オーストラリアを短期の観光、商用で訪問する場合、ETA(Electric Travel Authority)と呼ばれる、電子ビザの取得が必要となります。
この記事では、オーストラリア観光に必要となるETAの申請方法、その具多的な手順を、ステップバイステップで解説します。
オーストラリアのETA概要
オーストラリアの訪問には、渡航前に何かしらのビザ(査証)の取得が必要です。
観光、または商用でオーストラリアンを訪れる日本人には、ETA(Electrinic travel Authority)と呼ばれる、電子渡航許可を取得するのが一般的です。
日本語名 |
ETA(イーティーエー) |
正式名称 |
Subclass 601 Electronic Travel Authority |
ETA対象国 |
日本、韓国 など (ETAを取得できるパスポート一覧) |
渡航目的 |
観光、親族訪問、商用 |
最大滞在日数 |
1回の渡航につき3カ月間 |
有効期間 |
ETA取得日より12カ月間。期間内は何度でも入国可能。 |
パスポート残存期間 |
規定なし(パスポート失効と同時にETAも失効) |
申請料金 |
20オーストラリアドル(約1950円) |
申請方法 |
スマートフォンのアプリから申請 |
必要期間 |
申請後即時~72時間(通常即時) |
発給方法 |
EメールにETA登録通知書がPDFファイルで添付されて送られる。 |
その他条件 |
- 申請時にオーストラリア国外にいること
- 健康であり犯罪歴がないこと
- その他の有効なオーストラリアのビザを所持していないこと
|
ETA 申請方法と具体的な手順
ETAの申請は、オーストラリア内務省が提供する、スマートフォンアプリより行います。
結構な量の入力、質問量、またパスポートからのICチップを介した情報の取り込み、本人画像の撮影で手間取る事が多いため、ETA申請完了まで約30分程度の時間は見た方が良く、十分な時間が取れる時に申請手続きを行った方が良いと思います。
入力途中で停止した場合、日をまたぐとそこまで入力した情報もリセットされて、消去されてしまうようです。
スマートフォンの用意
NFC対応のスマートフォンが必要となります。
NFCとは「Near Field Communication」の略で、日本語では「近距離無線通信」とも呼ばれます。NFCは、スマートフォンやその他のデバイスが数センチの範囲でデータをやり取りできる無線通信技術です。
オーストラリアのETA申請では、アプリ上からパスポートのチップから、パスポート情報を取得するのに、このNFCが使用されています。
古い機種でなければ、NFC対応となっていると思います。NFC対応となっているか、NFCがオンになっているかは、以下の手順で確認ください。
iPhoneの場合
iPhoneのNFC機能を有効にする方法は機種によって異なります。iPhone 6、iPhone 7、iPhone 8シリーズのモデルでは、次の手順でTouch IDを有効にする必要があります。
- 「設定」→「Touch IDとパスコード」と進む
- 指示に従って指紋認証を行う
iPhone X以降のモデルでは、以下の手順でFace IDを有効にする必要があります。
- 「設定」→「Face IDとパスコード」と進む
- 指示に従って顔認証を行う
NFC機能を無効にするには、各機種でTouch IDまたはFace IDを無効にするだけで大丈夫です。
Androidの場合
Android端末でNFC機能を有効にする手順は以下のとおりです。
- 「設定」内の検索バーで「NFC」と入力して検索するか、アプリ一覧から「NFC/おサイフケータイ設定」を見つけてタップ
- 表示された画面で「利用する」を選択(オン・オフの切り替えが可能な場合はオンにする)、さらに「Reader/Writer,P2P」の設定画面が表示されたら有効にする
タブレット端末は、ほぼその全てがNFC機能がついていないと思います。
申請は、必ずしも本人所有のスマートフォンである必要はありません。申請人本人以外のスマートフォンにダウンロード、そこから申請しても問題ありません。
アプリのダウンロード
アップルストア(iPhone)、またはGoogle Play(Android)より、ETAを申請するためのアプリ、「AustraliaETA」をダウンロードしてください。下のリンクをクリックするか、または「AustraliaETA」で検索してください。
利用条件確認とパスコード
ETAの申請を始める前に、利用規約の確認、パスコードの設定など、事前準備から始めます。
- ETAを取得できる国籍(パスポート)の一覧です。「Japan」がこのリストにあるので、「Next」ボタン押します。その後「What is an Electorinic Travel Authority」、ETAの説明がありますので、「Next」ボタンで進みます。
- 「Terms and Conditions」、ETAアプリの利用規約です。ごく一般的な内容となっています。画面をスクロールして一番下までいくと「Agree」(同意する)ボタンを押すことができます。
- 「Set your passode」、パスコードを、数字6桁で設定します。このコードは今後ETAアプリを開く際に必要となりますので、メモしておきましょう。任意の6桁の数字を入れると「Re-enter your passcode to confirm」、再確認を求められます。先ほど入れた6桁の数字を入れて再確認を行います。最初に入れた数字、再入力した数字が一致すると、次の画面に進めます。
- 指紋認証に対応している端末を使用している場合、「Log in with a biometoric」という画面になります。これは指紋認証をこのアプリにかけるかどうかの選択になります。指紋認証によるロックを希望する場合は、「Enable biometric」、希望しない場合は「Not now」を押します。
- 「Are you a travel agent ?」、旅行会社スタッフによる代理申請かどうか聞かれていますので、「No」を選択、「Next」ボタンを押します。
ETAの申請手続き開始
申請事前手続きが完了後、ETA申請のホーム画面に遷移します。
- 「Applicant Profiles」、申請者情報の登録が始めます。真ん中の「New ETA」のボタンを押してください。
- 「Australian ETA App application cencent agreement」、ETA及びETAアプリの使用同意書になります。一番下までスクロールして、「Agree」(同意する)ボタンを押してください。
- 「Before applying」では、申請の手続きの大まかな流れを説明しています。大きく分けて「パスポートからデータの読み取り」、「申請者の写真撮影」、「質問への回答」の3つになります。「Start」のボタンを押して、申請を’開始します。
パスポートの写真ページの取り込み
パスポートの写真のあるページを、カメラ機能を使って撮影、アプリ内に画像データとして取り込みます。
スマートフォンの向きは縦、または横向き、どちらでも構いません。
- 「Scan the Passport」、パスポートよりデータをETAアプリに取り込みます。「Scan passport」のボタンを押してください。
- アプリからスマートフォンのカメラ機能を利用することへの許可を求められます。「アプリ使用時のみ」を押して許可してください。
- 赤い枠の中にパスポートの写真があるページを入れてください。パスポートが適切に枠内に収まると、枠の色が緑色になり、自動的にシャッターが押されて、アプリに画像が取り込まれます。
英語の動画になりますが、手順とガイダンスを動画で確認することもできます。
パスポートのチップからデータ読み取り
パスポートには、ICチップが埋め込まれており、そのチップにパスポート番号などデータが記憶されています。
前述したスマートフォンのNFC通信機能を利用し、パスポートのICチップより、パスポートデータをアプリに取り込みます。
- 「Read passport chip」、パスポートに内蔵されているICチップからパスポートデータをアプリに取り込みます。上の図のように、スマートフォンの背面にパスポートを重ね、「Read passport chip」のボタンを押してください。スマートフォンとパスポートと隙間がないように、重ね合わせてください。
チップは、パスポートによって場所が異なるため、アプリがパスポートのICチップを見つけて認識するまでパスポートの表面随所(上部、中部、下部)にゆっくりとスマートフォンを動かしてください。
- ICチップが見つかると、「Hold still」、「読み取り中」のメッセージが表示されます。読取り完了するまで数秒かかりますので、そのまま完了するまで待ってください。
- ICチップが読み取れない場合、「Unable to read chip」のエラーメッセージが出ます。「RETRY」を押して、再度読取りを行ってください。
- iPhoneの場合は、この画面のような「Unable to read chip」のエラーメッセージになります。
英語の動画になりますが、手順とガイダンスを動画で確認することもできます。
申請者情報の確認
パスポートのチップからアプリに取り込まれた、申請者のパスポート情報の確認を行います。
- 「Confirm inforation」、パスポートのICチップからアプリに取り込まれた、ETA申請者のパスポート情報の確認を行います。念のため、パスポートと照らし合わせて、問題ないか確認してください。「Confirm」のボタンを押して進んでください。
- 日本のパスポートの場合は表示されませんが、一部の国のパスポートの場合、国民識別番号(ID番号)の入力を求められる場合があります。その場合は赤字で「Please enter the applcant's national ID number below」とメッセージが表示されます。
- 「National ID number」の項目に、手入力で国民識別番号(ID番号)を入力してください。(日本パスポートの場合は不要)
申請者の写真撮影
ETAアプリから申請者の写真を撮影、パスポートから取り込んだ写真と一致しているかの確認を行います。
なかなかこの申請者の写真撮影がうまくできず、このETAアプリを利用したETA申請で、一番難しいステップになります。
- 「Applicant photo」、申請者の写真をアプリから撮影します。「Take photo」のボタンを押してください。
- 赤い枠が表示されますので、その枠に中に自分の顔入れてください。写真撮影ができる状態になっていない場合、枠の上部に何を修正すれば良いのか、メッセージが表示されます。
Face too far: 顔が遠すぎます。
Face too close: 顔が近すぎます。
Position device vertically: スマートフォンを垂直にしてください。
Right / Left eye closed: 右目または左目が閉じています。
- 正しく枠の中に入ると、枠の色が緑色になります。シャッターは自動で押され、写真が撮影されます。写真が撮影されると「Loading」と表示され、次の画面へ移ります。
髪の毛は枠の外、顔だけで枠がいっぱいになるまで、顔をを近づけるとうまくいきます。
英語の動画になりますが、手順とガイダンスを動画で確認することもできます。
別のパスポート追加、ビザの確認
申請者が二重国籍で別のパスポートを所持している場合、そのパスポート情報の追加、及びオーストラリアの他の有効なビザを所持しているかの確認を行います。
- 「Passports」に、先ほどアプリ内に取り込んだETA申請者パスポートの情報が表示されています。1つの国のパスポートしか持っていない人は「Next」のボタンを押してください。他の国のパスポートを所持している場合は、「Add another passport」のリンクより、パスポート情報の追加に進んでください。
- 「Check for existing visa」へ移り、ETA申請者がオーストラリアの他のビザを所持していないか確認を行います。明確に他のビザを持っていない場合は、「Next」のボタンを押して次の画面に進み、明確でない場合は、「Check for existing visa」のリンクより、他のビザを所持していないか、確認を行ってください。
