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トラベルドンキー 現地情報
タグ: 観光情報
クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の州境。
その昔から多くの船が座礁して来た、と言うのがこのポイントデンジャーの名前の由来。キャプテンクックもここで座礁したとされ、その記念碑が建てられている。
高台の展望スポットからは、遥かサーファーズパラダイスの街も一望出来、さらに6月から10月のシーズンには南極近海から出産のために暖かな海へ北上するザトウクジラを陸地からホエールウォッチングすることも出来る。
また、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の州境に線が引かれたオブジェがあるので、サマータイムの期間は右足と左足で時差が生まれるという不思議体験も出来る。新年年明けのカウントダウンも一歩、州境を越えれば1時間の時差でなんと2回楽しめるというわけだ。
記念碑や展望台の周囲には遊歩道やバーベキューエリアも整備されているので、ちょっとしたピクニック気分で出かけるのがいいかもしれない。
ヤラバレーはビクトリア州郊外、メルボルンより北東方向へ約60キロ、車で約1時間強に位置する、80もの大小のワイナリーが点在する、オーストラリアを代表するワインの産地。ビクトリア州のワイン産業発祥の地でもあり、約170年の歴史を持つ。
ヤラバレーは、ニューサウスウェールズ州のハンターバレー、南オーストラリア州のバロッサバレーと並ぶ、オーストラリアワインの産地として、オーストラリア国内のみならず、ヤラバレーは世界中にその名前を知られる。
ヤラバレーの涼しい気候、肥沃で水はけのよい土壌は、特にピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネなどの栽培に適していると言われる。
ヤラバレーでは、1838年に最初のブドウが植えられ、その後1860年から1870年代にかけて旧そっくに広まった。
ヤラバレーで特に有名であり、多くのワイナリー訪問者を集める人気ワイナリーがドメイン・シャンドン。オーストラリアでもトップクラスの高品質のスパークリングワインを作り、年間20万人ものひとがドメイン・シャンドンを訪れる。
メルボルンを出発してヤラバレーのワイナリーを数軒を訪れるツアーがでは、日本語、英語のツアーともに多く催行されていおり、少々値段ははるが、熱気球に乗って上空からワイン畑を一望できるツアーも人気だ。
写真提供:メルボルン州政府観光局
パッフィンビリー鉄道は、20世紀初頭に開通した旧ビクトリア鉄道の5つの狭軌路線の1つで、オーストラリアで最古の保存鉄道である。メルボルンより約50キロ、時間にして1時間弱のダンデノン丘陵で運行されており、メルボルンを訪れる観光客にも人気が高い。
パッフィンビリー鉄道は、通常蒸気機関車に牽引されて運行されているが、夏季の火災警報発令時、車両のメインテナンスの都合などにより、ディーゼル車での運行となる場合もある。
パッフィンビリー鉄道は、ベルグレイブからジェムブルック間の森林地帯を約24キロ、片道約1時間20分かけてゆっくりと走る。クリスマスを除く毎日運行され、少ない日で3本、多い日には6本の列車が運行される。
このパッフィンビリー鉄道で人気なのは、客車の窓枠に外を向いて腰掛け、足を外に出して腰掛けられることができること。しかしながら、2018年3月に発生した事故をうけて、2018年4月現在、この乗り方は詳細な事故調査、対策の検討のために、一時的に禁止となっている。
料金は、ベルブレイク・メンジーズクリーク間で片道$25.50、往復$33.50より。チケットは当日駅でも購入可能だが、週末、オーストラリアのスクールホリデー期間は、パッフィンビリー鉄道のWEBサイト等から、事前購入したほうが安心だ。メルボルンからのパッフィンビリー鉄道に乗るツアーで参加している場合は、通常ツアー会社によってパッフィンビリー鉄道の事前予約がされ、ツアー代金にパッフィンビリー鉄道の乗車券料金が含まれている場合が多い。
