【2026年版】オーストラリアのサプリメントメーカー・ブランドガイド|薬局で買える人気ブランド・選び方・注意点

オーストラリア旅行中、薬局やスーパー、空港の売店で、Blackmores、Swisse、Nature’s Own、Healthy Care、BioCeuticals、Ethical Nutrients、Herbs of Gold、Caruso’s Natural Health、Thompson’s、Wagner、Thursday Plantation、Melroseなど、さまざまなサプリメントブランドを見かけます。日本でも知られるブランドがある一方で、現地で初めて目にする商品も多く、「どのメーカーが有名なのか」「何を基準に選べばよいのか」「日本へ持ち帰って大丈夫なのか」と迷う旅行者も少なくありません。

オーストラリアでは、ビタミン、ミネラル、フィッシュオイル、プロバイオティクス、マヌカハニー系商品、ハーブ系サプリメント、スポーツサプリメント、スキン・ヘア・ネイル系の商品などが、pharmacy(薬局)、chemist(薬局)、health food store(健康食品店)、supermarket(スーパー)で販売されています。特にChemist Warehouse、Priceline Pharmacy、TerryWhite Chemmart、Amcal、Blooms The Chemistなどの薬局チェーンでは、旅行者にも分かりやすい売り場が用意されています。

一方で、サプリメントは「薬ではないから安全」「有名ブランドだから誰にでも合う」とは限りません。オーストラリアで販売される多くのサプリメントは、TGA(Therapeutic Goods Administration)の制度上、AUST L、AUST L(A)、AUST Rなどの表示で管理されていますが、種類によって評価内容や意味が異なります。また、ビタミンB6、鉄、ビタミンA、ハーブ成分、妊娠中・授乳中、持病薬との飲み合わせには注意が必要です。

本情報の注意事項

この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オーストラリアの代表的なサプリメントメーカー・ブランド、薬局での買い方、AUST L表示の見方、人気カテゴリー、購入時の注意点、日本へ持ち帰る時の考え方を分かりやすく解説します。

なお、本記事は一般的な旅行・買い物情報であり、医療上の助言、診断、治療、服薬指示ではありません。サプリメントの成分、販売区分、表示、価格、在庫、輸入・持ち帰り条件、健康リスク、TGAの規制、メーカーの所有関係や商品ラインは変更される場合があります。購入・服用・持ち帰りの前には、必ず商品のラベル、AUST番号、薬剤師、医師、TGA、税関・検疫などの最新情報をご確認ください。



オーストラリアのサプリメント事情

オーストラリアでは、ビタミン、ミネラル、ハーブ、フィッシュオイル、プロバイオティクス、スポーツ栄養、スキンケア系サプリメントなどが広く販売されています。薬局に入ると、棚一面にサプリメントが並び、日本のドラッグストアよりも売り場が大きいと感じる方もいるでしょう。

日本からの旅行者にとって魅力的なのは、オーストラリア発のブランドが多く、薬局チェーンでセールが行われることも多い点です。BlackmoresやSwisseのように日本やアジアでも知られるブランドのほか、Nature’s Own、Healthy Care、Herbs of Gold、Caruso’s Natural Health、Thompson’s、Wagnerなど、現地でよく見かけるブランドがあります。

ただし、サプリメントはあくまで健康補助を目的とする商品であり、病気を治すものではありません。体調不良、持病、妊娠中・授乳中、薬を服用中の場合は、サプリメントではなく医師や薬剤師に相談することが大切です。

項目 旅行者向けの基本
主な購入場所 薬局、スーパー、健康食品店、空港、オンラインショップなど。
主な商品 マルチビタミン、ビタミンC・D・B群、マグネシウム、亜鉛、鉄、フィッシュオイル、プロバイオティクス、ハーブ系商品など。
旅行者の目的 お土産、家族への購入、現地での体調管理、普段使いの補充、オーストラリアブランドの買い物体験。
注意点 有効成分、用量、AUST番号、飲み合わせ、年齢制限、妊娠・授乳、持ち帰り条件を確認。
大切な考え方 「有名ブランド=自分に合う」とは限らない。目的と成分を確認し、迷ったら薬剤師へ。

