ケアンズから北へ約240キロ。リザード島(Lizard Island)は、グレート・バリア・リーフ北部に浮かぶ国立公園の島です。

島の周囲には24のビーチがあり、Anchor Bay、Watsons Bay、Blue Lagoonなど、それぞれ異なる海の景色を楽しめます。海岸からシュノーケリングできる場所も多く、ボートで外洋へ出ればCod Holeをはじめとする世界的なダイビングポイントにも足を延ばせます。

ただし、一般的なケアンズ発の日帰り離島ツアーとは旅行の作り方がまったく違います。定期フェリーはなく、Lizard Island Resortへ宿泊する場合は、ケアンズから専用の小型チャーター便で約1時間かけて渡ります。

リゾートは10歳以上が対象で、食事、対象ドリンク、シュノーケル器材、カヤック、スタンドアップパドルボードなどを含むオールインクルーシブ型です。一方、Watsons Bayの国立公園キャンプ場は、食料、水、テント、救急用品をすべて自分で運ぶ上級者向け。リゾート施設も原則利用できません。

2026年4月以降の公式案内では、ケアンズ~リザード島の往復空路は1人AU$1,130です。航空機が小さいため荷物制限が厳しく、通常期は手荷物を含め25kg、12~3月は20kgまでとなります。

この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、ケアンズからの行き方、フライト時刻、乗継時間、荷物制限、リゾートとキャンプの違い、シュノーケリング、Cod Holeでのダイビング、Cook’s Look、ベストシーズン、子ども・シニア旅行、モデル日程まで詳しくまとめます。




リザード島とは?

Lizard Islandは、ケアンズの北東約240キロ、クイーンズランド州本土から約27~33キロ沖にある大陸島です。

サンゴ砂が堆積してできた平坦な島ではなく、花崗岩の丘、森林、草地、マングローブ、白砂の入り江を持ちます。

島と周辺の小島はLizard Island National Parkとして保護され、グレート・バリア・リーフ世界遺産地域の中にあります。

島の面積は約1,013ヘクタール、最高地点Cook’s Lookは標高359メートルです。

一般旅行者の滞在方法は、40室規模の高級リゾートまたはWatsons Bayの5区画だけの国立公園キャンプ場です。

英語名 Lizard Island
所在地 クイーンズランド州グレート・バリア・リーフ北部
ケアンズから 約240km、専用機で約1時間
島の面積 約1,013ha
ビーチ 24か所
最高地点 Cook’s Look、359m
宿泊 Lizard Island Resort、Watsons Bay camping area
おすすめ滞在 リゾート4~5泊、キャンプは経験に応じて

リゾート島と無人島キャンプの性格を併せ持つ

同じ島でも、リゾート宿泊者とキャンパーでは交通、食事、水、設備、利用できる施設が異なります。予約前にどちらの滞在をするのかを決めてください。

Dingaal Countryと島の歴史

リザード島は、Dingaal Aboriginal peopleが文化的なつながりを持つCountryです。

Dingaalの人々は島をJiigurruと呼び、ドリームタイムではアカエイの姿をした聖なる場所として伝えています。

島と周囲の海は、儀礼、食料採集、航海、交易に関わる重要な場所でした。Watsons Bay周辺には貝塚など、長い人の営みを示す文化的痕跡があります。

1770年、James Cookは島の高台へ登り、Endeavour号が外礁から抜ける航路を探しました。現在のCook’s Lookという名称はこの出来事に由来します。

英語名Lizard Islandは、Cookが島で見た大型のトカゲにちなみます。島では現在もYellow-spotted Monitorなどのオオトカゲを見かけます。

19世紀にはナマコ漁や真珠採取の拠点となり、Mary Watsonの出来事など、植民地化に伴う複雑な歴史も残ります。

自然だけでなく、Dingaal Countryであることを意識し、貝塚、遺物、岩場、文化的場所を動かしたり持ち帰ったりしないでください。



リザード島への行き方

ケアンズから船で日帰りできますか?
一般旅行者向けの定期フェリーはありません。リゾート宿泊者は専用チャーター便を予約し、キャンパーは自分でチャーター機または船を手配します。

日本からケアンズ

日本からは、ケアンズへ直行便またはオーストラリア国内都市を経由して向かいます。

リザード島行きの小型機は、通常の国内線ターミナルではなく、Cairns Airport近くのHinterland Aviation Terminalから出発します。

国際線到着日にそのまま島へ移動する場合は、入国審査、荷物受取り、税関、ターミナル間移動の時間が必要です。

予約済みの島便に間に合わないと再手配費用が大きくなるため、接続が不安な場合はケアンズで前泊してください。

リゾート専用チャーター便

Lizard Island Resort宿泊者の移動は、Hinterland Aviationが運航する小型チャーター機をリゾート経由で予約します。

飛行時間は約60分。約200キロにわたり、サンゴ礁、リボンリーフ、青い外洋を上空から眺められます。

座席数の少ないプロペラ機で、機内に大型の頭上収納棚はありません。

リゾートの宿泊予約が確定する前に、自分で島便を別途手配しないでください。

2026年のフライト時刻

区間 出発時刻
Cairns → Lizard Island 11:00、14:00
Lizard Island → Cairns 12:25、15:25

時刻は天候、機材、乗客数、航空運用により変更されます。

ケアンズ出発場所はHinterland Aviation Terminal、Hangar 7, Tom McDonald Driveです。

リゾートへ航空便情報を事前に伝えた宿泊者には、Cairns Airportと専用ターミナル間の共有送迎が含まれます。

2026年の航空運賃

2026年4月以降の公式案内では、ケアンズ~リザード島の往復空路は1人AU$1,130です。

宿泊料金とは別に追加されます。

燃料、空港費用、航空会社の料金改定により変更されるため、宿泊予約確認書に記載された金額を最終料金として確認してください。

プライベートチャーターもありますが、機材と日程により高額になります。

荷物制限

旅行時期 1人あたりの総重量
4月1日~11月30日 手荷物込み最大25kg
12月1日~3月31日 手荷物込み最大20kg

夏は追加燃料を搭載するため、荷物上限が少なくなります。

大きなハードケースではなく、目安67×45×29cm以下の柔らかいバッグが推奨されています。

上限を超える荷物は同じ便に載らず、ケアンズで保管される場合があります。保管スペースも事前確認が必要です。

常用薬、水着、貴重品、カメラ、1日分の着替えは小さな手荷物へ入れてください。

ケアンズでの乗継時間

乗継 最低時間の目安
ケアンズ国内線 → 島便 1時間30分
ケアンズ国際線 → 島便 2時間
島便 → ケアンズ国内線 1時間30分
島便 → ケアンズ国際線 2時間30分

これは最低目安です。別予約の航空券、国際線、台風期、重要な帰国便へ接続する場合は、ケアンズ前後泊が安心です。

島便は天候の影響を受けるため、変更費用を補償する旅行保険を用意してください。

旅行前に知っておきたいこと

日帰りできる?

一般旅行者向けの定期船や日帰り観光便はありません。

リゾート専用機は宿泊者の移動を前提としており、島で数時間だけ過ごす一般的な商品ではありません。

クルーズ船、プライベートヨット、チャーター航空機で訪れる場合も、許可、施設利用、帰路を個別に手配します。

何泊がおすすめ?

リゾートは最低2泊のプランが基本ですが、移動時間と有料アクティビティを考えると4~5泊がおすすめです。

2泊では、到着日の午後、丸1日、出発日の午前しかありません。

4泊あれば、ビーチ、Watsons Bay、Cook’s Look、ローカルリーフツアー、スパを無理なく組み合わせられます。

Cod Holeを含む外礁ツアーやダイビングを主目的にするなら、天候の予備日を含め5泊以上が安心です。

子どもの年齢条件

Lizard Island Resortは10歳以上の子どもを受け入れています。

10~14歳は、シュノーケリング、ダイビング、ボートツアーなどで保護者同伴や専属ガイドが必要になる場合があります。

10歳未満を含む家族旅行では、リゾートに宿泊できません。

Watsons Bayキャンプ場には同じ年齢制限はありませんが、遠隔地で設備が少なく、子どもの安全管理を全面的に家族で行う必要があります。

携帯電話とWi-Fi

島には通常の携帯電話電波がありません。

リゾート客室には無料Wi-Fi、固定電話、Smart TVがありますが、遠隔地のため通信速度と安定性は都市部と同じではありません。

共用エリアでは、他の宿泊者へ配慮してWi-Fi通話を控えるよう案内されています。

キャンプ場にはWi-Fiも携帯電波もありません。独立した通信が必要なら衛星通信機器を検討してください。

旅行保険

小型機の欠航、ケアンズでの追加宿泊、国内・国際線の乗継失敗、医療搬送、ダイビングを補償する保険を選んでください。

リゾートにはFirst Aid Clinicがありますが、病院ではありません。重症時はRoyal Flying Doctor Serviceなどによる搬送が必要となり、費用が発生します。

既往症、年齢、ダイビング深度、自然災害の免責条件を確認します。

アクティビティの事前予約

外礁ツアー、ダイビング、Research Station Tour、スパ、プライベートビーチディナーは、到着前の予約がおすすめです。

ボート定員が少なく、天候で別日に移動する参加者もいるため、現地で予約すると希望日に空きがないことがあります。

無料プログラムも曜日と最低催行人数で変わります。

全日程を埋めず、海況不良や疲労に備えて半日程度の余白を残してください。




Lizard Island Resort

Lizard Island Resortは、島の北西側、Anchor Bay沿いにある高級リゾートです。

客室数は約40室で、Gardenview RoomからBeachfront Suite、Oceanview Plunge Pool Villa、The Pavilion、The Villaまで複数のカテゴリーがあります。

宿泊料金は日程、客室、最低宿泊数で大きく変わります。航空運賃も別料金なので、客室料金だけで予算を決めないでください。

宿泊料金に含まれるもの

  • 客室
  • Salt Water Restaurantでの朝食・昼食・夕食
  • ノンアルコール飲料
  • 対象のオーストラリア産ワイン、ビール、スピリッツ、スパークリングワイン
  • 客室のミニバー
  • プライベートビーチ用ピクニックハンパー
  • シュノーケル器材
  • スタンドアップパドルボード
  • クリアビュー・シーカヤック
  • 天候条件を満たした場合のモーター付きディンギー
  • 一部の自然散策・ガイドプログラム

「オールインクルーシブ」でも、すべての酒類、すべての食事体験、スパ、ダイビング、外礁ツアーが含まれるわけではありません。

主な客室

客室 特徴
Gardenview Room 44㎡、最大2人。庭に囲まれ、Anchor Bayへ近い。
Gardenview Suite 62㎡、最大4人。寝室とリビングが分かれる。
Oceanview Villa 海の眺めとプライベートデッキ。
Oceanview Plunge Pool Villa 海景色と専用プランジプール。
Beachfront Suite 87㎡、最大3人。Anchor Bayのビーチへ直接出やすい。
The Pavilion 高台の眺望、プランジプール、プライバシー重視。
The Villa 2寝室、専用プールを備えた大型ヴィラ。

Gardenviewでもビーチから遠い大型ホテルではなく、島内施設は徒歩圏内です。

ハネムーンでは海側の客室、家族では最大収容人数とロールアウェイベッド、シニア旅行では坂と階段の少ない位置を確認してください。

食事と飲み物

Salt Water Restaurantで朝・昼・夕食を提供し、メニューは日ごとに変わります。

魚介、肉、野菜、アジア・ヨーロッパの要素を取り入れたモダン・オーストラリア料理が中心です。

Driftwood Barでは夕方の飲み物を楽しめます。

ピクニックハンパーを受け取り、ディンギーや徒歩で静かなビーチへ向かう過ごし方も人気です。

アレルギー、ベジタリアン、宗教上の食事条件は、島へ着いてからではなく予約時に伝えてください。

別料金となるもの

  • ケアンズ~リザード島の航空運賃
  • ダイビングと有料シュノーケリングツアー
  • 外礁ツアー、船のプライベートチャーター
  • Essentia Day Spa
  • 一部のResearch Station Tour
  • プライベートビーチのデギュスタシオンディナー
  • 対象外のカクテル、希少ワイン、Cellar List
  • 環境管理費など予約条件に記載される費用

見積りでは、宿泊、航空運賃、有料アクティビティ、スパを分けて確認すると総額を把握しやすくなります。

医療体制

リゾートにはFirst Aid Clinicと応急対応スタッフがいます。

24時間、Royal Flying Doctor Serviceと連絡できる体制がありますが、搬送費が発生する場合があります。

島には総合病院、薬局、専門医はいません。

常用薬は予備を含めて手荷物へ入れ、英文の薬剤情報を持参してください。

移動に制限がある人

島内は舗装された市街地ではなく、砂、坂、自然歩道、航空機の段差があります。

国立公園には車椅子対応施設がありません。

リゾート内の移動支援、客室位置、小型機への乗降、ボートツアーのはしごについて、予約前に具体的に相談してください。

Cook’s LookやWatsons Bayへの自然歩道は、車椅子や歩行器向けではありません。

Watsons Bayキャンプ場

国立公園のWatsons Bay camping areaには、番号の付いていないテントサイトが5区画あります。

豪華リゾートの廉価版ではなく、食料、水、テント、調理器具、救急用品、通信手段を自分で用意する遠隔地キャンプです。

項目 内容
区画数 5区画、1区画最大4人
2026年7月以降の料金 1人1泊AU$7.75、家族1泊AU$31
最大滞在 10泊
空港から 徒歩約1.2km。荷物は自分で運ぶ
設備 コンポストトイレ、テーブル、バーベキュー用ホットプレート
ボア水。飲用不可のため処理が必要
携帯電話 圏外
焚き火禁止、発電機禁止

空港からキャンプ場まで砂道を歩き、すべての荷物を運びます。

ボア水の手押しポンプは故障する場合があり、代替の水道はMarlin Bar付近で、キャンプ場から徒歩約40分かかります。

水は必ず煮沸、ろ過、薬剤処理を行い、十分な容器を持参してください。

島に食料品店はなく、リゾート施設は宿泊者専用です。Marlin Barはキャンパーも利用できる場合がありますが、毎日営業するとは限りません。

キャンプ許可は到着前に予約し、予約番号をテントへ表示します。

航空機または船も自分で手配する必要があり、一般の定期便をキャンプ場だけの利用者が簡単に予約できる仕組みではありません。

安い宿泊方法ではあっても、安い旅行ではない

キャンプ料金は低額ですが、チャーター交通、食料、水、装備、衛星通信、保険を含めると大きな費用がかかります。遠隔地キャンプの経験がない短期旅行者には、リゾート滞在が現実的です。

リザード島のシュノーケリング

Anchor Bay

リゾート前の穏やかな湾で、Beach Clubから器材を借りて海へ入れます。

初日にマスク、呼吸、フィンへ慣れる場所として使いやすい一方、風向きと潮で透明度は変わります。

ボート、ディンギー、係留船の近くへ入らず、当日の遊泳範囲を確認してください。

Clam Gardens

Watsons Bayの沖にある代表的なシュノーケリングスポットです。

大きなシャコガイ、サンゴ、リーフフィッシュ、ウミガメなどを観察できます。

リゾートから徒歩でWatsons Bayへ向かうか、天候条件が整えばモーター付きディンギーを利用します。

潮と風で流れが出るため、初めての人はMarine Explorer Tourやガイド付きツアーが安心です。

Blue Lagoon

島の東側に広がる浅い青いラグーンです。

景色の美しさで知られますが、常に岸から簡単に泳げるとは限りません。

風、潮、アクセス、サンゴの位置を確認し、スタッフが推奨しない日は海へ入らないでください。

歩いて景色を見るだけでも価値があります。

初心者レッスン

Beach Clubでは、空きがあれば30分程度の無料レッスンを受けられます。

マスクの調整、水の抜き方、シュノーケル呼吸、フィンの使い方を確認します。

器材は通常9時~16時に受け取れ、滞在中の利用が宿泊料金に含まれます。

泳げない人は、浮力器具を使っても深い海へ単独で入らないでください。

2026年の有料ツアー

ツアー 2026年4月以降の料金
Guided Beach Snorkel 1人AU$50
Marine Explorer Tour 1人AU$130
Shared Local Reef Snorkel 1人AU$195
Shared Full Day Reef Snorkel 1人AU$610
Sea Scooter Snorkel 1人AU$280

料金、最低人数、所要時間、訪問ポイントは変更される場合があります。

外礁へ行く1日ツアーは天候の影響が大きく、Cod Holeへ必ず行く保証はありません。

10~14歳は水中で保護者の監督が必要で、条件を満たせない場合は専属ガイドを追加します。

海での安全

  • 一人で泳がない
  • Beach Clubで当日の風、潮、遊泳範囲を聞く
  • サンゴへ立たない
  • 船、ディンギー、航路へ近づかない
  • 強い流れに逆らって泳がない
  • 日焼け止めだけでなくラッシュガードを使う
  • 11~5月はクラゲ対策の全身スーツを着る

公式案内では、クラゲが現れやすい11~5月にフルボディのウェットスーツまたはスティンガースーツを推奨しています。

スーツはBeach Clubで無料貸出の対象となるため、サイズを早めに確認してください。

海岸にはワニが現れる可能性もあります。目撃情報、警告、閉鎖を軽視しないでください。

ダイビングとCod Hole

リザード島は、北部グレート・バリア・リーフとRibbon Reefsへの拠点です。

代表的なCod Holeでは、大型のPotato Cod、リーフシャーク、回遊魚、サンゴの壁などを観察できます。

Cod Holeは島の目の前ではなく、外礁への終日ツアーで訪れるポイントです。

ダイビング 2026年4月以降の料金
Shared Local Reef Dive 1人AU$270
Shared Full Day Reef Dive 1人AU$775
Discover Scuba Diving 共有ツアー1人AU$330
通常時間外のRefresher 1人AU$170

認定ダイバーはCカードと経験記録を持参します。

健康申告で該当項目がある場合、オーストラリア基準のダイビング健康診断書が必要です。

Discover Scuba Divingの最低年齢は12歳です。

10~11歳の認定ダイバー、経験の少ない12~14歳には、保護者と専属ガイドの条件があります。

最後のダイビングから島を航空機で出発するまで、最低24時間を空けてください。

Cod Holeへ行けない日もある

風と波で外礁へ出られない場合、島に近いポイントへ変更されます。Cod Holeを最大の目的にするなら、ツアーを滞在前半に入れ、予備日を残してください。

島内ウォーキング

Cook’s Look

標高359メートルの島内最高地点です。

Queensland ParksのWatsons Bay起点ルートは往復2.25キロ、約2時間30分、Very difficultに分類されています。

リゾートからのガイド付き行程は、Watsons Bayまでの移動を含め約4キロ、4時間程度です。

未整備の急斜面、岩場、直射日光があり、一般的な展望台散歩ではありません。

早朝に出発し、靴、水、帽子を用意します。単独で歩くリゾート宿泊者はReceptionへ届け出てください。

Watsons Bay

リゾートからChinaman’s Ridgeを越えてWatsons Bayへ向かいます。

ビーチ、Clam Gardens、キャンプ場、文化的な場所があります。

日陰が少ない区間があるため、午前の涼しい時間に歩いてください。

Research Road

空港西端からLizard Island Research Stationへ続く砂道で、往復約4.4キロ、約1時間です。

研究施設はAustralian Museumが運営し、1973年からサンゴ礁研究を支えています。

施設内へ自由に入ることはできず、リゾートのResearch Station Tourなどを予約します。

道路には業務車両が通るため、端を歩いてください。

歴史・自然散策

リゾートでは、鳥、コウモリ、植物、Dingaal文化、Mary Watson、Cookの航海などを扱うガイドプログラムがあります。

共有の定時ツアーは宿泊料金に含まれる場合があります。

時刻と内容は毎日同じではないため、到着時にスケジュールを確認してください。

野生動物と季節

時期 見られる可能性がある生き物
通年 ウミガメ、リーフシャーク、エイ、シャコガイ、オオトカゲ、海鳥
7~9月 ザトウクジラ、ミンククジラ
クラゲ、海鳥の繁殖活動
9~12月 大型魚を狙うゲームフィッシングの季節

Potato Cod

Cod Holeの象徴的な大型魚です。

人に慣れたように近づく個体がいても、触る、追う、餌を与える行為は避けます。

ウミガメ

アオウミガメなどをClam Gardens、Turtle Beach、ボートツアーで見られる可能性があります。

進路を塞がず、呼吸のため水面へ上がるカメの上に位置しないでください。

オオトカゲ

島名の由来となった大型のモニターを歩道や林で見かけます。

食べ物を与えず、バッグと客室の扉を開けたままにしないでください。

クジラ

7~9月頃、ボートツアーや海岸からザトウクジラ、ミンククジラを見られる場合があります。

クジラ専門ツアーではないため、遭遇は保証されません。

気候とベストシーズン

リザード島は熱帯気候で、年間平均気温は約27℃です。

5~10月は比較的乾燥し、11~4月は高温多湿で雨と熱帯低気圧の影響を受けやすくなります。

時期 気候・海の目安
5~10月 乾季。気温が比較的穏やか。水温22~24℃。長いウェットスーツ推奨。
11~4月 雨季。高温多湿。水温27~30℃。雨、雷、サイクロンの可能性。
11~5月 海洋クラゲが現れる可能性。全身スーツ推奨。
7~9月 クジラの目撃機会が増える。

5~10月:初めての旅行に向く

湿度と雨が比較的少なく、ハイキング、シュノーケリング、ダイビングを組み合わせやすい時期です。

海から上がると風で冷えるため、長いウェットスーツと薄い上着を用意します。

11~4月:暖かい海と雨季

海水は暖かい一方、蒸し暑さ、スコール、クラゲ、熱帯低気圧の影響があります。

航空機と船の運航変更に備え、旅行保険と日程の余裕が重要です。

12~3月は航空機の荷物上限も20kgへ減ります。

おすすめ時期の選び方

目的 おすすめ時期
穏やかな気候と初めての滞在 5~10月
ハイキング 5~9月の涼しい朝
暖かい海 11~4月
クジラ 7~9月
ゲームフィッシング 狙う魚種により9~12月など



海以外の楽しみ方

プライベートビーチ・ピクニック

前日にピクニック内容を注文し、ディンギーで静かなビーチへ向かえます。

ディンギーは宿泊料金に含まれますが、事前講習、天候、潮、年齢、運転条件があります。

最大4人までで、通常9時~16時の利用です。

Research Station Tour

サンゴ礁研究、保全、島の歴史を学ぶツアーです。

2026年4月以降の共有ツアーは1人AU$105、最大8人です。

研究者の作業と施設運用により、毎日実施されるとは限りません。

Essentia Day Spa

マッサージ、フェイシャル、ボディトリートメントなどを提供します。

悪天候の日と到着・出発前後に予約が集中しやすいため、早めに予約してください。

星空

都市の光が少なく、晴れた夜には南十字星、天の川などを見られます。

滑走路周辺は航空施設です。立入条件と運航状況をReceptionで確認し、無断で歩かないでください。

テニス・ジム・プール

リゾートにはテニスコート、ジム、プールがあります。

海況が悪い時間にも利用できます。

子ども・シニア旅行

10歳以上の子ども

リゾートは10歳以上が対象です。

カヤック、シュノーケリング、自然散策を楽しめますが、10~14歳には保護者同伴条件があります。

大人が自分の安全管理と子どもの監督を同時に行えるかを考え、必要なら専属ガイドを予約してください。

泳げない同行者

ビーチ、自然散策、Research Station Tour、スパ、食事、ピクニックなど、海へ入らない過ごし方もあります。

クリアビューカヤックなら水中へ入らずサンゴ礁を観察できます。

泳げない人を無理にボートシュノーケリングへ参加させないでください。

シニア旅行

リゾート内は徒歩中心ですが、小型機、砂、坂、ボートの乗降があります。

Cook’s Lookは非常に急で、膝、心肺機能、バランスに不安がある人には適しません。

客室位置と空港送迎、海へ入らないアクティビティを予約前に相談してください。

持病と薬

心臓病、呼吸器疾患、てんかん、最近の手術、妊娠、重いアレルギーがある人は、旅行前に医師へ相談してください。

ダイビングでは、健康申告の回答によって診断書が必要です。

処方薬は遅延分を含め、預け荷物ではなく手荷物へ入れます。

リザード島旅行のモデル日程

2泊3日・最短滞在

日程 モデルプラン
1日目 ケアンズから専用機、昼頃到着。Anchor BayとBeach Club。
2日目 Watsons Bay、Clam Gardens、スパまたは自然散策。
3日目 朝食とビーチ、昼または午後便でケアンズへ。

天候不良に備える余裕が少なく、外礁ツアーを主目的にする日程には向きません。

4泊5日・初めてのおすすめ

日程 モデルプラン
1日目 到着、Anchor Bay、シュノーケルレッスン。
2日目 Watsons Bay、Clam Gardens、プライベートビーチ。
3日目 ローカルリーフのシュノーケリングまたはダイビング。
4日目 早朝Cook’s Look、スパ、Research Station Tour。
5日目 朝の海、ケアンズへ。

5泊6日・Cod Holeとダイビング

日程 モデルプラン
1日目 到着、Marine Teamで登録と器材確認。
2日目 ローカルリーフでチェックダイブ。
3日目 外礁終日ツアー、Cod Holeを目指す。
4日目 天候予備日または追加ダイブ。
5日目 飛行前24時間を空け、散策とスパ。
6日目 航空機でケアンズへ。

5泊6日・ハネムーン

日程 モデルプラン
1日目 海側客室へチェックイン、夕暮れの食事。
2日目 ディンギーとプライベートビーチ・ピクニック。
3日目 ガイド付きシュノーケリング、スパ。
4日目 Research Station Tour、サンセットクルーズ。
5日目 自由日、ビーチディナー。
6日目 ケアンズへ。

キャンプ5泊

日程 モデルプラン
事前 キャンプ許可、チャーター交通、食料、水、通信を手配。
1日目 空港から全荷物を1.2km運び、設営。
2~4日目 Watsons Bay、Cook’s Look、Blue Lagoon、Research Road。
5日目 天候予備、荷物整理、全ごみを回収。
6日目 チャーター便・船の時刻に合わせ撤収。

水と交通に問題が起きても自力で対応できる経験者向けです。

海・暑さ・遠隔地の注意

海況は毎日確認する

前日に穏やかだった場所でも、風向きと潮で流れが変わります。

Marine Teamまたは公園の安全情報を確認し、単独で遠くへ泳がないでください。

クラゲ対策

11~5月は海洋クラゲの可能性が高まります。

全身スーツは刺傷リスクを下げ、強い紫外線対策にもなります。

刺された場合は自己判断で処置せず、すぐにスタッフへ知らせてください。

ワニとサメ

北部クイーンズランドの島にはワニが現れる可能性があります。

海岸の警告、目撃情報、閉鎖に従ってください。

リーフシャークは通常人を避けますが、野生動物へ近づきすぎず、釣った魚の近くで泳ぎません。

熱中症

Cook’s Lookと島内歩道は日陰が少なく、冬でも日差しが強い場所です。

早朝に歩き、1人あたり十分な水、帽子、日焼け止め、靴を用意します。

飛行前のダイビング

最後のダイビングから小型機出発まで24時間空けます。

最終日はスパ、ビーチ、散策、カヤックへ変更してください。

遠隔地の医療

救急搬送には天候、航空機、費用が関わります。

保険証券、緊急連絡先、薬の英文情報をオフライン保存します。

キャンプの水

Watsons Bayのボア水はそのまま飲めません。

ポンプが使えない事態を想定し、初日分の十分な水と処理器具を持参してください。

動植物を持ち込まない・持ち帰らない

島は害虫と外来種の侵入を防ぐ必要があります。

テント、靴、バッグ、食品容器に土、種、昆虫が付いていないか確認してください。

サンゴ、貝殻、石、植物、文化的遺物を持ち帰りません。

ドローン

島には滑走路、野生動物、国立公園、海洋公園があります。

航空・公園・リゾートの許可なくドローンを飛ばさないでください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

リゾート宿泊者はReceptionまたはFirst Aid Clinicへ連絡してください。

キャンパーは携帯電話に頼れないため、衛星通信、Personal Locator Beacon、同行者への行程共有を検討してください。

本土行きの「最終便に乗れば帰国便へ間に合う」と考えない

小型機は天候の影響を受けます。国際線へ同日接続する場合は最低2時間30分より余裕を取り、重要な帰国便ならケアンズで後泊してください。



リザード島に関するよくある質問(FAQ)

ケアンズからリザード島まで何時間ですか?

リゾート専用の小型チャーター機で約1時間です。一般旅行者向けの定期フェリーはありません。

航空運賃はいくらですか?

2026年4月以降の公式案内では、ケアンズ~リザード島の往復が1人AU$1,130です。宿泊料金とは別です。

荷物は何キロまでですか?

通常は手荷物込み25kgです。12月1日~3月31日は手荷物込み20kgへ減ります。柔らかいバッグが推奨されます。

日帰りできますか?

一般的な日帰り観光地ではありません。リゾート専用機は宿泊者用で、定期船もありません。

10歳未満の子どもは宿泊できますか?

Lizard Island Resortは10歳以上を対象としているため、10歳未満は宿泊できません。

宿泊料金に食事は含まれますか?

通常は朝・昼・夕食、対象ドリンク、ミニバー、ピクニック、シュノーケル器材などが含まれます。一部の酒類、スパ、外礁ツアー、ダイビングは別料金です。

Cod Holeへ必ず行けますか?

行けません。外礁ツアーは風と波の影響を受け、海況が悪い日は島に近いポイントへ変更されます。

キャンプ場に飲料水はありますか?

ボア水がありますが飲用不可で、処理が必要です。ポンプが故障する可能性もあるため、容器、処理器具、予備水を持参してください。

携帯電話は使えますか?

通常の携帯電話電波はありません。リゾートにはWi-Fiと固定電話がありますが、キャンプ場には通信設備がありません。

リザード島に関する参考情報

まとめ:リゾート専用機と荷物制限を先に決める

リザード島は、ケアンズの北約240キロ、グレート・バリア・リーフ北部にある国立公園の島です。

一般の定期フェリーはなく、リゾート宿泊者はケアンズから約1時間の専用小型機を利用します。2026年4月以降の往復運賃は1人AU$1,130です。

荷物は通常期25kg、12~3月は20kgまで。手荷物も合計へ含まれるため、大型ハードケースではなく柔らかいバッグで向かいます。

リゾートは10歳以上が対象で、食事、対象ドリンク、シュノーケル器材、カヤックなどを含むオールインクルーシブ型です。

Watsons Bayキャンプ場は5区画だけで、交通、食料、水、通信を自分で用意する遠隔地経験者向けです。

初めてなら4~5泊し、Watsons Bay、Clam Gardens、Cook’s Look、ローカルリーフツアーを組み合わせてください。Cod Holeを目指す場合は、天候に備えて外礁ツアーを滞在前半へ入れましょう。

ケアンズの旅行手配

トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

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クイーンズランド州グラッドストンの沖合約72キロ。ヘロン島(Heron Island)は、グレート・バリア・リーフ南部のサンゴ礁の上にできた小さな島です。

最大の特徴は、沖合の人工ポンツーンへ船で出なくても、宿泊施設から歩いてビーチへ行き、そのままサンゴ礁でシュノーケリングできることです。ウミガメ、エイ、サメ、色鮮やかな魚を岸から比較的近い場所で観察できます。

一方、ヘロン島はグラッドストンから気軽に日帰りする観光地ではありません。定期船は島へ到着した直後に本土へ戻る時刻となるため、通常はHeron Island Resortへ宿泊して滞在します。

アクセスには事前準備が必要です。定期船は火曜・木曜に運航せず、グラッドストン発便のチェックインは9時に締め切られます。帰路も、島からグラッドストンへ戻る日の国内線は17時30分以降が推奨されています。

島内には一般の町、コンビニ、薬局、ATM、携帯電話の電波はありません。食事、通信、医薬品、船酔い対策、荷物制限を確認してから出発してください。

この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、ブリスベンとグラッドストンからの行き方、定期船とヘリコプター、2026年の移動料金、宿泊、食事、シュノーケリング、ダイビング、ウミガメの季節、気候、子連れ旅行、滞在日数、安全上の注意まで詳しくまとめます。




ヘロン島とは?

Heron Islandは、グレート・バリア・リーフ南部のCapricorn and Bunker Groupにあるサンゴ洲です。

島の周囲には約24ヘクタールのサンゴ礁が広がり、島の一部はCapricornia Cays National Parkに含まれます。

島内で一般旅行者が宿泊できるホテルはHeron Island Resortのみです。

大型リゾート島のような道路、町、ショッピングセンター、マリーナ街はなく、徒歩で一周できる小さな島です。

客室からビーチ、桟橋、レストラン、Marine Centreへ徒歩で移動でき、島内で車は必要ありません。

英語名 Heron Island
所在地 クイーンズランド州グラッドストン沖
本土からの距離 約72キロ
主な移動 定期船約2時間30分、ヘリコプター約30分
宿泊 Heron Island Resort
主な目的 シュノーケリング、ダイビング、ウミガメ、野鳥
携帯電話 通常の携帯電波なし
おすすめ滞在 3~4泊

海へ出掛ける島ではなく、サンゴ礁の上に泊まる島

ケアンズ発の一般的な日帰りリーフツアーとは異なり、ヘロン島では朝夕も島に滞在できます。潮位を見ながら、自分のペースでビーチシュノーケリングできることが大きな魅力です。

世界遺産と島の自然

ヘロン島周辺は、ユネスコ世界遺産グレート・バリア・リーフ海域の一部です。

サンゴ洲は、サンゴや貝殻などの石灰質の砂礫が波と潮で積み重なり、植物が定着して形成されました。

島周辺では、アオウミガメ、アカウミガメ、マンタ、エイ、ツマグロ、レモンザメ、色鮮やかなリーフフィッシュなどが見られます。

陸上ではBlack Noddy、Wedge-tailed Shearwater、Eastern Reef Egretなど多くの海鳥が繁殖します。

島はBailai、Gooreng Gooreng、Gurang、Taribelang Bunda peoplesが文化的なつながりを持つCountryに位置します。

島内にはUniversity of QueenslandのHeron Island Research Stationがあり、サンゴ礁、生物、気候、海洋環境の研究が行われています。

野生動物の生活の中へ宿泊する

鳥の鳴き声、カメの産卵跡、海岸の巣穴は観光演出ではありません。特に10~3月は繁殖する鳥が多く、夜間も鳴き声が続くことがあります。



ヘロン島への行き方

ブリスベンから朝の飛行機で行けば、その日に船へ乗れますか?
船は9時30分出航、チェックインは9時に締め切られます。到着便の遅延リスクもあるため、通常は前日にグラッドストンへ宿泊する方が安全です。

日本からグラッドストン

日本からヘロン島へ行く場合、一般的にはブリスベンで国内線へ乗り継ぎ、Gladstone Airportへ向かいます。

ブリスベン~グラッドストンの飛行時間は約1時間10分です。

国際線の到着、入国審査、荷物受取り、国内線ターミナルへの移動を考え、同日に船へ接続する旅程は避けてください。

グラッドストン空港からHeron Island Ferry Terminalまでは車で約15分です。

定期船の運航日と時刻

定期船The Heron Islanderは、通常、月・水・金・土・日曜日に1往復します。

区間 出発時刻
Gladstone → Heron Island 9時30分
Heron Island → Gladstone 12時45分
火曜日・木曜日 定期運航なし

所要時間は海況により約2~2時間30分です。

クリスマス当日は運航しません。

船舶整備、天候、潮位、海況により、代替船、時刻変更、欠航となる場合があります。

チェックイン

Heron Island Ferry Terminalは、Gladstone Marina Parklands内のVisitor Information Centre、72 Bryan Jordan Driveにあります。

チェックインは7時45分に開始し、9時に締め切られます。

締切時刻までに搭乗券を受け取っていない場合、乗船できない可能性があります。

船の出発時刻ではなく、チェックイン締切を基準に移動してください。

2026年の船料金

区分 片道料金
大人 AU$99
子ども(3~12歳) AU$80

往復船代は、宿泊予約へ別料金として自動追加されるのが基本です。

キャンペーンで船代が割引される場合がありますが、対象期間、最低宿泊数、居住条件を確認してください。

荷物制限

荷物 制限
船内持込み 1人1個、最大10kg
預け荷物 1人1個、最大23kg
追加・超過荷物 1個AU$20
ダイビング器材 合理的な量を追加可能

預け荷物はコンテナに入れ、クレーンで船へ積み下ろします。開いたバッグ、外付けした小物、壊れやすい物は避けてください。

客室チェックインは15時頃のため、薬、水着、日焼け止め、帽子、着替えなど到着後すぐ使う物は手荷物へ入れます。

グラッドストンへ車を置く場合、マリーナ近くの有料駐車場を事前予約できます。2026年7月現在、屋根付きAU$17、屋外AU$14が1日料金の目安です。

ヘリコプター

Gladstone AirportからHeron Islandまで、所要約30分のヘリコプター移動があります。

2026年7月現在、片道は大人1席AU$766.09で、燃料サーチャージを含む掲載料金です。

通常は4席以上の予約が必要で、天候と重量条件に左右されます。

荷物は手荷物と預け荷物を合わせて1人15kgまでで、柔らかいバッグが推奨されます。

乗客と荷物の総重量制限があり、予約時と搭乗時に体重を確認されます。

ダイビング後24時間以内は、ヘリコプターを含む航空移動を避ける必要があります。

旅行前に知っておきたいこと

日帰りできる?

