選出されているオーストラリアで最も名高いワイン・メーカーです。
ブロークンウッド・ワインズの代表的なワインは、赤ワインのグレーブヤード・ヴィンヤード・シラーズ、白ワインのILR リザーブ・セミヨン、そして赤白展開しているクリケット・ピッチ・シリーズです。
近年、セラー・ドアーを大改装し、現在ではハンター・バレーで一番大きく1400平方メートル、プライベートのテイスティング・ルームやダイニング・ルーム、そしてブロークンウッド・ワインズの歴史を学べるワイン・ミュージアムを備えています。ワイン・ミュージアムからは、現在でも使用されているワイン樽が並ぶホールが見下ろせます。
このワイナリーもハンターバレーを代表する人気ワイナリーなので、訪問前にwebサイトより、テイスティングの予約をした方が良いでしょう。
ペッパー・ツリー・ワインズ
ペッパー・ツリー・ワインズは、1991年創立の新鋭のブティック・ワイナリーです。
ハンター・バレーをはじめ、同じニュー・サウス・ウェールズ州の町オレンジ、そしてより上質の土壌と天候を求めてたどり着いた南オーストラリア州の町クナワラとラットンブリーにブドウ畑を所有し、「ベスト・オブ 4 ワールド」なワインを作り出しています。
セラー・ドアは、絵本の中から飛び出してきたようなかわいらしい木造の三角屋根の建物が目印です。数々の受賞歴のあるワインの中でも、赤ワインのシラーズと白ワインのセミヨンがペッパー・ツリー・ワインズの代表作なので、ぜひ試してみてくださいね。
このワイナリーも、テイスティングはwebサイトより事前予約が必要になります。
デ・ボルトリ・ワインズ
デ・ボルトリ・ワインズは、1928年に北イタリアから移住してきたヴィットリオ・デ・ボルトリによって設立されました。
ハンター・バレーから始まったワイン作りは、後にヤラ・バレーにまで広がり、現在ではニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州合わせて4軒のセラー・ドアで、イタリア風のホスピタリティを受けながらワイン・テイスティングをすることができます。
デ・ボルトリ・ワインズの最も代表される作品は、セミヨン種で作られた、デザート・ワインにぴったりの貴腐ワイン「ノーブル・ワン」です。
小さめのボトルのノーブル・ワンは、高級感あるプレミアム・ワインながらも、1本A$30ちょっととお手頃価格なので、親しい家族や友人などへのお土産におすすめです。
ハンター・バレーへ行くオプショナルツアー
ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています
シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。
ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。
それでは数多くあるシドニー出発のハンター・バレーのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます。
ジャックさんのハンター・バレー・ワインテイスティング
ハンター・バレーでのワイナリーを、日本語ガイドが日帰りツアーにてご案内いたします。
訪れるワイナリーは、基本的にその日のお勧めの場所をガイドが選択しますが、行きたいワイナリーがある場合は、ガイドに相談してみてくださいね。
日本ではなかなか珍しい赤ワイン、シラーズのスパークリングのテイスティングもできます。
ハンターバレー・シーニック・ワイン&ダイン1日ツアー
オーストラリアワインの代表的な産地として政界的にも有名なハンターバレーを訪れ、ブティックワイナリーを中心にワイナリーでワインテイスティングを楽しむことができる、シドニー発着の日帰りツアー。
このツアーでは、ハンターバレーの魅力を余すところなくお伝えするために、ツアーガイドがお勧めのワイナリーを厳選して訪問。それぞれのワイナリーで生産される個性的なワインをお楽しみください。気に入ったワインが見つかれば、ワインを購入し、お土産、または旅の思い出としてお持ち帰りください。
ワインのみならず、ワインのお伴として外せないチーズの工房も訪れ、チーズのテイスティングの機会もあります。同じ志を持つワイン愛好家と出会い、素晴らしい体験をした後は、シドニーへの帰路に着きます。
ハンター・バレーのホテル
シドニー市内に宿泊しハンター・バレーへは日帰りで訪れる人が多いですが、のんびりと道中やブドウ畑の景色を楽しみながらドライブをし、ハンター・バレーで宿泊するのも良いアイデアです。
ハンター・バレーのホテルの多くは、ローワー・ハンター地域のポコルビン(Pokolbin)にあります。
有名チェーンのホテルから、小規模経営のブティック・ホテル、B&Bなどが宿泊施設としてありますが、スクール・ホリデーや週末と休日がつながるロング・ウィークエンド中は大変込み合うので、ハンター・バレーでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。
メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズ
メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズは、ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置し、ハンター・バレー・ガーデンズやショッピング・ビレッジ、5軒のセラー・ドアが徒歩圏内にある、非常に便利な立地のホテルです。
全室72室、全ての部屋にプライベートのバルコニーまたはテラスが付いていて、ホテル内にはスパ、プール、ジム、レストラン、そして会議室が併設されています。共有エリアにて無料のwifiがご利用いただけます。
ザ・コンベント・ハンター・バレー
写真提供:ザ・コンベント・ハンター・バレー公式サイト
ザ・コンベント・ハンター・バレーは、ハンター・バレー観光に便利なポコルビンに位置します。
