オーストラリアのレンタカー保険|Excess・免責額とは?事故時にいくら払うのか解説

オーストラリアでレンタカーを検索すると、料金の安さに驚くことがあります。

ところが予約を進めていくと、

「Excess」

「Loss Damage Waiver」

「Excess Reduction」

「Zero Excess」

など、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

さらに営業所で、

「事故の場合の免責額は数千豪ドルです」

と言われて、初めて驚く人も少なくありません。

オーストラリアのレンタカーで非常に重要なのが、エクセス(Excess=免責額・自己負担上限)です。

レンタカー料金に基本的な補償が含まれていても、事故を起こしたときの自己負担が0豪ドルとは限りません。

例えば、事故による車両損害について「最大5,000豪ドルまで利用者負担」という契約なら、その5,000豪ドルがエクセスです。

そしてレンタカー会社では、追加料金を払って、このエクセスを小さくしたり0豪ドルにしたりする商品を販売しています。

「保険付き」と書かれていれば、事故を起こしても支払いはないと思っていました。
そこが一番分かりにくいところです。基本料金に補償が含まれていても、多くの場合は免責額があります。また、タイヤやガラス、車体下部などが別扱いになる商品もあるので、単に「保険付き」だけで判断しないことが大切です。

さらに、日本の海外旅行保険やクレジットカード付帯保険に「レンタカー免責補償」が付いている場合もあります。

この場合は、レンタカー会社の高額な追加補償を購入せず、事故時にはいったんレンタカー会社へ免責額を払い、後から保険会社へ請求するという方法も考えられます。

ただし、旅行保険なら何でもレンタカー事故を補償するわけではありません。

補償上限。

対象となる車種。

運転者登録。

タイヤ・ガラス。

単独事故。

契約違反。

など、条件を確認する必要があります。

この記事では2026年10月時点のオーストラリアの大手レンタカー会社や旅行保険の案内をもとに、レンタカーの「保険」「免責額」「追加補償」の仕組みを日本人旅行者向けに整理します。




まず結論|一番重要なのはExcess

オーストラリアでレンタカーを予約するとき、一番確認したい数字は、車両の1日料金だけではありません。

事故を起こした場合、自分はいくらまで負担する可能性があるのか。

つまり、

Excess(エクセス)

です。

項目 意味
Rental Rate レンタカー基本料金
LDW・CDW等 車両損害に対する基本的な責任軽減制度
Excess 事故時などに利用者が負担する上限額
Excess Reduction 追加料金で免責額を小さくする商品
Zero Excess 対象となる損害の免責額を0にする商品

レンタカー会社によって名称は異なります。

また同じ会社でも、車種、営業所、予約プランによって金額が変わります。

そのため「オーストラリアのレンタカー免責額は一律○豪ドル」と考えないでください。

Excessとは?

エクセスとは、日本の自動車保険でいう「免責額」に近い考え方です。

レンタカーの損害について利用者の責任を一定額までに制限する制度があっても、その一定額までは利用者自身が負担する可能性があります。

ユーロップカー(Europcar)は、契約条件を守っていることを前提に、事故・盗難などで利用者が負担する最大額をExcessとして説明しています。

つまり、

補償がある=自己負担0

ではありません。

免責額5,000豪ドルならどうなる?

分かりやすく架空の例で考えてみましょう。

レンタカー契約のExcessが、

5,000豪ドル

だったとします。

事故を起こし、対象となる修理費が2,000豪ドルなら、最大5,000豪ドルという枠内なので、2,000豪ドルを負担する可能性があります。

修理費が8,000豪ドルなら、契約条件を満たしている限り、利用者負担は最大5,000豪ドルまでに制限される、という考え方です。

修理費 Excess 利用者負担の考え方
1,000豪ドル 5,000豪ドル 最大1,000豪ドル
3,000豪ドル 5,000豪ドル 最大3,000豪ドル
8,000豪ドル 5,000豪ドル 原則最大5,000豪ドル

ただし、これには重要な条件があります。

レンタル契約の補償対象となる事故であることです。

契約違反や補償除外項目に該当すると、この免責額による上限そのものが適用されない場合があります。

基本料金には何が含まれる?

