オーストラリアでナンバー1とナンバー2の人口と経済規模を誇る大都市、シドニーとメルボルン。

オーストラリア旅行に世界的にも知名度、人気でもトップクラスの大都市であり観光地でもあるシドニーとメルボルンの両方を訪れる人も多くいます

シドニー、メルボルンとも、日本から直行便が就航していますので、日本からシドニーに入って数日の滞在後にメルボルンへ移動、数日間滞在した後メルボルンから日本へ帰国、またはその逆のパターンの行程もポピュラーです。

シドニーとメルボルンの両方に滞在する場合に必要となる、オーストラリア国内の移動、シドニーからメルボルンへの行き方をご紹介します。




シドニーとメルボルンの位置

オーストラリア地図シドニーはオーストリア大陸の東海岸の南部、メルボルンはオーストラリア大陸の南海岸の東部に位置します。

シドニーとメルボルンの直線距離はおよそ710kmになり、東京・大阪間の約400kmのおよそ1.7倍の距離となります。

両都市間の飛行機による所要時間はおよそ1.5時間、車による陸路では872km、ノンストップで走行しても約9時間かかります。

シドニーとメルボルンの移動は飛行機で移動するのが一般的ですが、長距離バスの方が料金が安いため、時間に余裕のある旅行者は、バスによる移動を選択する方もいます。



飛行機を利用してシドニーからメルボルンへ

カンタス航空シドニーとメルボルンは直線距離で710km、陸路ではノンストップでも約9時間かかる為、一般艇な旅行者は飛行機を使って移動します。

シドニー市内からシドニー空港までは車で約30分、メルボルン空港からメルボルン市内も車で20分となり、どちらの都市も空港から市内まで近く、飛行機利用の方が多い一因にもなっています。

シドニーとメルボルン間は、カンタス航空、ジェットスター航空、及びヴァージン・オーストラリア航空が、それぞれ多くの直行便を運行しており、両都市を行き来するビジネス客の利用の多い朝、夕方時間には30分おきに発着する時間帯もあるほどです。

シドニーとメルボルン間の飛行機による所要時間は、約1時間30分となります。

カンタス航空とヴァージン・オーストラリア航空は、従来型のフルサービス航空会社、ジェットスター航空はLCC、ローコストキャリアになります。

料金が3社とも需要と供給によって料金が変動しますが、だいたいジェットスター航空が最安値、続いてヴァージン・オーストラリア航空、そしてカンタス航空という順番になっていることが多く、料金は安い時期ですとジェットスター航空で片道$100程度となり、セール時には$79の時もあります。

航空券はそれぞれ各航空会社のWebサイトより購入が可能、ジェットスター航空は購入まで日本語で大丈夫ですが、カンタス航空は出発地がオーストラリア国内の場合、英語のサイトに切り替わります。ヴァージン・オーストラリア航空は、現時点では英語のみとなっています。

カンタス航空、ヴァージン・オーストラリア航空は預け荷物が含まれた料金となりますが、ジェットスター航空は預け荷物無しの料金、必要に応じて追加料金となりますので、料金を比較する場合は注意してください。

定時運航率ではカンタス航空、ヴァージン・オーストラリア航空と比較して、ジェットスター航空は若干見劣りがしますので、その点は料金の安さと割り切った方が良いでしょう。

オーストラリアの会計年度は7月から6月になり、政府関連の統計データも7月から6月で発表されるため、XXXX-XXXX年という期間表示となります。

航空会社別の年間定時発着率、欠航率(2021-2022年)
航空会社 定時到着率 定時出発率 欠航率
ジェットスター航空 71.0 % 67.9 % 11.9 %
ヴァージン・オーストラリア航空 75.6 % 73.6 % 8.2 %
カンタス航空 77.1 % 77.1 % 9.0 %

出典:Department of Infrastructure, Transport, Cities and Regional Development

航空会社による間引き運行

ただし、30分おきに便が設定されていても、予約状況によって便が当日、前日に間引きされてしまうケースが多くあります。

例えばシドニー発で09:00、09:30、10:00の3便が設定、販売されていたとして、この3便の座席販売状況があまり思わしくない場合、09:30の便をキャンセル、早めに空港に来ている人は09:00の便へ、それに間に合わない時間に空港へ来た人は10:00の便に振り替え、ということです。

「Operational Reasons」(運行上の都合)という曖昧で安易とも言えそうな理由で、この間引き運行がそれほど珍しくない頻度で、便数の多いシドニー・メルボルン間、シドニー・ブリスベン間では航空会社問わず行われいます。

各航空会社の欠航率を見ると、この2路線の欠航率の数字が他の路線より悪くなっていることからも確認できます。

30分程度であれば大きく予定を変える必要はないことが多いと思いますが、当日空港であわてないように、頭の片隅に入れておいた方が良いでしょう。




長距離バスを利用してシドニーからメルボルンへ

グレイハウンド・バスシドニーとメルボルンの陸路での移動距離は、海岸部を通るルートの場合、走行距離にして約880km、バスの場合は時間にして約11時間30分かかります。

日本では長距離バスによる移動は飛行機等と比較して安価な場合が多いですが、オーストラリアの場合は長距離バスは通常期であれば飛行機より若干安い程度になります。

年末年始、イースター時期など旅行のピーク時期、特に航空機の残席がほとんどなくなって高騰した時には、時間を犠牲にしても長距離バスを利用するメリットが大きくなります。

シドニー・メルボルン間は、グレイハウンドと、ファイヤー・フライの2社が定期便を運行しています。どちらもシドニーを夜に出発、翌日の早朝にメルボルンを到着する夜行便になります。

料金はファイヤー・フライは$75~、グレイハウンドは$114~となり、通常ファイヤー・フライの方が安くなっています(2024年現在)。

バス会社 シドニー出発 メルボルン到着
グレイハウンド(GX233) 17:30 05:30 +1
ファイヤー・フライ 19:00 06:35 +1

トラベルドンキーでは、シドニーからメルボルンへのファイヤー・フライのバスチケットの予約・販売を行っています。



列車を利用してシドニーからメルボルンへ

カントリー・リンクシドニーからメルボルンへはXPT(Express Passenger Train)と呼ばれる列車が昼便と夜行便の1日2便運行され、両都市間を約10時間50分でつないでいます。

列車の発着駅はどちらも市内にある、シドニーのセントラル駅(Sydney, Central Station)と、メルボルンのサザンクロス駅(Melbourne, Southern Cross Station)となり、アクセスも便利な場所にあります。

シドニーからメルボルンへの単純な移動手段として、列車移動は飛行機移動よりも若干安くなることが多いですが、その料金の差額と比較して所要時間の違いが大きいため、短期の旅行者にはあまり利用されていません。

しかしながら、列車特有の旅情、雰囲気を楽しむという面では列車移動は移動手段として、費用・時間とは別な大きな魅力があります。

座席はエコノミーとファースト・クラスの2種類があり、エコノミーは$117.23、ファースト・クラスは$164.96、スリーパー・キャビン(寝台車、夜行便のみ)は$271.29になります。(2024年現在)

予約・購入はエコノミー、ファースト・クラスはWebサイトより可能、スリーパー・キャビンは電話で予約する必要があります。

列車 シドニー発 メルボルン着
XPT 623 07:40 18:30
XPT 621 20:42 07:30 +1



オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

アデレードの人気のオプショナルツアーをオーストラリア在住のスタッフが、数多い中からオプショナルツアーの選び方、人気のポイントを解説、お勧めのアデレードのオプショナルツアーをご紹介・ご提案します!

オーストラリアの人気観光都市シドニー、ケアンズ、エアーズロックなどに次いで、近年じわじわと人気が出てきているアデレードは、 「芸術と文化の都市」と言われるほど、街の中には中世のヨーロッパ調の建物が多く残っていますし、少し足を延ばすと、オーストラリア屈指のワイナリーや野生の動物の生息地、美しい海など、アデレードの見どころは盛りだくさんです。

その為、アデレードでは多種多様なオプショナルツアーが催行されており、一部のツアーでは似通ったツアーもあるので、オプショナルツアー選びに困ってしまうことも。

そんなアデレードのオプショナルツアー選びの参考になるよう、オプショナルツアーの種類ごとに、お勧めのオプショナルツアーをチョイスしてみました!

アデレード旅行をご計画中の方は是非参考にしてくださいね♪




カンガルー島へ行くオプショナルツアー

カンガルー島アデレードを訪れた際は、ぜひ足を運んでもらいたい場所ナンバー1は、カンガルー島です。

カンガルー島 (Kangaroo Island) は、アデレードから南西へ112 kmの場所に位置する、オーストラリア国内で3番目に大きい島、面積は4405km2、東京都の約2倍の大きさです。

野生動物の楽園と言われているこの島は、 島の名前にもあるカンガルーをはじめ、オーストラリア・アシカ、ニュージーランド・オットセイ、コアラ、ワラビー、ポッサム、ハリモグラ、フェアリーペンギン、エミュ、タツノオトシゴ、その他様々な野鳥を観察することができます。

また、カンガルー島の西側にあるフリンダースチェイス国立公園内のリマーカブル・ロックは、約5億年もの間、南極からの風や波による風化で作られた花崗岩の奇岩も必見です。

同じくフリンダース・チェイス国立公園内にあり、南極から吹き付ける風や海の波によって風化を受けた奇岩アドミラルズ・アーチは、ギザギザしたアーチ状の空洞で、天井からは無数の鍾乳石が垂れさがっています。付近には約4000頭ものニュージーランド・オットセイが生息しています。

ハンソン・ベイ野生動物保護区
ハンソン・ベイ野生動物保護区
ハンソン・ベイ野生動物保護区公園内では野生のコアラも多く生息している。このように、

カンガルー島へのアクセス方法は、アデレードから2時間かけてケープ・ジャービスの港まで行き、そこから45分間のフェリーに乗り換える方法と、アデレードの空港から30分、直接飛行機に乗っていく方法があります。

カンガルー島の観光は、レンタカー等でセルフドライブか、アデレードからツアーに参加する方法が一般的です。見どころが島のあちこちに点在しているので、時間を有効活用されたい方には断然ツアー参加をお勧めします。

また、カンガルー島へのオプショナルツアーは日帰りツアーだけでなく、カンガルー島へ宿泊して2日間に別けて島内をじっくり観光できる、カンガルー島でのホテル宿泊代金込みのツアーも催行されています。 

カンガルー島・エクスペリエンス(往復フェリー利用)

カンガルー島へのオプショナルツアーで一番人気のツアーは、アデレードとカンガルー島への移動がバスとフェリー利用の英語による1日ツアーです。

カンガルー島に到着後、シール・ベイ自然保護区ではビーチで寝そべってくつろいでいる野生のアシカを、カンガルー島自然動物公園ではカンガルー。ワラビー、コアラなどのオーストラリア固有の動物をご覧いただきます。また、フリンダースチェイス国立公園では、海から吹き付ける風と波によって風化したリマーカブル・ロックやアドミラル・アーチの自然美を鑑賞と、1日で効率よくカンガルー島の見どころを押さえます。

難点は、アデレードからカンガルー島まではバスとフェリーを合わせて片道3時間の移動となるため、早朝にアデレードを出発、そしてツアー終了後アデレードに戻ってくるのは夜23時頃になるため、体力的に自信のある方、時間に余裕がないので1日でカンガルー島を見て回りたい方にお勧めのツアーです。

催行曜日 月曜・水曜・金曜・土曜
料金 大人 $373 / 子供 $240 → 大人 $336 / 子供 $216
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/2995/

2日間・カンガルー島・アドベンチャー

カンガルー島を2日間かけてゆっくり回る英語の宿泊付きツアーです。

1日目は羊の毛刈りショー鑑賞、ユーカリ・オイルの蒸留所見学、シールベイ自然保護公園にて野生のアシカ探し、そしてリトル・サハラと呼ばれる砂丘にて砂滑りを楽しみます。

2日目は、フリンダース・チェイス国立公園で自然の創造美、リマーカブル・ロックとアドミラル・アーチを鑑賞、そしてウェッジ・テイル・イーグルやクッカバラ、オスプレイなどオーストラリア固有の猛禽のデモンストレーションなど鑑賞、ハチミツが特産のカンガルー島ならではということで、クリフォード・ハニー・ファーム・ショップ、そしてカンガルー島の絶景を一望できるプロスペクト・ヒルを訪れます。

宿泊タイプは、他のお客様と相部屋のドミトリーから、バスルームは共同ながらも、ツインやシングルの個室を選択できます。また、アデレードとカンガルー島の移動手段は、往路はフェリーですが、復路をフェリーか飛行機どちらかを選択できます。

カンガルー島の絶対訪れるべき場所を押さえながら、少し余裕をもって他の興味深い場所も訪れるツアーです。

催行曜日 催行休止中
料金 催行休止中
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/3159/

2日間・"Ultimate"カンガルー島観光ツアー(往復フェリー利用)

カンガルー島はゆっくり2日かけて回りたいけど、宿泊ホテルもドミトリー(共同部屋)タイプではなく、ちゃんとしたホテル・タイプがいいという方にお勧めの英語ツアーがこちらです。

1日目は、シール・ベイ自然保護区ではビーチで寝そべってくつろいでいる野生のアシカを、カンガルー島自然動物公園ではカンガルー。ワラビー、コアラなどのオーストラリア固有の動物を、また、フリンダースチェイス国立公園では、海から吹き付ける風と波によって風化したリマーカブル・ロックやアドミラル・アーチの自然美を鑑賞します。

2日目は、ウェッジ・テイル・イーグルやクッカバラ、オスプレイなどオーストラリア固有の猛禽のデモンストレーションなど鑑賞、ハチミツが特産のカンガルー島ならではということで、クリフォード・ハニー・ファーム・ショップ、地元でお酒のジンを作っているカンガルー島スピリッツ、フォールス・ケープ・ワインでテイスティングなど、自然の恵みを使ったカンガルー島の特産に触れていただきます。

2日間でカンガルー島の観光も、お土産探しもできちゃいます。宿泊ホテルは、カンガルー・アイランド、オーロラ・オゾン・ホテル、メルキュール・カンガルー・アイランド・ロッジと4つのホテルから、お部屋タイプもファミリー向けやオーシャン・ビューなどのカップル向けなど、様々なタイプから選ぶことができます。

催行曜日 月曜・水曜・金曜・土曜
料金 大人 $746 / 子供 $746 → 大人 $709 / 子供 $709
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/9494/



バロッサ・バレーへ行くオプショナルツアー

バロッサ・バレーバロッサ・バレー (Barossa Valley) は、アデレードから約70km、車で1時間の場所にあります。

1842年からヨーロッパからの移民が開拓したことから始まる、オーストラリア最古のワイン産地であり、またオーストラリア産ワインの約25%もを産出しているワインのメッカと言われています。

バロッサ・バレーには、樹齢100年以上のブドウの木があり、大小合わせて50以上のワイナリーが存在します。

このバロッサ・バレーへテイスティングやワイン貯蔵庫見学への参加は、日帰りなら断然アデレードから出る日帰りツアーに参加するのがお勧めです。アルコールを飲めない運転手に気兼ねすることなく、お一人参加でもグループ参加でも、みんなでワイン・テイスティングが楽しめますし、何よりほろ酔い加減の帰りはバスの中で寝ちゃっても大丈夫です♪

