キングス・テーブルランドは、エコーポイントやシーニックワールドのある、カトゥーンバの15分ぐらい手前にあり、展望台として整備されていない、穴場と言えるブルーマウンテンの展望ポイント。

驚くのはその断崖絶壁に柵が設置されていなく、ブルーマウンテンの断崖絶壁まで行くことができること。言うまでもなく大変危険なので、くれぐれも注意して訪れ、特にお子様連れの場合は、ひと時も目を離さないようにする等細心の注意が必要だ。実際ここで崖の下を覗き込もうとした観光客の転落事故も発生している。

駐車場、トイレなどの設備もなく、一部未舗装の道を通る必要があり、大型バスで運行するブルーマウンテンのツアーではキングス・テーブルランドを訪れず、小型バスで少人数制で運行するツアー会社、個人で自家用車、レンタカーで訪れる人しか訪れないため、静かな環境でゆったりとブルーマウンテンの景色を堪能できる。

また、このキングス・テーブルランド周辺は、アボリジニの歴史的な史跡が残るポイントでもある。

自分で車で行く際には、この展望台の場所が分かり辛いので注意が必要だ。グレート・ウエスタン・ハイウェイから、キングス・テーブルランドRDに入るところには、「Kings Tableland」と表示があるので、注意してみていればわかるが、キングス・テーブルランドRDに入ってから、この展望台へのサインは何もない。

キングス・テーブルランドRDに入ってから10分ほど住宅街を進むと、「HORDERN RD」と小さいサインが出ている右にまがる道があるので、それを右折、そのまままっすぐ進むと突き当たりになり左折する。

そこから未舗装の道になるが1分も走ったところに、車2、3台停められるスペースがあり、そこがこのキングス・テーブルランドの展望ポイントになる。未舗装の道は4WDでなくとも、普通の車で走行可能。

この「HORDERN RD」のサインを見過ごしてまっすぐ行ってしまうと、途中未舗装の道となり、こちらは4WD車でないとちょっと無理な道となる。そのまま20キロも進めば、マクマホンズ・ポイントという別な展望台になるが、普通車では立ち入らないこと。

Google Mapで「Kings Tableland」を検索すると、未舗装の道をかなり奥地に入った場所にマーカー立つが、ここで紹介している展望ポイントはそこではない。

Google Mapで検索する場合は、「Lincolns Rock」で検索すると、この展望ポイントの正しい位置が表示される。

エコーポイントは、ブルーマウンテン国立公園にある、もっとも人気があり、多くの人が訪れる、ブルーマウンテンの広大な景色を楽しむことができる展望台である。

シドニー市内の西約105km、車で2時間弱に位置し、年間150万から200万人が訪れる。ブルーマウンテンを紹介するガイドブック、ブログ記事等で使われるブルーマウンテンの写真は、ほとんどがこのエコーポイントから撮られた写真であり、まさにブルーマウンテンを代表する観光スポットと言える。

ブルーマウンテンにはその眺望を楽しむ展望ポイントは数多くあり、その中でもこのエコーポイントが最も人気が高い理由は、この展望台よりスリーシスターズと呼ばれる3つ並んだ奇岩を、ブルーマウンテンの雄大な景色とともに見ることができるからである。

スリーシスターズには、当地に伝わる悲しい伝説がある。このブルーマウンテン一帯に住んでいた魔王が、ある日美人で評判の高かった3人姉妹を連れてくるように、両親に命令をする。それを不憫に思った魔術師が、3人姉妹をとりあえず岩に変え、魔王の気が変わるまで待とうとする。しかし、それに怒り狂った魔王が、その魔術師を殺してしまい、美しい3人姉妹は岩のまま、人間に戻ることができなくなった。その美しい3人姉妹が、このスリーシスターズだ、と伝わっている。

エコーポイントにはブルーマウンテン・ビジターセンターが設置されており、周辺の観光アトラクション、宿泊施設、ブッシュウォーキングの地図等のインフォメーションを提供している。ビジターセンターには、綺麗な大型のトイレも設置されている。ビジターセンターは入場無料、クリスマス以外の毎日オープン。

エコーポイントから、いくつかのブッシュウォーキングコースがあるが、もっとも手ごろで人気が高いのが、エコーポイントからスリーシスターズまでの往復コース。往復30分程度でスリーシスターズまで、ブルーマウンテンの森の中をゆったりと散歩できるので、是非時間があれば行ってみたい。途中長い階段もあるが、歩きやすい靴であれば特別な装備も不要だ。

それほど大きくはないが、コイン式のパーキングメーターが設置されている。その他、カフェ、レストラン、アボリジニダンスショーを見ることができる、ワラダー・アボリジナル・センターもある。

ワイキキビーチとセットでハワイのシンボルとなっている山がダイアモンドヘッド。

約30万年前の噴火で出来た標高約232メートルの死火山で、19世紀にここを訪れた水夫が、ゴロゴロと転がっている方解石の結晶をダイヤモンドと勘違いしたことが、ダイアモンド・ヘッドという地名になったといわれています。
ハワイ語では、「カイマナヒラ」や「レアヒ」と呼ばれ、ハワイアンソングの曲名やホテルのラウンジ名にもなっている、よく耳にするハワイ語の一つです。

