オーストラリア最大の都市、シドニーがあるニューサウスウェールズ州の州政府より、国外からの到着者に対する入国制限の緩和計画を進める為の、パイロット・プログラムをニューサウスウェールズ州で実施する旨発表がありました。

このパイロット・プログラムでは、2021年10月の約4週間、175人の帰国者に対して、ホテルでの強制検疫から自宅での検疫を認め、期間も従来の14日間から10日間に短縮するものです。

このパイロット・プログラムの実施は、2020年3月下旬より約1年半もの間、現在も厳しい国境制限が行われているオーストラリアにとって、国境の再開にむけた明るい兆しであると言えます。

パイロット・プログラムとは?

実施が予定されている計画の実証的なテスト。

この実証的なテストを行って実際に起こりえる問題点の洗い出し、実データの取得などを行い、計画の本実施に向けた改善を行います。

現在オーストラリアで実施されている強制検疫プログラム

2021年9月現在、オーストラリアへはオーストラリア市民、永住者、ニュージーランドからの到着者を除き、特別に許可を得た人以外入国することはできません。

また、1日にオーストラリアに入国できる最大の人数に上限を設けているため、例え自国に帰国するオーストラリア市民、永住者であってもその帰国は容易ではありません。

帰国するオーストラリア市民、永住者、そして特別な許可を得てオーストラリアに入国する際には、政府の確保した宿泊施設で、14日間の強制検疫を行う必要があります。

費用は自己負担となり、1人当たり2500ドル(約20万円)、同じ部屋をシェアする2名以上の家族の場合は、1家族あたり5000ドル(約40万円)となります。

滞在中は一切部屋の外にでることができず、各フロアに配備される警備員や、警察官によって厳しく監視されています。

子供連れの家族の場合はリビングとベッドルームに別れたアパートメントタイプの部屋が割り当てられるようですが、単身入国者の場合は普通のホテルルームの1室、この強制検疫の体験者によれば「精神的におかしくなりそうだった」とのことです。



実施される自宅検疫と期間短縮のパイロットプログラム

前述のとおり、現在行われている14日間に及ぶ自己負担の強制検疫は、少なくない費用負担に加えて、精神的にも強いストレスを入国者に強いるものでした。

2021年8月にオーストラリア政府により、今までの事実上のゼロコロナ戦略から方針を転換し、新型コロナウィルスとの共生し、ワクチン接種率の上昇とともに段階的に行動規制の緩和を進めていく、出口戦略のロードマップ(行程表)が発表されました。

ロードマップではワクチン接種率が70%に達した時点で、「ワクチン接種を受けた居住者のために、新たに検疫の軽減措置を導入」が計画されています。

この計画に向けて、オーストラリアで最大の人口をかかえるシドニーのあるニューサウスウェールズ州において、パイロット・プログラム(実証テスト)が10月より約4週間実施されます。

オーストラリア保健局の薬品・医薬品行政局(TGA)認可の新型コロナウィルス・ワクチンの接種を完了した175人を選定し、政府確保の宿泊施設の代わりに自宅での検疫、かつ検疫期間を14日間から7日間に短縮します。

選定される175人は、ニューサウスウェールズ州の居住者、オーストラリアの非居住者、カンタス航空の乗務員等が含まれる予定です。

ニューサウスウェールズ州でのパイロット・プログラムでは、参加者に既に同様のパイロット・プログラムが実施された南オーストラリア州で使用されたものと同じスマートフォン・アプリを使用して行われます。

このアプリには、位置情報の取得、顔認証等技術が使われ、隔離者の行動監視と健康状態のチェック等を行う機能があります。

また、警察官によるランダムに自宅でルールを守っているかの対面式のチェックが行われ、違反者には罰金が科せられます。

オーストラリアのスコットモリソン首相、ニューサウスウェールズ州のグラディスベレジクリアン州首相は、このパイロット・プログラムの成功により、入国者の負担軽減、そして国境の再開、より多くの国際線の到着を受入れられるようになることに、大きな期待を寄せています。



オーストラリアで認可されている新型コロナウィルス・ワクチン

新型コロナワクチン2021年9月現在、オーストラリアで使用する医薬品の許認可を行う、オーストラリアの保健局の薬品・医薬品行政局(TGA)によって仮承認(Provisional Approval)されている新型コロナウィルスワクチンは以下の通りです。

オーストラリア保健局より本承認を得ている新型コロナウィルス・ワクチンはまだありません。

ワクチン名 種類 承認
ファイザー mRNA
  • 16歳以上の個人に対して2021年1月25日に暫定的に承認されました。
  • 2021年7月22日に、12〜15歳以上の個人に対して暫定的に承認されました。
アストラゼネカ ウィルスベクター
  • 18歳以上の個人に対して2021年2月15日に暫定的に承認されました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン ウィルスベクター
  • 18歳以上の個人のために2021年6月25日に暫定的に承認されました
モデルナ mRNA
  • 18歳以上の成人を対象に2021年8月9日に暫定的に承認されました。
  • 2021年9月3日に、12〜17歳の個人に対して暫定的に承認されました。

オーストラリア保健局 – COVID-19 vaccines undergoing evaluation

現在接種が実施されているのは、ファイザー、アストラゼネカの2種類となりますが、9月18日にオーストラリアでは3種類目となるモデルナのワクチンが到着し、近日中にもモデルナのワクチン接種が開始される予定です。

オーストラリア政府は、1回の接種で完了するジョンソン・エンド・ジョンソンの購入契約は行っていなく、オーストラリアで接種を開始する計画は今のところありません。

まだ承認を得られていませんが、ノババックスのワクチンが認可申請中、近々他のワクチンと同様に暫定承認がオーストラリア保健局より得られる見通しです。

オーストラリア政府はそれを見越して、既にノババックスの購入契約を完了しています。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

このページは2021年11月11日現在の情報になります。

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。

最新の情報は以下のページを参照ください。

原則オーストラリア国民と永住者を除き入国不可という厳しい入国制限と、他の先進国では類をみないオーストラリア市民・永住者の出国までも制限し、国境を閉じた「鎖国状態」となっているオーストラリア。

厳しい国境規制を現在も続けているオーストラリアには、果たしていつになったら観光を目的として入国が可能になるのでしょうか。

報道されている現在のオーストラリア国境緩和への動きと予想を交えてレポートしたいと思います。

オーストラリアにおける現在の新型コロナウィルスの状況

11月6日時点

現在感染者数 市中新規感染者
(24時間)
帰国者新規感染者
(24時間)
全オーストラリア 19,979 660 1
ACT 136 18 0
NSW 3,168 270 1
NT 4 1 0
QLD 9 1 0
SA 0 0 0
TAS 0 0 0
VIC 16,662 370 0
WA 0 0 0
       
短縮表示の州名 州名 主な都市
ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ
NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
VIC ビクトリア州 メルボルン
SA 南オーストラリア州 アデレード
TAS タスマニア州 ホバート、ロンセストン
WA 西オーストラリア州 パース




2021年8月に発表されたロードマップ

キャンベラ

キャンベラにあるオーストラリアの連邦議事堂

オーストラリアでは、これまで新型コロナウィルスに対して事実上の「ゼロコロナ戦略」がとられていましたが、2021年8月にその方針を転換し、コロナとの共生を受け入れて、ワクチン接種率の上昇とともに行動規制の緩和を進めていく、出口戦略へのロードマップ(行程表)を発表しました。

この行程表では、ワクチン接種率が70%を超えた段階より、徐々に厳しい国境規制、入国と出国の規制を緩和していく計画も含まれています。

ワクチン接種率が70%を超えると「フェーズB」となり、留学、ビジネス目的の入国がが、上限の人数を定めた上で可能になります。

そしてワクチン接種率が80%を超える「フェーズC」では、オーストラリア人、永住者のオーストラリア出国に対する規制が撤廃され、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との、観光客を含む入国受入れが再開されます。

この感染が抑えられている国・地域の中には、シンガポール、太平洋諸島、イギリス等とともに、日本もその検討対象に含まれると発表されています。

懸念材料としては、ワクチン接種率の進捗が州によって差が出始めており、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、2回の接種を終えた完全ワクチン接種者の成人人口に対する割合が80%を超えるのは11月14日頃と予想されています。

ケアンズやゴールドコースト等、州内にグレートバリアリーフ等の日本人にもなじみの深い世界的な有名観光地がある、クイーンズランド州では、ワクチン接種率が80%を超えるのは12月15日頃と、およそ1か月もの差が出てきています。

また、このクイーンズランド州、西オーストラリア州などでは、今まで新型コロナウィルスに対してニューサウスウェールズ州等と比較して慎重な姿勢で臨んでいましたが、ワクチン接種率が目標を超えても、行動規制、国境の再開に対しても、州首相が再検討をするような発言をしています。

オーストラリア連邦政府のスコットモリソン首相は、ワクチン接種率で目標に達した州から、行動規制、国境・検疫の緩和を進めていく方針を示しており、シドニーのニューサウスウェールズ州、メルボルンのビクトリア州など、ワクチン接種率が目標に達した州から観光目的を含むオーストラリア入国可能になり、クイーンズランド州など他州への移動は制限される、ということになる可能性もあります。

しかしながら、このように「ワクチン接種率」という具体的な数値を定めたロードマップが示され、そのターゲットとする接種率の達成が視野に入ってきていることから、日本からオーストラリアへの観光目的での入国は早ければ12月、遅くとも来年2022年3月までに実現する可能性は高いと考えられます。

その為の前提条件として、日本の新型コロナウィルス感染状況が低く抑えられ、オーストラリア政府によって日本が新型コロナウィルスの「低リスク国」である、と判断される必要があります。

オーストラリアへの観光旅行の再開を待ち望む関係者、オーストラリアを訪れたいと考えている旅行者にとって、ようやく見えてきた一筋の光と言えます。

カンタス航空も国際線運行再開を発表

カンタス航空

国際線運行再開が期待されるカンタス航空のエアバスA380

こうしたオーストラリア政府の方針転換とロードマップの発表と連動するように、オーストラリアのフラッグシップキャリアであるカンタス航空(Qantas Airways)も、2021年12月18日より国際線の運航を再開すると発表しました。

カンタス航空は2020年3月下旬にほぼ全ての国際線の運航を停止、現在もその停止した状態が続いています。

カンタス航空の国際線運行再開の発表は、実は今回が初めてではなく、今までも何度か具体的な日付を入れて発表されていました。

しかしながら、今回の国際線運行再開はオーストラリア政府の出口戦略、加速度的に進むワクチン接種状況と連動しており、実現の可能性が高いものと期待が高まっています。

カンタス航空の国際線運行再開は、感染状況は治まっているリスクの低い国・地域より開始されます。 カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べていますので、今後の日本の感染状況によっては、早期にオーストラリア・日本線の運行が再開される可能性があります。




ニューサウスウェールズ州、11月1日よりワクチン接種完了した海外旅行者に対する検疫を廃止

ニューサウスウェールズ州政府は、11月1日よりワクチン接種を完了した、海外旅行者に対する検疫を廃止することを発表しました。

検疫無しとなる条件は以下の通りです。

  • オーストラリア人、永住者、及びその家族
  • オーストラリア保健局(TGA)に承認されたワクチンの接種を完了していること
  • オーストラリアに向けた出発前にPCR検査を受け、陰性が確認されていること

オーストラリア保健局に承認されているワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンの4種類となります。

ワクチン接種完了者の1日あたりの到着上限人数は撤廃されます。

ワクチン接種を終えていない人も入国することはできますが、引き続き自費による14日間の強制隔離を行う必要があり、到着者の人数も毎週210人を上限として制限されます。

現在オーストラリア人・永住者の出国は制限されていますが、この出国制限も11月中に廃止されることが発表されています。

この出国制限が廃止されれば、ニューサウスウェールズ州に住むオーストラリア人・永住者は、渡航先国の入国条件によっては、12月のクリスマスホリデーまでに海外旅行を再開できる可能性が出てきました。

オーストラリア人・永住者以外の海外旅行者に対する検疫廃止の具体的なスケジュールは現時点では示されていません。

まず、学生ビザ、ビジネスビザ所持者の入国者、その後感染が比較的抑えられているリスクの低い国からの一般の観光旅行者へと段階を踏んで拡大される予定です。

この海外旅行者の検疫廃止は、シドニーのあるニューサウスウェールズ州のみとなり、ゴールドコースト、ケアンズのあるクイーンズランド州、パースの西オーストラリア州等、他の州では実施されず、引き続きホテル強制隔離、または自宅での隔離が必要になります。

クイーンズランド州、西オーストラリア州は、現在もコロナゼロ戦略をとっており、ニューサウスウェールズ州等、新型コロナウィルスの新規感染者が報告されている州との州境を閉じて州間の移動を制限しています。

その為、シドニー空港に到着し隔離なしで自由に行動できても、クイーンズランド州などの他州への移動はできない、または他州着後に隔離などその州の制限が適用され、オーストラリア国内の州間の移動制限がますます長引く懸念が指摘されています。

オーストラリアへ観光旅行へ行けるようになるのはいつ?

現在も厳しい入国規制を継続しているオーストラリアですが、それではいつ頃日本からの観光を目的とする旅行者の受け入れを再開するのでしょうか?