一般の旅行者向け定期船では、日帰り観光は現実的ではありません。

グラッドストン発が9時30分、島発が12時45分のため、島へ着いた日の帰りの船には間に合いません。

ヘロン島は宿泊者が朝夕の海、潮、野生動物を楽しむ目的地です。

何泊がおすすめ?

最低2泊、できれば3~4泊がおすすめです。

2泊では、到着日と出発日の利用時間が短く、丸一日使えるのは1日だけです。

3泊なら、シュノーケリング、ダイビング、自然観察、悪天候への予備時間を確保できます。

4泊すると、潮位に合わせて複数回泳ぎ、ウミガメやマンタなどの季節の生き物を落ち着いて探せます。

前後泊は必要?

往路は、船出発の前日にグラッドストンへ泊まる旅程が安全です。

復路は、島を12時45分に出発し、グラッドストン到着後の国内線は17時30分以降が推奨されています。

国際線へ同日接続する場合は余裕が少ないため、グラッドストンまたはブリスベンで一泊してください。

旅行保険

ヘロン島は天候と海況により本土から隔離される可能性があります。

船とヘリコプターの欠航、航空便変更、追加宿泊、医療搬送、ダイビング・シュノーケリングを補償する旅行保険を選んでください。

「自然災害」「海上交通」「既往症」「アクティビティ」の免責条件を確認します。

携帯電話とWi-Fi

島には通常の携帯電話電波がありません。

有料Wi-FiはReception、Shearwater Restaurant、Baillie’s Barなど一部の共用エリアで利用できます。

客室にはテレビ、電話、Wi-Fiがなく、連絡手段を完全に都市と同じようには使えません。

航空券、保険証券、予約確認書は、出発前にオフライン保存または印刷してください。

食品・アルコールの持込み

定期船へ一般の食品とアルコールを持ち込むことはできません。

持ち込んだ場合、グラッドストンで預け、帰着時に返却されることがあります。

医薬品、乳児用ミルクなどのための小型クーラーバッグは検査を受けて持ち込める場合があります。

食事制限とアレルギーがある人は、到着してから相談するのではなく、予約時にリゾートへ伝えてください。




宿泊施設と客室

Heron Island Resortには、Turtle Room、Reef Room、Beachside Room、Point Suite、Beach Houseなど、合計112室の客室・スイートがあります。

一般的な客室料金には、通常2人分の宿泊と、滞在中のマスク、シュノーケル、フィンの利用が含まれます。

3~12歳の子どもを既存ベッドで追加する場合、1人1泊AU$30の追加料金が案内されていますが、予約時のプランと人数で変わります。

客室にはテレビ、電話、Wi-Fiがありません。冷房、寝具、専用バスルームなどは客室タイプごとに異なります。

Turtle Room

Pisoniaの森の中にあり、比較的手頃な客室です。

10~3月の海鳥繁殖期は、部屋の周囲で鳥の鳴き声が大きくなります。

眠りが浅い人は、耳栓を用意するか、海側の客室カテゴリーを検討してください。

Reef Room・Beachside Room

海へ近く、ビーチとサンゴ礁への移動がしやすい客室です。

Beachside Roomは最大4人まで宿泊できるタイプがあり、家族旅行に利用できます。

客室名に「Beachside」とあっても、全室が砂浜へ直接出られる同じ配置ではありません。階数と位置を確認してください。

Point Suite・Beach House

島の先端やNorth Beach側に位置する、広めで静かな客室です。

夕日、海の眺め、独立したリビングスペースを重視する旅行者に向いています。

室数が少ないため、学校休暇、ウミガメの季節、年末年始は早めに予約してください。

客室チェックインまで

船で到着後、客室へ入れるのは通常15時頃です。

預け荷物も客室チェックイン時まで利用できないため、水着、帽子、薬、日焼け止めを手荷物へ入れます。

到着後は昼食、島内案内、ビーチ散策、Marine Centreでの器材確認などを行えます。

食事と飲み物

Shearwater Restaurant

島の中心となるレストランです。

朝食はビュッフェ、昼食はアラカルト、夕食は日によってビュッフェまたはアラカルト形式です。

宿泊プランに含まれる食事は、予約条件によって異なります。朝食付き、朝夕食付き、食事別などを予約画面で確認してください。

Baillie’s Bar

飲み物、軽食、夕方の時間を楽しめるバーです。

島内へ外部の酒類を持ち込めないため、アルコールはリゾート内で購入します。

季節と宿泊人数により営業時間が変わります。

食事制限

ベジタリアン、グルテンフリーなどには対応できる場合があります。

公式案内では、特別な食事条件は到着の少なくとも2週間前までに連絡するよう推奨されています。

重いアレルギー、同じ厨房での交差接触、乳幼児食、宗教上の制限は、予約前に具体的に確認してください。

島内で買える物

小規模なショップで、飲み物、土産、日焼け止め、衣類、基本的な用品を扱います。

本土のスーパーと同じ品揃えや価格ではありません。

一般食品の持込みができないため、食事を節約する目的で大量の食料を持って行くことはできません。

ヘロン島のシュノーケリング

ビーチから泳ぐ

ヘロン島では、ボートに乗らず、ビーチからサンゴ礁へ泳げます。

初めての人には、Shark BayやPandanus Lounge前のGantry周辺が案内されることがあります。

Shark Bayの名称は危険な大型ザメの群れを意味するものではなく、Shovel Nose Rayに由来すると説明されています。

泳ぐ場所は当日の潮、風、波、船の運航で変わるため、Marine Centreで確認してください。

泳ぎやすい潮位

ビーチシュノーケリングは、一般的に満潮の前後2時間が適しています。

干潮時は水深が浅くなり、サンゴへ接触しやすく、岸まで戻る経路が限られることがあります。

潮汐時刻は、毎日配布されるHeron TimesやMarine Centre前の案内で確認できます。

同じ場所でも朝と午後で水深、流れ、透明度が大きく変わります。

無料レッスン

初心者向けの無料シュノーケリングレッスンがプールで行われます。

予約制で、マスク、シュノーケル、フィンを装着し、呼吸、器材調整、基本姿勢を確認します。

海へ入る前に受講すると、マスクの水抜きとフィンの使い方に慣れられます。

ボートシュノーケリング

Heron ReefやWistari Reefのポイントへボートで行く有料ツアーがあります。

2026年7月現在、掲載料金は大人AU$55、子どもAU$40です。

最低年齢は6歳で、6~14歳は大人の同伴が必要です。

最少催行人数、潮、風、海況により中止またはポイント変更となります。

岸から泳ぐより深く、船からの入水とはしごでの乗船が必要です。

器材とウェットスーツ

マスク、シュノーケル、フィンは通常の客室料金に含まれます。

度付きマスクも利用でき、AU$150の返金可能なデポジットが必要です。

ウェットスーツは別料金で、2026年7月現在、短いタイプAU$20、長いタイプAU$25、子ども用AU$15が1日料金の目安です。

冬は水温が20℃前後まで下がるため、長袖のウェットスーツがあると快適です。

安全上の注意

  • 一人で泳がない
  • 家族・同行者から見えない場所へ行かない
  • リーフエッジまで泳がない
  • サンゴの上へ立たない
  • 港とボート航路へ入らない
  • 流れに逆らって無理に泳がない
  • 持病がある場合は事前に相談する

港内と航路は、日中の船舶運航時間に遊泳禁止となります。毎日の標識とスタッフの指示を優先してください。

休む時はサンゴへ立たず、浮力ベストやヌードルを利用します。

ヘロン島のダイビング

ヘロン島周辺には、Heron Bommie、North Bommie、Gorgonia Holeなど多くのダイビングポイントがあります。

島から各ポイントまでの船移動が短く、1本ごとに島へ戻る運用が中心です。

ダイビングは海況、風、潮、経験によりポイントが決まります。

認定ダイバー

Cカード、ログブック、最近のダイビング記録を持参してください。

1~3年間潜っていない場合はチェックダイブ、3年以上空いている場合はフル・リフレッシャーを求められます。

器材、リフレッシャー、ボートダイブは事前予約がおすすめです。

初めてのダイビング

PADI Discover Scuba Divingや認定講習が行われます。

講習には最低年齢、健康条件、日数、医師の診断書が必要な場合があります。

日本語講習が常時あるわけではないため、英語で安全説明を理解できるか確認してください。

年齢と健康条件

10~11歳の認定ダイバーには深度制限があります。

14歳未満は親または法的保護者の同伴が必要です。

65歳以上はダイビング用の健康診断書を求められます。

喘息、心臓病、手術歴、妊娠、処方薬がある人は、予約前にMarine Centreへ相談してください。

飛行機まで24時間空ける

ダイビング後は、固定翼機とヘリコプターのどちらも最低24時間空けるよう案内されています。

出発前日はシュノーケリング、島内散策、スパなどへ切り替えてください。

ウミガメの産卵と孵化

ヘロン島は、アオウミガメとアカウミガメの重要な産卵地です。

産卵は通常11~3月、孵化した子ガメは主に1~4月に見られ、年によって5月まで続くことがあります。

産卵は夜の満潮前後、孵化は日没・夜間・早朝に見られる可能性がありますが、必ず遭遇できるわけではありません。

産卵中のカメを見る時

  • ライトとフラッシュを使わない
  • カメから10メートル以上離れる
  • 低い姿勢で動かずに待つ
  • カメの正面へ回らない
  • 砂丘と植生の中へ入らない
  • Naturalist Guideの案内に従う

海から上がった直後のカメは敏感で、人の動きや光に驚いて海へ戻ることがあります。

子ガメを見る時

子ガメを触る、持ち上げる、海まで運ぶ行為は禁止です。

砂から掘り出したり、進行方向へライトを向けたりしないでください。

客室のカーテンを閉め、バルコニーの不要な照明を消すことも重要です。

子ガメは自力で海へ向かう過程で方向と環境を記憶します。

季節の野生動物

時期 主な見どころ
1~3月 ウミガメの産卵と孵化、海鳥の繁殖
4~5月 子ガメの孵化終盤、若い海鳥
6~9月 マンタ、ザトウクジラ
10月 海鳥の帰島、ウミガメの交尾行動
11~12月 ウミガメの産卵、サンゴの一斉産卵、海鳥

マンタ

6~9月頃、外礁でマンタが見られる可能性があります。

ボートシュノーケリングやダイビング中の遭遇は海況と個体の行動次第です。

ザトウクジラ

6月頃から北上する個体が現れ、7~9月は島の桟橋や船上から見られることがあります。

クジラを見るための専用船ではないため、遭遇は保証されません。

海鳥

10~3月はBlack NoddyとWedge-tailed Shearwaterなどの繁殖が活発です。

最盛期には島に約20万羽の鳥がいると案内され、鳴き声、におい、巣穴が非常に目立ちます。

鳥が苦手な人、静かな睡眠を求める人は、繁殖期を避ける選択もあります。

サンゴの一斉産卵

通常11月または12月の満月前後に発生する可能性があります。

水温、月齢、潮、天候に左右され、日付を正確に保証することはできません。

気候とベストシーズン

ヘロン島は亜熱帯海洋性気候で、本土内陸部ほど極端な暑さにはなりません。

夏は高温多湿で雨とサイクロンの影響を受ける可能性があり、冬は乾燥して比較的穏やかです。

平均最高気温 平均最低気温 平均降水量
1月 29.8℃ 24.2℃ 103.5mm
2月 29.5℃ 24.2℃ 138.8mm
3月 28.7℃ 23.6℃ 109.0mm
4月 27.0℃ 21.9℃ 111.4mm
5月 24.4℃ 19.8℃ 107.1mm
6月 22.2℃ 17.6℃ 115.1mm
7月 21.5℃ 16.5℃ 78.4mm
8月 22.6℃ 17.2℃ 49.9mm
9月 24.6℃ 18.7℃ 29.3mm
10月 26.5℃ 20.5℃ 40.3mm
11月 28.0℃ 22.2℃ 52.8mm
12月 29.1℃ 23.4℃ 91.3mm

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Heron Island Research Station長期平均値。

5~10月:海を楽しみやすい

比較的涼しく、晴天が多く、シュノーケリングとダイビングに向く時期です。

6~9月はマンタとザトウクジラの可能性があります。

水温が低くなるため、ウェットスーツを借りると快適です。

11~3月:ウミガメと海鳥

ウミガメの産卵、孵化、海鳥の繁殖を目的にする旅行者に人気です。

高温多湿で雨が増え、11~3月はサイクロンの影響を受ける可能性があります。

鳥の鳴き声と巣穴が増える季節でもあります。

ベストシーズンの選び方

目的 おすすめ時期
穏やかな気候・シュノーケリング 5~10月
マンタ・クジラ 6~9月
ウミガメの産卵 11~3月
子ガメの孵化 1~4月、年により5月
海鳥の繁殖 10~3月



島内の楽しみ方

島内自然散策

Naturalist Guideによる島内ウォークでは、サンゴ洲の形成、植物、海鳥、ウミガメについて学べます。

無料プログラムは日ごとに時刻が変わるため、Heron Timesを確認してください。

リーフウォーク

干潮時に砂地と潮だまりを歩き、ナマコ、ヒトデ、貝、サンゴなどを観察します。

裸足ではなく、つま先を覆うリーフシューズを履いてください。

サンゴ、貝、動物は生死にかかわらず持ち帰れません。

夜のリーフ観察

潮位が合う夜には、有料のNight Special Reef Discovery Tourが行われることがあります。

昼間とは異なる甲殻類、魚、軟体動物を探します。

潮汐の関係で実施されない時期があり、濡れて滑りやすい場所を歩きます。

研究施設の体験

University of Queensland Research Stationを訪れ、タッチタンク、生物、サンゴ修復、研究について学ぶ有料プログラムがあります。

研究施設全体を自由に見学できるわけではなく、指定されたツアーに参加します。

桟橋での観察

桟橋周辺は魚、エイ、サメ、ウミガメを見つけやすい場所です。

6~9月には沖を通るクジラを探せることがあります。

船の作業区域と立入禁止表示に従ってください。

カヤック・スパ・ビーチ

海況によりカヤックなどの有料アクティビティが行われます。

スパ、プール、ビーチで休む時間も組み合わせられます。

潮と風で予定が変わる島なので、毎日すべてを予約せず、余白を残してください。

子ども・シニア旅行

子ども連れ

ビーチシュノーケリング、自然散策、プール、ウミガメ観察を楽しめます。

子どもだけで海へ行かせず、大人が水中で常に近くにいてください。

ボートシュノーケリングは最低6歳で、6~14歳は大人同伴です。

客室、追加ベッド、子ども料金、食事、船の座席を予約時に確認します。

泳げない同行者

島内散策、桟橋、リーフウォーク、自然プログラム、スパ、海鳥観察だけでも滞在できます。

シュノーケリング初心者は無料レッスンを受け、浅い場所で浮力補助具を使ってください。

無理に深い場所へ行かないことが最も重要です。

シニア旅行

島内は徒歩移動ですが、砂地、桟橋、船の乗降、階段があります。

定期船は海況により大きく揺れ、港で小さな段差や移動が必要です。

歩行器、車椅子、酸素、特別な医療器具がある場合は、予約前にリゾートへ相談してください。

医療体制

島は本土から72キロ離れ、都市の病院と同じ医療設備はありません。

処方薬は滞在日数より多めに手荷物へ入れ、英文の薬剤情報を持参してください。

重い持病、アレルギー、妊娠、最近の手術がある人は、旅行前に医師とリゾートへ相談します。

ヘロン島旅行のモデル日程

2泊3日・最短プラン

日程 モデルプラン
前日 ブリスベンからグラッドストンへ移動、前泊。
1日目午前 7時45分以降に船チェックイン、9時30分出航。
1日目午後 到着、昼食、器材確認、島内散策。
2日目 満潮前後のシュノーケリング、自然プログラム。
3日目午前 早朝の海と桟橋、12時45分の船で出発。
3日目夕方 17時30分以降の国内線またはグラッドストン泊。

丸一日自由に使えるのが1日だけなので、天候不良時の余裕はほとんどありません。

3泊4日・初めてのおすすめ

日程 モデルプラン
1日目 船で到着、無料レッスン、島内ウォーク。
2日目 ビーチシュノーケリング、リーフウォーク。
3日目 ボートシュノーケリングまたはダイビング。
4日目 早朝散策、島を出発。

潮と天候に合わせて予定を入れ替えやすく、初めての旅行に最も組みやすい日数です。

4泊5日・ダイビング中心

日程 モデルプラン
1日目 到着、Marine Centreで登録と器材確認。
2日目 チェックダイブとボートダイブ。
3日目 複数ダイブ、島内自然観察。
4日目 飛行前24時間を空け、シュノーケリングと散策。
5日目 船またはヘリコプターで出発。

3泊4日・ウミガメの季節

日程 モデルプラン
1日目 到着後、Turtle Awareness Presentation。
1日目夜 ガイドの指示で産卵を探す。
2日目早朝 浜辺で産卵跡または子ガメを観察。
2~3日目 潮に合わせたシュノーケリングと自然プログラム。
4日目 早朝観察後、出発。

ウミガメは野生動物で、滞在中に必ず産卵・孵化を見られるわけではありません。

海・天候・環境保護の注意

一人で泳がない

岸に近く見えても、潮が動くと流れが強くなります。

同行者と相互に確認し、Marine Centreの範囲と時刻を守ってください。

サンゴへ立たない

サンゴは簡単に折れ、足を切る原因にもなります。

浅くなったら立つのではなく、浮力器具を使うか、砂地の経路へ移動してください。

傷を放置しない

サンゴ、貝殻、岩でできた小さな傷は感染することがあります。

真水で洗い、消毒し、腫れ、痛み、発熱がある場合はスタッフへ相談してください。

船酔い対策

定期船は外洋を約2時間30分進みます。

酔い止めは医師・薬剤師の指示に従って乗船前に使い、軽い朝食を取り、船内で下を向き続けないでください。

眠気の出る薬は、到着後の遊泳に影響します。

サイクロンと欠航

11~3月はサイクロンの影響を受ける可能性があります。

船とヘリコプターが欠航し、予定より長く島または本土へ滞在する場合があります。

航空券と宿泊の変更費用を補償する保険を確認してください。

日焼け・脱水

海面と白い砂の反射で、曇りの日も日焼けします。

帽子、長袖ラッシュガード、日焼け止め、水分補給を利用してください。

鳥の巣穴と落枝

Wedge-tailed Shearwaterの巣穴を踏まないよう、夜は歩道を歩きます。

Pisoniaの枝は落下する場合があるため、強風時は木の下で長時間過ごさないでください。

ドローン

ヘリコプターの運航と保護された鳥類の生息地があるため、ドローン使用は厳しく制限されています。

航空・国立公園・海洋公園の許可を得ずに飛ばさないでください。

何も持ち帰らない

生きた物だけでなく、死んだサンゴ、貝殻、砂、羽、卵、植物も持ち帰りません。

野生動物へ餌を与えず、追いかけず、触らないでください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

島内ではReceptionまたはスタッフへ直ちに連絡してください。

遠隔地のため、本土への医療搬送には時間と費用がかかる場合があります。

最終日の朝にダイビングを入れない

ダイビング後24時間は固定翼機とヘリコプターを避ける必要があります。帰路の航空便だけでなく、島からグラッドストンへヘリコプターで移動する場合も同じです。



ヘロン島に関するよくある質問(FAQ)

ヘロン島へ日帰りできますか?

通常の定期船では現実的ではありません。島へ着いた日の帰りの船には間に合わないため、Heron Island Resortへの宿泊が必要です。

グラッドストンから船で何時間ですか?

海況により約2~2時間30分です。船酔いしやすい人は乗船前に対策してください。

定期船は毎日ありますか?

2026年7月現在、通常は月・水・金・土・日曜日に運航し、火曜と木曜は運航しません。クリスマス当日も運休です。

船代はいくらですか?

2026年7月現在、片道は大人AU$99、3~12歳の子どもAU$80です。宿泊料金とは別に追加されます。

ビーチからシュノーケリングできますか?

できます。一般的には満潮の前後2時間が泳ぎやすく、Shark BayやGantry周辺など当日の推奨場所をMarine Centreで確認します。

シュノーケル器材は含まれますか?

通常の客室料金には、2人分のマスク、シュノーケル、フィンが滞在中含まれます。ウェットスーツは別料金です。

ウミガメの季節はいつですか?

産卵は通常11~3月、子ガメの孵化は主に1~4月で、年によって5月まで続くことがあります。

携帯電話は使えますか?

通常の携帯電話電波はありません。有料Wi-FiをReception、レストラン、バーなど一部共用エリアで利用できます。

食べ物を持ち込めますか?

一般の食品とアルコールは定期船へ持ち込めません。医薬品や乳児用ミルクは検査を受けたクーラーバッグで認められる場合があります。

ヘロン島に関する参考情報

まとめ:3泊以上し、潮と天候に合わせて海を楽しむ

ヘロン島は、グラッドストン沖約72キロのサンゴ洲に泊まり、ビーチからグレート・バリア・リーフへ泳ぎ出せる島です。

定期船は火曜・木曜に運航せず、9時にチェックインが締め切られます。日本からは前日にグラッドストンへ入り、帰路の航空便も17時30分以降または翌日にしてください。

島内に携帯電話の電波、一般の町、スーパーはなく、食品と酒類の持込みもできません。旅行保険、薬、食事制限、船酔い対策、荷物制限を事前に整える必要があります。

シュノーケリングは満潮の前後2時間を目安に、Marine Centreが案内する場所で、必ず同行者と泳いでください。

海を重視するなら5~10月、ウミガメの産卵と孵化を目的にするなら11~4月が目安です。最低2泊、初めてなら3~4泊し、潮、風、野生動物に合わせて予定を変えられる旅程がおすすめです。

クイーンズランド州の旅行手配

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パース中心部から東へ車で約25分。スワンバレー(Swan Valley)は、西オーストラリア州で最も古いワイン産地として知られ、ブドウ畑、家族経営のワイナリー、醸造所、蒸留所、チョコレート、蜂蜜、チーズ、レストランが田園地帯に点在しています。

「パースから近いワイン産地」と聞くと、駅を降りて徒歩で何軒も回れる場所を想像しがちですが、実際のスワンバレーは広く、施設同士も離れています。ワインを飲むなら、レンタカーではなく、送迎ツアー、ワインクルーズ、チャーター車を利用する方が安心です。

スワンバレーの魅力は、ワインだけではありません。クラフトビール、ジン、ラム、サイダー、オイスター、ナッツ、ヌガー、チョコレート、季節の果物、先住民文化、歴史地区Guildford、Caversham Wildlife Parkなどを組み合わせられます。

指定いただいたスワンバレー・ワイン・クルーズは、パース中心部のBarrack Street Jettyから船で出発し、スワン川を上流へ進み、スワンバレーのMandoon Estateを訪れる大人限定の1日ツアーです。

船上では地元ワイン付きのシェアプレートランチを楽しみ、Mandoon Estateではワインとマカロンのペアリングを体験します。帰りのクルーズでは、ワイン、デザート、ライブエンターテインメントが用意され、運転を気にせず一日を過ごせます。

2026年7月現在、一般料金は大人AU$209、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$199から案内されています。18歳以上限定で、ホテル送迎はなく、Barrack Street Jettyへ各自で集合します。

本記事では、日本から訪れる旅行者向けに、スワンバレーへの行き方、ワインクルーズの内容、料金、年齢条件、食事、ワイナリーの選び方、ベストシーズン、飲酒運転対策、子連れ旅行、宿泊、モデルコースまで詳しくまとめます。




スワンバレーとは?

Swan Valleyは、パース都市圏の北東部、Swan River上流域に広がる農業・観光地域です。

パース中心部から約25分、パース空港から約10~15分という近さでありながら、ブドウ畑、果樹園、牧草地、ユーカリ林が残り、市街地とは異なる田園風景を楽しめます。

西オーストラリア州最古、オーストラリアで2番目に古いワイン産地とされ、1829年にSouth Guildfordで最初のブドウが植えられました。

現在はワイナリーだけでなく、醸造所、蒸留所、レストラン、カフェ、チョコレート工房、蜂蜜店、ナッツ店、動物施設、先住民文化体験など、150を超える観光・飲食関連スポットがあります。

名称 Swan Valley
所在地 西オーストラリア州パース北東部
パースCBDから 車で約25分
パース空港から 車で約10~15分
主な入口 Guildford、Caversham
主な産業 ワイン、食用ブドウ、果物、飲食、観光
特徴 家族経営の小規模ワイナリーと大型複合施設が共存
滞在時間 半日~1日。宿泊なら1泊2日

地図上では近くても、施設同士は歩けない

スワンバレーは一つの町ではありません。ワイナリーや醸造所はWest Swan Road、Great Northern Highway、周辺の農道に分散しているため、徒歩だけで複数施設を回る計画は現実的ではありません。

先住民文化とワイン産地の歴史

スワンバレーは、Noongar NationのWhadjuk peopleが長く暮らし、文化的なつながりを持ってきた土地です。

Noongarの物語では、Wagylと呼ばれる創造の蛇が大地を進み、Swan Riverと谷を形作ったとされています。

川、湿地、季節の植物、魚、鳥、火の利用は、ヨーロッパ人到来以前から生活と文化に深く関わってきました。

1829年、植民地化の初期に植物学者Thomas WatersがSouth GuildfordのOlive Farmでブドウを植えました。

1840年にはSandalfordでブドウ栽培が始まり、19世紀後半から20世紀にかけて、ワイン、干しブドウ、食用ブドウの産地として発展しました。

クロアチアやイタリアなど南ヨーロッパから移住した家族は、ブドウ栽培とワイン造りの技術を地域へもたらし、現在も家族経営のワイナリーにその歴史が残っています。

GuildfordのSwan Valley Visitor Centreには、先住民の歴史、植民地時代、移民とブドウ産業を紹介する「Cradle of the Colony」の展示があります。

ワインだけでなく、土地の歴史も見る

Guildfordの歴史地区とVisitor Centreを最初に訪れると、農地、古い建物、家族経営のワイナリーが残る理由が分かりやすくなります。



パースからスワンバレーへの行き方

電車で行けば、駅からワイナリーを歩いて回れますか?
Guildfordまでは電車で行けますが、その先のワイナリーは離れています。電車とタクシーを組み合わせるか、飲酒するなら送迎ツアーやワインクルーズが便利です。

レンタカー

パースCBDからGuildfordまでは約20分、CavershamやWest Swanの主要施設までは約25~35分です。

Guildford Road、Great Eastern Highway、Tonkin Highwayなどを利用します。

車があれば小規模ワイナリー、果樹園、チョコレート工房、動物園を自由に回れます。

ただし、運転者はワイン、ビール、蒸留酒を試飲しないでください。試飲量が少なくても、複数施設を巡ると摂取量を把握しにくくなります。

電車と配車サービス

パース駅からMidland Lineの電車に乗り、Guildford Stationで下車します。

駅からSwan Valley Visitor Centreまでは徒歩圏内です。

その後はタクシーや配車サービスを使い、予約したワイナリーやレストランへ移動します。

帰りの車が見つかりにくい時間帯もあるため、郊外の小規模ワイナリーでは往復を予約しておく方が安全です。

路線バス

Guildford、Midland、Caversham周辺にはTransperthの路線バスがあります。

しかし、観光施設の入口近くへ停まらない路線、運行本数の少ない時間帯、徒歩区間の長い場所があります。

一日に複数のワイナリーを巡る方法としては効率がよくありません。

一つの施設だけを訪れる場合は、TransperthのJourneyPlannerで当日の経路を確認してください。

スワン川クルーズ

パース中心部のBarrack Street Jettyから船でSwan Riverを上流へ進みます。

市街地の高層ビル、住宅地、川岸の公園から、次第に農地とブドウ畑の景観へ変わる過程を楽しめます。

船内で食事とワインを楽しめるため、移動そのものが観光になります。

川の水位が高い場合は橋を通過できず、全区間または一部区間がバス移動へ変更されることがあります。

送迎付きツアー

ワイナリー、醸造所、チョコレート、チーズなどを車で巡る半日・1日ツアーがあります。

飲酒運転を避けられ、予約や移動をまとめて任せられることが利点です。

英語ツアーが中心で、訪問施設は当日の営業状況により変わります。

ワインを飲まない同行者がいる場合は、ビール、食、動物、文化体験を含む商品を選んでください。

パース空港から

空港からSwan Valley南部までは車で約10~15分です。

到着日や出発日に立ち寄れそうに見えますが、ワイン購入品、スーツケース、飲酒、フライト時刻を考える必要があります。

ワインクルーズはパースCBD発着なので、空港から直接参加する商品ではありません。

フライト当日に訪れる場合は、遅延と道路混雑を見込み、アルコールを飲まず、十分な余裕を取ってください。

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詳細・お申込み

 

トラベルドンキーのスワンバレー・ワイン・クルーズ

スワンバレー・ワイン・クルーズは、パース中心部から船でスワンバレーへ向かう、18歳以上限定の1日ツアーです。

道路移動のワイナリーツアーとは異なり、往復のSwan Riverクルーズ、船上ランチ、ワイン、Mandoon Estateでのペアリング体験を一つにまとめています。

集合場所はBarrack Street Jettyです。ホテル送迎はありません。

所要時間は約6時間30分、10時30分頃に出発し、17時頃に戻る日程が基本です。

当日の流れ

時間帯 主な内容
10時10分頃 Barrack Street Jettyでチェックイン。
10時30分頃 パースを出航し、Swan Riverを上流へ。
船上でシェアプレートランチとワイン。
午後 Mandoon Estateでワインとマカロンのペアリング。
15時15分頃から 帰りの船で対象ワインとソフトドリンクを提供。
午後後半 デザート、コーヒー、紅茶、ライブエンターテインメント。
17時頃 Barrack Street Jettyへ帰着。

時間、船、訪問場所、移動方法は、季節、水位、貸切イベント、運航状況により変わります。

料金に含まれるもの

  • パース~スワンバレーの往復クルーズ
  • 船上のシェアプレートランチ
  • ランチ時のワイン
  • Mandoon Estateでのワインとマカロンのペアリング
  • 帰路の対象ワインとソフトドリンク
  • デザート、紅茶、コーヒー
  • 帰りのクルーズのライブエンターテインメント

ホテル送迎、集合場所までの交通、追加購入したワイン、土産、プレミアム飲料へのアップグレードは別料金です。

2026年の料金

料金区分 2026年7月の掲載料金
一般料金 大人AU$209
トラベルドンキー・インターネット料金 大人AU$199~
プレミアム飲料 予約時の追加料金を確認

参加日、為替、キャンペーン、在庫により料金は変わります。予約画面に表示される金額を最終料金として確認してください。

18歳以上限定

このワインクルーズは18歳以上限定です。

子どもを連れて乗船することはできません。

年齢確認を求められる場合があるため、パスポートなど写真付きの公的身分証明書を持参してください。

食事と飲み物

ランチは複数人で取り分けるシェアプレート形式です。

ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーは、遅くとも前日までの事前予約で対応可能と案内されています。

船内の調理設備が限られるため、それ以外のアレルギーや細かな食事条件には対応できない場合があります。

座席は指定制ではなく、他の参加者とテーブルやブースを共有することがあります。

ワインが含まれるツアーですが、飲酒を強制されることはありません。ソフトドリンクを選べます。

増水時のバス代替

冬の雨や満潮でSwan Riverの水位が上がると、船が橋の下を通れない場合があります。

その際は、一部または全区間がバス移動へ変更されることがあります。

当日判断となり、事前に連絡できない場合もあります。

「必ず往復とも船」とは限らないことを理解して予約してください。




旅行前に知っておきたいこと

営業日を確認する

スワンバレーには毎日営業する大型施設がある一方、金~日曜日だけ開く家族経営のワイナリー、週末だけランチを出すレストラン、季節休業する農園もあります。

同じ施設でも、Cellar Door、レストラン、醸造所、ショップの営業時間が別々の場合があります。

Googleマップの表示だけで判断せず、訪問当日に公式サイトまたは電話で確認してください。

祝日、クリスマス、Good Friday、貸切結婚式、コンサート開催日は通常営業と異なります。

予約の必要性

小人数のテイスティングは予約不要の施設もありますが、土日、祝日、ランチ、ワインペアリング、蒸留所ツアーは事前予約がおすすめです。

8人以上のグループでは、予約や専用のDay Passが必要になる場合があります。

複数施設を巡る時は、移動時間を最低20~30分見込み、予約を詰め込みすぎないでください。

一軒ごとの滞在時間は、試飲だけで45分、食事を含めると1時間30分~2時間が目安です。

テイスティングの仕組み

ワインテイスティングは、数種類を少量ずつ試す形式です。

無料の施設もありますが、有料制が増えており、購入時に試飲料金が差し引かれる場合があります。

最初に「辛口の白」「軽い赤」「甘口は不要」など好みを伝えると、全銘柄を順番に飲むより選びやすくなります。

口に合わないワインを飲み切る必要はありません。専用の吐器へ出し、水を飲みながら試してください。

身分証明書

西オーストラリア州では18歳未満へ酒類を提供できません。

若く見える参加者は、パスポート、オーストラリアの運転免許証など写真付きの公的IDを求められることがあります。

スマートフォンに保存したパスポート画像だけでは認められない場合があります。

ワインクルーズは18歳以上限定なので、全員が身分証明書を持参してください。

食事制限

レストランやツアーでは、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーへ対応できる場合があります。

重いアレルギー、宗教上の制限、同じ厨房での交差接触を避ける必要がある場合は、予約前に具体的に伝えてください。

ワインの清澄工程で卵、乳、魚由来の成分が使われることがあります。ヴィーガンワインを希望する場合はラベルとスタッフの説明を確認します。

バリアフリー

大型ワイナリーとレストランには段差の少ない入口、車椅子用トイレ、舗装された駐車場がある場合があります。

一方、古いCellar Door、砂利道、芝生、ブドウ畑、船の乗降は利用しにくいことがあります。

ワインクルーズの船は構造上、移動制限のある旅行者への対応が限られます。

車椅子、歩行器、折り畳み式補助具を使う場合は、予約前に船会社と訪問施設へ相談してください。

気候とベストシーズン

スワンバレーは、夏が暑く乾燥し、冬に雨が多い地中海性気候です。

内陸に位置するため、夏の日中はパース海岸部より暑く感じることがあります。

冬は雨の日が増えますが、暖炉のあるレストラン、赤ワイン、蒸留酒をゆっくり楽しめる時期です。

平均最高気温 平均最低気温 平均降水量
1月 31.9℃ 17.1℃ 10.2mm
2月 32.1℃ 17.6℃ 14.4mm
3月 29.8℃ 16.0℃ 16.5mm
4月 25.7℃ 13.0℃ 39.0mm
5月 21.9℃ 10.4℃ 95.9mm
6月 19.1℃ 9.0℃ 153.8mm
7月 18.0℃ 8.1℃ 154.0mm
8月 18.7℃ 8.1℃ 119.1mm
9月 20.4℃ 8.9℃ 72.4mm
10月 22.9℃ 10.4℃ 42.9mm
11月 26.2℃ 12.9℃ 25.5mm
12月 29.3℃ 15.1℃ 10.7mm

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Perth Airport長期平均値。スワンバレー南部の気候目安です。

