世界のほとんどの国へビザ(入国査証)なしで観光旅行にいける、「世界最強」とも言われる日本のパスポート。

そのような日本のパスポートでも、オーストラリアへの観光旅行には、「ETAS(イータス)」という観光ビザが必要になります。

あまり日本人の行かないような国に旅行に行く場合は、ビザ取得の必要・不要を注意をする人が多いと思いますが、日本人にとって一般的な観光地であるオーストラリアでまさかビザの取得が必要になると思っていない人が多く見受けられます。

実際日本の出発空港でチェックインの段階で入国に必要なETASを取得していなく、飛行機に搭乗できずに出発できなかったという話もよくあります。

そのオーストラリアへの観光旅行に必要となるビザ、ETAS(イータス)の取得条件、有効期間、申請方法などを詳しくご説明いたします。

本情報の注意事項

新型コロナウィルスのパンデミック以後、2020年3月よりオーストラリアは厳格な国境往来の規制を行ってきましたが、2022年3月21日より大幅に出入国規制が緩和され、現在は新型コロナウィルス関連の行動規制はほぼ撤廃され、ほぼインフルエンザ並みの扱いとなっています。

オーストラリア出入国に関する新型コロナウィルスの規制も廃止され、日本からオーストラリア訪問も新型コロナ前と同じように可能となっています。

新型コロナ前と同様に、観光、商用でのオーストラリア訪問には、ETAS(イータス)の取得が必要となりますが、現在はETASの取得は、オーストラリア内務省のスマートフォン・アプリ「AustralianETA」からの申請、取得のみ可能となっています

以前可能だったオーストラリア内務省のETAS申請WEBサイトは停止、旅行代理店、ビザ取得代行業者は代理申請業務の受託を停止しています。

オーストラリアに観光旅行でビザは必要?

はい、オーストラリアへの観光旅行に、短期の滞在の観光であっても、オーストラリア入国の為のビザ(査証)の取得は必要です。

日本のパスポートは「信用度世界1位」「世界最強のパスポート」というようなことを、ニュースなどで目にしたことがあると思います。

日本のパスポートでビザ(入国査証)を取得せずに短期の観光目的で旅行できる国は、2021年現在で193か国、シンガポール、韓国とは僅差でありながらも世界最多となっており、これが「信用度世界1位」「世界最強のパスポート」と言われる所以になっています。

あまり観光では訪れないような国を除き、日本パスポート所持者は世界のほぼ全ての国・地域へ、ビザ取得無しで観光旅行に訪れることができます。

多くの日本人観光客が訪れるポピュラーな国の中で、短期の観光目的の旅行でビザ取得が必要となる数少ない国の1つが、オーストラリアです。

オーストラリアを観光で訪れるのに必要なビザが、「ETAS(イータス)」と呼ばれるビザになります。




オーストラリアの観光ビザ、ETAS(イータス)とは?

オーストラリアを観光目的で訪れる際に、取得が必要となるオーストラリア観光ビザ、「ETAS(イータス」とは、どのようなものでしょうか。

前述の通りほとんどの国・地域に、ビザなしで渡航できる日本人にとって、ビザの取得は大使館・領事館に必要書類をそろえて申請し、取得に手間がかかるうようなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

オーストラリアの観光ビザであるETAS(イータス)は、「Electric Travel Authority System」の頭文字をとっていますが、この正式名称の名前が示す通り「電子旅行許可システム」となっています。

つまり、ETAS(イータス)の申請、入国の成否結果、ビザの発行は、全てオンラインで処理されます。

このシステム(ETAS)を通じて発行された許可を、ETA(イーティーエー、Electric Travel Authority、電子許可証)と呼びます。

申請者(旅行者)の名前、生年月日、パスポート情報等を、オーストラリア移民局のシステムに登録し、問題がなければETA(イーティーエー)が発給され、その記録がオーストラリア移民局のシステムに保存されます。

オーストラリア内務省、オーストラリア大使館では、この短期旅行者に利用されるビザを、そのビザ(電子許可証)そのものを指すETAを使う場合が多いですが、日本の旅行会社、航空会社等では、そのETAを取得する仕組み全体の呼び名としてETAS(イータス)と呼ぶことが一般的です。

ETAS(イータス)は電子ビザ

一般的に持たれている「ビザ」のイメージは、ビザの発給を受けた後、その証となるスタンプ、またはシールがパスポートに貼られる、だと思います。

オーストラリアの観光ビザであるETAS(イータス)には、そのスタンプ、またはシールがありません。

ETAS(イータス)は前述の通り電子申請から発給まで全てオンラインで完結する「電子ビザ」のため、パスポートへのスタンプやシールがありません。

オーストラリアへ向かう航空機のチェックイン時に、オーストラリアに入国する為の有効なETAS(イータス)または他のビザをもっているか、航空会社職員がチェックしますが、この時航空会社の職員は、名前やパスポート情報等を、オーストラリア移民局にホストコンピューターに接続されているシステムに入力して照会を行います。

オーストラリアに到着した後の入国審査も同様に、名前やパスポート情報を元に、ETAS(イータス)またはその他のビザの確認を行います。

このように従来のパスポートへのスタンプやシール貼付のビザとは違う概念の、新しい「電子ビザ」となっています。

なお、オーストラリア内務省では全てのビザに分類番号をつけていますが、ETAS(ETA)は「Subclass 601」になります。

ETAS(イータス)の取得条件概要

ETAS(イータス)を申請でき、取得できる条件の概要は以下の通りです。

  • 日本など、ETAS対象国のパスポートを所持
  • 訪問目的が「観光」「親族訪問」「商用」であること
  • 3か月間以内の滞在であること
  • 健康であり犯罪歴がないこと
  • 申請時にオーストラリア国外にいること
  • 有効なオーストラリアのビザを所持していないこと

ETAS(イータス)が申請できるパスポート

ETAS(イータス)を申請できるのは、日本を含む以下のパスポート所持者に限られます。

  • アンドラ
  • オーストリア
  • ベルギー
  • ブルネイ
  • カナダ
  • デンマーク
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • 香港
  • アイスランド
  • アイルランド
  • イタリア
  • 日本
  • リヒテンシュタイン
  • ルクセンブルク
  • マレーシア
  • マルタ
  • モナコ
  • ノルウェーポルトガル
  • サンマリノ共和国
  • シンガポール
  • 韓国
  • スペイン
  • スウェーデン
  • スイス
  • 台湾(公式または外交パスポートを除く)
  • オランダ
  • 英国
  • アメリカ合衆国
  • バチカン市

ヨーロッパの多くの国は、ETAS(Subclass 601)と、滞在期間、有効期限、渡航目的がほぼ同じである、eVisitor(Subclass 651)も利用可能です。これらのヨーロッパの国々は、ETASの取得ができないことから、これらの国の訪問者はeVisitor(Subclass 651)が利用されています。



ETAS(イータス)で入国できる渡航目的

ETAS(イータス)でオーストラリアに入国できる渡航目的は、以下の4つになります。オーストラリアでの最大滞在日数は、1回の滞在が3か月以内となります。

  • 観光旅行
  • 家族・知人訪問
  • 商用旅行
  • 勉強・訓練(保育、医療除く)

ETAS(イータス)の資格で行える「商用」の行動範囲は、以下の通りとなります。

  • 一般的なビジネスまたは雇用に関する問い合わせをすること
  • ビジネス契約の調査、交渉、締結または見直し
  • 政府公式訪問の一環として活動を行う
  • 会議、見本市、セミナーに参加

ETASの資格で、できないことは以下の通りです。

  • オーストラリアに拠点を置く企業や組織で働く、またはサービスを提供する。
  • 商品またはサービスを一般大衆に直接販売する

ETAS(イータス)の種類

ETAS(イータス)で発行されるビザには、そのオーストラリアへへの渡航目的により、「観光ETA」と「短期商用ETA」の2種類あります。

  • 観光を目的とする渡航:観光ETA(V VISITOR ETA)
  • 商用を目的とする渡航:短期商用ETA(BS SHORT ETA)

「観光ETA」は、観光、及び家族・知人訪問を主たる目的として、オーストラリアへ渡航する人に発行されます。

「短期商用ETA」は、企業からの出張、展示会・国際会議への出席などを渡航目的とする人に発行されます。このビザではオーストラリア国内で働き、賃金を得ることはできません。

この2つは、申請方法、申請できる資格は同じ、単に申請時に渡航目的を「観光」とするか「商用」にするかの違いとなります。「商用」として申請した場合でも、特に書類を提出したりする必要はありません。

ETAS(イータス)の最大滞在日数

ETAS(イータス)の最大可能滞在日数は、1回の入国につき3か月以内となります。

但し、パスポートの有効期限がこれより前の場合は、パスポートの有効期限までとなります。

ETAS(イータス)の有効期間

ETAS(イータス)の有効期間は、取得した日より12か月間となります。

ETASは数次ビザとなりますので、有効期間内であれば何度でもオーストラリアに出入国することができ、1回の滞在につき最大3か月間滞在することができます。

但し、パスポートの有効期限日がETASを取得した日から12か月未満の場合、そのパスポート有効期限日までとなります。

パスポートを更新した時点で、取得していたETASは失効し、新たにETASを新しいパスポート情報で取得しなおす必要があります。

ETAS(イータス)の申請料金

オーストラリア政府に対するETAS(イータス)の自体の取得料金は無料ですが、スマートフォン・アプリ「AustralianETA」のシステム利用料(A$20、約1800円)が必要となります。

