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トラベルドンキー 現地情報
作者別: シドニー 支店
シドニーでは5月25日(金曜日)より6月16日(土曜日)まで、ビビッド・シドニーと呼ばれるイベントが、オペラハウス、ダーリンハーバー、サーキュラーキー、等シドニー市内の複数個所で開催されます。
2018年度の今回で10周年を迎えるビビッド・シドニー。2009年の第1回のビビッド・シドニーは、小規模なローカル・イベントに過ぎませんでした。そのビビッド・シドニーは、年々イベントの規模を拡大、それに比例をするようにイベント期間中の来場者は増え続け、2017年度は230万人がビビッド・シドニーを訪れました。
今ではこのビビッド・シドニーを目的に、世界各国より多くの人がシドニーを訪れるほどです。是非この機会にビビッド・シドニーをご覧ください。
目次
ビビッド・シドニーとは?
ビビッド・シドニー(Vivid Sydeny)は、毎年5月下旬から6月にかけて、シドニーの複数の会場で開催される世界最大級の「光、音楽、発想の祭典」(Light, Music & Ideas Festival)のフェスティバルです。
日本語で「ビビット・シドニー」と表記されるの見かけますが、正しくは英語名の「Vivid Sydney」とあるように、「ビビッド・シドニー」です。
2018年は5月25日、金曜日、午後6時から開始され、ビビッド・シドニーの開催される約3週間の間、「光」(Light)、「音楽」(Music)、「発送」(Idea)をテーマにした興味深いイベントが、シドニーの街中で行われます。
ビビッド・シドニーの数あるイベントの中でも、特に観光客に人気なのは、光をテーマとしたイベントです。オペラハウス、サーキュラーキー、ロックス、王立植物園、ダーリンハーバー、マーティンプレース、タロンガ動物園等で、プロジェクション・マッピングやインスタレーション、ライトアップが行われます。
シドニーの名所を利用したプロジェクション・マッピング、インスタレーションは入場無料、自由に見学可能となっており、大人、子供問わず、どなたでも楽しむことができるイベントとなっています。
「音楽」(Music)は、期間中多くのコンサートが、シドニーの複数のコンサートホール、ライブハウスで行われます。「アイデア」(Ideas)では、各分野の著名人による講演、ワークショップなどが行われます。これらの多くは有料のイベントとなります。
ビビッド・シドニーの開催期間(2018年度)
2018年5月25日(金曜日)より2018年6月16日(土曜日)までの23日間。毎日午後6時より始まり午後11時に終了となります。
ビビッド・シドニーは、当初は2週間の開催でしたが、2016年度より1週間開催期間が延びて、現在は3週間の開催となっています。
ビビッド・シドニー歴史
ビビッド・シドニーは、2009年に照明デザイナー達により「スマートライト・フェスティバル」として開始されました。開始当初は小規模な無名のフェスティバルでしたが、年々その開催規模が拡大、このフェスティバルへ訪れる人も増加し、2017年は230万人もの人が、ビビッド・シドニーの会場を訪れました。
今年の2018年のビビッド・シドニーは、2009年から数えて10回目、記念すべき10周年のフェスティバルとなります。
本来シドニーの観光需要は、6月が年間を通して一番の閑散期でした。ホテルにとっても、観光と並ぶ重要なマーケットである、ビジネス客のマーケットも、6月がオーストラリアの一般的な年度末ということもあり、企業関連の出張、会議・展示会の需要も低くなります。
このビビッド・シドニーが、5月下旬から6月半ばにかけて開催されるようになり、現在ではこのビビッド・シドニーを見るためにシドニーを訪れる観光客も増加、ビビッド・シドニーの見学を中心に据えたツアーも組まれるほどです。ビビッド・シドニーの開催期間の週末を中心に、ホテルの予約も年々取りづらくなってきている程で、シドニーの観光産業に多大なポジティブな影響を与えています。
ビビッド・シドニーの見どころ
ビビッド・シドニー期間に行われる、プロジェクション・マッピング、インスタレーションがお壊れる必見スポットをご紹介します。何れも見学無料、期間中は毎日18:00から23:00まで見ることができます。
シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)
ビビッド・シドニーの最大のハイライトが、このシドニー・オペラハウスのプロジェクション・マッピング。
ヨットの帆を張ったような、オペラハウスの白い屋根にプロジェクション・マッピングが映し出されます。サーキュラーキーの対岸から綺麗に見ることができます。