バロッサ・バレー行きのツアーは、バロッサ・バレー近郊のドイツ人移民の町ハーン・ドルフや、見晴らしのいい高級住宅街アデレード・ヒルによるものもあります。

バロッサ・フード&エクスペリエンス

オーストラリアのみならず、世界的にも高品質なワインの名産地としてその名前が知られる、南オーストラリア州のバロッサバレー。

このツアーではバロッサバレーを1日かけて訪れ、、ワイン、ランチ、チョコレートを楽しみながら、バロッサで夢のような 1 日をお楽しみいただけます。

この南オーストラリア州のワイン産地を国際的な象徴にしたバロッサの最高級ワインとグルメ料理をゆっくりと味わってください。

催行曜日 日曜・月曜・水曜・金曜・土曜
料金 大人 $198 / 子供 $118 → 大人 $193 / 子供 $113
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/17664/

バロッサとハーンドルフ

アデレード近郊の2つの主要観光スポットである、バロッサバレーのワイナリーと、ハーンドルフを訪れる1日ツアー。

オーストラリアを代表するワインの産地であるバロッサバレーでは、2つのワイナリーを訪れワインの試飲を行い、2コースのランチもお楽しみいただけます。

ツアーの後半ではオーストラリアで最も古いドイツ人入植地として知られるハーンドルフを訪れ、町を散策すると、新しく焼き上げられたプレッツェルの香りや伝統的な音楽が漂い、ドイツの雰囲気に浸ることができます。

催行曜日

火曜・水曜・木曜

料金 大人 $189 / 子供 $112 → 大人 $184 / 子供 $107
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/17663/




アデレード市内観光のオプショナルツアー

南オーストラリア美術館

写真提供:South Australian Tourism Commission

アデレードは、中世のヨーロッパ調の建物と近代的な建物が共存し、そのまわりを緑やトレンス川が取り囲む美しい街です。

街路が碁盤目状に整然と並んでいるので、ご自身で散策がとてもしやすい街ですが、今目の前に建っている建物は何なのか?どういった歴史背景があるのか?というのは、ガイドブックとにらめっこをしないとなかなか分からないですよね。

また、アデレード近郊には、ドイツ系移民の町ハーンドルフや、牧歌的風景の丘陵地帯アデレード・ヒルなど見どころが意外と多いので、1日で全て徒歩と公共交通機関でまわるのはなかなか大変です。

その点、アデレード市内観光のオプショナルツアーは、効率よく市内の見どころを案内し、近郊まで足を延ばすツアーもあるので、ご自身の興味に合わせて選ぶことができます。また、ツアーによってはトレンス川のクルーズや、ランチ、ディナーなどがオプションで選択できるので、こちらもシチュエーションに合わせて組み合わせてみてはいかがでしょうか。

アデレード・シティ・ハイライト

南オーストラリア州の州都アデレードは、ヨーロッパ建築と近代建築が融合した国際都市、美味しい食事やワイン、芸術や文化、世界的なスポーツイベントなど、様々な体験ができます。

このアデレード・シティ・ハイライトは、その名前の通りアデレード観光のハイライトをバスでめぐる、半日ツアーとなっています。

催行曜日 日曜・火曜・金曜・土曜
料金 大人 $84 / 子供 $42 → 大人 $82 / 子供 $341
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/17665/



マレー川クルーズのオプショナルツアー

マレー川クルーズ

写真提供:South Australian Tourism Commission

マレー川は、ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州そしてアデレードがある南オーストラリア州と3つの州をまたぐ、オーストラリアで最長の川です。19世紀半ばらか20世紀初頭まで河川交通が盛んな時期には、外輪式蒸気船がこのマレー川を往来していました。その後、交通手段が鉄道網に取って代わったため、運送手段としての外輪式蒸気船は使用されなくなりましたが、現在では観光客向けのクルーズ船として見ることができます。

3泊4日などの長いクルーズの旅もありますが、アデレード発着の1日のクルーズ・ツアーなら気楽にこの壮大なマレー川のクルーズをお楽しみいただけます、

マレーリバー・ハイライト

マレーリバーでのクルーズは、南オーストラリア州のアデレード近郊で人気のある観光アクティビティの一つです。マレーリバーはオーストラリア最長の川であり、美しい風景や自然を楽しむために最適な場所です。

マレーリバーのクルーズでは、美しい風景や豊かな自然を堪能することができます。川沿いには青々とした川岸や緑豊かな木々が広がり、鳥や野生動物の姿を見ることもあります。

マレーリバー周辺には多くの野生動物が生息しており、クルーズ中にカモや白鳥、ペリカンなどの鳥類、そしてカンガルーやワラビーなどの哺乳類を観察することができます。

マレーリバーのクルーズは、美しい自然とリラックスした雰囲気を楽しむことができる素晴らしい体験です。アデレード近郊を訪れる際には、是非マレーリバーのクルーズを体験してみることをおすすめします。

催行曜日 月曜
料金 大人 $191 / 子供 $93 → 大人 $186 / 子供 $90
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/17668/




メルボルンへ移動するツアー

グレート・オーシャン・ロードアデレードからメルボルンまでは、距離にして約750km、飛行機では1時間半弱で行くことができるため、断然飛行機移動を選択する人の方が多いですが、実はこのアデレード・メルボルン間は、海面に突如として突き出ている奇岩グレート・オーシャン・ロードや美しい滝や森林でのハイキングが楽しめるグランピアンズ国立公園をはじめ、見どころが多く、陸路での旅でしか見ることができない風景もたくさん目にすることができます。

そんな貴重な体験ができるアデレード発メルボルン行きのツアーは、基本ドミトリータイプ(共同部屋)の宿泊付きですが、2名1室または1名1室の個室にアップグレードが可能です。

観光をしながら移動もできるので、オーストラリア国内をラウンドする学生さんやバックパッカーにも人気のツアーです。

3日間・アデレードからメルボルンへ

南オーストラリア州のアデレードから東のメルボルンへ向けて出発します。途中、グランピアンズ国立公園、グレートオーシャンロードの、この区間の2大観光スポットを訪れながら移動するツアー。

宿泊はバックパッカーズのドミトリー(共同部屋)を利用してツアー代金をダウン。ツアー中全ての食事もついてこの値段はお得です!!宿泊はバス・トイレ付きの個室にアップグレード可能!

催行曜日 日曜・水曜
料金 大人 $565(ドミトリー)  → 大人 $558
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/17671/



エアーズロックへ移動するツアー

エアーズロックのオプショナルツアーオーストラリアの人気観光地エアーズロックに、アデレードから陸路のみで行けるのをご存じですか?

アデレードの町を後にし、アデレードからダーウィンまで一直線に続くスチュワート・ハイウェイをどんどん北上していくと、真っ赤な大地に切り立った崖や山脈、自然の風化でできたクレーターを見ることができるフリンダース山脈、 世界のオパールの80%が採掘されてるクーパーピディ、アウトバックに突如姿を現す1枚岩ウルル、36個の奇岩からなるカタジュタ、そして某映画の舞台にもなったキングスキャニオと見どころのオンパレード!

ひたすら走り抜ける道中では、赤土と低木が地平線まで広がるアウトバックに、野生のカンガルーやラクダが横切る姿を目撃するのは1度だけではないはず!

もちろん、ご自身の車やレンタカーで1600kmの距離を運転していくこともできますが、ここは移動式ツアーに参加して、ドライバーガイドの案内に耳を傾けたり、世界各国から集まるツアー仲間と友達になって、わいわい楽しみながらエアーズロックまでの道のりを進んでいきましょう!

6日間・ロック・パトロール(アデレードからアリススプリングスへ)

フリンダース山脈、世界のオパールの80%が採掘されてるクーパーピディ、アウトバックのウルル、カタジュタししてキングスキャニオンなどを5泊6日で訪れる英語の移動式ツアーです。

クーパーピディでの、地下都市での宿泊や無数の星空の下での屋外キャンプは一生忘れられない思い出となるはずです。南フリンダース山脈、クーパーピディ、ウルル、カタジュタ、そしてキングスキャニオンと見所満載です!

1-3日目の宿泊を個室にアップグレードすることも可能です。

催行曜日 休止中
料金 休止中
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/9782/




アデレードから列車の旅

インディアン・パシフィック

写真提供:Great Southern Rail

アデレード発の長距離列車は、アリススプリングス経由でダーウィンまで、約3000kmの行程を走るザ・ガンと、東はシドニーへ、そして西はパースへ向かうインディアン・パシフィックの2種類があります。

サービス・レベルは、ゴールド・サービスとプラチナ・サービスの2種類あり、どちらも寝台車ですが、プラチナ・サービスはよりスペースが広く、シャワー・トイレ付きの部屋となります。どちらのサービスも乗車中の食事やお飲み物、道中ストップする先のショート・ツアーなどが含まれていますので、道中快適な時間を過ごすことができます。

車窓から外を覗くと、延々と続くアウトバックの草原にカンガルーがジャンプして走る姿、ラクダが列をなしてゆっくり歩く姿、大きな羽を伸ばした鷹が獲物を探して空中を旋回している姿などを見ることができるかもしれません。

忙しい日常の時間とはまた違う、ゆっくりと時間が流れる列車の旅をしてみませんか?

列車の旅 ザ・ガン(アデレード TO アリススプリングス)

オーストラリア大陸の真ん中を縦断する列車ザ・ガン。アデレードからアリススプリングスまで約20時間、片道1550kmの道のりを走り抜けます。

アウトバックの壮観な景色、スピニフィックス平原、広大な内陸地に広がる塩田や岩が突き出たマクドネル山脈等、オーストラリア中心地へのこの雄壮なアドベンチャーは、世界で最も魅惑的な偉大な列車の旅を経験できると言えるでしょう。

催行曜日 日曜日(大人1名より)
料金 ゴールドサービス・ツイン:大人 $1549/ 子供 $1239 → 大人 $1518 / 子供 $1214
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/4085/

列車の旅 インディアン・パシフィック(アデレード TO パース)

オーストラリア大陸横断列車インディアン-パシフィック、アデレード駅からパース駅までは、雄大なナラボー平原を走り抜ける2泊3日の旅となります。

この列車内の快適なラウンジや個室の車窓からは、オーストラリア独特のアウトバックの風景やカンガルーなど野生動物の群れなど魅惑的な景色が眺められます。途中の金鉱山で有名なカルグーリ駅では、列車が駅に止まっている間を利用してオプションの観光ツアーが催行されますので、それまで車窓から眺めていた景色に近づく絶好のチャンスです!

催行曜日 木曜日(大人1名より)
料金 大人 $2139(ゴールドサービス・シングル) / 子供 $1815(大人同伴のゴールドサービス・ツイン) → 大人 $2096 / 子供 $1779
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/adelaide/4327/



アデレードのオプショナルツアー よくある質問(FAQ)

アデレード市内の外せない観光スポットはどこですか?
アデレード発のオプショナルツアーで人気の高いカンガルー島とはどういう所ですか?

カンガルー島は南オーストラリア州 の州都アデレードから南西へ112 kmの場所に位置する、アデレードを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。

カンガルー島の3分の1が国立公園に指定され自然は厳格に保護されており、特に島のいたるところで目撃される、カンガルー、ワラビー、コアラ、アシカ等の野生動物がカンガルー島を訪れる観光客に人気です。

カンガルー島観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介



アデレードの旅行手配

トラベルドンキーでは、アデレードのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

アデレードを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

アデレード旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いアデレード旅行になりますよ。

アデレードのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

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カンガルー(Kangaroo)はオーストラリアで出会うことができるオーストラリアを代表する動物です。

オーストラリア旅行において、「カンガルーをみること」はひとつのテーマになるのではないでしょうか。

動物園で飼育されているカンガルーではなく、野生のぴょんぴょん跳ねるカンガルーをオーストラリア旅行で見られたら最高ですね!

本稿ではそんなオーストラリア観光の人気者、カンガルーについて、オーストラリア在住16年目の現地スタッフがご紹介させていただきます。




カンガルーとは

カンガルー オーストラリア

カンガルーと言えば、誰もが想像するピョンピョン跳ねるあの愛くるしい動物で、日本の動物園でも飼育されていますので、日本人の間でも比較的身近な動物ではないかと思います。

正確には、カンガルーは哺乳類の中でも袋を持った有袋目カンガルー科の動物の総称ということになります。

カンガルーの科学的名前はMacropusで、大型種から小型種まで約60種類が知られています。

カンガルーは約55種に分けられており、オーストラリア大陸とオーストラリアのタスマニア島、そして、パプアニューギニアに生息しています。一番大型のカンガルーはアカカンガルーで、体長は160cm、体重80kgにもなります。ワラビーやワラルー、木登りカンガルーなど、カンガルーの仲間は多岐に渡ります。

オーストラリアではカンガルーを略してルー (Roo) と呼ぶことがあります。また、子供のカンガルーをジョーイ (Joey) と呼んだりします。

カンガルーは大型のものでは時速70km近くのスピードでジャンプすることができます。また、1日で100kmほどを移動してしまうカンガルーもいます。非常に移動性に富んだ動物ですが、彼らは後退することができないという面白い特徴も持ち合わせています。

発情期を迎えた大型の雄カンガルーは、両手を使って殴り合うボクシングを行ういます。さらに、種類によってはキックもし合います。尾で体を支えて両足でドロップキックをしますが、その威力は強烈で、人間ならば内臓破裂しかねない程の破壊力を持っています。

カンガルーは草食動物ですが、一部のカンガルーは木の根やキノコ、昆虫を食べることもあります。彼らは、消化を助けるために、大きな複数の胃を持っています。

かつては肉食のカンガルーも存在していたと研究されています。

カンガルーは、オーストラリアの生態系にとって重要な役割を果たしています。彼らは草原の草を食べることで、地形を維持し、他の動物の生息地を保護します。また、カンガルーは食物連鎖の上位に位置し、彼らが捕食されることは非常にまれです。



カンガルーの種類と分布

カンガルー オーストラリア

カンガルーの学術的な分類については下記のとおりです。

本稿では、

Harold James Frith, John Henry Calaby "Kangaroos" California University Hurst, 1969

を参考にしています。

A.カンガルー : 一般的にイメージされるカンガルー(ワラビーよりも体が大きい)

a.アカカンガルー  : 東・西・北端以外のオーストラリアのほぼ全域に生息しているカンガルーで、カンガルーの中でも最も大きな仲間です。体長1.6メートルで、赤茶または灰色のカンガルーです。夜行性で、小さな群れを作る草食のカンガルーです。

b.オオカンガルー(ハイイロカンガルー): 南オーストラリア州からクイーンズランド州全域、西オーストラリア州の南西部とタスマニア島に生息するカンガルーで、アカカンガルーに次ぐ大きなカンガルーで、体長は1.5メートル、体重は雄で80kgにもなります。灰色または灰色に近い褐色のカンガルーです。夜行性で、草食です。

c.ケナガワラルー : オーストラリア南東部に生息しているカンガルーで、体長75cmから1.3メートルほどです。岩場にも生息することが可能で、足の裏には他のカンガルーには見られない顆粒があります。小さな群れを作り、草や木の根などを食料にしています。

d.アカワラルー : オーストラリアの内陸に生息しているカンガルーで個体数は少ない仲間です。体長80cm前後で茶褐色の体毛が特徴です。

e.クロカンガルー : アデレードの沖合にあるカンガルー島生息するカンガルーで、体長は1.4メートル前後です。

f.クロワラルー : ビクトリア州と南オーストラリア州、西オーストラリア州の一部の地域で見られる希少種です。警戒心が強く、正確な個体数は解っていません。

g.ヒメワラルー : クイーンズランド州とニューサウスオーストラリア州で見かける仲間で、比較的大きな群れを作ります。夜行性で、柔らかい草を好みます。そのため、乾燥帯ではあまり姿を見ることはありません。

