ユーレカタワー(Eureka Tower)は、ビクトリア州メルボルンのサウスバンク地区にある、地上91階、地下1階、高さ297.3メートルの高層ビル。その検閲は2002年8月より開始、2006年10月11日に正式オープンされた。

ユーレカタワーの「ユーレカ」は、1854年のゴールドラッシュ時に発生し、後のオーストラリアにおける民主主義の誕生のきっかけとなった「ユーレカ砦の反乱」からとられている。

ユーレカタワーは、低層階はオフィススペース、高層階は住宅となっており、2006年の完成時には、世界で一番高い高層マンションであったが、その後世界で超高層ビルの建設が相次ぎ、現在は世界第16位となっている。(2018年現在)

オーストラリアでは、ゴールドコーストのQ1に次いで2番目と言われるが、Q1は屋上にある尖塔を含めて322.5メートルであり、実際の建物天井部分で比較すると尖塔のないユーレカタワーの方が約24メートル高い。また、Q1は78階建てに対し、ユーレカタワーは92階建てである。

ユーレカタワーは、84階分がマンションとして住宅となっており、全部で556ユニットある。そのうちの82階から87階部分は、サミットレベルと呼ばれ、1フロアに1ユニットしかない。

ユーレカタワーの88階には展望台、89階にはレストラン、90階には通信設備、91階には給水設備とタンクが設置されている。

ユーレカ・スカイデッキ

ユーレカタワーの88階には「ユーレカ・スカイデッキ 」と呼ばれる有料の展望台がある。この展望台は高度285メートルにあり、南半球ではもっとも高度の高い展望台である。

秒速9メートルの高速エレベーターで88階まで上がれば、360度のメルボルン及び近郊の大パノラマの景観を楽しむことができる。

ユーレカ・スカイデッキには、「ザ・エッジ」と呼ばれる、建物内から約3メールから外に突きだす透明なガラス・キューブがある。この中に入ると、地上約300メートルに宙づりになったようなスリル体験を味わうことができ、ユーレカ・スカイデッキを訪れる観光客に人気だ。

ユーレカ・スカイデッキの入場料は大人$22より、$5.50の追加料金にて、昼と夜の各1回入場できる「サン&スター」というチケットもある。ザ・エッジを体験するのは、大人$12別途料金が必要となり、事前の予約は不要。

写真提供:メルボルン州観光局

ライゴンストリート(Lygon Street)は、メルボルン市内中心部より北方向にある、イタリアン・レストラン、カフェなどが多い通りだ。

オーストラリアで最初にオープンしたと言われるピザ専門店の「Toto;s Pizza House」も、このライゴンストリートの南端に位置する。

写真提供:メルボルン州観光局

ブロックアーケードは、メルボルン市内の中心街、L字型にコリンズ・ストリートとエリザベス・ストリートを結ぶ、歴史的なアーケード。そのヨーロッパ調の美しいアーケードは、単に商業的な機能だけでなく、ロイヤルアーケードと同じく、アーケード自体が芸術的な美しさにあふれ、多くの観光客が訪れる。

ブロックアーケードは1891年より1893年にかけて建てられ、オープン当初はカーペンターズ・レーンと呼ばれていたが、元々このアーケードのある地域は「ザ・ブロック」と呼ばれていたことから、後に現在のブロックアーケードに名称が変更された。

ブロックアーケードもビクトリア州の歴史遺産として登録、保護されており、ロイヤルアーケード同様に現役の商業施設であると同時に、貴重な文化遺産となっている。

写真提供:メルボルン州観光局

オーストラリアのケアンズの代表的な観光スポットは船で行くグレートバリアリーフでしょう。しかしながらケアンズの魅力は海ばかりではありませんでした。そこは列車で行くキュランダ高原です。かつてテレビ番組「世界の車窓から」にも登場したという世界最古の熱帯雨林や「バロン滝」の自然美はケアンズの海にも劣らない魅力的なものでした。

提供:オージーメイト

 

ロイヤルアーケード(Royal Arcade)は、メルボルンの中心街にある、150年近い歴史をもつメルボルンで最初に開かれたショッピング・アーケード。このビクトリア時代の建築物は、ビクトリア州の歴史的建造物として登録・保護されており、ブロックアーケード(Block Arcade)とともに、観光スポットにもなっている。