ワイキキから見る山の眺め以上に、ダイアモンドヘッドから見る景色も素晴らしいです。
人気のある展望スポットは2ヶ所:
・ダイアモンドヘッド展望台
海側の山腹にあり、正面に広大な太平洋と水平線、左はカハラ地区からハナウマ湾のあるココヘッドまで続く海岸線の景色が望めます。

・山頂の展望台
遮るものがない頂上からは、さらに右はワイキキから真珠湾まで、後は雄大なコウラウ山脈という360度のパノラマビューが楽しめます。
ダイアモンドヘッド山頂へのハイキングは、ワイキキからも近く、気軽に出来るハイキングコースなので世界中からの旅行者に人気です。

・ハイキング道の入口
火口内にあります。火口へと続くトンネルは、ワイキキから見て山の裏側、約3マイル(5km)、車で15分の位置にあります。
行き方は、徒歩、市バス、タクシー、トロリーなど。
また、ツアーもトンネル開門時間に合わせて出発する日の出ツアー、人気レストランやB級グルメの朝食が付いたツアーなど色々あります。

・営業時間
朝6時から夕方6時まで(午後4時半までに入場が必要)。定休日はなし。
入場料は、1人$1ドル。

・所要時間
山頂までの距離は0.8マイル(1.3km)、整備された山道を歩きますが往復で1.5~2時間ほどみてください。

カネオヘ湾のサンドバーは、テレビCM、グラビアや雑誌など、人気の撮影スポット。
この世の景色とは思えない「青空とエメラルドグリーンの海にぽっかりと浮かぶ白い砂浜」の映像をよく目にされるはずです。

港からわずか10分足らずの沖合いにあるのに、岸壁からは全く見えない幻の浅瀬で、干潮時に海面に姿を現す広大な砂洲は圧巻です。
サンドバー(砂州)への行き方は、船が必要なのでツアーに参加するのが一般的。
カネオヘ湾での観光営業の許可を所持したツアー会社がバラエティ豊かなプランを用意しています。
午前または午後の半日でサンドバーの散歩やシュノーケリングをして遊ぶツアー、周辺の海でバナナボートやジェットスキーなどマリンスポーツも体験するツアー、隣町のカイルア・タウンに立寄りショピングやB級グルメも楽しめるツアーなど。

サンドバーなど自然に恵まれたカネオヘ湾は、全米屈指の珊瑚礁でもあります。
外敵から守られた穏やかな海は、絶滅危惧種のグリーン・シータートル(アオウミガメ)が多数生息する海亀の楽園にもなっています。

ダーリン・ハーバーは、1980年中ごろに開発された、ショッピング、レストラン、バー等が集まる、複合エンターテイメントエリア。

元々は商業港と、そこから荷物を運ぶ列車の引込み線であったが、現在はサーキュラーキーと並ぶ、シドニーの人気ハーバー・エリアとなっている。

ダーリン・ハーバーは、シドニー市内側のコックルベイワーフと、対岸のピアモント側、ハーバーサイドに別れる。コックルベイワーフには、レストラン、バー、クラブなどがあり、ハーバーサイドには、同じくレストラン、バー等の他に、ファッションの専門店、土産店などが入る、ショッピングモールとなっている。また、このハーバーサイドには、シドニー市内で唯一のボーリング場もある。

その他、このダーリン・ハーバー地区には、シドニー水族館、ワイルド・ライフ・ワールド(動物園)、IMAXシアター、シドニー・コンベンションセンター、チャイニーズ・ガーデン等がある。

毎年末には花火大会が行われるが、ここから打ちあがる花火は、サーキュラーキーなどであがる花火より小型で、あまり大規模と言えず、出来ればサーキュラーキー等他の場所で見た方が良い。

サーキュラー・キーは、オペラハウスがあり、ディナークルーズなどの観光船の発着する観光の拠点であると同時に、シドニー在住者の通勤の足でもある、フェリー、市バスなどが発着する、交通の要衝でもある。

サーキュラー・キーは、向かって右手(東側)に、オペラハウスのあるべネロン・ポイント、西側にロックスに挟まれたハーバー。

サーキュラー・キーを発着するフェリーは、対岸のミルソンズ・ポイントなどのほか、遠くマンリー、パラマッタまで行くフェリーも発着する。このフェリーは、手ごろな料金で、シドニー湾のクルーズ気分も味わえること、またタロンガ動物園行きもあることから、シドニー地元の通勤客だけでなく、シドニーを訪れる観光客にも人気だ。

サーキュラー・キーには、シドニー市内を走る鉄道、シティレールの「サーキュラー・キー」駅があり、その駅で下車すれば、直ぐ目の前にハーバーが広がる。シティレールは、シドニー市内は地下を走るが、このサーキュラー・キー付近で地上に出て、サーキュラー・キー駅はシドニー市内では唯一の地上より高い、高架駅となる。

サーキュラー・キー近辺には、インターコンチネンタル・ホテル、マリオット・ハーバーサイドなど、高級ホテルのほか、アリアなど高級レストランも多く集まる。

シドニーで毎年12月31日に開かれる、年末の花火大会では、このサーキュラー・キーが、ベストスポットとなる。このあたり一帯交通規制がひかれ、車の立ち入りは禁止され、朝から場所取りをする人が多くみられる。