B.ワラビー : カンガルーより小さく、美しい形状と鮮やかな毛並みを持っている

ワラビーの仲間は9種類あり、見た目はカンガルーに似ていますがカンガルーより小型になります。

学術的には、上あごの第3門歯に縦溝があり、臼歯の前に隆起がある点でカンガルーと区別されます。基本的に草食で、草原地帯を好んで生息しています。

a.ニオイネズミカンガルー : オーストラリア東部に生息します。体長は25cmほどで、後ろ足に第1指があります。

b.ウサギワラビー : オーストラリア大陸とその沿岸の小島に生息しているウサギくらいの大きさののワラビーで、5種がいます。尾が長いのが特徴です。

c.イワワラビー : ウサギワラビーと同じような分布で、11種が生息しています。岩場で生活ができるように進化した部類で、足の裏には粗い顆粒があり、岩地を歩くのに適しています。有名なのは、ケアンズ郊外に生息しているマリーバロックワラビーで、クリクリの目と長い睫毛が訪れる観光客を癒しています。

マリーバロックワラビーに餌付けができるツアー「動物探検ツアー」はこちらのリンクをご覧ください!

d.ヤブワラビー : パディメロンと呼ばれる種類の総称で、オーストラリア大陸と周辺の島、タスマニア島、パプアニューギニアに8種が生息しています。明るい茶色の毛は長く、耳の周りだけ黒くなっています。

e.クォッカワラビー : クォッカワラビーはこの1種類だけで、オーストラリアとその周辺の島、特にパースの沖合にあるロッドネスト島に多く生息しています。愛くるしい笑ったような表情に人気があります。原始的なカンガルーの仲間で、体長は25cm前後です。

ロッドネスト島でクォッカに会いたいという方はこちらの記事もご覧ください!

f.ツメオワラビー : オーストラリアに3種が生息しています(そのうちの一種とされるミカヅキツメオワラビーはすでに絶滅したという説もあります)。尾の先端に平らな爪のようなものがあります。

g.ドルコプシス/ヒメドルコプシス : それぞれパプアニューギニアに生息しています。形態はワラビーに似ていますが、前足と後ろ足の長さがほぼ同じという点で分類されています。

h.ネズミカンガルー : ネズミカンガルーはオーストラリア大陸とタスマニア島に3種類が生息しています。巣作りの際に、材料を巻き付けて運ぶ習性があります。

i.キノボリカンガルー(ツリーカンガルー) : キノボリカンガルー(ツリーカンガルー)は、オーストラリア北部とパプアニューギニアに生息している珍しい仲間で、樹上生のカンガルーです。オーストラリアでは絶滅危惧種に指定されています。ケアンズの近郊リゾートであるポートダグラスの動物園で飼育されています。

キノボリカンガルー(ツリーカンガルー)を動物園で見たいという方はこちらのリンクをご覧ください!




カンガルーの語源

カンガルー オーストラリア

カンガルー/kangarooという固有名詞は、クイーンズランド州北部の街クックタウン周辺にあるグーグ・イミディル族の言葉で、「 gangurru」(オオカンガルーまたはハイイロカンガルーを指す言葉) が変化したものであると言われています。

有史として「カンガルー」という言葉が初めて登場したのは、王立協会会長ジョセフ・バンクスがジェームズ・クックの航海について書いた文章の中で、実際にはKangaruというスペルが確認されています。その後、カンガルーを指す固有名詞として定着したと言われています。

カンガルーという言葉の語源については、イングランド人が初めてオーストラリア大陸に来た時に、あのピョンピョン跳ねる動物を見て、先住民アボリジニの人たちに「あの動物は何?」と英語で尋ねたら、「カンガルー」と答えられたからカンガルーと呼ばれるようになった。しかし、当時のアボリジニの人たちは英語が解らなくて、素直に「何と尋ねられているのかワカラナイ」と答えた、それがアボリジニ語で「カンガルー」つまり「何と言っているのかワカラナイ」だった、と聞いていますが、違うんですか?
違います。それは俗説で、ツアーガイドが面白半分でそんな説明をすることがあるようですが、学術的には完全な誤りです。騙されないように気をつけてください!!

カンガルーのお腹の袋の秘密

カンガルー オーストラリア

カンガルーといえば、何と言ってもお腹にある袋が有名です。

この袋のことを育児嚢(いくじのう)と言います。

カンガルーの赤ちゃんは非常に未熟な状態で生まれてきます。そして、生まれると自力で育児嚢へ移動して袋の中にある乳首を見つけます。

赤ちゃんは袋の中で1年から1年半ほど育てられます。

カンガルーは袋の中に子供がいるときでも妊娠することがありますが、袋の中には一匹しか子供を入れることができません。

このような場合には、彼らは育児嚢に子供がいる間は受精卵が子宮へ着床するのを遅らせて、出産のタイミングをコントロールすることができます。

カンガルーの知られざる特技です!



カンガルーと人間の関わり

オーストラリア カンガルー

カンガルーに注意の道路標識

野生動物の宝庫オーストラリアでは、様々な動物が道路に飛び出してきますが、中でも群抜きに遭遇率が高いのがカンガルーです。

彼らには集光性と呼ばれる光に集まってくる性質があります。

郊外の夜道に街灯がほとんど設置されていないのは、夜行性のカンガルーがこの街灯の光に集まってきてしまったときに車との接触を防ぐためです。

しかしながら、車のヘッドライトを点灯せずに夜道を走ることはできまんので、しばしば衝突してしまうこともあります。

このような事故から車体の損傷を抑えるために特殊なバンパーを取り付けている車を見掛けます。このバンパーを通称ルー・バー (Roo Bar) と呼んでいます。

夜間の運転にはくれぐれもお気をつけください。

食用にされるカンガルー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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カンガルーはしばしばオーストラリアの食卓に登場することもあります。

年間約300万匹のカンガルーが狩猟されており、その肉はオーストラリア国内での消費のほかに、約55カ国に輸出されています。

オーストラリアのスーパーマーケットを覗くとカンガルー肉がビーフやチキンとともに販売されています。肉は脂肪分の少ない赤身で、高たんぱくなことからアスリートの食事にも人気があります。

カンガルーの肉を扱うモダン・オーストラリアンのレストランも各都市にありますので、ご興味がお有りの方は、ぜひ、試してみてください!

シドニーのオススメレストランはこちらのリンクをご覧ください!

ケアンズのオススメレストランはこちらのリンクをご覧ください!

カンガルーが見られる動物園について

カンガルー オーストラリア

オーストラリア旅行のひとつのテーマになるのは、カンガルーではないでしょうか。

そして、カンガルーやワラビーへの餌付け体験は、一生の思い出になること間違いなしです。

概ねオーストラリアにある動物園にお越しいただければ、カンガルーやワラビーは様々な種類が飼育されていますが、絶滅危惧種にも指定されている「キノボリカンガルー」が見られるのは、ケアンズの郊外リゾートであるポートダグラスにある動物園ワイルドライフハビタットのみです!

各都市の動物園については、それぞれ下記記事にてご紹介していますので、是非、ご参照ください!

オーストラリアのコアラ抱っこができる動物園17選!

シドニーのお勧め動物園7選!

ケアンズのコアラが抱っこできる動物園5選!

ゴールドコーストのコアラが抱っこできる動物園5選!




カンガルー/ワラビーを野生で見られる場所について

オーストラリア カンガルー

カンガルーを野生で見てみたいという方は、是非ケアンズを訪れてみてください

ケアンズでは野生動物を探しにいくことをコンセプトにしたツアーがたくさん催行されています

その中でも、動物との遭遇率が高く、アンケートの評価も高いのが、どきどきツアーズ社による動物探検ツアーです。

ターゲットにしている動物は、大型のイースタングレーカンガルー、マリーバロックワラビー、カモノハシ、ポッサム、野鳥などです。

特に、マリーバロックワラビーには餌付け体験もできます。

差し出した掌に彼らの手を乗せて一生懸命に餌を食べる姿はこの世のものとは思えない可愛さです!

そのほかにも幻の珍獣カモノハシを野生で見られるのは広いオーストラリアでもこのツアーだけです。

晴れた日の夜には肉眼で天の川まで見られる満天の星空です!

詳細は、以下のリンクをご覧ください。

どきどきツアーズ動物探検ツアーについて

ビーチでカンガルーを見ることが出来る穴場中の穴場スポット 〜ケープヒルズボーロービーチ〜

オーストラリア カンガルー

広大なオーストラリアで唯一ビーチに集まってくるカンガルーを見られる場所があります。

それが、クイーンズランド州にあるケープヒルズボーロービーチです。

場所はケアンズとブリスベンのちょうど中間くらいの場所にあるマッカイという街の近くです。

レンタカーで訪れる以外にアクセスする手段がないのですが、オーストラリアでは知る人ぞ知る穴場スポットとして有名です。

特にインスタ映えするのは、サンライズをバックにビーチをジャンプするカンガルーを収める一枚です。

クイーンズランド州をドライブする予定の方は、是非、訪れてみてください。

ケープヒルズボーロービーチでオススメのアコモ

オーストラリア カンガルー

カンガルーが集まってくるケープヒルズボーロービーチのビーチ沿いにある唯一のアコモです。

美しいビーチまで徒歩1分の好立地に加え、バーベキュー設備やミニゴルフ、プールなど様々な施設があります。

部屋は広く、スタッフも親切でオススメです!

アコモデーション名

ケープ ヒルズボーロー ネイチャー ツーリスト パーク(Cape Hillsborough Nature Tourist Park)
住所

51 Risley Parade Cape Hillsborough Queensland 4740  (Google Map)

電話番号

07-4959-0152 (+61-7-4959-0152) 

Web

https://capehillsboroughresort.com.au/



オーストラリアで出会える動物たち ~ カンガルー編に関するよくある質問(FAQ)

カンガルーとはどのような動物ですか?

カンガルー(Kangaroo)は、哺乳類有袋目カンガルー科の動物の総称ということになります。

約55種に分けられており、オーストラリア大陸とタスマニア島、パプアニューギニアなどに生息しています。ワラビーやワラルー、木登りカンガルーなど、カンガルーの仲間は多岐に渡ります。

オーストラリアではカンガルーを略してルー (Roo) と呼んだり、子供のカンガルーをジョーイ (Joey) と呼んだりします。

カンガルーは大型のものでは時速70km近くのスピードでジャンプすることができます。また、1日で100kmほどを移動してしまうカンガルーもいます。非常に移動性に富んだ動物ですが、彼らは後退することができないという面白い特徴も持ち合わせています。

カンガルーはどこで見ることができますか?

オーストラリア全域に生息しています。柔らかい草を好んで食べますので、草原地帯やゴルフ場などにお越しいただくと、野生のカンガルーの群れを見かけることがあります。

動物園では各所で飼育されており、餌付け体験などのプログラムも盛んに行われています。彼らは総じて草食動物ですので、お子様でも安心して触れ合うことができます。

オプショナルツアーで野生のカンガルーを探しに行くものは、ケアンズで多く催行されています。

木登りカンガルー(ツリーカンガルー)はどこで見られますか?

絶滅危惧種に指定されている木登りカンガルー(ツリーカンガルー)は、ケアンズの北70kmにあるポートダグラスの動物園ワイルドライフハビタットで飼育されています。

ケアンズからゴールドコーストの山間部において、野生の木登りカンガルーが若干数確認されていますが、これを生で見るには相当な運が必要です。

世界一幸せな動物で有名なクォッカはどこで見られますか?

クォッカは西オーストラリア州のフリーマントル沖合にあるロットネスト島(Rottnest Island)、アルバニー近くのボールド島(Bald Island)、及び西オーストラリア州南西部の本土の沿岸部、森林に少数生息しています。         

クォッカの最多の生息地域はロットネスト島となっており、ロットネスト島にはおよそ10,000匹のクォッカが生息していると推定され、比較的簡単にその姿を島内のあちこちで見ることができます。

パースからロットネスト島を訪れる日帰りのクルーズ・ツアーが出ていますので、旅行者も気軽に訪れることができ、ロットネスト島はクォッカを観察するのには最適な場所であると言えます。

野生のクォッカは西オーストラリア州しか生息していませんが、動物園で飼育・展示されているクォッカを、他の州の動物園で見ることができます。

シドニーのタロンガ動物園、フェザーデール動物園、メルボルンのメルボルン動物園、アデレードのアデレード動物園などで、クォッカを見ることができます。

日本では埼玉県の東松山市にある、埼玉県こども動物自然公園で、2020年7月1日よりクォッカの一般公開が始まりました。

この埼玉県こども動物自然公園のクォッカ飼育・公開は、オーストラリア国外では世界初となります。



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コアラ(Koala)は、野生ではオーストラリアでしか出会うことのできないオーストラリアの固有種の動物です。

科学的にはPhascolarctos cinereusという名前で、非常に愛らしい外見と、ユニークな食性が特徴です。

オーストラリア旅行において、「コアラを見る」は大きな目的の一つになるのではないでしょうか。クイーンズランド州など一部の州に限られますが、動物園でコアラを抱っこして写真を撮ることは、オーストラリア旅行の外せないアトラクションの1つと言えます。

本稿ではそんなオーストラリア観光の人気者であるコアラについて、オーストラリア在住14年目の現地スタッフがご紹介させていただきます。




コアラの生態

オーストラリア コアラ

コアラの種類

コアラはオーストラリアにしか生息していないオーストラリアの固有種の動物です。

科学的にはPhascolarctos cinereusという名前で、非常に愛らしい外見と、ユニークな食性が特徴です。

お腹に袋のある動物で、哺乳類の中では一般的に有袋類と呼ばれています。

「コアラは全部一緒」と思われている方も多いと思いますが、実は、彼らは2種類に大別されます。ひとつは小型で毛が明るい灰色をしている北方種と、大型で毛が濃褐色のビクトリア種です。

ケアンズやゴールドコーストの動物園で見られるコアラの多くは北方種、シドニーやメルボルン、パースの動物園で飼育されているコアラの多くはビクトリア種です。

野生の場合はそれぞれ生息している場所が違います。

コアラの語源

コアラはアボリジニ語で「水を飲まない」を意味しています。

コアラはユーカリの葉しか食べない動物です。それも、何百種類とあるユーカリの中で、約50種類のユーカリしか食べません。

ユーカリの葉の成分の半分は水分なので、コアラは水を飲まなくてもこのユーカリの水分だけで生きていくことができます。

ユーカリの葉には毒素を含む油分があり、一般的な動物はこの毒素を自身で分解することができません。

しかしながら、コアラの肝臓にはこの毒素を分解できる酵素があり、ユーカリを食用の植物とすることができます。

コアラはユーカリの葉を一日に400グラムから1キログラム食べます。

つまり、多いコアラでは500ミリリットルもの水分を1日で摂取していることになります!



