Menu
トラベルドンキー 現地情報
作者別: シドニー 支店
オーストラリアの動物はユニーク!
オーストラリアは地理的にも他の大陸から孤立した存在であったため、他の大陸ではみられない、オーストラリア固有の動物が生息しています。おなじみのコアラ、カンガルー、ワラビー、ウォンバットなど、見ただけで微笑んでしまうような、愛くるしい動物が沢山!
特に日本からの旅行者に人気なのは、コアラを抱っこしての記念撮影。ただし、この記念撮影は、現在クイーンズランド州、南オーストラリア州と西オーストラリア州でのみ行うことができ、他の州、例えばニューサウスウェールズ州のシドニー、ビクトリア州のメルボルンでは禁止されているので注意。
コアラ
コアラ
まずは何をおいてもコアラ。オーストラリアを代表する動物と言える。主に木の上で生活し、天敵がいないため、何時間も動かず、動きもナマケモノのようにゆったりしている。
主食はユーカリの葉だが、ほとんど栄養素がないため、1日のうち約20時間を寝て過ごす。そのため「コアラ」は、アボリジニの言葉で「水を飲まない」という意味。
正確にはコアラ生息地によって若干違い、北部の暑い地域に住むクイーンズランド・コアラがもっとも小さく、南部に行くに従って、ニューサウスウェールズ・コアラ、ビクトリア・コアラと大型になっていく。
1930年代は毛皮のために乱獲され、一時絶滅の危機に瀕したが、現在はカンガルー島などでは増えすぎて、逆に他の生態系に悪影響が懸念されている。
多摩動物公園など、日本の7カ所の動物園でも、コアラを飼育されているが、餌となるユーカリの確保に多大な手間と費用がかかることから、日本国内のコアラの飼育は減少傾向である。
オーストラリアにある動物園のほとんどでコアラを見ることができるが、コアラを抱っこして記念撮影ができるのは、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の一部の州に限られ、シドニーのあるニューサウスウェールズ州、メルボルンのビクトリア州では許可されていない。
加えて、許可されている州のどこの動物園でもコアラ抱っこ写真が行われているというわけではなく、その州内でもコアラ抱っこ写真が行われているのは一部の動物園に限られている。
- オーストラリアで出会える動物たち ~ コアラ編
- オーストラリアのコアラが抱っこできる動物園17選!
- シドニーのお勧め動物園7選!
- ゴールドコーストのコアラ抱っこのできる動物園5選!
- ケアンズのコアラが抱っこできる動物園5選!
カンガルー
カンガルー
カンガルーはフクロネズミの仲間の有袋動物である。比較的大きな種をカンガルーと呼び、小型のものをワラビーと呼ぶ。カンガルーの語源は、この変わった動物を見た西洋人が、「あれは何だ」と現地アボリジニの人々に聞いたところ、「わからない」という意味の現地語で「カンガルー」と答えたところ、それを聞いた西洋人が勘違いし「あれはカンガルーというのか」と思い違いをした、というように伝えられているが、真偽のほどはわからない。
カンガルーは後退をすることができない動物。そのため、「前進あるのみ」という意味あいから、オーストラリア海軍のシンボルマークにも使われている。
カンガルーはコアラと並んで、オーストラリアを代表する、人気の動物だ。オーストラリア各地の動物園ではもちろん、ちょっと郊外に出ると、野性のカンガルーを多くみることができる。
ワラビー
ワラビー
カンガルーの小型の種類のものをワラビーと呼ぶが、明確なカンガルーとワラビーを別ける基準はない。ワラビーもカンガルー同様、オーストラリアの動物園では、まず飼育されており、餌を購入して餌付けもできるところが多い。動物園だけでなく、山間に入ったところでも、野生のワラビーを見ることもできる。
オーストラリアで人気のスポーツ、ラグビーユニオンのナショナルチーム、「ワラビーズ」の名前にも使われており、いかにオーストラリア人がこのワラビーという動物を愛しているかがわかる。
カンガルーと同じく、子供はお腹の袋で育ているので、ラッキーだと袋の中から顔を出す子供を見ることができる。
