ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区の一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事はその後も延焼を続け、12月13日の16時時点で4335haまで広がっています。

シーニックワールド

シーニックワールドでは、昨日12月12日(金曜日)よりイースタン・ステーションの利用が再開され、スカイウェイのイースタン・ステーション発着が可能になりました。イースタン・ステーションからスカイウェイの往復の乗車、または、イースタン・ステーション、メイン・ステーションからの片道乗車も可能です。

明日12月13日(土曜日)より、ジャミソンバレー谷底のボードウォーク10分コースの再開が決定されました。この10分コースは、レイルウェイのベース・ステーションとケーブルウェイのベース・ステーションを結ぶボードウォークになります。

シーニックワールドのメイン・ステーションからレイルウェイに乗車してジャミソンバレー谷底まで下り、ボードウォークを歩いてケーブルウェイのベース・ステーションへ移動、ケーブルウェイにメイン・ステーションへ戻るという行程が可能になります。勿論、この逆のケーブルウェイで下り、レイルウェイで上がってメイン・ステーション戻る、あるいはそれぞれに往復乗車することもできます。

その他、シーニックワールドには、ボードウォークには30分コース、50分コースがありますが、これらは引き続き閉鎖となっています。また、火事の状況により再度この再開されたボードウォーク10分コースが閉鎖されることもございます。

ブルーマウンテンの展望台のアクセス可否状況の変更はございません。

立ち入り可能な展望台
  • カトゥーンバ滝
  • クリフビュー展望台
  • ハネムーンルックアウト
  • ルーラカスケード
  • オリンピアンロックとエリシアンロックルックアウト
  • サブライムポイント
  • リンカーンズロック(キングステーブルランド)
引き続き閉鎖されている展望台
  • ランドスライド展望台
  • サイクロラマポイント
  • マライタポイント
  • イーグルホーク展望台

シドニー市内

シドニー市内のPM2.5の指数は、昨日12月12日より「良い(Good)」とされる66を下回り、本日15時時点でPM2.5の指数は46と良い状態が続いています。

12日、13日とも、シドニー市内では煙たさや焦げ臭い臭いは感じられません。

関係機関へのリンク

ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区の一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事はその後も延焼を続け、12月11日の午前10時時点で3132haまで広がっています。

この山火事は西方向のナローネックを超えて、ジャミソンバレーからメガロンバレーに燃え移ったため、メガロンバレーのキャンプ場は閉鎖されました。

シーニックワールドでは、スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイとも運行されていますが、これらの全ての乗り物はメイン・ステーション発着の往復のみ乗車可能となります。

スカイウェイのイースト・ステーションからの乗車、レイルウェイとケーブルウェイのボトム・ステーションを結ぶボードウォークは閉鎖となっています。

エコーポイントも引き続きオープンしており、このエコーポイントからスリーシスターズまで歩いて行ける、スリーシスターズ・ウォークの散策路も立ち入りが可能になっています。

立ち入り可能な展望台
  • カトゥーンバ滝
  • クリフビュー展望台
  • ハネムーンルックアウト
  • ルーラカスケード
  • オリンピアンロックとエリシアンロックルックアウト
  • サブライムポイント
  • リンカーンズロック(キングステーブルランド)
引き続き閉鎖されている展望台
  • ランドスライド展望台
  • サイクロラマポイント
  • マライタポイント
  • イーグルホーク展望台

本日のエコーポイントは昨日と比較して、谷が濃い煙霧に覆われている状態であったとのことです。

ブルーマウンテン地方議会の発表では、リンカーンズロック(キングステーブルランド)は立ち入り可能となっていましたが、日本語ブルーマウンテンツアーを催行するDOA/TOURNET社によると、本日12月11日は立ち入り不可となっていたそうです。

12月11日のエコーポイント(DOA/TOURNET提供)

シドニー市内

シドニー市内のPM2.5の指数は、本日12月11日朝の時点では昨日の悪い状況から変わらず300台のかなり高い数値でしたが、午後になってから急速に改善し、17時時点ではシドニー市内に近接するロゼル地区において「良い」とされる57にまで下がっています。