3~5月:収穫と秋

ブドウの収穫時期と重なり、畑とワイナリーが活気づきます。

日中の暑さが和らぎ、屋外ランチとワイナリー巡りに適しています。

収穫作業のため通常の見学ができない施設もあります。

6~8月:雨の季節

気温が低く、雨の日が増えます。

ワインクルーズは増水により一部区間がバスへ変更される可能性があります。

防水ジャケットと濡れても滑りにくい靴を用意してください。

9~11月:春

ブドウの新芽、花、周辺のワイルドフラワーを楽しめます。

屋外イベントが増え、週末は結婚式や貸切で混雑します。

12~2月:夏

晴天が多い一方、35℃を超える日があります。

午前中のテイスティング、冷房のあるレストラン、船のクルーズを組み合わせ、屋外で長時間過ごさないでください。

スワンバレーのワイン

スワンバレーは温暖で乾燥した気候を生かし、香りの豊かな白ワイン、果実味のある赤ワイン、長期熟成のFortified Wineを造ってきました。

大型ブランドだけでなく、畑、醸造、販売を家族で行う小規模生産者が多いことも特徴です。

Verdelho

スワンバレーを代表する白ブドウ品種の一つです。

トロピカルフルーツ、柑橘、ハーブの香りを持つ、爽やかな辛口から果実味の強いタイプまで造られます。

暑い日のランチ、魚介、スパイスを使った料理と合わせやすいワインです。

Chenin Blanc

リンゴ、洋梨、蜂蜜、柑橘などの風味を持ち、辛口、やや甘口、スパークリングまで幅があります。

生産者によって味が大きく異なるため、甘さの程度を確認してください。

Shiraz

熟したベリー、プラム、スパイスを感じる、豊かな赤ワインが造られます。

バーベキュー、牛肉、ラム、熟成チーズと合わせやすいタイプです。

暑い地域のShirazでも、古い畑と造り手によっては酸味と香りを保ったスタイルがあります。

Fortified Wine

スワンバレーには、長年熟成させた甘口の酒精強化ワインがあります。

ナッツ、キャラメル、レーズン、チョコレートのような濃厚な風味が特徴です。

アルコール度数が通常のワインより高いので、少量ずつ試してください。

Old Vines

地域では、長年生育してきた古いブドウ樹を保護し、その価値を伝えるOld Vine Charterの取り組みがあります。

古木は収量が少ない一方、深みと凝縮感のある果実を付けることがあります。

Cellar Doorで「Old Vine」の表示を見つけたら、樹齢、畑、品種を尋ねてみてください。

日本へ持ち帰る

購入したワインは、液体物のため国際線の機内持込みではなく、通常は預け荷物へ入れます。

ボトル用保護ケース、衣類、密閉袋を使い、航空会社の重量制限を確認してください。

日本へ持ち込める酒類の免税範囲と申告方法は変更される可能性があるため、帰国時点の日本税関の案内を確認します。

夏の車内へ長時間置くと高温で品質が落ちるため、購入は旅程後半にするか、保冷できる場所へ保管してください。

主なエリアと立寄り先

Guildford

スワンバレーの玄関口となる歴史地区です。

19世紀の建物、古いホテル、アンティーク店、カフェ、Guildford Heritage Walk Trailsがあります。

Swan Valley Visitor Centreは毎日9時~16時に開館し、地図、営業情報、展示を提供しています。

電車で訪れるなら、まずGuildfordで地図を受け取り、その後のタクシー移動を確認してください。

Caversham

パースから最も近いスワンバレー南部です。

Mandoon Estate、Sandalford Wines、Caversham Wildlife Parkなど、大型の観光施設があります。

短時間の半日観光や、到着日の午後に一施設だけ訪れる計画に向いています。

West Swan

West Swan Road沿いにワイナリー、チョコレート、ヌガー、カフェ、醸造所が集まります。

初めてレンタカーで回る人がルートを作りやすい地域です。

週末は店舗の出入口、交差点、駐車場が混雑します。

Henley Brook

家族向けの醸造所、レストラン、広い芝生、ワイナリーが多い地域です。

ワインを飲まない同行者や子どもと一緒に一日過ごしやすい施設があります。

土日のランチは予約してください。

Herne Hill

小規模ワイナリー、果樹園、蜂蜜、コーヒー、農産物店が点在します。

大型観光施設より、静かな家族経営のCellar Doorを訪れたい人に向いています。

平日休業の施設が多いため、営業日を確認してください。

Upper Swan

谷の北側に位置し、ブドウ畑、農地、大型レストラン、醸造所があります。

パースCBDから最も遠いエリアなので、南側から順番に回ると移動しやすくなります。

ワイン以外のグルメ

クラフトビールとサイダー

スワンバレーには、醸造設備を併設したレストランや家族向けのブルワリーがあります。

テイスティングパドルは複数のビールを少量ずつ試せますが、合計量は少なくありません。

運転者はノンアルコールビール、コーヒー、ソフトドリンクを選んでください。

蒸留酒

ジン、ウォッカ、ラム、リキュールなどを造る蒸留所があります。

アルコール度数が高いため、ワインと同じ感覚で試飲を重ねないでください。

チョコレートとヌガー

チョコレート工房、ヌガー店、ファッジ店は、ワインを飲まない人と家族旅行にも人気です。

夏は購入品が溶けやすいので、保冷バッグを持参し、最後に立ち寄ります。

蜂蜜とナッツ

西オーストラリア産の蜂蜜、ハニーワイン、ナッツ、ドライフルーツ、スプレッドなどを購入できます。

日本へ持ち帰る食品は、原材料と税関・検疫条件を確認してください。

季節の果物

夏の食用ブドウ、冬の柑橘、メロン、イチゴなど、季節の農産物が販売されます。

農園での収穫体験は毎日行われるわけではなく、天候と収穫状況で変わります。

レストラン

ワイナリー併設の上質なレストランから、ピザ、バーガー、シェアプレート、芝生席のあるカジュアル店まで幅があります。

ワインとのペアリングを楽しむ場合は、昼食に2時間ほど確保してください。

子連れ・飲まない人の楽しみ方

スワンバレーはワイン産地ですが、子どもや酒を飲まない旅行者でも楽しめます。

Caversham Wildlife Parkでは、オーストラリアの動物を見学できます。

チョコレート、蜂蜜、ヌガー、アイスクリーム、季節の果物、ミニゴルフ、歴史散策、先住民文化体験などを組み合わせられます。

家族向け醸造所には芝生、遊具、子ども用メニューがある場合があります。

ただし、指定されたスワンバレー・ワイン・クルーズは18歳以上限定で、子どもは参加できません。

飲まない人への注文方法

Cellar Doorでは、テイスティングを断っても問題ありません。

ブドウジュース、炭酸水、コーヒー、ノンアルコール飲料を扱う施設があります。

レストランでは「I’m the designated driver.」と伝えると、運転者であることが分かります。

先住民文化体験

ブッシュタッカー、薬用植物、Noongar文化、土地とのつながりを学ぶ体験があります。

開催日が限られ、予約制の場合が多いため、旅行日が決まったら早めに確認してください。

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詳細・お申込み

 

宿泊エリアの選び方

パースCBD

ワインクルーズへ参加する人に最も便利です。

Barrack Street Jettyまで徒歩または短い配車移動で行けるホテルを選ぶと、朝の集合が楽になります。

Guildford

歴史地区の雰囲気、電車でのアクセス、スワンバレー入口の利便性を兼ね備えます。

レストランとホテルがあり、車なしでも町を歩けます。

Caversham・West Swan

大型ワイナリー、動物園、レストランに近く、レンタカー利用者に便利です。

夜間のタクシー台数は中心部より少ないため、夕食の往復を予約してください。

ワイナリー・リゾート

ブドウ畑、レストラン、スパ、ゴルフ、醸造所を備えた宿泊施設があります。

結婚式、イベント、週末は早く満室になります。

ファームステイ

農園、動物、田園風景を楽しめる宿泊施設があります。

自炊、車、最低宿泊数、チェックイン時刻を確認してください。

宿泊エリア 向いている人
パースCBD ワインクルーズ、車なし、都市観光との組合せ。
Guildford 歴史、電車、スワンバレー入口。
Caversham・West Swan レンタカー、ワイナリーと動物園。
ワイナリー・リゾート 食事、ワイン、ゆっくりした滞在。
ファームステイ 家族、田園体験、長めの滞在。



スワンバレーのモデルコース

ワインクルーズで1日

時間帯 モデルプラン
10時10分頃 Barrack Street Jettyでチェックイン。
10時30分頃 パース出航。
船上のシェアプレートランチとワイン。
午後 Mandoon Estateでワインとマカロン。
午後後半 帰路のワイン、デザート、ライブ演奏。
17時頃 パース帰着。

移動、食事、試飲をまとめられ、運転しない旅行者に最も分かりやすいプランです。

レンタカーで家族向け1日

時間帯 モデルプラン
9時頃 パース出発。
9時30分頃 Guildford Visitor Centreと歴史地区。
10時30分頃 Caversham Wildlife Park。
13時頃 家族向け醸造所またはワイナリーレストランで昼食。
15時頃 チョコレート、蜂蜜、ヌガー。
16時30分頃 パースへ。

運転者はアルコールを飲まず、テイスティングを同行者だけにします。

電車と配車サービスで半日

時間帯 モデルプラン
9時30分頃 パース駅からGuildfordへ。
10時頃 Visitor Centre、Guildford散策。
11時30分頃 予約した一つのワイナリーへ配車移動。
12時頃 テイスティングとランチ。
14時30分頃 Guildford駅へ配車移動。
15時30分頃 パース帰着。

一日に何軒も回らず、食事と一施設へ絞ると車なしでも無理がありません。

ワイン中心の送迎ツアー

時間帯 モデルプラン
午前 パース市内の指定場所から出発。
午前後半 小規模・大型ワイナリーでテイスティング。
ワイナリーまたは醸造所でランチ。
午後 追加のワイナリー、チョコレート、醸造所。
夕方 パースへ帰着。

訪問先の数より、各施設で説明を聞く時間があるツアーを選んでください。

スワンバレー1泊2日

日程 モデルプラン
1日目午前 Guildford、先住民文化または歴史体験。
1日目昼 ワイナリーレストラン。
1日目午後 Cellar Doorを1~2軒、宿泊施設へ。
1日目夜 宿泊施設または送迎を予約したレストラン。
2日目午前 果樹園、蜂蜜、コーヒー、動物施設。
2日目午後 チョコレート、ヌガーを購入してパースへ。

空港利用日の短時間コース

時間帯 モデルプラン
午前 ホテルをチェックアウト、荷物を車へ。
昼前 CavershamまたはGuildfordで一施設。
飲酒なしのランチ。
午後 道路状況を確認し、早めに空港へ。

国際線の出発日はワインクルーズや複数の試飲を入れないでください。

飲酒・運転・暑さの注意

飲む人は運転しない

西オーストラリア州では、一般のフルライセンス運転者も血中アルコール濃度0.05以上で違反になります。

学習者・初心者などゼロBACが必要な免許区分もあります。

体格、食事、時間だけで「もう抜けた」と判断せず、運転者は最初から飲まないでください。

試飲を飲み切らない

一杯は少量でも、複数のワイナリー、ビール、蒸留酒を重ねると摂取量が増えます。

吐器、水、食事を利用し、酔うためではなく味を比べる時間にします。

夏の高温

夏は35~40℃近くになる日があります。

車内へ子ども、動物、ワイン、チョコレートを残さず、水、帽子、日焼け止めを用意してください。

農道と大型車

地域には片側一車線、制限速度の変化、見通しの悪い交差点があります。

農業車両、観光バス、自転車、動物に注意し、ワイナリー入口を通り過ぎても急なUターンをしないでください。

川の増水

冬の大雨と高水位でクルーズ行程が変更されることがあります。

バス代替は安全と橋の高さによる判断で、ツアー内容の一部です。

ワイン購入品の保管

直射日光と高温を避け、ボトルを立てたまま車内へ放置しません。

割れ物なので、飛行機では保護ケースと密閉袋を使います。

食物アレルギー

ナッツ、乳製品、卵、小麦、蜂蜜を扱う施設が多くあります。

重いアレルギーがある人は、試食を取る前に原材料と交差接触を確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

飲酒した人を一人で帰らせず、タクシー、配車サービス、宿泊を手配してください。

「少ししか飲んでいない」は運転の根拠にならない

試飲は一軒ごとに量が異なり、ビールや蒸留酒を加えると合計量を把握しにくくなります。運転する日は飲まない、飲む日はクルーズまたは送迎ツアーを選ぶのが最も確実です。



スワンバレーに関するよくある質問(FAQ)

パースからスワンバレーまで何分ですか?

パースCBDから車で約25分です。訪問する施設が北側の場合や、週末の混雑時はさらに時間がかかります。

電車だけでワイナリーを回れますか?

Guildfordまでは電車で行けますが、ワイナリーは広い範囲に点在します。駅からタクシーや配車サービスを使うか、送迎ツアーを利用してください。

スワンバレー・ワイン・クルーズはいくらですか?

2026年7月現在、一般料金は大人AU$209、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$199から案内されています。

子どもはワインクルーズに参加できますか?

指定されたスワンバレー・ワイン・クルーズは18歳以上限定で、子どもは参加できません。

ホテル送迎はありますか?

ワインクルーズにホテル送迎はありません。パース中心部のBarrack Street Jettyへ各自で集合します。

冬でもクルーズは運航しますか?

運航日はありますが、雨や高水位で船が橋を通れない場合、一部または全区間がバスへ変更されることがあります。

ワインを飲まなくても楽しめますか?

楽しめます。チョコレート、蜂蜜、ヌガー、果物、動物、歴史、先住民文化、レストランなどがあります。ワインクルーズでもソフトドリンクを選べます。

何月がおすすめですか?

過ごしやすさでは3~5月と9~11月がおすすめです。夏は暑く、冬は雨が多いものの、季節ごとに異なる楽しみがあります。

スワンバレーに関する参考情報

まとめ:飲むなら運転せず、クルーズか送迎ツアーを選ぶ

スワンバレーは、パース中心部から約25分で行ける西オーストラリア州最古のワイン産地です。

ワイナリー、醸造所、蒸留所、チョコレート、蜂蜜、果物、動物、歴史地区が広い範囲に点在するため、目的を決めて回る必要があります。

電車ではGuildfordまで行けますが、複数のワイナリーを徒歩で巡ることはできません。飲酒する人は、ワインクルーズ、送迎ツアー、チャーター車を利用してください。

指定されたスワンバレー・ワイン・クルーズは、パース発着の往復クルーズ、船上ランチ、ワイン、Mandoon Estateでのペアリング、デザート、ライブ演奏を含む18歳以上限定の1日ツアーです。

営業日、食事制限、身分証明書、集合場所、増水時のバス代替を確認し、ワインだけでなく、スワン川と田園風景、地域の食と歴史を楽しんでください。

パースの旅行手配

トラベルドンキーでは、パースのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

パースと西オーストラリア州を知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

パース旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いパース旅行になりますよ。

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西オーストラリア州北西部のエクスマウスは、世界遺産ニンガルー・コーストの玄関口です。毎年、沖合へ回遊してくるジンベイザメ(Whale Shark)と同じ海で泳げる場所として、世界中から旅行者が訪れます。

ジンベイザメは名前に「サメ」と付きますが、プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで食べる、おとなしい濾過摂食性の魚です。人を襲うために近づく動物ではありません。

ただし、相手は水族館の飼育動物ではなく野生動物です。ツアーに参加しても必ず現れるとは限らず、海況、風、個体の行動によっては遊泳時間が短くなったり、船上からの観察だけになったりします。

エクスマウス周辺の主なシーズンは3~8月です。運航会社によっては3~7月、3~10月など催行期間が異なります。4~7月は選択肢が多く、初めて訪れる旅行者が予定を組みやすい時期です。

ツアーは早朝から夕方までのほぼ1日行程が中心です。ホテル送迎、ウェットスーツ、マスク、シュノーケル、フィン、昼食、飲み物、海洋公園関連費用、スポッター機、写真データなどが含まれる商品が多くあります。

料金は安くありません。2026年の掲載例では一般的な1日ツアーが大人AU$600前後、小人数制のプレミアムツアーはAU$800~900前後です。価格だけでなく、定員、船の大きさ、船酔いしにくさ、遭遇できなかった場合の条件、写真の有無を比べてください。

この記事では、日本から参加する旅行者向けに、シーズン、予約時期、参加条件、泳力、当日の流れ、ジンベイザメとの距離、船酔い対策、持ち物、料金、エクスマウスへの行き方、必要な滞在日数まで詳しく解説します。




エクスマウスのジンベイザメ遊泳とは?

エクスマウスのジンベイザメツアーは、ニンガルー・リーフ沖へ船で出て、野生のジンベイザメを探し、条件が整った時にシュノーケリングで一緒に泳ぐ1日ツアーです。

ジンベイザメは世界最大の魚で、成長すると10メートルを超える個体もいます。ニンガルーでは若い雄が多く観察され、ツアーで出会う個体はおおむね3~8メートル程度と案内されることが一般的です。

ダイビングではなく、水面付近を泳ぐジンベイザメに合わせてシュノーケリングします。

船はジンベイザメへ餌を与えません。自然に回遊している個体をスポッター機と船上スタッフが探します。

参加者は一度に最大10人までのグループで海へ入り、ガイドの横に並んで泳ぎます。

主な出発地 エクスマウス、Tantabiddi Boat Ramp周辺
主なシーズン 3~8月。運航会社によって前後する
ツアー時間 早朝~15時30分、または16時30分頃
遊泳方法 シュノーケリング
水中人数 同時に最大10人
必要な資格 ダイビング資格は不要
遭遇 野生動物のため保証されない
一般的な料金 大人AU$550~900前後

「見るツアー」ではなく、海へ飛び込むアクティビティ

船上から見学するだけの商品もありますが、通常のWhale Shark Swimは、合図と同時に海へ入り、ジンベイザメと並んで泳ぐ体験です。泳力と体力に不安がある人は、予約前に必ず相談してください。

世界遺産ニンガルー・コースト

ニンガルー・コーストは、西オーストラリア州北西部に広がる世界遺産です。

海側のNingaloo Marine Parkと、陸側のCape Range National Parkを中心に、サンゴ礁、外洋、砂丘、石灰岩の峡谷、乾燥地の生態系が隣り合っています。

ニンガルー・リーフは岸に近い裾礁で、Turquoise Bay、Lakeside、Oyster Stacksなどではビーチから泳いでサンゴ礁へ行けます。

ジンベイザメは、サンゴの産卵後に増えるプランクトンなどを求めて沖合へ集まります。

この地域はBaiyungu、Thalanyji、Yinigurdiraの人々が長くつながりを持つCountryです。公園と海洋公園はTraditional Ownersとの共同管理が進められています。

Ningaloo Marine Parkへの入域自体は無料ですが、陸上のCape Range National Parkへ車で入る場合は通常の国立公園入園料が必要です。

ジンベイザメ遊泳料金の一部は保全と調査へ

認可ツアーの料金には政府関連費用が含まれ、その一部がジンベイザメの管理、個体識別、調査、海洋公園の保全に使われます。



ジンベイザメと泳げるベストシーズン

3~4月

シーズンの始まりです。サンゴの産卵後にプランクトンが増え、ジンベイザメが現れ始めます。

3月前半は運航会社が限定され、個体数と遭遇状況が安定しない年があります。

気温は高く、3月の平均最高気温は36℃を超えます。熱帯低気圧とサイクロンの影響を受ける可能性もある時期です。

4月になると運航会社と出航日が増え、予約しやすくなります。

5~6月

ジンベイザメ遊泳の中心シーズンです。

気温が落ち着き、陸上観光と海上ツアーの両方を組み合わせやすくなります。

学校休暇、連休、海外市場の休暇が重なる日は満席が早いため、航空券と同時にツアーを予約してください。

朝晩と船上は涼しく感じるため、濡れた後に着る防風ジャケットが役立ちます。

7~8月

7月はジンベイザメシーズン後半とザトウクジラの回遊が重なり、船上から多様な海洋生物を見られる可能性があります。

運航会社によっては7月でジンベイザメ専用ツアーを終了し、ザトウクジラ遊泳や海洋生物ツアーへ切り替えます。

8月までジンベイザメツアーを続ける会社もありますが、選択肢は春より少なくなります。

8月に参加する場合は、「Whale Shark Swim」と「Humpback Whale Swim」を間違えないよう商品名を確認してください。

9月以降

ジンベイザメがまったくいなくなるわけではありませんが、専用ツアーは少なくなります。

9~10月はザトウクジラ、マンタ、イルカ、ジュゴンなどを探す海洋ツアーが中心です。

「大型海洋生物ツアー」に参加して偶然ジンベイザメを見る可能性はありますが、ジンベイザメ遊泳を主目的にするなら春~冬前半を選んでください。

ザトウクジラ遊泳との違い

項目 ジンベイザメ ザトウクジラ
分類 魚類 哺乳類
主な時期 3~8月 7~10月頃
泳ぎ方 個体と並んで泳ぐ クジラの接近を待つ
移動 比較的継続して泳ぐ ガイドの指示で水面待機が多い
予約時の確認 Whale Shark Swim Humpback Whale Swim

英語の「Whale Shark」はジンベイザメ、「Whale」はクジラです。予約画面では名称を必ず確認してください。

予約時期

4~7月の人気日は、数か月前から満席になります。

特に少人数船、土曜日、オーストラリアの学校休暇、日本のゴールデンウィーク前後は早めの予約が必要です。

飛行機と宿泊を確保したら、最も重要なジンベイザメツアーを先に予約してください。

旅程の初日ではなく、滞在2日目に入れると、欠航時に別日へ変更できる可能性が残ります。

エクスマウスへの行き方

パースから日帰りで参加できますか?
できません。パースから飛行機で移動し、エクスマウスに最低3泊する日程がおすすめです。ツアーは早朝出発のため、前日までに到着してください。

パースから飛行機

エクスマウスの玄関口はLearmonth Airportです。

パースからLearmonth Airportへ定期便が運航され、飛行時間は約2時間です。

リアマンス空港はエクスマウス中心部から南へ約36キロ離れています。

到着当日にジンベイザメツアーへ参加することはできません。前日までにエクスマウスへ入り、早く休んでください。

リアマンス空港から町へ

空港からエクスマウスまでは、事前予約制の空港シャトル、タクシー、チャーター車、レンタカーを利用します。

全便にタクシーとバスが待機しているとは限りません。シャトルとレンタカーは必ず予約してください。

空港シャトルはホテルや指定住所までのドア・ツー・ドア方式が一般的です。

荷物の数、サーフボード、ダイビング器材、幼児用シートがある場合は予約時に伝えます。

パースからレンタカー

パースからエクスマウスまでは道路で約1,250キロです。

休憩なしでも13時間前後かかるため、通常はGeraldton、Kalbarri、Carnarvonなどを経由する2~4日のロードトリップにします。

長距離区間には店とガソリンスタンドが少なく、夜間はカンガルー、エミュー、家畜が道路へ出ます。

ジンベイザメツアー前日に長距離運転を入れず、十分に休める日程を組んでください。

現地で車は必要?

ジンベイザメツアーだけなら、多くの商品にエクスマウス市内のホテル送迎が含まれるため、車なしでも参加できます。

Turquoise Bay、Oyster Stacks、Yardie Creek、Cape Range National Parkを自由に回るならレンタカーが便利です。

エクスマウスの町からCape Range西岸のビーチへ行く公共バスはありません。

車を借りない場合は、陸上観光ツアー、タクシー、送迎付きアクティビティを予約してください。

エクスマウスとコーラルベイ

項目 エクスマウス コーラルベイ
町の規模 大きめ。スーパー、飲食店、空港アクセスあり 小さなリゾート集落
ジンベイザメツアー 運航会社と船の選択肢が多い 南部の海域から出航
陸上観光 Cape Range、峡谷、灯台 ビーチと海中心
空港 Learmonth Airportから約36km 空港から約120km
向いている人 ツアー比較、複数日の滞在 小さな町で海中心に過ごす

初めてで船や宿泊の選択肢を重視するなら、エクスマウスが計画しやすいでしょう。

必要な滞在日数

最低でも3泊、できれば4泊がおすすめです。

1日目に到着、2日目にジンベイザメ、3日目にCape Range、4日目に出発とすると、欠航時の振替余地がありません。

4泊なら、ジンベイザメツアーを滞在前半に置き、後半を予備日または陸上観光にできます。

ジンベイザメツアーの選び方

認可事業者を選ぶ

Ningaloo Marine Parkで商業ジンベイザメツアーを行えるのは、西オーストラリア州政府の認可を受けた事業者だけです。

認可事業者は、船の接近距離、水中人数、遊泳時間、ガイド配置などの規則に従います。

極端に安い非公式ツアーや、個人船からの無計画な遊泳は選ばないでください。

2026年の料金目安

タイプ 大人料金の目安
一般的な大型・中型船の1日ツアー AU$550~650前後
少人数制・プレミアム船 AU$800~900前後
泳がないオブザーバー 商品により別料金
貸切船 数千~1万豪ドル前後

料金は参加日、子どもの年齢、船、定員、撮影サービス、遭遇保証で変わります。

「最安値」だけでなく、欠航・不遭遇時の条件と、ホテル送迎の対象地域を確認してください。

料金に含まれるもの

  • エクスマウス市内の指定ホテル送迎
  • 船と乗組員
  • シュノーケリングガイド
  • マスク、シュノーケル、フィン
  • ウェットスーツ
  • 軽食、昼食、飲み物
  • スポッター機による捜索
  • 政府関連費用と海洋公園関連費用
  • 写真・動画データ

すべての商品に同じ内容が含まれるわけではありません。特に写真データ、処方度付きマスク、ホテル送迎、アルコール、再乗船保証を確認します。

定員とグループ人数

海へ同時に入れるのは最大10人ですが、船全体の乗客数は商品によって異なります。

大型船は安定性、広いデッキ、トイレ、日陰が利点です。

少人数船は乗客が少なく、入水順が早く回りやすい一方、料金が高くなる傾向があります。

船酔いが心配なら、船体の大きさ、双胴船かどうか、屋内席、後方デッキ、トイレを確認してください。

遭遇保証・再乗船条件

「保証」と書かれていても、返金ではなく無料再乗船、割引再乗船、50%返金など内容が異なります。

再乗船は空席がある日だけ利用でき、旅行中に席がなければ使えない場合があります。

無料再乗船が本人のみか、譲渡できるか、有効期限、写真代や送迎が含まれるかも確認してください。

短い滞在では保証を使えないため、ツアーを滞在前半へ入れることが重要です。

泳がない同伴者

多くの船では、泳がないObserverとして乗船できます。

船上からジンベイザメを見られる可能性はありますが、個体が水面下へ潜ると見えにくくなります。

オブザーバーも一日船に乗るため、船酔い対策が必要です。

参加当日に気が変わって泳ぎたい場合、保険、人数、器材の都合で変更できないことがあります。

ジンベイザメツアー当日の流れ

ホテル送迎

朝7時前後から、エクスマウス市内のホテルや指定集合場所を回ります。

正確な時刻は前日にメールまたはSMSで届く場合があります。

朝食を済ませ、酔い止めを決められた時間に服用し、水着を服の下に着て待ちます。

港から出航

多くのツアーはTantabiddi Boat Ramp周辺から出航します。

送迎車から小型ボートへ乗り換えて沖の本船へ移る場合があります。

船上では安全説明、トイレ、日陰、緊急時の手順、器材の使い方を確認します。

練習シュノーケリング

ジンベイザメが見つかる前に、ニンガルー・リーフ内側で練習シュノーケリングを行う商品が一般的です。

マスクの曇り、フィンのサイズ、呼吸、耳への水、泳ぐ速度を確認します。

この時点で不安があれば、ガイドへ伝えて浮力補助具を使ってください。

スポッター機で捜索

小型のスポッター機が上空からジンベイザメを探し、船へ位置を伝えます。

海面の反射、雲、風、個体の潜水によって発見に時間がかかることがあります。

待っている間にマンタ、イルカ、ウミガメ、クジラなどが見つかる場合もあります。

海へ入る

個体が見つかると、参加者は最大10人のグループに分かれ、マスク、フィン、シュノーケルを装着して船尾へ移動します。

ガイドの合図で素早く海へ入り、指定された方向を向いて待ちます。

ジンベイザメが近づいたら、頭部や進行方向を塞がず、体の横で同じ方向へ泳ぎます。

個体が速い場合、数分で追いつけなくなります。船へ戻り、再び前方へ回り込んで二回目の入水を行うことがあります。

帰港・ホテル帰着

午後はリーフで二回目のシュノーケリングを行うか、海洋生物を探しながら港へ戻ります。

ホテル帰着は15時30分~17時頃が目安です。

当日の海況と捜索時間で遅れるため、帰着直後の飛行機、長距離バス、予約制ディナーは入れないでください。




ジンベイザメと泳ぐルール

ニンガルー海洋公園では、ジンベイザメと人の双方を守るため、州法と運航条件に基づく明確なルールがあります。

ルール 内容
水中人数 同時に最大10人
頭・胴体からの距離 最低3メートル
尾からの距離 最低4メートル
接触 触る、乗る、進路を塞ぐ行為は禁止
撮影 フラッシュと延長ポールは禁止
遊泳方向 体の横を同じ方向へ泳ぐ
行動 ガイドの指示を最優先

ジンベイザメが方向を変えた時は追いかけず、距離を広げます。

尾びれは大きく、意図せず当たっただけでも危険です。尾の後ろへ回り込まないでください。

水中カメラは手で保持し、セルフィースティックや長い延長ポールを使いません。

個体が潜る、速度を上げる、進路を変えるなどの回避行動を示した場合、遊泳が終了することがあります。

参加条件と必要な泳力

必要な泳力

ダイビング資格は不要ですが、足の着かない外洋でシュノーケリングできることが基本です。

船から素早く海へ入り、フィンを使って数十メートル泳ぎ、波の中で船へ戻ります。

プールで泳げても、波、うねり、風、マスク呼吸で不安になる人がいます。

旅行前に一度はマスク、シュノーケル、フィンを使って練習してください。

子どもの参加

最低年齢は運航会社によって異なります。

幼児を船上Observerとして受け入れる会社、一定年齢未満の遊泳を認めない会社、泳力確認を行う会社があります。

子どもが一人でマスク呼吸、フィン泳法、船への乗り降りをできるかを基準に判断してください。

保護者が自分の泳ぎと子どもの介助を同時に行うのは難しいため、ガイドのサポート条件を予約前に確認します。

シニア旅行

年齢だけで参加できないとは限りませんが、外洋での入水、フィン泳法、船の揺れ、はしごの昇降が必要です。

膝、腰、肩、心肺機能、バランスに不安がある場合は、少人数船、サポートボート、浮力補助具の有無を確認してください。

泳がず船上から見学するObserverも選択肢です。

持病・妊娠・薬

心臓病、呼吸器疾患、てんかん、重い喘息、最近の手術、運動制限がある人は、予約前に医師と運航会社へ相談してください。

妊娠中の乗船可否は会社と妊娠週数で異なります。外洋の衝撃、はしご、転倒、緊急搬送までの時間を考慮します。

酔い止めと常用薬の併用は、医師または薬剤師へ確認してください。

アレルギー、糖尿病、エピペン、吸入薬がある場合は、乗船時にスタッフへ伝えます。

ダイビング資格は必要?

必要ありません。

ジンベイザメ遊泳は通常シュノーケリングで行い、タンクを背負ったスキューバダイビングではありません。

スキューバ経験者でも、フィンを使って水面を速く泳ぐ練習が役立ちます。

浮力補助具

ウェットスーツ自体に浮力があります。

必要に応じ、ライフジャケット、ヌードル、浮力ベストなどを用意する会社があります。

浮力補助具を使っても、ジンベイザメの速度についていけるとは限りません。

水が怖い人は無理に入らず、船上見学へ変更してください。

船酔い対策

ニンガルー・リーフの外側は外洋です。港とリーフ内側が穏やかでも、ジンベイザメを探す海域では大きく揺れることがあります。

普段は船酔いしない人でも、長時間の捜索、下を向いた器材準備、空腹、寝不足で気分が悪くなります。

酔い止めは乗船前に使う

薬は酔ってからでは効きにくいことがあります。医師・薬剤師の指示に従い、乗船前の適切な時間に服用してください。

眠気が出る薬は、泳ぎと移動に影響します。初めて使う薬を当日いきなり飲まない方が安全です。

朝食を抜かない

脂っこい料理、アルコール、大量のコーヒーを避け、パン、バナナ、シリアルなど軽い朝食を取ります。

空腹も船酔いを悪化させます。

船の中央・後方へ座る

一般に船首は上下動が大きくなります。

スタッフに相談し、揺れの少ない中央付近、風の当たる屋外、水平線が見える場所へ座ります。

早めにスタッフへ伝える

我慢して重症になる前に伝えてください。

水、氷、袋、横になる場所、入水順の調整などを案内してもらえる場合があります。

服装と持ち物

  • 水着
  • タオル
  • 着替え
  • 長袖のラッシュガード
  • 防風・防水ジャケット
  • 帽子
  • サングラス
  • 環境負荷の少ない日焼け止め
  • 酔い止め
  • 常用薬
  • 水中カメラ
  • 予備バッテリー
  • 小さな防水バッグ

マスク、シュノーケル、フィン、ウェットスーツは通常ツアーに含まれます。

自分のマスクを使いたい人は持参できますが、船へ置く場所と紛失リスクがあります。

コンタクトレンズはソフトレンズを使う参加者が多いものの、外れた時の予備を用意してください。

処方度付きマスクの在庫は度数と数が限られます。予約時に依頼します。

ジュエリー、腕時計、貴重品は宿泊施設へ置き、必要な物だけを持参してください。

エクスマウスの気候

エクスマウスは乾燥した亜熱帯気候で、年間を通して日差しが強い地域です。

ジンベイザメシーズンの3月は非常に暑く、5~7月は日中が過ごしやすくなります。

船上では風と濡れたウェットスーツで、陸上の気温より寒く感じます。

平均最高気温 平均最低気温
1月 38.1℃ 23.1℃
2月 37.6℃ 24.1℃
3月 36.6℃ 23.1℃
4月 33.4℃ 20.4℃
5月 28.7℃ 16.0℃
6月 24.9℃ 13.1℃
7月 24.4℃ 11.4℃
8月 26.6℃ 12.2℃
9月 29.7℃ 13.9℃
10月 33.0℃ 16.5℃
11月 34.6℃ 18.5℃
12月 37.1℃ 21.0℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Learmonth Airport長期平均値。

1~4月は熱帯低気圧とサイクロンの影響を受ける可能性があります。警報が出た場合は、ツアー会社と宿泊施設の指示に従ってください。

一緒に見られる海洋生物

マンタ

ニンガルーではマンタが一年を通じて見られる可能性があります。

ジンベイザメの捜索中に見つかり、条件がよければ泳ぐ機会が追加されることがあります。

ザトウクジラ

7~10月頃にニンガルー沿岸を回遊します。

ジンベイザメシーズン後半には船上から見られる可能性がありますが、ジンベイザメツアーでのクジラ遊泳は保証されません。

ウミガメ

アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイなどが生息します。

リーフシュノーケリングや船上から見られることがあります。

イルカ

ハンドウイルカなどが船の近くを泳ぐ場合があります。

進路を変えて追いかけたり、餌を与えたりしません。

ジュゴン

海草藻場に生息しますが、警戒心が強く、目撃は偶然です。

見られた場合も船上から静かに観察します。

サンゴ礁の魚

練習シュノーケリングでは、ブダイ、チョウチョウウオ、ハタ、フエダイ、エイなどが見られます。

リーフを蹴らず、サンゴへ立たず、フィンの位置を確認してください。

エクスマウス周辺の見どころ

Turquoise Bay

Cape Range National Park内を代表するシュノーケリングスポットです。

Drift Snorkelでは流れに乗って泳ぎます。流れが強い日と時間帯があるため、標識と現地情報を確認してください。

Oyster Stacks

岸に近いサンゴと魚を見られる人気地点です。

サンゴを傷つけないよう、高い潮位の時間だけ利用が推奨されます。

干潮時には入らないでください。

Lakeside

Milyering Discovery Centreに近く、岸からシュノーケリングできます。

初めてニンガルーで泳ぐ人の練習場所として使いやすい日があります。

Yardie Creek

Cape Range南部の峡谷で、短い散策とボートツアーがあります。

エクスマウスから距離があるため、半日以上を確保してください。

Vlamingh Head Lighthouse

North West Capeの海岸と日の入りを見渡せる展望地点です。

7~10月頃は、沖を回遊するザトウクジラを探せます。

Jurabi Turtle Centre

ニンガルー沿岸のウミガメ、産卵、保全について学べます。

産卵期の夜間ツアーは人数制限と予約条件があります。

Charles Knife Canyon

石灰岩の峡谷とExmouth Gulfを見渡す山岳道路です。

急カーブ、崖、未舗装区間があるため、運転に慣れた人向けです。

宿泊エリアの選び方

エクスマウス中心部

スーパー、カフェ、飲食店、ツアー会社、空港シャトルを利用しやすい地域です。

ホテル送迎の対象になりやすく、車を借りない旅行者に向いています。

Exmouth Marina

アパートメント、リゾート、運河沿いの宿泊施設があります。

中心部から少し離れますが、多くのツアー送迎対象に含まれます。

Lighthouse・North West Cape周辺

海岸とCape Rangeに近く、静かな滞在を希望する人に向いています。

町のスーパーと飲食店へ行くには車が必要です。

キャンプ場・ホリデーパーク

テント、キャビン、キャンピングカー向けの施設があります。

4~7月は早く満室になるため、航空券より先に空室を確認することもあります。

Cape Range National Park内

海岸沿いに複数の予約制キャンプ場があります。

電源、飲料水、売店、通信がない場所が多く、国立公園入園料とキャンプ料金が別に必要です。

ジンベイザメツアーの早朝送迎対象外になることがあるため、自分で港へ行く手段を確認してください。

宿泊エリア 向いている人
エクスマウス中心部 車なし、食事、ツアー送迎。
Marina リゾート、アパートメント、家族旅行。
Lighthouse周辺 海岸、静かな滞在、レンタカー利用。
ホリデーパーク 予算重視、キャンピングカー。
Cape Range内 自然中心、自立したキャンプ。



エクスマウス旅行のモデル日程

3泊4日・最短プラン

日程 モデルプラン
1日目 パースからLearmonth Airport、エクスマウス泊。
2日目 ジンベイザメと泳ぐ1日ツアー。
3日目 Turquoise Bay、Lakeside、Vlamingh Head。
4日目 空港へ移動、パースへ。

欠航した場合に振替日がほぼないため、できれば4泊へ延ばしてください。

4泊5日・おすすめプラン

日程 モデルプラン
1日目 エクスマウス到着、町で買い物。
2日目 ジンベイザメツアー。
3日目 予備日。欠航時は振替、催行済みならCape Range。
4日目 Yardie Creek、峡谷、灯台、ビーチ。
5日目 空港へ。

泳ぎに不安がある人の準備プラン

日程 モデルプラン
1日目 到着、ホテルのプールでマスク呼吸を確認。
2日目 Lakesideなどでガイド付きシュノーケリング。
3日目 ジンベイザメツアー。
4日目 休息、陸上観光。

本番前に器材と海水へ慣れると、ジンベイザメを見た時に落ち着いて泳げます。

パースから西海岸ロードトリップ

日程 モデルプラン
1日目 パース~Geraldton。
2日目 Geraldton~Kalbarri。
3日目 Kalbarri観光。
4日目 Kalbarri~Carnarvon。
5日目 Carnarvon~エクスマウス。
6日目 ジンベイザメツアー。
7日目以降 Cape Range、Coral Bay、帰路。

一人で長距離を走り続けず、明るい時間だけ運転してください。

ジンベイザメとザトウクジラを狙う5泊

日程 モデルプラン
1日目 7月に到着。
2日目 ジンベイザメツアー。
3日目 Cape Range。
4日目 ザトウクジラ遊泳または海洋生物ツアー。
5日目 予備日、陸上観光。
6日目 出発。

両方の遊泳は野生動物と海況次第で、体力も使います。連日参加する場合は休息と船酔い対策を重視してください。

安全・環境保護の注意

野生動物との遭遇は約束されない

スポッター機を使っても見つからない日があります。

旅行全体の満足度を一回の遭遇だけに依存させず、リーフ、魚、ウミガメ、海岸、峡谷も楽しむ計画にしてください。

スタッフの合図より先に飛び込まない

船、他のグループ、ジンベイザメの位置を確認してから入水します。

興奮していても、マスク、シュノーケル、フィンの装着を確認してください。

ジンベイザメへ触らない

皮膚、ひれ、尾へ触れず、進路を塞ぎません。

動物が近づいた場合は、自分から距離を広げます。

写真より呼吸と距離を優先する

カメラ画面だけを見ると、ジンベイザメ、他の参加者、船へ接近します。

最初の入水では目で見ることを優先し、撮影は余裕ができてから行ってください。

サンゴへ立たない

練習シュノーケリングでは、水深が浅くてもサンゴへ足とフィンを置きません。

休む必要がある場合は、ガイドの浮力器具を使います。

日焼けと脱水を防ぐ

海上では照り返しが強く、冬でも日焼けします。

ラッシュガード、帽子、日焼け止め、水分補給を使い、アルコールを控えてください。

サイクロンと強風

夏から秋は熱帯低気圧の影響を受ける可能性があります。

運航会社が中止を決めた場合、個人判断で別の小型船を探さず、振替または返金条件を確認します。

飛行機を同日に入れない

捜索時間、海況、帰港の混雑で帰着が遅れます。

ツアー参加日はエクスマウスへ連泊し、飛行機は翌日以降にしてください。

旅行保険

野生動物ツアー、シュノーケリング、欠航、航空便変更を補償する保険を選びます。

持病と年齢による除外、海上アクティビティの条件を確認してください。

ジンベイザメを追い抜こうとしない

見た目はゆっくりでも、尾を大きく動かして進むため、人が全力で泳いでも追いつけないことがあります。疲れ切る前に止まり、ガイドと船の指示に従って次の入水へ備えてください。



エクスマウスのジンベイザメ遊泳に関するFAQ

ジンベイザメのシーズンはいつですか?