クォッカ
クォッカ
クォッカはカンガルーやワラビーの仲間の小型のオーストラリア固有の動物であり、その時折見せる笑っているかのような表情から「世界で一番幸せな動物」などとも言われている。
クォッカは、オーストラリアでも西オーストラリア州のパース沖合のロットネスト島など、現在は限られた地域でしか生息していない。
真偽のほどは定かではないが「ピカチュウ」のモデルとも言われているが、確かに顔や体形はこのクォッカに似ているとも言える。
人間に対する警戒心があまりなく、野生のクォッカでも怖がらずに近づいてくることが多く、このクォッカと自撮り写真を撮るのが人気となっている。
ウォンバット
ウォンバット
ウォンバットは、カンガルーと同様のフクロネズミの仲間の有袋動物。ずんぐりとした体系で、夜行性の動物。オーストラリアの中でも南部に住み、特にタスマニアに多く生息する。
ずんぐりした体型とのそのそと歩く姿が愛らしく、オーストラリアではコアラと並んで、人気のある動物だ。パースのカバシャム動物園では、このウォンバットを抱っこして写真を撮ることもできる。
オーストラリアの動物園では、だいたいどこの動物園でも飼育しているが、夜行性のため、あまり動いている姿を見ることができない。
エミュー
エミュー
エミューはダチョウに似た鳥で飛ぶことはできない。ダチョウより少々小型で、見た目は少々怖いが、大変おとなしい性格で、オーストラリアの動物園では、カンガルーと一緒に放し飼いにされているところが多い。オーストラリア全土に生息し、雑食性でなんでも食べる。
このエミューから取れる「エミューオイル」は、アボリジニの人々の秘薬と言われ、人間の皮脂に近い成分、アトピーやアレルギー肌に効果があると言われている。このエミューオイルをオーストラリア土産として買い求める人も多い。
また、エミューはオーストラリアの紋章に、カンガルーとともに描かれ、オーストラリアを代表する動物でもある。
タスマニアン・デビル
タスマニアン・デビル
タスマニアン・デビルは、タスマニアに生息する、有袋動物。一見小型で小さな犬のようで可愛くも見えるが、実は肉食で気勢が荒く、口には鋭い牙が2本あり、その牙をむき出した姿は「デビル」の名前の通りだ。
夜行性で主に死んだ動物の肉を食べるが、小さい動物は、捕食して食べることもある。ただし、自分より大きな動物に対しては臆病であり、タスマニアの山間部で、タスマニアンデビルに出会った場合は、特に何もしなくとも、むこうから逃げていく。
オーストラリアの動物園では、たいていどこでも飼育されているが、夜行性のため、ウォンバットと同様、動いている活動的な姿を見れる機会は多くない。
ディンゴ
ディンゴ
オーストラリア全土に生息する野犬。イエイヌよと交雑が進み、今はほとんど純血種はいないと言われている。
気をつけなくてはいけないのは、見た目が普通の犬と変わらないため、油断をしてはいけないことだ。あくまで「野犬」であることを忘れてはいけなく、決して近づいたり、手を伸ばしたりしてはいけない。
クイーンズランド州の観光客も多く訪れる、フレーザー島にも多く生息しているが、毎年観光客がこのディンゴに噛まれる事件がおきている。
クロコダイル
クロコダイル
オーストラリアに野生で生息すのは、ワニの中でも、クロコダイルと呼ばれる大型の種類だ。オーストラリア大陸の北部に生息し、川、湖、および海水も混じる汽水域にも生息する。
普段は川岸でまったく動かないでじっとしていることが多いが、獲物を捕食する際には、近い距離だと驚くべきスピードで移動するので、近づかないように注意が必要だ。
カモノハシ
カモノハシ
カモノハシは、オーストラリア大陸東海岸から、タスマニアまでの川に生息する、体調30センチほどの小型の哺乳類。平べったく前につき出た口と、水かきが特徴。
ケアンズやゴールドコーストでは、この野生のカモノハシを見に行くツアーが人気を呼んでいる。
可愛らしい外見から想像できないが、オスの後ろの足から毒を分泌することができる。
ハリモグラ
ハリモグラ
