ケアンズから車で2時間ほど南に位置するミッションビーチ。
スカイダイビングの着地点としても有名です。
滞在中、たくさんのスカイダイバーが空から降り来るのを見ることができます。

次々と空から降りてくるスカイダイバー
近くには桟橋もあり、フィッシングもできます。
夕暮れ時に訪れたビーチ

アコモデーションもたくさんあり、どこもビーチまで徒歩圏内。
ケアンズから若干離れているせいか、日本人の観光客はあまりいませんでしたが、
ビーチは穏やかで天候も比較的安定しております。
ゆったり滞在を希望される方にはお勧めのビーチです。

コテスロビーチ(Cottesloe Beach)は、西オーストラリア州パースの郊外、車で約30分ほどの距離にある、白い砂浜と深い青色のインド洋の海が印象的な、大変美しいビーチである。

毎年3月にはコテスロビーチにおいて、野外彫刻展が開かれ、ビーチがギャラリーに変わる。

写真提供:西オーストラリア州観光局

 

オーストラリアを代表する有名ワイナリー。

オーストラリアで最も緯度の高い位置にあるワイナリーの一つであり、そしてその質の高いワインを極上の料理と一緒に味わえるレストランも備えている、ワインの為の総合ビジターセンターとも言えるのがこのシロメ・ワイナリー。

シロメ・ワイナリーは、560エーカーの広大な敷地に144エーカーほどのぶどう畑を設けており、ワラビーが跳ね回るような大自然の中でじっくりぶどうが育っていく。
このぶどう畑は花崗岩地帯に作られており、土壌条件と気候条件がうまく作用し、ワインに最適な糖質の多いぶどうが育成されるのだという。

ぶどうの収穫期には70人にもおよぶスタッフがわずか10週間の間に、ひとつひとつ手摘みで800トンものぶどうを収穫するというから驚きだ。
そのぶどうからぶどう果汁が搾られた後にはトラック3台分もの絞りかすが出るという。そしてそのぶどう果汁は熟成タンクのなかでゆっくり時間を掛けてアルコール分を高め、味に深みを出していく。熟成タンクでは12万リットルにもおよぶワインが商品になるのを待っている。

ワイナリーの由来はオーナーの名前から来ている。
TerryとEdのイニシャルと苗字のMorrisをくっつけ、逆から読むとSIRROMETという綴りになる。

ビクトリア州出身と言うこのモリス家がクイーンズランドを訪れたのは1980年代のこと。
当時、暖かいクイーンズランドではおいしいワインは出来ないと言われていた通説を打ち壊すべく、一家でこのマウント・コットンに乗り込んで来たのがこのシロメ・ワイナリーの始まり。
それからわずか数年でシロメ・ワイナリーは大成功を収め、地元でも有数のビジネスモデルと言われている。

ワイナリーのポリシーでもある「自然との調和」は見事に貫徹されており、野菜畑の肥料はぶどうの絞りかすから、そして醸造機器の洗浄に使う水は自家製のダムから来ている。レストランから見える緑豊かな丘陵地帯は環境保護精神の賜物というわけだ。

オーストラリアならではの大自然の中で、自然の恵みであるおいしいワインと極上の料理を味わう。
言わば一番オーストラリアらしい観光地とも言えるこのシロメ・ワイナリー。機会があればぜひ一度足を運んでみて欲しい。

マルカの洞窟(Mulka's Cave)は、西オーストラリア州の観光名所として知られる、ウェーブロックの近くにある、オーストラリアの先住民であるアボリジニによる壁画と伝説の残る洞窟。ウェーブロックからは距離にして約20キロ、車で20分くらいに位置する。

マルカの洞窟の「マルカ」とは、アボリジニの伝説によれば、この地区に住むアボリジニのコミュニティーから人間の子供を食べる等恐怖の対象として見られていた人物の名前で、彼がこの洞窟に住んでいたことからマルカの洞窟と呼ばれている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

ケアンズ市内から車で北へ40分、ポートダグラスから25分南に位置するケアンズ近郊では最大級の動物園。延べ2100メートル以上のボードウォーク通路が整備されており、森林や熱帯雨林を演出する園内には、コアラ、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、カソワリ等、オーストラリア固有の動物たちを始め、美しい熱帯鳥類、爬虫類、昆虫などを見ることができる。

赤ちゃんワニ&ヘビとの記念撮影

園内では飼育員により、プレゼンテーションが定期的に開催されており、ヘビ、カソワリ、コアラ、ワニなどの生態などを解説している(英語)また1日2回、敷地内にあるクロコダイルの養殖場の見学ツアーも開催されている。

園内にあるコロコダイルファーム

園内を流れるハートリースラグーンには大量のソルトウォータークロコダイル(イリエワニ)が放し飼いされており、1日5回定期的にクロコダイルクルーズが運行されている。クロコダイルクルーズで、係員が棒にロープで縛った肉を吊るしてワニに餌付けするパフォーマンスは、ダイナミックにジャンプしながら餌にかぶりつくワニを見ることができる。