主な時期は3~8月です。運航会社によって3~7月、3~10月など催行期間が異なり、選択肢が多いのは4~7月です。

必ずジンベイザメと泳げますか?

野生動物のため保証されません。再乗船、割引、部分返金などの条件は運航会社ごとに異なります。

ダイビング資格は必要ですか?

必要ありません。通常はシュノーケリングで泳ぎます。ただし足の着かない外洋で泳げる体力と基本的なシュノーケリング経験が必要です。

泳げなくても参加できますか?

船上Observerとして参加できる商品があります。遊泳参加には基本的な泳力が必要で、浮力器具だけを頼りにするのはおすすめしません。

ジンベイザメに触れますか?

触れません。頭・胴体から3メートル、尾から4メートル以上離れ、進路を塞がないルールがあります。

料金はいくらですか?

2026年の目安は、一般的な1日ツアーが大人AU$550~650前後、少人数制プレミアムツアーがAU$800~900前後です。

何泊必要ですか?

最低3泊、できれば4泊をおすすめします。ツアーを滞在前半へ入れると、欠航時に振替できる可能性が残ります。

パースから日帰りできますか?

できません。パースからLearmonth Airportへ飛び、前日までにエクスマウスへ宿泊してください。

エクスマウスとジンベイザメに関する参考情報

まとめ:4~7月に4泊、ツアーは滞在前半へ

エクスマウスのジンベイザメ遊泳は、野生の世界最大の魚と同じ海で泳ぐ、ニンガルーならではの体験です。

主なシーズンは3~8月で、運航会社と便の選択肢が多い4~7月が計画しやすい時期です。

ツアーは早朝から夕方までの1日行程で、ホテル送迎、器材、食事、スポッター機、写真などを含む商品が多くあります。

水中では最大10人、頭・胴体から3メートル、尾から4メートル以上離れ、触らず、進路を塞がずに泳ぎます。

最低3泊、できれば4泊し、ツアーを滞在前半へ入れてください。遭遇できなかった場合の再乗船条件、船の定員、泳力条件、写真、送迎、船酔い対策を比較して選びましょう。

ジンベイザメだけでなく、サンゴ礁、ウミガメ、マンタ、Cape Rangeの峡谷と海岸も含めて、ニンガルーの自然を楽しんでください。

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ホバートから北西へ車で約1時間10分。マウント・フィールド国立公園(Mount Field National Park)は、シダに覆われた雨林、段状に流れ落ちるラッセル滝、樹高70メートルを超えるユーカリ、高原の湖と雪景色まで、一つの公園でまったく異なる自然を楽しめる場所です。

初めて訪れる旅行者の多くは、ビジターセンターから歩いてRussell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees Walkを巡ります。この下部エリアなら、短時間の観光から2~3時間の森林歩きまで、体力に合わせて組み立てられます。

一方、Lake Dobson、Pandani Grove、Tarn Shelfなどの高原エリアは、入口からさらに未舗装の山道を約16キロ上った先です。Russell Fallsの延長で簡単に立ち寄れる場所ではなく、天候、車種、日没、歩行時間を考えた別の計画が必要です。

日本からの短期旅行で車を運転しない場合は、ホバート発着ツアーが便利です。マウント・フィールドに加えて、kunanyi/マウント・ウェリントンとボノロング自然動物保護区を巡るアクティブな1日ツアー、サーモン・ポンズとRussell Fallsを中心に歩くツアー、Russell Fallsとボノロングを組み合わせたツアーがあります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの3商品を、歩行量、滞在時間、動物園の有無、対象年齢、料金で比較します。

あわせて、ホバートからの行き方、2026年の国立公園パス、Russell Fallsまでの距離、Three Falls Circuit、高原エリア、雪と紅葉、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




マウント・フィールド国立公園とは?

Mount Field National Parkは、ホバートの北西約73キロに位置する国立公園です。

Freycinet National Parkとともに1916年に国立公園となり、タスマニアで最も古い国立公園の一つです。

下部には冷温帯雨林、巨大なSwamp Gum、Russell Fallsなどの滝があり、標高を上げるにつれてSnow Gum、Pandani、Fagus、氷河湖の高原景観へ変わります。

公園の一部はTasmanian Wilderness World Heritage Areaに含まれます。

日帰りツアーの多くが訪れるのは、ビジターセンター周辺の下部エリアです。Lake DobsonやTarn Shelfは同じ公園内でも別の訪問エリアと考えてください。

名称 Mount Field National Park
所在地 タスマニア州Derwent Valley
ホバートから 約73キロ、車で約1時間10分
代表的な滝 Russell Falls、Horseshoe Falls、Lady Barron Falls
下部エリア 雨林、滝、Tall Trees、ビジターセンター
上部エリア Lake Dobson、Pandani Grove、Tarn Shelf、高原歩道
国立公園パス 必要
初めての滞在時間 2~4時間

Russell Fallsだけなら短時間、高原まで行くなら一日

ビジターセンターからRussell Fallsだけを見る場合は約30分です。Three Falls Circuitなら約2~2時間30分、Lake Dobsonと高原歩きを加えるなら一日を確保してください。

先住民文化と国立公園の歴史

マウント・フィールドとDerwent Valley一帯は、Palawa(タスマニア先住民)が長くつながりを持ってきたCountryです。

森林、川、高原、動植物、季節ごとの移動は、生活と文化の一部でした。ヨーロッパ人の入植以前から、この土地には長い人の歴史があります。

Russell Falls周辺は早くから景勝地として知られ、1885年にタスマニア初の自然保護区として保護されました。

1916年にはMount Field National Parkが設立されました。

公園名は、ニューサウスウェールズ最高裁判所の初期の判事Barron Fieldに由来しますが、公園設立にはWilliam Crooke、Leonard Rodway、Henry Dobsonらの自然保護活動が大きく関わりました。

現在は、観光地としての利用と、世界遺産の森林、高原植物、野生動物の保護を両立させる管理が行われています。

滝だけでなく、標高による植生の変化を見る

入口の雨林、高木林、Snow Gum、高原湿地は、短い距離の中で大きく変わります。車でLake Dobsonへ上る場合は、景色が変わっていく過程にも注目してください。



ホバートからマウント・フィールドへの行き方

ホバートから公共バスでRussell Fallsへ行けますか?
公園入口まで使いやすい定期公共交通はありません。短期旅行では、レンタカーまたはホバート発着ツアーが現実的です。

レンタカーで行く

ホバート中心部からMount Field Visitor Centreまでは約73キロです。

Brooker Highway、Lyell Highwayを通り、New Norfolk、Westerwayを経由します。

通常の所要時間は約1時間10分ですが、通勤、New Norfolkの町、道路工事、雨、霧で時間が延びます。

ビジターセンターまでの道路は舗装され、一般的な乗用車で走れます。

公共交通で行ける?

New Norfolk方面までの交通はありますが、観光に使いやすい時刻でMount Field Visitor Centreまで往復する定期バスはありません。

New Norfolkからタクシーを利用する場合も、帰りの車両を事前に確保する必要があります。

車を運転しない人には、ホバート発着の1日ツアーがおすすめです。

駐車場と入口

ビジターセンター、Russell Falls歩道、キャンプ場の近くに駐車場があります。

駐車料金は別途かかりませんが、有効な国立公園パスが必要です。

夏の週末、学校休暇、紅葉期は混雑します。指定された区画へ駐車し、バスと緊急車両の通路を塞がないでください。

ビジターセンター

Mount Field Visitor Centreは66 Lake Dobson Roadにあります。

国立公園パス、地図、歩道と道路の状況、展示、土産を扱います。

Curiosity Room、Waterfalls Café、トイレ、ピクニック施設、電気バーベキューがあります。

高原へ行く前に、Lake Dobson Road、積雪、倒木、歩道閉鎖を確認してください。

Lake Dobson Road

ビジターセンター付近からLake Dobsonまでは約16キロ、車で約30分です。

道幅が狭い曲がりくねった未舗装路で、バス、キャンピングカー、キャラバンには適していません。

冬は積雪と凍結によりタイヤチェーンが必要になったり、道路が閉鎖されたりします。

Russell Falls周辺が晴れていても、高原は雪、霧、強風ということがあります。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ウォンバット、ポッサムなどが道路へ出ます。

Glow Wormsを見るため暗くなってから訪れる場合は、公園周辺またはNew Norfolk方面へ宿泊すると運転の負担を減らせます。

夜間は速度を落とし、急ハンドルを避けてください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

マウント・フィールド、マウント・ウェリントンとワイルドライフ

マウント・フィールド、マウント・ウェリントンとワイルドライフは、滝、雨林、タスマニア固有動物、ホバートを見下ろす山頂を一日にまとめた英語ツアーです。

Mount FieldではRussell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees、Lady Barron Fallsを結ぶThree Falls Circuitを歩く行程が基本です。

その後、Bonorong Wildlife Sanctuaryでタスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルーなどを見学し、天候が許せばkunanyi/Mount Wellington山頂へ向かいます。

7時25分頃にホバート中心部を出発し、17時30分頃に戻る長い一日です。

2026年7月現在、一般料金は大人AU$189、インターネット料金はAU$180から案内されています。

食事は含まれず、8歳未満と移動に制限のある人には適していません。約6キロの森林歩きができる人向けです。

ラッセル・フォールズ

ラッセル・フォールズは、Derwent Valley、Salmon Ponds、Mount Field National Parkを巡る英語の1日ツアーです。

New Norfolk、Bushy Parkのホップ畑を通り、Salmon Pondsではマスとサーモンへの餌やり、博物館、英国風庭園、モーニングティーを楽しみます。

Mount Fieldでは雨林とTall Treesを歩き、Russell Fallsを見学します。長いThree Falls Circuitではなく、約1キロを中心とする歩きやすい内容です。

9時15分頃出発、16時頃帰着が目安で、昼食は自己負担です。

2026年7月現在、一般料金はAU$190、インターネット料金はAU$181から案内されています。

歩行量を抑え、滝、庭園、Derwent Valleyをゆっくり楽しみたい人に向いています。

ラッセル・フォールズとボノロング自然動物園

ラッセル・フォールズとボノロング自然動物園は、Salmon Ponds、Mount Field National Park、Bonorong Wildlife Sanctuaryを組み合わせた英語の1日ツアーです。

午前はSalmon Pondsでモーニングティーを取り、Mount FieldでRussell Fallsと雨林を歩きます。

昼食後はBonorongへ移動し、タスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルーなどを見学します。

所要時間は約8時間。2026年7月現在、一般料金はAU$220、インターネット料金はAU$209から案内されています。

Three Falls Circuitほど歩きたくないものの、滝とタスマニアの動物を一日で見たい人に向いています。

3商品を比較

項目 5758 9324 16153
主な内容 滝・長めの森林歩き・動物・山頂 滝・Salmon Ponds・Derwent Valley 滝・Salmon Ponds・動物
歩行量 多い、約6km 少なめ、約1km 少なめ~中程度
Bonorong 含む 含まない 含む
Mount Wellington 含む 含まない 含まない
Salmon Ponds 含まない 含む 含む
2026年7月ネット料金 AU$180~ AU$181~ AU$209~
向いている人 歩くことが好き 滝を気軽に見たい 滝と動物を両方見たい

5758は最も歩行量が多く、Mount Fieldの森林をしっかり歩く内容です。9324と16153はRussell Fallsを中心にした歩きやすい行程で、動物を見たいかどうかで選べます。

旅行前に知っておきたいこと

2026年の国立公園パス

Mount Field National Parkへ入るには、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

パス 2026年7月料金
24時間・車両1台(最大8人) AU$49.15
24時間・徒歩/バス/自転車1人 AU$24.55
Holiday Vehicle Pass・最長2か月 AU$98.35
Holiday Person Pass・最長2か月 AU$49.20

ホバート発着ツアーでは、通常、必要な国立公園入園料がツアー代に含まれます。

レンタカーでFreycinet、Mount Field、Mount Williamなど複数の国立公園を訪れるなら、Holiday Vehicle Passが割安になる場合があります。

ビジターセンターの営業時間

期間 営業時間
12月1日~4月30日 9:00~17:00
5月1日~10月31日 9:00~16:00
11月 9:00~16:15

歩道自体の利用時間とは異なります。パス購入、地図、道路状況の確認が必要な場合は営業時間内に到着してください。

歩くコースの選び方

コース 距離・時間 難易度
Russell Falls 1.4km、約25分 Grade 1
Tall Trees 1km、約30分 Grade 2
Three Falls Circuit 6km、2~2.5時間 Grade 3
Pandani Grove 1.5km、約30分 短い高原歩道
Tarn Shelf 12km、5~6時間 Grade 3・高原
Mount Field East 10km、4~5時間 Grade 4
Mount Field West 17km、8~9時間 Grade 5

同じ国立公園でも、Russell Fallsと高原コースでは必要な装備と経験が大きく異なります。

飲料水・トイレ・通信

ビジターセンター周辺にトイレ、カフェ、ピクニック設備があります。

高原歩道には売店がなく、自然の水をそのまま飲むことはできません。

Lake Dobsonへ行く場合は、入口で飲料水、昼食、予備の防寒着を準備してください。

携帯電話は公園内と高原で通じない場所があります。オフライン地図を保存してください。

服装と持ち物

  • 滑りにくい運動靴またはウォーキングシューズ
  • 防水ジャケット
  • フリースなどの重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • 飲料水と昼食
  • 虫よけ
  • モバイルバッテリー
  • オフライン地図
  • 冬の高原では手袋、ニット帽、タイヤチェーン

雨林は夏でも涼しく、高原はさらに気温が低くなります。ホバートの天気だけで服装を決めないでください。

バリアフリー

Russell Fallsの往復歩道は平坦な舗装路で、介助者がいる車椅子利用者に対応しています。

ビジターセンターでは車椅子と全地形型車椅子TrailRiderを借りられる場合があります。

Horseshoe Falls、Three Falls Circuit、Lake Dobsonの山道は階段、傾斜、粗い路面があります。

ツアー車両への乗降と歩行条件について介助が必要な人は、予約前に確認してください。

気候とベストシーズン

マウント・フィールドはホバートより雨が多く、標高による気温差が大きい地域です。

公園下部に近いMaydenaの平均最高気温は、1月約21.5℃、7月約9.6℃です。

Lake Dobsonと高原はMaydenaよりさらに低温で、夏でも霧、冷たい雨、強風になることがあります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 8.3℃
2月 21.6℃ 8.4℃
3月 19.4℃ 7.1℃
4月 16.1℃ 5.7℃
5月 12.6℃ 3.6℃
6月 10.1℃ 1.9℃
7月 9.6℃ 1.3℃
8月 11.2℃ 1.6℃
9月 13.4℃ 3.0℃
10月 15.6℃ 4.3℃
11月 17.5℃ 6.0℃
12月 19.4℃ 7.5℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Maydena長期平均値。高原エリアはこの数値より寒くなります。

滝の水量では雨の多い時期、歩きやすさでは12~3月、Fagusの紅葉では通常4月下旬~5月初旬、雪景色では冬が狙い目です。ただし、紅葉と雪は年ごとの天候で変わります。

下部エリアの主なウォーキング

Russell Falls

ビジターセンターから往復1.4キロ、約25分、Grade 1です。

平坦な舗装路をシダとSwamp Gumの森の中へ進むと、複数の段を流れ落ちる滝へ到着します。

雨の後は水量が増えますが、歩道も濡れます。

展望台と柵の内側から見学し、滝の下の岩場へ入らないでください。

Horseshoe Falls

Russell Fallsの上部から階段を上った先にある、小さな馬蹄形の滝です。

Russell Fallsだけの歩道より階段が増え、車椅子には対応していません。

水量が多い日は、シダに囲まれた半円形の岩壁全体を水が流れます。

Tall Trees Walk

1キロ、約30分、Grade 2の周回です。

Swamp Gum(Eucalyptus regnans)は、世界で最も高く成長する被子植物の一つで、園内には70メートルを超える木があります。

滝だけでは分かりにくい森の高さを体感でき、Russell Fallsと組み合わせやすい歩道です。

Lady Barron Falls

Three Falls Circuitの奥にある、岩の段を細かく流れる滝です。

Russell Fallsより小規模ですが、雨の後は森の中で水音がよく響きます。

Lady Barron Fallsからビジターセンターへ戻る区間には長い階段があります。

Three Falls Circuit

Russell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees、Lady Barron Fallsを巡る6キロ、2~2時間30分、Grade 3の周回です。

反時計回りにRussell Fallsから歩く人が多く、最後にLady Barron Fallsと階段を通って戻ります。

雨天と強風時は倒木、落枝、滑りやすい階段に注意してください。

日帰りツアー5758では、このコースを歩く行程が基本です。

Glow Worms

夜のRussell Falls歩道周辺では、条件が合えばGlow Wormsの小さな光を見られます。

懐中電灯を消して目を暗闇に慣らします。

フラッシュ撮影、植物への接近、歩道外への立入りを避けてください。

夜間はビジターセンターが閉まり、野生動物のいる道路を運転するため、宿泊を伴う計画が安全です。




Lake Dobson・高原エリア

Lake Dobson

公園入口から未舗装のLake Dobson Roadを約16キロ上った、高原エリアの拠点です。

湖畔の駐車場、トイレ、歩道の案内がありますが、カフェ、売店、給油施設はありません。

高原の天候は変わりやすく、冬は積雪、凍結、道路閉鎖があります。

キャンピングカー、キャラバン、大型バスには道路が適していません。

Pandani Grove

Lake Dobsonを回る約1.5キロ、30分ほどの短い周回です。

Snow Gumの林と、タスマニア固有のPandaniが生える高原景観を楽しめます。

Russell Falls周辺とは植物も気温も異なり、高原を初めて訪れる人に歩きやすいコースです。

雪が積もると歩道が見えにくくなり、短い距離でも冬装備が必要です。

Tarn Shelf

Lake Dobsonから氷河湖が連なる高原を巡る12キロ、5~6時間、Grade 3の周回です。

秋にはFagus(Nothofagus gunnii)の葉が黄色、オレンジ、赤に変わり、タスマニアを代表する紅葉景観になります。

歩道は高原に露出し、霧、雪、強風で方向を失いやすくなります。

短い日帰りツアーで歩くコースではありません。早朝出発、十分な防寒、地図、食料が必要です。

Mount Field East

Lake Nichollsを経て山頂へ向かう10キロ、4~5時間、Grade 4の周回です。

森林、湖、高原、山頂の眺望を一度に楽しめます。

岩場、急な上り、変わりやすい天候があり、一般的な観光散歩より難しいコースです。

Mount Field West

17キロ、8~9時間、Grade 5の上級者向けコースです。

道が不明瞭な区間、急斜面、露出した高原があり、ナビゲーションと緊急時対応の経験が必要です。

冬の短い日、雪、霧、強風時に観光目的で安易に入るコースではありません。

Mount Mawson

Mount Mawsonは、タスマニアにある小規模なスキーエリアの一つです。

積雪条件が良い冬の週末と休暇期間に、スキートウが運行する場合があります。

Lake Dobson駐車場からスキー場まで歩く必要があり、都市型のスキーリゾートのような常設設備ではありません。

積雪、道路、トウの運行状況をSouthern Tasmanian Ski Associationとビジターセンターで確認してください。

マウント・フィールドのおすすめの楽しみ方

雨の後にRussell Fallsを見る

Russell Fallsは一年を通して水がありますが、雨の後は段状の岩全体へ水が広がり、迫力が増します。

雨具を着て、カメラとスマートフォンを水滴から守ってください。

滝とTall Treesを一緒に歩く

Russell Fallsだけで戻らず、時間があればHorseshoe FallsとTall Treesを組み合わせてください。

滝の景観だけでなく、巨大ユーカリと雨林の構造が分かります。

春夏の高原植物を見る

Lake Dobson周辺では、Waratah、Boronia、Scoparia、Heathなどが季節に応じて咲きます。

歩道外へ入らず、花を摘まず、植物を踏みつけないでください。

秋のFagusを探す

Fagusはオーストラリアで珍しい落葉性の在来樹木です。

見頃は通常4月下旬~5月初旬ですが、気温と標高で前後します。

紅葉期はLake Dobson駐車場と道路が混雑するため、早朝に到着してください。

冬の雪を楽しむ

高原に雪が積もると、Pandani、Snow Gum、湖の景観が大きく変わります。

雪を見るために無理に閉鎖道路へ入らず、タイヤチェーンの指示とレンジャーの案内に従ってください。

夜のGlow Wormsを見る

公園近くへ宿泊すれば、夜のRussell Falls歩道でGlow Wormsを探せます。

赤色ライトまたは弱いライトを使い、観察時は消灯します。

野生動物と他の観察者へ配慮し、静かに歩いてください。

マウント・フィールド周辺の見どころ

Salmon Ponds

New Norfolk近郊にある、南半球で最も古いトラウト孵化場とされる施設です。

1864年から続く歴史、マスとサーモンの池、釣りの博物館、英国風庭園があります。

ツアー9324と16153では、モーニングティーとともに立ち寄ります。

個人旅行では営業日、入場料、カフェの営業時間を確認してください。

New Norfolk

Derwent River沿いの歴史ある町で、ホバートとMount Fieldの中間にあります。

アンティーク店、カフェ、ベーカリー、スーパー、ガソリンスタンドがあります。

公園へ行く前の食料と燃料の補給、帰路の休憩に便利です。

Westerway

Mount Field入口に近い小さな町です。

ラズベリーなどのベリー農園があり、季節には道路沿いの店で果物やアイスクリームを購入できる場合があります。

営業時間が短く、冬は休業する店もあります。

Styx Valley

Mount Fieldから車で約45分のStyx Tall Trees Conservation Areaでは、巨大なユーカリを見られます。

公園内のTall Trees Walkより人が少なく、木の高さと太さをじっくり観察できます。

未舗装道路、林業車両、倒木、携帯電話圏外に注意してください。

Maydena

Mount Fieldの西にある小さな町で、Maydena Bike Park、Florentine Valley、Southwest方面への拠点です。

宿泊施設と飲食店は限られるため、営業日とチェックイン時刻を確認してください。

Bonorong Wildlife Sanctuary

ホバート北部にある野生動物保護施設です。

タスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルー、ハリモグラなどの保護、教育、救護活動を行っています。

ツアー5758と16153では、Mount Fieldの森林とタスマニア固有動物を同じ日に見られます。

野生動物と植物

雨林では、タスマニアパデメロン、ベネットワラビー、ポッサム、ハリモグラなどが見られることがあります。

Russell Falls CreekにはPlatypusが生息しますが、警戒心が強く、目撃は保証されません。

鳥類では、Green Rosella、Black Currawong、Yellow Wattlebird、Tasmanian Nativehenなど、タスマニア固有種を探せます。

高原には、Pandani、Fagus、Pencil Pine、Scopariaなど、低地の雨林とは異なる植物があります。

野生動物へ餌を与えず、巣、倒木、苔、キノコを動かさないでください。

食事と休憩

Waterfalls Café

ビジターセンターに併設された民間運営のカフェです。

軽食、飲み物、スイーツなどを購入できます。

営業時間はビジターセンターと完全に同じとは限らず、貸切、季節、スタッフ事情で変更される場合があります。

ピクニックとバーベキュー

ビジターセンター周辺にピクニックテーブルと電気バーベキューがあります。

食べ物をカラス、ポッサム、パデメロンへ与えず、離席時は容器を閉じてください。

Lake Dobsonへ行く場合

高原に売店はありません。

昼食、水、温かい飲み物、行動食を入口またはNew Norfolkで準備してください。

ツアーの食事

5758は食事が含まれず、昼食と飲み物を持参します。

9324と16153はSalmon Pondsでのモーニングティーを含みますが、昼食は自己負担です。

食事制限とアレルギーがある場合は、予約時に確認し、自分で食べられる昼食を用意してください。

New NorfolkとWesterway

New Norfolkにはスーパー、カフェ、ベーカリー、テイクアウェイがあります。

Westerwayには小規模な店と季節営業のベリー関連施設があります。

夕方は早く閉店するため、帰路に食事を予定する場合は営業時間を確認してください。

宿泊エリアの選び方

Mount Field Campground

ビジターセンターから約200メートル、Tyenna River沿いにあるキャンプ場です。

テント、キャラバン、キャンピングカーに対応し、電源付きと電源なしの区画があります。

2026年7月現在、2人利用は電源なしAU$16、電源付きAU$20です。

予約不要の先着順で、国立公園パスはキャンプ料金とは別に必要です。

National Park・Westerway

公園入口周辺には、キャビン、コテージ、ゲストハウスがあります。

朝早くRussell Fallsを歩きたい人、Glow Wormsを見たい人に便利です。

夕食を提供する店が少ないため、自炊設備と食料を確認してください。

Government Huts

Lake Dobson近くの高原にある簡素な宿泊小屋です。

2026年7月現在、1棟1泊AU$90で、通常2泊以上の予約が必要です。

ホテルではなく、寝具、食料、調理器具、防寒、照明などを自分で準備する山小屋です。

New Norfolk

スーパー、飲食店、燃料を利用しやすく、ホバートと公園の中間拠点になります。

ホテル、モーテル、歴史的な宿、コテージがあります。

Maydena

Mount Fieldのほか、Maydena Bike Park、Southwest方面も回る人に向いています。

公園入口までは車で戻る必要があり、店は限られます。

ホバートCBD

紹介した3つのツアーへ参加する人に便利です。

指定集合場所またはホテルピックアップ条件を確認し、朝の出発に間に合う中心部の宿泊施設を選んでください。

宿泊エリア 向いている人
Mount Field Campground キャンプ、早朝、Glow Worms。
National Park・Westerway 公園に近いコテージ滞在。
Government Huts 高原歩き、山小屋経験者。
New Norfolk 食事、買い物、アクセスのバランス。
Maydena 西部への周遊、マウンテンバイク。
ホバートCBD 送迎付き日帰りツアー。



マウント・フィールドのモデルコース

レンタカーで半日・初めての定番

時間帯 モデルプラン
8時頃 ホバート出発。
9時15分頃 ビジターセンターでパス、地図、歩道状況を確認。
9時30分頃 Russell Falls。
10時頃 Horseshoe Falls、Tall Trees。
11時30分頃 カフェまたはピクニック。
12時30分頃 New Norfolk方面へ出発。

短時間でも、滝、シダ、巨大ユーカリを無理なく楽しめます。

Three Falls Circuitを歩く日帰り

時間帯 モデルプラン
7時30分頃 ホバート出発。
9時頃 Three Falls Circuit開始。
11時30分頃 ビジターセンターへ戻る。
昼食。
午後 Salmon PondsまたはNew Norfolk。
夕方 明るいうちにホバート帰着。

Lake Dobsonまで行く一日

時間帯 モデルプラン
7時頃 ホバート出発。
8時30分頃 Russell FallsとTall Trees。
10時30分頃 Lake Dobson Roadの状況を確認して上部へ。
11時頃 Pandani Grove。
Lake Dobsonで持参した昼食。
午後 天候に応じ短い高原散歩。
15時頃 下山し、ホバート方面へ。

Tarn Shelfを歩く場合は、この行程ではなく、高原歩きだけで一日を使ってください。

5758・滝、動物、Mount Wellington

時間帯 モデルプラン
7時25分頃 ホバート中心部から出発。
午前 Mount FieldでThree Falls Circuit。
持参した昼食。
午後 Bonorong Wildlife Sanctuary。
午後後半 天候に応じkunanyi/Mount Wellington。
17時30分頃 ホバート帰着。

9324・Russell Fallsを気軽に楽しむ

時間帯 モデルプラン
9時15分頃 ホバート出発。
午前 New Norfolk、Bushy Park、Salmon Ponds。
昼前 モーニングティー後、Mount Fieldへ。
昼~午後 Tall Trees、Russell Falls、昼食。
16時頃 ホバート帰着。

16153・Russell FallsとBonorong

時間帯 モデルプラン
ホバート市内から出発。
午前 Salmon Ponds、モーニングティー。
昼前 Mount Field、Russell Falls。
自己負担の昼食。
午後 Bonorong Wildlife Sanctuary。
夕方 ホバート帰着。

1泊2日・Glow Wormsと高原

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートから移動、Three Falls Circuit。
1日目午後 カフェ、川沿い、短い散策。
1日目夜 公園近くへ宿泊し、Glow Wormsを観察。
2日目午前 道路状況がよければLake Dobson、Pandani Grove。
2日目午後 Salmon Ponds、New Norfolk経由でホバートへ。

天候・雪・森林歩きの注意

下部と高原の天気を同じと考えない

Russell Fallsが穏やかでも、Lake Dobsonは雪、霧、強風ということがあります。

高原へ行く前に、ビジターセンターと気象情報を確認してください。

強風時はTall Treesへ入らない

巨大ユーカリの森では、強風と嵐の際に枝や木が落下する危険があります。

歩道閉鎖と警告に従い、風が強い日は短い開けた場所へ変更してください。

Lake Dobson Roadの閉鎖を守る

冬は雪と凍結により道路が閉鎖されます。

ゲート、チェーン装着指示、車種制限を無視しないでください。

レンタカー会社がタイヤチェーンや未舗装路走行を認めているかも確認します。

高原歩きは早く出発する

Tarn Shelf、Mount Field East、Mount Field Westは、天候悪化と日没に備えて早朝に出発します。

観光地の短い散歩ではなく、地図、装備、経験が必要な山歩きです。

滝の岩場へ入らない

展望台の柵を越え、滝の下、川、濡れた岩へ入ると転倒と流下の危険があります。

水量が少ない日でも、苔と岩は滑ります。

動物へ餌を与えない

野生のパデメロン、ポッサム、鳥へ人の食べ物を与えないでください。

食料は密閉し、車内に動物が入らないようドアを開けたままにしません。

Glow Wormsを照らし続けない

強いライトとフラッシュを向けると観察環境を損ないます。

足元の安全を確認した後はライトを消し、歩道から観察してください。

火気規制を確認する

高原と一部の歩行区域はFuel Stove Only Areaです。

Total Fire Banの日は、屋外の裸火と燃料ストーブの使用条件を確認してください。

焚き火が許可されていない場所で火を使わないでください。

ドローンを無断で飛ばさない

タスマニアの国立公園でドローンを飛ばすには、場所と目的に応じた許可が必要です。

滝、野生動物、他の旅行者の近くで無断使用しないでください。

夜間運転を避ける

New Norfolkから公園周辺の道路には、夕暮れ後に野生動物が出ます。

高原歩きで疲れた日は、公園周辺またはNew Norfolkへ宿泊してください。

最新の歩道アラートを確認する

橋の交換、倒木、雪、火災などで、Three Falls Circuitや高原歩道が一時閉鎖される場合があります。

訪問当日にTasmania Parks and Wildlife Serviceの公式アラートを確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場合があります。長いコースでは行程を第三者へ伝え、必要に応じPersonal Locator Beaconを持参してください。

Lake DobsonはRussell Fallsの「ついで」ではない

未舗装の山道、急変する天候、雪、高原歩道を伴います。短い滝見学と同じ服装・時間配分で向かわず、道路状況と帰路の日没を確認してから判断してください。



マウント・フィールドに関するよくある質問(FAQ)

Russell Fallsまで何分歩きますか?

ビジターセンターから往復1.4キロ、約25分です。平坦な舗装路で、Grade 1に分類されています。

国立公園パスはいくらですか?

2026年7月現在、24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、徒歩・バス利用者は1人AU$24.55です。紹介したツアーでは通常含まれます。

ホバートから日帰りできますか?

できます。ビジターセンターまで車で約1時間10分です。高原の長距離歩道まで行く場合は一日を確保してください。

公共交通で行けますか?

観光に使いやすい定期公共交通はありません。レンタカーまたはホバート発着ツアーが一般的です。

Russell Fallsは車椅子で行けますか?

介助者がいる車椅子利用者に対応する平坦な歩道です。Horseshoe Falls以降は階段があり、同じ条件では利用できません。

雪はいつ見られますか?

高原では主に冬に積雪しますが、時期と量は毎年異なります。雪のためLake Dobson Roadが閉鎖されることもあります。

Fagusの紅葉はいつですか?

通常4月下旬~5月初旬が目安です。見頃は年と標高で変わり、Lake DobsonとTarn Shelf周辺が人気です。

どのツアーを選べばよいですか?

約6キロ歩いて滝・動物・Mount Wellingtonを回るなら5758、歩行少なめでSalmon Pondsと滝なら9324、そこへBonorongを加えるなら16153が向いています。

マウント・フィールドに関する参考情報

まとめ:滝だけ見るか、森を歩くか、高原まで上るかを決める

マウント・フィールド国立公園は、Russell Fallsだけを短時間で見ることも、Three Falls Circuitで雨林を歩くことも、Lake Dobsonから高原へ入ることもできる、多様な国立公園です。

初めてなら、Russell Falls、Horseshoe Falls、Tall Treesを組み合わせると、滝と巨大ユーカリの両方を楽しめます。

高原へ向かう場合は、入口からさらに16キロの未舗装路、気温差、雪、日没を考え、下部エリアとは別に計画してください。

ホバート発着ツアーでは、歩くことが好きなら5758、Russell Fallsを気軽に見るなら9324、滝とタスマニア固有動物を一緒に楽しむなら16153が選びやすいでしょう。

防水ジャケットと歩きやすい靴を用意し、強風、雪、落枝、濡れた階段に注意しながら、タスマニアの雨林と高原を楽しんでください。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

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タスマニア北東部の海岸に広がるベイオブファイヤー(Bay of Fires)は、白い砂浜、透明度の高い青い海、オレンジ色の地衣類に覆われた花崗岩で知られる景勝地です。

一つのビーチだけを指す名前ではなく、南のBinalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで続く、長い海岸地域の総称です。

観光写真でよく見るオレンジ色の岩は、火山岩が赤く焼けたものではありません。灰色の花崗岩の表面に生える地衣類が、鮮やかなオレンジ色を作っています。

ロンセストンから車で約2時間30分~3時間。日帰りもできますが、Binalong Bay、The Gardens、Taylor’s Beach、St Helensなど複数の場所を回るため、現地での移動には車が必要です。

レンタカーを使わない旅行者には、ロンセストン発着のベイオブファイヤー日帰りツアーが便利です。季節によってBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvingsへ立ち寄り、Weldborough Passの熱帯雨林、Binalong Bay、Harbour Point、Taylor’s Beach、St Helensを巡ります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの商品を、行程、料金、季節による違い、食事、歩行量、持ち物とともに紹介します。

あわせて、ロンセストンとホバートからの行き方、パークパスの要否、主なビーチ、キャンプ、海水浴、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ベイオブファイヤーとは?