ハリモグラの英語名は「エキドナ」(Echidna)、2000年のシドニーオリンピックの際には、マスコットキャラクターの1つに選ばれる、オーストラリアでは代表的な動物で、広くオーストラリア人にも愛されている。
モグラ科に属し、背中には硬く鋭いトゲで覆われ、外的から襲われた際には、身を守るのに役立つ。細長い鼻と口を持ち、長い舌を使って、アリなどの小動物を舐めるように捕らえる。
オーストラリアでは、タスマニアに多く生息し、オーストラリアの動物園であれば、たいていのところでこのハリモグラ(エキドナ)を見ることができる。
ワライカワセミ
ワライカワセミ
ワライカワセミは、オーストラリアでは一般的に「クッカバラ」と呼ばれ、主にオーストラリア東部に生息する。泣き声が人間の笑い声の「わははは」と聞こえるので、その「ワライカワセミ」の名前がついた。
体調は40センチほどで、鳥としては比較的大型であるが、クチバシが太く長く、若干頭でっかちの印象を受ける。昆虫はもちろん、ネズミなど小動物も捕食する。
写真提供:オーストラリア政府観光局
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
メルボルンの南西にあるトーキーからウォーナンブールに至る全長約250KMにおよぶ海一帯がグレートオーシャンロードと呼ばれている。
トーキーはサーフィンのメッカで若者に人気の町。また、途中で世界サーフィンカップが開催されるベルズビーチという有名ビーチも通る。グレートオーシャンロード最終地点のアデレードの手前まで行くにはさらに数時間車を走らせる必要がある。
グレートオーシャンロードのハイライトは、ポートキャンベル近郊にある12人の使途の寄岩。海中から岩が突き出ていて、その景観の迫力には圧倒される。
さらに東に進むと、ロックアード渓谷がある。ここは、オーストラリア最後の移民船ロックアード号が難破した場所。ロンドンアーチは波の浸食でできたアーチ状の岩。以前はロンドンブリッジと呼ばれて陸続きになっていたが、海水の浸食により一部が崩落し、陸続きではなくなった。それに伴い、名称がロンドンブリッジからロンドンアーチに変更された。
今なお激しい波に浸食され続けており、12使徒の岩、ロンドンアーチ等で、岩の崩落が近年でも発生しており、徐々にその景観の変えている。
グレートオーシャンロード地図
オーストラリアは移民による、比較的新しい国家。その為、正確に「オーストラリア料理」と呼べる伝統的な料理は残念ながらない。
最近は「モダンオーストラリア」と呼ばれる、料理の種類を名乗るレストランも多く出てきたが、これはイタリアン、フレンチなどの西洋料理に和食などのオリエンタル・テイストを混ぜた、フュージョン料理で、例えば「カリフォルニア料理」など、他の国にあるフュージョン料理とほぼ同じ、「オーストラリア名物料理」とは正しくは言えない。
ここでは、オーストラリア人が好んで食べる料理、オーストラリア名産の素材、オーストラリアでお勧めの料理などを紹介する。
ミートパイ
ミートパイは、元々はイギリス料理だが、オーストラリア人の間で大変人気のある食べ物だ。お昼などで食べるのは勿論、パブなどでビールとともに売られており、つまみ代わりに、ビールと一緒食べている人も多い。
小麦粉とバターで作られたパイ生地の中に、牛肉のひき肉が入っているものが一般的。牛肉のほか、バッファロー、鹿、豚、カンガルー肉のパイもある。
ミートパイの出荷量から、オーストラリア人は年間平均12個のミートパイを食べている計算になり、2003年には、NSW州首相により「NATIONAL DISH」(国家料理)とも命名された。隣国のニュージランドでもポピュラー。
フィッシュ・アンド・チップス
フィッシュ・アンド・チップスは、名前の通り「魚」と「チップス」。オーストラリア、イギリスでは、フレンチ・フライのことを「チップス」と呼ぶが、魚の揚げ物にチップスを添えただけのシンプルな料理。魚は通常白身魚を揚げたものだが、グリルにしたものもあり。好みによって、タルタルソースを付けて食べる。
