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トラベルドンキー 現地情報
作者別: シドニー 支店
シドニーで最も人気のあるアクティビティの1つ、ブリッジクライムに日本語クライムガイドによる新コースが2019年11月1日より開始されます。
日本語エクスプレス・クライムの料金と実施曜日
毎週月曜、水曜、金曜、土曜日の4回、この日本語エクスプレス・クライムは実施されます。月曜日と金曜日は午前9:30のスタート、水曜日と土曜日は午後2時30分のスタートとなり、各ツアーとも最大14名までとなります。
料金は大人$308、子供$208となり、通常行われている英語によるツアーと同料金、日本語クライムガイドによる追加料金はかかりません。
催行曜日 | 時間 |
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月曜日 | 09:30am |
水曜日 | 02:30pm |
金曜日 | 09:30am |
土曜日 | 02:30pm |
通常期料金 | ピーク時期料金 |
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大人:$308 | 大人:$333 |
子供:$208 | 子供:$233 |
タスマニア本島の東、タスマン海に浮かぶマライア島は、ガスも電気も水道もなく、まさに人里から離れ隔離された自然の孤島である。
タスマニア本島の小さな町トライバナから1日2往復のフェリーにてマライア島に渡る。島には車を持ち込むことができないため、島内の移動手段は徒歩あるいは自転車である。
島全体が国立公園で豊かな自然に恵まれてるため、島内には様々な野鳥や野生動物が生息している。中でもタスマニア本島で絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルを、保護・繁殖を目的のため、この島に放しているプロジェクトもある。また、島の至る所でカンガルーやウォンバットを目にすることができる。
マライア島は、 1825年から1832年、そして 1842年から1851年まで、囚人の収容地としての役割を果たしていた。一連の施設は島内北部のダーリントンに保護観察ステーションとして残っており、現在でな世界文化遺産として登録されている。また、1825年に建てられた 「Commissariat Store」 は、現在ではマライア島の情報を訪問者に提供するインフォメーション・センターの役割を果たしている。
1900年代からはセメント業が栄え、マライア島内にコンクリート工場が建設され、住民も増えたが、すぐに産業は下火となり、住民も離れ、現在は島全体が国立公園のため数人のレンジャー以外は住民がいない無人島である。
マライア島の見どころは、体力があればぜひチャレンジしていただきたい Bishop and Clerk (往復約4時間)や、 Mount Maria (往復約6-7時間)のトレッキング、また比較的アクセスが簡単な The Painted Cliffs (砂岩が酸化鉄により各地層がグラデーションの縞模様になっている美しい海岸線の崖)と、 The Fossil Cliffs (古代化石を含む石灰岩の塊が海岸線に多く見られる)などがあるが、その他シュノーケリング、ダイビング、野鳥や野生動物の観察など、数多くのアクティビティを楽しむことができる。ただし、マライア島内には設備の整ったホテルや売店は存在しないので、宿泊を希望の場合は簡易ベッドとトイレなどの設備のみある旧収容所の建物の施設に宿泊、またはキャンプ場にてキャンプをするかの選択となる。いずれの場合においても、食料や飲み水、懐中電灯などは持参する必要がある。
幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)である。
今まで私たちが訪れたことのある美術館のコンセプトとは全く違い、ジャンルにこだわることも無く、作品の説明書きも一切ない。また、正しい鑑賞ルートもなく、作品もジャンルや時系列に並べられていない。ただ、奇抜でユニークな作品が、何の法則もなく展示されている。
各作品に説明書きはないが、入り口で渡させるGPS付きのipod「The O」を持った来館者が自由に館内を歩き回り、作品の前に立つと「The O」がその作品の説明を表示してくれ、作品によってはその作者のインタビューも聞くことができる。
また、この美術館の建物自体、地上には建てられておらず、地下3階でできており、随時展示品は変更されているが、約1900以上もの膨大な作品が展示されているため、できれば時間に余裕をもって訪れていただきたい。
ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置する町リッチモンドは、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の地として古くから栄えていた。
1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残している。
また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つ。ポートアーサー刑務所が建てられる以前は、リッチモンドが囚人を一時的に収容する地として活躍していたという事実を垣間見ることができる。
ウェリントン山は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰である。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれている。
頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れる。
山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントである。
また、ウェリントン山には、オルガン・パイプと呼ばれる奇岩がある。玄武岩の柱が並ぶ崖で、上級クライマーにとって人気スポットとなっている。
セント・クレア湖は、 クレイドル山=セント・クレア湖国立公園に位置する中心の湖であり、 オーストラリアで最も水深の深い(167m)自然湖である。
セント・クレア湖の周りには初心者から上級者まで楽しめるトレッキング・コース、また、森林散策、釣り、ボートなど、様々なアクティビティがある。
世界遺産の「タスマニア原生地域」にあるクレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園の最深部を北から南へと縦断する、約65kmに及ぶオーバーランド・トラックは、クレイドルマウンテン北部からスタートした場合、このセント・クレア湖の南側に位置するシンシア・ベイが最終地点となっている。
