フランクランドアイランド諸島(ハイアイランド、ノーマンビーアイランド、マーベルアイランド、ラウンドアイランド、ラッセルアイランド)は、5つの島からなる諸島で、ケアンズから南東へ約45km、本土のラッセル川から約10kmの沖合いにある。上陸可能なのはハイアイランド、ノーマンビーアイランド、ラッセルアイランドの3つ。

上空から撮影したノーマンビーアイランドのビーチ

フランクランドアイランドクルーズ社による日帰りクルーズでノーマンビーアイランドへ訪れる日帰りツアーが催行されている。 

フランクランドアイランドクルーズ社のボート


ノーマンビーアイランドには施設は一切なく、唯一食事用のウッドテーブルのみが西側のビーチに設置されている。島内は木々に覆われていて、島の西から南側にかけてビーチと簡単な散策道があり、歩いて20-30分ほどで島を半周することができる。ビーチには星の形をした砂「星の砂」があり、砂を一掴みして目をこらして探すと見つけることができる。この星の砂は実際は原生生物の有孔虫の殻である。その他干潮時には浅くなった珊瑚礁の中を歩く事ができ、ヒトデ、貝、魚や、時にはサメやウミガメを見ることもできる。

干潮時に現れるロックプールでは様々な生物が観察できる

島の周辺は珊瑚礁で囲まれており、シュノーケルを楽しむ事ができる。グレートバリアリーフの内側に位置している諸島なので外洋(アウターリーフ)ほどの透明度や珊瑚礁はないが、島から泳げる範囲で珊瑚礁群があり、ウミガメとの遭遇率は高い。

島周辺にある珊瑚礁

ラッセル島には宿泊できるキャンプ場、トイレの設備がある。公共の交通機関は乗り入れていないので、自身のボートか、ボートチャーターしてアクセスする以外方法はない。

ウィルソンズ・プロモントリー国立公園(Wilsons Promontry National Park)は、メルボルンから南東方向へ約160キロに位置する約5万ヘクタールの広さをもつ国立公園。この岬には少なくとも6500年前に先住民族が住んでいたことが、考古学的な発見によりわかっている。

「プロモントリー」とは海に突き出た岬という意味があるが、その名前の通り海に突き出た半島全体が国立公園に指定され、自然、景観、ウォンバット、カンガルー、エミューなどの野生動物が保護されている。

オーストラリアの中でも特に海岸線の美しい国立公園として知られ、園内には数多くの散策路、ハイキングコースが設けられ、また、キャンプ場の設備もあり週末、特にスクールホリデーの時期は、メルボルン近郊のファミリーが多く利用する。

写真提供:メルボルン州観光局

 

ケアンズ市内から北へ車で約30分ほどの場所にあるこじんまりとしたビーチリゾート。レンタカーで行くか、ケアンズ市内ケアンズセントラル、又はLAKE STRETのバスステーションから市営バス110番に乗り約1時間でアクセスできる。

ビーチ沿いに立ち並ぶショップやレストラン

ビーチリゾートといっても透明度の高いキレイな海があるわけではなく、地元オージーや子供たち以外で海で泳ぐ人はあまりいない。パームコーブの魅力は雰囲気。ビーチ沿いにはホテル、レストラン、カフェやバーが軒を連ねて立ち並び、目の前に広がる海と、道沿いに立ち並ぶ椰子の木はリゾート感に満ち溢れている。

毎月最初の日曜日にはパームコーブサンデーマーケットが開催され、海沿いの道がたくさんのショップで埋め尽くされる。

大勢の人で賑わうサンデーマーケット

パームコーブの北側には桟橋があり、地元に人には人気の釣りスポットになっており、アジやイシモチなどの小物や、バラマンディやスパニッシュマッカレルなど大物が釣れる事もある。

パームコーブの桟橋は釣り人に人気のスポット

スタンダップパドルや、シーカヤックなどのマリンアクティビティも楽しめる。たいだいビーチ沿いの道に看板を立てているので、興味がある方は気軽に参加できる。

気軽に参加できるスタンダップパドルやカヤック

クイーンビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)は、メルボルン市内から北方向に徒歩15分程度の所にある、南半球で最大のオープンエアーマーケットであり、その広さは7ヘクタールに及び、東京ドームのおよそ1.4倍の大きさである。