ミートパイと同じく、イギリス発祥のものだが、オーストラリアでも広く食べられており、どちらかというと、ファースト・フード的なものだが、カジュアルなレストランなどでもメニューにある。また、多くの魚屋では、このフィッシュアンドチップスを調理して、テイクアウェーメニューとして販売しており、日曜日には海岸沿いの公園で、家族連れが食べているのを見かける。
魚は、バラマンディ、タラ、カレイなどが使われ、魚屋では魚の種類を指定することができる。
バーベキュー(BBQ)
料理と呼んで良いかどうか疑問だが、オーストラリアで絶大な人気を誇るのが、このバーベキュー(BBQ)。オーストラリア人のパーティーというと、昼間に公園でBBQ、あるいはホームパーティでも、裏庭やベランダにBBQ用グリルがあってBBQ、という場合が多い。
ほとんどの公園では、BBQ用のコンロが設置されており、数ドルのコインを入れるとちゃんとガスで火がつき、手頃で人気のあるレジャーとなっている。予約は不要で、空いていれば誰でも利用できる。 焼くものはそれぞれお好みで、ステーキ、フランクフルト、野菜など。変わったところでは、カンガルー肉も肉屋で販売されているので、カンガルー肉も。
マッドクラブ
マッドクラブの日本名は「ノコギリガザミ」、ワタリガ二の仲間になる。マッド(MUD)は泥の意味で、直訳すると泥蟹。背中の部分にノコギリのようなギザギザがあるので、日本ではその名前がついた。
マッドクラブはオーストラリアの名物料理となっており、特にケアンズやゴールドコーストの熱帯、亜熱帯地域では人気。ゴールドコーストでは、このマッドクラブを捕りに行き、そのまま船上で茹で上げるツアーが人気となっており、是非参加してみたいツアーだ。
ロブスター
オーストラリアのロブスターは、アメリカのアメリカン・ロブスター、ヨーロッパのオマール海老と違い、日本の伊勢海老と同じく、大きなハサミがない種類になり、日本の伊勢海老の近似の種類となる。そのため、オーストラリア産の伊勢海老の多くが日本へ輸出されている。
オーストラリアには「オーストラリア・イセエビ」と「オーストラリア・ミナミ・イセエビ」が生息し、オーストラリア・イセエビは、主に西海岸、オーストラリア・ミナミ・イセエビはそのほかの海岸部に生息する。
一般的には、イセエビをグリルかボイルをして食べるが、日本食レストランなどでは「伊勢海老の刺し身」として出す店もあるが、国産の伊勢海老に比べて、伊勢海老特有の甘みに欠け、正直いまいちな感じがする。ただし、グリルやボイルで食べる分にはまったく問題なく、オーストラリアでイセエビを食べる際には、これらの調理方法をお勧めする。
オイスター
オーストラリアでディナーの前菜として人気が高いのが、このオイスター。「フレッシュオイスター」と呼ばれる生カキで食べるか、又はベーコンなどと一緒にオーブンで焼いて調理する。
オーストラリアでは、「シドニーロックオイスター」が一番有名で、このカキはシドニーを中心に、ビクトリア州からクイーンズランド州までの東海岸で主に養殖される。比較的小型で丸い形をしており、クリーミーな味がその特徴となっている。
もう一つは「パシフィックオイスター」と呼ばれる種類で、シドニーロックオイスターより水温の低い、タスマニアの海で養殖されている。細長い形をした中型のカキで、肉厚な中身と、軽い塩味のフレッシュな味が人気。
オーストラリアのカキは、日本のカキと比較して小ぶり、そしてカキ特有のにおい、味が薄いので、日本でカキは苦手、という人でも、食べやすいと評判だ。オーストラリア訪問の際には、是非食べていただきたい食べ物の一つ。ちなみに、オーストラリアには、日本のような「食べないほうが良い月」というものはなく、1年中食べても問題ない。
カンガルー
えっ?カンガルーと思われる人もいるかもしれないが、カンガルーは割合ポピュラーな肉で、よくBBQパーティーにも牛肉と並んで登場する。また、低カロリー・高たんぱくの肉として、「世界一の肥満大国」になってしまったオーストラリアでも、ダイエット食としても、近年注目を集めている。
とはいっても、レストランのメニューで入っている事は少ないので、BBQでもしない限り、あまり食べる機会はないかも。もしメニューで見かけた場合は、是非挑戦してみよう。
