【2024年】シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法

シドニー・オペラハウスは、オーストラリアを代表するランドマークの一つで、その独特の建築デザインと豊富な文化イベントで世界中の観光客を魅了しています。

シドニー市内を観光する際に、ほぼ全ての方は、シドニーのみならず、オーストラリアのアイコンとも言える有名建造物である、シドニー・オペラハウスを訪れます。

シドニー・オペラハウスは、一般客はボックスオフィスのある所までは入ることはできますが、当然ながら館内にある大ホール、中小のシアターなどは見ることができません。

しかしながら、シドニー・オペラハウスが主催する公式館内ツアーに参加すれば、専属ガイドの案内で館内のホールを含む、一般観光客は見ることのできない館内を見学することができます

この記事では、シドニー・オペラハウスを訪れる際にぜひ参加したいおすすめのツアーと、その予約方法について詳しく解説します。

これからシドニーを訪れる予定の日本人旅行者に向けて、オペラハウスの魅力を最大限に楽しむための情報をお届けします。

オーストラリアを代表する建造物シドニー・オペラハウス

シドニー・オペラハウスは、オーストラリアのシドニーに位置する象徴的な建築物です。1957年にデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンのデザインが採用され、1973年に完成しました。そのユニークな帆の形をした屋根は、シドニー港に浮かぶヨットの帆を思わせ、建築の世界では革新的なデザインとして評価されています。

オペラハウスは、演劇、バレエ、オペラ、クラシック音楽など、多彩なパフォーマンスが行われる主要な文化施設であり、年間800万以上の観光客が訪れます。内部には約2,679席のコンサートホールや1,507席のオペラ劇場をはじめ、複数のパフォーマンススペースが設けられています。

建築過程では、多くの技術的課題がありましたが、ウッツォンの革新性と技術者の努力により、困難を乗り越えました。2007年にはユネスコの世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値が国際的に認められました。

シドニー・オペラハウスは、オーストラリアの文化的象徴であり、その美しいデザインと壮大なスケールは、訪れる人々に深い印象を与え続けています。音楽と芸術の殿堂としてだけでなく、建築の偉業としても、その存在は未来にわたり語り継がれることでしょう。

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詳細・お申込み

 

シドニー・オペラハウスには、「コンサートホール」と「ジョーン・サザーランド劇場」の2つの大きなホールの他、中・小規模の複数のパフォーマンススペースがあり、それぞれが独自の特長を持っています。以下は主要なホールの解説です。

コンサートホール

コンサートホールは、シドニー・オペラハウスの中で最も大きなホールで、約2,679席の客席があります。壮大なパイプオルガンを備え、クラシック音楽のコンサートやオーケストラの演奏に最適です。その音響設計は、音楽を豊かに響かせるために精緻に計算されています。

ジョーン・サザーランド劇場

以前はオペラ劇場として知られていたジョーン・サザーランド劇場は、約1,507席を有し、主にオペラやバレエの公演が行われます。舞台設備は高度で、複雑な舞台転換や特別な照明効果が可能です。

ドラマシアター

ドラマシアターは約544席の中規模の劇場で、主に演劇や小規模な音楽公演、現代舞台芸術の作品が上演されます。観客と演者の距離が近く、親密な雰囲気が特徴です。

プレイハウス

プレイハウスは約398席を持つ劇場で、実験的な演劇や小規模なパフォーマンス、子供向けの公演などに利用されます。フレキシブルな舞台設計が可能で、多様な演出に対応できます。

スタジオ

スタジオは約280席の多目的ホールで、現代音楽やダンス、カンファレンス、ワークショップなど、多様なイベントが開催されます。コンパクトながらも設備が充実しており、クリエイティブな表現の場として利用されています。

ユタ・ボードルーム

ユタ・ボードルームは、約210席の小規模なホールで、主に講演会や小規模なコンサート、特別イベントに使用されます。親密な雰囲気で、観客との距離が近いことが特徴です。

シドニー・オペラハウスの各ホールは、それぞれの特性を活かして、多様なパフォーマンスやイベントを支える重要な役割を果たしています。



シドニー・オペラハウス館内ツアーの情報と予約方法

シドニー・オペラハウス館内ツアー

シドニー・オペラハウスでは、シドニー・オペラハウスが主催する館内見学ツアーが行われています。

この公式ツアーに参加することにより、シドニー・オペラハウス専属ガイドの案内でコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場などのホールを見学することができます。

