ウィルソンズ・プロモントリー国立公園(Wilsons Promontry National Park)は、メルボルンから南東方向へ約160キロに位置する約5万ヘクタールの広さをもつ国立公園。この岬には少なくとも6500年前に先住民族が住んでいたことが、考古学的な発見によりわかっている。

「プロモントリー」とは海に突き出た岬という意味があるが、その名前の通り海に突き出た半島全体が国立公園に指定され、自然、景観、ウォンバット、カンガルー、エミューなどの野生動物が保護されている。

オーストラリアの中でも特に海岸線の美しい国立公園として知られ、園内には数多くの散策路、ハイキングコースが設けられ、また、キャンプ場の設備もあり週末、特にスクールホリデーの時期は、メルボルン近郊のファミリーが多く利用する。

写真提供:メルボルン州観光局

 

クイーンビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)は、メルボルン市内から北方向に徒歩15分程度の所にある、南半球で最大のオープンエアーマーケットであり、その広さは7ヘクタールに及び、東京ドームのおよそ1.4倍の大きさである。

クイーンビクトリアマーケットの歴史は、マーケットの前身を含めればおよそ150年になる。1869年に「ミートホール」という名前の肉の卸売市場としオープンされたのに始まる。

その後肉の一般客に向けた小売り販売も開始され、果物、野菜の市場も追加される。1878年に現在の名称である、クイーンビクトリアマーケットとその名称が変更され現在に至る。

クイーンビクトリアマーケットは、クイーン・ストリートを挟んで、東側のローワー・マーケットと西側のアッパー・マーケットに別けられる。ローワー・マーケットは、肉・魚・野菜・果物などの生鮮食料品が扱われる。

アッパー・マーケットは、土産品・工芸品、アパレル、アクセサリーなど一般商品の店が中心だ。

クイーンビクトリアマーケットは、毎週月曜日と水曜日は休業となっているので、訪れる予定の人は注意が必要だ。

写真提供:メルボルン州観光局

ユーレカタワー(Eureka Tower)は、ビクトリア州メルボルンのサウスバンク地区にある、地上91階、地下1階、高さ297.3メートルの高層ビル。その検閲は2002年8月より開始、2006年10月11日に正式オープンされた。

ユーレカタワーの「ユーレカ」は、1854年のゴールドラッシュ時に発生し、後のオーストラリアにおける民主主義の誕生のきっかけとなった「ユーレカ砦の反乱」からとられている。

ユーレカタワーは、低層階はオフィススペース、高層階は住宅となっており、2006年の完成時には、世界で一番高い高層マンションであったが、その後世界で超高層ビルの建設が相次ぎ、現在は世界第16位となっている。(2018年現在)

オーストラリアでは、ゴールドコーストのQ1に次いで2番目と言われるが、Q1は屋上にある尖塔を含めて322.5メートルであり、実際の建物天井部分で比較すると尖塔のないユーレカタワーの方が約24メートル高い。また、Q1は78階建てに対し、ユーレカタワーは92階建てである。

ユーレカタワーは、84階分がマンションとして住宅となっており、全部で556ユニットある。そのうちの82階から87階部分は、サミットレベルと呼ばれ、1フロアに1ユニットしかない。

ユーレカタワーの88階には展望台、89階にはレストラン、90階には通信設備、91階には給水設備とタンクが設置されている。

ユーレカ・スカイデッキ

ユーレカタワーの88階には「ユーレカ・スカイデッキ 」と呼ばれる有料の展望台がある。この展望台は高度285メートルにあり、南半球ではもっとも高度の高い展望台である。

秒速9メートルの高速エレベーターで88階まで上がれば、360度のメルボルン及び近郊の大パノラマの景観を楽しむことができる。

ユーレカ・スカイデッキには、「ザ・エッジ」と呼ばれる、建物内から約3メールから外に突きだす透明なガラス・キューブがある。この中に入ると、地上約300メートルに宙づりになったようなスリル体験を味わうことができ、ユーレカ・スカイデッキを訪れる観光客に人気だ。

ユーレカ・スカイデッキの入場料は大人$22より、$5.50の追加料金にて、昼と夜の各1回入場できる「サン&スター」というチケットもある。ザ・エッジを体験するのは、大人$12別途料金が必要となり、事前の予約は不要。