ETASの取得には、スマートフォン・アプリを利用して申請するのが唯一の方法ちなっているため、このシステム利用料$20を回避して、無料でETASを取得することはできません。

ETAS(イータス)の支払方法

ETAS(イータス)の支払は、スマートフォン・アプリ「AustralianETA」を通して申請時に必要になり、クレジットカード(VISA、MASTER、AMEX)、アップルペイが利用できます。JCBクレジットカード、グーグルペイは利用できません。

ETAS(イータス)の登録証明書

ETAS(イータス)電子ビザとなり、従来のビザのようなパスポートに押印されるスタンプ、あるいはシールがなく、登録証明書はありません。

ETASの申請、登録、発行すべてが電子的に処理される、「ペーパーレス」で完結しています。

申請を行ったスマートフォン・アプリ「AustralianETA」より、ETASが取得されているか、有効期限などを確認することができます。




ETAS(イータス)の申請と取得方法

ETAS(イータス)の申請・取得は、在日オーストラリア大使館、領事館で行うことはできません。

ETASは、オーストラリア内務省のスマートフォン・アプリ「AustralianETA」より申請、取得を行います。

以前はオーストラリア内務省のWebサイトから申請ができましたが、現在そのETAS申請システムは停止しています。

旅行会社、ビザ取得代行業者で以前は申請の代行業務を行っていましたが、現在はそのETAS申請代行の業務の受託を停止しています。これはGDSという主に航空会社の予約を行うシステムを通じてETASの代行取得を行っていましたが、このGDSを通してETASの取得もできなくなったためです。

スマートフォン・アプリ「AustralianETA」を利用して旅行会社等が代理申請を行うことも可能ですが、申請者自身のスマートフォン、パスポートを持参して来店いただく必要があり、申請に時間と手間がかかることから採算にあわず、どこの旅行会社、ビザ取得代行業者とも代理申請を請け負っていません。

その為、現在はスマートフォン・アプリ「AustralianETA」を通し、旅行者自身でETASの申請、取得するのが、事実上唯一の方法となっています。

ここで紹介する方法でETASを申請と取得できるのは、以下のパスポートを所持者となります。

  • ブルネイ
  • カナダ
  • 香港
  • 日本
  • マレーシア
  • シンガポール
  • 韓国
  • アメリカ合衆国

スマートフォンのアプリでETASを申請

ETAS(イータス)の申請、登録をオーストラリア内務省のスマートフォン・アプリ「AustralianETA」を通じて行うことができます。

iPhone、Androidのアプリがダウンロード可能です。

ETASの取得料金は前述の通り無料ですが、$20の「システム利用料」がかかります。

アプリの言語は英語のみとなっており、残念ながら日本語のアプリはありません。

 

オーストラリアの観光ビザ、ETAS(イータス)の申請と取得方法 よくある質問(FAQ)

オーストラリアに観光で旅行に行くのには、ビザが必要と聞きました。どのようなビザを取れば良いですか?

はい、オーストラリアを訪問するのには、短期の観光目的であってもビザ(査証)を取る必要があります。

3か月以内の滞在であれば、ETAS(イータス)と呼ばれるビザを取得します。

オーストラリアの観光ビザであるETAS(イータス)は、「Electric Travel Authority System」の頭文字をとっていますが、この正式名称の名前が示す通り「電子旅行許可システム」となっています。

つまり、ETAS(イータス)の申請、入国の成否結果、ビザの発行は、全てオンラインで処理されます。

このシステム(ETAS)を通じて発行された許可を、ETA(イーティーエー、Electric Travel Authority、電子許可証)と呼びます。

申請者(旅行者)の名前、生年月日、パスポート情報等を、オーストラリア移民局のシステムに登録し、問題がなければETA(イーティーエー)が発給され、その記録がオーストラリア移民局のシステムに保存されます。

オーストラリア内務省、オーストラリア大使館では、この短期旅行者に利用されるビザを、そのビザ(電子許可証)そのものを指すETAを使う場合が多いですが、日本の旅行会社、航空会社等では、そのETAを取得する仕組み全体の呼び名としてETAS(イータス)と呼ぶことが一般的です。

オーストラリアの観光ビザであるETASの更に詳しい情報は以下のリンクを参照してください。

オーストラリアの観光ビザ、ETAS(イータス)の申請方法を教えてください。

ETAS(イータス)の申請・取得は、在日オーストラリア大使館、領事館で行うことはできません。

ETASは、WEBサイト等からオンライン、または旅行代理店、ETAS取得代行業者を通して申請、取得を行います。

  • オーストラリア政府内務省のWEBサイトからETASを申請
  • 日本の旅行代理店に依頼してETASを申請
  • ETAS取得代行業者に依頼してETASを申請
  • スマートフォンのアプリでETASを申請

それぞれの申請・取得方法には、メリット・デメリットがあります。

オーストラリア政府に対する申請料金は、どの方法で行っても無料ですが、オンライン申請システム利用料、あるいは申請手配代行料等、一部の旅行会社で自社のオーストラリア・パッケージ旅行を申し込んだ顧客に特典として無料で申請を行う場合を除き、いずれの方法で申請を行っても何かしらの費用がかかるのが一般的です。

ETASの申請・取得方法に関する詳しい情報は、以下のリンクを参照してください。

ETAS申請時に間違ったパスポート番号で申請しましたが、ETASが取得できました。間違ったパスポート番号のままで問題ないでしょうか?

いいえ、このままではオーストラリアへ向かう飛行機のチェックイン時に問題を指摘され、飛行機に搭乗できません。

ETASは「訂正」ができないので、正しいパスポート番号で、再度ETASを取得し直してください。

ETASのシステムは、パスポート番号とパスポートの名義人名、有効性等のチェックを行っていませんので、パスポート番号、有効満了日等、間違ったパスポート情報でもそのまま取得できてしまいます。

誤ったパスポート情報でETASを取得してしまった場合、取得はできるのですが、飛行機のチェックイン時、万が一そのチェックをすり抜けたとしても、オーストラリア到着後の入国時に問題となり、オーストラリア入国を拒まれることになります。

ETAS(イータス)を持っていれば、必ず入国できますか?

ETAS(イータス)があれば、必ずオーストラリアに入国できる、というものはありません。

他のビザ、他の国でも同様で、最終的な入国・滞在の可否は、入国時の入国審査官によって行われます。

但し、ETASで認められている目的、条件、期間内でオーストラリアに滞在し、ETAS取得時の申請内容に虚偽が無ければ、問題なく入国することができます。

例えばETASを所持して到着、入国時にオーストラリアでの就労や3か月を超えて滞在を疑われたり、犯罪歴があった等申請内容に虚偽があった場合等は、入国審査官によって入国が拒否されます。

既にオーストラリアに入国しています。ETAS(イータス)は、オーストラリア国内にいても申請できますか?

いいえ、ETASはオーストラリアに既に入国している場合、申請をすることはできません。

オーストラリアを一度出国して他国に滞在してから申請してください。

現在ワーキングホリデービザを所持していますが、現在日本にいます。ETAS(イータス)の申請は可能ですか?

いいえ、オーストラリアの他の有効なビザを所持している場合、ETAS(イータス)を申請することはできません。

在日本オーストラリア大使館、または領事館に連絡をとり、ワーキングホリデービザをキャンセルしてから、ETASを申請してください。

ETAS(イータス)の有効期間はどのくらいですか?

ETASの有効期間は、ETASを取得した日から1年間です。

ただし、ETAS有効期間満了日前にパスポートが有効期限を迎えた場合、その時点でETASも無効になります。

ETASはパスポート番号に紐づいています。

パスポート番号は、パスポートを更新した際に、新しいパスポート番号が付与され、パスポート番号が変わります。

ETASを新しいパスポート番号で再度申請して、取得し直す必要があります。

オーストラリアに3か月間滞在しようと思いますが、入国日から1か月後に1年間のETASの有効期限を迎えます。この場合ETAS有効期限の1か月間しかオーストラリアに滞在できませんか?

いいえ、3か月間滞在することが可能です。

オーストラリア入国時点でETASが有効であれば、ETASの条件通り、最大3か月間オーストラリアに滞在することが可能です。

パスポートの有効期限が3か月をきっています。ETAS(イータス)はパスポートの残存期間関係なく、申請することは可能ですか?

はい、ETASはパスポートの残存期間関係なく、申請をすることが可能です。

ただし、パスポートの有効期限を迎えた時点で、そのパスポートで取得したETASも失効しますので、ご注意ください。

オーストラリア内務省のWEBサイトからETAS(イータス)を申請すると$20(約1700円)かかるそうですが、ETAS取得代理店だと1000円で済むようです。何故オーストラリア政府に直接申請するより、代理店を経由した方が安いのですか?

ETAS自体のオーストラリア政府に対する申請料金は無料です。

オーストラリア政府内務省からリンクされているETASの申請サイト、スマートフォンのアプリはともに、開発、運営は民間企業に委託されており、その委託された民間企業が、「システム利用料」として$20を申請者に対して請求しています。

一方旅行会社や取得代行業者は、この一般旅行者の申請システムとは異なった、旅行・航空会社向けのネットワーク・システムを経由してETASを取得している為、この費用がかかりません。

旅行会社、ETAS取得会社は自社の取得の為の手間賃として、各社独自のETAS取得代行料金を設定、顧客に請求しています。

以上の理由により、旅行会社やETAS取得代行会社によってETAS取得代行料金が異なったり、オーストラリア政府内務省のサイトやアプリより安価であることがあります。

オーストラリアに商用目的で渡航しますが、ETAS(イータス)を取得すればいいですか?