スコットモリソン首相は、ビクトリア州商工会議所において、11月21日から入国が可能になるシンガポールに続いて、数週間以内に日本と韓国からの旅行者が検疫無しで入国できるようなることを明らかにしました。

ワクチン接種が完了し出発前3日以内の新型コロナウィルス検査で陰性であることを条件に、ワクチン接種が進んでいるニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及びオーストラリア首都特別地域に、検疫なしで入国することが可能になります。

既にオーストラリアに入国が可能になっているニュージーランドは一般の観光客もオーストラリアに入国可能ですが、日本なども同様に商用ビザ、学生ビザ所持者だけでなく、一般観光客の入国も可能になるのかがまだ明確になっていませんので、今後の政府による発表が待たれます。

また、オーストラリアからの帰国者・旅行者に対する、日本側の入国制限、及び帰国後の隔離措置が撤廃、または大幅に緩和されることにも期待が高まってきています。

観光業界では、オーストラリアと日本との旅行者の往来の再開は、2022年4月以降になるのではとの見通しが一般的でしたが、世界的にも例を見ない程のオーストラリアにおけるワクチン接種の急速な進捗により、国境の再開が大幅に前倒しになりそうです。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

オーストラリアには、全国におよそ30程の合法的なヌーディストビーチがあります。

オーストラリアは州政府が大きな権限を持つ連邦制をひいており、ヌーディストビーチが合法か非合法かは州政府及び地方議会が決定しています。

同じオーストラリア国内であっても、公認されたヌーディストビーチがある州、ない州が存在します。また、ヌーディストビーチがある州でも、合法的にヌーディストビーチとして認められているのは、ごく一部のビーチとなります。

例えば、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、約20ほどのビーチが合法的なヌーディストビーチとして認められていますが、グレートバリアリーフをはじめ、ケアンズ、ゴールドコースト等の有名リゾートのあるクイーンズランド州では、合法として認められているヌーディストビーチはありません。

オーストラリアの代表的なヌーディストビーチを、州ごとにご紹介いたします。

ヌーディストビーチとは?

ヌーディストビーチ(Nudist Beach)は、利用者が全ての服を脱ぐことができるビーチのことで、一般的に男女の区別はありません。

1950年代のフランスで人気を博し、その後欧米を中心に全世界へ広まりましたが、アジア、等では文化的、宗教的な背景により、ほとんど広がりを見せていません。

ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっている。




ニューサウスウェールズ州(New South Wales)

シドニーのあるニューサウスウェールズ州が、オーストラリアの中で最もヌーディストビーチに理解がある州と言え、ニューサウスウェールズ州内にはおよそ20もの公的に認められているヌーディストビーチがあります。

レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)

レディ・ベイ・ビーチレディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)オーストラリアの最大都市であるシドニー近郊、車でわずか30分程のサウスヘッドにあります。

レディ・ベイ・ビーチは、1976年に合法化された、オーストラリアで最も古い公認された合法的なヌーディストビーチです。

ビーチの長さ100mほどの波がほとんどない入り江にある黄金色の砂のビーチは、シドニーから近いこともあり解放感を求める多くの地元シドニーの住人に愛されています。

1977年に「レディ・ジェーン・ビーチ」から、名称が「レディ・ベイ・ビーチ」に変更されました。



オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)

オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)は、高級住宅地として知られるシドニー北部のモスマン(Mosman)にある公認されたヌーディストビーチです。

穏やかなワトソンベイに面し素晴らしい景色も堪能できるこのプライベート感あふれるビーチには、シドニー市内から車でハーバーブリッジを渡って約30分ほどで行くことができます。



ビクトリア州(Victoria)

オーストラリア第2の都市であり、日本からも直行便が運航されるメルボルンを有するビクトリア州には、3つの公認されたヌーディスト・ビーチがあります。

サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)

サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)は、メルボルンの南方向、車でおよそ1時間、モーニントン半島にある公認されたヌーディストビーチです。

売店等は近くにありませんので、食べ物、飲み物等を持参してビーチを訪れてください。




西オーストラリア州(Western Australia)

オーストラリア西部の州、西オーストラリア州には6つの合法的なヌーディストビーチがあります。

ノース・スワンボーン・ビーチ(North Swanbourne Beach)

西オーストラリア州の州都であるパース近郊には、そのうち2つの合法的なヌーディストビーチがあり、ここノース・スワンボーン・ビーチです。

パース市内から車で約20分、開放的な3kmに及ぶスワンボーン・ビーチの一部が、ヌーディストビーチとして公認されています。



南オーストラリア州

南オーストラリア州には4つの合法的なヌーディストビーチがあります。

マスリン・ビーチ(Maslin Beach)

マスリン・ビーチ

かつてはヌードオリンピックと呼ばれていたこのビーチは、国際オリンピック委員会からの苦情により、マスリン・ビーチ(Maslin Beach)と名前を変えました。

ビーチの長さは3kmあり、南の半分がヌーディストビーチとして公認されています。

南オーストラリア州の州都であるアデレードから、南方向に車で約35分の距離にあります。




クイーンズランド州

クイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチがありません。

アレキサンドリア・ベイ(Alexandria Bay)

アレキサンドリア・ベイクイーンズランド州の州都ブリスベンの北部、オーストラリア国内の旅行者に人気のリゾート地であるサンシャインコーストのヌーサ(Noosa)近くにある「非公式」のヌーディストビーチです。




オーストラリアのヌーディストビーチ よくある質問(FAQ)

オーストラリアではヌーディストビーチは合法ですか?

オーストラリアでは、全国におよそ30程の、その地方自治体に公認されたヌーディストビーチがあります。これらの公認されたビーチでヌードになることは合法です。

公認されていないビーチでヌードになることは禁止されています。

観光地として有名内ケアンズ、またはゴールドコーストの近くにヌーディストビーチはありますか?

いいえ、ケアンズ、ゴールドコーストの近くに、合法的なヌーディストビーチはありません。

ケアンズ、ゴールドコーストは、クイーンズランド州にありますが、そのクイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチはありません。

シドニーの近くに合法的なヌーディストビーチはありますか?

はい、シドニーから車で30分ほどの所に、合法的なヌーディストビーチがあります。

レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)、オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)等が人気があります。

オーストラリアのヌーディストビーチでは、服を着ていることが許されていますか?

ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっています。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

2020年3月下旬に国際線の運航を停止しているオーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)は、8月の年次決算におい2021年12月18日に国際線の運航を再開すると発表しました。

カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べています。

国際線運航再開の可能性

オーストラリア政府は2021年8月にNational Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)を発表、ワクチン接種率を目安に4段階に別け、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていく方針を示しました。

この中で完全ワクチン接種率が80%を超えた段階(フェーズC)で、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との国境再開が計画されています。

現在オーストラリアのワクチン接種率は州によって差がでてきていますが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州や、メルボルンのあるビクトリア州では、11月中にもその完全ワクチン接種率が80%を超えると予想されています。

スコットモリソン首相は、オーストラリア全国でワクチン接種率が80%に達するのを待たずに、80%に達した州と準州から、国境の開放を認める方針を示しています。

今までもカンタス航空は「国際線の再開」を具体的な日にちとともに発表、その延期を繰り返してきましたが、今回のカンタス航空の今回の発表は、こうしたオーストラリア政府の新型コロナウィルス規制緩和の計画に連動したものであり、カンタス航空の国際線運航再開の実現する可能性は今までより高いと考えられます。



カンタス航空の国際線の乗客はワクチン接種を必須に

カンタス航空のCEO、アラン・ジョイス氏は2020年7月の段階で、カンタス航空の国際線乗客には、ワクチン接種を義務付ける方針、「no jab, no fly」を示していました。

カンタス航空運行再開にむけて、パイロット、キャビンクルー、空港のグランドスタッフの最前線スタッフに対して、11月15日までの完全ワクチン接種を求めています。

ジョイス氏は運行再開の発表の後に開催された講演において、カンタス航空の国際線乗客に対して新型コロナウィルスのワクチン接種を義務付ける方針に変わりがないことを確認しています。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

このページは2021年9月8日現在の情報になります。

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。

最新の情報は以下のページを参照ください。

オーストラリア連邦政府は2021年8月6日、現在閉鎖されているオーストラリア国境の再開を含む、ロードマップ(行程表)を発表しました。

今回発表された行程表(ロードマップ)は、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)と呼ばれ、ワクチン接種率を目安に4段階に別れ、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていくものです。

この行程表には、各段階ごとの目指すワクチン接種率が明示され、オーストラリアへの観光旅行の受入れも含まれています。

オーストラリアへの観光旅行の再開を待ち望む関係者、オーストラリアを訪れたいと考えている旅行者にとって、ようやく見えてきた一筋の光と言えます。

この記事は2021年11月時点の記事になります。

オーストラリア政府は2022年2月21日より、全世界からの短期観光客を含む旅行者の受け入れを開始しました。

最新のオーストラリア入国に関する情報は、以下のページを参照ください。

オーストラリアの新型コロナウィルス政策

オーストラリアでは、市中感染者が発見され次第実施される機動的なロックダウン(都市封鎖)と、入国者に対して課せられる14日間の強制隔離と人数制限、自国民の出国も制限する等、厳しい出入国制限が行われていました。

オーストラリア連邦政府は元々ゼロコロナを目指していた訳ではなかったのですが、国内の州境閉鎖、ロックダウンなど強い権限を持つ州政府、特にクイーンズランド州(ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ等)、ビクトリア州(メルボルンなど)、西オーストラリア州(パース等)などの労働党が政権を握っている州、それを支持する世論に押し切られる形で、結果として国全体としてゼロコロナ事実上のコロナ政策となっていました。

しかしながら、厳しい出入国制限を実施していたのに関わらず、6月にはシドニーよりデルタ変異種のオーストラリア国内に侵入して全国に広がりをみせ、それまでほぼオーストラリア国内では新規感染者がゼロに抑え込まれていた状況が一変しました。

シドニーでは6月26日より厳しい行動制限を伴うロックダウンが実施されましたが、9月9日現在も1日の感染者数は1400人と減少傾向が見られず、4回の延長を重ねて現在もロックダウンが実施されています。

オーストラリアのワクチン接種は他の先進国に比べて出遅れていましたが、7月より急速にワクチン接種が進み、接種を希望する人全員へ行き渡る目途もたってきました。

進む国内でのワクチン接種と、今回のデルタ変異種のような感染力が強い変異種では、完全な新型コロナウィルスの封じ込めは不可能と考えられることから、オーストラリア政府は「方針を転換」し、新型コロナウィルスとの共生を目指していくことを明らかにしました。

2021年8月6日には、ワクチン接種率に応じて4段階に分けて行動制限を緩和し、この制限緩和にはオーストラリアの国境再開も含まれています。




新型コロナウィルス規制緩和のロードマップ

オーストラリア連邦政府によって発表された、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)の内容は以下の通りです。

ワクチン接種率によって4段階のステップを踏んで、全面的な規制緩和、オーストラリアと他国との往来の再開を目指していきます。

フェーズA
現在のフェーズ
オーストラリアは、コミュニティの感染を最小限に抑える目的で、ウイルスを引き続き強力に抑制します。対策には、ワクチン接種率の加速、COVID-19を防ぐための国境の閉鎖、発生が発生した場合の早期の厳格な短期間の封鎖が含まれます。
 

 

 

 

このフェーズで取られる主な対策:

  • ワクチン接種率の加速
  • 国際的な国境を閉じる
  • アウトブレイクが発生した場合、早期に、厳しく、短期間でロックダウンを行う。
  • オーストラリア人全員に必要な量のワクチンを接種する機会を提供する
  • 帰国者のための自宅検疫を含む、代替検疫の導入を試験的に実施する。
  • ワクチンを接種した旅行者の帰国時の自宅検疫など、代替検疫方法の導入を試行する。
  • 学生ビザ、ビジネスビザ保持者の入国制限に関する試験の拡大
  • 国境でのデジタル・ワクチン接種証明書の認証の確立
  • ワクチンブースタープログラムの準備
  • 検疫ネットワークの見直し
 
フェーズB
完全ワクチン接種率が成人人口の70%

このフェーズでは、深刻な病気、入院、および死亡者を最小限に抑えるよう努めます。対策には、高いワクチン接種率の維持、インセンティブやその他の対策による摂取の促進、継続的な低レベルの制限と効果的な追跡による地域社会での症例の最小化等です。ロックダウンの可能性は低いですが、極対象を絞ったものが含まれる場合があります。

このフェーズで取られる対策:

  • ワクチン接種を受けた住民に対する制限を緩和する(予定)
  • ワクチン接種を受けた帰国者数の上限を拡大
  • 入国者数の上限を設けて学生ビザおよびビジネスビザ保持者の入国上限を認める。
  • ワクチン接種を受けた居住者のために、新たに検疫の軽減措置を導入。
  • ワクチンブースタープログラムの準備・実施
 
フェーズC
完全ワクチン接種率が成人人口の80%

フェーズCでは、オーストラリアは、深刻な病気、入院、死亡を最小限に抑えるよう努めます。対策には高度にターゲットを絞ったロックダウンのみが含まれる場合があります。

  • ワクチン接種率の最大化
  • 高度にターゲットを絞ったロックダウンのみ
  • ワクチンブースタープログラムの継続ワクチン接種を受けた住民は、国内のすべての規制を免除
  • ワクチンを接種したオーストラリア人の帰国人数の上限を撤廃
  • 学生ビザ、ビジネスビザ、人道ビザ保持者の入国制限を緩和
  • ワクチン接種を受けたオーストラリア人の渡航制限をすべて解除
  • 新たな候補国(シンガポール、太平洋)への無制限の渡航バブルの拡大
 