ETA申請時に有効なビザ(含む過去に取得した期限満了になっていないETA)を所持している場合、そのビザが失効するまで、今回のETA申請は保留となり、新規のETAは発行されません。
個人情報の入力
ETA申請者の連絡先情報などを、アプリに入力します。
- 「Personal information」、ETA申請者の連絡先など、個人情報を入力します。
Country of birth: 出生国。日本の場合は「Japan」を選択。
Alias: 通称名。あれば「Yes」を選択して通称名を入力。無い場合は「No」を選択。
入力後「Save」のボタンを押して次のページへ進みます。
- 「Applicant's home inforation」、ETA申請者の住所と携帯電話番号を入力します。
Address: 自宅の住所を、英語で入力します。一部を入力するとデータベースに登録されている世界の住所データから、自動的に住所データが表示される仕様になっていますが、日本の住所の場合は表示されないことが多いはずです。この場合手入力で入力することになります。(26の項目参照)
Mobile number: 携帯電話番号を入力してください。最初の入力リストで国番号、日本の場合は「+81」を選択、次の入力項目で電話番号を入れてください。電話番号の最初の0は省かなくて大丈夫です。
自宅住所、携帯電話番号の入力を終えたら、「Save」ボタンを押して、次のページへ進んでください。
- 住所がデータベースにない場合は、「Enter address manually」のリンクを押して、住所の手入力画面へ進んでください。
Street address: 部屋番号、番地、町名(#1501 1-1-1 Otemachiなど)
City/Town: 市町村名(Setagayaなど)
State: 都道府県名(Tokyoなど)
ZIP/Postcode: 郵便番号。ハイフン入れずに7桁の郵便番号を入力。
Country: 国名。日本の場合は「Japan」を選択。
Eメールアドレスの入力
ETA申請者のEメールアドレスの入力、及び認証を行います。
- 「Applicant's email address」、ETA申請者のEメールアドレスを入力してください。入力されたEメールアドレスにメールが送られ、そこに記載されている認証傭番号の入力を求められるので、直ぐに確認できるアドレスを入力して下さい。入力後「Verify email」のボタンを押してください。
- 入力したEメールアドレスへ、認証用のメール「Australian Electronic Travel Authority email verification」が数秒で配信されます。
メールの文中に6桁の数字が書かれており、それが認証用のコードになります。その認証コードをアプリに入力、「Done」のボタンを押してください。
メールが受信できない場合、画面に表示されている前の画面で入力したEメールアドレスに間違いがないか確認の上、「Request a new code」のリンクを押して、メールを再送してください。
- Eメールアドレスの認証が成功すると、緑色のチェックマークと「The email has been verified」のメッセージが表示されます。
プロフィールの確認
アプリに入力した、ETA申請者のパスポート情報、個人情報の確認を行います。
- 「Confirm profile」、アプリに入力したETA申請者情報の確認を行います。修正が必要な場合は「Edit」から修正、問題なければ「Confirm and save profile」のボタンを押します。
ETA申請者に対する質問
ETAを申請するにあたり、申請者本人に関する質問に答え、回答が正しいことを申請者本人が宣誓する必要があります。
- 「ETA type and location」、今回申請を行うETAの種類と、現在申請をしている場所(国)を回答します。
Select an ETA type: 商用であれば「Business」、観光であれば「Tourist」を選択。
Are you the applicant? : ETA申請者本人が今申請手続きを行っている場合は「Yes」、代理で行っている場合は「No」を選択。
I declare that ~: ETAの申請者は現在オーストラリア国外にいることを確認し、現在申請者がいる国をリストから選択します。日本にいる場合は「Japan」を選択。
青の「Next」ボタンを押して進んでください。
- 宣誓を行います。チェックボックスにチェックを入れる事により、ETA申請者本人が宣誓したとみなされます。宣誓する内容の大意は以下の通りです。
「私は以下を理解しています:
申請者として、私のビザが無効になった場合、私は1958年移民法のもとで違法な非市民となります。
オーストラリアを出国することを求められ、1958年移民法に基づき退去の対象となります。
その時点以降、オーストラリアに滞在するための別のビザは所持していません。」
青の「Next」ボタンを押して進んでください。
-
「Criminal convictions」、犯罪歴に関する質問です。ETA申請者に犯罪歴が無い場合は「No」、ある場合は「Yes」を選択してください。「Yes」の場合、このETAアプリからのETA申請は行うことができません。申請方法などオーストラリア領事館へお問合せください。
犯罪歴は、国籍、居住国だけでなく、全世界のあらゆる国が対象となります。
犯罪歴が無い場合は「No」を選択して、「Next」ボタンを押してください。
注意書きの大意は以下の通りです。
「 もし申請者がどの国でも罪を犯して有罪判決を受けたことがある場合(公式記録から削除された有罪判決を含む)、それは申請者に犯罪歴があることを意味します。これには、申請者がどのような犯罪であれ有罪とされた場合が含まれ、懲役刑を受けたかどうか、または有罪判決が記録されたかどうかにかかわらず適用されます。」
「Domestic Vaiolence」、家庭内暴力に関する質問です。
「最初の質問:申請者はこれまでに家庭内暴力または家族暴力に関する犯罪、もしくは類似の関連する犯罪で起訴されたり有罪判決を受けたりしたことがありますか?」
「2番目の質問:申請者はこれまでに、他者の保護を目的とした裁判所またはその他の同様の機関による家庭内暴力や家族暴力に関する命令、もしくはその他の命令の対象となったことがありますか?」
「No」、または「Yes」の回答を入れて、青色の「Next」のボタンを押してください。
- 「Intended address」、オーストラリア入国後の、オーストラリアでの滞在先、連絡先を入力します。
住所がわかる場合は、「I know the adress」を選択してその住所を入力、わからない、またはは未定の場合は「I don't know the address」を選択、ただしこの場合その理由を入力する必要があります。
滞在先が複数になる場合は、最初の滞在先(ホテル、知人宅など)を入力すれば大丈夫です。
Phone number: オーストラリアで繋がる番号を入力してください。携帯電話をオーストラリアでもつながるように国際ローミングする場合は、携帯電話番号を、またはホテルや知人宅、知人の携帯電話番号でも良いと思います。
Contact/business name: 上記が知人の電話番号であれば、その知人の名前、会社であれば会社名を入力、「Next」ボタンで次へ進んでください。
- ETA申請アプリが、スマートフォンの位置情報にアクセスすることの許可を求める画面になります。申請者がオーストラリア国外にいることを確認する為です。「Appの使用中は許可」を押してください。
- ETA申請者に対する質問、宣誓の確認画面になります。確認後「Next」ボタンを押して、支払へ進んでください。
支払い
ETAアプリケーション・サービス料金の支払を行います。支払いは現在申請を行っている1名のみ、または同じスマートフォンから申請する家族など複数人をまとめて行うこともできます。
- 1名だけの支払を行う場合は。「Next」のボタンを押してください。複数人をまとめて行う場合は、「Add another applicant」のリンクを押して、申請者の追加を行ってください。
- 「Payment」で支払情報を入力します。ETAアプリケーション・サービス料金は、1人あたり20オーストラリアドルになります。支払はAndoid端末であれば「Google Pay」、Apple端末であれば「Apple pay」、または、クレジットカードで支払うことができます。
クレジットカードは、VISA、MASTER、AMEXが使え、JCBを使うことはできません。
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの他、クレジットカード会社に届けている住所の郵便番号が必要になります。
- 支払が完了すると「Application(s) received」の画面が表示され、ETAの申請が完了しました。
「Australian ETAhあ通知を送信します。よろしいですか?」というメッセージが表示されますので、「許可」を押して通知の許可をアプリに与えてください。
12時間以内に、ETA申請に対する通知があります。「Done」ボタンを押してください。
先ほど登録したEメールアドレスに「ETA Application for Australia」というメールが配信され。ETAの申請を受理、申請結果は72時間以内にEメールする旨記載されています。
ETAの発行通知
ETAが発行され次第、EメールにPDF添付ファイルとして送られてきます。そのPDFに「Granted」と記載されていれば、無事ETAが発行されたという意味になります。
オーストラリアETA発給通知書を拡大
ETAの確認
発行されたETAの確認を、アプリからすることもできます。アプリ下のメニューの中に「Application」、「Visa Status」で「Granted」と確認することができます。
更に詳しいETAに関する情報
オーストラリアの旅行手配
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアは、広大な海に囲まれた島国として、世界でも有数のシーフード大国です。四方を囲むインド洋、太平洋、南極海の冷たい海水と温暖な気候が、豊かな海洋生態系を育んでいます。そのため、オーストラリアでは、多様で高品質な魚介類が水揚げされ、国内外で高い評価を受けています。
オーストラリアのシーフードは、その鮮度と品質、そして多様性で知られており、バラマンディやタスマニアサーモンといった魚類から、シドニー・ロックオイスターのような貝類、さらには豊富な海老や蟹類に至るまで、幅広い種類が楽しめます。これらのシーフードは、地元の料理だけでなく、世界中の高級レストランでも使われており、オーストラリアの海の恵みを世界に発信しています。
この記事では、オーストラリアで特に人気のある魚類、貝類、海老・蟹類に焦点を当て、それぞれの特徴や魅力について詳しく紹介していきます。オーストラリアのシーフードの多様性を知り、次に試してみたい新たな一品を見つける手助けとなれば幸いです。
オーストラリアの魚類
オーストラリアの海域は、温暖な地域から冷涼な地域まで多岐にわたるため、多様な魚類が生息しています。ここでは、特に人気のある7つの魚種について、その特徴と魅力を紹介します。それぞれの魚に日本での呼び名も併記しています。
バラマンディ(Barramundi)
バラマンディ(日本名:アカメ)は、オーストラリアを代表する魚の一つで、特に北部の熱帯地域で広く生息しています。その白身はしっとりとした食感で、甘みのある味わいが特徴です。バラマンディは調理のしやすさから、グリルやフライ、蒸し料理など、さまざまな方法で楽しまれています。
白身魚というと鯛のような癖や匂いのない、あっさりしたものを想像すると思いますが、バラマンディの身には独特の「香り」があります。それは決して泥臭い嫌な臭いではなく、フライパンで皮をつけたままソテーやグリルすると、何とも香ばしい匂いを発し食欲をそそりあす。
また、バラマンディはオメガ3脂肪酸が豊富で、健康志向の消費者にも支持されています。
オーストラリア北部、東南アジアなどで広く養殖されていますが、天然物の「Wild Barramundi」は人気が高く、養殖物より高く取引されています。
筆者はこのバラマンディが一押し、もしオーストラリアで魚を食べる機会があれば、このバラマンディのグリルを、お勧めします!