「メーカー」と「ブランド」は分けて考える

サプリメント売り場では、ブランド名が大きく表示されていますが、実際の製造会社、販売会社、親会社、原料の産地、製造国は商品によって異なる場合があります。「オーストラリアブランド」と書かれていても、すべての原料や製造工程がオーストラリア国内とは限りません。

お土産として「オーストラリアらしさ」を重視する場合は、ブランド名だけでなく、パッケージの「Made in Australia」「Australian Owned」「AUST L」などの表示も確認しましょう。



旅行者がサプリメントを買いやすい場所

日本からの短期旅行者がサプリメントを買いやすい場所は、薬局チェーンと大型スーパーです。薬剤師に相談できる点を考えると、初めて買う商品や飲み合わせが気になる商品は、スーパーより薬局で購入する方が安心です。

都市部では、Chemist Warehouse、Priceline Pharmacy、TerryWhite Chemmart、Amcal、Blooms The Chemistなどを見かけます。観光地、ショッピングセンター、駅周辺、空港近くにも店舗がありますが、営業時間、在庫、価格、セール内容は店舗により異なります。

購入場所 旅行者向けの特徴
Chemist Warehouse 大型薬局チェーン。サプリメントの品揃えが多く、セール価格を見かけることも多い。
Priceline Pharmacy 美容、コスメ、健康商品と一緒にサプリメントを見やすい薬局チェーン。
TerryWhite Chemmart / Amcal / Blooms 地域密着型の薬局チェーン。薬剤師に相談しやすい店舗も多い。
Woolworths / Coles スーパー。基本的なビタミン、ミネラル、フィッシュオイルなどを見かけることがあります。
Health food store ナチュラル系、オーガニック系、専門ブランドを見つけやすい場合があります。

セール表示だけで決めない

オーストラリアの薬局では「半額」「2個目割引」「大容量がお得」などの表示が目立ちます。お得に見えても、飲み切れない大容量、家族の体質に合わない成分、日本へ持ち帰りにくい液体・粉末・蜂由来商品などは注意が必要です。

短期旅行では、必要な量、スーツケースの重さ、帰国後の使用期限、持ち帰り条件まで考えて購入しましょう。

AUST L・AUST L(A)・AUST R表示の見方

オーストラリアでサプリメントを買う時に覚えておきたいのが、パッケージに表示されるAUST番号です。多くのサプリメントには「AUST L」や「AUST L(A)」の番号が表示されています。これは、その製品がオーストラリアのAustralian Register of Therapeutic Goods(ARTG)に掲載されていることを示す番号です。

ただし、AUST Lだからといって「効果がすべて事前に審査済み」という意味ではありません。TGAの制度では、AUST Lのlisted medicinesは低リスクの成分と低リスクの健康表示に基づく商品で、効能の事前評価が行われていないものがあります。AUST L(A)は一部の健康表示について評価を受けたassessed listed medicines、AUST Rは登録医薬品系の表示です。

表示 旅行者向けの見方
AUST L 多くのサプリメントで見かける表示。低リスク成分・低リスク表示の商品が中心。効能がすべて事前評価されたという意味ではありません。
AUST L(A) Assessed listed medicine。一定の健康表示について評価を受けた商品。
AUST R 登録医薬品系の商品。一般的なサプリメントより厳しく評価されるカテゴリー。
Active ingredients 有効成分。ブランド名よりも、何がどれだけ入っているかを確認する。
Directions / Dosage 用法・用量。年齢、妊娠・授乳、持病、服用中の薬により注意が変わる。

パッケージの前面より裏面を見る

サプリメントの前面には、魅力的なキャッチコピーや写真が大きく表示されています。しかし、実際に確認すべきなのは、裏面や側面にある成分表、AUST番号、用量、注意書き、アレルゲン、保管方法です。