フェーズD
完全ワクチン接種率の最終段階

フェーズDでは新型コロナウィルスを他の感染症と同様に扱います。

  • 国際的な国境の開放
  • ワクチン接種者の人数制限、隔離措置無しで入国受入れ
  • ワクチンを接種していない旅行者に対しては、飛行前および到着時の検査をテストを実施して受入れ
 



今後のワクチン接種率の達成予想

現時点では、オーストラリアのワクチン接種率が70%に達するのは11月下旬、80%に達するのが12月下旬と予想されていましたが、ニューサウスウェールズ州等では急加速でワクチン接種が進み、大幅な前倒しで目標を達成する見込みです。

一方元々厳格な州境制限、ロックダウンを含む行動制限を実施しており、デルタ変異種による大規模な感染拡大に至らなかった、クイーンズランド州や西オーストラリア州では、ニューサウスウェールズ州等と比較してワクチン接種が進んでいなく、州によってワクチン接種率の達成状況に大きく差が出る懸念が生じています。

また、今回発表されたロードマップは、オーストラリアの全ての州政府が合意した上で発表されましたが、ここにきてクイーンズランド州、西オーストラリア州は国境の再開に対して慎重な姿勢を見せてきており、州による足並みの乱れが出てきました。

スコット・モリソン首相は、「ニューサウスウェールズ州のように、80%(ワクチン接種率)を超え、開業を望まない州を待たずに開国することを想像できますか」の質問に対し、「はい、できます。国家計画はそれを明確に示しています」と回答しています。

つまりシドニー空港のみ早期に国境が、帰国するオーストラリア人、学生ビザ、ビジネスビザを保持する限られた人に対して開かれ、一方でニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州、西オーストラリア州との州境は閉鎖されたままで、州間の移動ができない、あるいは隔離期間が必要となる、という事態が発生する可能性があります。

オーストラリア連邦政府と同じ自由党が政権を持つ、シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、他の労働党政権の州と比較して、当初より行動規制の緩和、国境の再開に積極的に取り組んでいます。

州ごとのワクチン接種率の到達予想(2021年9月10日現在)

  60 % 70 % 80 %
ニューサウスウェールズ州 1回目接種 8月26日 9月6日 9月18日
完全接種 10月11日 10月28日 11月14日
ビクトリア州 1回目接種 9月11日 10月2日 10月23日
完全接種 10月20日 11月8日 11月27日
クイーンズランド州 1回目接種 9月21日 10月12日 11月2日
完全接種 11月2日 11月23日 12月15日
南オーストラリア州 1回目接種 9月22日 10月19日 11月15日
完全接種 10月22日 11月11日 11月30日
西オーストラリア州 1回目接種 9月29日 10月23日 11月17日
完全接種 10月24日 11月12日 12月1日
タスマニア州 1回目接種 9月4日 10月3日  
完全接種 9月29日 10月15日 10月31日
ノーザンテリトリー準州 1回目接種 9月10日 10月1日 10月22日
完全接種 10月26日 11月8日 12月12日
オーストラリア首都特別地域 1回目接種 8月26日 9月13日 10月2日
完全接種 9月29日 10月14日 10月29日

Table: ABC News  Source: covid19data.com.au



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

シドニーの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。 例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

シドニーの祝日一覧(2023年)

祝日名 日にち
New Year's Day 1月1日
New Year Holiday 1月3日
Australia Day 1月26日
Good Friday 4月7日
Easter Monday 4月10日
Anzac Day 4月25日
King's Birthday 6月13日
Labour Day 10月2日
Christmas Day 12月25日
Christmas Holiday 12月25日
Boxing Day 12月26日




New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

Australia Day(オーストラリア・デイ)

オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

Labour Day(レイバー・デイ)

レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

Good Friday(グッド・フライデー)

グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

Easter Monday(イースター・マンデー)

イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

Anzac Day(アンザック・デー)

アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

King's Birthday(キングス・バースデー)

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更されました。

Christmas Day(クリスマス・デー)

毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

Boxing Day(ボクシング・デー)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。

シドニーの観光情報

シドニーのオプショナルツアーとアクティビティ情報

シドニーのレストラン情報



シドニーの旅行手配

トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。

例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。

祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。

祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。

以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。

オーストラリアの祝日一覧(2023年)

祝日名 日にち 祝日になる州
New Year's Day 1月1日 オーストラリア全土
New Year Holiday 1月2日 オーストラリア全土
Devonport Cup 1月11日 TAS
Australia Day 1月26日 オーストラリア全土
Royal Hobart Regatta 2月13日 TAS
Launceston Cup 2月22日 TAS
Labour Day 3月6日 WA
King Island Show 3月7日 TAS
Eight Hours Day 3月13日 TAS
March Public Holiday 3月13日 SA
Canberra Day 3月13日 ACT
Labour Day 3月13日 VIC
Good Friday 4月7日 オーストラリア全土
Easter Monday 4月10日 オーストラリア全土
Easter Tuesday 4月11日 TAS
Anzac Day 4月25日 オーストラリア全土
May Day 5月1日 NT
Labour Day 5月1日 QLD
AGFEST 5月5日 TAS
Reconciliation Day 5月29日 ACT
Western Australia Day 6月5日 WA
King's Birthday 6月12日 QLD/WA州を除く
Picnic Day 8月7日 NT
King's Birthday 9月25日 WA
King's Birthday 10月2日 QLD
Labour Day 10月2日 NSW/ACT/SA
Melbourne Cup Day 11月7日 メルボルン市中心部のみ
Christmas Day 12月24日 オーストラリア全土
Boxing Day 12月26日 SA州を除く
Proclamation Day 12月26日 SA
New Year's Eve 12月31日 NT/SA




短縮表示の州名と主な都市

短縮表示の州名 州名 主な都市
NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
VIC ビクトリア州 メルボルン
NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
SA 南オーストラリア州 アデレード
WA 西オーストラリア州 パース
ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ



New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。

Australia Day(オーストラリア・デイ)

オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。

Labour Day(レイバー・デイ)

レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。

Good Friday(グッド・フライデー)

グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。

Easter Monday(イースター・マンデー)

イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。

Anzac Day(アンザック・デー)

アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。

King's Birthday(キングス・バースデー)

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。

2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更された。

Christmas Day(クリスマス・デー)

毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。

Boxing Day(ボクシング・デー)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

エアーズロック(ウルル)は、ノーザンテリトリー準州のウルルカタジュタ国立公園(旧名:エアーズロック・マウントオルガ国立公園)にある、世界で2番目に大きい一枚岩です。

1987年にユネスコより世界自然遺産に登録され、1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録、エアーズロックは「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地となりました。

実際に、海外からオーストラリアを訪れる観光客にとって、最も人気の観光地はシドニーやケアンズに並んでエアーズロックではないでしょうか。

そこで今回は、エアーズロック(ウルル)観光には外せない必見ポイント、エアーズロック(ウルル)の見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、エアーズロック(ウルル)へ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!




エアーズロック(ウルル)とは?

エアーズロック(ウルル)はオーストラリアのどこにあって、どのような所なのですか?
エアーズロック(ウルル)は、ノーザンテリトリー準州のウルル・カタジュタ国立公園(旧名:エアーズロック・マウントオルガ国立公園)、南緯25度23分、東経131度5分の、オーストラリア大陸ほぼ中心にあります。 赤土でできた巨大な一枚岩の景観が印象的な景勝地です。この巨大な一枚岩を一目見ようと、国内外から観光客が毎年大勢訪れています。

オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。

エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。

よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。

エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。

しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。

オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。

アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。

その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。



エアーズロックへの行き方・アクセス

うわー!すごい迫力の一枚岩ですね。是非行ってみたいと思いますが、どのように行けばいいですか?
エアーズロック(ウルル)へはエアーズロック、またはアリススプリングスの空港を利用します。エアーズロック空港を利用し、エアーズロックに宿泊して1泊2日または2泊3日で同じ国立公園にあるマウントオルガ(カタジュタ)も一緒に訪れるのが、最も一般的と言えます。

エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。

最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。

アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。

エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。

エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。

加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。

アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。

ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。

ヴァージン・オーストラリアは、カンタス航空とジェットスター航空の間くらいの料金設定となっています。

エアーズロック(ウルル)の位置




エアーズロックの気候

エアーズロック(ウルル)に行くのを決めました!エアーズロック(ウルル)の気候について少し教えてもらえますか?
エアーズロック(ウルル)は砂漠性気候に属していることもあり、年間を通して降雨量は少なく、昼間と夜間の気温寒暖差が大きくなっているのが特徴です。

エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央に位置し、気候は砂漠気候(Desert Climate)に属しています。

年間を通して降雨量は少なく、日中・夜間の気温差が大きいのが特徴です。

真夏には40℃を超える日もあり、日差しが強烈なので日焼け止め、帽子、サングラスなどの暑さ・日差し対策と水分補給をまめにする必要があります。

ただし、空気が乾燥しているので、日陰では涼しく感じることができます。

冬は日中は20℃前後で過ごしやすい気候ですが、朝晩には最低気温は0℃を下回ることもあり、ぐっと冷え込みます。

オーストラリアの気候分布図

オーストラリアの気候図

エアーズロックの年間気候グラフ

最高気温(℃) 最低気温(℃) 降水量(mm)
1月 37.5 20.9 47.7
2月 36.0 20.5 45.8
3月 33.4 17.3 49.5
4月 28.7 12.2 25.0
5月 23.4 7.9 21.6
6月 20.3 4.9 21.1
7月 20.3 3.4 9.2
8月 22.6 5.5 13.2
9月 26.4 9.1 18.7
10月 31.4 13.5 23.5
11月 34.2 17.0 34.5
12月 36.8 19.7 18.8
年平均 29.2 12.7 27.4

データ:99 / 赤字・・年間最高値

エアーズロックでのハエ対策

エアーズロック(ウルル)ではハエが多いという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?答えは、イエス!

エアーズロック周辺に生息するハエは、日本でよく見かける大きさの約半分くらいの、いわゆるコバエです。特に高温を好むハエは、オーストラリアが夏の12月から2月にかけて1年の中で最も多く発生し、水分を求めて特に顔の目、鼻、口などをねらってたかったり、黒いTシャツやバックパックなどに群がります。

このコバエは、特に噛んだり刺したりするわけではないので、人体に害を及ぼすわけではないのですが、一番気になる顔に集まってきたり、運が悪いと口の中に入ってきて飲み込んでしまったり、メガネやサングラスの中に入ってきたりなど、かなり人を不快にさせます。

そこで便利なのが防止にネットが付いていて、ハエの襲来から顔を守る「防虫ネット帽子」です。エアーズロック・リゾートでも、ショッピング・スクエア内のお土産屋やキャンプ場のレセプションなどで販売していますが、1つ$10-15ほどの値段ですし、売り切れて手に入らない場合もあります。シドニーやケアンズなどの他都市のアウトドア・ショップやお土産屋で$5-7ほどで購入するか、日本でもアマゾンなどのオンライン・ショップやアウトドア・ショップなどで500円くらいから入手可能なので、もし事前に用意ができるのであれば、持って行った方が安心できるのではないでしょうか。

オーストラリアの夏である12月から2月にかけてはハエの数が異常に多いので、ハエ対策は必須ですが、冬の7-9月あたりは全くいなくなるわけではないですが、夏に比べると断然ハエの数は減ります。しかし、全くいなくなるわけではないので、心配な方は念のため防虫ネット帽子を持参されるといいかもしれませんね。

虫よけネット付き帽子



エアーズロックの観光スポット

エアーズロック

 

エアーズロック(ウルル)が巨大な一枚岩なのは分かったんですが、お勧めの観光スポットを教えてください!
エアーズロック(ウルル)は遠目から眺めたり、また近くでその大きさの迫力を実感したり、岩肌のすみずみまで細かいところを観察したり、観光スポットはたくさんあるんですよ!

エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。

また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。

ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介しますね。

ウルル・サンセット観賞エリア

エアーズロックのオプショナルツアーエアーズロック(ウルル)を訪れる観光客の大半の方のハイライトは、このエアーズロック(ウルル)のサンセット鑑賞であるといっても過言ではないほど人気の観光スポットです。

エアーズロック・リゾートに滞在している観光客のほとんどは、このサンセット鑑賞エリアに日の入り1時間前後から集合するため、繁忙期にはかなり込み合います。しかし、日の入りの光がウルルに反射しながら落ちていく様子を絶妙な角度で鑑賞できる唯一のスポットであること、また例え混んでいても、フェンス越しのエアーズロック(ウルル)はかなり離れているため、誰でもポストカードのような素晴らしいエアーズロック(ウルル)の写真を撮ることができることなどから、多くの観光客にとって満足度の高い観光スポットです。

ツアーに参加している場合は、サンセットを待っている間、スパークリングワインやおつまみがサービスされるツアーが多いので、その場合はぜひ上の写真のような逆さエアーズロック(ウルル)を試してみてくださいね!