タスマニアサーモン(Tasmanian Salmon)
タスマニアサーモン(日本名:サケ)は、南東部のタスマニア島で養殖される高品質のサーモンです。タスマニアの冷たい海流と清浄な水が、サーモンに独特の風味と豊かな脂の乗りをもたらします。その鮮やかなオレンジ色の身は刺身やスモークサーモンに最適で、オーストラリア国内外で高い評価を得ています。
オーストラリアでも、タスマニアンサーモンは、新鮮な状態で刺身や寿司として食べるのが非常に人気です。その豊かな風味と滑らかな肉質が、生で食べると最大限に引き立ちます。
脂がしっかりと乗っているため、グリルや焼き物でも美味しく仕上がります。特に皮がパリッと焼き上がることで、皮の香ばしさと脂の甘みが絶妙に調和します。
タスマニアンサーモンはスモークにしても非常に美味しいです。スモークすることで風味がさらに深まり、パンやサラダ、カナッペなどに幅広く使われます。
キングフィッシュ(Kingfish)
キングフィッシュ(日本名:ヒラマサ)は、オーストラリア沿岸でよく見られる大型の魚で、その引き締まった白身が特徴です。肉質がしっかりしているため、刺身やカルパッチョ、またはグリルに適しており、特に寿司レストランで人気があります。また、その柔らかな風味がさまざまな味付けや調理法にマッチするため、料理人にとっても魅力的な食材です。
キングフィッシュのカルパッチョは、薄切りにした魚をオリーブオイルやレモン、ハーブでシンプルに味付けして食べる一品です。魚の新鮮さを活かした調理法で、その旨味と爽やかさが引き立ちます。
肉質がしっかりしているため、グリルや焼き物にも適しています。グリルすると、外側はカリッとしつつも、内側はしっとりとジューシーに仕上がります。シンプルな塩焼きや、ハーブを使った味付けがよく合います。
スナッパー(Snapper)
スナッパー(日本名:タイ)は、オーストラリアの海で広く漁獲される魚で、その美しい赤色の皮が特徴です。味は淡白で、脂肪分が少なく、非常に食べやすい魚として親しまれています。スナッパーはさまざまな料理に使われ、オーストラリアの家庭料理から高級レストランのメニューまで幅広く登場します。
ブラック・ブリームス、日本でいう黒鯛も、オーストラリアのフィッシュマーケットで良く見かけられる魚で、都市部の沿岸部、河口域にも生息していることから釣り人にも人気の魚です。生息域、時期により多少臭みがあることもありますが、グリルにすると大変美味しい魚です。
フラットヘッド(Flathead)
フラットヘッド(日本名:コチ)は、オーストラリアの沿岸部でよく見られる白身魚で、その平たい体と柔らかい身が特徴です。軽い味わいと柔らかい食感が、多くのオーストラリア人に愛されており、特にフィッシュ・アンド・チップスの定番として人気があります。リーズナブルで手軽に調理できる点でも、多くの家庭で重宝されています。
フラットヘッドの肉は白身で、柔らかくて繊細な食感が特徴です。比較的しっかりとした繊維を持ちながらも、調理することでふっくらとした仕上がりになります。脂肪分は少なく、ヘルシーな白身魚として知られています。
ホワイトニング(Whiting)
ホワイトニング(日本名:シロギス)は、オーストラリアの沿岸域で一般的に見られる小型の魚です。小型といっても日本で獲れるシロギスより大きく、中には倍近いサイズのものもいます。
淡白で癖のない味わいが特徴で、フィッシュアンドチップスや、天ぷらのように揚げて食べるのが一般的です。手軽に料理できるため、家庭料理でもよく使われます。
ジョンドリー(John Dory)
ジョンドリー(日本名:マトウダイ)は、オーストラリア近海で漁獲される深海魚で、その独特な形状と淡白な白身が特徴です。身はふっくらと柔らかく、ほのかな甘みがあり、さまざまな料理で活躍します。特にフランス料理やイタリア料理で高級魚として扱われます。
ジョンドリーは、平たくて丸い体を持つ魚で、体側に特徴的な黒い斑点があります。この斑点は「聖ペテロの指紋」とも呼ばれ、伝説に由来するものです。また、非常に大きな口を持っており、捕食の際にはこの口を大きく開けて餌を吸い込むように捕らえます。
オーストラリアの貝類
オーストラリアの豊かな海は、多種多様な貝類の宝庫です。特に、世界的にも評価される高品質なオイスターや、ムール貝、アバロニなどが広く知られています。ここでは、オーストラリアで特に人気のある5つの貝類を紹介します。
オイスター(Oyster)
オーストラリアのオイスターは、鮮度と風味で世界的に高く評価されています。代表的な種類として、シドニー・ロックオイスター(Sydney Rock Oyster)、タスマニアパシフィックオイスター(Tasmanian Pacific Oyster)、アングリシーオイスター(Angasi Oyster)の3種類が挙げられます。
- シドニー・ロックオイスターは、ニューサウスウェールズ州沿岸で主に採れるオイスターで、小ぶりでクリーミーな味わいが特徴です。
- タスマニアパシフィックオイスターは、冷たい海で育つため、味が濃厚で、身が大きくプリッとしています。
- アングリシーオイスターは、野生種に近い形で、独特のミネラル感と強い風味を持ち、珍重されています。
ムール貝(Mussels)
オーストラリアのムール貝(日本名:ムラサキイガイ)は、特にタスマニアとビクトリア州の沿岸で採れるものが有名です。これらのムール貝は、柔らかくてジューシーな身が特徴で、食材として多くの料理に利用されています。ムール貝の身は、独特の甘みと旨みがあり、シンプルな調理法でもその味わいを十分に楽しむことができます。
アバロニ(Abalone)
アバロニ(日本名:アワビ)は、オーストラリアの沿岸で捕れる高級貝類の一つで、特に西オーストラリア州と南オーストラリア州の海域で多く採れます。そのコリコリとした食感と濃厚な風味が特徴で、オーストラリア国内外で非常に高い評価を受けています。アバロニは、刺身やグリル、煮込み料理など、さまざまな料理に用いられます。
タスマニアシーアーチン(Sea Urchin)
タスマニアシーアーチン(日本名:ウニ)は、タスマニアの冷たい海域で採れるウニで、特にその黄金色の身が珍重されています。タスマニアシーアーチンは、濃厚なクリーミーさと独特の甘みが特徴で、特に寿司や刺身でそのまま食べるのが一般的です。高級食材として、日本を含む世界中で人気があります。
ピピ(Pipi)
ピピ(日本名:ハマグリに近い)は、オーストラリア東海岸の砂浜で採れる小さな二枚貝です。ピピは、貝殻が丸く、小ぶりで甘みのある身が特徴です。シンプルに蒸したり、スープにして味わうのが一般的で、地元の人々に愛されています。ピピは、新鮮なものをその場で調理して食べることが多く、オーストラリアのビーチでのバーベキューにもよく登場します。
海岸で見つけると思わず持ち帰りたくなりますが、ほぼ全ての海岸で許可なく採取することが禁止されている為、注意してください。
オーストラリアの海老、蟹類
オーストラリアの海は、豊かな海老や蟹類の生息地でもあります。これらのシーフードは、その大きさや風味で世界的に高く評価されています。ここでは、特に人気のある5つの海老・蟹類を紹介します。
タイガープラウン(Tiger Prawns)
タイガープラウン(日本名:クルマエビ)は、オーストラリアの温暖な海域で養殖される大型のエビです。その名の通り、タイガー(虎)模様が特徴で、甘みのあるしっかりとした身が人気です。特にバーベキューやグリルに最適で、オーストラリアの家庭やレストランでよく使われています。タイガープラウンは、その豊かな風味とプリッとした食感で、多くのシーフード料理に欠かせない存在です。
モートンベイバグ(Moreton Bay Bug)
モートンベイバグ(日本名:ウチワエビ)は、オーストラリア東海岸のモートン湾で捕れる甲殻類で、ロブスターに似た味わいを持ちながら、より手軽に楽しめる食材です。その身は甘く、引き締まった食感が特徴で、特にバターやガーリックソースとの相性が抜群です。モートンベイバグは、見た目は少しユニークですが、その味わいは一級品で、オーストラリアの多くのレストランで提供されています。
ロブスター(Lobster)
オーストラリアのロブスター(日本名:イセエビ)は、世界的にも評価が高く、特に4種類がよく知られています。それぞれのロブスターには独自の特徴があり、地域によって異なる風味と食感を楽しむことができます。
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ウェスタンロックロブスター(Western Rock Lobster)
ウェスタンロックロブスターは、西オーストラリア州の沿岸で主に捕れます。このロブスターは、オーストラリアで最も商業的に重要な種類の一つで、鮮やかな赤い甲羅と肉厚な身が特徴です。味わいは非常に甘く、プリッとした食感が人気で、特に日本や中国などのアジア市場でも高く評価されています。
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サザンロックロブスター(Southern Rock Lobster)
サザンロックロブスターは、南オーストラリア州とタスマニア州の冷たい海域で捕れるロブスターです。この種類は、濃厚な風味と柔らかな食感が特徴で、高級食材として珍重されています。サザンロックロブスターは、特にバターやクリームソースと合わせて食べると、その豊かな味わいが引き立ちます。
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イースタンロックロブスター(Eastern Rock Lobster)
イースタンロックロブスターは、ニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州の東海岸で捕れるロブスターです。このロブスターは、肉質がしっかりしており、豊かな風味が特徴です。身が引き締まっているため、グリルやバーベキューに向いています。また、その豊かな味わいから、多くの高級レストランで利用されています。
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オーナテスパイニーロブスター(Ornate Spiny Lobster)
オーナテスパイニーロブスターは、オーストラリア北部と西部の熱帯海域で捕れるロブスターです。この種類は、色鮮やかな甲羅と、甘みの強い白い身が特徴です。見た目が非常に美しいため、料理のプレゼンテーションにも人気があります。味わいは繊細でありながら甘みが強く、特に刺身や寿司でそのまま楽しむのに最適です。
下記の記事も参照してください。
ブルースイマークラブ(Blue Swimmer Crab)
ブルースイマークラブ(日本名:ガザミ)は、オーストラリアの温暖な沿岸部で一般的に見られるカニで、その美しい青い甲羅が特徴です。味わいは甘く、柔らかな白身が特徴で、シーフードサラダやパスタ料理によく使われます。ブルースイマークラブは、比較的小ぶりですが、その繊細な風味で人気があり、特に夏のシーズンには多くの家庭で楽しまれています。
マッドクラブ(Mud Crab)
マッドクラブ(日本名:ノコギリガザミ)は、オーストラリア北部の熱帯地域の河口やマングローブ林で捕れる大型のカニです。その名の通り、泥の中に生息しているため、強い甲羅と力強いハサミを持ちます。マッドクラブの身は非常に甘く、特にそのカニ味噌(内臓)も珍重されます。豊かな味わいとジューシーな食感で、オーストラリアでは高級食材として扱われており、レストランでも人気のメニューです。
オーストラリアのシーフードが味わえるレストラン
オーストラリアのシーフードを味わうことのできるレストランを、都市ごとに紹介します。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアは、1788年のイギリス植民地化以来、オーストラリアの宗教的背景は主にキリスト教を基盤として発展してきました。
しかし、オーストラリアは近年イギリス以外やヨーロッパ以外、アジアや中東、アフリカなど、世界中の地域、国々からの移民が増加し、それによりキリスト教以外の宗教を信仰する人達も増えています。
また、社会の世俗化により、「進行する宗教はない」とする、無宗教者も近年増加してきています。
オーストラリアにおける主要な宗教について、この記事では詳しくみていきます。
オーストラリアの主要宗教
オーストラリア統計局の2021年調査によると、オーストラリア国民の信仰する宗教の割合は以下の通りです。
- キリスト教:43.9%
- 無宗教者:38.9%
- イスラム教:3.2%
- ヒンドゥー教:2.7%
- 仏教:2.4%
オーストラリアはかつてイギリスの植民地であったため、住民の多くはイギリスから移民した人たちが占めていたため、キリスト教を信仰する人たちがもっとも多くなっています。
しかし、近年では無宗教の人々が増加し、世界各国からの移民を受け入れるようになったため、現在では仏教、イスラム教など多様な信仰が広がりつつあります。