英語に不安がある場合は、購入前にスマートフォンの翻訳アプリで成分表を確認し、分からない場合は薬剤師に相談しましょう。

主なサプリメントメーカー・ブランド早見表

オーストラリアのサプリメント売り場では、以下のようなブランドをよく見かけます。ここでは、旅行者が店頭で迷わないよう、主なブランドの特徴を簡単に整理します。

なお、ブランドの所有会社、製造国、商品ライン、販売店は変わることがあります。この記事では、旅行者が薬局で商品を探す際の入口として紹介します。

ブランド 特徴 旅行者向けポイント
Blackmores オーストラリアを代表する老舗自然健康ブランド。ビタミン、ミネラル、フィッシュオイル、妊娠・女性向け商品など幅広い。 知名度が高く、お土産候補として分かりやすい。
Swisse メルボルン発のウェルネスブランド。マルチビタミン、美容系、エネルギー、免疫系などを見かける。 パッケージが分かりやすく、薬局や空港で目にしやすい。
Nature’s Own 薬局で見かけやすい定番ブランド。ビタミン、ミネラル、ハーブ、フィッシュオイルなど。 日常使い向けのラインが多く、価格比較しやすい。
Healthy Care ビタミン、フィッシュオイル、プロポリス、スキンケア系などを展開するブランド。 まとめ買い・お土産で見かけることが多い。
BioCeuticals / Ethical Nutrients 専門性の高いサプリメントとして薬局や医療関係者向け文脈で見かけるブランド。 自己判断より薬剤師や医療専門家への相談向き。
Herbs of Gold / Caruso’s / Thompson’s / Wagner ハーブ系、ビタミン、ミネラル、目的別サプリメントを展開。 成分と用途をよく確認して選ぶ。




Blackmores|オーストラリアを代表する老舗ブランド

Blackmores(ブラックモアズ)は、オーストラリアのサプリメントブランドとして非常に知名度が高く、日本からの旅行者にも人気があります。公式サイトでは、1932年創業のオーストラリアの自然健康企業として紹介され、自然と科学の知識を組み合わせた健康ソリューションを提供すると説明されています。

薬局では、マルチビタミン、ビタミンC、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛、鉄、フィッシュオイル、プロバイオティクス、妊娠・授乳期向け、女性向け・男性向け、子ども向けなど、幅広い商品を見かけます。

お土産として選びやすい一方で、商品数が多いため、目的を決めずに棚を見ると迷いやすいブランドでもあります。購入前には、誰が飲むのか、何のために飲むのか、普段の食事や持病薬と重ならないかを確認しましょう。

項目 内容
ブランド名 Blackmores
特徴 オーストラリアの老舗サプリメントブランド。薬局での知名度が高い。
よく見るカテゴリー マルチビタミン、ビタミンC・D、マグネシウム、フィッシュオイル、妊娠・授乳期向け、プロバイオティクスなど。
旅行者向け 知名度重視のお土産、家族への購入、定番ブランドを選びたい方に分かりやすい。
Web https://www.blackmores.com.au/

「ベストセラー」でも自分に必要とは限らない

Blackmoresは定番商品が多く、店頭でも目立ちますが、人気商品が自分や家族に必要とは限りません。特に鉄、ビタミンA、ビタミンB6、高用量ビタミンD、ハーブ系商品は、体質や服用中の薬によって注意が必要です。

迷った場合は、「Which Blackmores product is suitable for me?」と聞くより、「I am looking for vitamin D, but I am taking this medicine. Is it OK?」のように、目的と状況を具体的に伝える方が安全です。

Swisse|メルボルン発の人気ウェルネスブランド

Swisse(スイス/スウィス)は、1969年にオーストラリアで始まったウェルネスブランドとして知られています。公式サイトでも「Australia since 1969」と紹介され、マルチビタミン、美容系、消化・デトックス系、免疫サポート系など、ライフスタイル寄りの商品展開が目立ちます。