クイーンビクトリアマーケットの歴史は、マーケットの前身を含めればおよそ150年になる。1869年に「ミートホール」という名前の肉の卸売市場としオープンされたのに始まる。

その後肉の一般客に向けた小売り販売も開始され、果物、野菜の市場も追加される。1878年に現在の名称である、クイーンビクトリアマーケットとその名称が変更され現在に至る。

クイーンビクトリアマーケットは、クイーン・ストリートを挟んで、東側のローワー・マーケットと西側のアッパー・マーケットに別けられる。ローワー・マーケットは、肉・魚・野菜・果物などの生鮮食料品が扱われる。

アッパー・マーケットは、土産品・工芸品、アパレル、アクセサリーなど一般商品の店が中心だ。

クイーンビクトリアマーケットは、毎週月曜日と水曜日は休業となっているので、訪れる予定の人は注意が必要だ。

写真提供:メルボルン州観光局

ユーレカタワー(Eureka Tower)は、ビクトリア州メルボルンのサウスバンク地区にある、地上91階、地下1階、高さ297.3メートルの高層ビル。その検閲は2002年8月より開始、2006年10月11日に正式オープンされた。

ユーレカタワーの「ユーレカ」は、1854年のゴールドラッシュ時に発生し、後のオーストラリアにおける民主主義の誕生のきっかけとなった「ユーレカ砦の反乱」からとられている。

ユーレカタワーは、低層階はオフィススペース、高層階は住宅となっており、2006年の完成時には、世界で一番高い高層マンションであったが、その後世界で超高層ビルの建設が相次ぎ、現在は世界第16位となっている。(2018年現在)

オーストラリアでは、ゴールドコーストのQ1に次いで2番目と言われるが、Q1は屋上にある尖塔を含めて322.5メートルであり、実際の建物天井部分で比較すると尖塔のないユーレカタワーの方が約24メートル高い。また、Q1は78階建てに対し、ユーレカタワーは92階建てである。

ユーレカタワーは、84階分がマンションとして住宅となっており、全部で556ユニットある。そのうちの82階から87階部分は、サミットレベルと呼ばれ、1フロアに1ユニットしかない。

ユーレカタワーの88階には展望台、89階にはレストラン、90階には通信設備、91階には給水設備とタンクが設置されている。

ユーレカ・スカイデッキ

ユーレカタワーの88階には「ユーレカ・スカイデッキ 」と呼ばれる有料の展望台がある。この展望台は高度285メートルにあり、南半球ではもっとも高度の高い展望台である。

秒速9メートルの高速エレベーターで88階まで上がれば、360度のメルボルン及び近郊の大パノラマの景観を楽しむことができる。

ユーレカ・スカイデッキには、「ザ・エッジ」と呼ばれる、建物内から約3メールから外に突きだす透明なガラス・キューブがある。この中に入ると、地上約300メートルに宙づりになったようなスリル体験を味わうことができ、ユーレカ・スカイデッキを訪れる観光客に人気だ。

ユーレカ・スカイデッキの入場料は大人$22より、$5.50の追加料金にて、昼と夜の各1回入場できる「サン&スター」というチケットもある。ザ・エッジを体験するのは、大人$12別途料金が必要となり、事前の予約は不要。

写真提供:メルボルン州観光局

ライゴンストリート(Lygon Street)は、メルボルン市内中心部より北方向にある、イタリアン・レストラン、カフェなどが多い通りだ。

オーストラリアで最初にオープンしたと言われるピザ専門店の「Toto;s Pizza House」も、このライゴンストリートの南端に位置する。

写真提供:メルボルン州観光局

ブロックアーケードは、メルボルン市内の中心街、L字型にコリンズ・ストリートとエリザベス・ストリートを結ぶ、歴史的なアーケード。そのヨーロッパ調の美しいアーケードは、単に商業的な機能だけでなく、ロイヤルアーケードと同じく、アーケード自体が芸術的な美しさにあふれ、多くの観光客が訪れる。

ブロックアーケードは1891年より1893年にかけて建てられ、オープン当初はカーペンターズ・レーンと呼ばれていたが、元々このアーケードのある地域は「ザ・ブロック」と呼ばれていたことから、後に現在のブロックアーケードに名称が変更された。