時代によるオーストラリアの宗教割合の変化
過去 50 年間、キリスト教に所属していると申告したオーストラリア人の割合は着実に減少しています。同じ期間に、他の宗教と無宗教の割合は一貫して増加しており、特に過去 20 年間は増加傾向にあります。
出典:オーストラリア統計局
オーストラリアの宗教的背景は、2021年の国勢調査により明らかになったように、急速に変化しています。主要な宗教、無宗教者の増加、そして少数派宗教の成長について詳しく見ていきます。
キリスト教の減少と多様化
2021年の国勢調査によれば、キリスト教徒はオーストラリアの人口の43.9%を占めていますが、過去50年間でその割合は着実に減少しています。特に、アングリカンとカトリック教徒の減少が顕著で、アングリカンは2021年には9.8%にまで低下しました。一方で、正教会や「キリスト教、特定宗派なし」といったカテゴリーが増加しています。
無宗教者の増加
オーストラリアでは無宗教者の割合が38.9%と大幅に増加しており、特に若年層でその傾向が強まっています。これは、世俗化が進行していることの反映であり、従来の宗教から離れつつある若い世代が増えていることを示しています。
少数派宗教の成長
少数派宗教、特にイスラム教、ヒンドゥー教、仏教の信者数が増加しており、イスラム教徒は3.2%、ヒンドゥー教徒は2.7%を占めています。これらの宗教の成長は、特に移民の影響によるものです。さらに、イェズィーディー教徒の大幅な増加も注目されています。
移民と宗教の関係
移民はオーストラリアの宗教的多様性に大きく寄与しています。例えば、2016年から2021年の間に移住してきた人々のうち、40.7%が少数派宗教を信仰していました。これにより、オーストラリアの宗教的風景はさらに多様化しています。
オーストラリアへのその他の移民で、宗教的景観に影響を与えたと思われるものには、次のようなものがあります。
- 1800年代から1900年代初頭: イギリスとアイルランドの自由入植者
- 1940年代と1950年代: 第二次世界大戦後のヨーロッパからの移民
- 1960年代: 中東からの難民
- 1970年代: 東南アジアからの難民
- 2000年代: アフリカと中東からの人道的入国者、北東アジアと南アジアからの熟練移民。
オーストラリアにおけるキリスト教
減少しているとはいえ、オーストラリアで最大の宗教割合をもつ、キリスト教について更に詳しくみてみましょう。
オーストラリア統計局の2021年の国勢調査によると、国民の約43.9%がキリスト教徒であり、特にカトリックとアングリカン(英国国教会)の信徒が多いです。
-
カトリック: オーストラリアの総人口の20%以上がカトリック教徒であり、国内最大の宗教派閥を形成しています。カトリック教会は教育、医療、福祉などの分野で重要な役割を果たしており、多くの学校や病院がカトリック教会によって運営されています。
-
アングリカン: オーストラリアの宗教史において、アングリカンは長い間支配的な地位を占めていました。現在でも、アングリカン教徒は約10%を占めていますが、その数は減少傾向にあります。アングリカン教会は、礼拝や儀式において伝統的なスタイルを保ちながらも、現代社会に適応するための改革を続けています。
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オーストラリアは、その多様で美しい風景から、多くの映画のロケ地として選ばれています。広大な砂漠、緑豊かな熱帯雨林、美しい海岸線、近代的な都市など、さまざまなシーンに対応できる場所が点在しているため、映画制作者にとって非常に魅力的な場所です。さらに、オーストラリア政府の映画産業への支援や、優れたインフラもその魅力を高めています。
映画産業において、オーストラリアは単なるロケ地にとどまらず、撮影スタジオやポストプロダクションの拠点としても重要な役割を果たしています。シドニーやメルボルンには、最新の設備を備えたスタジオがあり、ハリウッドの大作映画も多数撮影されています。
この記事では、オーストラリアで撮影された代表的な映画10本を紹介し、それぞれのロケ地や映画の背景について詳しく解説します。これらの映画がどのようにしてオーストラリアの魅力を引き出し、映画にどのような影響を与えたのかを探っていきましょう。
オーストラリアで撮影された映画
それではオーストラリアで撮影、ロケされた代表的な映画を紹介します!
1. マッドマックス 怒りのデス・ロード (Mad Max: Fury Road)
ロケ地:ニューサウスウェールズ州 ブルーク、シドニー、シドニー・ショウグラウンド
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、ジョージ・ミラー監督によるディストピア映画で、ニューサウスウェールズ州のブルークやシドニー・ショウグラウンドで撮影されました。ブルークの広大な砂漠地帯が、映画の荒涼とした終末世界を表現するのに最適な場所となりました。シドニー・ショウグラウンドでは、一部のセットや特定のシーンが撮影されました。
解説:映画の背景とオーストラリアの風景の影響
ニューサウスウェールズ州のブルークは、映画の終末世界の背景として重要な役割を果たしています。その赤い砂と青い空の対比が、映画のビジュアルアイデンティティを形成しています。シドニー・ショウグラウンドで撮影されたシーンでは、細部までこだわったセットが映画のリアリティを高めています。
2. クロコダイル・ダンディー (Crocodile Dundee)
ロケ地:ノーザンテリトリー カカドゥ国立公園、ダーウィン
「クロコダイル・ダンディー」は、オーストラリアの野生の魅力とユーモアを兼ね備えたコメディ映画で、ノーザンテリトリーのカカドゥ国立公園やダーウィンの美しい自然が存分に描かれています。カカドゥ国立公園のバラマッジ・クリフやイエロー・ウォーターなどの名所が撮影に使用されました。ダーウィンの街並みも映画の冒頭部分で描かれています。
解説:オーストラリアの自然と文化の描写
カカドゥ国立公園の壮大な風景は、映画の主人公ミック・ダンディーの冒険を通じて、オーストラリアの自然の美しさを観客に伝えます。ダーウィンの街並みは、映画の冒頭でオーストラリアの都市生活の一面を描写しており、映画全体のリアリティと多様性を高めています。
3. ウルヴァリン:X-MEN ZERO (X-Men Origins: Wolverine)
ロケ地:ニューサウスウェールズ州 シドニー、フォックス・スタジオ、コックル・ベイ
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は、マーベルの人気キャラクターであるウルヴァリンの起源を描いた作品で、ニューサウスウェールズ州のシドニーやフォックス・スタジオが主要な撮影地となりました。シドニーのコックル・ベイは、映画の激しい戦闘シーンの舞台として使用されました。
解説:アクションシーンと都市風景の融合
シドニーのコックル・ベイでは、ウルヴァリンの激しい戦闘シーンが撮影され、その壮大な都市風景が映画のアクションにリアリティを与えました。フォックス・スタジオでは、多くのセットや特殊効果が使用され、映画のビジュアル的な魅力を高めました。
4. ミッション:インポッシブル2 (Mission: Impossible 2)
ロケ地:ニューサウスウェールズ州 シドニー、シドニー・オペラハウス、ハーバーブリッジ、ダーリングハーバー
「ミッション:インポッシブル2」は、トム・クルーズ主演のスパイアクション映画で、シドニーの象徴的なランドマークが多く登場します。シドニー・オペラハウスやハーバーブリッジ、ダーリングハーバーが主要なロケ地です。
解説:スリリングなアクションシーンとシドニーの美しい景観
シドニー・オペラハウスでは、映画のクライマックスシーンが撮影され、トム・クルーズが演じるイーサン・ハントがビルの壁を駆け降りるシーンが特に印象的です。ハーバーブリッジもアクションシーンの舞台として使用され、緊迫感のあるシーンが繰り広げられます。ダーリングハーバーでは、映画の一部の追跡シーンが撮影され、シドニーの美しい景観が映画の魅力を一層引き立てています。
5. オーストラリア (Australia)
ロケ地:ノーザンテリトリー カカドゥ国立公園、ダーウィン、クイーンズランド州 ボウエン、ウェスタンオーストラリア州 ホーム・ヴァレー・ステーション
「オーストラリア」は、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン主演の歴史ドラマ映画で、第二次世界大戦時のオーストラリアを舞台にしています。ノーザンテリトリーのカカドゥ国立公園やダーウィン、クイーンズランド州のボウエン、ウェスタンオーストラリア州のホーム・ヴァレー・ステーションが撮影地となりました。
解説:第二次世界大戦時のオーストラリアの風景と歴史
カカドゥ国立公園では、広大な牧場や原生林の風景が映画の壮大なスケール感を引き立てています。ダーウィンの港では、戦争の影響を受けた街並みが再現され、映画にリアリティを与えています。ボウエンは映画の架空の町「ファラウェイ・ダウンズ」として撮影され、多くのシーンがここで撮影されました。ホーム・ヴァレー・ステーションの美しい風景も、映画の背景として使用され、観客にオーストラリアの広大さと美しさを伝えます。
6. ハクソー・リッジ (Hacksaw Ridge)
ロケ地:ニューサウスウェールズ州 シドニー周辺、リッチモンド
「ハクソー・リッジ」は、メル・ギブソン監督による戦争映画で、デズモンド・ドスの英雄的な行動を描いています。ニューサウスウェールズ州のシドニー周辺やリッチモンドで撮影が行われ、その地域の多様な風景が映画にリアリティを与えています。
解説:実話を基にした戦争映画とリアルなロケーション
ニューサウスウェールズ州のリッチモンドでは、戦場のシーンが撮影されました。この地域の農場や森林地帯は、映画の戦闘シーンに現実感をもたらしています。また、シドニー周辺では、多くの室内シーンやセットが撮影され、映画のドラマチックな要素が強調されています。
7. パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 (Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales)
ロケ地:クイーンズランド州 ゴールドコースト、ウィットサンデー諸島
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は、ジョニー・デップ主演のファンタジー映画で、クイーンズランド州の美しい海岸線が舞台となっています。ゴールドコーストやウィットサンデー諸島の壮大な海景が映画の背景として使用されています。
解説:ファンタジー映画と豪華な海洋シーン
ゴールドコーストの海岸では、多くの海戦シーンが撮影され、その美しい海景が映画のビジュアルに大きな影響を与えています。また、ウィットサンデー諸島のビーチは、映画の冒険シーンにリアリティと魅力を加えています。これらのロケ地は、観客を幻想的な海の冒険へと誘う重要な要素となっています。
8. プラダを着た悪魔 (The Devil Wears Prada)
ロケ地:ビクトリア州 メルボルン
「プラダを着た悪魔」は、アン・ハサウェイとメリル・ストリープ主演のファッション業界を舞台にした映画です。メルボルンの街並みが、ニューヨークの街並みとして描かれています。
解説:ファッションの都とされるメルボルンでのシーン
メルボルンの中心部にある歴史的な建物や高層ビルが、映画のニューヨークの背景として使用されています。メルボルンの洗練された都市景観は、映画のスタイリッシュな雰囲気を一層引き立てています。また、メルボルンのファッションシーンが、映画のテーマと完璧にマッチしています。
9. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 (Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
ロケ地:ウェスタンオーストラリア州 カーナーボン、クイーンズランド州 レインボー・ベイ
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は、ハリソン・フォード主演の冒険映画で、ウェスタンオーストラリア州のカーナーボンやクイーンズランド州のレインボー・ベイが舞台となっています。
解説:冒険映画とオーストラリアの壮大な自然景観
カーナーボンの砂漠地帯は、映画のエキゾチックな冒険シーンに使用され、その赤い砂が映画のビジュアルに独特の魅力を加えています。レインボー・ベイの美しい海岸線も、映画の中で重要なシーンの背景として使用されています。これにより、映画に壮大なスケール感とリアリティがもたらされています。
10. ムーラン・ルージュ (Moulin Rouge!)