ロイヤルアーケードは、大規模なコンペを勝ち残った英国人のチャールズ・ウェッブによって設計され、1870年にオープン。アーケードで最も印象的なのはゴグ(Gog)とマゴグ(Magog)の巨大な像によって挟まれた壮大なガンツ・クロック(Gaunt's Clock)と呼ばれる時計1892年以来、これらの巨大な像は1時間ごとに時を知らせている。

2002年から2年間をかけて、老朽化したロイヤルアーケードはオリジナルの部分を多く残しなら改装され、その美しさは150年の時を感じさせない。

写真提供:メルボルン州観光局


 

パースから出発するバスツアー(Australian Pacific Tours)の帰り道に寄ったランセリンの砂丘アクティビティーはとても楽しいものでした。鳥取砂丘のような大砂丘の斜面での砂すべりや4輪駆動のバスでの急降下はかなりスリリングですが貴重な体験が出来ました。

提供:オージーメイトさん

シドニーといえばオペラハウスですが、海が好きな人にとって外せないのがボンダイビーチです。弧を描いた海岸とおしゃれなレストランやショップが並ぶ街並みは高級リゾーチそのものです。また、海岸線にはアートが施されていて、一緒に写真を撮ればインスタ映え間違いなし!

提供:波乗りジョリーさん

フィッツロイ庭園(Fitzroy Garden)は、イースト・メルボルンの南側にある、約150年の歴史を持つ26ヘクタールの緑豊かな公園である。フィッツロイ庭園は、メルボルン在住者はもとより観光客も多く訪れ、その数は毎年200万人にもおよぶ。

メルボルン市内から徒歩20分程度で行くことができ、移築されたキャプテンクックの家、イギリスの古い村をミニチュアにしたチューダー村もあるので、近隣のセントパトリック大聖堂とともに訪れたい観光スポットの1つである。

フィッツロイ庭園の歴史は、1848年に「フィッツロイ広場(Fitzroy Square)」として始まり、1862年に「フィッツロイ庭園(Fitzroy Garden)」にその正式名称が変更される。「フィッツロイ」は、ニューサウスウェールズ州知事、オーストラリア植民地提督であった、チャールズ・オーガスタス・フィッツロイ(1796-1858)より、その名前がとられた。

フィッツロイ庭園内には、1934年にイギリス・ヨークシャー州より移築された、キャプテンクックの家(キャプテンクック・コテージ)があり、入場料($6.50、2018年現在)がかかるが内部を見学することが可能だ。

園内にあるイギリスの古い村をミニチュアにしたチューダー村は、第2次世界大戦時にメルボルンからイギリスへ食糧援助をした感謝の印として、イギリス在住の個人より送られたものである。

写真提供:メルボルン州観光局

フィリップ島(Phillip Island)は、メルボルンから南東の方向約140キロ、車で約1時間半の位置にある島。フィリップ島とオーストラリア大陸は、大陸側の街サンレモのから640メートルの橋でつながっており、陸路でフィリップ島へ渡ることができる。

フィリップ島は、東西方向に約26キロ、南北に9キロ、広さにすると約100平方キロメートルになる。フィリップ島の「フィリップ」は、ニューサウスウェールズ州の知事であった「Arthur Phillip」からとられて、1998年に命名された。

この島の定住者は9400人程度であるが、夏季にがその人口が約4万人に膨れ上がる。島の60%は、羊や牛の放牧地となっており、美しい海岸線と長閑な牧草地が島に広がる。フィリップ島へは、メルボルンからの日帰り観光客を中心に、年間350万人もの観光客が訪れ、グレートオーシャンロードと並ぶ、メルボルン観光には外せない観光スポットとなっている。

ペンギンパレード

フィリップ島のもっとも有名なアトラクションは、ペンギンパレードの見学である。ペンギンパレードとは、ペンギンの中でも小型の種であるフェアリー・ペンギンが、日没時に群れを作って海岸から浜辺にある巣に向かう姿が、まるでパレードをしているように見えることからその名前が付いた。

ペンギンは日没時間にあわせて、海岸に現れて巣に帰っていく。その為年間を通してその時間が異なり、夏季は20時から21時前後、冬季は17時から18時前後となる。

ペンギンパレードの見学は、ビジターセンターでチケットを購入する必要がある。一般席の「ジェネラル・ビューイング」の他、より近くでペンギンが浜に上がってくる所を見学できる「ペンギンプラス」、半地下の施設よりペンギンと同じ目線でパレードを見学できる「アンダーグランド・ビューイング」の3種類がある。