写真提供:メルボルン州政府観光局
ケアンズから沖合へ約40kmほどのアウターリーフにあるミコマスケイは、ミコマスリーフの珊瑚礁地帯にある、とても美しい白い砂浜の無人であり、オーストラリアの国立公園に指定されている。
きめ細かい真っ白い砂浜はパウダーサンドで、寝転んでもさらさらしていて気持ちがいい。徒歩数分で島全体を歩ける程の小さい島で、青い透き通った海にまるで浮いているかのような夢のような場所である。
他に人工的なものは一切無く、貝などだけではなく、砂でさえも持ち帰ることもできないように徹底した管理がされている貴重な場所である。
ミコマスケイは海鳥の保護区域であり、ロープで区切られてはいるが、およそ二万匹の海鳥を観察することが出来る。
島の周りには珊瑚礁が広がり、シュノーケルやダイビングが楽しめる。人気のニモ(カクレクマノミ)やウミガメとの遭遇率も高い。
歴史自体はとても浅く、1937年にようやく野鳥の保護区として、また1975年に国立公園として定められた。1900年代初期頃にかけてはなまこ漁なども行われていた場所である。
ミコマスケイにはケアンズ発の日帰りクルーズで訪れることができる。利用するオーシャンスピリット号は大型の帆船で、広い甲板デッキではマットを敷いて日光浴ができ、船内にはラウンジエリアもあるので、快適なセーリングを楽しみながらミコマスケイに訪れることができる。
アポロベイは、グレートオーシャンロード上のビクトリア州南西部の沿岸にある、人口1600名ほどの街である。グレートオーシャンロードのドライブ、ツアーでは、途中の休憩スポットとして立ち寄ることが多い。
アポロベイの美しいビーチからは、時期によりザトウクジラが見えることも。
正式名「スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ」は、世界遺産にも登録された世界最古の熱帯雨林地帯の上空を全長7.5kmに渡り運行する、世界初の環境保護をコンセプトにした観光アトラクションで、熱帯雨林の上空わずか数メートル上空を滑るように、6人乗りのゴンドラに乗り、どこまでも広がる熱帯雨林の壮大なパノラマを上空からゆったり鑑賞できる。
スカイレールの発着点スミスフィールドターミナルは、ケアンズから北へ車で約20分、ポートダグラスからは50分の場所にあり、どちらの場所からも送迎バスが定期運行しているのでアクセスにとても便利な場所にある。
スミスフィールドターミナルから終点のキュランダまでの所要時間は片道約1時間半、往復で約2時間半で、合計3区間の中、「レッドピーク駅」「バロンファールズ駅」と2つの乗り継ぎ駅がある。
スカイレールのゴンドラは最大6人乗りで、360度見渡せる大きな窓がり、乗車中は眼下に広がる熱帯雨林の風景を存分に楽しむことができる。また、追加代金でゴンドラの底に窓が付いているダイヤモンドビューにアップグレードする事もできる。
レッドピーク駅
スミスフィールドターミナルを出発したゴンドラの最初の中継地が、熱帯雨林の奥深くにあるレッドピーク駅。全長175mのボードウォークが設置されており、約10分ほどのウォーキングで、空からの眺めとは一味違う太古の熱帯雨林の中を散策できる。
レッドピーク駅の周りには、青々と茂るヤシの木や巨大なシダなどのさまざまな植物と野生動物たちがこの駅を取り囲むように生息しているり、資格を持つレンジャーによる無料のボードツアーウォークツアーが終日催行されている。熱帯雨林の生態系の魅力を分かりやすくユーモアを交えて解説するこのツアーは人気がある。また、熱帯雨林やこの地域固有の動植物に関する説明の表示、看板等も設置されている。
バロンフォールズ駅
レッドピーク駅からスカイレールに乗車し、深い緑の熱帯雨林におおわれた峡谷バロンゴージを通過すると、間もなく次の中継地、バロンフォールズ駅に到着する。バロンフォールズ駅では、わずか徒歩10分ほどで三ヶ所の展望台へと続く森の散策楽しむことができる。展望台からは熱帯雨林の峡谷とバロン滝を眺める事ができる。特に12月~3月までの雨季は水量が抱負なバロン滝観賞のベストシーズンとして、毎年多くの人々がこの地を訪れる。