現代美術館(The Museum of Contemporary Art)
サーキュラーキーにある現代美術館も、ビビッド・シドニーでは見逃せないポイントの1つです。現代美術館の外壁がプロジェクション・マッピングに覆われます。
サーキュラーキーの港を挟んでオペラハウスを見ることができますので、オペラハウスのプロジェクション・マッピングと同時に楽しむことができます。

王立植物園(Royal Botanic Garden)
オペラハウスの隣、王立植物園でも花や木など植物をテーマにした、インスタレーションが展示されています。

インターナショナル・パッセンジャーズ・ターミナル(International Passengers Terminal)
サーキュラーキーにある、大型クルーズ船のターミナル、インターナショナル・パッセンジャーズ・ターミナルでも、ビビッド・シドニーの装飾が楽しめます。

ハーバーブリッジ(Harbour Bridge)
オペラハウスと並ぶシドニーのアイコン、ハーバーブリッジもビビッド・シドニー開催期間中は、特別な色にライトアップされます。

ロフタスレーン(Loftus Lane)
サーキュラーキー近く、ハーバー・マリオットホテルの近くにある小道「ロフタスレーン(Loftus Lane)」でも、イルミネーションで飾られます。

カスタムハウス(Custom House)
同じくサーキュラーキーとハーバー・マリオットホテル近くにあるカスタムハウスでも、インスタレーションが展示されます。

マッコーリープレース・パーク(Macquarie Place Park)
ロフタスレーン、カスタムハウスのすぐ近く、あわせて訪れたいのが、ここマッコーリープレース・パーク(Maquarie Place Park)。アート作品を楽しめます。

ブリテンレーン(Bulletin Lane)
同じくサーキュラーキー、ハーバー・マリオットホテル近くにある、ブリテンレーン(Bulletin Lane)。普段は何の変哲もない小道が、ビビッド・シドニー開催中の3週間は、美しく生まれ変わります。

ダーリンハーバー(Darling Harbour)
ダーリンハーバーでは、ビビッド・シドニー開催期間中の毎日午後6時から11時まで、噴水と光と音楽のショーが行われ、多くの観客が訪れます。周辺にはレストランも多くあるので、是非ディナーを兼ねて訪れてみてください。

バランガルー(Barangaroo)
バランガルーとは「Barangaroo」と書きますが、ダーリンハーバー、キングストリート・ワーフの北側のエリアになります。つい数年前まで何もないエリアでしたが、この数年で再開発を終え、レストラン、バー等も集まり、シドニー市内でも人気のスポットになっています。

マーティン・プレース(Martin Place)
市内のほぼ中心、マーティンプレースでは、奇妙な形のしたインスタレーションが展示されます。

タロンガ動物園(Taronga Zoo)
シドニー市内より対岸へ渡ったタロンガ動物園でも、動物をテーマにしたインスタレーションが期間中展示されます。下の写真は、タスマニアン・デビルのインスタレーション。
特にお子様連れの家族には、人気のスポットとなっています。

ビビッド・シドニーの開催地マップ
ビビッド・シドニー期間のアクティビティ
ビビッド・クライム
ビビッド・シドニーの開催期間、ハーバーブリッジを登るブリッジクライムでは、そのハーバーブリッジの頂上より、プロジェクション・マッピングで彩られるオペラハウス、イルミネーション、インスタレーションで輝くサーキュラーキーなどの絶景をお楽しみいただけます。
また、ハーバーブリッジの頂上には、光輝く特設70年代スタイルのダンスフロアが設置!絶景の中ディスコミュージックでフィーバーいただけます。

ディナークルーズ
ディナークルーズの船上からもオペラハウス、現代美術館、サーキュラーキー、ハーバーブリッジ等のイルミネーション、プロジェクション・マッピング等をご覧いただくことが可能です。