名称 ウルル・サンセット鑑賞エリア(Uluru Sunset Viewing Area)
住所 Mutitjulu NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で17分
料金 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html

ウルル・サンライズ観賞エリア

エアーズロックのオプショナルツアーウルル・サンライズ鑑賞エリアでは、夜の暗闇の中でぼんやりと映し出されるウルルのシルエットが、日の入りと共に朝日に照らし出されて徐々に赤みを帯びてその全貌を現してくれるエアーズロック(ウルル)のシーンを鑑賞することができます。

タイトなスケジュールでの早朝早起きはきついですが、エアーズロック(ウルル)のウルルをひとたび見れば、すっかり寝不足の大変さも忘れてしまうことでしょう。

サンライズを見終わると、そのままエアーズロック(ウルル)やマウントオルガ(カタジュタ)の観光が続くことが多いので、サンドイッチやマフィンなどの朝食を持ってきて、日の入りを待っている間に食べている人も多く見かけます。

ツアーによっては、暖かいコーヒーや紅茶、お茶のサービスがありますが、サンライズ鑑賞の会場にはトイレの施設がないので、その点注意が必要です。

名称 ウルル・サンライズ鑑賞エリア(Uluru Sunrise Viewing Area)
住所 Mutitjulu NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で26分
料金 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html




クニヤ散策路(クニヤ・ウォーク)

クニヤウォークエアーズロック(ウルル)の麓に枯れることがないと言われる水をたたえるムティジュルの泉と、文字を持たないアボリジニーの人々が壁画によってチュクルパ(伝統や教訓)を後世に伝えていった跡を見ることができます。

クニヤ、とはアボリジニーの人々に伝わる、伝説のニシキヘビです。この散策路を歩きながら、クニヤについて、そして彼らがどのようにして、この厳しい砂漠気候の中で生き抜いてきたのかを、ガイドの解説で聞いてみましょう。

駐車場からムティジュルの泉まで往復1km、ゆっくり解説を聞きながら歩いても所要時間30-45分ほど。多くのエアーズロック(ウルル)麓巡りのツアーが訪れる人気観光スポットです。

ムティジュルの泉からエアーズロック(ウルル)の岩を見上げると、風化によってできたハートマークを見つけることができますよ。

名称 クニヤ散策路(Kuniya Walk)
住所 Petermann NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で25分
料金 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/kuniya-walk/

マラ散策路(マラ・ウォーク)

マラウォーク元登山道の麓に位置するマラの駐車場から、カンジュの泉までの往復2km、歩いて約1時間半の散策路です。道中はずっと平坦な道が続くので、ウォーキング初心者の方でも景色を楽しみながら歩くことができます。

マラ、とは、ワラビーの仲間である小さな有袋類の動物で、現在では絶滅y危惧種に指定されていてなかなか野生を見ることはできません。このマラを先祖にもつマラ族がその昔、最初にエアーズロック(ウルル)に到着した際、キャンプをした場所がマラ散策路の途中にある洞窟です。マラ族は、現在この地に住むアナング族の先祖とされていて、彼らの言い伝えや教訓のチュクルパにも度々登場します。

カンジュの泉は、大きなユーカリの木々とエアーズロック(ウルル)の岩壁に囲まれていて、まるでどこかの森に迷い込んだかのような静寂さを感じることができるでしょう。

名称 マラ散策路(Mala Walks)
住所 Petermann NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で21分
料金 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/mala-walk/

アボリジナル・カルチャー・センター

アボリジナル・カルチャー・センターは、この地に住むアナング族の歴史や文化について、パネルや展示での解説、さらには実演によって学ぶことができる、情報センターです。

建物は、アナング族に言い伝えられている伝説のニシキヘビ、クニヤをかたどっています。チュクルパ・トンネルでアナング族のチュクルパ(言い伝えや教え)を学んだり、実際に彼らが作り上げたアートに触れたり、気に入れば購入することもできます。

インフォメーション・デスクには常時国立公園のレンジャーさんが駐在しているので、国立公園の周り方だけでなく、この地に生息する動植物やアボリジニーの歴史や文化についても聞くことができます。

国立公園入園料を支払っていれば、誰でも無料で訪れることができますし、カルチャー・センターからマラ駐車場までの散策路リル・ウォーのスタート地点になっています。また、カフェやお土産屋さんも併設されているので、ちょっとした休憩や、ここでしか手に入れることができないアボリジニー・アートのお土産などを探すのにも利用できますよ。

名称 アボリジナル・カルチャー・センター(Ulutu Kata-Tjuta Culture Centre)
住所 Uluru Rd, Uluru NT 0872Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で18分
料金 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/cultural-centre/

キャメル・ファーム

キャメルツアーキャメル・ファームは、エアーズロック・リゾート内のツアー用キャンプ場(コーチ・キャンプグラウンド)の近くにあり、国立公園の外に位置しますが、遠くからエアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)の姿を見ることができる絶景スポットです。

このキャメル・ファームでは、午前と午後の1日2回、45分間のキャメル・ライドが楽しめる「キャメル・エクスプレス」と、日の入りを拝みながらキャメル・ライドを楽しむ「ラクダで行くサンライズ・ツアー」、砂漠に落ちていく太陽をキャメル・ライドで眺める「ラクダで行くサンセット・ツアー」を催行しています。

どのツアーもとても人気で、ラクダの頭数に限りがあるので、興味がある方は早めにご予約されることをお勧めします!

名称 キャメル・ファーム (Camel Farm)
住所 10 Kali Cct, Yulara NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートを15分間隔で巡回するシャトルバスにてコーチ・キャンプグラウンド下車、徒歩3分
料金 ファームを外から観察するのは無料。ツアー参加には各ツアー料金がかかる
Web https://www.parks.sa.gov.au/find-a-park/Browse_by_region/kangaroo-island/kelly-hill-conservation-park



エアーズロック周辺の観光スポット

マウントオルガ(カタジュタ)

エアーズロック(ウルル)に行ったら、せっかくなのでその周辺の観光スポットも見てみたいです!周辺にはどのような観光スポットがありますか?そして、どの観光スポットが一番人気がありますか?
エアーズロック(ウルル)があるウルル・カタジュタ国立公園内には、36個の奇岩が集まったマウントオルガ(カタジュタ)は、そして、エアーズロックから約300m離れた場所に、キングスキャニオンがあります。どちらもとても人気の観光スポットなので、それぞれを詳しく説明しますね!

エアーズロックを訪れる観光客の一番の目的は巨大な一枚岩であるエアーズロック(ウルル)ですが、ほとんどの方は同じ国立公園内にあるマウントオルガ(カタジュタ)も滞在中に訪れます。また、エアーズロックに2泊以上する方は、迫力のある赤土の渓谷のハイキングを楽しめるキングスキャニオンへぜひ足を運んでみてください!

マウントオルガ(カタジュタ)

カタジュタ・マウント・オルガ

マウントオルガ(カタジュタ)は、エアーズロック(ウルル)から西に約30km、エアーズロック・リゾートから、約50kmの位置します。エアーズロックのウルルと同様、以前はマウントオルガと呼ばれたが、1995年にアボリジニの正式な呼び方、カタジュタに名前が改められました。

エアーズロック(ウルル)と同じ、「ウルル・カタジュタ国立公園」の中にあり、マウントオルガ(カタジュタ)へ行くには、3日間有効の国立公園入園券を購入する必要があります。これは、名前の通り、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)との共通入園券となっている。

マウントオルガ(カタジュタ)「オルガ」は、ドイツの王妃の名前から取られました。マウントオルガの正式名称、「カタジュタ」とは、アボリジニの言葉で「沢山の頭」という意味です。6個の丸い岩のドームからなり、高いものは460mの高さがあります。

マウントオルガ(カタジュタ)には2つの散策路があり、ウォルパ渓谷散策路(Walpa Gorge)と、風の谷散策路(Vallry of the Winds)の2つがある。

風の谷散策路は、「風の谷のナウシカ」のモデルになったと一般的に言われているが、公式にはスタジオジブリによって否定されています。しかしながら、第二展望台付近の風の谷で見ることのできる風景は、確かにアニメで見る地形に似ていて、名称も一致するので、後は実際に自分の目で判断してみるといいかもしれません。

風の谷には第一展望台と第二展望台の2つがあり、第一展望台までは往復約1時間、第二展望台へ行くには、往復約3時間かかります。第一展望台より先は、エアーズロック同様、気温が36度を超えると散策路は閉鎖され、夏季の午後はほぼ毎日閉鎖となるので注意が必要です。

ツアーに参加する場合、ツアーによって、ウォルパ渓谷散策路に行くか、あるいは風の谷散策路に行くか、風の谷散策路の場合でも第一展望台までしか行く時間がないか、あるいは第二展望台まで行く時間があるかの確認をした方がいいでしょう。

名称 マウントオルガ(カタジュタ)
住所 Petermann NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で40分
料金 国立公園入園料:大人 $38、子ども(17歳以下) 無料
Web https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/kata-tjuta-the-olgas

キングスキャニオン

キングスキャニオン

キングスキャニオンは、エアーズロックより約300km、時間にして途中休憩も入れると約4時間かかるため、通常エアーズロックより1日ツアー(AAT KINGS社のみ運行、英語ツアーのみ)で参加して訪れます。

その他、エアーズロック、あるいはアリススプリングス出発の2泊以上のキャンプツアーで、このキングキャニオンが含まれているツアーもあります。日本人には大ヒット映画、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケが、この周辺で行われたことで有名です。

キングスキャニオンは、ワタルカ国立公園にあり、ここの国立公園は入園無料。キングスキャニオンには、クリーク・ウォークとキャニオン・リム・ウォークの2つの散策路があります。クリークウォークは、キングスキャニオンの谷底を、小川のキングス・クリークに沿ってある散策路。行程差もほとんどなく、約1時間程度で往復できる初心者向けのコースです。

一方、キャニオン・リム・ウォークは、270メートルの断崖、キングスキャニオンに登り、約3-4時間かかります。キングスキャニオンの谷の上部を散策する道で、途中エデンの園、ロストシティなどのポイントがあるので、長いハイキング・コースですが、道中は見所がいっぱいです。

最初のキングスキャニオンの谷の上部に登るのに、最初、結構な急な坂を登りますが、一度登ってしまえば、後は割合平坦なので、頑張って最初の坂を上り切りましょう。このキャニオン・リム・ウォークも、エアースロック同様、36度を超えると閉鎖となるので、なるべく真夏の時期を避けた方がベターです。

宿泊施設は、キングスキャニオン・リゾートのみがあり、手ごろな料金の共同部屋のバックパッカーから、4スターホテルまで各種あるので、時間に余裕がある場合は、このキングスキャニオン・リゾートに泊まってゆっくり過ごすのもまた、アウトバックでのいい思い出になるはずです。

名称 キングスキャニオン(Kings Canyon)
住所 Petermann NT 0872(Google Map
アクセス エアーズロック・リゾートより車で1時間10分
料金 無料
Web https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/watarrka-national-park




エアーズロック出発のオプショナルツアー

エアーズロックのオプショナルツアー

オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。

どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。

エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください

日本語・ウルルふもとめぐりとサンセット・ツアー

カルチャー・センター、ウルルのふもとめぐり、そしてウルルのサンセットを満喫する日本語でご案内の午後ツアーです。

まずはアボリジニーの歴史と文化の資料館カルチャーセンターを見学します。アボリジニーの工芸品をお土産として購入したり、カフェにて休憩することもできます。その後、ウルルのふもとにあるクニヤ・ウォークと呼ばれる散策路へご案内します。クニヤ・ジュクルパと呼ばれる先住民の神話に耳を傾けます。
そしてウルルのふもと10km以上に及ぶ外周道路をぐるりと一周、車窓から観光します。アボリジニーにとって大切な場所(聖地)をご覧いただくこともできます。

ウルルサンセット会場では、オーストラリア産スパークリングワインとおつまみを楽しみながら、太陽が沈むとともにウルルの色が刻々と変化する様子をご覧ください。

催行曜日 月曜、木曜、土曜
料金 (BBQディナーなし)大人 $245 / 子供 $175 → 大人 $235 / 子供 $170
(BBQディナー追加)大人 $235 / 子供 $165
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16651/

日本語・ウルル・サンライズとカタジュタ・ツアー

ウルル(エアーズロック)の東側に位置するウルル・サンライズ会場「タリングル・ニャクンジャク」にて夜明けの最初の光が砂漠の平原をゆっくりと横断する様子、そして朝日が地平線に近づくにつれて段々とその姿を現すウルルの様子を、コーヒー・紅茶で身体を暖めながらお楽しみ下さい。

その後、同じウルル・カタジュタ国立公園内にある36個の巨大な岩のドームの集まりカタジュタ(マウント・オルガ)へ。カタジュタ展望台で記念撮影したあと、ウォルパ渓谷の散策をします。ウルルとはまた違うカタジュタの迫力を感じてください。

催行曜日 月曜、木曜、土曜
料金 大人 $249 / 子供 $175 → 大人 $239 / 子供 $170
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16650/

キングスキャニオン1日観光(エアーズロック発着)

キングス・キャニオンに行く1日ツアー。早朝に出発、広大な砂漠が広がるダイナミックな風景を楽しみながらキングス・キャニオンに向かいます。キングス・キャニオンでは、2通りの楽しみ方が用意されています。体力に自身のある方は、3時間のトレッキングへどうぞ。

絶壁の岩肌を伝い、キャニオンの縁まで登れば素晴らしい眺望が足元に広がります。壮大なスケールを肌で感じてください。

また、3時間は「ちょっと」と言うお客様は、キャニオンの谷を散策することも可能です。こちらの方が易しい道のりになっています。経験豊富なガイドによる説明付きです(英語)。

催行曜日 2024年4月~2024年11月:毎日
2024年12月~2025年3月:11月:火曜日を除く毎日
料金 大人 $329 / 子供 $230 → 大人 $319 / 子供 $225
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/1696/

【ヘリコプター】ウルルとカタジュタ

ウルル・カタジュタ国立公園の2大観光スポット、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)を、ヘリコプターに乗って上空より鳥の目線でご覧いただきます。

観光ガイドブックなどで見慣れているエアーズロック(ウルル)の形は、上から見ると実は円形ではないことに驚くことでしょう。

ホテルから空港への往復バス送迎もついています。お申し込みの際に、お好きなフライト時間帯をお選びください。

催行曜日 毎日
料金 大人 $315 / 子供 $315 → 大人 $309 / 子供 $309
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/3065/

セグウェイでウルル一周

ガソリンを一切使わず、電気動力でガスを排出しない、環境にとても優しいのりものセグウェイ。

アクセルやブレーキの操作はなく、乗っている人の体の重心移動によってその動きを制御します。このセグウェイに乗って、一周約12kmあるウルル(エアーズロック)の麓を、経験豊かなガイドと共に一周します。

道中は風の風化でできた洞穴やそこに描かれた先住民族アボリジニの壁画、枯れることのない泉など、要所要所の解説もあります。ご希望のお客様は、音声ガイドを装着し、日本語で解説を聞くこともできます!