はい、「商用」が以下のような行動範囲であれば、ETASを取得してオーストラリアに渡航することができます。

  • 一般的なビジネスまたは雇用に関する問い合わせをすること
  • ビジネス契約の調査、交渉、締結または見直し
  • 政府公式訪問の一環として活動を行う
  • 会議、見本市、セミナーに参加

オーストラリアの企業より賃金を受けることはできません。

ETAS(イータス)の有効期間内に複数回、オーストラリアに出入りします。入国する都度ETASを取得する必要はありませんか?

はい、ETASの有効期間のE取得した日から1年間以内であれば、何度でも入国することが可能、都度ETASを取得し直す必要はありません。

商用目的でオーストラリアに渡航、ETAS(イータス)を取得する予定ですが、申請にあたり何か商用を証明する書類は必要になりますか?

いいえ、特に商用目的、内容を証明する書類を求められることはありません。

ETAS(イータス)の取得条件に「犯罪歴がないこと」とあります。交通違反を犯して反則金を納付したことがありますが、これは「犯罪歴」にあたらいますか?

いいえ、一般的に「犯罪歴がある」というのは、刑事裁判を経て罰金、禁固、懲役の刑事罰が下された経歴、いわゆる「前科」のことを指します。

軽微な交通違反である「反則行為」は、その反則行為に関して争わなければ、正式な刑事裁判を経ずに行政上の手続きのみで完結し、「前科」にならず、「犯罪歴がある」には当たりません。

ただし悪質な交通違反、反則金の納付等を怠った場合など、交通違反でも「刑事処分」となり、罰金、懲役、禁固等の刑事罰が下されれば「犯罪歴がある」にあたります。

重い交通違反、その他の犯罪により過去に罰金、懲役、禁固の刑事罰を受けたことのある人は、ETASの申請の前に、在日本のオーストラリア大使館、領事館に相談してください。

ETAS(イータス)は申請してから取得まで、どのくらいの時間がかかりますか?

オーストラリア内務省のWEBサイト、又はスマートフォンのアプリから申請した場合、申請内容に問題がなければ即時にETASは発行されます。

但し稀に何かしらの理由により、数時間から24時間程度時間がかかる場合があります。

旅行会社、ETAS取得業者に依頼した場合、その依頼先会社において申請を処理する時間が必要となり、会社によって異なりますが、概ね申請代行の申込をしの翌営業日以内となります。

オーストラリアの入国・出国手続き

オーストラリア入国手続き

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このページは、2022年1月20日時点の新型コロナウィルスによるオーストラリアの入国制限に関する情報です。

2023年3月現在、オーストラリアにおいてはぼ全ての新型コロナウィルスに関する行動制限は解除され、オーストラリアへの入国も新型コロナウィルスに関する特別な制限は撤廃されました。

2021年12月15日より、ワクチン接種を完了した日本国籍者は、オーストラリアに検疫無しで入国できるようになりました。

オーストラリアに入国が可能になったのは一部の州に限られますが、観光目的での短期旅行も含まれます。

オーストラリアは2020年3月20日21時以降、新型コロナウィルスの国内への侵入を防ぐ為国境を閉鎖し、原則オーストラリア市民、永住者、及び特別な許可を得た人以外の入国を認めていませんでした。

2021年8月にオーストラリア政府は「オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画」を発表、従来の事実上のコロナゼロ戦略からコロナとの共生に戦略を転換、ワクチン接種率が80%を超えたフェーズCより一部の国・地域に対し国境を開放するというロードマップを示し、国境の再開への期待が高まっていました。

オーストラリア政府は2021年12月1日より、日本国籍を持つワクチン接種完了者の入国を認めると発表、その後オミクロン株の出現により12月15日に延期されていました。

オーストラリアの入国が可能にはなりますが、コロナ前には無かった入国条件、新たな手続が必要になります。

オーストラリアに入国可能になる為の条件

オーストラリアに入国でき、到着後の隔離免除を受けることがえきる条件は、以下の通りです。

  • 日本のパスポートを所持(日本国籍者)
  • 有効なオーストラリアのビザを所持(ETA、電子旅行許可を含む)
  • オーストラリア医薬品行政局(TGA)によって承認された、または認められたワクチン接種を完全に終えていること
  • 日本から直行便で受け入れ可能な州、準州から入国
  • ワクチンの接種証明を提出できること
  • 出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスPCR検査で陰性であること
  • 入国を認めている州・準州より入国すること
  • 日本出発72時間前までに「オーストラリア旅行申請書」(ATD / Australia Travel Declaration)をオンラインで提出すること

オーストラリア連邦政府としては到着後の自主隔離、PCR検査等を義務付けていませんが、オミクロン株の出現、世界的な広がりを受けて、各州・準州政府は日本を含むオーストラリア国外からの到着客に対して、州独自の水際対策の実施を開始しました。

各州政府の行う水際対策に関しては、以下の項目を参照してください。




入国許可の対象となる日本人

この日本パスポートを有する、日本国籍者を対象としたオーストラリア入国許可に関する取り決めは、日本からオーストラリアへの直行便の利用してオーストラリアへ入国する場合のみ適用されます。

つまり第三国に滞在している日本人、または第三国を経由する便でオーストラリアへ到着する日本人は、対象外となります。

オーストラリア入国前、日本に滞在している期間に関して、特に規定はありません。

日本からの入国が認められるオーストラリアのビザ

短期の観光と商用で利用される電子ビザETA(Eelectric Travel Authority)の所持者も、オーストラリア入国に検疫なしで入国が認められます。

その他、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)、学生ビザ(サブクラス500)などの所持者も、同様にオーストラリアへの入国が可能となりました。

TGAによって承認または認められたワクチン

オーストラリア医薬品行政局(TGA)によって、オーストラリア国内での使用が認可された、または入国の条件として認定されたワクチンは以下の通りです。

「完全にワクチン接種が完了」とみなされるのには、免疫化の過程でワクチンの最終投与から少なくとも7日が経過している必要があります。

1回目のワクチンと2回目のワクチンが違う「交差接種」でも、接種したワクチンが下記のワクチンであれば、「完全にワクチン接種が完了」とみなされます。

1回目の接種から少なくとも14日間の間隔をあけて2回目を接種、その最終接種の日から7日以上経過

ファイザーモデルナアストラゼネカ、シノバック、バイオテック、シノファーム、ノババックス、スプートニクV

1回接種した日から7日以上経過

ジョンソンエンドジョンソン

赤字のワクチンは、オーストラリア国内での接種が認可されているワクチンです。その他のワクチンは、これらのワクチンに加えて、入国の接種完了条件として認められたワクチンです。

子供のワクチン接種の例外規定

子供には、入国条件のワクチン接種の完了に関して例外規定があり、以下の場合はワクチン接種完了条件が免除されます。

  • 12歳未満の子供、及び新型コロナワクチンの接種を医学的に免除された子供
  • 12歳から17歳以下のワクチン未接種の子供は、ワクチン接種を完了した大人と同行する場合

日本から入国が認められている州、準州

日本からの入国が認められている州・準州は以下の通りです。

  • ニューサウスウェールズ州(シドニー等)
  • ビクトリア州(メルボルン等)
  • タスマニア州(ホバート等)
  • オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)
  • ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィン等)



ワクチン接種証明書の要件

オーストラリア国外で発行された、ワクチン接種証明書は、以下の要件を満たす必要があります。

ワクチン接種証明書は、紙に印刷されたもの、デジタル形式のもの、どちらも受入れられます。

  • 国または州レベルの当局、または認定されたワクチン接種提供者によって発行されたもの
  • 英語で書かれている、または認定された翻訳がされていること
  • 以下の情報が記載されていること
    • 旅行者のパスポートに記載されている名前
    • 生年月日またはパスポート番号のいずれか
    • ワクチンのブランド名
    • 各接種の日付または免疫化の全コースが完了した日付

日本で発行される「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」(通称:ワクチンパスポート)は、これらの要件に当てはまり、オーストラリア入国に際してワクチン接種証明書として使うことができます。

新型コロナウィルスPCR検査陰性証明書の要件

オーストラリア入国するために、出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスのPCR検査による、陰性証明書の提出が必要となります。

オーストラリア政府による指定の検査機関、陰性証明書の書式はありませんが、陰性証明書には以下の項目が記載されている必要があります。

  • 旅行者の名前と生年月日(生年月日が記載されていない場合は、テスト時の年齢またはパスポート番号でも可)
  • テスト結果(「ネガティブ」や「検出されない」など)
  • 使用した試験方法、例えば、COVID-19(またはSARS-CoV-2) PCR試験
  • 検体の収集日

印刷された書面による提出が推奨されていますが、必要な情報を含む電子記録でも使用することができます。

陰性証明書は英語である必要がありますが、英語による証明書が提出ができない場合、英語への認定された機関による翻訳を添えて使用できる場合もあります。

ワクチン接種を終えている人も、新型コロナウィルスPCR検査による陰性証明書の提出が必要となります。




オーストラリア旅行申請書(ATD)

日本を出発時に12歳3か月以上の旅行者は、出発の少なくとも72時間前までに、オーストラリア旅行申請書(ATD, Australia Travel Declaration)を、オンラインで提出しなければなりません。