自分でBBQや調理をするのであれば、カンガルーの肉は、普通の肉屋さん、スーパーで、購入することができる。
バラマンディ
バラマンディはスズキの仲間で、オーストラリアからアジア各国、インドなどにも生息している。オーストラリアではバス釣りのような、スポーツフィッシングのターゲットとしても人気がある。
このバラマンディは、世界各国で養殖もされ、どのような調理方法にも向く、おいしい魚として人気がある。フィッシュアンドチップスのように揚げてもよし、塩コショウだけでグリルをしてもよし、フランス料理のようにソースと絡めてもよし、と万能の白身魚だ。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
ロンドンアーチはグレートオーシャンロードのポートキャンベル付近にある、12使徒の岩とともに人気の景勝地である。
以前は「ロンドンブリッジ」と呼ばれていたが、1990年に浸食により一部が崩落し、陸続きでなくなった現在の形になってから、ロンドンアーチと名称が変更となった。
マラ散策路はエアーズロック(ウルル)の登山口を起点とする、往復約1時間の約2キロの散策路。平坦な散策路なので、車いすでのアクセスも可能。
カンジュ渓谷への散策路の途中、アボリジニの聖地とされる所、壁画の残る洞窟などを、エアーズロックの絶壁の風景とともに楽しむことができる。雨天時には、雨水が滝のようにエアーズロックの表面を流れ落ちる。
マラ散策路では、毎日ウルル・カタジュタ国立公園のレンジャーによる無料のウォーキングツアーが行われている。10月-4月は午前8時、5月-9月は午前10時より、マラ散策路の駐車場より出発。
クニヤ散策路はエアーズロック(ウルル)の南側にある、往復約1キロ、時間にして約45分の散策路。別名ムティジュル散策路とも呼ばれる。
散策路はエアーズロックのふもとにある、常に水をたたえるムティジュルの水場(ムティジュルの泉)に続いており、雨天の時は雨水が滝のようにエアーズロックの岩場から激しく流れ落ちる様は圧巻。
クニヤ散策路では、岩面に残されたアボリジニの壁画も見ることができる。
平坦な散策路として整備されており、車いすでのアクセスも可能。

フィールドオブライトとは、国際的にその名を知られる「インスタレーション芸術家」ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションのディスプレイ。
2016年4月より1年間の限定イベントとして開始されたが、その評判と人気により1年間の延長が繰り返され、現在は2020年12月までの延長が決定されている。
透明な5万以上のガラス球に光ファイバーを、フットボール場7面分に及ぶ広大なアウトバックの大地に設置し、夕闇が迫りエアーズロック(ウルル)が徐々にシルエットになっていくと、徐々にフィールドオブライトは浮かび上がる。
そのさまは、荒涼としたアウトバックの大地に、突然光のお花畑が出現したように見え、エアーズロックの訪問をより思い出深いもにすることは間違いない。
フィールドオブライトの見学は、エアーズロックの宿泊施設を運営するエアーズロック・リゾートのツアーに参加するか、または、AAT Kings社のツアーに参加する必要がある。
エアーズロック・リゾートの主催するツアーは2種類あり、往復のバスと入場料のみ含まれた「フィールドオブライト・パス」、それにフィールドオブライト会場横にある小高い丘へのアクセスとスパークリングワイン等の飲み物が付いた「フィールドオブライト・スターパス」、ディナーの付く「フィールドオブライト・ディナー」の4種がある。
「フィールドオブライト・パス」は毎日、日の入り30分後、1時間15分後、2時間後に出発のバス3便がある。
「フィールドオブライト・スターパス」には、ホテル・会場間を往復バスで移動するものと、行きは約45分間かけてラクダに乗って会場を訪れる「ラクダで行くフィールドオブライト・スターパス」の2種類がある。
空席があれば現地エアーズロックでもホテルにて申込可能だが、何れも人気が高いため、事前の予約を強くお勧めする。特にディナー付きの「フィールドオブライト・ディナー」の予約は困難だ。