このバロンフォールズ駅地区では1930年代に水力発電施設の開発工事が行われた歴史があり、開発当時をしのばせる建設機械が現在も数台展示されており、最新設備の熱帯雨林館Rainforest Interpretation Centreの最寄り駅でもある。オーストラリア有数の科学研究組織、連邦科学技術機構(CSIRO)との共同開発によるこの施設には、熱帯雨林に関するさまざまな情報を対話形式で学べるコンピュータやビデオ等の最新設備が整っている。ビデオや写真を見たりコンピュータのタッチスクリーンを操作しながら、ゲーム感覚で楽しく生態系を学ぶこともできる。
ドメイン・シャンドンは、フランスのシャンパン製造会社として世界中にその名を知られるモエ・エ・シャンドンが、フランス国外で運営する数少ないワイナリーの一つ、オーストラリアで運営するワイナリー。
一流ワイナリーのそろう、オーストラリアでも有数のワインの産地であるヤラバレーにおいても、このドメイン・シャンドンは最も有名であり、人気の高いワイナリーと言える。ドメイン・シャンドンへは、年間20万人もの人が訪れる。
ドメイン・シャンドンは1980年代終わりに、モエ・エ・シャンドンによって開かれる。
オーストラリアでも多くのワインの産地ががるが、その中でもオーストラリア南東部、ビクトリア州のヤラバレーが選ばれたのは、本家フランスのシャンパーニュ地方で栽培される3種類のブドウ品種、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネを栽培するのに最も適した、土壌と気候であると考えられたため。
ドメイン・シャンドンは、ワイナリーのオープン以来、伝統的なシャンパン方式によって、スパークリングワインが作られ続けており、オーストラリア国内がもとより、世界中にオーストラリア産のスパークリングワインのトップブランドとして輸出されている。
ドメイン・シャンドンのスパークリングワインは、伝統的なシャンパン製造方法で作られる。収穫されたブドウは、大きな樽で別々に醸造され、 ピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネをブレンドしてヴィンテージを作りる。これは次にボトルで2回発酵させ、砂糖がアルコールに変わると二酸化炭素が生成され、スパークリングワインの泡ができる。
ドメイン・シャンドンでは、そのスパークリングワインのバランスと複雑さを追加するために、自ワイン畑のブドウの加え、さまざまな下層土と気候を持つ幅広いヤラバレーの他ブドウ園のブドウを購入しブレンドしてワインを製造している。
やはりこのドメイン・シャンドンでの楽しみの1つは、ワインテイスティング。1人12ドルかかるが、ワインをボトルで購入すると6の返金がある。10名以未満の場合は予約不要。
特にドメイン・シャンドンに興味のある人は、毎週日曜日に開かれる「サンデー・スクール」に参加するとよいだろう。10:30-13:30、12名限定で事前予約必須。ドメイン・シャンドンのスパークリングワイン造りに関して、深く学ぶことができる。
ドメイン・シャンドンには、ワイナリーを見渡せるレストランも併設されており、ワイナリーを訪れる訪問者にも高い人気。2コースランチで65ドル、3コースで80ドルとなっている。前菜、メインには、その料理にあったドメイン・シャンドンのワインが含まれているので、その値段以上に価値のあるランチコースとなっている。
※価格などは2018年4月現在
写真提供:メルボルン州政府観光局
その高さ322.5メートル。
ゴールドコーストのみならず、オープン当時は世界一高い住居ビルとして名を馳せたQ1リゾート&スパ。
その77階と78階に位置するスカイポイント展望台からはサーファーズパラダイスの景色はもちろん、天気が良い日は北はブリスベンから南はバイロンベイまでを一望に見渡すことが出来る。
地上から77階の展望台までは高速エレベーターでわずか43秒。展望台は360度ガラス張りになっており、美しいヒンターランドの山々からサーファーズパラダイスの美しいビーチまで美しい景色を見せてくれる。
冬場の晴れた日には南極から北上するクジラの群れを見かけることあるとか。