Bay of Firesは、タスマニア北東部に続く長い海岸地域です。

南端のBinalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで、白砂の湾、花崗岩の岬、海岸林、キャンプ場、小さな入り江が点在します。

観光の中心となるのは、St Helensから車で行きやすいBinalong Bay~The Gardens周辺です。

この南側はBay of Fires Conservation Areaに含まれ、一つの展望台だけを見る観光地ではありません。車を止め、短い海岸歩きと岩場の見学を繰り返しながら巡ります。

北端のEddystone PointはMount William National Park内にあり、Binalong Bayから日帰りで同時に回ると移動時間が長くなります。

英語名 Bay of Fires
日本語表記 ベイオブファイヤー、ベイ・オブ・ファイヤーズ
所在地 タスマニア州北東部
南端 Binalong Bay
北端 larapuna/Eddystone Point付近
最寄りの町 St Helens
ロンセストンから 車で約2時間30分~3時間
代表的な景観 白砂、青い海、オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩

初めてならBinalong Bay~The Gardens

日帰りでは、南側のBinalong Bay、Harbour Point、The Gardens、Cosy Corner、Taylor’s Beachへ絞ると、移動ばかりにならず景観を楽しめます。

先住民文化と名前の由来

ベイオブファイヤーを含む北東海岸は、Palawa(タスマニア先住民)がlarapunaと呼ぶCountryの一部です。

海岸、島、河口、森林、海の食料、季節ごとの移動は、先住民の生活と文化に深く関わってきました。

1773年、英国人航海者Tobias Furneauxが沖合から海岸に多数の火を見て、Bay of Firesと名付けたとされています。

この火は先住民の人々が海岸で使っていたもので、名称の背景には、ヨーロッパ人到来以前からこの土地で続いていた生活があります。

現在は、Palawaが所有・運営するwukalina Walkなどを通じ、larapunaの文化、物語、食、土地とのつながりを学ぶ機会があります。

海岸の貝塚、石、遺物を動かしたり持ち帰ったりせず、文化的な場所と案内表示に敬意を払ってください。

「岩が燃えているから」の名前ではない

Bay of Firesという名称は、オレンジ色の岩ではなく、1773年に沖合から見えた先住民の火に由来します。岩の色は地衣類によるものです。



ロンセストン・ホバートからベイオブファイヤーへの行き方

Binalong Bayへ着けば、そこから歩いて全部見られますか?
海岸は長く、The Gardensや各ビーチは車で移動します。Binalong Bayだけなら徒歩で楽しめますが、代表的な岩場を複数見るにはレンタカーかツアーが必要です。

ロンセストンからレンタカー

ロンセストン中心部からBinalong Bayまでは約180キロ、通常2時間30分~3時間です。

Tasman Highway(A3)でScottsdale、Weldborough、St Helensを経由するルートが一般的です。

山間部にはカーブが多く、雨、霧、道路工事で時間が延びます。

途中でBridestowe、Legerwood、Weldborough Passへ寄る場合は、日帰りでも10~11時間の長い行程になります。

ホバートからレンタカー

ホバートからBinalong Bayまでは約260~280キロ、通常3時間30分~4時間です。

Sorell、Orford、Swansea、Bicheno、St Helensを通る東海岸ルートが景観に優れています。

日帰り往復では運転時間が7~8時間になるため、St Helens、Binalong Bay、Bichenoなどへ一泊してください。

ワイングラスベイと同日に無理に組み合わせず、東海岸を2~3日で移動する旅程が向いています。

公共交通で行ける?

St Helens方面への長距離バスはありますが、Binalong Bay、The Gardens、複数のビーチを効率よく結ぶ頻繁な路線バスはありません。

St Helensからタクシーや送迎を手配しても、海岸沿いの待機と帰路を事前に決める必要があります。

日本からの短期旅行では、レンタカーまたはロンセストン発着の1日ツアーが利用しやすい方法です。

St Helensを拠点にする

St HelensはBinalong Bayまで車で約15分の港町です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、宿泊施設、観光案内、アウトドア用品店があります。

ベイオブファイヤーを一日かけて巡るなら、前後のどちらかをSt Helens泊にすると朝夕の海岸を楽しめます。

道路と給油

St Helens~Binalong Bay~The Gardensの主要道路は舗装されています。

キャンプ場、Friendly Beaches、Mount William National Park方面では未舗装区間があります。

レンタカー契約で未舗装道路の走行条件を確認し、St Helensで燃料を補給してください。

海岸部にはガソリンスタンドがありません。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、カンガルー、ウォンバット、ポッサムなどが道路へ出ます。

ロンセストンまでの山間道路は暗く、カーブが続きます。

日没を見た後に長距離運転をせず、St HelensまたはBinalong Bay周辺へ宿泊してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ベイオブファイヤー日帰りツアー

ベイオブファイヤー日帰りツアーは、ロンセストンを朝出発し、北東部の農村、熱帯雨林、白砂の海岸、St Helensを巡る英語の1日ツアーです。

季節によりBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvingsへ立ち寄り、その後Weldborough PassのMyrtle Rainforest Walkを歩きます。

ベイオブファイヤーではBinalong Bay、Harbour Point、Taylor’s Beachなどを訪れ、白砂とオレンジ色の岩を間近で楽しみます。

Lease 65で新鮮なオイスターを試食できる場合がありますが、営業状況と入荷により提供されない日もあります。

昼食は自己負担です。持参するか、途中の町で購入します。

ツアーの主な流れ

時間帯 主な内容
8時30分頃 ロンセストン市内の指定場所または対象ホテルから出発。
午前 季節によりBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvings。
午前後半 Scottsdale方面を通り、Weldborough Passで短い熱帯雨林散策。
昼前後 Binalong Bayで昼食休憩と海岸散歩。
午後 Harbour Point、Taylor’s Beach、オレンジ色の岩場。
午後後半 Lease 65のオイスター試食、St Helensへ立寄り。
18時~18時30分頃 ロンセストンへ帰着。

訪問順序、立寄り先、帰着時刻は道路、天候、季節、店舗営業、参加者の状況で変わります。

季節による行程の違い

時期 午前の主な立寄り先
9月初旬~3月末 Bridestowe Lavender Estate。ラベンダーの見頃は通常12月中旬~1月下旬。
4月初旬~8月末 Legerwood Memorial Tree Carvings。

ラベンダー畑はツアー期間中いつでも紫色ではありません。

満開時期は天候で変わり、満開以外の季節も施設、売店、農園の説明を楽しむ行程です。

2026年の料金

2026年7月現在、トラベルドンキーでは一般料金AU$190、インターネット料金AU$181から案内されています。

催行会社は2026年9月1日以降、一般料金を大人AU$200へ改定する予定を案内しています。

子ども料金、インターネット料金、参加日の料金は、予約画面で確認してください。

含まれるもの・含まれないもの

含まれるもの 含まれないもの
ロンセストンからの往復送迎 昼食と飲み物
英語ドライバーガイド 個人的な買い物
行程中に必要な入場料 任意の追加試食・飲食
オイスター試食(営業・入荷状況による) 旅行保険

食事は含まれないため、朝食を済ませ、水と軽食を持参してください。

ツアーが向いている人

車を運転しない人、ロンセストンから日帰りしたい人、海岸だけでなく北東部の農村と熱帯雨林も見たい人に向いています。

散策は短く、長い上り坂を歩く本格的なハイキングではありません。

一方、同じビーチで数時間過ごしたい人、朝日や夕日を撮りたい人、北端のEddystone Pointまで行きたい人はレンタカーと宿泊が向いています。

旅行前に知っておきたいこと

パークパスは必要?

Binalong Bay~The Gardens周辺のBay of Fires Conservation Areaは、国立公園ではありません。

通常の海岸観光、日帰り利用、指定キャンプ場の利用に、タスマニア国立公園パスは不要です。

北端のMount William National Parkへ入る場合は、有効なパークパスが必要です。

旅行中にCradle Mountain、Freycinet、Mount Fieldなど他の国立公園へ行く場合も、それぞれパスが必要です。

初めてならどこを見る?

滞在時間 おすすめ
1~2時間 Binalong Bay、Harbour Point。
半日 Binalong Bay、The Gardens、Cosy Corner。
1日 上記にTaylor’s Beach、St Helens、Weldborough方面を追加。
2日以上 朝夕の海岸、キャンプ、Eddystone Point、Mount William。

北端まで一日で往復するより、南側の入り江をゆっくり歩く方が、ベイオブファイヤーらしい時間を過ごせます。

飲料水とトイレ

海岸沿いの施設は限られ、飲料水を補給できない場所が多くあります。

St HelensまたはBinalong Bayで水を用意してください。

キャンプ場にはピット式またはハイブリッド式トイレがありますが、全てのビーチにトイレがあるわけではありません。

Taylor’s Beachの日帰り区域にはトイレがありません。

服装と持ち物

  • 滑りにくい運動靴またはウォーキングシューズ
  • 十分な飲料水
  • 昼食と軽食
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • タオルと着替え
  • 虫よけ
  • モバイルバッテリー
  • ゴミを持ち帰る袋
  • オフライン地図

夏でも海風が冷たく、冬でも日差しが強い日があります。水着だけでなく、風を防ぐ服を用意してください。

バリアフリー

Binalong Bayには、駐車場から比較的短い距離で海を見られる場所があります。

一方、岩場、砂浜、未舗装の駐車区画は車椅子と歩行補助具に向かない場合があります。

ツアーの車両乗降、砂浜歩行、トイレ設備について介助が必要な人は、予約前に催行会社へ相談してください。

子ども・シニア旅行

短い海岸散歩が中心のため、長い山歩きより参加しやすい場所です。

ただし岩は濡れると滑り、波が急に上がる場所があります。

子どもを岩場で先に走らせず、シニア旅行では砂浜の歩行距離を短くしてください。

気候とベストシーズン

ベイオブファイヤーはタスマニア北東海岸にあり、夏は比較的温暖、冬は冷たい海風と朝晩の冷え込みがあります。

St Helensの平均最高気温は1月約22.9℃、7月約13.6℃です。

夏でも30℃を超える日があり、冬の朝は5℃前後まで下がります。

一年を通じて雨があり、海岸では天気が短時間で変わります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 22.9℃ 13.5℃
2月 22.1℃ 13.4℃
3月 21.1℃ 12.0℃
4月 18.6℃ 9.7℃
5月 16.2℃ 7.3℃
6月 14.1℃ 5.5℃
7月 13.6℃ 4.9℃
8月 14.4℃ 5.4℃
9月 16.1℃ 6.7℃
10月 17.6℃ 8.2℃
11月 19.5℃ 10.3℃
12月 21.3℃ 11.8℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)St Helens Aerodrome長期平均値。

海水浴と長い日照時間では12~3月、歩きやすさと混雑の少なさでは春と秋が向いています。冬は静かですが、日没が早く、風と雨への準備が必要です。

ベイオブファイヤーの主な観光エリア

Binalong Bay

ベイオブファイヤー南端の海辺の町で、初めて訪れる旅行者の玄関口です。

白い砂浜、青い海、岩場、短い遊歩道があり、St Helensから車で約15分です。

町にはカフェ、宿泊施設、ボートランプがありますが、都市部のように店が多いわけではありません。

海岸の写真だけなら短時間でも楽しめますが、潮と光の変化を見るなら1~2時間確保してください。

The Gardens

Binalong Bayから北へ車で約15~20分の岩場です。

オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩、白砂、小さな入り江を近い距離で見られます。

岩場は不規則で、正式な長い遊歩道ではありません。

満潮、高波、雨天時は海側へ進まず、乾いた岩の範囲で見学してください。

Cosy Corner

白砂の海岸と岩場に近い無料キャンプ地域です。

NorthとSouthに分かれ、車両サイズに合う区画を選びます。

設備は基本的で、飲料水、シャワー、電源、ゴミ収集は期待できません。

Swimcart Beach

長い白砂の浜と無料キャンプ場がある人気地点です。

海岸を歩きやすく、朝日と星空を見たいキャンパーに向いています。

繁忙期は早い時間に区画が埋まります。

Taylor’s Beach

ツアーで海岸散歩に使われることがある、静かな白砂のビーチです。

日帰り区域にはトイレがなく、施設はほとんどありません。

人の少ない景色を楽しめますが、波、風、海水温を確認してください。

larapuna/Eddystone Point

ベイオブファイヤー北端に位置し、灯台と荒々しい海岸が特徴です。

Mount William National Park内のため、国立公園パスが必要です。

Binalong Bayから車で大きく回り込む必要があり、道路の一部は未舗装です。

日帰りで南側と同時に詰め込まず、北東部に宿泊して訪れてください。

ベイオブファイヤーのおすすめの楽しみ方

オレンジ色の岩を見る

花崗岩の表面に付くオレンジ色は、主に地衣類によるものです。

Binalong Bay、Harbour Point、The Gardensなどで見やすく、晴天時には海の青との対比が鮮やかです。

地衣類は成長が遅いため、岩を削る、落書きする、洗剤を使う行為はしないでください。

白砂の海岸を歩く

長い砂浜と小さな岩の入り江を組み合わせ、好きな距離だけ歩けます。

戻り道を考え、潮が上がる岩場を無理に越えないでください。

砂が柔らかい場所では、同じ距離でも舗装路より疲れます。

海水浴・シュノーケリング

風の弱い日には、保護された小さな湾で泳ぐ旅行者がいます。

海岸に常時のライフセーバーはおらず、水温は夏でも低めです。

外洋に面した長いビーチでは、離岸流と急な波に注意してください。

カヤック・SUP

Binalong Bay、Georges Bay、Ansons Bayなどでは、海況に応じてカヤックやSUPを楽しめます。

風向きが変わると帰れなくなるため、経験が少ない人はガイド付きツアーを利用してください。

救命胴衣を着用し、単独で外洋へ出ないでください。

朝日を見る

東向きの海岸では、海から昇る朝日を見られます。

Swimcart Beach、Binalong Bay、The Gardens周辺は、早朝の光で岩と砂の色が柔らかく見えます。

暗いうちに岩場を歩かず、ライトを持ち、明るくなってから海へ近づいてください。

写真撮影

広角で白砂、海、岩を一緒に入れると、色の対比を表現できます。

偏光フィルターを使うと水面の反射を抑えられますが、効果を強くしすぎると不自然になります。

ドローンは場所ごとの規制と許可条件を確認し、野生動物と他の旅行者へ配慮してください。




ベイオブファイヤー周辺の見どころ

St Helens

タスマニア東海岸最大級の港町で、ベイオブファイヤー観光の拠点です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、薬局、宿泊施設、観光案内があります。

Georges Bayでは釣り、ボート、カヤックが盛んで、シーフードの町としても知られています。

海岸へ出る前に水、昼食、燃料を準備してください。

Weldborough Pass

ロンセストンとSt Helensの間にある、湿った森とシダが残る山間部です。

ツアーではMyrtle Rainforest Walkに立ち寄り、マートル、サッサフラス、ブラックウッド、木生シダなどを観察します。

海岸とは気温と湿度が異なり、雨の後は足元が濡れます。

Pyengana

酪農地帯として知られ、チーズ工房、牧草地、St Columba Fallsなどがあります。

St Columba Fallsは駐車場から短い森林歩道で近づける、高さ約90メートルの滝です。

ベイオブファイヤーと同じ日に個人で回る場合は、日没前に海岸を出られるよう時間を管理してください。

Bridestowe Lavender Estate

ロンセストン北東部にある大規模なラベンダー農園です。

商業用ラベンダーの見頃は、通常12月中旬~1月下旬です。

9月~3月のツアーでは立ち寄る予定ですが、期間中いつでも満開とは限りません。

カフェ、ギフトショップ、ラベンダー製品があります。

Legerwood Memorial Tree Carvings

第一次世界大戦に従軍した地域の兵士を記念する、木の彫刻群です。

病気となった記念樹を伐採する代わりに、幹へ人物像が彫られました。

4月~8月のツアーでは、Bridestoweに代わる午前の立寄り先となります。

Mount William National Park

ベイオブファイヤー北端にある国立公園です。

wukalina/Mount Williamは標高216メートルで、山頂まで往復約90分の歩道があります。

海岸、Bass Straitの島々、低い森林を見渡し、カンガルー、ウォンバット、ワラビー、ハリモグラなどが見られることがあります。

有効な国立公園パス、飲料水、未舗装道路への備えが必要です。

野生動物と海の生き物

海岸ではイルカが岸と平行に泳ぐ姿を見られることがあります。

回遊時期には、ザトウクジラやミナミセミクジラが沖を通る場合があります。

海鳥では、ミヤコドリ、カツオドリ、ウ、アジサシ、アホウドリ、オナガイヌワシなどを観察できます。

森林と草地には、ワラビー、カンガルー、ウォンバット、ハリモグラ、ポッサムが生息します。

磯には貝、カニ、海藻、小魚がいますが、生き物、貝殻、石を持ち帰らないでください。

動物へ餌を与えず、巣、ヒナ、休んでいる海鳥へ近づかないでください。

食事・オイスター・地元グルメ

St Helensで食事を準備する

海岸沿いには売店がほとんどありません。

St Helensのスーパー、ベーカリー、カフェで昼食、軽食、水を購入してください。

夏の週末は飲食店が混み、夕方早く閉まる店もあります。

Lease 65

St Helens近郊のオイスター農園で、ツアーでは営業状況により新鮮なオイスターを試食します。

天候、収穫、休業日によって提供されない場合があります。

生の貝類にアレルギーがある人、妊娠中の人、体調に不安がある人は食べず、ガイドへ伝えてください。

Binalong Bay

町には景色を見ながら食事できるカフェや飲食店があります。

営業日が限られる店もあり、貸切や休業で利用できないことがあります。

確実に食事を取りたい場合は、St Helensで購入してから向かいます。

Pyenganaのチーズ

Pyengana Dairyでは、地域の牛乳を使ったチェダーチーズなどを味わえます。

ベイオブファイヤー日帰りツアーの通常行程に必ず含まれるとは限りません。

レンタカー旅行では、海岸と滝を結ぶ休憩地点として利用できます。

ピクニック

Binalong Bay、The Gardens、キャンプ場の一部にピクニック設備があります。

風の強い日は包装が飛びやすいため、食べ終わった物をすぐ袋へ入れてください。

ゴミ箱がない場所では、全てSt Helensまで持ち帰ります。

ツアーの昼食

紹介する日帰りツアーには昼食が含まれません。

Binalong Bayなどで昼食休憩がありますが、購入場所と時間は当日の行程により変わります。

歩く時間と写真撮影を優先したい人は、サンドイッチと飲み物を持参してください。

宿泊エリアの選び方

St Helens

店、食事、燃料、宿泊施設が揃い、初めての旅行に最も便利です。

Binalong Bayまで車で約15分、Pyengana、Scamander、Bicheno方面へも移動できます。

ホテル、モーテル、アパートメント、ホリデーパークがあります。

Binalong Bay

朝夕の海岸、静かな滞在、ホリデーハウスを希望する人に向いています。

日の出前後に徒歩で海へ出られることが利点です。

買い物と給油はSt Helensで済ませてください。

Bay of Fires Conservation Areaの無料キャンプ場

Grants Lagoon、Jeanneret Beach、Swimcart Beach、Cosy Corner、Seatons Cove、Sloop Reefなどに指定キャンプ場があります。

利用は無料で、通常は予約不要、先着順です。

トイレ以外の設備は少なく、飲料水、シャワー、電源、ゴミ収集がない場所が中心です。

キャンプは指定区域内だけで行い、最大滞在日数と火気規制を現地表示で確認してください。

Humbug Point・Dora Point

Binalong Bay南側のNature Recreation Areaで、Georges Bayへアクセスしやすい無料キャンプ場です。

トイレと冷水シャワーがあり、補助があれば利用できるキャンプ区画もあります。

ベイオブファイヤー北側よりSt Helensの施設に近い点が便利です。

Mount William National Park

北端の海岸と野生動物を目的にするキャンパー向けです。

国立公園パスとキャンプ料金、予約条件を確認してください。

St Helensから距離があり、買い物、飲料水、燃料を事前に準備します。

ロンセストン

日帰りツアーへ参加する場合は、指定ピックアップ対象となる中心部ホテルが便利です。

8時30分頃の出発に間に合うよう、前日はロンセストンへ宿泊してください。

宿泊エリア 向いている人
St Helens 初めて、食事、買い物、レンタカー旅行。
Binalong Bay 朝日、海岸、静かな滞在。
無料キャンプ場 自立型キャンプ、海の近く。
Dora Point 設備を少し重視するキャンプ。
Mount William 北端、野生動物、国立公園。
ロンセストン 送迎付き日帰りツアー。



ベイオブファイヤーのモデルコース

ロンセストン発着の日帰りツアー

時間帯 モデルプラン
8時30分頃 ロンセストン市内から出発。
午前 季節によりBridestoweまたはLegerwood。
午前後半 Weldborough Passの熱帯雨林散歩。
Binalong Bayで昼食と海岸散歩。
午後 Harbour Point、Taylor’s Beach、オレンジ色の岩場。
午後後半 オイスター試食、St Helens。
18時~18時30分頃 ロンセストン帰着。

海岸だけでなく、北東部の農村、森林、食を一日で楽しめる行程です。

ロンセストンからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ロンセストン出発。
9時頃 St Helensで休憩、昼食と水を購入。
9時30分頃 Binalong BayとHarbour Point。
昼前 The Gardens。
海岸でピクニック。
午後 Cosy CornerまたはTaylor’s Beach。
15時頃 St Helensを出発。
18時頃 ロンセストン帰着。

日没前の長距離運転を避けるため、午後の海岸滞在を延ばしすぎないでください。

St Helensに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 ロンセストンからBridestoweまたはLegerwood、Weldboroughへ。
1日目午後 St Helens到着、町とGeorges Bayを散策。
1日目夜 St Helens泊、シーフードの夕食。
2日目早朝 Binalong Bayで朝日。
2日目午前 The Gardens、Cosy Corner、Swimcart Beach。
2日目午後 PyenganaまたはBicheno方面へ移動。

海岸の光が美しい朝を楽しめ、日帰りより運転の負担が少なくなります。

Binalong Bayに1泊する写真中心のコース

日程 モデルプラン
1日目午後 Binalong Bay到着、Harbour Pointと海岸を下見。
1日目夕方 The GardensまたはBinalong Bayで夕方の光を撮影。
2日目早朝 日の出を撮影。
2日目午前 Cosy Corner、Swimcart、Taylor’s Beach。
2日目昼 St Helensで昼食後、次の目的地へ。

東海岸3日間ドライブ

日程 モデルプラン
1日目 ホバート~Swansea~Freycinet/Coles Bay泊。
2日目 Wineglass Bay~Bicheno~St Helens泊。
3日目 Bay of Fires~Weldborough~ロンセストン。

ホバートとロンセストンの間を移動しながら、ワイングラスベイとベイオブファイヤーを別日に楽しめます。

無料キャンプ場で2泊

日程 モデルプラン
1日目 St Helensで全ての食料と水を準備し、指定キャンプ場へ。
2日目 海岸散歩、海水浴、岩場、朝日と夕方の景色。
3日目 ゴミを回収し、St Helensで補給して出発。

無料でも設備は簡素です。飲料水、トイレットペーパー、調理器具、ゴミ袋を持参してください。

北端のEddystone Pointを加える2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 St HelensまたはBinalong Bay泊。
2日目 Binalong Bay~The Gardens~北東部へ移動。
2日目夜 Mount William周辺泊。
3日目 larapuna/Eddystone Point、wukalina/Mount William。

国立公園パス、未舗装道路、燃料、キャンプ予約を事前に確認してください。

海・火気・運転の注意

海水の色だけで安全を判断しない

透明で穏やかに見えても、離岸流、急な深み、冷たい水、風があります。

常時のライフセーバーがいない海岸が中心です。

単独で沖へ出ず、子どもから目を離さないでください。

岩場は濡れると滑る

花崗岩と地衣類の表面は、雨、波、海藻で滑ります。

乾いた岩だけを歩き、写真を撮りながら後ろへ下がらないでください。

満潮と高波では、海側の岩へ進まないでください。

飲料水を持参する

ビーチとキャンプ場に飲用水がない場所が多くあります。

夏は海風で暑さを感じにくくても脱水します。

St Helensを出る前に人数分の水を確保してください。

無料キャンプ場はホテルではない

電源、温水シャワー、飲料水、売店、ゴミ収集がないことを前提にします。

指定された区画に泊まり、植生の上へ新しい場所を作らないでください。

長期滞在制限と現地表示を守ります。

火気規制を確認する

キャンプファイヤーが許可される場所でも、季節、天候、Total Fire Banにより禁止されます。

漂着木、立木、植生を薪として取らないでください。

火を使える場合も、完全に消火し、無人にしないでください。

ゴミを全て持ち帰る

多くの海岸とキャンプ場にゴミ箱がありません。

食べ物、包装、ティッシュ、衛生用品、釣り糸、吸い殻を全て回収します。

食べ残しを野生動物へ与えないでください。

犬を連れる場合

Bay of Fires Conservation Areaの一部では、リード付きの犬が認められています。

全ての場所で許可されるわけではなく、国立公園には原則として連れて入れません。

現地の標識を確認し、野生動物、海鳥、他の旅行者へ近づけないでください。

夜間運転を避ける

St Helensからロンセストンへ戻る山間道路では、夕暮れ以降に動物が道路へ出ます。

急ハンドルは対向車と衝突する危険があるため、速度を落として走行してください。

疲れた状態ではSt Helensへ宿泊します。

携帯電話が通じない場所がある

海岸北部、山間道路、未舗装道路では電波が弱い場所があります。

オフライン地図を保存し、宿泊地と行程を第三者へ伝えてください。

天候と火災情報を確認する

出発前にTasALERT、道路情報、Tasmania Parks and Wildlife Serviceのアラートを確認します。

大雨、強風、火災時は海岸とキャンプ場が閉鎖される場合があります。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話圏外では、近くのキャンプ場利用者、レンジャー、St Helensの施設へ助けを求めてください。

ベイオブファイヤーは一つの撮影地点ではない

Binalong Bayから北へ海岸が長く続きます。地図上の「Bay of Fires」だけを目的地にせず、Binalong Bay、The Gardens、Cosy Cornerなど具体的な立寄り先を保存してから出発してください。



ベイオブファイヤーに関するよくある質問(FAQ)

ベイオブファイヤーは一つのビーチですか?

一つのビーチではありません。Binalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで続く海岸地域で、複数の湾、岩場、砂浜、キャンプ場があります。

オレンジ色の岩は火山岩ですか?

主に花崗岩で、表面に付いたオレンジ色の地衣類が特徴的な色を作っています。

国立公園パスは必要ですか?

Binalong Bay~The GardensのBay of Fires Conservation Areaでは通常不要です。Mount William National Parkへ入る場合は有効な国立公園パスが必要です。

ロンセストンから日帰りできますか?

可能です。片道約2時間30分~3時間です。運転を避ける場合は、ロンセストン発着のベイオブファイヤー日帰りツアーを利用できます。

日帰りツアーはいくらですか?

2026年7月現在、トラベルドンキーでは一般料金AU$190、インターネット料金AU$181から案内されています。2026年9月以降は一般料金改定が予定されています。

ラベンダーは一年中見られますか?

紫色の畑の見頃は通常12月中旬~1月下旬です。ツアーは9月~3月にBridestoweへ立ち寄る予定ですが、期間中いつでも満開ではありません。

無料でキャンプできますか?

Bay of Fires Conservation Areaには無料・予約不要の指定キャンプ場があります。設備は簡素で、飲料水とゴミ収集がない場所が中心です。

海水浴はできますか?

できますが、常時のライフセーバーがいない海岸が中心です。水温、波、離岸流、風を確認し、単独で沖へ出ないでください。

ベイオブファイヤーに関する参考情報

まとめ:南側の海岸に絞ると、日帰りでも楽しめる

ベイオブファイヤーは、Binalong Bayから北へ続く長い海岸地域です。

初めての日帰りでは、Binalong Bay、Harbour Point、The Gardens、Cosy Corner、Taylor’s Beachなど南側に絞ると、白砂、青い海、オレンジ色の岩をゆっくり楽しめます。

Bay of Fires Conservation Areaでは通常パークパスは不要ですが、北端のMount William National Parkへ入る場合は有効なパスが必要です。

ロンセストンからは片道約2時間30分~3時間。運転を避けたい人には、ラベンダー農園または記念樹、熱帯雨林、Binalong Bay、Taylor’s Beach、オイスター試食を組み合わせた日帰りツアーが便利です。

飲料水、昼食、防水ジャケットを用意し、岩場、離岸流、火気、夕暮れ後の野生動物に注意しながら、タスマニア北東海岸の色彩を楽しんでください。

ロンセストンの旅行手配

トラベルドンキーでは、ロンセストンのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ロンセストンとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ロンセストン旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いロンセストン旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

タスマニア東海岸のフレシネ国立公園にあるワイングラスベイ(Wineglass Bay)は、白い砂浜が弧を描く、タスマニアを代表する景観の一つです。

写真でよく見るのは、山の中腹にあるWineglass Bay Lookoutからの眺めです。車を降りてすぐ見えるわけではなく、駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分ほどの上り下りがあります。

さらに海岸まで下りる場合は、展望台から長い階段を進みます。展望台だけなら短時間のハイキング、ビーチまで行けば半日、Hazards Beachまで回れば4~5時間の本格的な一日歩きになります。

ホバートとロンセストンのどちらからも車で約2時間30分~3時間。日帰りは可能ですが、移動時間が長いため、朝早く出発し、歩くコースを先に決めておくことが大切です。

運転を避けたい旅行者には、ホバート発着、ロンセストン発着の1日ツアーがあります。また、ワイングラスベイを観光しながらホバートとロンセストンの間を移動できる片道ツアー、クレイドル・マウンテンやポート・アーサーと組み合わせた3日間のコンボツアーも便利です。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの6商品を、出発地、終了地、歩行内容、荷物条件、組み合わせ方で比較します。

あわせて、フレシネ国立公園へのアクセス、2026年の国立公園パス、展望台とビーチの違い、Mount Amos、Cape Tourville、Honeymoon Bay、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ワイングラスベイとは?

ワイングラスベイは、フレシネ半島東側にある白砂の湾です。

湾を取り囲む森林、淡い青から深い青へ変わる海、ピンク色を帯びた花崗岩の山々が一体となり、展望台から見ると大きなワイングラスの輪郭のように見えます。

ワイングラスベイを含むFreycinet National Parkは1916年に設立され、Mount Fieldと並ぶタスマニア最初期の国立公園です。

展望台は海岸ではなく、The Hazardsの鞍部にあります。駐車場から上り坂を歩かなければ景色は見えません。

ビーチに道路はなく、徒歩または海からアクセスします。

名称 ワイングラスベイ(Wineglass Bay)
所在地 Freycinet National Park、タスマニア東海岸
最寄りの町 Coles Bay
ホバートから 車で約2時間30分~3時間
ロンセストンから 車で約2時間30分~3時間
展望台 往復2.6キロ、1~1時間30分、Grade 3
ビーチ 展望台から階段を下りる。往復約6キロ、約2時間30分~3時間
必要なもの 有効な国立公園パス、飲料水、歩きやすい靴

写真の場所は展望台、ビーチはさらに先

ツアー説明の「ワイングラスベイ」は、展望台までを指す場合と、ビーチまで下りる場合があります。予約時には歩行距離と自由時間を必ず確認してください。

先住民文化とフレシネ半島の歴史

フレシネ半島とGreat Oyster Bay一帯は、タスマニア先住民のOyster Bay nationの人々が長くつながりを持ってきたCountryです。

海岸の貝塚、季節ごとの移動、海と陸の食料、火の利用などは、この土地がヨーロッパ人到来以前から生活と文化の場だったことを示しています。

1642年にはオランダ人航海者Abel Tasmanがタスマニア東岸を航行しました。

1802年、フランスの探検隊がこの地域を調査し、半島と周辺の地名にはFreycinet、Baudin、Cape Tourvilleなどフランス探検隊に由来する名称が残っています。

19世紀には捕鯨、アザラシ猟、漁業、放牧、花崗岩採石などが行われました。

現在の国立公園は、海岸、山、森林、海洋生態系を保護すると同時に、先住民の文化的なつながりを認識する場所でもあります。

名前の由来を単純な物語にしない

Wineglass Bayという名称の由来には複数の説明がありますが、確定的な一つの物語として扱うのは適切ではありません。現地では景観と自然環境、先住民文化の解説を中心に見学しましょう。



ホバート・ロンセストンからワイングラスベイへの行き方

ホバートとロンセストン、どちらから行く方が近いですか?
どちらからも約2時間30分~3時間です。旅程に合わせて選び、都市間移動ツアーを使うと同じ道を往復せずに済みます。

ホバートからレンタカー

ホバート中心部からWineglass Bay Walking Tracks Car Parkまでは約195キロです。

Tasman Highway(A3)でSorell、Orford、Swanseaを通り、Coles Bay Road(C302)へ入ります。

道路はほぼ舗装されていますが、町を離れると片側一車線が中心です。

朝の通勤、道路工事、雨、観光シーズンの交通を考え、3時間程度を見てください。

ロンセストンからレンタカー

ロンセストン中心部からは、Campbell Town、Lake Leake Highway、Tasman Highwayを経由します。

距離は約175~185キロ、所要時間は約2時間30分~3時間です。

Lake Leake Roadにはカーブと郊外区間があり、冬の朝は霜や凍結に注意します。

Campbell Townでトイレ、昼食、飲み物を準備してから東海岸へ向かうと便利です。

公共交通で行ける?