コアラのお腹の袋の秘密

コアラは一度の出産で子供を1匹生みます。

妊娠期間はおよそ35日で、体長2cm、体重0.5グラムほどの未熟児を生みます。これは、多くの哺乳類は妊娠すると胎盤が形成されますが、有袋類であるコアラの胎盤は原始的で、胎児を長期間育てることができないことによります。

生まれたばかりのコアラは目も見えず、毛も生えていません。彼らは生まれるとすぐに前足を使って母親のお腹を這い上がり、母親の袋(育児嚢)に自ら入り込みます。

それから半年から1年ほどの期間、育児嚢の中にある乳首から乳を飲んで成長していきます。赤ちゃんコアラが袋から落ちないように、母親は袋の口を自分の意思でしっかりと締めることもできます。

成長した子コアラは、袋から顔を出し、母親のフンを食べるようになります。実は、このフンの中にユーカリの葉を消化するのに必要なバクテリアや酵素が含まれていて、それを受け継ぐことによって、代々コアラはユーカリの毒素を分解できるようになります

余談ですが、ユーカリの葉には制菌作用の強い成分か含まれているため、コアラに虫がつくことは滅多にありません。

コアラの特徴

コアラは栄養価の低いユーカリの葉しか食べないので、新陳代謝が非常に遅く、体力を温存するために1日に18時間から20時間も木の上で眠っています

コアラの前足には、親指に当たる指がふたつあり、残りの3本と対になったつくりになっています。この独特の構造と強い握力と筋力で木の枝をしっかりと掴み、寝ている間にも彼らは木から落ちることはありません。生物学的にも、こういった指の配列を持った動物は、コアラ以外には確認されていません

のんびりした印象が強いコアラですが、実は、本気を出すと地上で走ることもできますし、いざとなれば泳ぐこともできます。

参加したあるツアーのツアーガイドがコアラは絶滅危惧種であると説明していたんですが、本当ですか?
よく間違えられますが、コアラは絶滅危惧種には指定されていません。多くのツアーガイドが間違った認識で絶滅危惧種と説明してしまっているようです。「コアラ≠絶滅危惧種」は、催行会社の信憑性を測る判断材料にしていただけますね。



コアラ基金

コアラ オーストラリア

オーストラリアの野生のコアラを保護し効果的な対策を講じるために発足した非営利のコアラ団体がAKF(Australian Koala Fundation)です。

もともとのコアラの生息地の8割がヨーロッパ人の入植開拓によって失われ、残りの2割の土地の大部分も現在ではデベロッパーの所有地となっています。

また、かつてコアラは安価な毛皮製品の材料として大量に捕獲輸出され、1900年代初頭には絶滅の危機に瀕していました(絶滅危惧種には指定されていない)。

そこで、1986年にコアラ基金が発足し、コアラの生息分布や生態についての正確な調査が行われるようになりました。

現在では、コアラ保護のための科学的根拠に基づいた保護運動など様々な活動を行なっています。

年々観光客の方をターゲットにしたコアラ抱っこ写真に関する規制が厳しくなっているのも、同基金の運動の及ぼす影響が大きく反映されています。

Australian Koala Fundationについての詳細はこちらのリンクをご覧ください




コアラが見られる動物園とコアラ抱っこができる動物園

オーストラリア コアラ

コアラを抱っこしての写真撮影は、一生の思い出になること間違いなしです。

上述の通り、コアラの抱っこ写真については動物愛護の観点からも規制が厳しくなってきていますが、2020年現在、コアラ抱っこの写真撮影ができる場所は、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の3州です。

シドニーのあるニューサウスウェルズ州とメルボルンのあるビクトリア州では残念ながらコアラの抱っこ写真をお撮りいただくことはできませんのでご注意ください。

また、西オーストラリア州の州都パース近郊にあるカバシャム動物園でもコアラ抱っこ写真のプログラムは行われていません

クイーンズランド州のケアンズでも、確実に抱っこ写真ができるのは、ケアンズ市内にあるワイルドライフドームのみとなりますのでご注意ください。

コアラ抱っこ写真については以下の記事をご参照ください;

オーストラリアのコアラ抱っこができる動物園17選!

ケアンズのコアラが抱っこできる動物園5選!

ゴールドコーストのコアラが抱っこできる動物園5選!

コアラを野生で見られる場所

オーストラリア コアラ

野生のコアラはもちろんオーストラリアに生息しています

動物園ではなく、自然のコアラの姿を見てみたいという方は、運が必要なのでなかなか難しいのですが、遭遇率が高いと言われる以下の2箇所でチャレンジしてみてください。

ケネットリバー(メルボルン郊外)

ケネットリバーは、グレートオーシャンロードにある、野生のコアラを観察できるポイントとして知られており、グレートオーシャンロードのツアーの行程にも多く含まれています

コアラだけではなく、季節によってはビーチから南氷洋に生息するクジラ、イルカなどを観察できることもあります。

メルボルン発着野生のコアラに出会えるツアーはこちらのリンクをご覧ください

マグネチック島

マグネチック島はケアンズの南350kmの位置にあるタウンズビルという街の沖合8kmにある52平方キロメートルの島で、多くの野生のコアラが生息していることで有名な島です。

残念ながらマグネティック島を訪れるツアーは催行されていません。

島にはトレッキングコースが整備されており、ハイキングの途中で野生のコアラを見かけることが頻繁にあります

ご興味がお有りの方は、タウンズビルの港からフェリーにてマグネティック島へお越しください。

タウンズビル発マグネチック島行きフェリーMagnetic Island Ferry社ウェブサイト

カンガルー島

カンガルー島は南オーストラリア州 の州都アデレードから南西へ112 kmの場所に位置する、アデレードを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。

カンガルー島の3分の1が国立公園に指定され自然は厳格に保護されており、特に島のいたるところで目撃される、カンガルー、ワラビー、コアラ、アシカ等の野生動物がカンガルー島を訪れる観光客に人気です。

カンガルー島には元々コアラは生息していませんでしたが、自然保護活動家がオーストラリア大陸本土のコアラの減少を補うために、1920年代にカンガルー島内のフリンダーチェイス国立公園に18頭のコアラを放ちました。

その後急速にカンガルー島内のコアラの生態数は上昇を続け、一時期は48,000頭までコアラは増え、島内に増えすぎたコアラによる他の動植物に対する弊害も発生し問題にもなっていました。

しかしながら、2019年から2020年の夏季にカンガルー島にて大規模なブッシュファイヤーが発生し、残念なことに多くの野生のコアラの命がこのブッシュファイヤーによって奪われ、2020年の調査では8,500まで減少したとされています。

過去にも減少と増加を繰り返してきていますので、またきっとカンガルー島は再びコアラの楽園となるでしょう。

カンガルー島で確実に目撃するには、ハンソン・ベイ・ワイルドライフ・サンクチュアリを訪れるか、ビボンヌ・ベイからの2 時間のコアラ ウォーキング ツアーに参加すると良いでしょう。

→ カンガルー島観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介



コアラに関するよくある質問(FAQ)

コアラはどこで見られますか?

コアラはオーストラリア全域の動物園で飼育されています。

1日に20時間も眠る動物なので、活発に起きて行動しているコアラを見るためには運が必要です。

弊社トラベルドンキーで紹介している動物園では、全ての施設でコアラを飼育していますので、ぜひ、ご参考ください。

コアラ抱っこの写真撮影はどこでできますか?

コアラ抱っこの写真撮影は、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の3州の動物園で可能です。

シドニーのあるニューサウスウェルズ州とメルボルンのあるビクトリア州では残念ながらコアラの抱っこ写真をお撮りいただくことはできませんのでご注意ください。

西オーストラリア州の州都パース近郊にあるカバシャム動物園では、西オーストラリア州内ではありますが、コアラ抱っこ写真のプログラムは行われていませんのでご注意ください。

抱っこ写真が認められている上記3州でも、コアラの体調や来客数によって、セッションが制限されることもありますので、予めご了承ください。

野生のコアラを見ることはできますか?

観光でオーストラリアにお越しの方は、以下の2箇所で野生のコアラを見られるチャンスがあります。

一つ目は、ケネットリバーです。ケネットリバーは、グレートオーシャンロードにある、野生のコアラを観察できるポイントです。当地はグレートオーシャンロードのツアーの行程にも多く含まれています。

二つ目は、マグネティック島です。マグネティック島は、ケアンズの南350kmにあるタウンズビルという街の沖合8kmに浮かぶ52平方キロメートルの島で、多くの野生のコアラが生息していることで有名な島です。島のトレッキングを楽しんでいただいている際に、野生のコアラに出会うことがよくあります。



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オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。

オーストラリア旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なオーストラリア旅行のお手伝いをせていただきます。

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海外旅行中、現地のスーパーマーケットを見てまわるのが好き!という方は多いのではないでしょうか。

現地のスーパーマーケットを覗くと、見たこともないその土地の野菜や果物、美味しそうなお菓子などがたくさん陳列していて、どれも珍しいものばかりでワクワクしちゃいますよね。

しかもスーパーマーケットは、半額セールや見切り品セールもしている場合が多く、現地の人たちに交じってお得にお買い物をすることができます。

スーパーマーケットを賢く利用すれば、新鮮で安い肉や野菜、チーズなどを買ってビーチや公園でバーベキューやピクニックを楽しめますし、安くて美味しいお菓子も種類豊富に揃っているので、自分用やバラマキ用のお土産探しにもピッタリです。

そこで今回は、シドニーのシティを中心に、シドニー在住のスタッフが、シドニー市民も利用するローカルのスーパーマーケットをご紹介します。




コールス スーパーマーケット

オーストラリアの2大スーパーマーケットのひとつ、コールスは、シドニーのシティ内には、ショッピング・モール「ワールド・スクエア」の地下に入っています。シティにあるスーパーマーケットの中では一番大きく品ぞろえもいいので、シティ在住のローカルの人や、シティに通勤する人も多く利用しています。

便利な立地に加えて、営業時間がなんと毎日朝の6時から深夜0時!なので、今日はボンダイ・ビーチやマンリー・ビーチでバーベキュー、またはハイド・パークやボタニカル・ガーデンでピクニック♪という予定なら、その日の朝に食材の買い出しができますし、明日帰国だけどお土産買い忘れた!という時でも、夜にお土産のお菓子などを買いに来ることができちゃいます。

デリ・コーナーでは、オリーブやチーズ、ハム類、サラダ類が、またナッツ・コーナーでは様々な種類のナッツやクラッカーが量り売りで買えるので、少しずつ買ってお部屋でのワインのお供にしてもいいですね。

お土産としてお勧めは、オリーブオイル。オーストラリアはオリーブオイルの種類が豊富で、チリ風味やトリュフ風味など日本では珍しいフレーバーものや、調理用にスプレー・タイプも安く手に入るので、お友達や家族にお土産にすると喜ばれますよ。

店名

コールス・ワールド・スクエア (Coles World Square)
住所 650 George St World Square Shopping Centre, Sydney NSW 2000 (Google Map)
営業時間 毎日:06:00 – 00:00

Web

https://www.coles.com.au/(日本からのアクセス不可)



ウールワース スーパーマーケット 

ウールワース・シドニーこちらもオーストラリアの2大スーパーマーケットの1つ、市民には「ウーリー」の愛称で親しまれています。シドニーのシティ内も数軒ありますが、一番大きなウールワースは、シティのど真ん中、タウン・ホールの目の前にある地下1階と地上3階のまたがる「ウールワース・タウン・ホール」です。タウン・ホール駅に地下で連結しているので、雨の日でも駅から外に出ることなく買い物を済ますことができます。

パンや生鮮食品、デリ・コーナーはタウンホール駅からそのままアクセスできる地下、お菓子や飲み物、ヘアケアやデンタル用品はメイン大通りのジョージ・ストリートとパーク・ストリートに入り口がある1階、その他洗剤や文房具、タオルやドライヤーなどといった日用品は2-3階にあります。

このウールワースも営業時間が平日は朝の6時から深夜0時まで、土日は朝の7時から深夜0時までと営業時間が長く、立地もいいので、シドニー滞在中に利用するスーパーマーケットとして何かと便利です。

お勧めは、1階にある巻き寿司のテイクアウェイ(お持ち帰り)コーナー。その場で毎日一つ一つ手作りされる15cmほどの巻き寿司は、オーストラリアではポピュラーなファーストフードです。巻き寿司の中身は、サーモンやアボカドといったベーシックなものから、ソーセージやチキン・カツといった、日本人から見ると変わり種なもの、最近の健康志向からすし飯に玄米や黒米を使っているものなどバラエティ豊か。サイドディッシュで枝豆やサラダなども置いているので、ヘルシーなテイクアウェイをして、そこから歩いて5分のハイド・パークでピクニックもいいですね。

また、何か手ごろなお土産をお探しなら、1階ではオーストラリアのチョコレートやスナック、ナッツ類などが、3階にはザ・お土産!といった感じのコアラのクリップやオペラハウスのTシャツなどお土産関連の品が売っているので、お土産探しに時間がない方は、ぜひこのウールワースで探してみてはいかがでしょうか。

店名 ウールワース・タウン・ホール (Woolworths Town Hall)
住所 Cnr Park & George Street, Sydney NSW 2000 (Google Map)
営業時間 月~金曜:06:00 – 00:00 土・日曜日:07:00-00:00

Web

https://www.woolworths.com.au/




タイ・キー・アイジーエー・スーパーマーケット

タイキー・スーパーマーケットタイ・キー・アイジーエー・スーパーマーケットは、シドニー・シティ南のチャイナ・タウンにあるショッピング・センター「マーケット・シティ」内に入っているスーパーマーケットです。

タイ・キーでは、通常のアイジーエー・スーパーマーケットの品ぞろえに加え、さすがチャイナ・タウン!というべく、日本、韓国、中国、そして東南アジアの国々の食材・食品を多く取り扱っています。例えば、普通のスーパーマーケットでは買うことができない日本のスナックやインスタント・ラーメンなども、タイ・キーに行けば入手可能。オーストラリア滞在中、外食やオーストラリアの味に飽きてしまったり、日本の味が恋しくなったら駆け込んでみては?

また、オーストラリアのお土産と言えばチョコレートやビスケットが定番ですが、日本ではなかなか見かけない韓国や中国のスナックやインスタント・ラーメンをお土産に買っていっても変わり種で面白いかもしれません。

同じ建物内には、洋服や靴などのアウトレット・ショップ、フード・コート、生鮮食品やお土産などのマーケットも入っているので、アジアの雰囲気を感じながらショッピングを楽しむことができます。

店名 タイ・キー・アイジーエー・スーパーマーケット (Thai Kee IGA Supermarket)
住所 9-13 Hay St, Haymarket NSW 2000 (Google Map)
営業時間 毎日:09:30 – 20:00

Web

http://thaikee.com.au/



アルディ・ダーリンハースト

アルディ・スーパーマーケットアルディは、世界中に1万店舗以上、オーストラリアには2001年に第一号店オープン以来、現在までに500店舗以上展開しているドイツ系のディスカウント・ストアです。現在では、オーストラリアの2大スーパー「コールス」と「ウールワース」に対して、その存在を十分に脅かしています。

人気の秘密は、オリジナル・ブランドの商品を取り扱うことで、他のスーパーに比べて価格を大幅に抑えていること。商品は、生鮮食品、日常の食料品、日用品などが主ですが、「スペシャル・バイ(Special Buy)」という週替わりのセールでは電化製品や洋服、靴、アウトドア用品など様々なものが陳列台に並びます。

シドニーのシティ近くでは、オックスフォード・ストリート沿いのダーリンハーストにあり、タウン・ホールから徒歩12分、ハイド・パークから徒歩5分、ボタニック・ガーデンから徒歩20分です。

アルディは、安さ勝負で庶民の強い味方のため、一見観光客の方には縁がなさそうですが、選ぶ種類は多くないものの、アルディ・ブランドのチョコレート、ビスケット、チップス、ナッツ類、ハチミツ、ミューズリーバーなどが安く買えるので、定番ブランドとはちょっと違うお土産選びができます。

また、ある程度人数がそろえば、パンや肉、チーズをアルディで買ってバーベキューやピクニックもいいですね♪

店名 アルディ・ダーリンハースト (ALDI Darlinghurst)
住所 Oxford Village, Oxford St &, Pelican St, Darlinghurst NSW 2010 (Google Map)
営業時間 毎日:08:30 – 20:00(木曜:21:00)

Web

https://www.aldi.com.au/



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経済の中心でもありオーストラリアを代表する都会のシドニー、世界最大のサンゴ礁群であるグレートバリアリーフの玄関口として人気のリゾート地のケアンズ。