写真提供:メルボルン州観光局

ライゴンストリート(Lygon Street)は、メルボルン市内中心部より北方向にある、イタリアン・レストラン、カフェなどが多い通りだ。

オーストラリアで最初にオープンしたと言われるピザ専門店の「Toto;s Pizza House」も、このライゴンストリートの南端に位置する。

写真提供:メルボルン州観光局

ブロックアーケードは、メルボルン市内の中心街、L字型にコリンズ・ストリートとエリザベス・ストリートを結ぶ、歴史的なアーケード。そのヨーロッパ調の美しいアーケードは、単に商業的な機能だけでなく、ロイヤルアーケードと同じく、アーケード自体が芸術的な美しさにあふれ、多くの観光客が訪れる。

ブロックアーケードは1891年より1893年にかけて建てられ、オープン当初はカーペンターズ・レーンと呼ばれていたが、元々このアーケードのある地域は「ザ・ブロック」と呼ばれていたことから、後に現在のブロックアーケードに名称が変更された。

ブロックアーケードもビクトリア州の歴史遺産として登録、保護されており、ロイヤルアーケード同様に現役の商業施設であると同時に、貴重な文化遺産となっている。

写真提供:メルボルン州観光局

オーストラリアのケアンズの代表的な観光スポットは船で行くグレートバリアリーフでしょう。しかしながらケアンズの魅力は海ばかりではありませんでした。そこは列車で行くキュランダ高原です。かつてテレビ番組「世界の車窓から」にも登場したという世界最古の熱帯雨林や「バロン滝」の自然美はケアンズの海にも劣らない魅力的なものでした。

提供:オージーメイト

 

ロイヤルアーケード(Royal Arcade)は、メルボルンの中心街にある、150年近い歴史をもつメルボルンで最初に開かれたショッピング・アーケード。このビクトリア時代の建築物は、ビクトリア州の歴史的建造物として登録・保護されており、ブロックアーケード(Block Arcade)とともに、観光スポットにもなっている。

ロイヤルアーケードは、大規模なコンペを勝ち残った英国人のチャールズ・ウェッブによって設計され、1870年にオープン。アーケードで最も印象的なのはゴグ(Gog)とマゴグ(Magog)の巨大な像によって挟まれた壮大なガンツ・クロック(Gaunt's Clock)と呼ばれる時計1892年以来、これらの巨大な像は1時間ごとに時を知らせている。

2002年から2年間をかけて、老朽化したロイヤルアーケードはオリジナルの部分を多く残しなら改装され、その美しさは150年の時を感じさせない。

写真提供:メルボルン州観光局


 

パースから出発するバスツアー(Australian Pacific Tours)の帰り道に寄ったランセリンの砂丘アクティビティーはとても楽しいものでした。鳥取砂丘のような大砂丘の斜面での砂すべりや4輪駆動のバスでの急降下はかなりスリリングですが貴重な体験が出来ました。

提供:オージーメイトさん

シドニーといえばオペラハウスですが、海が好きな人にとって外せないのがボンダイビーチです。弧を描いた海岸とおしゃれなレストランやショップが並ぶ街並みは高級リゾーチそのものです。また、海岸線にはアートが施されていて、一緒に写真を撮ればインスタ映え間違いなし!

提供:波乗りジョリーさん

フィッツロイ庭園(Fitzroy Garden)は、イースト・メルボルンの南側にある、約150年の歴史を持つ26ヘクタールの緑豊かな公園である。フィッツロイ庭園は、メルボルン在住者はもとより観光客も多く訪れ、その数は毎年200万人にもおよぶ。

メルボルン市内から徒歩20分程度で行くことができ、移築されたキャプテンクックの家、イギリスの古い村をミニチュアにしたチューダー村もあるので、近隣のセントパトリック大聖堂とともに訪れたい観光スポットの1つである。

フィッツロイ庭園の歴史は、1848年に「フィッツロイ広場(Fitzroy Square)」として始まり、1862年に「フィッツロイ庭園(Fitzroy Garden)」にその正式名称が変更される。「フィッツロイ」は、ニューサウスウェールズ州知事、オーストラリア植民地提督であった、チャールズ・オーガスタス・フィッツロイ(1796-1858)より、その名前がとられた。

フィッツロイ庭園内には、1934年にイギリス・ヨークシャー州より移築された、キャプテンクックの家(キャプテンクック・コテージ)があり、入場料($6.50、2018年現在)がかかるが内部を見学することが可能だ。

園内にあるイギリスの古い村をミニチュアにしたチューダー村は、第2次世界大戦時にメルボルンからイギリスへ食糧援助をした感謝の印として、イギリス在住の個人より送られたものである。

写真提供:メルボルン州観光局