催行曜日 毎日
料金 大人 $209 / 子供 $209 → 大人 $204 / 子供 $204
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16612/

[サンセット鑑賞付き] フィールド・オブ・ライト・スター・パス

ウルル(エアーズロック)のサンセット鑑賞と、世界的にもその名前を広く知られるアーティスト、ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションをスパークリング・ワインとおつまみと共にお楽しみください。

このツアーでは、フィールド・オブ・ライト展示会場に隣接する「小高い丘」へ登って、ウルルのサンセット、及びフィールド・オブ・ライトのイルミネーションを見学することができます。

催行曜日 毎日
料金 大人 $118 / 子供 75 → 大人 $114 / 子供 $73
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/14138/

ウィンジリ・ウィル・ショー・トワイライト

夜空に感動を呼ぶ最新のテクノロジーによるドローンショー!

ラムス社(RAMUS)が、デザイン・制作したドローン、音と光のショーを通じて、エアーズロック・リゾートは、この度アナング族に代々伝わるカルトゥカジャラからウルルまでのマラの物語をみなさまにご紹介いたします。

イベントの名称ともなっている「ウィンジリ ウィル」とは、地元のアナング族のピジャンジャジャラ語で「広い地平線を見渡す美しい景色」を意味します。

このドローンやレーザー光線を巧みに操作することにより、アニメーション化された映像が夜空を照らす息をのむような音と光のショーは、最新テクノロジーを駆使し、何世代にも亘り受け継がれてきたアナング族の古いマラの物語に命を吹き込みます。

催行曜日 毎日
料金 大人 $190 / 子供 95 → 大人 $184 / 子供 $89
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/17690/



エアーズロックのホテル

エアーズロックにはホテルは6軒しかなく、そのうちの5軒はエアーズロック・リゾートというリゾートエリアの中にあります。

エアーズロック、及び周辺のエリアは先住民のアボリジニの人たちの土地でもあり厳しい保護、規制が敷かれていることもあり、観光の他には産業がありません。

その為、観光客の立ち入りが禁止されている先住民の居住地を除けば、「ユーラーラー(Yulala)」という、人口1000人程のごく小さい街が1つあるだけになります。

このユーラーラーにエアーズロック・リゾートの5軒のホテル、セイルズ イン ザ デザート、デザート ガーデンズ ホテル、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ、ロスト キャメル、エミュ ウォークアパートメントがあります。

残りの1軒のホテルはロンギチュード131°という、ユーラーラーから少し離れた砂漠の中にある、ラグジュアリーテント・スタイルの、オールインクルーシブ型のホテルになります。

エアーズロックのホテルは、オーストラリアの他の地域のホテルと比較し、料金が高めとなっています。

これはエアーズロックにはホテルの軒数、客室数が少なく、都市から遠く離れた遠隔地であり、資材、食材そして人件費などのホテル運営コストが高くなることがあります。

エアーズロックのホテルは、2019年の10月のエアーズロック登山禁止となるまで、連日満室状態が続いていましたが、現在そのブームも落ち着き以前よりも部屋の取りやすい状態となっています。

しかしながら、エアーズロックには宿泊施設がわずか6軒しかなく、シーズン中は1室の空きがなく満室になることもあります。

現地到着後に宿泊場所を探そうという気は起こさず、必ず事前に宿泊場所の予約を済ませておくようにしてください。

セイルズ イン ザ デザート

セイルズインザデザート

セイルズ イン ザ デザートは、エアーズロックリゾートの中で最も高級なデラックスカテゴリーのホテルになります。

ホテルのロビーエリアの外観は、白いヨットの帆をイメージした造りとなっており、先住民アボリジニのアナング族の文化と、モダンな現代文化が高次元で融合された内装デザインになっています。

セイルズ イン ザ デザート内には、日本語サービスデスクが設置され、日本からお越しのお客様に対し、質の高い日本語サービスを提供しています。

ホテルの標準的な客室である「スーペリアルーム」は、37平米の広い客室にクイーンサイズのベッドが2台のツインルーム、または、キングサイズベッド1台のお部屋になります。

スーペリアルームのツインには追加料金にてエクストラベッド1台を入れることができ、ベッドはあわせて3台となりますが、最大5名様まで1部屋に宿泊可能になっています。

セイルズ イン ザ デザートには、広いテラスの付く「テラスルーム」、リビングとベッドルームに分かれ、バルコニーも付いた「デラックススイート」もございます。

館内レストランである「イルカリ」では、バイキングスタイルの朝食と、バイキングとアラカルト料理の夕食を提供しています。

ロビーエリアには、「ウォルパ ロビーバー」があり、軽食とドリンクを楽しむことができます。

その他セイルズ イン ザ デザートには、エステ・マッサージをお楽しみいただける「レッドオカー スパ」、アボリジニの人たちによる優れたアート作品の観賞、購入できる「マルガラ ギャラリー」がございます。

2020年7月まで客室の改装工事をおこなっており、改装後の客室は全室バスタブなしの部屋になります。

ホテル名 セイルズ イン ザ デザート(Sails in the Desert)
住所 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/sails-in-the-desert

デザート ガーデンズ ホテル

デザートガーデンズホテルデザート ガーデンズ ホテルは、その名前の通り「砂漠の庭園」に、2階建ての客室棟があるスーペリアカテゴリーのホテルになります。

デザート ガーデンズ ホテルには「ガーデンビュー」、「デザートデラックス」、「デラックスロックビュー」の3種類の客室があります。

最も部屋数の多いベーシックな客室は「ガーデンビュー」と呼ばれ、2階建ての客室棟の1階となっています。

ガーデンビューは29平米ありダブルベッド2台のツインルームとなり、バスタブがこの部屋タイプにはありません。

公式にはガーデンビューの客室にエクストラベッドを入れることはできませんが、取扱旅行会社によっては追加料金にてエクストラベッド1台を入れることのできる契約を持っているところもあり、最大4名様まで宿泊可能となっています。

デザートデラックスは34平米とガーデンビューより広く、2階建て宿泊棟の2階部分を占めます。

デザートデラックスにはバスタブがあり、ダウブルベッド2台のツインルームとキングベッド1台の2種類があります。

追加料金にてエクストラベッド1台を入れることが可能で、ツインルームの場合は最大5名まで、キングルームの場合は3名まで1室に滞在可能です。

デラックスロックビューは、デザートデラックスの客室のうち、部屋またはバルコニーからエアーズロックが見える部屋になります。

デザートデラックスと部屋タイプは同じ、エアーズロックが見えるかどうかの違いとなります。

デザート ガーデンズ ホテルのデラックスロックビューの客室が、エアーズロックリゾートのホテルでは、唯一エアーズロックが見える客室となります。

デザート ガーデンズ ホテルの館内には。バイキングの朝食、軽めの昼食と夕食を提供する「マンガータ ビストロ & バー」と、アラカルトメニューの夕食を提供する「アングリ グリル & レストラン」の2つのレストランがございます。

ホテル名 デザート ガーデンズ ホテル(Desert Gardens Hotel)
住所 1 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/desert-gardens-hotel




アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ

アウトバックパイオニアホテル&ロッジアウトバック パイオニア ホテル & ロッジは、オーストラリアの他の都市と比較して料金の高いエアーズロックのホテルの中では最も安価な宿泊施設となります。

同じ敷地に一般的なホテル客室のアウトバック パイオニア ホテルエコノミータイプの客室と共同部屋のアウトバック パイオニア ロッジがあり、フロントとロビーは共有しています。

アウトバック パイオニア ホテルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、一般のスタンダードホテルと同程度の客室、バスルームが部屋にあります。

26平米のクイーンベッド1台とシングルベッド1台のツインルームになり、追加料金でエクストラベッド1台をいれることができ、最大5名まで1室を利用することが可能です。

アウトバック パイオニア ロッジでは、大きく分けると個室の部屋と共同部屋の2種類があります。

個室タイプの部屋は「バジェットルーム」と呼ばれ、シャワー・トイレ付きの部屋とシャワー・トイレなしの部屋の2種類があります。

バジェットルームのシャワー・トイレ付きの客室は、20平米の広さの部屋に2段ベッドが2台、最大で4名まで1室に宿泊可能です。

バジェットルームのシャワー・トイレなしの客室は、13平米の広さの部屋に2段ベッド1台とクイーンサイズのベッド1台、最大で4名まで宿泊可能です。

シャワー・トイレは、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジに共同の設備があり、それを利用していただきます。

アウトバック パイオニア ロッジの共同部屋は、英語では「ドミトリー(Domitory)」と呼ばれ、「4名男女ミックス・ドミトリー」、「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」の3種類となります。

「4名男女ミックス・ドミトリー」は、男女の性別の指定のない、2段ベッド2台がある4人部屋となり、若干20名ドミトリーより値段が高くなっています。

「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」は、それぞれ2段ベッドが10台ある大部屋になり、名前の通り男女別の部屋になっています。

どのタイプのドミトリーもシャワー・トイレの設備が部屋にはありませんが、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ館内に共同のシャワー・トイレの設備があります。

館内には、バイキング朝食と季節によって夕食時にオープンするカジュアルなレストラン「バウハウス・レストラン」と、ご自身で肉を選んで焼くセルフクック・バーベキューが人気の「アウトバック・パイオニア・BBQ」の2つのレストランがあります。

ホテル名 アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge)
住所 2 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/outback-pioneer-hotel

ロスト キャメル

ロストキャメル

ロスト キャメルは2018年7月にオープンした、エアーズロックのホテルの中では最も新しく、モダンなブティックスタイルのホテルです。

ホテル館内には飲食設備はありませんが、エアーズロックの中心地と言えるショッピング・スクエアに隣接し、カジュアルなダイニングを楽しめるゲッコーズカフェ、あるいはすぐ隣のセイルズ イン ザ デザートのレストラン等も利用できるので困ることはありません。

ロスト キャメルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、広さは22平米とエアーズロックのホテルの中では小さ目ですが、明るい色調で機能的にまとめられており、狭さを感じません。

バスタブはありませんが、独立したシャワーとトイレ、オープンプランの洗面台が備わります。

ベッドはクイーンサイズ1台、または分割可能なキングベッド1台となり、キングベッドを分割してツインルームとして利用も可能です。

エクストラベッドは入れることができませんが、最大3名様で1室を利用することができます。

ります。

ホテル名 ロスト キャメル(The Lost Camel)
住所 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/the-lost-camel-hotel

エミュ ウォーク アパートメント

エミュウォークアパートメント

エミュウォーク アパートメントは、エアーズロックでは唯一のアパートメント・スタイルの宿泊施設となります。

館内には飲食設備はありませんが、エアーズロック・リゾートの中心地ショッピングスクエアに隣接していますので、不便さを感じることはありません。

チェックイン、チェックアウト等、ホテル・フロントサービスは、すぐ隣のデザート ガーデン ホテルのフロントを利用します。

エミュウォーク アパートメントの客室は、「1ベッドルーム・アパートメント」と「2ベッドルーム・アパートメント」の2種類があります。

「1ベッドルーム・アパートメント」は、55平米のゆったりしたスペースを使い、キングベッド1台の入る独立したベッドルーム、ソファベッドのあるリビング、そしてキッチンがあり、最大4名様まで利用可能です。

「2ベッドルーム・アパートメント」は、74平米の客室に2つのベッドルームとソファベッドのあるリビング、キッチンがあります。

2つのベッドルームには、クイーンサイズのベッド1台とシングルベッド2台が入っており、最大で6名様まで宿泊可能、家族旅行、グループでの旅行に最適です。

ホテル名 エミュウォーク アパートメント(Emu Walk Apaartments)
住所 3 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/emu-walk-apartments

ロンギチュード 131°

ロンギチュード131°

ロンギチュード131°は、エアーズロックのホテルの中では、もっともラグジュアリーなホテルとなります。

他のエアーズロックのホテルは、エアーズロック・リゾートの中にありますが、このロンギチュード131°のみ離れた砂漠の中にあり、わずか16室のサファリスタイルのゲストテントが点在するという、広大なレッドセンターの大地と圧倒的なエアーズロックの存在を満喫できる宿泊施設になっています。

宿泊プランはオールインクルーシブのみとなり、料金には宿泊料金の他、エアーズロック空港往復送迎、滞在中の食事、飲み物、ロンギチュード131°主催のツアーが含まれています。

部屋(テント)は「ラグジュアリーテント」と「デューンテント」の2種類あり、それぞれエクストラベッド1台を入れることが可能です。

ロンギチュード131°の料金に含まれる空港送迎、ツアーは英語になりますが、追加料金で日本語でのご案内に変更することが可能です。

ロンギチュード131°へは、同ホテルの車両しか立ち入れないため、AAT Kings社などのホテル外部のツアーには基本参加できませんのでご注意ください。

最低2泊以上の宿泊、2名様以上での申し込みが必要となり、10歳未満のお子様は宿泊することはできません

ホテル名 ロンギチュード131°(Longitude 131°)
住所 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872
ホテルランク
webサイト https://longitude131.com.au/



エアーズロック(ウルル)に関するよくある質問(FAQ)

エアーズロック(ウルル)とはどんなところですか?

オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。

エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。

よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。

エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。

しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。

オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。

アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。

その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。

エアーズロック(ウルル)の観光スポット、見所を教えてください。

エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。

また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。

ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介します。

  1. ウルル・サンセット観賞エリア
  2. ウルル・サンライズ観賞エリア
  3. クニヤ散策路(クニヤ・ウォーク)
  4. マラ散策路(マラ・ウォーク)
  5. アボリジナル・カルチャー・センター
  6. キャメル・ファーム

エアーズロックの周辺には以下のような観光スポット、見所があります。

  1. マウントオルガ(カタジュタ)
  2. キングスキャニオン
エアーズロック(ウルル)への行き方、アクセスを教えてください。

エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。

最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。

アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。

エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。

エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。

加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。

アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。

ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。

エアーズロック(ウルル)出発のオプショナルツアーはどのようなものがありますか?

オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。

どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。

エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください

エアーズロックの観光情報



エアーズロックの旅行手配

トラベルドンキーでは、エアーズロックのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

エアーズロックを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

エアーズロック旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いエアーズロック旅行になりますよ。

エアーズロックのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

オーストラリアには約830種類の鳥類が生息しており、その約45%がオーストラリアの固有種であり、世界の固有の鳥類の10種に1種が、オーストラリアにし即しています。

オーストラリアの鳥は、その特徴的な外観、鳴き声など、日本の野生界では見ることのできない、ユニークま鳥が多く、コアラやカンガルー等と同様に、オーストラリアを訪れる国外からの観光客に人気となっています。

そのような、魅力あふれるオーストラリアの鳥たちをご紹介いたします。

また、バードウォッチングに最適な知られざる観光地も併せてご紹介させていただきます。




エミュー

オーストラリア 鳥

エミューは、オーストラリアの固有種オーストラリアの国鳥に指定されています。

ダチョウに次いで大きな鳥で、体長は1.6mから1.9mほどですが、翼は退化して小さくなり、20cmくらいしか飛び上がることが出来ません。その代わり、50km/hの速さで走ることが出来ます。水浴びも好きで、泳ぐことも出来ます。

繁殖期にはメスは10個から20個ほどの卵を産みますが、卵を温めたりヒナの世話をするのはオスの仕事です。

独特の鳴き声は、ポンポンとドラムを叩くような音です。

熱帯雨林気候区を除いたオーストラリアのほぼ全域に生息しています。



カソワリ

オーストラリア 鳥

カソワリは、別名ヒクイドリと呼ばれる大型の鳥で、1.2mから1.5mほどの体長は、ダチョウ、エミューに次ぐ大きさです。

オーストラリア北東部の熱帯雨林に生息しており、硬いトサカを持ち、首は鮮やかな青色、首筋は赤色をし、全体的には黒毛で覆われています。

足は太く、爪も非常に鋭くなっています。

オスよりメスの方が大きく、メスの方が色味もカラフルになっています。

警戒心が非常に強く、野生で人間と面すると攻撃してくることもあるので注意が必要です。

キュランダ村近郊の熱帯雨林や、ケアンズの南130kmほどのミッションビーチ一帯に生息数が多くなっていますが、絶滅危惧種に指定されています。

ヒクイドリは、赤い喉元の肉球が火に見えて、火球を食べているように見えることから火喰い鳥(ヒクイドリ)と呼ばれるようになったそうです。




ワライカワセミ

オーストラリア 鳥

ワライカワセミは、ニューサウスウェールズ州の州鳥に指定されています。

オーストラリア東部と南西部、タスマニア島の一部に生息する大型のカワセミで、人間の笑い声に似た独特の鳴き方をします。

縄張り意識が強く、常に群れで行動をしています。

主にネズミやヘビなどを好んで捕食します。



レインボーロリキート

オーストラリア 鳥

レインボーロリキートは、日本語名ゴシキインコのことで、鮮やかな身体の色が特徴のインコです。

オーストラリア東海岸エリアに広く生息しており、名前の通り、青や緑、黄色にオレンジなどカラフルなインコです。

郊外の森だけでなく、シドニーやブリスベン等の都会でもよく見かけることができます。

レインボーロリキートは、群れで行動し、主にフルーツや虫などを食べています。

警戒心が薄く、動物園の餌を盗み食いに飛んでくる図々しさも持っています。

マグパイ

マグパイ

オーストラリアのマグパイは、オーストラリアを代表する鳥類の一つで、カラスに似た外見を持つ、黒と白の羽毛を持ち、その美しい歌声で知られています。

この鳥はオーストラリア大陸のほとんどの地域に広く分布しており、特に都市部や郊外にも適応して生息しています。マグパイはカササギ科に属し、主に地上で活動します。

体長はカラスより一回り小さく、約37から43センチメートルです。強く、尖ったくちばしを持ち、地面にいる獲物を捕らえるのに適しています。

繁殖期には巣を守るために攻撃的になり、たまたまその巣の近くを通りがかると、頭上から急降下で人間を攻撃することもあるので注意が必要です。

クレステッドピジョン

クレステッドピジョンオーストラリアのクレステッドピジョンは、オーストラリア固有の鳥類であり、その名前の通り、頭に特徴的な冠羽(クレスト)を持つハトの一種です。

乾燥した草原や軽木林、農耕地など、オーストラリアのさまざまな環境に適応して生息しています。

クレステッドピジョンは、体長約30から34センチメートルの中型の鳥で、灰色と茶色がかった羽毛、そして目立つ黒と白のストライプが特徴です。最も識別しやすい特徴は、頭の上にある顕著な冠羽(クレスト)です。

飛び立つときに翼が発する特有の音で知られており、この音は彼らの一つの識別特徴となっています。

主に地面で食事をし、種子、穀物、小さな果実などを食べます。

クレステッドピジョンはオーストラリアの都市部や郊外にも適応しており、公園や庭園で見かけることがあります。人間による環境変化に比較的順応性が高いため、生息数は安定していると考えられています。

その美しい外見と独特の音で、オーストラリアの野鳥観察者にとって人気のある種です。

モモイロインコ

モモイロインコ

オーストラリアのモモイロインコは、オーストラリア大陸に広く分布している美しい鳥類で、その愛らしい外見と社交的な性格で知られています。

ピンク色の胸と顔、灰色の羽、そして白い冠羽が特徴的なこの鳥は、オーストラリアの野生生物の象徴の一つです。

モモイロインコは中程度のサイズで、体長は約30から35センチメートル。体の下部は鮮やかなピンク色で、上部は灰色です。若い個体は成鳥よりも色が薄いことが多いです。

非常に社交的で、大きな群れを形成して生活することが多いです。人間の住む地域にもよく現れ、時には食べ物を求めて人に近づくこともあります。 主に地面で食事をし、種子、穀物、果実、花の蜜などを食べます。

オーストラリアのほぼ全域に分布しており、乾燥した草原から都市部の公園まで、さまざまな環境に適応しています。

シルバーガル

シルバーガル

シルバーガルは、オーストラリア沿岸部に広く分布する最も一般的なカモメの一種です。

この小さなカモメは、オーストラリアのビーチ、湾、河口、そして海岸近くの都市部や田舎でも見られます。シルバーガルはその名の通り、銀色の羽毛が特徴的で、白い体と鮮やかな赤いくちばし及び足が特徴です。

体長は約40-45センチメートルで、主に白色の体に、背中と翼が銀灰色の羽毛で覆われています。成鳥のくちばしと足は鮮やかな赤色で、若い個体はより薄い色をしています。

繁殖期には群れを作って繁殖地に集まります。地面に巣を作り、1回の繁殖期に2-3個の卵を産みます。卵は約3週間で孵化します。

シルバーガルは雑食性で、魚、甲殻類、昆虫、人間の残飯など幅広い食物を食べます。都市部では、公園やビーチで食べ物を探す姿がよく見られ、時には人間から直接食べ物をもらうこともあります

シルバーガルはオーストラリアの海岸線を象徴する存在であり、観光地では特にポピュラーな鳥です。しかし、増えすぎた個体群が都市部で問題を引き起こすこともあります。例えば、ゴミを漁る行動が衛生問題を引き起こしたり、野外での食事中に食べ物を奪いにくることがあります。

アカクサインコ

オーストラリア 鳥

アカクサインコは、オーストラリア南東部に広く生息しているインコで、特に、ゴールドコーストの山間部、ラミントン国立公園やブルックリン国立公園などでよく見掛けます。

体長35cmほどの大型のインコで、群れで生活していることが多いです。




コッカトゥー(キバタン)

オーストラリア 鳥

コッカトゥー(キバタン)は、オーストラリアの東海岸全域とキンバリー地区に生息しているシロオウムです。

頭に角のような黄色い羽が飛び出ているのが特徴で、怒っているときは、この角羽が逆立ちます。

日本では野生のオウムは珍しいかと思いますが、オーストラリアでは山間から、シドニーのような大きな都市まで、どこでも生息しています。

残念ながら鳴き声はあまり美しくなく、どちらかというと低い声でギャーギャー鳴くので、やかましい!! というのが本音ですw

ハミルトン島のホテルに宿泊すると、バルコニーによく飛んできます。

オーストラリアンペリカン

オーストラリア 鳥

オーストラリアンペリカンは、世界最大のペリカンで、内陸の乾燥帯を除き、オーストラリアのほぼ全域に生息しています。

ペリカンは世界に7種がいますが、このオーストラリアンペリカンは、体長160cmから190cmほどあり、まさに世界一の大きさです。

映画「ファインディング・ニモ」のナイジェルのモデルになったペリカンとしても有名です。

ケアンズのトリニティ湾、ゴールドコーストのブロードウォーター、シドニーのフィッシュマーケット近くなどで、じっくりと観察することが出来ます。



ブラックスワン

オーストラリア 鳥

ブラックスワンは、その名の通り黒鳥のことで、ウェスタンオーストラリア州に多くの個体が生息しています。

特に、ウェスタンオーストラリア州の州都パース近郊のモンガー湖は、ブラックスワンの生息地として非常に有名です。

ブラックスワンは、白鳥と大きさはほぼ同じです。ただ、オーストラリアには白鳥はほとんど生息していません。

ブラックスワンは長距離を飛ぶことが出来る鳥ですが、大抵は水際で群れを作って生活しています。

水草などを食べ、オスとメスがペアで土の上か浅い水の中に巣を作ります。

フェアリーペンギン

オーストラリア 鳥

フェアリーペンギンは、オーストラリアの南東部およびタスマニア島で見られる、別名コビトペンギンです。

現在、オーストラリアでは11種類のペンギンの生息が確認されていますが、一番多く分布しているのがフェアリーペンギンです。

ビクトリア州メルボルン郊外のフィリップ島、タスマニア島のビシェノー、サウスオーストラリア州のカンガルー島やビクターハーバー、ウェスタンオーストラリア州のロッキンハムがフェアリーペンギンの観察で有名な場所です。

特に、フィリップ島の隊列して海から浜辺に上がって来るペンギンパレードは、観光資源として有名です。

フィリップ島のペンギンパレードのツアーはこちら




ブラッシュターキー

オーストラリア 鳥

ブラッシュターキーは、オーストラリアの固有種のツカツクリ亜目の鳥で、日本語名はヤブツカツクリと呼ばれています。

一見するとシチメンチョウのようですが、別の種になります

枯葉や草を集めて塚をつくり、それを巣にする習性があるためヤブツカツクリという名前がつきました。

カソワリと同じで、メスが卵を産んだ後、卵を温めたりヒナを育てるのはオスの役目になっています。

オーストラリアの東部の山間部に生息しています。

ジャビル

オーストラリア 鳥

ジャビルは、コウノトリの一種で、優美な姿が特徴です。

カカドゥ国立公園イエローウォーターに生息する鳥で、オスは黒い目、メスは黄色い目をしています。

赤く長い足は幼鳥のときは黒く、成長とともに赤くなって来ます。



バードウォッチングにオススメの知られざる観光地

大自然の大陸オーストラリアには、バードウォッチングに適した観光地がたくさんあります。

ケアンズの市街地の目の前の海トリニティ湾はオーストラリアンペリカンが生息しており、またシギやチドリなどの渡り鳥が飛来してくることでも有名な場所ですし、キュランダ観光時にはヤブツカツクリやキバタン、運が良ければカソワリを見掛けることもあります。