1909年に建てられた修道院を改装していて、外観も内装もヨーロピアン調のかわいらしく、全室17室のみのブティック・ホテル。敷地内には、プール、テニスコート、そしてペッパー・ツリー・ワイナリーがあるので、徒歩圏内でホテルの滞在をまわるのもよし、またホテルを起点にハンター・バレーのワイナリー巡りをするにもアクセスが良い立地です。
ホテル内入っている2つのレストランのうちの一つ「サーカ1876」は、ハット獲得経験があるモダン・オーストラリアン料理を提供するレストランです。2コースから7コースまで、シェフのお勧め料理をワインとマッチングで楽しむことができます。
ハンター・バレー・リゾート
写真提供:ハンター・バレー・リゾート公式サイト
ハンター・バレー・リゾートは、ハンター・バレー観光のアクセスに良いポコルビンに位置します。
4つのタイプのお部屋は、テニスコートや屋外プールなど施設内のアクティビティにほど近い場所にあるハンター・ルームとヴィンヤード・ルーム、スパとキッチンを備えたスパ・コッテージ、そして家族での滞在にぴったりの6人まで滞在可能な2ベッドルーム・コッテージです。
敷地内のハーミテッジ・ロード・セラー・ドア・ワイナリーでは、ワインのテイスティングはもちろん、シアターにてハンター・バレーでのワイン作りについて学べるほか、ワイン用のブドウつぶし体験やワイン樽転がしなどのアクティビティも別途料金にて参加することができます。また、マチルダ・ベイ・ブリューハウスでは、ハンター・バレー産のローカル・ビール「ブルー・タング」をぜひ試してみてください。
クラウン・プラザ・ハンター・バレー
クラウン・プラザ・ハンター・バレーは、ハンター・バレーのワイナリーが集まるローワー・ハンター地域のラブデールに位置します。
敷地内には、ジム、スパ、テニスコート、スイミングプール、そして18ホールのゴルフコースが併設されているので、のどかなブドウ畑の丘陵を眺めながらリラックスした休暇を楽しむことができます。
お部屋タイプはリゾート・ルーム、リゾート・スイート、リゾート・ビラ、そして大人のみが楽しむことができるプールが利用できるヘブン・プール・アクセス・ルームの4種類、全室無料wifi付きです。
ハンター・バレーに関するよくある質問(FAQ)
ハンター・バレーとはどんなところですか?
ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。
ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。
ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。
1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。
ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。
ハンター・バレーの観光スポット、お勧めワイナリーを教えてください。
ハンター・バレーの代表的な観光スポットは以下の通りです。
ハンター・バレーのお勧めのワイナリーは以下の通りです。
ハンター・バレーへの行き方、アクセスを教えてください。
ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。
シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。
シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。
日本からシドニーへは、日本航空(JAL)が成田から、全日空(ANA)が羽田から、そしてカンタス航空(QANTAS)が羽田と関空から直行便が、またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。
シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。
ハンター・バレー観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介
シドニーからハンター・バレーへ行くオプショナルツアーはありますか?
ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています
シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。
ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。
それでは数多くあるシドニー出発のハンター・バレーのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます。
シドニーの観光情報
シドニーのオプショナルツアーとアクティビティ情報
シドニーのレストラン情報
シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
ポート・スティーブンスは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーから車で約3時間の場所に位置する、シドニーを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。
その人気の秘密は、野生のイルカや、季節によっては野生のクジラを見ることができるクルーズ、大砂丘での砂滑りやクォッド・バイク体験、野生のコアラ探し、ブッシュ・ウォーキングなど、野生の動物や自然と戯れることができること!そのため、シドニーから日帰りで、または1泊2日で訪れることができる観光地として観光客のみならず、シドニーっ子にも人気があります。
そこで今回は、シドニー観光には外せない必見ポイントであるポート・スティーブンスの見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、ポート・スティーブンスへ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
目次:ポートスティーブンス観光の完全ガイド(クリックで開閉)
ポート・スティーブンスとは?