大手レンタカー会社では、通常の料金に一定の車両損害に対する責任軽減制度が含まれていることがあります。

例えばバジェット(Budget)では、すべてのオーストラリア国内レンタルにロス・ダメージ・ウェーバー(Loss Damage Waiver/LDW)が含まれ、車両の損失・損害に対する利用者の責任をStandard Excessまでに制限すると案内しています。

シクスト(SIXT)でも、すべての予約にStandard Coverが含まれています。

ただし、ここで注意したいのが、

「基本補償あり」

と、

「免責0」

はまったく違うということです。

厳密には「保険」ではないことも

日本では分かりやすく「レンタカー保険」と呼ぶことが多いのですが、レンタカー会社が販売する商品は、厳密には保険会社の保険そのものではなく、

Waiver。

Protection。

Damage Reduction。

など、レンタカー会社に対する損害賠償責任を軽減する契約の場合があります。

そのため、

「保険に入ったから何でも補償される」

という考え方は避けてください。

名称ではなく、契約条件と除外項目を見ることが重要です。

CTPとレンタカー車両補償は別

オーストラリアには、自動車登録に関連する強制的な対人補償制度があります。

一般にCTP(Compulsory Third Party)と呼ばれます。

しかしこれは、自分が借りているレンタカーの傷やへこみを無料で直してくれる制度ではありません。

レンタカー会社の車両損害に対する責任と、第三者の人身損害への補償は分けて考える必要があります。

LDW・CDWとは?

予約画面でよく見るのが、

LDW(Loss Damage Waiver)。

CDW(Collision Damage Waiver)。

です。

会社によって名称や内容は違いますが、一般的にはレンタカーの損害について利用者の責任を一定額に制限する仕組みです。

ユーロップカーではCDW等が料金に含まれる場合、事故・盗難時の最大責任額としてExcessが設定されると説明しています。

バジェットでもLDWによって責任がStandard Excessまでに制限されます。

Excess Reductionとは?

標準免責額を小さくする追加商品です。

例えば標準Excessが5,000豪ドルだった場合、追加料金を払って、

5,000豪ドル

↓

1,000豪ドル

のように下げるイメージです。

実際の金額は会社、車種、営業所、商品によって異なります。

バジェットはExcess Reductionを、Standard Excessをさらに小さくする任意の追加商品として案内しています。

Zero Excessなら完全に0円?

ここも非常に重要です。

「Zero Excess」という名称だけを見て、どんな事故でも絶対0豪ドルと思わないでください。

対象となる損害について免責額を0にする商品であっても、

タイヤ。

ガラス。

車内。

車体下部。

屋根。

水没。

誤給油。

鍵。

契約違反。

などが別扱いになる場合があります。

会社ごとの補償内容を見る必要があります。

シクストの例

シクストではStandard Coverが基本料金に含まれます。

追加料金で、

Reduced Excess。

$0 Excess。

などを選択できます。

ただし2025年5月から商品構成が変更され、$0 Excessはタイヤ・ガラス損害を含まない商品となっています。

タイヤ・フロントガラスなどを補償したい場合は、別途Tyre & Glass Protectionがあります。

また、事故内容や営業所によってはSingle Vehicle Accident Feeが追加される場合があります。

「$0 Excess」という言葉だけでは判断できない好例です。

バジェットの例

バジェットではLDWがすべてのオーストラリア国内レンタルに含まれます。

そのうえで、

Excess Reduction。

Zero Excess。

などを追加できます。

現在のバジェットの案内では、Zero Excessの商品では対象となる損害について免責額が0になり、タイヤ・窓ガラスも対象に含まれます。

一方で、

車体上部。

車体下部。

水による損害。

など、契約上の除外が残ります。

そのため「Zero」という名前でも、契約書の除外項目は必ず確認してください。

エイビスの例

エイビス(Avis)でも、参加営業所で、

Excess Reduction。

Zero Excess。

といった追加補償を利用できます。

またシドニー空港営業所では、レンタル開始時に予想レンタル料金に加えて、一般乗用車等について最大200豪ドルの追加プレオーソリゼーションをカードに設定すると案内しています。