環境局のWEBサイトで発表されているシドニー市内、クック・アンド・フィリップ・パークの数値が欠損している為シドニー市内中心部の数値は不明ですが、ロゼル地区はシドニー中心地より3km程度の距離なので、PM2.5の数値は大きくは変わらないものと思われます。

シドニー市内では煙により視界不良、臭いもなく、昨日欠航していたフェリーも通常運行されています。

しかしながら、シドニー上空高くが煙霧に覆われており、天気予報では「快晴」となっているのにこの煙霧によって陽がさえぎられ、地上では曇り、陽がほとんどささない状態となっています。

 ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区の一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事はその後も延焼を続け、12月10日の午前8時時点で2110haまで広がっています。

本日のブルーマウンテン地区は、大きな動きはありませんでした。

12月7日から再開されたシーニックワールドでは、スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイとも運行されていますが、これらの全ての乗り物はメイン・ステーション発着の往復のみ乗車可能となります。

スカイウェイのイースト・ステーションからの乗車、レイルウェイとケーブルウェイのボトム・ステーションを結ぶボードウォークは閉鎖となっています。

エコーポイントも引き続きオープンしており、このエコーポイントからスリーシスターズまで歩いて行ける、スリーシスターズ・ウォークの散策路も立ち入りが可能になっています。

立ち入り可能な展望台
  • カトゥーンバ滝
  • クリフビュー展望台
  • ハネムーンルックアウト
  • ルーラカスケード
  • オリンピアンロックとエリシアンロックルックアウト
  • サブライムポイント
  • リンカーンズロック(キングステーブルランド)
引き続き閉鎖されている展望台
  • ランドスライド展望台
  • サイクロラマポイント
  • マライタポイント
  • イーグルホーク展望台

本日のエコーポイントからの、スリーシスターズ及びジャミソンバレーの景観は、煙に覆われることもなく、焦げ臭さもほとんど感じれらなったとのことです。

12月10日のエコーポイント
12月10日のエコーポイントからの眺め(DOA/TOURNET提供)

シドニー市内

シドニー市内は朝からブルーマウンテン地区、 ゴスパーズ・マウンテン地区で発生している山火事の煙霧が流れ込み、強い焦げた臭いと視界不良を引き起こしています。

一度落ち着いていたPM2.5の数値は、シドニー市内13時の時点で323まで上がり、非常に大気質が悪い状態となっています。

環境局より心臓病または肺疾患のある人、高齢者、および子供は屋外での運動を避け、その他の人も長時間または激しい運動を減らすよう、再び警告が出されています。

視界不良の為、サーキュラーキーを発着する全てのフェリーは運行を見合わせ、16時現在も再開にいたっていません。

シドニー空港はこの影響により若干30分程度の遅れが生じている便もありますが、煙霧による欠航は発生していません。

その他の列車、バスなどの公共交通機関は平常通り運行されています。

シドニー市内が煙霧に覆われている状態が約1週間続いていることもあり、ちらほらとマスクを着用する人を見かけるようになってきました。

PM2.5等の微細な粒子は一般のマスク、P1レベルの防塵マスクは効果は期待できず、P2マスクと呼ばれる微細な粒子を取り除くことができるマスクを使用、かつ、正しく隙間がないように装着する必要があるとのことです。

12月10日のシドニー
12月10日、午前8時頃のシドニー、ダーリンハーバー

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 ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区の一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事はその後も延焼を続け、12月9日の午前10時時点で1915haまで広がっています。

12月7日から再開されたシーニックワールドでは、スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイとも運行されていますが、これらの全ての乗り物はメイン・ステーション発着の往復のみ乗車可能となります。

スカイウェイのイースト・ステーションからの乗車、レイルウェイとケーブルウェイのボトム・ステーションを結ぶボードウォークは閉鎖となっています。

エコーポイントも引き続きオープンしており、このエコーポイントからスリーシスターズまで歩いて行ける、スリーシスターズ・ウォークの散策路もオープンし立ち入りが可能になっています。

エコーポイントからの展望は訪れる時間帯にもよりますが、本日10時頃のエコーポイントからはスリーシスターズを臨むことはできるものの、ジャミソンバレーの谷は煙霧に覆われてほとんど見えない状態でした。