「ペンギンプラス」、「アンダーグランド・ビューイング」は、そのチケット数が限られていることもあり、人気が高く売り切れのことも多いので、早めにチケットを購入する必要があり、インターネット等で事前に購入しておこう。

ビジターセンターには、チケットの販売デスクの他、フェアリーペンギンに関する展示、カフェ、土産店が併設される。フラッシュを使った写真撮影は、ペンギンの目に悪影響を及ぼすため厳禁となっているので、注意が必要だ。

昼、あるいは午後にメルボルン市内を出発し、このペンギンパレードを見学する日帰りツアーが、各社により催行されており、日本語ガイドによるツアーもある。一般的にはペンギンパレードの見学だけではなく、フィリップ島のザ・ノビーズ、ケープ・ウーラマイ、チャーチル・アイランド、ワイルドライフパーク等の見学を組み込んだツアーが人気だ。

ザ・ノビーズ

ザ・ノビーズ(ノビーズ岬、The Nobbies)は、フィリップ島の最西端にある岬。遊歩道と展望台が岬に整備され、素晴らしい海岸線の景観を楽しむことができる。

ザ・ノビーズから約1.5キロの位置に、オーストラリア最大のオーストラリア・オットセイの繁殖地である、シールロックがある。

ザ・ノビーズには「ザ・ノビーズ・センター」と呼ばれる3階建てのビジターセンターがあり、このオーストラリア・オットセイの生態を学ぶことができる展示物もある。その他この地域の生息する、クジラ、サメ、その他海洋生物に関する展示、ギフトショップ、カフェ等が設置されている。

ケープ・ウーラマイ

ケープ・ウーラマイ(Cape Woolamai)は、フィリップ島の南東部にある街、ここの黄金色の砂のビーチは、ビクトリア州でも最高のサーフィンビーチとして、世界的にもサーファーの間でその名前を知られる。

「ウーラマイ」とは、シドニー近郊のポートジャクソンの先住民アボリジニのエオラ族の言葉で、魚の鯛の意味。この岬の形が鯛の頭部に似ていたことから、この地を訪れた捕鯨船員によって「ケープ・ウーラマイ」と名付けられた。

チャーチル・アイランド

チャーチル・アイランド(Churcill Island)は、フィリップ島から橋で結ばれた、約51ヘクタールの島。チャーチル・アイランドには、のどかな牧草地が広がり、1860年代のコテージ、1870年代の農家が復元され公開されている。

ビジターセンターでは、チャーチル・アイランドの歴史の展示が行われ、カフェ、ギフトショップも併設されている。

フィリップ・アイランド・サーキット

フィリップ島には、フィリップ・アイランド・サーキットという、オーストラリアを代表するサーキット場がある。毎年10月には、オートバイの世界選手権である「モトGP」が開催され、オーストラリア国内に限らず、世界中から観戦者がこのフィリップ島を訪れる。

このサーキットは、コース上のいたる所より美しい海岸線が見られ、また、近年安全性の面から多くなっている「ストップ・アンド・ゴー」型のサーキットと異なり、高速コーナーの続くレイアウトとなっており、それによるスリリングな展開による名勝負が毎年繰り広げられることから人気が高い。

モトGPの他、同じく国際選手権である「ワールド・スーパー・バイク」、オーストラリア国内で人気の高いカーレース「V8スーパーカー」等が開催される。これらの期間は、フィリップ島、及び対岸のサンレモのホテルはどこも早い段階で満室になり、サーキットのキャンプ場でのキャンプ、または、メルボルン市内から日帰りで通うことになる。

なお、毎年3月に開催されるメルボルンF1も、このフィリップ・アイランド・サーキットで開催されていると勘違いする人もいるが、F1はメルボルン市内のアルバート・パークを中心とした市内で開かれる公道レースであり、フィリップ・アイランド・サーキットでの開催ではない。

写真提供:メルボルン州観光局

 

シドニーのアイコンとも言える、シドニー・オペラハウス。

いつもの白い帆船の帆のような、オペラハウスの屋根が、プロジェクトマッピングにより、その姿を劇的に変えます。

それが、毎年5月下旬から6月初旬、約3週間にかけて行われるイベント、ビビッド・シドニー。この期間、シドニーの街は、イルミネーション、プロジェクトマッピング、そしてインスタレーションで彩られ、美しく生まれ変わります。

2018年は、5月25日(金曜日)より6月16日(土曜日)の開催です。