ロケ地:ニューサウスウェールズ州 シドニー、フォックス・スタジオ
「ムーラン・ルージュ!」は、バズ・ラーマン監督によるミュージカル映画で、シドニーのフォックス・スタジオで主に撮影されました。
解説:派手なミュージカルシーンとシドニーのスタジオ
シドニーのフォックス・スタジオは、19世紀末のパリを完璧に再現したセットが特徴で、映画の豪華なミュージカルシーンが魅力的に描かれています。スタジオ内の高い技術力と細部へのこだわりが、映画の視覚的な魅力を支えています。シドニーのスタジオで撮影されたこれらのシーンは、観客にとって非常に印象的で、映画の成功に大きく寄与しています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアは、その広大な海域と豊かな海洋資源で知られています。この国の海には、様々な種類の海洋生物が生息しており、その中でも特に人気が高いのがロブスターです。オーストラリアで獲れるロブスターは、その美味しさと品質の高さから、国内外で非常に高い評価を受けています。
ロブスターは、単に美味しいだけでなく、オーストラリアの経済や文化においても重要な役割を果たしています。多くの地元の漁業者にとって、ロブスター漁は生活の一部であり、また観光客にとってもオーストラリアの魅力の一つとなっています。特に、高級レストランで提供されるロブスター料理は、オーストラリアのグルメ体験を語る上で欠かせない存在です。
このブログでは、オーストラリアで獲れるロブスターについて詳しく紹介していきます。
ウエスタンロックロブスター (Western Rock Lobster)
学名
Panulirus cygnus
分布
主に西オーストラリアの沿岸地域に生息しています。特にシャークベイからサウスオーストラリア州境までの広い範囲で見られます。
特徴
ウエスタンロックロブスターは鮮やかな赤色をしており、硬い外殻を持ちます。肉質は甘く、繊細で、非常に高価な食材とされています。成長速度が速く、商業的にも重要な種です。漁業は主にポット(罠)を使用して行われ、持続可能な方法として評価されています。
日本のPanulirus japonicus(イセエビ)と Panulirus cygnus(ウエスタンロックロブスター)は同じ Panulirus 属に属する近縁種になり、日本へも多く輸出されています。
サザンロックロブスター (Southern Rock Lobster)
学名
Jasus edwardsii
分布
タスマニア州、ビクトリア州、サウスオーストラリア州の沿岸で見られます。特に冷たい水域を好みます。
特徴
緑がかった茶色の外殻を持ち、最大6キログラムに成長します。硬い外殻と節足を持ち、甘くて濃厚な肉が特徴です。このロブスターは持続可能な漁業方法で漁獲され、環境保護に配慮した管理が行われています。
イースタンロックロブスター (Eastern Rock Lobster)
学名
Sagmariasus verreauxi
分布
ニューサウスウェールズ、ビクトリア、サウスオーストラリア、タスマニアの沿岸で見られます。また、ニュージーランドにも分布しています。
特徴
イースタンロックロブスターは世界最大のロックロブスターで、最大15キログラム以上に成長することがあります。赤みを帯びた茶色の外殻を持ち、大型で強力な爪を持たないのが特徴です。深さ200メートルまでの海域に生息し、持続可能な漁業方法で管理されています
オーナテスパイニーロブスター (Ornate Spiny Lobster)
学名
Panulirus ornatus
分布
東オーストラリアの熱帯海域、特にクイーンズランド州で見られます。また、インド洋や太平洋の熱帯域にも分布しています。
特徴
鮮やかな色彩と模様が特徴のオーナテスパイニーロブスターは、比較的速く成長し、飼育環境にも適しています。主にサンゴ礁や岩礁地帯に生息し、その美しい外見と高品質の肉で知られています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアは壮大な自然景観と活気ある都市文化が融合した魅力的な旅行先です。美しいビーチや多様な動植物、歴史的な建築物など、見どころがたくさんあります。そんなオーストラリアを訪れる日本人旅行者にとって、現地での支払い方法は気になるポイントの一つです。特にクレジットカードの利用に関する情報は、旅行の快適さを大きく左右します。
この記事では、オーストラリア旅行を計画中の日本人旅行者向けに、現地でのクレジットカードの使い方や注意点について詳しく解説します。どのクレジットカードブランドが利用しやすいのか、手数料に関する情報、現金をほとんど使わない旅行の実現方法など、役立つ情報をお届けします。また、トラベルドンキーが提供するツアーへの誘導も行いますので、最後までお読みいただき、素敵なオーストラリア旅行の参考にしてください。
目次:オーストラリア旅行におけるクレジットカード・キャッシュレス決済事情:現金ゼロでも楽しめるオーストラリア!(クリックで開閉)
オーストラリアでのクレジットカードの利用状況
オーストラリアでは、ほとんどの商店、飲食店、観光施設でクレジットカードが利用可能です。
むしろ現金お断りの所もあるくらいです。
クレジットカードの利用が一般的で、都市部や観光地ではほぼ全ての場所で対応しています。また、タッチ決済が広く普及しているため、スムーズに支払いができます。
筆者はシドニー在住ですが、財布の中に100ドル前後の現金が入っていはいますが、最後に現金を使って支払を行ったのはいつだったか、記憶にありません。同様に、ATMで現金をおろしたのはいつだったのか、記憶にありません。
先日日本の知人がシドニーへ5泊6日の旅行に来ましたが、一応現金を50ドル(日本円約6000円)ほど両替してきましたが、結果1ドルも現金は使わなかったそうです。
オーストラリアで利用できるクレジットカードブランド
主流のブランド:VISAとMASTER
オーストラリアでは、VISAとMASTERが最も広く受け入れられています。ほぼすべての店舗、レストラン、観光施設でこれらのカードが利用可能です。
このため、旅行者はこれらのクレジットカードを持っていれば、現地での支払いに困ることはほとんどありません。
利用に注意が必要なJCBカードとAMEXカード
日本では馴染みのあるJCBカードですが、オーストラリアでは対応している店舗が限られています。特に日本人にとってメジャーな観光地でない所、地方や小規模な店舗では利用できないことが多いです。
AMEX(アメリカン・エキスプレス)は、JCBよりも使える所は多いですが、AMEX不可という所は割とあります。特に小規模なビジネスやレストランでは、手数料と契約続きの関係でAMEXを受け付けていない場合が多いです。
また、AMEX/JCBは、後述するクレジットカード手数料が、VISA/MASTERより高く設定されていることが、多くあります。
オーストラリア旅行における推奨事項
旅行中の不便を避けるためには、VISAまたはMASTERを必ず持っていくことをお勧めします。
これらのカードは最も普及しており、どのようなシーンでも安心して使用できます。加えて、複数のカードを持つことで、紛失や盗難のリスクにも備えることができます。
クレジットカード手数料について
オーストラリアでは、クレジットカードを使って支払う際に、クレジットカード手数料(Credit Card Surcharge)がかかることが一般的です。
この手数料は、クレジットカード会社に支払う手数料を顧客に転嫁するためのものです。手数料は通常、支払額の1%から3%程度ですが、店舗やサービス、使用するカードのブランドによって異なることがあります。
オーストラリアに在住している人は、カード決済の利便性、その料率もVISA/MASTERであれば1-1.5%程度と低いこともあってこのクレジットカード手数料を受け入れており、この手数料がかかることを理由に、現金払いにする人はあまりいないと思います。
日本からの旅行者の場合、日本円からオーストラリアドルに現金両替する際に、10%近い両替手数料が換算レートに含まれていることもあり、クレジットカード手数料がかかってもクレジットカード払いにする方が、結局はお得、ということにもなります。
クレジットカード手数料が導入された経緯
クレジットカード手数料が導入された背景には、店舗側のコスト負担があります。クレジットカード決済を受け付けるためには、店舗はクレジットカード会社に手数料を支払わなければなりません。
この手数料は売上の数パーセントに相当し、特に小規模なビジネスにとっては負担が大きいです。この負担を軽減するために、オーストラリアでは2003年にクレジットカード市場における競争を促進し、手数料の透明性を向上させるため、手数料を顧客に転嫁することが可能になりました。
これにより、、クレジットカード決済にかかる手数料の負担が重いため、クレジットカードの導入を見送っていた小規模な店舗、利幅の少ない業種などでも、クレジットカード決済の積極的な導入が進みました。
実際の手数料より多く徴収することを禁ずる規則
オーストラリアでは、2016年に導入された法律により、店舗がクレジットカード手数料として実際のコストより多くを顧客から徴収することが禁止されています。
これは、消費者が不当に高い手数料を支払わされることを防ぐための規制です。
店舗は、クレジットカード手数料として請求する額を、実際に支払うクレジットカード手数料と一致させる必要があります。
店舗ごとの手数料の違いと注意点
クレジットカード手数料は、クレジットカード中間決済会社、業種、売り上げ規模などにより異なります。
支払い時に手数料がかかるかどうかは、事前に確認することが重要です。
ほとんどのの店舗では、手数料がかかる場合にはレジ周りやメニューに表示しています。もし表示がない場合でも、店員に尋ねることで確認することができます。
カードブランドによって、その料率が異なる店舗も多くみられます。
手数料を節約する方法
手数料を節約するための方法はいくつかあります。
手数料がかからない店舗を選ぶ: 大手のチェーン店やスーパーマーケットなど、手数料がかからない店舗を選ぶことで、余計なコストを削減できます。