AAT Kings社のツアーは早朝にフィールドオブライトを訪れる。朝日が昇る前に会場を訪れフィールドオブライトを見学、徐々にアウトバックの大地より陽が昇り始め、エアーズロックのサンライズもあわせて楽しむことができる。英語ツアーのみのツアー催行となり、フィールドオブライトを含む日本語のツアーはない。
写真提供:Voyages (Mark Pickthall)




オーストラリアはご存じの通り、日本から赤道を渡った南半球にある。そのため、日本とは季節が逆になり、日本が夏の時は、オーストラリアは冬、日本が冬の時には、オーストラリアは夏になる。
オーストラリアの国土は巨大だ。面積は、日本の約21倍、南北に約3700キロ、東西に4000キロに広がる。そのため、北部の熱帯雨林気候、中央部の砂漠性気候、南部の温帯性気候、その間の亜熱帯性気候などバラエティーに富んでいる。
全国的にみて、一番平均気温が高くなるのは1-2月、最も寒くなるのは6-7月だ。ただし、南北で気温が大きく違うので、事前に下記の都市別の気温をチェックした方が良い。

シドニーの気候
シドニーの年間天候グラフ
シドニーは年間を通して過ごし易い気候に恵まれ、真冬であっても10度を切る日は数えるほど。真夏には日差しが強く、気温も30度以上に上がる日もあるが、空気が乾燥していることもあり、日陰では涼しく感じるほど。明確な雨季はないが、比較的2-6月の降雨量が多いが、雨の日がずっと続くこともあまりない。シドニーはこのように、気候的に大変恵まれており、その中でもベストな旅行シーズンは、10-1月となる。
ケアンズの気候
ケアンズの年間天候グラフ
ケアンズは熱帯性気候と、熱帯雨林気候の間に位置し、1-3月くらいが雨季となる。ケアンズの冬、6-9月は一番雨が少ないが、熱帯性気候なので、海で泳げなくはないが、この時期は海に入ると寒さを感じるはず。そのため、クルーズに参加した場合は、ウェットスーツなどを借りるのが一般的。ベストシーズンは、気温も高くなり、雨量も少ない、10-11月がケアンズのベストシーズンといえる。
エアーズロックの気候
エアーズロックの年間天候グラフ
エアーズロックは砂漠性気候となり、一日の最高気温と最低気温の差が大きい。月別の雨量は若干ばらつきがあるように見えるが、これはグラフの単位が小さいため、実際には月ごとの大きな雨量の差はあまりない。エアーズロックのベストシーズンは、7-11月になり、この時期はエアーズロックのホテルもハイシーズン料金となる。エアーズロックの夏場、12-2月は、気温が上昇しすぎて、エアーズロックの登山口がクローズになる可能性が高い。
メルボルンの気候
メルボルンの年間天候グラフ
メルボルンは温帯性気候に属し、シドニーと同様、年間を通して雨季もなく、穏やかな気候となっており、大変すごしやすくなっている。真夏でも30度を越えることはあまりなく、真冬であっても、最低気温が氷点下を割ることはない。ただ、メルボルンのメインアトラクション、ペンギンパレード見学は、夜の海岸沿いということもあり、冬だとかなり寒くなるので、この時期、このツアーに参加する場合は、十分な防寒対策が必要だ。
パースの気候
パースの年間天候グラフ
パースは温帯性気候になるが、夏は乾燥し、最高気温も30度を越す日が続き、日によっては40度を越す日もある。暑さだけ我慢すれば、夏の間は、ほとんど雨も降らず、パースの青い空と、真っ青なインド洋の海、白い砂浜を十分に堪能できる。一方、冬場の5-8月は、雨、又は曇り空が広がり、あまりお勧めではない。パース近郊のベストシーズンは、さまざまなワイルドフラワーが咲き誇る、9-11月始め。この期間はホテルもこみあうので早めの手配が必要。
ブリスベンの気候
ブリスベンの年間天候グラフ
ブリスベンは亜熱帯性気候に属し、温暖な気候に恵まれ、ゴールドコーストと並んで、オーストラリアの中でも、もっともすごし易い都市と言える。年間を通しての雨量は多くないが、比較的夏場の方が雨量が多く、冬場は少ないが、夏であっても、あまり雨が毎日続くようなことはあまりない。
ゴールドコーストの気候
ゴールドコーストの年間天候グラフ