パッケージデザインが分かりやすく、薬局、空港、オンラインショップなどで見かけやすいため、日本からの旅行者にも選びやすいブランドです。美容、ヘア・スキン・ネイル、マルチビタミン、免疫、睡眠、エネルギー系など、目的別に選べる商品が多いのが特徴です。

ただし、華やかなパッケージや広告イメージだけで選ぶのは避けましょう。美容系・睡眠系・デトックス系・ハーブ系は、成分の種類が複数入っていることがあるため、妊娠中、授乳中、持病、服薬中の方は薬剤師に確認してください。

項目 内容
ブランド名 Swisse
特徴 メルボルン発のウェルネスブランド。ライフスタイル・美容系の商品も多い。
よく見るカテゴリー マルチビタミン、美容、ヘア・スキン・ネイル、免疫、消化、睡眠、エネルギー系など。
旅行者向け パッケージが分かりやすく、お土産・自分用の買い物に選ばれやすい。
Web https://www.swisse.com/en-au/home

美容系サプリは「成分重複」に注意

ヘア・スキン・ネイル系の商品には、ビオチン、亜鉛、ビタミンC、コラーゲン、シリカ、ビタミンB群などが含まれる場合があります。別のマルチビタミンや美容ドリンク、プロテインと併用すると、同じ栄養素が重なることがあります。

複数の商品をまとめて買う場合は、似た目的の商品を重ねず、薬剤師に「Can I take these together?」と確認すると安心です。

Nature’s Own|薬局で見かけやすい定番ブランド

Nature’s Own(ネイチャーズ・オウン)は、オーストラリアの薬局でよく見かけるサプリメントブランドのひとつです。ビタミン、ミネラル、ハーブ、フィッシュオイル、関節、睡眠、ストレス、免疫など、日常使い向けの商品が多く、薬局の棚でBlackmoresやSwisseと並んでいることがあります。

旅行者にとっては、価格帯や容量を比較しやすく、定番成分の商品を探す時に候補になります。特に、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンC、亜鉛、フィッシュオイル、ハーブ系商品を探す時に目にすることが多いでしょう。

項目 内容
ブランド名 Nature’s Own
特徴 薬局で見かけやすい定番サプリメントブランド。
よく見るカテゴリー ビタミン、ミネラル、フィッシュオイル、ハーブ、睡眠、ストレス、関節、免疫系など。
旅行者向け 価格、容量、成分を比較しながら選びたい方向け。
Web https://www.naturesown.com.au/

ハーブ系商品は慎重に

Nature’s Ownに限らず、オーストラリアのサプリメント売り場では、バレリアン、セントジョンズワート、エキナセア、ミルクシスル、アシュワガンダなどのハーブ系商品を見かけます。ハーブだから安全というわけではなく、薬との相互作用や体質に合わない場合があります。

特に抗うつ薬、睡眠薬、血液をサラサラにする薬、血圧の薬、肝臓に関わる薬を服用している方は、必ず薬剤師または医師に確認しましょう。

Healthy Care|お土産・まとめ買いで見かけるブランド

Healthy Care(ヘルシーケア)は、薬局でよく見かけるサプリメント・ヘルスケア系ブランドです。ビタミン、フィッシュオイル、プロポリス、コラーゲン、スキンケア系、子ども向け商品など、幅広い商品を見かけることがあります。

大容量ボトルや比較的手に取りやすい価格の商品を見かけることもあり、家族や友人へのお土産候補として考える旅行者もいます。ただし、大容量は飲み切るまで時間がかかり、開封後の保管、賞味期限、湿気、帰国後の使用頻度も考える必要があります。

項目 内容
ブランド名 Healthy Care
特徴 薬局で見かけるサプリメント・ヘルスケア系ブランド。大容量商品も見かけることがあります。
よく見るカテゴリー フィッシュオイル、プロポリス、コラーゲン、ビタミン、ミネラル、スキンケア系など。
旅行者向け お土産・まとめ買い候補。ただし重量、持ち帰り条件、成分確認が重要。
Web https://www.healthycare.com.au/