展望台にはスカイバーがあり、美しい夕日や夜景を眺めながらゆっくりお酒を楽しむこともできる格好のデートスポットとなっている。
オススメの時間帯は夕暮れ時。最高に綺麗な夕陽を。
西オーストラリアで最も魅力的な自然の創作物の1つピナクルズ。何千もの巨大な石灰岩の柱が限りなく広まる様子は、まるでSF映画に登場するシーンのように思える。ピナクルズのあるナンバン国立公園(Numbung Natinal Park)は1956年に設立され、先住民の言葉で「曲がりくねった」という意味。
石灰岩を構成しているのは動植物のカルシウムと一般的には知られているが、ピナクルズの岩は海洋生物からのカルシウムを多く含んでいると言われる。 最も古い地層と思われるのは海草カルシウムの部分で、砂が特徴的に黄色や茶色となっている。
この石灰質の色の違いは、古代の海岸線にかなり変動があったという事を指摘している。この地層がユーカリの種類など、根が地下水脈を求めて深く延びる樹木により亀裂を発し、やがて朝晩の温度差と強い西風により風化が一段と進み、樹木がなんらかの理由でピナクルズ砂漠から姿を消した後、残った石灰岩が今の姿と言われる。
現在冬の集中的な弱酸性の雨と、人間の皮膚から分泌している酸はピナクルズを構成している炭酸カルシウムを溶解し砂にしていくので、ピナクルズは年々小さくなっている。そのため、西オーストラリア環境庁は、「ピナクルズに触れないでください」と、ピナクルズを訪れる観光客に注意を促している。
パースからピナクルズまでは片道約190キロ、時間にしてノンストップで走行しても約2時間15分。自分で運転していく場合は、ある程度新しくメカ的に信頼できる車と、遠方地でも通じる携帯電話、冬でも充分な水が最低限必要。
途中ガソリンスタンドの数も限られており、計画的に給油が必要だ。パース郊外北部のジュンダラップと言う町の外れからは約150km、カタビーという集落までガソリンスタンドはなく、その次はサバンティで約100km離れている。オーストラリアのアウトバックでのガス欠や飲料水の不足は、遭難に繋がることがあるので用心が必要。
サバンティの町に着くとピナクルズまではあと17kmほど。この道は数年前までは未舗装道路で、雨の日などは通行が困難であったが、今は公園管理事務所の料金所まで道路は舗装されている。制限速度は殆どの区間は80km/hですが、多少のワイディングロードの区間があるの、朝晩はカンガルーやエミューが道路に飛び出してくることがあるのでスピードは控え慎重に運転すべき。
ピナクルズの中を普通車&4WD(ランドクルーザーサイズ)でゆっくりと走行も可能だが、歩いても回れるようループの遊歩道が設置されている。よほど暑くない限り1周約1時間かけてこの遊歩道を徒歩での散策がお勧め。一つ一つ形の違うピナクルズを見ながら歩くのは以外に楽しく、中には建物、動物、人間、などなどに見えるものを探してみると面白いだろう。
グランピアンズはバララットから北西150キロ、メルボルンから260キロにあり、16万7000ヘクタールの面積を誇るビクトリア州最大の国立公園である。
3万年以上も前からこの地を聖地として先住民族アボリジニが住んでいたといわれ、アボリジニ達が残した岩絵は、40箇所も発見されている。
グランピアンズ1帯には、ゴンドワナ大陸時代から続くユーカリ林や多雨林が生い茂っており、また数百万年もの間風雨にさらされて奇妙な形に風化した岩、山の間に点在する湖と、すばらしい自然の景観が堪能できる。
また、コアラやカンガルー、ポッサムなどオーストラリアならではの動物が身近でみられる事も。春には、700種余りの花が咲き乱れ、色鮮やかな美しい山々となる。
グランピアンズの大自然を満喫する一番の方法は、ブッシュウォーキングをお薦め。30分程度の簡単なものから、宿泊をともなう本格的山歩きまでコースが選ぶことができる。
一番の見所は「ザ・バルコニーズ」。壮大な絶壁と周囲の景観は写真撮影に絶好のポイント。また、標高差約100メートル程の「マッケンジー・フォールス」も是非立ち寄りたいポイントであり、滝上から下までの階段を降りる事ができる。
写真提供:メルボルン州政府観光局