このオーストラリア旅行申請書には、以下のような内容となっています。

  • ワクチン接種証明書のアップロード
  • ワクチン接種の申告に虚偽がないことの宣誓
  • オーストラリアへの航空便チェックインの際に、出発前72時間以内に行われたPCR検査の陰性証明書を提示することの確認
  • 最初に到着した州・準州、及び国内移動先の州・準州の検疫要件に従う宣誓
  • オーストラリア入国に必要な検疫手続きを終えていることの宣誓

オーストラリア旅行申請書は、WEBサイト、またはスマートフォンアプリから提出可能ですが、現時点では英語のみとなっています。

州政府の行っているオミクロン株水際対対策

オーストラリア連邦政府としては到着後の自主隔離、PCR検査等を義務付けていませんが、オミクロン株の出現、世界的な広がりを受けて、各州・準州政府は日本を含むオーストラリア国外からの到着客に対して、州独自の水際対策の実施を開始しました。

オーストラリア国外からの入州を認めている、各州・準州政府がオミクロン株の州内侵入と拡散防止を主目的とし、ワクチン接種完了者に対して実施されている水際対策は以下の通りです。

ニューサウスウェールズ州(シドニー等)

  • ニューサウスウェールズ州に到着後、自主隔離先に向かい迅速抗原検査を受け、陰性結果を得るまで自主隔離
  • ニューサウスウェールズ州到着後、6日目に2回目の迅速抗原検査を行う

自主隔離先は自宅、ホテル客室での待機を意味し、外出することはできません。

※ ニューサウスウェールズ州政府の詳細条件:International travel to and from NSW

ビクトリア州(メルボルン等)

  • ビクトリア州の入州申請フォームを提出(International passenger arrivals permit
  • ビクトリア州に到着後、自主隔離先に向かい迅速抗原検査又はPCR検査を受け、陰性結果を得るまで自主隔離

※ ビクトリア州政府の詳細条件:Information for overseas travellers

ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィン等)

  • 入州前7日前から出発までに入州申請フォームの提出(Northern Territory Border Entry Application
  • G2G Nowアプリをダウンロード(GSG Now app
  • ノーザンテリトリー準州到着前の3日以内のPCR検査による陰性証明書
  • ノーザンテリトリー準州に到着後3日以内に迅速抗原検査
  • ノーザンテリトリー準州到着後、6日目に2回目の迅速抗原検査

迅速抗原検査のキットは、ノーザンテリトリー準州到着空港で提供されます。

※ ノーザンテリトリー準州政府の詳細条件:Intrastate and International arrivals

オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)

  • オーストラリア首都特別地域に到着する24時間前以内に入州申告書を提出(Exemption and declaration forms
  • オーストラリア首都特別地域に到着後、24時間以内に行われるPCR検査で陰性結果が出るまで自主隔離
  • オーストラリア首都特別地域到着後、24時間以内にPCR検査(陰性結果がでるまで自主隔離)
  • オーストラリア首都特別地域に到着後、6日目に2回目のPCR検査

オーストラリアの国境再開を決定、日本からは観光客の入国も可能に よくある質問(FAQ)

オーストラリアへ隔離無しで入国できるそうですが、日本へ帰国した後の隔離も免除になりますか?

いいえ、2021年11月現在、隔離免除が公式に発表されているのは、オーストラリア側のみとなっています。

日本側からオーストラリアからの到着した旅行者に対し、隔離期間を免除するという発表はなされていません。

従いまして、オーストラリアから日本へ帰国した後、10日間の自宅などでの自主隔離は引き続き必要となります。

オーストラリアのどの都市、州にも隔離無しで入国することが可能ですか?

いいえ、日本からの入国が認められている州・準州は以下の通りです。

  • ニューサウスウェールズ州(シドニー等)
  • ビクトリア州(メルボルン等)
  • タスマニア州(ホバート等)
  • オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)
  • ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィン等)

その他の州は、ワクチン接種が進んでいないこと、州政府の方針が保守的なこと等より、日本からの直接の入国は認められていません。

今後それらの州・準州でのワクチン接種が進み、入国できる州・準州が順次増えていくと思われます。

現在タイに在住している日本人ですが、オーストラリアにタイから入国することは可能ですか?

いいえ、今回オーストラリアに入国が可能になり、到着後の隔離が免除されるのは、「日本を出発した直行便でオーストラリアに入国」する日本人だけが対象になります。

従って、日本以外に在住し特別な許可を持たない日本人の方は、引き続きオーストラリアに入国することはできません。

日本に在住する韓国籍の永住者ですが、オーストラリアに入国することは可能ですか?

いいえ、今回オーストラリアに入国が可能になり、到着後の隔離が免除されるのは、日本に在住する日本パスポート所持者(日本国籍者)となります。

従いまして、日本のパスポートをお持ちでない場合は、特別な許可を得ていない限り、日本からオーストラリアに入国することはできません。

日本国籍者と同様に2021年12月1日より、韓国パスポートを所持する韓国籍者も、オーストラリアに到着後隔離免除で入国することが可能となります。

ただし、日本国籍者と同様に、「韓国から直行便でオーストラリアに入国する韓国パスポートを所持する韓国籍者」となります。韓国籍の方は、日本から出発せずに一度韓国に滞在、その後オーストラリアに直行便で出発すれば、入国が可能になります。



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このページは、2021年11月11日時点の新型コロナウィルスによるオーストラリアの入国制限に関する情報です。

2023年3月現在、オーストラリアにおいてはぼ全ての新型コロナウィルスに関する行動制限は解除され、オーストラリアへの入国も新型コロナウィルスに関する特別な制限は撤廃されました。

オーストラリアは2020年3月20日21時以降、新型コロナウィルスの国内への侵入を防ぐ為国境を閉鎖し、厳しく管理しています。

オーストラリアに入国することができるのは、オーストラリア市民、永住者、特別な許可を取得した人、トラベルバブルを形成しているニュージーランドからの旅行者に限定されており、日本などオーストラリア国外からのビジネス、観光、留学を目的とする外国人旅行者は、永住権所持者を除き入国することができません。

現在実施されているオーストラリアの入国制限の内容、及び今後予定される緩和策、日本人などの旅行者がオーストラリアを訪れることができるようになる時期の見通し等、最新のオーストラリア入国制限の情報をお伝えします。

この記事は2021年11月11日時点の記事になります。

オーストラリア政府は2021年12月15日より、日本からの短期観光客を含む旅行者の受け入れを再開しました。

最新のオーストラリア入国に関する情報は、以下のページを参照ください。

オーストラリアに特別な許可を得ずに入国できる人

オーストラリアに特別な許可を得ずに入国することができるのは、以下の人たちです。

  • オーストラリア市民
  • オーストラリアの永住者
  • オーストラリア市民または永住者の近親者
  • 通常オーストラリアに居住するニュージーランド市民 とその近親者
  • オーストラリアに飛行機で到着する直前にニュージーランドまたはオーストラリアに14日以上滞在している人
  • 直接の家族を含むオーストラリアに認定された外交官(家族単位の各メンバーは有効なサブクラス995ビザを保持している必要があります)
  • オーストラリアを72時間以内に通過する人
  • 航空会社の乗組員、水先案内人を含む海事の乗組員
  • 政府が承認した季節労働者プログラムまたは太平洋労働スキームに基づいて採用された人
  • ビジネスイノベーションと投資(サブクラス188)ビザを持っている人
  • 「ポストCOVID-19経済回復イベント」ストリームで一時的活動(サブクラス408)ビザを保持し、グローバルビジネスおよびタレントアトラクションタスクフォースによってサポートされている人




オーストラリアに特別な許可を得て入国できる人

オーストラリア国境警備局長官の許可を得て、オーストラリアに入国できるのは、以下の人たちです。

  • COVID-19の対応を支援する目的で、オーストラリア政府または州または準州政府当局の招待を受けて旅行する外国人
  • オーストラリア政府または州または準州政府当局の支援を受けて、オーストラリアへの入国が国益となる外国人
  • 航空救急車、医療避難、重要な医療用品の配達など、重要な医療サービスまたは専門的な医療サービスを提供する外国人
  • 重要なスキルを持っている か、オーストラリアの重要なセクターで働いている外国人
  • Priority Migration Skilled Occupation List(PMSOL)の職業でオーストラリアで働くために、雇用主が後援する外国人
  • 地位協定、連邦軍、アジア太平洋軍および地位協定の一部を形成する者を含む軍人
  • 安全な避難所が求められている関連する州または準州政府の支援を受けて、限られた期間、再プロビジョニングまたは安全上の理由で最も近い指定港で安全な港を探す船舶に居住する人
  • 関連する州または準州政府によって承認され、教育、技能および雇用省によって留学生到着のプロトコルおよび前提条件を満たしていると承認された留学生到着計画に参加するために選択された学生
  • 医科大学の学位を取得した最後の3年間の学生で、オーストラリアの病院または医療機関への配置が確認された証拠がある外国人。配置は次の2か月以内に開始し、オーストラリア国民に医療サービスを提供する必要があります。
  • オーストラリアの教育機関に在籍している高等研究生(研究者による修士号および博士課程の学生を含む)。連邦政府機関からの現在の研究助成金の証拠、または関連する政府機関からの支援により、研究が不可欠であると見なされる理由および/またはオーストラリアの国益とその役割が研究にとってどのように重要である必要があります。
  • 教育、技能および雇用局(DESE)からの承認、および関連する州または準州政府の保健および教育当局からの支援を受けて、11年目および12年目を修了した学生。このプロセスの詳細については、Department of Education、Skills andEmploymentのWebサイトを参照してください。
  • 歯科、看護、または関連医療専門大学の学位を取得した最後の2年間の学生で、オーストラリアの病院または医療機関への配置が確認され、次の2か月以内に開始される証拠がある必要があります。
  • 思いやりのある説得力のある理由で入国する外国人
  • 次の状況での将来の結婚(サブクラス300)ビザ保有者:
    • サブクラス300ビザが付与されている場合。
    • サブクラス300ビザ申請は、旅行免除申請を提出する少なくとも12か月前に提出されました。



オーストラリアへ観光旅行へ行けるようになるのはいつ?