オーストラリア旅行に都会と自然のまったく異なる顔を持ち、世界的にも知名度、人気でもトップクラスの観光地であるシドニーとケアンズの両方を訪れる人も多くいます

シドニー、ケアンズとも、東京、大阪から直行便が就航していますので、日本からシドニーに入って数日の滞在後にケアンズへ移動、数日間滞在した後ケアンズから日本へ帰国、またはその逆のパターンの行程もポピュラーです。

シドニーとケアンズの両方に滞在する場合に必要となる、オーストラリア国内の移動、シドニーからケアンズへの行き方をご紹介します。




シドニーとケアンズの位置

オーストラリア地図シドニーとケアンズはともにオーストリア大陸の東海岸にあり、シドニーは東海岸南部、ケアンズは東海岸の北部に位置します。

シドニーとケアンズの直線距離はおよそ1960kmになり、東京・大阪間の約400kmのおよそ5倍の距離となります。

両都市間の飛行機による所要時間はおよそ3時間、車による陸路では2415km、ノンストップで走行しても約26時間かかります。

その為、途中のゴールドコーストなどの観光地に立ち寄りながら日にちをかけてのんびりと旅行する方を除き、シドニーとケアンズの移動は飛行機で移動するのが一般的です。



飛行機を利用してシドニーからケアンズへ

カンタス航空シドニーとケアンズは直線距離で1960kmも離れている為、一般艇な旅行者は飛行機を使って移動します。

シドニー市内からシドニー空港までは車で約30分、ケアンズ空港からケアンズ市内までは車で15分となります。

シドニーとケアンズ間は、カンタス航空、ジェットスター航空、及びヴァージン・オーストラリア航空が、それぞれ1日数本の直行便を運行しており、所要時間は約3時間となります。

カンタス航空とヴァージン・オーストラリア航空は、従来型のフルサービス航空会社、ジェットスター航空はLCC、ローコストキャリアになります。

料金は3社とも需要と供給によって料金が変動しますが、だいたいジェットスター航空が最安値、続いてヴァージン・オーストラリア航空、そしてカンタス航空という順番になっていることが多く、料金は安い時期ですとジェットスター航空で片道$100程度となり、セール時には$79の時もあります。

航空券はそれぞれ各航空会社のWebサイトより購入が可能、ジェットスター航空は購入まで日本語で大丈夫ですが、カンタス航空は出発地がオーストラリア国内の場合、英語のサイトに切り替わります。ヴァージン・オーストラリア航空は、現時点では英語のみとなっています。

カンタス航空、ヴァージン・オーストラリア航空は預け荷物が含まれた料金となりますが、ジェットスター航空は預け荷物無しの料金、必要に応じて追加料金となりますので、料金を比較する場合は注意してください。

定時運航率ではカンタス航空、ヴァージン・オーストラリア航空と比較して、ジェットスター航空は若干見劣りがしますので、その点は料金の安さと割り切った方が良いでしょう。

オーストラリアの会計年度は7月から6月になり、政府関連の統計データも7月から6月で発表されるため、XXXX-XXXX年という期間表示となります。

航空会社別の年間定時発着率、欠航率(2021-2022年)
航空会社 定時到着率 定時出発率 欠航率
ジェットスター航空 71.0 % 67.9 % 11.9 %
ヴァージン・オーストラリア航空 75.6 % 73.6 % 8.2 %
カンタス航空 77.1 % 77.1 % 9.0 %

出典:Department of Infrastructure, Transport, Cities and Regional Development




長距離バスを利用してシドニーからケアンズへ

グレイハウンド・バスシドニーとケアンズの陸路での移動距離は、海岸部を通るルートの場合、走行距離にして約2590km、時間にしてノンストップで走行しても約29時間かかります。

日本では長距離バスによる移動は飛行機等と比較して安価な場合が多いですが、オーストラリアの場合は長距離バスは飛行機より安いという事はあまりありません。

ピーク時期の航空機の残席がほとんどなくなって高騰した時に、あまり繁忙状態によって料金の変動しない長距離バス料金の方が安くなる等、ごく限られた時に長距離バスの方が安くなる程度となります。

シドニーからケアンズへの直行のバス・サービスは運行されていませんが、グレイハウンド社の運行するバスにてブリスベン乗換で約2日間かけて移動することが可能です。

発着地 発着時間
シドニー出発 20:30
ブリスベン到着 13:30
ブリスベン出発 14:00
ケアンズ到着 20:00

シドニーとケアンズの間には、バイロンベイ、ゴールドコースト、フレーザー島、ウィットサンデー諸島など、素通りするのにはもったいない観光地が点在しています。

その為陸路での移動は単純に移動だけを目的とする方には向きませんが、時間をかけてのんびりと、途中の観光地を訪れながらシドニーからケアンズへ向かいたいという方へは、長距離バスでの移動をお勧めできます。

この場合グレイハウンド社から、メルボルン・ケアンズ間、7日間、15日間、30日間乗り降り自由のバスパス、「EAST COAST WHIMIT PASSES」が販売されていますので、このパスを利用するといいでしょう。バスパスの価格は$289~となります。(2024年現在)



列車を利用してシドニーからケアンズへ

カントリー・リンクシドニーからケアンズへ行く直行の列車はありませんが、シドニーからブリスベンへ行き、そこからブリスベン発ケアンズ行きの列車に乗り継いでケアンズへ行くことは可能です。

シドニーからケアンズへの単純な移動手段としては、列車移動は費用も時間もかかるのでメリットはあまりありませんが、列車特有の旅情、雰囲気を楽しむという面では列車移動は移動手段として、費用・時間とは別な大きな魅力があります。

シドニーからブリスベン

シドニーからブリスベンへはカントリー・リンク(Country Link)という列車を利用、夜行便の1日1本の列車が、シドニーのセントラル駅(Sydney, Central Station)と、ブリスベンのローマ・ストリート駅(Brisbane, Roma Street Station)を結んでいます。

座席はエコノミーとファースト・クラスの2種類があり、エコノミーは$117.23、ファースト・クラスは$164.96、スリーパー・キャビン(寝台車)は$271.29になります。(2024年現在)

所要時間は14時間12分、シドニーを14:41に出発、ブリスベンには翌日早朝の04:53(10月~3月のNSW州夏時間実施時期は03:53)に到着となります。

予約・購入はエコノミー、ファースト・クラスはWebサイトより可能、スリーパー・キャビンは電話で予約する必要があります。

発着地 発着時間
シドニー出発 14:41
ブリスベン到着 4月~9月:04:53(翌日)
10月~3月:03:53(翌日)

ブリスベンからケアンズ

ブリスベンからケアンズへは、スピリット・オブ・クイーンズランド号という長距離列車を利用します。

スピリット・オブ・クイーンズランド号は、月曜、水曜、金曜、土曜の週4本、13:45にブリスベンのローマ・ストリート駅(Brisbane, Roma Street Station)を出発、翌日の14:30に到着、1681kmを25時間かけて走ります。

座席はプレミアム・エコノミーとレイル・ベッド・スリーパーの2種類があり、エコノミーは$369.90、レイル・ベッド・スリーパーは$519.00になりますが、それぞれ早期購入割引が設定されており、最大40%ほど割引になります。(2024年現在)

スピリット・オブ・クイーンズランド号は最新の車両が使われ、特にレイル・ベッド・スリーパーはフルフラットにもなる飛行機のビジネス・クラス並みの快適なシートとなっており、料金に車内での食事も含まれています。

予約・購入は下のWebサイトから可能です。

発着地 発着時間
ブリスベン出発 13:45
ケアンズ到着 14:30(翌日)




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オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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ハンター・バレーはシドニーから車で約2時間、オーストラリア最古のワイン産地と言われていて、シドニーを訪れるオーストラリア内外の観光客に大人気の観光地です。

セミヨンやシラーといった品種のワイン生産で有名なハンター・バレーですが、赤、白、ロゼそしてスパークリングの美味しいワインも多く生産されいて、ハンター・バレーには大手から小さな家族経営まで、約150軒もの多様なワイナリーが存在します。

そこで今回は、シドニー観光には外せない必見ポイントであるハンター・バレーの見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、ハンター・バレーへ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!




ハンター・バレーとは?

ハンター・バレーって名前は聞いたことがあるんだけど、実際どんな所ですか?
ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。

ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。

ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。

ハンターバレーの特徴的な風土は、石灰岩と粘土質の土壌、そして海からの影響を受ける温暖な気候です。これらの要因が複合して、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、セミヨンなどのブドウ品種を栽培するのに適した条件を提供しています。

ハンターバレーのワインは、フルーティで芳醇な味わいが特徴的です。特にセミヨンは、ハンターバレーで栽培される白ブドウ品種の中でも有名で、辛口でフルーティな味わいが特徴です

1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。

ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。

ハンター・バレーは、オーストラリアの他地域から国内旅行者、オーストラリア国外からの旅行者だけでなく、地元シドニー在住者にも人気の観光地となっており、シドニーから週末の1泊2日小旅行に最適です。



ハンター・バレーへの行き方・アクセス

ハンター・バレーでワイン・テイスティング、素敵ですね!ところで、ハンター・バレーへはどのように行ったらいいんですか?
ハンター・バレーはシドニーから約160km離れていて、便利な公共交通機関もないので、シドニーからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。

ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。

シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。

シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。

日本からシドニーへは、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、カンタス航空(QANTAS)が東京(羽田空港)から、2024年4月よりジェットスター航空(JETSTAR)が大阪(関西空港0から直行便が運航されています。またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。

シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加する、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。

オーストラリア地図

ツアーに参加してハンター・バレーへ

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

ハンター・バレーでのメイン・アトラクションはワイナリー巡り、ワイン・テイスティングですので、ワインの飲む量を気にせずテイスティングを楽しみ、ほろ酔い気分の帰りはぐっすり車中で寝ることができるのは、やはりツアー参加に限ります。

ハンター・バレーのオプショナルツアーは、日帰りツアーだけでなく、ハンター・バレーで宿泊して2,3日間かけてハンター・バレーをじっくり観光できる、またはポートスティーブンスへも足を延ばす、ホテル宿泊代金込みのツアーも催行されています。

レンタカーでハンター・バレーへの行き方

シドニーからハンター・バレーへは、ハイウェイM1を1時間ほど北上し、途中B82の出口を出てローワー・ハンターの中心の町ポコルビン(Pokolbin)を目指します。シドニーの中心部からは、約2時間のドライブとなります。

ハンター・バレーには120軒以上のワイナリーがあるので、ポコルビンに到着後はハンター・バレー・ビジター・インフォメーション・センターへ行って、ワイナリーのリストが載った地図をもらうと重宝します。訪れるワイナリーに迷っている場合は、インフォメーション・センターのスタッフにお勧めのワイナリーを聞いてみましょう。

ただし、日帰りでハンター・バレーへの観光を計画している場合は、運転手はワインを楽しむことができないので、レンタカー利用の場合は1泊や2泊のスケジュールがいいでしょう。




ハンター・バレーの気候

ハンター・バレーに行くのを決めました!そこで、ハンター・バレーの気候について少し教えてもらえますか?
ハンター・バレーは、気候区分的にはシドニーと同じ温帯性気候ですが、夏は暑く乾燥し、冬は比較的降雨量が多い地中海性気候に似た気候ですので、1年を通して温暖と言えます。

ハンター・バレーは、シドニーなどがあるオーストラリア南東端の地域同様、温帯性気候ですが、シドニーがその中でも温暖湿潤気候なのに対し、シドニーよりも内陸に位置するハンター・バレーは地中海性気候に近く、 夏平均気温が21.1°C、冬の最低気温が4.4°C、年間降水量は750㎜と地中海性気候に似た穏やかな気候が特徴です。

ブドウ栽培には最も適した気候ですが、真夏にハンター・バレーを訪れる際は30度を超える日もあるので、熱射病・熱中症対策は忘れずにしてくださいね。冬はめったに雪は降らず、0度を下回ることも稀ですが、厚目のジャンパーやフリースなど冬物の服装の装備は必要です。

ハンターバレーの気候グラフハンター・バレーの年間気候グラフ

最高気温(℃) 最低気温(℃) 降水量(mm)
1月 30.4 17.7 87.9
2月 29.6 17.7 105.1
3月 27.5 15.5 86.1
4月 24.6 11.7 58.2
5月 21.1 8.4 53.2
6月 18.2 6.0 60.9
7月 17.8 4.6 32.6
8月 19.8 4.9 36.5
9月 22.7 7.8 43.8
10月 25.3 11.0 59.3
11月 27.4 13.9 72.7
12月 29.3 16.1 70.7
年平均 24.5 11.3 63.6

データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値



ハンター・バレーで開催されるイベント

ハンター・バレーで開催されているイベントをご紹介します。

ハンター・バレー・ワイン & ビール・フェスティバル

毎年6月にハンター・バレーにあるホテル、クラウンプラザ・ハンターバレーで開催されるフェスティバル。

その名前の通り、ハンター・バレーで生産されるワイン、ビールを中心に、地元のグルメ料理が楽しめるイベントとなっています。

入場券はオンラインでのみ購入可能となっていますが、当日でも購入可能です。

イベント名 ハンター・バレー・ワイン & ビール・フェスティバル
日にち 2024年7月13日
Webサイト https://www.huntervalleywinefestival.com/

スカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤード

オーストラリア国内の地方のイベントとしては最も長く、今年で18年目となるスカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤードは、ハンター・バレー地域のウォロンバイおよびローワー・ハンターのヴィンヤードやワイナリーが、オーストラリア国内はもとより国外からのアーティストの彫刻作品か鑑賞できるギャラリーに変わります。

毎年100個以上の作品が並び、ウォロンバイ・ビレッジでは屋内ギャラリーが3軒オープンします。

各作品を鑑賞するのは無料なので、この期間はワイナリー巡りと共に有名無名アーティストの作品を鑑賞してみてはいかが?

各作品を巡るガイド付きツアー(1人A$10)も催行されます。

2023年は開催がありませんでしたが、2024年は9月に開催されます。

イベント名 スカルプチャー・イン・ザ・ヴィンヤード (Sculpture by the Vineyard)
日にち 2024年9月14日~2024年9月29日
Webサイト https://sculptureinthevineyards.com.au/




ハンター・バレーの観光スポット

ハンター・バレーにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?
ハンター・バレーでの一番のアトラクションは、何といってもワイナリー巡りですが、その他にも楽しめるスポットがたくさんあるので紹介していきますね!

ハンター・バレーには、有名大手のワイン・メーカーから、家族経営の小規模ブティック・ワイナリーまで、ワイナリーの数はおよそ150軒あるので、ワイナリー巡りは何度ハンター・バレーを訪れても新たな発見がありますが、実はワイナリー巡り以外にも、ハンター・バレーでは訪れるべき場所がたくさん存在します。

今回は、そんなワイナリー以外の訪れるべき場所の中でも、ここは外せない!という要チェックの場所をご紹介します!