ここで注意したいのは、この200豪ドルの仮押さえと事故時のExcessは別物ということです。



補償対象外になるもの

レンタカー保険で最も注意したい部分です。

追加補償を買ったからといって、すべての損害について責任がなくなるとは限りません。

会社によって違いますが、代表的な注意項目は、

タイヤ・ガラス。

屋根。

車体下部。

水没。

誤給油。

鍵紛失。

無断運転者。

酒気帯び。

禁止道路走行。

故意・重大な過失。

などです。

タイヤ・ガラス

飛び石によるフロントガラスの損傷や、タイヤのパンクは旅行中にも起こり得ます。

しかし基本補償や一部のExcess Reductionでは別扱いになることがあります。

シクストでは現在、Reduced Excessや$0 Excessとは別にTyre & Glass Protectionを用意しています。

一方、バジェットの商品構成ではZero Excess等にタイヤ・窓ガラスが含まれる場合があります。

会社によってまったく違う部分です。

車体下部・屋根

縁石。

未舗装道路。

低い障害物。

駐車場の高さ制限。

などで発生する可能性があります。

標準補償や追加補償の対象外になる会社もあります。

キャンピングカーや大型SUVでは特に屋根の損傷にも注意してください。

冠水・水没

オーストラリアでは大雨の際、地方道路が冠水することがあります。

冠水道路へ進入して車が故障・水没した場合、通常の免責軽減が適用されないことがあります。

道路が冠水していたら、無理に進まないことが大切です。

誤給油・鍵紛失

ガソリン車にディーゼルを入れる。

ディーゼル車にガソリンを入れる。

レンタカーの鍵を紛失する。

車内へ鍵を閉じ込める。

こうしたトラブルは事故とは扱いが違う場合があります。

ユーロップカーでも、誤給油、鍵の紛失、タイヤトラブル、バッテリー上がりなどは通常の無料ロードサービス範囲外となり得るため、別のAssistance Plus商品を提供しています。

走行禁止道路・契約違反

契約条件で走行を禁止されている未舗装道路へ入った。

ビーチを走行した。

洪水区域へ進入した。

登録されていない人が運転した。

飲酒運転をした。

こうした場合はExcessの上限が適用されず、損害額全体を請求される可能性があります。

免責額は「契約を守って運転していること」が前提と考えてください。

単独事故は別料金の場合も

他の車との衝突ではなく、

電柱。

ガードレール。

壁。

駐車場の柱。

などへぶつける事故を単独事故と呼びます。

レンタカー会社によっては通常のDamage Excessとは別に、Single Vehicle Accident Feeが設定されることがあります。

シクストは、契約内容や営業所によってSingle Vehicle Accident FeeがDamage Recovery Feeへ追加される場合があると明記しています。

相手が悪くても免責額を払う?

「自分に過失がなければ何も払わない」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

事故直後には相手の責任が確定していないからです。

例えばバジェットでは、第三者が事故原因だった場合でも、いったん契約上のExcessを利用者が負担し、その後責任が確定して相手方から損害を回収できれば返金すると案内しています。

シクストでも、責任ある第三者またはその保険会社から損害を回収できた場合、Damage Recovery Feeを全額または回収割合に応じて返金するとしています。

したがって事故時には、相手の、

氏名。

住所。

電話番号。

免許証情報。

車両登録番号。

保険情報。

などを可能な範囲で確認することが重要です。

海外旅行保険でExcessを補償できる?

商品によってはできます。

海外旅行保険には、

Rental Vehicle Excess

などの名称で、レンタカー会社へ支払った免責額を一定額まで補償するものがあります。

例えばオーストラリアのアリアンツ(Allianz)の包括的な旅行保険では、契約条件を満たしたレンタカーの事故・盗難について、利用者が負担したExcess等を保険の上限まで補償する仕組みがあります。

日本で加入する海外旅行保険やクレジットカード付帯保険にも似た補償がある場合があります。

ただし商品ごとに条件は異なります。

旅行保険は後払い精算が基本

レンタカー会社のZero Excessと旅行保険のRental Vehicle Excess Coverには、大きな違いがあります。

旅行保険を使う場合、多くは事故時に、

レンタカー会社へまず自分で支払う

↓

帰国後などに旅行保険会社へ請求

という流れになります。

つまり、レンタカー会社で追加補償を購入しなければ、事故時には数千豪ドルを一時的にカードで支払える利用枠が必要になる可能性があります。

保険会社へ請求すれば、その場でレンタカー会社への支払いがなくなるわけではありません。

補償上限に注意

旅行保険のRental Vehicle Excessには上限があります。

例えば、

レンタカー会社のExcess:6,000豪ドル

旅行保険の補償上限:5,000豪ドル

なら、条件次第では差額部分が自己負担として残る可能性があります。

オーストラリアのレンタカーでは標準免責額が数千豪ドルになることがあるため、旅行保険を利用するなら、レンタカー契約のExcess以上の補償上限があるかを確認してください。

クレジットカード付帯保険

一部のクレジットカードには海外旅行中のレンタカー免責補償があります。

ただし、

カードでレンタカー代を支払う必要がある。

本会員だけが対象。

家族カードは条件が違う。

対象車種が限定される。

補償上限がある。

旅行前にカードで一定の旅行代金を支払う必要がある。

など、条件はカードごとに異なります。

「ゴールドカードだから大丈夫」と思わず、旅行前に保険規約を確認してください。

レンタカー会社補償と旅行保険を比較

レンタカー会社の追加補償 旅行保険のExcess補償
追加費用 1日ごとに高くなることがある 旅行保険料に含まれる場合あり
事故時 対象損害なら免責額をその場で軽減 まず自分で支払い、後日請求が一般的
手続き 比較的簡単 保険金請求が必要
利用可能枠 高額Excessの一時負担を避けやすい 数千豪ドルの一時支払いが必要になる場合
補償内容 商品ごとに除外あり 保険約款ごとに除外・限度額あり

どの方法がおすすめ?