ゴールドコーストから訪れるラミントン国立公園ではアカサクインコを始めとした各種インコやオウム、有名なリージェント・バウワーバードなどを見掛けることもあります。

パース近郊のモンガー湖ではブラックスワンの観察が出来ます。

これ以外に、オーストラリア旅行でバードウォッチングにフォーカスした時にオススメの知られざる観光地がありますので、こちらでご紹介したいと思います。

イエローウォーター

オーストラリア 鳥

イエローウォーターは、ダーウィン南東部に広がるカカドゥ国立公園にある大湿原で、250万羽の野鳥が集まるバードサンクチュアリです。

クーインダという集落からクルーズボートに乗り込みこの大湿原を訪れます。

ボートで静かに進んでいくと、高い木の枝には湿原の王者シロハラウミワシの姿を見掛け、その後ろにはカササギガンが何千羽という単位で群れています。

多くの渡り鳥、上述のジャビル、ペリカン、ツルなどの大型の水鳥たちが羽を休めている姿をご覧いただけます。

イエローウォーターではオーストラリア全土で見られる鳥の35%ほどが確認されています

オススメの時期は、鳥が集中する4月から10月の乾季のころ、特に鳥の動きが活発な早朝のクルーズにご参加されることをオススメします。

イエローウォーターの記事はこちらのリンクより

イエローウォーターのツアーはこちらのリンクより

ロードハウ島

オーストラリア 鳥

ロードハウ島は、シドニーから北東へ770km、飛行機で2時間ほどのタスマン海に浮かんでいる全長11kmほどの孤島です。

島にはこの島にしか生息していない絶滅危惧種の鳥でクイナの仲間のウッドヘンや各種アジサシなど166種の鳥が生息しています。

元来天敵が少なく、自然保護が徹底している理由で、この島の鳥は人間を怖がりません。そのため、繁殖期には親鳥が卵を温めている様子やヒナに餌を与えている様子などを間近に見ることができ、バードウォッチャーや自然愛好家には大変魅力的な島となっています。

ロードハウ島へはシドニーとブリスベンからカンタス航空の直行便が飛んでいますが、人気路線なので、12月から2月のハイシーズンの予約は早めにされることをオススメします。

オーストラリアの動植物



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)やアクティビティのご紹介やご予約を承っています。

オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。

オーストラリア旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なオーストラリア旅行のお手伝いをせていただきます。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

日本のおよそ5倍の広大な国土を持つオーストラリア、その国内の大都市間の移動手段は、やはり飛行機による移動が中心となります。

オーストラリアの航空会社をご存知でしょうか。

尾翼のカンガルーマークでお馴染みのカンタス航空や、日本でも活躍するLCCの牽引役ジェットスター航空、ヴァージングループで世界に名を馳せるヴァージンオーストラリア航空、この辺りが有名どころでしょうか。しかしながら、オーストラリアの航空会社はこれだけではありません。

新型コロナウィルスによる行動規制の間は、オーストラリア発着の国際線はオーストラリア人が帰国する為のごく一部国際線を除いて全面停止、オーストラリア国内線もシドニー・メルボルン等、主要都市を結ぶごく一部の路線のみ限られた本数のみ運行されていました。

既にオーストラリアでは、新型コロナウィルスはほぼ既存のインフルエンザ並みの扱いになり、ほぼ全ての行動規制が緩和されていますが、国内線に関してはほぼコロナ前に近い状態まで、その運行状況は戻っています。

国際線に関しては、まだコロナ前の水準までは戻っていませんが、2023年後半から2024年初めにかけてには多くの路線でコロナ前の水準に戻ると予想されています。

本稿では、定期就航路線を有しているオーストラリアの航空会社について、オーストラリア在住の現地スタッフがご案内いたします!




オーストラリアの航空輸送の特徴

順位 出発地 到着地 距離(km) 人数
1 チェジュ ソウル(金浦) 449 16,068,983
2 札幌 東京(羽田) 835 10,216,765
3 福岡 東京(羽田) 889 9,894,296
4 ハノイ ホーチミン 1171 8,562,009
5 ジェッダ リヤド 857 7,371,119
6 シドニー メルボルン 705 6,996,156
7 ムンバイ デリー 1150 6,941,947
8 東京(羽田) 那覇 1573 6,910,809
9 ジャカルタ デンパサール 991 6,741,923
10 北京 上海 1081 6,321,194

出典:2022年 OAG

オーストラリアの航空会社をご紹介する前に、オーストラリアの航空輸送の特徴について触れておきたいと思います。

上の表は、2022年の世界の旅客便路線ごとの旅客数ランキングの統計です。

東京(羽田・成田)発着の路線が上位を占めるのは当然として、注目したいのが6位にオーストラリアのシドニー/メルボルン間の路線がランクインしている点です。

オーストラリアの人口は2,500万人程度で、シドニーとメルボルンの人口は併せても1,000万人に届くか届かないかと言ったところです。にも関わらず、人口の多い国や都市が占めるこのランキングの上位にオーストラリアの路線が入る事実は特筆すべきことです。

オーストラリアは圧倒的に人口が少ないものの、広大な国土面積を有するために都市間の距離が非常に離れているため、航空機での移動が頻繁に行われるという特徴があります。

経済学で輸送の比較に使われる単位に「人キロ」があります。例えば、羽田発福岡行きの全日空271便に180人が搭乗して880kmの距離を移動したとき、180人 x 880km = 158,400人キロ の輸送があったと定義付けします。

これによると、コロナ禍前の2019年の日本国内の航空機輸送は、7,780,131千人キロであったのに対し、オーストラリア国内の航空機輸送は、76,850千人キロでした(The World Bank統計より)。

オーストラリアは人口は少なくても、移動距離が長いことにより、輸送が大きく行われていることが示唆されています。

また、オーストラリアの航空会社の航空サービスの特徴として、シドニーとメルボルンを結ぶような都市間路線の他に、各都市を拠点にして地方空港にサービスを展開する小規模な地方航空会社が散在している点が挙げられます。しかも、その中には交通インフラとしては必要なのに、民間では収支が釣り合わないような地方路線もあり、そのために公営の航空会社も存在しています。

以下では、このような日本とは異なる背景下のオーストラリアで展開する大手主要航空会社と、地方航空会社をご紹介していきたいと思います。



カンタス航空

オーストラリア 航空会社

カンタス航空(Qantas Airways)は、オーストラリアのシドニーを拠点とする大手航空会社で、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアです。

国際線、国内線ともに緻密な旅客便ネットワークを構築し、同時に国内外の貨物の運搬にも注力しています。

尾翼にはカンガルーのマークが描かれており、一目でオーストラリアの航空会社であることが判ります。

世界で3番目に古い歴史ある航空会社で、2020年に創業100周年を迎えました

オーストラリアから世界の全ての大陸に自社便を運行している航空会社で、年に一度、南極大陸への遊覧飛行も実施しています。

必然的に長距離路線が多くなるカンタス航空ですが、現在のカンタス航空の最長路線はパース/ロンドン間の直行便で、飛行時間は17時間30分となっています。これは、世界で3番目の長距離路線となっていますが、カンタス航空は間も無くシドニー/ニューヨーク間の直行便を就航させる計画で、実現すれば20時間近いフライトとなり、間違いなく世界最長路線となる見込みです。

新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年9月より東京(羽田)・シドニー線を再開、その後東京(羽田)・ブリスベン線、東京(成田)・メルボルン線も再開されました。

新型コロナウィルスのパンデミック前までは、大阪(関西)・シドニー線が運行されていましたが、現時点ではまだ再開の予定は発表されていません。代わりにジェットスター航空が2024年4月から運航を開始するので、このまま大阪・シドニーはジェットスター航空に運行を移管されるものと思われます。

東京・シドニー線では、コロナ前まではボーイング747、ジャンボジェット機が使用されていましたが、コロナ後の運航再開からは、エアバスA300-300に機材が変更され、カンタス航空の全てのボーイング747は退役となりました。

傘下にはLCCのジェットスターオーストラリア航空(後述)を携え、また、カンタスリンク航空の名を冠したグループ会社を率いています。

オーストラリア 航空会社

国際線のエコノミークラスの機内食は、量が多くないことが有名です。

基本的に、選択式のワンプレートミールにパンとドリンクが提供されるのが一般的です。

オーストラリア 航空会社

国内線でも軽食とドリンクのサービスがありますが、エコノミークラスのアルコールサービスに関してはパース発着の中距離路線を除いて有料となっています。

ジャンキーな軽食が多いので、ご利用の際にはご注意くださいね。

オーストラリア 航空会社

国内外の主要空港にはカンタスラウンジがあり、カンタスフリークエントフライヤープログラム上級会員の方や、ワンワールドの提携航空会社のマイレージプログラム上級会員の方は、ラウンジサービスをご利用いただけます。

オーストラリア 航空会社

カンタス航空の特徴として、キャビンアテンダントに男性スタッフが多いパイロットに女性スタッフが多い点が挙げられます。

この社風は、男女参画社会を早くから築いて来たオーストラリアならではと言えます。

カンタス航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;

カンタス航空って、どういう会社?!

名称 カンタス航空 (Qantas Airways)
拠点 シドニー空港
アライアンス ワンワールド
ウェブサイト https://www.qantas.com/




ヴァージン オーストラリア航空

オーストラリア 航空会社

ヴァージン オーストラリア航空(Virgin Australia)は、カンタス航空に次ぐオーストラリアのフルサービスキャリアで、エアラインコードはVAです。

尾翼のロゴからも判るように、イギリスのVirginグループを起源とする航空会社ですが、現在は完全な別会社となっています。

ヴァージン オーストラリア航空をご利用いただく際にお気をつけいただきたいのが、同社はスターアライアンスグループではなく、スカイチームに属している点です。どうしてもヴァージン アトランティック航空(VS)のイメージが先行してしまい、VSと言えばスターアライアンスの創設メンバーなのだから、当然ヴァージン オーストラリア航空もスターアライアンス所属であろうと思ってしまうのですが、同社はスカイチームの航空会社ですので、お気をつけください。

2000年にヴァージンブルー(DJ)航空としてシドニー/ブリスベン間の国内線で就航した航空会社で、開業当初はLCCの位置付けでした。

2005年にヴァージングループからPatrick Corporation傘下に入り、2011年にUX現在のヴァージン オーストラリア航空(VA)に社名を変更しました。

ヴァージン オーストラリア航空の拠点はクイーンズランド州の州都ブリスベンです。

ブリスベンをハブとして、ソロモン諸島共和国ホニアラや、バヌアツ、トンガなど南太平洋の島国へのネットワークを拡充し、ついに期待されていた日本乗り入れ、東京(羽田)・ブリスベン線を2020年3月29日より開始することが発表されました。

東京・ブリスベン線のチケットの販売も開始されましたが、運悪く新型コロナウィルスのパンデミックが世界を襲い、オーストラリア政府はオーストラリア人、永住者等を除き、オーストラリアへの入国を禁止、ヴァージン・オーストラリア航空による東京・ブリスベン線運行開始も延期となりました。

新型コロナウィルスの影響は予想を超えて長期化かつほとんどの航空便の運航を停止しなければならない事態となり、ヴァージン・オーストラリア航空は元々経営的に厳しかったこともあり、2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請及び管財人の選任を行い、その管財人の管理下におかれました。

管財人管理下の状態でもごく少数の便の運航は継続され、2020年8月にアメリカのヘッジファンドへ売却が完了、その後徐々にオーストラリアの国内線の運航路線・便数を増加させてきています。

中止されていた日本路線は、経営破綻後も羽田空港の発着枠を維持し続け、就航地をブリスベンからケアンズに変えて、2023年6月28日よりヴァージン・オーストラリア航空は東京・ケアンズ間のフライトを開始しました。

運航は1日1便、デイリーでの運航されており、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。

エコノミークラス、エコノミーXクラス、そしてビジネスクラスの3クラスが設定されています。

念願の日本線就航を果たしたヴァージン・オーストラリア航空ですが、就航から1年たった2024年7月、2025年2月24日をもって同路線の運行を中止することを発表しました。

廃止の理由として、予想に反して日本からオーストラリアへ訪れる旅行客の需要が低迷し、継続的な運航が困難な状況であるとしています。

オーストラリア 航空会社

ヴァージン オーストラリア航空の国内線のエコノミークラスでは、アルコール以外のドリンクと、スナック類が提供されます。

最近では、リンゴがそのままサーブされるという、何ともオーストラリアらしいサービスも見られます。

オーストラリア 航空会社

国際線の機内食は、ジャンクフードが多い印象です。

上の写真は、ブリスベン発ロスアンゼルス行きで提供されたオーストラリア名物のチキンシュニッツェルです。この脂っこいメニューを日本人の方が完食するのはなかなか大変だと思います。

オーストラリア 航空会社

ヴァージン オーストラリア航空の保有機材は、Boeing737-800を主軸とし、Boeing737-700、Airbus330-200、Boeing777-300ERなどとなっています。

なお、B737のエコノミークラスのシートは厚い造りになっていて、シートピッチは残念ながら広くありません。

ただし、新しい機材ではUSBポートやエンタメシステムが内蔵されているシリーズもあります。

オーストラリア 航空会社

オーストラリア国内の主要空港にはヴァージン オーストラリア航空のヴェロシティクラブラウンジがあり、マイレージプログラムVelocity Programの上級会員の方と、スカイチームの航空会社のマイレージ上級会員の方がご利用いただけます。

ただ、JALのサクララウンジなどと比較すると、ラウンジのサービスはかなり簡素な内容となっています。

ヴァージンオーストラリア航空の裏技

ヴァージンオーストラリア航空は、スカイチーム加盟の航空会社で、同じくスカイチームに属するハワイアン航空の多くの便とコードシェアしています。ハワイアン航空を利用する際に、ハワイアン航空のウェブサイトでハワイアン航空の便名のチケットを購入するよりも、ヴァージン オーストラリア航空のウェブサイトで同便のコードシェアであるヴァージン オーストラリア航空の便名でチケットを購入する方がお得になることが多々あります。ハワイアン航空をご利用の際には、是非、裏技としてチェックしてみてください!