クロコダイルアッタックショーは大迫力!
クロコダイルクルーズのボートからの餌付け

プロフェッショナルなスタッフがワニの檻に入り、至近距離で餌付けをするクロコダイルアタックショーや、コアラ、カソワリ、クロコダイル餌付けショー、スネークショーなど、開演中は様々なアクティビティが開催されている。

ヨークは西オーストラリア州の州都であるパースから東へ約100キロ、車で約1時間半の距離にある内陸部の街。ウェーブロックへの日帰りツアーなどで、途中休憩を兼ねて立ち寄ることが多い。

西オーストラリア州の内陸部では最も古い街となり、パース入植2年後の1831年には定住がはじまり、1835年には街が形成され始めた。ヨークには1850年代から1860年代にかけて重要な建物が多く残っており、オーストラリア連邦の歴史的保存地区に指定さ保護されている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

 

サーファーズパラダイスの北、オーストラリアンフェア・ショッピングセンターを中心に広がるのがサウスポートの町だ。

警察署に、移民局や裁判所があることからも分かるように、サーファーズパラダイスはこのサウスポートから派生したと言われている。

さらに銀行各行、各企業のオフィスの集うこのサウスポートはゴールドコーストのビジネスの中心地でもある。

従来は古びた町というイメージが付きまとったサウスポートだが、現在はオーストラリアンフェア・ショッピングセンターの向かいに更にサウスポート・セントラルという高層ビルが建ち、モダンでおしゃれな一大ショッピングエリアを形成している。

以前は韓国系の留学センターや食材店、韓国料理屋が多く、韓国人留学生の姿を多く見かけることから、韓国人街と呼ばれることもあったが、今はゴールドコーストのチャイナタウンと言える。

大きなチャイナタウンの門を始め、チャイニーズ系レストラン、ショップ、グローサリーショップなどが多く立ち並ぶ。

日本も負けてはおらず、シドニー発祥の有名ラーメン店チェーン「一番星」や「れんが屋グループ」の焼肉屋「JFX」などの日本食レストランも多数あり、多民族国家オーストラリアらしい一面を垣間見ることができる。

カバのあくび岩(Hippo's Yawn)は、ウェーブロックから1キロメートル、徒歩で15分ほどの所にある、その名前の通りカバがあくびをしいるように見える高さ12メートルの岩である。

ウェーブロックの日帰りツアーでは、ほとんどのツアーでウェーブロックとともに、このカバのあくび岩訪問も含まれている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

ウェーブロック(Wave Rock)は、西オーストラリア州にある、砕ける海の波のような形状の岩であり、西オーストラリア州の代表的な観光スポットである。西オーストラリア州の州都パースから東へ約340キロ、時間にして約4時間の所にある。

ウェーブロックは、約160ヘクタールのハイデン自然保護区の中にあり、その波の高さは約15メートル、長さは約110メートルとなり、約26億3000万年前の花崗岩が風、雨等により浸食してできた。

この地に住む先住民の人たちにとって、このウェーブロックは文化的な意義を持ち、ウェーブロックは虹色の蛇が陸上の水をすべて飲みつくした後、その巨大な体を地面に擦り付けてできたと語り継がれている。

ウェーブロックには毎年14万人の観光客が訪れ、ピナクルズ、ロットネスト島に次ぐ、パース近郊の観光地として人気がある。周辺にはアボリジニの壁画が残るマルカの洞窟、カバがあくびをしたような形のカバのあくび岩等の見どころがあり、ウェーブロックとともに訪れる人が多い。

パースよりウェーブロックへ日帰りツアーが数社運行しているが、この距離は日本に置き換えると東京・名古屋間とほぼ同じ距離であり、全行程約13時間の強行軍のツアーになる。残念ながらウェーブロックへのツアーは、日本語のツアーを行っている会社はなく、英語のツアーのみ催行されている。

セルバンテス(Cervantes)は、西オーストラリア州の海岸部にある小さな街であり、州都のパースより北方向へ約200キロ、車で約2時間15分程度に位置する。

セルバンテスの人口はおよそ500人、ドン・キホーテの著者であるミゲル・デ・セルバンテスよりこの街の名前はとられた。セルバンテスの主な産業は漁業であり、特にロブスターの産地として知られている。

西オーストラリア州を代表する観光スポットであるピナクルズから、おおよそ車で30分ほどの位置にあるため、パース出発の日帰りピナクルズツアーのランチ休憩地としてよく利用されている。

ツアーの行程で「ロブスター・シャック」というロブスター加工工場の見学、そしてここでロブスターのランチというコースが人気が高い。

写真提供:西オーストラリア州観光局