Coles Bay方面への長距離バスや季節運行の移動手段はありますが、Wineglass Bay駐車場まで頻繁に走る市内バスのような交通はありません。

時刻が合わないと、Coles Bayから国立公園内の移動を別に手配する必要があります。

日本からの短期旅行では、レンタカーまたはホバート・ロンセストン発着ツアーが利用しやすい方法です。

駐車場と混雑

展望台とビーチの歩行はWineglass Bay Walking Tracks Car Parkから始まります。

駐車料金ではなく、国立公園パスが必要です。

夏、週末、学校休暇は満車になり、道路脇で待つ場合があります。

朝早く到着するか、午後の混雑が落ち着く時間を選び、指定外の場所へ駐車しないでください。

ビジターセンター

Freycinet Visitor Centreは国立公園の主要入口付近にあり、毎日9時~16時に開館します。

国立公園パス、地図、散策情報、閉鎖状況、土産、簡単なアウトドア用品を扱います。

フィルター処理された冷水の補給場所があります。

展望台駐車場にも水道がありますが、歩く前に満水のボトルを用意してください。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ポッサム、ウォンバットなどが道路へ出ます。

日帰りでビーチまで歩いた後にホバートやロンセストンへ戻ると、暗い時間の運転になりやすくなります。

長いコースを歩く場合はColes Bay、Swansea、Bichenoへ宿泊してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ホバート発着:ワイングラスベイ&フレシネ国立公園

ワイングラスベイ&フレシネ国立公園は、ホバートを朝出発し、夕方にホバートへ戻る英語の1日ツアーです。

Wineglass Bay Lookoutまでグループで歩き、体力のある人はビーチまで延長できます。

展望台で引き返す人は、ガイドとHoneymoon Bay、Cape Tourvilleなどを回ります。

帰路にはDevil’s Corner Wineryへ立ち寄り、ワイン、オイスター、ピザ、アイスクリームなどを自己負担で楽しめます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$175、子ども8~15歳AU$165です。トラベルドンキーの最新販売料金は商品ページで確認してください。

国立公園入園料と指定場所からの送迎を含み、食事は含まれません。

ホバート発ロンセストン着:ワイングラスベイ経由

ホバート TO ロンセストン(ワイングラスベイ経由)は、観光と都市間移動を一日にまとめたツアーです。

ホバートを7時30分頃出発し、Freycinet National Parkで展望台、希望者はビーチ、または短い散策を楽しみ、18時頃ロンセストンへ到着します。

Devil’s Corner Wineryにも立ち寄ります。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$215、子ども8~15歳AU$205です。

小型の荷物1個とデイパックが基本で、自分で車両へ積み下ろしできることが条件です。大型・複数のスーツケースは事前確認が必要です。

ホバート発3日間コンボ:BIG 3 Tasmania

ホバート発コンボツアーは、Port Arthur、Wineglass Bay、Cradle Mountainを3日間で巡る英語ツアーパッケージです。

1日目はホバート発着でPort Arthurとタスマニアン・デビル、2日目は荷物を持ってホバートからロンセストンへ移動しながらWineglass Bay、3日目はロンセストン発着でCradle Mountainを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$575、子ども8~15歳AU$555です。

各日の観光、国立公園入園、指定場所送迎は含まれますが、食事と宿泊は含まれません。

ホバートとロンセストンのホテルを自分で予約し、2日目に全ての荷物を持って移動します。

ロンセストン発着:ワイングラスベイ・エクスプローラー

ロンセストン発着ワイングラスベイツアーは、Campbell Town、Cape Tourville、Wineglass Bay Lookout、Honeymoon Bay、Devil’s Cornerを巡る英語の1日ツアーです。

展望台からビーチまで延長するコースも選べます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$175、子ども8~15歳AU$165です。

7時30分頃出発、17時30分~18時頃帰着が目安です。

国立公園入園料を含み、昼食は持参または途中で購入します。

ロンセストン発ホバート着:ワイングラスベイ経由

ロンセストン TO ホバート(ワイングラスベイ経由)は、ロンセストンからホバートへ移動しながら東海岸を観光する1日ツアーです。

Campbell Town、Cape Tourville、Wineglass Bay、Honeymoon Bay、Devil’s Cornerなどを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$215、子ども8~15歳AU$205です。

7時30分頃ロンセストンを出発し、18時頃ホバートへ到着します。

荷物は小型スーツケース1個とデイパックを基本にし、大きな荷物は予約前に確認してください。

ロンセストン発3日間コンボ:BIG 3 Tasmania

ロンセストン発コンボツアーは、Cradle Mountain、Wineglass Bay、Port Arthurを3日間で巡り、最終日はホバートで終了します。

1日目はロンセストン発着でCradle Mountain、2日目は荷物を持ってロンセストンからホバートへ移動しながらWineglass Bay、3日目はホバート発着でPort Arthurとタスマニアン・デビルを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$575、子ども8~15歳AU$555です。

宿泊と食事は含まれないため、ロンセストンとホバートのホテルを自分で予約します。

6商品を比較

商品 出発 終了 日数 特徴
5756 ホバート ホバート 1日 定番の日帰り
16776 ホバート ロンセストン 1日 観光しながら都市間移動
16767 ホバート ロンセストン 3日 Port Arthur・Wineglass・Cradle
16716 ロンセストン ロンセストン 1日 Campbell Townも訪問
16779 ロンセストン ホバート 1日 観光しながら都市間移動
12879 ロンセストン ホバート 3日 Cradle・Wineglass・Port Arthur

一つの都市に連泊するなら発着ツアー、ホバートとロンセストンの両方へ泊まるなら片道ツアーが効率的です。

タスマニアの代表的な3か所を短期間で回るならコンボツアーが便利ですが、宿泊は別手配で、一日ごとの歩行量も多くなります。

旅行前に知っておきたいこと

2026年の国立公園パス

Freycinet National Parkへ入るには、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

パス 2026年7月料金
24時間・車両1台(最大8人) AU$49.15
24時間・徒歩/バス/自転車1人 AU$24.55
Holiday Vehicle Pass・最長2か月 AU$98.35
Holiday Person Pass・最長2か月 AU$49.20

ツアーでは通常、国立公園入園料が含まれます。

レンタカーで複数の国立公園を訪れる場合は、Holiday Vehicle Passの方が安くなることがあります。

歩くコースの選び方

コース 目安 向いている人
Wineglass Bay Lookout 2.6km、1~1.5時間 初めて、日帰りツアー
Wineglass Bay Beach往復 約6km、2.5~3時間 階段を上り返せる人
Wineglass Bay・Hazards Beach 11km、4~5時間 一日歩ける経験者
Mount Amos 3.6km、約3時間 岩場と急斜面に慣れた人

展望台の先へ進むと、帰りに長い上り返しがあります。下りが楽に感じても、体力を半分残してください。

飲料水とトイレ

国立公園内では飲料水が限られます。

Freycinet Visitor Centre、Honeymoon Bay、Wineglass Bay Walking Tracks Car Parkに給水場所があります。

展望台までの途中にトイレと給水場所はありません。

トイレは駐車場にあります。ビーチとHazards Beachの一部キャンプ地点にはコンポスト式トイレがありますが、日帰り旅行者は駐車場で済ませてください。

服装と持ち物

  • 滑りにくいウォーキングシューズ
  • 1人1.5~2リットルを目安にした水
  • 昼食と行動食
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • モバイルバッテリー
  • 小型救急用品
  • オフライン地図
  • ゴミを持ち帰る袋

夏でも風が冷たく、冬でも日差しが強いことがあります。季節名ではなく、当日の天気と歩行時間に合わせて準備します。

バリアフリー

Wineglass Bay Lookoutは急な坂、階段、粗い路面があり、車椅子や歩行制限のある人には適していません。

Cape Tourvilleは比較的平坦なボードウォークで、Wineglass Bay方面の海岸景観を楽しめます。

Honeymoon BayとRichardsons Beachにも、駐車場から短い距離で景色を見られる場所があります。

子ども・シニア旅行

展望台は短い距離ですが、上り坂と階段が続きます。

子どもは崖、階段、駐車場で手を離さず、無理にビーチまで進まないでください。

シニア旅行では休憩用ベンチを使い、展望台だけを目標にすると余裕を持てます。

指定ツアーの多くは8歳以上が対象です。

気候とベストシーズン

フレシネ半島はタスマニアの中では比較的乾燥した東海岸にあります。

夏の平均最高気温は21℃前後、冬は14℃前後です。

海風と山の雲で体感温度が変わり、晴れていても短時間の雨が入ります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 13.2℃
2月 21.5℃ 13.2℃
3月 20.6℃ 12.3℃
4月 18.9℃ 10.4℃
5月 16.6℃ 8.5℃
6月 14.5℃ 6.8℃
7月 14.1℃ 6.2℃
8月 14.8℃ 6.5℃
9月 16.2℃ 7.5℃
10月 17.4℃ 8.6℃
11月 18.4℃ 10.3℃
12月 20.1℃ 11.8℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Bicheno(Council Depot)長期平均値。フレシネ半島に近い東海岸の目安です。

日照時間が長い12~3月は人気ですが、混雑と日焼け対策が必要です。春と秋は歩きやすく、冬は静かな一方、日没が早く雨と風への備えが欠かせません。

ワイングラスベイの主なウォーキングコース

Wineglass Bay Lookout

駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分、Grade 3です。

片道約1.3キロの上りで、花崗岩の岩、海岸林、The Hazardsの谷を通ります。

展望台には複数の眺望地点があります。

混雑時は写真の順番を待ち、柵の外や岩の上へ出ないでください。

Wineglass Bay Beach

展望台から反対側へ階段を下ると、白い砂浜へ到着します。

駐車場からの往復は約6キロ、2時間30分~3時間が目安です。

帰りはビーチから展望台まで長い上り階段です。

監視員のいない海岸で、水温も低いため、泳ぐ場合は波、風、体調を確認してください。

Wineglass Bay・Hazards Beach周回

11キロ、4~5時間、Grade 4の周回です。

Wineglass Bayから砂州を横切り、Hazards Beachを歩き、Great Oyster Bay側の森林と岩岸を通って駐車場へ戻ります。

短いツアー自由時間では完歩できません。

水、昼食、雨具、十分な時間を持つ個人旅行者向けです。

Mount Amos

The Hazardsの一峰へ登り、Wineglass Bayを高い位置から見下ろす上級者向けコースです。

往復約3.6キロ、約3時間ですが、距離だけで判断してはいけません。

滑りやすい花崗岩の急斜面、手を使うスクランブリング、露出した場所があります。

雨、霜、強風、濡れた路面では登らず、初心者、幼い子ども、高所が苦手な人はWineglass Bay Lookoutを選んでください。

Cape Tourville

灯台周辺を回る約600メートル、20分ほどの比較的平坦なボードウォークです。

海岸、The Hazards、The Nuggets、遠くのWineglass Bay方向を望みます。

長い坂道が難しい人、雨天、時間が少ない時にも利用しやすいコースです。

Sleepy Bay

ターコイズ色の海と、オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩を見られる小さな入り江です。

駐車場から短い坂道を歩きます。

荒い波が入りやすく、海水浴より景観と写真撮影向けです。




フレシネ国立公園の見どころ

Honeymoon Bay

Visitor Centreから近い、小さく穏やかな入り江です。

The Hazardsを正面に望み、岩場、青い海、ピンク色の花崗岩を短時間で楽しめます。

ピクニックテーブル、電気バーベキュー、トイレがあります。

風の弱い日は海水浴やカヤックを楽しむ人もいますが、監視員はいません。

Richardsons Beach

Coles Bayと国立公園入口の近くにある、比較的穏やかな長い砂浜です。

キャンプ場、ボートランプ、トイレ、冷水シャワーなどがあります。

夕方にはThe Hazardsが赤く染まり、長い山歩きをしなくてもフレシネらしい景色を楽しめます。

Friendly Beaches

フレシネ国立公園の北側に広がる、長い白砂の海岸です。

Coles Bayへの主要入口とは別の未舗装道路から入ります。

Isaacs Pointには無料の簡素なキャンプ場がありますが、飲料水はありません。

海は外洋に面し、波と離岸流があるため、泳ぐ場合は慎重な判断が必要です。

Coles Bay

フレシネ国立公園の玄関口となる小さな町です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、宿泊施設、ツアー会社があります。

夜遅くまで営業する店は少ないため、夕食と給油は早めに済ませてください。

Wineglass Bay Cruises、カヤック、ボートツアーなどの出発地でもあります。

The Hazards

Coles BayとWineglass Bayの間に連なる花崗岩の山々です。

Mount Amos、Mount Mayson、Mount Dove、Mount Parsonsなどが連なり、朝夕には岩肌が赤やピンクに見えます。

見た目より急峻で、指定された登山道以外へ入ると道迷いと滑落の危険があります。

Great Oyster Bay

フレシネ半島西側に広がる大きな湾です。

Swansea、Coles Bay、Honeymoon Bay、Richardsons Beachから海と山を眺められます。

名称のとおりオイスター養殖が盛んで、東海岸のシーフードを楽しむ旅行にも向いています。

ワイングラスベイのおすすめの楽しみ方

展望台で湾の形を見る

初めてなら、まずWineglass Bay Lookoutを目標にしてください。

午前は湾側が逆光になる時間もありますが、天候と雲によって海の色が刻々と変わります。

展望台が混雑していても、少し待つと人が入れ替わります。

ビーチへ下りる

時間と体力に余裕があれば、展望台からビーチへ進むと、写真で見る景色の中へ実際に入れます。

白い砂は石英を多く含み、晴天時には海の青との対比が鮮やかです。

帰りの上り階段を考え、ビーチで長く休みすぎないようにしてください。

Cape Tourvilleで海岸線を見る

Wineglass Bayだけでなく、フレシネ半島東側の断崖、島、外洋を見られます。

歩行時間が短く、日帰りツアーでも組み込まれることが多い場所です。

Honeymoon Bayで昼食を取る

展望台だけ歩く人は、Honeymoon Bayで昼食を取ると、The Hazardsを眺めながらゆっくり休めます。

ポッサムや鳥が食べ物へ近づくため、バッグを開けたままにしないでください。

海からWineglass Bayを見る

Coles Bay発のクルーズでは、フレシネ半島の先端を回り、Wineglass Bayへ海上から入るコースがあります。

展望台へ登るのが難しい人でも、海岸の規模を別の角度から楽しめます。

外洋を航行するため、船酔いと防寒への準備が必要です。

東海岸のワインとオイスターを味わう

Devil’s Corner WineryやFreycinet Marine Farmは、日帰りツアーでも立ち寄りやすい場所です。

運転者は試飲量を抑え、飲酒運転をしないでください。

野生動物と海の生き物

フレシネ国立公園では、ベネットワラビー、タスマニアパデメロン、ポッサム、ハリモグラなどが見られることがあります。

海岸と上空では、オナガイヌワシ、海鳥、カモメ、ウ、ミヤコドリなどを観察できます。

冬を中心とする回遊期には、展望台やCape Tourvilleからクジラが見える場合があります。

イルカやオットセイも周辺海域に現れますが、目撃は保証されません。

野生動物へ餌を与えず、近づいて自撮りをせず、食料を車内やバッグに安全に保管してください。

食事・ワイン・オイスター

Coles Bayで準備する

Coles Bayにはスーパー、ベーカリー、カフェ、レストランがあります。

Wineglass Bayの歩行コース上に売店はありません。

昼食、水、行動食は駐車場へ行く前に購入してください。

Freycinet Marine Farm

オイスター、ムール貝、ホタテ、アワビなど、東海岸のシーフードを扱います。

繁忙期は混雑し、売切れや営業時間変更があります。

生ものを車内へ長時間置かず、購入後に食べるか保冷してください。

Devil’s Corner Winery

Great Oyster BayとThe Hazards方面を望むワイナリーです。

ワインの試飲、ピザ、オイスター、シーフード、コーヒー、アイスクリームなどを扱う店舗があります。

指定ツアーの多くが帰路に立ち寄りますが、飲食代は通常含まれません。

Honeymoon Bayでピクニック

電気バーベキューとピクニック設備があります。

強風の日は包装やゴミが飛びやすいため、すぐに袋へ入れて持ち帰ってください。

ツアーの食事

今回紹介する6商品は、原則として食事が含まれません。

途中で購入する時間はありますが、歩行時間を確保したい人は前日に昼食を用意しておくと便利です。

アレルギーがある人は、表示を確認できる食事を自分で準備してください。

宿泊エリアの選び方

Coles Bay

国立公園入口に最も近く、朝早く歩き始めたい人に便利です。

ホテル、ロッジ、アパートメント、ホリデーハウス、キャンプ場があります。

繁忙期は早く満室になり、最低宿泊数が設定される場合があります。

Freycinet National Park内

Richardsons Beach、Ranger Creek、Honeymoon Bayにキャンプ区画があります。

2026年7月現在、未電源サイトは2人AU$13から、電源付きRVサイトは2人AU$16からです。

夏休みとEasterは抽選制で、それ以外はVisitor Centreへ予約します。

国立公園パスはキャンプ料金とは別に必要です。

Swansea

ホバート側からアクセスしやすく、スーパー、カフェ、宿泊施設が揃います。

Coles Bayまで車で約45~60分です。

Freycinetの宿泊料金が高い時期の代替拠点になります。

Bicheno

国立公園の北側にあり、ペンギン観察、海岸散歩、飲食店と組み合わせやすい町です。

Coles Bayまで車で約35~45分です。

Bay of Fires方面へ続ける旅程にも向いています。

Friendly Beaches

Isaacs Pointには無料の簡素なキャンプ場があります。

先着順で、トイレはありますが飲料水はありません。

店、シャワー、電源を必要としない自立したキャンパー向けです。

ホバート・ロンセストン

1日ツアーを利用する場合は、指定集合場所へ行きやすい中心部のホテルが便利です。

片道ツアーでは出発都市と到着都市の両方に宿泊を予約し、荷物条件を確認してください。

宿泊エリア 向いている人
Coles Bay 早朝の展望台、国立公園中心の滞在。
国立公園内キャンプ 自然、キャンプ、朝夕の景色。
Swansea ホバート方面、料金と施設のバランス。
Bicheno ペンギン、Bay of Fires方面。
Friendly Beaches 設備を必要としないキャンパー。
ホバート・ロンセストン 送迎付きツアー。



ワイングラスベイのモデルコース

ホバートからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ホバート出発。
9時15分頃 Freycinet Visitor Centreでパス、地図、水を確認。
10時頃 Wineglass Bay Lookoutへ出発。
11時30分頃 駐車場へ戻る。
Honeymoon Bayで昼食。
午後 Cape Tourville、Sleepy Bay。
15時頃 Devil’s CornerまたはSwanseaへ。
18時頃 ホバート帰着。

ビーチまで下りる場合は、午後の立寄りを減らし、早い時間に歩き始めてください。

ロンセストンからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ロンセストン出発。
8時頃 Campbell Townで短い休憩。
9時30分頃 Freycinet National Park到着。
午前 Cape Tourville、Wineglass Bay Lookout。
Honeymoon BayまたはColes Bay。
午後 Sleepy Bay、Devil’s Corner。
18時頃 ロンセストン帰着。

ホバート発着ツアー

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 ホバート市内の指定場所から出発。
午前 東海岸を通りFreycinet National Parkへ。
昼前 Wineglass Bay Lookout。
昼~午後 ビーチ延長、またはHoneymoon Bay・Cape Tourville。
午後後半 Devil’s Corner Winery。
18時頃 ホバート帰着。

ホバートからロンセストンへ片道移動

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 荷物を持ってホバート出発。
午前 Orford、Swanseaを通りFreycinetへ。
昼前~午後 Wineglass Bayと周辺の散策。
午後後半 Devil’s Corner。
18時頃 ロンセストン到着。

同じ区間を通常のバスで移動する代わりに、一日観光へ変えられる効率的な旅程です。

ロンセストンからホバートへ片道移動

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 荷物を持ってロンセストン出発。
午前 Campbell Town、Cape Tourville。
昼前~午後 Wineglass Bay Lookout、希望者はビーチ。
午後後半 Devil’s Corner。
18時頃 ホバート到着。

Coles Bayに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートまたはロンセストンから移動。
1日目午後 Cape Tourville、Sleepy Bay、Honeymoon Bay。
1日目夕方 Coles Bay泊。The Hazardsの夕景。
2日目早朝 Wineglass Bay LookoutまたはBeachへ。
2日目午後 Freycinet Marine Farm、Devil’s Cornerを経由して移動。

朝の混雑を避け、ビーチまで歩きたい人に最も余裕のある計画です。

3日間BIG 3コンボ

出発地 1日目 2日目 3日目
ホバート Port Arthur Wineglass Bayを経てロンセストンへ Cradle Mountain
ロンセストン Cradle Mountain Wineglass Bayを経てホバートへ Port Arthur

3日間とも朝が早く、歩行量があります。前後の日程に休息時間を取り、宿泊と食事を忘れずに別手配してください。

山歩き・海・運転の注意

距離より高低差を考える

展望台は2.6キロですが、平坦な散歩ではありません。

ビーチまで下りると、帰りに同じ標高を上り返します。

膝、心臓、呼吸器に不安がある人は無理をせず、Cape Tourvilleへ変更してください。

Mount Amosは濡れた日に登らない

花崗岩は濡れると非常に滑ります。

雨の予報、霜、強風、視界不良では中止してください。

一般的な展望台の延長ではなく、経験者向けの別コースです。

水を途中で買えない

展望台、ビーチ、Hazards Beachの歩行中に売店はありません。

暑い日は予想以上に水を消費します。

駐車場を出る前に十分な水を持っているか確認してください。

海岸は監視されていない

Wineglass Bay、Friendly Beaches、Sleepy Bayなどに常時のライフセーバーはいません。

水温、波、離岸流、風を確認し、単独で沖へ出ないでください。

美しい青色でも海が穏やかとは限りません。

崖と柵の外へ出ない

展望台とCape Tourvilleでは、指定されたボードウォークと柵の内側を歩きます。

写真のために岩へ登り、他の旅行者が真似をする状況を作らないでください。

野生動物へ餌を与えない

駐車場のワラビーやポッサムは、人の食べ物へ慣れている場合があります。

餌付けは動物の健康と行動を損ない、バッグや車へ近づく原因になります。

靴底を清掃する

フレシネ半島では植物病原体Phytophthoraの拡散防止が重要です。

設置されたブートブラシを使い、泥を別の地域へ運ばないでください。

火気規制を守る

FreycinetはFuel Stove Only Areaで、キャンプファイヤーは禁止です。

Total Fire Banの日は、屋外でガス・燃料ストーブを含む裸火を使えません。

ドローンは禁止

タスマニアの国立公園と保護区では、一般旅行者のドローン使用は認められていません。

風景が広くても、無許可で飛ばさないでください。

夕暮れ後の運転を避ける

Coles Bay Road、Lake Leake Road、Tasman Highwayでは、野生動物が道路へ出ます。

日没前に宿泊地へ着くように歩行終了時刻を決めてください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場所があります。長いコースでは行程を第三者へ伝え、地図、予備食、雨具を持参してください。

展望台から下りる前に帰りの体力を確認

Wineglass Bay Beachへ下りる階段は、帰りには長い上りになります。ツアーの集合時刻、日没、水、膝の状態を確認し、少しでも不安があれば展望台で引き返してください。



ワイングラスベイに関するよくある質問(FAQ)

展望台まで何時間かかりますか?

駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分が目安です。急な上り、階段、休憩、混雑を考えて余裕を持ってください。

ワイングラスベイのビーチまで車で行けますか?

行けません。展望台側から徒歩で階段を下りるか、海上ツアーを利用します。

国立公園パスはいくらですか?

2026年7月現在、24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、徒歩・バス利用者は1人AU$24.55です。ツアーでは通常含まれます。

ホバートとロンセストンのどちらから近いですか?

どちらからも車で約2時間30分~3時間です。宿泊順に合わせるか、都市間移動ツアーを利用してください。

日帰りツアーでビーチまで行けますか?

紹介したツアーでは、体力と当日の時間が許せばビーチまで延長できる場合があります。約2時間30分の往復歩行と集合時刻を守れることが条件です。

Mount Amosと展望台は同じ場所ですか?

別コースです。Mount Amosは急な花崗岩を登る経験者向けで、通常のWineglass Bay Lookoutより難しく、雨天時は危険です。

食事を買える場所はありますか?

Coles Bayにはスーパー、カフェ、レストランがあります。歩行コース上に売店はないため、昼食と水を事前に用意してください。

片道ツアーにスーツケースを持ち込めますか?

小型の荷物1個とデイパックが基本です。自分で積み下ろしできることが必要で、大型・複数の荷物は予約前に確認してください。

ワイングラスベイに関する参考情報

まとめ:展望台、ビーチ、周回の違いを決めてから出発する

ワイングラスベイは、車から眺める観光地ではなく、歩いて景色へ近づく場所です。

初めてなら往復2.6キロのWineglass Bay Lookout、体力と時間があればビーチ、経験者なら11キロのHazards Beach周回を選びます。

ホバートとロンセストンのどちらからも日帰りできますが、片道約2時間30分~3時間です。国立公園パス、水、歩きやすい靴、雨具を準備してください。

同じ都市へ戻るなら発着ツアー、ホバートとロンセストンを移動するなら片道ツアー、Port ArthurとCradle Mountainも3日間で回るならBIG 3コンボが便利です。

美しい湾を前にしても集合時刻と帰りの体力を忘れず、無理のないコースでフレシネ国立公園を楽しんでください。

タスマニアの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバート、ロンセストンをはじめとするタスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

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ホバートから南東へ車で約1時間30分。タスマン半島の入り江に広がるポート・アーサー史跡地区(Port Arthur Historic Site)は、オーストラリアの流刑制度を伝える世界遺産です。

海沿いの美しい庭園と石造りの廃墟が印象的ですが、ここは単なる「昔の刑務所」ではありません。流刑囚、兵士、役人、自由移民、その家族が暮らし、働いた広大な町の跡です。

1830年に木材伐採拠点として始まり、やがて再犯者を収容する重要な流刑地となりました。現在はPenitentiary、Separate Prison、Convict Church、Commandant’s Houseなど30棟を超える建物と遺構が残っています。

入場券は2日間有効で、日本語の音声ガイド、主要地点で行われる短いガイドトーク、約20分のハーバークルーズが含まれます。敷地が広いため、日帰りでも最低4~5時間は見ておきたい場所です。

ホバートからレンタカーで個人訪問できますが、往復運転、途中の観光、入場券をまとめた英語ツアーも便利です。トラベルドンキーでは、ポート・アーサー単独、リッチモンドやタスマン半島、タスマニアン・デビルを組み合わせた複数の商品が案内されています。

日本からの旅行者には、現地の英語ガイドツアーだけでなく、入場料に含まれる日本語音声ガイドを活用する方法がおすすめです。建物を眺めるだけでなく、収容された人々の生活と制度の背景を理解しやすくなります。

この記事では、2026年の入場料金、営業時間、ホバートからの行き方、チケットに含まれる内容、主要な見どころ、追加ツアー、食事、宿泊、周辺観光、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ポート・アーサーとは?

ポート・アーサー史跡地区は、タスマニア南東部のタスマン半島にある、オーストラリアを代表する流刑地遺跡です。

2010年、オーストラリア各地の11の流刑地遺跡で構成される「Australian Convict Sites」の一つとして、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

敷地には30棟を超える歴史的建造物、廃墟、復元住宅、庭園、遊歩道があり、入り江を囲む景観全体が保存されています。

石造りのPenitentiaryが象徴的ですが、教会、病院、精神的な隔離を行ったSeparate Prison、役人の住宅、工場、造船所、墓地など、流刑地の町全体を学ぶ場所です。

正式名称 Port Arthur Historic Site
所在地 Arthur Highway, Port Arthur, Tasmania 7182
ホバートから 約100キロ、車で約1時間30分
営業時間 9:00~17:00、クリスマス休業
2026年大人料金 AU$55
チケット有効期間 連続する2日間
所要時間 最低4~5時間、理想は1日
日本語対応 日本語セルフガイド音声あり

短時間で「建物だけ」を見るともったいない

入場券には音声ガイド、ハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。到着後すぐに帰りの時間を決めず、少なくとも半日を確保してください。

先住民文化とポート・アーサーの歴史

ポート・アーサーがあるturrakana/タスマン半島は、ヨーロッパ人の到来以前からPalawa(タスマニア先住民)の人々が暮らし、海岸、森、海と深い関係を築いてきた土地です。

現在の史跡地区は、譲渡されていない先住民の土地の上にあります。流刑地の歴史だけでなく、その前から続く土地の歴史を意識して訪れてください。

ポート・アーサーの流刑地は1830年、小規模な木材伐採拠点として始まりました。

その後、ヴァン・ディーメンズ・ランドやニュー・サウス・ウェールズへ送られた後に再び罪を犯した男性囚人を収容する、重要な二次刑罰施設へ発展します。

1840年代には囚人数が1,100人を超え、造船、靴作り、鍛冶、木材、レンガ、農業などの労働が行われました。

Separate Prisonでは肉体的な罰に代わり、沈黙、隔離、規律によって精神を管理しようとする制度が採用されました。

流刑地は1877年に閉鎖され、その後はCarnavonという町として観光地化されました。1897年の火災などで建物の多くが損傷しましたが、廃墟を含む景観が保存されています。

1996年4月28日に起きた悲劇については、史跡内のMemorial Gardenで静かに追悼されています。訪問時は、写真撮影や会話に配慮し、追悼の場として尊重してください。

「怖い刑務所」の物語だけにしない

ここで語られるのは、犯罪と罰だけではありません。貧困、強制移住、労働、家族、医療、宗教、改革思想、観光化、保存活動まで、さまざまな時代の人々の人生が重なっています。



ホバートからポート・アーサーへの行き方

ホバートから日帰りできますか?
できます。車で片道約1時間30分ですが、史跡が広いので朝に出発してください。運転を避けたい場合は、入場券付きのホバート発1日ツアーが便利です。

レンタカー・自家用車

ホバート中心部からTasman Highway(A3)を東へ進み、SorellからArthur Highway(A9)を南下します。

道路はPort Arthurまで舗装され、通常の乗用車で問題なく走れます。

所要時間は約1時間30分ですが、朝の交通、道路工事、霧、雨、途中の立寄りを考え、2時間近く見ておくと安心です。

Eaglehawk NeckのTessellated Pavement、Blowholeなどへ寄る場合は、さらに時間を追加してください。

ホバート発ツアー

英語の1日ツアーでは、ホバート市内からの往復送迎、Port Arthur Historic Siteの入場、ハーバークルーズ、タスマン半島の観光などが組み合わされています。

リッチモンド、Tasmanian Devil Unzoo、Isle of the Deadを追加した商品もあります。

運転、駐車、帰路の疲労を避けられるため、短期滞在や一人旅に使いやすい方法です。

一方、史跡内の自由時間は商品ごとに異なります。じっくり見たい人は「Port Arthur滞在時間」を確認してください。

公共交通・定期送迎

ホバートとタスマン半島を結ぶ定期交通やシャトルはありますが、運行日、時刻、途中停車、予約条件が変わることがあります。

一般の路線交通だけで日帰りすると、史跡内の滞在時間が短くなる場合があります。

予約前に往路と復路を確認し、最終便を逃さない計画を立ててください。

短期旅行者には、往復送迎と入場券が一体になったツアーの方が分かりやすいでしょう。

駐車場

Visitor Centre前に無料駐車場があります。

一般車、キャンピングカー、バス向けの区画が用意されています。

夏休み、週末、クルーズ船寄港日は入口に近い区画が埋まりやすいため、早めに到着してください。

車内にパスポート、現金、カメラなどを見える状態で残さないでください。

給油と運転の注意

最寄りの給油場所は史跡から1キロ以内にありますが、季節により営業時間が変わります。

タスマン半島の多くのガソリンスタンドは夕方早く閉まるため、ホバートまたはSorellで燃料を確認しておきます。

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ポッサムなどが道路へ出ます。

ゴーストツアー後にホバートへ戻る場合は夜間運転になるため、Port Arthur周辺へ宿泊する方が安全です。

国立公園パスは必要?

Port Arthur Historic Siteは独自の入場券で見学する施設です。史跡だけを訪れる場合、Tasmania Parksの国立公園パスは必要ありません。

同じ日にTasman National ParkのCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は、別途有効な国立公園パスが必要です。

史跡入場券と国立公園パスを混同しないようにしてください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ポート・アーサー、リッチモンド&タスマン半島

ポート・アーサー、リッチモンド&タスマン半島は、流刑地跡、タスマン半島の海岸景観、歴史的な町リッチモンドを一日で巡る英語ツアーです。

Port Arthur Historic Siteの入場とハーバークルーズが含まれ、主要ホテル送迎付きプランが案内されています。

2026年7月現在、一般料金AU$175、インターネット料金AU$166から掲載されています。

初めてのタスマニア旅行で、史跡だけでなくリッチモンドも見たい人に向いています。

ポート・アーサー日帰りツアー

ポート・アーサー日帰りツアーは、ホバートからタスマン半島へ向かい、Port Arthur Historic Siteを中心に見学する英語ツアーです。

史跡入場とCarnavon Bayのハーバークルーズを含みます。

2026年7月現在、一般料金AU$180、インターネット料金AU$171から案内されています。

リッチモンドや動物園より、Port Arthurの見学を優先したい人に使いやすいプランです。

ポート・アーサーとタスマニアン・デビル

ポート・アーサーとタスマニアン・デビルは、Port Arthur Historic SiteとTasmanian Devil Unzooを組み合わせた英語の1日ツアーです。

史跡ではハーバークルーズが含まれ、自然保護施設ではタスマニアン・デビルなどを観察します。

2026年7月現在、一般料金AU$199、インターネット料金AU$189から案内されています。

歴史とタスマニア固有動物を一日で体験したい家族旅行にも向いています。

グランド・ポート・アーサー

グランド・ポート・アーサーは、通常の史跡見学に加え、Isle of the Deadのガイドツアーを含むプランです。

港内の小島へ上陸し、囚人、兵士、自由民などが埋葬された墓地を英語ガイドと見学します。

2026年7月現在、一般料金AU$200、インターネット料金AU$190から案内されています。

史跡の歴史をより深く知りたい人、通常のハーバークルーズだけでは物足りない人に向いています。

4つのツアーを比較

ツアー ネット料金 主な特徴
リッチモンド&タスマン半島 AU$166~ 史跡、海岸景観、リッチモンド。
ポート・アーサー日帰り AU$171~ 史跡見学を中心にした定番。
タスマニアン・デビル付き AU$189~ 史跡と動物保護施設。
グランド・ポート・アーサー AU$190~ Isle of the Dead上陸ツアー付き。

料金、催行曜日、ホテル送迎、食事、史跡内の滞在時間は変更される場合があります。予約時にトラベルドンキーの商品ページで最新条件を確認してください。

入場前に知っておきたいこと

2026年の入場料金

2026年7月現在のPort Arthur Historic Site公式入場料金は次のとおりです。

区分 料金
大人 AU$55.00
子ども AU$27.50
コンセッション AU$44.00
ファミリー AU$165.00

日本の学生証やシニア証明が、自動的にオーストラリアのConcession料金へ適用されるとは限りません。

チケットは連続する2日間有効です。

追加のガイドツアーとゴーストツアーは別料金です。

営業時間

史跡地区は毎日9:00~17:00に開館し、クリスマスは休業します。

Visitor Centre、Port Arthur Gallery、敷地内建物の基本時間も9:00~17:00です。

駐車場、カフェ、ギフトショップ、夜間ツアーは異なる営業時間が設定されます。

ゴーストツアー開催日は夜まで駐車場を利用できますが、日中入場の終了時刻とは別に確認してください。

入場券に含まれるもの

  • 30棟を超える建物、廃墟、復元住宅、庭園、遊歩道への入場
  • Port Arthur Galleryの展示
  • 日本語対応のセルフガイド音声体験
  • 約20分のハーバークルーズ
  • Penitentiary、Separate Prisonなど主要地点の短いガイドトーク
  • 連続する2日間の入場

Isle of the Deadへの上陸、Premium Tour、Essentials Tour、Escape Tour、Ghost Tourは含まれません。

必要な見学時間

滞在時間 できること
2~3時間 Penitentiary、Separate Prison、教会、短いクルーズ。かなり駆け足。
4~5時間 主要施設、音声ガイド、ガイドトーク、クルーズ、昼食。
1日 敷地全体、住宅、庭園、追加ツアーを含めて落ち着いて見学。
2日 入場券の有効期間を使い、史跡と追加ツアーを分けて訪問。

ホバート発ツアーでは見学時間が決められています。史跡に強い関心がある人はレンタカーで一泊する方法がおすすめです。

日本語音声ガイド

セルフガイドのPort Arthur Audio Experienceは、日本語、英語、フランス語、中国語に対応しています。

現地のガイドトークと有料ツアーは原則英語です。

スマートフォンを使う方式や貸出方法が変更される場合があるため、到着時にVisitor Centreで確認してください。

イヤホンを持参すると、混雑した場所でも聞き取りやすくなります。

バリアフリー

Visitor Centre、Port Arthur Gallery、カフェ、1830 Restaurant & Barは、スロープまたはエレベーターで車椅子利用が可能です。

敷地は広く、坂道、砂利、芝生、歴史的建物の段差があります。

10:30~15:30には、移動に制限がある人向けの無料シャトル車両が敷地内を運行します。

Essentials Tourと通常のHarbour Cruiseは車椅子対応です。

Isle of the Deadは最大1:8程度の急坂があり、介助が推奨されます。Ghost Tourは車椅子対応ではありません。

気候とベストシーズン

ポート・アーサーは海に近く、ホバートより涼しく、雨と風の影響を受けやすい場所です。

史跡の多くは屋外で、屋根のない廃墟と広い庭園を歩きます。

夏の平均最高気温は19℃前後、冬は11℃前後です。

暖かい日でも海風で冷えるため、薄手の上着と雨具を持参してください。

平均最高気温 平均最低気温
1月 18.6℃ 10.9℃
2月 18.9℃ 11.2℃
3月 17.5℃ 10.5℃
4月 15.6℃ 9.2℃
5月 13.4℃ 7.8℃
6月 11.4℃ 6.1℃
7月 11.0℃ 5.7℃
8月 11.7℃ 5.7℃
9月 13.1℃ 6.3℃
10月 14.3℃ 7.2℃
11月 15.7℃ 8.4℃
12月 16.9℃ 9.6℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Port Arthur(Palmers Lookout)長期平均値。

日照時間が長く歩きやすい12~3月が人気ですが、混雑も増えます。秋は比較的落ち着き、冬は人が少ない一方、日没が早く雨天が増えます。

ポート・アーサーの主な見どころ

Penitentiary

ポート・アーサーを象徴する大きな石造りの廃墟です。

もとは1840年代に製粉所と穀物倉庫として建てられ、その後、囚人を収容するPenitentiaryへ改装されました。

現在は床と屋根の多くが失われていますが、入り江に面した外壁、窓、階層構造から施設の規模を感じられます。

短い無料ガイドトークが行われることがあるため、当日の時刻表を確認してください。

Separate Prison

囚人を個室へ隔離し、沈黙と厳しい規律によって行動を変えようとした施設です。

復元された独房、礼拝堂、中央監視部分を歩くと、身体的な罰から精神的な統制へ移った刑罰思想を学べます。

建物内部は静かで、展示内容も重いため、子ども連れでは説明の仕方を考えてください。

Convict Church

流刑囚の労働によって建てられた大規模な教会跡です。

正式に聖別されなかった教会で、宗教教育を通じた改革を象徴しています。

尖塔、アーチ、石壁が残り、庭園と空を背景にした景観が印象的です。

建物へ登ったり、壁の不安定な部分へ触れたりしないでください。

Commandant’s House

流刑地の責任者と家族が暮らした住宅です。

囚人施設を見下ろす高台にあり、身分と生活環境の差が建物の位置からも分かります。

家具、室内展示、庭から、収容者だけでなく管理側の生活も学べます。

坂を上るため、移動に不安がある人はシャトル車両を利用してください。

Asylum

流刑地末期に精神的な不調を抱えた人々を収容した建物です。

その後は町役場などとして利用され、現在は展示とAsylum Caféがあります。

医療と福祉が当時どのように考えられていたかを知る場所です。

Government Gardens

1840年代に整備された庭園を、歴史資料に基づいて再現しています。

管理された秩序と「文明的な生活」を示す象徴として、囚人の区域とは異なる空間が作られました。

季節の花、芝生、入り江の景色を楽しめ、重い展示の合間に休憩しやすい場所です。

ポート・アーサーのおすすめの楽しみ方

ハーバークルーズ

入場券には、Carnavon Bayを巡る約20分のハーバークルーズが含まれます。

船上からPoint Puer Boys’ Prison、Isle of the Dead、史跡の海岸線を眺めます。

通常のクルーズはIsle of the Deadへ上陸しません。上陸には別料金のガイドツアーが必要です。

便の時刻と空席を到着時に確認してください。

無料ガイドトーク

Penitentiary、Commandant’s House、Convict Church、Separate Prisonなどで、短い英語ガイドトークが行われます。