ビビッド・シドニーの動画
写真提供:Destination NSW
シドニー空港は、T1(国際線ターミナル)、T2(国内線ターミナル。ジェットスター航空、ヴァージン・オーストラリア航空)、T3(国内線ターミナル。カンタス航空)の3つのターミナルに別れています。
国内線ターミナルのT2とT3は比較的近く、徒歩での移動も可能でしたが、T1とT2/T3は離れており、車・バス、または電車での移動が必要です。
これらの3つのターミナルを巡回し、乗り継ぎ客が利用していたのが、「Tバス」(ティーバス、T Bus)と呼ばれる、ターミナル間移動シャトルバスですが、2018年2月まで有料、しかも$6と高額でした。
その有料であったTバスが2018年3月より利用無料となりました。
乗り継ぎ客用のターミナル間の移動シャトルバスが、有料であること自体あまり例がなく、また、その利用料金が高額なこともあって、シドニー空港利用者には不評でしたが、ようやくその解決がされることになっりました。
Tバスは毎日、06:00-20:50の間、10分間隔で運行されています。Tバスは各ターミナルビルの外、地上階に乗り場が設けられています。
シドニー空港・T2/T3ターミナル、Tバス乗り場(画像:Sydney Airport)
Tバス乗り場のサイン
「Complimentary」は無料の意味
シドニー空港のTバス
シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
ヤラバレーはビクトリア州郊外、メルボルンより北東方向へ約60キロ、車で約1時間強に位置する、80もの大小のワイナリーが点在する、オーストラリアを代表するワインの産地。ビクトリア州のワイン産業発祥の地でもあり、約170年の歴史を持つ。
ヤラバレーは、ニューサウスウェールズ州のハンターバレー、南オーストラリア州のバロッサバレーと並ぶ、オーストラリアワインの産地として、オーストラリア国内のみならず、ヤラバレーは世界中にその名前を知られる。
ヤラバレーの涼しい気候、肥沃で水はけのよい土壌は、特にピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネなどの栽培に適していると言われる。
ヤラバレーでは、1838年に最初のブドウが植えられ、その後1860年から1870年代にかけて旧そっくに広まった。
ヤラバレーで特に有名であり、多くのワイナリー訪問者を集める人気ワイナリーがドメイン・シャンドン。オーストラリアでもトップクラスの高品質のスパークリングワインを作り、年間20万人ものひとがドメイン・シャンドンを訪れる。
メルボルンを出発してヤラバレーのワイナリーを数軒を訪れるツアーがでは、日本語、英語のツアーともに多く催行されていおり、少々値段ははるが、熱気球に乗って上空からワイン畑を一望できるツアーも人気だ。
写真提供:メルボルン州政府観光局
パッフィンビリー鉄道は、20世紀初頭に開通した旧ビクトリア鉄道の5つの狭軌路線の1つで、オーストラリアで最古の保存鉄道である。メルボルンより約50キロ、時間にして1時間弱のダンデノン丘陵で運行されており、メルボルンを訪れる観光客にも人気が高い。
パッフィンビリー鉄道は、通常蒸気機関車に牽引されて運行されているが、夏季の火災警報発令時、車両のメインテナンスの都合などにより、ディーゼル車での運行となる場合もある。
パッフィンビリー鉄道は、ベルグレイブからジェムブルック間の森林地帯を約24キロ、片道約1時間20分かけてゆっくりと走る。クリスマスを除く毎日運行され、少ない日で3本、多い日には6本の列車が運行される。
このパッフィンビリー鉄道で人気なのは、客車の窓枠に外を向いて腰掛け、足を外に出して腰掛けられることができること。しかしながら、2018年3月に発生した事故をうけて、2018年4月現在、この乗り方は詳細な事故調査、対策の検討のために、一時的に禁止となっている。
料金は、ベルブレイク・メンジーズクリーク間で片道$25.50、往復$33.50より。チケットは当日駅でも購入可能だが、週末、オーストラリアのスクールホリデー期間は、パッフィンビリー鉄道のWEBサイト等から、事前購入したほうが安心だ。メルボルンからのパッフィンビリー鉄道に乗るツアーで参加している場合は、通常ツアー会社によってパッフィンビリー鉄道の事前予約がされ、ツアー代金にパッフィンビリー鉄道の乗車券料金が含まれている場合が多い。
写真提供:メルボルン州政府観光局
アポロベイは、グレートオーシャンロード上のビクトリア州南西部の沿岸にある、人口1600名ほどの街である。グレートオーシャンロードのドライブ、ツアーでは、途中の休憩スポットとして立ち寄ることが多い。
アポロベイの美しいビーチからは、時期によりザトウクジラが見えることも。
ジェットスター航空が、クイーンズランド州のブリスベンと、ノーザンテリトリー州のエアーズロック間の直行便の運行開始をアナウンスしました。