プロポリス・蜂由来商品は持ち帰り条件も確認

オーストラリアでは、プロポリス、ローヤルゼリー、マヌカハニー関連商品をよく見かけます。健康食品として人気がありますが、日本へ持ち帰る際には、食品・動植物由来成分・検疫・数量の条件を確認することが大切です。

お土産として大量購入する場合は、購入前に日本の税関・検疫、航空会社の手荷物ルール、液体物制限、瓶の重量を確認しておきましょう。

BioCeuticals・Ethical Nutrients|専門性の高いサプリメント

BioCeuticals(バイオシューティカルズ)やEthical Nutrients(エシカル・ニュートリエンツ)は、一般的な土産物というより、やや専門性の高いサプリメントとして見かけることがあります。薬局やナチュラルヘルス系店舗、医療専門家の推奨文脈で出てくることがあり、プロバイオティクス、マグネシウム、ビタミン、ハーブ、目的別サポート商品などが知られています。

旅行者が購入する場合は、自己判断で複数の商品を組み合わせるより、薬剤師や医療専門家に相談した方が安心です。特にプロバイオティクス、睡眠、ストレス、ホルモン、免疫、消化器、妊娠・授乳期などに関わる商品は、目的と体質に合うかを確認しましょう。

ブランド 旅行者向けの見方
BioCeuticals 専門性の高い商品ラインを持つブランド。成分や目的を理解して選ぶ必要があります。
Ethical Nutrients 薬局で見かけることがある専門寄りのサプリメントブランド。プロバイオティクスや目的別商品など。
購入時の注意 価格が高めの商品もあるため、目的、用量、使用期間、飲み合わせを確認。
向いている人 具体的な目的があり、薬剤師や医療専門家に相談しながら選びたい方。
Web https://www.bioceuticals.com.au/

専門ブランドほど「何となく」で買わない

専門性の高いブランドは、成分の種類や配合が細かく分かれている場合があります。旅行中に店頭で見て「効きそう」と感じても、自分に必要か、他の薬と併用できるか、どのくらい続ける商品かは別問題です。

薬剤師へ相談する時は、症状名ではなく「目的」と「現在飲んでいる薬」を伝えると選びやすくなります。




その他の注目ブランド|Herbs of Gold・Caruso’s・Thompson’sなど

オーストラリアの薬局では、BlackmoresやSwisse以外にも、多くのサプリメントブランドを見かけます。Herbs of Gold、Caruso’s Natural Health、Thompson’s、Wagner、Thursday Plantation、Melrose、Life-Space、Inner Healthなどは、店舗や地域によって見つけやすいブランドです。

これらのブランドは、ハーブ系、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクス、オイル系、スポーツ・栄養系、ナチュラルケア系など、それぞれ得意なカテゴリーが異なります。旅行者は、ブランドをすべて覚える必要はありません。棚で見かけたら、カテゴリー、成分、AUST番号、注意書きを確認しましょう。

ブランド 旅行者向けの特徴
Herbs of Gold ハーブ、ビタミン、ミネラル、目的別サプリメントを見かけるブランド。
Caruso’s Natural Health 薬局で見かけるオーストラリア系ブランド。目的別の商品名が分かりやすいものも多い。
Thompson’s ナチュラルヘルス系のブランドとして、ハーブやビタミン系商品を見かけることがあります。
Wagner 薬局で見かけることがある比較的手に取りやすい価格帯のサプリメントブランド。
Thursday Plantation ティーツリーオイル関連で知られるブランド。サプリメントというより外用・ナチュラルケア系として見かけることが多い。
Melrose オイル、プロテイン、機能性食品・ナチュラル食品系の商品で知られるブランド。

「有名ではない=悪い」ではない

日本での知名度が低いブランドでも、オーストラリアの薬局では一般的に販売されているものがあります。反対に、日本で有名なブランドでも、自分の体質や目的に合うとは限りません。