ブルーマウンテン地方議会の決定により、本日12月9日より下記の展望台が再開され、立ち入りが許可されました。

再開された展望台
  • カトゥーンバ滝
  • クリフビュー展望台
  • ハネムーンルックアウト
  • ルーラカスケード
  • オリンピアンロックとエリシアンロックルックアウト
  • サブライムポイント
  • リンカーンズロック(キングステーブルランド)
引き続き閉鎖されている展望台
  • ランドスライド展望台
  • サイクロラマポイント
  • マライタポイント
  • イーグルホーク展望台

ルーラ、カトゥーンバの街の商店等は、ほぼ正常通り営業されていますが、ブルーマウンテン地区では焦げた臭いと煙たさが感じられます。

ブルーマウンテンへの各ツアーは12月7日、または12月8日より一部行程を変更して運行が再開されています。

明日は30度を超える気温が予想され、引き続き雨の降らない晴天が続く予報なので、引き続き注意が必要となっています。

12月9日のエコーポイント
12月9日、午前10時頃のエコーポイント(写真提供:DOA/TOURNET)
12月9日のルーラ
12月9日のルーラ(写真提供:DOA/TOURNET)

シドニー市内

シドニー上空には若干まだ煙霧が残っていますが、大気の状態はこの週末の間に大きく改善され、PM2.5の値は本日12月9日午前10時の時点で「良い(Good)」とされる63まで減少しました。

これに伴い、シドニー市内に対して発令されていた、環境局からの大気質に関する警報も解除されました。

関係機関へのリンク

12月14日よりシドニー市内を縦断する新しいライトレールの新路線が営業を開始します。

この路線はL2ランドウィックラインと呼ばれ、シドニー市内のサーキュラーキーとシドニー郊外のランドウィック間を結びます。

L2ランドウィックラインには、サーキュラーキーとランドウィックの間に14か所の停留所(駅)があり、CBD(シドニー中心部)、セントラル、サリーヒルズ、ムーアパーク、UNSWを通り、ランドウィックのハイストリートにあるランドウィックホスピタルキャンパスで終わります。

L2ランドウィックライン路線図(PDF)

2020年3月にムーアパークとキングスフォードの間を運行するL3キングスフォードラインが開通する予定です。

タウンホールの停留所
タウンホールの停留所。既に頻繁にライトレイルのテスト運行がされている

ライトレイル運行時間、運行頻度

L2ランドウィックラインの運行時間は毎日午前5時から午前1時となります。
時刻表はありませんが、サーキュラーキーとセントラルの間は4〜8分ごと、セントラルとランドウィックの間は8〜12分ごとに運行されます。

ライトレイル運賃

料金は乗車距離によって算出され、1-3kmは$2.24、3-8kmは$3.73、8km以上は$4.80となります。

距離 大人運賃(16歳以上) 子供運賃(4-15歳)
0 – 3 km $2.24 $1.12
3 – 8km $3.73 $1.86
8+ km $4.80 $2.40

ライトレイル乗車方法

運賃の清算は停留所に設置されているタッチ型の決済機を用いて行います。利用できるのはシドニー近郊の公共交通機関共通の交通ICカードであるオパールカード、ビザ、マスター、アメリカンエクスプレスのクレジットカード、デビットカード、一部のスマートフォン決済となります。

乗車前にタッチ型の決済機にこれらのカード、スマートフォンをタッチして乗車を記録し(TAP ONという)、降車時は同様に決済機で降車を記録(TAP OFF)し、料金が計算されて引き落としされます。

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タップオンしないで乗車した場合、$200の罰金が科せられます。タップオンはしたがタップオフを忘れた場合は、デイリートラベルキャップの最大$16.10が引き落とされます。

日本で発行されているクレジットカードでは、最近タッチ式による決済が可能なクレジットカードが発行され始めていますが、日本発行のクレジットカードの多くはタッチ式決済に対応していないものになりますのでご注意ください。

詳細(路線地図など)

https://transportnsw.info/sydney-cbd-south-east-light-rail#/

ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区、一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事は延焼の範囲を広げ、12月6日の午前10時時点で1259haまで広がっています。