ポート・スティーブンスって名前は聞いたことがあるんだけど、実際どんな所ですか?
ポート・スティーブンスはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、自然と野生動物の観察で大変人気のある、ニュー・サウス・ウェールズ州のナンバーワン観光スポットです!
ポート・スティーブンスは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーから北へ207 kmの場所に位置する半島一帯を指し、ネルソン・ベイを中心に26か所のビーチがあり、どのビーチも青い空と輝く海、白い砂浜が訪れる人々を魅了している、シドニー近郊の人気のホリデー・リゾート地です。
ポート・スティーブンスでの1番人気のアトラクションは野生のイルカを見ることができるドルフィン・クルーズです。このあたり一帯には、なんと140頭以上のバンドウイルカが棲息していて、ドルフィン・クルーズでは年間を通して野生のイルカ遭遇率90%以上!
イルカはとても好奇心旺盛なので、クルーズ中はクルーズ船の真横を何度もジャンプしてくれる姿が見れることも。
また、夏の暖かい日は、クルーズ船の船尾にブルーム・ネットという網を水中に降ろしてくれるので、チャレンジャーはそのネットの中に水着で入って、まるで一緒に泳いでいるかのようにイルカに大接近することができます。
5月から11月の冬季は、南極から出産のために北上し、出産を終えると赤ちゃんクジラと一緒に南下して南極の海へ戻るザトウクジラの姿も見ることができます。
ポート・スティーブンスの人気アトラクション第2位はストックトン砂丘の砂滑りです。なんと、幅1km、長さ32kmのオーストラリア最大の砂丘は、ネルソン・ベイから車で10分の場所にあります。
この大砂丘を4WD車で縦に横に揺られながら駆け抜け、サンド・ボードでサラサラの砂の傾斜を滑り降りる迫力と、砂丘の上から眺める海と砂丘のコントラストは息をのむほど美しい絶景です。
ストックトン砂丘では、砂滑りの他に、クォッド・バイク乗車やラクダ乗りのツアーなどもあるので、ドキドキのスリルを選ぶことも、またはのんびり砂丘の景色を眺めることもできます。
その他、ポート・スティーブンスでは、国立公園内のブッシュ・ウォーキング、ワイナリーや動物園訪問、コアラやカンガルー、ペリカンなどの野生動物探しなど、盛りだくさんのアトラクションがあります。
シドニーの大都市近辺のビーチに比べて全く人込みはないので、静かなビーチをゆっくり散歩したり、水遊びをしたり、のんびり休暇を満喫できます。
ポート・スティーブンスへの行き方・アクセス
ポート・スティーブンス素敵ですね!野生イルカやコアラ、是非見てみたいです!ところで、ポート・スティーブンスへはどのように行ったらいいんですか?