現在も厳しい入国規制を継続しているオーストラリアですが、それではいつ頃日本からの観光を目的とする旅行者の受け入れを再開するのでしょうか?

スコットモリソン首相は、ビクトリア州商工会議所において、11月21日から入国が可能になるシンガポールに続いて、数週間以内に日本と韓国からの旅行者が検疫なしで入国できるようなることを明らかにしました。

ワクチン接種が完了し出発前3日以内の新型コロナウィルス検査で陰性であることを条件になり、ワクチン接種が進んでいるニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及びオーストラリア首都特別地域に、検疫なしで入国することが可能になります。

既にオーストラリアに入国が可能になっているニュージーランドは一般の観光客もオーストラリアに入国可能ですが、日本なども同様に商用ビザ、学生ビザ所持者だけでなく、一般観光客の入国も可能になるのかがまだ明確になっていませんので、今後の政府による発表が待たれます。

また、オーストラリアからの帰国者・旅行者に対する、日本側の入国制限、及び帰国後の隔離措置が撤廃、または大幅に緩和されることにも期待が高まってきています。

観光業界では、オーストラリアと日本との旅行者の往来の再開は、2022年4月以降になるのではとの見通しが一般的でしたが、世界的にも例を見ない程のオーストラリアにおけるワクチン接種の急速な進捗により、国境の再開が大幅に前倒しになりそうです。

以下の記事にもオーストラリアの入国規制に関する詳しい情報がありますので、あわせてご覧ください。



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このページは、2021年11月3日時点の新型コロナウィルスによるオーストラリアの入国制限に関する情報です。

2023年3月現在、オーストラリアにおいてはぼ全ての新型コロナウィルスに関する行動制限は解除され、オーストラリアへの入国も新型コロナウィルスに関する特別な制限は撤廃されました。

オーストラリアではオーストラリア市民・永住者に対し、2020年3月より、オーストラリア市民・永住者のオーストラリアからの出国を原則禁止してきました。

この自国民・永住者に対する出国禁止という措置は、他の先進国の間では見られない大変厳しいもので、どうしてもオーストラリアを出国しなければならない場合は、オーストラリア政府内務省に対し出国の申請許可を申請、事前に出国許可を得なければなりませんでした。

この出国許可申請のハードルは高く、申請の3分の1しか認められず、例えばイギリスに住む親が危篤状態であっても許可がおりず、何度か再申請を繰り返しているうちに亡くなり、ようやく死亡証明書とともに申請を行って出国許可がおりた、というような話も報道されていました。

この1年半にも及んだ大変厳しい出国禁止措置は、ついに2021年11月1日よりワクチン接種を完了した人に限り解除され、自由にオーストラリアを出国することが可能となりました。

オーストラリア国内のワクチン接種が驚異的なスピードで進み、オーストラリア連邦政府のゼロコロナ戦略からコロナとの共生へ方針が転換されたことにより、この規制緩和が実現しました。




認められるワクチン

今回の出国禁止措置が解除されるのは、以下のワクチンの接種を完了した人たちとなります。

完全にワクチン接種されたと見なされるには、免疫化の過程でワクチンの最終投与から少なくとも7日が経過している必要があります。

少なくとも14日間隔で2回投与
  • アストラゼネカ
  • ファイザー
  • モデルナ
  • バイオテック
  • シノバック
  • シノファーム
1回投与
  • ジョンソンエンドジョンソン

ワクチンの接種を完了していない人は、引き続きオーストラリアからの出国は原則禁止され、出国しなければならない理由がある場合は、証拠書類とともに、オーストラリア政府内務省に対し、出国申請を行って許可を得る必要があります。



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オーストラリアは2020年3月より厳しい入国規制により厳しい出入国制限を開始、オーストラリア市民と永住者を除き、特別な理由がない限りオーストラリアに入国することができなくなっていました。

これによりオーストラリア国外からの新型コロナウィルスの侵入をほぼ防ぐことができ、ニュージーランドと同様、世界的に新型コロナウィルスの感染拡大に成功した国の1つとなっています。

事実上の「新型コロナウィルスゼロ戦略」をとっていたオーストラリアですが、2021年8月によりオーストラリア国内におけるワクチン接種の進行とともに入国制限を含む規制緩和を進めるロードマップを発表、「コロナとの共存」へ大きく方針を転換しました。

2021年12月15日より、日本、韓国などからのワクチン接種完了者した旅行者は、オーストラリア入国の一部の州に可能となり、オーストラリア入国後の隔離も免除され、短期の観光を目的する旅行者もオーストラリアを旅行することができるようになりました。

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されました。

以降段階的に実施されていた、新型コロナウィルスに関する行動規制も緩和され、オーストラリア国内では新型コロナウィルスは既に一般のインフルエンザと同等の扱いとなっています。

オーストラリアへの旅行も、新型コロナウィルス侵入防止のために実施されていた出入国制限は既に撤廃され、コロナ前とほぼ同じようにオーストラリアを訪問することができます。

日本とオーストラリアを結ぶ格安航空会社(LCC)である、ジェットスター航空も2022年7月より、東京・ケアンズ線の運航を再開、続いて大阪・ケアンズ線、東京・ゴールドコースト線も運行を再開しています。

ジェットスター航空の予約の前に

ジェットスター航空はLCC(ローコストキャリア、格安航空会社)となります。

低運賃がLCCの最大の魅力ですが、その低運賃の実現のため、運航の効率化を追求し低コストに抑える必要があります。

その一環として、便毎の収支を管理し、座席の販売状況が思わしくなく、その便を運航すると大きな赤字が発生する可能性が高い場合、フライトをキャンセルして、赤字の発生を防ぐことがあります。

JAL、ANA、カンタス航空など、フルサービス航空会社(レガシー航空会社。伝統的なフルサービスを提供する航空会社)では、運航の正確性を重視し、航空貨物の販売もありますので、便単位の収支で赤字であっても、本当の機材故障でない限りは運航します。

一方ジェットスター航空に限らずその他のLCCも含めて、「運航上の理由」という曖昧な理由で、その運航をキャンセルすることがありますので、その可能性を頭に入れておく必要があります。

不幸にもこの欠航にあたってしまった場合、LCCの場合は他社便に振り替えは原則行わず、自社の便で振替となります。その為、その路線がデイリーでない場合、あるいは満席が続いている場合は、振替が1週間後とかいうことも発生することがあります。

ジェットスター航空のオーストラリア線の場合、2020年3月までの運航停止までは、成田・ケアンズ線は比較的安定して運航されていましたが、成田・ゴールドコースト線、特に関西・ケアンズ線で多く発生していたようです。

成田・ゴールドコースト線の場合は、デイリー運航していた成田・ケアンズ線に振替となる場合が多く、直行便から乗換便になる程度なのであまり実害は多くはありませんでしたが、関西・ケアンズ線の場合は、成田・ケアンズ線に振替になるか、数日後の次に空きのある関西・ケアンズ線の便に振替というようになっていました。

LCCにはこのような運航の安定性に欠けるデメリットがありますが、圧倒的な低運賃は一般の観光客には代えがたい大きなメリットでもあります。これらのデメリット・メリットを理解して、お得にLCCを利用してオーストラリア旅行を楽しんでください。

目次:ジェットスター航空、日本・オーストラリア線の航空券の販売を開始 ~ 成田 / 関西・ケアンズ、成田・ゴールドコースト線を再開へ(クリックで開閉)




ジェットスター航空 東京(成田)・ケアンズ線

ジェットスター航空の東京(成田)・ケアンズ線は、2022年7月より運航が再開されています

ジェットスター航空の成田空港発ケアンズ行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は39,980円+税金類13,330円、合計53,310円からとなっています。

スケジュール

ジェットスター航空の東京(成田)・ケアンズ線は、週7便(1日1便)での運航されています。

東京発ケアンズ行きは夜行便、ケアンズ発東京行きは昼行便となります。

便名 出発 時間 到着 時間
JQ026 成田 20:05 ケアンズ 04:25+1
JQ025 ケアンズ 11:10 成田 17:40

機材

ジェットスター航空の東京・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。



ジェットスター航空 大阪(関西)・ケアンズ線

ジェットスター航空の大阪(関西)・ケアンズ線は、2022年7月26日より運航が再開されます。

ジェットスター航空の関西空港発ケアンズ行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は39,980円+税金類14,860円、合計53,990円からとなっています。

スケジュール

ジェットスター航空の大阪(関西)・ケアンズ線は、週5便で運行されています。

大阪発ケアンズ行きは夜行便、ケアンズ発大阪行きは昼行便となります。直行便がない曜日は、ジェットスターの国内線を使って、東京(成田空港)経由を利用することが可能です。

ただし、大阪・ケアンズ便は、東京発着便より販売状況が思わしくないようで、座席の販売状況が良くないと、大阪発着便をキャンセル、東京・成田発着便に振り替える、というオペレーションを行うことがあります。

便名 出発 時間 到着 時間
JQ016 関西 21:05 ケアンズ 05:15+1 × ×
JQ015 ケアンズ 12:25 関西 18:55 × ×

 