運行の開始は、2018年8月3日(金曜日)。ブリスベン出発、エアーズロック出発とも、毎週、月・水・金曜日の週3便、エアバス社のA320-200による運航となります。約180名乗ることができる機材ですが、ジェットスター航空によると、年間56,000席にもなるとのこと。
ジェットスター航空は、すでにシドニー、メルボルンからエアーズロックへの直行便を運航していますが、この新規に開設される、ブリスベン・エアーズロック間の新規就航便を加えると、年間257,00席にもなるそうです。
ジェットスター航空では、このブリスベン・エアーズロック直行便の新規就航を記念して、現在12時間限定の片道$89のセールを行っています。
運行スケジュールは下記のようになります。
ブリスベン・エアーズロック直行便運航スケジュール
航空会社:ジェットスター航空
運行開始日:2018年8月3日
使用機材:A320-200
●ブリスベン出発(月曜、水曜、金曜日)
JQ667 ブリスベン発 06:00 / エアーズロック着 09:10
●エアーズロック出発(月曜、水曜、金曜日)
JQ668 エアーズロック発 10:00 / ブリスベン着 13:25
ブリスベン出発が早朝6時と、かなり早い時間の出発となります。ブリスベン宿泊の場合はまだいいですが、ゴールドコーストに宿泊の場合は、3時台にゴールドコーストを出発しなければなりません。その代わり、エアーズロック到着が9時となり、ほぼ丸1日エアーズロックを楽しむことができます。
エアーズロック出発は10:00と、こちらも、シドニー行のジェットスター航空、ヴァージン・オーストラリア航空、ケアンズ行きのカンタス航空などの便に比べて早い出発となっています。その為、AAT Kings社の日本語ツアー「ウルルサンライズとふもとめぐりツアー」など、ツアーの帰着時間がこの便に間に合わない場合があるので、エアーズロックでの行程、ツアーの申し込みに注意が必要となります。
オーストラリアのスーパーマーケットの果物コーナーから、メロンが消えて1か月がたちました。今年1月から2月にかけて、リステリア菌の付着したメロンによる食中毒が発生し、6名が死亡、13名がの感染発症したことによる措置。
今回問題となっているのは、シドニーのあるニューサウスウェールズ州の南部、リベリナという地域で栽培されたロックメロン。この地域から出荷されたもの、あるいはハニーデューなどの多品種に限らず、すべてのメロンが販売されていません。
オーストラリアの「ロックメロン(Rockmelon)」は、日本、米国などでは「カンタロープ(Cantaloupe)」と呼ばれる、赤肉腫のマスクメロン。ニュー時ランドでもオーストラリア同様、ロックメロンと呼ばれ、最も一般的に食べられているメロンです。
昨日9日にWHOが、オーストラリア産のリステリア菌の付着したメロンが、日本を含む9か国・地域に輸出されたことを明らかにし、そのニュースをご覧になった方もいるかもしれません。
現地オーストラリアでは、大手スーパーのウールワースが、クイーンズランド州と西オーストラリア州の店舗で、地元産のロックメロンの販売を再開したそうです。もう1つの大手スーパーマーケット・チェーンであるコールスでは、まだロックメロンの販売の再開は行われていないようです。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
ドメイン・シャンドンは、フランスのシャンパン製造会社として世界中にその名を知られるモエ・エ・シャンドンが、フランス国外で運営する数少ないワイナリーの一つ、オーストラリアで運営するワイナリー。
一流ワイナリーのそろう、オーストラリアでも有数のワインの産地であるヤラバレーにおいても、このドメイン・シャンドンは最も有名であり、人気の高いワイナリーと言える。ドメイン・シャンドンへは、年間20万人もの人が訪れる。
ドメイン・シャンドンは1980年代終わりに、モエ・エ・シャンドンによって開かれる。
オーストラリアでも多くのワインの産地ががるが、その中でもオーストラリア南東部、ビクトリア州のヤラバレーが選ばれたのは、本家フランスのシャンパーニュ地方で栽培される3種類のブドウ品種、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネを栽培するのに最も適した、土壌と気候であると考えられたため。
ドメイン・シャンドンは、ワイナリーのオープン以来、伝統的なシャンパン方式によって、スパークリングワインが作られ続けており、オーストラリア国内がもとより、世界中にオーストラリア産のスパークリングワインのトップブランドとして輸出されている。