ブロックアーケードもビクトリア州の歴史遺産として登録、保護されており、ロイヤルアーケード同様に現役の商業施設であると同時に、貴重な文化遺産となっている。

写真提供:メルボルン州観光局

ポートダグラスは、オーストラリア東海岸のケアンズから北へ70km程のところに位置し、ケアンズ市内から車で一時間ほどで行けるビーチリゾートである。車のほかにもバス、タクシー、ホテルやツアー等の送迎サービスを利用して足を運ぶことができる。また、ケアンズ空港からのシャトルバス等も利用可能である。ケアンズと違う点は長く続くビーチ沿いに並ぶように建つ、広大な敷地を持つリゾートホテルが多い事。日本人には馴染みが薄いが、長期でゆっくり滞在する海外からの観光客が多い。

ポートダグラスのメインストリート Macrossan Street

街の東側に弧を描くように伸びる6キロものビーチ「4マイルビーチ」の美しい海岸線やお洒落で落ち着いた街並みに並ぶブテイックやカフェ&レストラン、そして世界的に有名なホテルや手軽に利用できるコンドミニアムやブテイックホテル等、ホリデーを満喫するには最適の場所である。マクロッサンストリートからショッピングセンターを併設した港に繋がる海岸道路を「ワーフストリート」といい、この道沿いには1911年に建設された「セントメアリーズバイサシー」という教会や、「アンザックパーク」と呼ばれる公園があり、毎週日曜日の午前中にはここでサンデーマーケットが開かれている。

毎週日曜日に開催されるSUNDAY MARKET

マーケットには、地元で取れた野菜や果物をはじめ、地元のアーティストが作った工芸品や絵画&アート、手作りアクセサリーに衣料品、アロマや化粧品、帽子に玩具など様々なものが並んでいる。

また、ポートダグラスにはレインフォレストハビタットという動物園がある。ここでは鳥類に力を入れており、鳥と朝ごはんを食べられるという珍しいイベントもある。その他カンガルーやワラビーも放し飼いにされており、ダチョウに似た大型飛べない鳥エニューもなんと放し飼いになっていて、間近で見る事ができる。餌を買えば餌付けすることも可能である。

ワイルドライフハビタットは放し飼いの動物が多い

ロイヤルアーケード(Royal Arcade)は、メルボルンの中心街にある、150年近い歴史をもつメルボルンで最初に開かれたショッピング・アーケード。このビクトリア時代の建築物は、ビクトリア州の歴史的建造物として登録・保護されており、ブロックアーケード(Block Arcade)とともに、観光スポットにもなっている。

ロイヤルアーケードは、大規模なコンペを勝ち残った英国人のチャールズ・ウェッブによって設計され、1870年にオープン。アーケードで最も印象的なのはゴグ(Gog)とマゴグ(Magog)の巨大な像によって挟まれた壮大なガンツ・クロック(Gaunt's Clock)と呼ばれる時計1892年以来、これらの巨大な像は1時間ごとに時を知らせている。

2002年から2年間をかけて、老朽化したロイヤルアーケードはオリジナルの部分を多く残しなら改装され、その美しさは150年の時を感じさせない。

写真提供:メルボルン州観光局


 

通称「逆バンジーサイト」と言えば、地元の人で知らない人はいない絶叫体験コーナー。

逆バンジーのスリングショットはなんと6G、時速160kmもの速さで高さ80mまで打ち上げられ、一気に地面すれすれまで落とされる。
 

フライコースターは3人まで一度に乗れる空中ブランコ体験。時速130kmに達するのにわずか1.3秒。

ボマトロンは時速120km、4Gで最大高さ45mまでのところを縦回転する。

その他、お子様向けのミニパットゴルフやバンジートランポリン、絶叫マシンシュミレーターなどスリル満点のアトラクションが勢ぞろい。

ショッピングの合間に立ち寄れるのでトライしてみては?

サーファーズパラダイス市内中心部。マントラ・クラウン・タワーズの目の前。
直ぐ隣りにはトラムの駅。
ご家族連れにはミニゴルフ。
やはり目玉はスリングショット!
見てるだけで震えちゃいます。
う~ん、写真だと高さと怖さがつたえられなーい!