ゴールドコーストは、ブリスベンと同様、亜熱帯性気候に属し、年間を通して温暖な気候に恵まれ、オーストラリアの中でも、もっともすごし易い街と言える。ゴールドコーストというと、1年中泳げるようなイメージを一般的にもたれるが、実際には冬場は海で泳げないので注意。ホテルのプールはたいてい、冬場には温水になっているので、若干寒くはあるが、泳ぐことができる。ただし、やはりゴールドコーストのイメージは、さんさんと降り注ぐ太陽、というイメージなので、ベストシーズンは10-3月の夏場になる。
ハミルトン島の気候
ハミルトン島の年間天候グラフ
ハミルトン島は、経緯がハワイ・タヒチと同じことから年間を通して温暖な気候に恵まれ、比較的1年中マリンスポーツが可能。6~8月以外はほぼ半そででもOKな気候で、12~3月は雨季の時期に入る。海を目的でハミルトン島に訪れる場合は一番海が澄む9~11月がベストシーズン。
アデレードの気候
アデレードの年間天候グラフ
アデレードも日本と同様四季がありますが、夏はからっと乾燥したした暑さで、冬は日本のような厳しい寒さではないので、年間を通して比較的過ごしやすい気候といえる。ただし、1日の気温差は激しいので、真夏に日中30℃を超えるような暑さの日でも、朝晩は肌寒く感じることが多い。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
キングスキャニオンは、エアーズロックより約300キロ、時間にして約4時間。通常エアーズロックより1日ツアー(AAT KINGS社のみ運行、英語ツアーのみ)で参加して訪れる人が多い。
その他、エアーズロック、あるいはアリススプリングス出発の2泊以上のキャンプツアーで、このキングキャニオンが含まれているツアーもある。日本人には大ヒット映画、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケが、この周辺で行われたことで有名。
キングスキャニオンは、ワタルカ国立公園にあり、ここの国立公園は入園無料。キングスキャニオンには、クリーク・ウォークとキャニオン・リム・ウォークの2つの散策路がある。クリークウォークは、キングスキャニオンの谷底を、小川のキングス・クリークに沿ってある散策路。行程差もほとんどなく、約1時間程度で往復できる。
一方、キャニオン・リム・ウォークは、270メートルの断崖、キングスキャニオンに登り、約3-4時間、キングスキャニオンの谷の上部を散策する道で、途中エデンの園、ロストシティなどのポイントがある。
クリーク・ウォークは平坦な道で楽に散策できるが、キングスキャニオンの醍醐味は味わえず、見るべきポイントもないので、是非、キングスキャニオンを訪れたからには、キャニオン・リム・ウォークに挑戦していただきたい。
最初のキングスキャニオンの谷の上部に登るのに、結構な急な坂を登らなければならないが、一度登ってしまえば、後は割合平坦。このキャニオン・リム・ウォークも、エアースロック同様、36度こ超えると閉鎖となるので、なるべく真夏の時期を避けた方がベターだ。
宿泊施設は、キングスキャニオン・リゾートのみがあり、手ごろな料金の共同部屋のバックパッカーから、4スターホテルまで各種ある。
2泊、3泊とエアーズロック(ウルル)滞在する方には、マウントオルガ(カタジュタ)とともに、是非とも訪れていただきたい観光スポットだ。

風の谷(Valley of Winds)エアーズロック(ウルル)近くにある景勝地、マウントオルガ(カタジュタ)にある2つの散策路のうちの1つ。
風の谷散策路は、「風の谷のナウシカ」のモデルになったとも言われているが、公式にはスタジオジブリによって否定されている。しかしながら、第二展望台付近の風の谷で見ることのできる風景は、確かにアニメで見る地形に似ており、名称も一致する。
風の谷には第一展望台と第二展望台の2つがあり、第一展望台までは往復約1時間、第二展望台へ行くには、往復約3時間かかる。第一展望台より先は、エアーズロック同様、気温が36度を超えるとこの散策路は閉鎖され、夏季の午後はほぼ毎日閉鎖となる。