ハンター・バレー・ガーデンズ

ハンター・バレー・ガーデンズ写真提供:Destination NSW

ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置するハンター・バレー・ガーデンズは、14ヘクタールの敷地に10種類のテーマ別ガーデンが設けられ、約8kmに及ぶ遊歩道が設置された庭園です。

テーマ別のガーデンでは、6000本以上のバラが植えられているローズ・ガーデンや、おとぎ話をモチーフにしたストーリーブック・ガーデン、インド、イタリア、中国そして東洋のガーデン、ヨーロッパの宮殿をイメージしたようなガーデンなど、見どころがいっぱいです。

ハンター・バレー・ガーデンズの隣にはショッピング・ビレッジ、ホテル、レストランが並んでいるので、ワイナリー巡りの合間の休憩に、またはハンター・バレー観光の締めくくりにぴったりの場所です。

名称 ハンター・バレー・ガーデンズ(Hunter Valley Gardens)
住所 2090 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 入場料:大人A$38、子ども(4-15歳)A$30 家族割引あり
Web https://www.huntervalleygardens.com.au/

ハンター・バレー・チョコレート・カンパニー

チョコレートハンター・バレー・チョコレート・カンパニーは、ハンター・バレーにおいて1999年以来創業し、現在ではハンター・バレーを訪れる観光客にとって必ず訪れるべきスポットのひとつになっている、チョコレート・ショップです。

ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに3軒ショップがありますが、Twenty-3-Twentyと呼ばれるショップでは、ショコラティエがチョコレートを作っている様子を見学できます。

チョコレートやファッジの試食ができるので、自分用のお土産はもちろん、大切な家族や友達へのお土産探しにもぴったりです。

施設内にはカフェも併設されているので、ワイナリー巡りの合間に、このカフェのテラス席で、一面に広がるブドウ畑を眺めながらおいしいコーヒーとチョコレート休憩もできます。

名称 ハンター・バレー・チョコレート・カンパニー(Hunter Valley Chocolate Company)
住所 2320 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料
Web http://www.hvchocolate.com.au/

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ写真提供:Destination NSW

ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップは、ローカル産、オーストラリアの国内産、そして国外からのチーズを集めた、正にチーズの専門店です。ショーウィンドーに所狭しと並べられたチーズは、定員さんにお願いをすると試食できるものが多いので、気になるチーズがあったら迷わず聞いてみましょう。

ショップには、チーズ以外にもクラッカー、オリーブ、ナッツなど、ワインのおつまみになりそうなものがたくさん売られています。

ショップ・セレクトのチーズ、クラッカー、フルーツやナッツを組み合わせたオリジナル・プラッターもあるので、ワイナリーで買ったワインのお供にプラッターの購入もお勧めです。

店内にはカフェも併設されているので、美味しいジェラート、ハンバーガーやピザなど、ランチや休憩で訪れるのもいいですね。

名称 ハンター・バレー・スメリー・チーズ・ショップ(Hunter Valley Smelly Cheese Shop)
住所 2144 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料
Web https://www.smellycheese.net.au/

ハンター・バレー動物園

コアラハンター・バレー動物園は、ワイナリーが多く集まるローワー・ハンター地域のヌルカバという町に位置します。

カンガルー、コアラ、ディンゴ、ウォンバット、タスマニアン・デビルといったオーストラリア固有の動物から、ライオン、ミーアキャット、アメリカン・アリゲーター、チーター、キツネザルなど、エキゾチックな動物も飼育されています。また、鳥類や爬虫類も見逃せません。

動物のエサを購入して、カンガルーやファームの動物たちに餌付けをしたり、決まった時間に開催されるキーパー・トークで、飼育員さんから各動物の生態について詳しく説明を聞くことができます。

アニマル・エンカウンターでは別料金でキツネザルやミーアキャットなどかわいらしい動物たちに大接近してエサをあげたり抱っこをしたり、動物と触れ合う機会がたくさんあるので、入場時にはぜひその日のプログラムをチェックしてくださいね!

名称 ハンター・バレー動物園(Hunter Valley Zoo)
住所 138 Lomas Ln, Nulkaba NSW 2325(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 入場料:大人A$42、子ども(3-15歳)A$28
Web https://www.huntervalleyzoo.com.au/



ハンター・バレーのワイナリー

ハンター・バレーに行ってワイン・テイスティングぜひやってみたいです!お勧めのワイナリーはありますか?
ハンター・バレーには約150軒のワイナリーが存在しますが、その多くはポコルビンやセスノックといった町があるローワー・ハンターにあります。その中でワイナリー巡り初心者の方でも安心してワイン・テイスティングできるワイナリーをを紹介しますね!

ハンター・バレーにはオーストラリア国内外に多くワインを出荷する大手のワイナリーから、家族経営でそこのワイナリーでしか生産したワインを販売しない小規模のブティック・ワイナリーまで、約150軒のワイナリーがワイン製造そしてテイスティングを提供しています。

ほとんどのワイナリーではカウンターに試飲できるワインのリストがあるので、それを見て興味があるワインをスタッフに伝えてテイスティングをさえてもらいます。ほとんどのワイン・ボトルは市内の酒屋と同額またはそれ以下、中にはワイナリー限定ボトルもあるので、テイスティングをして、これは!という自分好みのワインに出会ったら、迷わず買っちゃいましょう。

マックギガン・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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1992年の創業以来、4代にわたってワインを作り続けているワイナリーです。家族経営ながらも、ワイン業界ではマックギガンズの指名度は高く、オーストラリア国内でもシェア2位を誇ります。

ワイナリーの施設はかなり広く、カウンターでテイスティングをする観光客もスタッフも常に大勢いるので、ワイン・テイスティング初心者でも気兼ねなく入ることができます。

また、同じ施設内にハンター・バレー・チーズ・カンパニーが入っているので、ここで気に入ったワインとチーズを買って、ワイン畑が見渡せる場所でピクニック、なんてこともできますよ。

名称 マックギガン・ワインズ(McGuigan Wines)
住所 447 McDonalds Road Corner of, Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料のバーカウンター・ワインテイスティングの他有料コースもあり
Web https://www.mcguiganwines.com.au/

ティレルズ・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ティレルズ・ワインズは、1858年創立の、ハンター・バレーでは老舗のワイナリーです。ティレルズ家で代々ワイン作りを続けていて、現在は4代目と5代目がその製造と経営に携わっています。

ティレルズ・ワインズの最も代表的なワインは、オーストラリア国内で最も多くの賞を受賞している白ワインの「ヴァット1 セミヨン」です。また、1971年以来5000以上もの賞やトロフィーを受賞している、家族経営ながらもオーストラリアで有数のワイン・メーカーであり、国外にも多く輸出されています。

ワイン・テイスティングは1人A$15、予約必須ですが、時間が選択できるので、ツアー感覚で参加することができます、

カンタス航空をはじめ多くの航空会社、有名レストランで採用されている上質のティレルズのワインをこの機会に試してみてはいかがですか?

名称 ティレルズ・ワインズ(Tyrrell's Wines)
住所 1838 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.tyrrells.com.au/




ブロークンウッド・ワインズ

ブロークンウッド・ワインズは、1970年創立の比較的若いワイナリーですが、常に5つ星ワイナリーに選出されているオーストラリアで最も名高いワイン・メーカーです。

ブロークンウッド・ワインズの代表的なワインは、赤ワインのグレーブヤード・ヴィンヤード・シラーズ、白ワインのILR リザーブ・セミヨン、そして赤白展開しているクリケット・ピッチ・シリーズです。

近年、セラー・ドアーを大改装し、現在ではハンター・バレーで一番大きく1400平方メートル、プライベートのテイスティング・ルームやダイニング・ルーム、そしてブロークンウッド・ワインズの歴史を学べるワイン・ミュージアムを備えています。ワイン・ミュージアムからは、現在でも使用されているワイン樽が並ぶホールが見下ろせます。

このワイナリーもハンターバレーを代表する人気ワイナリーなので、訪問前にwebサイトより、テイスティングの予約をした方が良いでしょう。

名称 ブロークンウッド・ワインズ(Brokenwood Wines)
住所 401-427 McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$25より
Web https://www.brokenwood.com.au/

ペッパー・ツリー・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ペッパー・ツリー・ワインズは、1991年創立の新鋭のブティック・ワイナリーです。

ハンター・バレーをはじめ、同じニュー・サウス・ウェールズ州の町オレンジ、そしてより上質の土壌と天候を求めてたどり着いた南オーストラリア州の町クナワラとラットンブリーにブドウ畑を所有し、「ベスト・オブ 4 ワールド」なワインを作り出しています。

セラー・ドアは、絵本の中から飛び出してきたようなかわいらしい木造の三角屋根の建物が目印です。数々の受賞歴のあるワインの中でも、赤ワインのシラーズと白ワインのセミヨンがペッパー・ツリー・ワインズの代表作なので、ぜひ試してみてくださいね。

このワイナリーも、テイスティングはwebサイトより事前予約が必要になります。

名称 ペッパー・ツリー・ワインズ(Pepper Tree Wines)
住所 86 Halls Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.peppertreewines.com.au/



デ・ボルトリ・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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デ・ボルトリ・ワインズは、1928年に北イタリアから移住してきたヴィットリオ・デ・ボルトリによって設立されました。

ハンター・バレーから始まったワイン作りは、後にヤラ・バレーにまで広がり、現在ではニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州合わせて4軒のセラー・ドアで、イタリア風のホスピタリティを受けながらワイン・テイスティングをすることができます。

デ・ボルトリ・ワインズの最も代表される作品は、セミヨン種で作られた、デザート・ワインにぴったりの貴腐ワイン「ノーブル・ワン」です。

小さめのボトルのノーブル・ワンは、高級感あるプレミアム・ワインながらも、1本A$30ちょっととお手頃価格なので、親しい家族や友人などへのお土産におすすめです。

名称 デ・ボルトリ・ワインズ(De Bortoli Wines)
住所 532 Wine Country Dr, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$5
Web https://www.debortoli.com.au/




ハンター・バレーへ行くオプショナルツアー

ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。

ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。

それでは数多くあるシドニー出発のハンター・バレーのオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます

ジャックさんのハンター・バレー・ワインテイスティング

ハンター・バレーでのワイナリーを、日本語ガイドが日帰りツアーにてご案内いたします。

訪れるワイナリーは、基本的にその日のお勧めの場所をガイドが選択しますが、行きたいワイナリーがある場合は、ガイドに相談してみてくださいね。

日本ではなかなか珍しい赤ワイン、シラーズのスパークリングのテイスティングもできます。

催行曜日 毎日
料金 大人 $230 / 子供 $180 → 大人 $224 / 子供 $175
詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/7282/

ハンターバレー・シーニック・ワイン&ダイン1日ツアー

オーストラリアワインの代表的な産地として政界的にも有名なハンターバレーを訪れ、ブティックワイナリーを中心にワイナリーでワインテイスティングを楽しむことができる、シドニー発着の日帰りツアー。

このツアーでは、ハンターバレーの魅力を余すところなくお伝えするために、ツアーガイドがお勧めのワイナリーを厳選して訪問。それぞれのワイナリーで生産される個性的なワインをお楽しみください。気に入ったワインが見つかれば、ワインを購入し、お土産、または旅の思い出としてお持ち帰りください。

ワインのみならず、ワインのお伴として外せないチーズの工房も訪れ、チーズのテイスティングの機会もあります。同じ志を持つワイン愛好家と出会い、素晴らしい体験をした後は、シドニーへの帰路に着きます。

催行曜日 日曜を除く毎日
料金

大人 $225 / 子供 不可 → 大人 $214 / 子供 不可

詳細情報と予約 https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/17616/

ハンター・バレーのホテル



シドニー市内に宿泊しハンター・バレーへは日帰りで訪れる人が多いですが、のんびりと道中やブドウ畑の景色を楽しみながらドライブをし、ハンター・バレーで宿泊するのも良いアイデアです。

ハンター・バレーのホテルの多くは、ローワー・ハンター地域のポコルビン(Pokolbin)にあります。

有名チェーンのホテルから、小規模経営のブティック・ホテル、B&Bなどが宿泊施設としてありますが、スクール・ホリデーや週末と休日がつながるロング・ウィークエンド中は大変込み合うので、ハンター・バレーでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。

メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズ

メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズメルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズは、ハンター・バレーの中心の町ポコルビンに位置し、ハンター・バレー・ガーデンズやショッピング・ビレッジ、5軒のセラー・ドアが徒歩圏内にある、非常に便利な立地のホテルです。

全室72室、全ての部屋にプライベートのバルコニーまたはテラスが付いていて、ホテル内にはスパ、プール、ジム、レストラン、そして会議室が併設されています。共有エリアにて無料のwifiがご利用いただけます。

ホテル名 メルキュール・ハンター・バレー・ガーデンズ(Mecure Hunter Valley Gardens)
住所 Cnr Broke And, McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト https://www.mercurehuntervalley.com.au/

ザ・コンベント・ハンター・バレー

ザ・コンベント・ハンター・バレー写真提供:ザ・コンベント・ハンター・バレー公式サイト

ザ・コンベント・ハンター・バレーは、ハンター・バレー観光に便利なポコルビンに位置します。

1909年に建てられた修道院を改装していて、外観も内装もヨーロピアン調のかわいらしく、全室17室のみのブティック・ホテル。敷地内には、プール、テニスコート、そしてペッパー・ツリー・ワイナリーがあるので、徒歩圏内でホテルの滞在をまわるのもよし、またホテルを起点にハンター・バレーのワイナリー巡りをするにもアクセスが良い立地です。

ホテル内入っている2つのレストランのうちの一つ「サーカ1876」は、ハット獲得経験があるモダン・オーストラリアン料理を提供するレストランです。2コースから7コースまで、シェフのお勧め料理をワインとマッチングで楽しむことができます。 

ホテル名 ザ・コンベント・ハンター・バレー(The Convent Hunter Valley)
住所 88 Halls Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト http://www.convent.com.au/

ハンター・バレー・リゾート

ハンター・バレー・リゾート写真提供:ハンター・バレー・リゾート公式サイト

ハンター・バレー・リゾートは、ハンター・バレー観光のアクセスに良いポコルビンに位置します。

4つのタイプのお部屋は、テニスコートや屋外プールなど施設内のアクティビティにほど近い場所にあるハンター・ルームとヴィンヤード・ルーム、スパとキッチンを備えたスパ・コッテージ、そして家族での滞在にぴったりの6人まで滞在可能な2ベッドルーム・コッテージです。

敷地内のハーミテッジ・ロード・セラー・ドア・ワイナリーでは、ワインのテイスティングはもちろん、シアターにてハンター・バレーでのワイン作りについて学べるほか、ワイン用のブドウつぶし体験やワイン樽転がしなどのアクティビティも別途料金にて参加することができます。また、マチルダ・ベイ・ブリューハウスでは、ハンター・バレー産のローカル・ビール「ブルー・タング」をぜひ試してみてください。

ホテル名 ハンター・バレー・リゾート(Hunter Valley Resort)
住所 Hermitage Rd &, Mistletoe Ln, Pokolbin NSW 2320(Google Map
ランク
webサイト https://www.hunterresort.com.au/

クラウン・プラザ・ハンター・バレー

クラウン・プラザ・ハンター・バレークラウン・プラザ・ハンター・バレーは、ハンター・バレーのワイナリーが集まるローワー・ハンター地域のラブデールに位置します。

敷地内には、ジム、スパ、テニスコート、スイミングプール、そして18ホールのゴルフコースが併設されているので、のどかなブドウ畑の丘陵を眺めながらリラックスした休暇を楽しむことができます。

お部屋タイプはリゾート・ルーム、リゾート・スイート、リゾート・ビラ、そして大人のみが楽しむことができるプールが利用できるヘブン・プール・アクセス・ルームの4種類、全室無料wifi付きです。

ホテル名 クラウン・プラザ・ハンター・バレー(Crowne Plaza Hunter Valley)
住所 430 Wine Country Dr, Lovedale NSW 2325(Google Map
ランク
webサイト https://crowneplazahuntervalley.com.au/




ハンター・バレーに関するよくある質問(FAQ)

ハンター・バレーとはどんなところですか?