現金払いを併用する: クレジットカード手数料がかかる場合には、一定額以上の支払いを現金で行うことも検討できます。手数料がかかる場合は、必要最低限の金額のみクレジットカードで支払い、それ以外は現金で支払うと良いでしょう。
手数料の低いカードを利用する: クレジットカードによっては、特定の店舗やサービスで手数料が低く設定されている場合があります。利用するカードの特典や手数料を事前に確認しておくと良いでしょう。
クレジットカード以外のキャッシュレス決済
オーストラリアでは、キャッシュレス決済といえば、クレジットカード決済(VISA/MASTERブランド経由のデビットカード決済含む)が、またはAapple Pay/Google Payなどのスマートフォン決済となっています。
2020年のデータでは、クレジットカードとデビットカードによる決済が約63%、スマートフォン決済が約10%となっています。
スマートフォン決済は、クレジットカード決済やデビットカード決済に比べるとまだ小さいですが、特に若年層や都市部での利用が顕著に増えています。
日本のペイペイのようなQRコード決済は、ほとんど利用されていません。
シドニーのOPAL CARDのような、交通系のICカードは、その交通機関に乗車専用となっています。
オーストラリアのクレジットカード決済のまとめ
オーストラリアドルへの両替
オーストラリア旅行において、クレジットカード決済が広く普及しているので、クレジットカードをもっていれば、オーストラリアドルへの両替は、極少額で構わないと言えます。
若干不安はありますが、まったくの両替をせずに、オーストラリアドルで旅行も不可能ではありません。
クレジットカードブランド
オーストラリア旅行にもっていくべきクレジットカードブランドは、VISA、またはMATERです。
JCBは近年改善されてきているといえ、使えない所が多くあります。AMEXもJCBほどではありませんが、使えない所があって、それほど珍しいことではありません。
クレジットカード手数料
オーストラリアにおいて、クレジットカードで支払う際に、クレジットカード手数料(Credit Card Surcharge)がかかる場合が多いです。
その料率は、概ね1-3%程度、店舗ごとに異なり、またカードブランドにより異なる場合もあります。
日本からの旅行者の場合、日本円からオーストラリアドルに現金両替する際に、10%近い両替手数料が換算レートに含まれていることもあり、クレジットカード手数料がかかってもクレジットカード払いにする方が、結局はお得、ということにもなります。
オーストラリア旅行におけるクレジットカード・キャッシュレス決済事情:現金ゼロでも楽しめるオーストラリア!(FAQ)
オーストラリアでクレジットカードは広く使えますか?
オーストラリアは世界でも最もキャッシュレス決済の進んでいる国の1つと言えます。
今では現金のみでクレジットカード払い不可、という店舗はほぼ無いのではないでしょうか。
オーストラリアで使用できるクレジットカードブランドは?
オーストラリアでは、VISA/MASTERは、クレジットカード払いが可能な店舗では、ほぼ全て受け入れられています。
日本のクレジットカードブランである、JCBカードは使えない店舗が多くあります。
AMEXもJCBほどではありませんが、使えないところもありますので、必ずVISAまたはMASTERのクレジットカードも持参するようにしてください。
クレジットカード手数料とはなんですか?
オーストラリアでは、クレジットカードで支払う場合、その決済手数料を顧客側に負担してもらう方が一般的です。
販売金額に対して何パーセントという形になり、その料率は店舗ごと、使用するクレジットカードブランドによって異なります。
一般的にVISA/MASTERは1-2%、JCB/AMEXは2-3.5%となっています。
少数派ではありますが、大規模な店舗などでは、その販売戦略により、クレジットカード手数料をとらない所もあります。
クレジットカード手数料がかかるなら、現金で払った方が得ですか?
オーストラリアドルを既にお持ちであれば、クレジットカード手数料の分、現金で支払った方がお得です。
オーストラリアドルもっていなく、これから日本円からオーストラリアドルに現金両替する場合、その両替の際に10%近い両替手数料が換算レートに含まれてます。
日本のクレジットカードをオーストラリアで使用した場合、クレジットカード会社が円転してカード所持者に請求しますが、その為替レートは1.5-3%程度となります。
クレジットカード手数料をあわせても、クレジットカード払いにする方が現金払いよりもお得、ということにもなります。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
2025年2月24日をもって、ヴァージン・オーストラリア航空は東京(羽田)とケアンズを結ぶ直行便の運行を中止すると発表しました。
この決定は、需要の低迷により、同路線の商業的な継続が困難となったためです。この記事では、この運行中止の背景、需要の低迷と経済的影響、観光業への影響、そして今後の対策と展望について詳しく解説します。
運行中止の背景
ヴァージン・オーストラリア航空は、2023年6月に東京(羽田)とケアンズを結ぶ新たな直行便を開設しました。この新しい路線は、クイーンズランド州政府の200百万ドルの航空投資基金の支援を受けて始まりました。
特に、ヴァージン・オーストラリア航空はこの路線を利用して、ケアンズ地域への観光客増加を図り、地域経済の活性化を目指していました。
同航空会社のCEO、ジェーン・ハードリッカ氏は、東京(羽田)・ケアンズ線の運行開始を発表した際、非常に楽観的な見通しを示していました。「ヴァージン・オーストラリア航空は、持続可能な方法で日本市場への進出を果たすことを目指している」と述べ、特別運賃セールやキャンペーンを通じて多くの顧客を引き付けることに成功しました。
しかし、予期せぬ需要の低迷が続きました。特に、新型コロナウィルスのパンデミック後の、日本からオーストラリアへ訪れる観光客の旅行需要の回復が遅れていることが影響しており、商業的に持続可能な運行が困難となったのです。
同社は、「日本からオーストラリアへの渡航者数はゆっくりと回復している」としていますが、その数は依然として「コロナ以前のレベルを最大35%下回っている」と述べています。
ハードリッカ氏は、「日本からの旅行需要が当初の予測を大きく下回っており、路線の商業的な継続が困難であることが明らかになった」と述べています。
ヴァージン・オーストラリア航空の発表では触れられていませんが、東京・ケアンズ線、大阪・ケアンズ線を運行する、LCCのジェットスター航空との料金競争による低収益、というのも原因の1つであると考えられます。
経済的影響
経済的には、この運行中止はケアンズ地域にとって大きな打撃となります。クイーンズランド州政府は、この路線が地域経済に年間約70百万ドルの経済効果をもたらすと期待していました。また、約680の雇用創出も見込まれていましたが、この運行中止により、これらの経済効果が失われることとなります。
ケアンズ地域の観光業界は、この路線がもたらす観光客増加の効果を大いに期待していました。ケアンズ空港のCEOであるリチャード・バーカー氏は、直行便の運行中止が地域の観光業にとって大きな打撃となると述べています。また、この路線は地域の経済回復を促進するための重要な要素であったとしています。
さらに、観光業界のリーダーたちは、この運行中止が地域の観光客誘致戦略に与える影響について懸念を示しています。特に、日本市場はケアンズ地域にとって重要な市場であり、多くの日本人観光客が同地域を訪れることを期待していました 。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリアを訪れる多くの観光客が楽しみにしているアクティビティの一つに、コアラを抱っこして記念撮影をすることがあります。
コアラ抱っこ記念撮影をすることができるのは、オーストラリアの一部の州に限られていますが、その可能な州内の一部の動物園で、コアラ抱っこ記念撮影プログラムの縮小や、取りやめ、といった動きがでてきています。
なぜ、オーストラリア観光の目玉の1つとも言える、コアラ抱っこ記念撮影のプログラムが中止されているのか、その背景と詳細について探っていきます。
目次:オーストラリアでコアラ抱っこができなくなる!?(クリックで開閉)
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムとは?
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムとは、オーストラリアの動物園で行われている、コアラを抱っこして記念写真を撮り、大判の写真にプリントしてもらえるプログラムです。
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムは、その動物園の入園料金とは別に追加料金がかかります。
このコアラ抱っこ記念撮影のプログラムが可能なのは、下記の一部の州内の動物園に限られ、その他の州の動物園では禁止されています。
- クイーンズランド州(ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン、ハミルトン島など)
- 南オーストラリア州(アデレードなど)
- 西オーストラリア州(パースなど)
可能な州でも州内全ての動物園で、コアラ抱っこ記念撮影のプログラムを行っているわけではなく、行っている動物園、行っていない動物園があります。
シドニーのあるニューサウスウェールズ州、メルボルンのあるビクトリア州では、コアラ抱っこ記念撮影のプログラムを、州の法律として禁止しています。
これらの州の動物園では、コアラを木にのせ、そのすぐ横で記念撮影をする、「コアラ寄り添い写真」を代わりに行っている動物園もあります。
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムが中止されている理由
オーストラリア観光の目玉の1つとも言える、コアラ抱っこ記念撮影のプログラム。それを取りやめるというのは、動物園側にも、集客、売上ともに大きなマイナスと言えます。
なぜマイナスとなるのを承知で、コアラ抱っこ記念撮影のプログラムの中止が、検討、実施されているのでしょうか?