火は断崖に沿って北方向、カトゥーンバの南端の1.5キロの地点まで迫っています。しかしながら、ブッシュファイヤーのおきているジャミソンバレーの谷底とカトゥーンバの南端は、およそ200mの高さの断崖絶壁で区切られているため、その火がカトゥーンバの街に燃え移って直ちに危険にさらされることはありません。

12月2日より休業していたシーニックワールドは、本日地元を管轄する消防署と明日からの再開を検討していましたが、先ほど明日12月7日から再開することが決定しました。

スカイウェイ、レイルウェイ、ケーブルウェイとも運行予定ですが、これらの全ての乗り物はメイン・ステーション発着の往復のみ乗車可能となります。スカイウェイのイースト・ステーションからの乗車、レイルウェイとケーブルウェイのボトム・ステーションを結ぶボードウォークは閉鎖になります。

エコーポイントはまだオープンしていますが、エコーポイントを除くと一般旅行者の訪れるほぼ全ての展望台は、昨日に引き続き閉鎖されています。

カトゥーンバ
  • ランドスライドルックアウト
  • サイクロラマポイント
  • マライタポイント
  • イーグルホークルックアウト
  • カトゥーンバフォールズ
  • クリフビュールックアウト
  • ハネムーンルックアウト
ルーラ
  • ルーラカスケード
  • オリンピアンアンドエリシアンロック
  • サブライムポイント
ウェントワース・フォールズ
  • リンカーンロック(キングステーブルランド)

シドニー市内

シドニー市内上空は引き続き煙霧に覆われていますが、地上では煙さ、焦げ臭さはあまり感じられません。

PM2.5の値は一昨日の300台、昨日の200台より改善はされてはいるものの、12月6日の午後12時現在のシドニー市内でPM2.5の値は引き続き185の高い数値を記録しています。

このように大気の質が悪い状態が1週間近く続くことは、シドニーにおいて今までもほとんどありませんでした。シドニー在住者の間でも、この大気質指数の値に関心が集まり、今日の午前中には環境局のWEBサイトがアクセス過多によりダウンして、一時的にWEBサイトに繋がらなくなるという影響も現れました。

環境局からの警告は一段階下がりましたが、引き続き誰もが、特に心臓病または肺疾患のある人は屋外での運動を避け、できるだけ室内にとどまるよう、警告が出されています 。

シドニー市内は会社、商店、交通機関などは通常通り営業、運行されており、街中は普段と変わず、シドニー空港もこの影響によるフライト発着の乱れはありません。

12月5日、19時頃のシドニー。上空を煙霧が覆っているのがわかる
12月5日、19時頃のシドニー。本来ではまだ明るい時間だが、陽がさえぎられている

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ブルーマウンテン地区

ブルーマウンテン地区、一般観光客の多くが訪れるカトゥーンバ近く、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事は延焼の範囲を広げ、12月4日の午後12時時点で945haまで広がっています。

火は断崖に沿って北方向、シーニックワールドの方向へ近づきつつあります。

エコーポイントはまだオープンしているようですが、エコーポイントを除くと一般旅行者の訪れるほぼ全ての展望台は、昨日の引き続き閉鎖されています。

ランドスライドルックアウト、サイクロラマポイント、マライタポイント、イーグルホークルックアウト、カトゥーンバフォールズ、クリフビュールックアウト、ハネムーンルックアウト、ルーラカスケード、オリンピアンアンドエリシアンロック、サブライムポイント、リンカーンロック(キングステーブルランド)

シドニー市内

シドニー市内上空は昨日に引き続き煙霧に覆われていますが、上空にとどまっていることもあり、煙さ、焦げ臭さはあまり感じられません。

しかしながら、PM2.5の値は昨日より改善はされてはいるものの、12月4日の午後12時現在のシドニー市内でPM2.5の値は203の高い数値を記録しています。

昨日に引き続き、環境局より心臓病または肺疾患のある人、高齢者、および子供は屋外での運動を避け、その他の人も長時間または激しい運動を減らすよう、警告が出されています 。