ポート・スティーブンスへは、シドニーから長距離バスで行くこともできますが、本数が限られているので、シドニーからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。
ポート・スティーブンスの最寄りの都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。
日本からシドニーへは、日本航空(JAL)が成田から、全日空(ANA)が羽田から、そしてカンタス航空(QANTAS)が羽田と関空から直行便が、またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。
シドニーからポート・スティーブンスへは、公共の長距離バス利用、ツアーに参加、そしてレンタカーで自分で運転していくセルフドライブ、と3つの方法があります。
ポート・スティーブンス到着後の各観光地への移動を考えると、公共の長距離バスでは各地への移動が困難なため、シドニーからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでポート・スティーブンスを訪れるのが一般的です。
公共長距離バスを利用してポート・スティーブンスへ
「ポート・スティーブンス・コーチーズ (Port Stephens Coaches)」というバス会社が、シドニー⇔ポート・スティーブンス間を運航しています。
コロナ禍前までは1日1本運行されていましたが、2024年4月現在、毎週月曜日、水曜日、金曜日、日曜日の週4日となっています。スクールホリデー期間中は毎日運航されています。
シドニーからは、セントラル駅から13:45発、ポート・スティーブンスのネルソン・ベイに17:15着というスケジュールですので、片道3時間半の移動となります。料金は片道料金は大人A$45 / 子供A$33、往復料金は大人A$65 / 子供A$52ですので、ある程度ポート・スティーブンスでは自由気ままに行動したい一人旅の場合、あるいは2名様以上のグループでもオーストラリアで運転できる免許を保持していない、あるいは海外での運転は心配なのでできればしたくない、という場合は、この長距離バスの利用を検討されるといいでしょう。
ただし、長距離バス利用の場合、シドニー⇔ポート・スティーブンスの移動には問題ありませんが、ポート・スティーブンス到着後、現地での移動は徒歩となるため、近くのビーチでのんびりする以外は、例えば国立公園でのブッシュ・ウォーキング、ワイナリーや動物園訪問など、少し距離のある見どころへ行くことが困難になります。
ツアーに参加してポート・スティーブンスへ
シドニーよりポート・スティーブンスを訪れるには、シドニー発のポート・スティーブンス・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
シドニー発のポート・スティーブンスのツアーは、大きく分けて英語ツアーと日本語ツアー、そして日帰りツアーと宿泊付きツアーです。ツアーでは、ポート・スティーブンスのメイン・アトラクションである野生のイルカを探す「ドルフィン・クルーズ」と、迫力満点の「ストックトン砂丘での砂滑り」がスケジュールに含まれているのが一般的です。
ポート・スティーブンスでゆったりとした時間を過ごしたい方は、2日間ポート・スティーブンスに滞在、あるいは2日間でポート・スティーブンスとハンター・バレーでのワイナリーを訪れる、ホテル宿泊代金込みのツアーも催行されています。
レンタカーでポート・スティーブンスへの行き方
シドニーからポート・スティーブンスへは、M1というハイウェイを通って1時間15分ほど北上し、その後A1、B63を通ってポート・スティーブンスの半島へ向かいます。ホテル、レストラン、カフェなどが多く集まるポート・スティーブンスのメインの場所はネルソン・ベイです。
シドニーからネルソン・ベイまでは約3時間半の長距離ドライブとなりますが、途中サービス・エリアも何軒か出てきますので、無理をせず、休憩をはさみながら安全運転をしてくださいね。
ポート・スティーブンスの気候
ポート・スティーブンスへ行くことにしました!ポート・スティーブンスの気候について少し教えてもらえますか?
ポート・スティーブンスは、年間を通して晴天率が高く、比較的一年中温暖な気候です。冬は気温が下がるものの、日中は太陽が出ていれば暖かく感じることもあります。
ポート・スティーブンス近郊は、シドニーと同じニュー・サウス・ウェールズ州に位置しているものの、ゴールドコーストやブリスベンなどがあるオーストラリア西岸の地域同様、亜熱帯性気候(Subtropical climate)に属しています。
9月から11月の春は、気温が13-25℃と寒すぎず暑すぎず、1年の中で一番過ごしやすい季節です。海水での水遊びはまだ肌寒く感じるかもしれませんが、国立公園でのブッシュ・ウォーキングやサイクリングなどをするにはもっとも適した時期と言えます。