 

ヴァージン オーストラリア航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;

ヴァージン・オーストラリア、ってどんな航空会社?!

名称 ヴァージン オーストラリア航空 (Virgin Australia)
拠点 ブリスベン空港
アライアンス スカイチーム
ウェブサイト https://www.virginaustralia.com/



ジェットスター航空

オーストラリア 航空会社

*かつては大型機ではA330-200も保有していましたが, 現在はB787-8に置き換わっています.

ジェットスター オーストラリア航空(Jet Star)は、カンタス航空の100パーセント子会社で、オーストラリアを代表する格安航空会社(LCC)です。

日本でお馴染みのジェットスター ジャパン(GK)、シンガポールでお馴染みのジェットスター アジア(3K)のグループ会社となり、ジェットスター オーストラリア航空(以下ジェットスター航空)のエアラインコードはJQとなっています。

メルボルンに拠点を置き、2004年に国内線で就航を始め、現在では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、シンガポール、ニュージーランド、ハワイ、南太平洋の島々などに国際線を飛ばしています。

新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年7月より東京(成田)・ケアンズ線と大阪(関西)・ケアンズ線を再開、2022年8月より東京(成田)・ゴールドコースト線も再開されました。

2024年2月に東京・ゴールドコースト線が休止され、代わりに東京(成田)・ブリスベン線が開設されています。

2024年4月からは、運休されいたカンタス航空代わり、ジェットスター航空が大阪(関西)・シドニー線の運行を開始します。

保有機材はAirbus320/321とBoeing787-8です。

LCCですのでシートピッチは極めて狭く、少々の覚悟が必要です。

オーストラリア 航空会社

*ジェットスター航空のA320の普通席の足元はかなり窮屈.

特に、A320では31列目まで設定のある極狭仕様になっており、一般の方で、シドニー/パース、ケアンズ/デンパサールなどの4時間前後のフライトが限界だと思います。

英語話者の方は、足元の広い1列目、非常席で足元の広い12列目と13列目がオススメです。

ただし、これらの席は非常時にスタッフのヘルプを求められるので英語話者でなければならないと規定されており、当該の席にアロケートされている際は、搭乗時に英語のチェックがありますのでご注意ください(英語でのコミュニケーションが不可と判定されると、席の移動となり、座席指定料の差額は返金されません。満席時には搭乗不可となりますので特にご注意ください。)。

オーストラリア 航空会

*A320/321の1列目は足元スペースがかなり広めです. ただし,肘掛の中にテーブルが収納されているので,左右の窮屈感は拭えません.

オーストラリア 航空会社

*普通席と比較すると圧倒的な足元の広さの13列目.肘掛も普通席と同様のつくりです.

特にオススメは13列目です。12列目の席はリクライニングしないので、13列目は圧倒的な広さを占有することが出来ます。

オーストラリア 航空会社

*画像クリックで拡大

12・13列目の非常席に座ると、非常時に求められるアクションについて、離陸前にキャビンアテンダントより確認があり、上写真のインストラクションの一読を求められます。

ジェットスター航空はLCCではありますが、B787にはビジネスクラスを設定しており、フルサービスキャリアで言うところのプレミアムエコノミークラスレベルのサービスを提供しています。JALとのコードシェア便では、JALのウェブサイトで同席はプレミアムエコノミークラスとして販売されています。

オーストラリア 航空会社

*2020年12月現在のジェットスター航空国内線のメニュー 画像クリックで左側のみ拡大

機内食やブランケットなどのコンフォートグッズ、機内エンタメシステムの利用、カンタス航空フリークエントフライヤープログラムのマイレージ加算、ビジネスクラスの方の空港ラウンジサービスの利用などは全てオプション扱いで有料となります。

機内でもサービスの販売をしていますが、現金精算は出来ず、クレジットカード決済のみとなりますので、ご注意ください。

ジェットスター航空についての関連情報は、下記の記事を是非ご参照ください。

名称 ジェットスター オーストラリア航空 (Jet Star Australia)
拠点 メルボルン空港
アライアンス なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入)
ウェブサイト https://www.jetstar.com/

リージョナル エクスプレス航空 

オーストラリア 航空会社

リージョナル エクスプレス航空(rex. Regional Express)は、ニューサウスウェルズ州のシドニー空港近くのマスコットに本社を置く地方路線専門の航空会社で、地方路線にフォーカスしたエアラインとしてはオーストラリア最大手となります。

エアラインコードはZLで、ニューサウスウェールズ州のシドニー、ビクトリア州のメルボルン、クイーンズランド州のブリスベンとケアンズとタウンズビル、サウスオーストラリア州のアデレード、ウェスタンオーストラリア州のパースに拠点を置き路線を張り巡らしている他、タスマニア州でも運行をしています。

主力機材はSaab 340シリーズで、Metro 23も保有しています。

2002年に設立された航空会社で、地方路線の拡充に努めて来ましたが、2021年にはBoeing737-800を導入して、シドニー/メルボルン線に就航する計画になっています。また、Saab 340シリーズをATRシリーズに置き換え、更なる地方路線の拡大に注力していくことが発表されています。

オーストラリアでは、今後の展開が気になる注目のエアラインのひとつです。

名称 リージョナル・エクスプレス航空 (Regional Express)
拠点 シドニー空港、メルボルン空港、アデレード空港、パース空港、タウンズビル空港、ケアンズ空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.rex.com.au/




エアー ノース

オーストラリア 航空会社

エアー ノース(Air North)は、ノーザンテリトリー準州の州都ダーウィンを拠点とする航空会社です。

国内線は、ウェスタンオーストラリア州のパースや各地方空港に、クイーンズランド州へはケアンズなどに、国際線ではインドネシアや東ティモールの各地など21の国内外の都市に定期就航しています。

創業は1978年、定期就航便の運行を開始したのは1981年です。

エアラインコードはTLで、航空連合RegionalLink Airlinesの主要メンバーの一社となっています。

保有機材はエンブラエルEMB170を主軸としています。

サービスはフルサービスキャリアとなっており、フリークエントフライヤーの乗客はカンタス航空のカンタスクラブラウンジを利用出来ます

名称 エアー ノース (Air North)
拠点 ダーウィン空港
アライアンス なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入)
ウェブサイト https://www.airnorth.com.au/

アライアンス航空

オーストラリア 航空会社

アライアンス航空(Alliance Airlines)は、クイーンズランド州のブリスベンに拠点を置く航空会社で、エアラインコードはQQです。

フォッカーの総合総社とも揶揄されるアライアンス航空は、保有する約40機の機材全てがFokker(F100、F70、F50)となっています。日本ではなかなか乗ることができないフォッカーに搭乗したいという航空ファンの方にはオススメのエアラインです。

2002年に運行を開始し、現在ではオーストラリアの44都市と、パプアニューギニアのポートモレスビーに定期運行をしています。

日本の大手旅行会社のチャーターツアーにも利用された実績があるフルサービスキャリアです。

名称 アライアンス航空 (Alliance Airlines)
拠点 ブリスベン空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.allianceairlines.com.au/



スカイトランス航空

オーストラリア 航空会社

スカイトランス航空(Sky Trans)は、クイーンズランド州のケアンズを拠点とするクイーンズランド州営の航空会社で、エアラインコードはQNです。

1993年に定期就航を開始し、現在は、ケアンズを起点に、ケープヨーク半島の各地、タウンズビル、クックタウンなどに就航しています。また、ブリスベンからも郊外空港に路線を展開しています。

主軸機材はDash 8-100とCessna 208 Caravanです。

予約がコンファームされても、当該便の予約者数が少なかった場合は直前になって欠航になることがよくありますので、利用の際には少々注意が必要です。

名称 スカイトランス航空 (Sky Trans)
拠点 ケアンズ空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.skytrans.com.au/

フライ ペリカン

オーストラリア 航空会社

フライベリカン(Fly Pelican)は、2015年に定期就航を開始したニューサウスウェールズ州のニューカッスルに拠点を置く地方航空会社で、エアラインコードはFPです。

保有機材はJet Stream 32で、シドニーやニューカッスルを始めとしたニューサウスウェールズ州の各地方空港と、首都特別区であるキャンベラ空港に路線を展開しています。

2021年にはクイーンズランド州のサンシャインコースト空港に乗り入れることが決まっており、今後、更なる路線拡張が期待される航空会社のひとつです。

マイレージプログラムはヴァージンオーストラリア航空のベロシティクラブに対応していますが、スカイチームに加盟する航空会社ではありませんのでご注意ください。

名称 フライ ペリカン (Fly Pelican)
拠点 ニューカッスル空港
アライアンス ヴァージンオーストラリア航空ベロシティクラブに参加
ウェブサイト https://flypelican.com.au/




リンク航空

オーストラリア 航空会社

*画像出典:リンク航空公式サイトより

リンク航空(LINK AIRWAYS)は、クイーンズランド州ブリスベンを拠点とする地方航空会社で、エアラインコードはFCです。

保有機材はSaab 340BとMetro 23で、ニューサウスウェールズ州のシドニー他各地方空港、クイーンズランド州ブリスベン、タスマニア州ホバート、ビクトリア州メルボルン(エッセンドン)、首都キャンベラなどに定期就航しています。

地方航空会社ではありますが、運賃の安さに定評があり、オーストラリア国内では、ローカルに人気のエアラインのひとつとなっています。

名称 リンク航空 (Link Airways)
拠点 ブリスベン空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.linkairways.com/

シャープ航空

オーストラリア 航空会社

*画像出典:シャープ航空公式サイトより

シャープ航空(Sharp Airlines)は、1990年に定期就航を開始した地方航空会社で、ビクトリア州のハミルトンを拠点としています。

ビクトリア州メルボルンのエッセンドン空港とタスマニア州のロンセストン空港を起点とし、オーストラリア南部の各地方空港に路線を展開しています。

また、2019年からはニューサウスウェールズ州の地方空港にもメルボルンから就航を開始しています。

機材はMetro 23、Cessna 441などを保有しています。

名称 シャープ航空 (Sharp Airlines)
拠点 ハミルトン(ビクトリア州)
アライアンス

なし

ウェブサイト https://sharpairlines.com/



スキッパーズ航空 

オーストラリア 航空会社

スキッパーズ航空(Skippers Aviation)は、ウェスタンオーストラリア州パースを拠点とする地方航空会社で、同じくウェスタンオーストラリア州のブルーム空港を第2のハブ空港としています。

スキッパーズ航空の設立は1990年で、ウェスタンオーストラリア州に点在する鉱山へのアクセス路線として台頭して来ました。

主力機材はEmbraer EMB-120とDash8-300です。

また、ブルームからはアクセスが困難なキンバリー地域の観光需要にも応えています。 

エアラインコードはHKです。

名称 スキッパーズ航空 (Skippers Aviation)
拠点 パース空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.skippers.com.au/

コブハム エアー

オーストラリア 航空会社

コブハム航空(Cobham Air)は、2009年に現在のCobham航空として運行を開始した航空会社で、サウスオーストラリア州アデレードに拠点を置いています。

元々は、カンタスリンク航空の商標を冠し、カンタス航空のグループ会社として運行していましたが、現在は、アデレードに拠点を移し、自社便をサウスオーストラリア州とウェスタンオーストラリア州の地方路線に就航させています。

主力機材はDash 8-400とEmbraer 190で、エアラインコードはNCです。

名称 コブハム エアー (Cobham Air)
拠点 アデレード空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.cobham.com.au/




ボンザ航空

ボンザ航空(Bonza Airlines)は、2023年1月31日より運航を開始した、オーストラリアで最も新しい航空会社です。

ヴァージン・ブルーの元幹部である、ティム・ジョーダンによって設立、2022年初頭の運航開始を目指していましたが、民間航空安全局からの認可取得が遅れによる運航開始の延期、2023年1月12日に認可取得が得られ、2023年1月31日より正式に運航が開始されました。

本社はクイーンズランド州のサンシャインコーストに置き、マイレージプログラムやラウンジの提供などを省いた、格安航空会社(LCC)のビジネスモデルを採用します。

2024年現在は、オーストラリア国内のみ、21都市、38のルートを運行しています。

5機のボーイング737MAXで航空サービスを開始、ボンザ航空では最大60機の航空機を追加導入して、路線を拡大することを計画しています。

機材は全てエコノミー席となり、ボンザ航空はボーイング737MAXを運行する、オーストラリアで最初の航空会社となりました。

ボンザ航空のチケット販売方法は、スマートフォンアプリのみ、WEBサイトでは販売を行わない、という珍しい手法を採用しています。

残念ながら、このボンザ航空のスマートフォンアプリは、対象国の制限が加えられているようで、日本国内からダウンロードすることができない仕様となっているようです。

なお、「Bonza(ボンザ)」は、オーストラリアの古い方言で、「素晴らしい」「最高な」等の意味があります。

名称 ボンザ航空 (Bonza Airlines)
拠点 サンシャインコースト空港
アライアンス なし
ウェブサイト https://www.flybonza.com/



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)やアクティビティのご紹介やご予約を承っています。

オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。

オーストラリア旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なオーストラリア旅行のお手伝いをせていただきます。

オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!