絶対的な正解はありません。

旅行者の、

レンタル日数。

カード利用可能額。

旅行保険の内容。

事故時に英語で手続きできるか。

安心をどこまで優先するか。

によって変わります。

分かりやすさと安心を重視するなら、レンタカー会社のExcess ReductionやZero Excess。

費用を抑え、十分な旅行保険にすでに加入しているなら、そのレンタカー免責補償を利用する方法があります。

1~2日だけ借りる場合

短期間なら、レンタカー会社の追加補償を付けても総額との差がそれほど大きくならないことがあります。

例えばグレート・オーシャン・ロードへ1日だけ行く。

ケアンズ周辺を2日だけ走る。

というケースです。

事故時の高額な一時負担や保険金請求の手間を避けたい人には、レンタカー会社の追加補償は分かりやすい選択です。

1週間以上借りる場合

1日ごとのExcess Reduction料金を7日、10日と支払うと、追加料金がかなり大きくなることがあります。

この場合、海外旅行保険やレンタカー免責専用商品との比較価値が高くなります。

ただし「安いから外部保険」という判断だけではなく、補償上限と対象外損害を必ず確認してください。

デポジットとExcessは別

前の記事でホテルのカード仮押さえについて説明しましたが、レンタカーでもデポジットやプレオーソリゼーションがあります。

ここで、

デポジット

と、

Excess

を混同しないでください。

デポジット・仮押さえ Excess
目的 料金等の支払保証 事故時の自己負担上限
事故なし 未使用分は解除 通常支払わない
金額 会社・車種・支払方法で異なる レンタル契約に記載

エイビス・シドニー空港では、現在一般乗用車等についてレンタル予想額に加え最大200豪ドルのプレオーソリゼーションを設定すると案内しています。

しかし事故時のExcessは、それとは別の金額です。



事故を起こしたら何をする?

事故時はレンタカー会社の指示に従ってください。

基本的には、

安全確保。

負傷者確認。

必要に応じ救急・警察へ連絡。

相手車両の情報確認。

写真撮影。

レンタカー会社へ連絡。

事故報告書提出。

という流れです。

自己判断でその場で修理代を相手へ払ったり、責任を全面的に認めたりしないよう、契約条件を確認してください。

写真を必ず撮る

安全が確保できる場合は、

車両全体。

損傷箇所。

相手車両。

ナンバープレート。

道路。

信号。

標識。

周囲の状況。

などを撮影します。

旅行保険へ請求するときにも役立つ可能性があります。

警察への届け出

事故の内容によっては警察への届け出が必要です。

負傷者がいる。

相手が情報交換を拒否。

車が走行不能。

重大な物損。

盗難。

などの場合は特に重要です。

レンタカー会社や旅行保険から、警察のレポート番号や事故報告書を求められることもあります。

旅行保険請求に必要な書類

保険会社によりますが、一般的には、

レンタカー契約書。

事故報告書。

レンタカー会社の最終損害明細。

Excessを支払った証明。

修理・損害報告。

警察レポート。

写真。

などを求められる可能性があります。

例えばカバー・モア(Cover-More)は、レンタカー免責補償の請求について最終損害・修理報告書を提出する必要があると案内しています。

事故後にもらった書類はすべて保管しておきましょう。

予約前に確認する項目

確認 内容
□ Standard Excessはいくらか
□ Excess Reduction後はいくらか
□ Zero Excessの料金
□ タイヤ・ガラスは対象か
□ 車体下部・屋根は対象か
□ 単独事故追加料金があるか
□ 未舗装道路の条件
□ デポジット・仮押さえ額
□ 旅行保険のRental Vehicle Excess上限

営業所で確認する項目

レンタカーを受け取る際は、契約書に表示されたExcessをもう一度確認してください。

英語なら、

What is my damage excess?

事故時の免責額はいくらですか?

Does this cover tyres and windscreen?

タイヤとフロントガラスも対象ですか?

Is there a separate single vehicle accident fee?

単独事故の追加負担はありますか?

Are there any roads I’m not allowed to drive on?

走行禁止道路はありますか?