12月から2月の夏は、気温が18-28℃と夏日が続きます。ポート・スティーブンスには26ものビーチが点在しているので、ビーチ巡りをして水遊びをしたり、カヤックやサーフィン、ダイビングなどのウォーター・アクティビティにチャレンジするのもいいですね・
3月から5月の秋は、気温が12-24℃となり、日中は過ごしやすい晴天が続き、夜は肌寒くなってきます。この時期は、釣りやセーリング、砂丘でのアクティビティなど、アウトドアを思い切り他の住むことができます。
6月から8月の冬は、気温が9-18℃となり、夜は冷えますが、日中は太陽が出ていると暖かく感じるので、クルーズ日和です。ポート・スティーブンスには野生のイルカが140頭以上棲息しているので、1年を通しているかとの遭遇率90%以上ですが、この冬の時期は南極の海から出産のため北上し、出産を終えるとまた南極の海に戻るため南下するクジラの姿を見ることができます。
このように、年間を通して晴天率が高く、比較的一年中温暖な気候のポートスティーブンスは、正にホリデーで訪れるにはぴったりの場所です。
ポート・スティーブンスの年間気候グラフ
月 |
最高気温(℃) |
最低気温(℃) |
降水量(mm) |
1月 |
27.4 |
19.0 |
99.8 |
2月 |
27.1 |
19.1 |
112.5 |
3月 |
25.9 |
17.9 |
117.7 |
4月 |
23.6 |
15.3 |
129.3 |
5月 |
20.8 |
12.5 |
149.6 |
6月 |
18.2 |
10.3 |
159.0 |
7月 |
17.6 |
9.1 |
135.6 |
8月 |
18.9 |
9.9 |
101.5 |
9月 |
21.4 |
12.0 |
89.6 |
10月 |
23.2 |
14.1 |
77.9 |
11月 |
24.8 |
16.0 |
79.6 |
12月 |
26.1 |
17.8 |
92.0 |
年平均 |
22.9 |
14.4 |
111.5 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
ポート・スティーブンスで開催されるイベント
ポート・スティーブンスで開催されているイベントをご紹介します。
セイル・ポート・スティーブンス
2006年からスタートしたレガッタの競技会で、セーリングに張った帆にかかる風の力だけで水の上を前進し、その技術を競います。
ポート・スティーブンス・カウンシル、コーレット・ポイント・セーリング・クラブ、そしてイベント・ポート・スティーブンスの計画のもと、年々その規模は大きくなり、近年では国際的なイベントになりつつあります。
2022年までは4月中の月曜日から日曜日までの7日間のイベントとして開催されていましたが、2024年より4月から5月にかけて、いくつかのレースに別けて開催されます。
トリポート・スティーブンス・フェスティバル
毎年5月に開催にワンマイル・ビーチからスタートするトライアスロン大会。
レースは「スタンダード」、「スプリント」、「アクアバイク」、「スーパー・スプリント」の4種類が設定されている。
ブ・シーフード・ポート・スティーブンス
ポート・スティーブンス・カウンシルが主催の、8月いっぱい「シーフード」というテーマでイベントを開催している恒例行事。
この8月中には、各レストランのシェフが腕を振るって特別シーフード・メニューを提供したり、シーフードの料理教室やシーフードの食べ歩きツアーが開催されます。
8月の第一週目の週末には、ストリートにシーフードの屋台やジャズの演奏や無料のイベントが多数行われるので、ローカルにとっても観光客にとっても真冬の間の楽しみなイベントとなっています。
ポート・スティーブンスの観光スポット
ポート・スティーブンスにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?
ポート・スティーブンスと言えば、野生のイルカを観察できる「ドルフィン・クルーズ」や、大砂丘をサンド・ボードで滑り降りる「砂丘の砂滑り」といったアクティビティが人気ですが、その他にも国立公園でのブッシュ・ウォーキングやワイナリー、動物園訪問など、見どころはたくさんあるんです!
ポート・スティーブンスは、オーストラリア大陸から南太平洋に突き出た半島一帯を指しますが、海はもちろん、森や砂丘など自然を満喫できるほかにも、ワイナリーや動物園など魅力的な観光スポットが多数存在します。
ポート・スティーブンスの日帰りツアーでも訪れる定番の代表的な観光スポットから、穴場的なスポットまで、ポート・スティーブンスの訪れるべき観光スポットをご紹介させていただきます。
ネルソン・ベイ
写真提供:Destination NSW
ネルソン・ベイは、半島一帯のポート・スティーブンスの中で中心となっている港町です。
ネルソン・ベイにあるネルソン・ベイ・マリーナからドルフィン・クルーズやサンセット・クルーズが出港し、ホテルやホリデー・アパートメント、美味しいレストランやお洒落なカフェなども多く集まっているので、ポート・スティーブンスを日帰り・ホリデー訪れる人の多くはここを起点に点在する観光名所を訪れます。