機材

ジェットスター航空の大阪・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。




ジェットスター航空 東京(成田)・ゴールドコースト線

ジェットスター航空の東京(成田)・ゴールドコースト線は、2022年8月より運航が再開されました。

ジェットスター航空の成田空港発ゴールドコース行きの往復運賃は、スターター運賃(手荷物7kg込、預け荷物追加)は57,980円+税金類11,150円、合計69,130円からとなっています。

スケジュール

ジェットスター航空の東京(成田)・ゴールドコースト線は、現時点では週4便の運行が予定されています。

東京発ゴールドコースト行きは夜行便、ゴールドコースト発東京行きは昼行便となります。

便名 出発 時間 到着 時間
JQ012 成田 20:55 ゴールドコースト 06:30+1 ×
JQ011 ゴールドコースト 10:20 成田 18:30 ×

機材

ジェットスター航空の東京・ケアンズでは、ボーイング787-8が使用され、エコノミークラスとビジネスクラスの2クラスが設定されています。



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オーストラリアは2020年3月より厳しい入国規制により厳しい出入国制限を開始、オーストラリア市民と永住者を除き、特別な理由がない限りオーストラリアに入国することができなくなっていました。

これによりオーストラリア国外からの新型コロナウィルスの侵入をほぼ防ぐことができ、ニュージーランドと同様、世界的に新型コロナウィルスの感染拡大に成功した国の1つとなっています。

事実上の「新型コロナウィルスゼロ戦略」をとっていたオーストラリアですが、2021年8月によりオーストラリア国内におけるワクチン接種の進行とともに入国制限を含む規制緩和を進めるロードマップを発表、「コロナとの共存」へ大きく方針を転換しました。

2021年12月15日より、日本、韓国などからのワクチン接種完了者した旅行者は、オーストラリア入国の一部の州に可能となり、オーストラリア入国後の隔離も免除され、短期の観光を目的する旅行者もオーストラリアを旅行することができるようになりました。

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されました

カンタス航空は各地への国際線の航空券販売を再開し、日本線ではシドニー、メルボルン、ブリスベンから東京(羽田空港)の運航が再開される予定です。




カンタス航空 東京(羽田)・シドニー線

カンタス航空の東京(羽田)・シドニー線は、2022年1月25日からの再開が予定されていましたが、シドニー出発は2022年9月12日から、東京出発は2022年9月13日からの再開に延期されました。

2022年9月の再開後は、運航停止前と同様に往復とも夜行便となります。

羽田出発シドニー行き往復運賃は、エコノミークラスのスーパーカンガルー運賃の場合、往復96,000円+税金類17,410円、合計113,410円からと、2020年3月の運航停止前とほぼ変わらない水準の運賃となっています。

羽田出発シドニー行きの往復運賃は、セール料金121,000円からとなっていますが、このセール料金で予約が取れる日はほぼ無く、空席があるのはエコノミーで往復30万円前後からとなっています。

スケジュール

カンタス航空の東京・シドニー線は週7便のデイリー運航で再開される予定されていましたが、日本側の水際対策の緩和が進まず、想定より需要が低い為、週3便に減らして運行が再開されます。

シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、2022年10月2日(日曜日)で夏時間が終了し、時間が1時間繰り下がるため、羽田は発着時間ともに変わりませんが、シドニー到着時間は1時間早くなります。

羽田発:2022年9月13日、シドニー発:2022年9月12日より
便名 出発 時間 到着 時間
QF026 羽田 22:00 シドニー 09:50+1 × × × ×
QF025 シドニー 20:55 羽田 06:00+1 × × × ×
羽田発:2022年10月1日、シドニー発:2022年10月2日より
便名 出発 時間 到着 時間
QF026 羽田 22:00 シドニー 08:50+1 × × × ×
QF025 シドニー 21:50 羽田 06:00+1 × × × ×
羽田発:2022年11月1日、シドニー発:2022年11月1日より
便名 出発 時間 到着 時間
QF026 羽田 22:00 シドニー 08:50+1
QF025 シドニー 21:35 羽田 05:25+1 × × ×
QF025 シドニー 22:10 羽田 06:00+1 × × × ×

機材

カンタス航空の東京・シドニー線は、2020年3月の運航停止まではボーイング747、ジャンボジェット機が使用されていましたが、カンタス航空はコロナ禍の中全てのボーイング747の機材を退役させました。

2022年9月の東京・シドニー線の再開後は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。

東京・シドニー線で使用されるカンタス航空のエアバスA330-300

2020年3月まで使われていたボーイング747。2020年にカンタス航空では全機退役。




カンタス航空 メルボルン・東京(羽田)線

カンタス航空の東京(羽田)・メルボルン線は、2022年2月15日より再開が予定されていましたが、2022年10月30日からの再開に延期されていましたが、再度延期されて現在再開時期に関してアナウンスされていません。

羽田発メルボルン行きは夜行便、メルボルン出発羽田行きは昼行便となります。

羽田出発メルボルン行きのエコノミークラス往復運賃は、シドニー経由、またはブリスベン経由で121,000円からとなっています。

スケジュール

カンタス航空の東京・メルボルン線は週4便で再開され、東京の発着空港は羽田空港になります。

羽田発:未定、メルボルン発:未定
便名 出発 時間 到着 時間
QF080 羽田 21:30 メルボルン 10:00+1
QF079 メルボルン 11:30 羽田 20:00

機材

再開された後の東京・メルボルン線は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。



カンタス航空 東京(羽田)・ブリスベン線

カンタス航空のブリスベン・東京(羽田)線は、2022年3月27日の再開が予定されていましたが、2022年10月31日に延期、再度2022年11月29日再開に延期されました。

羽田発ブリスベン行きは夜行便、ブリスベン出発羽田行きは昼行便、となります。

羽田出発ブリスベン行きのエコノミークラス往復運賃は、セール料金121,000円からとなっています。

スケジュール

カンタス航空の東京・ブリスベン線は週3便で再開され、東京の発着空港は羽田空港になります。

運航停止までのブリスベン線は成田空港発着でしたが、再開後は羽田空港発着に変わります。

カンタス航空は以前はデイリー運航であったメルボルン線を3便、4月以降は4便に減らし、残った羽田空港の発着枠をブリスベン線へ振り分け、ブリスベン線の羽田空港発着を実現しました。

これによりカンタス航空の全便は、羽田空港発着になります。

羽田発2022年12月1日、ブリスベン発:2022年11月29日より
便名 出発 時間 到着 時間
QF062 羽田 21:30 ブリスベン 07:35+1
QF061 ブリスベン 11:50 羽田 20:00

機材

再開される東京・ブリスベン線は、エアバス社のA330-300を使用する予定です。ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席となり、ファーストクラス、プレミアムエコノミークラスは設定されていません。

ジェットスター航空も運航再開へ

カンタス航空のグループ会社であり、LCC(格安航空会社)のジェットスター航空も、日本・オーストラリア線を2022年7月より再開する予定、既に航空券の販売も開始しました。



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オーストラリア最大の都市、シドニーがあるニューサウスウェールズ州の州政府より、国外からの到着者に対する入国制限の緩和計画を進める為の、パイロット・プログラムをニューサウスウェールズ州で実施する旨発表がありました。

このパイロット・プログラムでは、2021年10月の約4週間、175人の帰国者に対して、ホテルでの強制検疫から自宅での検疫を認め、期間も従来の14日間から10日間に短縮するものです。

このパイロット・プログラムの実施は、2020年3月下旬より約1年半もの間、現在も厳しい国境制限が行われているオーストラリアにとって、国境の再開にむけた明るい兆しであると言えます。

パイロット・プログラムとは?

実施が予定されている計画の実証的なテスト。

この実証的なテストを行って実際に起こりえる問題点の洗い出し、実データの取得などを行い、計画の本実施に向けた改善を行います。

現在オーストラリアで実施されている強制検疫プログラム

2021年9月現在、オーストラリアへはオーストラリア市民、永住者、ニュージーランドからの到着者を除き、特別に許可を得た人以外入国することはできません。

また、1日にオーストラリアに入国できる最大の人数に上限を設けているため、例え自国に帰国するオーストラリア市民、永住者であってもその帰国は容易ではありません。

帰国するオーストラリア市民、永住者、そして特別な許可を得てオーストラリアに入国する際には、政府の確保した宿泊施設で、14日間の強制検疫を行う必要があります。

費用は自己負担となり、1人当たり2500ドル(約20万円)、同じ部屋をシェアする2名以上の家族の場合は、1家族あたり5000ドル(約40万円)となります。

滞在中は一切部屋の外にでることができず、各フロアに配備される警備員や、警察官によって厳しく監視されています。

子供連れの家族の場合はリビングとベッドルームに別れたアパートメントタイプの部屋が割り当てられるようですが、単身入国者の場合は普通のホテルルームの1室、この強制検疫の体験者によれば「精神的におかしくなりそうだった」とのことです。



実施される自宅検疫と期間短縮のパイロットプログラム

前述のとおり、現在行われている14日間に及ぶ自己負担の強制検疫は、少なくない費用負担に加えて、精神的にも強いストレスを入国者に強いるものでした。

2021年8月にオーストラリア政府により、今までの事実上のゼロコロナ戦略から方針を転換し、新型コロナウィルスとの共生し、ワクチン接種率の上昇とともに段階的に行動規制の緩和を進めていく、出口戦略のロードマップ(行程表)が発表されました。