サプリメント選びでは、ブランド名、価格、セール表示だけでなく、成分、用量、AUST番号、注意書き、販売店の信頼性を確認しましょう。

旅行者に分かりやすい人気カテゴリー

オーストラリアのサプリメント売り場は広いため、まずはカテゴリーで見ると分かりやすくなります。日本からの旅行者がよく目にするのは、マルチビタミン、ビタミンC・D、マグネシウム、鉄、亜鉛、フィッシュオイル、プロバイオティクス、コラーゲン、ヘア・スキン・ネイル、ハーブ系、スポーツ系などです。

それぞれのカテゴリーには複数ブランドがあり、価格、容量、成分量、形状、対象年齢が異なります。お土産にする場合は、相手の年齢、体質、アレルギー、服用中の薬、妊娠・授乳の有無を分からないまま買わないようにしましょう。

カテゴリー よく見るブランド例 注意点
マルチビタミン Blackmores、Swisse、Nature’s Own、Centrumなど 他のサプリと栄養素が重複しやすい。
ビタミンC・D・B群 Blackmores、Swisse、Nature’s Own、Healthy Careなど B6の過剰、脂溶性ビタミンの摂りすぎに注意。
マグネシウム Blackmores、Nature’s Own、Swisse、Ethical Nutrientsなど 種類、用量、下痢、腎臓病、他薬との併用に注意。
フィッシュオイル Blackmores、Healthy Care、Nature’s Own、Swisseなど 魚アレルギー、血液をサラサラにする薬、匂い、カプセルサイズに注意。
プロバイオティクス Life-Space、Inner Health、Ethical Nutrients、Blackmoresなど 冷蔵不要・要冷蔵、菌株、使用目的を確認。
美容系 Swisse、Blackmores、Healthy Careなど コラーゲン、亜鉛、ビオチン、B群の重複に注意。

お土産なら「相手が使いやすいもの」を選ぶ

お土産としては、誰でも使いやすそうなマルチビタミンやビタミンCを選びたくなりますが、相手がすでに別のサプリメントを飲んでいる場合、成分が重なることがあります。

家族や友人へのお土産は、健康効果を強く勧めるのではなく、「オーストラリアの薬局でよく売っているブランド」として渡し、使用前にラベルを確認してもらうのが無難です。

ブランド名だけでなく成分・目的で選ぶ

サプリメント選びで失敗しやすいのは、「有名ブランド」「大容量」「セール」「口コミ」だけで選んでしまうことです。実際には、同じブランドでも商品ごとに成分量、形状、用法、対象年齢、注意書きが違います。

購入前には、まず目的を明確にしましょう。疲れが気になる、栄養補助、鉄不足が気になる、日差しが強い旅行中にビタミンDが必要か考える、腸内環境を整えたい、髪や肌向けの商品を見たい、など、目的によって選ぶ成分が変わります。

確認項目 ポイント
目的 何となく買うのではなく、栄養補助、美容、腸、睡眠、運動など目的を決める。
成分 Active ingredients、Amount per dose、vitamin/mineral formを確認。
用量 1日何粒か、何日分か、食後か、継続期間を確認。
注意書き Pregnant、breastfeeding、children、medical condition、medicationなどの記載を読む。
形状 錠剤、カプセル、グミ、粉末、液体、スプレーなど。飲みやすさと持ち帰りを考える。

英語が苦手でも数字と成分名は確認できる

パッケージの英文をすべて理解する必要はありません。まずは「Active ingredients」「Each tablet/capsule contains」「Adults」「Children」「Do not use」「If symptoms persist」などの表示を見ましょう。

成分名が分からない場合は、薬剤師に箱を見せて「Is this suitable for me?」「Can I take this with my current medicine?」と相談してください。