ネルソン・ベイの見どころは、1875年に建てられたネルソン・ヘッド・ライトハウス・コッテージ、まるで海の横に森が存在しているかのようなトマリー国立公園、美しい自然の入り江を一望できるガン・ガン・ヒル展望台があります。
ストックトン砂丘
写真提供:Destination NSW
ストックトン砂丘は、何千年も前に生まれ、今も刻々とその姿を変えている南半球最大の砂丘です。
少し前になりますが、日本の連続ドラマ「西遊記」や映画「マッドマックス」で砂漠のロケが行われた場所でもあります。
その大きさは、幅1km、長さ32kmという細長い砂丘が海外沿いに延々と続き、高さは30m、傾斜60度の砂丘を勢いよく駆け抜ける4WDや四輪バイクツアー、砂丘の頂上から滑り降りるサンド・ボーディング、そして砂丘と言えば!のラクダ・ツアーなど、この大砂丘を楽しむアクティビティがそろっています。
ストックトン砂丘は、現地アボリジニーのウォリミ族が所有するウォリミ自然保護区(Wolimi Conservation Lands)に属するため、車で自然保護区内に入る場合は4WD車のみ、かつ許可証 (車1台3日間の許可証A$33)が必要となります。
トマリー・ヘッド・サミット
写真提供:Destination NSW
トマリー・ヘッド・サミットは、ポート・スティーブンスのショール・ベイとフィンガル・ビーチの間に突き出た岬トマリー・ヘッドにある、往復2.2kmの比較的簡単なウォーキング・コースの展望台です。
トマリー・ヘッドからは、ポート・スティーブンスのコバルトブルーの海と白い砂浜のパノラマ・ビューを楽しむことができます。また、運が良ければ、イルカの群れがジャンプしながら泳ぐ姿や、冬季はクジラの姿を目撃できるかもしれません。
トマリー・ヘッド・サミットを下った岬の先には、第二次世界大戦時に使用されていた砲台があるので、こちらも是非チェックしてみてくださいね。
マレーズ醸造所 & ポート・スティーブンス・ワイナリー
ポート・スティーブンスの中心的な町ネルソン・ベイから車で20分の場所に、ローカル産のビールとワインの両方を1か所で味わえる場所がマレーズ醸造所 & ポート・スティーブンス・ワイナリーです。
マレーズ醸造所で作られるビールは全て手作りで大量生産されていないため、ここでしか味わうことができないビールばかりです。常に10種類以上のドラフト・ビールが用意されていて、シーズン限定のビールもあるので、ビール好きな方はぜひ、サーバーから注がれるオリジナルのビールを試してみては?各ビールのロゴもとてもユニークなので、ボトルのビールはお土産にも喜ばれそうです。
ポート・スティーブンス・ワイナリーのワインでは、セラー・ドアに常時20種類以上のオリジナル・ワインが揃えられていて、そのほとんどはここのセラー・ドアでしか味わうことができないワインなので、お気に入りの味を見つけたら、ご自分用のお土産に購入してはいかがですか?
併設のブリューワリー・レストランでは、各料理にマッチングのビールやワインも用意されているので、天気のいい日は外のテラス席でブドウ畑をながめながらランチを楽しむことができます。
また、毎日2:45pmから蒸留所見学ツアー(お1人様A$5)が開催されています。
オークベール・ワイルドライフ・パーク
写真提供:Destination NSW
オークベール・ワイルドライフ・パークは、ポート・スティーブンスの中心的な町ネルソン・ベイから車で26分の場所にある、まさにふれあい型の動物園です。
25エーカー、東京ドームの2.3倍の広さほ敷地内には、コアラをはじめ、オーストラリア固有の動物であるカンガルー、タスマニアン・デビル、ディンゴ、ウォンバット、エミュなどをはじめ、馬やニワトリ、ヤギ、羊、牛、ウサギなどのファームの動物も飼育されていて、餌付けをしたり、なでたりなど、多くの動物たちと身近に触れ合うことができます。
ファームの動物の赤ちゃんにミルクをあげたり、エサをあげたり、牛の乳しぼり体験をしたり、ファームのトラクターに乗車したりなど、子どもだけでなく大人も楽しめるプログラムがたくさん用意されています。
1番の人気は飼育員からコアラの生態などの説明を聞いた後に、コアラをなでたり一緒に写真を撮ったりできる「コアラ・カントリー」です。
また、近年オープンしたばかりの「スプラッシュ・ベイ」では、子どもたちが噴水やスライド・ウォーターなどで遊ぶことができるので、オークベール・ワイルドライフ・パークを訪れる際は、水着とタオルの用意を忘れないでくださいね。
ポート・スティーブンスへ行くオプショナルツアー
ポート・スティーブンスへは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからポート・スティーブンス行きのオプショナルツアーが催行されています
シドニーからポート・スティーブンスまでは、車で約3時間弱かかるため、レンタカーで自分で運転していく以外は、オプショナルツアーに参加してポート・スティーブンスを訪れるのが一般的です。