シドニー・オペラハウスの公式ツアーは、日本語による30分のツアーの他、英語による1時間のツアー、早朝から開始のバックステージを見学するツアーなどがあります。

シドニー・オペラハウス・ツアーの注意点

「コンサートホール」または「ジョーン・サザーランド劇場」、「ノーザン・フォイヤー」等、イベントが開催されている時は、見学することができない場合があります。シドニー・オペラハウスのツアーは、これらの見学することができることを確約していません。これらの見学ができない場合は、代替の館内シアターが案内されます。

また、これらのホール、フォイヤーの見学不可の情報は、事前に「この日は見学不可」と案内されません。

各ツアー参加申し込みの際に、これらを了承いただいた上で、ツアーにお申込みください。

日本語シドニー・オペラハウス・ツアー

シドニー・オペラハウスでは英語の他、多言語によるツアーが催行されていますが、シドニー・オペラハウス専属ガイドによる日本語ガイドによる日本語館内ツアーも毎日行われています。

日本語ツアーは約30分、シドニー・オペラハウスのメインのホールである、「コンサートホール」または「ジョーン・サザーランド劇場」のどちらかの見学、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤーの見学が、ツアーのハイライトとなります。

日本語ツアーは、毎日、1日数本催行されていますが、曜日により出発時間が異なります。

事前の予約が推奨されていますが、新型コロナのパンデミック後、シドニーを訪れる日本人観光客が復調していないこともあり、比較的予約の枠は空いています。

ツアー名 日本語シドニー・オペラハウス・ツアー
催行日 毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く)
料金 大人:$33 → 大人:$31
申込み方法 トラベルドンキーのwebサイトより
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー

英語シドニー・オペラハウス・ツアー

シドニー・オペラハウスのメインのツアーは、この専属英語ガイドによる1時間のツアーになります。

1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。

30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れませんので、より深くシドニー・オペラハウスについて学ぶことができます。

英語のシドニー・オペラハウス・ツアーは人気が高く、比較的早く予約が埋まってしまう日が多いので、希望される方は早めに予約をすることをお勧めします。

ツアー名 英語シドニー・オペラハウス・ツアー
催行日 毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く)
料金 大人:$45 → 大人:$43
申込み方法 トラベルドンキーのwebサイトより
英語シドニー・オペラハウス・ツアー

バックステージ・ツアー

シドニー・オペラハウスのバックステージ・ツアーは、舞台裏を探検する特別な体験です。

ツアーは朝7時に開始し、2.5時間かけて行われます。参加者はステージドアから入り、リハーサルルーム、衣装部屋、オーケストラピットなど普段は立ち入れないエリアを見学します。

ツアーには朝食料金が含まれています。ツアーの後は、シドニー ハーバーのそばにある最新のレストラン、ハウス・キャンティーンでゆっくりと朝食をお楽しみください。

大変人気の高いツアーになりますので、早めのご予約をお勧めします。

ツアー名 バックステージ・ツアー
催行日 火曜、水曜を除く毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く)
料金 大人:$190 → 大人:$184
申込み方法 トラベルドンキーのwebサイトより
バックステージ・ツアー

アーキテチュアル・ツアー

シドニー・オペラハウスのアーキテクチャル・ツアーは、20世紀の象徴的な建物の設計と建設の舞台裏を探索するためのツアーです。

専門ガイドが、建築家、エンジニア、建設業者、芸術家たちがどのように協力して、ユネスコ世界文化遺産を創り上げたかを詳しく説明します。ツアーは毎週土曜日の午前8時15分と10時から行われ、所要時間は約1時間です、

ツアー名 英語シドニー・オペラハウス・ツアー
催行日 土曜日
料金 大人:$45 → 大人:$43
申込み方法 トラベルドンキーのwebサイトより
アーキテチュアル・ツアー



シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法 よくある質問(FAQ)

シドニー・オペラハウスの中を見学することができますか?

一般の見学者は、玄関から入った直ぐの所にあるボックス・・オフィス(チケット売り場)までとなります。シドニー・オペラハウス館内のホールは見ることができません。

シドニー・オペラハウスが主催するシドニー・オペラハウスのツアーに参加した場合のみ、館内に入りコンサートホール、ジョーン・サザーランド劇場などの大ホール、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤー等を見学することができます。

シドニー・オペラハウスの館内ツアーに参加すれば、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか、大ホールを見学することができますか?