ロードマップではワクチン接種率が70%に達した時点で、「ワクチン接種を受けた居住者のために、新たに検疫の軽減措置を導入」が計画されています。

この計画に向けて、オーストラリアで最大の人口をかかえるシドニーのあるニューサウスウェールズ州において、パイロット・プログラム(実証テスト)が10月より約4週間実施されます。

オーストラリア保健局の薬品・医薬品行政局(TGA)認可の新型コロナウィルス・ワクチンの接種を完了した175人を選定し、政府確保の宿泊施設の代わりに自宅での検疫、かつ検疫期間を14日間から7日間に短縮します。

選定される175人は、ニューサウスウェールズ州の居住者、オーストラリアの非居住者、カンタス航空の乗務員等が含まれる予定です。

ニューサウスウェールズ州でのパイロット・プログラムでは、参加者に既に同様のパイロット・プログラムが実施された南オーストラリア州で使用されたものと同じスマートフォン・アプリを使用して行われます。

このアプリには、位置情報の取得、顔認証等技術が使われ、隔離者の行動監視と健康状態のチェック等を行う機能があります。

また、警察官によるランダムに自宅でルールを守っているかの対面式のチェックが行われ、違反者には罰金が科せられます。

オーストラリアのスコットモリソン首相、ニューサウスウェールズ州のグラディスベレジクリアン州首相は、このパイロット・プログラムの成功により、入国者の負担軽減、そして国境の再開、より多くの国際線の到着を受入れられるようになることに、大きな期待を寄せています。



オーストラリアで認可されている新型コロナウィルス・ワクチン

新型コロナワクチン2021年9月現在、オーストラリアで使用する医薬品の許認可を行う、オーストラリアの保健局の薬品・医薬品行政局(TGA)によって仮承認(Provisional Approval)されている新型コロナウィルスワクチンは以下の通りです。

オーストラリア保健局より本承認を得ている新型コロナウィルス・ワクチンはまだありません。

ワクチン名 種類 承認
ファイザー mRNA
  • 16歳以上の個人に対して2021年1月25日に暫定的に承認されました。
  • 2021年7月22日に、12〜15歳以上の個人に対して暫定的に承認されました。
アストラゼネカ ウィルスベクター
  • 18歳以上の個人に対して2021年2月15日に暫定的に承認されました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン ウィルスベクター
  • 18歳以上の個人のために2021年6月25日に暫定的に承認されました
モデルナ mRNA
  • 18歳以上の成人を対象に2021年8月9日に暫定的に承認されました。
  • 2021年9月3日に、12〜17歳の個人に対して暫定的に承認されました。

オーストラリア保健局 – COVID-19 vaccines undergoing evaluation

現在接種が実施されているのは、ファイザー、アストラゼネカの2種類となりますが、9月18日にオーストラリアでは3種類目となるモデルナのワクチンが到着し、近日中にもモデルナのワクチン接種が開始される予定です。

オーストラリア政府は、1回の接種で完了するジョンソン・エンド・ジョンソンの購入契約は行っていなく、オーストラリアで接種を開始する計画は今のところありません。

まだ承認を得られていませんが、ノババックスのワクチンが認可申請中、近々他のワクチンと同様に暫定承認がオーストラリア保健局より得られる見通しです。

オーストラリア政府はそれを見越して、既にノババックスの購入契約を完了しています。



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このページは2021年11月11日現在の情報になります。

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。

最新の情報は以下のページを参照ください。

原則オーストラリア国民と永住者を除き入国不可という厳しい入国制限と、他の先進国では類をみないオーストラリア市民・永住者の出国までも制限し、国境を閉じた「鎖国状態」となっているオーストラリア。

厳しい国境規制を現在も続けているオーストラリアには、果たしていつになったら観光を目的として入国が可能になるのでしょうか。

報道されている現在のオーストラリア国境緩和への動きと予想を交えてレポートしたいと思います。

オーストラリアにおける現在の新型コロナウィルスの状況

11月6日時点

現在感染者数 市中新規感染者
(24時間)
帰国者新規感染者
(24時間)
全オーストラリア 19,979 660 1
ACT 136 18 0
NSW 3,168 270 1
NT 4 1 0
QLD 9 1 0
SA 0 0 0
TAS 0 0 0
VIC 16,662 370 0
WA 0 0 0
       
短縮表示の州名 州名 主な都市
ACT オーストラリア首都特別区 キャンベラ
NSW ニューサウスウェールズ州 シドニー
NT ノーザンテリトリー準州 エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン
QLD クイーンズランド州 ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島
VIC ビクトリア州 メルボルン
SA 南オーストラリア州 アデレード
TAS タスマニア州 ホバート、ロンセストン
WA 西オーストラリア州 パース




2021年8月に発表されたロードマップ

キャンベラ

キャンベラにあるオーストラリアの連邦議事堂

オーストラリアでは、これまで新型コロナウィルスに対して事実上の「ゼロコロナ戦略」がとられていましたが、2021年8月にその方針を転換し、コロナとの共生を受け入れて、ワクチン接種率の上昇とともに行動規制の緩和を進めていく、出口戦略へのロードマップ(行程表)を発表しました。

この行程表では、ワクチン接種率が70%を超えた段階より、徐々に厳しい国境規制、入国と出国の規制を緩和していく計画も含まれています。

ワクチン接種率が70%を超えると「フェーズB」となり、留学、ビジネス目的の入国がが、上限の人数を定めた上で可能になります。

そしてワクチン接種率が80%を超える「フェーズC」では、オーストラリア人、永住者のオーストラリア出国に対する規制が撤廃され、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との、観光客を含む入国受入れが再開されます。

この感染が抑えられている国・地域の中には、シンガポール、太平洋諸島、イギリス等とともに、日本もその検討対象に含まれると発表されています。

懸念材料としては、ワクチン接種率の進捗が州によって差が出始めており、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、2回の接種を終えた完全ワクチン接種者の成人人口に対する割合が80%を超えるのは11月14日頃と予想されています。

ケアンズやゴールドコースト等、州内にグレートバリアリーフ等の日本人にもなじみの深い世界的な有名観光地がある、クイーンズランド州では、ワクチン接種率が80%を超えるのは12月15日頃と、およそ1か月もの差が出てきています。

また、このクイーンズランド州、西オーストラリア州などでは、今まで新型コロナウィルスに対してニューサウスウェールズ州等と比較して慎重な姿勢で臨んでいましたが、ワクチン接種率が目標を超えても、行動規制、国境の再開に対しても、州首相が再検討をするような発言をしています。

オーストラリア連邦政府のスコットモリソン首相は、ワクチン接種率で目標に達した州から、行動規制、国境・検疫の緩和を進めていく方針を示しており、シドニーのニューサウスウェールズ州、メルボルンのビクトリア州など、ワクチン接種率が目標に達した州から観光目的を含むオーストラリア入国可能になり、クイーンズランド州など他州への移動は制限される、ということになる可能性もあります。

しかしながら、このように「ワクチン接種率」という具体的な数値を定めたロードマップが示され、そのターゲットとする接種率の達成が視野に入ってきていることから、日本からオーストラリアへの観光目的での入国は早ければ12月、遅くとも来年2022年3月までに実現する可能性は高いと考えられます。

その為の前提条件として、日本の新型コロナウィルス感染状況が低く抑えられ、オーストラリア政府によって日本が新型コロナウィルスの「低リスク国」である、と判断される必要があります。

オーストラリアへの観光旅行の再開を待ち望む関係者、オーストラリアを訪れたいと考えている旅行者にとって、ようやく見えてきた一筋の光と言えます。

カンタス航空も国際線運行再開を発表

カンタス航空

国際線運行再開が期待されるカンタス航空のエアバスA380

こうしたオーストラリア政府の方針転換とロードマップの発表と連動するように、オーストラリアのフラッグシップキャリアであるカンタス航空(Qantas Airways)も、2021年12月18日より国際線の運航を再開すると発表しました。

カンタス航空は2020年3月下旬にほぼ全ての国際線の運航を停止、現在もその停止した状態が続いています。

カンタス航空の国際線運行再開の発表は、実は今回が初めてではなく、今までも何度か具体的な日付を入れて発表されていました。

しかしながら、今回の国際線運行再開はオーストラリア政府の出口戦略、加速度的に進むワクチン接種状況と連動しており、実現の可能性が高いものと期待が高まっています。

カンタス航空の国際線運行再開は、感染状況は治まっているリスクの低い国・地域より開始されます。 カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べていますので、今後の日本の感染状況によっては、早期にオーストラリア・日本線の運行が再開される可能性があります。




ニューサウスウェールズ州、11月1日よりワクチン接種完了した海外旅行者に対する検疫を廃止

ニューサウスウェールズ州政府は、11月1日よりワクチン接種を完了した、海外旅行者に対する検疫を廃止することを発表しました。

検疫無しとなる条件は以下の通りです。

  • オーストラリア人、永住者、及びその家族
  • オーストラリア保健局(TGA)に承認されたワクチンの接種を完了していること
  • オーストラリアに向けた出発前にPCR検査を受け、陰性が確認されていること

オーストラリア保健局に承認されているワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンの4種類となります。

ワクチン接種完了者の1日あたりの到着上限人数は撤廃されます。

ワクチン接種を終えていない人も入国することはできますが、引き続き自費による14日間の強制隔離を行う必要があり、到着者の人数も毎週210人を上限として制限されます。

現在オーストラリア人・永住者の出国は制限されていますが、この出国制限も11月中に廃止されることが発表されています。

この出国制限が廃止されれば、ニューサウスウェールズ州に住むオーストラリア人・永住者は、渡航先国の入国条件によっては、12月のクリスマスホリデーまでに海外旅行を再開できる可能性が出てきました。

オーストラリア人・永住者以外の海外旅行者に対する検疫廃止の具体的なスケジュールは現時点では示されていません。

まず、学生ビザ、ビジネスビザ所持者の入国者、その後感染が比較的抑えられているリスクの低い国からの一般の観光旅行者へと段階を踏んで拡大される予定です。

この海外旅行者の検疫廃止は、シドニーのあるニューサウスウェールズ州のみとなり、ゴールドコースト、ケアンズのあるクイーンズランド州、パースの西オーストラリア州等、他の州では実施されず、引き続きホテル強制隔離、または自宅での隔離が必要になります。

クイーンズランド州、西オーストラリア州は、現在もコロナゼロ戦略をとっており、ニューサウスウェールズ州等、新型コロナウィルスの新規感染者が報告されている州との州境を閉じて州間の移動を制限しています。

その為、シドニー空港に到着し隔離なしで自由に行動できても、クイーンズランド州などの他州への移動はできない、または他州着後に隔離などその州の制限が適用され、オーストラリア国内の州間の移動制限がますます長引く懸念が指摘されています。

オーストラリアへ観光旅行へ行けるようになるのはいつ?