ほとんどのツアーでは、ポート・スティーブンスのメイン・アトラクションである、野生のイルカに会える「ドルフィン・クルーズ」と、サンド・ボードで滑り降りる「砂丘の砂滑り」が工程に含まれていますので、あとは英語のツアーにするか、日本語のツアーにするか、そして日帰りツアーにするか、宿泊付きのツアーにするかが、どのツアーを選ぶかの判断基準になってきます。
それでは数多くあるシドニー出発のポート・スティーブンスのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきますね。
IEC ポート・スティーブンス 【海】エコツアー (イルカと大砂丘サファリ、動物園訪問)
シドニーから車で北へ約3時間のポートスティーブンスへ、知識豊富な日本語ガイドと巡る日本語ツアーです。
こちらのツアーでは、野生のイルカだけではなく、野鳥や爬虫類など、ツアー中に出会う様々な動物について説明してくれます。
32kmも続く大砂丘では、四駆の車に乗り換えていくつもの砂丘を越えて、楽しい砂滑りも体験していただきます。
更には、ポートスティーブンスのブリューワリーや動物園訪問も含まれている、内容盛りだくさんな体験型エコツアーです。
ポート・スティーブンスのホテル
ポート・スティーブンスへの観光は、時間や予算の関係上、シドニーに宿泊し、ポート・スティーブンスへは日帰りで訪れる方が多いですが、実はポート・スティーブンスはシドニーっ子に人気のホリデー・リゾート地。美しい海や迫力のある大砂丘、緑いっぱいの国立公園など、見どころ満載のポート・スティーブンスは、国内のオージーも週末や連休、休暇中にのんびりするため1泊2日や2泊3日で訪れます。
ポート・スティーブンスの中心の町はネルソンベイ。その他にもポート・スティーブンスの半島内には多くのホテルがありますが、週末やスクール・ホリデーなどの休暇の時期は、どこのホテルもすぐに満室になってしまうことがあるので、ポート・スティーブンスでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。
アンカレッジ・ポート・スティーブンス
写真提供:アンカレッジ・ポート・スティーブンス公式サイト
ポート・スティーブンスの中心の町ネルソン・ベイのお隣コーレットにある、海に突き出たコーレット・ポイントに建つアンカレッジ・ポート・スティーブンスは、ウォーター・フロントに位置するため、全室オーシャン・ビュー、そしてバルコニー付きのホリデー・リゾート・ホテルです。
ホテル内には、2つのレストラン、温室プール、そしてスパは併設されているので、ポート・スティーブンスのビーチで楽しむもよし、アンカレッジ・ポート・スティーブンスでゆったりと過ごすもよし、カップルにもご家族にも適したホテルです。
ホテルでは、宿泊者は無料のwifiが利用できます。
ランドマーク・リゾート・ネルソン・ベイ
写真提供:ランドマーク・リゾート・ネルソン・ベイ公式サイト
ランドマーク・リゾート・ネルソン・ベイは、ポート・スティーブンスの中心の町ネルソン・ベイに位置する、アパートメント型のリゾート・ホテルです。2ベッド・ルームのアパートメントには5名様まで宿泊可能、そして、全アパートメントキッチン完備、バルコニー付きです。
ネルソン・ベイ・ゴルフ・クラブが真横に位置し、ドルフィン・クルーズなどが出港するマリーナまで徒歩数分、トマリー国立公園へも車で15分ですので、最高の立地でリゾート・ホテルを楽しむことができます。
温室のプール完備、また宿泊者は無料でWifiを利用できます。
マリーナ・リゾート
写真提供:マリーナ・リゾート公式サイト
マリーナ・リゾートは、ネルソン・ベイの中心に位置する三ツ星ホテルです。
お手頃な値段のガーデン・ルームから、6人まで一緒に宿泊できるファミリー・ルームやスパ・ルーム、オーシャン・ビューの部屋まで、ご予算や用途に応じて選ぶことができます。
ホテル内にはプール、レストランが併設されていて、ゲストには無料のWifiアクセスが提供されます。
ラマダ・リゾート・バイ・ウインダム・ショーラル・ベイ
写真提供:ラマダ・リゾート・バイ・ウインダム・ショーラル・ベイ公式サイト
ラマダ・リゾート・バイ・ウィンダム・ショーラル・ベイは、ネルソン・ベイの隣のショール・ベイに位置し、立地は正にビーチ・フロントのリゾート・ホテルです。
ホテルの目の前は、透き通った美しい海と白い砂浜、またタマリー国立公園までも徒歩圏内ですので、ビーチと森林、そしてホテルでのゆったりとした時間を全て満喫できます。
全部屋アパートメント・タイプなので、キッチン付き、そしてビーチ・フロント、オーシャン・ビュー、ベイ・ビューなど、ビュー付きの部屋の洗濯もできます。3ベッド・ルームのアパートメントでは6名様まで宿泊可能。
また、レストラン、バー、室内温水プール、ジム、屋外プールが併設されており、ゲストには無料のWifiアクセスが提供されます。
ポート・スティーブンスに関するよくある質問(FAQ)
ポート・スティーブンスとはどんなところですか?