飲み合わせ・過剰摂取・注意したい成分

サプリメントは食品に近い感覚で売られていることもありますが、成分によっては過剰摂取や薬との相互作用が問題になります。特に、複数のサプリメントを同時に買う場合、ビタミンB6、ビタミンA、鉄、亜鉛、マグネシウム、セレン、ヨウ素、ハーブ成分などが重なることがあります。

TGAは、ビタミンB6について、マルチビタミン、マグネシウム、亜鉛、鉄、ストレス対策系商品などに含まれる場合があり、過剰摂取で末梢神経障害などの有害作用が起こり得ると注意喚起しています。また、Withania somnifera(アシュワガンダ)を含むハーブ製品についても、まれではあるものの肝障害の可能性に関する安全情報を出しています。

注意したい成分・商品 旅行者向けの注意点
ビタミンB6 マルチビタミンやマグネシウム商品に含まれることがあります。複数商品で重複しやすい。
必要な人には重要ですが、不要な人が自己判断で高用量を飲むのは避ける。子どもの誤飲にも注意。
フィッシュオイル 血液をサラサラにする薬、手術予定、魚アレルギーがある方は相談。
ハーブ系 セントジョンズワート、バレリアン、アシュワガンダなどは薬との相互作用や体質に注意。
妊娠・授乳期向け 妊娠中・授乳中は専用商品でも自己判断せず、医師・薬剤師へ確認。
子ども向け グミタイプは食べ過ぎ・誤飲に注意。年齢・体重・用量を確認。

複数ボトルを同時に買う時ほど薬剤師へ

「マルチビタミン+マグネシウム+美容サプリ+睡眠サプリ」のように複数買うと、成分が重複することがあります。特に、ビタミンB群、亜鉛、マグネシウム、ハーブ成分は、別の商品に重なって含まれる場合があります。

薬局では、買いたい商品をまとめてカウンターへ持って行き、「Can I take these together?」と聞くと、重複や注意点を確認してもらいやすくなります。



お土産・まとめ買い・日本へ持ち帰る時の注意点

オーストラリアのサプリメントは、お土産として人気があります。特に、Blackmores、Swisse、Healthy Careなどの大容量ボトル、フィッシュオイル、プロポリス、ビタミン、コラーゲン、マヌカハニー系商品は、薬局で目に入りやすい商品です。

ただし、日本へ持ち帰る場合は、医薬品・健康食品・食品・動植物由来成分の持ち込みルール、数量、検疫、税関、液体物制限、航空会社の重量制限を確認する必要があります。特に、蜂由来商品、乳製品由来、動物由来、植物・種子・ハーブ、粉末、液体、大容量商品は慎重に確認しましょう。

確認項目 ポイント
数量 個人使用・お土産の範囲を超える大量購入は、税関・輸入ルールの確認が必要。
成分 動物由来、蜂由来、植物・ハーブ、粉末、液体、医薬品成分に注意。
重量・液体 瓶、液体、粉末、大容量ボトルはスーツケース重量と機内持ち込み制限を確認。
未開封 持ち帰り用は未開封のまま、レシートとパッケージを保管すると確認しやすい。
説明 家族へ渡す場合は、用法・用量・注意書きを一緒に伝える。

「オーストラリアで買えた=日本へ自由に持ち込める」ではない

オーストラリアで合法的に販売されている商品でも、日本への持ち込み条件とは別問題です。特に健康食品、ハーブ、蜂由来、動物由来、薬効をうたう商品は、帰国前に日本側の最新ルールを確認しましょう。

また、空港の保安検査では液体・ジェル・スプレー類の機内持ち込み制限があります。液体タイプ、オイル、スプレー、ジェル、蜂蜜系商品は、預け荷物に入れるか、航空会社・空港ルールを確認してください。

薬局で使える英語表現

サプリメントを購入する時は、難しい英語を話す必要はありません。自分の目的、服用中の薬、アレルギー、妊娠・授乳、子ども用かどうかを簡単に伝えるだけで、薬剤師が商品選びを助けてくれます。