ハンター・バレーはニュー・サウス・ウェールズ州のシドニー郊外にある、世界的にもその名を知られるオーストラリアを代表するワインの生産地です。シドニーから日帰りで訪れることもできるので、シドニー観光にはブルーマウンテンズと並び、外せない観光スポットと言えます。

ハンター・バレーは、通称「ハンター」との呼ばれている地域で、ポコルビン、ブローク、ラブデール、シングルトン、ウォロンビー、セスノックの6つの地区で成り立っています、ニュー・サウス・ウェールズ州の州都シドニーからハンター・バレー中心の町セスノックまでは、北へ約160kmの場所に位置します。この地域の産業は、主にワインの生産と石炭鉱業です。

ワインの生産地域としてはオーストラリアで最も古く、その歴史は19世紀初めにさかのぼります。

1823年に20エーカーのブドウ畑から始まったハンター・バレーのワイン生産は、1840年には500エーカーにまで広がり、その後世界大戦時代の苦難の時期を乗り越え、現在では大小約150軒のワイナリーがワインの生産、そしてワインテイスティングを提供しています。

ハンター・バレーは、大きく分けて二つのエリアに分かれています。アッパー・ハンターは、ブッシュ・ウォーキングや乗馬などアウトドアのアクティビティを楽しめますし、ローワー・ハンターでは多くのワイナリー、レストランそしてホテルなどの宿泊施設が集まっていますので、ハンターバレーではワイナリー巡り以外にも楽しみ方は多種多様です。

ハンター・バレーへの行き方、アクセスを教えてください。

ハンター・バレーの最寄の都市は、ニュー・サウス・ウェールズ州都であるシドニー(Sydney)になります。

シドニーはオーストラリアで1番大きな都市であり、都市圏人口は410万人となっています。アデレードには国内から1200万人、オーストラリア国外からは410万人の観光客が訪れており、観光はシドニーのとって重要な産業の一つとなっています。

シドニー市内にもオペラハウスやハーバー・ブリッジなど見所は沢山ありますが、シドニー郊外ではブルーマウンテンズ、ポート・スティーブンスと並んでハンター・バレーが、ニュー・サウス・ウェールズ州において最も人気のある観光地となります。

日本からシドニーへは、日本航空(JAL)が成田から、全日空(ANA)が羽田から、そしてカンタス航空(QANTAS)が羽田と関空から直行便が、またシンガポールや香港などを経由して来る経由便利用など、オーストラリアのハブ空港となっているシドニー空港へは多くの航空会社が乗り入れています。

シドニー・ハンター・バレー間は、距離にして約160km、車で約2時間ですので、ハンター・バレーの観光は、シドニーからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブで訪れるのが一般的です。

ハンター・バレー観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介

シドニーからハンター・バレーへ行くオプショナルツアーはありますか?

ハンター・バレーへの観光は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーよりオプショナルツアーが催行されています

シドニーよりハンター・バレーを訪れるのには、シドニー発のハンター・バレー・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。

シドニー出発ハンター・バレーのベーシックなツアーは、シドニーを朝7時から7時半ごろ出発後、約2時間かけてハンター・バレーへドライブ、その後ランチをはさんで、ツアー会社が選択するワイナリー2-3軒を訪れ、ワイン・テイスティングをしていただきます。ツアーによっては、ワイン工場の内部見学や、チーズまたはチョコレート工場訪問が含まれているものもあります。

ハンター・バレーを訪れるほとんどの人はワイナリー巡り、そしてワイン・テイスティングを行うと思いますので、ツアーに参加の場合は家族なり友人の運転手がテイスティングができない、という心配もなく、ほろ酔い気分の帰り場バスの中で寝ることができるのが、ツアー参加の最大のメリットです。

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シドニーの観光情報

シドニーのオプショナルツアーとアクティビティ情報

シドニーのレストラン情報



シドニーの旅行手配

トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。

シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

トラベルドンキーにお任せください!

季節が日本とは真逆のシドニー。

短パン・Tシャツで過ごすシドニーの真夏の年末・年始は、日本とは一風変わった雰囲気です。

日本より一足早く新年を迎えるシドニーですが、年末・年始の海外旅行の目的地として、シドニーは適しているのでしょうか!?

大晦日・お正月、年末・年始にシドニー旅行をするメリット、デメリットを天気、気候、イベントなどを通じ様々な角度から見てみましょう。




年末・年始のシドニーの街の様子

季節が日本と逆のシドニーの年末・年始は真夏になり、オーストラリアでは12月の下旬から翌年の1月下旬まで、約1か月間に及ぶホリデーシーズンになるため、通常はシドニーへはオーストラリア各地より多くの国内旅行者が訪れます。

また、ニュージーランドに続いて日本などをはじめ世界各国より一足早く年明けを迎えるオーストラリア、シドニーでは毎年カウントダウン花火が大規模に行われ、その様子が世界各国で中継されることもあり、年末・年始にオーストラリア国外からシドニーを訪れる旅行者も多くなります。

オーストラリア国内・国外から年間を通して最も多くの観光客がシドニーを訪れますので、シドニーの年末・年始は、年間を通して最も人が多く賑やかな時期となります。

12月31日は祝日ではありませんが、多くの会社、商店は休み、または昼くらいまでの営業となります。31日の昼くらいからシドニー北部から市内半分ほど車両の乗り入れが禁止となります。

カウントダウン花火のもっともメインとなる会場は、ハーバーブリッジ、オペラハウス、サーキュラーキー周辺となり多くの人が集まり、大変多くの人が押し寄せます。

2020年から2021年にかけての年末年始は、コロナウイルス拡散防止のため国外や州外の観光客はなく、例年に比べてかなり閑散としたシドニーでしたが、NSW州は厳しい規制の下、カウントダウンの花火は縮小版で開催をし、世界で最も早く新年を迎える都市の1つであるシドニーは、メディアを通してその様子を各国へ伝えました。



年末・年始のシドニーの気候と服装

オーストラリアは南半球にあるため日本とは季節が逆になり、シドニーの年末・年始は真夏になります。

年末・年始時期のシドニーは、日中の平均最高気温が26℃前後平均最低気温は18℃前後となり、晴れた日には夏の日差しの強さを感じます。

シドニーの夏は日差しは強いものの、東京ほどは気温は上昇せず湿度もあがりませんので、日陰に入れば涼しく感じるほどで、過ごしやすと言えます。

東京の数値でいえば9月頃の最高気温、最低気温の数値にあたり、大雑把に言えば湿度が低くカラッと晴れた残暑の日という感じです。

上着無しでシャツ1枚で大丈夫ですが、乗り物、観光施設、レストランなどの屋内は冷房が日本人にとっては効きすぎと感じることが多く肌寒さを感じることもあるので、薄手の羽織るものは持参した方が良いです

シドニー近郊、市内より西方向、内陸部へ120Kmほど入った観光地、ブルーマウンテン地区では、標高が1000mほどあるため、気温もシドニー市内より3-6℃ほど低くなり、12月の最低気温の平均は11.8℃、最高気温は22.5℃となります。

その為、ブルーマウンテンに宿泊する予定の方は、薄手ののジャケットなどを準備した方が良いでしょう。

12月のシドニーと東京の気候比較

12月 シドニー 東京
最高気温 (℃) 26.0 11.9
最低気温 (℃) 18.8 3.5
降水量 (mm) 101.2 51.0
湿度 (%) 71 56

データ:オーストラリア政府気象庁 / 日本国・国土交通省・気象庁(平年値)

1月のシドニーと東京の気候比較

1月 シドニー 東京
最高気温 (℃) 25.8 9.6
最低気温 (℃) 18.9 0.9
降水量 (mm) 119.3 52.3
湿度 (%) 74 52

データ:オーストラリア政府気象庁 / 日本国・国土交通省・気象庁(平年値)




年末・年始のシドニーのイベント

クリスマス時期から年末・年始のシドニーでは、下記のイベントが予定されています。

どれも真夏のシドニーのクリスマス、年末・年始ならではのイベント、日本では体感できない素敵な思い出を!

ライツ・オブ・クリスマス

オーストラリアのローマ・カトリックの総本山であるセントメアリー大聖堂前の広場では、毎年ライツ・オブ・クリスマスと呼ばれるイベントが行われます。

クリスマスに因んだ題材をプロジェクト・マッピングで、セントメアリー大聖堂に映し出し、クリスマスキャロルを歌う聖歌隊などのパフォーマンスも行われ、入場は無料です。

2019年は12月5日から12月25日、20:30-23:00まで、プロジェクションマッピングのディスプレイが行われていました。

新型コロナウィルスの影響で2020年から2023年まで開催が中止されました。2024年に関してまだ何も発表がされていませんが、今年こそはシドニーのライツ・オブ・クリスマスの再開が望まれています。

イベント名

ライツ・オブ・クリスマス(Lights of Christmas)

日にち 2024年未定(2020年~2023年は開催中止)
場所 セントメアリー大聖堂前(St Mary's Cathedral)地図
Webサイト https://lightsofchristmas.com.au/

シドニー・カウントダウン花火

シドニーでは毎年12月31日の大晦日に、シドニー・ハーバーブリッジを中心に、シドニー市内複数個所で花火が打ち上げられ、これを見るために多くの観光客がシドニーを訪れます。

その様子は一早く新年を迎えたシドニーとして世界各国のニュースで配信され、日本の方も一度はみたことがあるではないでしょうか。

オペラハウス、ハーバーブリッジを背に打ち上げられる花火の数々は言葉で言い表せないほどです。

大晦日の花火は21時15分と0時の2回打ち上げられます。

新型コロナウィルスの影響で2020年、2021年は中止となりましたが、2022年より再開されています。

イベント名

シドニー・カウントダウン花火

日にち 12月31日
場所 ハーバーブリッジを中心にシドニー・ハーバーの複数個所
Webサイト https://www.sydneynewyearseve.com/fireworks/

 

【番外編】ボクシング・デイ・セール(大バーゲン)

セール「イベント」では無いですが、最早「イベント」と言えるのが、クリスマス・デイ(12月25日)の翌日ボクシング・デイ(12月26日)の大バーゲンセール

ボクシング・デイの由来は諸説ありますが、英国の雇用主が従業員にギフト・プレゼントを箱・ボックス(Box)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祝日(Boxing Day)と呼ばれていると言われており、そのプレゼントに因んで「プレゼント」のような大バーゲンセールが各小売店で開かれます

デパート、ショッピング・モール、アウトレット・ショッピング・センターなどの各小売店(洋服、化粧品、電化製品、玩具などなど)を競うようにバーゲンを行います。

マイヤー(Myer)、デイビット・ジョーンズ(David Jones)などの有名デパートの前には開店前から長蛇の列ができ、その様子はまさしく「イベント」です。

シドニーの主なショッピングスポット
店舗名

マイヤー(Myer)

住所 436 George St, Sydney NSW 2000 地図
 Webサイト https://www.myer.com.au/
特徴

マイヤーはオーストラリア全土に店舗を展開する、オーストラリア最大の百貨店チェーンです。1900年にビクトリア州のベンディゴに開かれた商店を皮切りに、全国に60店舗、従業員数は14000人を超えます。
シドニー市内にはシドニータワー近くに1店舗あり、多くのシドニー在住者で賑わっています。化粧品、アパレル衣類、ベッドリネン等、見ているだけでも楽しくなり、オーストラリアのお土産に使えるものもあります。地階には大きなフードコートがあり、手軽にランチを済ませることもできます。

店舗名

デビッド・ジョーンズ(David Jones)

住所 86-108 Castlereagh St, Sydney NSW 2000 地図
Webサイト

https://www.davidjones.com/

特徴 デビッド・ジョーンズは、1838年シドニーで創業された高級デパート、タスマニア州とノーザンテリトリー準州を除くオーストラリア全土に47店舗を有します。
比較的庶民的なマイヤーと比較して、デビッド・ジョーンズはブランド品を中心とした高級品をそろえち、お値段もその分高い価格帯となっています。
地階は日本のデパ地下より小規模ですが、高級食材が購入できるグルメフロアになっています。
モール名

マーケット・シティ(Marcket City)

住所 19-13 Hay St, Haymarket NSW 2000 地図
Webサイト

https://www.marketcity.com.au/

特徴 マーケット・シティはシドニー市内南部、チャイナタウンにある比較的小規模なショッピング・モールです。アジア系のスーパーの他、アパレル、ジュエリーショップ等が出店しています。
クリスマス(12月25日)は、シドニー市内でほとんどの商店は休みなりますが、チャイナタウンにあるだけに、このショッピング・モールの店の多くは営業しています。
地上階は「パディス・マーケット(Paddy's Market)」というTシャツ等の衣類、土産物、青果等が販売される市場になっています。水曜日から日曜日にオープンしています。
モールの最上階にある中華料理店、ジ・エイト(The Eight)のランチタイムの飲茶の人気が高く、美味しいと評判なので、是非買い物ついでに食べてみてください。ただし、土曜、日曜の週末は列に並ぶ覚悟が必要です。



年末・年始のシドニーの祝日

12月下旬から1月上旬のシドニーにおける祝日は下の通りです。

12月31日の大晦日は祝日ではありません。殆どの観光施設、商店、レストランなど通常通り営業をしておりますが、お店によっては時間を早めて閉店するところもあるので、ご注意ください。

12月25日:Christmas Day(クリスマス・デイ)

毎年12月25日が祝日となり、シドニーに限らずオーストラリア全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祝日です。

通常の祭日・祝日でも休業しない観光施設や動物園なども休業となり、オプショナルツアーなども催行されませんので注意してください。

12月26日:Boxing Day(ボクシング・デイ)

ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祝日です。

英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祝日と言われており、12月25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いですが、このボクシング・デイは営業を行う店が多いです。シドニー市内のデパート、商店の多くの店舗でバーゲンセールが行われ、多くの買い物客で賑わいます。

1月1日:New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)

新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみです。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業しています。




年末・年始のシドニーの混雑状況

クリスマス・年末・年始前の12月の初旬から中旬にかけては、ホリデーシーズン前の静かな時期となり「嵐の前の静けさ」と言えます。

オーストラリアでは、12月中旬頃から1月下旬にかけて、スクールホリデーと言われる学校休み(夏休み)に入ることもあり、約1か月間の長期のホリデーシーズンになります。

オーストラリア国内の宿泊・観光施設、飛行機など交通機関は年間でも、最も混み合うシーズンであると言えます。

特にクリスマス前の12月23日頃より年明け1月5日あたりの年末から年始にかけて、その混雑はピークを迎えます。

そして12月30日から1月1日のシドニー市内、及び近郊のホテルは、通常時のホテル料金の3倍近くと高騰し、加えて3泊以上の宿泊が条件になる所がほとんどです。

それでも1か月前くらいにはホテルの空きを見つけることは困難になりますので、年末年始にシドニー旅行を計画している方は、早めのホテル確保をお勧めします。

結論!年末・年始のシドニー旅行は最適?

さて、航空券代金も高くなり、前述通りホテル代金もあがる年末・年始、決して安くない旅行代金を払ってでもシドニー旅行する価値があるのでしょうか?

年末・年始時期のシドニー旅行のメリット

  1. クリスマスや年末・年始のイベントが盛りだくさん
  2. 寒い日本を抜け出して、真夏の過ごしやすいシドニーへ
  3. 日本では決して味わえない半袖・ショートパンツで年越し体験
  4. ボグシング・デイ・セール(大バーゲン)でお買い物を楽しめる

年末・年始時期のシドニー旅行のデメリット

  1. 旅行代金が閑散期に比べると高い
  2. ホテル・観光施設の混雑
  3. クリスマス当日(12月25日)はほとんどの観光施設・商業施設がクローズ

貴重な年末・年始のお休みです。上記を踏まえて、みなさまのお考えはどうでしょうか?