ポート・スティーブンスは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーから北へ207 kmの場所に位置する半島一帯を指し、ネルソン・ベイを中心に26か所のビーチがあり、どのビーチも青い空と輝く海、白い砂浜が訪れる人々を魅了している、人気のホリデー・リゾート地です。
ポート・スティーブンスの半島は、入り江やユーカリの森が多くあることから、野生のイルカやペリカン、コアラが生息している場所としても知られています。その野生のイルカを観察できる「ドルフィン・クルーズ」は、1年を通してポート・スティーブンスのメイン・アトラクションです。
また、南半球最大、32kmもの長さがあるストックトン砂丘があるのもポート・スティーブンスです。どこまでも続く砂丘、白い砂浜、そして青い海というコントラストの景色は圧巻です。
気候は亜熱帯性気候なので、年間を通して晴天率が高く、比較的一年中温暖なため、まさにリゾートらしい過ごしやすい気候です。冬は気温が下がるものの、日中は太陽が出ていれば暖かく感じることもあります。
ポート・スティーブンスの観光スポットを教えてください。
ポート・スティーブンスには観光スポットが数多くありますが、その中で代表的な観光スポットは以下の通りです。
ポート・スティーブンスへの行き方、アクセスを教えてください。
ポート・スティーブンスの最寄りの都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。
日本からシドニーへは、日本航空(JAL)が成田から、全日空(ANA)が羽田から、そしてカンタス航空(QANTAS)が羽田と関空から直行便が、またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。
シドニーからポート・スティーブンスへは、公共の長距離バス利用、ツアーに参加、そしてレンタカーで自分で運転していくセルフドライブ、と3つの方法があります。
まず、公共の長距離バス利用ですが、「ポート・スティーブンス・コーチーズ (Port Stephens Coaches)」というバス会社が毎日1日1本、シドニー⇔ポート・スティーブンス間を運航しています。シドニーからは、セントラル駅から13:45発、ポート・スティーブンスのネルソン・ベイに17:15着というスケジュールですので、片道3時間半の移動となります。料金は片道料金は大人A$43 / 子供A$33、往復料金は大人A$63 / 子供A$50ですので、ある程度ポート・スティーブンスでは自由気ままに行動したい一人旅の場合、あるいは2名様以上のグループでもオーストラリアで運転できる免許を保持していない、あるいは海外での運転は心配なのでできればしたくない、という場合は、この長距離バスの利用を検討されるといいでしょう。
ただし、長距離バス利用の場合、シドニー⇔ポート・スティーブンスの移動には問題ありませんが、ポート・スティーブンス到着後、現地での移動は徒歩となるため、近くのビーチでのんびりする以外は、例えば国立公園でのブッシュ・ウォーキング、ワイナリーや動物園訪問など、少し距離のある見どころへ行くことが困難になります。
そこで、ポート・スティーブンスへの観光は、シドニーからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでポート・スティーブンスを訪れるのが一般的です。
ポートスティーブンスの完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介
シドニーからポート・スティーブンスへ行くオプショナルツアーはありますか?
ポート・スティーブンスへは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからポート・スティーブンス行きのオプショナルツアーが催行されています
シドニーからポート・スティーブンスまでは、車で約3時間弱かかるため、レンタカーで自分で運転していく以外は、オプショナルツアーに参加してポート・スティーブンスを訪れるのが一般的です。
ほとんどのツアーでは、ポート・スティーブンスのメイン・アトラクションである、野生のイルカに会える「ドルフィン・クルーズ」と、サンド・ボードで滑り降りる「砂丘の砂滑り」が工程に含まれていますので、あとは英語のツアーにするか、日本語のツアーにするか、そして日帰りツアーにするか、宿泊付きのツアーにするかが、どのツアーを選ぶかの判断基準になってきます。
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