開催場所と時刻は日ごとに変わります。

音声ガイドだけでは分かりにくい建物の使われ方や人物の話を聞けるため、英語に不安があっても一度参加してみる価値があります。

Isle of the Dead Tour

港内の小島へフェリーで渡り、約40分の英語ガイドと墓地を歩きます。

1833~1877年に、囚人、兵士、役人、自由民、子どもなどが埋葬されました。

2026年7月現在、追加料金は大人AU$30です。Port Arthurの入場券が別途必要です。

坂が急で、雨天時は滑りやすくなります。墓石へ触れたり、歩道を外れたりしないでください。

Ghost Tour

閉館後の敷地をランタンで歩く約90分の英語ツアーです。

2026年7月現在、水~日曜日の18:00と20:00を中心に開催され、大人料金はAU$35です。

日中入場券がなくても、Ghost Tour単独で参加できます。

暗い建物、段差、狭い場所を歩くため、移動制限がある人と車椅子利用者には適していません。

追加の有料ガイドツアー

ツアー 所要時間 大人料金
Essentials Tour 約45分 AU$10
Premium Tour 約90分 AU$30
Escape from Port Arthur 約60分 AU$20
Isle of the Dead 約60分(船を含む) AU$30

いずれも基本入場券への追加として予約します。開催時間と料金は変更される場合があります。

子どもと見学する

敷地が広いため、小さな子どもにはベビーカーが便利です。Visitor Centreで貸出がある場合もあります。

Port Arthur Galleryには、人物カードや体験型展示があり、建物だけを歩くより理解しやすくなっています。

Separate Prison、墓地、ゴーストツアーなどの内容は、年齢と性格に合わせて選んでください。

池、海岸、段差、石壁の周辺では子どもから目を離さないでください。




ポート・アーサー周辺の見どころ

Remarkable Cave

Port Arthur Historic Siteから南へ車で約10分の海食洞です。

駐車場の展望台からMaingon Bayを眺め、階段を下りると洞窟の入口を正面から見られます。

往復は短いものの階段が急で、雨や海水で滑りやすくなります。

高波と満潮時には洞窟へ近づかず、表示された展望場所から見学してください。

Eaglehawk Neck

タスマン半島と本土側をつなぐ狭い地峡です。

流刑地時代には逃亡を防ぐため、犬を配置したDog Lineが設けられました。

現在はTessellated Pavement、Blowhole、海岸展望地への拠点となっています。

Port Arthurへ向かう途中にありますが、立寄り先を増やしすぎると史跡の見学時間が短くなるため、往路と復路へ分けてください。

Coal Mines Historic Site

Saltwater Riverにある、オーストラリア流刑地史跡群の構成資産です。

地下炭鉱での重労働、囚人施設、将校の住宅跡などが残り、Port Arthurとは異なる流刑制度の一面を学べます。

Port Arthurから車で約30~40分です。

施設や飲食店が少なく、道の一部は狭いため、明るい時間帯に訪れてください。

Tasman Island Cruise

Port Arthur周辺を出発し、Cape Pillar、Tasman Island、海食洞、滝、オットセイの生息地などを約3時間巡る外洋クルーズです。

史跡入場券に含まれる20分のHarbour Cruiseとは、内容、船、料金がまったく異なります。

クルーズと史跡を同日に組み合わせると、どちらも駆け足になりやすいため、一泊して別日に分ける方法がおすすめです。

Tasman National Park

オーストラリア有数の高い海食崖、森林、砂浜、岬を保護する国立公園です。

Cape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bay、Three Capes Trackなどがあります。

国立公園へ車で入る場合は、Port Arthur Historic Siteの入場券とは別にTasmania Parksのパスが必要です。

2026年はTasman ArchとDevils Kitchen周辺で施設工事に伴う閉鎖が案内されています。訪問当日の公式アラートを確認してください。

Point Puer Boys’ Prison

Port Arthurの港を挟んだ半島にあり、1834年から少年囚人を収容した施設です。

現在は通常の自由見学区域ではなく、ハーバークルーズから海岸と遺構を眺めます。

Port Arthur Galleryには、少年囚人の生活を扱う展示があります。

庭園・野生動物・自然

Port Arthur Historic Siteは歴史施設であると同時に、入り江、芝生、森林、庭園が広がる屋外の景観地です。

Government Gardensには季節の花や整えられた植栽があり、流刑地の管理者側が示そうとした秩序と生活文化を伝えています。

敷地ではワラビー、パデメロン、ポッサム、鳥類を見かけることがあります。

港では海鳥が多く、Harbour Cruise中にカツオドリ、ウ、カモメなどを観察できます。

野生動物へ餌を与えず、近づくために遊歩道を外れないでください。

芝生と石造りの建物は美しく見えますが、ここで生活した人々の歴史を背景に持つ文化遺産です。ウェディング写真や演出を伴う撮影は、周囲と場所の意味に配慮してください。

カフェとレストラン

Port Arthur Café

Visitor Centre内にあり、毎日9:00~17:00に営業しています。

コーヒー、サンドイッチ、軽食、温かい料理などを扱い、到着時と見学後に利用しやすい場所です。

昼前後はツアー客で混雑するため、時間をずらすと座席を確保しやすくなります。

Asylum Café

史跡内の旧Asylumにあり、毎日11:30~15:30に営業しています。

Visitor Centreより静かなことが多く、敷地を歩いている途中の休憩に便利です。

営業時間とメニューは季節や催事で変更される場合があります。

1830 Restaurant & Bar

Penitentiary、庭園、入り江を望むレストランです。

毎日11:30~14:30にランチ営業し、タスマニアの季節食材を使った料理、ワイン、ビールなどを提供します。

週末、夏期、特別行事の際は事前予約がおすすめです。

運転者はアルコールを飲まないでください。

Picnic Pack

事前予約制のPicnic Packは、前日までにオンラインで注文し、当日10:00以降に受け取ります。

敷地内の庭園や芝生で、自分のペースで昼食を取りたい人に便利です。

食事制限

グルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラールなどの選択肢を相談できます。

重いアレルギーがある場合は、注文時にスタッフへ具体的に伝えてください。

宿泊エリアの選び方

Port Arthur Historic Site周辺

史跡を2日かけて見学する人、Ghost Tourへ参加する人に最も便利です。

徒歩または短い車移動で史跡へ行けるコテージ、モーテル、ホリデーパークがあります。

夕食を提供しない宿もあるため、レストラン、自炊設備、チェックイン時間を確認してください。

Nubeena

スーパー、給油、薬局など日常的な施設を利用しやすい、タスマン半島の中心的な町です。

Port Arthur、White Beach、Cape Raoul方面を回る拠点に向いています。

史跡までは車で約15分前後です。

Eaglehawk Neck

Tessellated Pavement、Blowhole、海岸景観を重視する人に便利です。

Port Arthur Historic Siteまでは車で約20~25分です。

小規模な宿が中心で、夜間は静かです。

Fortescue Bay

Cape HauyやThree Capes Trackなどのハイキングを目的にする人向けです。

キャンプ場の予約、国立公園パス、食料、水、火気規制の確認が必要です。

Port Arthurの史跡観光だけを目的にする場合は、移動が不便です。

ホバートCBD

送迎付き1日ツアーに参加する場合は、ホバート中心部に宿泊する方法が簡単です。

夕食、空港移動、市内観光の選択肢が多く、短期旅行に向いています。

レンタカーで日帰りする場合は、往復約3時間の運転になります。

宿泊エリア 向いている人
Port Arthur周辺 2日間入場、Ghost Tour、朝からの見学。
Nubeena 買い物、給油、半島周遊。
Eaglehawk Neck 海岸地形、短い散策、静かな滞在。
Fortescue Bay ハイキング、キャンプ。
ホバートCBD 送迎ツアー、短期滞在、市内観光。



ポート・アーサーのモデルコース

レンタカーで日帰り・定番コース

時間帯 モデルプラン
7:30頃 ホバート出発。
9:00頃 Port Arthur到着、入場、Galleryと音声ガイドの準備。
午前 Penitentiary、Convict Church、Separate Prison、無料ガイドトーク。
カフェまたはレストランで昼食。
午後 Harbour Cruise、Commandant’s House、Government Gardens。
16:00頃 史跡を出発。
夕方 時間と営業状況に応じRemarkable Caveへ寄り、ホバートへ。

海岸の立寄り先を往路に多く入れると、Port Arthurの見学時間が不足します。

ホバート発1日ツアー

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバート市内の指定集合場所またはホテルから出発。
午前 タスマン半島の景勝地、Port Arthur Historic Siteへ。
昼前~午後 史跡見学とHarbour Cruise。
午後 商品によりRichmond、Unzoo、Isle of the Deadなど。
夕方 ホバートへ帰着。

各商品の史跡内滞在時間を確認し、見たい建物の優先順位を決めておくと効率的です。

Port Arthur周辺に1泊・2日間入場

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートから移動し、昼前に史跡入場。
1日目午後 Gallery、Penitentiary、Separate Prison、Harbour Cruise。
1日目夜 夕食後、予約済みならGhost Tour。
2日目午前 Commandant’s House、庭園、住宅、Isle of the Dead。
2日目午後 Remarkable Cave、Eaglehawk Neckを経由してホバートへ。

同じ入場券で2日目も入れるため、一つひとつの展示を急がずに見られます。

歴史を深く学ぶ1日

時間帯 モデルプラン
9:00 開館と同時に入場、日本語音声ガイドを開始。
午前 PremiumまたはEssentials Tour、Penitentiary、Separate Prison。
1830 Restaurant & Bar。
午後前半 Isle of the Dead Tour。
午後後半 Commandant’s House、Asylum、Government Gardens。
17:00 閉館。周辺宿泊。

追加ツアーは時間が重ならないよう、入場券と一緒に事前予約してください。

子ども連れの日帰り

時間帯 モデルプラン
午前 Galleryの体験型展示、Penitentiary、短いガイドトーク。
早めに昼食。
午後前半 Harbour Cruise。
午後後半 庭園、教会、見学したい住宅を数か所。

全てを見ようとせず、休憩、トイレ、ベビーカーで移動しやすい経路を優先してください。

タスマン半島2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 ホバートからEaglehawk Neckを経由し、Port Arthur周辺泊。
2日目 Port Arthur Historic Siteを終日見学、夜はGhost Tour。
3日目 Tasman Island Cruise、Coal Mines Historic Site、または短いウォーキング。

天候と海況に合わせてクルーズやウォーキングの日を入れ替えやすい日程です。

天候・運転・見学上の注意

雨と風に備える

見学の多くは屋外です。

傘は海風で使いにくいため、フード付きの防水ジャケット、重ね着、歩きやすい靴を用意してください。

夏でも気温が低くなることがあります。

石畳・砂利・芝生は滑りやすい

歴史的な建物には段差、狭い入口、不均一な床があります。

雨天は石、木製通路、芝生が滑るため、サンダルや底の平らな靴は避けてください。

遺構へ登らない

石壁、窓、廃墟の一部は不安定です。

写真を撮るために柵を越えたり、壁へ座ったり、石を動かしたりしないでください。

敷地から石、植物、遺物を持ち帰らないでください。

Memorial Gardenを尊重する

1996年の犠牲者を追悼する場所です。

大声、演出を伴う写真、無断の商業撮影を避け、静かに訪れてください。

カードを用意する

Port Arthurではクレジットカードまたはデビットカードでの支払いが推奨され、多くの端末がカード専用です。

入場券は事前にオンライン購入し、スマートフォンと印刷した控えの両方を用意すると安心です。

夜間運転を避ける

夕暮れから夜は野生動物が道路へ出ます。

Ghost Tour終了後は暗く、ホバートまで約1時間30分かかります。

運転に慣れていない人は、Port Arthur周辺へ宿泊してください。

燃料を早めに入れる

半島内のガソリンスタンドは都市部より少なく、18時前に閉まる場所があります。

Sorellまたはホバートで残量を確認し、給油を後回しにしないでください。

レンタカーの契約を確認する

Arthur Highwayは舗装されていますが、Coal Mines、Fortescue Bay、脇道には未舗装区間があります。

レンタカー会社の未舗装路、タイヤ、フロントガラス、車体下部の補償条件を確認してください。

ドローンは禁止

Port Arthur Historic Siteでは、一般旅行者によるレクリエーション目的のドローン飛行は認められていません。

国立公園や周辺地域でも別の許可条件があります。

子どもから目を離さない

池、海岸、階段、石壁、坂道があります。

展示に触れないこと、野生動物へ餌を与えないことを事前に説明してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

史跡内ではスタッフへ知らせ、夜間や周辺道路では安全な場所へ停車して連絡してください。

Port ArthurとTasman National Parkは別料金

Port Arthur Historic Siteの入場券は史跡用です。Cape Hauy、Cape Raoul、Fortescue BayなどTasman National Parkへ行く場合は、別途国立公園パスを用意してください。



ポート・アーサーに関するよくある質問(FAQ)

ポート・アーサーの入場料はいくらですか?

2026年7月現在、大人AU$55、子どもAU$27.50、コンセッションAU$44、ファミリーAU$165です。チケットは連続する2日間有効です。

入場券には何が含まれますか?

30棟を超える建物と遺構、Port Arthur Gallery、日本語を含む音声ガイド、約20分のハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。

ホバートから日帰りできますか?

できます。車で片道約1時間30分です。最低4~5時間の見学時間を確保するため、朝早く出発してください。送迎付きの1日ツアーもあります。

日本語で見学できますか?

セルフガイド音声体験は日本語に対応しています。現地のガイドトークと追加ツアーは原則英語です。

ハーバークルーズでIsle of the Deadへ上陸しますか?

通常の20分クルーズは上陸しません。墓地へ上陸するには、別料金のIsle of the Dead Cemetery Tourを予約してください。

Ghost Tourだけ参加できますか?

できます。Ghost Tourには日中の入場券は必要ありません。約90分の英語ツアーで、暗い場所と段差を歩きます。

国立公園パスは必要ですか?

Port Arthur Historic Siteだけなら不要です。Tasman National ParkのCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は必要です。

車椅子で見学できますか?

主要施設の一部は車椅子で利用でき、敷地内シャトルと貸出車椅子もあります。ただし、坂、砂利、歴史的建物の段差があり、全区域が完全対応ではありません。事前連絡がおすすめです。

ポート・アーサーに関する参考情報

まとめ:最低半日、できれば1日かけて歩く

ポート・アーサー史跡地区は、オーストラリアの流刑制度を伝える世界遺産であり、30棟を超える建物、廃墟、庭園、港を含む広大な歴史地区です。

2026年7月現在、入場券は大人AU$55で連続する2日間有効。日本語音声ガイド、約20分のハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。

ホバートから車で約1時間30分ですが、見学には最低4~5時間必要です。短期旅行で運転を避けたい人は、入場券と送迎を含むトラベルドンキーの1日ツアーを利用できます。

Penitentiaryだけでなく、Separate Prison、Convict Church、Commandant’s House、Gallery、庭園を歩き、ここで暮らしたさまざまな立場の人々の歴史に触れてください。

雨と風に備え、歩きやすい靴を用意し、時間に余裕があれば周辺へ一泊して、Ghost TourやIsle of the Dead、タスマン半島の海岸景観も組み合わせると充実した旅行になります。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

タスマニア南東部、タスマン半島の先に浮かぶタスマン・アイランド(Tasman Island)は、海面から切り立つドレライトの断崖と、断崖上に立つ白い灯台で知られる無人島です。

写真を見ると上陸して歩ける観光地のように思えますが、一般旅行者が定期便で渡る島ではありません。周囲は高い崖に囲まれ、安全に接岸できる通常の港もないため、観光では主にタスマン・アイランド・クルーズから眺めます。

クルーズはポート・アーサーを拠点に、Cape Pillar、Tasman Island、The Blade、海食洞、滝、オットセイの生息地などを約3時間かけて巡ります。

海上から見上げるCape Pillarの断崖は、陸上の展望台から見る景色とはまったく別物です。黄色い小型船が岩壁のすぐ下を進み、海のうねり、風、海鳥の声まで体で感じられます。

日本からの旅行者にとって選びやすいのは、ホバート発着でクルーズ、モーニングティー、昼食、送迎を含む1日ツアーです。さらにポート・アーサー流刑地跡の見学を加えたプランもあります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーのタスマン・アイランド・クルーズ1日ツアーと、ポート・アーサー流刑地跡付きプランを比較して紹介します。

あわせて、個人でポート・アーサーまで行く方法、2026年の料金、クルーズの服装、船酔い対策、気候、野生動物、周辺の見どころ、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




タスマン・アイランドとは?

タスマン・アイランドは、タスマン半島南東端のCape Pillar沖に位置する、面積約120ヘクタールの島です。

島の周囲は垂直に近いドレライトの崖で囲まれ、海面から島上部まで約250~280メートルあります。

島上部には1906年に点灯したTasman Island Lighthouseが立ち、現在も自動化された航路標識として使われています。

一般的な観光フェリー、桟橋、売店、遊歩道はなく、定期的な一般上陸は行われていません。

そのため、旅行者がタスマン・アイランドを見る主な方法は、Port Arthurを出発する約3時間のウィルダネス・クルーズです。

名称 タスマン・アイランド(Tasman Island)
所在地 タスマニア州南東部、Cape Pillar沖
所属 Tasman National Park
面積 約120ヘクタール
標高・断崖 島上部は海面から約250~280メートル
主な見学方法 Port Arthur発のタスマン・アイランド・クルーズ
一般上陸 通常の観光では不可
代表的な施設 Tasman Island Lighthouse

「島へ行く」より「島を海から見る」観光

タスマン・アイランド観光では、島内を歩くのではなく、Cape Pillarと島の間を船で進み、崖、灯台、海鳥、オットセイを海上から見るのが中心です。

先住民文化と島の歴史

タスマン半島一帯は、タスマニア先住民のPydairrermeの人々が長くつながりを持ってきたCountryです。

海岸、島、入り江、岬、海鳥、アザラシなどは、移動、食料、季節、文化と深く結び付いていました。

ヨーロッパ人がこの海域を航行する以前から、タスマニア先住民は陸と海の環境を理解し、世代を越えて知識を受け継いできました。

Tasman Island Lighthouseは1906年に点灯しました。29メートルの鋳鉄製灯塔は英国で製造された部材を現地で組み立てたもので、資材は険しい崖上まで運び上げられました。

灯台は1976年に自動化され、最後の灯台守は1977年に島を離れました。1991年からは太陽光発電が使われています。

現在はTasmania Parks and Wildlife Service、Australian Maritime Safety Authority、Friends of Tasman Islandなどが、灯台施設、灯台守住宅、自然環境の保全に関わっています。

島はオーストラリア最大規模のフェアリープリオン繁殖地としても重要で、外来猫の根絶後は海鳥の保護が続けられています。

遠くから見る灯台にも生活の歴史がある

現在は無人の灯台ですが、かつては灯台守と家族が孤立した島で暮らしていました。海上から住宅跡と灯塔を見る時は、物資を崖上へ運び続けた生活にも注目してください。



ホバートからタスマン・アイランドへの行き方

ポート・アーサーまで行けば、そこから島へ上陸する船がありますか?
通常の観光クルーズは島へ上陸しません。Cape Pillarとタスマン・アイランド周辺を海から巡り、同じ日の海況に合わせてルートを調整します。

ホバートからポート・アーサーへ

クルーズの受付は、ホバートから南東へ約100キロ離れたPort Arthurにあります。

レンタカーではTasman Highway(A3)、Arthur Highway(A9)を通り、通常約1時間30分です。

途中にはSorell、Dunalley、Eaglehawk Neckがあり、道路の多くは舗装されています。

朝は通勤、工事、雨、霧、動物の飛び出しで時間が延びることがあります。午前クルーズへ個人参加する場合は、最短所要時間だけで計画しないでください。

クルーズ受付場所

受付はTasman Island Cruises Booking Centreです。

住所は6961 Arthur Highway, Port Arthurで、Port Arthur Historic Site入口の約100メートル手前にあります。

ここでチェックインと安全説明を済ませた後、専用バスで当日の乗船場所へ移動します。

クルーズは海況に合わせてPort Arthur側またはEaglehawk Neck側から進むため、地図上の桟橋へ直接向かわず、必ずBooking Centreへ行ってください。

チェックイン時間

通年運航の午前クルーズは、9時15分までにチェックインし、10時頃から約3時間運航します。

12月1日~4月28日には、13時15分チェックイン、14時頃出発の午後便が設定される場合があります。

遅刻すると安全説明と送迎バスに間に合わず、乗船できない可能性があります。

予約確認書に書かれたチェックイン時刻を基準に、駐車、トイレ、受付の時間を加えて到着してください。

個人で参加する場合

レンタカー旅行者は、Port Arthur発の3時間クルーズだけを予約できます。

2026年7月現在の公式料金は大人AU$190、子ども3~16歳AU$115です。

クルーズ後にPort Arthur Historic Site、Remarkable Cave、Eaglehawk Neckなどを自分のペースで回れることが利点です。

一方、往復約3時間の運転が必要で、クルーズ後に疲れている状態でホバートへ戻る点には注意してください。

タスマン・アイランドへ上陸できる?

一般旅行者が利用できる定期船と通常の上陸ツアーはありません。

島は周囲を高い崖に囲まれ、海からのアクセスは危険です。

管理、保全、灯台整備などではヘリコプターが使われますが、日常的な観光アクセスではありません。

クルーズは島へ上陸せず、海上から灯台、崖、海鳥の繁殖地を観察します。

国立公園パスは必要?

タスマン・アイランド・クルーズへ乗るだけであれば、通常は別途Tasman National Parkの車両パスを提示する行程ではありません。

ただし、個人旅行でTasman National Park内のCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

2026年7月現在、Cradle Mountainを除く24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、最長2か月のHoliday Vehicle PassはAU$98.35です。

訪問地の管理区分と最新料金はTasmania Parks and Wildlife Serviceで確認してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアーは、ホバートからの往復バス、モーニングティー、昼食、約3時間のウィルダネス・クルーズ、タスマン半島の短い観光を含む英語の一日ツアーです。

7時15分頃にホバートのウォーターフロントでチェックインし、7時30分頃に出発します。

午前中にタスマン半島へ到着し、10時頃から13時頃までクルーズへ参加。その後、昼食と周辺観光を楽しみ、18時頃にホバートへ戻る流れです。

2026年7月現在の一般料金は大人AU$290、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$276から案内されています。

車を運転したくない人、クルーズを中心に一日でタスマン半島を楽しみたい人に向いています。

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー(ポート・アーサー流刑地跡付き)

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー(ポート・アーサー流刑地跡付き)は、ホバート送迎、モーニングティー、クルーズに加え、世界遺産Port Arthur Historic Siteで約3時間を過ごすプランです。

クルーズ終了後にPort Arthur Historic Siteへ移動し、昼食と自由見学を組み合わせます。

2026年7月現在の一般料金は大人AU$345、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$328から案内されています。

タスマン半島へ行くのが初めてで、海岸の自然と流刑地跡の歴史を同じ日に見たい人に向いています。

一日が長く、クルーズ後も歩くため、体力と防寒対策を考えて参加してください。

2つのツアーを比較

項目 通常の1日ツアー 流刑地跡付き
商品リンク 11186 11187
2026年7月ネット料金 大人AU$276~ 大人AU$328~
クルーズ 約3時間 約3時間
昼食 含まれる 含まれる
午後 タスマン半島の周辺観光 Port Arthur Historic Site約3時間
向いている人 自然とクルーズを重視 自然と歴史を両方見たい
ホバート帰着 18時頃 18時頃

料金、催行日、食事内容、訪問順序、ホテル送迎条件は変更される場合があります。予約時には各商品ページの最新情報を確認してください。

予約前に知っておきたいこと

2026年の料金

プラン 大人 子ども3~16歳
Port Arthur発3時間クルーズ AU$190 AU$115
ホバート発1日ツアー AU$290 AU$215
ホバート発+Port Arthur Historic Site AU$345 AU$235

トラベルドンキーでは、対象商品にインターネット割引料金が設定される場合があります。

年齢区分、家族料金、取消条件、食事、送迎は商品ごとに異なるため、申込み画面を確認してください。

クルーズ時間

午前便は通年運航し、10時頃から13時頃までの約3時間です。

午後便は通常12月1日~4月28日に設定され、14時頃から17時頃までです。

毎日Christmas Dayを除いて運航する案内ですが、強風、高波、機器、最低催行、その他の安全上の理由で変更または中止になる場合があります。

船の設備と座席

クルーズには、最大43人程度を乗せる特注の黄色いオープンボートを使用します。

前向きの段差付き座席、頭上のキャノピー、船内トイレがあります。

完全な屋内船ではなく、風、冷気、水しぶき、海のにおいを直接感じる設計です。

防水用の外套が用意されますが、その下に着る暖かい服は自分で準備してください。

船酔い対策

外洋へ出るため、穏やかに見える日でもうねりがあります。

酔いやすい人は、医師または薬剤師へ相談したうえで、用法に従い早めに酔い止めを使ってください。

船の後方3分の1は前方より動きが小さい傾向があります。

乗船前の大量のコーヒー、オレンジジュース、脂の多い食事、飲酒は避け、空腹にもなりすぎないようにします。

気分が悪くなり始めたら我慢せず、早めに乗務員へ伝えてください。

服装と持ち物

  • 風を通さない暖かいジャケット
  • フリースなどの重ね着
  • ニット帽、手袋、マフラー
  • 滑りにくい靴
  • サングラスと日焼け止め
  • カメラまたはストラップ付きスマートフォン
  • 酔い止め
  • モバイルバッテリー

真夏でも海上は寒く、街中の服装では不足することがあります。

帽子、スマートフォン、眼鏡を風で飛ばされないようにしてください。

バリアフリーと健康上の注意

受付後にバス移動、桟橋、ボートへの乗降があります。

船内には段差があり、座席は前向きの固定式です。車椅子を固定したまま乗船できるとは限りません。

妊娠中、首や背中の疾患、最近の手術、移動に介助が必要な人は、予約前に運営会社へ相談してください。

船内トイレは狭く、移動時に階段があります。

気候とベストシーズン

タスマン・アイランドは海抜約240メートルの観測地点があり、タスマン半島の陸上よりさらに風と海の影響を受けます。

夏の平均最高気温でも18℃前後、冬は11℃前後です。

クルーズ船上は走行風が加わるため、気温より数度低く感じることがあります。

雨は一年を通じてあり、晴天でも雲、霧、にわか雨が急に入ります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 18.2℃ 11.7℃
2月 17.9℃ 11.9℃
3月 17.1℃ 11.5℃
4月 15.2℃ 10.1℃
5月 13.2℃ 8.7℃
6月 11.5℃ 7.5℃
7月 11.0℃ 6.8℃
8月 11.5℃ 6.6℃
9月 12.7℃ 7.0℃
10月 13.7℃ 7.7℃
11月 15.1℃ 9.0℃
12月 16.6℃ 10.2℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Tasman Island長期平均値。

日照時間と午後便の選択肢では12~3月が利用しやすい一方、夏でも強風日はあります。旅行中に複数の日を空けておくと、海況に合わせて変更しやすくなります。

クルーズで見る主な景観

Cape Pillar

タスマン半島南東端に突き出す岬で、柱状のドレライトが海面から約300メートル近く切り立ちます。

陸上ではThree Capes TrackやCape Pillarの長距離ウォーキングから眺めますが、クルーズでは岩壁の真下から見上げます。

波と風の条件がよければ、船は崖へ近づき、岩の柱、亀裂、海鳥の巣を観察します。

Tasman Island

Cape Pillarの沖に浮かぶ台地状の島で、上部に白い灯台と灯台守住宅が見えます。

海面から見上げると、島上部が平らに見える一方、周囲はほぼ垂直の崖です。

天候、うねり、霧により灯台が見えにくい場合があります。

The Blade

Cape Pillar付近にある、海へ突き出した細い岩稜です。

陸上のThree Capes Trackにも同名の展望地点があり、海上から見ると岩の薄さと高さがよく分かります。

強風時には波しぶきが高く上がり、クルーズの進路が変わる場合があります。

海食洞とアーチ

波が長い時間をかけて岩の弱い部分を削り、洞窟、穴、アーチを作っています。

海況が許せば船が洞窟の入口近くまで進み、波音と岩壁の反響を体験できます。

進入できる場所は毎日異なり、同じコースを必ず通るわけではありません。

海へ落ちる滝

雨の後には、断崖から細い滝が直接海へ落ちる景色を見られます。

風が強い日は、水が下へ落ちず霧状に吹き戻されることもあります。

乾燥した時期には水量が少なくなるため、常に同じ姿ではありません。

Hippolyte Rocks

タスマン半島東岸沖にある岩礁群で、船のルートと海況によって近くを通る場合があります。

海鳥、オットセイ、荒い波が見られる一方、外洋のうねりを強く感じやすい場所です。

乗務員の案内を聞き、立ち上がる時は手すりを使ってください。

タスマン・アイランドのおすすめの楽しみ方

断崖を真下から見上げる

このクルーズの最大の魅力は、陸上では分かりにくい崖の高さを海面から体感できることです。

船と崖を一緒に写真へ入れると規模が分かりやすくなります。

波がある日は撮影に集中しすぎず、片手で必ず体を支えてください。

灯台を見る

Tasman Island Lighthouseは1906年に点灯した29メートルの鋳鉄製灯台です。

灯火の高さは海面から約276メートルに達し、オーストラリアで最も高い位置にある現役灯台として紹介されています。

海上からは灯塔のほか、灯台守住宅、斜面、かつて物資を運んだ設備の跡が見える場合があります。

野生動物を探す

オーストラリアオットセイ、イルカ、アホウドリ、カツオドリ、ウ、ハヤブサ、オナガイヌワシなどが見られることがあります。

回遊時期にはザトウクジラやミナミセミクジラが現れる場合があります。

野生動物の目撃は保証されず、船が追い回したり上陸したりするツアーではありません。

地形と地質を見る

タスマン半島の特徴的な断崖は、ジュラ紀のドレライトと、その後の隆起、割れ目、波の浸食によって形作られました。

規則的な柱状の岩、垂直の亀裂、洞窟、アーチを見比べると、同じ海岸でも削られ方が異なることが分かります。

写真撮影

望遠だけでなく、広角で崖と海を一緒に入れると高さを表現しやすくなります。

水しぶき対策として、カメラ用の防水カバー、レンズクロス、ストラップを用意してください。

スマートフォンを船外へ大きく出さず、強風時は撮影より安全を優先します。

ポート・アーサーと組み合わせる

クルーズ受付はPort Arthur Historic Siteの近くにあります。

個人手配でも同日に組み合わせられますが、3時間クルーズと広い史跡見学を一日に入れると時間が限られます。

初訪問で説明を聞きながら効率よく回るなら、Port Arthur Historic Site付きの1日ツアーが便利です。




タスマン・アイランド周辺の見どころ

Tasman Arch

Tasman Archは、海食洞の天井の一部が残って巨大なアーチになった地形です。

Eaglehawk Neckから近く、駐車場から短い距離で見学できます。

2026年は施設整備に伴う一時閉鎖が発生しているため、旅行日にTasmania Parks and Wildlife Serviceの最新アラートを確認してください。

再開後も工事や天候で経路が変わる場合があります。

Devils Kitchen

長い浸食によってできた深い海食地形で、上から荒い波と岩壁を見下ろします。

Tasman Archと同じ周辺にあり、通常は短時間で組み合わせられます。

崖の下へ降りられる場所ではありません。柵を越えず、強風時は帽子や荷物に注意してください。

2026年の施設工事による閉鎖・通行変更を確認してください。

Tasman Blowhole

海食洞の奥が崩れ、波が岩の通路へ押し込まれる地形です。

海況がよい日には静かに見え、荒れた日には水しぶきと大きな音が発生します。

駐車場、トイレ、周辺の飲食店を利用しやすく、ドライブの休憩地点になります。

Remarkable Cave

Port Arthurの南にある海食洞で、駐車場から階段を下りた展望場所から見学します。

往復約15分の短いコースですが、階段は急で、濡れていると滑ります。

満潮と高波では洞窟内へ波が入り、展望場所でも水しぶきを受けることがあります。

洞窟へ入ったり、岩場へ降りたりせず、表示された展望経路を利用してください。

Cape Hauy

Fortescue Bayから往復約9.4キロ、4時間、Grade 3の人気ウォークです。

急な階段が続き、岬の先からThe Totem Pole、The Candlestick、海岸の断崖を見下ろします。

クルーズと同じ日に歩くには時間と体力が不足しやすいため、別日に分けるかFortescue Bay周辺へ宿泊してください。

Cape Raoul

柱状の断崖と外洋を望む往復約14キロ、約5時間、Grade 4のウォーキングです。

クルーズで見るCape Pillarとは異なる角度から、タスマン半島の海岸地形を楽しめます。

雨、霧、強風、日没を考え、十分な水、食料、防寒具を用意してください。

海鳥・オットセイ・クジラ

タスマン半島の海岸では、オーストラリアオットセイが岩礁で休む姿を見られることがあります。

イルカが船首の波へ近づき、短い時間並走する場合もあります。

海鳥では、アホウドリ、オーストラリアカツオドリ、ウ、ミズナギドリ、ウミワシ、ハヤブサなどが見られます。

タスマン・アイランドはフェアリープリオンの重要な繁殖地です。繁殖期には非常に多くの海鳥が島周辺を飛びます。

ザトウクジラとミナミセミクジラは回遊時期に見られる可能性がありますが、クジラ専門の観察ツアーではなく、目撃は保証されません。

動物との距離、船の速度、進路は、海況と野生動物への影響を考慮して乗務員が判断します。

食事と休憩

ホバート発1日ツアー

通常の1日ツアーとPort Arthur Historic Site付きプランには、モーニングティーと昼食が含まれます。

食事はタスマン半島の提携カフェや施設で提供されます。

アレルギー、ベジタリアン、宗教上の食事制限がある場合は、予約時に申告してください。

Port Arthur発クルーズ

3時間のクルーズだけに参加する場合、通常は昼食が含まれません。

Port Arthur Historic Site周辺、Nubeena、Eaglehawk Neckなどで食事を取れます。

午前便の前は食べすぎず、軽めの朝食を取ると船酔い対策になります。

船内の飲食

オープンボートで揺れと風があるため、クルーズ中に通常の食事を取る環境ではありません。

必要な薬、水、軽い飴などは、乗務員の案内に従って持参してください。

アルコールを飲んでの乗船は避けます。

Eaglehawk Neck

Blowhole周辺には、フィッシュアンドチップス、カフェ、軽食を扱う店があります。

営業日と営業時間は季節によって変わり、夕方早く閉店することがあります。

Port Arthur

Port Arthur Historic Site内と周辺にはカフェ、レストラン、宿泊施設の飲食店があります。

夕食を予定する場合は、特に冬と週末に予約してください。

宿泊エリアの選び方

ホバートCBD

ホバート発1日ツアーへ参加する人に最も便利です。

Franklin Wharf周辺へ徒歩で行けるホテルなら、早朝集合でも移動しやすくなります。

ツアー帰着後の夕食、空港移動、市内観光の選択肢も豊富です。

Port Arthur

個人で午前クルーズへ参加する人、Port Arthur Historic Siteもゆっくり見たい人に向いています。

朝の90分運転を避けられ、クルーズ後も急いでホバートへ戻る必要がありません。

飲食店が限られるため、夕食の営業時間と宿泊施設のレストランを確認してください。

Eaglehawk Neck

Tasman Arch、Devils Kitchen、Blowhole、Waterfall Bay、海岸クルーズを組み合わせたい人に便利です。

小規模な宿泊施設が中心で、夜は静かです。

Port Arthurのクルーズ受付までは車で約20~25分を見てください。

Nubeena

スーパー、燃料、日常的な施設を利用しやすく、タスマン半島を複数日回る拠点になります。

Port Arthur、Cape Raoul、White Beach方面へ分かれやすい位置です。

Fortescue Bay

Cape Hauy、Three Capes Track、キャンプを目的にする人向けです。

クルーズ受付から離れ、道路の一部に未舗装区間があります。

キャンプ場は予約、国立公園パス、食料、水、火気規制の確認が必要です。

宿泊エリア 向いている人
ホバートCBD 送迎付き1日ツアー、市内観光。
Port Arthur 自走クルーズ、流刑地跡、朝の余裕。
Eaglehawk Neck 海岸地形、短い散策、静かな滞在。
Nubeena 買い物、燃料、半島周遊。
Fortescue Bay Cape Hauy、キャンプ、ハイキング。



タスマン・アイランドのモデルコース

ホバート発・通常の1日ツアー

時間帯 モデルプラン
7時15分頃 ホバートのPennicott Wilderness Journeys Booking Centreでチェックイン。
7時30分頃 専用バスでタスマン半島へ出発。
9時15分頃 到着、モーニングティー、乗船準備。
10~13時頃 タスマン・アイランド・クルーズ。
13時15分頃 昼食とタスマン半島の周辺観光。
16時30分頃 ホバートへ出発。
18時頃 ホバート帰着。

クルーズと自然景観を中心に楽しみ、運転を避けたい人向けです。

ホバート発・Port Arthur Historic Site付き

時間帯 モデルプラン
7時15分頃 ホバートでチェックイン。
7時30分頃 専用バスで出発。
10~13時頃 約3時間のクルーズ。
13時30分頃 Port Arthur Historic Siteで昼食と自由見学。
16時30分頃 ホバートへ出発。
18時頃 ホバート帰着。

一日で海岸の自然と流刑地跡を見られますが、史跡を細部まで見るには時間が限られます。

レンタカー・クルーズとPort Arthur

時間帯 モデルプラン
7時頃 ホバート出発。
9時前 Port Arthur到着、受付とトイレ。
10~13時頃 タスマン・アイランド・クルーズ。
13時30分頃 昼食。
午後 Port Arthur Historic Siteを見学。
夕方 Port ArthurまたはNubeena泊。

同日にホバートへ戻ることもできますが、一泊すると疲労と夜間運転を減らせます。

レンタカー・海岸地形中心の日帰り

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバートからPort Arthurへ。
午前 3時間クルーズ。
午後 Remarkable Cave、Eaglehawk Neck方面へ移動。
午後後半 Blowhole、再開状況に応じTasman Arch、Devils Kitchen。
夕方 明るいうちにホバートへ戻る。

2026年の工事閉鎖を確認し、閉鎖中はWaterfall Bayや別の展望地へ変更してください。

タスマン半島1泊2日

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートからEaglehawk Neckへ。Blowholeなどを見学。
1日目午後 Port Arthur Historic Site。
1日目夜 Port ArthurまたはNubeena泊。
2日目午前 タスマン・アイランド・クルーズ。
2日目午後 Remarkable Caveまたは短い海岸散歩。
2日目夕方 ホバートへ。

クルーズと史跡を別日に分けるため、天候変更にも対応しやすい日程です。

ハイキングを加える2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 ホバートから移動、Eaglehawk NeckとPort Arthur。
2日目 クルーズと半島内観光。
3日目 天候に応じCape HauyまたはCape Raoulを歩く。

長いウォーキングはクルーズと同日に入れず、強風時に別の短いコースへ変更できるようにします。

海況・寒さ・運転の注意

夏でも真冬のつもりで防寒する

海上はホバート市内より大幅に寒く感じます。

防水用の外套の下に、長袖、フリース、暖かいジャケット、帽子、手袋を重ねます。

足元も冷えるため、素足のサンダルは避けてください。

クルーズのルートは固定ではない

Port ArthurとEaglehawk Neck間のどちら側から進むか、どの洞窟へ近づくかは海況で変わります。

特定の岩、動物、撮影角度を必ず見られるとは限りません。

安全を理由とするルート変更は、見どころの省略ではなく、当日の海を楽しむための判断です。

船酔いを我慢しない

外洋では揺れが急に強くなることがあります。

酔い止めは用法に従い、乗船前に使用してください。

気分が悪くなったら早い段階で乗務員へ知らせ、遠くの水平線を見るようにします。

スマートフォンと帽子を固定する

船上では強い風と急な揺れがあります。

スマートフォンはストラップを使い、帽子はあごひも付きか、風の強い場所では外します。

落下物を回収するために船が戻れるとは限りません。

船内では立ち歩かない

撮影のために立つ場合も、乗務員の案内に従い、手すりを使います。

波が来る時に座席間を移動すると転倒する危険があります。

子どもを座席の上へ立たせないでください。

崖の上では柵を越えない

周辺の展望地とウォーキングには、柵のない崖や強風を受ける場所があります。

写真を撮りながら後ろへ下がらず、足元を先に確認します。

ドローンは国立公園の許可条件を確認せず飛ばさないでください。

クルーズ中止時の予定を用意する

安全上の理由でクルーズが変更または中止になる場合があります。

Port Arthur Historic Site、Remarkable Cave、Eaglehawk Neck、短い海岸散歩など、陸上の代替案を考えておくと安心です。

返金、日付変更、取消条件は予約先の規定に従います。

夜間運転を避ける

タスマン半島の道路には、夕暮れ以降にワラビー、パデメロン、ポッサムなどが出ます。

クルーズ後に疲れている場合は、Port Arthur周辺へ宿泊してください。

やむを得ず運転する場合は速度を落とし、急ハンドルを避けます。

レンタカーの燃料

Port Arthur、Nubeena周辺に給油場所はありますが、24時間営業とは限りません。

ホバートまたはSorellで燃料を確認し、残量に余裕を持って半島へ入ってください。

2026年の施設閉鎖

Tasman ArchとDevils Kitchenでは、2026年4月15日から9月18日までの予定で施設改善工事による閉鎖が案内されています。

工期は変更される場合があります。訪問前にTasman National Parkの公式アラートを確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

海上では乗務員の指示に従い、陸上の圏外地域では近くのレンジャー、施設、他の旅行者へ助けを求めてください。

タスマン・アイランドへは通常上陸しない

検索結果や写真だけで「島へ渡って灯台を見学できる」と考えないようにしてください。一般的な観光はPort Arthur発のクルーズで、島とCape Pillarを海上から見る体験です。



タスマン・アイランドに関するよくある質問(FAQ)

タスマン・アイランドへ上陸できますか?