東西マクドネル山脈は、オーストラリア中央部に位置するアリススプリングスをまたいで伸びる山脈で、その規模は西マクドネル山脈の方が大きい。山脈の幅は非常に広いが、標高はさほど高くなく、最高峰は ジール山の標高1,531m。山脈というよりも山地に近い。
山脈の先には、先住民族アボリジニが何千年もの間暮らしてきたシンプソン砂漠やタナミ砂漠がある。
アリススプリングスの伝統的所有者とされるアランタ族は、断崖の裂け目からこの世に現れたイェペレンイェと呼ばれる巨大な芋虫が、マクドネル山脈およびアリススプリングスに姿を変えたと信じている。
西マクドネル山脈には、いくつもの美しい渓谷や峡谷があるが、その中でもシンプソンズ渓谷には、水が枯れることのない池があり、険しい岩山にはロックワラビーが多く生息し、早朝や夕暮れ時に多く見ることができる。
スタンドレー峡谷は、高さ80メートル、幅9メートルほどの壁面の間を歩くことができる。その岩肌は、真昼の太陽の光を受け、燃えるような赤色に染まる。
エルリー・クリークのビッグ・ホールと呼ばれる自然のプールで水遊びをしたり、 オーミストン渓谷やグレンへレン、オーカピットでブッシュウォーキングを楽しむこともできる。
パーム・バレーはアリススプリングスから西へ約140km、車で2時間の フィンク・ゴージ国立公園 内にある、名前の通りヤシの木(パーム/Palm)が生えている渓谷である。パーム・バレー手前の16kmは未舗装道路で、かなりの凹凸があり、雨の後はぬかるみも生じるため、4WDでしかアクセスすることができない。
このフィンク・ゴージ国立公園内には、約3000本のヤシの木が生えているが、その種は「レッド・キャベツ・パーム(Red Cabbage Palm)」といい、地球上でこの地にのみ生息している。高さは25mものものもある。
通常のヤシの木は、比較的気候が日中・1年を通して温暖な場所にのみ生息するが、このレッド・キャベツ・パームは、耐寒性を備えており、砂漠気候において、朝晩にはマイナスになることもある冬季の気候にも十分耐え、繁殖することができる木である。
一面赤土の世界のアウトバックの中で、突如として現れるヤシの木の集まりは、まさに砂漠の中のオアシスであり、キャンプ地としても地元オージーにも人気がある。
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園だ。その大きさは、日本の四国と同じくらいである。熱帯気候に位置するため、マングローブが生い茂る湿原が広がっており、様々な野鳥やワニ、バッファローなどが生息する動植物の楽園となっている。
気温は年間を通して30度前後だが、雨季と乾季に分かれるため、雨季(11月から3月頃)には未舗装の道が封鎖され、アクセスができなくなる場所もある。
しかし、滝や湖などは雨量が乾季よりも増し、迫力のあるカカドゥを体験できるのもまた、雨季の醍醐味でもある。逆に乾季(2月から10月頃)は、からっとした過ごしやすい気候となり、アクセスできる場所もぐっと増えるので、滝壺での水遊びやハイキングなどを思う存分多能できる。
総面積約197万5500ヘクタールの広大なカカドゥ国立公園は、約6万年以上も前からアボリジニーの人々が住んでいた形跡がある。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりをうかがい知るには、公園内の2か所に残る壁画を訪れてみよう。
まず、ウビルーでは、全長約1kmに渡って3か所の壁画を見ることができる。有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができる。
比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができるのもまた、ウビルーである。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景である。
もう1か所壁画をご覧いただけるのが、ノーランジーロック。ここでは、約1.5kmに渡って、同じく3か所の壁画を見ることができる。自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画は特に有名である。
ワラジャン・アボリジナルカルチュラルセンターでは、この地に古代から住むアボリジニーの文化や生活様式などを学ぶことができる。
カカドゥ国立公園では、季節により全く違う顔を見せる滝や川もまた、魅力の一つである。ガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができる。また、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともできる。雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができる。
また、カカドゥ国立公園は約1万頭のワニが生息しており、イエローウォータークルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができる。
トップエンドを訪れる観光客にとって、カカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園に次いで人気のスポットがキャサリン渓谷だ。
キャサリン渓谷は、ノーザン・テリトリー(北部準州)にあるダーウィンから南へ約300km、ニトミルク国立公園に位置する、何百万年もの侵食により作られた砂岩の渓谷である。13の渓谷と早瀬、滝から構成され、渓谷の間を流れるキャサリン川へと続く。
ニトミルク国立公園は、先住民のジャオイン族が管理しており、彼らにとって儀式などで使われるとても重要な場所である。彼らの言葉でニトミルクは「セミの夢見る場所」を意味する。
キャサリン渓谷は、内陸に位置するものの気候はトップエンドに属する。4月から10月までの乾季の間は、キャサリン川の水位が下がり、川の流れも穏やかになるので、クルーズやカヌー、または水遊びを楽しむことができる。
11月から3月までの雨季の間は、雷雨や洪水が発生する可能性がある。また、川の水位も上がることにより、イリエワニが川に入り込むと、カヌーや遊泳は禁止される。その場合は、ヘリコプターに乗って、上空から古代より侵食と隆起を繰り返してきたキャサリン渓谷の雄大さを堪能することができる。
また、ニトミルク国立公園には、キャサリン渓谷と並んで人気の観光スポット、エディス・フォールという滝があり、周辺の岩場を散策したり、滝壺で水遊びをすることができる。