シドニー市内は会社、商店、交通機関などは通常通り営業、運行されており、街中は普段と変わず、シドニー空港もこの影響によるフライト発着の乱れはありません。

12月4日のシドニー
12月4日午後2時のシドニーの様子

関係機関へのリンク

昨日から山火事(ブッシュファイヤー)の状況は変わらず、シーニックワールドの休業、及び下記の展望ポイントが立ち入り禁止となっています。

エコーポイントはまだオープンしているようですが、エコーポイントを除くと一般旅行者の訪れるほぼ全ての展望台が閉鎖されています。

ランドスライドルックアウト、サイクロラマポイント、マライタポイント、イーグルホークルックアウト、カトゥーンバフォールズ、クリフビュールックアウト、ハネムーンルックアウト、ルーラカスケード、オリンピアンアンドエリシアンロック、サブライムポイント、リンカーンロック(キングステーブルランド)

シドニー市内へは数日前より煙霧が周辺の山火事発生地区より流れこみ、大気質の悪化を招いています。

これらは主にブルーマウンテン地区奥地のバラゴラン湖 (Lake Burragorang)付近で発生している、大規模な山火事より風に乗ってシドニーまで流れてきています。

シドニー近郊の煙霧の流れ

シドニー市内は焦げ臭いが鼻につき、視界不良で遠方が霞んで見える状況が続いています。

この数日間、シドニーの気温が下がり、その上空を暖かい空気が覆い、それが流れ込んだ煙霧を閉じ込める効果がある為、後3日間はこのような大気質の悪化が続くようです。

環境局より心臓病または肺疾患のある人、高齢者、および子供は屋外での運動を避け、その他の人も長時間または激しい運動を減らすよう、警告が出されています。

シドニー市内は会社、商店、交通機関などは通常通り営業、運行されており、街中は普段と変わらないようです。元々マスクを装着する習慣がないこともあり、街中でマスクをしている人を見かけることはほとんどありません。

シドニー空港もこの影響によるフライト発着の乱れはありません。

関係機関へのリンク

カトゥーンバとルーラ地域南のRuined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生したブッシュファイヤー(山火事)は、今日2日の17時現在、693haを焼いてなお延焼中です。

昨夜一度警戒レベルは「Advice」に下がっていましたが、2日朝より再度「Watch and Act」に引き上げられています。

ブッシュファイヤーの火はゆっくりとクリフドライブのエリアに向かって北方向に広がっており、本日中にもクリフドライブに到達する予定です。

クリフドライブはアカシア通りとペックマンズロードの間が通行止めとなりました。

この通行止めになっている区間にある、シーニックワールドは本日のみの休業を昨日発表していましたが、本日昼に休業を12月6日(金曜日)まで延長すると発表しました。

ブルーマウンテン地域のローカル紙、ブルーマウンテン・ガジェットによると、ブルーマウンテン地方議会は本日12月2日午後、下記の展望ポイントの一時閉鎖を決定したそうです。

ランドスライドルックアウト、サイクロラマポイント、マライタポイント、イーグルホークルックアウト、カトゥーンバフォールズ、クリフビュールックアウト、ハネムーンルックアウト、ルーラカスケード、オリンピアンアンドエリシアンロック、サブライムポイント、リンカーンロック(キングステーブルランド)

スリーシスターズを望む観光客のほとんどが訪れるエコーポイントは、本日午後2時時点ではまだオープンしていますが、今後閉鎖される可能性もあるそうです。

カトゥーンバ、ルーラの商店は、多くの商店、カフェは通常通りオープンしていましたが、一部の商店、カフェでは休業した所もありました。

日本語混載ツアーを運行する、DOA/TOURNET社は、1日観光のツアーは12月6日までのツアー催行中止を決めています。半日のツアーは現時点では12月3日までの催行中止、それ以降は今後の状況をみて判断としています。

12月2日のシドニー
12月2日19時頃のシドニー。ダーリンハーバーより市内を撮る

関係機関へのリンク

ブルーマウンテン地区、Ruined Castle(ルーインド・キャッスル)で発生した山火事は、その後も範囲を広げて燃え続け、延焼範囲は680haを超えました。

ブルーマウンテン地区への多くのツアーは、本日12月2日の休業を決めたシーニックワールドを除いた形で運行され、ブッシュウォーキングをする一部のツアーを除き、多くのエコーポイント、ルーラ等の観光ポイントは、通常通り訪問できる予定です。

昨晩(12月1日)のエコーポイント

今朝(12月2日)のエコーポイント