通常の観光では上陸できません。島は高い崖に囲まれ、一般向けの定期船と安全な通常上陸施設がありません。観光ではクルーズから島と灯台を見ます。

ホバートからクルーズへ参加できますか?

ホバート発着の1日ツアーがあります。往復バス、モーニングティー、昼食、約3時間のクルーズが含まれます。

クルーズは何時間ですか?

約3時間です。午前便は通常10時頃から13時頃、夏期の午後便は14時頃から17時頃です。

ポート・アーサー発の料金はいくらですか?

2026年7月現在、3時間クルーズは大人AU$190、子ども3~16歳AU$115です。料金は改定される場合があります。

冬も運航しますか?

午前便はChristmas Dayを除き通年運航する案内です。ただし、海況と安全上の理由で変更または中止になる場合があります。

クジラは必ず見られますか?

保証されません。回遊時期にザトウクジラやミナミセミクジラが見られることがありますが、主目的は海岸景観と海洋生態系の観察です。

船にトイレはありますか?

あります。ただし狭く、階段を使います。出発前にBooking Centreのトイレを利用しておくと安心です。

どちらのトラベルドンキーツアーがおすすめですか?

クルーズと自然を重視するなら通常の1日ツアー、初めてのタスマン半島旅行で流刑地跡も見たいならPort Arthur Historic Site付きプランが向いています。

タスマン・アイランドに関する参考情報

まとめ:タスマン・アイランドは海上から見る

タスマン・アイランドは、Cape Pillar沖に浮かぶ断崖の島で、1906年に点灯した灯台、海鳥の繁殖地、荒々しい海岸景観で知られています。

一般旅行者が定期船で上陸する島ではなく、Port Arthur発の約3時間クルーズから眺めるのが基本です。

クルーズでは、Cape Pillarの高い断崖、Tasman Island Lighthouse、海食洞、滝、オットセイ、イルカ、海鳥などを、当日の海況に合わせたルートで巡ります。

ホバート発着の通常1日ツアーはクルーズと自然観光を重視する人、Port Arthur Historic Site付きプランは自然と流刑地跡を一日で見たい人に向いています。

真夏でも海上は冷えます。暖かい重ね着、帽子、手袋、酔い止めを用意し、風と波を含めてタスマン半島らしい体験を楽しんでください。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

ホバートから北東へ車で約1時間15分、Triabunna(トリアブンナ)の港からフェリーで渡るマライア島(Maria Island)は、島全体が国立公園に指定されたタスマニア東海岸の自然保護区です。

島内には一般車両が入れず、移動は徒歩または自転車。フェリーが着くDarlington(ダーリントン)周辺では、ウォンバット、フォレスターカンガルー、ワラビー、ケープバレンガンが草地を歩き、歴史ある囚人施設の建物が静かに残されています。

海岸では、褐色と白の模様が浮かぶPainted Cliffs(ペインテッド・クリフ)、約3億年前の海洋生物の化石が見られるFossil Cliffs(フォッシル・クリフ)が代表的な見どころです。

日本からの旅行者が注意したいのは、島内に店、カフェ、ATMがなく、飲料水も十分に用意されていない点です。昼食、飲み物、雨具、歩きやすい靴を持参し、ゴミはすべて本土へ持ち帰ります。

フェリーは事前予約が必須で、TriabunnaのMaria Island Gatewayへ出航45分前までにチェックインします。島から戻る最終便に乗り遅れると、その日のうちにホバートへ帰れません。

車を運転しない人、フェリーと国立公園パスの手配をまとめたい人には、ホバート発着のマライア島・アクティブ1日ツアーが便利です。本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの商品も詳しくご紹介します。

この記事では、日本から訪れる旅行者に向けて、ホバートからの行き方、フェリー料金と時刻表、国立公園パス、歩き方、自転車、見どころ、野生動物、持ち物、宿泊、モデルコース、安全上の注意までまとめます。




マライア島とは?

マライア島国立公園は、タスマニア東海岸に浮かぶ島全体を保護する国立公園です。

英語名Maria Islandの発音は、一般的な女性名の「マリア」ではなく、英語では「マライア」に近くなります。

フェリーはTriabunnaとDarlingtonを結び、所要時間は約45分です。

島内には一般車両、舗装された観光バス、土産店、カフェがなく、徒歩と自転車で景色、野生動物、歴史を楽しみます。

Darlingtonはオーストラリア囚人遺跡群の一つとして世界遺産に登録され、島の北側には短時間で回れる見どころが集まっています。

名称 マライア島国立公園(Maria Island National Park)
所在地 タスマニア州東海岸、Triabunna沖
アクセス Triabunnaから旅客フェリーで約45分
島内交通 徒歩または自転車
代表的な見どころ Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs
代表的な動物 ウォンバット、カンガルー、ワラビー、ケープバレンガン
おすすめ滞在 日帰り~2泊以上
必要なもの フェリー予約、国立公園パス、食料、水

初めての日帰りなら北側に絞る

Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、野生動物観察を組み合わせれば、車のない島らしさを一日で十分に楽しめます。Bishop and Clerkや島南部まで一日に詰め込まない方が安全です。

先住民文化と島の歴史

マライア島は、Oyster Bay nationに属するPuthikwilaytiの人々が暮らしてきたCountryです。

先住民の人々は、島をwukaluwikiwaynaと呼び、本土との間をカヌーで渡りながら、海岸、森、海、季節の食料と深く関わってきました。

1825年に英国植民地政府の囚人収容地となり、脱走の多さでも知られました。

1842年からは囚人の労働と更生を目的とするProbation Stationとして使用され、1850年に主要な囚人施設が閉鎖されました。

19世紀末にはイタリア人実業家Diego Bernacchiがセメント、ワイン、農業、ホテルなどの産業化を試み、現在も煙突や工場跡が残ります。

1971年に国立公園となり、2010年にはDarlington Probation Stationが「オーストラリアの囚人遺跡群」の構成資産として世界遺産に登録されました。

野生動物だけではない島

マライア島は、先住民文化、囚人制度、農業、工業化、自然保護が重なる場所です。Darlingtonの案内板とCommissariat Storeの展示を読んでから歩くと、残された建物の意味が分かりやすくなります。



ホバートからマライア島への行き方

レンタカーごとフェリーへ乗れますか?
一般車両は島へ持ち込めません。車はTriabunnaに駐車し、フェリーへは人と荷物だけで乗ります。島内は徒歩または自転車です。

ホバートからTriabunnaへ

フェリーは、ホバートから約86キロ離れたTriabunnaから出発します。

車ではTasman Highway(A3)を北東へ進み、通常約1時間15分です。

朝の通勤、道路工事、雨、動物の飛び出しを考え、地図アプリの最短時間より余裕を持って出発してください。

Maria Island GatewayはCharles StreetとEsplanade Westの角、Triabunna Wharfの隣にあります。

日帰り利用者は港周辺の指定駐車場へ車を置き、貴重品を車内に見える状態で残さないでください。

マライア島フェリー

Encounter Maria IslandがTriabunna~Darlington間の旅客フェリーを運航しています。

所要時間は約45分で、海況により揺れと到着時刻が変わります。

フェリー予約は必須です。混雑期は満席になるため、旅行日が決まり次第予約してください。

乗船券は往路と復路の両方で提示できるよう、スマートフォンと印刷した控えの両方を用意すると安心です。

2026年のフェリー料金

2026年7月現在のEncounter Maria Island公式料金は次のとおりです。

券種 大人 子ども4~16歳 0~3歳
同日往復 AU$59.00 AU$36.50 無料
別日往復・宿泊 AU$70.00 AU$43.00 無料

オーストラリアの対象カードを持つ人向けConcessionと、オーストラリアの中高生向けStudent料金があります。

日本の学生証、シニア証明、障害者手帳が自動的に割引対象になるとは限りません。

フェリー料金とは別に、マライア島国立公園の有効なパークパスが必要です。

季節別のフェリー時刻表

時刻表は需要、安全な海況、メンテナンスによって変更されます。予約画面に表示される便が最終的な基準です。

期間 Triabunna発 マライア島発
9~4月 8:30、10:00、11:30、15:15 9:15、10:45、14:30、16:15
5~8月 10:00、11:30、15:15 10:45、14:30、16:15

夏期はChristmas Dayを除き原則毎日、冬期は火曜日と木曜日に通常便がありません。

日帰りの場合は、帰りの最終便を必ず確認し、乗船時刻の十分前にDarlingtonの桟橋へ戻ります。

チェックインと荷物

全ての乗客は、出航45分前までにMaria Island Gatewayでチェックインします。

国立公園パスの確認、荷物の受付、安全説明があるため、乗船開始時刻ではなくチェックイン時刻から逆算してください。

日帰り券には、約7キロまで、600×400×300ミリ以内の小型手荷物1個が含まれます。

宿泊券には小型手荷物1個に加え、1個17キロまでの大型荷物2個が含まれます。

船へ乗る際は、揺れる桟橋で手すりを持てるよう、少なくとも片手を空けてください。

島内に車は持ち込めない

一般旅行者の車、レンタカー、オートバイは島へ持ち込めません。

到着後は徒歩、持参した自転車、または予約したレンタサイクルで移動します。

舗装された歩道だけではなく、砂利道、草地、砂浜、ぬかるみがあります。

大きなスーツケースを持つ日帰り観光には向きません。ホバートのホテルへ預け、小さなデイパックで参加してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

マライア島・アクティブ1日ツアー

マライア島・アクティブ1日ツアーは、ホバートからTriabunnaへの送迎、往復フェリー、国立公園入園、英語ガイド付きの島内ウォーキングを組み合わせた一日ツアーです。

Darlingtonの世界遺産登録された囚人施設、Painted Cliffs、Fossil Cliffsを歩きながら、ウォンバット、ワラビー、カンガルー、ケープバレンガンなどを探します。

島内で約5時間を過ごし、合計8~10キロ程度歩くアクティブな内容です。

2026年7月現在、同ツアーは大人AU$215前後から案内されています。トラベルドンキーの商品ページで、参加日の最新料金、催行日、子どもの年齢条件を確認してください。

昼食は通常含まれません。ホバート出発前またはTriabunnaで購入し、十分な水と一緒に持参します。

ツアーの主な流れ

時間帯 主な内容
6時40分頃 ホバート中心部の指定場所へ集合。
早朝 ガイド車両でTriabunnaへ移動。
午前 フェリーでマライア島へ。
午前~午後 Darlington、野生動物、Painted Cliffs、Fossil Cliffsを徒歩観光。
持参した昼食を屋外で食べる。
午後 フェリーと車両でホバートへ。
17時頃 ホバート中心部へ帰着。

訪問順序は、潮位、天候、野生動物、フェリー時刻、参加者の歩行状況によって変わります。

Painted Cliffsは干潮に近い時間の方が岩場へ安全に近づきやすいため、ガイドが当日の潮位を見て順序を決めます。

ツアーと個人観光の比較

項目 アクティブ1日ツアー 個人観光
ホバートからの移動 含まれる レンタカーまたはシャトルを手配
フェリー 含まれる 自分で予約
パークパス 含まれる 自分で購入
島内案内 英語ガイド セルフガイド
歩行距離 約8~10キロ 自分で調整
向いている人 運転せず主要名所を効率よく回りたい 自由時間、自転車、宿泊を重視

英語ガイドと長めの徒歩観光に問題がなければツアーが便利です。Painted Cliffsだけをゆっくり見たい人、Bishop and Clerkへ登る人、島内泊を希望する人は個人手配が向いています。

旅行前に知っておきたいこと

日帰りと宿泊の選び方

滞在 できること
日帰り・徒歩 Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、野生動物。
日帰り・自転車 北部の見どころを広く回り、Frenchs Farm方面へ足を延ばす。
1泊 夕方と早朝の野生動物、静かなDarlington、長めの散歩。
2泊以上 Bishop and Clerk、Mount Maria、島南部、キャンプ。

日帰りで北部と南部、山歩きを全て組み合わせることはできません。フェリー時刻から逆算し、戻れる範囲に絞ってください。

国立公園パス

マライア島へ入る全ての旅行者に有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

2026年7月現在、徒歩またはフェリーで訪れる1人用24時間パスはAU$24.55です。

タスマニア各地の国立公園を回る旅行者には、最長2か月有効のHoliday Person Pass AU$49.20、レンタカー旅行ではHoliday Vehicle Pass AU$98.35が使いやすい場合があります。

フェリー予約時に追加するか、TriabunnaのMaria Island Gatewayでチェックイン時に購入できます。

食料と飲料水

島内に店、カフェ、レストラン、自動販売機はありません。

昼食、行動食、十分な飲料水をTriabunnaへ到着する前に用意してください。

Darlingtonの指定された蛇口に水がありますが、飲用には浄水タブレットを使うか、少なくとも1分間煮沸する必要があります。

水量は限られるため、日帰りでも満水のボトルを本土から持参します。

野生動物へ食べ物を与えず、バッグを開けたまま地面へ置かないでください。

トイレ・シャワー・電気

Darlingtonにはトイレ、バーベキューシェルター、Mess Hall、キャンプ設備があります。

インフラ工事の影響で、2026年7月時点ではDarlingtonのシャワーが利用できないと案内されています。

Penitentiaryの宿泊室には電気がありません。

島内に一般旅行者向けの充電施設はないため、モバイルバッテリーを持参してください。

2025年12月から約9か月予定の工事により、Darlington周辺で重機、騒音、ほこり、通行変更が発生する場合があります。

持って行きたいもの

  • 昼食、軽食、十分な飲料水
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 滑りにくい歩行用シューズ
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • モバイルバッテリー
  • 小型救急用品
  • フェリー券とパークパスの控え
  • ゴミを持ち帰る袋
  • 酔い止め
  • オフライン地図

島は海風が強く、夏でも天候が変わると冷えます。綿の薄着だけではなく、雨と風を防ぐ服を用意してください。

バリアフリー

フェリーの桟橋は波で動き、乗降時に傾斜と段差があります。

Darlingtonの主要建物と周辺には比較的平坦な場所がありますが、路面は砂利、草、土です。

Painted Cliffsの岩場、Fossil Cliffs、山道は車椅子や歩行補助具には向きません。

車椅子、歩行器、ベビーカーを持参する人は、フェリー会社とParks & Wildlife Serviceへ乗降、荷物、利用可能な経路を事前に確認してください。

気候とベストシーズン

マライア島は海に囲まれ、気温の数字より風と湿気で寒く感じます。

夏の平均最高気温は20~22℃前後で、30℃を超える日は多くありません。

冬の平均最高気温は13℃前後、最低気温は7~8℃前後です。

季節を問わず雨、海霧、強風があり、フェリーとウォーキングの条件が変わります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 14.0℃
2月 21.0℃ 13.8℃
3月 20.1℃ 13.2℃
4月 17.7℃ 11.4℃
5月 15.2℃ 9.7℃
6月 13.1℃ 8.2℃
7月 12.7℃ 7.5℃
8月 13.5℃ 7.6℃
9月 15.1℃ 8.4℃
10月 16.5℃ 9.4℃
11月 17.9℃ 10.9℃
12月 19.8℃ 12.3℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Maria Island(Point Lesueur)長期平均値。

歩きやすさと日照時間のバランスでは10~4月が利用しやすい時期です。夏はフェリーを早めに予約し、冬は運休日と短い日照時間を確認してください。

マライア島の主な観光エリア

Darlington

フェリーが到着する島北部の歴史地区で、Commissariat Store、Penitentiary、Mess Hall、旧工業施設、草地が集まります。

Darlington Probation Stationは、オーストラリアで最も完全な形に近い囚人のProbation Stationの一つです。

到着後はCommissariat Storeで地図、潮位、閉鎖情報、帰りのフェリー時刻を確認してください。

草地ではウォンバットやカンガルーが見られますが、建物の入口と歩道を塞がないよう距離を取ります。

Painted Cliffs

地下水に含まれる鉄分と海の浸食によって、砂岩に赤、黄、白、褐色の曲線模様ができた海岸です。

Darlingtonから往復を含む周回は約4.3キロ、1~2時間、Grade 3です。

岩棚へ安全に近づきやすいのは、干潮の前後約2時間です。

満潮時、高波、濡れた岩では近づかず、崖の上から直接降りようとしないでください。

Fossil Cliffs

石灰岩の中に約3億年前の海洋生物の化石が大量に残る海食崖です。

Darlingtonからの周回は約4.5キロ、1時間~2時間半、Grade 3です。

採石場跡の岩肌では、貝の形をした化石を近くで観察できます。

化石、石、貝殻は持ち帰らず、崖の縁と崩れやすい斜面へ近づかないでください。

Darlington Bay

フェリー桟橋の周辺に広がる比較的穏やかな湾です。

透明度の高い日には、桟橋から魚、海藻、ヒトデなどを見られます。

Maria Island Marine Reserveの一部で、区域によって釣りと採取が禁止されています。

生き物、貝殻、海藻を持ち帰らず、案内表示を確認してください。

Hopground Beach

Painted Cliffsへ向かう途中にある白い砂浜です。

景色が穏やかでも監視員はいません。

泳ぐ場合は水温、風、波、体調を確認し、単独で沖へ出ないでください。

日帰りでは着替えとタオルを持ち歩く必要があるため、散歩と休憩だけでも十分楽しめます。

島南部

Frenchs Farm、Encampment Cove、Point Lesueur、McRaes Isthmusなど、北部より静かな場所が広がります。

徒歩では一日以上、自転車でも十分な時間と体力が必要です。

携帯電話、飲料水、施設が限られるため、日帰りで無理に南部まで行かず、宿泊計画を立ててください。

マライア島のおすすめの楽しみ方

ウォンバットを探す

Darlingtonの草地では、日中でもウォンバットが草を食べる姿を見られることがあります。

野生動物のため、必ず見られるとは限りません。

最低2メートルの距離を保ち、進行方向を塞がず、子どもを背中へ乗せようとしないでください。

自撮りのために近づく、触る、餌を与える行為は禁止です。

囚人施設を歩く

Darlington Township Walkは約1キロ、30分~2時間、Grade 2です。

Commissariat Store、Penitentiary、Chapel、工場跡などを歩き、囚人時代とBernacchi時代の産業化を学びます。

建物の公開状況は工事と保全作業で変わるため、現地表示に従ってください。

Painted Cliffsを歩く

潮位が合えば、模様のある岩壁と海の反射を間近で見られます。

予約前に潮位を完全に固定することは難しいため、到着時にGatewayまたは島内掲示の情報を確認します。

岩場が水に覆われている場合は引き返し、写真のために波打ち際へ無理に入らないでください。

Fossil Cliffsを歩く

海、崖、草地、歴史的な採石場を組み合わせた周回です。

風が強い日は崖沿いで体感温度が下がります。

Painted Cliffsと同じ日に歩く場合、合計で8~10キロ前後になり、ツアーでも一般的な一日行程です。

自転車で巡る

島内レンタサイクルは、フェリー予約時に少なくとも24時間前までに申し込むことが推奨されています。

2026年7月現在、マウンテンバイクは大人1日AU$40、子ども1日AU$30です。

ヘルメットが含まれ、対象は通常7歳以上です。

道路と車両用トラックを走り、歩行者専用トラックでは自転車を使わないでください。

20リットルを超える、または7キロを超えるバックパックを背負っての走行は認められていません。

海水浴・シュノーケリング

Darlington BayとPainted Cliffs周辺は比較的保護され、透明な海でシュノーケリングを楽しめる日があります。

監視員、レンタル用品、温水シャワーはありません。

水温が低く、風と潮が変化するため、経験、装備、同行者がある人向けです。

Marine ReserveのNo-take zoneでは魚、貝、海藻、死んだ貝殻も採取しないでください。




マライア島のそのほかの見どころ・ウォーキング

Bishop and Clerk

Darlingtonから往復約11キロ、4~5時間、Grade 4の本格的な山歩きです。

標高約620メートルの岩峰から、島北部、Freycinet Peninsula、海岸線を見渡せます。

終盤は大きな岩場とスクランブリングがあり、急な落差と露出した場所を通ります。

強風、雨、霧の日は登らず、日帰りの場合はフェリー時刻へ十分な余裕を残してください。

Mount Maria

島の最高地点へ向かう往復約16キロ、約6時間、Grade 4のコースです。

森林、開けた斜面、岩場を進み、山頂付近から南北の湾とTasman Peninsula方面を望みます。

日帰りフェリーで挑戦するには時間管理が難しく、経験者でも宿泊を組み合わせる方が安全です。

Encampment Cove

島西岸の静かな入り江で、キャンプ場と1920年代の建物跡があります。

Darlingtonから往復約26キロ、徒歩約8時間、自転車約4時間が目安です。

水、食料、キャンプ用品を運ぶ必要があり、都市型のキャンプ場ではありません。

Frenchs Farm

島の南寄りにあるキャンプ場で、山と海に囲まれた静かな場所です。

Darlingtonから長距離の移動になり、自転車または徒歩の宿泊旅行向けです。

設備は基本的で、飲料水、食料、調理用品、ゴミ袋を自分で準備します。

McRaes Isthmus

島の北部と南部をつなぐ細い砂州で、Riedle BayとShoal Bayの異なる表情を一度に楽しめます。

Darlingtonから往復約28キロ、徒歩約8時間、自転車でも一日がかりです。

日帰りの徒歩観光には向かず、宿泊旅行または十分な経験のあるサイクリスト向けです。

Point Lesueur

島西岸に残る囚人施設、工業化、農業の歴史を感じられる地域です。

観光客が集中するDarlington周辺より静かで、長距離の徒歩または自転車旅行で訪れます。

歴史的な遺構へ登ったり、石や金属片を持ち帰ったりしないでください。

野生動物と野鳥

マライア島では、ウォンバット、フォレスターカンガルー、ベネットワラビー、タスマニアパデメロン、ケープバレンガン、タスマニアネイティブヘンなどを比較的見つけやすいことで知られています。

絶滅危惧種の保護を目的として、1960年代以降に複数の動物が島へ導入されました。

タスマニアデビルはDevil Facial Tumour Diseaseから守る保険個体群として、2012年に島へ導入されました。

島ではタスマニア固有鳥12種のうち11種が確認され、フォーティ・スポッテッド・パーダロート、グリーンローゼラ、オナガイヌワシなどが生息します。

海岸ではイルカ、オットセイ、海鳥、回遊期のクジラが見える場合があります。

動物から最低2メートル離れ、餌を与えず、フラッシュ撮影を避け、親子の間へ入らないでください。

食事と買い物

島内に店とカフェはない

マライア島には、食事を購入できる店、カフェ、レストラン、自動販売機がありません。

日帰りでも昼食、軽食、水をすべて持参します。

ツアー参加者も昼食が含まれない場合があるため、予約確認書を読み、集合前に購入してください。

Triabunnaで購入する

Triabunnaにはスーパーマーケット、ベーカリー、カフェ、持ち帰り店があります。

早朝は開店前の店もあるため、前日にホバートで購入しておく方が確実です。

冷蔵が必要な食べ物は、小型の保冷バッグと保冷剤を使います。

島で食べる場所

DarlingtonのMess Hall、バーベキューシェルター、屋外のピクニックテーブルを利用できます。

強風の日は食べ物の包装が飛びやすく、野生動物が近づくことがあります。

食事中もバッグを閉じ、食べ残しとゴミを全て持ち帰ってください。

飲料水

島内の蛇口の水は、そのまま飲める飲料水として保証されていません。

指定された水を利用する場合は、浄水タブレットまたは1分以上の煮沸が必要です。

日帰りなら本土から1人1.5~2リットル程度を目安に持参し、暑さと歩行距離に応じて増やしてください。

宿泊方法の選び方

Darlington Penitentiary

世界遺産の旧Penitentiary内に、簡素な二段ベッド式の宿泊室があります。

6人部屋が9室、14人部屋が1室あり、2026年7月現在、6人部屋は1室1泊AU$95、14人部屋はAU$150です。

マットレス、テーブル、椅子、薪ストーブがありますが、電気はなく、トイレは別棟です。

寝袋、食料、照明、調理用品、飲料水処理用品を持参します。

Darlington Campground

フェリー桟橋と歴史地区に近く、初めての島内キャンプに利用しやすい場所です。

キャンプ料金と国立公園パスが別途必要です。

繁忙期、設備工事、火気規制の情報を確認し、暗くなる前に設営してください。

Frenchs Farm・Encampment Cove

島南部を歩く、または自転車で回る人向けの遠隔キャンプ場です。

Darlingtonから距離があり、忘れ物を買い足せません。

天候、体力、荷物重量、帰りのフェリーを考え、経験者が余裕のある日程で利用してください。

Triabunna

朝早いフェリーに乗る場合は、前日にTriabunnaまたはOrfordへ宿泊する方法があります。

出航45分前のチェックインへ余裕を持ちやすく、食料の購入と駐車も落ち着いて行えます。

ホバート

日帰りツアーへ参加する場合は、集合場所へ行きやすいホバート中心部の宿泊が便利です。

個人で朝のフェリーへ向かう場合は、早朝にレンタカーで約1時間15分移動します。

宿泊方法 向いている人
Darlington Penitentiary 歴史、簡素な室内泊、早朝の野生動物。
Darlington Campground 初めての島内キャンプ、北部観光。
Frenchs Farm・Encampment Cove 自転車、長距離徒歩、経験者。
Triabunna・Orford 早いフェリー、個人手配。
ホバート 日帰りツアー、都市観光との組み合わせ。



マライア島のモデルコース

初めての日帰り・徒歩コース

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバートからTriabunnaへ移動。
出航45分前 Maria Island Gatewayでチェックイン。
午前 フェリーでDarlingtonへ。歴史地区と野生動物を見学。
昼前 潮位に合わせてPainted Cliffsへ。
持参した昼食。
午後 Fossil Cliffs周回。
帰路 最終便より早い時間に桟橋へ戻る。

Painted CliffsとFossil Cliffsを両方歩くと8~10キロ前後になります。写真と休憩の時間を含めて計画してください。

マライア島・アクティブ1日ツアー

時間帯 モデルプラン
6時40分頃 ホバート中心部の指定場所へ集合。
早朝 ガイド車両でTriabunnaへ。
午前 フェリーで島へ渡り、Darlingtonと野生動物を見学。
午前~午後 Painted Cliffs、Fossil Cliffsなどを徒歩観光。
持参した昼食。
午後 フェリーと車両でホバートへ。
17時頃 ホバート帰着。

歩行距離が長いため、観光バスから短時間だけ降りるタイプのツアーではありません。

自転車で北部を回る日帰り

時間帯 モデルプラン
午前 Darlingtonで予約済みの自転車を受取り、安全説明。
午前後半 Fossil Cliffsと北部の車両トラック。
Darlingtonまたは海岸で昼食。
午後 Painted Cliffsへは自転車を指定場所に置き、徒歩で岩場へ。
帰路 自転車を返却し、フェリーへ。

歩行者専用トラックへ乗り入れず、帰りのフェリー前に返却時間を確認してください。

Darlingtonに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 フェリー、Darlington、Painted Cliffs。
1日目午後 Fossil Cliffsまたは海岸散歩。
1日目夕方 Penitentiaryまたはキャンプ場へ。野生動物を静かに観察。
2日目午前 Darlingtonの歴史散歩、短い自転車または海岸散歩。
2日目午後 荷物をまとめ、フェリーでTriabunnaへ。

宿泊すると日帰り客が帰った後の静けさを楽しめますが、食料、照明、寝具、飲料水処理用品が必要です。

Bishop and Clerk登山・1泊2日

日程 モデルプラン
1日目 島へ渡り、Darlington周辺とPainted Cliffs。島内泊。
2日目早朝 天候と風を確認し、Bishop and Clerk往復。
2日目午後 余裕を持ってDarlingtonへ戻り、フェリーへ。

岩場と高度感がある経験者向けコースです。強風では中止し、Fossil Cliffsなどへ変更してください。

Triabunna前泊・朝の便を利用

日程 モデルプラン
前日 ホバートからTriabunnaまたはOrfordへ移動、食料購入。
当日早朝 港へ移動し、45分前チェックイン。
日中 島内を徒歩または自転車で観光。
夕方 Triabunnaへ戻り、ホバートまたは東海岸へ移動。

朝の運転と遅刻の不安を減らせるため、個人手配では使いやすい方法です。

野生動物・潮・天候の注意

フェリーは事前予約する

当日の空席だけを期待してTriabunnaへ行かないでください。

往路と復路を予約し、島発の最終便を把握します。

出航45分前までにGatewayでチェックインしてください。

帰りのフェリーに遅れない

島内に通常のホテル、レストラン、夜間の交通手段はありません。

ウォーキングの公称時間に、写真、野生動物、休憩、道迷いの余裕を加えます。

最終便の直前ではなく、早めにDarlingtonへ戻ってください。

Painted Cliffsは潮位を確認

岩棚へ安全に近づきやすいのは、干潮前後約2時間です。

波が岩棚を越えている時、濡れた岩、満潮、高波では進まないでください。

崖の上から岩場へ直接下りる経路はありません。

野生動物から2メートル離れる

ウォンバットが人を気にしないように見えても、触る、餌を与える、自撮りのために囲む行為は避けます。

動物の進行方向を空け、親子の間へ入らないでください。

糞、巣穴、羽、骨、卵を触ったり持ち帰ったりしないでください。

十分な水と食料を持つ

店、カフェ、自動販売機はありません。

島の水は処理が必要で、量も限られます。

予定より歩く時間が延びても困らない量を持参します。

天候が急変する

晴れた朝でも、雨、霧、冷たい風が短時間で入ることがあります。

防水ジャケット、重ね着、帽子を持ち、綿の服だけで長時間歩かないでください。

Bishop and ClerkとMount Mariaは強風時に登らないでください。

崖の縁へ近づかない

Fossil Cliffs、Bishop and Clerk、海岸の一部には柵のない落差があります。

写真を撮りながら後ろへ下がらず、足元と風を確認してください。

ドローンは国立公園の許可条件を確認せず飛ばさないでください。

自転車は歩行者を優先

砂利、砂、泥、野生動物の飛び出しがあります。

下り坂と見通しの悪い場所で速度を落とし、ヘルメットを着用します。

歩行者専用トラックへ乗り入れないでください。

海は監視されていない

Darlington BayとHopground Beachに常時のライフセーバーはいません。

水温、風、波、潮を確認し、単独で泳がないでください。

Marine ReserveのNo-take zoneでは釣りと採取をしないでください。

ゴミをすべて持ち帰る

島にゴミ収集サービスはありません。

食べ物の包装、ティッシュ、衛生用品、たばこの吸い殻を自分の袋へ入れ、本土へ持ち帰ります。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場所があるため、長距離ルートでは行程を第三者へ伝え、オフライン地図と救急用品を持参してください。

島には「何か買えるだろう」が通用しない

食料、飲料水、雨具、薬、モバイルバッテリーはTriabunnaへ到着する前に用意してください。忘れても島内で購入できません。



マライア島に関するよくある質問(FAQ)

ホバートからマライア島まで何時間ですか?

ホバートからTriabunnaまで車で約1時間15分、フェリーが約45分です。出航45分前のチェックインを含め、ホバート出発から島到着まで3時間前後を見てください。

レンタカーを島へ持ち込めますか?

一般車両は持ち込めません。車はTriabunnaへ駐車し、フェリーへ徒歩で乗ります。島内は徒歩または自転車で移動します。

フェリーは予約が必要ですか?

必須です。人気日は満席になります。往復便を事前予約し、出航45分前までにMaria Island Gatewayでチェックインしてください。

島内で昼食を買えますか?

買えません。店、カフェ、自動販売機はありません。昼食、軽食、十分な飲料水を本土から持参してください。

Painted Cliffsはいつでも見られますか?

上から景色を見ることはできますが、岩棚へ安全に近づきやすいのは干潮前後約2時間です。満潮、高波、濡れた岩では進まないでください。

ウォンバットは必ず見られますか?

Darlington周辺で見られる可能性は高いものの、野生動物なので保証されません。見つけても最低2メートル離れ、触ったり餌を与えたりしないでください。

国立公園パスは必要ですか?

必要です。フェリー料金とは別です。フェリー予約時に追加するか、TriabunnaのGatewayで購入できます。

運転しなくても日帰りできますか?

ホバート発着のツアーを利用できます。トラベルドンキーのマライア島・アクティブ1日ツアーは、送迎、フェリー、国立公園入園、英語ガイド付きウォーキングを含みます。

マライア島に関する参考情報

まとめ:車のない島では、歩ける距離から計画する

マライア島は、Darlingtonの世界遺産、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、ウォンバットをはじめとする野生動物を、一つの島で楽しめるタスマニア東海岸の国立公園です。

ホバートから個人で訪れる場合は、Triabunnaまで車で移動し、事前予約した旅客フェリーへ乗ります。一般車両は島へ持ち込めません。

島内に店とカフェはなく、水も処理が必要です。昼食、十分な飲み物、防水の上着、歩きやすい靴、ゴミ袋を必ず持参してください。

初めての日帰りでは、Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffsに絞ると、野生動物と歴史を落ち着いて楽しめます。

運転、フェリー、国立公園パスの手配をまとめ、英語ガイドと主要スポットを歩きたい人には、ホバート発着のマライア島・アクティブ1日ツアーが便利です。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

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