ほぼ見ることはできますが、シドニー・オペラハウスは、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか見学することを確約していません。

これらのホールは年間を通じて、ほぼイベント開催者が借り切っています。イベントが行われていない時間帯にツアーで見学するような形になりますが、急なリハーサル、セット替えなどで、予期せずにツアー客の立ち入りが制限される場合もあります。

その為、これらのホールが見れない日を事前にご案内したりすることはできません。見ることができない時は、館内の代替のシアターなどを案内します。

日本語のシドニー・オペラハウス・ツアーが30分であるのに対し、英語のツアーは1時間です。これらにはどのような違いがありますか?

1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。

30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れません。

※どちらのツアーも、コンサートホール、ジョーン・サザーランド・シアターの大型ホールを見学できない場合があります。この場合代替の中、小ホールを見学します。

シドニー・オペラハウスで行われるコンサート、オペラを見学したいと思います。チケットの購入は可能ですか?

シドニー・オーケストラ、オペラ・オーストラリアのサイトから、購入可能です。

オペラのチケットは、トラベルドンキーのサイトからも購入可能です。

トラベルドンキーのサイトでは、日本語で購入できる他、チケットをディスカウント価格で購入することができます。



シドニーの旅行手配

トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

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シドニーのみならずオーストラリアのシンボルとして親しまれているこのシドニー・オペラハウスはデンマーク出身の建築家ヨーン・ウットソンのデザインにより14年もの歳月を掛けて1973年に完成した。

2007年には世界遺産に登録されている。シドニー湾を見渡す位置にあり、ヨットの帆を思わせるような外観は、シドニー・ハーバーブリッジと共に観光客の写真撮影の定番スポットである。

大コンサートホールやオペラシアターでは年間を通してさまざまなジャンルの公演が行われる。また「オペラハウス・スポットライトツアー」と題した日本語の館内見学ツアーも毎日催行される。

このシドニー・オペラハウスは、世界的に有名な歌劇場、コンサートホール、劇場であり、シドニー交響楽団の本拠地でもある。オペラ、クラシックなどのコンサート以外にも、様々な用途に使われている。

面白いところでは、日本の某有名ロック歌手のコンサート、某有名落語家による落語、某有名テレビ番組の公開収録なども行われている。

2007年ニュージーランドで開かれた第31回世界遺産委員会において、オーストラリア国内では17番目、文化遺産としてはメルボルンの王立展示館・カールトン庭園に次いで、2番目の登録となった。

この世界遺産委員会において、「人類の創造的才能を表現する傑作」として認められ、登録されるに至る事となった。

このシドニー・オペラハウスはシドニー市民が世界に誇るランドマークであり、2000年のシドニー五輪の際には、聖歌リレーの舞台にもなり、現在も毎年9月に開かれるシドニーマラソンのゴール地点として利用されるなど、様々なイベントの舞台として利用されている。

現在では、シドニーのランドマークであるオペラハウスをもっと世界に広めようという事で、世界中の色々な言語での内部見学ツアー「オペラハウス・スポットライトツアー」が実施されている。

日本語の「オペラハウス・スポットライトツアー」は、毎日10:00、11:00、12:00、13:30、14:30、15:30、16:30の7回行われており(2018年4月現在。予告無く変更の可能性あり)、オペラハウスの唯一のオフィシャルツアーだけあって、通常は入れない舞台の裏側などを約30分のツアーで隈なく案内してくれる、お勧めのツアーだ。

午前中のツアーは比較的空いているが、13:30以降の午後のツアーは満席の時があるので、確実に参加したいのであれば、午後のツアーは事前予約を行ったほうが安全だ。通常では大ホール(コンサートホール、または、オペラ劇場)をこのツアーでは見学できるが、ホールでリハーサルを含めてイベントが行われている時は、大ホールの見学ができず、代替の中、小ホールの見学となる場合もある。

オペラハウスの劇場、シアター詳細
「コンサートホール」収容人数:2,679席
「オペラ劇場」収容人数:1,547席
「ドラマシアター」収容人数:544席
「プレイハウス」収容人数:398席
「スタジオシアター」収容人数:364席

写真提供:ニューサウスウェールズ州観光局