ドメイン・シャンドンのスパークリングワインは、伝統的なシャンパン製造方法で作られる。収穫されたブドウは、大きな樽で別々に醸造され、 ピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネをブレンドしてヴィンテージを作りる。これは次にボトルで2回発酵させ、砂糖がアルコールに変わると二酸化炭素が生成され、スパークリングワインの泡ができる。
ドメイン・シャンドンでは、そのスパークリングワインのバランスと複雑さを追加するために、自ワイン畑のブドウの加え、さまざまな下層土と気候を持つ幅広いヤラバレーの他ブドウ園のブドウを購入しブレンドしてワインを製造している。
やはりこのドメイン・シャンドンでの楽しみの1つは、ワインテイスティング。1人12ドルかかるが、ワインをボトルで購入すると6の返金がある。10名以未満の場合は予約不要。
特にドメイン・シャンドンに興味のある人は、毎週日曜日に開かれる「サンデー・スクール」に参加するとよいだろう。10:30-13:30、12名限定で事前予約必須。ドメイン・シャンドンのスパークリングワイン造りに関して、深く学ぶことができる。
ドメイン・シャンドンには、ワイナリーを見渡せるレストランも併設されており、ワイナリーを訪れる訪問者にも高い人気。2コースランチで65ドル、3コースで80ドルとなっている。前菜、メインには、その料理にあったドメイン・シャンドンのワインが含まれているので、その値段以上に価値のあるランチコースとなっている。
※価格などは2018年4月現在
写真提供:メルボルン州政府観光局
西オーストラリアで最も魅力的な自然の創作物の1つピナクルズ。何千もの巨大な石灰岩の柱が限りなく広まる様子は、まるでSF映画に登場するシーンのように思える。ピナクルズのあるナンバン国立公園(Numbung Natinal Park)は1956年に設立され、先住民の言葉で「曲がりくねった」という意味。
石灰岩を構成しているのは動植物のカルシウムと一般的には知られているが、ピナクルズの岩は海洋生物からのカルシウムを多く含んでいると言われる。 最も古い地層と思われるのは海草カルシウムの部分で、砂が特徴的に黄色や茶色となっている。
この石灰質の色の違いは、古代の海岸線にかなり変動があったという事を指摘している。この地層がユーカリの種類など、根が地下水脈を求めて深く延びる樹木により亀裂を発し、やがて朝晩の温度差と強い西風により風化が一段と進み、樹木がなんらかの理由でピナクルズ砂漠から姿を消した後、残った石灰岩が今の姿と言われる。
現在冬の集中的な弱酸性の雨と、人間の皮膚から分泌している酸はピナクルズを構成している炭酸カルシウムを溶解し砂にしていくので、ピナクルズは年々小さくなっている。そのため、西オーストラリア環境庁は、「ピナクルズに触れないでください」と、ピナクルズを訪れる観光客に注意を促している。
パースからピナクルズまでは片道約190キロ、時間にしてノンストップで走行しても約2時間15分。自分で運転していく場合は、ある程度新しくメカ的に信頼できる車と、遠方地でも通じる携帯電話、冬でも充分な水が最低限必要。
途中ガソリンスタンドの数も限られており、計画的に給油が必要だ。パース郊外北部のジュンダラップと言う町の外れからは約150km、カタビーという集落までガソリンスタンドはなく、その次はサバンティで約100km離れている。オーストラリアのアウトバックでのガス欠や飲料水の不足は、遭難に繋がることがあるので用心が必要。
サバンティの町に着くとピナクルズまではあと17kmほど。この道は数年前までは未舗装道路で、雨の日などは通行が困難であったが、今は公園管理事務所の料金所まで道路は舗装されている。制限速度は殆どの区間は80km/hですが、多少のワイディングロードの区間があるの、朝晩はカンガルーやエミューが道路に飛び出してくることがあるのでスピードは控え慎重に運転すべき。
ピナクルズの中を普通車&4WD(ランドクルーザーサイズ)でゆっくりと走行も可能だが、歩いても回れるようループの遊歩道が設置されている。よほど暑くない限り1周約1時間かけてこの遊歩道を徒歩での散策がお勧め。一つ一つ形の違うピナクルズを見ながら歩くのは以外に楽しく、中には建物、動物、人間、などなどに見えるものを探してみると面白いだろう。
グランピアンズ国立公園内で、最も素晴らしい景観を堪能できのが、このザ・ピナクル展望台。しかしながら、この展望台へは車で簡単に訪れることはできなく、いくつかのルートはあるが、最低でも1時間程度のウォーキングが必要となる。
その中でも最も難易度が低いルートは、サンダイアル駐車場(Sundial Car Park)から出発し、デビルズギャップ経由でザ・ピナクルを訪れる片道約2.1キロ、約1時間のルート。途中いくつかの小川の横断、岩場もあるので、ウォーキングシューズと歩きやすい服装は必須。
苦労して到達したザ・ピナクルからは、広大なグランピアンズとホールズギャップの風景を一望することができる。
写真提供:メルボルン州政府観光局