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムのを中止する理由として、以下の2つの理由が考えられます。
コアラの生態とストレス
コアラは非常に繊細な動物であり、人間との直接的な接触は彼らにとって大きなストレスとなります。研究によると、コアラは抱っこされることで心拍数や血圧が上昇し、免疫系が弱くなる可能性があるとされています 。
特に、コアラは一日に多くの時間を睡眠と休息に費やすため、観光客による頻繁な抱っこは彼らの自然な生活リズムを乱すことになります。
さらに、コアラは非常に脆い骨を持っており、抱っこされることで骨折するリスクもあります。過去には、観光客による不適切な扱いでコアラが負傷した例も報告されています。
これらのリスクを考慮し、動物福祉団体や保護団体は、コアラとの直接的な接触を避けるよう呼びかけています。
動物福祉団体「ワールド・アニマル・プロテクション」は、コアラを抱きしめるのは残酷だとし、州政府に全面禁止を請願しています。
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムを実施している動物園側も、動物福祉の観点から、そのプログラムの縮小、中止を行う所がでてきています。
動物園側の運営上の問題
コアラ抱っこ記念撮影のプログラムを実施に関して、コアラ抱っこが許可されている州では、州政府による細かい規定があります。
クイーンズランド州では、以下のような規定があります。
- コアラは、休みなしで3日以上連続して写真撮影に使うことはできない。
- 撮影に使えるのは1日30分、1週間で180分まで。
- 子どもを連れたメスのコアラは観光目的には使えない。
- コアラは通常、野生から連れてくることはできず、飼育されている既存の個体群からしか連れて来られない。
また、コアラには抱っこに適するコアラ、適さないコアラの個体差があり、飼育するコアラどれでもコアラ抱っこで使用できる訳ではありません。
このような制約により、コアラ抱っこプログラムを安定的に多くの人数へ、提供することが難しくなっています。
オーストラリアでコアラ抱っこができなくなる!?に関するよくある質問(FAQ)
オーストラリアでは、全ての州の動物園でコアラ抱っこすることができますか?
いいえ、コアラを抱っこして記念撮影ができる動物園があるのは、下記の一部の州に限られます。
- クイーンズランド州(ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコーストなど)
- 南オーストラリア州(アデレードなど)
- 西オーストラリア州(パースなど)
ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)、ビクトリア州(メルボルン)では、州の規定により、禁止されています。
上記のコアラ抱っこ記念撮影が可能な州でも、州内の全ての動物園でコアラ抱っこ記念撮影のプログラムがおこなわれているわけではなく、実施していない動物園もあります。
コアラ抱っこ記念撮影は、全国で禁止されるのですか?
現在コアラ抱っこ記念撮影の実施が可能な州において、州政府がコアラ抱っこ記念撮影を禁止する、あるいは禁止を検討している、という情報は知る限りでてきていません。
しかしながら、動物の福祉、愛護という観点から、また、コアラ抱っこ記念撮影の実施には運営上のハードルが高いことから、動物園側が自主的に縮小、中止を行う所が出始めています。
今すぐに、ということはないと思いますが、将来的にはコアラ抱っこ記念撮影ができる動物園がなくなる、ということは可能性として十分あり得ると思います。
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オーストラリアの旅行手配
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シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアを代表するランドマークの一つで、その独特の建築デザインと豊富な文化イベントで世界中の観光客を魅了しています。
シドニー市内を観光する際に、ほぼ全ての方は、シドニーのみならず、オーストラリアのアイコンとも言える有名建造物である、シドニー・オペラハウスを訪れます。
シドニー・オペラハウスは、一般客はボックスオフィスのある所までは入ることはできますが、当然ながら館内にある大ホール、中小のシアターなどは見ることができません。
しかしながら、シドニー・オペラハウスが主催する公式館内ツアーに参加すれば、専属ガイドの案内で館内のホールを含む、一般観光客は見ることのできない館内を見学することができます!
この記事では、シドニー・オペラハウスを訪れる際にぜひ参加したいおすすめのツアーと、その予約方法について詳しく解説します。
これからシドニーを訪れる予定の日本人旅行者に向けて、オペラハウスの魅力を最大限に楽しむための情報をお届けします。
目次:シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法(クリックで開閉)
シドニー・オペラハウスとは
オーストラリアを代表する建造物シドニー・オペラハウス
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアのシドニーに位置する象徴的な建築物です。1957年にデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンのデザインが採用され、1973年に完成しました。そのユニークな帆の形をした屋根は、シドニー港に浮かぶヨットの帆を思わせ、建築の世界では革新的なデザインとして評価されています。
オペラハウスは、演劇、バレエ、オペラ、クラシック音楽など、多彩なパフォーマンスが行われる主要な文化施設であり、年間800万以上の観光客が訪れます。内部には約2,679席のコンサートホールや1,507席のオペラ劇場をはじめ、複数のパフォーマンススペースが設けられています。
建築過程では、多くの技術的課題がありましたが、ウッツォンの革新性と技術者の努力により、困難を乗り越えました。2007年にはユネスコの世界遺産に登録され、その歴史的・文化的価値が国際的に認められました。
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアの文化的象徴であり、その美しいデザインと壮大なスケールは、訪れる人々に深い印象を与え続けています。音楽と芸術の殿堂としてだけでなく、建築の偉業としても、その存在は未来にわたり語り継がれることでしょう。
シドニー・オペラハウスには、「コンサートホール」と「ジョーン・サザーランド劇場」の2つの大きなホールの他、中・小規模の複数のパフォーマンススペースがあり、それぞれが独自の特長を持っています。以下は主要なホールの解説です。
コンサートホール
コンサートホールは、シドニー・オペラハウスの中で最も大きなホールで、約2,679席の客席があります。壮大なパイプオルガンを備え、クラシック音楽のコンサートやオーケストラの演奏に最適です。その音響設計は、音楽を豊かに響かせるために精緻に計算されています。
ジョーン・サザーランド劇場
以前はオペラ劇場として知られていたジョーン・サザーランド劇場は、約1,507席を有し、主にオペラやバレエの公演が行われます。舞台設備は高度で、複雑な舞台転換や特別な照明効果が可能です。
ドラマシアター
ドラマシアターは約544席の中規模の劇場で、主に演劇や小規模な音楽公演、現代舞台芸術の作品が上演されます。観客と演者の距離が近く、親密な雰囲気が特徴です。
プレイハウス
プレイハウスは約398席を持つ劇場で、実験的な演劇や小規模なパフォーマンス、子供向けの公演などに利用されます。フレキシブルな舞台設計が可能で、多様な演出に対応できます。
スタジオ
スタジオは約280席の多目的ホールで、現代音楽やダンス、カンファレンス、ワークショップなど、多様なイベントが開催されます。コンパクトながらも設備が充実しており、クリエイティブな表現の場として利用されています。
ユタ・ボードルーム
ユタ・ボードルームは、約210席の小規模なホールで、主に講演会や小規模なコンサート、特別イベントに使用されます。親密な雰囲気で、観客との距離が近いことが特徴です。
シドニー・オペラハウスの各ホールは、それぞれの特性を活かして、多様なパフォーマンスやイベントを支える重要な役割を果たしています。
シドニー・オペラハウス館内ツアーの情報と予約方法
シドニー・オペラハウス館内ツアー
シドニー・オペラハウスでは、シドニー・オペラハウスが主催する館内見学ツアーが行われています。
この公式ツアーに参加することにより、シドニー・オペラハウス専属ガイドの案内でコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場などのホールを見学することができます。
シドニー・オペラハウスの公式ツアーは、日本語による30分のツアーの他、英語による1時間のツアー、早朝から開始のバックステージを見学するツアーなどがあります。
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー
シドニー・オペラハウスでは英語の他、多言語によるツアーが催行されていますが、シドニー・オペラハウス専属ガイドによる日本語ガイドによる日本語館内ツアーも毎日行われています。
日本語ツアーは約30分、シドニー・オペラハウスのメインのホールである、「コンサートホール」または「ジョーン・サザーランド劇場」のどちらかの見学、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤーの見学が、ツアーのハイライトとなります。
日本語ツアーは、毎日、1日数本催行されていますが、曜日により出発時間が異なります。
事前の予約が推奨されていますが、新型コロナのパンデミック後、シドニーを訪れる日本人観光客が復調していないこともあり、比較的予約の枠は空いています。
ツアー名 |
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$33 → 大人:$31 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
日本語シドニー・オペラハウス・ツアー |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー
シドニー・オペラハウスのメインのツアーは、この専属英語ガイドによる1時間のツアーになります。
1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。
30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れませんので、より深くシドニー・オペラハウスについて学ぶことができます。
英語のシドニー・オペラハウス・ツアーは人気が高く、比較的早く予約が埋まってしまう日が多いので、希望される方は早めに予約をすることをお勧めします。
ツアー名 |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$45 → 大人:$43 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
バックステージ・ツアー
シドニー・オペラハウスのバックステージ・ツアーは、舞台裏を探検する特別な体験です。
ツアーは朝7時に開始し、2.5時間かけて行われます。参加者はステージドアから入り、リハーサルルーム、衣装部屋、オーケストラピットなど普段は立ち入れないエリアを見学します。
ツアーには朝食料金が含まれています。ツアーの後は、シドニー ハーバーのそばにある最新のレストラン、ハウス・キャンティーンでゆっくりと朝食をお楽しみください。
大変人気の高いツアーになりますので、早めのご予約をお勧めします。
ツアー名 |
バックステージ・ツアー |
催行日 |
火曜、水曜を除く毎日(クリスマス、年末など特別な祝日を除く) |
料金 |
大人:$190 → 大人:$184 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
バックステージ・ツアー |
アーキテチュアル・ツアー
シドニー・オペラハウスのアーキテクチャル・ツアーは、20世紀の象徴的な建物の設計と建設の舞台裏を探索するためのツアーです。
専門ガイドが、建築家、エンジニア、建設業者、芸術家たちがどのように協力して、ユネスコ世界文化遺産を創り上げたかを詳しく説明します。ツアーは毎週土曜日の午前8時15分と10時から行われ、所要時間は約1時間です、
ツアー名 |
英語シドニー・オペラハウス・ツアー |
催行日 |
土曜日 |
料金 |
大人:$45 → 大人:$43 |
申込み方法 |
トラベルドンキーのwebサイトより
アーキテチュアル・ツアー |
シドニー・オペラハウス主催の公式館内ツアーを徹底解説!おすすめツアーと予約方法 よくある質問(FAQ)
シドニー・オペラハウスの中を見学することができますか?
一般の見学者は、玄関から入った直ぐの所にあるボックス・・オフィス(チケット売り場)までとなります。シドニー・オペラハウス館内のホールは見ることができません。
シドニー・オペラハウスが主催するシドニー・オペラハウスのツアーに参加した場合のみ、館内に入りコンサートホール、ジョーン・サザーランド劇場などの大ホール、シドニー湾とハーバーブリッジの景観が美しいノーザン・フォイヤー等を見学することができます。
シドニー・オペラハウスの館内ツアーに参加すれば、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか、大ホールを見学することができますか?