ご滞在中の観光、オプショナルツアー参加などは、日本ご出発前に予めご予定を立て、事前にオンライン予約の上、シドニーへお越しになることをお勧め致します。

シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ



月ごとのシドニー:気候、服装、イベント、混雑状況



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7月のシドニー旅行を計画している方へ、7月のシドニーの気候の情報と服装のアドバイス、7月にシドニーで行われるイベント情報、ホテル・観光施設などの混雑状況を、シドニー在住のスタッフが最新の情報に基づいてお届けまします!

季節が日本と逆のシドニーは7月は真冬になり、1年間で月間平均最高気温、最低気温とももっとも低い月になります。ただし「真冬」といっても、最低気温で8℃前後とそれほど下がらず、東京等に比べるかなり穏やかな冬になります。

目次:7月のシドニー 気候、服装、イベント、混雑状況(クリックで開閉)




7月のシドニーの気候と服装

オーストラリアは南半球にあるため日本とは季節が逆になり、シドニーの7月は真冬になります。

7月のシドニーは、日中の平均最高気温が16℃前後、平均最低気温は8℃前後となり、東京の4月上旬、または11月下旬くらいの気候をイメージすると良いと思います。

一番気温の低くなる未明であっても、7℃以下になることはあまりなく、シドニー市内で記録された最低気温は、1932年に記録された2.1℃になります。

シドニー市内では1836年に観測されたのを最後に、雪は観測されていません

晴れた日中は暖かくても、朝晩、あるいは雨天時には日中でも10℃前後になりますので、厚手のコート、ジャケットは必要ですが、中には薄手のニットでくらいで良いのではないでしょうか。

マフラー、手袋、ブーツは必須とは言えませんが、シドニーの地元の方は、冬のおしゃれとしてマフラー、手袋をして、ブーツを履いている人もみられます。

シドニー近郊、市内より西方向、内陸部へ120Kmほど入った観光地、ブルーマウンテン地区では、標高が1000mほどあるため、気温もシドニー市内より3-6℃ほど低くなり、7月の最低気温の平均は2.6℃、最高気温9.6℃となります。

その為、ブルーマウンテンを訪れる予定の方は、厚手のジャケットなどを準備した方が良いでしょう。

7月のシドニーと東京の気候比較

7月 シドニー 東京
最高気温 (℃) 16.4 29.2
最低気温 (℃) 8.1 21.8
降水量 (mm) 96.3 153.5
湿度 (%) 71 77

データ:オーストラリア政府気象庁 / 日本国・国土交通省・気象庁(平年値)



7月にシドニーで開催されるイベント

7月のシドニーでは、下記のイベントが予定されています。

シドニー国際ボート・ショー

シドニー国際ボート・ショーは1968年より続く、毎年シドニーで7月の下旬から8月の上旬に開催される、南半球最大のレクリエーション・ボートショーです。

$25程度の入場料はかかりますが、ボート・ショーは一般の方も見学可能です。

ダーリンハーバーに各社最新モデルの高級クルーザー、ヨット等で埋め尽くされ、船内を見学できるボートもあります。

屋内のコンベンションセンター会場では、各種マリンスポーツ、釣り用品、ファッションの出展、講演会などが行われ、具体的にボートの購入計画がない人でも丸一日楽しめるイベントです。

2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、2022年より再開されています。

例年7月の最終週から開催開始されますが、2024年はカレンダーの関係で8月に入ってから開始されます。

イベント名

シドニー国際ボート・ショー(The Sydney International Boat Show)

日にち 2024年8月1日~2024年8月4日
場所 ダーリンハーバー
Webサイト https://www.sydneyboatshow.com.au/




7月の祝日

シドニーでは7月の祝日はありません。

7月のシドニーの混雑状況

7月の初旬より7月の下旬まで、シドニーのあるニューサウスウェールズ州はスクールホリデー(冬休み)になります。

他の州でもだいたい同じ時期にスクールホリデーになりますので、オーストラリア国内の旅行者を中心に、多くの人がシドニーを訪れます。

スタンダードホテルからスーペリアクラスのホテルは若干混み、料金も高めにはなりますが、空室を探すのに苦労するほどにはなりません。

その他の期間はホテル、観光施設とも空いており、日本の夏休み期間も混雑状況にほぼ影響はありません

月ごとのシドニー:気候、服装、イベント、混雑状況



シドニーの旅行手配

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ワインと言えばフランスやイタリア、スペイン、チリ産のものが思いつくかもしれませんが、実はオーストラリアのワイン生産量は世界6位と上位に入っているのをご存じですか?最近では、日本でも上質でお手頃な価格のオーストラリア産のワインを手に入れることができるようになりましたね。

さて、オーストラリアのワインの歴史は、ヨーロッパに比べると浅いものの、1825年にニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・バレーでブドウ園が開設された時代に始まります。その後、より良い土壌や気候の土地を求めて、ブドウ栽培やワイン作りはニュー・サウス・ウェールズ州をはじめ、ビクトリア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州へと広がっていきました。

その中で、最も歴史が深く、セミヨン種やシラーズ種のブドウ栽培で有名なハンター・バレーには、国内生産量1位2位を争う大手から、こじんまりとしたブティック・ワイナリーまで、実に約150軒ものワイナリーが存在します。それぞれのワイナリーでは、こだわりの製法や特徴のある味でオリジナルのワインが次々に造られています。

今回は、そんな数あるハンター・バレーのワイナリーの中から、シドニー在住スタッフがお勧めのワイナリーをご紹介させていただきます!




マックギガンズ・ワインズ

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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1992年の創業以来、4代にわたってワインを作り続けているワイナリーです。家族経営ながらも、ワイン業界ではマックギガンズの指名度は高く、オーストラリア国内でもシェア2位を誇ります。

ワイナリーの施設はかなり広く、カウンターでテイスティングをする観光客もスタッフも常に大勢いるので、ワイン・テイスティング初心者でも気兼ねなく入ることができます。

また、同じ施設内にハンター・バレー・チーズ・カンパニーが入っているので、ここで気に入ったワインとチーズを買って、ワイン畑が見渡せる場所でピクニック、なんてこともできますよ。

名称 マックギガン・ワインズ(McGuigan Wines)
住所 447 McDonalds Road Corner of, Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 無料のバーカウンター・ワインテイスティングの他有料コースもあり
Web https://www.mcguiganwines.com.au/



ティレルズ・ワインズ

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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ティレルズ・ワインズは、1858年創立の、ハンター・バレーでは老舗のワイナリーです。ティレルズ家で代々ワイン作りを続けていて、現在は4代目と5代目がその製造と経営に携わっています。

ティレルズ・ワインズの最も代表的なワインは、オーストラリア国内で最も多くの賞を受賞している白ワインの「ヴァット1 セミヨン」です。また、1971年以来5000以上もの賞やトロフィーを受賞している、家族経営ながらもオーストラリアで有数のワイン・メーカーであり、国外にも多く輸出されています。

ワイン・テイスティングは1人A$10、予約必須ですが、時間が選択できるので、ツアー感覚で参加することができます、

カンタス航空をはじめ多くの航空会社、有名レストランで採用されている上質のティレルズのワインをこの機会に試してみてはいかがですか?

名称 ティレルズ・ワインズ(Tyrrell's Wines)
住所 1838 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.tyrrells.com.au/




マウント・プレザント・ワインズ

マウント・プレザント・ワインズは、1921年に近代オーストラリア・ワインの創設者であり、伝説のワインメーカーであるモーリス・オーシェアによって設立された、オーストラリア最古のワイナリーです。ブドウ畑は、1880年に植えられたオールド・ヒル・ヴィンヤードのシラーズ種が世界で最も古く、現在においても世界的に高評価を受けているプレミアム・ワインを多く作り出しています。

マウント・プレザント・ワインズの得意とするワインはシラーズ種とセミヨン種。現在プロデュースされている8種類のシリーズの中でも「ファミリー」シリーズはお値段も1本A$20からとお手頃で、シラーズ、セミヨン、そしてシャルドネとそろっているので、マウント・プレザント・ワイン初心者にお勧めです。

名称 マウント・プレザント・ワインズ(Mount Pleasant Wines)
住所 401 Marrowbone Rd, Pokolbin NSW 2320 (Google Map)
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金

テイスティング1人$25より

webサイト https://mountpleasantwines.com.au/



ブロークンウッド・ワインズ

ブロークンウッド・ワインズは、1970年創立の比較的若いワイナリーですが、常に5つ星ワイナリーに選出されているオーストラリアで最も名高いワイン・メーカーです。

ブロークンウッド・ワインズの代表的なワインは、赤ワインのグレーブヤード・ヴィンヤード・シラーズ、白ワインのILR リザーブ・セミヨン、そして赤白展開しているクリケット・ピッチ・シリーズです。

近年、セラー・ドアーを大改装し、現在ではハンター・バレーで一番大きく1400平方メートル、プライベートのテイスティング・ルームやダイニング・ルーム、そしてブロークンウッド・ワインズの歴史を学べるワイン・ミュージアムを備えています。ワイン・ミュージアムからは、現在でも使用されているワイン樽が並ぶホールが見下ろせます。

名称 ブロークンウッド・ワインズ(Brokenwood Wines)
住所 401-427 McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$25より
Web https://www.brokenwood.com.au/

ペッパー・ツリー・ワインズ

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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ペッパー・ツリー・ワインズは、1991年創立の新鋭のブティック・ワイナリーです。

ハンター・バレーをはじめ、同じニュー・サウス・ウェールズ州の町オレンジ、そしてより上質の土壌と天候を求めてたどり着いた南オーストラリア州の町クナワラとラットンブリーにブドウ畑を所有し、「ベスト・オブ 4 ワールド」なワインを作り出しています。

セラー・ドアは、絵本の中から飛び出してきたようなかわいらしい木造の三角屋根の建物が目印です。数々の受賞歴のあるワインの中でも、赤ワインのシラーズと白ワインのセミヨンがペッパー・ツリー・ワインズの代表作なので、ぜひ試してみてくださいね。

名称 ペッパー・ツリー・ワインズ(Pepper Tree Wines)
住所 86 Halls Rd, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$15
Web https://www.peppertreewines.com.au/




テンパス・ツー・ワインズ

テンパス・ツー・ワインズは、ハンター・バレーの老舗ワイナリー、マックギガンズ・ワインズの4代目リサ・マックギガンズが1997年に設立した新鋭ブランドのワイナリーです。

「ちょっと異なった方法で」アプローチを仕掛けるテンパス・ツーは、設立当初9000ダースだった生産量は、その5年後には140%伸び、現在ではあらゆる主要マーケットに進出しています。

ワインの味へのこだわりはもちろん、全てイタリアから取り寄せている高級感あふれるワイン・ボトルの使用、近代的で洗練されたデザインのセラー・ドア、通常ありがちなワイナリー併設のモダン・オーストラリア料理のレストランではなく、テンパス・ツー・ワインズのワインとマッチングできる日本食を提供する日本食レストランやカクテル・ラウンジの併設など、新鋭ブランドならではの新たな試みが至る場面で見ることができます。

ホテル名 テンパス・ツー・ワインズ (Tempus Two Wines)
住所 Broke Rd &, McDonalds Rd, Pokolbin NSW 2320 (Google Map)
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人A$5
webサイト https://www.tempustwo.com.au/



ブライアー・リッジ・ビンヤード

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ブライアー・リッジ・ビンヤードは、のどかな田園風景が広がる地域マウント・ビューに位置する、ハンター・バレーで最も歴史のあるブティック・ワイナリーです。

ハンター・バレーのワイナリーが多く集まるエリアより少し離れていますが、ブライアー・リッジ・ビンヤードのセラー・ドアからは、山脈と丘陵に整然と並んだブドウ畑の風景を一望することができます。

ワインのテイスティングは、室内でのテイスティング・バー、アルフレスコでのワイン・デッキ、そしてバックヤードでのワイン・ガーデンと、その日の天気や気分で選ぶことができます。

事前予約でオーダーできるチーズ・プラッターと、テイスティングで購入したお気に入りのブライアー・リッジ・ビンヤードのワインを持って、マウント・ビューの田園風景を眺めながらピクニック、なんてこともできちゃいます。

ホテル名 ブライアー・リッジ・ビンヤード (Briar Ridge Vineyard)
住所 593 Mount View Rd, Mount View NSW 2325 (Google Map)
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$10
webサイト https://www.briarridge.com.au/




デ・ボルトリ・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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デ・ボルトリ・ワインズは、1928年に北イタリアから移住してきたヴィットリオ・デ・ボルトリによって設立されました。

ハンター・バレーから始まったワイン作りは、後にヤラ・バレーにまで広がり、現在ではニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州合わせて4軒のセラー・ドアで、イタリア風のホスピタリティを受けながらワイン・テイスティングをすることができます。

デ・ボルトリ・ワインズの最も代表される作品は、セミヨン種で作られた、デザート・ワインにぴったりの貴腐ワイン「ノーブル・ワン」です。

小さめのボトルのノーブル・ワンは、高級感あるプレミアム・ワインながらも、1本A$30ちょっととお手頃価格なので、親しい家族や友人などへのお土産におすすめです。

名称 デ・ボルトリ・ワインズ(De Bortoli Wines)
住所 532 Wine Country Dr, Pokolbin NSW 2320(Google Map
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 テイスティング1人$5
Web https://www.debortoli.com.au/



マーガン・ワインズ・アンド・レストラン

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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マーガン・ワインズ・アンド・レストランは、マーガン夫妻が1996年に設立した、ハンター・バレーの中心地から少し離れたブロークというエリアに位置します。

このワイナリーで作られるワインは、全て彼らが所有する100エーカーのブドウ畑から摘まれたワインを使った完全自社栽培・自社醸造 、またオリーブの栽培やニワトリや子羊の飼育もしていて、併設のレストランでは地元の新鮮な食材を使った料理を提供しています。

環境保護にも力を注いでいるマーガン・ワインズ・アンド・レストランでは、二酸化炭素の排出をなるべく削減することや、次世代へ次ぐことができる持続可能なブドウ畑の土壌管理も行っています。

通常のワイン・テイスティングの他に、ハンター・バレー産のチーズやオリーブなどのおつまみとマーガン・ワインズ限定のワインをテイスティングできるコースや、スクール・ホリデー期間中は、大人がテイスティング、その間子供たちはスタッフと共に敷地内のガーデンでファーム体験など、オリジナルのコースが用意されています。

ホテル名 マーガン・ワインズ・アンド・レストラン (Margan Wines and Restaurant)
住所 1238 Milbrodale Rd, Broke NSW 2330 (Google Map)
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$10
webサイト https://www.margan.com.au/

オークベール・ワインズ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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オークベール・ワインズは、1893年設立のハンター・バレーで最も歴史のある家族経営のワイナリーです。

赤・白ワイン、ロゼ、スパークリングといったワインの他、リンゴのお酒サイダーも作っていて、全てオークベール・ワインズのセラー・ドアでのみ入手可能となっています。

「最小限の介入、ヴィーガン・フレンドリー」がモットーのオークベール・ワインズでは、ワイン醸造に最新技術を取り入れ、できるだけ不純物を入れずに作られた、ワイン製造の技術がぎゅっと詰まったワインばかり。テイスティングでこれは!というワインに出会ったら、迷わず購入しちゃいましょう。

ホテル名 オークベール・ワインズ (Oakvale Wines)
住所 1596 Broke Rd, Pokolbin NSW 2320 (Google Map)
アクセス シドニー市内より車で2時間
料金 45分間のテイスティング1人A$10
webサイト https://oakvalewines.com.au/




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