英語表現 意味・使い方
I’m looking for a vitamin supplement. ビタミンのサプリメントを探しています。
Which brand is popular in Australia? オーストラリアで人気のブランドはどれですか?
Does this have an AUST L number? これはAUST L番号がありますか?
Can I take this with my current medicine? 今飲んでいる薬と一緒に飲めますか?
Does this contain vitamin B6? これはビタミンB6を含んでいますか?
Is this suitable for pregnant women? これは妊娠中の人に適していますか?
Is this suitable for children? これは子どもに使えますか?
Can I bring this back to Japan? これは日本へ持ち帰れますか?
How many tablets should I take per day? 1日に何錠飲めばよいですか?
Are there any side effects? 副作用はありますか?

箱を見せながら質問すると伝わりやすい

英語が苦手な場合は、商品を手に持って薬剤師に見せながら質問しましょう。スマートフォンで日本語の症状や目的を翻訳して見せても問題ありません。

特に、服用中の薬がある場合は、薬の写真、英語の成分名、処方箋、医師の英文レターがあると相談しやすくなります。

購入前チェックリスト

最後に、日本からオーストラリアを訪れる旅行者が、サプリメントを購入する前に確認したい項目をまとめます。

確認項目 確認
購入目的を決めた
ブランド名だけでなくActive ingredientsを確認した
AUST L、AUST L(A)、AUST Rなどの表示を確認した
1日量、対象年齢、妊娠・授乳、子ども用の注意を読んだ
ビタミンB6、鉄、フィッシュオイル、ハーブ系の重複に注意した
服用中の薬や持病がある場合、薬剤師に相談した
お土産として渡す相手の体質や薬の有無を考えた
日本へ持ち帰る場合、税関・検疫・数量・液体物制限を確認した
レシート、未開封パッケージ、成分表示を保管した
効果を期待しすぎず、体調不良時は医師・薬剤師へ相談する意識を持った



まとめ:オーストラリアのサプリメントは「ブランド+AUST表示+成分確認」で選ぶ

オーストラリアには、Blackmores、Swisse、Nature’s Own、Healthy Care、BioCeuticals、Ethical Nutrients、Herbs of Gold、Caruso’s Natural Health、Thompson’s、Wagnerなど、多くのサプリメントメーカー・ブランドがあります。薬局やスーパーで手軽に見つけられるため、日本からの旅行者にとって、現地らしい買い物やお土産の候補になりやすい分野です。

一方で、サプリメントは「有名ブランドだから安全」「天然成分だから誰にでも合う」「AUST Lがあるから効果が保証されている」と単純に考えるべきではありません。大切なのは、ブランド名だけでなく、AUST番号、Active ingredients、用量、注意書き、飲み合わせ、日本への持ち帰り条件を確認することです。

初めて購入する場合は、薬局で薬剤師に相談しながら選ぶのがおすすめです。特に、妊娠中・授乳中、子ども、高齢者、持病がある方、薬を服用している方、複数のサプリメントを組み合わせたい方は、自己判断で購入・服用しないようにしましょう。

覚えておきたいこと ポイント
定番ブランド Blackmores、Swisse、Nature’s Own、Healthy Careなどは薬局で見かけやすい。
専門ブランド BioCeuticals、Ethical Nutrientsなどは目的と成分を理解して選ぶ。
AUST表示 AUST L、AUST L(A)、AUST Rの意味を理解し、番号と成分を確認。
安全面 ビタミンB6、鉄、フィッシュオイル、ハーブ系、妊娠・授乳、他薬併用に注意。
お土産 相手の体質、用量、日本持ち込み、検疫、重量、液体制限を確認。

オーストラリアのサプリメント売り場は、見ているだけでも楽しい場所です。しっかり表示を確認し、必要に応じて薬剤師に相談すれば、旅行中の買い物としても、お土産選びとしても安心感が増します。

出発前と現地滞在中は、TGA、各メーカー公式サイト、薬局、税関・検疫、航空会社の最新情報を確認し、無理のない範囲でオーストラリアのサプリメントショッピングを楽しみましょう。



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