ほぼ見ることはできますが、シドニー・オペラハウスは、必ずコンサートホール、またはジョーン・サザーランド劇場のどちらか見学することを確約していません。
これらのホールは年間を通じて、ほぼイベント開催者が借り切っています。イベントが行われていない時間帯にツアーで見学するような形になりますが、急なリハーサル、セット替えなどで、予期せずにツアー客の立ち入りが制限される場合もあります。
その為、これらのホールが見れない日を事前にご案内したりすることはできません。見ることができない時は、館内の代替のシアターなどを案内します。
日本語のシドニー・オペラハウス・ツアーが30分であるのに対し、英語のツアーは1時間です。これらにはどのような違いがありますか?
1時間の英語ガイドツアーでは、通常、コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアター、その他の小さな会場(例えば、スタジオ、ドラマシアター、プレイハウス)を2-3ヶ所訪れます。さらに、TIDE(Tours Immersive Digital Experience)ルームも訪れます。
30分の日本語ガイドツアーでは、通常コンサートホールかジョーン・サザーランド・シアターのような1つの会場しか訪れません。
※どちらのツアーも、コンサートホール、ジョーン・サザーランド・シアターの大型ホールを見学できない場合があります。この場合代替の中、小ホールを見学します。
シドニー・オペラハウスで行われるコンサート、オペラを見学したいと思います。チケットの購入は可能ですか?
シドニー・オーケストラ、オペラ・オーストラリアのサイトから、購入可能です。
オペラのチケットは、トラベルドンキーのサイトからも購入可能です。
トラベルドンキーのサイトでは、日本語で購入できる他、チケットをディスカウント価格で購入することができます。
シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
シドニーは、その美しい自然と都市の魅力が融合した観光地として世界中から多くの旅行者を魅了しています。
特に日本からの観光客にも人気のシドニーですが、最近では観光だけでなく、ランニングイベントに参加するために訪れる人も増えています。
シドニー市内出発のランニングイベントは、以下の3つがあります。
その中で最も大きなイベントであるシドニー・マラソンは、現在アボット・ワールド・マラソン・メジャーズの候補イベントとなっており、世界的な注目が高まっています。
シドニーで開催されるランニングイベントは、観光と運動を同時に楽しめる絶好の機会です。本記事では、シドニーで行われる主要なランニングイベントとその魅力、参加方法を、ここで紹介する3つのランニング・イベント全てに参加した筆者が、詳しく紹介します。
目次:シドニーのランニングイベント完全ガイド:シドニー・マラソン、ハーフマラソン・シティ・トゥ・サーフでアクティブな旅行を楽しもう!(クリックで開閉)
シドニー・マラソン
シドニー・マラソンの歴史
シドニー・マラソンは、2000年4月30日に初めて開催されました。
当初はシドニーオリンピックのテストイベントとして「ホストシティマラソン」として行われ、その後も毎年続けられています。この大会は、シドニーオリンピックの遺産として始まり、国際陸上競技連盟(IAAF)のプラチナラベルレースに指定されています。
2020年、2021年大会は、新型コロナウィルスのパンデミックの影響のため中止となりました。
シドニー・マラソンの概要
シドニー・マラソンはオーストラリアの主要なマラソン大会の一つで、毎年9月に開催されます。大会には以下の種目があります:
- フルマラソン:42.195km
- ハーフマラソン:21.0975km
- 10kmラン:観光客や初心者に人気
- ファミリー5kmラン:家族連れや初心者向け
これらの種目は、シドニーの主要観光スポットを巡るコース設定が魅力で、初心者からベテランランナーまで幅広い参加者が楽しむことができます。特にフルマラソンは、国際的なランナーも多く参加し、シドニーの美しい景観を楽しみながら走ることができると高い評価を受けています。
シドニー・マラソンは、参加者にとって一生に一度の特別な体験となることを目指しており、コース上にはエンターテインメントや応援イベントも多数用意されています。これにより、ランナーだけでなく、応援する家族や友人も楽しむことができます。
毎年9月に開催されるシドニー・マラソン(フルマラソン)では、オペラハウスと並んでアイコンとも呼べる、シドニー・ハーバーブリッジを渡ることができます
アボット・ワールド・マラソン・メジャーズの候補
シドニー・マラソンは、世界中のランナーが憧れるアボット・ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)の候補として注目を集めています。
アボット・ワールド・マラソン・メジャーズは、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティ、東京の6つのマラソン大会で構成される世界最高峰のマラソンシリーズです。
シドニー・マラソンがこのシリーズに加わることになれば、さらなる国際的な認知度と参加者数の増加が見込まれます。
シドニー・マラソンのコースの詳細と特徴
スタート地点とフィニッシュ地点
- スタート地点:ミルソンズ・ポイント(Milsons Point)
- ハーバーブリッジの北側に位置し、スタート地点からはシドニー湾とシドニー市街の壮大な景色が広がります。
- フィニッシュ地点:シドニー・オペラハウス前の広場
- ゴール地点は、シドニーを象徴するシドニー・オペラハウス前で、ここでフィニッシュラインを超える瞬間は感動的です。
コースの主な見どころ
シドニー・マラソンにおける日本人選手の活躍
過去には日本人選手もシドニー・マラソンで輝かしい成果を上げ、過去4回日本人選手が優勝しています。
直近では、2017年に服部翔太選手が見事に優勝を果たしました。しかし、それ以降、日本人選手の優勝は途絶えています。
それ以降は、世界の他のマラソン大会同様、ケニヤなどのアフリカ出身選手が優勝していましたが、2023年大会はニュージーランドの選手が優勝し、
シドニー・マラソンの開催時期と申し込み手順
2024年開催分は既に締め切りとなりました。
シドニー・マラソンは毎年9月の第三日曜日に開催され、2024年の開催日は2024年9月15日です。
参加するには公式ウェブサイトからオンラインで申し込む必要があります。申し込み期間は例年4月から8月中旬までですが、定員があるため早めの申し込みが推奨されます。
また、エントリー費用は早期割引が適用されることがあるので、早めに申し込むことでお得に参加できます。
HISなど日本の旅行会社が、航空券やホテル、そしてマラソン・エントリーがセットになった、パッケージツアーも販売しています。
シドニー・ハーフマラソン
シドニー・ハーフマラソンの歴史
シドニー・ハーフマラソンは、オーストラリア国内外のランナーに人気のイベントで、毎年5月に開催されます。
この大会は、フルマラソンと同様にシドニーの美しい景色を楽しみながら走ることができ、特にハーフマラソン初心者にとって挑戦しやすい距離となっています。
シドニーのランニングコミュニティにとっても重要なイベントで、多くの地元ランナーが参加します。
シドニー・ハーフマラソンの概要
シドニー・ハーフマラソンは、21.0975kmの距離を走るレースで、毎年5月に開催されます。フルマラソンに比べて短い距離ですが、シドニーの主要観光スポットを巡る魅力的なコースが設定されており、多くのランナーに親しまれています。
この大会は、初心者から経験豊富なランナーまで幅広い層が参加し、シドニーの美しい景色を堪能しながら走ることができるイベントです。
毎年9月に開催されるシドニー・マラソン(フルマラソン)では、オペラハウスと並んでアイコンとも呼べる、シドニー・ハーバーブリッジを渡ることができますが、このハーフマラソンのコースではハーバーブリッジは含まれていません。
シドニー・ハーフマラソンのコースの詳細と特徴
スタート地点とフィニッシュ地点
- スタート地点:ハイドパーク(Hyde Park)
- シドニー市内中心部に位置し、歴史的な建物や緑豊かな公園が広がる美しい場所です。
- フィニッシュ地点:ハイドパーク
- スタート地点と同じく、フィニッシュもハイドパークで行われます。フィニッシュ後は、公園内でリラックスしながら完走の達成感を味わうことができます。
コースの主な見どころ
-
シドニー・オペラハウス
- コースの途中でシドニー・オペラハウスの美しい景色を楽しむことができます。観光名所を走り抜けることで、観光とランニングを同時に楽しめます。
-
サーキュラー・キー(Circular Quay)
- シドニー湾の美しい景色を望むポイントで、ここでは多くの観光客や地元の応援がランナーを励まします。
-
ザ・ロックス(The Rocks)
- シドニーの歴史的な地区で、石畳の街並みや古い建物が特徴的なエリアです。歴史を感じながら走ることができます。
シドニー・ハーフマラソンの開催時期と申し込み手順
2024年開催分は、既に締め切りとなりました。
シドニー・ハーフマラソンは毎年5月の第三日曜日に開催され、2024年の開催日は5月19日です。
参加するには公式ウェブサイトからオンラインで申し込む必要があります。申し込み期間は例年1月から4月中旬までですが、定員があるため早めの申し込みが推奨されます。
また、エントリー費用は早期割引が適用されることがあるので、早めに申し込むことでお得に参加できます。
シティ・トゥ・サーフ
シティ・トゥ・サーフの歴史
シティ・トゥ・サーフ(City2Surf)は、1971年に初めて開催されました。
その名前の通り、街から海へ、シドニーの中心部からボンダイビーチまでの14kmのコースを走るこのイベントは、毎年8月に開催され、参加者数は世界最大級の規模を誇ります。
市民ランナーからエリートアスリートまで、誰もが楽しめるイベントとして親しまれています。
シティ・トゥ・サーフの概要
シティ・トゥ・サーフは、シドニーの中心部をスタートし、美しいボンダイビーチをフィニッシュとする14kmのレースです。
このイベントは、家族連れや友人同士、初心者からベテランランナーまで、幅広い層の参加者を集めることで知られています。参加者数は80,000人以上にもなり、シドニーの夏の風物詩として定着しています。
シティ・トゥ・サーフは、単なるランニングイベントにとどまらず、チャリティーイベントとしても重要な役割を果たしています。
多くの参加者が、自らのチャリティー目標を設定し、走りながら募金活動を行っています。このため、毎年多くの資金が地元の慈善団体や国際的な支援団体に寄付されています。
シティ・トゥ・サーフのコースの詳細と特徴
スタート地点とフィニッシュ地点
- スタート地点:シドニー中心部のハイドパーク(Hyde Park)
- シドニーの中心部に位置し、緑豊かな公園でスタートを切ります。
- フィニッシュ地点:ボンダイビーチ(Bondi Beach)
- 世界的に有名なビーチで、ゴール後には砂浜でリラックスしたり、ビーチカフェでくつろぐことができます。
コースの主な見どころ
シティ・トゥ・サーフの開催時期と申し込み手順
シティ・トゥ・サーフは毎年8月の第二日曜日に開催され、2024年の開催日は8月11日です。
参加するには公式ウェブサイトからオンラインで申し込む必要があります。申し込み期間は例年3月から7月中旬までですが、定員があるため早めの申し込みが推奨されます。エントリー費用は早期割引が適用されることがあり、早めに申し込むことでお得に参加できます。
シティ・トゥ・サーフは、シドニーの美しい景色を楽しみながら、健康的で楽しい一日を過ごすことができるイベントです。
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