現在も厳しい入国規制を継続しているオーストラリアですが、それではいつ頃日本からの観光を目的とする旅行者の受け入れを再開するのでしょうか?

スコットモリソン首相は、ビクトリア州商工会議所において、11月21日から入国が可能になるシンガポールに続いて、数週間以内に日本と韓国からの旅行者が検疫無しで入国できるようなることを明らかにしました。

ワクチン接種が完了し出発前3日以内の新型コロナウィルス検査で陰性であることを条件に、ワクチン接種が進んでいるニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及びオーストラリア首都特別地域に、検疫なしで入国することが可能になります。

既にオーストラリアに入国が可能になっているニュージーランドは一般の観光客もオーストラリアに入国可能ですが、日本なども同様に商用ビザ、学生ビザ所持者だけでなく、一般観光客の入国も可能になるのかがまだ明確になっていませんので、今後の政府による発表が待たれます。

また、オーストラリアからの帰国者・旅行者に対する、日本側の入国制限、及び帰国後の隔離措置が撤廃、または大幅に緩和されることにも期待が高まってきています。

観光業界では、オーストラリアと日本との旅行者の往来の再開は、2022年4月以降になるのではとの見通しが一般的でしたが、世界的にも例を見ない程のオーストラリアにおけるワクチン接種の急速な進捗により、国境の再開が大幅に前倒しになりそうです。



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オーストラリアには、全国におよそ30程の合法的なヌーディストビーチがあります。

オーストラリアは州政府が大きな権限を持つ連邦制をひいており、ヌーディストビーチが合法か非合法かは州政府及び地方議会が決定しています。

同じオーストラリア国内であっても、公認されたヌーディストビーチがある州、ない州が存在します。また、ヌーディストビーチがある州でも、合法的にヌーディストビーチとして認められているのは、ごく一部のビーチとなります。

例えば、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、約20ほどのビーチが合法的なヌーディストビーチとして認められていますが、グレートバリアリーフをはじめ、ケアンズ、ゴールドコースト等の有名リゾートのあるクイーンズランド州では、合法として認められているヌーディストビーチはありません。

オーストラリアの代表的なヌーディストビーチを、州ごとにご紹介いたします。

ヌーディストビーチとは?

ヌーディストビーチ(Nudist Beach)は、利用者が全ての服を脱ぐことができるビーチのことで、一般的に男女の区別はありません。

1950年代のフランスで人気を博し、その後欧米を中心に全世界へ広まりましたが、アジア、等では文化的、宗教的な背景により、ほとんど広がりを見せていません。

ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっている。




ニューサウスウェールズ州(New South Wales)

シドニーのあるニューサウスウェールズ州が、オーストラリアの中で最もヌーディストビーチに理解がある州と言え、ニューサウスウェールズ州内にはおよそ20もの公的に認められているヌーディストビーチがあります。

レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)

レディ・ベイ・ビーチレディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)オーストラリアの最大都市であるシドニー近郊、車でわずか30分程のサウスヘッドにあります。

レディ・ベイ・ビーチは、1976年に合法化された、オーストラリアで最も古い公認された合法的なヌーディストビーチです。

ビーチの長さ100mほどの波がほとんどない入り江にある黄金色の砂のビーチは、シドニーから近いこともあり解放感を求める多くの地元シドニーの住人に愛されています。

1977年に「レディ・ジェーン・ビーチ」から、名称が「レディ・ベイ・ビーチ」に変更されました。



オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)

オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)は、高級住宅地として知られるシドニー北部のモスマン(Mosman)にある公認されたヌーディストビーチです。

穏やかなワトソンベイに面し素晴らしい景色も堪能できるこのプライベート感あふれるビーチには、シドニー市内から車でハーバーブリッジを渡って約30分ほどで行くことができます。



ビクトリア州(Victoria)

オーストラリア第2の都市であり、日本からも直行便が運航されるメルボルンを有するビクトリア州には、3つの公認されたヌーディスト・ビーチがあります。

サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)

サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)は、メルボルンの南方向、車でおよそ1時間、モーニントン半島にある公認されたヌーディストビーチです。

売店等は近くにありませんので、食べ物、飲み物等を持参してビーチを訪れてください。




西オーストラリア州(Western Australia)

オーストラリア西部の州、西オーストラリア州には6つの合法的なヌーディストビーチがあります。

ノース・スワンボーン・ビーチ(North Swanbourne Beach)

西オーストラリア州の州都であるパース近郊には、そのうち2つの合法的なヌーディストビーチがあり、ここノース・スワンボーン・ビーチです。

パース市内から車で約20分、開放的な3kmに及ぶスワンボーン・ビーチの一部が、ヌーディストビーチとして公認されています。



南オーストラリア州

南オーストラリア州には4つの合法的なヌーディストビーチがあります。

マスリン・ビーチ(Maslin Beach)

マスリン・ビーチ

かつてはヌードオリンピックと呼ばれていたこのビーチは、国際オリンピック委員会からの苦情により、マスリン・ビーチ(Maslin Beach)と名前を変えました。

ビーチの長さは3kmあり、南の半分がヌーディストビーチとして公認されています。

南オーストラリア州の州都であるアデレードから、南方向に車で約35分の距離にあります。




クイーンズランド州

クイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチがありません。

アレキサンドリア・ベイ(Alexandria Bay)

アレキサンドリア・ベイクイーンズランド州の州都ブリスベンの北部、オーストラリア国内の旅行者に人気のリゾート地であるサンシャインコーストのヌーサ(Noosa)近くにある「非公式」のヌーディストビーチです。




オーストラリアのヌーディストビーチ よくある質問(FAQ)

オーストラリアではヌーディストビーチは合法ですか?

オーストラリアでは、全国におよそ30程の、その地方自治体に公認されたヌーディストビーチがあります。これらの公認されたビーチでヌードになることは合法です。

公認されていないビーチでヌードになることは禁止されています。

観光地として有名内ケアンズ、またはゴールドコーストの近くにヌーディストビーチはありますか?

いいえ、ケアンズ、ゴールドコーストの近くに、合法的なヌーディストビーチはありません。

ケアンズ、ゴールドコーストは、クイーンズランド州にありますが、そのクイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチはありません。

シドニーの近くに合法的なヌーディストビーチはありますか?

はい、シドニーから車で30分ほどの所に、合法的なヌーディストビーチがあります。

レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)、オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)等が人気があります。

オーストラリアのヌーディストビーチでは、服を着ていることが許されていますか?

ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっています。



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2020年3月下旬に国際線の運航を停止しているオーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)は、8月の年次決算におい2021年12月18日に国際線の運航を再開すると発表しました。

カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べています。

国際線運航再開の可能性

オーストラリア政府は2021年8月にNational Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)を発表、ワクチン接種率を目安に4段階に別け、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていく方針を示しました。

この中で完全ワクチン接種率が80%を超えた段階(フェーズC)で、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との国境再開が計画されています。

現在オーストラリアのワクチン接種率は州によって差がでてきていますが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州や、メルボルンのあるビクトリア州では、11月中にもその完全ワクチン接種率が80%を超えると予想されています。

スコットモリソン首相は、オーストラリア全国でワクチン接種率が80%に達するのを待たずに、80%に達した州と準州から、国境の開放を認める方針を示しています。

今までもカンタス航空は「国際線の再開」を具体的な日にちとともに発表、その延期を繰り返してきましたが、今回のカンタス航空の今回の発表は、こうしたオーストラリア政府の新型コロナウィルス規制緩和の計画に連動したものであり、カンタス航空の国際線運航再開の実現する可能性は今までより高いと考えられます。



カンタス航空の国際線の乗客はワクチン接種を必須に

カンタス航空のCEO、アラン・ジョイス氏は2020年7月の段階で、カンタス航空の国際線乗客には、ワクチン接種を義務付ける方針、「no jab, no fly」を示していました。

カンタス航空運行再開にむけて、パイロット、キャビンクルー、空港のグランドスタッフの最前線スタッフに対して、11月15日までの完全ワクチン接種を求めています。

ジョイス氏は運行再開の発表の後に開催された講演において、カンタス航空の国際線乗客に対して新型コロナウィルスのワクチン接種を義務付ける方針に変わりがないことを確認しています。



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