この4点だけでも確認すると安心です。

格安レンタカーで特に注意すること

検索サイトで最も安いレンタカーを選んでも、最終的に最安とは限りません。

例えば、

基本料金は安い。

しかし標準Excessが高い。

Excess Reductionが高額。

空港送迎が必要。

走行距離制限がある。

追加ドライバーが有料。

という場合があります。

「1日料金+必要な追加補償+手数料」の総額で比較してください。

旅行で実際に起こり得る例

例えばメルボルンで3日間レンタカーを借り、グレート・オーシャン・ロードへ行くとします。

プランA

基本料金は安い。

Standard Excessは高額。

追加補償なし。

その代わり、海外旅行保険に十分なRental Vehicle Excess補償がある。

事故時には、いったんレンタカー会社へExcessを支払い、その後保険会社へ請求します。

プランB

レンタカー会社でZero Excessを追加。

1日料金は高くなる。

しかし対象事故なら高額なExcessの一時負担を避けやすい。

どちらが良いかは、追加補償料金と旅行保険の内容次第です。

特に旅行保険を使うなら、

「レンタカー免責額6,000豪ドル」

に対して、

「旅行保険上限5,000豪ドル」

のような不足がないか確認してください。

「1日料金」ではなく事故時の最大負担まで見る

オーストラリアでレンタカーを予約するときは、料金比較サイトに表示される1日料金だけで決めないことが大切です。

まず確認するのは、

Standard Excessはいくらか。

次に、

追加料金でいくらまで下げられるか。

そして、

何が補償対象外なのか。

を確認します。

基本料金にLDWやStandard Coverが含まれていても、自己負担が0とは限りません。

またZero Excessを購入しても、タイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、契約違反などが別扱いになる場合があります。

さらに旅行保険にRental Vehicle Excess補償があれば、レンタカー会社の追加補償を購入しない方法もあります。

ただしその場合は、事故時にいったん自分で数千豪ドルを支払い、後から保険会社へ請求する可能性があります。

したがって、予約前には、

レンタカー会社のStandard Excess。

Excess Reduction・Zero Excessの価格。

補償除外項目。

旅行保険のレンタカー免責補償上限。

自分のクレジットカードの利用可能枠。

この5点を比較してください。

特に覚えておきたいのは、

「Excessが0」=「どんな事故でも自己負担0」ではない

ということです。

契約条件を守っていなければ、免責軽減そのものが適用されないことがあります。

オーストラリアは日本と同じ左側通行で、レンタカードライブを楽しみやすい国です。

保険と免責額の仕組みを出発前に理解しておけば、営業所で高額な追加補償を勧められても、その場で慌てず自分に必要なものを判断できるでしょう。

よくある質問

レンタカーのExcessとは何ですか?

事故や盗難など対象となる損害が発生した場合に、レンタカー利用者が負担する可能性のある上限額です。日本の自動車保険でいう免責額に近い考え方です。

レンタカー料金に保険は含まれていますか?

大手ではLDWやStandard Coverなど一定の損害責任軽減制度が含まれる場合があります。ただし免責額が設定されているのが一般的で、事故時の自己負担が0とは限りません。

Zero Excessなら事故を起こしても絶対0円ですか?

必ずしもそうではありません。商品によってタイヤ、ガラス、屋根、車体下部、水による損害、鍵、契約違反などが対象外になる場合があります。契約条件を確認してください。

相手の過失100%でもExcessを払うことがありますか?

あります。事故直後に責任が確定していない場合など、いったんExcessを負担し、その後レンタカー会社が相手方から損害を回収できれば返金される方式の会社があります。

海外旅行保険でレンタカーの免責額を補償できますか?

Rental Vehicle Excessなどの補償が付いている保険なら対象になる場合があります。ただし補償上限、対象車種、運転者、除外事項などの条件があるため、保険約款を確認してください。

旅行保険があればレンタカー会社の追加保険は不要ですか?

十分な免責補償がある場合は追加補償を購入しない選択もあります。ただし事故時にはいったんレンタカー会社へExcessを支払い、後日旅行保険へ請求する形が一般的です。

デポジットとExcessは同じですか?

違います。デポジットやプレオーソリゼーションは支払い保証のためカード利用枠を確保するものです。Excessは事故時の自己負担上限です。

タイヤやフロントガラスはレンタカー保険で補償されますか?

会社と商品によります。基本補償では対象外だったり、Zero Excessとは別にTyre & Glass Protectionが必要だったりする会社があります。予約時に個別確認してください。

レンタカー保険で一番確認すべきことは何ですか?

Standard Excessの金額です。そのうえで追加補償を付けた場合の免責額、タイヤ・ガラスなどの除外、単独事故、旅行保険の補償上限を確認すると比較しやすくなります。



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